JP2019192028A - ビル保守システム及びビル保守支援方法 - Google Patents

ビル保守システム及びビル保守支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019192028A
JP2019192028A JP2018085660A JP2018085660A JP2019192028A JP 2019192028 A JP2019192028 A JP 2019192028A JP 2018085660 A JP2018085660 A JP 2018085660A JP 2018085660 A JP2018085660 A JP 2018085660A JP 2019192028 A JP2019192028 A JP 2019192028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
robot
information
maintenance
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018085660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6947683B2 (ja
Inventor
弘光 本橋
Hiromitsu Motohashi
弘光 本橋
康宏 増田
Yasuhiro Masuda
康宏 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2018085660A priority Critical patent/JP6947683B2/ja
Priority to CN201910286167.1A priority patent/CN110412904B/zh
Publication of JP2019192028A publication Critical patent/JP2019192028A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6947683B2 publication Critical patent/JP6947683B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0423Input/output
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/25Pc structure of the system
    • G05B2219/25257Microcontroller

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】ロボットを設置したサイトに保守提供者が常駐せずとも、迅速な保守サービスの提供を、ロボットシステムの保守システムを一から構築すること無しに行う。【解決手段】ビル保守システムは、監視対象設備の異常を検出した場合に発報する設備監視端末210と、発報情報を保守提供者に提供する設備監視サーバ220と、設備監視端末と通信可能で1以上のロボットを制御するロボット制御装置110を備える。設備監視端末210は、ロボット制御装置110を監視対象とすることで、ロボットシステム15に関するシステム異常をロボット制御装置110との通信で検知し、システム異常に関する詳細情報の取得のためのキーを含んだ情報を、発報情報として保守提供者に提供するために、設備監視サーバ220に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、概して、ビルの保守を支援する技術に関する。
従来、計算機システム、昇降機システム等には保守システムが用意されている。例えば、特許文献1では、マルチベンダシステムにマルチベンダシステム監視通報サーバを接続し、マルチベンダシステムを構成する各機器から送出される複数の異なった障害通報インターフェイスを入力して認識し、障害発生をシステム管理者装置とプライマリ保守者端末と各メーカー/ベンダ/保守会社システムに自動通報している。
特開2004−164389号公報
案内サービスのようなサービスを提供するロボットを含む1以上のロボットシステム要素と、そのような1以上のロボットシステム要素を制御するロボット制御装置とを有するロボットシステムが備えられたビルがある。以下、ロボットシステム(例えばロボットまたはロボット制御装置)に関する異常を「システム異常」と記述する。
システム異常が発生した場合、保守提供者による適切な保守サービス提供を行う必要がある。ロボットシステムの保守システムが無ければ、迅速な保守サービスを提供するためには、ロボットがサービスを提供するサイト(例えば、ロボットの移動範囲)に保守提供者が常駐する必要がある。このため、保守提供者の負担が大きい。さらに、異常分類(例えば、異常発生部位および異常内容)によって保守提供者が異なっている場合、保守提供者が常駐していても、いずれの保守提供者が対応をするべきかの判断が困難のため、迅速な保守サービスを提供することが困難である。
また、そのような課題を解決するために、コンピュータ技術を利用してロボットシステムを保守することが考えられるが、ロボットシステムの保守システムを一から構築すること、つまり、新規システムの開発は、負担が大きい。
上記の課題を解決するために、ビル保守に関する既存の設備監視システムを活用する。設備監視システムは、ビル内の監視対象設備(例えば、昇降機や空調機器)に関する異常である設備異常を検出した場合に発報をするビル内にある装置である設備監視端末と、設備監視端末により行われた発報に関する情報であり当該設備異常に関する情報の概要を発報情報として保守提供者に対し提供するビル外の装置である設備監視サーバとを有する。このような設備監視システム内の設備監視端末にロボット制御装置が通信可能に接続される。ビル内のロボットシステムが、監視対象設備に加えて、設備監視端末の監視対象とされる。設備監視端末が、ロボットシステムに関する異常であるシステム異常を、ロボット制御装置との通信から検出し、当該システム異常に関する情報の概要であり当該システム異常に関する詳細情報の取得のためのキーを含んだ情報を、発報情報として該当の保守提供者に提供するために、設備監視サーバに送信する。なお、設備監視システムにおいて、設備監視サーバと設備監視端末との間に、図示しない設備制御装置が介在し、「設備監視端末により行われた発報」のような異常通知は、当該設備制御装置経由での設備監視サーバへの信号出力でもよい。また、「システム異常を、ロボット制御装置との通信から検出」は、信号を受信することであってもよいし、特定の信号レベルの信号の受信が途絶えることであってもよい。
本発明により、ロボットを設置したサイトに保守提供者が常駐せずとも、迅速な保守サービスを提供することを、ロボットシステムの保守システムを一から構築すること無しに、行うことができる。
ビル保守システムを含むシステム全体の構成図。 ロボット100Rの構成図。 ロボット制御装置110の構成図。 ロボット管理サーバ120の構成図。 設備監視端末210の構成図。 設備監視サーバ220の構成図。 ロボット管理サーバ120の異常情報画面。 設備監視サーバ220の発報情報画面。 異常管理テーブルの111rの例。 発報管理テーブル211dの例。 ロボット制御装置110の異常検出部111eの処理のフローチャート。
以降の説明では、「インターフェース部」は、1以上のインターフェース装置でよい。1以上のインターフェースは、1以上のI/O装置に対する1以上のインターフェース装置と、1以上の通信インターフェース装置とを含んでよい。1以上の通信インターフェース装置は、1以上の同種の通信インターフェース装置(例えば1以上のNIC(Network Interface Card))であってもよいし2以上の異種の通信インターフェース装置(例えばNICとHBA(Host Bus Adapter))であってもよい。
また、以降の説明では、「メモリ部」は、1以上のメモリでよい。メモリ部は、典型的には主記憶装置である。少なくとも1つのメモリは、揮発性メモリであってもよいし不揮発性メモリであってもよい。メモリ部は、主に、プロセッサ部による処理の際に使用される。
