JPWO2014069024A1 - 液中気泡の分離除去循環システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 液体中に発生する気泡を有効かつ効率よく除去する液中気泡の分離除去循環システムを提供する。【解決手段】 メインタンク10から流入された油の旋回流を利用して、該油を、気泡が除去された第1の油と気泡を含む第2の油とに分離するメイン気泡分離装置120と、メイン気泡分離装置120の後段に設けられ、メイン気泡分離装置120で分離された気泡を含む第2の油を流入し、気泡が除去された第3の油と気泡を含む第4の油とに分離するサブ気泡分離装置130と、サブ気泡分離装置130で分離された気泡を含む第4の油を流入し、第4の油に含まれる気泡を捕捉結合して除去して第5の油を形成するサブタンク140とを具備し、上記第1の油、第3の油、第5の油をメインタンク10に戻す。【選択図】 図1

Description

この発明は、液中気泡の分離除去循環システムに関し、特に、油圧機械の油タンク内の作動油のような粘性のある液体中に発生する気泡を有効に除去することを可能にした液中気泡の分離除去循環システムに関する。
油圧機械等においては、作動油中に気泡が発生すると、この作動油を利用する油圧機器、システム等に悪影響を及ぼすことがある。
例えば、建設機械等の作業動力伝達に用いられる油圧システムにおいて、動力を伝達する作動油中に気泡が混在すると、作動油の剛性を低下させ、作動油の酸化劣化を促進させ、また、作動油の潤滑特性を低下させ、更には、機器の動力伝達特性や動作寿命を低下させる。
そこで、作動油等に混入した気泡を有効に除去する装置若しくはシステムが要望されているが、従来この種の気泡除去システムとしては、特許文献1に開示されたものが知られている。
この気泡除去システムは、駆動に使用する流体回路の最終戻り側に気泡除去装置を設置したもので、具体的には、動揺するタンク内の液体をポンプにより吸引吐出する液体システムにおいて、旋回流を与え気泡を装置軸中心に集合させて、この集合させた気泡を排出する気泡除去装置をタンクへの戻り回路上に組込み、この気泡除去装置でタンクに戻る液体の気泡を除去した後、ポンプ吸入側に流入させ、これによりタンク内で液体中に巻き込む気泡の影響を排除しようとしたものである。
特開平8−318103号公報
しかしながら、特許文献1に記載された「気泡除去システム」における気泡除去装置は、通過流量の影響を強く受けるため、作業条件により変動する幅広い流量範囲をカバーした有効な気泡除去を行うことができないという問題があった。
すなわち、特許文献1に記載された「気泡除去システム」においては、旋回流を利用して装置軸中心に集合させた気泡を含む第1の液体と気泡の除去された第2の液体とに分離する気泡除去装置を駆動に使用する流体回路の最終戻り側に気泡除去装置を設置しているので、作業条件によりこの気泡除去装置に流入する液体の流量は変化し、このため、有効に気泡を除去するのは困難であった。
また、特許文献1に記載された「気泡除去システム」においては、気泡除去装置により分離された気泡を含む第1の液体は、タンクの上層に戻す構成を取っており、ここで、第1の液体の液体量が多くなった状態においては、この第1の液体中に微小な気泡も含まれることになるので、動揺するタンクの状況によっては、この微小な気泡がタンク内の液体に再混合し、本来の気泡除去の目的も達成できない場合があった。
更に、第1の液体中に含まれる気泡の多くは、タンク内の液体表層に分布することになるので、この結果、タンク内の放熱特性の低下等につながるという問題もあった。
そこで、この発明は、液体中に発生する気泡を有効かつ効率よく除去する液中気泡の分離除去循環システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明の液中気泡の分離除去循環システムは、気泡除去対象液体が貯蔵されるメインタンクと、前記気泡除去対象液体を流入し、該気泡除去対象液体の旋回流を形成することにより、該気泡除去対象液体を気泡が除去された第1の液体と気泡を含む第2の液体とに分離する第1の気泡分離装置と、前記第1の気泡分離装置で分離された前記第2の液体を流入し、該第2の液体の旋回流を形成することにより、該第2の液体を気泡が除去された第3の液体と気泡を含む第4の液体とに分離する第2の気泡分離装置と、前記第4の液体を流入して、該第4の液体に含まれる気泡を捕捉結合して除去するサブタンクとを具備し、前記メインタンク内の気泡除去対象液体を第1の配管を経由して前記第1の気泡分離装置に供給し、前記第1の気泡分離装置で分離された前記第1の液体を第2の配管を経由して前記メインタンク内に戻すとともに、前記第1の気泡分離装置で分離された前記第2の液体を第3の配管を経由して前記第2の気泡分離装置に流入させ、該第2の気泡分離装置で分離された前記第3の液体を第4の配管を経由して前記メインタンク内に戻すとともに、前記第2の気泡分離装置で分離された前記第4の液体を第5の配管を経由して前記サブタンクに流入させ、前記サブタンクで気泡が除去された第5の液体を第6の配管を経由して前記メインタンク内に戻すことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第1の気泡分離装置は、前記気泡除去対象液体が流入される流入口と、前記流入口から流入された前記気泡除去対象液体を旋回流に変換する旋回流変換手段と、前記旋回流の下流側に向かって漸次径が小となる第1の流体室と、前記第1の流体室内で一端が開口する細管と、前記第1の流体室の下流側に設けられる第2の流体室とを具備し、前記第2の流体室が前記第2の配管に接続され、前記細管の他端が前記第3の配管に接続されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記第2の気泡分離装置は、前記第2の液体が流入される流入口と、前記流入口から流入された前記第2の液体を旋回流に変換する旋回流変換手段と、前記旋回流の下流側に向かって漸次径が小となる第3の流体室と、前記第1の流体室内で一端が開口する細管と、前記第1の流体室の下流側に設けられる第4の流体室とを具備し、前記第4の流体室が前記第4の配管に接続され、前記細管の他端が前記第5の配管に接続されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記サブタンクは、前記メインタンクの上方に配置されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記サブタンクは、前記メインタンク内部に配置されることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記メインタンクは、該メインタンクに貯蔵される前記気泡除去対象液体の液面の上下変動に追随して上下し、該気泡除去対象液体を取り出すフローティングサンクションフィルタを具備することを特徴とする。
