JP2019185192A - 情報処理装置、勤務管理システムおよびプログラム - Google Patents

情報処理装置、勤務管理システムおよびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019185192A
JP2019185192A JP2018071876A JP2018071876A JP2019185192A JP 2019185192 A JP2019185192 A JP 2019185192A JP 2018071876 A JP2018071876 A JP 2018071876A JP 2018071876 A JP2018071876 A JP 2018071876A JP 2019185192 A JP2019185192 A JP 2019185192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
information
worker
analysis
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018071876A
Other languages
English (en)
Inventor
田川 昌俊
Masatoshi Tagawa
昌俊 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2018071876A priority Critical patent/JP2019185192A/ja
Publication of JP2019185192A publication Critical patent/JP2019185192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】在宅勤務者の無理な勤務状況を検知し、適切な勤務を促すことを可能にする。【解決手段】勤務者の勤務形態に関する情報を取得する勤務形態情報取得部21と、勤務形態情報取得部21により取得した勤務形態に関する情報に基づき、予め定められた期間ごとの勤務者の勤務状況を分析する勤務形態分析部22と、勤務形態分析部22による期間ごとの分析結果を比較し、比較結果が予め定められた条件を満たすか否かを判定する勤務状況判定部23と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、勤務管理システムおよびプログラムに関する。
従来、在宅勤務者の勤務状態を管理する技術がある。下記特許文献1には、その在宅勤務者端末からの就業開始通知を受けた後の所定タイミング(予め決められている時刻)に対応して、在宅者端末に送信する業務管理データ(人事考課、休息時間、グラフ、画像、等)を記憶しており、所定タイミングに到ったときに、その記憶された業務管理データを在宅勤務者端末に対して伝送する在宅勤務管理サーバが開示されている。
また、下記特許文献2には、各在宅勤務者の勤務状況を記録し、在宅勤務者の毎の業務履歴データに基づいて在宅勤務時間を集計し、集計された在宅勤務時間と業務別時給テーブルから給与を計算し、勤務状況を自動的に在宅勤務者に問い合わせ、各個人コンピュータから読み出した業務履歴データを一時的に格納し、業務履歴データベースにより在宅勤務者毎の集計時間を管理する技術が開示されている。
また、下記特許文献3には、従業員の勤務実績を示す勤務実績情報を取得して蓄積し、勤務実績情報を入力させるためのインタフェースを生成してクライアントに提供し、提供したインタフェースを介してクライアントから勤務実績情報が入力されたことを契機に、蓄積されている各従業員の勤務実績情報と、労務に関する規則に基づいて規定される勤務実績の基準を示す基準情報と、に基づいて、各従業員の労務状況が前記労務に関する規則に抵触するか否かを判別し、抵触が判別された従業員と、当該従業員を監督する他の従業員とが使用するクライアントに注意喚起のための情報を送信する勤務管理サーバが開示されている。
特開2002−197240号公報 特開2002−259646号公報 特開2007−272746号公報
しかし、単に情報を収集したり、予め定められた規則に基づいて判別するだけでは、勤務形態に無理がある(在宅勤務者が無理をして勤務している)ことを検知することはできない。
本発明は、在宅勤務者の無理な勤務状況を検知し、適切な勤務を促すことを可能にすることを目的とする。
請求項1に係る本発明は、
勤務者の勤務形態に関する情報を取得する取得手段と、
取得した前記勤務形態に関する情報に基づき、予め定められた期間ごとの前記勤務者の勤務状況を分析する分析手段と、
前記分析手段による前記期間ごとの分析結果を比較し、比較結果が予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする、情報処理装置である。
請求項2に係る本発明は、
前記判定手段は、前記条件として、前記分析手段の分析により得られた特定の前記期間における勤務状況を表す情報が他の一定期間における勤務状況を表す情報に対してどれだけ乖離しているか、および、当該特定の期間を含む一定期間における勤務状況を表す情報が予め定められた特定の傾向を示しているか、のうち、少なくとも一つを判定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に係る本発明は、
前記分析手段は、前記勤務状況を表す情報として、勤務の開始時間、勤務の終了時間および勤務時間の長さの情報のうち、少なくとも一つを抽出し、
前記判定手段は、前記分析手段により抽出された勤務時間に関する前記情報に関して、前記条件を満たすか否かを判定すること
を特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に係る本発明は、
前記分析手段は、前記勤務状況を表す情報として、勤務の中抜け時間および中抜け回数の情報のうち、少なくとも一つを抽出し、
前記判定手段は、前記分析手段により抽出された勤務態様に関する前記情報に関して、前記条件を満たすか否かを判定すること
を特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る本発明は、
前記分析手段は、前記勤務状況を表す情報として、勤務における作業に要した時間を抽出し、
前記判定手段は、前記分析手段により抽出された勤務における作業に要した時間に関して、前記条件を満たすか否かを判定すること
を特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項6に係る本発明は、
