JP2019189057A - 作業車 - Google Patents

作業車 Download PDF

Info

Publication number
JP2019189057A
JP2019189057A JP2018084725A JP2018084725A JP2019189057A JP 2019189057 A JP2019189057 A JP 2019189057A JP 2018084725 A JP2018084725 A JP 2018084725A JP 2018084725 A JP2018084725 A JP 2018084725A JP 2019189057 A JP2019189057 A JP 2019189057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake pedal
pedal
brake
connection
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018084725A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6928578B2 (ja
Inventor
象平 東
Shohei Azuma
象平 東
一隆 藤本
Kazutaka Fujimoto
一隆 藤本
大輔 川西
Daisuke Kawanishi
大輔 川西
齊喜範明
Noriaki Saiki
範明 齊喜
真矢 鵜飼
Masaya Ukai
真矢 鵜飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2018084725A priority Critical patent/JP6928578B2/ja
Publication of JP2019189057A publication Critical patent/JP2019189057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6928578B2 publication Critical patent/JP6928578B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

【課題】左右のブレーキペダルを連結する連結部に加わる荷重を低減することが可能な作業車を提供する。【解決手段】中心部51から径方向に延出するように形成されるアーム部52、及び前記アーム部52に設けられ、踏み込み操作可能な踏み込み部53を有する左ブレーキペダル50と、中心部71から径方向に延出するように形成されるアーム部72、前記アーム部72に設けられ、踏み込み操作可能な踏み込み部73、及び前記ペダル回動軸30の軸方向において前記アーム部72よりも前記左ブレーキペダル50側に形成されると共に、前記中心部71から径方向に延出するように形成される被連結部75を有する右ブレーキペダル70と、前記アーム部52に設けられ、前記被連結部75と係合されるブレーキ連結位置と、前記被連結部75との係合が解除されるブレーキ連結解除位置と、の間で移動可能な連結部90と、を具備した。【選択図】図7

Description

本発明は、複数のブレーキペダルを具備する作業車の技術に関する。
従来、複数のブレーキペダルを具備する作業車の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、左の後輪を制動可能な左のブレーキを操作する左のブレーキペダルと、右の後輪を制動可能な右のブレーキを操作する右のブレーキペダルと、を具備する作業車が記載されている。左右のブレーキペダルのうち一方を踏み込んだ状態で当該一方側にハンドルを操作することで、機体を小回りに旋回させることができる。
また特許文献1に記載の作業車は、左右のブレーキペダルを連結する連結部を具備している。連結部を左右方向にスライドさせることで、左右のブレーキペダルのアーム部(揺動軸と踏み面を連結する部分)を互いに連結した連結状態と、当該連結を解除した非連結状態と、を切り替えることができる。
例えば、作業中などの機体を小回りに旋回させる必要がある場合には、連結部を操作して非連結状態に切り替えることで、左右のブレーキペダルを独立して操作することができる。また路上走行など機体を小回りに旋回させる必要がない場合には、連結部を操作して連結状態に切り替えることで、左右のブレーキペダルを連動させ、左右の後輪を同時に制動させることができる。
ここで、一般的にブレーキペダル(特に、揺動軸と踏み面を連結するアーム部)の形状は、種々の事情によって適宜変更され得るものである。例えば、設計上の都合(他の部材との干渉を回避するため等)により、左右のアーム部の間の隙間(間隔)が広くなる場合もある。
このように、左右のアーム部の間隔が広くなった場合には、当該間隔に応じてアーム部を連結する連結部の長さも長くする必要がある。しかしながら、連結部の長さが長くなるほど当該連結部に加わる荷重も大きくなってしまう点で不利であった。
特開2014−31117号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、連結部に加わる荷重を低減することが可能な作業車を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ペダル回動軸に対して回動可能に支持される第一中心部、前記第一中心部から径方向に延出するように形成される第一アーム部、及び前記第一アーム部に設けられ、踏み込み操作可能な第一踏み込み部を有する第一ブレーキペダルと、前記ペダル回動軸に対して回動可能に支持される第二中心部、前記第二中心部から径方向に延出するように形成される第二アーム部、前記第二アーム部に設けられ、踏み込み操作可能な第二踏み込み部、及び前記ペダル回動軸の軸方向において前記第二アーム部よりも前記第一ブレーキペダル側に形成されると共に、前記第二中心部から径方向に延出するように形成される被連結部を有する第二ブレーキペダルと、前記第一アーム部に設けられ、前記被連結部と係合されるブレーキ連結位置と、前記被連結部との係合が解除されるブレーキ連結解除位置と、の間で移動可能な連結部と、を具備するものである。
請求項2においては、前記第二ブレーキペダルは、前記ペダル回動軸の軸方向において前記第二アーム部と前記被連結部との間に形成されると共に、前記第二中心部から径方向に延出するように形成され、制動装置と接続された第一リンク部材が連結される第一リンク連結部をさらに具備するものである。
請求項3においては、前記被連結部は、前記第二中心部から径方向に延出するように形成される連結アーム部と、前記連結アーム部の側面のうち、前記ペダル回動軸の軸方向において前記第一ブレーキペダル側の側面に固定され、前記連結部が係合可能な係合部と、を具備するものである。
請求項4においては、前記第一ブレーキペダル及び前記第二ブレーキペダルを踏み込み操作された位置で保持する駐車ブレーキ機構をさらに具備し、前記駐車ブレーキ機構は、操作可能な操作部と、前記操作部が操作されるのに伴って、前記第一ブレーキペダル又は前記第二ブレーキペダルの少なくともいずれか一方に係合することで、前記第一ブレーキペダル又は前記第二ブレーキペダルの回動を規制するペダル回動規制部と、前記ペダル回動軸の軸方向において前記係合部と同一の位置、かつ前記ペダル回動軸の径方向において前記係合部と異なる位置に配置され、前記操作部が操作されるのに伴って、前記連結部のブレーキ連結解除位置への移動を規制する連結解除規制部と、を具備するものである。
請求項5においては、前記係合部は、前記ペダル回動軸の径方向において、前記連結解除規制部よりも外側に配置されているものである。
請求項6においては、前記第二ブレーキペダルは、前記第二アーム部と前記被連結部とを連結するように設けられた第一補強部をさらに具備するものである。
請求項7においては、前記連結部は、前記ペダル回動軸と非平行に設けられた連結部回動軸を介して前記第一アーム部に対して揺動可能に設けられ、前記連結部回動軸を中心として揺動することで、前記ブレーキ連結位置又は前記ブレーキ連結解除位置に移動するものである。
