JP7306487B2 - テレワーク効果予測装置、方法及びプログラム - Google Patents

テレワーク効果予測装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、テレワーク効果予測装置、方法及びプログラムに関し、特に、テレワークの効果を予測するためのテレワーク効果予測装置、方法及びプログラムに関する。
通勤時の交通機関の混雑は事故の発生や大規模イベントの運営に支障をきたすなど社会的な課題となっており、混雑の解消が望まれている。交通機関の混雑を緩和する一手段としてテレワークが期待されている。ここで、テレワークとは、ICT(Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方をいう。テレワークとしては、例えば、在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィス勤務等が挙げられる。
ここで、特許文献1には、地域単位のテレワーク人口を算出する技術が開示されている。特許文献1にかかる技術は、ある年度及び地域におけるテレワーク人口のデータベースを用いて、他の年度及び他の地域について回帰分析を行うことで、他の地域のテレワーク人口を算出するものである。
尚、特許文献2には、各駅における各車両の単位時間毎の混雑率の予測データを、平日及び休祝日並びに天気毎に統計的に計算する技術が開示されている。
特開2018-156307号公報 特開2012-174025号公報
ここで、通常の通勤時間帯にテレワークを行い、時差通勤を実施することで混雑の解消が期待できる。一方、出社を必要とする業務がある場合などには、交通機関の混雑が予測される場合であってもテレワークが適当でない状況が考えられる。このように、個人にとってテレワークが効果的か否かは、様々な要因が影響を与える。しかしながら、これらを勘案して個人ごとにテレワークの効果を定量的に判断する指標が、これまでは存在しなかった。
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、個人単位でテレワークの効果を定量的に判断するための指標を提示するためのテレワーク効果予測装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1の態様にかかるテレワーク効果予測装置は、
通勤経路の混雑度とユーザの共同作業量とに基づいてテレワークの効果度を予測するテレワーク効果予測モデルを記憶する記憶手段と、
指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得する取得手段と、
前記指定日における前記特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出する算出手段と、
前記テレワーク効果予測モデルを用いて、前記取得した予測値及び前記算出した共同作業量から前記テレワークの効果度を予測する予測手段と、
前記予測された効果度に基づく情報を出力する出力手段と、
を備える。
本開示の第2の態様にかかるテレワーク効果予測方法は、
コンピュータが、
指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得し、
前記指定日における前記特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出し、
通勤経路の混雑度とユーザの共同作業量とに基づいてテレワークの効果度を予測するテレワーク効果予測モデルを用いて、前記取得した予測値及び前記算出した共同作業量から前記テレワークの効果度を予測し、
前記予測された効果度に基づく情報を出力する。
本開示の第3の態様にかかるテレワーク効果予測プログラムは、
指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得する処理と、
前記指定日における前記特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出する処理と、
通勤経路の混雑度とユーザの共同作業量とに基づいてテレワークの効果度を予測するテレワーク効果予測モデルを用いて、前記取得した予測値及び前記算出した共同作業量から前記テレワークの効果度を予測する処理と、
前記予測された効果度に基づく情報を出力する処理と、
をコンピュータに実行させる。
本開示により、個人単位でテレワークの効果を定量的に判断するための指標を提示するためのテレワーク効果予測装置、方法及びプログラムを提供することができる。
本実施形態1にかかるテレワーク効果予測装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態1にかかるテレワーク効果予測方法の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかるテレワーク効果予測システムを含む全体構成を示すブロック図である。 本実施形態2にかかるテレワーク効果予測システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態2にかかるテレワーク効果予測モデルの学習処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる学習用データの例を示す図である。 本実施形態2にかかる学習用データの例を示す図である。 本実施形態2にかかる学習用データの例を示す図である。 本実施形態2にかかる重回帰パラメータの例を示す図である。 本実施形態2にかかるテレワーク効果予測方法の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる混雑度特定処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる混雑度特定の概念を説明するための図である。 本実施形態2にかかる共同作業量算出処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態2にかかる共同作業量算出の概念を説明するための図である。 本実施形態2にかかる混雑度及び業務量に応じた予測結果(効果度)の例を示す図である。 本実施形態2にかかる混雑度、業務量及び予測結果(効果度)のグラフ表示の例を示す図である。 本実施形態2にかかる判定結果の出力処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態3にかかるテレワーク効果予測方法の流れを示すフローチャートである。 本実施形態4にかかるテレワーク効果予測システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態4にかかる遠隔会議設定処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施形態1>