前記判定手段により前記分析手段による前記期間ごとの分析結果を比較した比較結果が前記条件を満たすと判定された場合に、管理者へ通知を行う通知手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7に係る本発明は、
前記通知手段は、勤務者による業務の実施に関して管理者が承認するための承認システムと連動し、管理者が当該承認システムにおいて承認対象の勤務者を選択した際に、当該勤務者に関する前記判定手段の判定結果の情報を当該管理者へ通知することを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8に係る本発明は、
勤務における作業に使用され、勤務形態に関する情報を記録する勤務者端末と、
前記勤務者端末から前記勤務形態に関する情報を取得し、取得した情報に基づき、予め定められた期間ごとの勤務者の勤務状況を分析し、当該期間ごとの分析結果を比較した比較結果が予め定められた条件を満たすか否かを判定するサーバと、
を備えることを特徴とする、勤務管理システムである。
請求項9に係る本発明は、
勤務者の勤務状況を管理する管理者端末をさらに備え、
前記サーバは、前記勤務者の勤務状況に関して、前記期間ごとの分析結果を比較した比較結果が前記条件を満たすと判定した場合に、前記管理者端末へ通知することを特徴とする、請求項8に記載の勤務管理システムである。
請求項10に係る本発明は、
コンピュータを、
勤務者の勤務形態に関する情報を取得する取得手段と、
取得した前記勤務形態に関する情報に基づき、予め定められた期間ごとの前記勤務者の勤務状況を分析する分析手段と、
前記分析手段による前記期間ごとの分析結果を比較し、比較結果が予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定手段として、
機能させることを特徴とする、プログラム。
請求項1の発明によれば、単に勤務時間や作業の進捗に関する情報を収集する構成と比較して、在宅勤務者の無理な勤務状況を検知し、適切な勤務を促すようにすることができる。
請求項2の発明によれば、単に勤務時間や作業の進捗に関する情報を収集する構成と比較して、在宅勤務者の勤務状況の変化を検知することができる。
請求項3の発明によれば、単に勤務時間や作業の進捗に関する情報を収集する構成と比較して、在宅勤務者の勤務時間に関わる勤務状況の変化を検知することができる。
請求項4の発明によれば、単に勤務時間や作業の進捗に関する情報を収集する構成と比較して、在宅勤務者の勤務態様に関わる勤務状況の変化を検知することができる。
請求項5の発明によれば、単に勤務時間や作業の進捗に関する情報を収集する構成と比較して、在宅勤務者の勤務における作業の負担の変化を検知することができる。
請求項6の発明によれば、単に勤務時間や作業の進捗に関する情報を収集して管理者に通知する構成と比較して、管理者に、勤務状況の変化に対する対応を促すことができる。
請求項7の発明によれば、単に勤務時間や作業の進捗に関する情報を収集して管理者に通知する構成と比較して、承認操作を行うために管理者が特定の勤務者に着目した際に、当該勤務者の勤務状況の変化を知らせることができる。
請求項8の発明によれば、単に勤務時間や作業の進捗に関する情報を収集する構成と比較して、在宅勤務者の無理な勤務状況を検知し、適切な勤務を促すようにすることができる。
請求項9の発明によれば、単に勤務時間や作業の進捗に関する情報を収集する構成と比較して、在宅勤務者の勤務状況の変化を管理者に報知することができる。
請求項10の発明によれば、単に勤務時間や作業の進捗に関する情報を収集する構成と比較して、本発明のプログラムをインストールしたコンピュータにおいて、在宅勤務者の無理な勤務状況を検知し、適切な勤務を促すようにすることができる。
本実施形態による勤務管理システムの全体構成を示す図である。 勤務者端末の機能構成を示す図である。 管理サーバの機能構成を示す図である。 管理者端末の機能構成を示す図である。 勤務の開始時刻に関する勤務形態分析部の分析結果の例を示す図である。 勤務の終了時刻に関する勤務形態分析部の分析結果の例を示す図である。 勤務時間に関する勤務形態分析部の分析結果の例を示す図である。 勤務中の勤務者の反応に関する勤務形態分析部の分析結果の例を示す図である。 業務の進捗度に関する勤務形態分析部の分析結果の例を示す図である。 勤務者端末の動作を示すフローチャートである。 管理者端末の動作を示すフローチャートである。 勤務者端末、管理サーバ、管理者端末として用いられるコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態による勤務管理システムの全体構成を示す図である。勤務管理システム100は、勤務者端末10と、管理サーバ20と、管理者端末30とを備える。各装置は、ネットワーク40を介して接続されている。
勤務者端末10は、勤務者が使用する情報処理装置である。勤務者端末10は、勤務者の勤務形態に関する情報を収集し、ネットワーク40を介して管理サーバ20へ送信する。勤務者端末10は、例えば、パーソナル・コンピュータ(PC)等で実現される。管理サーバ20は、勤務者の勤務形態を管理するサーバである。管理サーバ20は、ネットワーク40を介して勤務者端末10から勤務形態に関する情報を取得して分析し、勤務者の勤務状況を判定する。管理者端末30は、勤務者を管理する管理者が使用する情報処理装置である。
ネットワーク40は、各装置の間のデータ通信に用いられる通信ネットワークであれば特に限定されず、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等として良い。データ通信に用いられる通信回線は、有線か無線かを問わず、これらを併用しても良い。ゲートウェイ装置、ルータ、アクセスポイント等の中継装置を用い、複数のネットワークや通信回線を介して各装置を接続するように構成しても良い。
<勤務者端末の機能構成>
図2は、勤務者端末10の機能構成を示す図である。勤務者端末10は、通信部11と、勤務形態情報収集部12と、作業処理部13とを備える。勤務者端末10は、勤務管理システム100による管理対象である。一例として、勤務者端末10は、在宅勤務者に使用される端末装置である。
通信部11は、管理サーバ20と接続し、勤務形態情報収集部12により収集された勤務形態情報を送信する。勤務形態情報の送信は、定期的(例えば、1日の特定の時間)に行っても良いし、起動時や業務の終了時、特定の事象が発生したとき等のように特定の条件を満足した場合に送信するようにしても良い。定期的な送信と条件に基づく送信を組み合わせて実行しても良い。
