JP2019198827A - エアセパレータ - Google Patents

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浩太 井上
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Abstract

【課題】既設のオイルポンプを用いることによって低コストでオイルからエアを分離して除去することができるエアセパレータを提供すること。【解決手段】オイルポンプ2によって昇圧されたオイルを各部に供給し、各部からオイルパン7へと戻るオイルを前記オイルポンプ2によって再び昇圧する動作を繰り返してオイルを循環させる油圧回路に設けられるサイクロン式のエアセパレータ1は、前記油圧回路を流れるオイルの一部を抽出し、このオイルを漏斗状の気液分離室Sに接線方向から噴射して該オイルに含まれるエアを分離して除去するよう構成されている。また、前記気液分離室Sへのオイルの供給経路(油路L2)にオリフィス6を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、油圧回路に設けられるエアセパレータに関する。
例えば、車両のトランスミッションには油圧回路から潤滑用のオイルが供給されるが、油圧回路においては、オイルポンプによって昇圧されたオイルが各部に供給されて潤滑に供され、各部からオイルパンへと戻るオイルがオイルポンプによって再び昇圧される動作が繰り返されてオイルが循環する。
ところで、油圧回路を循環するオイルには、攪拌等によってエアが不可避的に混入するが、エアを含んだオイルは、その潤滑油としての機能(冷却性、潤滑性)が低下する他、油圧脈動などの不具合が発生する。
そこで、例えば、特許文献1,2には、オイルに含まれるエアをエアセパレータによって分離除去する技術が開示されている。このエアセパレータは、エアを含んだオイルを漏斗状の気液分離室に接線方向から噴射し、気液分離室を旋回するオイルとエアの比重の差によって両者を分離するものである。
特許第2757091号公報 特開2013−189781号公報
しかしながら、特許文献1,2において開示されているエアセパレータは、何れもオイルを加圧して噴射するための専用のオイルポンプを設けているため、コストアップを免れないという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、既設のオイルポンプを用いることによって低コストでオイルからエアを分離して除去することができるエアセパレータを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、オイルポンプ(2)によって昇圧されたオイルを各部に供給し、各部からオイルパン(7)へと戻るオイルを前記オイルポンプ(2)によって再び昇圧する動作を繰り返してオイルを循環させる油圧回路に設けられるエアセパレータ(1)であって、前記油圧回路を流れるオイルの一部を抽出し、このオイルを漏斗状の気液分離室(S)に接線方向から噴射して該オイルに含まれるエアを分離して除去することを特徴とする。
本発明によれば、エアセパレータにオイルを供給するためのオイルポンプとして既設のもの(油圧回路に既に組み込まれているもの)を共用するため、専用のオイルポンプを設ける必要がなく、構造の単純化とコストダウンを図ることができる。
また、本発明では、前記油圧回路の油路(L1〜L7)とこの油路(L1〜L7)に設けられる各種バルブ(8,12)を備えるバルブボディ(16)に、前記気液分離室(S)を形成してもよい。
また、本発明では、前記気液分離室(S)を備えるセパレータ本体(1A)を前記バルブボディ(16)に一体に形成してもよい。
あるいは、本発明では、前記気液分離室(S)を備えるセパレータ本体(1A)を前記バルブボディ(16)と別体に構成し、該セパレータ本体(1A)を前記バルブボディ(16)に取り付けてもよい。
また、本発明では、前記気液分離室(S)へのオイルの供給経路にオリフィス(6)を設けてもよい。
本発明によれば、既設のオイルポンプを用いることによって低コストでオイルからエアを分離して除去することができる。
本発明にかかるエアセパレータの基本構成を示す模式的断面図である。 本発明にかかるエアセパレータの動作原理を説明するための斜視図である。 本発明にかかるエアセパレータを備える油圧回路の構成図である。 図3に示す油圧回路に設けられたエアセパレータが取り付けられたハルブボディの部分断面図である。 本発明にかかるエアセパレータを備える別の油圧回路の構成図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明にかかるエアセパレータの基本構成を示す模式的断面図であり、図示のエアセパレータ1は、車両のトランスミッションに設けられるものである。