また、以降の説明では、「PDEV部(Physical Device部)」は、1以上のPDEVでよい。PDEV部は、典型的には補助記憶装置である。「PDEV」は、物理的な記憶装置を意味し、典型的には、不揮発性の記憶装置、例えばHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)である。
また、以降の説明では、「記憶部」は、メモリ部及びPDEV部のうちの少なくともメモリ部を含む。
また、以降の説明では、「プロセッサ部」は、1以上のプロセッサでよい。少なくとも1つのプロセッサは、典型的には、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサであるが、GPU(Graphics Processing Unit)のような他種のプロセッサでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、シングルコアでもよいしマルチコアでもよい。一部のプロセッサは、処理の一部又は全部を行うハードウェア回路(例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit))でもよい。
また、以降の説明では、「kkk部」(インターフェース部、記憶部及びプロセッサ部を除く)の表現にて機能を説明することがあるが、機能は、1以上のコンピュータプログラムがプロセッサ部によって実行されることで実現されてもよいし、1以上のハードウェア回路によって実現されてもよい。プログラムがプロセッサ部によって実行されることで機能が実現される場合、定められた処理が、適宜に記憶部及び/又はインターフェース部等を用いながら行われるため、機能はプロセッサ部の少なくとも一部とされてもよい。機能を主語として説明された処理は、プロセッサ部あるいはそのプロセッサ部を有する装置が行う処理としてもよい。プログラムは、プログラムソースからインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布計算機又は計算機が読み取り可能な記録媒体(例えば非一時的な記録媒体)であってもよい。各機能の説明は一例であり、複数の機能が1つの機能にまとめられたり、1つの機能が複数の機能に分割されたりしてもよい。
また、以降の説明では、「xxxテーブル」といった表現にて、入力に対して出力が得られる情報を説明することがあるが、その情報は、どのような構造のデータでもよいし、入力に対する出力を発生するニューラルネットワークのような学習モデルでもよい。従って、「xxxテーブル」を「xxx情報」と言うことができる。また、以降の説明において、各テーブルの構成は一例であり、1つのテーブルは、2以上のテーブルに分割されてもよいし、2以上のテーブルの全部又は一部が1つのテーブルであってもよい。
また、以降の説明では、同種の要素を区別しないで説明する場合には、参照符号のうちの共通符号を使用し、同種の要素を区別する場合は、参照符号を使用することがある。
図1は、本発明の一実施形態におけるビル保守システムを含むシステム全体の構成図を示す。
ビル保守システムは、ロボット管理システム1と設備監視システム2により構成される。以降、ロボット100Rがサービスを提供する場所を「サイト」と呼ぶ。ビル内に1以上のサイト300があってよい。サイト300は、フロアの全体または一部でよい。
ロボット管理システム1は、サイト300に、移動や会話を伴うサービスを提供する移動可能なロボット100Rと、ロボット100Rがサービス提供時に連動してサービス画面を表示するサイネージ100Sと、サイト300内を撮影して人の立ち止まりなどを検出する環境カメラ100Cと、ロボット100R、サイネージ100Sおよび環境カメラ100Cを制御するロボット制御装置110とを備える。ロボット100R、サイネージ100Sおよび環境カメラ100Cといった複数のロボットシステム要素100と、複数のロボットシステム要素100を制御するロボット制御装置110とが、ロボットシステム15を構成する。また、ロボット管理システム1は、サイト300の外部にロボットシステム15を管理する(例えば、ロボット制御装置110にインターネットN(通信ネットワークの一例)などを介してアクセスしロボット制御装置110の操作やロボット制御装置110からの情報取得を行う)ロボット管理サーバ120を備える。ロボット100Rとサイネージ100Sと環境カメラ100Cとロボット制御装置110とは、無線または有線LAN(Local Area Network)などを介して通信可能に接続される。ロボット制御装置110とロボット管理サーバ120とは、インターネットNなどを介して通信可能に接続される。ロボットシステム15はサイト300内(ビル内の一例)に存在する。サイト300内に存在する対象(システムや装置等)を「ローカルの対象」と呼ぶことができ、サイト300を含むビルの外に存在する対象を「リモートの対象」と呼ぶことができる。
設備監視システム2は、サイト300に、サイト300内の監視対象設備200の異常が検出されたときに発報を行う端末(計算機)である設備監視端末210を備える。監視対象設備200は、例えば昇降機、空調機器、監視カメラ、入退室管理システムなどである。本実施形態では、このような既存の監視対象設備200に加えて、ロボットシステム15が、監視対象のひとつである。具体的には、ロボットシステム15内のロボット制御装置110に、設備監視端末210が通信可能に接続される。また、設備監視システム2は、サイト300の外部に、設備監視端末210からの発報を受け取り保守提供者へ画面表示や発報音やパトライト発光によって異常発生の旨を通知する設備監視サーバ220を備える。設備監視端末210と設備監視サーバ220とは、インターネットNなどを介して通信可能に接続される。
保守提供者端末400は、ロボット管理サーバ120が提供する図7の異常情報画面401や設備監視サーバ220が提供する図8の発報情報画面402を保守提供者が確認するための情報処理端末(計算機)である。「保守提供者」とは、サイト300内の保守員、サイト300外の保守会社やメーカーなどの保守員、設備監視サーバ220で発報状況を監視する管制センタの管制員などであり、故障や不具合の復旧などの保守サービスの提供を行う。また、保守提供者は、設備監視サーバ220の発報情報画面402で発報やサイト300を識別するための情報(以下、サイト識別子)を確認したり、ロボット管理サーバ120の異常情報画面401から異常の詳細情報を確認したり、ロボット管理サーバ120からロボット制御装置110にインターネットNなどを介してアクセスし、ロボット制御装置110の遠隔操作やロボット制御装置110内のログや設定などの情報取得を行う。また、保守提供者は、ロボット100Rだけでなく、サイト300にある監視対象設備200の保守を行っている場合もある。例えば昇降機、空調機器、監視カメラ、入退室管理システムなどの保守も行い、そのための保守提供者端末400をもつ保守提供者もいる。すなわち、保守提供者(保守提供者端末400)は、監視対象毎に存在してもよいし、2以上の監視対象に共通であってもよい。図1の例によれば、ロボット100Rの保守提供者端末400Ra、昇降機の保守提供者端末400E、および、空調機器の保守提供者端末400Aが、ビル保守を行う企業としての保守提供者に属する端末であり、ロボット100Rの保守提供者端末400Rbが、ロボット管理システム1の保守を行う企業としての保守提供者に属する端末である。明細書または図面には、保守提供会社、係員、保守員、管制員、作業員、現地係員、保守出動員、遠隔対応員、メーカーといった幾つかの異なる用語があるが、いずれも、保守提供者の一例でよい。
