JP4760478B2 - 自動車のアンテナ配設構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のアンテナ配設構造に関し、特に、車両衝突時にアンテナが破損しにくくし、アンテナの送受信性能を高めた自動車のアンテナ配設構造に関する。
従来より、自動車においては、無線通信機能を有する携帯型の送信機の操作により、送信されたロック・アンロック信号を車両に搭載された無線装置で受信してドアのロック・アンロックを遠隔操作できるようにした、所謂キーレスエントリシステムが提案され、実用に供されてきた。他方、最近では、携帯型の無線信号送信機(スマートキー)を保持した車両の乗員が、車両に搭載された無線装置との交信範囲内に入るだけでドアがアンロックされ、車両乗員が車両から降りて、無線装置との交信範囲から離れただけでドアがロックされる、所謂、スマートエントリシステムが提案されている。
例えば、特許文献1に記載のリモートコントロールシステムにおいては、携帯機が車室内に有るか否かを検知する為に室内検知用信号を送出する室内検知用アンテナと、携帯機が室外(車外)の所定範囲内に有るか否かを検知する為に室外検知用信号を送出する室外検知用アンテナとが車両に設けられている。室内検知用アンテナは、車室内の後部に並べられた3列シートのうちの最後列の3列目シートよりも前側の左右側部に配置され、室外検知用アンテナは、リフトゲート内の車幅方向の略中央に配置される。
特開2005−105691号公報
特許文献1のリモートコントロールユニットでは、室外検知用アンテナが、リフトゲート内の車幅方向の略中央に配置されているので、軽衝突時の際、リフトゲートの外側壁部又は内側壁部とアンテナとが接触しやすいため、アンテナを破損する可能性が高くなる。アンテナと携帯機との無線による送受信が鋼板製のリフトゲートを貫通して行われるので、アンテナの送受信性能を高めることが難しい。
また、車両走行時の振動により、リフトゲートとアンテナとが接触してアンテナが損傷する虞がある。しかも、アンテナをリフトゲート内の略中央に配置するためアンテナの取付け作業が複雑になり、アンテナの取付けの作業能率を高めることができない。
本発明の目的は、車外に配設されたアンテナの軽衝突時の破損を抑制しつつ、アンテナの送受信性能を向上できる自動車のアンテナ配設構造を提供することである。
請求項1の自動車のアンテナ配設構造は、下壁部と、下壁部より後方に突出しリヤゲート開口下縁部に閉断面を形成する上壁部とから構成される車体後壁と、前記車体後壁の下壁部に後方に突出するように設けられるバンパーレインフォースメントとを備え、アンテナを前記車体後壁の上壁部とバンパーレインフォースメントの間で、且つ車体後壁の外側の位置でかつ車体後壁の上壁部により形成された前記閉断面の後端及び前記バンパーレインフォースメントの後端より前方となる位置に配設したことを特徴としている。
自動車の車体後部には、リヤゲートの開口下縁部より下側に車体後壁が設けられ、車体後壁が下壁部と閉断面を形成する上壁部とで構成され、上壁部が下壁部より後方に突出している。バンパーレインフォースメントが下壁部から後方に突出するように設けられている。車体後壁の外側において、上壁部とバンパーレインフォースメントの間で、且つ上壁部の後端面より前方となる位置にアンテナが配設されている。
軽衝突時の際、アンテナが剛性・強度に優れる上壁部とバンパーレインフォースメントとで保護されるので、アンテナの破損が抑制される。しかも、アンテナが、リヤゲートよりも下側の車体後壁の外側に配設されるので、アンテナの送受信機能が高められる。
請求項2の自動車のアンテナ配設構造は、請求項1の発明において、車体後壁の下壁部にバンパーレインフォースメントの上方位置で後方に突出するナンバープレート支持ブラケットを設け、アンテナをナンバープレートの側方に配設したことを特徴としている。
請求項3の自動車のアンテナ配設構造は、請求項1又は2の発明において、アンテナを車体後壁に取り付ける為の取付ブラケットは、車体後壁の上壁部に略水平な締結部材で締結される垂直腕部と、この垂直腕部の下端から前方且つ下方に後退しアンテナが取付けられる後退腕部とから構成される構造を特徴としている。
