JP2019168852A - 配達支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車場での荷物の受け取りを可能にすること。【解決手段】駐車場管理システム4は、配達ボックスが配置された駐車場に駐車される車両の識別情報(車両番号)を取得し、取得した車両の識別情報及び駐車場の識別情報(駐車場の名称及び住所)を配達業者システム3を介して配達業者に通知する。駐車場管理システム4は、駐車場の駐車スペース毎に駐車される車両の識別情報を取得し、その駐車スペースの識別情報(駐車スペースの番号等)も配達業者に通知する。駐車場管理システム4は、荷物が配達されると、配達ボックスを施錠し、その旨を受取人に通知する。駐車場管理システム4は、受取人が荷物を取り出さずに車両を出発させると、配達された荷物が配達ボックス60から取り出されていない状態であることをその荷物の受取人に報知する。【選択図】図7

Description

本発明は、配達を支援する技術に関する。
配達を支援する技術が知られている。例えば特許文献1には、コンビニエンスストアに併設された商品受渡しボックスに通信販売による配送商品を入庫し、コンビニエンスストアで代金を支払うことで配送商品を取り出せるようにした技術が開示されている。
特開2001−357453号公報
特許文献1の技術のように自宅以外の場所で荷物を受け取る場合、受け取った荷物をそのまま車に載せて持ち運べると便利である。
そこで、本発明は、駐車場での荷物の受け取りを可能にすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、配達ボックスが配置された駐車場に駐車される車両の識別情報を取得し、取得した前記車両の識別情報及び前記駐車場の識別情報を配達業者に通知する配達支援システムを第1の態様として提供する。
第1の態様の配達支援システムによれば、駐車場での荷物の受け取りを可能にすることができる。
上記の第1の態様の配達支援システムにおいて、前記駐車場を撮影装置で撮影した画像から前記車両の識別情報を取得し、当該識別情報が取得された場合に前記通知を行う、という構成が第2の態様として採用されてもよい。
第2の態様の配達支援システムによれば、駐車場に車両が入場したことが判断されてから荷物の配達を開始することができる。
上記の第1又は第2の態様の配達支援システムにおいて、前記駐車場の駐車スペース毎に駐車される車両の識別情報を取得し、当該駐車スペースの識別情報を前記配達業者に通知する、という構成が第3の態様として採用されてもよい。
第3の態様の配達支援システムによれば、配達業者が駐車場に着いてから車両の識別情報を見て車両を探さなくても済むようにすることができる。
上記の第1から第3のいずれか1の態様の配達支援システムにおいて、前記配達ボックスは施錠可能であり、当該配達ボックスを開錠させるための情報を前記配達業者に通知する、という構成が第4の態様として採用されてもよい。
第4の態様の配達支援システムによれば、配達人が配達ボックスの配置場所に到着する前に第三者が配達ボックスに物を入れることを防ぐことができる。
上記の第1から第4のいずれか1の態様の配達支援システムにおいて、配達された荷物が前記配達ボックスから取り出されていない状態であることを、当該荷物の受取人の車両が前記駐車場から退場する前に当該受取人に報知する、という構成が第5の態様として採用されてもよい。
第5の態様の配達支援システムによれば、配達ボックスから荷物を取り出し忘れたまま受取人が駐車場から立ち去ることを防ぐことができる。
上記の第1から第5のいずれか1の態様の配達支援システムにおいて、前記車両が前記駐車場から退場する見込みの時刻を判定し、判定した時刻を前記配達業者に通知する、という構成が第6の態様として採用されてもよい。
第6の態様の配達支援システムによれば、見込みの時刻が通知されない場合に比べて、配達ボックスへの配達が間に合うか否かを配達人が判断しやすいようにすることができる。
上記の第1から第6のいずれか1の態様の配達支援システムにおいて、前記配達ボックスを配達先とする荷物がある場合に、当該荷物の受取人に配達の可否を問い合わせる、という構成が第7の態様として採用されてもよい。