以上の通り、本実施形態では、ビル保守に関する既存の設備監視システム2が活用される。設備監視システム2は、監視対象設備200に関する異常である設備異常を検出した場合に発報をする設備監視端末210と、設備監視端末210により行われた発報に関する情報であり当該設備異常に関する情報の概要を発報情報として保守提供者に対し提供する設備監視サーバ220とを有する。このような設備監視システム2内の設備監視端末210にロボット制御装置110が通信可能に接続される。ロボットシステム15が、監視対象設備200に加えて、設備監視端末210の監視対象とされる。設備監視端末210が、ロボットシステム15に関する異常であるシステム異常を、ロボット制御装置110との通信から検出し、当該システム異常に関する情報の概要であり当該システム異常に関する詳細情報の取得のためのキーを含んだ情報を、発報情報として該当の保守提供者に提供するために、設備監視サーバ220に送信する。これにより、ロボット100Rを設置したサイト300に保守提供者が常駐せずとも、迅速な保守サービスを提供することを、ロボットシステム15の保守システムを一から構築すること無しに、行うことができる。また、設備監視システム2に加えてロボットシステム15の保守システムが新たに構築されると、システムが併存することになり、管理負担が大きいが、本実施形態ではそのような併存が無く、ロボットシステム15が監視対象設備として追加されたかのような管理がされるため、管理負担は小さい。特に、設備監視システム2は、24時間365日対応のシステムであり、ロボットシステム15の保守システムとして新たに24時間365対応のシステムと構築された場合、管理負担は一層大きいと考えられるが、本実施形態では、そのような問題を避けることができる。
本実施形態で行われる処理流れの一例の概要は、例えば次の通りである。ロボット制御装置110は、サイト300のロボット100R(または他のロボットシステム要素100)の異常を検出すると、ロボット100Rが存在するサイト300のサイト識別子を含んだ信号であり、設定に従って設備監視端末210が受信可能な信号である異常信号(システム異常を示す信号)を送信する(また、ロボット制御装置110は、システム異常に関する情報の詳細でありサイト識別子(キーの一例)が関連付けられた情報である詳細情報を、ロボットシステム15を管理するビル外のロボット管理サーバ120に送信する)。設備監視端末210がロボット制御装置110から異常信号を受け取ると、設備監視端末210は、設備監視サーバ220へ、当該異常信号から得られるサイト識別子を関連付けた発報を行う(当該異常信号に対応したシステム異常に関する情報の概要を、発報情報として出力する)。設備監視サーバ220は、発報情報を受けて、保守提供者端末400R(400Ra又は400Rb)へ、サイト識別子を含む発報情報を表示した発報情報画面を提供する(具体的には、保守提供者端末400Rに発報情報画面を表示する)。保守提供者は、発報情報画面から、システム異常が発生したことと当該システム異常が発生したサイト300のサイト情報を確認する。保守提供者端末400Rは、発報情報中のサイト識別子をキーとした問合せを、ロボット管理サーバ120に送信する(つまり、保守提供者端末400Rは、発報情報中のキーを用いてロボット管理サーバ120にアクセスする)。ロボット管理サーバ120が、キーが関連付けられた問合せを受け付け、当該キーに対応した、システム異常の詳細情報を返す。具体的には、例えば、ロボット管理サーバ120は、当該詳細情報を表示した異常情報確認画面を、問合せ元の保守提供者端末400に表示する。詳細情報は、例えば、ロボット制御装置110が記録しろたログから得られた情報である。保守提供者はサイト300における、システム異常の発生部位があるロボットシステム要素100に対して適切な保守サービスを提供することができる。このように、保守提供者端末400Rは、設備監視システム2経由では、発報情報として、システム異常の概要情報を受信するが、当該概要情報には、サイト識別子のようなキーが関連付けられており、当該キーを用いて、ロボット管理サーバ120から、システム異常の詳細情報を取得することができる。
なお、ロボット制御装置110からロボット管理サーバ120への詳細情報の送信は、システム異常が検出された場合にロボット制御装置110により自発的に行われてもよいし、キーを含んだ問合せを受けたロボット管理サーバ120からのアクセス(例えば詳細情報のリード要求)に応答して行われてもよい。
また、ロボット管理サーバ120は、物理的なサーバでもよいし、仮想的なサーバでもよいし、ソフトウェアディファインドのサーバでもよい。つまり、ロボット管理サーバ120は、クラウド基盤上に構築されてもよい。一方で、設備監視システム2は、24時間365日対応のシステムであるため、通常、設備監視サーバ220の発報範囲(例えば、発報音やパトライト発光を確認可能なエリア)に作業員が常駐している。このため、システム異常に関する発報が、システム異常の詳細情報を受信可能なインターフェースを持ったロボット管理サーバ120に対してされるのではなく、システム異常の詳細情報を受信可能なインターフェースを有しない設備監視端末210経由で設備監視サーバ220にされることにはメリットがある。また、既存の端末である設備監視端末210が有するインターフェースは、異常に関する概要を示す情報(つまり簡易な情報)を受信するインターフェースであって、異常の詳細情報を受信可能なインターフェースを有しないため、ロボット制御装置110が、システム異常に関する情報として、上述したように、システム異常に関する情報の概要を発報情報として送信する。そのような情報が発報情報として送信されても、その発報情報には、システム異常に関する詳細情報の取得のためのキーが含まれているので、発報情報を設備監視サーバ220経由で確認した保守提供者が、当該情報中の上述のキーを用いて、システム異常の詳細情報を取得できる。
以下、本実施形態を詳細に説明する。
図2は、ロボット100Rの構成の一例を示す。
ロボット100Rは、各種の処理を行うCPU104と、各種の情報を記憶する主記憶装置101と、各種の情報を入出力する入出力装置102と、ロボット制御装置110と通信可能な通信インターフェース103とを備える。
主記憶装置101は、後述する駆動機構102fを動作させてロボット100Rを自律移動させる駆動制御を行う駆動制御部101aと、後述するマイク102bおよびスピーカ102eを使った音声によって顧客との対話を行う対話制御部101bと、後述の入出力データ処理部111a(図3参照)とのデータの入出力処理を実行する入出力部101cと、ロボット100R内の各機器の異常を検出しロボット制御装置110に異常が発生した機器と異常の種類を通知するロボット異常検出部101dとを備える。
入出力装置102は、カメラ102aと、マイク102bと、ジャイロセンサ102cと、測域センサ102dと、スピーカ102eと、駆動機構102fとを備える。
ロボット100Rは、カメラ102aから映像、マイク102bから音声を取得し、ロボット制御装置110へ送信する。ロボット100Rは、ロボット制御装置110からの指示によりスピーカ102eにより発話し、駆動機構102fにより自律的に移動を行う。
駆動制御部101aは、ロボット100Rが移動する際に、カメラ102aが撮影した映像、および測域センサ102dが検出したデータ(例えば、光波によって測定した周囲の形状データや、測定対象との距離データ)を用いて障害物を避けるなどの動作を行う。また、駆動制御部101aは、ジャイロセンサ102cや測域センサ102dのデータを用いて、サイト300内のロボット100Rの現在位置を検出する。駆動制御部101aにより検出された現在位置を示す位置情報は、ロボット制御装置110に送信される。本実施形態では、ロボット100Rが移動できる範囲はサイト300の予め定められた移動可能範囲内とする。
図3は、ロボット制御装置110の構成の一例を示す。
ロボット制御装置110は、各種の処理を行うCPU114と、各種の情報を記憶する主記憶装置111と、ロボット100Rおよびロボット管理サーバ120と通信可能な通信インターフェース112と、ロボットシステム要素100に異常が発生した際に設備監視端末210へ信号出力を行う信号出力端子113とを備える。通信インターフェース112および信号出力端子113は、インターフェース部の一例である。主記憶装置111は、記憶部の一例である。CPU114は、インターフェース部および記憶部に接続されたプロセッサ部の一例である。
