JP2014083958A - トラックの荷台 - Google Patents

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Tsuyoshi Michihashi
強 道端
Yosuke Higuchi
陽介 樋口
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Abstract

【課題】下方回動した回動ゲートをストッパに当接させて、それ以上の下方回動を阻止するとき、下方回動により回動ゲートに生じていた慣性力により回動ゲートの部分が弾性変形するなどして過大に回動するとしても、回動ゲートの部分がリフレクタに容易には衝突しないようにする。
【解決手段】トラックの荷台は、荷物を載置可能とする床部3と、床部3の外縁部に枢支具4により上、下方回動A,B可能となるよう枢支される回動ゲート5と、床部3の外縁部における縦向き外面16,16´に取り付けられ、縦向き外面16,16´の近傍にまで回動ゲート5が下方回動Bしたとき、回動ゲート5を当接させてそれ以上の下方回動Bを阻止する弾性のストッパ18と、縦向き外面16,16´に取り付けられるリフレクタ37とを備える。縦向き外面16,16´とリフレクタ37との間にストッパ18の一部分18aが挟み込まれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、下方回動した回動ゲートのそれ以上の回動を阻止するストッパを備えたトラックの荷台に関するものである。
上記トラックの荷台には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、トラックの荷台は、荷物を載置可能とする床部と、この床部の外縁部に枢支具により上、下方回動可能となるよう枢支される回動ゲートと、上記床部の外縁部における縦向き外面に取り付けられ、この縦向き外面の近傍にまで上記回動ゲートが下方回動したとき、この回動ゲートを当接させてそれ以上の下方回動を阻止する弾性のストッパとを備えている。また、一般に、上記縦向き外面にはリフレクタが取り付けられている。
そして、上記荷台上の積荷空間に対し荷台の外方から積荷作業をしたり、上記積荷空間から荷台の外方に向かって荷降ろし作業する場合には、通常、これらの作業が容易にできるようにするため、上記回動ゲートを上記ストッパに当接するまで下方回動させて、上記積荷空間を外方に開放させることが行われる。
また、上記のように回動ゲートを下方回動させたとき、上記リフレクタの少なくとも一部分が下方回動した回動ゲートの面方向の外方に位置するよう、上記縦向き外面への上記リフレクタの取付位置を定めたものが提案されている。これによれば、回動ゲートを下方回動させた場合でも、この回動ゲートに邪魔されることなく、上記リフレクタの少なくとも一部分に良好な視認性が確保される。
特開2000−219081号公報
ところで、上記したように下方回動する回動ゲートをストッパに当接させて、それ以上の下方回動を阻止するとき、上記回動ゲートのうちの上記ストッパよりも回動端がわの部分は、荷台の各部のがたつきや寸法誤差などにより過大に回動おするおそれがある。また、上記した下方回動により上記回動ゲートに慣性力が生じていたとすると、この慣性力によって、この回動ゲートのうちの上記ストッパよりも回動端がわの部分が撓むよう弾性変形して、この回動ゲートの部分が過大に回動するおそれがある。
ここで、前記したようにリフレクタが良好な視認性の確保などの理由で取付位置に制約を受けて上記ストッパから離れて取り付けられている場合には、上記した下方回動の阻止に伴い過大に回動した回動ゲートの部分が上記リフレクタに衝突するおそれを生じる。そして、この衝突が生じた場合には、上記リフレクタが無用に損傷するおそれが生じて好ましくない。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、下方回動した回動ゲートをストッパに当接させて、それ以上の下方回動を阻止するとき、この下方回動により回動ゲートに生じていた慣性力によりこの回動ゲートの部分が弾性変形するなどして過大に回動するとしても、この回動ゲートの部分がリフレクタに容易には衝突しないようにすることである。