第7の態様の配達支援システムによれば、受取人が希望しない場合は配達ボックスへの配達を行わないようにすることができる。
上記の第1から第7のいずれか1の態様の配達支援システムにおいて、前記配達ボックスは施錠可能であり、荷物が配達された前記配達ボックスを当該荷物の受取人の車両のドアの開放を検知した場合に開錠する、という構成が第8の態様として採用されてもよい。
第8の態様の配達支援システムによれば、開錠のための操作が必要な場合に比べて、受取人が配達された荷物を受け取るための手間を少なくすることができる。
本発明によれば、駐車場での荷物の受け取りを可能にすることができる。
実施例に係る駐車場配達システムの全体構成を表す図 各装置のハードウェア構成を表す図 各装置のハードウェア構成を表す図 料金精算機のハードウェア構成を表す図 配達ボックスのハードウェア構成を表す図 ロックレス端末のハードウェア構成を表す図 駐車場配達システムが実現する機能構成を表す図 表示された配達情報通知画面の一例を表す図 配達支援処理における各装置の動作手順の一例を表す図 表示された問合せ画面の一例を表す図
[1]実施例
図1は実施例に係る駐車場配達システム1の全体構成を表す。駐車場配達システム1は、駐車場を利用した荷物の配達を支援するシステムである。荷物には、通信販売及び実店舗等で注文された商品の他、搬送サービスを利用する顧客からの預り物などが含まれる。駐車場配達システム1は、荷物を配達する配達業者と、配達される荷物を受け取る受取人という2種類のユーザによって主に利用される。
駐車場配達システム1は、ネットワーク2と、配達業者システム3と、駐車場管理システム4とを備える。ネットワーク2は、移動体通信網及びインターネット等を含む通信システムであり、自システムにアクセスする装置同士のデータのやり取りを中継する。ネットワーク2には、配達業者システム3が備える各装置と、駐車場管理システム4が備える各装置とが有線通信で(無線通信でもよい)アクセスする。
配達業者システム3は、駐車場配達システム1において荷物を配達する配達業者が配達業務に関して利用するシステムである。駐車場管理システム4は、駐車場配達システム1において荷物の配達で利用される駐車場に関するシステムである。配達業者システム3は、配達業者サーバ装置10と、配達業者端末80とを備える。駐車場管理システム4は、配達情報DB装置20(DB:Data Base)と、駐車場P1及びその他の駐車場にそれぞれ設置される各装置を備える。
駐車場P1に設置される各装置には、情報管理端末30と、料金精算機40と、車番認識装置50と、配達ボックス60−1、60−2、・・・(それぞれ区別しない場合は「配達ボックス60」という)と、ロックレス端末70−1、70−2、・・・(それぞれ区別しない場合は「ロックレス端末70」という)が含まれている。配達ボックス60及びロックレス端末70は、駐車場P1が備える各駐車スペースについてそれぞれ設置されている。
なお、これらの装置は、通常は駐車場P1の敷地内に配置されるが、厳密に敷地内である必要はない。例えば駐車場P1内の車両を撮影する車番認識装置50は、車両の撮影が可能であれば、駐車場P1から離れた場所に配置されていてもよい。また、配達ボックス60は、駐車スペースからの距離が十分に小さければ、例えば隣接する敷地に配置されていてもよい。
その場合でも、配達ボックス60は駐車スペースに車両を駐車した者によって利用されるので、実質的には駐車場に配置されているとみなせる。つまり、駐車場とは、駐車場のオーナーが所有している土地の範囲だけを指すのではなく、駐車場の利用者がその駐車場の利用に際して立ち入ることがある範囲(荷物の受け取りにために立ち入る範囲も含む)を指すものとする。いずれにしても、駐車場P1は、配達ボックス60が配置された駐車場であり、本発明の「駐車場」の一例である。
配達業者サーバ装置10は、荷物の配達に関する処理を行う。配達業者サーバ装置10は、例えば、荷物を識別する荷物IDと、荷物の名称、配達先(受取人)の氏名、住所、連絡先等を対応付けて記憶して、配達業者端末80を介してそれらの配達情報(配達に関する情報)を配達人に伝達する。配達業者端末80は、配達人が利用する端末であり、例えば配達業者サーバ装置10から送られてくる配達情報を表示して配達人に伝達する。