主記憶装置111は、ロボット100Rやサイネージ100Sや環境カメラ100Cと通信されるデータの入出力を行う入出力データ処理部111aと、サイト300を識別するサイト識別子やサイト300内のロボットシステム要素100を識別する要素識別子やサイト300で提供されるロボットサービス内容や設定を格納するサイト情報格納部111bと、ロボット100Rへ移動や会話を指示するロボット動作指示部111cと、ロボット制御装置110内の要素やロボットシステム要素100などを操作する操作部111dと、ロボットシステム15内の要素(例えば、ロボット100R、ロボット制御装置110、サイネージ100Sおよび環境カメラ100C)や各機器のネットワーク疎通の異常と異常の種類を検出する異常検出部111eと、各異常への対応や連絡先を記した異常管理テーブル111fと、発生した異常の種類や発生機器や発生日時を記録したログを格納するログ格納部111gとを備える。ログは前述のように異常に関係する記録の他に、ロボット100Rの位置情報、音声、画像、ロボット100Rやロボット制御装置110の動作記録や操作記録なども格納される。ロボット100Rの位置情報とは、事前に記録したサイト300の地図とジャイロセンサ102cや測域センサ102dの測定データを比較し推定した現在位置や、駆動機構102fの駆動記録や出力指令値から計算した現在位置、GPSにて測定した現在位置などである。異常発生時に詳細情報としてログを確認することで、異常発生時の状況確認、原因分析、対応方法考案を行うことができる。
図4は、ロボット管理サーバ120の構成の一例を示す。
ロボット管理サーバ120は、各種の処理を行うCPU123と、各種の情報を記憶する主記憶装置121と、ロボット制御装置110および保守提供者端末400と通信可能な通信インターフェース122とを備える。通信インターフェース122は、インターフェース部の一例である。主記憶装置121は、記憶部の一例である。CPU123は、インターフェース部および記憶部に接続されたプロセッサ部の一例である。
主記憶装置121は、外部の接続機器からの入出力データを処理する入出力データ処理部121aと、管理対象のひとつまたは複数のサイト300を識別するサイト識別子やサイト300内のロボットシステム要素100を識別する要素識別子やサイト300で提供されるロボットサービス内容や設定を格納するサイト情報格納部121bと、ロボット制御装置110の操作部111eにインターネットNなどを介してアクセスしロボット制御装置110やロボットシステム要素100を操作する遠隔操作部121cと、ロボット制御装置110からのメール送付の旨と内容と連絡先の指示があったときに指示の連絡先へメールを送信するメール送信部121dと、ロボット制御装置110から取得したログを格納するログ格納部121eとを備える。ログ格納部121eにより格納されたログ情報は異常情報確認画面401にて保守提供者が確認できる。なお、「ログ情報」は、1以上のログを含んだ情報である。
図5は、設備監視端末210の構成の一例を示す。
設備監視端末210は、各種の処理を行うCPU214と、各種の情報を記憶する主記憶装置211と、設備監視サーバ220などと通信可能な通信インターフェース212と、ロボット制御装置110や監視対象設備200から異常発生時の信号出力を受け取る信号入力端子213とを備える。通信インターフェース212および信号入力端子213は、インターフェース部の一例である。主記憶装置211は、記憶部の一例である。CPU214は、インターフェース部および記憶部に接続されたプロセッサ部の一例である。
主記憶装置211は、外部機器との入出力データを処理する入出力データ処理部211aと、サイト300を識別するサイト識別子やサイト300内の監視対象機器と監視対象設備を識別する機器識別子やサイト300内の監視対象機器情報や設定を格納するサイト情報格納部211bと、異常発生時に設備監視サーバ220への発報処理を行う発報処理部211cと、設備監視端末210が受け取る信号と異常分類との対応をまとめた発報管理テーブル211dとを備える。
図6は、設備監視サーバ220の構成の一例を示す。
設備監視サーバ220は、各種の処理を行うCPU224と、各種の情報を記憶する主記憶装置221と、発報を受け取った旨を保守提供者に知らせるための表示画面やスピーカーやパトライトなどの発報通知インターフェース222と、設備監視端末210などと通信可能な通信インターフェース223とを備える。インターフェース222および223は、インターフェース部の一例である。主記憶装置221は、記憶部の一例である。CPU224は、インターフェース部および記憶部に接続されたプロセッサ部の一例である。
主記憶装置221は、外部機器との入出力データを処理する入出力データ処理部221aと、監視対象のひとつまたは複数のサイト300を識別するサイト識別子やサイト300内の監視対象機器と監視対象設備を識別する機器識別子やサイト300内の監視対象機器情報や設定を格納するサイト情報格納部221bと、発報を受け取ったときに発報通知インターフェース222や発報情報画面402(図8参照)に通知を指示する発報情報通知部221cとを備える。
図7は、ロボット管理サーバ120が提供する異常情報画面401の一例を示す。
異常情報画面401には、ロボット管理サーバ120のログ格納部121eに格納されたログ情報に含まれる詳細情報(システム異常の詳細情報)が表示される。詳細情報は、サイト識別子、サイト名、異常発生時刻、異常発生部位と異常内容などを含む。以下、異常発生部位と異常内容との組合せを「異常分類」と呼ぶ。「異常分類」は、異常発生部位(例えば「ロボットA」)と異常内容(例えば「転倒」)に加えて他種の異常属性を含んでもよい。特定のシステム異常の更なる詳細情報を確認したい場合は、チェックボックスにチェックを入れて詳細表示ボタン41を押すこと、更なる詳細情報が表示される。また、サイト識別子、サイト名、異常発生時刻などをキーにシステム異常の詳細情報の検索ができる。具体的には、例えば、後述の発報情報画面402(図8参照)が示す発報情報中のサイト識別子、サイト名、異常発生時刻などをキーにして、システム異常の詳細情報の検索ができる。異常情報画面401に表示される詳細情報は、サイト識別子、サイト名、異常発生時刻などをキーにしてログ情報から見つかった情報でもよいし、ログ情報に含まれるログの一覧に基づいてもよい。
また、異常情報画面401に表示される詳細情報は、図示のように、保守提供者と連絡先を含んでいてもよい。言い換えれば、保守提供者をキーにシステム異常の詳細情報が検索できるようになっていてもよい。これにより、発報時に異常情報画面401を確認した管制センタの管制員が、適切な保守提供者に対応依頼をすることができる。また、特定の保守提供者が直接異常情報画面401を確認するときに、特定の保守提供者が対応する必要がある異常だけを検索して対応することができる。
また、詳細情報は、システム異常の発生部位としてのロボット100Rが移動可能なロボット100Rの場合、当該ロボット100Rの位置を示す位置情報を含んでいてもよい。これにより、保守員(作業員)に対して行き先を詳細に指定可能である。
図8は、設備監視サーバ220の発報情報画面402の一例を示す。
発報情報画面402には、発報情報通知部221cが提供する発報情報(設備監視サーバ220が設備監視端末210から受け取った発報情報)が表示される。発報情報は、サイト識別子、サイト名、異常発生時刻、異常分類、ステータス(現在の異常対応状況のステータス)などを含む。ステータスは、発報時は「発報」というステータスだが、特定の異常の対応状況を変更したい場合は、チェックボックスにチェックを入れ、ステータス変更のボタン42Aまたは42Bを押すことで、対応中または復旧といったステータスに変更し、対応状況を管理できる。また、サイト識別子、サイト名、異常発生時刻などをキーに発報情報の検索ができる。
ロボット制御装置110と設備監視端末210との間および監視対象設備200と設備監視端末210の間は信号線でつながれている。ロボット制御装置110の異常検出部111eがシステム異常を検出したとき、異常検出部111eは、検出されたシステム異常を設備監視端末210が認識可能な異常分類(例えば図10の例のように発報管理テーブルに設定される分類)に分類し、異常分類ごとに出力信号を分けるなどして異常分類が判別可能な形式でロボット制御装置110の信号出力端子113から設備監視端末210の信号入力端子213へ信号出力を行う。信号入力端子213で信号出力を受けた設備監視端末210の発報処理部211cは、サイト情報格納部211bからサイト識別子を取得し、設備監視サーバ220へサイト識別子と異常分類等の情報が付加された情報の発報を行う。発報された情報である発報情報を受け取った設備監視サーバ220は、発報情報通知部221cから発報情報画面402に発報情報の表示を行い、また発報通知インターフェース222から発報音やパトランプ点灯などを行う(つまり、保守提供者に異常発生を通知する)。監視対象設備200で異常が発生した場合も、監視対象設備200から設備監視端末210の信号入力端子213へ接点出力を行い、その後の処理は、ロボット制御装置110から信号出力を受けた場合に行われる処理と同様の処理となる。
