JP2019190203A - 便器洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回動軸部材にレバーハンドルを固定する際の固定の強度を向上させることができる便器洗浄装置を提供すること。【解決手段】便器洗浄装置1は、洗浄水を貯留するタンク2と、タンク2の排水口21を開閉する開閉弁7と、開閉弁7を操作する洗浄操作機構部8と、を備え、洗浄操作機構部8は、軸方向の一端部に第1係合部822及び第2係合部821を有する回動軸部材82と、回動軸部材82が挿通される筒状に形成され回動軸部材82が挿通された状態で回動軸部材の第1係合部822が係合するガイド部材83と、回動軸部材82を回動させるレバーハンドル87であって、ガイド部材83を収容すると共に内部側において回動軸部材82の第2係合部821に係合するレバーハンドル87と、レバーハンドル87をガイド部材83に固定する固定部88と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、便器洗浄装置に関する。
従来、洗浄水を貯留する洗浄タンクと、洗浄タンクの排水口を開閉する開閉弁と、開閉弁を操作する洗浄操作機構部と、を備える便器洗浄装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の洗浄操作機構部は、回動軸部材と、ガイド部材と、レバーハンドルと、を備える。洗浄操作機構部は、回動軸部材をガイド部材に挿通した状態で、回動軸部材をガイド部材にネジ止めして、回動軸部材を取り付けたガイド部材をレバーハンドルの筒状部に挿入してガイド部材の爪をレバーハンドルに係合させることで、回動軸部材にレバーハンドルを固定するように構成されている。
特許第3886141号公報
特許文献1に記載のガイド部材の係合爪は、樹脂製であり固定の強度が弱いため、レバーハンドルの操作により係合が外れる可能性がある。そのため、回動軸部材にレバーハンドルを固定する際の固定の強度を向上させることが求められている。
本発明は、回動軸部材にレバーハンドルを固定する際の固定の強度を向上させることができる便器洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明は、洗浄水を貯留するタンク(例えば、後述の便器洗浄タンク2)と、前記タンクの排水口(例えば、後述の排水口21)を開閉する開閉弁(例えば、後述の排水弁7)と、前記開閉弁を操作する洗浄操作機構部(例えば、後述の手動洗浄操作機構部8)と、を備える便器洗浄装置(例えば、後述の便器洗浄装置1)であって、前記洗浄操作機構部は、軸方向の一端部に第1係合部(例えば、後述の係合爪822)及び第2係合部(例えば、後述のスリット821)を有する回動軸部材(例えば、後述のスピンドル82)と、回動軸部材が挿通される筒状に形成され前記回動軸部材が挿通された状態で前記回動軸部材の前記第1係合部が係合するガイド部材(例えば、後述のガイド部材83)と、前記回動軸部材を回動させるレバーハンドルであって、前記ガイド部材を収容すると共に内部側において前記回動軸部材の前記第2係合部に係合するレバーハンドル(例えば、後述のレバーハンドル87)と、前記レバーハンドルを前記ガイド部材に固定する固定部(例えば、後述のクリップ部材88)と、を備える便器洗浄装置に関する。
また、前記ガイド部材は、前記回動軸部材の軸方向において、前記レバーハンドル側に配置される第1ガイド部(例えば、後述の第1ガイド部84)と、前記レバーハンドルと反対側に前記第1ガイド部に並んで配置される第2ガイド部(例えば、後述の第2ガイド部85)と、を有し、前記第1ガイド部は、前記レバーハンドルと一体で回動するように構成され、前記第2ガイド部は、前記レバーハンドルと一体で回動しないように構成され、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部との間に配置され、前記レバーハンドルを所定の回動位置に戻すように付勢するバネ部材(例えば、後述のバネ部材86)を備えることが好ましい。
また、前記固定部は、前記レバーハンドルを前記ガイド部材に着脱可能に固定するクリップ部材であることが好ましい。