図1は、本実施形態1にかかるテレワーク効果予測装置100の構成を示すブロック図である。テレワーク効果予測装置100は、テレワークの効果度を予測するための情報処理装置である。テレワーク効果予測装置100は、記憶部110と、取得部120と、算出部130と、予測部140と、出力部150とを備える。
記憶部110は、記憶手段の一例であり、テレワーク効果予測モデル111を少なくとも記憶する。テレワーク効果予測モデル111は、通勤経路の混雑度とユーザの共同作業量とに基づいてテレワークの効果度を予測するためのロジックが実装されたプログラムモジュール又はAI(Artificial Intelligence)モデルである。
取得部120は、取得手段の一例であり、指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得する。ここで、混雑度とは、公共交通機関を利用した場合の通勤経路における所定区間(例えば、駅間)の車両の混雑度合いを示す値である。例えば、電車やバスの混雑率や乗車率であるか、混雑率を正規化した値であってもよい。取得部120は、混雑度を予測する公知の外部システム又はユーザからの入力により混雑度の予測値を取得する。
算出部130は、算出手段の一例であり、指定日における特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出する。ここで、作業予定には、特定のユーザに設定されているタスクの種類(内容)と開始予定時刻と終了予定時刻とを対応付けた情報が含まれる。また、共同作業量とは、特定のユーザのタスクのうち他のユーザと共同で行うタスク(共同作業タスク)の数や共同作業タスクに要する時間等を示すデータである。
予測部140は、予測手段の一例であり、テレワーク効果予測モデル111を用いて、取得した予測値及び算出した共同作業量からテレワークの効果度を予測する。ここで、テレワークの効果度とは、テレワークを行った場合にタスクがどの程度はかどるかを示す度合いや指標値である。出力部150は、出力手段の一例であり、予測された効果度に基づく情報を出力する。尚、「効果度に基づく情報」とは、効果度そのものでも良く、または、効果度から所定の変換又は加工処理が行われたデータであっても良い。また、出力部150は、効果度に基づく情報を、テレワーク効果予測装置100と接続された表示装置又は通信回線を用いて外部装置、例えばユーザ端末等へ出力してもよい。
図2は、本実施形態1にかかるテレワーク効果予測方法の流れを示すフローチャートである。尚、テレワーク効果予測装置100は、ユーザからの入力等により外部から、予測対象の日付(指定日)の指定及び特定のユーザの識別情報等の入力を受け付け済であるものとする。
まず、取得部120は、指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得する(S11)。次に、算出部130は、指定日における特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出する(S12)。尚、ステップS11とS12の処理順序は逆であっても良く、または、ステップS11及びS12が並列して処理されてもよい。
続いて、予測部140は、テレワーク効果予測モデル111を用いて、ステップS11で取得した予測値及びステップS12で算出した共同作業量からテレワークの効果度を予測する(S13)。例えば、予測部140は、取得した予測値及び算出した共同作業量をテレワーク効果予測モデル111に入力し、出力結果としてテレワークの効果度を取得することにより、効果度を予測する。そして、出力部150は、予測された効果度に基づく情報を出力する(S14)。
上述したようにこれまでは、業務状況と通勤の混雑状況とを照らし合わせて、通勤混雑の解消にテレワークが効果的かどうかを定量的に判断する根拠を示せていなかった。これに対し、本実施形態では、個人単位でテレワークの効果を定量的に判断するための指標を提示することができる。
尚、テレワーク効果予測装置100は、図示しない構成としてプロセッサ、メモリ及び記憶装置を備えるものである。また、当該記憶装置には、本実施形態にかかるテレワーク効果予測方法の処理が実装されたコンピュータプログラムが記憶されている。そして、当該プロセッサは、記憶装置からコンピュータプログラムを前記メモリへ読み込ませ、当該コンピュータプログラムを実行する。これにより、前記プロセッサは、取得部120、算出部130、予測部140及び出力部150の機能を実現する。
または、取得部120、算出部130、予測部140及び出力部150は、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路(circuitry)、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。また、プロセッサとして、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(field-programmable gate array)等を用いることができる。
また、テレワーク効果予測装置100の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。また、テレワーク効果予測装置100の機能がSaaS(Software as a Service)形式で提供されてもよい。
<実施形態2>
本実施形態2は、上述した実施形態1の具体例である。図3は、本実施形態2にかかるテレワーク効果予測システム5を含む全体構成を示すブロック図である。路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1、社員情報管理システム2、スケジュール管理システム3、経路検索システム4、テレワーク効果予測システム5及びユーザ端末6のそれぞれは、ネットワークNを介して相互に接続されている。