請求項8においては、前記連結部は、前記第一アーム部の回動方向一側に配置され、前記ブレーキ連結位置において前記第一アーム部に対する前記被連結部の前記回動方向一側への相対的な回動を規制可能な第一回動規制部と、前記第一アーム部の回動方向他側に配置され、前記ブレーキ連結位置において前記第一アーム部に対する前記被連結部の前記回動方向他側への相対的な回動を規制可能な第二回動規制部と、前記第一アーム部を挟んで前記被連結部と相反する側において、前記第一回動規制部と前記第二回動規制部とを連結する規制部連結部と、を具備するものである。
請求項9においては、前記連結部は、前記第一回動規制部の前記被連結部側の端部から前記回動方向一側へと延設される第一連結規制部と、前記第二回動規制部の前記被連結部側の端部から前記回動方向他側へと延設される第二連結規制部と、をさらに具備するものである。
請求項10においては、前記連結部は、前記第一回動規制部と前記第一連結規制部、又は前記第二回動規制部と前記第二連結規制部のうち少なくとも一方を連結するように設けられた第二補強部をさらに具備するものである。
請求項11においては、前記第二補強部は、前記第一回動規制部と前記第一連結規制部、又は前記第二回動規制部と前記第二連結規制部のうち少なくとも一方と共に、略矩形状の枠を形成するように設けられるものである。
請求項12においては、前記連結部は、前記第二補強部に設けられ、前記連結部を前記ブレーキ連結解除位置へと移動させるための解除操作具と接続された第二リンク部材が連結される第二リンク連結部をさらに具備するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、第二ブレーキペダルの第二アーム部よりも第一ブレーキペダル(第一アーム部)に近い位置に配置された被連結部に対して連結部が連結するため、連結部に加わる荷重を低減することができる。これに伴って、当該連結部の小型化や低コスト化を図ることができる。
請求項2においては、第二アーム部と被連結部との間に設けられた第一リンク連結部に第一リンク部材を連結することで、当該第一リンク部材と第二アーム部や被連結部との干渉を回避し易くすることができる。
請求項3においては、連結アーム部の第一ブレーキペダル側の側面(第一ブレーキペダルに近い側面)に固定された係合部に対して連結部が連結するため、連結部に加わる荷重をより低減することができる。また、連結アーム部の第一ブレーキペダル側の空間(連結アーム部と第一ブレーキペダルとの間の空間であって、係合部が設けられていない空間)を、他の部材の配置等のために有効活用することができる。
請求項4においては、連結アーム部の第一ブレーキペダル側の空間(連結アーム部と第一ブレーキペダルとの間の空間であって、係合部が設けられていない空間)を、連結解除規制部の配置のために有効活用することができる。
請求項5においては、係合部を連結解除規制部よりも径方向外側に配置することで、ペダル回動軸から比較的遠い位置で当該係合部を連結部と係合させることができる。これによって、連結部が被連結部と係合された際に当該連結部に加わる荷重を比較的小さく抑えることができる。
請求項6においては、第二ブレーキペダル(第二アーム部及び被連結部)の強度の向上を図ることができる。
請求項7においては、簡単な操作(揺動操作)で第一ブレーキペダルと第二ブレーキペダルを連結又は当該連結を解除することができる。
請求項8においては、簡易な構成で第一ブレーキペダルと第二ブレーキペダルとを連結することができる。
請求項9においては、第一ブレーキペダルと第二ブレーキペダルの位置がずれている場合(例えば、いずれか一方が操作されている状態)に、第一連結規制部又は第二連結規制部が第二ブレーキペダル(被連結部)と当接することで、連結部がブレーキ連結位置へと移動するのを防止することができる。
請求項10においては、連結部の強度の向上を図ることができる。
請求項11においては、連結部の強度の向上を図ることができる。
請求項12においては、連結部をブレーキ連結解除位置へと移動させる際の操作荷重を補強部によって受けることで、当該連結部の強度の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るトラクタの全体的な構成を示した右側面図。 トラクタの操作具を示した右後方斜視図。 トラクタの操作具が操作具ブラケットに設けられた様子を示した右後方斜視図。 同じく、右側面図。 左ブレーキペダル及び右ブレーキペダル等の分解右後方斜視図。 ペダル回動軸及びクラッチペダルの右後方斜視図。 左ブレーキペダル、右ブレーキペダル及び連結部の右後方斜視図。 左ブレーキペダル及び右ブレーキペダルの左後方斜視図。 左ブレーキペダル等が操作具ブラケットに設けられた様子を示した背面図。 同じく、正面図。 (a)一方向から見たワイヤー支持部を示した図。(b)ワイヤーの軸方向から見たワイヤー支持部を示した図。 (a)連結部を示した右後方斜視図。(b)同じく、左前方斜視図。 同じく、平面図。 駐車ブレーキ機構を示した左前方斜視図。 左ブレーキペダル等を示した左側面図。 (a)連結部がブレーキ連結位置にある状態を示した平面図。(b)連結部がブレーキ連結解除位置にある状態を示した平面図。 連結部がブレーキ連結解除位置にある状態を示した左ブレーキペダル等の背面。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
まず、図1を参照して、作業車の一実施形態に係るトラクタ1の全体構成について説明する。
トラクタ1は、主として機体フレーム2、前輪3、後輪4、エンジン5、ボンネット6、変速装置7、ステアリングホイール8及び座席9を具備する。
機体フレーム2は、その長手方向を前後方向に向けて配置される。機体フレーム2の前部はフロントアクスル機構(不図示)を介して左右一対の前輪3に支持される。機体フレーム2の後部には変速装置7が設けられる。変速装置7の後部はリアアクスル機構(不図示)を介して左右一対の後輪4に支持される。機体フレーム2の前後中途部にはエンジン5(ディーゼルエンジン)が設けられる。エンジン5はボンネット6に覆われる。エンジン5の後方には、ステアリングホイール8、種々の操作具、及び座席9等を有する運転操作部が設けられる。
エンジン5の動力は、変速装置7で変速された後、前記フロントアクスル機構を経て前輪3に伝達可能とされると共に、前記リアアクスル機構を経て後輪4に伝達可能とされる。エンジン5の動力によって前輪3及び後輪4が回転駆動され、トラクタ1の走行が行われる。ステアリングホイール8は、その回動操作量に応じて左右一対の前輪3の切れ角を調節(変更)し、トラクタ1を操舵することができる。
次に、図2から図4を用いて、ステアリングホイール8の下方に配置される種々の操作具の概要について説明する。
ボンネット6の内部空間と座席9側の空間とを区画する区画プレート10の背面(後面)には、種々の操作具を支持するための操作具ブラケット11が設けられる。操作具ブラケット11は、複数の板状部材や筒状部材等を用いて形成される。
操作具ブラケット11の左右中央には、ステアリングポスト20が上下に回動(揺動)可能となるように設けられる。ステアリングポスト20の上端部には、ステアリングホイール8が設けられる。
操作具ブラケット11の上部には、軸方向を左右に向けたペダル回動軸30が設けられる。ペダル回動軸30の左端部近傍には、クラッチペダル40が回動可能に設けられる。ペダル回動軸30の右端部近傍には、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70が回動可能に設けられる。また、左ブレーキペダル50には、当該左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70を一体的に回動可能となるように連結する連結部90が設けられる。
操作具ブラケット11の上下中途部(ペダル回動軸30よりも下方)には、軸方向を左右に向けた駐車ブレーキ回動軸110が設けられる。駐車ブレーキ回動軸110には、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70を踏み込み操作された位置に保持する駐車ブレーキ機構120が設けられる。
操作具ブラケット11の左右中央(ステアリングポスト20の右側)には、チルトペダル130が回動可能に設けられる。チルトペダル130を踏み込み操作することで、ステアリングポスト20を回動させることができる。また操作具ブラケット11の左右中央(ステアリングポスト20の左側)には、ブレーキ連結解除ペダル140が設けられる。ブレーキ連結解除ペダル140を踏み込み操作することで、連結部90による左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70との連結を解除することができる。なお、ブレーキ連結解除ペダル140は折り畳むことができ、使用しない時には収納することができる。図2から図4には、折り畳まれた状態のブレーキ連結解除ペダル140を図示している。
