JP2019199339A - エレベーターのかご上安全柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベーターのかご上安全柵において、仮に、安全柵と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれても、保守作業員を安全に保護することである。【解決手段】エレベーターのかご上安全柵50は、乗りかごのかご上に設けられ、かご上での保守作業のための作業領域を囲む安全柵である。かご上安全柵50は、かご上に立設された複数の柵基部52,54,56,58と、複数の柵基部52,54,56,58の頂部を結ぶかご上手摺部60とを備える。そして、エレベーターの釣合おもり22とかご上手摺部60との間に保守作業員6が挟まれて外力を受ける場合に保守作業員6が安全に保護される範囲として所定の安全外力値があらかじめ定められている。かご上手摺部60は、所定の安全外力値を超える外力を受けた場合に、隣接する柵基部を結ぶ部分の一部が脱落または破損して分離する。【選択図】図3

Description

本開示は、エレベーターのかご上安全柵に関する。
エレベーターの保守作業をかご上の作業領域で行う場合に、保守作業員の安全確保のため、作業領域を囲む安全柵が設けられる。安全柵は、かご上において固定されて常に一定の柵高さを有する仕様であってもよく、エレベーターの通常運転状態では低い柵高さで、保守作業の際に必要な柵高さに高める仕様であってもよい。特許文献1では、乗りかごにおいてかご扉に対し左右外壁及び背面外壁に設けた棒体が内挿されて摺接して上下動する縦材の頂部を結ぶ横材で安全柵を構成して、縦材の上下動によって柵高さを変更する例が述べられている。特許文献2では、乗りかごの上梁の上に複数の柵基部を立設し、複数の柵基部の上部をかご上手摺で結んで安全柵を形成し、柵基部が上梁に対し起立状態と折り畳み状態を取り得る構成とし、起立状態と折り畳み状態とで柵高さを変更する例が述べられている。安全柵は、保守作業員の安全確保のための必要な強度を有することが必要で、鉄等の金属製のパイプやアングル材を所定の形状に成形したものが用いられる。
特開2002−145545号公報 特開2012−041167号公報
エレベーターのかご上において保守作業員が昇降路内に対する保守作業を行う場合に、手など体の一部を安全柵の外側に出すことが生じ得る。昇降路内には、質量の大きな釣合おもりが配置されているが、保守作業の内容によっては、かご上の近傍に釣合おもりが来ることがあり得る。何かの理由で、保守作業員が安全柵と釣合おもりの間に挟まれることが生じると、安全柵は安全確保のために十分な剛性を有し、保守作業員の全体重が掛かった程度では変形も破損もしない強度を有しているので、保守作業員の身体に損傷等を与える可能性がある。そこで、仮に、安全柵と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれても、保守作業員を安全に保護できるエレベーターのかご上安全柵が要望される。
本開示に係るエレベーターのかご上安全柵は、乗りかごのかご上に設けられ、かご上での保守作業のための作業領域を囲む安全柵であって、かご上に立設された複数の柵基部と、複数の柵基部の頂部を結ぶかご上手摺部と、を備え、エレベーターの釣合おもりとかご上手摺部との間に保守作業員が挟まれて外力を受ける場合に保守作業員が安全に保護される範囲として所定の安全外力値があらかじめ定められており、かご上手摺部は、所定の安全外力値を超える外力を受けた場合に、隣接する柵基部を結ぶ部分の一部が脱落または破損して分離する。