受取人は、前述したように、自宅への配達の他に、駐車場を利用した配達を選択することができる。その場合、配達業者サーバ装置10は、配達先の住所の代わりに、又はそれに加えて、配達先の駐車場に駐車される車両の識別情報(例えば車両番号)を示す情報を配達情報として記憶する。この車両識別情報は、例えば受取人が荷物の注文等の際に登録する。
駐車場を利用した配達は、車両識別情報の登録の時点では、どの駐車場を利用するかが決まっていない。そこで、駐車場管理システム4は、この配達において利用される駐車場を特定し、特定した駐車場を識別する識別情報を配達業者サーバ装置10に送信する。この配達で利用される駐車場とは、登録された車両識別情報により識別される車両が駐車された駐車場である。
駐車場の識別情報とは、その駐車場を識別するための情報であり、例えば駐車場の名称及び住所の一方又は両方を示す情報である。配達業者サーバ装置10は、通知された駐車場の識別情報を配達業者端末80を介して配達人に通知する。配達人は、こうして通知された識別情報が示す駐車場、すなわち受取人の車両が駐車されている駐車場に荷物を配達する。駐車場を利用した配達はこのようにして行われる。
続いて駐車場管理システム4が備える各装置を説明する。配達情報DB装置20は、配達情報及びそれに関係する情報をデータベースに格納する。情報管理端末30は、駐車場P1に設置された各装置に関する情報を管理すると共に、配達情報DB装置20に格納された情報を用いて上記の配達において利用される駐車場を特定する。この特定方法の詳細は後述する。料金精算機40は、駐車場P1を利用する利用者の駐車場利用料金を精算する。
車番認識装置50は、駐車場P1の出入口付近を撮影し、駐車場P1に入場する車両と駐車場P1から退場する車両の車両番号を認識する。配達ボックス60は、駐車場を利用して配達される荷物を保管する装置である。ロックレス端末70は、車両留め(ロック)を用いない駐車(いわゆるロックレス駐車)を管理するための端末である。ロックレス端末70は、駐車スペースに車両が駐車されたことを検知し、駐車された車両を撮影して車両番号を認識する。
図2は配達業者サーバ装置10、配達情報DB装置20及び情報管理端末30のハードウェア構成を表す。これらの装置は、いずれも、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信装置14と、入力装置15と、出力装置16という各装置を備えるコンピュータである。プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)等を備え、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する機能を有するデバイスである。
プロセッサ11は、プログラム及びデータ等をストレージ13及び通信装置14からメモリ12に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。メモリ12は、プロセッサ11が読み取り可能なデータを記憶する機能を有する記録デバイスであり、例えばROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等である。ストレージ13は、プロセッサ11が読み取り可能なデータを記憶する機能を有する記録デバイスであり、例えばハードディスクドライブ及びフラッシュメモリ等である。
通信装置14は、有線ネットワーク又は/及び無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行う機能を有する通信デバイスである。入力装置15は、例えばキーボード又は操作パネル等を備え、外部からの入力を受け付ける機能を有する入力デバイスである。出力装置16は、例えばディスプレイ又はスピーカ等を備え、外部への出力を実施する機能を有する出力デバイスである。プロセッサ11及びメモリ12等の各装置は、情報を通信するためのバスを介して互いにアクセス可能となっている。
