JP2019170156A - モータ駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents
モータ駆動装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019170156A JP2019170156A JP2019104783A JP2019104783A JP2019170156A JP 2019170156 A JP2019170156 A JP 2019170156A JP 2019104783 A JP2019104783 A JP 2019104783A JP 2019104783 A JP2019104783 A JP 2019104783A JP 2019170156 A JP2019170156 A JP 2019170156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- period
- pwm signal
- motor
- level
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
Description
図1は、本実施形態によるモータ駆動装置1の構成図である。なお、モータ駆動装置1のモータ駆動回路100の構成及び動作は、図8及び図9を用いて説明したのと同様であるため再度の説明は省略する。検出抵抗110は、モータ駆動回路100とGNDとの間を流れる電流を検出するために、モータ駆動回路100のQ3及びQ4の結合点とGNDとの間に設けられる。なお、検出抵抗110には、モータを駆動する駆動電流である相電流Iの振幅に応じた電圧Vsnsが生じる。アナログ・デジタル(A/D)変換部120は、モータ制御部210からサンプリング要求があると、アナログ値である電圧Vsnsをデジタル値に変換して出力する。モータ制御部210は、本実施形態ではCPU200がプログラムを実行することで実現される。しかしながら、ハードウェア的に実現することもできる。さらに、以下に説明するモータ制御部210の一部の処理をCPU200が実行し、残りの処理をハードウェア的に実現することもできる。目標電流生成部211は、コイルL1に流すべき相電流Iの目標値を目標電流信号として出力する。例えば、相電流Iを1アンペアとする場合、目標電流信号は、+1アンペアの振幅を示す情報と−1アンペアの振幅を示す情報が、その周波数に応じて交互に変化する信号となる。検出電流生成部212は、A/D変換部120からのサンプリング値と、PWM生成部213が出力するPWM+に基づき、相電流Iに対応する検出電流信号を生成する。なお、本実施形態ではPWM+を検出電流生成部212に入力するが、PWM+とPWM−は互いに逆位相であるため、PWM−を入力する構成であっても良い。
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。第一実施形態では、図5に示す様に、誤差電流信号が条件1又は条件2に適合するとサンプリングを行わないものであった。本実施形態では、所定のタイミング、本実施形態では三角波の振幅が最大となるタイミング及び最小となるタイミングにおいて常にA/D変換部120の出力をサンプリングする。但し、誤差電流信号が条件1又は条件2に適合している場合、そのサンプリング値による検出電流の更新は行わず、検出電流生成部212に記憶されている前回のサンプリングタイミングでの検出電流の値を維持する。
以下、第三実施形態について第一実施形態及び第二実施形態との相違点を中心に説明する。第一実施形態及び第二実施形態では、誤差電流信号が条件1又は条件2に適合すると、前回のサンプリングタイミングでの検出電流信号の値を、今回のサンプリングタイミングにおける検出電流信号の値としていた。本実施形態では、誤差電流信号が条件1又は条件2に適合すると、前回のサンプリングタイミングでの検出電流信号から、そのサンプリングタイミングにおける検出電流信号の値を予測して出力する。
以上、上記各実施形態では、ブリッジ接続された複数のスイッチング素子であるFETを含むモータ駆動回路100によりモータに供給される駆動電流を精度よく検出する構成が開示される。具体的には、モータ駆動回路100とグランドとの間を流れる電流を検出するために検出抵抗110を、当該電流の検出部として設ける。そして、モータ制御部210は、サンプリングタイミングにおいて検出部の検出結果から駆動電流を求め、この求めた駆動電流と、モータに供給すべき駆動電流の目標値との差から誤差評価値(誤差電流信号)を求め、求めた誤差評価値に基づき、FETをオン・オフするためのパルス信号を生成してモータを制御する。ここで、誤差評価値は、求めた駆動電流と、モータに供給すべき駆動電流の目標値との差を増幅した値であり、増幅ゲインは、例えば、PI制御における比例ゲイン及び積分ゲインの和として求められる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (15)
- ブリッジ接続された複数のスイッチング素子を含み、モータの巻線に電流を供給する駆動回路と、
前記駆動回路とグランドとの間を流れる電流を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された電流の値をサンプリングするサンプリング手段と、
前記サンプリング手段がサンプリングした値と前記モータに供給すべき駆動電流の目標値との差に基づいて、前記複数のスイッチング素子をオン・オフするためのPWM信号であって、ハイレベル及びローレベルの一方である第1レベルの信号と前記ハイレベル及び前記ローレベルの他方である第2レベルの信号とを含む前記PWM信号を生成して前記モータを制御する制御手段と、
を有し、
前記PWM信号の1周期において前記PWM信号が前記第1レベルである第1期間が第1所定期間より長い場合は、当該第1期間における前記検出手段の検出結果が前記PWM信号の生成に用いられ、前記1周期中の前記第1期間が前記第1所定期間より短い場合は、当該第1期間における前記検出手段の検出結果は前記PWM信号の生成に用いられないことを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記1周期中の前記第1期間が前記第1所定期間より長い場合は、当該1周期中の前記PWM信号が前記第2レベルである第2期間における前記検出手段の検出結果は前記PWM信号の生成に用いられず、
前記1周期中の前記第1期間が前記第1所定期間より短い場合は、当該1周期中の前記第2期間における前記検出手段の検出結果が前記PWM信号の生成に用いられることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。 - 前記1周期において前記PWM信号が前記第2レベルである第2期間が第2所定期間より長い場合は、前記第2期間における前記検出手段の検出結果が前記PWM信号の生成に用いられ、
前記1周期中の前記第2期間が前記第2所定期間より短い場合は、当該第2期間における前記検出手段の検出結果は前記PWM信号の生成に用いられないことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。 - 前記第1所定期間の長さは前記第2所定期間の長さと等しい長さであることを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動装置。
