JP2019199133A - 車両の荷台後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラック等の荷台を有する車両の後部に、後方監視用センサを設置する。【解決手段】荷台後部構造は、荷台1の後部に配置された開閉可能なリヤゲート4と、荷台1の後部の下方に配置され、幅方向に延びている後壁部10と、を備えている。後壁部10には、車幅方向に間隔を空けて複数の後方監視用センサ19が設けられ、後方監視用センサ19は、開放されているときのリヤゲート4によって覆われている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の荷台後部構造に関する。
車両の後部には、後方監視(後方確認)用センサが取り付けられている車種がある。いわゆる乗用車タイプの車両の場合、例えば特許文献1に開示されているように、当該後方確認用センサは、樹脂製のリヤバンパに設置されている構造が知られている。
一方で、例えばトラック等の荷台を有する車両は、荷台の後部に配置されたリヤゲートと、荷台の下方に配置されている後壁部を備えているものが知られている。リヤゲートが開放されるとき、リヤゲートは、後壁部の壁面に重なるように配置される。
特開2007−33298号公報
トラック等の車両の後部には、上述したような樹脂製のリヤバンパを有しないものが多い。そのため、車両後部に、後方確認用センサの取付位置を確保することが問題になる場合がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、トラック等の荷台を有する車両の後部に、後方監視用センサが設置可能な車両の荷台後部構造を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る車両の荷台後部構造は、車両の荷台の後部に配置された開閉可能なリヤゲートと、前記荷台の後部の下方に配置され、車幅方向に延びている後壁部と、を備えている。当該車両の荷台後部構造において、前記後壁部には、車幅方向に間隔を空けて複数の後方監視用センサが設けられ、前記後方監視用センサは、開放されているときの前記リヤゲートによって覆われている。
本発明によれば、トラック等の荷台を有する車両の後部に、後方監視用センサを設置することができる。
本発明の第1の実施形態に係る車両の荷台後部構造の斜視図である。 図1の荷台の後面図である。 図2のA―A矢視断面図である。 図2の側面図である。 図2の変形例を示す後面図である。 図2の別の変形例を示す後面図である。 図2の別の変形例を示す斜視図である。 図2の別の変形例で、後壁部を裏側(前側)から見た正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両の荷台後部構造の後面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両の荷台後部構造を車両下方から見た斜視図である。
以下、本発明に係る車両の荷台後部構造の実施形態について、図面(図1〜図10)を参照しながら説明する。なお、図において、矢印Fr方向は車体前後方向における前方を示す。また、実施形態の説明における「前部(端)及び後部(後端)」は、車両前後方向における前部及び後部に対応する。また、左方及び右方は、特に説明がない場合には、車両前方を向いたときの左方及び右方に相当する。
[第1の実施形態]
本発明に係る第1の実施形態について、図1〜図4を用いて説明する。
本実施形態に係る荷台後部構造を有する車両は、図1に示すように、運転席が設けられたキャビン7と、荷台1とを備える、いわゆるトラック車両である。荷台1は、キャビン7の車両後方側に配置されており、フロア部2と、荷台側壁3と、リヤゲート4とを備えている。また、当該荷台1は、後壁部10と、後壁部10の車幅方向両側に配置された側壁部20とを備えている。
フロア部2は、キャビン7の後部から車両後方に延びている略長方形状であり、金属製の板状の部材により構成されている。フロア部2は、例えば車幅方向両側に配置されたサイドメンバ(図示せず)の上部に取り付けられている。各サイドメンバは、車両前後方向に延びており、金属材料により形成され、車体骨格を構成する剛性の高い部材である。
荷台側壁3は、フロア部2の車幅方向側部に配置されている金属製の板状の部材である。荷台側壁3は、フロア部2の車幅方向側部から上方に起立し、車両前後方向に延びている。荷台側壁3の前端は、キャビン7の後部に当接し、荷台側壁3の後端の前後方向位置は、フロア部2の後端とほぼ同じになるように配置されている。