路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1は、公共交通機関における路線の運用実績を管理し、また、運行時刻を予測するための情報システムである。路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1は、特定の公共交通機関又は公共交通機関とは別の企業等により運用される公知の情報システムにより実現可能である。路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1は、外部のシステム(例えば、テレワーク効果予測システム5)からネットワークNを介して、指定日及び(通勤)経路の入力を受け付けた場合に、当該通勤経路の混雑率を算出し、算出した混雑率をネットワークNを介して返信する。ここで、混雑率は、各駅間の各車両の乗車率である。また、混雑率は、複数の車両の平均値とする。また、路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1は、受け付けた指定日が将来の日付(当日の場合、将来の時刻)である場合、混雑率を予測し、混雑率の予測値を返信する。ここで、混雑率の予測処理は、過去の混雑率の履歴に基づき、一般的な予測アルゴリズムを用いて行われる。例えば、特許文献2にかかる技術を適用してもよい。
社員情報管理システム2は、本実施形態におけるテレワークの効果度の予測対象のユーザが所属する企業における社員情報を管理するための情報システムである。社員情報には、各社員(ユーザ)の識別情報に対応付けられた通勤経路に関する情報(以下、「通勤経路情報」という。)が含まれる。ここで、通勤経路情報には、自宅の最寄り駅(出発駅)、勤務先の最寄り駅(到着駅)、通過(経由)駅が含まれる。つまり、社員情報管理システム2は、社員情報のデータベースシステムを含む。社員情報管理システム2は、テレワーク効果予測システム5又はユーザ端末6からネットワークNを介して、ユーザの識別情報(ユーザID等)を含めて通勤経路に関する情報の要求を受け付ける。その場合、社員情報管理システム2は、上記データベースから当該ユーザIDに対応付けられた通勤経路情報を特定し、特定した通勤経路情報を、ネットワークNを介して要求元へ返信する。
スケジュール管理システム3は、上記予測対象のユーザが所属する企業における各社員の作業スケジュール(作業予定)を管理するための情報システムである。作業スケジュールには、ユーザの識別情報に対応付けられた日ごとのタスクリストが含まれる。タスクリストに含まれる各タスクは、タスクの識別情報(タスクID)、タスク種別又は内容、作業開始予定時刻、作業終了予定時刻が対応付けられている。つまり、スケジュール管理システム3は、作業スケジュールのデータベースシステムを含む。スケジュール管理システム3は、テレワーク効果予測システム5又はユーザ端末6からネットワークNを介して、ユーザID等を含めてタスクリストの要求を受け付ける。その場合、スケジュール管理システム3は、上記データベースから当該ユーザIDに対応付けられたタスクリストを特定し、特定したタスクリストを、ネットワークNを介して要求元へ返信する。
経路検索システム4は、交通機関の経路検索を行うための情報システムである。経路検索システム4は、ネットワークNを介して、ユーザ端末6等から出発駅と到着駅とを含む検索要求を受信し、交通機関の経路情報の検索結果を要求元へ返信する。尚、経路検索システム4は、路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1と連携して検索を行っても良い。
ユーザ端末6は、予測対象のユーザ又はその関係者であるユーザにより操作が行われる端末装置である。ユーザ端末6は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等である。ユーザ端末6は、ユーザの操作に応じて、ネットワークNを介して社員情報管理システム2、スケジュール管理システム3、経路検索システム4又はテレワーク効果予測システム5へアクセスする。そして、ユーザ端末6は、ネットワークNを介して各システムから応答結果を受信し、画面に表示等を行う。特に、本実施形態では、ユーザ端末6は、ユーザの入力に応じて、予測対象のユーザ(特定のユーザ)の識別情報等を含むテレワーク効果の予測要求を、ネットワークNを介して、テレワーク効果予測システム5へ送信する。そして、ユーザ端末6は、ネットワークNを介して、テレワーク効果予測システム5から予測された効果度に基づく情報を受信し、画面に表示を行う。
テレワーク効果予測システム5は、上述したテレワーク効果予測装置100の一例であり、テレワークの効果度の予測を行う情報システムである。テレワーク効果予測システム5は、ネットワークNを介して、ユーザ端末6からテレワーク効果の予測要求を受信する。そして、テレワーク効果予測システム5は、予測要求に応じて、路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1、社員情報管理システム2及びスケジュール管理システム3から適宜、通勤経路、混雑率、タスクリストを取得する。そして、テレワーク効果予測システム5は、混雑率から混雑度を特定し、タスクリストから共同作業量を算出する。そして、テレワーク効果予測システム5は、混雑度及び共同作業量を後述するテレワーク効果予測モデルに入力し、効果度を取得することにより予測する。その後、テレワーク効果予測システム5は、ネットワークNを介して、予測された効果度に基づく情報をユーザ端末6へ送信する。
また、テレワーク効果予測システム5は、テレワーク効果予測モデルの学習装置としての側面を備える。テレワーク効果予測システム5は、ネットワークNを介して、路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1、社員情報管理システム2及びスケジュール管理システム3から機械学習の学習用の入力データを取得する。また、テレワーク効果予測システム5は、テレワークを実際に行ったユーザから、実施日におけるテレワークの効果度を評価したアンケート結果を取得し、機械学習の学習用の正解データとする。テレワーク効果予測システム5は、学習用データ(入力データ及び正解データ)を用いてテレワーク効果予測モデルの学習を行い、最適なパラメータに更新する。
図4は、本実施形態2にかかるテレワーク効果予測システム5の構成を示すブロック図である。テレワーク効果予測システム5は、1台のコンピュータ装置で実現する場合のハードウェア構成の一部を模式的に示したものである。尚、テレワーク効果予測システム5は、2台以上のコンピュータ装置により冗長化しても良いし、複数台のコンピュータ装置に機能を分割して実現してもよい。
