JP2023067479A - 設備監視システム、設備監視方法、監視装置、及びプログラム - Google Patents

設備監視システム、設備監視方法、監視装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ロボットに対して、既に実行した機能に応じて異なる機能を実行させることができる設備監視システムを提供する。【解決手段】設備監視システム1は、設備100、ロボット300、及び監視装置200を備える。監視装置200は、識別部202、及び特定部2031~2033を備える。特定部2031は、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する。特定部2033は、特定部2032が特定した設備管理機能と予め設定された実行順序とに基づいて、特定部2031が特定した設備管理機能の中から、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能を特定する。【選択図】図1

Description

本開示は、設備を監視するためのシステム及び方法と、当該システムに適用される監視装置及びプログラムとに関する。
特許文献1に、エレベーターシステムとロボットシステムを備えたシステムが記載されている。特許文献1に記載されたシステムでは、ロボットシステムが複数のロボットを制御する。
国際公開第2019/106724号
ロボットを備えたシステムでは、特定の目的のためにロボットが機能を実行する。従来のシステムでは、ロボットに対し、既に実行した機能に応じて異なる機能を実行させることができなかった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、ロボットに対して、既に実行した機能に応じて異なる機能を実行させることができる設備監視システム、及び設備監視方法を提供することである。本開示の他の目的は、当該設備監視システムにおいてこのような機能を実現するための監視装置及びプログラムを提供することである。
本開示に係る設備監視システムは、異常を検出すると、異常識別情報を含む発報信号を送信する設備と、設備で検出された異常を解消するために設備に対して設備管理機能を実行するロボットと、監視装置と、を備える。監視装置は、設備から受信した発報信号から異常識別情報を識別する識別部と、識別部が識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する第1特定部と、識別部が識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能のうち、直近に選択された設備管理機能を特定する第2特定部と、第2特定部が特定した設備管理機能と予め設定された実行順序とに基づいて、第1特定部が特定した設備管理機能の中から、識別部が識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能を特定する第3特定部と、を備える。ロボットは、第3特定部が特定した設備管理機能を設備に対して実行する設備管理部を備える。
本開示に係る設備監視方法は、設備から受信した発報信号から異常識別情報を識別する識別ステップと、識別ステップで識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する第1特定ステップと、識別ステップで識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能のうち、直近に選択された設備管理機能を特定する第2特定ステップと、第2特定ステップで特定した設備管理機能と予め設定された実行順序とに基づいて、第1特定ステップで特定した設備管理機能の中から、識別ステップで識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能を特定する第3特定ステップと、第3特定ステップで特定した設備管理機能を設備に対して実行するための指令をロボットに送信する送信ステップと、を備える。
本開示に係る監視装置は、設備から受信した発報信号から異常識別情報を識別する識別部と、識別部が識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する第1特定部と、識別部が識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能のうち、直近に選択された設備管理機能を特定する第2特定部と、第2特定部が特定した設備管理機能と予め設定された実行順序とに基づいて、第1特定部が特定した設備管理機能の中から、識別部が識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能を特定する第3特定部と、第3特定部が特定した設備管理機能を設備に対して実行するための指令をロボットに送信する送信部と、を備える。
本開示に係るプログラムは、設備及びロボットと通信可能なコンピュータに、設備から受信した発報信号から異常識別情報を識別する識別処理と、識別処理で識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する第1特定処理と、識別処理で識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能のうち、直近に選択された設備管理機能を特定する第2特定処理と、第2特定処理で特定した設備管理機能と予め設定された実行順序とに基づいて、第1特定処理で特定した設備管理機能の中から、識別処理で識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能を特定する第3特定処理と、第3特定処理で特定した設備管理機能を設備に対して実行するための指令をロボットに送信する送信処理と、を実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、設備監視システムにおいて、ロボットに対して、既に実行した機能に応じて異なる機能を実行させることができる。
実施の形態1における設備監視システムの例を示す図である。 設備の機能を説明するためのフローチャートである。 識別部の機能を説明するためのフローチャートである。 選択部の機能を説明するためのフローチャートである。 送信部の機能を説明するためのフローチャートである。 設備管理部の機能を説明するためのフローチャートである。 送信部の機能を説明するためのフローチャートである。 記録部の機能を説明するためのフローチャートである。 判定部の機能を説明するためのフローチャートである。 報告部の機能を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2における設備監視システムの例を示す図である。 選択部の機能を説明するためのフローチャートである。 送信部の機能を説明するためのフローチャートである。 監視装置のハードウェア資源の例を示す図である。 監視装置のハードウェア資源の他の例を示す図である。
以下に、図面を参照して詳細な説明を行う。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における設備監視システム1の例を示す図である。設備監視システム1は、設備100、監視装置200、ロボット300、及び報知装置400を備える。