安全柵のかご上手摺部は、安全確保のために十分な剛性を有するので、例えば、保守作業員が保守作業のためにかご上手摺部に全体重をかけた程度では変形も破損もしない。釣合おもりの質量は乗りかごの質量とほぼ同じで保守作業員の体重に相当する質量よりもはるかに大きい。したがって、剛性の高い安全柵と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれる場合には、かご上手摺部に保守作業員を介して大きな負荷が懸かるが、安全柵の剛性であれば変形も破損もせず、保守作業員を挟み続けることになる。上記構成によれば、かご上手摺部は、所定の安全外力値を超える外力を受けた場合に隣接する柵基部を結ぶ部分の一部が脱落または破損して分離する。所定の安全外力値とは、エレベーターの釣合おもりとかご上手摺部との間に保守作業員が挟まれて外力を受ける場合に保守作業員が安全に保護される範囲として予め定められた外力値である。これにより、仮に、安全柵と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれても、安全柵のかご上手摺部の一部が脱落または破損するので、かご上手摺部と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれる状態が解消し、保守作業員を安全に保護できる。
本開示のエレベーターのかご上安全柵において、かご上手摺部は、隣接する柵基部において複数の継手部が順次連結されて構成され、継手部は、継手本体部の一方端に設けられ上下方向に延びるレール溝と、継手本体部の他方端に設けられレール溝の溝形状に対応して上下方向に延びる嵌合部と、を有し、隣接する2つの継手部において、他方側の継手部の一方端のレール溝に一方側の継手部の他方端の嵌合部が所定の嵌合力で嵌め込まれて連結され、所定の嵌合力は、連結された状態の2つの継手部の間に所定の安全外力値を超える上下方向の外力を受ける場合に、レール溝から嵌合部が上下方向に滑って脱落する大きさに設定されることが好ましい。
上記構成によれば、かご上手摺部は、所定の嵌合力で互いに嵌合する複数の継手部を連結して構成される。ここで、所定の嵌合力は、連結された状態の2つの継手部の間に所定の安全外力値を超える上下方向の外力を受ける場合に、レール溝から嵌合部が上下方向に滑って脱落する大きさに設定される。所定の安全外力値とは、エレベーターの釣合おもりとかご上手摺部との間に保守作業員が挟まれて外力を受ける場合に保守作業員が安全に保護される範囲として予め定められた外力値である。これにより、仮に、安全柵と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれても、安全柵のかご上手摺部の一部が脱落するので、かご上手摺部と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれる状態が解消し、保守作業員を安全に保護できる。
本開示のエレベーターのかご上安全柵において、かご上手摺部は、隣接する柵基部において複数の継手部が順次連結されて構成され、継手部は、円柱状の継手本体部と、継手本体部の一方端に設けられた嵌合球座窪みと、継手本体部の他方端に設けられ嵌合球座窪みに嵌込可能な嵌合球と、を有し、隣接する2つの継手部において、他方側の継手部の一方端の嵌合球座窪みに一方側の継手部の他方端の嵌合球が所定の嵌合力で嵌め込まれて連結され、所定の嵌合力は、連結された状態の2つの継手部の間に所定の安全外力値を超える外力を受ける場合に、嵌合球座窪みから嵌合球が脱落する大きさに設定されることが好ましい。
上記構成によれば、かご上手摺部は、円柱状の本体部の一方端に設けられた嵌合球座窪みと他方端に設けられ嵌合球座窪みに嵌込可能な嵌合球とが所定の嵌合力で互いに嵌合する複数の継手部を連結して構成される。ここで、所定の嵌合力は、連結された状態の2つの継手部の間に所定の安全外力値を超える外力を受ける場合に、嵌合球座窪みから嵌合球が脱落する大きさに設定される。所定の安全外力値とは、エレベーターの釣合おもりとかご上手摺部との間に保守作業員が挟まれて外力を受ける場合に保守作業員が安全に保護される範囲として予め定められた外力値である。これにより、仮に、安全柵と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれても、安全柵のかご上手摺部の一部が脱落するので、かご上手摺部と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれる状態が解消し、保守作業員を安全に保護できる。