テレワーク効果予測システム5は、記憶部51と、メモリ52と、制御部53と、IF(Interface)部54とを備える。記憶部51は、上述した記憶部110の一例であり、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部51は、混雑度511と、共同作業量512と、テレワーク効果予測モデル513と、テレワーク効果予測プログラム514とを少なくとも記憶する。
混雑度511は、通勤経路を複数の区間に分けた場合の各区間における混雑率から選出された、時間帯ごとの最大の混雑率を正規化した値である。共同作業量512は、特定の時間帯に設定されたタスクのうち共同作業に該当する作業量(重複して設定された共同作業のタスク数)である。
テレワーク効果予測モデル513は、上述したテレワーク効果予測モデル111の一例である。テレワーク効果予測モデル513は、通勤の混雑度合い及び業務状況と、テレワークの効果の関係を定量化したモデルである。テレワーク効果予測モデル513は、混雑度511及び共同作業量512(の正規化値)を入力とし、テレワークの効果度を出力とする、学習済みのモデルである。テレワーク効果予測モデル513は、例えば、重回帰分析、サポートベクターマシン、ニューラルネットワーク等により実現可能である。尚、学習処理については後述する。
テレワーク効果予測プログラム514は、本実施形態にかかるテレワーク効果予測方法が実装されたコンピュータプログラムである。
メモリ52は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置であり、制御部53の動作時に一時的に情報を保持するための記憶領域である。IF部54は、テレワーク効果予測システム5の外部との入出力を行うインタフェースである。例えば、IF部54は、ネットワークNを介して受け付けた予測要求を制御部53へ出力し、予測結果等をネットワークNを介して要求元へ送信する。
制御部53は、テレワーク効果予測システム5の各構成を制御するプロセッサつまり制御装置である。制御部53は、記憶部51からテレワーク効果予測プログラム514をメモリ52へ読み込ませ、テレワーク効果予測プログラム514を実行する。これにより、制御部53は、学習部531、特定部532、算出部533、予測部534及び出力部535の機能を実現する。尚、特定部532は取得部120の一例であり、算出部533は算出部130の一例であり、予測部534は予測部140の一例であり、出力部535は出力部150の一例である。
学習部531は、学習手段の一例であり、テレワーク効果予測モデル513の学習を行う。その際、学習部531は、複数のユーザのそれぞれの通勤経路における過去の混雑率と、各ユーザの過去の作業日における共同作業量とを機械学習の学習用の入力データとして用いる。また、学習部531は、各ユーザによる当該作業日におけるテレワークの効果度の評価情報を機械学習の学習用の正解データとして用いる。ここで、過去の混雑率の代わりに、正規化した混雑度511を入力データとしてもよい。また、共同作業量の代わりに、共同作業量を正規化した値(以下、「業務量」と呼ぶ。)を入力データとしてもよい。また、「テレワークの効果度の評価情報」とは、各ユーザにアンケートを取り、効果度を数値で評価したものとする。評価情報は、例えば、テレワークを実施した日と実施しなかった日とを同様の評価基準で10段階で評価したものであってもよい。このとき、例えば、評価値が0に近いほど効果が低く、10に近いほど効果が高いことを示しても良い。また、評価情報は、同一の通勤経路を利用している複数のユーザによる評価値の平均値を用いても良い。これらにより、予測精度の高いモデルを生成できる。
尚、本実施形態において学習部531は必須ではない。例えば、テレワーク効果予測システム5は、外部で事前に学習済みのテレワーク効果予測モデル513を記憶部51に格納してもよい。また、学習部531は、テレワーク効果予測システム5とは異なる情報処理装置に備えられたものであってもよい。
特定部532は、ユーザ端末6からの予測要求に応じて、指定日における特定のユーザの通勤経路の各駅間の混雑率を取得し、時間帯ごとに駅間の混雑率を平滑化して最大の混雑率を特定する。さらに、特定部532は、混雑率を正規化して混雑度として特定する。
算出部533は、ユーザ端末6からの予測要求に応じて、指定日における特定のユーザのタスクリストを取得し、各タスクを個人作業又は共同作業のいずれかに分類する。算出部533は、共同作業に分類されたタスクの実施予定時間帯の重なり度合いを算出し、重なり度合いを正規化して(共同作業の)業務量として算出する。
予測部534は、特定された混雑度と算出された業務量とをテレワーク効果予測モデル513に入力し、出力結果をテレワークの効果度として取得することにより予測する。
出力部535は、予測部534により予測された効果度に対する判定結果を出力する。ここで、出力部535は、効果度が閾値を超えた場合にテレワークが効果的であると判定し、効果度が閾値以下の場合にテレワークが効果的でないと判定してもよい。また、出力部535は、時間帯ごとに効果度を出力してもよい。例えば、出力部535は、時間軸に沿って効果度をグラフ表示するようにユーザ端末6へ出力してもよい。すなわち、出力部535は、指定日における時間帯に応じた、かつ、予測された効果度に基づく情報を出力してもよい。
図5は、本実施形態2にかかるテレワーク効果予測モデルの学習処理の流れを示すフローチャートである。まず、学習部531は、路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1から所定の(1以上の)ユーザの通勤経路における過去の混雑率を取得する(S21)。具体的には、学習部531は、ネットワークNを介して路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1に対して、所定の(1以上の)通勤経路における過去の混雑率の取得要求を送信する。そして、路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1は、取得要求に応じて、過去の混雑率の履歴から所定の通勤経路に対応する複数の時間帯の混雑率を取得し、テレワーク効果予測システム5へ返信する。
次に、学習部531は、スケジュール管理システム3から所定の(1以上の)ユーザの過去のスケジュールの共同作業量を取得する(S22)。具体的には、学習部531は、ネットワークNを介してスケジュール管理システム3に対して、所定の(1以上の)ユーザにおける過去の共同作業量の取得要求を送信する。そして、スケジュール管理システム3は、取得要求に応じて、過去のスケジュールの履歴から所定のユーザに対応する複数の時間帯のタスクリストを取得し、テレワーク効果予測システム5へ返信する。そして、学習部531は、取得したタスクリストから各タスクを個人作業又は共同作業のいずれかに分類し、共同作業に分類されたタスクの実施予定時間帯の重なり度合いを共同作業量として算出する。