また、本発明の他の目的は、上記した回動ゲートの部分のリフレクタへの衝突の防止が、簡単な構成によって達成できるようにすることである。
請求項1の発明は、荷物を載置可能とする床部3と、この床部3の外縁部に枢支具4により上、下方回動A,B可能となるよう枢支される回動ゲート5と、上記床部3の外縁部における縦向き外面16,16´に取り付けられ、この縦向き外面16,16´の近傍にまで上記回動ゲート5が下方回動Bしたとき、この回動ゲート5を当接させてそれ以上の下方回動Bを阻止する弾性のストッパ18と、上記縦向き外面16,16´に取り付けられるリフレクタ37とを備えたトラックの荷台において、
上記縦向き外面16,16´と上記リフレクタ37との間に上記ストッパ18の一部分18aを挟み込んだことを特徴とするトラックの荷台である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、荷物を載置可能とする床部と、この床部の外縁部に枢支具により上、下方回動可能となるよう枢支される回動ゲートと、上記床部の外縁部における縦向き外面に取り付けられ、この縦向き外面の近傍にまで上記回動ゲートが下方回動したとき、この回動ゲートを当接させてそれ以上の下方回動を阻止する弾性のストッパと、上記縦向き外面に取り付けられるリフレクタとを備えたトラックの荷台において、
上記縦向き外面と上記リフレクタとの間に上記ストッパの一部分を挟み込んでいる。
ここで、下方回動した回動ゲートをストッパに当接させて、それ以上の下方回動を阻止するとき、この下方回動により回動ゲートに生じていた慣性力によって、この回動ゲートのうちの上記ストッパよりも回動端部がわの部分が撓むよう弾性変形するなどして過大に回動しがちとなり、上記回動ゲートの部分が上記リフレクタに衝突するおそれを生じる。
しかし、上記したように、縦向き外面と上記リフレクタとの間に上記ストッパの一部分を挟み込んだため、このストッパの他部分は上記リフレクタに極めて近接することとなる。よって、上記したように下方回動した回動ゲートがストッパのうちの上記他部分に当接して、この他部分よりも回動端部がわの上記回動ゲートの部分が過大に回動するとしても、この回動ゲートの部分は、上記したストッパの他部分に近接するリフレクタからは離れた部分となる。この結果、上記回動ゲートの部分が上記リフレクタに容易に衝突することは防止され、この衝突によるリフレクタの損傷が防止される。
また、上記したリフレクタへの回動ゲートの部分の衝突の防止は、上記ストッパとリフレクタとの関連構成を工夫することで達成される。よって、上記した回動ゲートの部分のリフレクタへの衝突の防止は、簡単な構成で達成され、これは荷台の生産性上、有益である。
しかも、上記したように縦向き外面と上記リフレクタとの間に上記ストッパの一部分を挟み込んだため、上記縦向き外面へのストッパの少なくとも一部の取り付けは上記リフレクタの利用により達成される。よって、その分、上記縦向き外面へのストッパの取り付けが簡単な構成で達成されることから、これも荷台の生産性上、有益である。
更に、上記したように縦向き外面と上記リフレクタとの間に上記ストッパの一部分を挟み込んでいるため、上記したように下方回動した回動ゲートの弾性変形した部分が、仮に上記リフレクタに衝突してその衝撃力によりこのリフレクタが変形しようとしても、弾性を有する上記ストッパの一部分が上記リフレクタに与えられる衝撃力を緩和する。よって、このリフレクタが上記衝撃力によって容易に損傷することは防止される。
また、上記縦向き外面と上記リフレクタとの間に上記ストッパの一部分を挟み込むとき、この一部分を弾性的に圧接するよう挟み込めば、トラックの走行時、上記縦向き外面に対するリフレクタの振動発生や異音の発生は弾性を有する上記ストッパの一部分によって防止される。
トラックの荷台の後部側面部分破断図である。 トラックの荷台の後部斜視図である。 トラックの荷台の後左側部の背面図である。 図1のIV−IV線矢視断面図である。
