JP2019172319A - 包材および包装体 - Google Patents

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寛 吉田
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【課題】 自立可能な包装体をより容易に製造することが可能な包材および包装体を提供すること。【解決手段】 y方向に重ねられた第1外板部1および第2外板部2を有する台材10と、第1外板部1および第2外板部2の間に配置された第1フィルム41と、を備える包材A1であって、第1外板部1は、y方向に貫通し且つ第1フィルム41を露出させる第1開口部15を有しており、第1外板部1および第2外板部2は、z方向における天側端11,21が開口可能であり、且つx方向において第1開口部15両側が互いに固定されており、台材10は、第1外板部1および第2外板部2のz方向における底端縁11,21のそれぞれに固定され、且つ折り畳まれた状態で第1外板部1および第2外板部2の間に配置された内板部3を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、台材に挟まれたフィルムを有する包材および包装体に関する。
台材に挟まれた透明なフィルムによって、被包装物が視認可能な状態で包装された包装体が種々に提案されている。特許文献1には、このような包装体の一例が開示されている。同文献に開示された包装体は、一対の外板部を有する台材と、一対の外板部に挟まれた一対のフィルムと、一対のフィルムに覆われた被包装物とを備えている。一対の外板部には、それぞれ開口部が形成されている。これらの開口部からは、一対のフィルムが露出している。被包装物は、平面視において一対の開口部に収容されており、一対のフィルムを延伸させるようにして一対の外板部から突出している。
同文献の図5,図6には、自立させることを意図した包装体が提案されている。この包装体においては、台材が、自立部を有している。自立部は、外板部から延長された部分を折り曲げ、外板部の外表面に固定することにより形成されている。自立部を底面として用いることにより、この包装体は、被包装物を載置面に当接させることなく自立可能とされている。
特開2012−153396号公報
上述の包装体においては、被包装物を包装する作業とは別に、自立部を形成するための作業が必要である。このため、包装体の製造が煩雑となるという問題がある。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、自立可能な包装体をより容易に製造することが可能な包材および包装体を提供することをその課題とする。
本発明の第1の側面によって提供される包材は、第1方向に重ねられた第1外板部および第2外板部を有する台材と、前記第1外板部および前記第2外板部の間に配置された第1フィルムと、を備える包材であって、前記第1外板部は、前記第1方向に貫通し且つ前記第1フィルムを露出させる第1開口部を有しており、前記第1外板部および前記第2外板部は、前記第1方向と直角である第2方向における天側端が開口可能であり、且つ前記第1方向および前記第2方向と直角である第3方向において前記第1開口部両側が互いに固定されており、前記台材は、前記第1外板部および前記第2外板部の前記第2方向における底端縁のそれぞれに固定され、且つ折り畳まれた状態で前記第1外板部および前記第2外板部の間に配置された内板部を有する、ことを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1フィルムおよび前記第2外板部の間に配置された第2フィルムを更に備え、前記第2外板部は、前記第2フィルムを露出させる第2開口部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記内板部は、前記第1外板部および前記第2外板部の前記底端縁に各別に固定された一対の第1片を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記内板部は、前記一対の第1片に対して前記第1外板部および前記第2外板部の前記底端縁とは反対側にそれぞれ位置し、且つ互いに固定された一対の第2片を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記内板部は、前記第2方向底側に凹む位置決め凹部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記内板部は、前記第3方向に凹む係止凹部を有する。
本発明の第2の側面によって提供される包材は、本発明の第1の側面によって提供される包材と、前記第1フィルムおよび前記第2外板部の間に位置する被包装物と、を備え、前記被包装物は、前記第1方向視において少なくとも一部が前記第1開口部に収容されており、前記内板部が前記第1方向に拡開された状態であることにより、前記第1外板部および前記第2外板部の前記底端縁を用いて自立可能であることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記内板部は、前記被包装物に接している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記被包装物は、前記位置決め凹部に接している。