次に、本発明の要部である、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル60に関する構成について、より詳細に説明する。具体的には、ペダル回動軸30、左ブレーキペダル50、右ブレーキペダル70、連結部90、駐車ブレーキ回動軸110、駐車ブレーキ機構120、ブレーキ検出センサ150及び駐車ブレーキ検出センサ160の構成について具体的に説明する。
図5及び図6に示すペダル回動軸30は、クラッチペダル40、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル60を回動可能に支持するものである。ペダル回動軸30は、略円柱状に形成される。ペダル回動軸30は、軸方向を左右に向けて、操作具ブラケット11に回動可能に支持される。ペダル回動軸30には、リンク連結部31が設けられる。
リンク連結部31は、左ブレーキペダル50の動き(回動動作)を後輪4(左側の後輪4)の制動装置へと伝達するリンク部材(不図示)と連結される部分である。リンク連結部31は、板材により形成される。リンク連結部31は、ペダル回動軸30の左端部から前方に突出するように設けられる。
図5、図7から図10に示す左ブレーキペダル50は、トラクタ1の左の後輪4を制動するための操作具である。左ブレーキペダル50は、主として中心部51、アーム部52、踏み込み部53、被検出部54、歯合部55、ワイヤー支持部56、連結部支持部57及び戻りバネ係止部58を具備する。
中心部51は、左ブレーキペダル50の回動中心となる部分である。中心部51は、軸方向を左右に向けた略円筒状に形成される。
アーム部52は、中心部51から当該中心部51の径方向に延出するように形成される部分である。アーム部52の一端(上端)は、中心部51の外周面の下部に固定される。アーム部52は、側面視において、中心部51から下方に延びる直線状の部分と、当該部分の下端から後下方に延びる直線状の部分を有する板材により形成される。これにより、アーム部52は、側面視略L字状に形成される。
踏み込み部53は、トラクタ1に搭乗した作業者が左ブレーキペダル50を操作する際に踏み込む部分である。踏み込み部53は、略矩形板状に形成される。踏み込み部53は、アーム部52の他端(下端)に固定される。
被検出部54は、後述するブレーキ検出センサ150によって左ブレーキペダル50の位置を検出するための部分である。被検出部54は、アーム部52の上下中途部に設けられる。被検出部54は、板面を後上方に向けた状態で、アーム部52から後方に突出するように設けられる。
歯合部55は、後述する駐車ブレーキ機構120と歯合することで、左ブレーキペダル50の回動を規制するための部分である。歯合部55には、前後に並ぶ複数の歯が形成される。歯合部55は、被検出部54の下方において、アーム部52の左側面に固定される。
図8及び図11に示すワイヤー支持部56は、後述する連結部90とブレーキ連結解除ペダル140とを連結するワイヤー141を支持する部分である。ワイヤー支持部56は、主として板状部56a、挟持部56b及び係止部56cを具備する。
板状部56aは、略矩形状の板材を略L字状に屈曲させて形成される部分である。板状部56aの一端は、歯合部55の下方において、アーム部52の左側面に固定される。板状部56aは、アーム部52から左前方に延びるように設けられる。板状部56aの前端部近傍には、切欠部56dが形成される。切欠部56dは、板状部56aの上側部を下方に向かって切り欠くように形成される。
挟持部56bは、板状部56aと対向するように配置される板状の部分である。挟持部56bは、板状部56aの前端部(切欠部56dが形成された部分)と若干の隙間を空けて対向するように、当該板状部56aに固定される。挟持部56bには、切欠部56eが形成される。切欠部56eは、挟持部56bの上側部を下方に向かって切り欠くように形成される。切欠部56eは、側面視略矩形状に形成される。
係止部56cは、後述する連結部90を付勢するための戻りバネ99aが係止される部分である。係止部56cは、板状部56aの前途中途部に形成される。
図11に示すように、切欠部56d及び切欠部56eには、ワイヤー141が挿通される。ワイヤー141に設けられたナット141a及びナット141bによって板状部56aを挟持することで、ワイヤー141がワイヤー支持部56に固定される。
ここで、切欠部56eは略矩形状に形成されている。このため、ナット141bの側面と当該切欠部56eの側面同士(平面同士)を当接させることで、当該ナット141bの回動を規制することができる。したがって、一方のナット141aだけを締め付けることで、他方のナット141bとの間で板状部56aを挟持することができ、ワイヤー141をワイヤー支持部56に容易に固定することができる。
図7及び図8に示す連結部支持部57は、連結部90を支持するための部分である。連結部支持部57は、軸方向を前後に向けた円筒部材が、アーム部52の左側面に固定されることで形成される。連結部支持部57は、ワイヤー支持部56の下方に設けられる。
図7から図10に示す戻りバネ係止部58は、左ブレーキペダル50を初期位置に向かって回動するように付勢する戻りバネ(不図示)が係止される部分である。なお、左ブレーキペダル50の初期位置とは、当該左ブレーキペダル50が操作されていない状態における位置であり、右側面視において時計回りに最大限回動した位置である。戻りバネ係止部58は、板材により形成される。戻りバネ係止部58は、中心部51の外周面の前上部に固定される。戻りバネ係止部58は、中心部51の左端部から前上方に延びるように設けられる。
図3及び図4に示すように、左ブレーキペダル50は、ステアリングポスト20よりも右側に配置され、中心部51がペダル回動軸30に挿通される。中心部51とペダル回動軸30は、ピン等の固定部材によって一体的に回動可能となるように固定される。
戻りバネ係止部58には、戻りバネの一端が係止される。当該戻りバネの他端は、操作具ブラケット11に適宜係止される。当該戻りバネの付勢力によって、左ブレーキペダル50は、右側面視時計回りに常時付勢される。
図5、図7から図10に示す右ブレーキペダル70は、トラクタ1の右の後輪4を制動するための操作具である。右ブレーキペダル70は、主として中心部71、アーム部72、踏み込み部73、被検出部74、被連結部75、補強部76、リンク連結部77及び戻りバネ係止部78を具備する。
中心部71は、右ブレーキペダル70の回動中心となる部分である。中心部71は、軸方向を左右に向けた略円筒状に形成される。
アーム部72は、中心部71から当該中心部71の径方向に延出するように形成される部分である。アーム部72の一端(上端)は、中心部71の外周面の下部に固定される。アーム部72は、側面視において、中心部71から下方に延びる直線状の部分と、当該部分の下端から後下方に延びる直線状の部分を有する板材により形成される。これにより、アーム部72は、側面視略L字状に形成される。アーム部72は、側面視において左ブレーキペダル50のアーム部52と略同一形状となるように形成される。アーム部72は、中心部71の右端部近傍に設けられる。アーム部72は、上下中途部において屈曲されることで、下部が上部に対して外側(右側)に膨出するように形成されている。
踏み込み部73は、トラクタ1に搭乗した作業者が右ブレーキペダル70を操作する際に踏み込む部分である。踏み込み部73は、略矩形板状に形成される。踏み込み部73は、アーム部72の他端(下端)に固定される。
被検出部74は、後述するブレーキ検出センサ150によって右ブレーキペダル70の位置を検出するための部分である。被検出部74は、アーム部752の上下中途部に設けられる。被検出部74は、板面を後上方に向けた状態で、アーム部72から後方に突出するように設けられる。
被連結部75は、後述する連結部90と連結される部分である。被連結部75は、主として連結アーム部75a及び係合部75bを具備する。
