JP2012041167A - エレベータの乗りかご上の安全柵 - Google Patents

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Hideki Takada
英樹 高田
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Abstract

【課題】構造を簡素化した構造であっても、作業員が乗りかご上から転落するのを防止するエレベータの乗りかご上の安全柵を提供する。
【解決手段】エレベータの乗りかご上の安全柵であって、エレベータの乗りかごの最上部に、起立状態と折り畳み状態との間を変位可能に支持され、互いに内側へ折り畳んだ際に干渉しない位置に離して配置される一対の柵基部と、これら一対の柵基部の上端部に配設される第1の枠体部と、この第1の枠体部に取り付けられ、エレベータの乗場口に向かう方向に延出可能な拡張部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータの 乗りかご上の安全柵に関する。
近年のエレベータは、マシンルームレスエレベータが主流となっている。マシンルームレスエレベータは、昇降路の高さを抑えることができることから、保守作業員が使用する乗りかご上の安全柵は折りたたみ式となっている。
折りたたみ式の手摺は、構造が複雑になりやすいため、コスト高となる傾向にある。そこで、手摺の構造を簡素化する場合がある。
特開2008−308269号公報 特開2009−208917号公報
本発明が解決しようとする課題は、構造を簡素化した構造であっても、作業員が乗りかご上から転落するのを防止するエレベータの乗りかご上の安全柵を提供することにある。
上記の課題を解決するために、エレベータの乗りかごの最上部に、起立状態と折り畳み状態との間を変位可能に支持され、互いに内側へ折り畳んだ際に干渉しない位置に離して配置される一対の柵基部と、前記一対の柵基部の上端部に配設される第1の枠体部と、この第1の枠体部に取り付けられ、エレベータの乗場口に向かう方向に延出可能な拡張部と、を備える。
実施形態に係るエレベータの乗りかご上の安全柵の側面図である。 実施形態に係るエレベータの乗りかご上の安全柵の上面図である。 拡張部の拡大図である。 拡張部のロック機構を説明する図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本実施形態に係るエレベータの乗りかご上の安全柵の側面図である。図2は、実施形態に係るエレベータの乗りかご上の安全柵の上面図である。
図1に示すように、乗りかご室2,乗りかご枠3を備えたエレベータにおいて、乗りかご上の安全柵1は、乗りかご枠3の最上部である上梁31の上に配置されている。
すなわち、乗りかご室2の上面には、冷房装置本体など各種の設備が搭載されている。これら各種の設備の最上部は、乗りかご枠3の上梁31よりも低く設定されている。したがって、上梁31の上に安全柵1を設けることは、これらの設備に干渉されることがないため設置し易く、また作業者がこれらの設備の上に乗って作業をする場合に安全を確保するうえでも有効である。
本実施形態においては、上梁31の上に配置される安全柵1は、折りたたみ式に構成されている。折りたたみ式にすることにより、安全柵1の設置スペースを出来る限り、節約することができる。
安全柵1は、上梁31上に固定された取付部4と、取付部4に立設して取り付けた柵基部5と、柵基部5の略中間部に取り付けた下枠体部6と、柵基部5の上端部に取り付けた上枠体部7と、上枠体部7に取り付けた拡張部8とを備える。
取付部4は、例えば耐久性を有する金属材料で製作するのが好適である。取付部4は、かご枠3の上梁31の長手方向に対して向かって配置され、例えば溶接やボルトナット締めなどの固定手段により、上梁31の上面に固定されている。
図1に示すように、取付部4の長手方向の両端には、この長手方向に対して直角をなす方向(乗りかご枠3と平行)に、一対の柵基部5が設けられている。
柵基部5は、図1に示すように、略矩形状の枠部材である。この柵基部5の略中間部には、一対の柵基部5を連結するように、一対の下枠体部6が取り付けられている。さらに、柵基部5の上端部には、一対の柵基部5を連結するように、一対の上枠体部7が取り付けられている。上枠体部7は、例えば、枠状の手摺りとすることができる。
なお、図示しないが、柵基部5が起立した状態を保持すると共に、柵基部5が折り畳まれた状態を保持することが可能なロック機構が設けられている。
本実施形態では、上梁31の長さ方向に所定間隔を隔てて一対の取付部4が配設されているが、この間隔は、柵基部5を互いに向き合う方向に倒したときに互いに柵基部5同士が重なり合わないように設定されている。すなわち、一対の柵基部5は、起立状態と折り畳み状態との間を変位可能に支持され、互いに内側へ折り畳んだ際に干渉しない位置に離して配置されている。なお、柵基部5の高さ寸法は、昇降路内のスペースを考慮して設定することが可能である。
上枠体部7と下枠体部6は、エレベータの乗りかご上の安全柵において、作業員の作業領域を画するように囲繞して、作業員の安全を確保する役割をもつ。したがって、これらの部材は、軽量ながら強度のある金属製であることが好適である。
拡張部8は、図1、図2に示すように、エレベータの乗りかご上の安全柵を、前方向(昇降路内において、乗りかご内から乗場口に向かう方向)に拡張するものである。乗場口の上方に配置されている機械部品等の点検を行う場合に、上枠体部7と下枠体部6とで画される領域から、更に前方向(乗りかご内から乗場口に向かう方向)に移動しないと、的確な作業がし難い。
そこで、本実施形態においては、乗場口に向かう方向に延出可能な拡張部8を備えることにより、作業者による安全柵1での作業環境をより安全にする。拡張部8は、上枠体部7に取り付けられ、一対で成る。例えば、一対の上枠体部7の枠内に収納され得る大きさのパネル形状とすることが好適である。なお、拡張部6はパネル形状に限られるものではなく、上枠体部7と同様に枠状の手摺りであっても勿論よい。
図2に示すように、拡張部8は、上枠体部7に設けられた回転部7Aを軸にして回動可能であり、上枠体部7の内部へ収納可能である。拡張部6は、上枠体部7の枠内に収納できるため、図1に示すように、起立状態から柵基部5同士を互いに内側へ倒すことにより、柵基部5同士が重なり合うことなく上梁31上に平坦に折り畳むことができる。
図3は、拡張部の拡大図である。図3に示すように、拡張部8が上枠体部7から前方向に延出した状態の保持および解除が行えるロック機構7Bが設けられている。
図4は、拡張部のロック機構を説明する図である。図4に示すように、軸7Aを中心にして拡張部8を回転させた後、拡張部8を後方(乗場口とは反対の方向)に押し込み、上枠体部7に形成したカギ穴部7Bで押さえて係止し、ロックさせる。これにより、拡張部8に何らかの外力が作用しても、不用意に拡張部8が折りたたまれるのを防ぐ。
本実施形態に係る安全柵1では、上述したように、上梁31上に安全柵1の高さを十分に確保できるため、点検時などに作業者がかご上の冷房装置本体7などの上に乗って作業する場合に、高い位置にいる作業者が掴まって安全を確保することができる。また、拡張部8を柵基部5内に収納した状態で折り畳むことができるため、上梁31と昇降路の天井部との隙間を大きく確保する必要がなく、昇降路を上下に長くする必要がなくなる。したがって、本実施形態のエレベータの乗りかご上の安全柵1を用いれば、昇降路内の上部に駆動系を配置する所謂マシンルームレスタイプのエレベータは勿論のこと昇降路の上方に機械室を設けるエレベータにおいても省スペース化の点で有利となる。
本実施形態においては、安全柵1は上梁31の上に配置されているが、これに限られない。すなわち、安全柵1は、乗りかごの天井や、乗りかごの立枠あるいは乗りかごのサイドブレスなどに取付られていてもよい。
本実施形態によれば、乗りかご上に点検ボックス等の各種の設備が設置されていても、作業者が安全に点検作業等を行える領域を確保できる。また、安全柵の全体が折り畳み式なので、乗りかごと昇降路の天井部との隙間を大きくすることがない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:安全柵
2:乗りかご室
3:乗りかご枠
4:取付部
5:柵基部
6:下枠体部
7:上枠体部
8:拡張部