- ブリッジ接続された複数のスイッチング素子を含み、モータの巻線に電流を供給する駆動回路と、
前記駆動回路とグランドとの間を流れる電流を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された電流から取得された値と前記モータに供給すべき駆動電流の目標値との差に基づいて、前記複数のスイッチング素子をオン・オフするためのPWM信号であって、ハイレベル及びローレベルの一方である第1レベルの信号と前記ハイレベル及び前記ローレベルの他方である第2レベルの信号とを含む前記PWM信号を生成する生成処理を行う生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、前記PWM信号の1周期において前記PWM信号が前記第1レベルである第1期間が第1所定期間より長い場合は、当該第1期間における前記生成処理を行い、
前記生成手段は、前記1周期中の前記第1期間が前記第1所定期間より短い場合は、当該第1期間における前記生成処理を行わず、
前記駆動回路は前記生成手段によって生成されたPWM信号によって駆動されることを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記生成手段は、前記1周期中の前記第1期間が前記第1所定期間より長い場合は、当該1周期において前記PWM信号が前記第2レベルである第2期間における前記生成処理を行わず、
前記生成手段は、前記1周期中の前記第1期間が前記第1所定期間より短い場合は、当該1周期中の前記第2期間における前記生成処理を行うことを特徴とする請求項5に記載のモータ駆動装置。 - 前記生成手段は、前記1周期において前記PWM信号が前記第2レベルである第2期間が第2所定期間より長い場合は、当該第2期間における前記生成処理を行い、
前記生成手段は、前記1周期中の前記第2期間が前記第2所定期間より短い場合は、当該第2期間における前記生成処理を行わないことを特徴とする請求項5に記載のモータ駆動装置。 - 前記第1所定期間の長さは前記第2所定期間の長さと等しい長さであることを特徴とする請求項7に記載のモータ駆動装置。
- ブリッジ接続された複数のスイッチング素子を含み、モータの巻線に電流を供給する駆動回路と、
前記駆動回路とグランドとの間を流れる電流を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された電流の値をサンプリングするサンプリング手段と、
前記サンプリング手段がサンプリングした値と前記モータに供給すべき駆動電流の目標値との差に基づいて、前記複数のスイッチング素子をオン・オフするためのPWM信号であって、ハイレベル及びローレベルの一方である第1レベルの信号と前記ハイレベル及び前記ローレベルの他方である第2レベルの信号とを含む前記PWM信号を生成して前記モータを制御する制御手段と、
を有し、
前記PWM信号が前記第1レベルである第1期間の、前記PWM信号の1周期に対する割合を表すデューティ比が所定の比より大きい場合は、当該第1期間における前記検出手段の検出結果が前記PWM信号の生成に用いられ、
前記デューティ比が前記所定の比より小さい場合は、当該第1期間における前記検出手段の検出結果は前記PWM信号の生成に用いられないことを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記デューティ比が前記所定の比より大きい場合は、前記PWM信号が前記第2レベルである第2期間における前記検出手段の検出結果は前記PWM信号の生成に用いられず、
前記デューティ比が前記所定の比より小さい場合は、前記第2期間における前記検出手段の検出結果が前記PWM信号の生成に用いられることを特徴とする請求項9に記載のモータ駆動装置。 - ブリッジ接続された複数のスイッチング素子を含み、モータの巻線に電流を供給する駆動回路と、
前記駆動回路とグランドとの間を流れる電流を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された電流から取得された値と前記モータに供給すべき駆動電流の目標値との差に基づいて、前記複数のスイッチング素子をオン・オフするためのPWM信号であって、ハイレベル及びローレベルの一方である第1レベルの信号と前記ハイレベル及び前記ローレベルの他方である第2レベルの信号とを含む前記PWM信号を生成する生成処理を行う生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、前記PWM信号が前記第1レベルである第1期間の、前記PWM信号の1周期に対する割合を表すデューティ比が所定の比より大きい場合は、当該第1期間における前記生成処理を行い、
前記生成手段は、前記デューティ比が前記所定の比より小さい場合は、当該第1期間における前記生成処理を行わず、
前記駆動回路は前記生成手段によって生成されたPWM信号によって駆動されることを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記デューティ比が前記所定の比より大きい場合は、前記PWM信号が前記第2レベルである第2期間における前記生成処理を行わず、
前記デューティ比が前記所定の比より小さい場合は、前記第2期間における前記生成処理を行うことを特徴とする請求項11に記載のモータ駆動装置。 - 前記制御手段又は前記生成手段は、前記差と三角波との比較により前記PWM信号を生成することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
- 請求項1乃至13のいずれか一項に記載のモータ駆動装置と、
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
を有する画像形成装置であって、
前記モータ駆動装置は、前記画像形成装置に設けられた負荷を駆動することを特徴とする画像形成装置。 - 前記負荷は、前記記録媒体を搬送する搬送部であることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015121424 | 2015-06-16 | ||
JP2015121424 | 2015-06-16 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016091655A Division JP6539226B2 (ja) | 2015-06-16 | 2016-04-28 | モータ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019170156A true JP2019170156A (ja) | 2019-10-03 |
JP6770610B2 JP6770610B2 (ja) | 2020-10-14 |
Family
ID=57764213
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016091655A Active JP6539226B2 (ja) | 2015-06-16 | 2016-04-28 | モータ駆動装置 |
