JP2020035160A - アラート通知システム、アラート通知方法 - Google Patents

アラート通知システム、アラート通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】抑止すべきアラートであるか否かを判定し、保守作業中であるか否かを判定する技術を提供する。【解決手段】アラート通知システムであって、管制システムは、保守端末100の位置情報と施設位置情報とから、施設の識別情報を特定する作業対象物件特定部と、保守端末から作業開始を示す情報を受信すると、施設の識別情報、保守員の識別情報、作業終了時間に関する情報、設備を構成する各機器の情報が対応付けられたレコードを生成して登録する作業設定部42cと、保守端末から終了情報を受信すると、レコードを解除する作業時間制御部42bと、作業終了時間までに終了情報を受信しない場合、保守端末の位置情報と施設位置情報とから作業が遅延しているかを判定する保守状態判定部42dと、アラートを受信すると、アラートに含まれる情報とレコード内の情報とから、当該アラートの通知を抑止するか否かを判定する発報制御部42aと、を有する。【選択図】図1

Description

顧客先に納められた昇降機などの設備を遠隔で監視し、また保守作業を管理する技術に関する。
一般に、顧客先に納められた昇降機などの遠隔監視による障害対応は、現地の監視端末が、昇降機に異常が起きたことを知らせるアラートを管制センターへ発信し、障害が発生した旨を把握した管制センター内の管制員が保守員に出動指示を行う。この出動指示を受けた保守員は、障害の発生した施設に出動して復旧作業を行う。
ここで、現地の監視端末が管制センターへ発信するアラートには、実際に設備に障害が生じて発報されるアラート(これを「真のアラート」と称する)だけではなく、保守員が行う点検作業や、製品の改修作業に伴って障害と検知され、発報されてしまうアラート(これを「作業アラート」と称する)も紛れている。
これらのアラートを受信した管制センターは、実際に昇降機に障害が発生して発報された真のアラートなのか、点検作業に伴う作業アラートなのかを判別する必要があるが、現状、これらを判別するのは人力による場合が多い。例えば、管制センターがアラートを受信した際、管制員が保守員へ出動指示を行う前にデータベースに登録された作業予定を確認したり、当該施設を管轄する営業所に作業予定を電話で聞き出したりすることで、受信したアラートが真のアラートなのか作業アラートなのかを判別する。
上記の真のアラートと作業アラートをシステム上で判別することを目的として、保守作業の開始時間および終了時間を登録することで、当該施設を作業中のステータスとする機能も活用されている。これは、一般に保守会社の営業所に置かれた端末や、保守員が携帯する端末を用いてシステム上への手動入力により行うことが多い。
また、アラートの判別を手動入力を必要とせずに自動で行う手法として、現場に設置された二次元バーコードを保守員が携帯端末で読み取り、この読み取りデータを管制センターが受信して、当該現場に対して作業中ステータスを設定する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
特開2007−112540号公報
ここで、前述した、作業の開始および終了を手動で登録することで、当該現場に対して作業中のステータスを設定し、真のアラートと作業アラートとの判別を行うシステムを使用する場合、作業が終了したにも関わらず作業終了の登録を行わなかった場合、真のアラートが管制センターに通知されず、昇降機内への乗客閉じ込めや、昇降機の長時間不稼動などが引き起こされることが懸念される。
また、作業内容によっては、作業中であっても、作業影響があるのは特定の設備内機器のみであり、それ以外の機器からのアラートは障害として扱う必要がある。真のアラートと作業アラートとの判別を行うシステムには、作業時間のみではなく、作業によるアラートが発生する可能性のある機器についても設定する必要がある。そのため、入力項目が多くなり、様々な情報を確認する必要が生じ、負担となっているという課題もある。
また、特許文献1で開示されている方式では、現場へ二次元バーコードを設置する必要があるが、すでに現場へ納められている昇降機の数が膨大である場合、普及するまでに長時間を要すことが予想される。また、二次元バーコードの設置にかかる期間や、製造にかかるコストを考えると、保守会社にかかる負担も大きい。