連結アーム部75aは、中心部71から当該中心部71の径方向に延出するように形成される部分である。連結アーム部75aの一端(上端)は、中心部71の外周面の下部に固定される。連結アーム部75aは、側面視において、中心部71から下方に直線状に延びる板材により形成される。これにより、連結アーム部75aは、側面視においてアーム部72の上部と略同一形状となるように、かつ当該アーム部72と重複するように形成される。連結アーム部75aは、中心部71の左端部近傍(アーム部72よりも左側)に設けられる。すなわち、連結アーム部75aは、アーム部72よりも左ブレーキペダル50に近い位置に配置される。
係合部75bは、後述する連結部90が係合される部分である。係合部75bは、側面視略矩形状の板材により形成される。係合部75bの前後幅は、連結アーム部75aの前後幅よりも大きくなるように形成される。係合部75bは、連結アーム部75aの下端部の左側面(左ブレーキペダル50側の側面)に固定される。係合部75bは、側面視において、連結アーム部75aから前後に突出するように配置される。係合部75bは、ペダル回動軸30からの距離(ペダル回動軸30を中心とする径方向位置)が、ペダル回動軸30から左ブレーキペダル50の連結部支持部57までの距離と概ね一致するように配置される。
補強部76は、アーム部72と連結アーム部75aとを連結する部分である。補強部76は、板材により形成される。補強部76は、板面が中心部71の径方向に対して略垂直となるように配置される。補強部76は、アーム部72の左側面の上端部近傍と、連結アーム部75aの右側面の上端部近傍と、を連結するように、当該アーム部72及び連結アーム部75aに固定される。
リンク連結部77は、右ブレーキペダル70の動き(回動動作)を後輪4(右側の後輪4)の制動装置へと伝達するリンク部材77b(図10参照)と連結される部分である。リンク連結部77は、板材により形成される。リンク連結部77は、左右方向(中心部71の軸方向)において、アーム部72と連結アーム部75aの間に配置される。リンク連結部77は、中心部71の外周面の前下部に固定される。リンク連結部77は、中心部71から当該中心部71の径方向に延出するように形成される。リンク連結部77は、ピン77a(図10参照)を介してリンク部材77bと連結される。
戻りバネ係止部78は、右ブレーキペダル70を初期位置に向かって回動するように付勢する戻りバネ(不図示)が係止される部分である。なお、右ブレーキペダル70の初期位置とは、当該右ブレーキペダル70が操作されていない状態における位置であり、右側面視において時計回りに最大限回動した位置である。戻りバネ係止部78は、板材を適宜屈曲させて形成される。戻りバネ係止部78は、中心部71の外周面の前上部に固定される。戻りバネ係止部78は、中心部71の左端部に設けられる。
図3及び図4に示すように、右ブレーキペダル70は、左ブレーキペダル50の右側に配置され、中心部71がペダル回動軸30に挿通される。中心部71は、ペダル回動軸30に回動可能となるように支持される。
戻りバネ係止部78には、戻りバネの一端が係止される。当該戻りバネの他端は、操作具ブラケット11に適宜係止される。当該戻りバネの付勢力によって、右ブレーキペダル70は、右側面視時計回りに常時付勢される。
図5、図7、図9及び図10に示す連結部90は、左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70を連結して、当該左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70を一体的に回動可能とするものである。連結部90は、主として規制部連結部91、前側回動規制部92、前側連結規制部93、後側回動規制部94、後側連結規制部95、補強部96、ワイヤー連結部97、当接部98及び戻りバネ係止部99を具備する。
図12及び図13に示す規制部連結部91は、後述する前側回動規制部92と後側回動規制部94とを連結する部分である。規制部連結部91は、板面を左右に向けた板状に形成される。規制部連結部91は、前後方向に延びるように形成される。
前側回動規制部92は、左ブレーキペダル50に対して右ブレーキペダル70が相対的に前方へと回動するのを規制する部分である。前側回動規制部92は、板面を前後に向けた板状に形成される。前側回動規制部92は、規制部連結部91の前端から右方へ延びるように形成される。
前側連結規制部93は、所定の場合に連結部90が左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70を連結するのを防止(規制)する部分である。前側連結規制部93は、板面を左右に向けた板状に形成される。前側連結規制部93は、前側回動規制部92の右端から前方へ延びるように形成される。
後側回動規制部94は、左ブレーキペダル50に対して右ブレーキペダル70が相対的に後方へと回動するのを規制する部分である。後側回動規制部94は、板面を前後に向けた板状に形成される。後側回動規制部94は、規制部連結部91の後端から右方へ延びるように形成される。
後側連結規制部95は、所定の場合に連結部90が左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70を連結するのを防止(規制)する部分である。後側連結規制部95は、板面を左右に向けた板状に形成される。後側連結規制部95は、後側回動規制部94の右端から後方へ延びるように形成される。
上述の規制部連結部91、前側回動規制部92、前側連結規制部93、後側回動規制部94及び後側連結規制部95は、1枚の板材を適宜屈曲させることで形成される。また後側回動規制部94及び後側連結規制部95は、前側回動規制部92及び前側連結規制部93と前後方向に略対称な形状となるように形成される。また前側回動規制部92と後側回動規制部94の間隔(前後方向の隙間)は、被連結部75の係合部75bの前後方向の幅と略同一となるように形成される。
補強部96は、前側回動規制部92と前側連結規制部93とを連結する部分である。補強部96は、2枚の板材(第一板材96a及び第二板材96b)を具備する。
第一板材96aは、前側回動規制部92と平行になるように配置される。第一板材96aは、前側連結規制部93の前端部に固定される。第一板材96aは、前側連結規制部93から左方に延びるように配置される。
第二板材96bは、前側連結規制部93と平行になるように配置される。第二板材96bは、第一板材96aの左端部に固定される。第二板材96bは、第一板材96aから後方に延びるように配置される。第二板材96bの後端部は、後述する当接部98を介して、前側回動規制部92に固定される。
このようにして、補強部96(第一板材96a及び第二板材96b)、前側回動規制部92及び前側連結規制部93によって、平面視矩形状の枠が形成される。
ワイヤー連結部97は、ブレーキ連結解除ペダル140の動き(回動動作)を連結部90へと伝達するワイヤー141(図10参照)が連結される部分である。ワイヤー連結部97は、略円柱状の部材(ピン)により形成される。ワイヤー連結部97は、補強部96の前面(第一板材96a)から前方に向かって突出するように設けられる。
当接部98は、後述する駐車ブレーキ機構120の連結解除規制部124と当接する部分である。当接部98は、板面を前後に向けた板状に形成される。当接部98は、前側回動規制部92の前面の右端部近傍に固定される。なお、補強部96の第二板材96bの後端部は、当接部98の前面に固定される。すなわち、第二板材96bは、当接部98を介して前側回動規制部92に固定される。
戻りバネ係止部99は、連結部90を初期位置に向かって回動するように付勢する戻りバネ99a(図10参照)が係止される部分である。なお、連結部90の初期位置とは、ブレーキ連結解除ペダル140が操作されていない状態における連結部90の位置であり、背面視において時計回りに最大限回動した位置である。戻りバネ係止部99は、略円柱状(棒状)の部材を適宜屈曲させて形成される。戻りバネ係止部99は、規制部連結部91の左側面に固定される。戻りバネ係止部99は、規制部連結部91から前方に突出するように配置される。戻りバネ係止部99の前端部は、下方に向かって屈曲される。
図9及び図10に示すように、連結部90は、略円柱状の連結部回動軸90aを介して、左ブレーキペダル50に回動可能に支持される。具体的には、連結部90は、規制部連結部91がアーム部52の左側(被連結部75と反対側)に位置するように配置される。また連結部90は、前側回動規制部92及び後側回動規制部94によって左ブレーキペダル50(連結部支持部57)を前後から挟むように配置される。この状態で、軸方向を前後に向けた連結部回動軸90aが、前側回動規制部92、連結部支持部57及び後側回動規制部94に挿通される。これによって連結部90は、連結部回動軸90aを中心に回動可能となるように支持される。