請求項4の自動車のアンテナ配設構造は、請求項3の発明において、車体後壁の上壁部に下部が上部より前方に凹む段差壁部を形成し、アンテナの取付ブラケットが上壁部の下部に取付けられたことを特徴としている。
請求項5の自動車のアンテナ配設構造は、請求項3又は4の発明において、取付ブラケットを上端部のみ取付ける片持ち取付構造とし、後退腕部を車体後壁から離間させた状態に配設したことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、車体後壁のうちの閉断面を形成する上壁部とバンパーレインフォースメントの間で、且つ車体後壁の外側の位置でかつ車体後壁の上壁部により形成された前記閉断面の後端及び前記バンパーレインフォースメントの後端より前方となる位置にアンテナを配設したので、後方からの軽衝突時の際、アンテナが、車体後壁のうちの他部材と閉断面を形成して剛性・強度に優れる上壁部とバンパーレインフォースメントとで保護されて、アンテナの破損を抑制することができる。アンテナが上壁部とバンパーレインフォースメントの間に配設されるので、アンテナとバンパーレインフォースメントとの接触が回避され、アンテナの損傷を防止できる。
しかも、アンテナをリヤゲート開口下縁部よりも下側の車体後壁の外側に配置するため、アンテナの送受信性能を格段に向上させることができる。そして、アンテナを車体後壁の外側に取付けるので、アンテナをリヤゲート内に取付ける必要がなく、アンテナの取付けの作業性を高め、製造コストの節減を図ることができる。
請求項2の発明によれば、車体後壁の下壁部にバンパーレインフォースメントの上方位置で後方に突出するナンバープレート支持ブラケットを設け、アンテナをナンバープレートの側方に配設したので、軽衝突時のアンテナとナンバープレート支持ブラケットとの接触を回避し、アンテナの破損を一層抑制することができる。
請求項3の発明によれば、アンテナを車体後壁に取り付ける為の取付ブラケットは、車体後壁の上壁部に略水平な締結部材で締結される垂直腕部と、この垂直腕部の下端から前方且つ下方に後退しアンテナが取付けられる後退腕部とから構成されるので、取付ブラケットを介してアンテナを車体後壁の外側(後側)の車体外面に露出しないデッドスペースに取付けることができる。
請求項4の発明によれば、車体後壁の上壁部に下部が上部より前方に凹む段差壁部を形成し、アンテナの取付ブラケットが上壁部の下部に取付けられるので、段差形状により、取付ブラケットの締結部が上壁部の上部よりも前方に配置され、車体後壁に取付けブラケットを締結する締結部を保護することができる。
請求項5の発明によれば、取付ブラケットを上端部のみ取付ける片持ち取付構造とし、後退腕部を車体後壁から離間させた状態に配設したので、下側の取付が不要になることから上下方向で狭いデッドスペースへのアンテナの取付が可能になると共に、車体の振動による車体後壁へのアンテナの接触も回避でき、後壁腕部と車体後壁との接触による異音の発生を防止することができる。
本発明に係る自動車のアンテナ配設構造は、下壁部と、下壁部より後方に突出しリヤゲート開口下縁部に閉断面を形成する上壁部とから構成される車体後壁と、車体後壁の下壁部に後方に突出するように設けられるバンパーレインフォースメントとを備え、アンテナを車体後壁の上壁部とバンパーレインフォースメントの間で、且つ車体後壁の外側の位置でかつ車体後壁の上壁部の後端面より前方となる位置に配設したものである。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。本実施例は、スマートエントリシステムを備えた自動車Mに、本発明を適用した場合の一例である。
図1、図2に示すように、自動車Mの車体後端部には、リヤゲート開口部1(車体後端開口部)(図2参照)を開閉可能に覆うバックドアとしてのリヤゲート2が設けられ、このリヤゲート2がリヤゲート開口部1の上端近傍部のヒンジ部に上下に揺動可能に枢支され、そのリヤゲート2の下側には、車体後部3に設けられた車体後壁4(リヤエンドパネル)とバンパーレインフォースメント17と、このバンパーレインフォースメント17を覆うように車幅方向に延びる合成樹脂製のバンパーフェース5が設けられている。