図3は料金精算機40のハードウェア構成を表す。料金精算機40は、プロセッサ41と、メモリ42と、ストレージ43と、通信装置44と、精算装置45と、出力装置46という各装置を備えるコンピュータである。プロセッサ41、メモリ42、ストレージ43及び通信装置44は、図2に表すものと同種のハードウェアである。
精算装置45は、駐車場P1の駐車料金を精算する装置である。精算装置45は、時刻等がプリントされた駐車券を発行する発行手段と、駐車料金を表示する表示手段と、駐車料金の精算(支払い)を行うための精算ボタンと、硬貨及び紙幣を投入する入金手段と、釣り銭を払い出す出金手段とを有する。出力装置46は、例えばスピーカ及びLED(Light Emitting Diode)等を備え、受取人が荷物を受け取らずに退場しようとしている場合にその旨を音又は光を出力して報知する。
図4は車番認識装置50のハードウェア構成を表す。車番認識装置50は、プロセッサ51と、メモリ52と、ストレージ53と、通信装置54と、撮影装置55という各装置を備えるコンピュータである。プロセッサ51、メモリ52、ストレージ53及び通信装置54は、図2に表すものと同種のハードウェアである。撮影装置55は、イメージセンサ等を備えるデジタルカメラであり、例えば車両のナンバープレートを撮影する。
図5は配達ボックス60のハードウェア構成を表す。配達ボックス60は、プロセッサ61と、メモリ62と、ストレージ63と、通信装置64と、施錠装置65と、荷物センサ66と、パネル装置67と、キー入力装置68という各装置を備えるコンピュータである。プロセッサ61、メモリ62、ストレージ63及び通信装置64は、図2に表すものと同種のハードウェアである。
施錠装置65及び荷物センサ66は、荷物入れ69に設けられている。荷物入れ69は、配達された荷物を入れておく箱状の設備である。施錠装置65は、荷物入れ69の扉に設けられ、プロセッサ61の制御により扉を施錠したり開錠したりする。荷物センサ66は、荷物入れ69の内部に向けて設けられ、荷物入れ69の内部に荷物があるか否かを検出する。
パネル装置67は、画像を表示するパネルを備え、配達人及び受取人に提示すべき情報として例えば情報管理端末30から送信されてくる情報を表示する。キー入力装置68は、複数のキーを備え、荷物入れ69の扉を開閉する際に必要な情報を入力する操作を受け付ける。本実施例では、例えば、荷物入れ69の扉を開ける際に必要なパスワードが受取人のスマートフォン等に送信され、受取人がそのパスワードをキー入力装置68に入力することで、施錠装置65が開錠する。
図6はロックレス端末70のハードウェア構成を表す。ロックレス端末70は、プロセッサ71と、メモリ72と、ストレージ73と、通信装置74と、撮影装置75と、対物センサ76という各装置を備えるコンピュータである。プロセッサ71、メモリ72、ストレージ73、通信装置74及び撮影装置75は、図4に表すものと同種のハードウェアである。対物センサ76は、赤外線センサ又は超音波センサ等を備え、物体の接近を検知する。ロックレス端末70が駐車スペースの奥に設置されることで、対物センサ76は、車両が駐車スペースに入ってきたことを検知する。
駐車場配達システム1が備える各装置には、本システムで提供されるプログラムが記憶されており、各装置のプロセッサがプログラムを実行して各部を制御することで以下に述べる機能群が実現される。
図7は駐車場配達システム1が実現する機能構成を表す。配達業者システム3は、配達情報記憶部201と、配達人特定部202と、配達人通知部203とを備える。
駐車場管理システム4は、特定配達情報記憶部101と、駐車検知部102と、車番認識部103と、配達有無判断部104と、配達開錠部105と、駐車場識別情報通知部106と、荷物検知部111と、荷物保管施錠部112と、受取人通知部113と、受取人検知部121と、受取開錠部122と、車両出発検知部123と、取り忘れ報知部124と、退場検知部125と、不使用時施錠部126とを備える。