勤務形態情報収集部12は、勤務者による勤務の実行に伴って得られる勤務形態情報を収集する。勤務形態情報とは、勤務形態を特徴付ける情報である。したがって、勤務形態情報は、主に勤務時間に関する情報となる。例えば、勤務の開始時刻、終了時刻、勤務時間の長さ、中抜け時間、中抜け回数、作業に要した時間等を挙げることができる。勤務時間の長さとは、勤務の開始から終了までの時間から中抜け時間を差し引いた時間である。中抜けとは、勤務開始から終了までの間に設定される、勤務を行わない(中断する)状態である。中抜け中は、勤務時間に含まれない。作業に要した時間とは、勤務中に行われる特定の作業に要した時間である。例えば、チャット・システム等を用いた、業務上のメッセージのやり取りに要した時間等を含む。
この勤務形態情報収集部12は、勤務開始時に起動して情報の収集を開始し、勤務終了時に動作を終了する。上述したように、勤務形態情報は、主に勤務時間に関する情報であるが、勤務時間に関連付けた作業の進捗度を表す情報を含む場合がある。詳しくは後述するが、作業の進捗度を考慮することにより、勤務者が勤務時間外に勤務に係る作業を行ったこと等を類推し得る。
作業処理部13は、勤務形態情報収集部12により情報を取得する対象である特定の作業の実行手段である。情報の取得対象としての具体的な作業は、勤務者の業務内容や勤務条件等に応じて定め得るが、一例として、上述したチャット・システム等のように、通信手段を用いて他の勤務者とリアルタイムに情報のやり取りを行う作業を含む。
また、作業処理部13は、勤務者の勤務として行われる作業の処理を実行しても良い。例えば、勤務者の勤務の内容が文書やその他のデータの編集である場合、勤務者端末10として用いられるPCに編集対象のデータを扱うアプリケーションプログラムがインストールされていれば、勤務者は、勤務者端末10を用いて勤務における作業を実行し得る。このような場合、上述した勤務形態情報として収集される作業の進捗度を表す情報を、作業処理部13により実行された作業処理に基づいて取得しても良い。
<管理サーバの機能構成>
図3は、管理サーバ20の機能構成を示す図である。管理サーバ20は、勤務形態情報取得部21と、勤務形態分析部22と、勤務状況判定部23と、判定結果通知部24とを備える。また、管理サーバ20は、承認申請部25と、認証部26と、通信部27とを備える。
勤務形態情報取得部21は、勤務者端末10から勤務形態情報を取得する。取得した勤務形態情報は、磁気ディスク装置やSSD(Solid State Drive)等の記憶手段(図示せず)に保持される。勤務形態情報取得部21は、取得手段の一例である。
勤務形態分析部22は、勤務形態情報取得部21により取得された勤務形態情報に基づき、勤務者の勤務形態を分析する。勤務形態分析部22は、勤務形態情報を、特定の期間(以下、単位期間)分ごとに統計的に処理し、単位期間ごとの勤務形態情報の統計データを得る。単位期間は、例えば1か月ごと等として良い。勤務形態分析部22による分析は、例えば、勤務者端末10の勤務形態情報収集部12で収集される勤務の開始時刻、終了時刻、勤務時間の長さ、中抜け時間、中抜け回数、作業に要した時間等の各々について行われる。勤務形態分析部22は、分析手段の一例である。
勤務状況判定部23は、勤務形態分析部22により得られた単位期間ごとの勤務形態情報の統計データを用いて、勤務者の勤務状況が予め定められた条件(判定条件)を満たすか否かを判定する。具体的な判定条件は、勤務者の業務内容や勤務条件等に応じて定め得るが、例えば、次のような方針で判定条件を設定し得る。
判定条件1:単位期間または単位期間を含む一定期間における勤務状況を表す情報が、予め定められた特定の傾向を示しているか。
判定条件2:一の単位期間における勤務状況を表す情報が、他の一定期間(単位期間とは別の期間)における勤務状況を表す情報に対してどれだけ乖離しているか。
判定条件1は、判定対象の勤務形態情報として得られた値自体の異常性を判定する条件と言える。また、判定条件2は、判定対象の勤務形態情報として得られた単位期間ごとの値における相対的な異常性を判定する条件と言える。
勤務状況判定部23による判定は、例えば、勤務形態分析部22により分析された勤務の開始時刻、終了時刻、勤務時間の長さ、中抜け時間、中抜け回数、作業に要した時間等の各情報に関して行われる。勤務状況判定部23は、勤務者の勤務状況が上記の方針で設定された判定条件を満たす場合は、その勤務者の勤務状況を、管理者に通知すべき異常な状況と判断する。勤務状況判定部23は、判定手段の一例である。
判定結果通知部24は、勤務状況判定部23による判定結果を管理者端末30へ通知する。判定結果通知部24は、勤務形態情報が分析される単位期間に応じて判定結果の通知を行っても良い。例えば、単位期間が1か月である場合、1か月に1回、判定結果を通知するようにしても良い。また、勤務者による業務の実施に関して管理者が承認するための承認システム(図示せず)と連動し、管理者が承認システムにおいて承認対象の勤務者を選択した際に、選択された勤務者に関する判定結果を管理者端末30へ通知するようにしても良い。ここで、承認システムは、本実施形態の勤務管理システム100とは別に稼働するシステムである。したがって、承認システムにおける承認対象者であって、勤務管理システム100における管理対象者でない勤務者も存在する。例えば、勤務管理システム100による管理を在宅勤務等のいわゆるテレワークにより勤務を行う勤務者に対して行う場合、オフィスでの勤務者は、承認システムにおける承認対象者であっても勤務管理システム100における管理対象者とならない。
また、判定結果通知部24は、勤務状況判定部23による判定の結果、勤務者の勤務状況において、判定条件を満たすと判定されたものがある場合にのみ、上述した通知タイミングで管理者端末30へ通知するようにしても良い。この場合、管理者は、管理サーバ20からの通知がなければ、勤務者の勤務形態が異常でないと判断し得る。またこの場合、勤務者の勤務状況が判定条件を満たさない(勤務状況が正常)と判定された場合であっても、管理者端末30からの要求により、判定結果を通知するようにしても良い。さらに、判定結果通知部24は、勤務状況判定部23による判定の結果、勤務者の勤務状況において、特定の判定条件を満たすと判定された場合に、次の通知時期を待たずに判定結果を管理者端末30へ通知するようにしても良い。判定結果通知部24は、通知手段の一例である。
承認申請部25は、勤務者による業務の実施に関して管理者の承認を求める申請通知を管理者端末30へ送信する。承認申請部25は、一定期間ごと(例えば、1か月に1回)に申請通知を送信する。なお、この申請通知は、管理サーバ20とは別に設けられた承認システムのサーバにおいて行っても良いし、勤務者端末10から管理者端末30へ送信する構成としても良い。ただし、この場合、判定結果通知部24による判定結果の通知を承認システムと連動させるには、管理サーバ20は、承認申請が行われるタイミングを取得する必要がある。