本発明のトラックの荷台に関し、下方回動した回動ゲートをストッパに当接させて、それ以上の下方回動を阻止するとき、この下方回動により回動ゲートに生じていた慣性力によりこの回動ゲートの部分が弾性変形するなどして過大に回動するとしても、この回動ゲートの部分がリフレクタに容易には衝突しないようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための形態は、次の如くである。
即ち、トラックの荷台は、荷物を載置可能とする床部と、この床部の外縁部に枢支具により上、下方回動可能となるよう枢支される回動ゲートと、上記床部の外縁部における縦向き外面に取り付けられ、この縦向き外面の近傍にまで上記回動ゲートが下方回動したとき、この回動ゲートを当接させてそれ以上の下方回動を阻止する弾性のストッパと、上記縦向き外面に取り付けられるリフレクタとを備える。上記縦向き外面と上記リフレクタとの間に上記ストッパの一部分が挟み込まれる。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は軽トラックで、矢印Frは、このトラック1の進行方向の前方を示している。また、下記する左右とは、上記前方に向かってのトラック1の荷台2の幅方向をいうものとする。
上記荷台2は、上面に荷物を載置可能とする床部3と、この床部3の外縁部に沿って長く延び、この外縁部に枢支具4により上、下方回動A,B可能となるよう枢支される複数の回動ゲート5とを備えている。これら各回動ゲート5を上方回動Aさせたとき、上記床部3と各回動ゲート5とで囲まれた空間が積荷空間6とされる。一方、上記各回動ゲート5を下方回動Bさせれば、上記積荷空間6は、その側方や後方の外方に向けて開放される。
具体的には、上記回動ゲート5は、床部3の外縁部のうち、外側縁部に枢支具4により枢支されるサイドゲート10と、床部3の後縁部に枢支具4により枢支されるテールゲート11とを有している。また、上記各サイドゲート10の前端部に設けられ、上方回動Aさせて起立姿勢にしたこれら各サイドゲート10をそれぞれ上記起立姿勢のままに保持可能とする不図示の保持具と、上方回動Aにより起立姿勢にした上記テールゲート11を、上記起立姿勢に保持された上記各サイドゲート10の後端部にそれぞれ保持可能とさせる保持具12とが設けられる。
上記床部3は、上面が水平方向に平坦に延び、全体として荷台2の前後方向に長い長方形板状をなす床部本体14と、この床部本体14の後部の左右各外側縁部と後縁部とからそれぞれ下方に向かって延出しこれら各縁部に溶接により強固に支持される板金製のブラケット15とを備えている。このブラケット15の外側面および後面は、上記床部3の外縁部における側部、後部縦向き外面16,16´とされる。
上記サイドゲート10が上記ブラケット15の外側面である側部縦向き外面16の近傍にまで下方回動Bしたとき、上記サイドゲート10を当接(圧接を含む、以下同じ)させてそれ以上の下方回動Bを阻止するゴム製で弾性の側部ストッパ18が設けられる。この側部ストッパ18は、荷台2の側面視(図1)で、上下方向に長い長方形状をなして、下方回動Bしたサイドゲート10を当接させるストッパ本体19と、上記側部ストッパ18の外縁部の一部分18aを構成し、上記ストッパ本体19の下端縁部から下方に向かって延出する延出片20とを有している。この延出片20の基部外面には、荷台2の前後方向に延びる溝21が形成される。
上記側部ストッパ18は、そのストッパ本体19が上記ブラケット15の外側面である縦向き外面16に一対の上、下係止具24,25により係止されて取り付けられる。
上記上係止具24は、上記ストッパ本体19の上部の上記側部縦向き外面16がわの面に突設される係止突起26を有している。この係止突起26は、荷台2の側面視(図1)で、断面が楕円形状(小判形状含む、以下同じ)をなして薄い板形状の基部26aと、この基部26aとほぼ同形同大の楕円形状で厚い板形状をなし、上記係止突起26の突出端部を構成する係止部26bとを有している。荷台2の側面視(図1)で、上記基部26aの長軸は荷台2の前後方向に延び、上記係止部26bの長軸は、上記基部26aの長軸と直交するよう上下方向に延び、これら基部26aと係止部26bとの各長軸の交差部が係止突起26の中央部26cとされる。
