JP2019199136A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ騒音の低減と、転がり抵抗の低減と、操縦安定性能の向上とをバランスよく実現した空気入りタイヤを提供すること。【解決手段】規定リムに組み込んで規定内圧の92%を充填し、最大負荷能力の75%の荷重を負荷した状態おける、タイヤ子午断面視で、アンダードレッドゴムの平均厚さは、センター領域においてショルダー領域よりも大きく、60℃における損失正接tanδは、キャップトレッドゴムにおいてアンダートレッドゴムよりも高く、センター領域において、キャップトレッドゴムの断面積CAIとアンダートレッドゴムの断面積UAIとの比CAI/UAIが、0.15以上0.95以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ騒音を低減するとともに、転がり抵抗を低減し、さらに操縦安定性能を高めた空気入りタイヤに関する。
近年、地球環境への自動車騒音の影響が懸念されているが、自動車騒音の中でもタイヤ回転時の騒音を低減する技術については多種多様な提案がなされている。
例えば、外側陸部の表面に、タイヤ回転方向後側の開口端エッジに沿って延びる突条9を形成するとともに、これら突条の頂上をタイヤ回転方向前側の開口端エッジに対する周方向接線より半径方向内側に位置させることで、走行時におけるタイヤ騒音を低減した空気入りタイヤが提案されている(特許文献1)。特許文献1では、トレッド表面に突条を形成し、この突条と重なり合っている部位のベルト層のタイヤ径方向の振動幅を抑制してタイヤ騒音の低減を図っている。
また、周方向ベルトについて、少なくともタイヤ赤道を含む、該周方向ベルトのタイヤ幅方向最大幅の0.2倍以上0.7倍以下のタイヤ幅方向幅を有するタイヤ幅方向領域をセンター領域として、該センター領域のいずれの部分の単位幅あたりのタイヤ周方向剛性も、隣接する両ショルダー領域のいずれの部分の単位幅あたりのタイヤ周方向剛性よりも高くし、一方のショルダー領域の幅を、他方のショルダー領域の幅の1.5倍以上8.0倍以下とすることで、騒音性能を向上させた空気入りタイヤが提案されている(特許文献2)。特許文献2では、周方向ベルトの剛性を高めて放射音を減少し、また周方向ベルトの2つのショルダー領域の幅を非対称として、これらショルダー領域での振動モードを異ならせて音のピークレベルを下げることで、タイヤ騒音の低減を図っている。
特開2017−105411号公報 特開2016−68834号公報
上述のように、特許文献1、2では、いずれも、突条の形成や周方向ベルトの改良といった、いわゆるタイヤ構造に起因した作用に基づき、タイヤ騒音を低減している。しかしながら、そもそも、タイヤ騒音の低減には、トレッドゴムに使用されているゴム材料を如何に選択するかが大きく影響するところ、特許文献1、2にはそのような材料の選択に関する知見は一切開示されていない。このため、特許文献1、2の技術においてはさらに改良の余地がある。
また、近年では、タイヤ騒音の低減のみならず、燃費の低減を実現すべく転がり抵抗を低減することや、ドライバーの安心感を高めるべく操縦安定性能を向上させることも、同時に要求されることが多い。また、地球環境を配慮しつつ、ドライバーの負担を低減し、しかも自動車と安全に操縦することは、今後さらに高いレベルで要請されることが予測される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、タイヤ騒音の低減と、転がり抵抗の低減と、操縦安定性能の向上とをバランスよく実現した空気入りタイヤを提供することにある。
本発明に係る空気入りタイヤは、少なくとも1枚のカーカスプライからなるカーカスと、上記カーカスのタイヤ径方向外側に配置されてコードを含むベルト層を含むベルトと、上記ベルトのタイヤ径方向外側に配置され、トレッド部の一部を構成するトレッドゴムと、を備え、上記トレッド部に合計幅が接地幅の15%以上である周方向主溝が少なくとも1本形成された空気入りタイヤであって、
上記トレッドゴムは、アンダートレッドゴムと、上記アンダートレッドゴムのタイヤ径方向外側に形成され、アンダートレッドゴムよりも硬度の高いゴムからなるキャップトレッドゴムとを含み、
規定リムに組み込んで規定内圧の75%を充填し、最大負荷能力の100%の荷重を負荷した状態おける、タイヤ子午断面視で、タイヤ接地幅をタイヤ幅方向において4分割したタイヤ幅方向中央の2領域をセンター領域とする一方、残りの2領域をそれぞれショルダー領域とした場合において、上記アンダードレッドゴムの平均厚さは、センター領域においてショルダー領域よりも大きく、