配達業者システム3の配達情報記憶部201は、上述した配達情報(荷物ID、荷物名称、配達先(受取人)の氏名、住所、連絡先等)を記憶する。配達情報記憶部201は例えば配達業者サーバ装置10によって実現される。配達情報記憶部201は、商品の注文又は荷物の搬送の依頼が行われた場合に、ユーザによって登録された情報等に基づいて配達情報を記憶する。配達情報記憶部201は、記憶した配達情報が車両識別情報を示している場合は、その配達情報を駐車場管理システム4に送信する。
駐車場管理システム4の特定配達情報記憶部101は、配達業者システム3から送信されてきた配達情報、すなわち、駐車場を利用した配達で用いられる配達情報という特定の配達情報を、その配達情報の送信元の宛先情報(IP(Internet Protocol)アドレス等)と共に記憶する。特定配達情報記憶部101は例えば配達情報DB装置20によって実現される。
配達情報記憶部201は、送信した配達情報が示す荷物IDにより識別される荷物の搬送が完了すると、該当する配達情報の破棄を駐車場管理システム4に指示する。特定配達情報記憶部101は、この指示を受け取ると、該当する配達情報を削除する。つまり、特定配達情報記憶部101は、未配達の配達物を示す配達情報を記憶する。
駐車場管理システム4の駐車検知部102は、駐車スペースに車両が駐車されたことを検知する。駐車検知部102はロックレス端末70によって実現される。駐車検知部102は、図6に表す対物センサ76の測定結果に基づいて、自機能を実現するロックレス端末70が設けられた駐車スペースに車両が駐車されたことを検知する(例えば車両が一定の距離以上近づいてきた場合に駐車されたと検知する)。駐車検知部102は、車両が駐車されたことを検知すると、その旨を配達待ち車番認識部103に通知する。
車番認識部103は、駐車検知部102により駐車スペースに駐車されたことが検知された車両の車両番号を認識する。車番認識部103はロックレス端末70によって実現される。車番認識部103は、駐車スペースを撮影し、撮影された画像に写った車両のナンバープレートの文字及び数字を文字認識の技術を用いて認識して、車両番号を認識する。車番認識部103は、認識した車両番号を、その車両番号の車両が駐車された駐車スペースの名称(各駐車スペースに割り当てられた番号等)と共に配達有無判断部104に通知する。
配達有無判断部104は、車番認識部103により認識された車両番号の車両の乗車員を受取人として且つ駐車場を利用した配達が存在するか否かを判断する。配達有無判断部104は例えば情報管理端末30によって実現される。具体的には、配達有無判断部104は、認識された車両番号が、駐車場を利用した配達のために配達業者システム3に登録されているか否かを判断する。
配達有無判断部104は、この認識された車両情報を示す配達情報が記憶されているか否かを特定配達情報記憶部101に問い合わせる。特定配達情報記憶部101は、そのような配達情報を記憶している場合は、その配達情報を配達有無判断部104に供給し、記憶していない場合は、その旨を配達有無判断部104に通知する。
配達有無判断部104は、該当する配達情報が記憶されていない場合は、上記乗車員を受取人とする駐車場を利用する配達が存在しないと判断して動作を終了する。配達有無判断部104は、該当する配達情報が記憶されている場合は、そのような配達が存在すると判断してその旨を配達開錠部105に通知する。
配達開錠部105は、配達有無判断部104からの通知を受け取った場合、すなわち、認識された車両番号の車両の乗車員を受取人として且つ駐車場を利用した配達が存在する場合、配達ボックス60の荷物入れ69の扉を開錠する。配達開錠部105は配達ボックス60によって実現される。配達開錠部105は、自機能を実現する配達ボックス60が設けられた駐車スペースに駐車された車両の車両番号が登録されている場合に荷物入れ69の扉を開錠する。
こうして配達ボックス60は、配達業者による配達を待ち受ける状態になる。また、配達有無判断部104は、該当する配達情報が記憶されている場合、その配達情報及びその配達情報の送信元の宛先情報を特定配達情報記憶部101から読み出して、車番認識部103から通知された車両番号及び駐車スペースの名称に対応付けて駐車場識別情報通知部106に供給する。