戻りバネ係止部99には、戻りバネ99aの一端が係止される。当該戻りバネ99aの他端は、左ブレーキペダル50の係止部56cに係止される。当該戻りバネ99aの付勢力によって、連結部90は、背面視時計回りに常時付勢される。
図5、図9及び図10に示す駐車ブレーキ回動軸110は、後述する駐車ブレーキ機構120等を回動可能に支持するものである。駐車ブレーキ回動軸110は、略円柱状に形成される。駐車ブレーキ回動軸110は、軸方向を左右に向けて、ペダル回動軸30の略下方に配置される。駐車ブレーキ回動軸110は、操作具ブラケット11に固定される。
駐車ブレーキ機構120は、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70を、踏み込み操作された位置で保持するものである。駐車ブレーキ機構120は、主として中心部121、駐車ブレーキ操作具122、ペダル回動規制部123、連結解除規制部124及び被検出部125を具備する。
図9、図10、図14及び図15に示す中心部121は、駐車ブレーキ機構120の回動中心となる部分である。中心部121は、軸方向を左右に向けた略円筒状に形成される。
駐車ブレーキ操作具122は、作業者が駐車ブレーキ機構120を操作する際に掴む部分である。駐車ブレーキ操作具122は、中心部121から当該中心部121の径方向に延出するように形成される。駐車ブレーキ操作具122の一端(前上端)は、中心部121の外周面の後下部に固定される。駐車ブレーキ操作具122は、側面視において、中心部121から後下方に直線状に延びるように板材により形成される。
ペダル回動規制部123は、左ブレーキペダル50の歯合部55と歯合することで、当該左ブレーキペダル50の回動を規制する部分である。ペダル回動規制部123は、中心部121から当該中心部121の径方向に延出するように形成される。ペダル回動規制部123の一端(後端)は、中心部121の外周面の前部に固定される。ペダル回動規制部123の他端(前端)は、左ブレーキペダル50の歯合部55と歯合可能な先鋭状に形成される。ペダル回動規制部123は、中心部121の左右略中央部に設けられる。
連結解除規制部124は、所定の場合に連結部90の回動を規制することで、当該連結部90による左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70の連結状態を保持する(連結が解除されるのを規制する)部分である。連結解除規制部124は、中心部121から当該中心部121の径方向に延出するように形成される。連結解除規制部124の一端(後端)は、中心部121の外周面の前部に固定される。連結解除規制部124は、側面視において、中心部121から前下方に延びる部分と、当該部分の前端部から前上方に延びる部分を有する板材により形成される。これにより、連結解除規制部124は、側面視略L字状に形成される。連結解除規制部124は、中心部121の右端部近傍(ペダル回動規制部123よりも右側)に設けられる。
被検出部125は、後述する駐車ブレーキ検出センサ160によって駐車ブレーキ機構120の位置を検出するための部分である。被検出部125は、中心部121の左端部近傍(ペダル回動規制部123よりも左側)から前方に向かって突出するように設けられる。
駐車ブレーキ機構120は、中心部121が駐車ブレーキ回動軸110に挿通される。中心部121は、駐車ブレーキ回動軸110に回動可能となるように支持される。駐車ブレーキ機構120が駐車ブレーキ回動軸110に支持されると、連結解除規制部124は、左右方向において、左ブレーキペダル50のアーム部52と右ブレーキペダル70の連結アーム部75aとの間に配置される。この際、連結解除規制部124は、左右方向において、右ブレーキペダル70の係合部75bと略同一位置に配置される。また連結解除規制部124は、ペダル回動軸30の径方向において係合部75bと異なる位置(具体的には、係合部75bよりも上方)に配置される。また、ペダル回動規制部123は、左ブレーキペダル50の歯合部55の略上方に配置される。
図3に示すブレーキ検出センサ150は、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70の位置を検出するものである。ブレーキ検出センサ150は、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70に対応するように2つ設けられる。ブレーキ検出センサ150は、ブラケット151を介して駐車ブレーキ回動軸110の右端部近傍(駐車ブレーキ機構120の右側)に固定される。左のブレーキ検出センサ150は、左ブレーキペダル50が初期位置にある際に、当該左ブレーキペダル50の被検出部54と当接する位置に配置される。また、右のブレーキ検出センサ150は、右ブレーキペダル70が初期位置にある際に、当該右ブレーキペダル70の被検出部74と当接する位置に配置される。ブレーキ検出センサ150は、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70(被検出部54及び被検出部74)と当接することで、当該左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70が初期位置にあることを検出することができる。
図4に示す駐車ブレーキ検出センサ160は、駐車ブレーキ機構120の位置を検出するものである。駐車ブレーキ検出センサ160は、操作具ブラケット11に適宜固定される。駐車ブレーキ検出センサ160は、駐車ブレーキ機構120が初期位置にある際に、当該駐車ブレーキ機構120の被検出部125(図15等参照)と当接する位置に配置される。駐車ブレーキ検出センサ160は、駐車ブレーキ機構120(被検出部125)と当接することで、当該駐車ブレーキ機構120が初期位置にあることを検出することができる。
以下では、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70の使用方法について説明する。
図9、図10及び図16(a)に示すように、連結部90が初期位置にある場合、当該連結部90の前側回動規制部92及び後側回動規制部94は、右ブレーキペダル70の被連結部75(係合部75b)を前後から挟むように配置されている。すなわち、左ブレーキペダル50に設けられた連結部90が右ブレーキペダル70の被連結部75と係合される。これによって、右ブレーキペダル70は、左ブレーキペダル50に対して相対的に回動することができない。すなわち、左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70は連結部90によって連結され、一体的に回動することになる。当該連結部90の位置(初期位置)を、以下では「ブレーキ連結位置」と称する。
連結部90がブレーキ連結位置にある状態では、左ブレーキペダル50又は右ブレーキペダル70の少なくとも一方を踏み込み操作することで、当該左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70を一体的に回動させることができる。これによって、トラクタ1の左右の後輪4が同時に制動される。
本実施形態においては、連結部90は、右ブレーキペダル70のうち、踏み込み部73が設けられたアーム部72ではなく、当該アーム部72よりも左ブレーキペダル50に近い位置に配置された被連結部75に対して係合する。このように連結部90は、比較的近い位置に配置される被連結部75に対して係合するため、当該連結部90に加わる荷重の低減を図ることができる。
また、連結部90がブレーキ連結位置にある状態で、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70を踏み込むと共に、駐車ブレーキ操作具122(図15参照)を上方に持ち上げる(左側面視反時計回りに回動させる)ことで、ペダル回動規制部123を下方に揺動させて歯合部55と歯合させることができる。これによって、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70の回動が規制され、当該左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70を踏み込み操作された位置で保持することができる。この状態では、作業者が左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70から足を離しても、トラクタ1の後輪4を制動した状態に保持する(駐車ブレーキをかける)ことができる。