なお、ロボット制御装置110と設備監視端末210との間および監視対象設備200と設備監視端末210の間は無線または有線LANなどの別の通信手段でもよい。また、サイト識別子は、ロボット制御装置110のサイト情報格納部111bから取得してもよいし、異常管理テーブル111fから取得してもよいし、設備監視端末210のグローバルIPアドレス、MACアドレス、電話番号などをサイト識別子としてもよい。
発報時に付加される情報は、本実施形態では、サイト識別子に加えて異常分類(信号の種類または受信接点で判別された異常分類)であるが、必要に応じて設備監視端末210が識別可能な範囲で、異常の詳細や異常発生機器の機器識別子やその他の情報が、設備監視端末210から設備監視サーバ220への発報情報中に付加されてもよい。
設備監視サーバ220が発報を受けた際、保守提供者は保守提供者端末400で発報情報画面402を確認し、サイト識別子と発報の内容を発報に付加された情報の範囲で知ることができる。サイト名称等の基本情報は設備監視サーバ220のサイト情報格納部111bや、ロボット管理サーバ120のサイト情報格納部121bでサイト識別子をキーとして知ることができる。本実施形態では、サイト識別子が自動で発報情報通知部221cによりサイト名に変換されて画面表示される。システム異常の詳細については保守提供者端末400でロボット管理サーバ120の異常情報画面401を表示して保守提供者は確認する。サイト識別子をキーとすることにより特定のサイト300のシステム異常を異常情報画面401で検索して確認できる(別の言い方をすれば、キーがサイト識別子であるため、当該サイト識別子から識別されるサイト300内にある監視対象を監視対象の種類(ロボットシステム要素100であるか監視対象設備200であるか)に関わらずに異常に関する情報を確認できる)。異常情報画面401の異常情報はロボット管理サーバ121eのログ格納部121eにより提供される。ログ格納部121eのログ情報中の情報は、画面表示の都度にロボット制御装置110のログ格納部111gからインターネットNなどを介して取得されてもよいし、異常発生時または定時にロボット管理サーバ120側のログ格納部121eにログ情報が送信されてもよい。また、ログ格納部121eは別途サーバなどの保存領域を確保してもよい。
また、本実施形態では、保守提供者は保守提供者端末400で異常情報画面401と個別に表示しているが、ロボット管理サーバ120と設備監視サーバ220の情報を統合して表示する単一画面で提供されていてもよいし(すなわち、システム異常に関する情報と設備異常に関する情報を同一の画面で閲覧可能であってもよい)、サイト識別子をキーとして、異常発報時に自動で異常の詳細情報が表示されてもよい。
図9は、異常管理テーブル111fの一例を示す。
異常管理テーブル111fは、システム異常毎にエントリを有する。各エントリは、次の情報、すなわち、システム異常の通し番号であるNo.501と、システム異常の発生部位を示す異常発生部位502と、システム異常の内容を示す異常内容503と、設備監視端末210が認識可能な異常分類(例えば図10の例のように発報管理テーブル211dに設定される分類)ごとに固有のコードを示す異常コード504と、ログ記録有無のフラグであるログ記録505と、発報有無のフラグである発報506と、メール送信有無のフラグであるメール送信507と、保守提供者の種類を示す保守提供者508と、保守提供者の連絡先を示す連絡先509といった情報を格納する。
なお、設備監視端末210が認識可能な異常分類ごとに固有の異常コードと記したが、設備監視端末210が識別可能ならば別の手段を記入してもよい。本実施形態では、異常コードが信号として送信されるが、例えば、信号線を複数繋ぎ、どの信号線で信号を出力するかに異常コードを対応させて異常分類を識別してもよい。ただし、ロボット制御装置110が識別可能な異常コードは、設備監視端末210が識別可能な異常コードのうち、システム異常が属する異常分類についての異常コードであり、設備異常(監視対象設備200の異常)が属する異常分類についての異常コードは識別可能でなくてよい。ロボット制御装置110の異常検出部111eが、検出されたシステム異常を設備監視端末210が識別可能な異常分類に分類し、当該システム異常の分類の結果に従い設備監視端末210と通信する(例えば、当該システム異常の異常分類に対応した異常コードを示す信号を出力する)。これにより、設備監視端末210が、ロボットシステム15を監視対象設備200の監視と同じように監視できる。
ログ記録505“〇”(有り)の場合、システム異常が発生したときに異常発生時刻、異常発生部位、異常内容、および、その他の情報を含む詳細情報がロボット制御装置110のログ格納部111hに記録される。保守提供者による対応が必要ないが記録だけはしておきたい異常(例えば、図9のNo.5のロボット制御装置のCPU負荷増大や、No.6のメモリ使用率増大)は、ログ記録505のみを“〇”の設定とすることができる。
発報506“〇”の場合、システム異常が発生したときに設備監視サーバ220への発報を行い、保守提供者への迅速な通知を行う。サイト300外の保守提供会社やメーカーなどの保守員による迅速な対応を行う必要がある異常(例えば図9のNo.3のロボットのモータ故障や、No.7のサイネージ故障)は、発報506“〇”の設定とする。
メール送信507“〇”の場合、システム異常が発生した時に、異常検出部111eは、設定された連絡先に対して、異常発生時刻、異常発生部位、異常内容、および、その他の情報を含んだ詳細情報を記載したメールを送るように、ロボット管理サーバ120のメール送信部121dに指示する。保守の必要はあるがサイト300内の係員で対応できるもの、または定常業務の範囲でありサイト300外の保守提供者への連絡の必要のないもの(例えば図9のNo.1のロボットのバッテリ残量少や、No.2のロボット転倒)は、発報506“×”(無し)かつメール送信507“〇”の設定とする。なお、メール送信部121dをロボット制御装置110に備え、ロボット制御装置110からメールを送信してもよい。
なお、異常検出部111eなどの異常検出の部分が動作停止した場合を検出し、発報できるようにしてもよい(例えば図9のNo.10)。その場合、異常検出部111e以外の部分に異常検出部の動作停止を検出できる機能と設備監視端末210への信号出力を行える機能をもたせる。例えば、異常検出部111eまたは信号出力端子113に異常が生じた場合に、ロボット制御装置110と設備監視端末210間の所定の信号線を流れる信号のレベルが変化するようになっていて、当該変化が設備監視端末210により検出されたことが、設備監視端末210によりシステム異常が検出されたことの一例であってよい。
なお、異常管理テーブル111fの項目は必要に応じて追加または削除される項目があってもよい。本実施形態によれば、異常管理テーブル111fは、少なくとも1つのロボットシステム要素100について、同一のロボットシステム要素100が属する異常分類によって対応する保守提供者が異なる。このように、同一のロボットシステム要素100について、異なる2以上の異常分類に対応した異なる2以上の保守提供者を関連付けることができるため、適切な保守の提供が期待できる。
図10は、発報管理テーブル211dの一例を示す。
発報管理テーブル211dは、異常分類毎にエントリを有する。各エントリは、通し番号を示すNo.601と、異常分類に関連付けられた異常コードを示す異常コード602と、異常分類それ自体を示す異常分類603といった情報を格納する。異常コードは、前術の異常管理テーブル111fに記載された異常コードに限らず、昇降機や空調機器などの監視対象設備200から送信される異常コードも記載される。