駐車場識別情報通知部106は、供給された配達情報、すなわち、駐車場を利用した配達のために登録された車両番号を示す配達情報を、その車両番号の車両が駐車された駐車場の識別情報(駐車場を識別するための情報)と共に配達業者に通知する。駐車場識別情報通知部106は例えば情報管理端末30によって実現される。駐車場識別情報通知部106は、例えば自端末が配置される駐車場の名称及び住所を駐車場の識別情報として予め記憶しておく。
駐車場識別情報通知部106は、配達有無判断部104から供給された配達情報、車両番号及び駐車スペースの名称と、記憶している駐車場の名称及び住所を示す通知データを生成し、同じく供給された送信元の宛先情報を用いて配達業者サーバ装置10に送信する。配達業者サーバ装置10は、送信されてきた通知データを配達人特定部202に供給する。
配達人特定部202は、駐車場管理システム4から通知された情報に基づいて、駐車場に配置された配達ボックスに荷物を配達する担当の配達人を特定する。担当の配達人の特定方法は主に2つある。1つ目は、該当の荷物の配達人がまだ決まっていない場合の特定方法である。この場合、配達人特定部202は、地域毎の配達人のリストを記憶しておき、通知データが示す駐車場の住所を含む地域の配達人(複数人いればそのいずれかの配達人)を担当の配達人として特定する。
2つ目は、該当の荷物の配達人が既に決まっている状況における特定方法である。この状況は、例えば、受取人が駐車場への配達を選択しつつ、必ずしも駐車場で受け取れるとは限らないので、一定期間が過ぎたら自宅への配達を行うという配達方法を選択した場合に起こり得る。この場合、配達情報記憶部201は、該当する荷物の荷物IDを示す配達情報に、配達人を識別する配達人IDを付加して記憶する。
配達人特定部202は、通知データが示す配達情報と同じ荷物IDを示す配達情報を配達情報記憶部201から読み出し、読み出した配達情報が配達人IDを示している場合には、既に決まった配達人がいると判断し、その配達人を担当の配達人として特定する。配達人特定部202は、こうして特定した配達人の配達人IDを、通知データと共に配達人通知部203に供給する。
配達人通知部203は、配達人特定部202から供給された配達人IDが示す配達人に、同じく供給された通知データが示す通知内容を通知する。配達人通知部203は例えば配達業者サーバ装置10によって実現される。配達人通知部203は、例えば配達人IDに対応付けて各配達人IDが示す配達人が持ち運ぶ配達業者端末80の宛先情報を記憶しておく。配達人通知部203は、供給された配達人IDに対応付けて記憶している宛先情報を用いて、該当する配達人の配達業者端末80に通知データを送信する。
配達業者端末80は、送信されてきた通知データが示す各情報(配達情報、車両番号、駐車場の名称、住所及び駐車スペースの名称)を、配達情報を通知する画面に表示する。
図8は表示された配達情報通知画面の一例を表す。図8の例では、配達業者端末80は、「配達人Aさん。以下の配達の担当になりました。」という文字列と、荷物IDが「xxxxxx」、配達先駐車場が「駐車場B」、駐車スペースが「5番」、受取人の車両番号が「練馬500 ら○○―○○」であることを示す通知画面が表示されている。
配達人Aは、表示されたこれらの情報を見ることで、荷物ID「xxxxxx」の荷物を駐車場Bの5番の駐車スペースに配置されている配達ボックス60まで配達することを把握することができる。配達人Aは、配達用車両にこの荷物を既に運んでいれば他の配達物との時間を調整した上でそのまま駐車場Bに向かい、その荷物をまだ積んでいなければ搬送センターに戻って荷物を積んでから駐車場Bに向かう。
配達人Aが駐車場Bに到着すると、5番の駐車スペースに配置されている配達ボックス60の荷物入れ69の扉は、配達開錠部105によって開錠された状態になっている。配達人Aは、開錠されている扉から荷物を荷物入れ69の中に格納して扉を閉める。駐車場管理システム4の荷物検知部111は、荷物入れ69の扉が閉められたときに、荷物入れ69の中に荷物が格納されているか否かを検知する。
