JP2019198970A - 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキセット、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物および活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)熱可塑性樹脂と、シリカと、シランカップリング剤と、溶媒とを含有し、
前記シランカップリング剤が、組成物中に、0.1〜20質量%含有し、かつメルカプト系シランカップリング剤、エポキシ系シランカップリング剤、およびアミノ系シランカップリング剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記シリカが、組成物中に、固形分で0.01〜30質量%含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物、
(2)前記熱可塑性樹脂が、ポリウレタン系樹脂および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、または、ポリウレタン系樹脂およびアクリル系樹脂の中から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする(1)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物、
(3)前記ポリウレタン系樹脂および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の質量比が、2:8〜8:2であることを特徴とする(1)または(2)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物、
(4)前記ポリウレタン系樹脂およびアクリル系樹脂の質量比が、6:4〜0:10であることを特徴とする(1)または(2)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物、
(5)プラスチックフィルム層と、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層とを備えてなる積層体であって、
前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層が、(1)〜(4)のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物を含んでなることを特徴とする積層体、
(6)前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層に、さらにイソシアネート系化合物を含んでなることを特徴とする(5)に記載の積層体、
(7)(5)または(6)に記載の積層体を用い、前記積層体の前記アンカーコート層上に、
活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物からなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ層を備えてなることを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物、
(8)プラスチックフィルム上の少なくとも一方に、(1)〜(4)のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物を含んでなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する工程と、
前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層上に、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物からなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ層を形成する工程と、
を含むことを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法、
(9)前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する前記工程に、さらにイソシアネート系化合物を含んでなることを特徴とする(8)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法、
(10)前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する前記工程が、シルクスクリーン印刷方式、グラビア印刷方式、フレキソ印刷方式、ローラーコーター方式、刷毛塗り方式、スプレー方式、ナイフジェットコーター方式、インクジェット印刷方式、パッド印刷方式、グラビアオフセット印刷方式、ダイコーター方式、バーコーター方式、スピンコーター方式、コンマコーター方式、含浸コーター方式、ディスペンサー方式、およびメタルマスク方式の中から選ばれる少なくとも1つにより行なわれることを特徴とする(8)または(9)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法、
に関するものである。
アンカーコート剤1(実施例1)
アクリル系樹脂ワニス(固形分35%、アクリット1LO−735T、大成ファインケミカル(株)製)40部に、シリカ(エースマットOK520、エボニックジャパン(株)製)0.4部、メルカプト系シランカップリング剤(X41−1805、信越化学工業(株)製)1.8部、PU515溶剤(東京インキ(株)製)60部、ポリエチレンワックス(CERAFLOUR 925、ビックケミー・ジャパン(株)製)1部、BYK051N(消泡剤、ビックケミー・ジャパン(株)製)0.1部を仕込み、ペイントシェーカーにて練肉し、ミルベースを作製した。同様に、表1〜表6の配合に従い、実施例2〜32、比較例1〜10のアンカーコート剤を作製した。
TA24−537Q:ウレタン系樹脂ワニス、固形分30%(日立化成(株)製)
カネビニールHM515:塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂ワニス(カネビニールHM515((株)カネカ製)をメチルシクロヘキサノン/酢酸エチル=50/50の混合溶剤にて調製)、固形分30%
ポバールPVA117:ポリビニルアルコール、純度94.0%以上((株)クラレ製)
エラストロンH−38:ブロック型イソシアネート基を有するポリウレタン樹脂、固形分20%(第一工業製薬(株)製)
ペルグートS−20:塩素化ゴム樹脂(住化バイエルウレタン(株)製)
スーパークロンC:塩素化ポリオレフィン樹脂、固形分55%(日本製紙(株))
JER828:エポキシ樹脂(三菱ケミカル(株))
エースマットOK412:シリカ(エボニックジャパン(株)製)
サイリシア770:シリカ(富士シリシア化学(株)製)
サイロホービック200:シリカ(富士シリシア化学(株)製)
サイロスフィアC1504:シリカ(富士シリシア化学(株)製)
NIPSIL E−200:シリカ(東ソー・シリカ(株)製)
X41−1810:メルカプト系シランカップリング剤(信越化学工業(株)製)
KBM−802:メルカプト系シランカップリング剤(信越化学工業(株)製)
KBM−803:メルカプト系シランカップリング剤(信越化学工業(株)製)
KBM−402:エポキシ系シランカップリング剤(信越化学工業(株)製)
KBM−602:アミノ系シランカップリング剤(信越化学工業(株)製)
KBM−503:メタクリル系シランカップリング剤(信越化学工業(株)製)
KBE−1003:ビニル系シランカップリング剤(信越化学工業(株)製)
KBM−9007:イソシアネート系シランカップリング剤(信越化学工業(株)製)
KBE−13:メチルトリエトキシシラン(信越化学工業(株)製)