本開示のエレベーターのかご上安全柵において、かご上手摺部は、隣接する柵基部においてかご上手摺部の延伸する方向に垂直に延び上下方向に所定の切込深さを有する複数の切込部が上面側または下面側に設けられた板部材で構成され、所定の切込深さは、板部材が所定の安全外力値を超える上下方向の外力を受ける場合に、切込部のところで板部材が破損して分離する深さに設定されることが好ましい。
上記構成によれば、かご上手摺部は、隣接する柵基部においてかご上手摺部の延伸する方向に垂直に延び所定の切込深さを有する複数の切込部が上面側または下面側に設けられた板部材で構成される。ここで、切込深さは、板部材が所定の安全外力値を超える上下方向の外力を受ける場合に、切込部のところで板部材が破損して分離する大きさに設定される。所定の安全外力値とは、エレベーターの釣合おもりとかご上手摺部との間に保守作業員が挟まれて外力を受ける場合に保守作業員が安全に保護される範囲として予め定められた外力値である。これにより、仮に、安全柵と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれても、安全柵のかご上手摺部の一部が破損して分離するので、かご上手摺部と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれる状態が解消し、保守作業員を安全に保護できる。
上記構成のエレベーターのかご上安全柵によれば、仮に、安全柵と釣合おもりの間に保守作業員が挟まれても、保守作業員を安全に保護できる。
実施の形態に係るエレベーターのかご上安全柵の上で保守作業員が保守作業を行っている状態を示す図である。 実施の形態に係るエレベーターのかご上安全柵を備える乗りかごを示す斜視図である。 図2から実施の形態に係るエレベーターのかご上安全柵の部分を抜き出し、保守作業員と釣合おもりとの位置関係を示す図である。 図3のかご上手摺部の拡大図である。 図3において、かご上手摺部に所定の安全外力値を超す外力が懸かった場合に、かご上手摺部の一部が脱落する状態を示す図である。 図3とは別のかご上手摺部の例を示す図である。 図6のかご上手摺部の拡大図である。 図3、図6とは異なるかご上手摺部の例を示す図である。 図6のかご上手摺部の拡大図である。 図9のかご上手摺部の構成の一例を示す図である。
以下に図面を用いて本開示に係る実施の形態につき、詳細に説明する。以下では、安全柵の柵高さは常に一定の場合を述べるが、これは説明のための例示である。エレベーターの仕様によっては、エレベーターの通常運転状態と保守作業の状態とで、異なる柵高さに変更可能としてもよい。以下で述べる形状、個数等は説明のための例示であって、エレベーターの安全柵の仕様等に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に、エレベーター10の全体構成を示す。エレベーター10は、かご上安全柵50を備える。以下では、特に断らない限り、「エレベーターのかご上安全柵」を、安全柵50と呼ぶ。エレベーター10は、建物8を上下方向に貫通する昇降路12を用い、各階の乗場24からの乗客を乗りかご30に乗せ、乗客の要求に応じて昇降路12の中を昇降させて、所望の乗場24に着床して乗客を降ろす乗客運搬装置である。
昇降路12の最上部には機械室14が設けられる。機械室14には、巻上機16と、制御装置18とが設置される。巻上機16は、主ロープ20を制御装置18の制御のもとで巻上げあるいは巻き戻しを行う電動機で構成される。主ロープ20の一端は乗りかご30に接続され、他端は釣合おもり22に接続される。釣合おもり22は、乗りかご30の質量に釣り合わせて設定された質量を有し、これによって、巻上機16の負荷が軽減される。安全柵50は、エレベーター10の保守作業をかご上の作業領域で行う場合に、作業領域を囲んで設けられる柵である。図1には、エレベーター10及び安全柵50のいずれの構成要素でもないが、かご上の作業領域で保守作業を行っている保守作業員6を示す。安全柵50は、かご上で保守作業を行う保守作業員6を転落等から保護するために設けられる。