60℃における損失正接tanδは、キャップトレッドゴムにおいてアンダートレッドゴムよりも高く、
上記センター領域において、上記周方向主溝の溝底からタイヤ径方向外側1.6mmの位置においてタイヤプロファイルラインに平行に延在する仮想線よりもタイヤ径方向内側の領域においては、上記キャップトレッドゴムの断面積CAIと上記アンダートレッドゴムの断面積UAIとの比CAI/UAIが、0.15以上0.95以下である。
本発明に係る空気入りタイヤでは、アンダートレッドゴムとキャップトレッドゴムとの間における硬さの関係は勿論のこと、特に、センター領域とショルダー領域とにおけるアンダートレッドゴムの平均厚さの関係、アンダートレッドゴムとキャップトレッドゴムとの間における損失正接tanδ関係、及びセンター領域におけるキャップトレッドゴムの断面積CAIとアンダートレッドゴムの断面積UAIとの関係、について改良を加えている。その結果、本発明に係る空気入りタイヤによれば、タイヤ騒音と、転がり抵抗と、操縦安定性能とをバランス良く改善することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤを示す、タイヤ子午断面図である。 図2は、図1に示す本実施形態の空気入りタイヤの、トレッドパターンを示す、平面図である。
以下に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態(以下に示す、基本形態及び付加的形態1から5)を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施形態は、本発明を限定するものではない。また、当該実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。さらに、当該実施形態に含まれる各種形態は、当業者が自明の範囲内で任意に組み合わせることができる。
[基本形態]
以下に、本発明に係る空気入りタイヤについて、その基本形態を説明する。以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤの回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、上記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。さらに、タイヤ幅方向とは、上記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)に向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面から離れる側をいう。なお、タイヤ赤道面とは、空気入りタイヤの回転軸に直交するとともに、空気入りタイヤのタイヤ幅の中心を通る平面である。
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤを示す、タイヤ子午断面図である。なお、図1は、当該空気入りタイヤ10を、規定リムに組み込んで規定内圧の75%を充填し、最大負荷能力の100%の荷重を負荷した状態を示すものである。同図に示す空気入りタイヤ10は、少なくとも1枚(同図においては1枚)のカーカスプライからなるカーカス12と、カーカス12のタイヤ径方向外側に配置されてコードを含むベルト層14a、14bを含むベルト14と、ベルト14のタイヤ径方向外側に配置され、トレッド部Tの一部を構成するトレッドゴム16とを備える。なお、図1に示す例では、ベルト層14a、14bのタイヤ幅方向外端部を覆うように、ベルト層14bのタイヤ径方向外側に、2枚のベルトカバー層18a、18bからなるベルトカバー18が形成されている。
ここで、規定リムとは、JATMAに規定される「適用リム」、TRAに規定される「Design Rim」、又はETRTOに規定される「Measuring Rim」をいう。また、規定内圧とは、JATMAに規定される「最高空気圧」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、又はETRTOに規定される「INFLATION PRESSURES」をいう。さらに、最大負荷能力とは、JATMAに規定される「最大負荷能力」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、又はETRTOに規定される「LOAD CAPACITY」をいう。