設備監視端末210の発報処理部211cは、信号入力端子213に信号が入ると、サイト情報格納部211bからサイト識別子と発報管理テーブル211dを取得して異常コードを照合し、異常分類に変換する。その後、発報処理部211cは、サイト識別子と異常分類を含んだ発報情報を設備監視サーバ220に送信する。
なお、発報管理テーブル211dは設備監視サーバ220の主記憶装置211にあってもよく、発報処理部211cは、サイト識別子と異常コードを送信することで発報し、異常コードからの異常分類への変換は設備監視サーバ220が行ってもよい。
図11は、ロボット制御装置110の異常検出部111eの処理のフローチャートである。
まず、異常検出部111eが、任意の機器の異常信号を検出すると(S101)、ロボット制御装置110のサイト情報格納部111bよりサイト識別子、機器識別子、異常識別子を取得し、機種識別子と異常識別子と検出信号の照合により、異常分類(異常発生部位と異常内容)を特定する(S102)。次に、異常検出部111eは、異常分類をキーに異常管理テーブル111fを参照し、異常管理テーブル111fの設定内容を取得する(S103)。
次に、異常検出部111eは、キー(異常分類)に対応したログ記録が“〇”の場合(S104:YES)、異常の発生時刻、異常分類、異常コード、および、その他の情報を含んだ詳細情報をロボット制御装置110のログ格納部111gに記録する(S105)。
続いて、異常検出部111eは、キー(異常分類)に対応した発報506が“〇”の場合(S106:YES)、キー(異常分類)に対応した異常コードを設備監視端末210が識別できる信号を信号出力端子113から設備監視端末210の信号入力端子213に出力する(S107)。その後、前述の方法で設備監視端末210から設備監視サーバ220に発報が行われ、保守提供者端末400の発報情報画面402が表示されることで、保守提供者に異常発生が通知され、保守提供者による保守サービス提供が可能である。
続いて、異常検出部111eは、キー(異常分類)に対応したメール送信507が“〇”の場合(S108:YES)、設定された連絡先に対して、異常の発生時刻、異常分類、および、その他の情報を含んだ詳細情報を記載したメールを送るように、ロボット管理サーバ120のメール送信部121dに指示する(S109)。それにより、メールにより保守提供者に異常発生が通知され、保守提供者による保守サービス提供が可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、サイト300に保守提供者が常駐せずとも、システム異常が発生したときに、サイト300内だけでなく、サイト300外の保守提供者により、迅速な保守サービスの提供ができる。また、設定に基づき、サイト300内の保守提供者、サイト300外から遠隔で保守サービスを提供する保守提供者、サイト300外からサイト300へ出動して保守サービスを提供する保守提供者に対して異常発生の通知と保守サービス提供の要請ができる。また、既存の設備監視システム2を活用することで、システムの開発費や、管制センタとサイトの機器の改造のコストを低減することができる。さらに、サイト300の他の設備と一括での設備監視を行うことができる。これにより、保守状況や過去の保守履歴の管理がしやすく、また、出動時に他の設備とまとめて保守対応を行うなど、保守出動の計画を立てやすくなる。
なお、上記の実施形態においては、設備監視サーバ220への発報は設備監視端末210で行っているが、設備監視端末210の機能をロボット制御装置110が備え、設備監視サーバ220への発報をロボット制御装置110が行ってもよい。また、設備監視サーバ220の機能をロボット監視サーバ220が備えていてもよく、発報や保守提供者への通知をロボット監視サーバ220で受けてもよい。
また、ロボット100R、サイネージ100S、環境カメラ100Cのいずれも複数あってもよく、また、それ以外の機器の異常を検出できるようにしてもよい。
さらに、複数ある機器のそれぞれに対して対応や保守提供者や連絡先を個別に設定し、保守提供者を選択できるようにしてもよい。例えば、ロボットAと同じ機種であるロボットBは、ロボットAは案内サービスをA社が設計して提供し、ロボットBはアンケート収集サービスをB社が設計して提供したため、異常発生時に保守責任をもつ保守提供者が異なる場合に、サービス提供者図9のNo.3とNo.Nのように、ロボットAと同じ機種であるロボットBのモータ故障の場合は異常コードや保守提供者と連絡先を変更して登録しておくことで保守提供者を選択することができる。また、メーカーが異なる別種のロボットA、ロボットBの保守提供者が異なる場合についても、同様の方法で保守提供者を選択することができる。
また、異常管理テーブル111fでは各機器の異常への対応や保守提供者や連絡先が設定されているが、過去に発生した異常への対応記録を記録し、AI(Artificial Intelligence)によりその履歴をもとに分析して対応や保守提供者や連絡先を決定してもよい。
また、ロボット制御装置110と設備監視端末210間の通信は、信号出力端子経由の通信でなくてもよい。
また、ロボット制御装置110と、ロボット管理サーバ120と、設備監視端末210と、設備監視サーバ220とのうちの少なくとも1つである対象装置が、異常分類と保守提供者の連絡先との対応関係を示す情報である異常管理テーブル111fを参照し、前記システム異常に関する情報の概要を、発報情報とすることに代えて又は加えて、システム異常が属する異常分類に対応した保守提供者の連絡先に対して送信する(例えば、設備監視サーバ220が異常管理テーブル111fを有し、設備監視サーバ220により、異常管理テーブル111fを基に、発報情報のような情報の連絡先が振り分けられてよい)。これにより、異常分類によって保守提供者が異なっていても迅速かつ適切に概要情報を保守提供者に通知できる。本実施形態では、対象装置が、ロボット制御装置110である。システム異常はロボット制御装置110が検出するため、より迅速に保守提供者にシステム異常に関する情報を通知することが期待できる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実行することが可能である。例えば、設備監視システム2において、設備監視サーバ220と設備監視端末210との間に、図示しない設備制御装置が介在し、設備監視端末210による発報のような異常通知は、当該設備制御装置経由での設備監視サーバ220への信号出力でもよい。
1:ロボット管理システム、15:ロボットシステム、2:設備監視システム、100R:ロボット、110:ロボット制御装置、120:ロボット管理サーバ、200:監視対象設備、210:設備監視端末、220:設備監視サーバ、300:サイト、400:保守提供者端末

Claims (10)

  1. ビル内にある監視対象設備に関する異常である設備異常を検出した場合に発報をする前記ビル内の端末である設備監視端末と、前記設備監視端末により行われた発報に関する情報であり当該設備異常に関する情報の概要を発報情報として保守提供者に対し提供する前記ビル外の装置である設備監視サーバとを有する設備監視システムを備えたビル保守システムにおいて、
    1以上のロボットを含む前記ビル内の1以上のロボットシステム要素を制御し前記設備監視端末と通信可能に接続された前記ビル内の装置であるロボット制御装置を備え、
    前記1以上のロボットシステム要素と前記ロボット制御装置とを有する前記ビル内のロボットシステムが、前記監視対象設備に加えて、前記設備監視端末の監視対象とされ、
    前記設備監視端末が、前記ロボットシステムに関する異常であるシステム異常を、前記ロボット制御装置との通信から検出し、当該システム異常に関する情報の概要であり当該システム異常に関する詳細情報の取得のためのキーを含んだ情報を、発報情報として前記保守提供者を含む1以上の保守提供者のうちの該当の保守提供者に提供するために、前記設備監視サーバに送信する、
    ことを特徴とするビル保守システム。
  2. 前記ロボット制御装置が、前記システム異常に関する情報の詳細であり前記キーが関連付けられた情報である詳細情報を、前記ロボットシステムを管理する前記ビル外のロボット管理サーバに送信し、