請求項7の発明は、気泡除去対象液体が貯蔵されるメインタンクと、前記気泡除去対象液体を流入し、該気泡除去対象液体の旋回流を形成することにより、気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離するメイン気泡分離装置と、前記第1の気泡分離装置の後段に設けられ気泡を含む液体の旋回流を形成することにより、液体を気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離する1又は複数のサブ気泡分離装置と、前記サブ気泡分離装置で分離され気泡を含む液体を流入して、該液体に含まれる気泡を捕捉結合して除去するサブタンクとを具備することを特徴とする。
請求項8の発明は、気泡除去対象液体が貯蔵されるメインタンクと、前記気泡除去対象液体を流入し、該気泡除去対象液体の旋回流を形成することにより、該気泡除去対象液体を気泡が除去された第1の液体と気泡を含む第2の液体とに分離する第1の気泡分離装置と、前記第1の気泡分離装置で分離された前記第2の液体を流入し、該第2の液体の旋回流を形成することにより、該第2の液体を気泡が除去された第3の液体と気泡を含む第4の液体とに分離する第2の気泡分離装置とを具備し、前記メインタンク内の気泡除去対象液体を第1の配管を経由して前記第1の気泡分離装置に供給し、前記第1の気泡分離装置で分離された前記第1の液体を第2の配管を経由して前記メインタンク内に戻すとともに、前記第1の気泡分離装置で分離された前記第2の液体を第3の配管を経由して前記第2の気泡分離装置に流入させ、該第2の気泡分離装置で分離された前記第3の液体を第4の配管を経由して前記メインタンク内に戻すとともに、前記第2の気泡分離装置で分離された前記第4の液体を第5の配管を経由して前記メインタンク内に戻すことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記第1の気泡分離装置は、前記気泡除去対象液体が流入される流入口と、前記流入口から流入された前記気泡除去対象液体を旋回流に変換する旋回流変換手段と、前記旋回流の下流側に向かって漸次径が小となる第1の流体室と、前記第1の流体室内で一端が開口する細管と、前記第1の流体室の下流側に設けられる第2の流体室とを具備し、前記第2の流体室が前記第2の配管に接続され、前記細管の他端が前記第3の配管に接続されることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項8の発明において、前記第2の気泡分離装置は、前記第2の液体が流入される流入口と、前記流入口から流入された前記第2の液体を旋回流に変換する旋回流変換手段と、前記旋回流の下流側に向かって漸次径が小となる第3の流体室と、前記第1の流体室内で一端が開口する細管と、前記第1の流体室の下流側に設けられる第4の流体室とを具備し、前記第4の流体室が前記第4の配管に接続され、前記細管の他端が前記第5の配管に接続されることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項8の発明において、前記メインタンクは、該メインタンクに貯蔵される前記気泡除去対象液体の液面の上下変動に追随して上下し、該気泡除去対象液体を取り出すフローティングサンクションフィルタを具備することを特徴とする。
請求項12の発明は、気泡除去対象液体が貯蔵されるメインタンクと、前記気泡除去対象液体を流入し、該気泡除去対象液体の旋回流を形成することにより、気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離するメイン気泡分離装置と、前記第1の気泡分離装置の後段に設けられ気泡を含む液体の旋回流を形成することにより、液体を気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離する1又は複数のサブ気泡分離装置とを具備することを特徴とする。
この発明によれば、以下に示す効果を奏する。
1)メインタンク内の液体を常に気泡を含まない状態に維持できる。
2)メインタンクの本来の用途とは無関係に循環システムの配置や流量を設定できる。
3)メインタンクの本来の用途に合わせた限界容量でメインタンクの容量を設定できる。
4)メインタンク内に貯蔵される液体に含まれ気泡を有効にかつ効率よく除去することができるので、システムの長寿命化と省資源化が実現できる。
図1は、この発明に係わる実施例1の液中気泡の分離除去循環システムを適用した油圧システムを示す図である。 図2は、図1に示した液中気泡の分離除去循環システムで用いられるメイン気泡分離装置の一例を示す断面図である。 図3は、図1に示した液中気泡の分離除去循環システムで用いられるサブ気泡分離装置の一例を示す断面図である。 図4は、図1に示した液中気泡の分離除去循環システムで用いられるサブタンクの一例を示す断面図である。 図5は、図1に示した液中気泡の分離除去循環システムで用いられるメインタンク内に配置されるフローティングサンクションフィルタの動作を説明する図である。 図6は、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施例2を示すシステム構成図である。 図7は、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施例3を示すシステム構成図である。 図8は、図7に示した液中気泡の分離除去循環システムで用いられるサブタンクの一例を示す断面図である。 図9は、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施例4を示すシステム構成図である。 図10は、図9に示した液中気泡の分離除去循環システムの斜視図である。 図11は、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施例5を示すシステム構成図である。 図12は、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施例5を示すシステム構成図である。