設備100は、設備監視システム1において監視される対象である。図1は、設備監視システム1が複数の設備100を備える例を示す。一例として、設備100は、エレベーターである。設備100は、自動ドアでも良い。設備監視システム1に、エレベーター及び自動ドア以外の設備100が監視対象として備えられても良い。各設備100は、監視装置200と通信する。各設備100は、検出部101、及び発報部102を備える。設備監視システム1に備えられた一部の設備100が、検出部101、及び発報部102を備えても良い。以下においては、設備100がエレベーターである例について具体的な説明を行う。
監視装置200は、設備100を監視する。監視装置200は、ロボット300を管理する。一例として、監視装置200は、サーバ装置により実現される。監視装置200は、設備100が備えられた建物と同じ建物に設けられる。監視装置200は、設備100が備えられた建物とは異なる建物に設けられても良い。他の例として、監視装置200は、クラウド上のサーバによって実現されても良い。
監視装置200は、記憶部201、識別部202、選択部203、送信部204、記録部205、判定部206、及び報告部207を備える。記憶部201に、第1設備管理機能マスタM1、履歴テーブルT、順序マスタM2、第2設備管理機能マスタM3、及び報告方法マスタM4が記憶される。第1設備管理機能マスタM1、順序マスタM2、第2設備管理機能マスタM3、及び報告方法マスタM4は、記憶部201に予め登録されている。履歴テーブルTは、適宜更新される。選択部203に、特定部2031、特定部2032、特定部2033、及び記録部2034が備えられる。
ロボット300は、設備100を管理する機能を有する。設備100を管理する機能には、少なくとも、設備100を点検する機能或いは設備100を保守する機能が含まれる。ロボット300は、設備100で検出された異常を解消するために当該設備100に対して設備管理機能を実行する。ロボット300は、設備100を利用する機能を有しても良い。設備100がエレベーターであれば、設備100の利用には、かごに乗って目的階に移動することが含まれる。
ロボット300は、監視装置200と通信する。ロボット300は、監視装置200等からの指令を受けることによって、建物内を自律的に移動しても良い。ロボット300は、設備管理部301、及び送信部302を備える。設備管理部301に、吸引洗浄部3011、水流洗浄部3012、及びカメラ部3013が備えられる。
報知装置400は、監視装置200と通信する。報知装置400は、監視装置200からの情報を報知する機能を有する。一例として、報知装置400は、モニタ装置である。他の例として、報知装置400は、アナウンス装置である。報知装置400として、モニタ装置とアナウンス装置との双方が備えられても良い。
一例として、報知装置400は、ロボット300の保守メーカの施設に設置される。報知装置400は、設備100の清掃業者の施設に設置されても良い。報知装置400は、設備100の管理会社の施設に設置されても良い。報知装置400が施設に設置される場合、報知装置400は、コンピュータ端末に備えられることが好ましい。報知装置400は、施設に所属するスタッフの携帯端末に備えられても良い。
以下に、図2から図10も参照し、設備監視システム1が有する機能について詳しく説明する。
図2は、設備100の機能を説明するためのフローチャートである。設備100では、異常が検出されたか否かが判定される(S001)。設備100で異常が発生すると、当該異常は検出部101によって検出される。検出部101が異常を検出すると、S001でYesと判定される。
S001でYesと判定されると、発報部102は、異常識別情報を含む発報信号を生成する(S002)。S001でYesと判定された場合、異常識別情報には、当該発報が異常が検出されたことによる発報、即ち異常発報であることを示す情報と、異常が検出された設備100を示す情報とが含まれる。発報部102は、S002で生成した発報信号を監視装置200に送信する(S003)。
図3は、識別部202の機能を説明するためのフローチャートである。識別部202は、異常識別情報を識別するための処理を行う。具体的に、監視装置200では、設備100から発報信号を受信したか否かが判定される(S101)。監視装置200が設備100から発報信号を受信すると、当該受信は識別部202によって検出される。識別部202が発報信号の受信を検出すると、S101でYesと判定される。
識別部202は、S101で受信した発報信号から異常識別情報を識別し、抽出する(S102)。識別部202は、S102で識別した異常識別情報を選択部203に送信する(S103)。
図4は、選択部203の機能を説明するためのフローチャートである。選択部203は、設備100で検出された異常を解消するために設備100に対して実行する設備管理機能を選択する。選択部203は、当該選択において、設備100に対してこれまでに実行された機能も考慮する。
具体的には、先ず、識別部202から異常識別情報を受信したか否かが判定される(S201)。S201でYesと判定されると、特定部2031は、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する(S202)。第1設備管理機能マスタM1に、異常識別情報の内容に応じて選択することが可能な設備管理機能が登録されている。特定部2031は、識別部202が識別した異常識別情報と記憶部201に記憶された第1設備管理機能マスタM1とに基づいて、S202における特定を行う。
表1は、第1設備管理機能マスタM1の例を示す。
Figure 2023067479000002
表1の右列に記載された設備管理機能は、ロボット300において利用され得る機能を示す。即ち、表1は、識別部202が識別した異常識別情報に異常発報であることを示す情報が含まれていれば、設備100で検出された異常を解消するために、ロボット300の吸引洗浄機能、水流洗浄機能、及びカメラ機能が利用できることを示している。
本例では、S001でYesと判定されることによって発報信号が生成されているため、当該発報信号には、異常発報であることを示す異常識別情報が含まれている。S202において、特定部2031は、第1設備管理機能マスタM1を参照することにより、選択可能な設備管理機能として、吸引洗浄機能、水流洗浄機能、及びカメラ機能を特定する。
次に、特定部2032は、識別部202が識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能のうち、直近に選択された設備管理機能を特定する(S203)。なお、「過去に選択された設備管理機能」は、「直前の一定の期間に選択された設備管理機能」と読み替えても良い。本例において、「識別部202が識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報」は、異常発報であることを示す情報を含む異常識別情報であって、同じ設備100から送信された異常識別情報であることを意味する。また、同じ設備100で同じ異常が検出されることによって生成された異常識別情報であることを意味しても良い。
履歴テーブルTに、ロボット300の稼働履歴が登録されている。具体的に、履歴テーブルTには、識別部202が識別した異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能の履歴が登録されている。特定部2032は、識別部202が識別した異常識別情報と記憶部201に記憶された履歴テーブルTとに基づいて、S203における特定を行う。
記憶部201には、設備100毎の履歴テーブルTが記憶されることが好ましい。表2は、ある設備100に対する履歴テーブルTの例を示す。
Figure 2023067479000003