    前記ロボット管理サーバが、前記キーが関連付けられた問合せを受け付け、当該キーに対応した、前記システム異常の前記詳細情報を返す、
    ことを特徴とする請求項1に記載のビル保守システム。
  3. 前記ロボット制御装置と、前記ロボットシステムを管理する前記ビル外の装置であるロボット管理サーバと、前記設備監視端末と、前記設備監視サーバとのうちの少なくとも1つである対象装置が、異常分類と保守提供者の連絡先との対応関係を示す情報である異常管理情報を参照し、前記システム異常に関する情報の概要を、前記発報情報とすることに代えて又は加えて、前記システム異常が属する異常分類に対応した保守提供者の連絡先に対して送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のビル保守システム。
  4. 前記対象装置が、前記ロボット制御装置である、
    ことを特徴とする請求項3に記載のビル保守システム。
  5. 前記詳細情報は、前記1以上のロボットのうちの前記システム異常の発生部位としてのロボットが移動可能なロボットの場合、当該ロボットの位置を示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のビル保守システム。
  6. 前記異常管理情報は、前記1以上のロボットシステム要素のうちの少なくとも1つについて、同一のロボットシステム要素が属する異常分類によって対応する保守提供者が異なる、
    ことを特徴とする請求項3に記載のビル保守システム。
  7. 前記キーは、前記システム異常の発生部位が存在するサイトの識別子を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のビル保守システム。
  8. 前記ロボット制御装置が、前記システム異常を前記設備監視端末が識別可能な異常分類に分類し、前記システム異常の分類の結果に従い前記設備監視端末と通信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のビル保守システム。
  9. 前記ロボット管理サーバが、前記キーが関連付けられた前記問合せを、前記設備監視端末から前記システム異常の概要情報としての発報情報を前記設備監視サーバより受けた保守提供者端末から、受け付ける、
    ことを特徴とする請求項2に記載のビル保守システム。
  10. ビル内にある監視対象設備に関する異常である設備異常を検出した場合に発報をする前記ビル内の端末である設備監視端末と、前記設備監視端末により行われた発報に関する情報であり当該設備異常に関する情報の概要を発報情報として保守提供者に対し提供する前記ビル外の装置である設備監視サーバとを有する設備監視システムを用いたビル保守支援方法において、
    1以上のロボットを含む前記ビル内の1以上のロボットシステム要素と、前記1以上のロボットシステム要素を制御し前記設備監視端末と通信可能に接続された前記ビル内の装置であるロボット制御装置とを有するロボットシステムを、前記監視対象設備に加えて、前記設備監視端末の監視対象とし、
    前記設備監視端末により、前記ロボットシステムに関する異常であるシステム異常を、前記ロボット制御装置との通信から検出し、
    前記設備監視端末により、当該システム異常に関する情報の概要であり当該システム異常に関する詳細情報の取得のためのキーを含んだ情報を、発報情報として前記保守提供者を含む1以上の保守提供者のうちの該当の保守提供者に提供するために、前記設備監視サーバに送信する、
    ことを特徴とするビル保守支援方法。
JP2018085660A 2018-04-26 2018-04-26 ビル保守システム及びビル保守支援方法 Active JP6947683B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018085660A JP6947683B2 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 ビル保守システム及びビル保守支援方法
CN201910286167.1A CN110412904B (zh) 2018-04-26 2019-04-10 大楼维护系统以及大楼维护辅助方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018085660A JP6947683B2 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 ビル保守システム及びビル保守支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019192028A true JP2019192028A (ja) 2019-10-31
JP6947683B2 JP6947683B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=68357606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018085660A Active JP6947683B2 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 ビル保守システム及びビル保守支援方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6947683B2 (ja)
CN (1) CN110412904B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110855948A (zh) * 2019-11-26 2020-02-28 成都轨道建设管理有限公司 一种轨道交通建设安全监控系统
JPWO2021100308A1 (ja) * 2019-11-20 2021-12-02 Dmg森精機株式会社 工作機械、ログ出力方法、およびログ出力プログラム
CN114548445A (zh) * 2022-02-28 2022-05-27 四川省建筑科学研究院有限公司 一种基于实时反馈的建筑运维管理系统
JP7168058B1 (ja) 2021-11-01 2022-11-09 三菱電機株式会社 設備監視システム、設備監視方法、監視装置、及びプログラム
WO2022269748A1 (ja) * 2021-06-22 2022-12-29 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 ロボット監視システム及び運用監視料金請求方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003202917A (ja) * 2002-01-08 2003-07-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラント監視装置、このプラント監視装置とともに用いられるプラントデータサーバ、及びこのプラントデータサーバを用いたプラント監視システム
JP2010231422A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自動警報通知装置、自動警報通知システム、および自動警報通知方法
JP2014085685A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Hitachi Ltd 保守装置、保守システム、保守プログラム
KR20170096133A (ko) * 2014-12-09 2017-08-23 유엔일렉트릭, 엘엘씨 일체형 위험 요소 관리 및 완화 시스템
JP2018005832A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 ファナック株式会社 ネットワークを利用した診断サービスシステム及び診断方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7058508B2 (en) * 2001-01-12 2006-06-06 Energy Control Technologies Automated building service broker