実施例1〜32および比較例1〜10の各アンカーコート剤と、硬化剤(LG硬化剤D、東京インキ(株)製)と、溶剤(PU515、東京インキ(株)製)とを、100/10/15の割合で混合した。厚み40μmの延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム、OP U−1、フタムラ化学(株)製)に、簡易塗布実験機A−Bar OSP−10(松尾産業(株)製)にて、塗布し、試験片を作製し、その後50℃で、24時間エージングした。
試験片のアンカーコート剤塗布面同士を合わせ、圧力500gf/cm2にて、50℃ドライあるいは40℃、90%RHの条件で、24時間放置した。その後、この試験片の片方ずつを手指でつまみ、急速に引き剥がすことにより、剥離抵抗の程度およびインキ取られ具合について、確認した。
剥離抵抗が小さいほど、あるいはインキの取られ具合が少ないほど、耐ブロッキング性が良好である。
剥離抵抗について、◎:まったく抵抗なく剥離する、○:ほとんど抵抗がない、△:やや抵抗がある(実用上耐えうる)、×:面同士が接着し、剥離しない、の4段階で評価した。
インキ取られについて、◎:まったくインキ取られがみられない、○:ややインキ取られがみられる、△:部分的にインキ取られがみられる(実用上耐えうる)、×:半分以上の面積でインキ取られがみられる、の4段階で評価した。
上記<耐ブロッキング性>試験で作製した試験片のアンカーコート剤塗布面上に、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物(TIC−JET 1023R−ST 160M、東京インキ(株)製)を、バーコーターNo.5(第一理化(株)製)にて、塗布し、UV−LED光源装置(アイグラフィックス(株)製)を用いて、110W/cm、照射距離20cm、コンベア速度10m/minにて紫外線照射を1回行ない、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ層を形成し、試験印刷物を作製した。
紫外線照射を行なった試験印刷物の表面状態を、目視により観察し、塗布表面状態を確認した。
塗布表面状態が均一であるほど、はじきが少なく、良好である。
はじきについて、○:均一で滑らかな塗布面である、△:やや凹凸があるが、塗布されない面がみられない(実用上問題ない)、×:塗布されない部分がある、の3段階で評価した。
上記<はじき>試験で、△の評価以上の試験印刷物について、密着性の試験を行なった(密着性試験を行なわなかったものは、「−」を記載した)。試験印刷物のインクジェットインキ層表面に、粘着テープ(18mm幅、ニチバン(株)製)を貼り付け、60度の角度で急速に剥離し、剥離したインクジェットインキ層の面積について評価した。剥離面積が小さいほど、アンカーコート層の密着性が良好と判断した。剥離面積について、○:全く剥離しない、△:剥離面積が10%未満(実用上問題なし)、×:剥離面積が10%以上、の3段階で評価した。
(1)熱可塑性樹脂と、シリカと、シランカップリング剤と、有機溶剤とを含有し、
前記熱可塑性樹脂が、下記(A)または(B)のどちらか一方であり、
前記シランカップリング剤が、組成物中に、0.1〜20質量%含有し、かつメルカプト系シランカップリング剤、エポキシ系シランカップリング剤、およびアミノ系シランカップリング剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記シリカが、組成物中に、0.01〜30質量%含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用グラビア印刷用アンカーコート組成物、
(A)質量比が、2:8〜8:2であるポリウレタン系樹脂および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
(B)質量比が、6:4〜0:10であるポリウレタン系樹脂およびアクリル系樹脂
(2)前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物が実質的に水を含まない、ことを特徴とする請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用グラビア印刷用アンカーコート組成物、
(3)プラスチックフィルム層上の少なくとも一方に、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接備えてなる積層体であって、
前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層が、(1)または(2)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用グラビア印刷用アンカーコート組成物からなることを特徴とする積層体、
(4)前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層に、さらにイソシアネート系化合物を含んでなることを特徴とする(3)に記載の積層体、
(5)(3)または(4)に記載の積層体を用い、前記積層体の前記アンカーコート層上に、
活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物からなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ層を備えてなることを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物、
(6)プラスチックフィルム上の少なくとも一方に、(1)または(2)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用グラビア印刷用アンカーコート組成物からなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する工程と、
前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層上に、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物からなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ層を形成する工程と、
を含み、
前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する前記工程が、グラビア印刷方式により行なわれることを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法、
(7)前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する前記工程で用いる組成物として、さらにイソシアネート系化合物を含んでなることを特徴とする(6)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法、
に関するものである。
(1)熱可塑性樹脂と、シリカと、シランカップリング剤と、有機溶剤とを含有する活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物であって、
前記熱可塑性樹脂が、下記(A)または(B)のどちらか一方であり、
前記シランカップリング剤が、組成物中に、0.1〜20質量%含有し、かつメルカプト系シランカップリング剤、エポキシ系シランカップリング剤、およびアミノ系シランカップリング剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記シリカが、組成物中に、0.01〜30質量%含有することを特徴とするグラビア印刷用アンカーコート組成物、
(A)質量比が、2:8〜8:2であるポリウレタン系樹脂および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
(B)質量比が、6:4〜0:10であるポリウレタン系樹脂およびアクリル系樹脂