認証部26は、勤務者端末10の勤務者を認証する。なお、勤務者の認証処理自体は別に設けられた認証サーバが行い、認証結果を認証部26が取得するようにしても良い。通信部27は、勤務者端末10と接続し、勤務形態情報を受信する。また、通信部27は、管理者端末30に接続し、判定結果の通知や承認申請の通知を送信する。
<管理者端末の機能構成>
図4は、管理者端末30の機能構成を示す図である。管理者端末30は、通信部31と、記憶部32と、管理処理実行部33と、承認実行部34とを備える。
通信部31は、管理サーバ20と接続し、勤務状況の判定結果の通知や承認申請の通知を受信する。記憶部32は、通信部31により受信した勤務状況の判定結果の通知や承認申請の通知を保持する。
管理処理実行部33は、管理サーバ20から取得した勤務状況の判定結果の報知画面を生成し、管理者端末30の表示装置(図示せず)に表示させる。管理処理実行部33は、報知画面の表示を、管理者による表示指示の入力操作に応じて行う他、勤務形態情報が分析される単位期間に応じて特定される時期に行っても良い。例えば、単位期間が1か月である場合、1か月に1回、月末等の特定の時期に報知画面の表示を行っても良い。
また、管理処理実行部33は、管理サーバ20において勤務者の勤務状況が判定条件を満たすと判定された場合、判定結果と共に、勤務者の勤務状況に問題(注意事項)があることを管理者に報知する。かかる報知は、例えば、勤務状況に問題があることを示すメッセージを表示手段に表示することにより行われる。また、この場合、勤務者に連絡を取ることを促すメッセージを表示しても良い。かかる報知は、判定結果の報知と共に行う他、承認実行部34による承認処理の動作と共に行っても良い。
承認実行部34は、管理サーバ20から取得した承認申請に基づき、承認画面を生成し、管理者端末30の表示装置に表示させる。承認実行部34は、例えば、予め定められた時期(例えば、1か月に1回、月末等の特定の時期)に、管理者による表示指示の入力操作に応じて、承認画面の表示を行う。承認画面には、管理者が勤務者による業務の実施に関して承認したことを承認システムに登録するための操作ボタン等が表示される。
<判定例>
次に、本実施形態による判定例を示す。以下では、勤務の開始時刻、勤務の終了時刻、勤務時間の長さ、勤務中の勤務者の反応、業務の進捗度に対する判定の例を、それぞれ図を参照して説明する。ここでは、勤務形態情報を収集する単位時間を1か月としている。
図5は、勤務の開始時刻に関する勤務形態分析部22の分析結果の例を示す図である。図5において、グラフの縦方向の数字は発生回数を示している。図5には、勤務の開始時刻について1か月ごとの統計値が4か月分(4月から7月)表示されている。ここで、勤務状況判定部23の判定における判定条件を次のように設定する。
条件A1:開始時刻が8時以前の日と13時以降の日が合わせて8回以上。
条件A2:開始時刻が8時以前の日が3回以上であり、かつ、13時以降の日が3回以上。
条件A3:開始時刻が8時以前の日と13時以降の日の合計値が過去6か月で最高回数。
条件A4:開始時刻が8時以前の日と13時以降の日の合計値が過去6か月の平均より20%以上多い。
条件A5:開始時刻が8時以前の日と13時以降の日の合計値が3か月連続で増加。
以上の判定条件のうち、条件A1、A2は、勤務状況判定部23の説明で示した判定条件1に対応し、条件A3〜A5は、勤務状況判定部23の説明で示した判定条件2に対応する。図5に示す例では、7月の勤務形態情報が条件A1を満たしている。また、図5のグラフには4か月分の分析結果しか表示されていないが、7月の勤務形態情報は条件A3も満たしている可能性がある。したがって、勤務状況判定部23による判定の結果、判定結果通知部24は、7月の勤務状況が異常であることを管理者端末30に報知する。
図6は、勤務の終了時刻に関する勤務形態分析部22の分析結果の例を示す図である。図6において、グラフの縦方向の数字は発生回数を示している。図6には、勤務の終了時刻について1か月ごとの統計値が4か月分(4月から7月)表示されている。ここで、勤務状況判定部23の判定における判定条件を次のように設定する。
条件B1:終了時刻が22時以降の日が3回以上。
条件B2:終了時刻が20時以降の日が8回以上。
条件B3:終了時刻が20時〜22時までの日と22時以降の日の合計値が過去6か月で最高回数。
条件B4:終了時刻が20時〜22時までの日と22時以降の日の合計値が過去6か月の平均より20%以上多い。
条件B5:終了時刻が20時〜22時までの日と22時以降の日の合計値が3か月連続で増加。
以上の判定条件のうち、条件B1、B2は、勤務状況判定部23の説明で示した判定条件1に対応し、条件B3〜B5は、勤務状況判定部23の説明で示した判定条件2に対応する。図6に示す例では、7月の勤務形態情報が条件B1を満たしている。また、4月〜7月の全ての月で、勤務形態情報が条件B2を満たしている。したがって、勤務状況判定部23による判定の結果、判定結果通知部24は、7月の勤務状況が異常であることを管理者端末30に報知する。
図7は、勤務時間に関する勤務形態分析部22の分析結果の例を示す図である。ここでは、勤務時間の長さ、中抜け時間の長さ、中抜け回数が分析されている。図7において、グラフ左側の縦方向の数字は時間を示し、右側の縦方向の数字は中抜けの発生回数を示す。図7には、勤務の終了時刻について1か月ごとの統計値が4か月分(4月から7月)表示されている。ここで、勤務状況判定部23の判定における判定条件を次のように設定する。
条件C1:勤務時間の平均値が8時間以上。
条件C2:中抜けの平均発生回数が4回以上。
条件C3:中抜けの平均時間が2時間以上。
条件C4:1日の中抜け最大回数が7回以上。
条件C5:条件C1〜C4のうち、過去6か月で最高値の項目が2以上。
条件C6:条件C1〜C4のうち、過去6か月の平均より20%以上高い項目が2以上。
条件C7:条件C1〜C4のうち、3か月連続で増加している項目が2以上。
以上の判定条件のうち、条件C1〜C4は、勤務状況判定部23の説明で示した判定条件1に対応し、条件C5〜C7は、勤務状況判定部23の説明で示した判定条件2に対応する。図7に示す例では、7月の勤務形態情報が条件C2を満たしている。また、図7のグラフには4か月分の分析結果しか表示されていないが、7月の勤務形態情報は条件C5およびC6を満たしている可能性がある。したがって、勤務状況判定部23による判定の結果、判定結果通知部24は、7月の勤務状況が異常であることを管理者端末30に報知する。