なお、図9及び図10に示すように、連結解除規制部124は連結部90の上方に位置している。このため、駐車ブレーキ操作具122を持ち上げて駐車ブレーキをかけると、連結解除規制部124が下方へと揺動し、連結部90に近接することになる。この状態では、後述するブレーキ連結解除ペダル140の操作によって連結部90が上方に回動しようとしても、当該連結部90の当接部98が連結解除規制部124に当接するため、当該連結部90は回動することができない。すなわち、駐車ブレーキをかけた状態では、連結部90による左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70の連結が解除されることはない。
連結部90による左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70の連結を解除する場合、駐車ブレーキをかけていない状態で、ブレーキ連結解除ペダル140(図2及び図3参照)が踏み込み操作される。これによって、当該ブレーキ連結解除ペダル140に連結されたワイヤー141(図10参照)を介して、連結部90が連結部回動軸90aを中心として背面視反時計回りに回動する(図16(b)及び図17参照)。
この状態では、連結部90の前側回動規制部92及び後側回動規制部94は、右ブレーキペダル70の被連結部75(係合部75b)の前後から退避している。すなわち、連結部90と被連結部75との係合が解除される。これによって、右ブレーキペダル70は、左ブレーキペダル50に対して相対的に回動することができる。当該連結部90の位置を、以下では「ブレーキ連結解除位置」と称する。
連結部90がブレーキ連結解除位置にある状態では、左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70を、互いに独立して踏み込み操作することができる。これによって、トラクタ1の左右の後輪4のいずれか一方のみを制動することができる。
なお、連結部90がブレーキ連結解除位置にある状態で、左ブレーキペダル50又は右ブレーキペダル70のいずれか一方が操作されている状態では、連結部90がブレーキ連結位置に戻ろうとしても、前後に延びるように形成された前側連結規制部93又は後側連結規制部95が被連結部75(係合部75b)と当接する。このため、連結部90は、左ブレーキペダル50又は右ブレーキペダル70のいずれか一方が操作されている状態では、ブレーキ連結位置に戻ることはできない。これによって、意図せず左ブレーキペダル50及び右ブレーキペダル70が連結されるのを防止することができる。
以上の如く、本実施形態に係るトラクタ1は、
ペダル回動軸30に対して回動可能に支持される中心部51(第一中心部)、
前記中心部51から径方向に延出するように形成されるアーム部52(第一アーム部)、
及び前記アーム部52に設けられ、踏み込み操作可能な踏み込み部53(第一踏み込み部)を有する左ブレーキペダル50(第一ブレーキペダル)と、
前記ペダル回動軸30に対して回動可能に支持される中心部71(第二中心部)、
前記中心部71から径方向に延出するように形成されるアーム部72(第二アーム部)、
前記アーム部72に設けられ、踏み込み操作可能な踏み込み部73(第二踏み込み部)、
及び前記ペダル回動軸30の軸方向において前記アーム部72よりも前記左ブレーキペダル50側に形成されると共に、前記中心部71から径方向に延出するように形成される被連結部75を有する右ブレーキペダル70(第二ブレーキペダル)と、
前記アーム部52に設けられ、前記被連結部75と係合されるブレーキ連結位置と、前記被連結部75との係合が解除されるブレーキ連結解除位置と、の間で移動可能な連結部90と、
を具備するものである。
このように構成することにより、右ブレーキペダル70のアーム部72よりも左ブレーキペダル50(アーム部52)に近い位置に配置された被連結部75に対して連結部90が連結するため、連結部90に加わる荷重を低減することができる。これに伴って、当該連結部90の小型化や低コスト化を図ることができる。
また、前記右ブレーキペダル70は、
前記ペダル回動軸30の軸方向において前記アーム部72と前記被連結部75との間に形成されると共に、前記中心部71から径方向に延出するように形成され、制動装置と接続されたリンク部材77b(第一リンク部材)が連結されるリンク連結部77(第一リンク連結部)をさらに具備するものである。
このように構成することにより、アーム部72と被連結部75との間に設けられたリンク連結部77にリンク部材77bを連結することで、当該リンク部材77bとアーム部72や被連結部75との干渉を回避し易くすることができる。すなわち、アーム部72と被連結部75との隙間にリンク部材77bを配置し易くすることができる。
また、前記被連結部75は、
前記中心部71から径方向に延出するように形成される連結アーム部75aと、
前記連結アーム部75aの側面のうち、前記ペダル回動軸30の軸方向において前記左ブレーキペダル50側の側面に固定され、前記連結部90が係合可能な係合部75bと、
を具備するものである。
このように構成することにより、連結アーム部75aの左ブレーキペダル50側の側面(左ブレーキペダル50に近い側面)に固定された係合部75bに対して連結部90が連結するため、連結部90に加わる荷重をより低減することができる。また、連結アーム部75aの左ブレーキペダル50側の空間(連結アーム部75aと左ブレーキペダル50との間の空間であって、係合部75bが設けられていない空間)を、他の部材の配置等のために有効活用することができる。
また、トラクタ1は、
前記左ブレーキペダル50及び前記右ブレーキペダル70を踏み込み操作された位置で保持する駐車ブレーキ機構120をさらに具備し、
前記駐車ブレーキ機構120は、
操作可能な駐車ブレーキ操作具122(操作部)と、
前記駐車ブレーキ操作具122が操作されるのに伴って、前記左ブレーキペダル50に係合することで、前記左ブレーキペダル50の回動を規制するペダル回動規制部123と、
前記ペダル回動軸30の軸方向において前記係合部75bと同一の位置、かつ前記ペダル回動軸30の径方向において前記係合部75bと異なる位置に配置され、前記駐車ブレーキ操作具122が操作されるのに伴って、前記連結部90のブレーキ連結解除位置への移動を規制する連結解除規制部124と、
を具備するものである。
このように構成することにより、連結アーム部75aの左ブレーキペダル50側の空間(連結アーム部75aと左ブレーキペダル50との間の空間であって、係合部75bが設けられていない空間)を、連結解除規制部124の配置のために有効活用することができる。
また、前記係合部は、
前記ペダル回動軸30の径方向において、前記連結解除規制部124よりも外側に配置されているものである。
このように構成することにより、係合部75bを連結解除規制部124よりも径方向外側(本実施形態では、下側)に配置することで、ペダル回動軸30から比較的遠い位置で当該係合部75bを連結部90と係合させることができる。これによって、連結部90が被連結部75と係合された際に当該連結部90に加わる荷重を比較的小さく抑えることができる。すなわち、支点(ペダル回動軸30)と作用点(係合部75b)の間の距離を比較的大きくとることで、作用点(係合部75b)に加わる力を抑えることができる。
また、前記右ブレーキペダル70は、
前記アーム部72と前記被連結部75とを連結するように設けられた補強部76(第一補強部)をさらに具備するものである。
このように構成することにより、右ブレーキペダル70(アーム部72及び被連結部75)の強度の向上を図ることができる。
また、前記連結部90は、
前記ペダル回動軸30と非平行に設けられた連結部回動軸90aを介して前記アーム部52に対して揺動可能に設けられ、前記連結部回動軸90aを中心として揺動することで、前記ブレーキ連結位置又は前記ブレーキ連結解除位置に移動するものである。