続いて、学習部531は、ユーザが作成した過去のテレワーク効果に対するアンケート結果を取得する(S23)。例えば、学習部531は、ユーザ端末6からネットワークNを介して、複数の時間帯のアンケート結果の入力を受け付ける。ここで、アンケート結果とは、上述した「テレワークの効果度の評価情報」に相当する。尚、ステップS21からS23の処理順序は、これに限定されない。
その後、学習部531は、混雑率と共同作業量とアンケート結果を正規化する(S24)。つまり、学習部531は、複数の時間帯の各混雑率について、200%を基準値(例えば「1.0」)として正規化して、各値を混雑度とする。また、学習部531は、複数の時間帯の各共同作業量について、「6」を最大値として正規化して、各値を業務量とする。また、学習部531は、複数の時間帯の各アンケート結果について、「10」を最大値として正規化して、各値を目標値とする。
以上、ステップS21からS24により、テレワーク効果予測モデル513の学習用データが生成できる。つまり、ここでの学習用データは、時間帯ごとの混雑度、業務量及び目標値のデータセットである。ここで、図6から図8は、本実施形態2にかかる学習用データの例を示す図である。ここでは、異なる日付における6時から23時までの1時間ごとの混雑率と混雑度、共同作業量と業務量、並びに、アンケート結果と目標値の関係を示す。
続いて、学習部531は、正規化後の混雑率(混雑度)と正規化後の共同作業量(業務量)を入力、正規化後のアンケート結果(目標値)を出力として重回帰分析を行い、重回帰パラメータを算出する(S25)。図9は、本実施形態2にかかる重回帰パラメータの例を示す図である。学習部531は、算出された重回帰パラメータをテレワーク効果予測モデル513に設定して記憶部51に保存する。
図10は、本実施形態2にかかるテレワーク効果予測方法の流れを示すフローチャートである。まず、テレワーク効果予測システム5は、ユーザ情報及びテレワーク効果予測日の入力を受け付ける(S31)。具体的には、ユーザ端末6は、ユーザの入力により、特定のユーザの識別情報等のユーザ情報とテレワーク効果予測日(以下、「指定日」という。)を受け付け、ネットワークNを介してテレワーク効果予測システム5へユーザ情報及び指定日を送信する。これに応じて、テレワーク効果予測システム5の制御部53は、ユーザ情報及び指定日を受信する。言い換えると、テレワーク効果予測システム5は、ユーザ端末6からテレワークの効果度の予測要求を受信する。
次に、特定部532は、混雑度特定処理を行う(S32)。図11は、本実施形態2にかかる混雑度特定処理の流れを示すフローチャートである。また、図12は、本実施形態2にかかる混雑度特定の概念を説明するための図である。以下、図11に沿って説明し、適宜、図12を参照する。
まず、特定部532は、通勤経路情報を取得する(S321)。具体的には、特定部532は、ネットワークNを介して社員情報管理システム2に対して、通勤経路情報の取得要求を送信する。ここで、特定部532は、取得要求にステップS31で受信したユーザ情報を含める。これに応じて、社員情報管理システム2は、上述したように、取得要求に含まれるユーザ情報から通勤経路情報を特定し、特定した通勤経路情報をネットワークNを介してテレワーク効果予測システム5へ返信する。これにより、特定部532は、受信したユーザ情報における通勤経路情報を取得する。
次に、特定部532は、通勤経路における各駅間の混雑率の予測値を取得する(S322)。具体的には、特定部532は、ネットワークNを介して路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1に対して、ステップS31で受信した指定日及びステップS321で取得した通勤経路を含めた混雑率の予測値の取得要求を送信する。これに応じて、路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1は、過去の混雑率に基づき、取得要求に含まれる指定日及び通勤経路における混雑率の予測値を算出する。このとき、路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1は、通勤経路を複数の区間(駅間)に分割し、駅間ごとに車両の混雑率の予測値(時系列の推移)を算出する。そして、路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1は、算出した混雑率の予測値を、ネットワークNを介してテレワーク効果予測システム5へ返信する。これにより、特定部532は、指定日及び特定のユーザの通勤経路における混雑率の予測値を取得する。図12のS322の例では、出発駅と通過駅Aの間、通過駅Aと通過駅Bの間、及び、通過駅Bと到着駅の間のそれぞれの混雑率の時間の推移の予測が取得されたことを示す。尚、路線運行実績管理及び運行時刻予測システム1は、取得要求に応じてリアルタイムに混雑率を算出する必要はなく、予めタイミングを設定したバッチ処理により順次、混雑率の予測値を算出し、保持していてもよい。
続いて、特定部532は、駅間ごとに、混雑率を1時間毎にサンプリング(平滑化)する(S323)。具体的には、特定部532は、取得した駅間の混雑率の時系列の推移を所定範囲の時間帯(例えば1時間)ごとに分割する。図12のS323の例では、各駅間の混雑率の時系列の推移を1時間ごとに3分割していることを示す。尚、「所定範囲」は、1時間に限定されず、設定により変更可能としてよい。そして、特定部532は、駅間の混雑率を時間帯ごとに平滑化する。例えば、特定部532は、出発駅から通過駅Aの間で分割された各時間帯において混雑率を平均化する。または、特定部532は、各時間帯において最大の混雑率をその時間帯の混雑率とする。尚、特定部532は、各時間帯において他の混雑率より大きく乖離している混雑率を平均化又は除去してもよい。
その後、特定部532は、1時間毎に複数の駅間の中で最大の混雑率を選出する(S324)。つまり、特定部532は、時間帯ごとに駅間を横断して平滑化された混雑率を比較し、その中で最大の混雑率を選出する。言い換えると、特定部532は、駅間で時間帯が共通する混雑率のうち最大の混雑率を選出し、当該時間帯の混雑率とする。図12のS324の例では、第1の時間帯と第3の時間帯において通過駅Bから到着駅の間の(平滑化された)混雑率が選出され、第2の時間帯において通過駅Aから通過駅Bの間の混雑率が選出されたことを示す。