リヤゲート2の上半部にはリヤゲートガラス6が装着され、リヤゲート本体7は前後に対向状のパネルアウタとパネルインナとで構成されている。リヤゲート本体7の左右両端部には、1対のバックランプ8が設けられている。バンパーフェース5は、全体として車幅方向の中央部分から左右両端側に向かって車体前方に徐々に移行するように大きく湾曲状に形成されている。このバンパーフェース5の中央部には、ナンバープレート9が配置され、バンパーフェース5の左右両側の下端部には1対のリフレクタ(反射板)10が配置されている。
図2,図3,図7に示すように、車体後端部には、リヤゲート開口部1と、リヤゲート2と、リヤゲート開口部1のリヤゲート開口下縁部11より下側の車体後壁4とが設けられている。リヤゲート2と車体後壁4の前側には荷室12が設けられている(図7参照)。車体後壁4は車幅方向全体に亙って延びる鋼板部材で構成され、車体後壁4は下壁部13と、下壁部13よりも後方に突出した上壁部14により一体的に形成されている。
下壁部13は垂直壁状に形成されている。下壁部13の後側に下壁部13との間に所定の空間を空けた状態に、バンパーレインフォースメント17が上壁部14の後端部と同程度後方へ突出する状態に配設され、バンパーレインフォースメント17の左右両端部が、図示外の左右1対のリヤサイドフレームの後端に固定されている左右1対のクラッシュカン16にボルトにて固定されて下壁部13にも固定されている。尚、バンパーレインフォースメント17には、合成樹脂発泡体からなる衝撃吸収体(図示略)が装着される。
図3、図4、図8に示すように、バンパーレインフォースメント17よりも上方位置において、下壁部13の車幅方向中央部には、コ字状に曲げ形成されたナンバープレート支持ブラケット18が取付けられている。ナンバープレート支持ブラケット18は、下壁部13に固定された連結板部18aと、この連結板部18aの左右両端から後方へ屈曲して延びる左右1対の取付片部18bとから形成され、ナンバープレート9は左右の取付片部18bの後端に固定されている。
図2〜図4、図7、図8に示すように、上壁部14は、上方ほど後方へ移行するように傾斜した傾斜部14Aと、この傾斜部14Aの上端に連なる段差壁部14Bとを有し、上壁部14はその前側に配置されたリヤエンドクロスメンバ25とで閉断面部を構成している。段差壁部14Bは、傾斜部14Aの上端から上方へ延びる鉛直壁状の下部19と、この下部19の上端から上方へ延び上方程後方へ移行するように傾斜した傾斜部20と、この傾斜部20の上端に連なる鉛直壁状の上部21とで一体的に構成されている。上部21はバンパーレインフォースメント17の後端とほぼ同じ前後方向位置にある。
上部21の上端の接合フランジはリヤエンドクロスメンバ25の上端の接合フランジに接合され、リヤエンドクロスメンバ25の下端部は下壁部13の上端部に接合されている。リヤエンドクロスメンバ25は、下壁部13のやや後方位置で上方へ延びる鉛直壁部25aと、この鉛直壁部25aに連なりリヤゲート開口下縁部11に位置する上壁部25bとを有する。
次に、アンテナ23と、このアンテナ23を取り付けるための取付ブラケット24について説明する。
図5〜図8に示すように、アンテナ23を取り付ける為の取付ブラケット24は、ナンバープレート9の右側に配設されている。取付ブラケット24は、垂直腕部27と、この垂直腕部27の下端から前方且つ下方に傾斜状に後退する後退腕部28とを有する一体品に構成され、この取付ブラケット24は、その上端部のみを上壁部14に固定する片持ち構造として取り付けられている。取付ブラケット24の中央部には、ほぼ長方形状の開口部が29が形成されている。
図5,6に示すように、垂直腕部27は、正面視にて背の低い略門形状をなし、垂直腕部27のうちの下端部以外は段差壁部14Bの下部19の後面に当接され、垂直腕部27の左右両端部が水平なボルト・ナット30(締結部材に相当する)により下部19に締結固定されている。
後退腕部28は、上壁部14の傾斜部14Aとほぼ平行に傾斜し、傾斜部14Aの後側付近に所定の間隔を空けて離隔するように配設されている。上記の後退腕部28に取り付けられたアンテナ23は、車体後壁4の上壁部14とバンパーレインフォースメント17の間で、且つ車体後壁4の外側の位置でかつ車体後壁4の上壁部14により形成された閉断面部の後端及びバンパーレインフォースメント17の後端より前方となる位置に配設される。
後退腕部28は、垂直腕部27の下端部に連なる左右1対の連結板部32a,32bと、これら連結板部32a,32bの下端に連なる本体板部33とからなる。左右1対の連結板部32a,32bは、左側の連結板部32aが、右側の連結板部32bよりも大きな上下長を有する。本体板部33は、垂直腕部27よりも大きな左右幅を有し、左側板部33aと右側板部33bとで構成されている。
左側板部33aにはアンテナ23を取り付ける取付部43が設けられている。右側板部33bは左側板部33aよりも大きな上下幅を有し、右側板部33aの左半部には、車体内に制御ユニット(図示略)からのハーネスをブザー36側のハーネス42に接続するカプラー34が取付けられ、このカプラー34は凸状の取付部35に取り付けられている。右側板部33bの右半部には、リヤゲート2を開けるときに鳴るブザー36が取付けられ、このブザー36は取付部37に取り付けられている。
アンテナ23は左右方向に細長い薄金属板製の箱形形状のもので、その左右両端部に1対の取付フランジ39が形成され、これら取付フランジ39がボルト・ナット41により左側板部33aの取付部43に固定されている。アンテナ23の右端部には、前記制御ユニットからのハーネスをアンテナ23のハーネスに接続する為のハーネスコネクタ40が設けられている。
次に、以上説明した自動車Mのアンテナ配設構造の作用及び効果について説明する。
図4,図7,図8に示すように、取付ブラケット24の垂直腕部27の上端部のみが、上壁部14の段差壁部14Bの下部20にボルト・ナット30により取付けられ、垂直腕部27の下端から折曲した後退壁部28が、下壁部13の傾斜部14Aの傾斜面に沿って傾斜部14Aから所定距離だけ離間した状態に配設される。つまり、取付ブラケット24が車体後壁4に片持ち構造で取付けられ、車体後壁4の外側において、上壁部14の下部20の後端及びバンパーレインフォースメント17の後端より前方となる位置にアンテナ23が配設される。
このように、リヤエンドクロスメンバ25と閉断面部を構成する上壁部14とバンパーレインフォースメント17の間のデッドスペースに、且つ車体後壁4の上壁部14の後端及びバンパーレインフォースメント17の後端より前方となる位置に、車体外面外へ露出しないように、アンテナ23を配設したので、軽衝突時、アンテナ23が上壁部14とバンパーレインフォースメント17とで確実に保護されて、アンテナ23の破損を抑制することができる。
アンテナ23がバンパーレインフォースメント17よりも上側にあり、バンパーレインフォースメント17から離間した位置に配設されるのでアンテナ23とバンパーレインフォースメント17との接触が回避され、アンテナ23の損傷を防止できる。
アンテナ23をリヤゲート開口下縁部11よりも下側の車体後壁4の外側に配置することにより、アンテナ23の送受信性能を格段に向上させることができる。さらに、アンテナ23が車体後壁4の外側に設けられるので、アンテナ23の取付けの作業性を高め、製造コストの節減を図ることができる。
車体後壁4の下壁部13にバンパーレインフォースメント17の上方位置で後方に突出するナンバープレート支持ブラケット18を設け、アンテナ23をナンバープレート9の側方に配設したので、軽衝突時におけるアンテナ23とナンバープレート支持ブラケット18との接触を回避し、アンテナ23の破損を一層抑制することができる。
アンテナ23を車体後壁4に取り付ける為の取付ブラケット24は、車体後壁4の上壁部14に略水平なボルト・ナット30で締結される垂直腕部27と、この垂直腕部27の下端から前方且つ下方に後退しアンテナ23が取付けられる後退腕部28とから構成されるので、取付ブラケット24を介してアンテナ23を車体後壁4の後方付近のデッドスペースに配置することができる。