本発明は、前述してきた課題に対して、抑止すべきアラートであるか否かを判定するともに、当該現場施設が保守作業中であるか否かを判定することが可能となる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、代表的な本発明のアラート通知システムは、1または複数の施設のそれぞれに設けられている1または複数の設備で障害が発生した際に送信されるアラートを受信し、これを通知するアラート通知システムであって、保守員が携帯している保守端末の位置情報と、保守対象の設備の位置を示す施設位置情報とに基づき、保守対象となっている施設の識別情報を特定する作業対象物件特定部と、前記保守端末から作業開始を示す情報を受信すると、前記施設の識別情報、前記保守員の識別情報、作業終了時間に関する情報、および前記設備を構成する各機器に関する情報が対応付けられたレコードを生成し、当該レコードを記憶装置内に登録する作業設定部と、前記保守端末から作業終了を示す情報を受信すると、前記作業設定部により登録された、該当するレコードを解除する作業時間制御部と、作業終了時間までに前記作業終了を示す情報を受信しない場合、前記保守端末から送信される現在の位置情報と前記施設位置情報とに基づき、作業が遅延しているか否かを判定する保守状態判定部と、アラートを受信すると、当該アラートに含まれる施設の識別情報とアラート対象の機器に関する情報、および、前記作業設定部により登録されたレコード内の施設の識別情報と機器に関する情報に基づき、当該アラートの通知を抑止するか否かを判定する発報制御部と、を有することを特徴とする。
抑止すべきアラートであるか否かを判定するともに、当該現場施設が保守作業中であるか否かを判定することが可能となる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施形態に係るシステム構成を示すブロック図である。 実施形態に係る管制システムのハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るシステムが用いるデータの構成例を示す図である。 実施形態に係るシステムの動作例を示すフローチャートである。 実施形態に係るアラートの抑止制御方法を例示するフローチャートである。
以下、顧客に納入された設備から管制センターにアラートが通知された場合に、保守員が現地へ出動し、対応を完了するためのアラート通知システム、アラート通知方法について説明する。
図1は、実施形態におけるシステム構成を例示したブロック図である。保守端末100は、一般的にはスマートフォンやノート型パーソナルコンピュータなどの、ネットワーク200と接続可能な、保守員が携帯する端末である。保守端末100の通信部11は、保守端末100がネットワーク200に接続し、データ送受信を行うための通信制御を行うユニットである。表示操作部12は、平面モニタ上にタッチパネルが積層配置されたタッチパネルディスプレイを含み、ウェブブラウザなどを介して保守員に情報を表示したり、入力操作を受け付けたりする。位置情報取得部13は、保守端末100の現在の位置を取得するユニットであり、例えばGPS(Global Positioning System)や無線通信用のアクセスポイントを用いた位置計測装置を少なくとも含んでいる。
尚、保守端末100には、保守作業や障害対応作業を実施する際に用いられる専用ソフトウェアが、事前に導入されている。また通信部11は、事前に保守端末100内に登録されている、保守員の識別情報(以下、保守員IDと称する)をデータに付与して送信を行う。
ネットワーク200は、本実施形態では通信事業者が提供している公衆IPネットワークなどである。
管制センター300は、保守会社が運用を行う、管制員が常駐する施設であり、顧客先に納められた設備の障害対応や、設備利用者からの問い合わせ対応などの様々な業務を担う。尚、以下では、管制センター300は、顧客先に納められた設備からのアラートを受け付け、保守員に対して出動指示を行うまでの一連の業務を担うことに特化した施設であるものとして説明する。
管制センター300内に設置されている管制システム4(アラート通知システム)は、1または複数の施設のそれぞれに設けられている1または複数の設備で障害が発生した際に送信されるアラートを受信し、これを管制員に通知する。管制システム4は、顧客に納入された多種の設備(エレベーター、エスカレーターなどの昇降機)の遠隔監視を行う。管制システム4の通信部41は、ネットワーク200などの各種ネットワークと接続するための通信制御を行うユニットであり、管制システム4は、通信部41を介して保守端末100などの端末と通信を行う。
制御部42は、本実施形態の主要な処理を行うユニットであり、発報制御部42aと、作業時間制御部42bと、作業設定部42cと、保守状態判定部(以下、ME状態判定部)42dと、作業対象物件特定部42eとを含んでいる。
発報制御部42aは、顧客に納入された設備の障害時に送られるアラートを、このまま通知するか通知を抑止するかを判定し、制御する。作業時間制御部42bは、保守員の状況を用いて作業終了や作業時間延長などの作業ステータスの更新処理を行う。作業設定部42cは、作業計画情報45を参照してどのような内容の作業設定を行うかを判定し、決定する。ME状態判定部42dは、保守端末100から取得した位置情報と納入されている設備の位置情報を照らし合わせて、保守員の状態(作業中であるか)を判定する。