識別部202が過去に抽出した異常識別情報毎に、1つのIDが付与される。表2に示す履歴テーブルTには、各IDに対して、第1情報、第2情報、及び第3情報が登録されている。第1情報は、監視装置200が当該異常識別情報を受信した日時を示す情報である。第2情報は、当該異常識別情報の内容を示す情報である。第3情報は、当該異常識別情報に対して選択された設備管理機能を示す情報である。
以下においては、履歴テーブルTに登録された1つのIDに関する情報を「記録[ID=n]」とも表記する。nは、ID番号である。例えば、記録[ID=1]には、第1情報「2021/8/16 00:00」、第2情報「異常発報」、及び第3情報「吸引洗浄機能」が含まれる。
先ず、S001でYesと判定されることによって、2021年8月16日0時0分に、監視装置200が設備100から発報信号を受信した場合を考える。後述するように、履歴テーブルTへの情報の登録は、S207及びS602で行われる。このため、監視装置200が0時0分に発報信号を受信した直後は、表2に示す記録[ID=1]及び記録[ID=2]は、履歴テーブルTに登録されていない。かかる場合、特定部2032は、S203において、直近に選択された設備管理機能として「Null」を特定する。
次に、特定部2033は、S202で特定された設備管理機能の中から、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能を特定する。特定部2033は、特定部2032がS203で特定した設備管理機能と予め設定された設備管理機能に対する実行順序とに基づいて、当該特定を行う。
順序マスタM2に、設備100で異常が検出された場合に、当該設備100に対してロボット300が実行すべき設備管理機能の順序が登録されている。特定部2033は、特定部2032が特定した設備管理機能と記憶部201に記憶された順序マスタM2とに基づいて、当該特定を行う。
表3は、順序マスタM2の例を示す。
Figure 2023067479000004
表3に示す順序マスタM2には、最初に実行する設備管理機能として吸引洗浄機能が登録されている。吸引洗浄機能の次に実行される設備管理機能として水流洗浄機能が登録されている。水流洗浄機能の次に実行される設備管理機能としてカメラ機能が登録されている。吸引洗浄機能は、洗浄が必要な箇所に吸引による洗浄を行うための機能である。水流洗浄機能は、洗浄が必要な箇所に水流による洗浄を行うための機能である。カメラ機能は、カメラによって画像を撮影するための機能である。カメラ機能が実行されることによって動画が撮影されても良いし、静止画が撮影されても良い。
先ず、特定部2033は、S203で特定部2032が特定した設備管理機能が「Null」であるか否かを判定する(S204)。S203で特定された設備管理機能が「Null」であれば、S204でYesと判定される。S204でYesと判定されると、特定部2033は、最初に実行すべき設備管理機能として順序マスタM2に登録されている設備管理機能を、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能として特定する(S205)。表3に示す順序マスタM2が記憶部201に記憶されている場合、特定部2033は、S205において、順序が「1」である吸引洗浄機能を特定する。
S205で設備管理機能が特定されると、記録部2034は、履歴テーブルTを更新する(S207)。S207では、記録部2034は、先ず、履歴テーブルTに新たなID(=IDmax+1)を追加する。次に、記録部2034は、新たに追加したIDに対して、異常識別情報を受信した日時を示す第1情報と、異常識別情報の内容を示す第2情報とを追加する。
上述したように、監視装置200が0時0分に発報信号を受信した直後は、履歴テーブルTには何も登録されていない。かかる場合、記録部2034は、ID=1を追加する。次に、記録部2034は、第1情報及び第2情報をID=1に紐付けて履歴テーブルTに登録する。具体的に、S207では、日時の欄に第1情報として「2021/8/16 00:00」が登録され、異常識別情報の欄に第2情報として「異常発報」が登録される。
S207で履歴テーブルTが更新されると、選択部203から送信部204に選択情報が送信される(S208)。選択情報には、異常識別情報を送信してきた設備100を示す情報と、当該異常識別情報に対して選択部203が選択した設備管理機能を示す情報とが含まれる。本例では、異常識別情報を送信してきた設備100は、S001で異常が検出された設備100である。選択部203が選択した設備管理機能は、S205で特定された吸引洗浄機能である。
なお、S204でNoと判定される例については後述する。
図5は、送信部204の機能を説明するためのフローチャートである。送信部204では、選択部203から選択情報を受信したか否かが判定される(S301)。送信部204は、選択部203から選択情報を受信すると、実行指令の送信先を決定する(S302)。実行指令は、選択部203が選択した設備管理機能を、異常が検出された設備100に対して実行するための指令である。
第2設備管理機能マスタM3に、ロボット300が実行することが可能な設備管理機能が登録されている。送信部204は、選択部203から受信した選択情報と記憶部201に記憶された第2設備管理機能マスタM3とに基づいて、S302において送信先を決定する。
表4は、第2設備管理機能マスタM3の例を示す。
Figure 2023067479000005
表4に示す第2設備管理機能マスタM3には、ロボット300が、吸引洗浄機能、水流洗浄機能、及びカメラ機能を実行できることが登録されている。本例では、選択部203によって吸引洗浄機能が選択されている。かかる場合、送信部204は、第2設備管理機能マスタM3を参照して、選択部203が選択した吸引洗浄機能をロボット300が実行できることを確認すると、ロボット300を実行指令の送信先に決定する。
次に、送信部204は、S302で決定した送信先に実行指令を送信する(S303)。実行指令には、異常識別情報を送信してきた設備100を示す情報と、当該異常識別情報に対して選択部203が選択した設備管理機能を示す情報とが含まれる。
図6は、設備管理部301の機能を説明するためのフローチャートである。ロボット300では、監視装置200から実行指令を受信したか否かが判定される(S401)。ロボット300が監視装置200から実行指令を受信すると、当該受信は設備管理部301によって検出される。設備管理部301が実行指令の受信を検出すると、S401でYesと判定される。
設備管理部301は、S401で受信した実行指令に基づいて、選択部203が選択した設備管理機能を、異常識別情報を送信してきた設備100に対して実行する(S402)。本例では、S402において、実行する設備管理機能が吸引洗浄機能であることが特定される。また、S001で異常が検出されたエレベーターに対して設備管理機能を実行することが特定される。これにより、実行指令を受けたロボット300は、特定されたエレベーターの乗場或いはかごに移動する。その後、ロボット300は、吸引洗浄部3011による吸引洗浄を行う。
図7は、送信部302の機能を説明するためのフローチャートである。ロボット300が監視装置200から実行指令を受信すると、送信部302は、受信した実行指令に応じて設備管理機能の実行が開始されたか否かを判定する(S501)。本例では、S402で吸引洗浄部3011による吸引洗浄が開始されることにより、S501でYesと判定される。
S501でYesと判定されると、送信部302は、稼働開始情報を監視装置200に送信する(S502)。稼働開始情報には、設備管理機能の実行が開始されたことを示す情報と、実行が開始された機能の内容を示す情報とが含まれる。本例であれば、稼働開始情報に、吸引洗浄機能の実行が開始されたことを示す情報が含まれる。