また、前記ガイド部材は、前記回動軸部材の軸方向において、前記レバーハンドル側に配置される第1ガイド部と、前記レバーハンドルと反対側に前記第1ガイド部に並んで配置される第2ガイド部と、を有し、前記レバーハンドルの内部には、前記第1ガイド部の全部を収納可能であることが好ましい。
本発明によれば、回動軸部材にレバーハンドルを固定する際の固定の強度を向上させることができる便器洗浄装置を提供することができる。
本実施形態の便器装置の斜視図である。 本実施形態の便器洗浄装置の部分平面図である。 本実施形態の便器洗浄装置の縦断面図である。 手動洗浄操作機構部を正面側から視た斜視図である。 手動洗浄操作機構部を背面側から視た斜視図である。 手動洗浄操作機構部の縦断面図である。 手動洗浄操作機構部からレバーハンドルを外した状態を示す斜視図である。 手動洗浄操作機構部を正面側から視た分解斜視図である。 手動洗浄操作機構部を背面側から視た分解斜視図である。 手動洗浄操作機構部において、バネ部材の配置の状態を説明する斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、便器装置100の斜視図である。便器装置100は、図1に示すように、便器102が床面f1に設置される床置きタイプである。なお、以下の説明において、便器102の便座(図示せず)に着座した使用者から見た場合の前後の向きを前後方向とする。また、便器102の便座(図示せず)に着座した使用者から見た場合の左右の向きを幅方向とする。更に、床面f1に対する鉛直方向に沿う上下の向きを上下方向とする。
便器装置100は、図1に示すように、便器102と、便座(図示せず)と、便蓋103と、タンクカバー104と、便器洗浄装置1と、を備えている。
便器102は、立壁面f2に近接した床面f1上に設置されている。便器102の上部には、便座(図示せず)及び便蓋103が回動可能に取り付けられている。
タンクカバー104は、便器102の後方側の上面に取り付けられ、後述する便器洗浄装置1の外側を覆う。
本実施形態に示すタンクカバー104は、便器洗浄タンク2の前面側を覆う前カバー104aと、便器洗浄タンク2の側面側及び後面側を覆う後カバー104bと、便器洗浄タンク2の上面側を覆う上カバー104cと、を有し、これら各カバー104a〜104cが組み合わされることにより、略直方形となる便器洗浄タンク2の収容空間を構成している。
なお、タンクカバー104の下方は、前面プレート105aと側面プレート105bとからなる下部プレート105によって覆われている。これにより、便器102の後方側に配置される給排水管(図示せず)等が目隠しされると共に、便器102の後方側が、タンクカバー104と一体に上下方向に延びる薄型の略直方形の箱体状となる。
図2は、便器洗浄装置1の部分平面図である。図3は、便器洗浄装置1の縦断面図である。
図2及び図3に示すように、便器洗浄装置1は、便器洗浄タンク2(タンク)と、ボールタップ給水栓3と、フロート4と、吐水管5と、オーバーフロー管6、と、を備える。
また、便器洗浄装置1は、便器洗浄タンク2の下部に形成される排水口21に設けられた排水弁7(開閉弁)と、排水弁7から上方へ延びる第1玉鎖71及び第2玉鎖72とを有する。
また、便器洗浄装置1は、排水弁7を操作して便器102に洗浄水を供給する手動洗浄操作機構部8(洗浄操作機構部)を有する。
便器洗浄タンク2は、タンク本体2aと、タンク蓋部2bと、を有する。タンク本体2aは、上部が開口し、洗浄水を貯留可能な略直方体の容器である。便器洗浄タンク2は、上部において外部の給水管(図示せず)に接続される。また、便器洗浄タンク2は、下部における幅方向の中央に排水口21が形成され、排水口21は便器洗浄タンク2の下方に配置される便器102に連通している。
排水弁7は、排水口21を開閉可能に覆っている略円形の蓋体により構成されている。
第1玉鎖71及び第2玉鎖72は、排水弁7に接続され、第1玉鎖71又は第2玉鎖72が上方に引き上げられると、排水弁7が開き、排水口21から便器洗浄タンク2に貯留された洗浄水を流すように構成されている。