車両のトランスミッションは、上部室(動力室)S1と下部室(ストレーナ室)S2とに区画されており、下部室S2には、油圧回路に設けられるオイルポンプ2と、該オイルポンプ2の吸入側に接続されたオイルストレーナ3と、本発明にかかるエアセパレータ1が収容されている。ここで、エアセパレータ1は、サイクロン式のエアセパレータであって、漏斗状の気液分離室Sを備えており、この気液分離室Sの中心部には、エア排出管4が垂直に起立しており、このエア排出管4の上端は、大気中に開口している。
ところで、前記オイルポンプ2の吐出側から延びる油路L1は、オイルポンプ2から吐出されるオイルを上部室S1に収容された変速ギヤなどの被潤滑部へと供給するものであって、該油路L1から分岐する油路L2は、エアセパレータ1の気液分離室Sの上部に接続されている。また、気液分離室Sの下部から延びるオイル排出管5は、オイルパン7に通じている。なお、油路L2の気液分離室Sに近い箇所には、オイルの流れを絞るためのオリフィス6が設けられている。
以上のように構成された油圧回路において、オイルポンプ2が駆動されると、下部室S2の底部に形成されたオイルパン7に貯留されているオイルがオイルストレーナ3を通過してオイルポンプ2へと吸引され、オイルポンプ2に吸引されたオイルは、オイルポンプ2によって昇圧された後に油路L1へと吐出される。そして、油路L1へと吐出されたオイルは、上部室S1の変速ギヤなどの被潤滑部へと供給されて潤滑に供されるが、油路L1を流れるオイルの一部は、油路L2からエアセパレータ1の気液分離室Sの上部に接線方向から噴射される。なお、油路L2から気液分離室Sへと噴射されるオイルは、油路L2に設けられたオリフィス6によって流れが絞られるために流速が高められ、気液分離室Sの上部に接線方向から勢いよく噴射される。
上述のように、オイルがエアセパレータ1の気液分離室Sの上部に接線方向から噴射されると、エアを含むオイルが気液分離室Sで旋回しながら下方へと進むが、その過程で、後述の原理によってエアがオイルから分離され、分離されたエアは、エア排出管4から大気中へと放出され、エアが除去されたオイルは、オイル排出管5からオイルパン7へと排出される。オイルパン7内のオイルは、オイルストレーナ3を介してオイルポンプ2に吸引されて該オイルポンプ2によって再び昇圧された後に油路L1へと吐出される。以後、同様の作用が繰り返されてエアセパレータ1によってオイルからエアが分離除去される。なお、前述のように気液分離室Sに供給されるオイルの流速がオリフィス6によって高められるため、気液分離室Sにおけるオイルの旋回流速も高められ、サイクロン方式によるエアのオイルからの分離が効率よく行われる。
なお、図1では、オイル排出管5から排出されたオイルはオイルパン7へと戻され、オイルパン7からオイルストレーナ3を経てオイルポンプ2に流入するように構成した場合を示したが、これ以外にも、図示は省略するが、オイル排出管5から排出されたオイルをストレーナ3とオイルポンプ2の間の油路に導くように構成することで、オイルパン7及びオイルストレーナ3を介さず直接オイルポンプ2に流入させるようにしてもよい。
ここで、エアセパレータ1の動作原理を図2に基づいて説明する。
すなわち、図2はエアセパレータの動作原理を説明するための斜視図であり、図示例では、横置きされたエアセパレータ1の円錐台状のセパレータ本体1Aには、漏斗状の気液分離室Sが形成されており、セパレータ本体1Aの大径側(図2の右側)の端部の相対向する箇所には、油路L2が接線方向に接続されている。また、セパレータ本体1Aの大径側端面の中心部には、小径のエア排出管4が接続されており、同セパレータ本体1Aの小径側(図2の左側)の端部には、大径(同径)のオイル排出管5が接続されている。
以上のように構成されたエアセパレータ1において、2つの油路L2から気液分離室Sの大径側にオイルが接線方向から噴射されると、このエアを含んだオイルは、気液分離室Sを旋回しながら小径側に向かって進むが、その過程で、エアよりも比重が大きなオイルは、これに作用する遠心力によって気液分離室Sの外周部に集積され、比重の小さなエアは、気液分離室Sの中心部に集積される。
ここで、オイルの比重をγ、エアの比重をγ、旋回半径をr、旋回角速度をωとすると、オイルに作用する遠心力Fとエアに作用する遠心力Fは、それぞれ次式によって表される。
=γ・r・ω …(1)
=γ・r・ω …(2)
オイルの比重γはエアの比重γよりも大きく、両者間には次式の大小関係が成立する。
γ>γ …(3)
したがって、式(1)〜(3)式より、
>F …(4)
となり、オイルに作用する遠心力Fの方がエアに作用する遠心力Fよりも大きいため、前述のようにオイルが遠心力Fによって気液分離室Sの外周部に集積され、エアは気液分離室Sの中心部に集積され、この結果、エアがオイルから分離される。
次に、本発明にかかるエアセパレータ1が組み込まれた油圧回路とエアセパレータ1の実際の構成を図3および図4に基づいて説明する。