図2は、図1に示す本実施形態の空気入りタイヤの、トレッドパターンを示す、平面図である。なお、図2における符号E1、E2はそれぞれ接地端線(連続する接地端をタイヤ周方向に連ねた線)を示す。図2に示すように、空気入りタイヤ10には、トレッド部Tに合計幅が接地幅の15%以上である4本の周方向主溝22(22a〜22d)が形成されている。ここで、主溝とは、JATMAに規定されるウェアインジケータの表示義務を有する溝であり、一般にトレッド幅TWの2%以上の幅を有する溝をいう。なお、本明細書において、溝幅とは、溝の開口部において溝の延在方向と垂直な方向に測定した、隣り合う陸部同士間の寸法をいう。なお、図2に示す例では、周方向主溝22の他、ラグ溝24、周方向細溝26、傾斜溝28、30が同図に示すとおりに形成されている。
本実施形態の空気入りタイヤ10においては、図1に示すように、トレッドゴム16は、アンダートレッドゴム16a(同図の斜線部分)と、アンダートレッドゴム16aのタイヤ径方向外側に形成され、アンダートレッドゴム16aよりも硬度の高いゴムからなるキャップトレッドゴム16bとを含む。アンダートレッドゴム16aは、走行時にベルト14とキャプトレッドゴム16bとが異なる挙動を示した場合に、これらの挙動に対して緩衝的な役割を果たし、これによりタイヤ騒音を低減するための部位であり、比較的軟らかいゴムを用いることが有効である。これに対し、キャップトレッドゴム16bは走行時に路面と接する部分であり、耐摩耗性等の観点から、比較的硬いゴムを用いることが有効である。
以上のような前提の下、本実施形態の空気入りタイヤ10においては、図1に示すように、規定リムに組み込んで規定内圧の92%を充填し、最大負荷能力の75%の荷重を負荷した状態おける、タイヤ子午断面視で、タイヤ接地幅4Wをタイヤ幅方向において4分割したタイヤ幅方向中央の2領域をセンター領域Ceとする一方、残りの2領域をそれぞれショルダー領域Sh、Shした場合において、アンダードレッドゴム16aの平均厚さは、センター領域Ceにおいてショルダー領域Shよりも大きい。
また、本実施形態の空気入りタイヤ10においては、60℃における損失正接tanδ(損失弾性率/貯蔵弾性率)は、キャップトレッドゴム16bおいてアンダートレッドゴム16aよりも高い。
さらに、本実施形態の空気入りタイヤ10においては、センター領域Ceにおいて、周方向主溝22の溝底からタイヤ径方向外側1.6mmの位置においてタイヤプロファイルライン(溝が存在しないとした場合におけるタイヤの外輪郭)に平行に延在する仮想線Lよりもタイヤ径方向内側の領域においては、キャップトレッドゴム16bの断面積CAIとアンダートレッドゴム16aの断面積UAIとの比CAI/UAIが、0.15以上0.95以下である。
(作用等)
本実施形態の空気入りタイヤにおいては、図1に示すタイヤ子午断面視で、アンダードレッドゴム16aの平均厚さを、センター領域Ceにおいてショルダー領域Shよりも大きくしている。これにより、路面と常に接するセンター領域Ceでは比較的軟らかいアンダートレッドゴム16aを多く使用することに起因してタイヤ騒音を低減できる一方、ショルダー領域Shではアンダートレッドゴム16aの平均厚さを比較的小さくして走行時に十分な撓みを可能とすることで接地幅を過度に大きくせず、転がり抵抗を低減するとともに、ショルダー領域Shではキャップトレッドゴムの比率が高まるためブロック剛性を向上させて操縦安定性能についても改善することができる(作用1)。
本実施形態の空気入りタイヤにおいては、60℃における損失正接tanδ(損失弾性率/貯蔵弾性率)を、キャップトレッドゴム16bおいてアンダートレッドゴム16aよりも高くしている。ここで、60℃を選択したのは、60℃における引張り歪周波数がタイヤ1回転分の変形周波数とほぼ同じ周波数であることに起因する。損失正接tanδは引張り歪周波数に依存(具体的には比例)することが知られており、故に引張り歪周波数が同じであれば、損失正接tanδもほぼ同じであると判断できる。
このような損失正接tanδの選択により、比較的粘性の高いゴムをキャップトレッドゴム16bに使用することで、ゴムの摩擦力を向上することができ、その結果、コーナリング時のグリップが向上し操縦安定性を向上させることができる(作用2)。
さらに、本実施形態の空気入りタイヤにおいては、比CAI/UAIを0.15以上とすることで、ある程度走行してキャップトレッドゴム16bが摩耗した状態において、軟らかいアンダートレッドゴム16aの割合を過度に多くせず、ブロック剛性を高めて優れた操縦安定性能を実現することができる(作用3)。