図1において、直交する上下方向と奥行方向と幅方向とを示す。上下方向は、昇降路12が延びる方向で、建物8の上層階に向かう方向が上方側で、下層階に向かう方向が下方側である。奥行方向は、建物8の乗場24と昇降路12を結ぶ方向に平行な方向で、乗りかご30から見て乗場24の方向が乗場側で、乗場側と反対側の昇降路12側の方向が昇降路側である。昇降路側は、乗りかご30の背面側である。図1の例では、釣合おもり22は、乗りかご30の背面側において昇降路12の内部を昇降する。幅方向は、乗場24における乗場扉の幅方向に対応する方向で、乗場24から昇降路12に向かって右方向が右側で、左方向が左側である。以下の図においても同様である。
図2は、乗りかご30を抜き出して示す斜視図である。乗りかご30は、乗客を収容するかご室体32、かご室体32を下方側から支持する下枠34、かご室体32を上方側に配置される上枠36、及び、かご室体32の幅方向の両側で下枠34と上枠36をつなぐ一対の縦柱38を含む。かご室体32の乗場側には、かご扉42が設けられ、かご扉42の上方側には、扉開閉機構40が設けられる。扉開閉機構40は、乗りかご30が所望の乗場24に着床した際にかご扉42を開閉する機構で、乗場24に設けられる乗場扉もかご扉42と共に開閉する。
安全柵50は、かご上の上枠36に立設して設けられ一定高さを有する複数の柵基部52,54,56,58と、複数の柵基部52,54,56,58の頂部を結ぶかご上手摺部60とを含む。図2の例では、かご上手摺部60は、4つの柵基部52,54,56,58の頂部を結ぶ三方手摺である。三方手摺は、柵基部52,54の頂部を結ぶ左手摺部62と、柵基部56,58の頂部を結ぶ右手摺部64と、柵基部54,56の頂部を結ぶ背面手摺部66とから構成される。
上記では、複数の柵基部52,54,56,58は上枠36上で立設されるが、これは説明のための例示であって、上枠36上でなくてもかご上に複数の柵基部52,54,56,58が立設してよい。例えば、かご上に上梁または上板を設け、上梁上または上板上に複数の柵基部52,54,56,58を立設してもよい。上記では、かご上手摺部60は、乗場側に手摺を設けずに、保守作業員6の出入口としたが、柵基部52,58の頂部を結ぶ乗場側手摺部を設けて四方手摺としてもよい。
背面手摺部66は、隣接する柵基部54,56を結ぶ部分の手摺部であるが、その一部に、衝突保護手摺部70が設けられる。隣接する柵基部54,56を結ぶ部分の長さは、乗りかご30の幅方向の長さに近い長さであるが、乗りかご30の幅方向に沿った釣合おもり22の長さはこれよりも短い。衝突保護手摺部70の長さは、乗りかご30の幅方向に沿った釣合おもり22の長さに近い長さに設定される。寸法の一例を挙げると、乗りかご30の幅方向の長さを約2mとして、乗りかご30の幅方向に沿った釣合おもり22の長さを約1mとすると、衝突保護手摺部70を含む背面手摺部66の全長は約2m、衝突保護手摺部70の長さは約1mである。
かご上手摺部60のうち、衝突保護手摺部70以外の部分は、鉄等の金属製のパイプやアングル材を所定の形状に成形したものが用いられ、安全確保のために十分な剛性を有する。例えば、保守作業員6が保守作業のためにかご上手摺部60に全体重をかけた程度では変形も破損もしない。衝突保護手摺部70以外の部分とは、左手摺部62、右手摺部64、及び、背面手摺部66の内で衝突保護手摺部70の左右両側の部分である。したがって、保守作業員6が保守作業のために安全柵50の外側に身を乗り出す等でかご上手摺部60に全体重を懸けても、衝突保護手摺部70以外の部分であれば、かご上手摺部60は変形せず、破損もしない。仮に、衝突保護手摺部70以外の部分のかご上手摺部60において、釣合おもり22との間に保守作業員6が挟まれても、かご上手摺部60は変形も破損もしないので、保守作業員6は釣合おもり22とかご上手摺部60との間に挟まれ続けることになる。これによって、保守作業員6は損傷を受ける可能性がある。