図3は油圧回路の構成図、図4は図3に示す油圧回路に設けられたエアセパレータが取り付けられたハルブボディの部分断面図である。
図3に示す油圧回路には、2ポートベーン式のオイルポンプ2が設けられており、このオイルポンプ2には各2つの吸入ポート2aと吐出ポート2bがそれぞれ設けられている。そして、一方の吸入ポート2aには、オイルパン7とオイルストレーナ3が油路L3を介して接続されており、他方の吸入ポート2aには、油路L3から分岐する油路L4が接続されている。また、オイルポンプ2の一方の吐出ポート2bは、油路L5を介してポンプシフトバルブ8の吸入ポート8aに接続されており、他方の吐出ポート2bは、油路L6を介してポンプシフトバルブ8の吸入ポート8bに接続されている。
ここで、ポンプシフトバルブ8は、シリンダ9内にスプール10を摺動可能に嵌装するとともに、該スプール10を図3の左方に付勢するスプリング11を収容して構成されており、これに形成された吐出ポート8cには、前記油路L4が接続されている。そして、この油路L4からは油路L7が分岐しており、この油路L7は、本発明にかかるエアセパレータ1のセパレータ本体1Aの大径側の端部(図3の上端)に接線方向に接続されている。また、セパレータ本体1Aの内部に形成された漏斗状の気液分離室Sの中心にはエア排出管4が挿通しており、セパレータ本体1Aの小径側端部(図3の下端)からはオイル排出管5が延びており、このオイル排出管5は、オイルパン7の上方に開口している。なお、油路L7のエアセパレータ1に近い箇所には、オイルの流れを絞るためのオリフィス6が設けられている。なお、図3に示す2つのオイルパン7は同じものであり、図3においては、便宜上、オイルパン7を2つに分けて図示している。
また、図3に示す油圧回路には、リリーフバルブ12が設けられており、このリリーフバルブ12は、シリンダ13内にスプール14を摺動可能に嵌装するとともに、該スプール14を図3の左方に付勢するスプリング15を収容して構成されている。
ここで、図3に示す油圧回路に組み込まれたエアセパレータ1の実際の構造を図4に基づいて説明する。
図3に示すエアセパレータ1は、実際には図4に示すように、バルブボディ16に横置き状態で取り付けられており、その円筒状のセパレータ本体1A内には、漏斗状の気液分離室Sが形成されている。そして、気液分離室Sの中心部にはエア排出管4が挿通しており、気液分離室Sの小径側の端部には、図3に示すオイル排出管5が接続されている。
ところで、バルブボディ16は、図3に示す油圧回路を内部に組み込んだものであって、これに形成された油路L7は、エアセパレータ1の気液分離室Sの大径側端部に接線方向に開口している。
以上のように構成されたエアセパレータ1においても、油路L7から気液分離室Sに接線方向に噴射されるオイルは、気液分離室S内で旋回する過程で、図2において説明した原理によってエアが分離され、分離されたエアは、エア排出管4から大気中へと放出され、エアが分離除去されたオイルは、オイル排出管5からオイルパン7(図3参照)へと排出されて再び図3に示す油圧回路を循環して被潤滑部の潤滑に供される。
以上のように、本実施の形態においては、エアセパレータ1にオイルを供給するためのオイルポンプ2として既設のもの(油圧回路に既に組み込まれているもの)を共用するため、専用のオイルポンプを設ける必要がなく、構造の単純化とコストダウンを図ることができる。
また、エアセパレータ1のセパレータ本体1Aをバルブボディ16に取り付けて両者を一体化したため、当該エアセパレータ1の設置スペースを縮小して小型化を図ることができる。なお、本実施の形態では、エアセパレータ1のセパレータ本体1Aをバルブボディ16とは別体に構成し、このセパレータ本体1Aをバルブボディ16に取り付けるようにしたが、このセパレータ本体1Aをバルブボディ16と一体に形成してもよい。
次に、本発明にかかるエアセパレータが組み込まれた他の油圧回路の例を図5に示す。
図5は本発明にかかるエアセパレータを備える別の油圧回路の構成図であり、図示の油圧回路には、車両の動力伝達装置に潤滑油を供給するものであって、エンジンの動力の一部で駆動されるオイルポンプ2と、メイン制御バルブ17と、第1潤滑圧調整バルブ18と、第2潤滑圧調整バルブ19と、低圧流体排出バルブ20と、本発明にかかる2つのエアセパレータ1などが設けられている。
また、油圧回路には、オイルを貯留するオイルパン7と、該オイルパン7からのオイルに含まれる異物を除去するオイルストレーナ3が設けられており、オイルストレーナ3は、油路L11を介してオイルポンプ2の吸入側に接続されている。そして、オイルポンプ2の吐出側から延びる油路L12は、不図示の作動部に接続されており、この油路L12から分岐する油路L13は、メイン制御バルブ17に接続されている。また、メイン制御バルブ17から延びる油路L14,L15は、不図示の第1および第2潤滑部にそれぞれ接続されている。