リヤゲート4は、図1〜図4に示すように、金属材料により形成され、車幅方向に延びる略長方形状である。当該リヤゲート4は、荷台1の後部を開閉可能であり、フロア部2の後端に後述するヒンジ11を介して上下方向に回動可能に接続されている。リヤゲート4は、閉止状態と開放状態とを有している。閉止状態のリヤゲート4は、フロア部2の後端から上方に起立し、リヤゲート4の車幅方向両側が、対応する荷台側壁3の後端に当接している。また、荷台側壁3の後部に設けられたストッパー3aによって、リヤゲート4の閉止状態が保たれている。
後壁部10は、図2に示すように、フロア部2の後端から下方に延び、且つ車幅方向に延びている壁部で、車両後方を臨む壁面10aを有している。開放状態のリヤゲート4は、フロア部2の後端から下方に延び、後壁部10の壁面10aを車両後方から覆っている。後壁部10の上部には、3個のヒンジ11が車幅方向に間隔を空けて取り付けられている。図3に示すように、3個のヒンジ11は、それぞれ車幅方向に延びる軸と、当該軸周りを回動する可動部11aを有している。可動部11aは、閉止状態のリヤゲート4の下部にボルト等により接合されている。
図4に示すように、リヤゲート4は、ヒンジ11の可動部11aと共に軸周りを上下方向に回動可能である。閉止状態のリヤゲート4がヒンジ11の軸周りを下方に回動することによって、リヤゲート4は開放状態になる。すなわち、閉止状態のリヤゲート4の上端は、リヤゲート4が下方に回動することにより、後壁部10の下方に移動し、開放状態のリヤゲート4の下端になる。
後壁部10には、2つの後方監視用センサ19が取り付けられている。後方監視用センサ19は、車両後方の物体の有無を検出するためのセンサであって、例えば、ミリ波レーダ装置や、超音波センサ装置等が用いられる。2つの後方監視用センサ19は、車幅方向に互いに間隔を空けて配置されており、2つの後方監視用センサ19の車両上下方向は同じである。この例では、各後方監視用センサ19は、後述する後部ランプが取り付けられるランプ開口部16の車幅方向内側に配置されている。
車両後方に物体がある状態で、車両を前方に進ませようとしたときに、シフトレバーを誤って「R」に設定してアクセルを踏み込んだ場合等に、後方監視用センサ19によって当該物体を認識し、エンジンの出力を制御することができる。これにより、車体後部が、物体に衝突することを回避することが可能となる。
本実施形態は、2つの後方監視用センサ19が車幅方向に間隔を空けて配置されているため、特に車幅方向に関して広い範囲を監視することができ、障害物等の探知漏れを防ぐことができる。また、開放状態のリヤゲート4は、後壁部10の壁面10aを覆うため、後方監視用センサ19も、開放状態のリヤゲート4に車両後方から覆われる。すなわち、開放状態のリヤゲート4と後方監視用センサ19は、車両後方視で重なっている。このため、後方監視用センサ19は、開放状態のリヤゲート4に隠れるので、後方監視用センサ19を保護でき、荷台1への積載作業時に後方監視用センサ19の破損を防ぐことができる。
後壁部10の壁面10aには、2つのクッションゴム13が取り付けられている。クッションゴム13は、後壁部10の壁面10aのうち、車幅方向外側部に配置されている。クッションゴム13における壁面10aから突出する突出量は、後方監視用センサ19の突出量よりも大きい。すなわち、クッションゴム13の先端は、後方監視用センサ19の先端よりも車両後方に配置されている。開放状態のリヤゲート4は、クッションゴム13に当接する。これにより、リヤゲート4が後壁部10の壁面10aに直接衝突することを回避できる。
また、後壁部10には、ブレーキランプ及びターンランプ等の後部ランプ15が取り付けられるランプ開口部16が設けられている。ランプ開口部16は、車幅方向に延びる略長方形状である。ランプ開口部16は、後壁部10の壁面10aのうち、車幅方向外側部に1つずつ配置され、クッションゴム13に対して車幅方向に並んで配置されている。
ランプ開口部16は、後方監視用センサ19とクッションゴム13との間に配置されている。ランプ開口部16の周辺部の剛性が低下するため、リヤゲート4とクッションゴム13が当接したときの衝撃荷重による衝撃や振動は、ランプ開口部16の周辺部で減衰され、クッションゴム13への衝撃的な入力が、直接的に後方監視用センサ19に伝達されることを防ぐことができる。これにより、後方監視用センサ19の取付状態が不安定になること等が抑制される。また、クッションゴム13と後方監視用センサ19の間に、バックランプ10bを配置しても同様の効果が得られる。
また、後壁部10の壁面10aには、2つのリフレクター17が取り付けられている。リフレクター17は、車両後方から照射される光等の波を反射させる装置である。本実施形態のリフレクター17は、車幅方向に延びる略長方形状である。リフレクター17は、3個のヒンジ11のうち、車幅方向外側に配置されたヒンジ11に対して、車幅方向内側に隣接するように配置されている。