以下、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明に係わる実施例1の液中気泡の分離除去循環システムを適用した油圧システムを示す図である。
図1に示す油圧システム1は、メインタンク10に貯蔵された油をポンプ20で油圧機器30に供給し、油圧機器30で作動油として用いられた油を再びメインタンク10に戻す油循環路をメインの油循環路として構成されたものである。
この油圧システム1において、油圧機器30で作動油として用いられた油の中には、油圧機器30で作動油の温度上昇との種々の原因により、気泡が混入することがあり、この気泡はそのままメインタンク10に戻されることになる。
この結果、メインタンク10の油には気泡が多くなり、この場合、メインタンク10から油圧機器30の供給する作動油の剛性を低下させ、作動油の酸化劣化を促進させ、また、作動油の潤滑特性を低下させ、更には、機器の動力伝達特性や動作寿命を低下させるという問題が発生する。
そこで、この実施例の油圧システム1においては、上記メインの油循環路とは独立したこの発明に係わる気泡分離除去循環路を設け、この気泡分離除去循環路により、メインタンク10内の油に混入した気泡を有効かつ効率よく除去するように構成される。
図1に示す油圧システム1に適用されたこの発明に係る実施例1の液中気泡の分離除去循環システム100においては、メインタンク10に貯蔵されている油を、上記メインの油循環路に設けられたポンプ20とは別の独立したポンプ110を用いて、配管P1を経由してメイン気泡分離装置120に加圧供給する。
メイン気泡分離装置120は、配管P1を経由して供給された気泡除去対象である油を気泡が除去された第1の液体(油)と気泡を含む第2の液体(油)とに分離する。このメイン気泡分離装置120の詳細は、後に図2を参照して詳述する。
メイン気泡分離装置120で気泡が除去された第1の油は、配管P2を経由してメインタンク10に戻され、気泡を含む第2の油は、配管P3を経由してサブ気泡分離装置130に供給される。
サブ気泡分離装置130は、配管P3を経由して供給された気泡を含む油を気泡が除去された第3の液体(油)と気泡を含む第4の液体(油)とに分離する。このサブ気泡分離装置130の詳細は、後に図3を参照して詳述する。
サブ気泡分離装置130で気泡が除去された第3の油は、配管P4、P7を経由してメインタンク10に戻され、気泡を含む第4の油は配管P5を経由してサブタンク140に導かれる。
サブタンク140の詳細は、後に図4を参照して詳述するが、サブタンク140では、第4の油に含まれる気泡を捕捉、結合して大きくして放出除去し、気泡が除去された第5の液体(油)を生成する。
サブタンク140で気泡が除去された第5の油は、配管P6、P7を経由してメインタンク10に戻される。
図2は、図1に示した油圧システム1の液中気泡の分離除去循環システム100で用いられるメイン気泡分離装置120の一例を示す断面図である。
このメイン気泡分離装置120は、旋回流を利用して、流入された気泡除去対象である油を気泡が除去された第1の油と気泡を含む第2の油とに分離するもので、その略中央部には円筒形の旋回流形成部121が設けられている。
この旋回流形成部121には、旋回流形成部121中心軸に対して直角にメインタンク10からの気泡除去対象である油を流入する流入口122が設けられ、この流入口122は、この旋回流形成部121の周縁に沿って形成された環流路123に接続されている。この環流路123には、環流路123を流れる油を第1の流体室124に接線方向に流出する吐出口125が設けられている。
第1の流体室124は、この第1の流体室124を流れる油の旋回流の下流側の径が漸次小となる円錐台形をしており、この第1の流体室124の下流側には第2の流体室126が繋がり、この第2の流体室126の下流側は、配管P2に接続されている。
また、第1の流体室124内には、第1の流体室124内で先端が開口した細管127がこのメイン気泡分離装置120の中心軸に沿って設けられている。この細管127の他端には、配管P3に接続されている。
上記構成のメイン気泡分離装置120において、メインタンク10からの気泡除去対象である油がポンプ110で加圧されて、気泡分離装置120の流入口122に流入されると、この油は環流路123を流れて、吐出口125から流出することにより、第1の流体室124内に油の旋回流を形成する。
ここで、第1の流体室124は、その径が下流側で漸次小となる円錐台形をしているので、上記旋回流により生じる遠心力により気泡を含まない油は第1の流体室124の周壁側へ、気泡は、図2にBで示すように、第1の流体室124の中心付近に集まる。
この第1の流体室124の中心側に集まっている気泡は、第1の流体室124に加わる背圧により、第1の流体室124内の一部の油とともに細管127を通って配管P3内に第2の油として流出し、サブ気泡分離装置130に導かれる。
また、細管127により、気泡が除去された第1の流体室124内の油は、第2の流体室126を経由して第1の油として配管P2内に流出され、メインタンク10に戻される。
図3は、図1に示した油圧システム1の液中気泡の分離除去循環システム100で用いられるサブ気泡分離装置130の一例を示す断面図である。
図3に示すサブ気泡分離装置130は、基本的な構成は図2に示したメイン気泡分離装置120と同様であるが、その容量(サイズ)は図2に示したメイン気泡分離装置120の1/5〜1/10程度に構成される。