このように構成することにより、簡単な操作(揺動操作)で左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70を連結又は当該連結を解除することができる。
前記連結部90は、
前記アーム部52の回動方向一側(前側)に配置され、前記ブレーキ連結位置において前記アーム部52に対する前記被連結部75の前記回動方向一側(前側)への相対的な回動を規制可能な前側回動規制部92(第一回動規制部)と、
前記アーム部52の回動方向他側(後側)に配置され、前記ブレーキ連結位置において前記アーム部52に対する前記被連結部75の前記回動方向他側(後側)への相対的な回動を規制可能な後側回動規制部94(第二回動規制部)と、
前記アーム部52を挟んで前記被連結部75と相反する側(左側)において、前記第一回動規制部と前記第二回動規制部とを連結する規制部連結部91と、
を具備するものである。
このように構成することにより、簡易な構成で左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70とを連結することができる。
また、前記連結部90は、
前記前側回動規制部92の前記被連結部75側の端部から前記回動方向一側(前側)へと延設される前側連結規制部93(第一連結規制部)と、
前記後側回動規制部94の前記被連結部75側の端部から前記回動方向他側(後側)へと延設される後側連結規制部95(第二連結規制部)と、
をさらに具備するものである。
このように構成することにより、左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70の位置がずれている場合(例えば、いずれか一方が操作されている状態)に、前側連結規制部93又は後側連結規制部95が右ブレーキペダル70(被連結部75)と当接することで、連結部90がブレーキ連結位置へと移動するのを防止することができる。
また、前記連結部90は、
前記前側回動規制部92と前記前側連結規制部93を連結するように設けられた補強部96(第二補強部)をさらに具備するものである。
このように構成することにより、連結部90の強度の向上を図ることができる。
また、前記補強部96は、
前記前側回動規制部92と前記前側連結規制部93と共に、略矩形状の枠を形成するように設けられるものである。
このように構成することにより、連結部90の強度の向上を図ることができる。
また、前記連結部90は、
前記補強部96に設けられ、前記連結部90を前記ブレーキ連結解除位置へと移動させるためのブレーキ連結解除ペダル140(解除操作具)と接続されたワイヤー141(第二リンク部材)が連結されるワイヤー連結部97(第二リンク連結部)をさらに具備するものである。
このように構成することにより、連結部90をブレーキ連結解除位置へと移動させる際の操作荷重を補強部96によって受けることで、当該連結部90の強度の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、被連結部75が右ブレーキペダル70に設けられるものとしたが、左ブレーキペダル50に設ける構成とすることも可能である。この場合、右ブレーキペダル70に連結部90を設け、当該連結部90を左ブレーキペダル50の被連結部75と連結させることで、左ブレーキペダル50と右ブレーキペダル70を連結させることができる。
また、本実施形態において、被連結部75は右ブレーキペダル70の中心部71から径方向に延出するように形成されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、被連結部75を右ブレーキペダル70のアーム部72から側方(左ブレーキペダル50側)に延出するように形成することも可能である。これによって連結部90と被連結部75を近接させることができ、ひいては連結部90に加わる荷重を低減することができる。
また、本実施形態において、被連結部75は連結アーム部75a及び係合部75bを具備するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、被連結部75は任意の構成とすることが可能である。例えば、被連結部75に係合部75bを設けず、連結アーム部75aに直接連結部90を係合させることも可能である。
また、本実施形態において、連結部90は、連結部回動軸90aを中心として回動することで、ブレーキ連結位置又はブレーキ連結解除位置に移動するものとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、連結部90は、左ブレーキペダル50に対して左右に摺動可能に設けられ、当該連結部90を摺動させることで、ブレーキ連結位置又はブレーキ連結解除位置に移動する構成とすることも可能である。
また、本実施形態において、連結部90は、被連結部75を前後から挟み込むことで当該被連結部75と係合するものとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、連結部90を被連結部75に形成された切欠部や孔等に挿通することで、当該被連結部75と係合させることも可能である。
また、本実施形態において、連結部90の補強部96は、前側回動規制部92と前側連結規制部93を連結するように設けられるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、補強部96を、後側回動規制部94と後側連結規制部95を連結するように設けることも可能である。また、補強部96を、前側回動規制部92と前側連結規制部93、並びに後側回動規制部94と後側連結規制部95を連結するように(すなわち、連結部90の前後に2つ)設けることも可能である。
また、本実施形態においては、作業車としてトラクタ1を例示したが、本発明はこれに限るものではない。すなわち作業車は、その他の農業車両、建設車両、産業車両等であってもよい。
1 トラクタ
30 ペダル回動軸
50 左ブレーキペダル
51 中心部
52 アーム部
53 踏み込み部
70 右ブレーキペダル
71 中心部
72 アーム部
73 踏み込み部
75 被連結部
90 連結部

Claims (12)

  1. ペダル回動軸に対して回動可能に支持される第一中心部、
    前記第一中心部から径方向に延出するように形成される第一アーム部、
    及び前記第一アーム部に設けられ、踏み込み操作可能な第一踏み込み部を有する第一ブレーキペダルと、
    前記ペダル回動軸に対して回動可能に支持される第二中心部、
    前記第二中心部から径方向に延出するように形成される第二アーム部、
    前記第二アーム部に設けられ、踏み込み操作可能な第二踏み込み部、
    及び前記ペダル回動軸の軸方向において前記第二アーム部よりも前記第一ブレーキペダル側に形成されると共に、前記第二中心部から径方向に延出するように形成される被連結部を有する第二ブレーキペダルと、
    前記第一アーム部に設けられ、前記被連結部と係合されるブレーキ連結位置と、前記被連結部との係合が解除されるブレーキ連結解除位置と、の間で移動可能な連結部と、
    を具備する作業車。
  2. 前記第二ブレーキペダルは、
    前記ペダル回動軸の軸方向において前記第二アーム部と前記被連結部との間に形成されると共に、前記第二中心部から径方向に延出するように形成され、制動装置と接続された第一リンク部材が連結される第一リンク連結部をさらに具備する、
    請求項1に記載の作業車。
  3. 前記被連結部は、
    前記第二中心部から径方向に延出するように形成される連結アーム部と、
    前記連結アーム部の側面のうち、前記ペダル回動軸の軸方向において前記第一ブレーキペダル側の側面に固定され、前記連結部が係合可能な係合部と、
    を具備する、
    請求項1又は請求項2に記載の作業車。
  4. 前記第一ブレーキペダル及び前記第二ブレーキペダルを踏み込み操作された位置で保持する駐車ブレーキ機構をさらに具備し、
    前記駐車ブレーキ機構は、
    操作可能な操作部と、
    前記操作部が操作されるのに伴って、前記第一ブレーキペダル又は前記第二ブレーキペダルの少なくともいずれか一方に係合することで、前記第一ブレーキペダル又は前記第二ブレーキペダルの回動を規制するペダル回動規制部と、
    前記ペダル回動軸の軸方向において前記係合部と同一の位置、かつ前記ペダル回動軸の径方向において前記係合部と異なる位置に配置され、前記操作部が操作されるのに伴って、前記連結部のブレーキ連結解除位置への移動を規制する連結解除規制部と、