これに対し、比CAI/UAIを0.95以下とすることで、ある程度走行してキャップトレッドゴム16bが摩耗した状態においても、硬いキャップトレッドゴム16bの割合を過度に多くせず、ひいてはタイヤ騒音を低減することができる(作用4)。
なお、比CAI/UAIは0.2以上0.9以下とすることが好ましく、0.25以上0.85以下とすることがより好ましい。
以上に示すように、本実施形態の空気入りタイヤでは、比TW/SW及び比CW100/CW70についてそれぞれ改良を加えることで、上記作用1〜4が相まって、タイヤ騒音の低減と、転がり抵抗の低減と、操縦安定性能の向上とをバランスよく実現することが可能となる。
なお、以上に示す、本実施形態に係る空気入りタイヤは、その全体を図示しないが、従来の空気入りタイヤと同様の子午断面形状を有する。即ち、本実施形態の空気入りタイヤは、タイヤ子午断面視で、タイヤ径方向内側から外側に向かって、ビード部、サイドウォール部、ショルダー部及びトレッド部を有する。そして、上記空気入りタイヤは、例えば、タイヤ子午断面視で、トレッド部から両側のビード部まで延在して一対のビードコアの周りで巻回されたカーカス層を有し、上記カーカス層のタイヤ径方向外側に、上述したようなベルト層及びベルトカバー層を備える。
また、以上に示す本実施形態の空気入りタイヤは、通常の各製造工程、即ち、タイヤ材料の混合工程、タイヤ材料の加工工程、グリーンタイヤの成型工程、加硫工程及び加硫後の検査工程等を経て得られるものである。本実施形態の空気入りタイヤを製造する場合には、加硫用金型の内壁に、例えば、図2に示すトレッドパターンに対応する凸部及び凹部を形成し、この金型を用いて加硫を行う。
[付加的形態]
次に、本発明に係る空気入りタイヤの上記基本形態に対して、任意選択的に実施可能な、付加的形態1から5を説明する。
(付加的形態1)
基本形態においては、図1に示すキャップトレッドゴム16bの硬さと、アンダートレッドゴム16aの硬さと、の差が、JIS硬度で5超15未満であること(付加的形態1)が好ましい。
ここで、JIS硬度とは、JIS K 6253に規定されているとおり、デュロメータを計測器として用いた方法で測定した値である。
上記硬さの差をJIS硬度で5超とすることで、アンダートレッドゴム16bについては、走行時にベルト14とキャプトレッドゴム16bとが異なる挙動を示した場合に、これらの挙動に対して緩衝的な役割を高いレベルで果たすことができる一方、キャップトレッドゴム16bについては、走行時の耐摩耗性等を高いレベルで実現することができる。
これに対し、上記硬さの差をJIS硬度で15未満とすることで、アンダートレッドゴム16bの硬度が低すぎてトレッドゴム16全体が軟らかくなり過ぎることを抑制し、ひいてはブロック剛性を向上させて操縦安定性能をさらに高めることができる。
上記硬さの差はJIS硬度で6以上14以下とすることがより好ましく、7以上13以下とすることが極めて好ましい。
(付加的形態2)
基本形態及び基本形態に付加的形態1を加えた形態においては、図1、2に示すセンター領域Ceにおける溝面積比率が、ショルダー領域Shにおける溝面積比率よりも小さいこと(付加的形態2)が好ましい。ここで、溝面積比率とは、センター領域Ce及びショルダー領域Shのそれぞれについての、トレッド面内溝比率をいう。
センター領域Ceにおける溝面積比率を、ショルダー領域Shにおける溝面積比よりも小さくすることで、センター領域Ceでは溝を比較的少なくすることができることから、ブロック剛性を高めて操縦安定性能をさらに高めることができる。これに対し、ショルダー領域Shにおいては溝を比較的多くすることができることから、溝が形成されていないアンダートレッドゴム16aの比率を高めることができ、タイヤ騒音をさらに低減することができる。また、ショルダー領域Shにおいてはトレッドゴムの全体積を抑制することができ、ひいては転がり抵抗をさらに低減することができる。
(付加的形態3)
基本形態及び基本形態に付加的形態1、2の少なくともいずれかを加えた形態においては、図1に示すトレッドゴムの、ショルダー領域Shよりもタイヤ幅方向外側の領域について、アンダートレッドゴム16aの断面積UAOとキャップトレッドゴム16bの断面積CAOとの比UAO /CAOが、0.1以下であること(付加的形態3)が好ましい。