図8は、勤務中の勤務者の反応に関する勤務形態分析部22の分析結果の例を示す図である。ここでは、勤務時間の長さ、中抜け時間の長さ、反応時間が分析されている。ここで、反応時間は、チャット・システムを用いた業務上のメッセージのやり取りにおいて、勤務者がメッセージを受けてから返答を開始するまでに要した時間とする。図8において、グラフ左側の縦方向の数字は時間(単位:時間)を示し、右側の縦方向の数字は反応時間(単位:秒)を示す。図8には、勤務の終了時刻について1か月ごとの統計値が4か月分(4月から7月)表示されている。ここで、勤務状況判定部23の判定における判定条件を次のように設定する。
条件D1:反応時間の5日間平均が15秒以上。
条件D2:反応時間の5日間平均が過去6か月の平均より20%以上長い。
条件D3:1か月の平均反応時間が15時間以上。
条件D4:1か月の平均反応時間が過去6か月の平均より20%以上長い。
条件D5:平均反応時間が3か月連続で増加。
以上の判定条件のうち、条件D1およびD3は、勤務状況判定部23の説明で示した判定条件1に対応し、条件D2、D4、D5は、勤務状況判定部23の説明で示した判定条件2に対応する。図8に示す例では、条件D1およびD3に該当する月はない。また、図8のグラフには4か月分の分析結果しか表示されていないが、7月の勤務形態情報は条件D2およびD4を満たしている可能性があり、条件D5を満たしている。したがって、勤務状況判定部23による判定の結果、判定結果通知部24は、7月の勤務状況が異常であることを管理者端末30に報知する。
図9は、業務の進捗度に関する勤務形態分析部22の分析結果の例を示す図である。ここでは、業務として文書の編集が行われた場合の進捗度に基づく勤務状況が分析されている。図9に示す例では、文書の編集の進捗度を示すパターン(編集パターン)として下記の三つのパターンが設定され、何れの編集パターンが何回発生したかを分析している。
編集パターンA:前日の業務終了の1時間前に文書を閲覧(または印刷)し、かつ、内容の変更量が第1規定値以下であり、次の業務日における業務開始から3時間以内に内容の変更量が第2規定値以上。
編集パターンB:前日の業務終了の1時間前に文書を閲覧(または印刷)し、次の業務日における業務開始から3時間以内に内容の変更量が第3規定値以上。
編集パターンC:中抜けの1時間前に文書を閲覧(または印刷)し、かつ、内容の変更量が第1規定値以下であり、中抜け解除(終了)から3時間以内に内容の変更量が第2規定値以上。
上記の編集パターンにおいて、文書の内容の変更量は、編集前後の文書を比較して差分を抽出し変更量を算出する種々の既存技術を用いて取得して良い。また、各規定値は、文書の内容、業務の内容、勤務条件等に応じて具体的に定められる。図9において、グラフの縦方向の数字は発生回数を示す。図9には、勤務の終了時刻について1か月ごとの統計値が4か月分(4月から7月)表示されている。ここで、勤務状況判定部23の判定における判定条件を次のように設定する。
条件E1:各編集パターンにおける規定値以上の編集が行われた回数が、編集パターンAが5回、または、編集パターンAと編集パターンBの合計値が20回、または、編集パターンCが5回。
条件E2:編集パターンA、編集パターンAと編集パターンBの合計値、編集パターンCの何れかにおいて、各編集パターンにおける規定値以上の編集が行われた回数が、過去6か月の平均より20%以上多い。
条件E3:編集パターンA、編集パターンAと編集パターンBの合計値、編集パターンCの何れかにおいて、各編集パターンにおける規定値以上の編集が行われた回数が、3か月連続で増加。
以上の判定条件のうち、条件E1は、勤務状況判定部23の説明で示した判定条件1に対応し、条件E2およびE3は、勤務状況判定部23の説明で示した判定条件2に対応する。図9に示す例では、7月の勤務形態情報が編集パターンAで条件E1を満たしている。また、図9のグラフには4か月分の分析結果しか表示されていないが、7月の編集パターンAに関する勤務形態情報は条件E2も満たしている可能性がある。したがって、勤務状況判定部23による判定の結果、判定結果通知部24は、7月の勤務状況が異常であることを管理者端末30に報知する。
<勤務者端末の動作>
図10は、勤務者端末10の動作を示すフローチャートである。まず、勤務者の操作により、勤務者端末10において認証(管理サーバ20のシステムへのログイン)が行われる(S1001)。勤務者端末10は、この認証により勤務者を特定するユーザ情報を取得し(S1002)、管理サーバ20に接続して、認証された勤務者による勤務の開始を登録する(S1003)。また、管理サーバ20は、認証時刻、勤務開始の登録時刻を勤務形態情報として保持する。これ以降、勤務者端末10は、勤務終了(S1011)まで、中抜けに関する動作と、チャット・システムによるメッセージのやり取りに関する動作とを、イベント・ドリブンで実行する。
勤務者は、勤務を中抜けする場合、勤務者端末10に対して中抜け指示の入力操作を行う。勤務者端末10は、中抜け指示を受け付けると(S1004)、中抜けの開始を管理サーバ20に登録する(S1005)。中抜け中は、勤務者端末10は、中抜け解除指示の入力以外の操作ができない状態になっており、勤務に係る作業を行うことはできない。勤務者端末10は、中抜け開始の登録時刻を勤務形態情報として保持する。また、勤務者端末10は、中抜けの発生回数を更新(1追加)し、勤務形態情報として保持する。勤務者が中抜けを終了する場合は、勤務者端末10に対して中抜け解除指示の入力操作を行う。勤務者端末10は、中抜け解除指示を受け付けると(S1006)、勤務再開を管理サーバ20に登録する(S1007)。これにより、勤務者端末10は、通常の操作が実行可能な状態となる。また、勤務者端末10は、中抜けが解除された時刻を勤務形態情報として保持する。
勤務者端末10において、チャット・システムによるメッセージ交換が行われると(S1008)、相手のメッセージに対する勤務者の反応時間を監視する(S1009)。そして、勤務者端末10は、得られた反応時間を勤務形態情報として保持する。
勤務者は、勤務を終了する場合、勤務者端末10に対して勤務の終了指示の入力操作を行う。勤務者端末10は、終了指示を受け付けると(S1010)、勤務の終了を管理サーバ20に登録する(S1011)。また、管理サーバ20は、勤務終了の登録時刻を勤務形態情報として保持する。この後、勤務者端末10は、管理サーバ20との接続を切断し、勤務に関する動作を終了する(S1012)。
<管理者端末の動作>