S502で稼働開始情報を送信すると、送信部302は、設備管理機能の実行が終了したか否かを判定する(S503)。本例では、吸引洗浄部3011による吸引洗浄が終了することにより、S503でYesと判定される。
S503でYesと判定されると、送信部302は、稼働終了情報を監視装置200に送信する(S504)。稼働終了情報には、設備管理機能の実行が終了したことを示す情報と、実行が終了した機能の内容を示す情報とが含まれる。本例であれば、稼働終了情報に、吸引洗浄機能の実行が終了したことを示す情報が含まれる。
図8は、記録部205の機能を説明するためのフローチャートである。S303でロボット300に対して実行指令が送信された後、監視装置200では、当該ロボット300から稼働終了情報を受信したか否かが判定される(S601)。監視装置200がロボット300から稼働終了情報を受信すると、当該受信は記録部205によって検出される。記録部205が稼働終了情報の受信を検出すると、S601でYesと判定される。
S601でYesと判定すると、記録部205は、履歴テーブルTを更新する(S602)。S602において、記録部205は、送信部302からの稼働終了情報に基づいて、ロボット300において実行された設備管理機能を示す情報を履歴テーブルTに登録する。なお、「ロボット300において実行された設備管理機能」は、選択部203によって選択された設備管理機能と同じである。即ち、記録部205は、S602において、第3情報を履歴テーブルTに登録する。本例であれば、記録部205は、送信部302から稼働終了情報を受信することにより、ID=1の設備管理機能の欄に第3情報として「吸引洗浄機能」を登録する。
図9は、判定部206の機能を説明するためのフローチャートである。判定部206は、履歴テーブルTに登録された記録[ID=n]の中に、一定の時間tが経過しても第3情報が登録されないものがあるか否かを判定する(S701)。時間tは、例えば1時間である。
具体的に、判定部206は、S701において、履歴テーブルTに登録された記録[ID=n]の中から、第3情報が登録されていないものを抽出する。次に、判定部206は、抽出した記録の中で、受信日時が現在日時よりt時間以上前のものを特定する。本例では、ID=1の受信日時から3分後に、ID=1の設備管理機能の欄に「吸引洗浄機能」が登録されたものとする。かかる場合、S701においてNoと判定される。
なお、S701でYesと判定される例については後述する。
ロボット300が吸引洗浄機能を実行することによって設備100での異常が解消すれば、検出部101は異常を検出しなくなる。一方、ロボット300が吸引洗浄機能を実行しても設備100での異常が解消しなければ、検出部101は異常を再び検出する(S001のYes)。これにより、S003において、異常識別情報を含む発報信号が発報部102から監視装置200に送信される。
監視装置200では、識別部202が発報信号の受信を検出する(S101のYes)。識別部202は、設備100から受信した発報信号から異常識別情報を識別し(S102)、選択部203に送信する(S103)。
上述したように、S001でYesと判定されることによって生成された発報信号には、異常発報であることを示す異常識別情報が含まれる。特定部2031は、第1設備管理機能マスタM1を参照することにより、S202において、選択可能な設備管理機能として、吸引洗浄機能、水流洗浄機能、及びカメラ機能を特定する。
特定部2032は、識別部202が識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能のうち、直近に選択された設備管理機能を特定する(S203)。上述したように、特定部2032は、識別部202が識別した異常識別情報と記憶部201に記憶された履歴テーブルTとに基づいて、S203における特定を行う。
例えば、S001でYesと判定されることによって、2021年8月16日0時5分に、監視装置200が設備100から2回目の発報信号を受信した場合を考える。監視装置200が0時5分に発報信号を受信した直後は、表2に示す記録[ID=1]のみが履歴テーブルTに登録されている。このため、特定部2032は、S203において、直近に選択された設備管理機能として「吸引洗浄機能」を特定する。これにより、S204においてNoと判定される。
S204でNoと判定されると、特定部2033は、S203で特定された設備管理機能の次に実行すべき設備管理機能として順序マスタM2に登録されている設備管理機能を、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能として特定する(S206)。表3に示す順序マスタM2が記憶部201に記憶されている場合、特定部2033は、S206において、順序が「2」である水流洗浄機能を特定する。
S206で設備管理機能が特定されると、記録部2034は、履歴テーブルTを更新する(S207)。S207では、記録部2034は、先ず、履歴テーブルTに新たなID(=IDmax+1)を追加する。本例では、履歴テーブルTに記録[ID=1]のみが登録されているため、IDmax=1である。したがって、記録部2034は、履歴テーブルTに新たなID=2を追加する。記録部2034は、第1情報及び第2情報をID=2に紐付けて履歴テーブルTに登録する。具体的に、S207では、日時の欄に第1情報として「2021/8/16 00:05」が登録され、異常識別情報の欄に第2情報として「異常発報」が登録される。
S207で履歴テーブルTが更新されると、選択部203から送信部204に選択情報が送信される(S208)。また、送信部204は、第2設備管理機能マスタM3を参照することにより、S302で決定した送信先、即ちロボット300に実行指令を送信する(S303)。
設備管理部301は、送信部204から受信した実行指令に基づいて、選択部203が選択した設備管理機能を、異常識別情報を送信してきた設備100に対して実行する(S402)。本例であれば、実行指令を受けたロボット300は、特定されたエレベーターの乗場或いはかごに移動する。その後、ロボット300は、水流洗浄部3012による水流洗浄を行う。
本例では、S402で水流洗浄部3012による水流洗浄が開始されることにより、S501でYesと判定される。S501でYesと判定されると、送信部302は、稼働開始情報を監視装置200に送信する(S502)。稼働開始情報には、水流洗浄機能の実行が開始されたことを示す情報が含まれる。
また、水流洗浄部3012による水流洗浄が終了することにより、S503でYesと判定される。S503でYesと判定されると、送信部302は、稼働終了情報を監視装置200に送信する(S504)。稼働終了情報には、水流洗浄機能の実行が終了したことを示す情報が含まれる。これにより、S602において、ID=2の設備管理機能の欄に第3情報として「水流洗浄機能」が登録される。
一方、水流洗浄部3012に不具合等が生じると、S503でYesと判定されない。このため、ロボット300から監視装置200に対して稼働終了情報が送信されない。判定部206は、図9に示す動作フローを例えば1分毎に行う。監視装置200が設備100から発報信号を受信してから一定の時間tが経過することにより、S701でYesと判定される。
一例として、ID=2の設備管理機能の欄に情報が追加されない場合について考える。この例では、2021年8月16日の1時5分になると、判定部206は、S701でYesと判定する。判定部206は、S701でYesと判定すると、履歴テーブルTを参照し、設備管理機能の欄に情報が追加されない記録[ID=2]の1つ前の記録[ID=1]に登録されている設備管理機能を特定する(S702)。本例では、判定部206は、S702において「吸引洗浄機能」を特定する。