また、後面部には、凸形状部14が設けられている。凸形状部14は、ランプ開口部16の上方に配置され、壁面10aから車両後方に膨出し、車幅方向に延びている。凸形状部14は、例えばビードのように稜線形状を有する部分を含む。凸形状部14によって、壁面10aの剛性が高められている。
また、後壁部10には、バックランプ10bが設けられている。バックランプ10bは、後壁部10の車幅方向中心より、後方視でやや左方に配置されている。この例では、図2に示すように、車幅方向中央に配置されたヒンジ11と、左方に配置されたヒンジ11の間に配置されている。また、後壁部10の車幅方向中心よりやや右方には、プレート設置部25が設けられている。当該プレート設置部25には、例えばナンバープレート(図示せず)が取り付けられる。
本実施形態の変形例として、例えば、図5に示すように、ヒンジ11を後方監視用センサ19の上方に配置してもよい。ヒンジ11は、後壁部10の壁面10aから車両後方に突出し、車幅方向に延びている。また、後方監視用センサ19の車幅方向長さよりも、ヒンジ11の車幅方向長さの方が長い。この例の後方監視用センサ19は、ヒンジ11に対して下方にずれ、ヒンジ11の車幅方向中間に配置されている。ヒンジ11の幅方向両端は、対応する側の後方監視用センサ19の幅方向端よりも幅方向外側に配置されている。
このようにヒンジ11と後方監視用センサ19を配置することで、ヒンジ11によって車両上方からの流水が、後方監視用センサ19上を流れることを抑制することができる。これにより、後方監視用センサ19に付着する水によるノイズの発生を抑制できる。また、ヒンジ11により、後壁部10の壁面10aの剛性を高めることができるため、後方監視用センサ19の取付剛性が高くなり、振動等による不具合を低減できる。
また、本実施形態の変形例として、例えば、図6に示すように、上述の凸形状部14を、後方監視用センサ19の上方に配置してもよい。この場合、凸形状部14の車幅方向端は、後方監視用センサ19の車幅方向端の上方に配置されている。この例では、後方監視用センサ19の車幅方向長さよりも、凸形状部14の車幅方向長さの方が長い。この例の後方監視用センサ19は、凸形状部14に対して下方にずれ、凸形状部14の車幅方向中間に配置されている。凸形状部14の幅方向両端は、対応する側の後方監視用センサ19の幅方向端よりも幅方向外側に配置されている。
このように凸形状部14と後方監視用センサ19を配置することで、凸形状部14によって車両上方からの流水が、後方監視用センサ19上を流れることを抑制することができる。これにより、後方監視用センサ19に付着する水によるノイズの発生を抑制できる。また、凸形状部14により、後壁部10の壁面10aの剛性を高めることができるため、後方監視用センサ19の取付剛性が高くなり、振動等による不具合を低減できる。
本実施形態の変形例として、例えば、図7に示すように、後方監視用センサ19を、後壁部10と側壁部20によって構成される角部21に隣接して配置してもよい。側壁部20は、後壁部10の車幅方向端から車両前方に延びている。この例では、車幅方向において、後方監視用センサ19は、角部21とランプ開口部16との間に配置されている。
後方監視用センサ19を後壁部10の車幅方向端部(最端部)に配置することができ、より広い範囲の監視(感知)が可能になる。また、角部21は、後壁部10と側壁部20とが接合されている剛性の高い部分である。剛性の高い角部21の周辺に後方監視用センサ19を取り付けているため、後方監視用センサ19の取付剛性が高くなり、振動等による不具合を低減できる。
また、本実施形態の変形例として、例えば、図8に示すように、後壁部10に補強部材27を取り付けてもよい。補強部材27は、後壁部10の裏面(前面)から車両前方に突出し、車幅方向に延びている。ヒンジ11の車幅方向端は、後方監視用センサ19の車幅方向端の上方に配置されている。この例では、後方監視用センサ19の車幅方向長さよりも、補強部材27の車幅方向長さの方が長い。この例の後方監視用センサ19は、補強部材27に対して下方にずれ、補強部材27の車幅方向中間に配置されている。補強部材27の幅方向両端は、対応する側の後方監視用センサ19の幅方向端よりも幅方向外側に配置されている。このように補強部材27を配置することで、上記の変形例と同様の効果を得ることができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について図9を用いて説明する。本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図8)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態の後壁部10の車幅方向中央には、図9に示すように、凹形状部30が設けられている。図示は省略しているが、凹形状部30の内側には、プレートが設置される。凹形状部30は後壁部10の下部が車両前方に突出しており、壁面10aに対して車両前方に凹んでいる。すなわち、凹形状部30の底面31は、車両後方を臨み、後壁部10の壁面10aよりも車両前方に配置されている。また、凹形状部30の下端は、車両下方に開放されている。
