JP2019172185A - 車両ドアのアッパートリム - Google Patents

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Abstract

【課題】 前端部の外観を向上させることができる車両ドアのアッパートリムを提供する。【解決手段】車両ドアの上縁部を構成するアッパートリム1は、トリム本体5と、トリム本体5を覆う表皮8とを備えている。トリム本体5は、互いに別体をなして車両前後方向に延びた第1芯材10と第2芯材20を連結することにより構成されている。第1芯材10がトリム本体5の上壁部11と車室側壁部12を提供し、第2芯材20がトリム本体20の車外側壁部22を提供する。キャップ30がトリム本体5の前端開口6を塞ぎ、トリム本体の前端開口6の縁を巻き込む表皮8の端末を、覆っている。キャップ30は、第1連結手段M1により第1芯材10の前端部に連結され、第2連結手段M2により第2芯材20の前端部に連結されている。【選択図】 図4

Description

本発明は、車両ドアの上縁部を構成するアッパートリムに関する。
車両ドアのアッパ―トリムは、車両の前後方向に延びており、トリム本体と、このトリム本体を覆う表皮とを備えている。
トリム本体は、車室側壁部と上壁部を有するとともに、少なくとも前部において車外側壁部を有している。したがって、トリム本体の少なくとも前部は断面逆U字形をなしている。
トリム本体は、少なくとも前部が断面逆U字形をなすとともに複雑な内部形状を有しており、単一の射出成形品で構成することができない。そのため、特許文献1、2に開示されているように、トリム本体は、第1芯材と第2芯材を連結することにより構成されている。
上記第1芯材がトリム本体の車室側壁部を提供し、上記第2芯材がトリム本体の車外側壁部を提供し、第1芯材及び/又は第2芯材が、トリム本体の上壁部を提供している。
特開2015−98265号公報 特開2018−2070号公報
上記構成のアッパートリムでは、表皮をトリム本体の前端開口周縁で巻き込み、その端末をトリム本体の内側に溶着等により固定しているが、トリム本体の前端開口と表皮端末が露出しているため、外観が悪かった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、車両ドアの上縁部を構成するアッパートリムにおいて、トリム本体と、このトリム本体を覆う表皮とを備え、上記トリム本体は、互いに別体をなして車両前後方向に延びた第1芯材と第2芯材を連結することにより構成され、上記第1芯材が上記トリム本体の車室側壁部を提供し、上記第2芯材が上記トリム本体の少なくとも前部において車外側壁部を提供し、上記第1芯材及び/又は上記第2芯材が、上記トリム本体の上壁部を提供しており、さらにキャップを備え、このキャップは、第1連結手段により上記第1芯材の前端部に連結され、第2連結手段により上記第2芯材の前端部に連結され、上記トリム本体の前端開口を塞ぎ、上記トリム本体の前端開口の縁を巻き込む上記表皮の端末を、覆っていることを特徴とする。
上記構成によれば、キャップがアッパートリムの前端開口を塞ぎ、その前端開口の縁を巻き込む表皮の端末を覆うので、外観を向上させることができる。また、第1、第2連結手段によりキャップを第1、第2芯材に連結するので、キャップの抜け止めを防止できる。また、第1、第2芯材が表皮により車幅方向に開く力を受けても、キャップを介して第1、第2芯材の前端部が連結されているので、その開きを抑制ないしは防止できる。
好ましくは、上記第1連結手段が、上記第1芯材においてその前端から所定距離離れた位置に形成された第1連結壁の第1係合穴と、上記キャップに形成されて車両後方に突出し上記第1係合穴に嵌る第1クリップと、を有し、上記第2連結手段が、上記第2芯材においてその前端から所定距離離れた位置に形成された第2連結壁の第2係合穴と、上記キャップに形成されて車両後方に突出し上記第2係合穴に嵌る第2クリップと、を有する。
上記構成によれば、簡単な構成でキャップを第1芯材と第2芯材に連結することができる。