次に、判定部206は、S702で特定された設備管理機能の次に実行すべき設備管理機能として順序マスタM2に登録されている設備管理機能を特定する(S703)。即ち、S703では、ID=2の設備管理機能の欄に本来登録されるべきであった設備管理機能が特定される。本例では、判定部206は、S703において「水流洗浄機能」を特定する。
次に、判定部206は、S703で特定した設備管理機能に基づいて、報告方法を決定する(S704)。報告方法マスタM4に、設備管理機能が正常に実行されなかった場合の報告方法が登録されている。表5は、報告方法マスタM4の例を示す。
Figure 2023067479000006
判定部206は、S703で特定した設備管理機能と記憶部201に記憶された報告方法マスタM4とに基づいて、S704における決定を行う。本例では、判定部206は、報告方法マスタM4を参照することにより、「ロボット保守メーカへの報告」を報告方法として決定する。判定部206は、決定した報告方法を示す情報を報告部207に送信する。
図10は、報告部207の機能を説明するためのフローチャートである。報告部207では、判定部206から報告方法を示す情報を受信したか否かが判定される(S801)。S801でYesと判定すると、報告部207は、判定部206が決定した報告方法で報告を行う(S802)。本例であれば、報告部207は、ロボット保守メーカへの報告を行う。これにより、ロボット保守メーカに備えられた報知装置400から必要な情報が報知される。報知装置400がモニタ装置であれば、ロボット300の水流洗浄機能に異常があることがモニタ装置に表示される。
本実施の形態に示す設備監視システム1であれば、異常が検出された設備100に対し、ロボット300が、既に実行した設備管理機能に応じて異なる設備管理機能を実行することができる。即ち、ロボット300が吸引洗浄機能を実行しても異常が解消されなければ、当該ロボット300は、異常が検出された設備100に対して水流洗浄機能を実行する。これにより、設備100で発生した異常が解消され易くなる。例えば、吸引洗浄によって異常が解消しなくても、水流洗浄によって当該異常を解消することができる。
本設備監視システム1では、第3情報が登録されていない記録が履歴テーブルTに存在すれば、報告部207による外部への報告が行われる。報告部207が外部に報告を行う方法は、履歴テーブルTに既に登録されている第3情報に応じて決まる。このため、適切な連絡先に適切な内容の報告を行うことができる。
本実施の形態では、設備監視システム1が複数の設備100を備える例について説明した。設備監視システム1は、1台の設備100しか備えていなくても良い。
本実施の形態では、記録部205が、ロボット300において実行された設備管理機能の情報を第3情報として履歴テーブルTに登録する例について説明した。第3情報は、記録部2034によって履歴テーブルTに登録されても良い。記録部2034は、S205で特定された設備管理機能の情報又はS206で特定された設備管理機能の情報を第3情報として履歴テーブルTに登録しても良い。
かかる場合、ロボット300は、送信部302を備えていなくても良い。これにより、ロボット300における処理の負荷を軽減できる。また、監視装置200とロボット300との間に通信異常が発生しても、履歴テーブルTに第3情報を登録することができる。
本実施の形態では、監視装置200がロボット300から稼働終了情報を受信すると、記録部205が履歴テーブルTを更新する例について説明した。記録部205は、監視装置200がロボット300から稼働開始情報を受信すると、履歴テーブルTを更新しても良い。即ち、記録部205は、送信部302からの稼働開始情報に基づいて、ロボット300においてこれから実行される設備管理機能の情報を第3情報として履歴テーブルTに登録する。
他の例として、記録部205は、監視装置200がロボット300から稼働開始情報を受信した時と稼働終了情報を受信した時との双方で、履歴テーブルTを更新しても良い。かかる場合、第3情報に加え、設備管理機能の実行が開始されたことを示す情報と設備管理機能の実行が終了したことを示す情報とが、履歴テーブルTに登録されても良い。これにより、ロボット300の正確な稼働履歴を記録することができる。また、設備100の異常、及びロボット300の異常も把握し易くなる。
実施の形態2.
実施の形態1では、設備100を管理するために必要な機能の全てが1台のロボットによって実行される例について説明した。本実施の形態では、設備100を管理するために必要な機能が複数のロボットによって実行される例について説明する。なお、本実施の形態で具体的に開示しない点については、実施の形態1で開示した例と同様である。
図11は、実施の形態2における設備監視システム1の例を示す図である。本実施の形態における設備監視システム1は、設備100、監視装置200、ロボット300、及び報知装置400を備える。図11は、一例として、3台のロボット300を備える設備監視システム1を示す。以下においては、設備監視システム1が備えるロボット300を個別に特定する必要がある場合に、符号の後に「-N」を付す。Nは、ロボット番号である。本実施の形態に示す例では設備監視システム1が3台のロボット300を備えるため、Nは1~3の数字である。
例えば、ロボット300-1は、吸引洗浄用のロボットである。ロボット300-1は、設備管理部301-1、及び送信部302-1を備える。設備管理部301-1は、吸引洗浄部3011-1を備える。ロボット300-2は、水流洗浄用のロボットである。ロボット300-2は、設備管理部301-2、及び送信部302-2を備える。設備管理部301-2は、水流洗浄部3012-2を備える。ロボット300-3は、カメラ用のロボットである。ロボット300-3は、設備管理部301-3、及び送信部302-3を備える。設備管理部301-3は、カメラ部3013-3を備える。図11に示す例では、ロボット300は、それぞれが異なる設備管理機能を実行する。
次に、図11に示す設備監視システム1が有する機能について詳しく説明する。
設備100では、図2に示す動作フローが行われる。即ち、検出部101が異常を検出すると、発報部102は、異常識別情報を含む発報信号を監視装置200に送信する。
識別部202では、図3に示す動作フローが行われる。即ち、識別部202は、設備100から受信した発報信号から異常識別情報を識別し、抽出する。識別部202は、S102で識別した異常識別情報を選択部203に送信する。
図12は、選択部203の機能を説明するためのフローチャートである。図12のS901に示す処理は、図4のS201に示す処理と同様である。S901でYesと判定されると、特定部2031は、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する(S902)。なお、本実施の形態に示す例では、設備管理機能毎に実行するロボットが分かれている。このため、「設備管理機能」を特定することは、「ロボット」を特定することと同義である。即ち、特定部2031は、S902において、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択可能なロボット300を特定する
第1設備管理機能マスタM1に、異常識別情報の内容に応じて選択することが可能な設備管理機能、即ちロボット300が登録されている。特定部2031は、識別部202が識別した異常識別情報と記憶部201に記憶された第1設備管理機能マスタM1とに基づいて、S902における特定を行う。