本実施形態では、2つの後方監視用センサ19は、凹形状部30の底面31に設けられている。2つの後方監視用センサ19は、車幅方向に間隔を空けて配置されており、図示しないプレートの車幅方向両側に配置されている。
凹形状部30の底面31と、凹形状部30の上方の壁面10aとの段差によって、車両上方から流れてくる流水が、後方監視用センサ19上を流れることを抑制することができる。また、凹形状部30よって後壁部10の壁面10aから車両前方に延びる縦壁32が形成されるため、凹形状部30の剛性が高くなり、後方監視用センサ19の取付剛性が高くなり、振動等による不具合を低減できる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について図10を用いて説明する。本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図8)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態のフロア部2は、車幅方向に延びる荷台フロアメンバ5によって支持されている。荷台フロアメンバ5は、フロア部2の後部に配置され、後壁部10の車両前方側に配置されている。荷台フロアメンバ5は、金属材料により形成され、車体骨格を構成する剛性の高い部材である。
本実施形態の後壁部10の裏側(車両前方側)には、L型接続部材28と板状接続部材29が設けられている。L型接続部材28及び板状接続部材29は、荷台フロアメンバ5を介して後壁部10とフロア部2とを接続する部材である。L型接続部材28は垂直部28aと水平部28bを有し、垂直部28aは後壁部10の裏面(前面)に接合され、水平部28bは荷台フロアメンバ5の下面に接合されている。垂直部28aと後壁部10、及び、水平部28bと荷台フロアメンバ5は、例えば溶接等により接合されている。
本実施形態では、1つのL型接続部材28は、ランプ開口部16の車幅方向内側に取り付けられ、もう1つのL型接続部材28は、バックランプ10bよりも車幅方向内側に配置されている。
板状接続部材29は、図10に示すように、2つのL型接続部材28の間に配置されている。板状接続部材29は、車幅方向を臨む平板状で、上部には荷台フロアメンバ5に溶接等により接合される上側フランジ部29aが設けられ、後部には後壁部10に溶接等により接合される後側フランジ部29bが設けられている。
本実施形態の後方監視用センサ19は、車幅方向外側のL型接続部材28と、板状接続部材29の間に配置されている。L型接続部材28及び板状接続部材29が接合されることによって、後壁部10の面剛性が向上する。そのため、L型接続部材28と板状接続部材29との間の後壁部10の面剛性は向上する。面剛性に高い部分に後方監視用センサ19を取り付けることによって、取付剛性が向上し、振動等による不具合を防止でき、感知精度を向上させることができる。
[その他の実施形態]
本実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば第3の実施形態では、L型接続部材28と、板状接続部材29との間に後方監視用センサ19を配置しているが、これに限らない。例えば、角部21とL型接続部材28との間に後方監視用センサ19を配置してもよい。また、第1の実施形態の構成に、第3の実施形態の構成を組み合わせてもよい。
また、第1の実施形態では、クッションゴム13と後方監視用センサ19との間にランプ開口部16を配置した例について説明しているが、これに限らない。クッションゴム13を後方監視用センサ19の近傍に配置して、リヤゲート4と後方監視用センサ19との接触を防止してもよい。この場合、クッションゴム13に対して車幅方向外側、車幅方向内側及び下方のいずれかに配置するとよい。また、車幅方向に互いに間隔を空けて配置されたクッションゴム13の間に後方監視用センサ19を配置してもよい。これにより、リヤゲート4が後方監視用センサ19に接触することを回避できる。
プレート設置部25を構成する部材と後壁部10との接合により、当該接合部分の剛性が高くなっているので、後方監視用センサ19をプレート設置部25の周辺に配置してもよい。また、後方監視用センサ19をリフレクター17の周辺に配置してもよい。
また、上記実施形態では、後壁部10と側壁部20とが接合されることにより構成される角部21の周辺に配置した例を説明しているが、これに限らず、後壁部10の周辺に設けられたフランジ部(図示せず)の周辺に後方監視用センサ19を設けてもよい。当該フランジ部は、後壁部10とその周囲の部材とが接合される部分である。