ここで、トレッドゴムの、ショルダー領域Shよりもタイヤ幅方向外側の領域とは、ショルダー領域Shのタイヤ幅方向最外側位置からトレッドゴムのタイヤ幅方向最外位置までの領域を意味し、接地端よりもタイヤ幅方向外側の領域も含む概念である。
比UAO/CAOを0.1以下としたことにより、接地端付近の剛性を十分に確保して、操縦安定性能をさらに高めることができる。なお、比UAO/CAOは0.05以下とすることがさらに好ましく、0とすることが極めて好ましい。
(付加的形態4)
基本形態及び基本形態に付加的形態1〜3の少なくともいずれかを加えた形態においては、図1に示すセンター領域Ceの平均トレッド厚さCRGと、ショルダー領域Shの平均トレッド厚さSRGとが、0.5mm≦CRG-SRG≦2.5mmを満たすこと(付加的形態4)が好ましい。
ここで、平均トレッド厚さとは、センター領域Ce及びショルダー領域Shのそれぞれについて、トレッド厚さを、主溝部分を避けて出来るだけ、等間隔になるよう任意の5箇所を測定したデータの平均値を意味する。
差(CRG-SRG)を0.5mm以上とすることにより、センター領域Ceとショルダー領域Shとにおけるトレッド厚みに一定以上の差を設けて、ショルダー領域Shに対してセンター領域Ceをタイヤ径方向に膨出させ、接地幅を過度に高めず、ひいては転がり抵抗をさらに低減することができる。
これに対し、差(CRG-SRG)を2.5mm以下とすることにより、ショルダー領域Shに対してセンター領域Ceをタイヤ径方向へ過度に膨出させずに、接地形状がいびつになることを防止し、転がり抵抗をさらに低減することができる。
差(CRG-SRG)は0.8mm以上2.3mm以下とすることがさらに好ましく、1.0mm以上2.0mm以下とすることが極めて好ましい。
(付加的形態5)
基本形態及び基本形態に付加的形態1〜4の少なくともいずれかを加えた形態においては、周方向主溝を少なくとも2本有し、タイヤ赤道面CLの各側においてタイヤ幅方向最外位置に存在する最外周方向主溝が、ショルダー領域に存在し、最外周方向主溝がそのタイヤ方向内側に位置して最も近い周方向主溝よりも幅広であること(付加的形態5)が好ましい。ここで、最外周方向主溝がショルダー領域に存在する場合とは、当該主溝がその一部においてもショルダー領域に含まれる場合も含まれる。
例えば、周方向主溝が2本の場合とは、周方向主溝がタイヤ赤道面CLの両側に1本ずつ存在する場合などが挙げられる。また周方向主溝が3本の場合とは、周方向主溝がタイヤ赤道面CLを含む位置に1本と、そのタイヤ幅方向外側の1本ずつ存在する場合などが挙げられる。このように、周方向主溝は必ずしもタイヤ赤道面CLを含む位置に存在しなくてもよい。但し、周方向主溝は、タイヤ赤道面CLの各側において少なくとも1本存在することが好ましい。
タイヤ幅方向最外位置に存在する最外周方向主溝が、ショルダー領域に存在することで、自動車騒音への影響を少なくしつつ、タイヤの排水性を確保することができる。
また、タイヤ赤道面の各側において最外周方向主溝がそのタイヤ方向内側に位置して最も近い周方向主溝よりも幅広であることで、タイヤ騒音に影響力の高いセンター領域における周方向主溝の溝幅を比較的小さくし、タイヤ騒音をさらに低減することができる。なお、タイヤ赤道面の各側において最外周方向主溝がそのタイヤ方向内側に位置して最も近い周方向主溝よりも1.0mm以上幅広であることで、上記効果が高いレベルで奏される。
タイヤサイズを195/65R15 91Hし、図1に示すタイヤ子午断面形状及び図2に示すトレッドパターンを有する発明例1から6の空気入りタイヤ及び比較例1から4の空気入りタイヤを作製した。なお、これらの空気入りタイヤの細部の諸条件については、以下の表1、2に示すとおりである。
このように作製した、発明例1から6の空気入りタイヤ及び比較例1から4の空気入りタイヤについて、以下の要領に従い、タイヤ騒音、転がり抵抗、及び操縦安定性能についての評価を行った。
(タイヤ騒音)
ISO 10844:1994の規定を満たした路面を走行した際の車外通過音の大きさによって評価した。具体的には、各試験タイヤを装着した試験車両を、テストコースにて速度50km/hで走行させて車両の幅方向における両側からタイヤノイズを8回測定し、その平均値を算出した。そして、この測定結果を、比較例1を基準としdB差を記した。この結果を表1、2に併記する。
(転がり抵抗)
各試験タイヤをリムサイズ15×6Jのホイールに組み付けてドラム試験機に装着し、空気圧210kPa、負荷荷重4.82kNの条件下にて、ISO25280に準拠して転がり抵抗係数(RRC)を測定した。評価結果は、測定値の逆数を用い、比較例1を100とする指数にて示した。指数値が大きいほど転がり抵抗が小さいことを意味する。この結果を表1、2に併記する。