表6は、第1設備管理機能マスタM1の他の例を示す。表6に示す第1設備管理機能マスタM1に、「設備管理機能」の列が含まれていなくても良い。
Figure 2023067479000007
本例では、発報信号に、異常発報であることを示す異常識別情報が含まれている。このため、特定部2031は、第1設備管理機能マスタM1を参照することにより、選択可能なロボット300として、吸引洗浄用のロボット300-1、水流洗浄用のロボット300-2、及びカメラ用のロボット300-3を特定する。
次に、特定部2032は、識別部202が識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択されたロボット300のうち、直近に選択されたロボット300を特定する(S903)。なお、「過去に選択されたロボット300」は、「直前の一定の期間に選択されたロボット300」と読み替えても良い。
履歴テーブルTに、識別部202が識別した異常識別情報に対して過去に選択されたロボット(設備管理機能)の履歴が登録されている。特定部2032は、識別部202が識別した異常識別情報と記憶部201に記憶された履歴テーブルTとに基づいて、S903における特定を行う。
表7は、ある設備100に対する履歴テーブルTの他の例を示す。表7に示す履歴テーブルTに、「設備管理機能」の列が含まれていなくても良い。
Figure 2023067479000008
表7に示す履歴テーブルTには、各IDに対して、第1情報、第2情報、及び第3情報に加え、第4情報が登録されている。第4情報は、当該異常識別情報に対して選択されたロボット300を示す情報である。
本実施の形態においても、先ず、S001でYesと判定されることによって、2021年8月16日0時0分に、監視装置200が設備100から発報信号を受信した場合を考える。実施の形態1に示す例と同様に、監視装置200が0時0分に発報信号を受信した直後は、表7に示す記録[ID=1]及び記録[ID=2]は、履歴テーブルTに登録されていない。かかる場合、特定部2032は、S903において、直近に選択されたロボット300として「Null」を特定する。
次に、特定部2033は、S902で特定されたロボット300の中から、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択するロボット300を特定する。特定部2033は、特定部2032がS903で特定したロボット300と予め設定された設備管理機能(ロボット)の実行順序とに基づいて、当該特定を行う。
表8は、順序マスタM2の他の例を示す。表8に示す順序マスタM2に、「設備管理機能」の列が含まれていなくても良い。
Figure 2023067479000009
先ず、特定部2033は、S903で特定部2032が特定したロボット300が「Null」であるか否かを判定する(S904)。特定部2033は、S904でYesと判定すると、最初に実行すべき設備管理機能を備えたロボット300として順序マスタM2に登録されているロボット300を、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択するロボット300として特定する(S905)。表8に示す順序マスタM2が記憶部201に記憶されている場合、特定部2033は、S905において、順序が「1」である吸引洗浄機能を備えたロボット300-1を特定する。
図12のS907及びS908に示す処理は、図4のS207及びS208に示す処理と同様である。なお、S908で選択部203から送信部204に送信される選択情報には、異常識別情報を送信してきた設備100を示す情報と、当該異常識別情報に対して選択部203が選択したロボット300を示す情報とが含まれる。本例では、選択部203が選択したロボット300は、S905で特定されたロボット300-1である。
図13は、送信部204の機能を説明するためのフローチャートである。送信部204では、選択部203から選択情報を受信したか否かが判定される(S1001)。送信部204は、選択部203から選択情報を受信すると、選択部203が選択したロボット300に対して実行指令を送信する(S1002)。実行指令は、選択部203が選択したロボット300が、異常が検出された設備100に対して設備管理機能を実行するための指令である。
各ロボット300の設備管理部301では、図6に示す動作フローが行われる。即ち、各ロボット300では、監視装置200から実行指令を受信したか否かが判定される(S401)。S401でYesと判定されると、設備管理部301は、受信した実行指令に基づいて、異常識別情報を送信してきた設備100に対して設備管理機能を実行する(S402)。本例では、ロボット300-1が監視装置200から実行指令を受信する。これにより、ロボット300-1は、異常が検出されたエレベーターの乗場或いはかごに移動する。その後、ロボット300-1は、吸引洗浄部3011-1による吸引洗浄を行う。
監視装置200から実行指令を受信したロボット300では、送信部302が図7に示す動作フローを行う。上述したように、本例では、ロボット300-1が監視装置200から実行指令を受信する。送信部302-1は、S402で設備管理部301-1が設備管理機能の実行を開始すると、稼働開始情報を監視装置200に送信する(S502)。
稼働開始情報には、設備管理機能の実行が開始されたことを示す情報と、設備管理機能の実行を開始したロボット300を示す情報とが含まれる。稼働開始情報に、実行が開始された機能の内容を示す情報が更に含まれても良い。本例であれば、稼働開始情報には、ロボット300-1による吸引洗浄機能の実行が開始されたことを示す情報が含まれる。
また、送信部302-1は、設備管理部301-1による設備管理機能の実行が終了すると、稼働終了情報を監視装置200に送信する(S504)。稼働終了情報には、設備管理機能の実行が終了したことを示す情報と、設備管理機能の実行を終了したロボット300を示す情報とが含まれる。稼働終了情報に、実行が終了した機能の内容を示す情報が更に含まれても良い。本例であれば、稼働終了情報に、ロボット300-1による吸引洗浄機能の実行が終了したことを示す情報が含まれる。
記録部205では、図8に示す動作フローが行われる。即ち、S1002でロボット300に対して実行指令が送信された後、監視装置200では、当該ロボット300から稼働終了情報を受信したか否かが判定される(S601)。記録部205は、S601でYesと判定すると、履歴テーブルTを更新する(S602)。S602において、記録部205は、送信部302からの稼働終了情報に基づいて、ロボット300において実行された設備管理機能の情報と設備管理機能を実行したロボット300の情報とを履歴テーブルTに登録する。即ち、記録部205は、S602において、第3情報及び第4情報を履歴テーブルTに登録する。本例であれば、記録部205は、送信部302から稼働終了情報を受信することにより、ID=1の設備管理機能の欄に第3情報として「吸引洗浄機能」を登録し、ロボットの欄に第4情報として「ロボット300-1」を登録する。
実施の形態1に示す例と同様に、判定部206では図9に示す動作フローが行われる。また、報告部207では図10に示す動作フローが行われる。
ロボット300-1が吸引洗浄機能を実行することによって設備100での異常が解消すれば、検出部101は異常を検出しなくなる。一方、ロボット300-1が吸引洗浄機能を実行しても設備100での異常が解消しなければ、検出部101は異常を再び検出する(S001のYes)。これにより、S003において、異常識別情報を含む発報信号が発報部102から監視装置200に送信される。