Claims (7)

  1. エレベータの乗りかごの最上部に、起立状態と折り畳み状態との間を変位可能に支持され、互いに内側へ折り畳んだ際に干渉しない位置に離して配置される一対の柵基部と、
    前記一対の柵基部の上端部に配設される第1の枠体部と、
    この第1の枠体部に取り付けられ、エレベータの乗場口に向かう方向に延出可能な拡張部と、
    を備えるエレベータの乗りかご上の安全柵。
  2. 前記乗りかごの最上部は、前記乗りかごを保持している乗りかご枠の上梁である請求項1に記載のエレベータの乗りかご上の安全柵。
  3. 前記乗りかごの最上部は、前記乗りかごの天井である請求項1に記載のエレベータの乗りかご上の安全柵。
  4. 前記乗りかごの最上部は、前記乗りかごの立枠である請求項1に記載のエレベータの乗りかご上の安全柵。
  5. 前記乗りかごの最上部は、前記乗りかごのサイドブレスである請求項1に記載のエレベータの乗りかご上の安全柵。
  6. 前記柵基部の略中間部に配設される第2の枠体部を有する請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のエレベータの乗りかご上の安全柵。
  7. 前記拡張部は、前記第1の枠体部から延出した状態を維持するロック機構を有する請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のエレベータの乗りかご上の安全柵。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104418207A (zh) * 2013-08-29 2015-03-18 周清风 升降机的进入防坠装置
CN104495556A (zh) * 2015-01-05 2015-04-08 湖南科技大学 一种电梯误开门防坠报警装置
JP2019199339A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターのかご上安全柵
CN113321095A (zh) * 2021-06-10 2021-08-31 中建七局第四建筑有限公司 一种超高层建筑施工用垂直运输装置

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