また、上記上係止具24は、上記側部縦向き外面16に形成された係止孔27を有している。この係止孔27は、荷台2の前後方向に延びる長軸を有する楕円形状とされ、上記係止突起26の係止部26bと同形同大、もしくはこの係止部26bよりも少し大きい相似形状とされる。
上記側部縦向き外面16への側部ストッパ18の取り付け以前において、図1中一点鎖線で示すように、この側部ストッパ18をそのストッパ本体19が前後方向に長い長方形状となる姿勢にさせたときのみ、上記係止具24の係止孔27に対し上記係止突起26の係止部26bが挿入可能とされる。つまり、上記側部ストッパ18を、上記側部縦向き外面16に取り付けたときの姿勢(図1中実線)とは異なる姿勢にさせたとき、上記係止孔27に対し上記係止突起26の係止部26bの姿勢が合致し、この係止部26bが上記係止孔27に挿入可能とされる。
そして、上記のように係止孔27に対し係止突起26の係止部26bを挿入させた状態で、この係止突起26の中央部26cを中心として、上記側部ストッパ18を上記側部縦向き外面16への取り付け姿勢(図1中実線)となるよう回動Cさせる。すると、上記係止突起26の係止部26bの長軸方向の各端部が上記係止孔27の孔縁部の裏面に圧接するよう弾性変形する。また、上記側部ストッパ18の回動Cを更に進行させると、上記係止孔27の孔縁部の裏面を上記係止部26bの上記各端部が圧接したまま摺動する。この際、上記係止突起26の基部26aの長軸方向の各端部は、上記した係止部26bの弾性変形による反力を受けて、上記係止孔27の孔縁部の外面に圧接しながら摺動する。
上記側部ストッパ18の回動Cが更に進行して、この側部ストッパ18が上記取り付け姿勢となったとき、上記係止孔27の姿勢に上記係止突起26の基部26aの姿勢が合致して、上記係止部26bの弾性変形による反力により、上記基部26aが上記係止孔27に嵌入させられると共に、上記反力によりこの嵌入状態が維持される(図1中実線)。
そして、上記係止部26bの各端部が上記係止孔27の孔縁部の裏面に圧接することと、上記係止孔27に基部26aが嵌入して、上記側部ストッパ18が上記係止具24の係止突起26の中央部26cを中心として自由に回動することが防止されることとにより、上記側部ストッパ18の上部は上記側部縦向き外面16に強固に係止される。
前記下係止具25は、上記ストッパ本体19の下部の上記側部縦向き外面16がわの面に突設される係止突起29と、上記側部縦向き外面16に形成され、上記係止突起29を嵌入させて係止する係止孔30とを有している。上記したよう上係止具24の係止突起26を係止孔27に係止させた状態において、上記ストッパ本体19は撓むよう弾性変形可能であり、この弾性変形により、上記下係止具25の係止突起29は係止孔30に係止可能とされる。そして、上記係止孔30に係止突起29を係止させると、上記下係止具25によって上記側部ストッパ18のストッパ本体19の下部が上記側部縦向き外面16に係止される。
そして、上記した側部縦向き外面16に上記側部ストッパ18のストッパ本体19の下部が係止されたことにより、上記側部ストッパ18は上記上係止具24の係止突起26の中央部26cを中心として自由に回動することが防止される。つまり、上記側部ストッパ18は、上記上、下係止具24,25により上記側部縦向き外面16に対し強固に係止されて強固に取り付けられる。
前記テールゲート11が上記ブラケット15の後面である後部縦向き外面16´の近傍にまで下方回動Bしたとき、上記テールゲート11を当接させてそれ以上の下方回動Bを阻止するゴム製で弾性の後部ストッパ33が設けられる。この後部ストッパ33は、上記後部縦向き外面16´に係止具24により係止されて取り付けられる。この他の係止具34は、上記上係止具24と同構成の係止突起26と係止孔27とを有し、同様の作用を生じるものである。
上記ブラケット15の側部、後部縦向き外面16,16´にリフレクタ37が取り付けられる。このリフレクタ37は、上記側部、後部縦向き外面16,16´に跨るよう、荷台2の平面視(図4)でL字形状をなす樹脂製のリフレクタ基台38を有している。このリフレクタ基台38の後部は、上記後部縦向き外面16´に対し係合具39により係合される。また、上記リフレクタ基台38の前部は、不図示の樹脂製グロメットを介し締結具40により上記側部縦向き外面16に締結される。そして、上記リフレクタ基台38の後部の後面にリフレクタ本体41が取り付けられる。