エレベーター10は、エレベーター10の釣合おもり22とかご上手摺部60との間に保守作業員6が挟まれて外力を受ける場合に保守作業員6が安全に保護される範囲として所定の安全外力値F0があらかじめ定められている。衝突保護手摺部70は、所定の安全外力値F0を超える大きさの外力Fを受けた場合に、その全部又は一部が脱落または破損して分離する。
釣合おもり22の質量は乗りかご30の質量とほぼ同じで保守作業員6の体重に相当する質量よりもはるかに大きい。安全柵50のかご上手摺部60と釣合おもり22の間に保守作業員6が挟まれる場合には、保守作業員6がかご上手摺部60に全体重を懸けた場合よりもはるかに大きな外力が保守作業員6を介してかご上手摺部60に懸かる。かご上手摺部60と釣合おもり22の間に保守作業員6が挟まれる場合にかご上手摺部60が受ける外力Fの大きさが所定の安全外力値F0を超える場合、衝突保護手摺部70は、その全部またはその一部が脱落または破損して分離する。エレベーター10が運転中の保守作業の場合には、衝突保護手摺部70の一部が脱落または破損したことを検出する検出部を設け、検出部の検出に応じてエレベーター10の運転を停止させることが好ましい。
所定の安全外力値F0は、釣合おもり22とかご上手摺部60との間に保守作業員6が挟まれた場合に保守作業員6の保護の観点から定められる。保守作業員6がかご上手摺部60と釣合おもり22とに挟まれる場合は、例えば、かご上で保守作業員6が保守作業中に何かの理由で釣合おもり22に当たり、かご上手摺部60に全体重を懸けて衝突するような場合である。衝突の加速度は、場合によって重力加速度よりも大きい。したがって、所定の安全外力値F0は、安全柵50の作業領域内で保守作業を行う場合に受ける外力よりも十分大きな値に設定される。例えば、かご上手摺部60に保守作業員6が全体重を懸けた場合に受ける外力よりも大きい値に設定される。保守作業員6の平均的な体重に相当する質量を60kgとすると、質量60kgに重力加速度を乗じた60kg重よりも大きな値である。一例を挙げると、100kg重の大きさである。これは説明のための例示であって、エレベーター10またはかご上手摺部60の安全性能等からこれ以外の値に定めてもよい。
上記では、衝突保護手摺部70は背面手摺部66の一部に設けられるが、これは、釣合おもり22が乗りかご30の背面側で昇降路12内を昇降する場合の説明のための例示である。エレベーター10の仕様によっては、釣合おもり22は、乗りかご30の幅方向の左側または右側で昇降路12内を昇降する。この場合には、衝突保護手摺部70は、左手摺部62または右手摺部64の一部に設けられる。
図3は、図2の安全柵50の部分を抜き出した拡大図である。衝突保護手摺部70は、隣接する柵基部54,56を結ぶ背面手摺部66の一部として設けられる。衝突保護手摺部70は、複数の継手部72が順次連結されて構成される。図3の例では、5つの継手部72が順次連結されて衝突保護手摺部70を構成する。図3では、安全柵50の作業領域の中の保守作業員6と、安全柵50に対する釣合おもり22の位置関係が示される。
図4は、衝突保護手摺部70を構成する継手部72の拡大図である。図4(a)は、隣接して連結された3つの継手部72,72,72を示す図である。(b)は、(a)において3つの継手部72,72,72の内の1つの継手部72に所定の安全外力値F0を超える外力Fが上下方向に懸った場合に、連結状態から脱落した1つの継手部72を示す図である。
継手部72は、直方体の継手本体部74と、継手本体部74の一方端に設けられ上下方向に延びるレール溝76と、継手本体部74の他方端に設けられレール溝76の溝形状に対応して上下方向に延びる嵌合部78とを含む。そして、隣接する2つの継手部72,72において、他方側の継手部72の一方端のレール溝76に、一方側の継手部72の他方端の嵌合部78が所定の嵌合力で嵌め込まれて連結される。所定の嵌合力は、連結された状態の2つの継手部72,72の間に所定の安全外力値F0を超える外力Fを受ける場合に、レール溝76から嵌合部78が上下方向に滑って脱落する大きさに設定される。