図11は、管理者端末30の動作を示すフローチャートである。まず、管理者の操作により、管理者端末30が承認システムおよび管理サーバ20による勤務管理システム100にログインする(S1101)。次に、管理者は、管理者端末30において、承認システムにより管理される勤務者のうち、承認操作の対象となる勤務者を選択する。管理者端末30は、勤務者の選択を受け付ける(S1102)。ここで、選択された勤務者が管理サーバ20(勤務管理システム100)により管理される勤務者でない場合(S1103でNo)、管理者端末30は、承認画面を表示して、承認システムによる処理へ移行する(S1111)。
S1102で選択された勤務者が管理サーバ20(勤務管理システム100)による管理対象の勤務者である場合(S1103でYes)、管理者端末30は、管理サーバ20から選択された勤務者の勤務に関する判定結果を取得する(S1104)。ここで、この勤務者による勤務状況に問題(注意事項)がなければ(S1105でNo)、管理者端末30は、承認画面を表示して、承認システムによる処理へ移行する(S1111)。
一方、この勤務者による勤務状況に問題(注意事項)がある場合(S1105でYes)、管理者端末30は、注意事項があることを示すメッセージを表示手段に表示し(S1106)、注意事項を閲覧するか否かの判断を待つ。具体的には、例えば表示手段に、上記メッセージと共に、注意事項を閲覧するか否かを選択する操作ボタンを表示する。注意事項を閲覧しないことが選択された場合(S1107でNo)、管理者端末30は、承認画面を表示して、承認システムによる処理へ移行する(S1111)。
一方、注意事項を閲覧することが選択された場合(S1107でYes)、管理者端末30は、注意事項を表示手段に表示し(S1108)、勤務者に連絡を取るか否かの判断を待つ。具体的には、例えば表示手段に、注意事項と共に、勤務者に連絡を取るか否かを選択する操作ボタンを表示する。勤務者に連絡を取らないことが選択された場合(S1109でNo)、管理者端末30は、承認画面を表示して、承認システムによる処理へ移行する(S1111)。
一方、勤務者に連絡を取ることが選択された場合(S1109でYes)、管理者端末30は、チャット・システム等の連絡手段を起動し(S1110)、さらに承認画面を表示して、承認システムによる処理へ移行する(S1111)。管理者は、起動した連絡手段を用い、勤務者に対して、勤務状況について尋ねたり、相談に乗ったりしても良い。
<ハードウェア構成>
図12は、勤務者端末10、管理サーバ20、管理者端末30として用いられるコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図12に示すコンピュータ200は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)201と、記憶手段である主記憶装置(メイン・メモリ)202および外部記憶装置203を備える。CPU201は、外部記憶装置203に格納されたプログラムを主記憶装置202に読み込んで実行する。主記憶装置202としては、例えばRAM(Random Access Memory)が用いられる。外部記憶装置203としては、例えば磁気ディスク装置やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。また、コンピュータ200は、表示装置(ディスプレイ)210に表示出力を行うための表示機構204と、コンピュータ200のユーザによる入力操作が行われる入力デバイス205とを備える。入力デバイス205としては、例えばキーボードやマウス等が用いられる。また、コンピュータ200は、ネットワークに接続するためのネットワーク・インターフェイス206を備える。なお、図4に示すコンピュータ200の構成は一例に過ぎず、本実施形態で用いられるコンピュータは図4の構成例に限定されるものではない。例えば、記憶装置としてフラッシュ・メモリ等の不揮発性メモリやROM(Read Only Memory)を備える構成としても良い。
図2に示した勤務者端末10が図12に示すコンピュータ200により実現される場合、通信部11は、例えば、ネットワーク・インターフェイス206により実現される。勤務形態情報収集部12および作業処理部13の各機能は、例えば、CPU201がプログラムを実行することにより実現される。
図3に示した管理サーバ20が図12に示すコンピュータ200により実現される場合、勤務形態情報取得部21、勤務形態分析部22、勤務状況判定部23、判定結果通知部24、承認申請部25および認証部26の各機能は、例えば、CPU201がプログラムを実行することにより実現される。通信部27は、例えば、ネットワーク・インターフェイス206により実現される。また、勤務形態情報取得部21が取得した勤務形態情報を保持する記憶手段は、例えば、主記憶装置202や外部記憶装置203により実現される。
図4に示した管理者端末30が図12に示すコンピュータ200により実現される場合、通信部31は、例えば、ネットワーク・インターフェイス206により実現される。記憶部32は、例えば、主記憶装置202や外部記憶装置203により実現される。管理処理実行部33および承認実行部34の各機能は、例えば、CPU201がプログラムを実行することにより実現される。また管理処理実行部33や承認実行部34が報知画面、承認画面、操作画面等の画面を表示させる表示手段は、例えば、表示装置210により実現される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態には限定されない。例えば、勤務者の業務に係る作業は、勤務者端末10で実行する形態であっても良いし、勤務者端末10とは別の情報処理装置により実行する形態であっても良い。前者であれば、作業に用いたアプリケーションプログラムの実行時間を勤務形態情報として収集したり、中抜け中は作業を行うことができないように制御したりすることができる。また、勤務管理システム100は、上記のように承認システムと連動し、承認システムにおける承認処理の実行時に勤務管理状況の判定結果を報知するようにしても良いし、承認システムとは別の独自の条件に基づいて判定結果を報知するようにしても良い。その他、本発明の技術思想の範囲から逸脱しない様々な変更や構成の代替は、本発明に含まれる。
10…勤務者端末、11…通信部、12…勤務形態情報収集部、13…作業処理部、20…管理サーバ、21…勤務形態情報取得部、22…勤務形態分析部、23…勤務状況判定部、24…判定結果通知部、25…承認申請部、26…認証部、27…通信部、30…管理者端末、31…通信部、32…記憶部、33…管理処理実行部、34…承認実行部、100…勤務管理システム

Claims (10)

  1. 勤務者の勤務形態に関する情報を取得する取得手段と、
    取得した前記勤務形態に関する情報に基づき、予め定められた期間ごとの前記勤務者の勤務状況を分析する分析手段と、