好ましくは、上記第1クリップと上記第2クリップは、弾性変形により上下方向の幅を縮めることができ、上下に張り出した先端のヘッド部が上記第1連結壁と上記第2連結壁にそれぞれ係止されることにより上記キャップの抜け止めがなされており、さらに上記第1クリップと上記第2クリップは、車幅方向に弾性変形せず、それぞれ上記第1係合穴と上記第2係合穴に車幅方向の遊びがない状態で嵌っている。
上記構成によれば、キャップと第1、第2芯材との間の車幅方向の相対的変位が確実に禁じられるので、第1芯材と第2芯材の前端部の開きを、より一層確実に防止することができる。
好ましくは、さらに第3連結手段を備え、この第3連結手段は、上記第1連結壁と上記第2連結壁のいずれかに形成された第3係合穴と、上記キャップに形成されて車両後方に突出し上記第3係合穴に嵌る第3クリップと、を有し、上記第3クリップは、弾性変形により車幅方向の幅を縮めることができ、車幅方向に張り出した先端のヘッド部が上記第1連結壁又は上記第2連結壁に係止されており、さらに上記第3クリップは、上下方向に弾性変形せず上記第3係合穴に上下方向の遊びがない状態で嵌っている。
上記構成によれば、キャップのトリム本体に対する上下方向の変位を禁じることができ、キャップをより一層安定して保持することができる。
より具体的な態様では、上記第1芯材が上記車両ドアの上縁部の全長にわたって延び、上記車室側壁部と上記上壁部とを有し、上記第2芯材が上記ドアの上縁部の前部に配置され、上記車外側壁部と、上記第1芯材の内側に連結される連結部とを有し、上記第1連結壁と上記第2連結壁が部分的に重なっており、この重なり部分に上記第1、第2、第3係合穴のうちの一つの係合穴が配置され、上記第1、第2連結壁のうち当該一つの係合穴が形成されていない方の連結壁には、当該一つの係合穴に対応した位置に逃がし穴が形成されている。
上記構成によれば、第1、第2連結壁を部分的に重ねるため、第1、第2連結壁を広く形成することができる。
本発明によれば、キャップによりアッパートリムの前端開口を塞ぎ、その前端開口の縁を巻き込む表皮の端末を覆うので、外観を向上させることができる。また、キャップと第1、第2芯材との連結により、キャップの抜け止めを防止できるとともに、第1、第2芯材の前端部の開きを抑制ないしは防止できる。
本発明の一実施形態に係るアッパートリムを組み込んだ車両ドアを、車室側から見た概略正面図である。 (A)、(B)は、それぞれ図1におけるA−A矢視断面図、B−B矢視断面図である。 同アッパートリムのトリム本体を、車室側の第1芯材と車外側の第2芯材に分離して前方かつ上方から見た斜視図である。 同アッパートリムの前端部を前方から見た斜視図であり、(A)はキャップ取付直前の状態、(B)はキャップ取付後の状態をそれぞれ示す。 同アッパートリムのキャップ取付前の状態を前方から見た図である。 (A)、(B)、(C)は、それぞれ第2芯材、第1芯材、表皮を前方から見た図である。 (A)、(B)は、上記キャップを裏側(後方)からそれぞれ異なる方向で見た斜視図である。 上記第1芯材の前部と上記第2芯材を分解して下側から見た斜視図である。 (A)は上記第1芯材の前部に上記第2芯材を組み付けた状態、(B)はさらにキャップを取り付けた状態を、それぞれ下側から見た斜視図であり、理解を容易にするため表皮を省いて示す。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。理解を容易にするため、図1,図3において車両の前後方向を示し、図2、図3において車両幅方向における車室側、車外側を示す。
図1に示すように、ドア1はその内装として、上縁部を構成するアッパートリム2と、主トリム3とを備えている。主トリム3は、複数のトリム部(図示しない)により構成されている。
図2に示すように、アッパートリム2は、車両の前後方向に延びるトリム本体5と表皮8とを備えている。
図2、図3に示すように、トリム本体5は、樹脂製の射出成形品からなる第1芯材10と第2芯材20を備えている。第1芯材10はドア1の上縁部と同程度の長さを有し、第2芯材20は第1芯材10より短く、第1芯材10の前部に連結されている。
第1芯材10は、上壁部11と、この上壁部11の車室側の縁から垂下する車室側壁部12とを一体に有している。第1芯材10の車室側壁部12はドア1のパネルに取り付けられるが、その取付構造は本願発明の要旨ではないので、説明を省略する。
第2芯材20は、下側が開放された中空の連結部21と、この連結部21の車外側に形成された車外側壁部22とを一体に有している。車外側壁部22は、前方に向かって幅広になっている。
第1芯材10の上壁部11、車室側壁部12と第2芯材20の車外側壁部22が、それぞれトリム本体5の上壁部、車室側壁部、車外側壁部として提供されている。
本実施形態では、アッパートリム2の前部だけがドア1のドアパネルの上縁より上方に突出しており、後部はドアパネルの上縁とほぼ等しい高さになっている。
図2、図3に示すように、第1芯材10の前部において、車室側壁部12の内面には凸部12aが形成されている。第2芯材20の連結部21は車室側に垂直壁部21aを有しており、この垂直壁部21aの下部には固定穴21bが形成されている。
第2芯材20の固定穴21bに第1芯材10の凸部12aを挿入し、この凸部12aの先端部を溶融して拡径することにより、第1芯材10と第2芯材20が連結される。
図2に示すように、上記第1芯材10と第2芯材20の連結状態において、第2芯材20の連結部21が第1芯材10の上壁部11の下方に配置され、車外側壁部22が上壁部11の車外側の縁から下方に延びている。
表皮8は、トリム本体5の後部において第1芯材10の上壁部11および車室側壁部12を覆い、トリム本体5の前部において第1芯材10の上壁部11および車室側壁部12と第2芯材20の車外側壁部22を覆っている。
図3に示すように、第1芯材10の車室側壁部12の前端部12bは、前方に向かって車外側に進むように湾曲形状をなしており、これに対応して上壁部11の前端部は前方に向かって幅が狭くなっている。この上壁11の前端縁と車室側壁部12の前端縁と第2芯材20の車外側壁部22の前端縁により、上方に向かうにしたがって幅が狭くなる略三角形状の前端開口6(図4(A)、図5参照)が形成されている。
表皮8は、トリム本体5の前端開口6の縁を巻き込み、その端末がトリム本体5の内側に入り込んでいる。本実施形態では、表皮8の前端部の端末はトリム本体5に固定されず、図4(B)に示すように前端開口6に装着されるキャップ30により押さえられる。
キャップ30は、トリム本体5の前端開口6に対応した形状を有するキャップ本体30aを有しており、このキャップ本体30aが前端開口6を塞ぐとともに表皮8の前端の端末を隠すことにより、外観を向上させることができる。
次に、上記キャップ30を上記トリム本体5に連結するための構造について詳述する。
図3、図6(B)、図8に示すように、第1芯材10にはその前端縁より所定距離だけ後方に離れた位置において、車両前後方向と直交して(交差して)広がる第1連結壁15が一体に形成されている。第1連結壁15は、車室側壁部12の前端部12bの内面に連なるとともに上壁部11の下面に連なっている。第1連結壁15は上下に細長く形成されており、その下部には第1係合穴16が形成され、その上部には第3係合穴17が形成されている。これら係合穴16,18は矩形をなしている。
図3、図6(A)、図8に示すように、第2芯材20にはその前端縁(車外側壁部22の前端縁)より所定距離だけ後方に離れた位置において、車両前後方向と直交して(交差して)広がる第2連結壁25が一体に形成されている。第2連結壁25は、連結部21の前端に連なるとともに車外側壁部22の内面に連なっている。第2連結壁25には、第2係合穴26が形成され、その上方には逃がし穴27が形成されている。これら第2係合穴26と逃がし穴27は四角形をなしている。
図4(A)、図5、図9(A)に示すように、第1芯材10と第2芯材20が連結された状態において、第1芯材10の第1連結壁15と第2芯材20の第2連結壁25は略接するようにして部分的に重なっている。第2係合穴26は、第1係合穴16と第3係合穴17の間の中間高さに位置するとともに、第1係合穴16と第3係合穴17から車外側に偏倚している。第1連結壁15と第2連結壁25の重なり領域に第3係合穴17が配置されるとともに、逃がし穴27が第3係合穴17と一致した位置にある。逃がし穴27は第3係合穴17よりサイズが大きく、その周縁は第3係合穴17の周縁から離れている。
他方、図4(A)、図7(A),(B)に示すように、キャップ30は、キャップ本体30aの裏面(車両後方を向く面)に一体に形成されて後方に突出した3つのクリップ31,32,33とを有している。
第1クリップ31は、キャップ本体30aの車室寄りの下部に位置し、第3クリップ33は、車室寄りの上部に位置し、第2クリップ32は車外寄りの中間高さに位置している。すなわち、第1クリップ31は第1係合穴16に、第2クリップ32は第2係合穴26に、第3クリップ33は第3係合穴17に対応した位置にある。
図7(A)に示すように、第1クリップ31は、上下方向に対向する一対の細長い板状の弾性片31aと、ヘッド部31bとを有している。ヘッド部31bは、三角形の板状をなし、その上下部が弾性片31aから張り出して連結片31aに連なっている。このような構成により、第1クリップ31は上下方向に弾性変形可能であり、その上下方向の幅(特にヘッド部31bの幅)を縮小させることができる。連結片31aの車幅方向の幅は第1係合穴16と実質的に等しく、第1クリップ31は車幅方向に弾性変形しない。
第2クリップ32も、第1クリップ31と同様に、上下方向に対向する一対の細長い板状の弾性片32aと、ヘッド部32bとを有しており、上下方向に弾性変形可能であり、その上下方向の幅を縮小させることができる。連結片32aの車幅方向の幅は第2係合穴26と実質的に等しく、第2クリップ32は車幅方向に弾性変形しない。
第3クリップ33は、第1クリップ31、第2クリップ32と同様に、一対の弾性片33aとヘッド部33bを有しているが、これら弾性片33aとヘッド部33bの向きが90°異なる。したがって、第3クリップ33は車幅方向に弾性変形可能であるが上下方向には弾性変形しない。第3クリップ33の弾性片33aの上下方向の幅は第3係合穴17と実質的に等しい。
上記構成のキャップ30を上記トリム本体5の前端開口6に押し込むと、図9(B)に示すように、第1クリップ31が第1係合穴16に弾性変形しながら嵌り、第2クリップ32が第2係合穴26に弾性変形しながら嵌り、第3クリップ33が第3係合穴17に弾性変形しながら嵌る。このようにして、簡単な作業でキャップ30をトリム本体5に連結できる。第1係合穴16と第1クリップ31により第1連結手段M1が構成され、第2係合穴26と第2クリップ32により第2連結手段M2が構成され、第3係合穴17と第3クリップ33により第3連結手段M3が構成される。
上記キャップ30の連結状態で、クリップ31,32,33のヘッド部31b,32b,33bが連結壁15,25に係止されることにより、キャップ30のトリム本体5からの脱落を防止できる。
車幅方向に弾性変形しない第1クリップ31が第1係合穴16に車幅方向の遊びが無い状態で嵌められているので、キャップ30と第1芯材10の車幅方向の相対変位は生じない。また、車幅方向に弾性変形しない第2クリップ32が第2係合穴26に車幅方向の遊びが無い状態で嵌められているので、キャップ30と第2芯材20の車幅方向の相対変位も生じない。その結果、車室側壁部12と車外側壁部22は、キャップ30を介して車幅方向の相対変位を禁じられており、これら壁部12,22の前端部が表皮8に引っ張られて広がるのを防止できる。
また、上下方向に弾性変形しない第3クリップ33が第3係合穴17に上下方向の遊びが無い状態で嵌められているので、キャップ30は、第1芯材30に対する上下方向の相対変位をも禁じられる。その結果、キャップ30をより一層安定して保持することができる。
なお、逃がし穴27は、キャップ30の芯材10,20への連結に寄与しないが、連結壁15,25の重なりを可能にする。そのため。連結壁15,26の面積を広げることができ、その強度を増大させることができる。
本発明は上記実施形態に制約されず、さらに種々の態様が可能である。例えば、第2芯材は第1芯材と同等の長さを有し、ドアの上縁部の全長にわたって室外側壁部を有していてもよい。
トリム本体の上壁部は、第2芯材により提供してもよいし、第1芯材と第2芯材が半分ずつ提供してもよい。
第3係合穴は第2芯材の第2連結壁に形成してもよい。
第1連結壁と第2連結壁の重なり領域に配置されるのは、第1連結壁の第1係合穴であってもよいし、第2連結壁の第2係合穴であってもよい。第2係合穴が重なり領域に配置される場合には、第1連結壁に逃がし穴が形成されることになる。
本発明は、車両ドアのアッパートリムに適用できる。
1 ドア
2 アッパートリム
5 トリム本体
6 前端開口
8 表皮
10 第1芯材
11 上壁部
12 車室側壁部
15 第1連結壁
16 第1係合穴
17 第3係合穴
20 第2芯材
21 連結部
22 車外側壁部
25 第2連結壁
26 第2係合穴
27 逃がし穴
30 キャップ
31 第1クリップ
32 第2クリップ
33 第3クリップ
31a,32a,33a ヘッド部
M1 第1連結手段
M2 第2連結手段
M3 第3連結手段

Claims (5)

  1. 車両ドアの上縁部を構成するアッパートリムにおいて、
    トリム本体と、このトリム本体を覆う表皮とを備え、
    上記トリム本体は、互いに別体をなして車両前後方向に延びた第1芯材と第2芯材を連結することにより構成され、上記第1芯材が上記トリム本体の車室側壁部を提供し、上記第2芯材が上記トリム本体の少なくとも前部において車外側壁部を提供し、上記第1芯材及び/又は上記第2芯材が、上記トリム本体の上壁部を提供しており、
    さらにキャップを備え、このキャップは、第1連結手段により上記第1芯材の前端部に連結され、第2連結手段により上記第2芯材の前端部に連結され、上記トリム本体の前端開口を塞ぎ、上記トリム本体の前端開口の縁を巻き込む上記表皮の端末を、覆っていることを特徴とする車両ドアのアッパートリム。
  2. 上記第1連結手段が、上記第1芯材においてその前端から所定距離離れた位置に形成された第1連結壁の第1係合穴と、上記キャップに形成されて車両後方に突出し上記第1係合穴に嵌る第1クリップと、を有し、
    上記第2連結手段が、上記第2芯材においてその前端から所定距離離れた位置に形成された第2連結壁の第2係合穴と、上記キャップに形成されて車両後方に突出し上記第2係合穴に嵌る第2クリップと、を有することを特徴とする請求項1に記載の車両ドアのアッパートリム。
  3. 上記第1クリップと上記第2クリップは、弾性変形により上下方向の幅を縮めることができ、上下に張り出した先端のヘッド部が上記第1連結壁と上記第2連結壁にそれぞれ係止されることにより上記キャップの抜け止めがなされており、
    さらに上記第1クリップと上記第2クリップは、車幅方向に弾性変形せず、それぞれ上記第1係合穴と上記第2係合穴に車幅方向の遊びがない状態で嵌っていることを特徴とする請求項2に記載の車両ドアのアッパートリム。
  4. さらに第3連結手段を備え、この第3連結手段は、上記第1連結壁と上記第2連結壁のいずれかに形成された第3係合穴と、上記キャップに形成されて車両後方に突出し上記第3係合穴に嵌る第3クリップと、を有し、
    上記第3クリップは、弾性変形により車幅方向の幅を縮めることができ、車幅方向に張り出した先端のヘッド部が上記第1連結壁又は上記第2連結壁に係止されており、
    さらに上記第3クリップは、上下方向に弾性変形せず上記第3係合穴に上下方向の遊びがない状態で嵌っていることを特徴とする請求項3に記載の車両ドアのアッパートリム。
  5. 上記第1芯材が上記車両ドアの上縁部の全長にわたって延び、上記車室側壁部と上記上壁部とを有し、
    上記第2芯材が上記ドアの上縁部の前部に配置され、上記車外側壁部と、上記第1芯材の内側に連結される連結部とを有し、
    上記第1連結壁と上記第2連結壁が部分的に重なっており、この重なり部分に上記第1、第2、第3係合穴のうちの一つの係合穴が配置され、上記第1、第2連結壁のうち当該一つの係合穴が形成されていない方の連結壁には、当該一つの係合穴に対応した位置に逃がし穴が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両ドアのアッパートリム。
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