上記係合具39は、上記後部縦向き外面16´に形成される係合孔39aと、上記リフレクタ基台38の後部の上記後部縦向き外面16´がわの面に突設され、上記係合孔39aに挿入されて係合可能とされる係合突起39bとを有している。
上記ブラケット15へのリフレクタ37の取り付けに際しては、まず、上記ブラケット15の外方から上記係合具39の係合孔39aに係合突起39bを係合させ、この係合具39により上記リフレクタ基台38の後部を上記後部縦向き外面16´に係合させる。次に、上記係合具39を中心として、上記リフレクタ基台38の前部を上記ブラケット15がわに回動させ、上記側部縦向き外面16に当接させる。そして、この縦向き外面16に上記リフレクタ基台38の前部を上記締結具40により締結する。これにより、上記リフレクタ37は上記係合具39と締結具40とにより上記側部、後部縦向き外面16,16´跨るように取り付けられる。
上記側部縦向き外面16において、この側部縦向き外面16の面方向かつ上下方向で、上記側部ストッパ18のストッパ本体19は、上記リフレクタ37のリフレクタ基台38の上方近傍に位置し、このリフレクタ基台38の外側面よりも外側方に向かって、より大きく突出している。また、上記側部ストッパ18の一部分18aである延出片20は、上記側部縦向き外面16と上記リフレクタ37のリフレクタ基台38の前部における上縁部との間に挟み込まれている。
具体的には、上記リフレクタ基台38の前部における上縁部には切り欠き44が形成され、この切り欠き44の内面が、上記側部ストッパ18の延出片20の溝21と嵌合してこの溝21の内面と近接して対面している。
このため、上記側部ストッパ18の延出片20が荷台2の前後方向に自由に移動することは上記リフレクタ基台38の切り欠き44により防止され、また、上記延出片20が上記切り欠き44から抜け出ることは上記延出片20の延出端部の厚肉部によって防止される。よって、上記側部ストッパ18が上記係止具24の係止突起26の中央部26cを中心として自由に回動することは、より確実に防止されると共に、上記側部ストッパ18は、上記上、下係止具24,25に加え、上記リフレクタ37のリフレクタ基台38によっても、上記側部縦向き外面16に対し、より強固に取り付けられる。
ここで、上記サイドゲート10は、通常、テールゲート11に比べて長さがかなり大きいものであって、その質量も大きいものである。このため、上記サイドゲート10が上記側部縦向き外面16の近傍にまで下方回動Bして上記側部ストッパ18のストッパ本体19に衝突し、それ以上の下方回動Bが阻止されるときには、上記側部ストッパ18は上記サイドゲート10から大きい衝撃力が与えられがちとなる。
そこで、前記したように、上、下係止具24,25により上記側部ストッパ18を上記側部縦向き外面16に対し強固に取り付けるようにし、更に、上記側部ストッパ18の一部分18aである延出片20を上記側部縦向き外面16と上記リフレクタ37のリフレクタ基台38との間に挟み込ませることにより、上記側部ストッパ18を上記側部縦向き外面16に対し、より強固に取り付けるようにしたのである。
このため、上記したように、下方回動Bしたサイドゲート10から側部ストッパ18に大きい衝撃力が与えられるとしても、この側部ストッパ18が上記側部縦向き外面16から離脱することは、より確実に防止される。よって、上記サイドゲート10が側部縦向き外面16の近傍にまで下方回動Bして、上記側部ストッパ18のストッパ本体19に当接したときには、上記サイドゲート10は、それ以上の下方回動Bが、より確実に阻止される。そして、このサイドゲート10の下方回動Bが、より確実に阻止されることにより、上記サイドゲート10が上記リフレクタ37に衝突することが、より確実に防止される(図1,3中二点鎖線)。
上記後部縦向き外面16´において、この後部縦向き外面16´の面方向かつ上下方向で、上記後部ストッパ33は、上記リフレクタ37のリフレクタ基台38およびリフレクタ本体41の上方近傍に位置し、このリフレクタ37の後面よりも後方に向かって、より大きく突出している。
そして、上記テールゲート11が後部縦向き外面16´の近傍にまで下方回動Bしたとき、上記テールゲート11は上記後部ストッパ33に当接してそれ以上の下方回動Bが阻止され、上記テールゲート11が上記リフレクタ37のリフレクタ基台38やリフレクタ本体41に衝突することが防止される(図1,3中二点鎖線)。
図3において、上記テールゲート11が下方回動Bしたとき(図3中二点鎖線)、上記リフレクタ37のリフレクタ本体41の少なくとも一部分(外側部)が下方回動Bしたテールゲート11の面方向である外側方に位置するよう上記ブラケット15への上記リフレクタ37の取付位置が定められる。具体的には、上記リフレクタ37の前部を含む外側部は、上記ブラケット15の側部縦向き外面16よりも外側方に突出させられている。この構成によれば、テールゲート11を下方回動Bさせた場合でも、このテールゲート11に邪魔されることなく、上記リフレクタ37のリフレクタ本体41の少なくとも一部分に良好な視認性が確保される。
ここで、上記したようにテールゲート11を下方回動Bさせた場合において、上記リフレクタ37のリフレクタ本体41の視認性の向上を簡単な構成で安価に達成できる手段として、上記リフレクタ37の側部を上記テールゲート11から、より大きく外側方に突出させるよう上記ブラケット15に取り付けることが考えられる。
ところで、上記のようにリフレクタ37の側部をテールゲート11の外側方に大きく突出させると、その分、上記リフレクタ37の側部は上記ブラケット15の側部縦向き外面16から外側方に大きく突出する。このため、下方回動Bしたサイドゲート10が上記リフレクタ37の側部に衝突し易くなるおそれが生じる。
しかし、前記したように、側部ストッパ18は側部縦向き外面16に強固に取り付けられていることから、上記リフレクタ37の側部を上記側部縦向き外面16から外側方に大きく突出させて、その視認性を簡単な構成で安価に向上させるようにした場合でも、下方回動Bしたサイドゲート10が上記リフレクタ37の側部に容易に衝突することは、上記強固に取り付けられた側部ストッパ18によって、より確実に防止される。
上記構成によれば、荷物を載置可能とする床部3と、この床部3の外縁部に枢支具4により上、下方回動A,B可能となるよう枢支される回動ゲート5であるサイドゲート10と、上記床部3の外縁部における側部縦向き外面16に取り付けられ、この側部縦向き外面16の近傍にまで上記サイドゲート10が下方回動Bしたとき、このサイドゲート10を当接させてそれ以上の下方回動Bを阻止する弾性の側部ストッパ18と、上記側部縦向き外面16に取り付けられるリフレクタ37とを備えたトラックの荷台において、
上記側部縦向き外面16と上記リフレクタ37との間に上記側部ストッパ18の一部分18aを挟み込むこととされている。
ここで、下方回動Bしたサイドゲート10を側部ストッパ18に当接させて、それ以上の下方回動Bを阻止するとき、従来の技術にて説明のように、この下方回動Bによりサイドゲート10に生じていた慣性力によって、このサイドゲート10のうちの上記側部ストッパ18よりも回動端部がわの部分が撓むよう弾性変形するなどして過大に回動しがちとなり、上記サイドゲート10の部分が上記リフレクタ37に衝突するおそれを生じる。
しかし、上記したように側部縦向き外面16と上記リフレクタ37との間に上記側部ストッパ18の一部分18aを挟み込んだため、この側部ストッパ18の他部分18bであるストッパ本体19は上記リフレクタ37に極めて近接することとなる。よって、上記したように下方回動Bしたサイドゲート10が側部ストッパ18のうちの上記他部分18bに当接して、この他部分18bよりも回動端部がわの上記サイドゲート10の部分が過大に回動するとしても、この回動ゲート5の部分は、上記した側部ストッパ18の他部分18bに近接するリフレクタ37からは離れた部分となる。この結果、上記サイドゲート10の部分が上記リフレクタ37に容易に衝突することは防止され、この衝突によるリフレクタ37の損傷が防止される。