また入退館情報43は、保守員が現場に入館もしくは退館した際に保守端末100から取得するGPS情報、つまり保守員の位置情報などをデータ構造内に含んでいる。管制情報44は、アラートを受信した際に当該アラートを管制員まで通知するか抑止するかを制御するためのデータ構造を含んでいる。作業計画情報45は、顧客に納入された設備の次回作業予定やその作業内容、作業実施保守員などの情報をデータ構造に含んでいる。これら各種情報は、例えば、データベースシステムとして管制システム4の内部に記憶されており、データの登録、検索、削除、更新などの管理が可能であるものとして説明する。
入退館管理システム5は、保守員が作業現場に入館もしくは退館した際に保守端末100から送信される情報に基づき、保守員の入退館情報を管理する。入退館管理システム5の通信部51は、ネットワーク200と接続しており、保守端末100などの端末との間の通信制御を担う。入退館情報登録部52は、通信部51を介して保守端末100から送信されるGPS情報を取得し、入退館情報53に登録する。情報連携部54は、入退館情報53内に記憶されている情報を管制システム4に送信することで、データの共有(連携)を行う。
管制センター300内の表示端末6は、アラートが発生した際にディスプレイ上にこれを表示して、管制員に設備の故障を通知する端末である。
顧客施設7は、昇降機などの監視対象の設備が納入されている、ビルなどの施設である。顧客施設7には、監視対象の設備である昇降機72が設置されており、昇降機72内には、当該昇降機72を構成する複数の機器(ここでは、機器72a、72b、72cの3台を例示)が設けられている。
顧客施設7内の監視端末71は、機器72a、72b、72cに障害が発生した場合、アラートの電文を管制システム4に送信する装置であり、通信部71a、故障監視部71bを有する。監視端末71は、少なくとも機器72a、72b、72cの数と同数の接続ポートを有しており、接続ポートごとに機器72a、72b、72cが接続されている。これにより、監視端末71の故障監視部71bは、いずれの接続ポートから障害信号を入力したのかを識別することで、障害が発生した機器を特定することができる。また通信部71aは、アラートを送信する際、機器72a、72b、72cに応じた識別情報を付与するとともに、事前に自機の記憶装置に記憶されている顧客物件の識別情報も付与して、その障害内容を示す情報(アラート)を送信する。尚、機器の識別情報は、後述の図3に示す「機器1」、「機器2」などと同じ種別の識別情報であり、顧客物件の識別情報は、後述の図3に示す「顧客物件ID」と同じ種別の識別情報である。
保全システム8は、顧客に納入された設備の次回作業予定や作業内容、作業実施保守員などを登録する作業管理データベース81が構築されているシステムであり、保守作業全般を統括的に管理するシステムである。本実施形態においては、保全システム8は、従前の保守管理システムを採用してもよい。
尚、図1においては、施設内の設備として昇降機を1基のみ示しているが、複数の昇降機が設置され、それぞれの昇降機内に、1つもしくは複数の機器が設けられていてもよい。尚、対象の設備として、本実施形態では昇降機を例示しているが、これ以外にも、例えば自動ドア、ボイラー、空調設備、照明設備など、遠隔で監視可能で、保守作業の必要な設備、機器であれば、本実施形態の態様を適用することができる。また、顧客施設7は、図1においては1つのみ図示しているが、管制システム4は、顧客物件の識別情報を用いて個別に識別することで、複数の施設を管理対象とすることができる。
図2は、管制システム4のハードウェア構成例を示す図である。図2に示すように、管制システム4は従前のコンピュータのハードウェア構成となっており、コントローラ101、入力デバイス110、出力デバイス111を有する。コントローラ101は、管制システム4の内部で動作する各ハードウェアを制御する。コントローラ101は、以下の構成を有する。
CPU102(CPU:Central Processing Unit)は、ROM104(ROM:Read only memory)やストレージ105に記憶されているプログラムを、RAM103(RAM:Random access memory)に展開し、演算実行する処理装置である。CPU102は、プログラムを演算実行することで、コントローラ101内部の各ハードウェアを統括的に制御する。RAM103は、揮発性メモリであり、CPU102が処理する際のワークメモリである。RAM103は、CPU102がプログラムを演算実行している間、必要なデータを一時的に記憶する。
ROM104は、不揮発性メモリであり、管制システム4の起動の際にCPU102で実行されるBIOS(Basic Input/Output System)や、ファームウェアを記憶している。