図5は、図3の状態で保守作業員6が保守作業中に何らかの理由で釣合おもり22に当たり、背面手摺部66の一部である衝突保護手摺部70に全体重を懸けて衝突し、衝突保護手摺部70と釣合おもり22との間に挟まれた場合を示す図である。衝突保護手摺部70は、所定の安全外力値F0を超える外力Fを受けるので、連結されていた5つの継手部72の内、3つの継手部72,72,72は連結状態から下方側に脱落して、かご上に散乱している。残りの2つの継手部72,72は、背面手摺部66との接続状態から下方側にずれて外れかかっている。これにより、衝突保護手摺部70は連結状態から分離状態となり、背面手摺部66の一部である衝突保護手摺部70と釣合おもり22の間に保守作業員6が挟まれる状態が解消し、保守作業員6は、挟まれた状態から解放されて安全に保護される。
衝突保護手摺部70において、連結状態からの継手部72の脱落には方向性がある。継手部72が脱落する方向は、レール溝76の延びる方向で、上下方向である。上下方向に直交する幅方向、あるいは奥行方向については、連結力が十分強いため、所定の安全外力値F0を超える外力Fを受けても連結状態から継手部72は脱落しない。
衝突保護手摺部70において嵌合力が所定の嵌合力を有しているか否かは、隣接する2つの継手部72,72において、他方側の継手部72の一方端のレール溝76に一方側の継手部72の他方端の嵌合部78を嵌め込む際の押し込み力の測定によって確認できる。
図6は、図3の衝突保護手摺部70とは別の衝突保護手摺部80を備える安全柵50を示す図である。衝突保護手摺部80は、隣接する柵基部54,56を結ぶ背面手摺部66の一部として設けられる。衝突保護手摺部80は、複数の継手部82が順次連結されて構成される。図6の例では、5つの継手部82が順次連結されて衝突保護手摺部80を構成する。
図7は、衝突保護手摺部80を構成する継手部82の拡大図である。図7(a)は、隣接して連結された3つの継手部82,82,82を示す図である。(b)は、(a)において3つの継手部82,82,82の内の1つの継手部82に所定の安全外力値F0を超える外力Fが上下方向に懸った場合に、連結状態から脱落した1つの継手部82を示す図である。
継手部82は、円柱状の継手本体部84と、継手本体部84の一方端に設けられた嵌合球座窪み86と、継手本体部84の他方端に設けられ嵌合球座窪み86に嵌込可能な嵌合球88とを含む。そして、隣接する2つの継手部82,82において、他方側の継手部82の一方端の嵌合球座窪み86に一方側の継手部82の他方端の嵌合球88が所定の嵌合力で嵌め込まれて連結される。所定の嵌合力は、連結された状態の2つの継手部82,82の間に所定の安全外力値F0を超える外力Fを受ける場合に、嵌合球座窪み86から嵌合球88が脱落する大きさに設定される。
衝突保護手摺部80において、連結状態からの継手部82の脱落には方向性がない。外力Fの方向が上下方向でも、幅方向でも、あるいは奥行方向であっても、外力Fが所定の安全外力値F0を超える場合に、連結状態から継手部82が脱落する。
衝突保護手摺部80において嵌合力が所定の嵌合力を有しているか否かは、隣接する2つの継手部82,82において、他方側の継手部82の嵌合球座窪み86に一方側の継手部82の他方端の嵌合球88を嵌め込む際の押し込み力の測定によって確認できる。
図8は、図3の衝突保護手摺部70及び図6の衝突保護手摺部80とは異なる衝突保護手摺部90を備える安全柵50を示す図である。衝突保護手摺部90は、隣接する柵基部54,56を結ぶ背面手摺部66の一部として設けられる。衝突保護手摺部90は、板部材であって、下面側に複数の切込部92を有する。図8の例では、4つの切込部92が設けられ、板部材は5つの部分に区分される。各部分は、上面側の切込部92が延びていない部分で互いに連結された状態である。