手動洗浄操作機構部8は、引き上げアーム部材81と、スピンドル82(回動軸部材)と、レバーハンドル87と、を有する。スピンドル82の一端部には、タンクカバー104の一方側の側面プレート105bの側方において、レバーハンドル87が取り付けられ、他端部には、引き上げアーム部材81が取り付けられる。本実施形態の便器洗浄装置1は、レバーハンドル87を手動で操作して洗浄を行う手動式の便器洗浄装置である。
引き上げアーム部材81は、第1玉鎖71及び第2玉鎖72の上端から便器洗浄タンク2の上部で略水平方向に延びている。引き上げアーム部材81は、スピンドル82の回動に伴って回動可能に構成される。引き上げアーム部材81は、第1玉鎖71及び第2玉鎖72と接続されている。本実施形態においては、第1玉鎖71は、大洗浄用の玉鎖である。第1玉鎖71は、スピンドル82と排水弁7とを接続する。第1玉鎖71の一端は、引き上げアーム部材81に取り付けられている。第1玉鎖71の他端は、排水弁7に接続される。第2玉鎖72は、小洗浄用の玉鎖である。第2玉鎖72は、引き上げアーム部材81と排水弁7とを接続する。第2玉鎖72の一端は、引き上げアーム部材81に接続される。第2玉鎖72の他端は、排水弁7に接続される。
レバーハンドル87は、便器洗浄タンク2を覆うタンクカバー104の後カバー104bの一方側の側面の外部に配置され、引き上げアーム部材81と連動して回動可能に取り付けられている。使用者がレバーハンドル87を操作して回すことで、引き上げアーム部材81が回動する。引き上げアーム部材81の回動に伴って第1玉鎖71又は第2玉鎖72が上方に引っ張られ、排水弁7が開くように構成されている。
なお、手動洗浄操作機構部8の詳細については後述する。
オーバーフロー管6は、上部に開口部6aを有し、上下方向に延びる略円筒状の管である。オーバーフロー管6は、下端側が、排水口21に連通している。オーバーフロー管6は、便器洗浄タンク2に貯留された洗浄水の水位が所定位置を上回って溢れた際に、洗浄水が開口部6aから流入して排水の際に便器へ流出するようになっている。
フロート4は、便器洗浄タンク2内の洗浄水の水位に伴って上下に移動する。フロート4は、フロート本体41と、フロートアーム42と、アーム軸43と、を有する。
フロート本体41は、水に浮く浮きであり、略円筒状のプラスチック素材で形成される。
アーム軸43は、フロート本体41から上下に移動可能に配置される。アーム軸43の下端はフロート本体41に接続される。
フロートアーム42は、下端がアーム軸43に接続され、フロート本体41の上下移動に伴って縮んだり伸びたりするように屈曲している。フロートアーム42は、フロート本体41の上下移動に伴って、ボールタップ給水栓3の弁を開閉する。
吐水管5は、上下方向に延び、ボールタップ給水栓3から供給された洗浄水を便器洗浄タンク2へ供給する管である。吐水管5は、下端が開放され、便器洗浄タンク2内に貯留された水に浸漬されている。吐水管5は、上端側においてボールタップ給水栓3の側面に接続され、補給水供給口51を有する。
ボールタップ給水栓3は、便器洗浄タンク2の内部に配置され、便器洗浄タンク2に貯留された洗浄水の水位に応じて、給水管(図示せず)から洗浄水を便器洗浄タンク2に供給する。ボールタップ給水栓3は、便器洗浄タンク2の幅方向に沿って延びる略円筒形の形状を有し、一方が給水管(図示せず)に接続され、他方がフロート4に接続される。また、ボールタップ給水栓3は、フロート4近傍の側部が分岐して吐水管5に接続され、給水管(図示せず)から供給された洗浄水を、吐水管5を介して便器洗浄タンク2に供給する。
手動洗浄操作機構部8の詳細について説明する。図4は、手動洗浄操作機構部8を正面側から視た斜視図である。図5は、手動洗浄操作機構部8を背面側から視た斜視図である。図6は、手動洗浄操作機構部8の縦断面図である。図7は、手動洗浄操作機構部8からレバーハンドル87を外した状態を示す斜視図である。図8は、手動洗浄操作機構部8を正面側から視た分解斜視図である。図9は、手動洗浄操作機構部8を背面側から視た分解斜視図である。図10は、手動洗浄操作機構部8において、バネ部材86の配置の状態を説明する斜視図である。なお、本実施形態においては、手動洗浄操作機構部8の説明について、主に、レバーハンドル87が操作されないで待機される待機位置に位置する場合について説明する。