    前記分析手段による前記期間ごとの分析結果を比較し、比較結果が予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする、情報処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記条件として、前記分析手段の分析により得られた特定の前記期間における勤務状況を表す情報が他の一定期間における勤務状況を表す情報に対してどれだけ乖離しているか、および、当該特定の期間を含む一定期間における勤務状況を表す情報が予め定められた特定の傾向を示しているか、のうち、少なくとも一つを判定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記分析手段は、前記勤務状況を表す情報として、勤務の開始時間、勤務の終了時間および勤務時間の長さの情報のうち、少なくとも一つを抽出し、
    前記判定手段は、前記分析手段により抽出された勤務時間に関する前記情報に関して、前記条件を満たすか否かを判定すること
    を特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記分析手段は、前記勤務状況を表す情報として、勤務の中抜け時間および中抜け回数の情報のうち、少なくとも一つを抽出し、
    前記判定手段は、前記分析手段により抽出された勤務態様に関する前記情報に関して、前記条件を満たすか否かを判定すること
    を特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記分析手段は、前記勤務状況を表す情報として、勤務における作業に要した時間を抽出し、
    前記判定手段は、前記分析手段により抽出された勤務における作業に要した時間に関して、前記条件を満たすか否かを判定すること
    を特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定手段により前記分析手段による前記期間ごとの分析結果を比較した比較結果が前記条件を満たすと判定された場合に、管理者へ通知を行う通知手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記通知手段は、勤務者による業務の実施に関して管理者が承認するための承認システムと連動し、管理者が当該承認システムにおいて承認対象の勤務者を選択した際に、前記勤務者に関する前記判定手段の判定結果の情報を当該管理者へ通知することを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 勤務における作業に使用され、勤務形態に関する情報を記録する勤務者端末と、
    前記勤務者端末から前記勤務形態に関する情報を取得し、取得した情報に基づき、予め定められた期間ごとの勤務者の勤務状況を分析し、当該期間ごとの分析結果を比較した比較結果が予め定められた条件を満たすか否かを判定するサーバと、
    を備えることを特徴とする、勤務管理システム。
  9. 勤務者の勤務状況を管理する管理者端末をさらに備え、
    前記サーバは、前記勤務者の勤務状況に関して、前記期間ごとの分析結果を比較した比較結果が前記条件を満たすと判定した場合に、前記管理者端末へ通知することを特徴とする、請求項8に記載の勤務管理システム。
  10. コンピュータを、
    勤務者の勤務形態に関する情報を取得する取得手段と、
    取得した前記勤務形態に関する情報に基づき、予め定められた期間ごとの前記勤務者の勤務状況を分析する分析手段と、
    前記分析手段による前記期間ごとの分析結果を比較し、比較結果が予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定手段として、
    機能させることを特徴とする、プログラム。
JP2018071876A 2018-04-03 2018-04-03 情報処理装置、勤務管理システムおよびプログラム Pending JP2019185192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018071876A JP2019185192A (ja) 2018-04-03 2018-04-03 情報処理装置、勤務管理システムおよびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018071876A JP2019185192A (ja) 2018-04-03 2018-04-03 情報処理装置、勤務管理システムおよびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019185192A true JP2019185192A (ja) 2019-10-24

Family

ID=68341226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018071876A Pending JP2019185192A (ja) 2018-04-03 2018-04-03 情報処理装置、勤務管理システムおよびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019185192A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021117167A1 (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 日本電気株式会社 テレワーク効果予測装置、方法及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
JP7349759B1 (ja) 2022-10-26 2023-09-25 株式会社レッドビジョン プログラム、方法、情報処理装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09212551A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Toshiba Corp 通信システム及び同システムの在宅勤務時間管理方法
JP2002092280A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Ntt Dynamic Telema Corp 勤務管理システム及び方法
JP2003030385A (ja) * 2001-07-17 2003-01-31 Toshiba Corp 人事情報管理システム及びプログラム