そして、特定部532は、各時間帯で選出された混雑率を正規化して混雑度として特定する(S325)。例えば、特定部532は、各混雑率の値について、0%から200%を0から1の範囲となるように正規化し、正規化後の値を混雑度とする。そのため、仮に混雑度が220%の場合、混雑度は1.1と算出される。この場合、正規化の最大値を200%と呼ぶこともある。そして、正規化の最大値は200%に限定されず、設定により変更可能としてよい。
図10に戻り説明を続ける。ステップS31の後、特定部532は、共同作業量算出処理を行う(S33)。図13は、本実施形態2にかかる共同作業量算出処理の流れを示すフローチャートである。また、図14は、本実施形態2にかかる共同作業量算出の概念を説明するための図である。以下、図13に沿って説明し、適宜、図14を参照する。
まず、算出部533は、スケジュール管理システム3からタスクリストを取得する(S331)。具体的には、算出部533は、ネットワークNを介してスケジュール管理システム3に対して、タスクリストの取得要求を送信する。ここで、算出部533は、取得要求にステップS31で受信したユーザ情報及び指定日を含める。但し、スケジュール管理システム3のアクセスに必要なユーザ情報が不足している場合には、事前に、算出部533は、ステップS31で受信したユーザ情報から詳細なユーザ情報を取得するように、社員情報管理システム2へ要求しておくものとする。
スケジュール管理システム3は、テレワーク効果予測システム5からタスクリストを取得要求を受信すると、上述したように、取得要求に含まれるユーザ情報に対応付けられたタスクリストを特定する。そして、スケジュール管理システム3は、特定したタスクリストを、ネットワークNを介してテレワーク効果予測システム5へ返信する。これにより、算出部533は、受信したユーザ情報及び指定日におけるタスクリストを取得する。図14のS331の例では、一定時間内にタスクAからGが一部重複して設定されていることを示す。
次に、算出部533は、タスクリスト内の各タスクを個人作業又は共同作業のいずれかに分類する(S332)。例えば、タスクの種別又は内容がプログラムのコーディングや資料作成である場合、当該タスクは個人作業と分類される。一方、タスクの種別又は内容が会議や客先訪問である場合、当該タスクは共同作業と分類される。図14のS332の例では、上述したタスクAからGが個人作業又は共同作業のいずれかに分類されたことを示す。
続いて、算出部533は、作業時間帯を1時間毎に分割する(S333)。例えば、算出部533は、指定日の午前6時から24時までを1時間単位の時間帯に分割する。図14のS333の例では、作業時間帯が6分割されたことを示す。尚、分割する時間帯は、1時間毎に限定されず、設定により変更可能としてよい。
その後、算出部533は、時間帯毎に共同作業の合計値を算出する(S334)。つまり、算出部533は、時間帯毎に共同作業に分類されたタスクの数を集計する。図14のS334の例では、左から3番目の時間帯において、共同作業が3つ重複するため、合計値が3として算出されることを示す。
そして、算出部533は、時間帯毎に共同作業量を正規化する(S335)。例えば、算出部533は、各時間帯の共同作業量について、「6」を最大値として正規化して、各値を業務量とする。尚、共同作業量の最大値は、6に限定されず、設定により変更可能としてよい。
図10に戻り説明を続ける。ステップS32及びS33の後、予測部534は、テレワークの効果度を予測する(S34)。具体的には、上述したように、予測部534は、ステップS32で特定された混雑度とステップS33で算出された業務量とをテレワーク効果予測モデル513に入力し、出力結果をテレワークの効果度として取得する。図15は、本実施形態2にかかる混雑度及び業務量に応じた予測結果(効果度)の例を示す図である。また、図16は、本実施形態2にかかる混雑度、業務量及び予測結果(効果度)のグラフ表示の例を示す図である。
その後、出力部535は、効果度に対する判定結果の出力処理を行う(S35)。図17は、本実施形態2にかかる判定結果の出力処理の流れを示すフローチャートである。まず、出力部535は、各時間帯のテレワークの効果度のそれぞれについて、閾値Tより大きいか否かを判定する(S351)。ここで閾値Tは例えば0.5とする。そのため、テレワークの効果度が0.5より大きい場合、出力部535は、テレワークが効果的であることを判定結果として設定する(S352)。一方、テレワークの効果度が0.5以下である場合、出力部535は、テレワークが効果的ではないことを判定結果として設定する(S353)。尚、各時間帯についてステップS351からS353を繰り返してもよい。
ステップS352又はS353の後、出力部535は、判定結果等をユーザ端末6へ出力する(S354)。すなわち、出力部535は、時間帯毎の判定結果や効果度をネットワークNを介してユーザ端末6へ送信する。これに応じて、ユーザ端末6は、受信した時間帯毎の判定結果や効果度を画面に表示する。尚、出力部535は、図16に示したようなグラフをネットワークNを介してユーザ端末6へ出力し、ユーザ端末6の画面に表示させてもよい。
このように、ユーザ端末6のユーザは、ステップS31で入力した特定のユーザ及び指定日について、時間帯毎にテレワークを行うことが効果的か否かを客観的な指標により把握することができる。そのため、より適切なタイミングでテレワークを行うことができる。そして、それ故にテレワークの普及及び促進に寄与することができる。
上述したように、現状では、テレワークが効果的かどうかの定量的な指標が存在しないため、主観的な基準以外で将来的なテレワークを実施するべきかどうか判断できなかった。ここで、テレワークの効果の指標は、例えば通勤電車の混雑率が高ければ高くなり、共同作業が必要な業務が増えるほど低くなるような、通勤混雑と業務内容に相関があるといえる。そのため、本実施形態では、テレワーク効果予測モデル513を用いることで、将来的なテレワークの効果度を定量的に予測することができる。
<実施形態3>
本実施形態3は、上述した実施形態2の改良例である。ここでは、特定のユーザが複数の通勤経路を選択し得る場合におけるテレワークの効果度の予測を対象とする。例えば、複数の通勤経路としては、勤務先の最寄り駅に向かう通常の経路の他に迂回経路がある場合がある。または、複数の通勤経路としては、通常の勤務先以外のサテライトオフィスがあり、到着駅にサテライトオフィスの最寄り駅が指定できる場合などがある。尚、本実施形態3にかかるテレワーク効果予測システム及び周辺のシステムは、図3と同等であり、テレワーク効果予測システム5の構成図も図4と同等であるため、図示及び詳細な説明を省略する。以下では、本実施形態3に特有の構成及び処理を中心に説明する。