すなわち、図3に示すサブ気泡分離装置130は、図2に示したメイン気泡分離装置120と同様に、旋回流を利用して、流入された気泡除去対象である油を気泡が除去された第3の油と気泡を含む第4の油とに分離するもので、その略中央部には円筒形の旋回流形成部131が設けられており、この旋回流形成部131には、旋回流形成部131の中心軸に対して直角にメイン気泡分離装置120からの第4の油を流入する流入口132が設けられ、この流入口132は、この旋回流形成部131の周縁に沿って形成された環流路133に接続されている。この環流路133には、環流路133を流れる油を第1の流体室134に接線方向に流出する吐出口135が設けられている。
第1の流体室134は、この第1の流体室134を流れる油の旋回流の下流側の径が漸次小となる円錐台形をしており、この第1の流体室134の下流側には第2の流体室136が繋がり、この第2の流体室136の下流側は、配管P4に接続されている。
また、第1の流体室134内には、第1の流体室134内で先端が開口した細管137がこのサブ気泡分離装置130の中心軸に沿って設けられており、この細管137の他端には、配管P5に接続されている。
上記構成のサブ気泡分離装置130においても、メイン気泡分離装置120からの気泡を含む第2の油が流入口132に流入されると、この油は環流路133を流れて、吐出口135から流出され、第1の流体室134内に油の旋回流を形成し、この旋回流により生じる遠心力により気泡を含まない油は第1の流体室134の周壁側へ、気泡は、図3にBで示すように、第1の流体室134の中心付近に集まり、この第1の流体室134の中心側に集まっている気泡は、第1の流体室134に加わる背圧により、第1の流体室134内の一部の油とともに細管137を通って配管P5内に第4の油として流出する。この配管P5内に流出した第4の油は、サブタンク140に導かれる。
また、細管137により、気泡が除去された第1の流体室134内の油は、第2の流体室136を経由して第3の油として配管P4内に流出される。この配管P4内に流出した第3の油は、配管P7を経由してメインタンク10に戻される。
図4は、図1に示した液中気泡の分離除去循環システム100で用いられるサブタンク140の一例を示す断面図である。
サブタンク140における気泡の除去は、サブタンク140内に設けられた複数の仕切板と、好ましくは複数のフィルターとにより行われる。サブタンク140内に配管P5を経由して流入された第4の油は、サブタンク140内の複数の仕切板により画成された複数の流体室を順次流れ、また、各流体室に設けられた複数のフィルターを通過することにより、気泡が捕捉、結合して大きくなり、その結果、第4の油に含まれる気泡は分離放出され、気泡が除去された第5の液体(油)が生成される。
図4は、図1に示した油圧システム100のサブタンク140の一構成例を示す断面図である。なお、図4においては、各流体室に設けられた複数のフィルターは省略して図示している。
図4に示すサブタンク140は、ハウジング141と、ハウジング141の右側面に他端が上方に向かうように傾いて植設され、下部に孔142aを有するとともに、他端が開口している円筒形仕切板142と、ハウジング141の略中央に設けられ、ハウジング141上面との間に気泡を移動させるための間隙143aを有するともに、下部に貫通孔143bを有し、ハウジング141内を左右2つに仕切る仕切板143と、仕切板143により仕切られたハウジング141の左側のハウジング141上面に下方に向かって植設され、上部に気泡を移動させるための間隙144aを有するとともに、他端が開口している円筒形仕切板144と、円筒形仕切板142の開口部に一部が挿入され、他端が下方から配管P5に接続される油流入管145と、円筒形仕切板144の開口部に一部が挿入され、他端が配管P6に接続される油流出管146とを具備して構成される。また、ハウジング141の上面には、サブタンク用空気抜き機構であるブリーザー147が設けられている。
上記構成によるサブタンク140において、サブ気泡分離装置130から配管P5に流出した気泡を含む第4の油は、油流入管145を経由してハウジング141の右側面に植設された円筒形仕切板142内に導かれる。この円筒形仕切板142内で第4の油の気泡の一部は円筒形仕切板142の開口部から上方に分離される。
また、第4の油の一部は、円筒形仕切板142の開口部若しくは円筒形仕切板142の下部の孔142aを通って、仕切板143方向に移動する。この仕切板143方向に移動した第4の油は、円筒形仕切板144の内面と油流出管146の外面により作られる間隙を通り、油流出管146の上部の開口部から油流出管146内に流入する。
この過程で第4の油に含まれる気泡は、結合して大きくなりサブタンク140の上部に集まり、ブリーザー147から放出される。その結果、サブタンク140では気泡が分離除去された第5の油が生成されて、油流出管146内に流入される。油流出管146内に流入された気泡が除去された第5の油は、配管P6、P7を経由してメイタンク10に戻される。
図5は、図1に示した液中気泡の分離除去循環システムで用いられるメインタンク内に配置されるフローティングサンクションフィルタの動作を説明する図である。
上記実施例1の液中気泡の分離除去循環システム100において、メインタンク10に貯蔵されている気泡除去対象液体(気泡除去対象油)は、配管P1を経由してポンプ110により加圧されてメイン気泡分離装置120に加圧供給される。また、メインタンク10の上面には、メインタンク用空気抜き機構であるブリーザー15が設けられている。
ここで、メインタンク10から配管P1を経由して取り出される気泡除去対象油は、気泡除去の効率性向上のために、メインタンク10の油面近くの気泡を多く含む油であることが好ましい。
そのために、この実施例1の分離除去循環システム100においては、メインタンク10内に、配管P1に接続される気泡除去対象液体取り出し配管11の先端にメインタンク10内の油面の上下変動に追随して上下するフローティングサンクションフィルタ12を設け、このフローティングサンクションフィルタ12を経由してメインタンク10内からその油面に近い部分の気泡除去対象液体を取り出すように構成されている。なお、配管13は、配管P2に接続される第1の戻し配管であり、配管14は、配管P7に接続される第2の戻し配管である。