また、後壁部10や車体フレームから延びるブラケットの周辺、例えば、スペアタイヤ固定部、ジャッキ固定部、燃料タンク固定部等から、後壁部10に延びて後壁部10に接合されるブラケットの周辺に後方監視用センサ19を配置してもよい。
1 荷台
2 フロア部
3 荷台側壁
3a ストッパー
4 リヤゲート
5 荷台フロアメンバ
7 運転台
10 後壁部
10a 壁面
11 ヒンジ
11a 可動部
13 クッションゴム
14 凸形状部
15 後部ランプ
16 ランプ開口部
17 リフレクター
19 後方監視用センサ
20 側壁部
21 角部
25 プレート設置部
27 補強部材
28 L型接続部材(接続部材)
28a 垂直部
28b 水平部
29 板状接続部材(接続部材)
29a 上側フランジ部
29b 後側フランジ部
30 凹形状部
31 底面
32 縦壁
上記目的を達成するための本発明に係る車両の荷台後部構造は、車両の荷台の後部に配置された開閉可能なリヤゲートと、前記荷台の後部の下方に配置され、車幅方向に延びている後壁部と、を備えている。当該車両の荷台後部構造において、前記後壁部の壁面には、車幅方向に間隔を空けて複数の後方監視用センサが設けられ、前記後方監視用センサは、開放されているときの前記リヤゲートによって覆われ、前記後壁部の車幅方向端には、車両前方に延びる側壁部が設けられ、前記後方監視用センサは、前記後壁部と前記側壁部によって構成される角部に隣接して配置され、且つ、前記後壁部の前記壁面には、前記角部に取り付けられ開放されているときの前記リヤゲートが当接するクッションゴムの上方に配置されている。

Claims (7)

  1. 車両の荷台の後部に配置された開閉可能なリヤゲートと、前記荷台の後部の下方に配置され、車幅方向に延びている後壁部と、を備えている車両の荷台後部構造において、
    前記後壁部には、車幅方向に間隔を空けて複数の後方監視用センサが設けられ、
    前記後方監視用センサは、開放されているときの前記リヤゲートによって覆われていることを特徴とする、車両の荷台後部構造。
  2. 前記後壁部には、開放されているときの前記リヤゲートが当接するクッションゴムが取り付けられ、且つ、後部ランプを取り付けるためのランプ開口部が前記クッションゴムに対して車幅方向に並んで配置されており、
    前記ランプ開口部は、前記後方監視用センサと前記クッションゴムとの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の荷台後部構造。
  3. 前記リヤゲートは、前記後壁部の上部にヒンジを介して取り付けられ、該ヒンジは、前記後壁部の壁面から車両後方に突出し、車幅方向に延びており、前記後方監視用センサの上方に配置され、
    前記ヒンジの幅方向長さは、前記後方監視用センサの幅方向長さよりも長く、
    前記ヒンジの幅方向両端は、対応する側の前記後方監視用センサの幅方向端よりも幅方向外側に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の荷台後部構造。
  4. 前記後壁部の壁面には、車両後方に突出している状態で車幅方向に延びている凸形状部が設けられ、該凸形状部は、前記後方監視用センサの上方に配置され、
    前記凸形状部の幅方向長さは、前記後方監視用センサの幅方向長さよりも長く、
    前記凸形状部の幅方向両端は、対応する側の前記後方監視用センサの幅方向端よりも幅方向外側に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の荷台後部構造。
  5. 前記後壁部の車幅方向端には、車両前方に延びる側壁部が設けられ、前記後方監視用センサは、前記後壁部と前記側壁部によって構成される角部に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の車両の荷台後部構造。
  6. 前記後壁部の前記壁面における下部には、前記壁面から車両前方に凹む凹形状部が設けられ、該凹形状部の下端は開放されており、
    前記後方監視用センサは、前記凹形状部の内側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の車両の荷台後部構造。
  7. 前記後壁部と前記荷台を接続する複数の接続部材を備え、該接続部材は、車幅方向に間隔を空けて配置されており、
    前記後方監視用センサは、前記後壁部の車幅方向端と前記接続部材との間に、または、隣り合う前記接続部材の間に、配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の車両の荷台後部構造。
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