本実施形態3にかかる特定部532は、指定日における特定のユーザの通勤経路が複数ある場合、各通勤経路に対応する複数の予測値を取得する。本実施形態3にかかる予測部534は、予測値が複数取得された場合、各通勤経路に対応する複数の効果度を予測する。本実施形態3にかかる出力部535は、予測された複数の効果度をソートし、ソート結果に基づく情報を出力する。これらにより、より適切な通勤経路を選択して出勤ができる。例えば、サテライトオフィスを利用する場合の経路も示され得るため、結果的にテレワークを促進することにもなり得る。
さらに、出力部535は、ソート結果のうち効果度が所定値より低い通勤経路を出力する。これにより、テレワークの効果度が低い場合に、適切な通勤経路を選択して出勤することで、勤務先での業務をより適切に行うことができる。
図18は、本実施形態3にかかるテレワーク効果予測方法の流れを示すフローチャートである。ここでは、上述した図10と同様の処理については説明を省略する。
まず、ステップS32において、指定日における特定のユーザの通勤経路が複数存在するものとする。この場合、特定部532は、各通勤経路に対応する複数の予測値を取得し、通勤経路ごとの混雑度を特定する。
ステップS32及びS33の後、予測部534は、未予測の通勤経路を一つ選択する(S41)。そして、予測部534は、選択した通勤経路に関するテレワークの効果度を予測する(S34)。その後、予測部534は、未予測の通勤経路があるか否かを判定する(S42)。未予測の通勤経路があると判定した場合、予測部534は、ステップS41、S34及びS42を繰り返す。
一方、ステップS42において、未予測の通勤経路がないと判定した場合、出力部535は、効果度が低い順に通勤経路をソートする(S43)。その後、出力部535は、ソート結果のうち効果度が所定値以下の通勤経路を出力する(S44)。例えば、出力部535は、ネットワークNを介してユーザ端末6へ、ソート結果を送信する。または、出力部535は、ネットワークNを介してユーザ端末6へ、効果度が所定値以下の通勤経路を送信する。これに応じて、ユーザ端末6は、受信した通勤経路のソート結果を画面に表示する。
<実施形態4>
本実施形態4は、上述した実施形態2又は3の改良例である。本実施形態4は、遠隔会議の自動設定方法である。図19は、本実施形態4にかかるテレワーク効果予測システム5aの構成を示すブロック図である。テレワーク効果予測システム5aは、上述したテレワーク効果予測システム5と比べて、設定部536が追加され、テレワーク効果予測プログラム514がテレワーク効果予測プログラム514aに置き換わったものである。これら以外の構成は、実施形態2と同様であるため説明を省略する。
設定部536は、算出部533が算出した効果度が所定値より高く、当該効果度に対応する時間帯に共同作業が予定されている場合、特定のユーザを遠隔会議の参加者として設定する。テレワーク効果予測プログラム514aは、本実施形態2又は3にかかるテレワーク効果予測方法に加え、後述する遠隔会議設定処理が実装されたコンピュータプログラムである。
図20は、本実施形態4にかかる遠隔会議設定処理の流れを示すフローチャートである。例えば、図10のステップS34による効果度の予測が済んでいるものとする。また、本遠隔会議設定処理は、ステップS35の出力処理と並列又は独立して実行してもよい。
まず、設定部536は、各時間帯のテレワークの効果度のそれぞれについて、閾値Tより大きいか否かを判定する(S51)。テレワークの効果度が閾値Tより大きい場合、設定部536は、対応する時間帯に共同作業が予定されているか否かを判定する(S52)。対応する時間帯に共同作業が予定されている場合、設定部536は、特定のユーザを遠隔会議の参加者として設定する(S53)。例えば、設定部536は、ネットワークNを介してスケジュール管理システム3に対して遠隔会議の設定要求を送信する。その際、設定要求には、遠隔会議の参加者に特定のユーザを含める。尚、ステップS51又はS52においてNOと判定された場合、当該処理を終了する。
このように本実施形態4では、上述したようにテレワークの効果度を予測し、テレワークが効果的とされ、かつ、テレワークが効果的とされる時間帯に予定されている共同作業が会議である場合において、自動的に新規で遠隔会議を設定するものである。これにより、遠隔会議の利用を促進できる。
<その他の実施形態>
上述した各実施形態は、電車の混雑情報を提供する技術分野又は業務管理技術を提供する技術分野での新たな付加価値として利用が考えられる。
尚、上述の実施形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記A1)
通勤経路の混雑度とユーザの共同作業量とに基づいてテレワークの効果度を予測するテレワーク効果予測モデルを記憶する記憶手段と、
指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得する取得手段と、
前記指定日における前記特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出する算出手段と、
前記テレワーク効果予測モデルを用いて、前記取得した予測値及び前記算出した共同作業量から前記テレワークの効果度を予測する予測手段と、
前記予測された効果度に基づく情報を出力する出力手段と、
を備えるテレワーク効果予測装置。
(付記A2)
複数のユーザのそれぞれの通勤経路における過去の混雑率と、各ユーザの過去の作業日における共同作業量と、各ユーザによる当該作業日におけるテレワークの効果度の評価情報とを用いて、前記テレワーク効果予測モデルを学習する学習手段をさらに備える
付記A1に記載のテレワーク効果予測装置。
(付記A3)
前記出力手段は、前記予測された効果度に対する判定結果を出力する
付記A1又はA2に記載のテレワーク効果予測装置。
(付記A4)
前記出力手段は、前記指定日における時間帯に応じた前記予測された効果度に基づく情報を出力する
付記A1乃至A3のいずれか1項に記載のテレワーク効果予測装置。
(付記A5)
前記取得手段は、前記指定日における前記特定のユーザの通勤経路が複数ある場合、各通勤経路に対応する複数の前記予測値を取得し、