図6は、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施例2を示すシステム構成図である。
なお、以下に示す実施例においては、メインタンク10に貯蔵された油をポンプ20で油圧機器30に供給し、油圧機器30で作動油として用いられた油を再びメインタンク10に戻す油循環路をメインの油循環路は省略して図示している。また、以下に示す実施例では図1に示した液中気泡の分離除去循環システム100と同様の機能を有する部分には図1で用いた符号と同一の符号を付してその詳細説明を省略している。
図6に示す実施例2の液中気泡の分離除去循環システム200においては、図1に示した液中気泡の分離除去循環システム100のサブ気泡分離装置130の後段にサブ気泡分離装置150を設けて構成したものである。
すなわち、図1に示した液中気泡の分離除去循環システム100においては、サブ気泡分離装置130で分離された気泡を含む第4の油は、配管P5を経由してサブタンク140に導くように構成したが、図6に示す実施例2の液中気泡の分離除去循環システム200においては、サブ気泡分離装置130で分離された気泡を含む第4の油を、サブ気泡分離装置150に導き、ここで、第4の油を、気泡が除去された第5の液体(油)と気泡を含む第6の液体(油)とに分離し、気泡が除去された第5の油は、配管P9を経由してメインタンク10に戻し、気泡を含む第6の油は配管P8を経由してサブタンク140に導くように構成されている。
上記構成において、サブ気泡分離装置150の構成は、図3に示したサブ気泡分離装置130と同様の構成で、図3に示したサブ気泡分離装置130と同一容量(サイズ)又は図3に示したサブ気泡分離装置130より小さい容量(サイズ)のものを用いることができる。
なお、図6に示す実施例2の液中気泡の分離除去循環システム200においては、サブ気泡分離装置をサブ気泡分離装置130とサブ気泡分離装置150の2段に構成した場合を示したが、サブ気泡分離装置を3段以上に設けるように構成してもよい。
図7は、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施例3を示すシステム構成図である。
図7に示す実施例3の液中気泡の分離除去循環システム300においては、図1に示した液中気泡の分離除去循環システム100のサブタンク140をメインタンク10内に設けたものである。
すなわち、図7に示す実施例3の液中気泡の分離除去循環システム300においては、メインタンク10内に、サブタンク160を設け、サブ気泡分離装置130で気泡が除去された第3の油は、配管P7を経由してメインタンク10に戻し、気泡を含む第4の油は配管P5を経由してメインタンク10内に設けられたサブタンク160に導くように構成される。その他の構成は、サブタンク160の構成を除いて、図1に示した液中気泡の分離除去循環システム100と同様である。
図8は、図7に示した液中気泡の分離除去循環システムで用いられるサブタンク160の一例を示す断面図である。
図8に示すサブタンク160は、図4に示したサブタンク140と同様に、ハウジング161と、ハウジング161の右側面に他端が上方に向かうように傾いて植設され、下部に孔162aを有するとともに、他端が開口している円筒形仕切板162と、ハウジング161の略中央に設けられ、ハウジング161上面との間に気泡を移動させるための間隙163aを有するともに、下部に貫通孔163bを有し、ハウジング161内を左右2つに仕切る仕切板163と、仕切板163により仕切られたハウジング161の左側のハウジング161上面に下方に向かって植設され、上部に気泡を移動させるための間隙164aを有するとともに、他端が開口している円筒形仕切板164と、円筒形仕切板162の開口部に一部が挿入され、他端が上方から配管P5に接続される油流入管165と、円筒形仕切板164の開口部に一部が挿入され、他端が配管P10に接続される油流出管166とを具備して構成される。また、ハウジング161の上面には、サブタンク用空気抜き機構であるブリーザー167が設けられている。
上記構成によるサブタンク160において、サブ気泡分離装置130から配管P5に流出した気泡を含む第4の油は、油流入管165を経由してハウジング161の右側面に植設された円筒形仕切板162内に導かれる。この円筒形仕切板162内で第4の油の気泡の一部は円筒形仕切板162の開口部から上方に分離される。
また、第4の油の一部は、円筒形仕切板162の開口部若しくは円筒形仕切板162の下部の孔162aを通って、仕切板163方向に移動する。この仕切板163方向に移動した第4の油は、円筒形仕切板164の内面と油流出管166の外面により作られる間隙を通り、油流出管166の上部の開口部から油流出管166内に流入する。
この過程で第4の油に含まれる気泡は、結合して大きくなりサブタンク160の上部に集まり、ブリーザー167から放出される。その結果、サブタンク160では、気泡が分離除去された第5の油が生成されて、油流出管166内に流入される。油流出管166内に流入された気泡が除去された第5の油は、配管P10を経由してメイタンク10に戻される。
図9は、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施例4を示すシステム構成図である。
図9に示す実施例4の液中気泡の分離除去循環システム400は、図7に示した液中気泡の分離除去循環システム300のサブ気泡分離装置130の後段にサブ気泡分離装置150を設けて構成したものである。
すなわち、図9に示した液中気泡の分離除去循環システム300においては、サブ気泡分離装置130で分離された気泡を含む第4の油を、配管P5を経由してメインタンク10内のサブタンク160に導くように構成したが、図9に示す実施例4の液中気泡の分離除去循環システム400においては、サブ気泡分離装置130で分離された気泡を含む第4の油を、サブ気泡分離装置150に導き、ここで、第4の油を、気泡が除去された第5の油と気泡を含む第6の油とに分離し、気泡が除去された第5の油は、配管P9を経由してメインタンク10に戻し、気泡を含む第6の油は配管P8を経由してサブタンク160に導くように構成されている。また、メインタンク10の上面には、メインタンク用空気抜き機構であるブリーザー15が設けられている。