監視装置200では、識別部202が、設備100から受信した発報信号から異常識別情報を識別し(S102)、選択部203に送信する(S103)。
特定部2031は、第1設備管理機能マスタM1を参照することにより、S902において、選択可能なロボット300として、ロボット300-1、ロボット300-2、及びロボット300-3を特定する。
例えば、S001でYesと判定されることによって、2021年8月16日0時5分に、監視装置200が設備100から2回目の発報信号を受信した場合を考える。監視装置200が0時5分に発報信号を受信した直後は、表7に示す記録[ID=1]のみが履歴テーブルTに登録されている。特定部2032は、S903において、直近に選択されたロボット300として「ロボット300-1」を特定する。これにより、S904においてNoと判定される。
S904でNoと判定されると、特定部2033は、S903で特定されたロボット300の次に選択すべきロボット300として順序マスタM2に登録されているロボット300を、識別部202が識別した異常識別情報に対して選択するロボット300として特定する(S906)。表8に示す順序マスタM2が記憶部201に記憶されている場合、特定部2033は、S906において、順序が「2」であるロボット300-2を特定する。
S906でロボット300が特定されると、記録部2034は、履歴テーブルTを更新する(S907)。上述したように、図12のS907及びS908に示す処理は、図4のS207及びS208に示す処理と同様である。送信部204は、選択部203から選択情報を受信すると、選択部203が選択したロボット300、即ちロボット300-2に対して実行指令を送信する(S1002)。
送信部204から実行指令を受信したロボット300-2では、設備管理部301-2が、異常識別情報を送信してきた設備100に対して設備管理機能を実行する(S402)。即ち、ロボット300-2は、異常が検出されたエレベーターの乗場或いはかごに移動する。その後、ロボット300-2は、水流洗浄部3012-2による水流洗浄を行う。
水流洗浄部3012-2による水流洗浄が開始されることにより、送信部302-2から稼働開始情報が送信される(S502)。例えば、当該稼働開始情報には、ロボット300-2による水流洗浄機能の実行が開始されたことを示す情報が含まれる。また、水流洗浄部3012-2による水流洗浄が終了することにより、送信部302-2から稼働終了情報が送信される(S504)。例えば、当該稼働終了情報には、ロボット300-2による水流洗浄機能の実行が終了したことを示す情報が含まれる。これにより、S602において、ID=2の設備管理機能の欄に第3情報として「水流洗浄機能」が登録され、ロボットの欄に第4情報として「ロボット300-2」が登録される。
本実施の形態に示す設備監視システム1では、特定部2033が特定した設備管理機能(ロボット)を異常が検出された設備100に対して実行するための指令が、その設備管理機能を実行可能なロボット300に対して送信される。このため、本実施の形態に示す設備監視システム1であっても、実施の形態1に示す設備監視システム1が奏する効果と同様の効果を奏することができる。
また、本実施の形態に示す設備監視システム1であれば、ロボット300として、個々の設備管理機能に特化した専用作業ロボットを採用することができる。このため、設備100に発生した異常が解消され易くなる。
本実施の形態に示す例では、ロボット300-1の保守メーカとロボット300-2の保守メーカとが異なる場合がある。かかる場合、例えばID=2の設備管理機能の欄或いはロボットの欄に情報が追加されないのであれば、判定部206は、「ロボット300-2の保守メーカへの報告」を報告方法として決定しても良い。
本実施の形態では、各ロボット300が1つの設備管理機能のみを実行することができる例について説明した。他の例として、設備監視システム1は、複数の設備管理機能を実行することが可能なロボット300を備えても良い。例えば、ロボット300-1の設備管理部301-1は、吸引洗浄部3011-1と水流洗浄部3012-1を備えても良い。ロボット300-2の設備管理部301-2は、水流洗浄部3012-2とカメラ部3013-2を備えても良い。ロボット300-3の設備管理部301-3は、カメラ部3013-3と吸引洗浄部3011-3を備えても良い。
他の例として、設備監視システム1は、設備100を管理するために必要な全ての機能を実行することができるロボット300と、当該機能の一部のみを実行することができるロボット300との双方を備えても良い。
図14は、監視装置200のハードウェア資源の例を示す図である。監視装置200は、ハードウェア資源として、プロセッサ501とメモリ502とを含む処理回路500を備える。処理回路500に複数のプロセッサ501が含まれても良い。処理回路500に複数のメモリ502が含まれても良い。
本実施の形態において、符号201~207に示す各部は、監視装置200が有する機能を示す。記憶部201の機能は、メモリ502によって実現される。符号202~207に示す各部の機能は、プログラムとして記述されたソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現できる。当該プログラムは、メモリ502に記憶される。監視装置200は、メモリ502に記憶されたプログラムをプロセッサ501(コンピュータ)によって実行することにより、符号202~207に示す各部の機能を実現する。
プロセッサ501は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、或いはDSPともいわれる。メモリ502として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、及びEEPROM等が含まれる。
図15は、監視装置200のハードウェア資源の他の例を示す図である。図15に示す例では、監視装置200は、プロセッサ501、メモリ502、及び専用ハードウェア503を含む処理回路500を備える。図15は、監視装置200が有する機能の一部を専用ハードウェア503によって実現する例を示す。監視装置200が有する機能の全部を専用ハードウェア503によって実現しても良い。専用ハードウェア503として、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用できる。
ロボット300のハードウェア資源は、図14或いは図15に示す例と同様である。ロボット300は、ハードウェア資源として、プロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。ロボット300は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、符号301~302に示す各部の機能を実現する。ロボット300は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。ロボット300が有する機能の一部或いは全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
1 設備監視システム
100 設備
101 検出部
102 発報部
200 監視装置
201 記憶部
202 識別部
203 選択部
2031 特定部
2032 特定部
2033 特定部
2034 記録部
204 送信部
205 記録部
206 判定部
207 報告部
300 ロボット
301 設備管理部
3011 吸引洗浄部
3012 水流洗浄部
3013 カメラ部
302 送信部
400 報知装置