荷物検知部111は配達ボックス60によって実現される。荷物検知部111は、この検知を行うと、検知結果を荷物保管施錠部112に通知する。荷物保管施錠部112は、荷物検知部111により荷物が格納されていることが検知された場合に、荷物入れ69の扉を施錠する。この施錠は、配達された荷物を保管するための施錠である。荷物保管施錠部112は配達ボックス60によって実現される。荷物保管施錠部112は、荷物が格納されていることが検知されなかった場合には、荷物入れ69の扉を施錠しないで開錠された状態を維持する。
これにより、例えば受取人又は第三者が荷物の配達前に扉を開閉した場合に施錠してしまい、配達人が荷物を格納できなくなることが防がれる。荷物保管施錠部112は、荷物を保管するための施錠を行うと、その旨と、自機能を実現する配達ボックス60が配置された駐車スペースの名称とを示す施錠情報を受取人通知部113に供給する。受取人通知部113は、荷物保管施錠部112により施錠がされたこと、すなわち荷物が配達されたことを受取人に通知する。
受取人通知部113は例えば情報管理端末30によって実現される。受取人通知部113は、供給された施錠情報が示す駐車スペースに配達される荷物を示す配達情報を配達有無判断部104に問い合わせる。配達有無判断部104は、この問い合わせを受け取ると、該当する配達情報を受取人通知部113に供給する。本実施例では、配達情報が示す連絡先として、配達完了の通知を希望する宛先(電子メールアドレス等)が登録されているものとする。
受取人通知部113は、供給された配達情報が示す連絡先に、本実施例では、荷物が配達された旨と、配達ボックス60の開錠に必要なパスワードとを通知する通知データを送信する。受取人は、スマートフォン等でこの通知データを表示させることで、配達ボックス60に荷物が配達されたことに気付くことができる。受取人は、駐車場に戻ると、表示されたパスワードを配達ボックス60のキー入力装置68を操作して入力する。
受取人検知部121は、駐車場に受取人が戻ってきたことを検知する。受取人検知部121は本実施例では配達ボックス60によって実現される。受取人通知部113は、受取人に通知したパスワードを受取人検知部121に供給する。受取人検知部121は、キー入力装置68が操作されてそのパスワードが入力された場合に、受取人が駐車場に戻ってきたことを検知する。受取人検知部121は、この検知を行うと、その旨を受取開錠部122に通知する。
受取開錠部122は、受取人検知部121により駐車場に受取人が戻ってきたことが検知されると、配達ボックス60の荷物入れ69の扉を開錠する。受取開錠部122は配達ボックス60によって実現される。受取人は、こうして開錠された配達ボックス60の荷物入れ69に格納されている荷物を受け取る。受取人検知部121は、上記検知を行うと、その旨を車両出発検知部123にも通知する。この車両出発検知部123には、上述した駐車検知部102から車両の駐車が検知されたことが通知され、車番認識部103からその車両の車両番号が通知される。
車両出発検知部123は、駐車されたことが検知された車両が出発したことを検知する。車両出発検知部123はロックレス端末70によって実現される。車両出発検知部123は、図6に表す対物センサ76の測定結果に基づいて、自機能を実現するロックレス端末70が設けられた駐車スペースに駐車された車両が出発したことを検知する(例えば車両が一定の距離以上離れた場合に出発したと検知する)。
車両出発検知部123は、荷物の受け取りが通知された後に車両の出発を検知した場合には、特に問題がないのでそのまま動作を終了する。車両出発検知部123は、荷物の受け取りが通知されることなく車両の出発を検知した場合には、荷物を取り忘れている可能性があるので、その旨と、通知された車両番号とを取り忘れ報知部124に通知する。取り忘れ報知部124は、取り忘れた荷物があることを、通知された車両番号の車両に乗車している受取人に報知する。
取り忘れ報知部124は例えば料金精算機40及び車番認識装置50によって実現される。取り忘れ報知部124は、料金精算機40が設置されている出口に向かう車両のナンバープレートを図4に表す撮影装置55により撮影して、その車両の車両番号を認識する。取り忘れ報知部124は、車両出発検知部123から通知された車両番号が認識された場合に、図3に表す出力装置46により、光を出力して受取人の注意を惹き、音声で受け取り忘れた荷物がある旨を報知する。