図4〜図6に示すように、手動洗浄操作機構部8は、引き上げアーム部材81と、スピンドル82(回動軸部材)と、ガイド部材83と、バネ部材86と、スピンドル82を回動させるレバーハンドル87と、クリップ部材88(固定部)と、を備える。
スピンドル82は、図3に示すように、便器洗浄タンク2の上方の幅方向(左右方向)の一方側において幅方向(左右方向)に延びる。図6〜図9に示すように、スピンドル82の一端部には、レバーハンドル87が取り付けられ、他端部側には、U字状の固定部材811により、引き上げアーム部材81が固定される。スピンドル82の一端部には、スリット821(第2係合部)と、スリット821を径方向に挟んで構成される一対の係合爪822(第1係合部)と、が形成される。
スリット821は、スピンドル82の軸方向に直交する方向に直線状に延びると共にスピンドル82の軸方向の一端から他端側に窪む凹溝状に形成され、レバーハンドル87側に開放する。スリット821は、スピンドル82の一端から他端に向けて軸方向に延びる。スリット821には、レバーハンドル87の突起873(後述)が挿入される。
一対の係合爪822は、図6に示すように、スリット821を挟んでスピンドル82の径方向に離間して配置される。一対の係合爪822は、スリット821の径方向に配置され、スリット821側に弾性変形可能である。一対の係合爪822は、それぞれ、スピンドル82の軸方向の一方側に延びる延出部822aと、延出部822aからスピンドル82の径方向の外側に突出する爪部822bと、を有する。一対の係合爪822は、スリット821側に弾性変形することにより、第1ガイド部84の端面843b(後述)に係脱可能に係合される。
レバーハンドル87は、スピンドル82の一端部に配置される。レバーハンドル87は、筒状部871と、取手部872と、を有する。筒状部871は、ガイド部材83(後述)を収容し、筒状部871の内部には、ガイド部材83の第2ガイド部85の全部を収納可能である。これにより、レバーハンドル87が取り付けられた状態では、第2ガイド部85は、外部から視認されない。
筒状部871は、図6及び図7に示すように、筒状部周壁871aと、筒状部規制壁871bと、貫通穴874と、筒状部側面板871cと、を有する。筒状部周壁871a及び筒状部規制壁871bは、周方向に連続して形成され、筒状部規制壁871bは、筒状部側面板871cから貫通穴874の分だけスピンドル82側に離間して配置される。
取手部872は、筒状部871の下部に接続される。取手部872は、U字状の取手部周壁872aと、取手部側面板872bと、を有する。
筒状部側面板871cと筒状部規制壁871bとの間には、筒状部871を径方向に貫通して筒状部871の内部と取手部872の内部とを連通させる貫通穴874が形成される。貫通穴874には、筒状部871の径方向に沿ってクリップ部材88が挿入される。
クリップ部材88は、レバーハンドル87をガイド部材83に着脱可能に固定する。クリップ部材88は、基部881と、基部881から突出する一対の突起882と、を有する。
クリップ部材88は、ガイド部材83にレバーハンドル87が取り付けられた状態で、取手部872から筒状部871の貫通穴874に向けて径方向に移動されて、貫通穴874に挿入されることで、ガイド部材83に着脱可能である。クリップ部材88は、貫通穴874に配置された状態で、第1ガイド部84の一対の係合凹部841(後述)に挿入されて係合される。この状態においては、貫通穴874に配置されたクリップ部材88の基部881は、筒状部規制壁871bの端面に対向する位置に配置され、筒状部規制壁871bにより軸方向への移動が規制されている。これにより、クリップ部材88は、レバーハンドル87の軸方向への移動を規制した状態で、レバーハンドル87を第1ガイド部84に固定する。