CN101923669A (zh) * 2008-07-18 2010-12-22 史迪芬·凯斯 智能的适应式设计
KR101502543B1 (ko) * 2012-10-10 2015-03-13 주식회사 케이티 이동 로봇을 이용한 보안 서비스 시스템 및 그 방법
JP2015019172A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 株式会社日立ビルシステム ビル設備遠隔監視システム
US9811989B2 (en) * 2014-09-30 2017-11-07 The Boeing Company Event detection system
GB2535713A (en) * 2015-02-24 2016-08-31 Energy Tech Inst Llp Method and apparatus for controlling an environment management system within a building
JP2016192000A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 横河電機株式会社 業務支援装置及び業務支援方法
CN104843103B (zh) * 2015-05-26 2017-01-25 西南科技大学 一种新型楼宇环境下的作业机器人
CN105404231B (zh) * 2016-01-12 2018-08-14 西北工业大学 一种基于物联网的智能楼宇监控管理系统
JP6173500B1 (ja) * 2016-02-05 2017-08-02 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 ビル設備管理システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003202917A (ja) * 2002-01-08 2003-07-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラント監視装置、このプラント監視装置とともに用いられるプラントデータサーバ、及びこのプラントデータサーバを用いたプラント監視システム
JP2010231422A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自動警報通知装置、自動警報通知システム、および自動警報通知方法
JP2014085685A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Hitachi Ltd 保守装置、保守システム、保守プログラム
US20150242822A1 (en) * 2012-10-19 2015-08-27 Hitachi, Ltd. Maintenance device, maintenance system, and maintenance program
KR20170096133A (ko) * 2014-12-09 2017-08-23 유엔일렉트릭, 엘엘씨 일체형 위험 요소 관리 및 완화 시스템
JP2018005832A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 ファナック株式会社 ネットワークを利用した診断サービスシステム及び診断方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021100308A1 (ja) * 2019-11-20 2021-12-02 Dmg森精機株式会社 工作機械、ログ出力方法、およびログ出力プログラム
CN110855948A (zh) * 2019-11-26 2020-02-28 成都轨道建设管理有限公司 一种轨道交通建设安全监控系统
WO2022269748A1 (ja) * 2021-06-22 2022-12-29 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 ロボット監視システム及び運用監視料金請求方法
JP7459382B2 (ja) 2021-06-22 2024-04-01 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 ロボット監視システム及び運用監視料金請求方法
JP7168058B1 (ja) 2021-11-01 2022-11-09 三菱電機株式会社 設備監視システム、設備監視方法、監視装置、及びプログラム
JP2023067479A (ja) * 2021-11-01 2023-05-16 三菱電機株式会社 設備監視システム、設備監視方法、監視装置、及びプログラム
CN114548445A (zh) * 2022-02-28 2022-05-27 四川省建筑科学研究院有限公司 一种基于实时反馈的建筑运维管理系统

Also Published As

Publication number Publication date
CN110412904A (zh) 2019-11-05
JP6947683B2 (ja) 2021-10-13
CN110412904B (zh) 2022-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019192028A (ja) ビル保守システム及びビル保守支援方法
US10297129B2 (en) Fire/security service system with augmented reality
CN108975113A (zh) 乘客输送机性能评定系统
US11475758B2 (en) Monitoring control panels of a fire control system
JP2012242982A (ja) プラントの機器維持管理システム
KR20090043871A (ko) 공기조화기의 에러관리 시스템
JP6139714B1 (ja) 報告書作成システム
CN116263687A (zh) 事件设备操作
EP3451306B1 (en) Remote diagnostics for flame detectors using fire replay technique
JP2002316780A (ja) 地震発生時の作業報告システム
JP2018180801A (ja) 監視システム及び監視システムにおける情報端末装置
JP2017160036A (ja) 保守管理システム
JP6173500B1 (ja) ビル設備管理システム
JP2020035160A (ja) アラート通知システム、アラート通知方法
JP2018182476A (ja) 監視システム及び監視システムにおける情報端末装置
JP2009214964A (ja) 昇降機の保守管理システム
JP2009214962A (ja) 昇降機の遠隔監視システム
JP2022142997A (ja) 情報処理装置、作業進捗管理方法およびプログラム
JP2018016477A (ja) 昇降機の遠隔監視システム
JP6431577B1 (ja) 昇降機監視システムおよびその試験方法
KR101999781B1 (ko) 사물 인터넷 미지원 디바이스에 대한 모니터링 장치 및 그 방법
JP2008271474A (ja) 遠隔管理装置
KR100750955B1 (ko) 프로젝터 원격관리 시스템 및 방법
JP2019119580A (ja) エレベーター保守システム及びエレベーター保守方法
WO2024116287A1 (ja) 障害監視システム及び障害監視方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210914

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210916

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6947683

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150