図9は、衝突保護手摺部90の部分拡大図である。図9(a)は、衝突保護手摺部90を構成する板部材において切込部92で区分された5つの部分のうちの3つの部分94,94,94を示す図である。(b)は、(a)において3つの部分94,94,94の内の1つに所定の安全外力値F0を超える外力Fが上下方向に懸った場合に、連結状態から破損して分離した1つの部分94を示す図である。
衝突保護手摺部90は、上下方向に所定の切込深さd0、幅方向に所定の切込幅W0を有する複数の切込部92が下面側に設けられた板部材である。板部材は、隣接する柵基部54,56を結ぶ幅方向に延伸する板部材であって、複数の切込部92は、板部材の延伸する幅方向に垂直な奥行方向に延び、下面側から上面側に向かう上下方向の切込を有する。そして、所定の切込深さd0は、板部材に所定の安全外力値F0を超える上下方向の外力Fを受ける場合に、各切込部92のところで板部材が破損して分離する深さに設定されている。複数の切込部92の幅方向に沿ったピッチをP0として、分離した部分94の幅方向の長さは、(P0−d0)である。図9では、1枚の板部材の下面側に複数の切込部92を設けたが、場合によっては、1枚の板部材の上面側に複数の切込部92を設けてもよい。
衝突保護手摺部90において、連結状態が破損して部分94の分離する際には方向性がある。部分94が分離する方向は、切込部92の延びる方向に垂直な方向で、上下方向である。上下方向に直交する幅方向、あるいは奥行方向については、連結力が十分強いため、所定の安全外力値F0を超える外力Fを受けても連結状態は破損しない。
衝突保護手摺部90において切込深さが所定の切込深さd0であるか否かは、衝突保護手摺部90である板部材に所定の安全外力値F0を与えても連結状態が分離せず、所定の安全外力値F0を超える外力Fを与えると連結状態が分離することで確認できる。
図9では、1枚の板部材に、所定の切込深さd0と所定の切込幅W0を切込加工することによって複数の切込部92を設けたが、板部材の厚さをt0として、(t0−d0)の板厚を有する薄板を用いて、切込加工をなくすことができる。
図10は、衝突保護手摺部90と同等の機能を有し、切込加工を要しない衝突保護手摺部100を得る方法を示す図である。図10(a)は、衝突保護手摺部100の全体図であり、(b),(c),(d)は、衝突保護手摺部100を構成する各要素を示す図である。
衝突保護手摺部100を得るには、まず、図10(b)に示す左端部材102と右端部材104を用意する。左端部材102と右端部材104は、互いに対称形の外形を有するので、左端部材102について述べる。左端部材102は、板厚がt0の部分と、板厚がd0の部分を有し、2つの部分の間には(t0−d0)の板厚段差がある。
次に、図10(c)に示す薄板106を準備する。薄板106の板厚は(t0−d0)で、薄板106の長さは、衝突保護手摺部100の全長とほぼ同じである。そして、薄板106の左端に、左端部材102の板厚がd0の部分を当てがい、接着等で一体化する。同様に、薄板106の右端に、右端部材104の板厚がd0の部分を当てがい、接着等で一体化する。接着で一体化された状態では、左端部材102の板厚がd0の部分の上面と、薄板106の上面と、右端部材104の板厚がd0の部分の上面とは、同じ平面となる。
次に、図10(d)に示す矩形板材108を4枚準備する。矩形板材108の長手方向の寸法は(P0−W0)である。P0は、図9で述べた衝突保護手摺部90における複数の切込部92の幅方向に沿ったピッチであり、W0は、複数の切込部92の切込幅である。そして、左端部材102と右端部材104と一体化された薄板106の下面側に、4枚の矩形板材108を互いにW0の隙間を空けて配置し、接着等で一体化する。
このようにして、図10(a)に示す衝突保護手摺部100が得られる。この方法によれば、切込深さd0は、矩形板材108の板厚で管理できるので、板部材に切込深さd0を管理しながら複数の切込部92を加工することを要しない。この方法によって、切込加工を要する衝突保護手摺部90と同等の衝突保護手摺部100を得ることができる。