筒状部871の筒状部側面板871cの内側の面には、筒状部側面板871cの内面からスピンドル82側に突出する突起873が形成される。突起873は、径方向に延びる突出板873aを有し、突出板873aは、スピンドル82の一端部にレバーハンドル87を取り付けた場合に、スピンドル82のスリット821に挿入される。これにより、突出板873aは、スピンドル82の内部側において、スピンドル82のスリット821に係合する。なお、突出板873aとスピンドル82のスリット821とは、突出板873aとスピンドル82のスリット821との間に、隙間が無い状態で係合してもよいし、隙間が有る状態で係合してもよい。
ガイド部材83は、スピンドル82が挿通される筒状に形成される。ガイド部材83の筒状の内部には、スピンドル82の一方側が軸方向に貫通して配置される。これにより、ガイド部材83は、スピンドル82の軸方向の一方側をガイドした状態で、レバーハンドル87に取り付けられる。ガイド部材83は、筒状の第1ガイド部84と、筒状の第2ガイド部85と、を有する。第1ガイド部84及び第2ガイド部85は、スピンドル82の軸方向に並んで配置される。スピンドル82の軸方向において、第1ガイド部84は、レバーハンドル87側に配置され、第2ガイド部85は、レバーハンドル87と反対側に第1ガイド部84に並んで配置される。
第1ガイド部84は、レバーハンドル87の内部に全部が収納される。第1ガイド部84は、レバーハンドル87と一体で回動する。第1ガイド部84は、外周筒842と、軸方向に貫通する第1中心筒843と、を有する。
第1中心筒843には、スピンドル82の一端部側が貫通して配置される。第1中心筒843は、レバーハンドル87側に突出する係合突出筒部843aを有する。係合突出筒部843aには、レバーハンドル87側を向く端面843bが形成される。第1ガイド部84の端面843bには、第1ガイド部84にスピンドル82が挿通された状態で、一対の係合爪822が、スリット821側に弾性変形することにより係脱可能に係合される。
第1ガイド部84の一方側の端部の下端には、下方から上方に窪む一対の係合凹部841が形成される。一対の係合凹部841には、第1ガイド部材45にレバーハンドル87が取り付けられた状態において、U字状のクリップ部材88が挿入されて係合される。
バネ部材86は、図8及び図9に示すように、第1ガイド部84と第2ガイド部85との間に配置される。バネ部材86は、レバーハンドル87を、取手部872(後述)が垂直方向の下方側に位置する待機位置(所定の回動位置)に戻すように付勢する。バネ部材86は、第1ガイド部84に取り付けられる。バネ部材86は、第1ガイド部84の第1中心筒843の外周面に配置される巻き部分861と、巻き部分861から径方向に突出する第1引っ掛け部862及び第2引っ掛け部863と、を有する。
図10に示すように、第1引っ掛け部862及び第2引っ掛け部863は、周方向に隙間を空けて離間して配置され、第1ガイド部84の外周筒842の内面に形成される係止壁842aに引っ掛けられる。第1引っ掛け部862及び第2引っ掛け部863の間の隙間は、第2ガイド部85のガイド凸部854(後述)が挿入される凸部配置部865を構成する。第1引っ掛け部862及び第2引っ掛け部863は、凸部配置部865に挿入された第2ガイド部85のガイド凸部854(後述)が周方向に移動した場合に、凸部配置部865側にガイド凸部854を戻す側に付勢する。
第2ガイド部85は、図10に示すように、ガイド部材83におけるレバーハンドル87と反対側に配置される。第2ガイド部85は、図6に示すように、便器洗浄タンク2を覆う後カバー104bの一方側の側面に形成された取付孔110に嵌め込まれて、U字状の固定部材851により後カバー104bの内側に固定される。
第2ガイド部85は、スピンドル82の軸方向に貫通する第2中心筒852と、ガイド凸部854と、を有する。第2中心筒852は、第1ガイド部84側に突出する突出筒部853を有する。ガイド凸部854は、突出筒部853の外周面に沿って、スピンドル82の軸方向のレバーハンドル87側に突出する。
ガイド凸部854は、第1ガイド部84に配置されたバネ部材86の第1引っ掛け部862及び第2引っ掛け部863の間の凸部配置部865に挿入される。図10に示すように、第2ガイド部85のガイド凸部854が凸部配置部865に配置されることで、第2ガイド部85が回動操作された場合に、第2ガイド部85は、バネ部材86の付勢力により、凸部配置部865に戻るように付勢される。これにより、レバーハンドル87を回動操作した後(例えば、取手部872を手前方向に90度回動操作させた後、又は、取手部872を奥方向に90度回動操作させた後)には、バネ部材86の付勢力により、自動的に、レバーハンドル87を、取手部872が垂直方向の下方側に位置する待機位置に戻すことができる。