本発明によれば、前記第1外板部および前記第2外板部の間に、前記第1外板部および前記第2外板部の底端縁に固定された前記内板部が折り畳まれた状態で設けられている。前記包材の天側を開口し、前記被包装物を挿入することにより、前記内板部が拡開され、前記第1外板部および第2外板部の底端縁が前記第1方向に離間する。この結果、前記包装体は、前記第1外板部および第2外板部の底端縁を当接させることにより、前記第2方向に沿って自立することが可能である。このように、前記包材によれば、前記被包装物を挿入することにより、自立可能な形態を形成することが可能であり、自立させるためだけの作業が不要である。したがって、自立可能な前記包装体をより容易に製造することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に係る包材を示す正面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 図1のV−V線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に係る包材を示す展開平面図である。 本発明の第1実施形態に係る包材を示す展開底面図である。 本発明の第1実施形態に係る包材を用いた包装体の製造を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る包材を用いた包装体の製造を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装体を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装体を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装体を示す底面図である。 図11のXIII−XIII線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に係る包材の第1変形例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る包材の第2変形例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る包材の第3変形例を示す要部正面図である。 本発明の第1実施形態に係る包材の第4変形例を示す要部正面図である。 本発明の第1実施形態に係る包材の第5変形例を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態に係る包材の第6変形例を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態に係る包材を示す展開底面図である。 本発明の第2実施形態に係る包材を示す正面図である。 図21のXXII−XXII線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装体を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装体を示す底面図である。 図23のXXV−XXV線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係る包材および包装体の第1変形例を示す要部断面図である。 本発明の第3実施形態に係る包材を示す展開底面図である。 本発明の第3実施形態に係る包材を示す正面図である。 図28のXXIX−XXIX線に沿う断面図である。 図28のXXX−XXX線に沿う断面図である。 本発明の第3実施形態に係る包装体を示す正面図である。 図31のXXXII−XXXII線に沿う断面図である。 図31のXXXIII−XXXIII線に沿う断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、それらの対象物に順列を付することを意図していない。
<第1実施形態>
図1〜図7は、本発明の第1実施形態に係る包材を示している。本実施形態の包材A1は、台材10、第1フィルム41および第2フィルム42を備えている。包材A1は、後述の包装体B1を製造するためのものである。
図1は、包材A1を示す正面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図である。図5は、図1のV−V線に沿う断面図である。図6は、包材A1を示す展開平面図である。図7は、包材A1を示す展開底面図である。これらの図において、y方向は、本発明の第1方向に相当し、z方向は、本発明の第2方向に相当し、x方向は、本発明の第3方向に相当する。なお、以降の説明においては、z方向において便宜上、天および底、または上および下の語句を適宜用いる。
台材10は、包材A1の本体をなす部材である。台材10としては、一般的な、所謂ノンコート紙と呼ばれる厚紙、普通紙、合成紙等からなる台紙の他に、表面に樹脂層が設けられた所謂コート紙、あるいは合成樹脂シートなどを採用しうる。これらは単層シート、およびこれらの2以上のシートが積層接着された積層シートなどの各種シート材を用いることができる。以降においては、台材10が、厚紙からなる場合を例に説明する。また、後述のように、台材10の一部同士をヒートシールによって接合する場合には、シーラント層が設けられた台材10を用いることが好ましい。
本実施形態においては、台材10は、第1外板部1、第2外板部2および内板部3を有する。図6および図7に示すように、図示された例においては、台材10は、1枚の厚紙によって形成されているが、これに限定されず、複数枚の厚紙等によって構成されてもよい。
第1外板部1および第2外板部2は、y方向に重ねられている。図示された例においては、第1外板部1および第2外板部2は、y方向視において略矩形状であり互いの大きさが略同じであるが、第1外板部1および第2外板部2は、互いの形状や大きさが異なるものであってもよい。
第1外板部1は、底端縁11、天端縁12、一対の側端縁13、第1開口部15および係止孔17を有する。底端縁11は、z方向底側の端縁であり、天端縁12は、z方向天側の端縁である。一対の側端縁13は、x方向両側の端縁である。第1開口部15は、第1外板部1をy方向に貫通している。第1開口部15の形状や大きさは、特に限定されず、後述の包装体B1において収容すべき被包装物80の形状や大きさ等によって適宜設定される。係止孔17は、第1開口部15に対してz方向天側に設けられており、y方向に貫通する小孔である。
第2外板部2は、底端縁21、天端縁22、一対の側端縁23、第2開口部25および係止孔27を有する。底端縁21は、z方向底側の端縁であり、天端縁22は、z方向天側の端縁である。一対の側端縁23は、x方向両側の端縁である。第2開口部25は、第2外板部2をy方向に貫通している。第2開口部25の形状や大きさは、特に限定されず、後述の包装体B1において収容すべき被包装物80の形状や大きさ等によって適宜設定される。図示された例においては、第2開口部25は、y方向視において第1開口部15と一致している。係止孔27は、第2開口部25に対してz方向天側に設けられており、y方向に貫通する小孔である。係止孔27は、y方向視において係止孔17と一致している。
図4〜図7に示すように、図示された例においては、第1外板部1の一方の側端縁13と第2外板部2の一方の側端縁23とが、互いに一体的に繋がっており、これにより互いに固定されている。また、台材10は、接合片29を有する。接合片29は、他方の側端縁23から延出しており、y方向に長く延びている。側端縁23は、第1外板部1の他方の側端縁13付近の部分と、たとえば接合部51によって接合されている。このように、包材A1においは、第1外板部1および第2外板部2は、x方向において第1開口部15(第2開口部25)の両側が互いに固定されている。
接合部51は、第1外板部1の一部と第2外板部2の一部とを適切に接合可能なものであればよく、エマルジョン型粘着剤、ホットメルト等の接着剤や接着テープが用いられる。また、接合部51と同様の機能を果たす別の手法として、ヒートシールや固定具(テープ、ステープラーなど)を用いてもよい。
また、第1外板部1および第2外板部2は、天端縁12および天端縁22において開口可能とされている。すなわち、第1外板部1および第2外板部2は、天端縁12および天端縁22の付近において、互いに接合された構成や互いに繋がった構成ではない。
内板部3は、第1外板部1の底端縁11および第2外板部2の底端縁21にそれぞれ固定されており、折り畳まれた状態で第1外板部1および第2外板部2の間に配置されている。すなわち、図2および図3に示すように、内板部3は、第1外板部1および第2外板部2の間において、底端縁11および底端縁21からz方向天側に折り畳まれた状態で突出した部材である。また、図示された例においては、内板部3は、y方向視において一部が第1開口部15および第2開口部25内に位置しており、y方向において視認される状態である。
本実施形態においては、内板部3は、第1片311,312および第2片321,322を有する。
第1片311は、第1外板部1の底端縁11に固定されており、図示された例においては、折り返し部分を介して底端縁11に繋がっている。第1片312は、第2外板部2の底端縁21に固定されており、図示された例においては、折り返し部分を介して底端縁21に繋がっている。第1片311,312の形状は特に限定されず、図示された例においては、z方向天側が大である略台形状である。ただし、図1、図6および図7に示すように、第1片311および第1片312は、台形状のx方向一方側が切断された形状とされている。図示された例においては、第1片311および第1片312は、y方向視において互いに一致しているが、互いに異なる形状および大きさであってもよい。
図示された例においては、第1片311,312は、切断容易部3111,3121が形成されている。切断容易部3111,3121は、複数の短い切断線からなり、後述の包装体B1の開封において台材10を容易に切断するために設けられている。
第2片321は、第1片311に対して底端縁11とは反対側に位置しており、図示された例においては、第1片311に繋がっている。第2片322は、第2片321に対して底端縁21とは反対側に位置しており、図示された例においては、第2片321に繋がっている。第2片321と第2片322とは互いに対面しており、互いに固定されている。図示された例においては、第2片321と第2片322とは、接合部53によって接合されている。接合部53は、上述した接合部51と同様の構成としてもよく、たとえば接着剤からなる。図示された例においては、第2片321と第2片322とは、y方向視において一致する形状であり、x方向に長く延びた形状である。
図示された例においては、第2片321には、位置決め凹部381が形成されている。位置決め凹部381は、第2片321のz方向天側端からz方向底側に凹んでいる。また、第2片322には、位置決め凹部382が形成されている。位置決め凹部382は、第2片322のz方向天側端からz方向底側に凹んでいる。図示された例においては、位置決め凹部381と位置決め凹部382とは、y方向視において一致しており、たとえばx方向に長く延びる略矩形状である。
第1フィルム41は、y方向視において第1開口部15から露出しており、第1開口部15を塞いでいる。第1フィルム41は、第1外板部1に固定されている。第2フィルム42は、y方向視において第2開口部25から露出しており、第2開口部25を塞いでいる。第2フィルム42は、第2外板部2に固定されている。第1フィルム41および第2フィルム42の第1外板部1および第2外板部2への固定手法は特に限定されず、接着剤やヒートシール等が適宜用いられる。
第1フィルム41および第2フィルム42は、後述の被包装物80に沿って延伸しうる伸縮性を発揮するフィルムであり、被包装物80を包装するためのものである。第1フィルム41および第2フィルム42は、被包装物80に密着させることにより、被包装物80をより確実に保持するとともに、外観において被包装物80を明瞭に視認可能としうるものが好ましい。
第1フィルム41および第2フィルム42としては、特に限定されず、通常公知の伸縮性を備える単層構成または一種あるいは二種以上の複層構成の合成樹脂製フィルムが用いられる。また、適宜必要に応じて、ガスバリアー性や遮光性等の各種機能を有するフィルムを用いてもよい。第1フィルム41および第2フィルム42の厚みは、通常10μm〜200μm、好ましくは30μm〜100μmである。
第1フィルム41および第2フィルム42の層を構成する材質の種類としては、特に限定されないが、たとえば、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、軟質塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂が挙げられ、これらは単独で用いられてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。好ましくは、ポリオレフィン系樹脂及びポリウレタン系樹脂であり、特に好ましくはポリオレフィン系樹脂である。
ポリオレフィン系樹脂としては、たとえば、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂、ポリプロピレンなどのポリプロピレン系樹脂、プロピレン−エチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸−不飽和カルボン酸エステル共重合体などの各種共重合体が挙げられる。
図7に示すように、本実施形態においては、第1フィルム41および第2フィルム42は、1つのフィルム40によって構成されている。なお、第1フィルム41と第2フィルム42とは、互いに別体のフィルムによって構成されていてもよい。
次に、包材A1を用いた包装体の製造の一例を図8および図9を参照しつつ説明する。
まず、図8に示すように、包材A1のz方向天側を開口する。この開口は、たとえば第1外板部1および第2外板部2の一対の側端縁13,23をx方向両側から接近させるように、包材A1を変形させることにより行う。この変形により、第1外板部1の天端縁12と第2外板部2の天端縁22とがy方向に離間する。これにより、包材A1のz方向天側が開口する。なお、この開口動作により、第1外板部1の底端縁11と第2外板部2の底端縁21とがy方向に離間することにより、折り畳まれた内板部3が拡開される場合もある。
次いで、包材A1のz方向天側の開口から、被包装物80を包材A1内に挿入する。被包装物80は、包材A1によって包装可能なものであれば種類、大きさ、形状、個数等は特に限定されない。被包装物80としては、例えば化粧品、医薬品、医薬器具、食品、飲料品、日用品、電子機器等が挙げられる。図示された例においては、被包装物80は、いわゆるチューブ形状の容器体であり、このような物体の例として、たとえば化粧品や医薬品等が挙げられる。
被包装物80を、z方向下方に向けて挿入すると、内板部3のz方向天端縁(第2片321および第2片322の天端縁)に当接する。さらに被包装物80を下降させると、被包装物80によって内板部3が下方に押圧され、第1片311と第1片312とが、y方向に拡開される。これにより、図9に示すように、被包装物80の挿入が完了する。同図に示すように、被包装物80は、内板部3の位置決め凹部381,382に当接することにより、z方向下方へのこれ以上の下降が阻止されている。また、被包装物80の挿入に伴って、第1フィルム41および第2フィルム42が、被包装物80に沿うように延伸させる。この延伸により、第1フィルム41および第2フィルム42に張力が生じる。この張力は、被包装物80の下降に対する抵抗力となり、過度な下降を抑制する。なお、図示された状態において、被包装物80の底端縁は、第1開口部15および第2開口部25の天端縁よりも若干z方向天側(上側)に位置している。
そして、第1外板部1および第2外板部2の底端縁11および底端縁21付近の部分同士を固定する。この固定手法は特に限定されず、接着剤を用いた接着や、ヒートシールによる接合、あるいは固定具を用いた手法であってもよい。図示された例においては、第1外板部1および第2外板部2の内面にシーラント層が設けられており、ヒートシールを用いる場合について説明する。
以上の工程を経ることにより、図10〜図13に示す包装体B1が得られる。包装体B1は、包材A1が用いられており、被包装物80を収容している。
図10は、包装体B1を示す斜視図である。図11は、包装体B1を示す正面図である。図12は、包装体B1を示す底面図である。図13は、図11のXIII−XIII線に沿う断面図である。
上述した製造方法を経ることにより、第1外板部1および第2外板部2は、z方向天側において接合部61によって互いに接合されている。接合部61では、たとえば第1外板部1と第2外板部2との内面に設けられたシーラント層同士が、ヒートシールによって接合されている。なお、所望の接合部において、対向する第1フィルム41と第2フィルム42とが存在するときは、対向する第1フィルム41と第2フィルム42とがヒートシールによって接合されることになる。
図11に示すように、被包装物80は、少なくとも一部がy方向視において第1開口部15および第2開口部25に収容されている。図示された例においては、被包装物80は、すべてが第1開口部15および第2開口部25に収容されている。また、本例においては、図13に示すように、被包装物80は、その一部が第1開口部15および第2開口部25からy方向に突出している。これに伴い、第1フィルム41および第2フィルム42の一部ずつが、第1開口部15および第2開口部25からy方向に突出している。
内板部3は、第1外板部1および第2外板部2がy方向に離間するように変形したことにより、折り畳まれた状態から拡開された状態となっている。この拡開は、被包装物80が内板部3に当接することによっても促進される。図示された例においては、第2片321および第2片322が互いに固定された状態が維持されており、第1片311および第1片312が拡開されている。図13に示すように、図示された例においては、第2片321および第2片322のz方向底端縁が、z方向において底端縁11および底端縁21と略同じ高さか、若干上方に位置している。また、図11および図13に示すように、図示された例においては、内板部3は、y方向視において第1開口部15および第2開口部25よりもz方向底側に位置しており、第1開口部15および第2開口部25内を通じて視認されない。
図13に示すように、包装体B1は、内板部3が拡開された状態であることにより、底端縁11および底端縁21において自立可能である。すなわち、包装体B1は、底端縁11および底端縁21を載置面FLに当接させることにより、z方向に沿った姿勢で自立可能である。なお、第1片311および第1片312が底端縁11および底端縁21とz方向において略同じ高さに位置する場合、包装体B1は、第1片311および第1片312によって自立するものであってもよい。
また、図示された例においては、被包装物80の底端が、位置決め凹部381および位置決め凹部382に当接している。より具体的には、被包装物80は、z方向において位置決め凹部381および位置決め凹部382に当接しており、x方向において位置決め凹部381および位置決め凹部382に収容された状態である。
図12に示すように、第1片311および第1片312は、z方向視において七角形の部位を構成している。図中右方の第1片311および第1片312と側端縁13および側端縁23との距離x2は、図中左方の第1片311および第1片312と側端縁13および側端縁23との距離x1よりも大きい。すなわち、第1片311および第1片312と一対の側端縁13および側端縁23との間の隙間は、図中右方の方が図中左方よりも大きい。
次に、包材A1および包装体B1の作用について説明する。
本実施形態によれば、包材A1において、第1外板部1および第2外板部2の間に、底端縁11および底端縁21に固定された内板部3が折り畳まれた状態で設けられている。図8および図9に示すように、包材A1の天側を開口し、被包装物80を挿入することにより、内板部3が拡開され、底端縁11および底端縁21がy方向に離間する。この結果、包装体B1は、底端縁11および底端縁21を当接させることにより、z方向に沿って自立することが可能である。このように、包材A1によれば、被包装物80を挿入することにより、自立可能な形態を形成することが可能であり、自立させるためだけの作業が不要である。したがって、自立可能な包装体B1をより容易に製造することができる。
内板部3は、第2片321および第2片322を有する。本実施形態においては、第2片321および第2片322は、接合部53によって互いに対面した状態で接合されている。これにより、第2片321および第2片322は、比較的剛性が高い部位を構成している。被包装物80の挿入においては、剛性が高い第2片321および第2片322に被包装物80が当接する。これにより、第2片321および第2片322が座屈してしまうなど不当な変形を生じることを抑制し、第1片311および第1片312をより確実に拡開することができる。
内板部3には、位置決め凹部381および位置決め凹部382が形成されている。位置決め凹部381および位置決め凹部382に被包装物80を当接させることにより、包材A1内における被包装物80のz方向位置とx方向位置とをより正確に設定することが可能である。
図12に示すように、包装体B1の底側部分においては、第1片311および第1片312のx方向片側に距離x2のより大きな隙間が設けられている。包装体B1から被包装物80を取り出す際には、この隙間に指を挿入し、図10の矢印に示す矢印の向きに第1片311および第1片312を引き出す。これにより、切断容易部3111および切断容易部3121に沿って台材10を切断し、第1外板部1および第2外板部2から内板部3を分離させる事が可能である。この結果、包材A1の底側が開封され、被包装物80をスムーズに取り出すことができる。
内板部3は、図1に示すように、包材A1では第1開口部15および第2開口部25を通じて視認可能である程度のz方向寸法を有しており、図11および図13に示すように、包装体B1においては、第1開口部15および第2開口部25よりもz方向底側に位置する程度に拡開される。これにより、内板部3の拡開によって底端縁11および底端縁21がy方向に十分に離間され、包装体B1をより安定して自立させることができる。また、包材A1において内板部3が視認可能であることは、被包装物80を挿入する際に内板部3と被包装物80との位置関係を視認によって把握するのに好ましい。特に、本例においては、内板部3に位置決め凹部381および位置決め凹部382が形成されている。位置決め凹部381および位置決め凹部382が第1開口部15および第2開口部25を通じて視認可能であることにより、位置決め凹部381および位置決め凹部382に被包装物80を確実に当接させることができる。これは、より正確な被包装物80の位置決めに好ましい。
図14〜図33は、本発明の変形例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
<第1実施形態 第1変形例>
図14は、包材A1の第1変形例を示す断面図である。本変形例の包材A11は、第1外板部1および第2外板部2が、互いに別体である2つの厚紙等によって構成されている。このような構成である本変形例の台材10は、2つの接合片29を有する。2つの接合片29は、第2外板部2のx方向両側から延出している。2つの接合片29は、たとえば2つの接合部51によって第1外板部1にそれぞれ接合され、固定されている。また、本変形例においては、第1フィルム41および第2フィルム42が、互いに別体である2つのフィルムによって構成されている。第1フィルム41および第2フィルム42は、それぞれ第1外板部1および第2外板部2に固定されている。
本実施形態によっても、自立可能な包装体をより容易に製造することができる。また、本変形例から理解されるように、台材10は、1枚の厚紙等によって構成してもよいし、複数枚の厚紙等によって構成してもよい。
<第1実施形態 第2変形例>
図15は、包材A1および包装体B1の第2変形例を示す断面図である。本変形例の包材A12は、第1外板部1が第1開口部15を有しており、第2外板部2は、第2開口部25を有していない。また、包材A12は、第1フィルム41を備えており、第2フィルム42を備えていない。
包装体B12においては、被包装物80は、y方向において、第1外板部1の側から第1開口部15および第1フィルム41を介して外観に表れており、第2外板部2の側からは外観に表れておらず、第2外板部2によって覆われている。また、被包装物80は、y方向視において少なくとも一部が第1開口部15に収容されている。本変形例においては、被包装物80のz方向天端縁は、第1開口部15のz方向天端縁よりも距離z1だけz方向天側に位置している。このため、被包装物80のz方向天側の一部は、y方向視において第1開口部15に収容されておらず、第1外板部1と第2外板部2とに挟まれている。
本変形例によっても、自立可能な包装体B12をより容易に製造することができる。また、本変形例から理解されるように、第1フィルム41および第2フィルム42の双方を備える構成に限定されず、第1フィルム41のみを備える構成であってもよい。また、第2フィルム42を備えない構成においては、第2外板部2は、第2開口部25を有さないものであってもよい。
<第1実施形態 第3変形例>
図16は、包材A1および包装体B1の第3変形例を示す要部正面図である。本変形例の包材A13および包装体B13は、内板部3が係止凹部391および係止凹部392を有する。係止凹部391は、第2片321に形成されており、x方向に凹んだ部位である。係止凹部392は、第2片322に形成されており、x方向に凹んだ部位である。図示された例においては、係止凹部391と係止凹部392とは、y方向視において互いに一致している。
本変形例によっても、自立可能な包装体B13をより容易に製造することができる。また、図10を参照して説明した開封と同様の手法によって包装体B13を開封する場合に、係止凹部391および係止凹部392に指先等を引っ掛けることにより、内板部3をより容易かつ確実に第1外板部1および第2外板部2から分離することが可能である。
<第1実施形態 第4変形例>
図17は、包材A1および包装体B1の第4変形例を示す要部正面図である。本変形例の包材A14および包装体B14は、内板部3のz方向における相対的な大きさが、上述した例と異なっている。本変形例においては、内板部3の一部が、包装体B14において、y方向視で第1開口部15および第2開口部25内に存在しており、視認可能である。
本変形例によっても、自立可能な包装体B14をより容易に製造することができる。また、たとえば、内板部3のうち第1開口部15および第2開口部25を通じて視認可能である部分に印刷等を施すことにより、包装体B14に異なった印象の外観を付与することができる。
<第1実施形態 第5変形例>
図18は、包材A1および包装体B1の第5変形例を示す要部断面図である。本変形例の包材A15および包装体B15は、内板部3の構成が上述した例と異なっている。本例の内板部3は、第1片311、第1片312、第2片321、第2片322、第3片331および第3片332を有する。
第3片331は、第1片311と第2片321との間に介在しており、第1片311と第2片321とを連結している。第3片332は、第1片312と第2片322との間に介在しており、第1片312と第2片322とを連結している。また、本例においては、第2片321と第2片322とは、互いに対面する姿勢で固定されているものの、第3片331および第3片332からz方向底側に延びる姿勢とされている。このため、包装体B15においては、第1片311および第1片312が底端縁11および底端縁21からz方向斜め上方に向かう姿勢であり、第3片331および第3片332が、x方向に概ね沿う姿勢となっている。被包装物80は、第3片331および第3片332に当接している。
このような本変形例によっても、自立可能な包装体B15をより容易に製造することができる。また、内板部3の具体的構成は特に限定されず、底端縁11および底端縁21に固定され、且つ拡開可能な構成であればよい。
<第1実施形態 第6変形例>
図19は、包材A1および包装体B1の第6変形例を示す要部断面図である。本変形例の包材A16および包装体B16は、内板部3の構成が上述した例と異なっている。本例の内板部3は、第5変形例と同様に、第1片311、第1片312、第2片321、第2片322、第3片331および第3片332を有する。
本例の第1片311および第1片312は、接合部54によって第1外板部1および第2外板部2に接合されている。このため、第1片311および第1片312は、拡開する部位とはなっていない。また、第1片311および第1片312は、その殆どが第1外板部1および第2外板部2に固定されており、これは、第1片311および第1片312が底端縁11および底端縁21に固定された構成の一例である。第2片321および第2片322は、包材A1および包装体B1と同様の姿勢で互いに固定されている。包装体B16においては、第3片331および第3片332が拡開することにより、自立可能な形態となる。
このような本変形例によっても、自立可能な包装体B16をより容易に製造することができる。また、内板部3が拡開可能となる具体的な構成は何ら限定されない。
<第2実施形態>
図20〜図25は、本発明の第2実施形態に係る包材を示している。本実施形態の包材A2は、展開状態(形成前の状態)の第1外板部1、第2外板部2および内板部3の位置関係が上述した実施形態と異なっている。
図20は、包材A2を示す展開底面図である。図21は、包材A2を示す正面図である。図22は、図21のXXII−XXII線に沿う断面図である。図23は、包装体B2を示す正面図である。図24は、包装体B2を示す底面図である。図25は、図23のXXV−XXV線に沿う断面図である。
図20に示すように、包材A2は、展開状態(形成前の状態)において第1外板部1と第2外板部2との間に内板部3が位置している。台材10は、2つの接合片29を有しており、第1外板部1および第2外板部2が、図21に示すように、y方向に重なった状態で固定される。
内板部3は、第1片311、第1片312、第2片321および第2片322を有する。第1片311および第1片312は、接合部54によって第1外板部1および第2外板部2に接合されており、固定されている。第2片321と第2片322とは、一体的に繋がることによって互いに固定されている。第2片321および第2片322には、切断容易部3211および切断容易部3221が形成されている。切断容易部3211および切断容易部3221は、複数の短い切断線からなる。また、内板部3には、係止凹部391および係止凹部392が形成されている。係止凹部391は、第2片321のx方向片側がx方向に凹んだ部位である。係止凹部392は、第2片322のx方向片側がx方向に凹んだ部位である。
本実施形態においては、第1開口部15および第2開口部25は、被包装物80の形状に対応して、円形状とされている。
図23および図25に示すように、包装体B2は、y方向視円形状の被包装物80を収容している。この被包装物80は、全体がy方向視において第1開口部15および第2開口部25に収容されている。
内板部3は、第1片311および第1片312が第1外板部1および第2外板部2に対して固定されており、第2片321および第2片322が拡開されている。図23に示すように、被包装物80は、第2片321および第2片322に当接している。図24に示すように、係止凹部391および係止凹部392は、包装体B2の底面視において、内板部3の一部が円弧状に切り欠かれたような部位となる。
本実施形態によっても、自立可能な包装体B2をより容易に製造することができる。また、第1外板部1、第2外板部2および内板部3を有する台材10を実現するための具体的な構成は何ら限定されず、展開状態において様々な形状の台材10を適宜採用することができる。また、図23に示すように、第2片321および第2片322は、底端縁11および底端縁21に対してz方向上方に位置しているが、係止凹部391および係止凹部392が設けられている。これにより、包装体B2の開封時に、係止凹部391および係止凹部391に指を引っ掛ける等により、切断容易部3211および切断容易部3221に沿って内板部3を適切に切断することができる。
切断容易部3211および切断容易部3221に沿って内板部3を切断することにより、内板部3の一部を除去し、包材A2を開封することができる。また、係止凹部391および係止凹部392を設けることにより、切断容易部3211および切断容易部3221に沿った切断をより容易かつ確実に行うことができる。
<第2実施形態 第1変形例>
図26は、包材A2および包装体B2の第1変形例を示す要部断面図である。本実施形態の包材A21および包装体B21においては、内板部3が第1片311および第1片312のみを有する。第1片311および第1片312は、底端縁11および底端縁21に繋がることによって固定されており、さらに、互いに一体的に繋がることによって互いに固定されている。このような変形例によっても、自立可能な包装体B21をより容易に製造することができる。
<第3実施形態>
図27〜図33は、本発明の第3実施形態に係る包材および包装体を示している。本実施形態の包材A3は、展開状態(形成前の状態)の第1外板部1、第2外板部2および内板部3の位置関係が上述した実施形態と異なっている。
図27は、包材A3を示す展開底面図である。図28は、包材A3を示す正面図である。図29は、図28のXXIX−XXIX線に沿う断面図である。図30は、図28のXXX−XXX線に沿う断面図である。図31は、包装体B3を示す正面図である。図32は、図31のXXXII−XXXII線に沿う断面図である。図33は、図31のXXXIII−XXXIII線に沿う断面図である。
図27に示すように、包材A3は、展開状態(形成前の状態)において第1外板部1の天端縁12と第2外板部2の天端縁22とが同一の部位となっており、第1外板部1および第2外板部2のそれぞれに、内板部3の一部ずつが繋がっている。より具体的には、第1片311が第1外板部1に繋がっており、第1片312が第2外板部2に繋がっている。第2片321は、第1片311に繋がっており、第2片322は、第1片312に繋がっている。第2片321と第2片322とは、接合部53によって接合されている。
また、内板部3には、係止凹部391および係止凹部392が形成されている。係止凹部391は、第1片311および第2片321のx方向片側が、x方向に凹んだ部位である。係止凹部392は、第1片312および第2片322のx方向片側が、x方向に凹んだ部位である。
図30に示すように、包材A2においては、第1外板部1と第2外板部2の第1開口部15および第2開口部25のx方向両側部分同士が、接合部62によって接合されている。接合部62は、たとえばヒートシールを用いた接合部位である。
図31〜図33に示すように、包装体B3においては、互いに接合された第2片321および第2片322に、被包装物80が当接している。また、第1外板部1および第2外板部2のz方向天側部分同士は、たとえばヒートシールを用いた接合部61によって接合されている。
本実施形態によっても、自立可能な包装体B3をより容易に製造することができる。また、第1外板部1、第2外板部2および内板部3を有する台材10を実現するための具体的な構成は何ら限定されず、展開状態において様々な形状の台材10を適宜採用することができる。
本発明に係る包材および包装体は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る包材および包装体の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A11,A12,A13,A14,A15,A16,A2,A21,A3:包材
B1,B12,B13,B14,B15,B16,B2,B21,B3:包装体
1 :第1外板部
2 :第2外板部
3 :内板部
10 :台材
11 :底端縁
12 :天端縁
13 :側端縁
15 :第1開口部
17 :係止孔
21 :底端縁
22 :天端縁
23 :側端縁
25 :第2開口部
27 :係止孔
29 :接合片
40 :フィルム
41 :第1フィルム
42 :第2フィルム
51,53,54,61,62:接合部
80 :被包装物
311,312:第1片
321,322:第2片
331,332:第3片
381,382:位置決め凹部
391,392:係止凹部
3111,3121,3211,3221:切断容易部
FL :載置面
x1,x2,z1:距離

Claims (9)

  1. 第1方向に重ねられた第1外板部および第2外板部を有する台材と、
    前記第1外板部および前記第2外板部の間に配置された第1フィルムと、を備える包材であって、
    前記第1外板部は、前記第1方向に貫通し且つ前記第1フィルムを露出させる第1開口部を有しており、
    前記第1外板部および前記第2外板部は、前記第1方向と直角である第2方向における天側端が開口可能であり、且つ前記第1方向および前記第2方向と直角である第3方向において前記第1開口部両側が互いに固定されており、
    前記台材は、前記第1外板部および前記第2外板部の前記第2方向における底端縁のそれぞれに固定され、且つ折り畳まれた状態で前記第1外板部および前記第2外板部の間に配置された内板部を有する、ことを特徴とする、包材。
  2. 前記第1フィルムおよび前記第2外板部の間に配置された第2フィルムを更に備え、
    前記第2外板部は、前記第2フィルムを露出させる第2開口部を有する、請求項1に記載の包材。
  3. 前記内板部は、前記第1外板部および前記第2外板部の前記底端縁に各別に固定された一対の第1片を有する、請求項1または2に記載の包材。
  4. 前記内板部は、前記一対の第1片に対して前記第1外板部および前記第2外板部の前記底端縁とは反対側にそれぞれ位置し、且つ互いに固定された一対の第2片を有する、請求項3に記載の包材。
  5. 前記内板部は、前記第2方向底側に凹む位置決め凹部を有する、請求項1ないし4のいずれかに記載の包材。
  6. 前記内板部は、前記第3方向に凹む係止凹部を有する、請求項1ないし5のいずれかに記載の包材。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の包材と、
    前記第1フィルムおよび前記第2外板部の間に位置する被包装物と、を備え、
    前記被包装物は、前記第1方向視において少なくとも一部が前記第1開口部に収容されており、
    前記内板部が前記第1方向に拡開された状態であることにより、前記第1外板部および前記第2外板部の前記底端縁を用いて自立可能であることを特徴とする、包装体。
  8. 前記内板部は、前記被包装物に接している、請求項7に記載の包装体。
  9. 前記被包装物は、前記位置決め凹部に接している、請求項5を引用する請求項7に記載の包装体。
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