また、上記したリフレクタ37へのサイドゲート10の部分の衝突の防止は、上記側部ストッパ18とリフレクタ37との関連構成を工夫することで達成される。よって、上記したサイドゲート10の部分のリフレクタ37への衝突の防止は、簡単な構成で達成され、これは荷台2の生産性上、有益である。
しかも、上記したように側部縦向き外面16と上記リフレクタ37との間に上記側部ストッパ18の一部分18aを挟み込んだため、上記縦向き外面16への側部ストッパ18の少なくとも一部の取り付けは上記リフレクタ37の利用により達成される。よって、その分、上記縦向き外面16への側部ストッパ18の取り付けが簡単な構成で達成されることから、これも荷台2の生産性上、有益である。
更に、上記したように側部縦向き外面16と上記リフレクタ37との間に上記側部ストッパ18の一部分18aを挟み込んでいるため、上記したように下方回動Bしたサイドゲート10の弾性変形した部分が、仮に上記リフレクタ37に衝突してその衝撃力によりこのリフレクタ37が変形しようとしても、弾性を有する上記側部ストッパ18の一部分18aが上記リフレクタ37に与えられる衝撃力を緩和する。よって、このリフレクタ37が上記衝撃力によって容易に損傷することは防止される。
また、上記側部縦向き外面16と上記リフレクタ37との間に上記側部ストッパ18の一部分18aを挟み込むとき、この一部分18aを弾性的に圧接するよう挟み込めば、トラック1の走行時、上記側部縦向き外面16に対するリフレクタ37の振動発生や異音の発生は弾性を有する上記側部ストッパ18の一部分18aによって防止される。
その他、46は尾灯である。なお、以上は図示の例によるが、上記リフレクタ37のリフレクタ本体41を上記側部縦向き外面16に取り付けられたリフレクタ基台38の外側面に取り付けてもよい。また、上記側部ストッパ18の一部分18aの溝21の内面に上記リフレクタ基台38の切り欠き44の内面を当接させてもよい。また、上記した側部ストッパ18に関連する構成と同様に、後部ストッパ33の一部分を上記後部縦向き外面16´とリフレクタ37との間に挟み込むようにしてもよい。
1 トラック
2 荷台
3 床部
4 枢支具
5 回動ゲート
6 積荷空間
10 サイドゲート
11 テールゲート
15 ブラケット
16 側部縦向き外面(縦向き外面)
16´ 後部縦向き外面(縦向き外面)
18 側部ストッパ(ストッパ)
18a 一部分
18b 他部分
19 ストッパ本体
20 延出片
21 溝
24 係止具
25 係止具
26 係止突起
26a 基部
26b 係止部
27 係止孔
33 後部ストッパ(ストッパ)
34 他の係止具
37 リフレクタ
38 リフレクタ基台
39 係合具
40 締結具
41 リフレクタ本体
44 切り欠き
A 上方回動
B 下方回動
C 回動

Claims (1)

  1. 荷物を載置可能とする床部と、この床部の外縁部に枢支具により上、下方回動可能となるよう枢支される回動ゲートと、上記床部の外縁部における縦向き外面に取り付けられ、この縦向き外面の近傍にまで上記回動ゲートが下方回動したとき、この回動ゲートを当接させてそれ以上の下方回動を阻止する弾性のストッパと、上記縦向き外面に取り付けられるリフレクタとを備えたトラックの荷台において、
    上記縦向き外面と上記リフレクタとの間に上記ストッパの一部分を挟み込んだことを特徴とするトラックの荷台。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018052336A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 新明和工業株式会社 貨物自動車
JP2019026077A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 ダイハツ工業株式会社 車両構造
JP2019199133A (ja) * 2018-05-15 2019-11-21 スズキ株式会社 車両の荷台後部構造

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