上記構成において、サブ気泡分離装置150の構成は、図3に示したサブ気泡分離装置130と同様の構成で、図3に示したサブ気泡分離装置130と同一容量(サイズ)又は図3に示したサブ気泡分離装置130より小さい容量(サイズ)のものを用いることができる。
なお、図9に示す実施例4の液中気泡の分離除去循環システム400においては、サブ気泡分離装置をサブ気泡分離装置130とサブ気泡分離装置150の2段に構成した場合を示したが、サブ気泡分離装置を3段以上に設けるように構成してもよい。
図10は、図9に示した液中気泡の分離除去循環システムを斜視図で示したものである。
図10において、モータ110aは、ポンプ110を駆動するためのものであり、ブリーザー15は、メインタンク10に設けられるメインタンク用空気抜き機構を示し、ブリーザー167は、サブタンク160に設けられるサブタンク用空気抜き機構を示す。
図11は、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施例5を示すシステム構成図である。この実施例の油圧システム2においても、上記メインの油循環路とは独立したこの発明に係わる気泡分離除去循環路を設け、この気泡分離除去循環路により、メインタンク10内の油に混入した気泡を有効かつ効率よく除去するように構成される。
なお、以下に示す実施例においても、図1に示した液中気泡の分離除去循環システム100と同様の機能を有する部分には図1で用いた符号と同一の符号を付してその詳細説明を省略している。
図11に示す油圧システム2に適用されたこの発明に係る実施例5の液中気泡の分離除去循環システム500においては、メインタンク10に貯蔵されている油を、上記メインの油循環路に設けられたポンプ20とは別の独立したポンプ110を用いて、配管P1を経由してメイン気泡分離装置120に加圧供給する。
メイン気泡分離装置120は、配管P1を経由して供給された気泡除去対象である油を気泡が除去された第1の液体(油)と気泡を含む第2の液体(油)とに分離する。このメイン気泡分離装置120の詳細は、図2に示したものと同じである。
メイン気泡分離装置120で気泡が除去された第1の油は、配管P2を経由してメインタンク10に戻され、気泡を含む第2の油は、配管P3を経由してサブ気泡分離装置130に供給される。
サブ気泡分離装置130は、配管P3を経由して供給された気泡を含む油を気泡が除去された第3の液体(油)と気泡を含む第4の液体(油)とに分離する。このサブ気泡分離装置130の詳細は、図3に示したものと同じである。
サブ気泡分離装置130で気泡が除去された第3の油は、配管P4を経由してメインタンク10に戻される。なお、サブ気泡分離装置130で分離された気泡を含む第4の油は配管P5を経由してメインタンク10に戻される。
なお、メインタンク10の詳細は、図5に示したものと同じである。
図12は、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムの実施例6を示すシステム構成図である。
なお、図12に示す実施例においては、図11に示したメインタンク10に貯蔵された油をポンプ20で油圧機器30に供給し、油圧機器30で作動油として用いられた油を再びメインタンク10に戻す油循環路をメインの油循環路は、省略して図示している。
図12に示す実施例2の油圧システム2の液中気泡の分離除去循環システム600においては、図11に示したサブ気泡分離装置130の後段にサブ気泡分離装置150を設けて構成したものである。
すなわち、図11示した液中気泡の分離除去循環システム500においては、サブ気泡分離装置130で分離された気泡を含む第4の油は、配管P5を経由してメインタンク10に戻すように構成したが、図12に示す実施例6の液中気泡の分離除去循環システム600においては、サブ気泡分離装置130で分離された気泡を含む第4の油を、サブ気泡分離装置150に導き、ここで、第4の油を、気泡が除去された第5の液体(油)と気泡を含む第6の液体(油)とに分離する。
サブ気泡分離装置150で分離された気泡が除去された第5の油は、配管P6、配管P4を経由してメインタンク10に戻される。また、サブ気泡分離装置150で分離された気泡を含む第6の油は配管P7を経由してメインタンク10に戻される。
上記構成において、サブ気泡分離装置150の構成は、図3に示したサブ気泡分離装置130と同様の構成で、図3に示したサブ気泡分離装置130と同一容量(サイズ)又は図3に示したサブ気泡分離装置130より小さい容量(サイズ)のものを用いることができる。
なお、図12に示す実施例6の液中気泡の分離除去循環システム600においては、サブ気泡分離装置をサブ気泡分離装置130とサブ気泡分離装置150の2段に構成した場合を示したが、このサブ気泡分離装置を3段以上に設けるように構成してもよい。
以上がこの発明の代表的な実施形態の一例であるが、本発明は、上記実施例及び図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上記実施例では、この発明に係わる液中気泡の分離除去循環システムを油圧システムに適用した場合を示したが、流体中の気泡除去が必要な他の各種装置、システムにも同様に適用可能である。
10 メインタンク
20 ポンプ
30 油圧機器
100、200、300、400、500、600 液中気泡の分離除去循環システム
110 ポンプ
120 メイン気泡分離装置
121、131 旋回流形成部
122、132 流入口
123、133 環流路
124、134 第1の流体室
125、135 吐出口
126、136 第2の流体室
127、137 細管
130、150 サブ気泡分離装置
140、160 サブタンク