ストレージ105は、データを不揮発的に記憶する、ハードディスクドライブなどの補助記憶装置である。ストレージ105は、CPU102が演算実行するプログラムや、制御データを記憶する。本実施形態では、以降に説明する各機能を提供するプログラムや各種データが事前もしくは動的に記憶される。
ネットワークI/F106は、外部機器との間で行われるデータ通信の制御を担うインターフェイスボードである。
入力I/F107は、入力デバイス110との間で信号の入出力を制御するインターフェイスである。出力I/F108は、CPU102から指示を受けて、出力デバイス111に画像を描画させる。
入力デバイス110は、例えばキーボードやマウスなどであり、出力デバイス111は、平面モニタなどの表示機器である。これら入力デバイス110、出力デバイス111は、管制システム4に対する保守の際に用いられる。
尚、入退館管理システム5、表示端末6、保全システム8も、図2に示す管制システム4と同等のハードウェア構成を有している。また保守端末100についても、管制システム4と同等のハードウェア構成を有しているが、入力デバイス110、出力デバイス111は、タッチパネルディスプレイとした構成であってもよい。
図3は、本実施形態のシステムで使用されるデータ構成例を示した図である。図3を参照して、本実施形態に係る各種データについて説明する。
入退館情報53は、保守員が作業対象の顧客施設に入館し、保守端末100に対して所定操作を行うことで記録される。入退館情報53には、保守員を一意に識別するための保守員ID、当該保守員が作業対象の施設に入館した日時(YYYYMMDD−HH:SS:MM形式)、当該保守員の位置情報の各データが登録される。位置情報は、具体的には当該保守員が携帯している保守端末100のGPS情報である。
作業管理データベース81には、顧客情報801、作業情報802、作業計画情報803の3つのテーブルが構築されている。
顧客情報801は、例えば顧客施設に新規に設備が納入された際に、システム管理者やオペレータによって登録されるマスタデータである。顧客情報801には、施設を一意に識別するための顧客物件ID、顧客名(もしくは施設名)、当該顧客施設の位置情報である物件位置情報(施設位置情報)が登録されている。ここで物件位置情報は、顧客施設の位置を示すとともに、保守対象の設備の位置も合わせて示しているGPS情報などである。
作業情報802は、作業内容を特定するためのマスタデータであり、新たに作業項目が新たに生成される場合や作業内容が変更される場合などに、システム管理者やオペレータによって登録または更新される。作業情報802には、保守作業を一意に識別するための作業コード、作業名、当該作業に要する作業想定時間が登録されている。ここで、作業名、作業想定時間の具体例を示すと、例えば以下のとおりである。
・作業名「定期検査」・・・60分
・作業名「ブレーキオーバーホール作業」・・・360分
また作業情報802の機器1、機器2、機器3、・・・、機器Nには、当該作業で点検や整備の対象となる機器を特定するための識別情報、もしくは機器名が登録される。ここで登録されている機器は、当該作業が行われる際に停止などしてアラートが送信される可能性のあるものとなっている。ここで、いずれの機器がどのような状態となった場合にアラートが送信されるかの具体例を示すと、例えば以下のとおりとなる。
・機器名「開閉ドア」・・・開閉異常時にアラート送信
・機器名「安全装置」・・・安全装置の作動時にアラート送信
・機器名「電源系統」・・・過電圧などの異常が生じた場合にアラート送信
作業計画情報803は、今後行われる作業内容を記憶しており、オペレータにより、毎月1回もしくは緊急作業が発生した場合などに、必要に応じて登録される。このように作業計画情報803は、定期的に行われる保守のみならず、緊急の保守作業が発生した際にも、オペレータにより登録される。
作業計画情報803には、作業を一意に識別するための作業予定ID、当該作業の対象となる顧客物件ID、作業予定日時(YYYYMMDD−HH:SS:MM形式)、当該作業を担当する保守員ID、当該作業の作業内容を示す作業コードが対応付けられている。顧客物件ID、保守員ID、作業コードは、上記の各テーブルとリンクを確立するための外部キーとなっている。作業計画情報803に登録されている対応関係により、いずれの顧客施設に、どの保守員が、いつ、どのような作業を行うのかを把握することができる。
入退館情報43は、入退館管理システム5内の入退館情報53にレコードが登録された際に、情報連携部54により同じレコードが登録される。すなわち入退館情報43には、入退館情報53と同様に、保守員ID、入館登録した日時、保守員位置情報が対応付けられて登録される。
作業計画情報45、管制情報44は、後述のフローチャートの処理により登録されるデータ群である。作業計画情報45には、少なくとも上記の作業計画情報803に登録されている情報、すなわち、作業予定ID、顧客物件ID、作業予定日時、保守員ID、作業コードが対応づけられ、登録されている。また、上記の作業情報802のレコードも、合わせて登録される。
管制情報44は、顧客物件ID、保守員ID、作業開始日時、作業終了予定時刻(作業終了時間)、機器1〜機器N、アラート抑止フラグの各データが対応付けられている。尚、作業開始日時は、入退館情報43の入館登録した日時と同値であり、作業終了予定時刻は、入退館情報43の入館登録した日時に、作業計画情報45の作業想定時間を加算することで求められる。またアラート抑止フラグは、アラートを抑止するか否かを判定するためのフラグデータである。これら以外は、上記と同様の内容となっている。
図4は、本実施形態のシステムにおける動作例を示すフローチャートである。図4のフローチャートでは、保守端末100における動作と管制システム4における動作のそれぞれについて示しており、保守端末100と管制システム4との間に発生する通信は、これらのフローチャート間の破線によって示されている。
まず、保守員が保守対象の顧客施設7へ到着した際に、保守端末100は、保守員による所定操作に従い保守用ソフトウェアを起動し、保守作業の開始を記録するための入館登録処理を行う(S001)。すると、位置情報取得部13は、この入館登録処理と連動するかたちで保守端末100の位置情報(GPS情報)を取得し、通信部11は、ネットワーク200を介して、事前に登録されている保守員IDとともに位置情報を入退館管理システム5に送信する(S002)。これにより入退館管理システム5の通信部51は、保守員IDおよび位置情報を受信し、入退館情報登録部52が入退館情報53にこれらの情報を登録する。この際、入退館情報登録部52は、現在の日時情報も付与して入退館情報53に登録する。そして情報連携部54は、登録された入退館情報53を管制システム4に送信し、これにより入退館情報53が入退館情報43として管制システム4に登録(連携)される。ここまでの手順によって、管制システム4が保守端末100の位置情報、すなわち保守端末100を携帯している保守員の位置情報を取得する(S101)。
次に、管制システム4が対象物件を特定するステップについて説明する。管制システム4は、保守端末100の位置情報を取得すると、作業対象物件特定部42eは、顧客先に納められている昇降機72の位置情報と、保守端末100の位置情報とを照らし合わせる(S102)。この処理について説明する。作業対象物件特定部42eは、入退館情報43に登録された保守員IDを保全システム8に送信する。保全システム8は、受信した保守員IDに対応付けられた顧客物件IDを、作業計画情報803から検索し、さらに顧客物件IDに対応付けられた物件位置情報を顧客情報801から検索し、得られた顧客物件IDおよび物件位置情報を検索結果として返信する。作業対象物件特定部42eは、顧客物件IDおよび物件位置情報を取得して、保守端末100の位置情報と照らし合わせる。この際、作業対象物件特定部42eは、各位置情報の差が事前に設けられた規定範囲内であるかなどの判定処理も、合わせて行う。照合結果が良好である場合、すなわち各位置情報が相互で規定範囲内にある場合、以降、保全システム8から送信された顧客物件IDを作業対象物件として扱う。
尚、顧客情報801と同じマスタデータ(顧客物件ID、顧客名、物件位置情報)が管制システム4の内部に存在する場合、作業対象物件特定部42eは、保守端末100の位置情報に距離的に近い、すなわち上記の規定範囲内の物件位置情報を特定し、これに対応付けられた顧客物件IDを抽出することで、作業対象物件を特定する方法でもよい。
管制システム4の作業設定部42cは、作業対象物件に作業設定が行われているかを確認する(S103)。この処理は、S102で特定した顧客物件IDと同じ顧客物件IDを含んだレコードが、管制情報44に登録されているかにより行われる。作業設定が行われていれば(S103:Yes)、処理はS109に進む。作業設定が行われていなければ(S103:No)、本件についての作業設定を行うため、処理はS104に進む。
次に、管制システム4の作業設定処理について説明する。作業設定部42cは、まず、顧客物件IDを検索キーとして、保全システム8の作業計画情報803から、当該顧客物件IDと一致するレコード(説明の都合上、このレコードを第1レコードと称する)を取得する。そして作業設定部42cは、この第1レコード(作業予定ID、顧客物件ID、作業予定日時、保守員ID、作業コード)を一時的に記憶する(S104)。
作業設定部42cは、当該作業が、発報の可能性のある作業であるかを判定する(S105)。ここでは作業設定部42cは、第1レコード内の作業コードと一致する作業コードを含んだレコードを、保全システム8の作業情報802から取得する(このレコードを第2レコードと称する)。そして作業設定部42cは、第1レコードと第2レコードとを作業コードで紐付けし、この紐付け後のレコードを、作業計画情報45に登録する(図3の作業計画情報45参照)。
また作業設定部42cは、作業計画情報45に今回登録したレコードから、顧客物件ID、保守員ID、機器1〜機器Nを抽出し、1つのレコードを作成する(このレコードを第3レコードと称する)。作業設定部42cは、第3レコードを用いて各機器の内容を判定する。例えば機器1に開閉ドアを示す識別情報もしくは機器名が登録され、機器2に安全装置を示す識別情報もしくは機器名が登録されているとすると、これらに対して保守作業が行われる際に、ドア開閉異常のアラート、安全装置の作動によるアラートが発報される可能性がある。作業設定部42cは、機器1〜機器Nに登録されている識別情報もしくは機器名ごとに、発報の有無を判定する。尚、各機器の識別情報もしくは機器名と、発報有無を示すフラグデータとの対応関係は、例えば管制システム4のストレージ105に事前に登録されているものとし、作業設定部42cは、この対応関係に基づき、発報の可能性について判定を行う。
当該作業について、いずれか一つでも発報の可能性がある場合(S105:Yes)、作業設定部42cは、第3レコードにアラートを抑止することを示す値を付与する(S106)。これにより、アラート抑止フラグが付与される(図3の管制情報44参照)。一方、当該作業について、発報の可能性がない場合(S105:No)、S106は省略されるため、アラート抑止フラグは付与されない(本実施形態ではNULL値となる)。
作業設定部42cは、第3レコードに、入退館情報43の入館登録した日時を付与する。これが作業開始日時となる(図3の管制情報44参照)。また作業設定部42cは、第3レコードに、入館登録した日時に作業計画情報45の作業想定時間を加算し、この日時情報を付与する(S107)。これが作業終了予定時刻となる(図3の管制情報44参照)。
そして作業設定部42cは、第3レコードを管制情報44に登録することで、作業設定を行う(S108)。
ここまでの手順により、作業設定が完了する。尚、管制情報44に登録されており、且つアラート抑止フラグに値が含まれる作業については、アラートが発生しても作業によるアラートであるものとして扱われ、管制員(表示端末6)まで通知されない。逆に、このような抑止対象となっていないアラートについては、実際に障害が発生したことで発報された真のアラートであるため、通常のとおり管制員(表示端末6)まで通知される。このアラート制御については、図5のフローチャートを用いて改めて後述する。
一方、現場では、保守員が入館登録処理(S001)を済ませた後、保守作業を実施する。そして作業終了予定時刻までに作業が終了すれば(S004:Yes)、保守員は、撤収作業を行った後、保守端末100の表示操作部12に対して所定操作を行うことで、保守端末100が退館処理を行う(S006)。この退館処理で、保守端末100の通信部11は、作業員IDとともに作業終了情報を、入退館管理システム5経由で管制システム4まで送信する。この作業終了情報を受信した作業時間制御部42bは、作業設定を解除する(S112)。作業時間制御部42bは、作業終了情報とともに送信された作業員IDを用いて管制情報44を検索し、該当するレコードを削除することで、作業設定を解除する。これにより、当該作業に関するアラート通知の抑止制御も解除される。
一方、作業終了予定時刻までに保守員による作業が終了していない場合(S004:No)、引き続き保守作業が行われる。
管制システム4内の作業時間制御部42bは、現在時刻と管制情報44に登録されている作業終了予定時刻とを一定周期で常に比較している。ここで、作業終了予定時刻になっても作業時間制御部42bが作業終了情報を受信しない場合、ME状態判定部42dは、入館登録処理(S001)の際に生成された通信セッションと同じセッションを用いて、保守端末100に現在位置の問い合わせ電文を送信する。これを取得した保守端末100の位置情報取得部13は、保守員IDとともに現在の位置情報(GPS情報)を返信する(S005、S109)。
ME状態判定部42dは、上記S102で説明した手順により、改めて物件位置情報と保守端末100の位置情報とを照合することで(S110)、当該保守員が対象物件の施設内にいるかを判定する(S111)。ここで保守員が対象施設内にいない場合(S111:No)、すでに作業は終了しているが、作業員が退館処理を失念したものとして扱い、ME状態判定部42dは、作業設定を解除する(S112)。
一方、未だ保守員が顧客の施設内にいる場合(S111:Yes)、ME状態判定部42dは、規定の連絡先(例えば事前に登録されている当該保守員の所属長のメールアドレス)に、作業が遅延している旨を通知する(S121)。これにより、所属長などが作業の遅れを把握することができる。そしてME状態判定部42dは、作業終了予定時刻に規定時間(例えば10分など)を加算して新たに作業終了予定時刻を設け、管制情報44のレコードをこの値で更新する(S122、S108)。この処理により、規定時間後に改めてS005、S109、およびこれ以降の処理が行われ、保守員が施設から離れるか(S111:No)、もしくは退館処理(S006)が行われるまで、繰り返し実行される。このように作業が遅延している場合においても、管制情報44に当該作業に関するレコードが残り続けることから、当該作業に関するアラートは抑止制御の対象となり続ける。
図5は、発報制御部52aによるアラートの抑止制御について例示したフローチャートである。
発報制御部42aは、通信部41を介して監視端末71からアラートを受信するまで待機する(S201:Noのループ)。発報制御部42aは、アラートを受信すると(S201:Yes)、当該アラートから顧客物件IDおよびアラート対象の機器の識別情報(もしくは機器名)を抽出する(S202)。
発報制御部42aは、受信したアラート内の顧客物件IDと、機器の識別情報(もしくは機器名)とを用いて、管制情報44に対して検索を行い、これらの情報を全て含んだレコードがあるか否かを判定する(S203)。ここで該当するレコードが管制情報44内に存在しない場合(S203:No)、今現在受信したアラートは、保守作業に伴わないアラート、すなわち、保守対象の施設や保守対象の機器以外から発せられた真のアラートであるため、発報処理を行う(S204)。ここでの発報処理は、表示端末6や不図示のスピーカ、ブザーを介して、管制員にアラート通知を行う一連の処理である。そして発報制御部42aは、履歴情報として、アラートの内容、および顧客物件ID、機器の識別情報を記録する(S205)。S205の処理が終了すると、引き続きS201のアラートを待ち受ける処理となる。
一方、該当するレコードが管制情報44内に存在する場合(S203:Yes)、発報制御部42aは、次いで当該レコードのアラート抑止フラグに値が設定されているかを判定する(S210)。ここで値が設定されている場合(S210:Yes)、今現在保守作業を行っている顧客施設からのアラートであり、且つ、今回の保守作業の対象機器からのアラートであるため、発報処理をスキップしてS205に処理を進める。これにより発報制御部42aは、今現在保守作業を行っている顧客施設や設備に関するアラートが管制員に通知されるのを抑止することができる。また一方で、アラート抑止フラグに値が設定されていない場合(S210:No)、当該作業ではアラートは送信されない予定となっているにも関わらず、アラートが送信されたこととなる。よって当該アラートは想定してないアラートであることから、発報制御部42aは、発報処理を行う(S204)。
このような制御により、保守対象の施設内、保守対象の設備(昇降機)、保守対象の機器に起因するアラートは、管制員などには通知されない。逆に、たとえ保守対象の施設内、保守対象の設備(昇降機)であっても、保守対象となっていない機器で障害が発生した場合、S203でレコードが検索されないことから、アラートを通知することができる。
上記実施形態において、保守員が現場を退館したにも関わらず、退館登録を失念しても、その後真のアラートが発報された場合の対応漏れを防止することができる。
また上記実施形態では、入館の際に保守員が入館登録処理を失念すると、保守作業に伴うアラートが発生した場合にそのまま管制員に通知されてしまう。これに関しては、例えば、保守員が対象施設に到着したか否かに関わらす、保守端末100から管制システム4に規定周期(1分〜数分程度)で常に位置情報を送信する仕組みを取り入れることで、解消することができる。この場合、図4のS002の処理として、例えば保守端末100が自らの位置情報および保守員IDを管制システム4に周期的に送信する。また保守端末100の位置情報を取得した作業対象物件特定部42eは、図4のS102の処理として、当該位置情報を中心とした規定範囲内に顧客施設があるのかを、顧客情報801を参照することで監視する。そして規定範囲内に顧客施設がある場合、作業対象物件特定部42eは、該当する顧客物件IDを顧客情報801から取得し、当該顧客物件ID、および受信した保守員IDに基づき、該当する作業予定が、作業計画情報803などに登録されているかを判定する。登録されている場合は当該顧客施設を特定できたとして、管制システム4は、S103以降の処理を行う。これにより、たとえ保守員が入館登録処理を失念した場合であっても、保守作業に伴う管制員へのアラート通知を抑止することができる。
いずれの装置内にどのようなデータを記憶するかについては、上記実施形態の態様はあくまでも一例である。例えば、作業管理データベース81と同等のデータベースを管制システム4に構築しておき、管制システム4が作業管理データベース81で管理しているデータをそのまま管理してもよい。
また上記第1実施形態では、管制システム4は、入退館管理システム5を介して保守員の位置情報を取得しているが、保守端末100から直接受信しても構わない。
以上に詳説したように、本実施形態によって、作業開始や終了の登録を簡略化し、現地の作業予定や作業状況に応じて当該現場で作業がおこなわれているか否かのステータスを設定することができる。また、保守員が入館登録処理や、退館処理を怠った場合でも、作業員の位置情報に基づき、作業中であるか否かの判定を行うことができ、アラートの抑止制御に反映することができる。
尚、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
4:管制システム
5:入退館管理システム
6:表示端末
7:顧客施設
8:保全システム
11:通信部
12:表示操作部
13:位置情報取得部
41:通信部
42:制御部
42a:発報制御部
42b:作業時間制御部
42c:作業設定部
42d:ME状態判定部
42e:作業対象物件特定部
51:通信部
52:入退館情報登録部
52a:発報制御部
54:情報連携部
71:監視端末
71a:通信部
71b:故障監視部
72:昇降機
72a、72b、72c:機器
81:作業管理データベース
100:保守端末
300:管制センター

Claims (5)

  1. 1または複数の施設のそれぞれに設けられている1または複数の設備で障害が発生した際に送信されるアラートを受信し、これを通知するアラート通知システムであって、
    保守員が携帯している保守端末の位置情報と、保守対象の設備の位置を示す施設位置情報とに基づき、保守対象となっている施設の識別情報を特定する作業対象物件特定部と、
    前記保守端末から作業開始を示す情報を受信すると、前記施設の識別情報、前記保守員の識別情報、作業終了時間に関する情報、および前記設備を構成する各機器に関する情報が対応付けられたレコードを生成し、当該レコードを記憶装置内に登録する作業設定部と、
    前記保守端末から作業終了を示す情報を受信すると、前記作業設定部により登録された、該当するレコードを解除する作業時間制御部と、
    作業終了時間までに前記作業終了を示す情報を受信しない場合、前記保守端末から送信される現在の位置情報と前記施設位置情報とに基づき、作業が遅延しているか否かを判定する保守状態判定部と、
    アラートを受信すると、当該アラートに含まれる施設の識別情報とアラート対象の機器に関する情報、および、前記作業設定部により登録されたレコード内の施設の識別情報と機器に関する情報に基づき、当該アラートの通知を抑止するか否かを判定する発報制御部と、
    を有することを特徴とするアラート通知システム。
  2. 請求項1に記載のアラート通知システムであって、
    前記保守状態判定部は、前記作業設定部により登録された、該当するレコード内の作業終了時間を延長して登録し直す、
    ことを特徴とするアラート通知システム。
  3. 請求項1に記載のアラート通知システムであって、
    前記保守状態判定部は、前記保守端末から送信される現在の位置情報と前記施設位置情報とが相互で規定範囲内にある場合、作業が遅延していると判定し、前記規定範囲内に無い場合、前記作業設定部により登録された、該当するレコードを解除する、
    ことを特徴とするアラート通知システム。
  4. 請求項1に記載のアラート通知システムであって、
    前記保守状態判定部は、前記作業終了時間までに前記作業終了を示す情報を受信しない場合、事前に設けられた連絡先に通知する、
    ことを特徴とするアラート通知システム。
  5. 1または複数の施設のそれぞれに設けられている1または複数の設備で障害が発生した際に送信されるアラートを受信し、これを通知するアラート通知方法であって、
    保守員が携帯している保守端末が、自機の位置情報を送信し、
    コンピュータが、
    前記保守端末が送信した位置情報を受信し、この位置情報と、保守対象の設備の位置を示す施設位置情報とに基づき、保守対象となっている施設の識別情報を特定し、
    前記保守端末から作業開始を示す情報を受信すると、前記施設の識別情報、前記保守員の識別情報、作業終了時間に関する情報、および前記設備を構成する各機器に関する情報が対応付けられたレコードを生成し、当該レコードを記憶装置内に登録し、
    アラートを受信すると、当該アラートに含まれる施設の識別情報とアラート対象の機器に関する情報、および、登録された前記レコード内の施設の識別情報と機器に関する情報に基づき、当該アラートの通知を抑止するか否かを判定し、
    前記保守端末から作業終了を示す情報を受信すると、該当する前記レコードを解除し、
    作業終了時間までに前記作業終了を示す情報を受信しない場合、前記保守端末から送信される現在の位置情報と前記施設位置情報とに基づき、作業が遅延しているか否かを判定する、
    処理を実行することを特徴とするアラート通知方法。
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