前記予測手段は、前記予測値が複数取得された場合、各通勤経路に対応する複数の前記効果度を予測し、
前記出力手段は、前記予測された複数の前記効果度をソートし、ソート結果に基づく情報を出力する
付記A1乃至A4のいずれか1項に記載のテレワーク効果予測装置。
(付記A6)
前記出力手段は、前記ソート結果のうち効果度が所定値より低い通勤経路を出力する
付記A5に記載のテレワーク効果予測装置。
(付記A7)
前記算出した効果度が所定値より高く、当該効果度に対応する時間帯に共同作業が予定されている場合、前記特定のユーザを遠隔会議の参加者として設定する設定部をさらに備える
付記A1乃至A6のいずれか1項に記載のテレワーク効果予測装置。
(付記B1)
コンピュータが、
指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得し、
前記指定日における前記特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出し、
通勤経路の混雑度とユーザの共同作業量とに基づいてテレワークの効果度を予測するテレワーク効果予測モデルを用いて、前記取得した予測値及び前記算出した共同作業量から前記テレワークの効果度を予測し、
前記予測された効果度に基づく情報を出力する、
テレワーク効果予測方法。
(付記C1)
指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得する処理と、
前記指定日における前記特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出する処理と、
通勤経路の混雑度とユーザの共同作業量とに基づいてテレワークの効果度を予測するテレワーク効果予測モデルを用いて、前記取得した予測値及び前記算出した共同作業量から前記テレワークの効果度を予測する処理と、
前記予測された効果度に基づく情報を出力する処理と、
をコンピュータに実行させるテレワーク効果予測プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
100 テレワーク効果予測装置
110 記憶部
111 テレワーク効果予測モデル
120 取得部
130 算出部
140 予測部
150 出力部
1 路線運行実績管理及び運行時刻予測システム
2 社員情報管理システム
3 スケジュール管理システム
4 経路検索システム
5 テレワーク効果予測システム
5a テレワーク効果予測システム
51 記憶部
511 混雑度
512 共同作業量
513 テレワーク効果予測モデル
514 テレワーク効果予測プログラム
514a テレワーク効果予測プログラム
52 メモリ
53 制御部
531 学習部
532 特定部
533 算出部
534 予測部
535 出力部
536 設定部
54 IF部
6 ユーザ端末
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 通勤経路の混雑度とユーザの共同作業量とに基づいてテレワークの効果度を予測するテレワーク効果予測モデルを記憶する記憶手段と、
    指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得する取得手段と、
    前記指定日における前記特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出する算出手段と、
    前記テレワーク効果予測モデルを用いて、前記取得した予測値及び前記算出した共同作業量から前記テレワークの効果度を予測する予測手段と、
    前記予測された効果度に基づく情報を出力する出力手段と、
    を備えるテレワーク効果予測装置。
  2. 複数のユーザのそれぞれの通勤経路における過去の混雑率と、各ユーザの過去の作業日における共同作業量と、各ユーザによる当該作業日におけるテレワークの効果度の評価情報とを用いて、前記テレワーク効果予測モデルを学習する学習手段をさらに備える
    請求項1に記載のテレワーク効果予測装置。
  3. 前記出力手段は、前記予測された効果度に対する判定結果を出力する
    請求項1又は2に記載のテレワーク効果予測装置。
  4. 前記出力手段は、前記指定日における時間帯に応じた前記予測された効果度に基づく情報を出力する
    請求項1又は2に記載のテレワーク効果予測装置。
  5. 前記取得手段は、前記指定日における前記特定のユーザの通勤経路が複数ある場合、各通勤経路に対応する複数の前記予測値を取得し、
    前記予測手段は、前記予測値が複数取得された場合、各通勤経路に対応する複数の前記効果度を予測し、
    前記出力手段は、前記予測された複数の前記効果度をソートし、ソート結果に基づく情報を出力する
    請求項1又は2に記載のテレワーク効果予測装置。
  6. 前記出力手段は、前記ソート結果のうち前記効果度が所定値より低い通勤経路を出力する
    請求項5に記載のテレワーク効果予測装置。
  7. 前記算出した効果度が所定値より高く、当該効果度に対応する時間帯に共同作業が予定されている場合、前記特定のユーザを遠隔会議の参加者として設定する設定部をさらに備える
    請求項1又は2に記載のテレワーク効果予測装置。
  8. コンピュータが、
    指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得し、
    前記指定日における前記特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出し、
    通勤経路の混雑度とユーザの共同作業量とに基づいてテレワークの効果度を予測するテレワーク効果予測モデルを用いて、前記取得した予測値及び前記算出した共同作業量から前記テレワークの効果度を予測し、
    前記予測された効果度に基づく情報を出力する、
    テレワーク効果予測方法。
  9. 指定日における特定のユーザの通勤経路の混雑度の予測値を取得する処理と、
    前記指定日における前記特定のユーザの作業予定から共同作業量を算出する処理と、
    通勤経路の混雑度とユーザの共同作業量とに基づいてテレワークの効果度を予測するテレワーク効果予測モデルを用いて、前記取得した予測値及び前記算出した共同作業量から前記テレワークの効果度を予測する処理と、
    前記予測された効果度に基づく情報を出力する処理と、
    をコンピュータに実行させるテレワーク効果予測プログラム
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