JP2019104783A Active JP6770610B2 (ja) | 2015-06-16 | 2019-06-04 | モータ駆動装置及び画像形成装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016091655A Active JP6539226B2 (ja) | 2015-06-16 | 2016-04-28 | モータ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP6539226B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102079454B1 (ko) * | 2018-10-01 | 2020-02-19 | 동의대학교 산학협력단 | 양방향 단상 펄스폭변조 컨버터의 전류 측정 방법 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03218294A (ja) * | 1990-01-22 | 1991-09-25 | Japan Electron Control Syst Co Ltd | 電動モータ駆動装置のモニター装置 |
JPH04368490A (ja) * | 1991-06-15 | 1992-12-21 | Matsushita Electric Works Ltd | モータ駆動回路 |
JP3525195B2 (ja) * | 1994-08-02 | 2004-05-10 | 光洋精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
JP3665812B2 (ja) * | 2000-10-03 | 2005-06-29 | 株式会社日立製作所 | パルス幅変調方法、装置および電力変換器 |
JP2004064903A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Hitachi Ltd | 同期モータの制御装置およびこれを用いた機器 |
JP4513536B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2010-07-28 | 株式会社豊田自動織機 | インバータ装置 |
JP2010074902A (ja) * | 2008-09-17 | 2010-04-02 | Ricoh Co Ltd | モータ駆動装置の制御方法 |
JP2010273445A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Yamatake Corp | 電流測定方法及び測定装置 |
-
2016
- 2016-04-28 JP JP2016091655A patent/JP6539226B2/ja active Active
-
2019
- 2019-06-04 JP JP2019104783A patent/JP6770610B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6539226B2 (ja) | 2019-07-03 |
JP6770610B2 (ja) | 2020-10-14 |
JP2017011987A (ja) | 2017-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9787241B2 (en) | Motor driving device for controlling motor with pulse signal | |
US8213823B2 (en) | High-voltage power supply device and image forming apparatus including the same | |
US7898149B2 (en) | Power supply device and image forming apparatus | |
JP6433114B2 (ja) | 電源装置、画像形成装置及びic | |
JP2017184490A (ja) | モータ駆動装置及び画像形成装置 | |
JP2001282012A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014238457A (ja) | 画像形成装置 | |
US8340539B2 (en) | Constant current-type high-voltage power supply apparatus and method of controlling power output from the same | |
JP6770610B2 (ja) | モータ駆動装置及び画像形成装置 | |
JP2007189880A (ja) | 高圧電源装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP4508829B2 (ja) | 高圧電源装置およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5621960B2 (ja) | モータ駆動装置、および画像形成装置 | |
JP5322536B2 (ja) | 電源装置、画像形成装置、及び電源装置の制御方法 | |
JP4404102B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018033268A (ja) | モータ制御装置及び画像形成装置 | |
US10488801B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2005084207A (ja) | 電子写真装置 | |
JP2018064397A (ja) | モータ制御装置及び画像形成装置 | |
JP2020137271A (ja) | ツイン駆動装置及びモータ制御方法 | |
JP2007274835A (ja) | 電源装置、多数ユニット構成装置、画像形成装置、出力制御方法、及びプログラム | |
JP2017184489A (ja) | モータ駆動装置及び画像形成装置 | |
JP2022084376A (ja) | 高圧電源装置、画像形成装置 | |
JP6456148B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022067172A (ja) | モータ制御装置、シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2017131076A (ja) | モータ駆動装置、モータ駆動システム、搬送装置、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190604 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200828 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200925 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6770610 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |