JP2003030385A - 人事情報管理システム及びプログラム - Google Patents

人事情報管理システム及びプログラム

Info

Publication number
JP2003030385A
JP2003030385A JP2001216981A JP2001216981A JP2003030385A JP 2003030385 A JP2003030385 A JP 2003030385A JP 2001216981 A JP2001216981 A JP 2001216981A JP 2001216981 A JP2001216981 A JP 2001216981A JP 2003030385 A JP2003030385 A JP 2003030385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analysis
processing
information
personnel information
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001216981A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Takusagawa
和彦 田草川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001216981A priority Critical patent/JP2003030385A/ja
Publication of JP2003030385A publication Critical patent/JP2003030385A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人事情報から分析し特徴ある情報や有効
な情報を取り出すことにある。 【解決手段】 外部から検索条件指定のもとに検索指示
を受けたとき、データベース2に記憶される企業に従事
する各個人の人事情報から検索条件に合致する情報を検
索する検索処理部11と、外部から入力される分析必要
項目データを伴う分析指示のもとに、データベース2に
記憶される企業に従事する各個人の基本情報を含む分析
上必要な人事情報を処理し、この処理結果に対して分析
用エンジン18を用いて分析処理を行う分析処理部12
とを有する情報処理制御部3を備えた人事情報管理シス
テムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種企業の各組織
に所属する社員などの個人情報から所要とするデータを
分析する人事情報管理システム及びプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種企業の各組織に所属する社員
などの個人情報は、予めデータベースに保存され、必要
なときにデータベースを検索し、例えば各個人の居住地
を参照したり、或いは家族構成を参照することが行われ
ている。
【0003】図7は従来の人事情報管理システムの構成
図である。
【0004】このシステムは、各種企業の各組織に所属
する社員などの個人情報である人事情報を入力するとと
もに、その入力された人事情報を表示し確認するキーボ
ード・マウス、CRTディスプレイ,液晶ディスプレイ
などの表示部などにより構成される入出力装置1と、こ
の入出力装置1および各種の人事関連機器例えば出退勤
処理機器などから入力された人事情報を適宜分類分けし
て格納するデータベース2と、前記入出力装置1からの
検索条件指定のもとに検索指示を受けたとき、前記デー
タベース2に格納される人事情報の中から検索条件に合
致する情報を検索し出力するCPUで構成される情報処
理制御部3とによって構成されている。
【0005】前記入出力装置1および各種の人事関連機
器から入力される人事情報としては、例えば顔写真情
報、自宅地図などの画像情報の他、氏名・性別・社員番
号その他必要な各種の文字情報、発令・組織改定処理な
どの人事業務情報などである。
【0006】データベース2に格納する人事情報は、例
えば個人情報ファイル2a、家族情報ファイル2b、発
令情報ファイル2c、組織情報ファイル、給与情報ファ
イルその他必要なファイルに分類分けされて保存されて
いる。そのうち、個人情報ファイル2aには例えば顔写
真情報、自宅地図などを含む基本情報が格納される。こ
こで、基本情報としては、例えば氏名,性別,社員番
号,生年月日,入社年月日,住所,電話番号などが挙げ
られる。家族情報ファイル2bには家族の構成情報が格
納される。
【0007】以下、図7に示すシステムを用いて検索結
果を取得するまでの処理手順について説明する。
【0008】 入出力装置1および各種の人事関連機
器から画像情報や文字情報などの個人毎の情報を入力
し、データベース2に登録する。また、人事業務情報
(発令処理・組織改定処理等)を入力し、同様にデータ
ベース2に登録する。
【0009】 入出力装置1から検索条件指定のもと
に検索指示を入力し(4)、情報処理制御部3がデータ
ベース52の必要なファイルを検索し、その検索結果を
抽出・生成する(5)。
【0010】 この検索結果を表示部に表示したり
(6)、プリンタからプリントアウトする(7)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
なシステムでは、検索する条件はデータベース2に登録
されている情報や発令などの処理により生み出される情
報のみであり、検索結果もデータベース2に格納される
情報から得られる範囲の情報のみとなる。例えば各組織
の氏名一覧、各組織に所属する人数、社員の住所一覧、
課長級以上の氏名一覧などである。
【0012】仮に、データベース2に蓄積されている情
報をもとに分析情報を得ようとする場合、その都度デー
タベース2から必要な情報を抽出し、別途用意された別
のマシンなどを用いて分析する必要がある。
【0013】本発明は上記事情にかんがみてなされたも
ので、データベースに格納される多量の人事情報を分析
し特徴ある情報や有効な情報を取得する人事情報管理シ
ステム及びプログラムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】(1) 上記課題を解決
するために、本発明に係わる人事情報管理システムは、
企業に従事する各個人の基本情報を含む検索及び分析上
必要な人事情報を記憶する記憶手段と、外部から入力さ
れる分析指示のもとに前記記憶手段に記憶される人事情
報を処理し、この処理結果に対して分析用エンジンを用
いて分析処理を行う分析処理部を有する情報処理制御部
とを設けた構成である。
【0015】本発明は以上のような構成とすることによ
り、入出力装置から分析指示を受けたとき、その指示内
容(例えば残業時間)に基づいて記憶手段に記憶される
人事情報の中から必要な人事情報を選択し例えば各月毎
にトータル残業時間を処理し、この処理結果に対して分
析用エンジンを用いて増加傾向に有るか否かを解析する
ので、増加傾向のある従業員だけを取り出すことが可能
となる。
【0016】(2) 本発明に係わる人事情報管理シス
テムは、企業に従事する各個人の基本情報を含む検索及
び分析上必要な人事情報を記憶する記憶手段と、外部か
ら検索条件指定のもとに検索指示を受けたとき前記記憶
手段に記憶される人事情報の中から指定された検索条件
に応じた人事情報を検索する検索処理部及び外部から入
力される分析指示のもとに前記記憶手段に記憶される人
事情報を処理し、この処理結果に対して分析用エンジン
を用いて分析処理を行う分析処理部を有する情報処理制
御部とを設けた構成である。
【0017】この発明においては、いわゆる一般的な検
索機能と分析機能とを備えた人事情報管理システムであ
り、人事情報の検索だけでなく、人事情報を分析し特徴
ある情報や有効な情報を取得することも可能となる。
【0018】なお、分析処理部としては、所要とする分
析必要項目データを設定する分析必要項目データ設定手
段と、この手段により設定された分析必要項目データの
うち、分析対象項目(例えば残業時間)に応じて前記人
事情報を演算処理する分析データ処理手段と、この分析
データ処理手段による処理結果に対し、分析用エンジン
を用いて分析検出対象(例えば増加傾向)を分析するデ
ータ分析処理手段とを備えた構成である。
【0019】従って、分析結果として、データベースに
記憶される人事情報から個人毎・各月毎の残業時間から
残業増加傾向などを取得することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1は本発明に係わる人事情報管理システ
ムの一実施の形態を示す構成図である。
【0022】この人事情報管理システムは、従来と同様
に企業に存在する各組織に所属する社員などの個人情報
である人事情報を入力するとともに、その入力された人
事情報を表示し確認するキーボード・マウス、CRTデ
ィスプレイ,液晶ディスプレイなどの表示部などにより
構成される入出力装置1と、この入出力装置1およびネ
ットワークを経由して各種の人事関連機器から入力され
た人事情報を適宜分類分けして格納するデータベース2
と、前記入出力装置1からの検索条件指定のもとに検索
指示を受けたとき、前記データベース2に格納される人
事情報の中から検索条件に合致する情報を検索し出力す
るCPUで構成される情報処理制御部3とによって構成
されている。
【0023】なお、本発明における人事情報管理システ
ムとは、何れの人事情報を用いるか応じて、人事システ
ムおよび給与システムの何れか一方又は両方のシステム
を用いる場合があるが、これら何れのシステムを用いる
場合であっても含むものである。
【0024】本発明において、特に図7と比較して異な
るところは、情報処理制御部3に新たに分析機能をもた
せたことにある。すなわち、情報処理制御部3は、検索
条件指定のもとに検索指示を入力し、各ファイル2a〜
2nの中から検索条件に応じた情報を検索し抽出・生成
する従来の一般的な検索処理部11と、データベース2
に格納される各種の人事情報から分析用エンジンを用い
て所要とする分析処理を実行する分析処理部12とが設
けられている。
【0025】この分析処理部12は、機能的には図2に
示すように、入出力装置1から例えば社員番号、分析種
別、例えば残業時間などの分析対象項目、例えば残業時
間の増加傾向などの分析検出対象、開始年月日および終
了年月日などの分析範囲等のごとき、分析必要項目デー
タを設定する分析必要項目データ設定手段121、この
分析必要項目データ設定手段121によって設定される
分析必要項目データのうち、分析対象項目に基づいて例
えば各日の残業時間を加算し各月の残業時間を算出する
分析データ処理手段122、この分析データ処理手段1
22により算出された各月毎の残業時間に対し、前記分
析種別に応じた例えば時系列分析エンジンを用いて、残
業が増加傾向にあるなどの分析検出対象,つまり分析結
果を取出すデータ分析処理手段123およびこのデータ
分析処理手段123による分析結果を所要とする表示形
式によって表示可能な状態に加工し表示部に表示する分
析処理結果表示手段124などが設けられている。
【0026】前記分析種別としては、例えば時系列分析
法、相関分析法、クラスタ分析法等が挙げられる。何れ
の分析法を採用するかは分析対象項目や分析検出対象な
どの要求により異なる。ここで、時系列分析法は、例え
ば各日ごと、各月ごと、各年ごとに得られる連続的なデ
ータの関係から状況を分析する方法であり、相関分析法
は、データ間の関係から状況を分析する方法である。ま
た、クラスタ分析法は、例えば各組識単位で状況を分析
したり、或いは類似性のある者を一かたまりとし、複数
のかたまりに分類分けする分析法である。
【0027】また、分析処理部12には、図2に示すご
とく分析処理用プログラムを記憶する分析用プログラム
メモリ16、分析処理時に必要なデータ、分析処理過程
のデータ、分析結果のデータを一時保存するバッファメ
モリ17および分析用エンジン18が設けられている。
この分析用エンジン18としては、取得しようとする分
析検出対象および時系列分析法・相関分析法・クラスタ
分析法に適用可能な知識を保存する知識ベースおよびI
F−THENルールが用意されている。
【0028】さらに、分析処理部12の分析処理によっ
て得られる分析結果を保存するために、データベース2
内または別途に情報処理制御部2に分析結果保存用テー
ブル19が設けられている。この分析結果保存用テーブ
ル19は、比較的単純な例である図3に示すように、社
員を判別する社員コード、分析された社員の特徴(残業
の増加傾向等)を意味する分析検出対象、分析日時等が
登録される。そして、分析結果保存用テーブル19も検
索対象とすることにより、分析された社員の特徴を検索
対象とすることが可能となっている。
【0029】次に、以上のような人事情報管理システム
の動作およびプログラムの一連の処理例に関し、例えば
各個人毎・各月単位の残業傾向(増加傾向)の状況分析
を行う例について、図4を参照して説明する。なお、残
業時間を算出するためには、データベース2には各社員
の出退勤情報が格納されていることは言うまでもない。
【0030】このシステムの動作が開始すると、検索指
示か分析指示か、その他の指示を判断する(S1,S
2)。検索・分析選択メッセージを表示し、入出力装置
1から入力される選択指示を判断するか、オペレータか
ら直接入力される指示内容に基づいて検索指示、分析指
示その他の指示を判断する。
【0031】検索条件指定のもとに検索指示が入力され
たとき、検索指示と判断し、検索用プログラムに従って
従来周知の検索処理を実行する(S3)。
【0032】ステップS2において分析指示と判断され
たとき、分析用プログラムメモリ16から分析用プログ
ラムを読み出して例えばバッファメモリ17に格納した
後、この分析用プログラムに従って分析処理を実行す
る。すなわち、入出力装置1から分析必要項目データが
入力されたか否かを判断する(S4)。分析必要項目デ
ータとは、例えば社員番号、分析種別、分析対象項目、
分析検出対象、分析範囲である。
【0033】 * 社員番号:00001(東芝太郎) * 分析種別:時系列分析法 * 分析対象項目:残業時間 * 分析検出対象:増加傾向 * 分析範囲:2000/01〜2000/12
(月単位) なお、社員番号に代えて分析対象範囲を指定してもよ
い。分析対象範囲として、例えば全社員を設定すれば、
人事情報の中の社員番号に従って分析処理を進めること
になり、また組織ごとに分けて分析する場合には組織番
号(組織コード)+社員番号(社員コード)を用いるこ
とになる。また、分析種別が時系列分析法であるので、
分析用エンジン18としては時系列分析用エンジンが用
いられる。
【0034】所要とする分析必要項目データが入力され
ると、それら分析必要項目データをバッファメモリ17
その他適宜なメモリに所定のフォーマットに従って格納
し設定する(S4,S5:分析必要項目データ設定機
能)。
【0035】なお、分析必要項目データの設定に際して
は、各項目を記述した画面を表示部に提示し、各項目枠
内に項目データを書込んだ後、設定ボタンをクリックす
る方法であってもよい。また、これら各項目データは、
個別に入力されるごとに判断し次にステップに進める方
法でもよい。
【0036】分析必要項目データが設定された後、全社
員対象であれば最初の社員である初期値i=1、月単位
の残業集計であれば最初の月である初期値j=1を設定
する(S6,S7)。
【0037】しかる後、分析必要項目データのうち、分
析対象項目が月単位の残業時間の算出であるので、社員
i=1についてデータベース2に格納される人事情報で
ある出退勤の時刻情報から各日の残業時間を加算し、1
ヶ分の残業時間を集計し、例えば社員番号とともにバッ
ファメモリ17などに保存する(S8,S9:分析対象
データ処理手段)。
【0038】以上のようにして1ヶ分の残業時間が集計
された後、全月処理完了かを判断し(S10)、未だ未
処理月が残っている場合にはj=1に+1インクリメン
トし(S11)、ステップS8に戻り、同様の処理を繰
り返す。ステップS10において、社員i=1について
各月の残業時間の集計が完了したとき、時系列分析用エ
ンジン18を用いて、初期月から徐々に残業時間が増加
傾向か、フラットか或いは減少傾向かを判断し、増加傾
向に有ると判断されたとき、データベース2上の分析結
果保存用テーブル19に、社員コード、分析された社員
の特徴である残業増加傾向、分析日時などの情報を登録
する(S12,S13:データ分析処理機能)。
【0039】引き続き、対象社員全部の残業時間の集計
が完了したかを判断し(S14)、未だ未処理社員が存
在する場合にはi=1に+1インクリメントし(S1
5)、ステップS7に戻り、同様の処理を繰り返し実行
する。
【0040】従って、分析結果保存用テーブル19に
は、残業時間の増加傾向にある社員が順次登録されるこ
とになる。
【0041】なお、分析結果保存用テーブル19には、
社員コード、分析された社員の特徴である残業増加傾
向、分析日時とともに、バッファメモリ17に記憶され
ている各月の残業時間も同時に記述するようにしてもよ
い。また、時系列分析用エンジン18を用いて、複数月
の残業時間が増加傾向か、フラットか或いは減少傾向か
を判断しているので、対象社員全部の社員コード、増加
・フラット・減少の傾向、分析日時を分析結果保存用テ
ーブル19に登録するようにしてもよい。
【0042】そして、以上のような分析処理後に直ち
に、または当該分析処理と切り離した適宜な時期に例え
ば棒グラフ表示可能に加工し、表示部に分析結果を表示
する(S16,S17:分析処理結果表示機能)。
【0043】図5はある社員における2000/01〜
2000/12間の各月残業集計時間を表す棒グラフで
あるが、このグラフから残業時間が徐々に増加傾向にあ
ることが分る。
【0044】なお、図6は、分析必要項目データとし
て、分析種別:時系列分析法、分析対象項目:残業時
間、分析検出対象:一時的な急変などを用いたとき、分
析結果として表れてくる棒グラフである。すなわち、社
員のうち、図6に示すように一時的に残業時間が急変し
たとき、分析結果保存用テーブル19に、社員コード、
残業急変増加、分析日時などが登録される。
【0045】時系列分析法の場合、分析検出対象として
は、増加/減少傾向、一時的な急変、急激な値の変化、
周期性等が設定でき、また分析対象項目としては、残業
時間の他、年休取得回数、欠勤時間、交通費等について
指定すれば、同様の手順によって分析結果を取得するこ
とが可能である。
【0046】なお、分析処理には大量の時間やリソース
が必要となるので、例えば人事情報の登録時や検索を行
うときなどに行うことは非効率的である。そこで、登録
処理や検索処理、通常の業務が実施されていない例えば
夜間の時間帯に非同期に分析処理することが望ましい。
【0047】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、一般的には各社員の個人情報はその情報のみを見た
場合、平凡な情報であるか、特徴的な情報であるかなか
なか判断できない。しかし、会社全体、各組織間、他の
社員と比較してみた時に何らかの特徴を見出すことがで
きる。
【0048】しかし、従来の人事情報管理システムで
は、検索処理だけに依存している場合、それなりに予想
される情報は検索できるが、予想外の特徴的情報や有効
な情報を取り出すことは難しい。例えば個人情報から教
育履歴を見た時、どのような教育をいつ受けているかを
知ることが可能であるが、それ以上の情報を知ることが
できない。例えばその教育が会社の業務においてどの程
度の評価を与えたらよいか、あるいは業務の反映度とし
て表すことが難しい。
【0049】その点において本発明システムでは、例え
ば教育履歴と入社年月日との組み合わせにおいて分析
し、××年以前入社でΔΔ教育を受けていない人が10
00人中10数人だけいるという場合は、特徴的な情報
と言える。なぜならば、必要に応じて該当者に対してΔ
Δ教育を受けることを促すアクションにつなげることが
出来るためである。また、残業時間の推移と休暇や傷病
との関連性とを分析することにより、仕事の負荷と健康
状態の特徴をみいだすことも可能となる。つまり、人事
情報を個人情報として捕らえることなく、周りの人との
関係を分析すれば、個人の情報が特徴として浮かび上が
ってくることにより、人事情報を有効に活用することが
できる。
【0050】なお、上記実施の形態では、個人の情報か
ら分析結果を得るようにしているが、会社全体の分析、
組織毎の分析、役職毎の分析も行い、それを分析結果保
存用テーブル19に保存し、検索・参照する仕組みを実
現することも分析か処理を行うことにより可能となる。
【0051】また、検索処理としては、分析結果を照会
するだけでなく、検索条件の一つとして利用することも
可能である。このようにすることにより、例えば分析結
果保存用テーブル19に全社員に月別残業時間が保存さ
れている場合、図5および図6に示すような「残業時間
が増加傾向にある人」や「残業時間が一時的に急増した
人」などを容易にピックアップすることができる。
【0052】その他、本願発明は、上記実施の形態に限
定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り
組み合わせて実施することが可能であり、その場合には
組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施
の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれてお
り、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点
を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つ
かの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場
合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部
分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
憶手段に格納される多量の人事情報を分析し特徴ある情
報や有効な情報を確実に取得できる人事情報管理システ
ム及びプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる人事情報管理システムの一実
施の形態を示す構成図。
【図2】 図1に示す情報処理制御部の中の分析処理部
における機能構成を示す図。
【図3】 分析結果保存用テーブルのデータ配列例を示
す図。
【図4】 情報処理制御部の中の分析処理部の動作およ
びプログラムの一連の処理を説明するフローチャート。
【図5】 分析処理後の分析結果を棒グラフで表した
図。
【図6】 分析処理後のもう1つの分析結果を棒グラフ
で表した図。
【図7】 従来の人事情報管理システムの一実施の形態
を示す構成図。
【符号の説明】
1…入出力装置 2…データベース 3…情報処理制御部 11…検索処理部 12…分析処理部 121…分析必要項目データ設定手段 122…分析対象データ処理手段 123…データ分析処理手段 124…分析処理結果表示手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各個人の基本情報を含む人事情報を記憶
    する記憶手段と、 入力される分析指示のもとに前記記憶手段に記憶される
    人事情報を処理し、この処理結果に対して分析用エンジ
    ンを用いて分析処理を行い、この分析結果を前記記憶手
    段に記憶させる分析処理部および外部から検索条件指定
    のもとに検索指示を受けたとき前記記憶手段に記憶され
    る人事情報並びに前記分析結果の中から指定された検索
    条件に応じた情報を検索する検索処理部を有する情報処
    理制御部とを備えたことを特徴とする人事情報管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の人事情報管理システム
    において、 前記分析処理部は、所要とする分析必要項目データを設
    定する分析必要項目データ設定手段と、この手段により
    設定された分析必要項目データのうち、分析対象項目に
    応じて前記人事情報を演算処理する分析データ処理手段
    と、この分析データ処理手段による処理結果に対し、分
    析用エンジンを用いて分析検出対象を分析するデータ分
    析処理手段とを備えたことを特徴とする人事情報管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 各個人の基本情報を含む人事情報が記憶
    され、この人事情報を用いて分析処理を行うコンピュー
    タに、 外部から入力される分析指示のもとに所要とする分析必
    要項目データが入力されると、所要とする記憶手段に格
    納設定する分析必要項目データ設定機能と、この機能に
    よって設定された分析必要項目データのうち、分析対象
    項目に応じて前記人事情報を演算処理する分析データ処
    理機能と、この分析データ処理機能による処理結果に対
    し、分析用エンジンを用いて分析検出対象を分析するデ
    ータ分析処理機能とを実現させることを特徴とするプロ
    グラム。
JP2001216981A 2001-07-17 2001-07-17 人事情報管理システム及びプログラム Pending JP2003030385A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001216981A JP2003030385A (ja) 2001-07-17 2001-07-17 人事情報管理システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001216981A JP2003030385A (ja) 2001-07-17 2001-07-17 人事情報管理システム及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003030385A true JP2003030385A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19051383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001216981A Pending JP2003030385A (ja) 2001-07-17 2001-07-17 人事情報管理システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003030385A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008524729A (ja) * 2004-12-21 2008-07-10 シーティーアールイー プロプライエタリー リミテッド 変化管理
CN101506803B (zh) * 2003-12-29 2012-08-22 雅虎公司 横向搜索
JP2019185192A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、勤務管理システムおよびプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07325870A (ja) * 1994-04-07 1995-12-12 Hiroko Matsuzawa 時間管理システム
JP2000090160A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Toshiba Corp 人事情報システムおよび記録媒体
WO2000052553A2 (en) * 1999-03-03 2000-09-08 Siebel Systems, Inc. Marketing support data base management method, system and program product