以上のように構成される手動洗浄操作機構部8を組み立てる場合には、図8及び図9に示すように、スピンドル82をガイド部材83(第1ガイド部84、第2ガイド部85)の他端部側から挿入する。これにより、ガイド部材83(第1ガイド部84、第2ガイド部85)に挿通されるスピンドル82の一端部に形成される一対の係合爪822がスリット821側に弾性変形した状態で挿入されて、スピンドル82の一端部をガイド部材83からレバーハンドル87側に突出させることで、図6に示すように、スリット821の径方向の外側に弾性復帰して、第1ガイド部84の係合突出筒部843aの端面843bに係合する。その後、第1ガイド部84の一端部側にスピンドル82を取り付けることで、スピンドル82の一対の係合爪822が第1ガイド部84の係合突出筒部843aの端面843bに係合した状態で、スピンドル82のスリット821には、レバーハンドル87の突起873が挿入して配置される。
これにより、スピンドル82の一対の係合爪822が第1ガイド部84の係合突出筒部843aの端面843bに係合した状態で、スピンドル82のスリット821には、レバーハンドル87の突起873が挿入して配置されるため、スピンドル82の一対の係合爪822がスリット821側に弾性変形することが抑制される。よって、一対の係合爪822が第1ガイド部84の係合突出筒部843aの端面843bに係合した状態を保持して、スピンドル82をガイド部材83に強固に固定できる。
更に、第1ガイド部84にレバーハンドル87を取り付けた状態で、スピンドル82の軸方向に交差する方向の下方側から、レバーハンドル87の貫通穴874にクリップ部材88を挿入する。これにより、貫通穴874に配置されたクリップ部材88の基部881は、筒状部規制壁871bの端面に対向する位置に配置されるため、クリップ部材88が取り付けられることで、筒状部規制壁871bにより軸方向への移動が規制されている。これにより、クリップ部材88により、レバーハンドル87の軸方向への移動を規制した状態で、レバーハンドル87をガイド部材83に強固に固定できる。また、クリップ部材88を用いることで、レバーハンドル87をガイド部材83に容易に着脱できる。
以上説明した本実施形態に係る便器洗浄装置1によれば、例えば、以下のような効果が奏される。
本実施形態の便器洗浄装置1は、洗浄水を貯留する便器洗浄タンク2と、便器洗浄タンク2の排水口21を開閉する排水弁7と、排水弁7を操作する手動洗浄操作機構部8と、を備え、洗浄操作機構部8は、軸方向の一端部に係合爪822及びスリット821を有するスピンドル82と、スピンドル82が挿通される筒状に形成されスピンドル82が挿通された状態でスピンドル82の係合爪822が係合するガイド部材83と、スピンドル82を回動させるレバーハンドル87であって、ガイド部材83を収容すると共にレバーハンドル87の内部側において回動軸部材82のスリット821に係合するレバーハンドル87と、レバーハンドル87をガイド部材83に固定するクリップ部材88と、を有する。
そのため、一対の係合爪822が第1ガイド部84の係合突出筒部843aの端面843bに係合した状態で、スピンドル82のスリット821にレバーハンドル87の突起873が挿入されて係合されるため、スピンドル82をガイド部材83に強固に固定できる。
更に、レバーハンドル87の貫通穴874にクリップ部材88を挿入することで、クリップ部材88により、レバーハンドル87の軸方向への移動を規制した状態で、レバーハンドル87をガイド部材83に強固に固定できる。
このようにして、スピンドル82にレバーハンドル87を固定する際の固定の強度を向上させることができる。
また、本実施形態においては、第1ガイド部84は、レバーハンドル87と一体で回動するように構成され、第2ガイド部85は、レバーハンドル87と一体で回動しないように構成され、第1ガイド部84と第2ガイド部85との間に配置され、レバーハンドル87を所定の回動位置に戻すように付勢するバネ部材86を備える。そのため、バネ部材86により、レバーハンドル87を回動操作した後に、自動で、レバーハンドル87を所定の回動位置に戻すことができる。
また、本実施形態においては、クリップ部材88は、レバーハンドル87をガイド部材83に着脱可能に固定する。これにより、クリップ部材88を用いることで、レバーハンドル87をガイド部材83に容易に着脱することができる。
また、本実施形態においては、レバーハンドル87の内部には、第1ガイド部84の全部を収納可能である。そのため、レバーハンドル87と第1ガイド部84との境目が外部から視認できないため、意匠性を向上できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、レバーハンドル87を手動で操作して洗浄を行う手動洗浄を実行する便器洗浄装置に適用したが、これに限定されず、自動で洗浄を行う自動洗浄を実行する便器洗浄装置に適用してもよい。
前記実施形態では、バネ部材86を設けたが、これに限定されず、バネ部材86を設けなくてもよい。
前記実施形態では、第1ガイド部84と第2ガイド部85とを別体で構成したが、これに限定されない。バネ部材86を設けずに、第1ガイド部84と第2ガイド部85とを一体で構成してもよい。
前記実施形態では、レバーハンドル87と第1ガイド部84とを別体で構成したが、これに限定されない。レバーハンドル87と第1ガイド部84とを一体で構成してもよい。
前記実施形態では、レバーハンドル87を第1ガイド部84に固定する固定部をクリップ部材88で構成したが、これに限定されない。例えば、固定部を、ネジで構成してもよい。
1 便器洗浄装置
2 便器洗浄タンク(タンク)
7 排水弁(開閉弁)
8 手動洗浄操作機構部(洗浄操作機構部)
21 排水口
82 スピンドル(回動軸部材)
83 ガイド部材
84 第1ガイド部
85 第2ガイド部
86 バネ部材
87 レバーハンドル
88 クリップ部材(固定部)
821 スリット(第2係合部)
822 係合爪(第1係合部)
873 突起

Claims (4)

  1. 洗浄水を貯留するタンクと、
    前記タンクの排水口を開閉する開閉弁と、
    前記開閉弁を操作する洗浄操作機構部と、を備える便器洗浄装置であって、
    前記洗浄操作機構部は、
    軸方向の一端部に第1係合部及び第2係合部を有する回動軸部材と、
    回動軸部材が挿通される筒状に形成され前記回動軸部材が挿通された状態で前記回動軸部材の前記第1係合部が係合するガイド部材と、
    前記回動軸部材を回動させるレバーハンドルであって、前記ガイド部材を収容すると共に内部側において前記回動軸部材の前記第2係合部に係合するレバーハンドルと、
    前記レバーハンドルを前記ガイド部材に固定する固定部と、を備える便器洗浄装置。
  2. 前記ガイド部材は、前記回動軸部材の軸方向において、前記レバーハンドル側に配置される第1ガイド部と、前記レバーハンドルと反対側に前記第1ガイド部に並んで配置される第2ガイド部と、を有し、
    前記第1ガイド部は、前記レバーハンドルと一体で回動するように構成され、
    前記第2ガイド部は、前記レバーハンドルと一体で回動しないように構成され、
    前記第1ガイド部と前記第2ガイド部との間に配置され、前記レバーハンドルを所定の回動位置に戻すように付勢するバネ部材を備える請求項1に記載の便器洗浄装置。
  3. 前記固定部は、前記レバーハンドルを前記ガイド部材に着脱可能に固定するクリップ部材である請求項1又は2に記載の便器洗浄装置。
  4. 前記ガイド部材は、前記回動軸部材の軸方向において、前記レバーハンドル側に配置される第1ガイド部と、前記レバーハンドルと反対側に前記第1ガイド部に並んで配置される第2ガイド部と、を有し、
    前記レバーハンドルの内部には、前記第1ガイド部の全部を収納可能である請求項1〜3のいずれかに記載の便器洗浄装置。
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