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記第2の気泡分離装置は、前記第2の液体が流入される流入口と、前記流入口から流入された前記第2の液体を旋回流に変換する旋回流変換手段と、前記旋回流の下流側に向かって漸次径が小となる第3の流体室と、前記第3の流体室内で一端が開口する細管と、前記第3の流体室の下流側に設けられる第4の流体室とを具備し、前記第4の流体室が前記第4の配管に接続され、前記細管の他端が前記第5の配管に接続されることを特徴とする。
請求項7の発明は、気泡除去対象液体が貯蔵されるメインタンクと、前記気泡除去対象液体を流入し、該気泡除去対象液体の旋回流を形成することにより、気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離するメイン気泡分離装置と、前記メイン気泡分離装置の後段に設けられ気泡を含む液体の旋回流を形成することにより、液体を気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離する1又は複数のサブ気泡分離装置と、前記サブ気泡分離装置で分離され気泡を含む液体を流入して、該液体に含まれる気泡を捕捉結合して除去するサブタンクとを具備することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項8の発明において、前記第2の気泡分離装置は、前記第2の液体が流入される流入口と、前記流入口から流入された前記第2の液体を旋回流に変換する旋回流変換手段と、前記旋回流の下流側に向かって漸次径が小となる第3の流体室と、前記第3の流体室内で一端が開口する細管と、前記第3の流体室の下流側に設けられる第4の流体室とを具備し、前記第4の流体室が前記第4の配管に接続され、前記細管の他端が前記第5の配管に接続されることを特徴とする。
請求項12の発明は、気泡除去対象液体が貯蔵されるメインタンクと、前記気泡除去対象液体を流入し、該気泡除去対象液体の旋回流を形成することにより、気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離するメイン気泡分離装置と、前記メイン気泡分離装置の後段に設けられ気泡を含む液体の旋回流を形成することにより、液体を気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離する1又は複数のサブ気泡分離装置とを具備することを特徴とする。
4)メインタンク内に貯蔵される液体に含まれる気泡を有効にかつ効率よく除去することができるので、システムの長寿命化と省資源化が実現できる。
この旋回流形成部121には、旋回流形成部121の中心軸に対して直角にメインタンク10からの気泡除去対象である油を流入する流入口122が設けられ、この流入口122は、この旋回流形成部121の周縁に沿って形成された環流路123に接続されている。この環流路123には、環流路123を流れる油を第1の流体室124に接線方向に流出する吐出口125が設けられている。
すなわち、図3に示すサブ気泡分離装置130は、図2に示したメイン気泡分離装置120と同様に、旋回流を利用して、流入された気泡除去対象である油を気泡が除去された第3の油と気泡を含む第4の油とに分離するもので、その略中央部には円筒形の旋回流形成部131が設けられており、この旋回流形成部131には、旋回流形成部131の中心軸に対して直角にメイン気泡分離装置120からの気泡除去対象である第2の油を流入する流入口132が設けられ、この流入口132は、この旋回流形成部131の周縁に沿って形成された環流路133に接続されている。この環流路133には、環流路133を流れる油を第1の流体室134に接線方向に流出する吐出口135が設けられている。
この過程で第4の油に含まれる気泡は、結合して大きくなりサブタンク140の上部に集まり、ブリーザー147から放出される。その結果、サブタンク140では気泡が分離除去された第5の油が生成されて、油流出管146内に流入される。油流出管146内に流入された気泡が除去された第5の油は、配管P6、P7を経由してメインタンク10に戻される。
この過程で第4の油に含まれる気泡は、結合して大きくなりサブタンク160の上部に集まり、ブリーザー167から放出される。その結果、サブタンク160では、気泡が分離除去された第5の油が生成されて、油流出管166内に流入される。油流出管166内に流入された気泡が除去された第5の油は、配管P10を経由してメインタンク10に戻される。
すなわち、図11に示した液中気泡の分離除去循環システム500においては、サブ気泡分離装置130で分離された気泡を含む第4の油は、配管P5を経由してメインタンク10に戻すように構成したが、図12に示す実施例6の液中気泡の分離除去循環システム600においては、サブ気泡分離装置130で分離された気泡を含む第4の油を、サブ気泡分離装置150に導き、ここで、第4の油を、気泡が除去された第5の液体(油)と気泡を含む第6の液体(油)とに分離する。

Claims (12)

  1. 気泡除去対象液体が貯蔵されるメインタンクと、
    前記気泡除去対象液体を流入し、該気泡除去対象液体の旋回流を形成することにより、該気泡除去対象液体を気泡が除去された第1の液体と気泡を含む第2の液体とに分離する第1の気泡分離装置と、
    前記第1の気泡分離装置で分離された前記第2の液体を流入し、該第2の液体の旋回流を形成することにより、該第2の液体を気泡が除去された第3の液体と気泡を含む第4の液体とに分離する第2の気泡分離装置と、
    前記第4の液体を流入して、該第4の液体に含まれる気泡を捕捉結合して除去するサブタンクと
    を具備し、
    前記メインタンク内の気泡除去対象液体を第1の配管を経由して前記第1の気泡分離装置に供給し、前記第1の気泡分離装置で分離された前記第1の液体を第2の配管を経由して前記メインタンク内に戻すとともに、前記第1の気泡分離装置で分離された前記第2の液体を第3の配管を経由して前記第2の気泡分離装置に流入させ、該第2の気泡分離装置で分離された前記第3の液体を第4の配管を経由して前記メインタンク内に戻すとともに、前記第2の気泡分離装置で分離された前記第4の液体を第5の配管を経由して前記サブタンクに流入させ、前記サブタンクで気泡が除去された第5の液体を第6の配管を経由して前記メインタンク内に戻すことを特徴とする液中気泡の分離除去循環システム。