上壁部14に下部20が上部19より前方に凹む段差壁部14Bを形成し、アンテナ23の取付ブラケット24が上壁部14の下部19に取付けられるので、段差形状により、取付ブラケット24の締結部が上壁部14の上部21よりも前方に配置され、車体後壁14に対する取付ブラケット24の締結部を保護することができる。
取付ブラケット24を上端部のみ取付ける片持ち取付構造とし、後退腕部28を車体後壁4の傾斜部22から離間させた状態に配設したので、下側の取付が不要になることから上下方向で狭いデッドスペースへのアンテナ23の取付が可能となると共に、車体の振動による車体後壁4へのアンテナ23の接触も回避でき、後壁腕部28と車体後壁4との接触による異音の発生を防止することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
[1]前記の取付ブラケット24の形状・構造は一例に過ぎず、適宜変更を付加した形状・構造のものに構成してもよく、取付ブラケット24をナンバープレート9の左側に配置することも可能である。取付ブラケット24と傾斜部14Aとの間の間隔は図示の間隔よりも拡大してもよく、取付ブラケット24と傾斜部14Aとの間に柔らかい合成樹脂発泡体等のクッション材を設けることも可能である。
[2]その他、当業者ならば、本発明の趣旨を逸脱することなく前記実施例に種々の変更を付加して実施することができ、本発明はそのような種々の変更形態をも包含するものである。
本発明の実施例に係る自動車の後面図である。 アンテナ配設構造の後面図である。 アンテナ配設構造の斜視図である。 アンテナ配設構造の側面図である。 アンテナを取り付ける取付ブラケットの拡大後面図である。 取付ブラケットの裏面図である。 アンテナの配設構造を含む車体後端部の要部縦断面側面図である。 アンテナの配設構造を含む車体後端部の水平断面図である。
M 自動車
4 車体後壁
11 リヤゲート開口下縁部
13 下壁部
14 上壁部
14B 段差壁部
17 バンパーレインフォースメント
18 ナンバープレート支持ブラケット
19 下部
21 上部
23 アンテナ
24 取付ブラケット
27 垂直腕部
28 後退腕部
30 締結部材

Claims (5)

  1. 自動車のアンテナ配設構造において、
    下壁部と、下壁部より後方に突出しリヤゲート開口下縁部に閉断面を形成する上壁部とから構成される車体後壁と、
    前記車体後壁の下壁部に後方に突出するように設けられるバンパーレインフォースメントとを備え、
    アンテナを前記車体後壁の上壁部とバンパーレインフォースメントの間で、且つ車体後壁の外側の位置でかつ車体後壁の上壁部により形成された前記閉断面の後端及び前記バンパーレインフォースメントの後端より前方となる位置に配設したことを特徴とする自動車のアンテナ配設構造。
  2. 前記車体後壁の下壁部にバンパーレインフォースメントの上方位置で後方に突出するナンバープレート支持ブラケットを設け、アンテナをナンバープレートの側方に配設したことを特徴とする請求項1に記載の自動車のアンテナ配設構造。
  3. アンテナを車体後壁に取り付ける為の取付ブラケットは、車体後壁の上壁部に略水平な締結部材で締結される垂直腕部と、この垂直腕部の下端から前方且つ下方に後退しアンテナが取付けられる後退腕部とから構成される構造を特徴とする請求項1又は2に記載の自動車のアンテナ配設構造。
  4. 前記車体後壁の上壁部に下部が上部より前方に凹む段差壁部を形成し、アンテナの取付ブラケットが上壁部の下部に取付けられたことを特徴とする請求項3に記載の自動車のアンテナ配設構造。
  5. 前記取付ブラケットを上端部のみ取付ける片持ち取付構造とし、後退腕部を車体後壁から離間させた状態に配設したことを特徴とする請求項3又は4に記載の自動車のアンテナ配設構造。
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