上記構成の衝突保護手摺部70,80,90,100を含むエレベーターのかご上安全柵50によれば、仮に、安全柵50と釣合おもり22の間に保守作業員6が挟まれても、保守作業員6を安全に保護できる。
6 保守作業員、8 建物、10 エレベーター、12 昇降路、14 機械室、16 巻上機、18 制御装置、20 主ロープ、22 釣合おもり、24 乗場、30 乗りかご、32 かご室体、34 下枠、36 上枠、38 縦柱、40 扉開閉機構、42 かご扉、50 (エレベーターのかご上)安全柵、52,54,56,58 柵基部、60 かご上手摺部、62 左手摺部、64 右手摺部、66 背面手摺部、70,80,90,100 衝突保護手摺部、72 (衝突保護手摺部70の)継手部、74 (衝突保護手摺部70の)継手本体部、76 レール溝、78 嵌合部、82 (衝突保護手摺部80の)継手部、84 (衝突保護手摺部80の)継手本体部、88 嵌合球、92 切込部、94 部分、102 左端部材、104 右端部材、106 薄板、108 矩形板材。

Claims (4)

  1. 乗りかごのかご上に設けられ、前記かご上での保守作業のための作業領域を囲む安全柵であって、
    前記かご上に立設された複数の柵基部と、
    複数の前記柵基部の頂部を結ぶかご上手摺部と、
    を備え、
    エレベーターの釣合おもりと前記かご上手摺部との間に保守作業員が挟まれて外力を受ける場合に前記保守作業員が安全に保護される範囲として所定の安全外力値があらかじめ定められており、
    前記かご上手摺部は、
    所定の前記安全外力値を超える外力を受けた場合に、隣接する前記柵基部を結ぶ部分の一部が脱落または破損して分離する、エレベーターのかご上安全柵。
  2. 前記かご上手摺部は、
    隣接する前記柵基部において複数の継手部が順次連結されて構成され、
    前記継手部は、
    継手本体部の一方端に設けられ上下方向に延びるレール溝と、
    前記継手本体部の他方端に設けられ前記レール溝の溝形状に対応して上下方向に延びる嵌合部と、
    を有し、
    隣接する2つの前記継手部において、他方側の前記継手部の一方端の前記レール溝に一方側の前記継手部の他方端の前記嵌合部が所定の嵌合力で嵌め込まれて連結され、
    所定の前記嵌合力は、連結された状態の2つの前記継手部の間に所定の前記安全外力値を超える上下方向の外力を受ける場合に、前記レール溝から前記嵌合部が上下方向に滑って脱落する大きさに設定されている、請求項1に記載のエレベーターのかご上安全柵。
  3. 前記かご上手摺部は、
    隣接する前記柵基部において複数の前記継手部が順次連結されて構成され、
    前記継手部は、
    円柱状の継手本体部と、
    前記継手本体部の一方端に設けられた嵌合球座窪みと、
    前記継手本体部の他方端に設けられ前記嵌合球座窪みに嵌込可能な嵌合球と、
    を有し、
    隣接する2つの前記継手部において、他方側の前記継手部の一方端の前記嵌合球座窪みに一方側の前記継手部の他方端の前記嵌合球が所定の嵌合力で嵌め込まれて連結され、
    所定の前記嵌合力は、連結された状態の2つの前記継手部の間に所定の前記安全外力値を超える外力を受ける場合に、前記嵌合球座窪みから前記嵌合球が脱落する大きさに設定されている、請求項1に記載のエレベーターのかご上安全柵。
  4. 前記かご上手摺部は、
    隣接する前記柵基部において前記かご上手摺部の延伸する方向に垂直に延び上下方向に所定の切込深さを有する複数の切込部が上面側または下面側に設けられた板部材で構成され、
    所定の前記切込深さは、前記板部材に所定の前記安全外力値を超える上下方向の外力を受ける場合に、前記切込部のところで前記板部材が破損して分離する深さに設定されている、請求項1に記載のエレベーターのかご上安全柵。
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