500 処理回路
501 プロセッサ
502 メモリ
503 専用ハードウェア

Claims (11)

  1. 異常を検出すると、異常識別情報を含む発報信号を送信する設備と、
    前記設備で検出された異常を解消するために前記設備に対して設備管理機能を実行するロボットと、
    監視装置と、
    を備え、
    前記監視装置は、
    前記設備から受信した発報信号から異常識別情報を識別する識別部と、
    前記識別部が識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する第1特定部と、
    前記識別部が識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能のうち、直近に選択された設備管理機能を特定する第2特定部と、
    前記第2特定部が特定した設備管理機能と予め設定された実行順序とに基づいて、前記第1特定部が特定した設備管理機能の中から、前記識別部が識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能を特定する第3特定部と、
    を備え、
    前記ロボットは、前記第3特定部が特定した設備管理機能を前記設備に対して実行する設備管理部を備えた設備監視システム。
  2. 前記監視装置に、履歴テーブルが記憶され、
    前記履歴テーブルに、前記識別部が過去に識別した異常識別情報毎に、前記監視装置が当該異常識別情報を受信した日時を示す第1情報と、当該異常識別情報の内容を示す第2情報と、当該異常識別情報に対して選択された設備管理機能を示す第3情報とが登録され、
    前記第2特定部は、前記履歴テーブルに基づいて、直近に選択された設備管理機能を特定する請求項1に記載の設備監視システム。
  3. 前記監視装置は、前記履歴テーブルを更新する記録部を更に備え、
    前記ロボットは、前記設備管理部による設備管理機能の実行が終了すると稼働終了情報を送信する第1送信部を備え、
    前記記録部は、前記第1送信部からの稼働終了情報に基づいて、第3情報を前記履歴テーブルに登録する請求項2に記載の設備監視システム。
  4. 前記監視装置は、
    前記履歴テーブルに、第3情報が登録されない記録があるか否かを判定する判定部と、
    第3情報が登録されない記録があると前記判定部によって判定されると、外部に報告を行う報告部と、
    を更に備え、
    前記報告部が外部に報告を行う方法は、前記履歴テーブルに既に登録されている第3情報に応じて決まる請求項3に記載の設備監視システム。
  5. 前記監視装置に、第1設備管理機能マスタが記憶され、
    前記第1設備管理機能マスタに、異常識別情報の内容に応じて選択することが可能な設備管理機能が登録され、
    前記第1特定部は、前記第1設備管理機能マスタに基づいて、選択可能な設備管理機能を特定する請求項1から請求項4の何れか一項に記載の設備監視システム。
  6. 前記第1設備管理機能マスタに、選択可能な設備管理機能として、
    洗浄が必要な箇所に吸引による洗浄を行うための吸引洗浄機能と、
    洗浄が必要な箇所に水流による洗浄を行うための水流洗浄機能と、
    カメラによって画像を撮影するためのカメラ機能と、
    が登録された請求項5に記載の設備監視システム。
  7. 前記監視装置に、順序マスタが記憶され、
    前記順序マスタに、前記設備で異常が検出された際に前記設備に対して前記ロボットが実行すべき設備管理機能の順序が登録され、
    前記第3特定部は、前記順序マスタに基づいて、選択する設備管理機能を特定する請求項1から請求項6の何れか一項に記載の設備監視システム。
  8. それぞれが異なる設備管理機能を実行する複数のロボットを備え、
    前記監視装置は、前記第3特定部が特定した設備管理機能を前記設備に対して実行するための指令を、当該設備管理機能を実行可能なロボットに送信する第2送信部を更に備えた請求項1から請求項7の何れか一項に記載の設備監視システム。
  9. 異常を検出すると異常識別情報を含む発報信号を送信する設備に対して、前記設備で検出された異常を解消するためにロボットに設備管理機能を実行させるための設備監視方法であって、
    前記設備から受信した発報信号から異常識別情報を識別する識別ステップと、
    前記識別ステップで識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する第1特定ステップと、
    前記識別ステップで識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能のうち、直近に選択された設備管理機能を特定する第2特定ステップと、
    前記第2特定ステップで特定した設備管理機能と予め設定された実行順序とに基づいて、前記第1特定ステップで特定した設備管理機能の中から、前記識別ステップで識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能を特定する第3特定ステップと、
    前記第3特定ステップで特定した設備管理機能を前記設備に対して実行するための指令を前記ロボットに送信する送信ステップと、
    を備えた設備監視方法。
  10. 異常を検出すると異常識別情報を含む発報信号を送信する設備、及び
    前記設備で検出された異常を解消するために前記設備に対して設備管理機能を実行するロボット
    と通信可能な監視装置であって、
    前記設備から受信した発報信号から異常識別情報を識別する識別部と、
    前記識別部が識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する第1特定部と、
    前記識別部が識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能のうち、直近に選択された設備管理機能を特定する第2特定部と、
    前記第2特定部が特定した設備管理機能と予め設定された実行順序とに基づいて、前記第1特定部が特定した設備管理機能の中から、前記識別部が識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能を特定する第3特定部と、
    前記第3特定部が特定した設備管理機能を前記設備に対して実行するための指令を前記ロボットに送信する送信部と、
    を備えた監視装置。
  11. 異常を検出すると異常識別情報を含む発報信号を送信する設備、及び
    前記設備で検出された異常を解消するために前記設備に対して設備管理機能を実行するロボット
    と通信可能なコンピュータに、
    前記設備から受信した発報信号から異常識別情報を識別する識別処理と、
    前記識別処理で識別した異常識別情報に対して選択可能な設備管理機能を特定する第1特定処理と、
    前記識別処理で識別した異常識別情報と同じ内容の異常識別情報に対して過去に選択された設備管理機能のうち、直近に選択された設備管理機能を特定する第2特定処理と、
    前記第2特定処理で特定した設備管理機能と予め設定された実行順序とに基づいて、前記第1特定処理で特定した設備管理機能の中から、前記識別処理で識別した異常識別情報に対して選択する設備管理機能を特定する第3特定処理と、
    前記第3特定処理で特定した設備管理機能を前記設備に対して実行するための指令を前記ロボットに送信する送信処理と、
    を実行させるためのプログラム。
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