    を具備する、
    請求項3に記載の作業車。
  5. 前記係合部は、
    前記ペダル回動軸の径方向において、前記連結解除規制部よりも外側に配置されている、
    請求項4に記載の作業車。
  6. 前記第二ブレーキペダルは、
    前記第二アーム部と前記被連結部とを連結するように設けられた第一補強部をさらに具備する、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の作業車。
  7. 前記連結部は、
    前記ペダル回動軸と非平行に設けられた連結部回動軸を介して前記第一アーム部に対して揺動可能に設けられ、前記連結部回動軸を中心として揺動することで、前記ブレーキ連結位置又は前記ブレーキ連結解除位置に移動する、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の作業車。
  8. 前記連結部は、
    前記第一アーム部の回動方向一側に配置され、前記ブレーキ連結位置において前記第一アーム部に対する前記被連結部の前記回動方向一側への相対的な回動を規制可能な第一回動規制部と、
    前記第一アーム部の回動方向他側に配置され、前記ブレーキ連結位置において前記第一アーム部に対する前記被連結部の前記回動方向他側への相対的な回動を規制可能な第二回動規制部と、
    前記第一アーム部を挟んで前記被連結部と相反する側において、前記第一回動規制部と前記第二回動規制部とを連結する規制部連結部と、
    を具備する、
    請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の作業車。
  9. 前記連結部は、
    前記第一回動規制部の前記被連結部側の端部から前記回動方向一側へと延設される第一連結規制部と、
    前記第二回動規制部の前記被連結部側の端部から前記回動方向他側へと延設される第二連結規制部と、
    をさらに具備する、
    請求項8に記載の作業車。
  10. 前記連結部は、
    前記第一回動規制部と前記第一連結規制部、又は前記第二回動規制部と前記第二連結規制部のうち少なくとも一方を連結するように設けられた第二補強部をさらに具備する、
    請求項9に記載の作業車。
  11. 前記第二補強部は、
    前記第一回動規制部と前記第一連結規制部、又は前記第二回動規制部と前記第二連結規制部のうち少なくとも一方と共に、略矩形状の枠を形成するように設けられる、
    請求項10に記載の作業車。
  12. 前記連結部は、
    前記第二補強部に設けられ、前記連結部を前記ブレーキ連結解除位置へと移動させるための解除操作具と接続された第二リンク部材が連結される第二リンク連結部をさらに具備する、
    請求項10又は請求項11に記載の作業車。
JP2018084725A 2018-04-26 2018-04-26 作業車 Active JP6928578B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018084725A JP6928578B2 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018084725A JP6928578B2 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019189057A true JP2019189057A (ja) 2019-10-31
JP6928578B2 JP6928578B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=68388290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018084725A Active JP6928578B2 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 作業車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6928578B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10114261A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業用走行車
JP2014031117A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Kubota Corp 作業車
US20140096635A1 (en) * 2011-06-03 2014-04-10 Agco International Gmbh Steering and brake arrangements
JP2016094052A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両
JP2017039339A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車輌

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10114261A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業用走行車
US20140096635A1 (en) * 2011-06-03 2014-04-10 Agco International Gmbh Steering and brake arrangements
JP2014031117A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Kubota Corp 作業車
JP2016094052A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両
JP2017039339A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車輌

Also Published As

Publication number Publication date
JP6928578B2 (ja) 2021-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4866307B2 (ja) 作業車
WO2011077758A1 (ja) 作業車
JP2017039339A (ja) 作業車輌
US9174613B2 (en) Vehicle speed operating device for work vehicle
JP5313861B2 (ja) 作業車
JP2019189057A (ja) 作業車
JP5274957B2 (ja) ステップステー
JP4378201B2 (ja) 作業車
WO2006027940A1 (ja) 走行操作装置及び作業車両
US5540308A (en) Parking lock for vehicle
JP6775448B2 (ja) 作業車
JPH11201870A (ja) 座席搭載形ドライブロボットの固定装置
JP7123852B2 (ja) 作業車の駐車用ブレーキ機構及び作業車
JP5400549B2 (ja) 作業車の油圧装置
JP6849529B2 (ja) 作業車両
JP6514029B2 (ja) 作業用走行車
JP5308324B2 (ja) 作業車
JP2022024381A (ja) 作業車
JP6375813B2 (ja) トラクター
JP6315405B2 (ja) 運搬車の操作装置
JP5391161B2 (ja) 切換操作装置
JP4260093B2 (ja) 作業車の速度維持構造
JP5781390B2 (ja) 油圧式無段変速機構を有する作業用車両
JP2006071033A (ja) 走行操作装置
JP2004196267A (ja) トラクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6928578

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150