(操縦安定性能)
各試験タイヤをリムサイズ15×6Jのホイールに組み付けて乗用車に装着し、乾燥路面のテストコースを走向し、テストドライバーによって官能性評価を行った。そして、比較例1を100とする指数にて示した。指数値が大きいほど操縦安定性能が高いことを意味する。この結果を表1、2に併記する。
Figure 2019199136
Figure 2019199136
表1によれば、本発明の技術的範囲に属する(即ち、センター領域とショルダー領域とにおけるアンダートレッドゴムの平均厚さの関係、アンダートレッドゴムとキャップトレッドゴムとの間における損失正接tanδ関係、及びセンター領域におけるキャップトレッドゴムの断面積CAIとアンダートレッドゴムの断面積UAIとの関係、について改良を加えた)発明例1から6の空気入りタイヤについては、いずれも、本発明の技術的範囲に属しない、比較例1〜4の空気入りタイヤに比べて、タイヤ騒音と、転がり抵抗と、操縦安定性能と、がバランス良く改善されていることが判る。
10 空気入りタイヤ
12 カーカス
14 ベルト
16 トレッドゴム
18 ベルトカバー
Ce センター領域
CL タイヤ赤道面
Sh ショルダー領域
T トレッド部

Claims (6)

  1. 少なくとも1枚のカーカスプライからなるカーカスと、前記カーカスのタイヤ径方向外側に配置されてコードを含むベルト層を含むベルトと、前記ベルトのタイヤ径方向外側に配置され、トレッド部の一部を構成するトレッドゴムと、を備え、前記トレッド部に合計幅が接地幅の15%以上である周方向主溝が少なくとも1本形成された空気入りタイヤであって、
    前記トレッドゴムは、アンダートレッドゴムと、前記アンダートレッドゴムのタイヤ径方向外側に形成され、アンダートレッドゴムよりも硬度の高いゴムからなるキャップトレッドゴムとを含み、
    規定リムに組み込んで規定内圧の92%を充填し、最大負荷能力の75%の荷重を負荷した状態おける、タイヤ子午断面視で、タイヤ接地幅をタイヤ幅方向において4分割したタイヤ幅方向中央の2領域をセンター領域とする一方、残りの2領域をそれぞれショルダー領域とした場合において、前記アンダードレッドゴムの平均厚さは、センター領域においてショルダー領域よりも大きく、
    60℃における損失正接tanδは、キャップトレッドゴムにおいてアンダートレッドゴムよりも高く、
    前記センター領域において、前記周方向主溝の溝底からタイヤ径方向外側1.6mmの位置においてタイヤプロファイルラインに平行に延在する仮想線よりもタイヤ径方向内側の領域においては、前記キャップトレッドゴムの断面積CAIと前記アンダートレッドゴムの断面積UAIとの比CAI/UAIが、0.15以上0.95以下である、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記キャップトレッドゴムの硬さと、前記アンダートレッドゴムの硬さと、の差が、JIS硬度で5超15未満である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記センター領域における溝面積比率が、前記ショルダー領域における溝面積比率よりも小さい、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記トレッドゴムの、前記ショルダー領域よりもタイヤ幅方向外側の領域について、前記アンダートレッドゴムの断面積UAOと前記キャップトレッドゴムの断面積CAOとの比UAO /CAOが、0.1以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記センター領域の平均トレッド厚さCRGと、前記ショルダー領域の平均トレッド厚さSRGとが、0.5mm≦CRG-SRG≦2.5mmを満たす、請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記周方向主溝を少なくとも2本有し、タイヤ赤道面の各側においてタイヤ幅方向最外位置に存在する最外周方向主溝が、前記ショルダー領域に存在し、前記最外周方向主溝がそのタイヤ方向内側に位置して最も近い周方向主溝よりも幅広である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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