(2)前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物が実質的に水を含まない、ことを特徴とする(1)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物、
(3)プラスチックフィルム層上の少なくとも一方に、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接備えてなる積層体であって、
前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層が、(1)または(2)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物からなることを特徴とする積層体、
(4)前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層に、さらにイソシアネート系化合物を含んでなることを特徴とする(3)に記載の積層体、
(5)(3)または(4)に記載の積層体を用い、前記積層体の前記アンカーコート層上に、
活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物からなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ層を備えてなることを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物、
(6)プラスチックフィルム上の少なくとも一方に、(1)または(2)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物からなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する工程と、
前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層上に、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物からなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ層を形成する工程と、
を含み、
前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する前記工程が、グラビア印刷方式により行なわれることを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法、
(7)前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する前記工程で用いる組成物に、さらにイソシアネート系化合物を含んでなることを特徴とする(6)に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法、
に関するものである。
Claims (10)
- 熱可塑性樹脂と、シリカと、シランカップリング剤と、溶媒とを含有し、
前記シランカップリング剤が、組成物中に、0.1〜20質量%含有し、かつメルカプト系シランカップリング剤、エポキシ系シランカップリング剤、およびアミノ系シランカップリング剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記シリカが、組成物中に、固形分で0.01〜30質量%含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物。 - 前記熱可塑性樹脂が、ポリウレタン系樹脂および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、または、ポリウレタン系樹脂およびアクリル系樹脂の中から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物。
- 前記ポリウレタン系樹脂および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の質量比が、2:8〜8:2であることを特徴とする請求項1または2に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物。
- 前記ポリウレタン系樹脂およびアクリル系樹脂の質量比が、6:4〜0:10であることを特徴とする請求項1または2に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物。
- プラスチックフィルム層と、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層とを備えてなる積層体であって、
前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層が、請求項1〜4のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物を含んでなることを特徴とする積層体。 - 前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層に、さらにイソシアネート系化合物を含んでなることを特徴とする請求項5に記載の積層体。
- 請求項5または6に記載の積層体を用い、前記積層体の前記アンカーコート層上に、
活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物からなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ層を備えてなることを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物。 - プラスチックフィルム上の少なくとも一方に、請求項1〜4のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート組成物を含んでなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する工程と、
前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層上に、活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物からなる活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ層を形成する工程と、
を含むことを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法。 - 前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する前記工程に、さらにイソシアネート系化合物を含んでなることを特徴とする請求項8に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法。
- 前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ用アンカーコート層を直接形成する前記工程が、シルクスクリーン印刷方式、グラビア印刷方式、フレキソ印刷方式、ローラーコーター方式、刷毛塗り方式、スプレー方式、ナイフジェットコーター方式、インクジェット印刷方式、パッド印刷方式、グラビアオフセット印刷方式、ダイコーター方式、バーコーター方式、スピンコーター方式、コンマコーター方式、含浸コーター方式、ディスペンサー方式、およびメタルマスク方式の中から選ばれる少なくとも1つにより行なわれることを特徴とする請求項8または9に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ印刷物の製造方法。
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