JP2000285128A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Toshiba System Kaihatsu Kk 業務分析システム
JP2000339374A (ja) * 1999-05-27 2000-12-08 Ntt Data Corp 人物管理システム、人物管理端末、データ管理端末、人物管理方法及び記録媒体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07325870A (ja) * 1994-04-07 1995-12-12 Hiroko Matsuzawa 時間管理システム
JP2000090160A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Toshiba Corp 人事情報システムおよび記録媒体
WO2000052553A2 (en) * 1999-03-03 2000-09-08 Siebel Systems, Inc. Marketing support data base management method, system and program product
JP2000285128A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Toshiba System Kaihatsu Kk 業務分析システム
JP2000339374A (ja) * 1999-05-27 2000-12-08 Ntt Data Corp 人物管理システム、人物管理端末、データ管理端末、人物管理方法及び記録媒体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101506803B (zh) * 2003-12-29 2012-08-22 雅虎公司 横向搜索
JP2008524729A (ja) * 2004-12-21 2008-07-10 シーティーアールイー プロプライエタリー リミテッド 変化管理
US8301489B2 (en) 2004-12-21 2012-10-30 Ctre Pty Limited Change management
JP2019185192A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、勤務管理システムおよびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE112011105930T5 (de) Schirmdaten-Editiervorrichtung für eine programmierbare Anzeigevorrichtung
JP5184952B2 (ja) 人事情報処理システム
US20150193511A1 (en) Graphical record matching process replay for a data quality user interface
JPH08305616A (ja) データ管理システム
Su et al. The routineness of routines: measuring rhythms of media interaction
US20090228794A1 (en) Business specification comprehension assistance system and method
JP2010211575A (ja) 情報評価支援システム
JP7287050B2 (ja) データチェック装置、データチェック方法及びデータチェックプログラム
JP2003030385A (ja) 人事情報管理システム及びプログラム
US20200005400A1 (en) Selection system of comparable companies
JP3025479B2 (ja) 関係情報提供装置、関係情報提供方法及び記録媒体
JPH08137950A (ja) 履歴データ処理装置
JP4135330B2 (ja) 人物紹介システム
JP2008287397A (ja) 人事情報処理装置、人事情報処理方法、人事情報処理プログラム
CN112905589A (zh) 科技人才数据加工方法、系统、存储介质及终端
JP2004126848A (ja) 類似事例検索方法
CN112948441A (zh) 一种面向财务数据的多维数据归集方法及设备
JP2007048067A (ja) 営業支援システム
JP2002279119A (ja) ワークフロー管理システムのための業務分析システムおよび業務分析方法
JP2017021532A (ja) 届出手続の進捗管理システム、届出手続の進捗管理方法、届出手続の進捗管理システムのプログラム、及びそのプログラムが収納された記録媒体
JP2013171495A (ja) データ管理装置、データ管理方法及びデータ管理プログラム
JP2005190404A (ja) 学習講座提案システム、学習講座提案方法、および学習講座提案プログラム
JP2020017021A (ja) 企業間ベンチマーキング装置、企業間ベンチマーキングシステムおよびプログラム
JP6797963B2 (ja) 匿名加工対象特定方法、匿名加工対象特定システム及びプログラム
JP6700450B1 (ja) 文書出力システム、文書出力方法及び文書出力プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101214