JP2011065486A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Itcs:Kk 気づきプログラム及び気づきシステム
JP2014093014A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Isera:Kk 従業者が作業実績時間を入力することなく勤務報告ができる勤怠管理システム
JP2014191716A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Ntt Data Corp 勤務管理支援システム、勤務管理支援装置、及び、勤務管理支援方法
JP2017182294A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP6245588B1 (ja) * 2016-11-17 2017-12-13 株式会社セブンティーン 営業支援システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09212551A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Toshiba Corp 通信システム及び同システムの在宅勤務時間管理方法
JP2002092280A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Ntt Dynamic Telema Corp 勤務管理システム及び方法
JP2003030385A (ja) * 2001-07-17 2003-01-31 Toshiba Corp 人事情報管理システム及びプログラム
JP2011065486A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Itcs:Kk 気づきプログラム及び気づきシステム
JP2014093014A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Isera:Kk 従業者が作業実績時間を入力することなく勤務報告ができる勤怠管理システム
JP2014191716A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Ntt Data Corp 勤務管理支援システム、勤務管理支援装置、及び、勤務管理支援方法
JP2017182294A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP6245588B1 (ja) * 2016-11-17 2017-12-13 株式会社セブンティーン 営業支援システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021117167A1 (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 日本電気株式会社 テレワーク効果予測装置、方法及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
JPWO2021117167A1 (ja) * 2019-12-11 2021-06-17
JP7306487B2 (ja) 2019-12-11 2023-07-11 日本電気株式会社 テレワーク効果予測装置、方法及びプログラム
JP7349759B1 (ja) 2022-10-26 2023-09-25 株式会社レッドビジョン プログラム、方法、情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4690133B2 (ja) 保険営業支援方法、プログラム及び装置
US20040267577A1 (en) Method and apparatus for managing risk of disaster
JP2007504573A (ja) ワークフロー動作改善を支援するシステム及びユーザインタフェース
JP2007272746A (ja) 勤務管理装置、および、プログラム
JP2019185192A (ja) 情報処理装置、勤務管理システムおよびプログラム
JP5003084B2 (ja) 業務監視装置、業務監視システム、業務監視方法およびプログラム
JP2002197212A (ja) Posターミナル遠隔保守システム
JP2010104164A (ja) 電力品質データ収集システム、電力品質データ収集装置、電力品質データ収集方法
JP2015103149A (ja) 管理システムおよび管理システムの制御方法
JP2006018529A (ja) ワークフローシステムおよびワークフローシステムの制御方法およびプログラムおよび記録媒体
JP4172559B2 (ja) データ分析結果通知装置および記録媒体
JP4240001B2 (ja) データ収集装置及びプログラム
JP2021009668A (ja) 労務関係書面作成システム、労務関係書面作成プログラム、及び労務関係書面作成サービスの提供方法
JP2003067543A (ja) 勤務管理装置および方法、ならびに、プログラム
JP2020052802A (ja) 作業管理装置、その制御方法およびプログラム
JP2001113796A (ja) スケジュール管理装置
KR20090002587A (ko) 통합 모니터링 시스템 및 그 운용방법
JP2007286931A (ja) 情報処理装置及び方法並びにプログラム
JP5742582B2 (ja) 情報処理装置、人事情報管理システム
JP2020144642A (ja) 営業支援システムおよび営業支援プログラム
JP4394305B2 (ja) オフィス環境提案方法、サーバ装置、オフィス環境提案システム、およびプログラム
JP2009116812A (ja) 不正利用検出装置及びそのプログラム
JP2015026324A (ja) 来院予約システム、来院予約プログラム、予約情報公開装置及び来院予約券発券方法
JP2007047977A (ja) 行動履歴管理システム、行動履歴管理サーバ、行動履歴管理方法及び行動履歴管理プログラム
JP2005038082A (ja) メンテナンス支援システム、デバイス、デバイス管理端末、デバイス用プログラム及び端末用プログラム、並びにメンテナンス支援方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220331

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220823