ここで、前記第1潤滑圧調整バルブ18は、油路L15を流れるオイルの圧力が所定値以上となった場合に該油路L15を流れるオイルを油路L11に逃がすためのものである。また、第2潤滑圧調整バルブ19は、油路L14を流れるオイルの圧力が油路L15を流れるオイルの圧力との差よりも所定圧以上高くなった場合に油路L14を流れるオイルを油路L15へ逃がすためのものである。そして、低圧流体排出バルブ20は、油路L13を流れるオイルの圧力が所定値以上となった場合に油路L15から油路L11へのオイルの流れを遮断するためのものである。この低圧流体排出バルブ20には、オイルを油路L11を介してオイルポンプ2の吸入側へ戻す油路L16と、オイルポンプ2から吐出されるオイルを油路L13を介して当該低圧流体排出バルブ20に導く油路L17が接続されている。
上記油路L16は、第1潤滑圧調整バルブ18に接続されているが、その途中から分岐する油路L18は、一方のエアセパレータ1に接続されている。ここで、油路L18は、エアセパレータ1の気液分離室Sの上端部に接線方向に接続されており、その途中にはオリフィス6が設けられている。そして、図3に示したものと同様に、気液分離室Sの中心部にはエア排出管4が挿通している。また、気液分離室Sの小径側の端部(図5の下端部)には、オイル排出管5が接続されており、このオイル排出管5は、オイルパン7の上方に開口している。
図5に示す油圧回路に設けられた油路L19は、不図示のトルクコンバータに供給された作動油としてのオイルを戻すためのものであって、その途中にはオイルウォーマー21やオイルフィルタ22が設けられている。そして、この油路L19の途中から分岐する油路L20は、他方のエアセパレータ1に接続されている。ここで、油路L20は、エアセパレータ1の気液分離室Sの上端部に接線方向に接続されており、その途中にはオリフィス6が設けられている。なお、2つのエアセパレータ1の構成と機能は同じである。また、図3に示す3つのオイルパン7は同一のものであるが、便宜上、図3においてはオイルパン7を3つに分けて図示している。
図5に示す油圧回路に組み込まれた2つのエアセパレータ1においても、油路L18,L20からそれぞれ気液分離室Sに接線方向に噴射されるオイルは、気液分離室S内で旋回する過程で、図2において説明した原理によってエアが分離され、分離されたエアは、エア排出管4から大気中へと放出され、エアが分離除去されたオイルは、オイル排出管5からオイルパン7へと排出されて再び油圧回路を循環して被潤滑部の潤滑に供される。
以上のように、図5に示す油圧回路に組み込まれた各エアセパレータ1においても、当該エアセパレータ1にオイルを供給するためのオイルポンプ2として既設のものを共用するため、専用のオイルポンプを設ける必要がなく、構造の単純化とコストダウンを図ることができる。
なお、本発明は、以上説明した実施の形態に適用が限定されるものではなく、特許請求の範囲および明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。
1 エアセパレータ
1A セパレータ本体
2 オイルポンプ
3 オイルストレーナ
4 エア排出管
5 オイル排出管
6 オリフィス
7 オイルパン
8 ポンプシフトバルブ
12 リリーフバルブ
16 バルブボディ
17 メイン制御バルブ
18 第1潤滑圧調整バルブ
19 第2潤滑圧調整バルブ
20 低圧流体排出バルブ
L1〜L7 油路
L11〜L20 油路
S 気液分離室

Claims (5)

  1. オイルポンプによって昇圧されたオイルを各部に供給し、各部からオイルパンへと戻るオイルを前記オイルポンプによって再び昇圧する動作を繰り返してオイルを循環させる油圧回路に設けられるエアセパレータであって、
    前記油圧回路を流れるオイルの一部を抽出し、このオイルを漏斗状の気液分離室に接線方向から噴射して該オイルに含まれるエアを分離して除去することを特徴とするエアセパレータ。
  2. 前記油圧回路の油路とこの油路に設けられる各種バルブを備えるバルブボディに、前記気液分離室を形成したことを特徴とする請求項1に記載のエアセパレータ。
  3. 前記気液分離室を備えるセパレータ本体を前記バルブボディに一体に形成したことを特徴とする請求項2に記載のエアセパレータ。
  4. 前記気液分離室を備えるセパレータ本体を前記バルブボディと別体に構成し、該セパレータ本体を前記バルブボディに取り付けたことを特徴とする請求項2に記載のエアセパレータ。
  5. 前記気液分離室へのオイルの供給経路にオリフィスを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエアセパレータ。
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