  2. 前記第1の気泡分離装置は、
    前記気泡除去対象液体が流入される流入口と、
    前記流入口から流入された前記気泡除去対象液体を旋回流に変換する旋回流変換手段と、
    前記旋回流の下流側に向かって漸次径が小となる第1の流体室と、
    前記第1の流体室内で一端が開口する細管と、
    前記第1の流体室の下流側に設けられる第2の流体室と
    を具備し、
    前記第2の流体室が前記第2の配管に接続され、前記細管の他端が前記第3の配管に接続されることを特徴とする請求項1に記載の液中気泡の分離除去循環システム。
  3. 前記第2の気泡分離装置は、
    前記第2の液体が流入される流入口と、
    前記流入口から流入された前記第2の液体を旋回流に変換する旋回流変換手段と、
    前記旋回流の下流側に向かって漸次径が小となる第3の流体室と、
    前記第1の流体室内で一端が開口する細管と、
    前記第1の流体室の下流側に設けられる第4の流体室と
    を具備し、
    前記第4の流体室が前記第4の配管に接続され、前記細管の他端が前記第5の配管に接続されることを特徴とする請求項1に記載の液中気泡の分離除去循環システム。
  4. 前記サブタンクは、
    前記メインタンクの上方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の液中気泡の分離除去循環システム。
  5. 前記サブタンクは、
    前記メインタンク内部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の液中気泡の分離除去循環システム。
  6. 前記メインタンクは、
    該メインタンクに貯蔵される前記気泡除去対象液体の液面の上下変動に追随して上下し、該気泡除去対象液体を取り出すフローティングサンクションフィルタを具備することを特徴とする請求項1に記載の液中気泡の分離除去循環システム。
  7. 気泡除去対象液体が貯蔵されるメインタンクと、
    前記気泡除去対象液体を流入し、該気泡除去対象液体の旋回流を形成することにより、気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離するメイン気泡分離装置と、
    前記第1の気泡分離装置の後段に設けられ気泡を含む液体の旋回流を形成することにより、液体を気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離する1又は複数のサブ気泡分離装置と、
    前記サブ気泡分離装置で分離され気泡を含む液体を流入して、該液体に含まれる気泡を捕捉結合して除去するサブタンクと
    を具備することを特徴とする液中気泡の分離除去循環システム。
  8. 気泡除去対象液体が貯蔵されるメインタンクと、
    前記気泡除去対象液体を流入し、該気泡除去対象液体の旋回流を形成することにより、該気泡除去対象液体を気泡が除去された第1の液体と気泡を含む第2の液体とに分離する第1の気泡分離装置と、
    前記第1の気泡分離装置で分離された前記第2の液体を流入し、該第2の液体の旋回流を形成することにより、該第2の液体を気泡が除去された第3の液体と気泡を含む第4の液体とに分離する第2の気泡分離装置と
    を具備し、
    前記メインタンク内の気泡除去対象液体を第1の配管を経由して前記第1の気泡分離装置に供給し、前記第1の気泡分離装置で分離された前記第1の液体を第2の配管を経由して前記メインタンク内に戻すとともに、前記第1の気泡分離装置で分離された前記第2の液体を第3の配管を経由して前記第2の気泡分離装置に流入させ、該第2の気泡分離装置で分離された前記第3の液体を第4の配管を経由して前記メインタンク内に戻すとともに、前記第2の気泡分離装置で分離された前記第4の液体を第5の配管を経由して前記メインタンク内に戻すことを特徴とする液中気泡の分離除去循環システム。
  9. 前記第1の気泡分離装置は、
    前記気泡除去対象液体が流入される流入口と、
    前記流入口から流入された前記気泡除去対象液体を旋回流に変換する旋回流変換手段と、
    前記旋回流の下流側に向かって漸次径が小となる第1の流体室と、
    前記第1の流体室内で一端が開口する細管と、
    前記第1の流体室の下流側に設けられる第2の流体室と
    を具備し、
    前記第2の流体室が前記第2の配管に接続され、前記細管の他端が前記第3の配管に接続されることを特徴とする請求項8に記載の液中気泡の分離除去循環システム。
  10. 前記第2の気泡分離装置は、
    前記第2の液体が流入される流入口と、
    前記流入口から流入された前記第2の液体を旋回流に変換する旋回流変換手段と、
    前記旋回流の下流側に向かって漸次径が小となる第3の流体室と、
    前記第1の流体室内で一端が開口する細管と、
    前記第1の流体室の下流側に設けられる第4の流体室と
    を具備し、
    前記第4の流体室が前記第4の配管に接続され、前記細管の他端が前記第5の配管に接続されることを特徴とする請求項8に記載の液中気泡の分離除去循環システム。
  11. 前記メインタンクは、
    該メインタンクに貯蔵される前記気泡除去対象液体の液面の上下変動に追随して上下し、該気泡除去対象液体を取り出すフローティングサンクションフィルタを具備することを特徴とする請求項1に記載の液中気泡の分離除去循環システム。
  12. 気泡除去対象液体が貯蔵されるメインタンクと、
    前記気泡除去対象液体を流入し、該気泡除去対象液体の旋回流を形成することにより、気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離するメイン気泡分離装置と、
    前記第1の気泡分離装置の後段に設けられ気泡を含む液体の旋回流を形成することにより、液体を気泡が除去された液体と気泡を含む液体とに分離する1又は複数のサブ気泡分離装置と
    を具備することを特徴とする液中気泡の分離除去循環システム。
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