以上のとおり、駐車場管理システム4は、配達された荷物が配達ボックス60から取り出されていない状態であることを、その荷物の受取人の車両が駐車場から退場する前にその受取人に報知する。荷物の取り忘れを報知された受取人は、この報知によりその事実に気付くので、駐車スペースまで戻って取り忘れた荷物を配達ボックスから取り出すことができる。このように、本実施例によれば、配達ボックスから荷物を取り出し忘れたまま受取人が駐車場から立ち去ることを防ぐことができる。
なお、取り忘れ報知部124は、受取人の車両が駐車していた駐車スペースの名称を共に報知して(例えば駐車スペースの番号を音声で出力して)もよい。その場合、受取人が駐車スペースの場所を忘れていても、報知された名称を元に配達ボックス60の場所に戻ることができる。また、取り忘れ報知部124は、例えば上述した配達完了の通知を希望する宛先に報知データを送信することで取り忘れを報知してもよい。その場合、受取人が取り忘れに気付かないまま駐車場を退場した後でも、取り忘れに気付かせることができる。
退場検知部125は、車両出発検知部123により出発が検知された車両が駐車場から退場したことを検知する。退場検知部125は例えば料金精算機40及び車番認識装置50によって実現される。車両出発検知部123は、車両の出発を検知すると、その車両の車両番号を退場検知部125に通知する。退場検知部125は、取り忘れ報知部124と同様に出口に向かう車両の車両番号を認識する。
退場検知部125は、車両出発検知部123から通知された車両番号を認識して、且つ、その車両番号の車両が駐車場の出口から出たことが認識された場合に、その車両が駐車場から退場したことを検知する。退場検知部125は、車両の退場を検知すると、その旨を不使用時施錠部126に通知する。
不使用時施錠部126は、退場検知部125により車両の退場が検知されると、その車両が駐車されていた駐車スペースに配置されている配達ボックス60の荷物入れ69の扉を施錠する。これにより、受取人の車両が駐車されていない状態になった配達ボックス60の荷物入れ69に例えば配達に関係のない物を入れられるということを防ぐことができる。
以上のとおり、本実施例では、駐車場管理システム4が、配達ボックスが配置された駐車場に駐車される車両の識別情報(車両番号)を取得し、取得した車両の識別情報及び駐車場の識別情報を配達業者システム3を介して配達業者に通知する。駐車場の識別情報とは、駐車場を識別するための情報であり、上記の例では駐車場の名称及び住所の情報である。駐車場管理システム4及びその駐車場管理システム4を備える駐車場配達システム1はいずれも本発明の配達支援システムの一例である。
駐車場の識別情報が通知されることで、配達業者は、上述した駐車場を利用した配達を希望されている荷物の配達先の駐車場を特定することができる。これにより、駐車場での荷物の受け取りを可能にすることができる。また、駐車場管理システム4は、より詳細には、駐車場を撮影装置で撮影した画像(車番認識部103が撮影した画像)から車両の識別情報を取得し、その識別情報が取得された場合に配達業者への通知を行う。
この方法では、車両が駐車場に入場してからでないと車両の識別情報が取得されないので、駐車場に車両が入場したことが判断されてから荷物の配達を開始することができる。また、本実施例では、駐車場管理システム4は、駐車場の駐車スペース毎に駐車される車両の識別情報を取得し、その駐車スペースの識別情報(上記例では駐車スペースの名称)を配達業者に通知する。これにより、配達業者が駐車場に着いてから車両番号を見て車両を探さなくても済むようにすることができる。
駐車場配達システム1が備える各装置は、上記の構成に基づいて、駐車場を利用した配達を支援する配達支援処理を行う。
図9は配達支援処理における各装置の動作手順の一例を表す。この動作手順は、例えば、ユーザが商品の注文又は荷物の搬送の手配を行うことを契機に開始される。まず、配達業者システム3(配達情報記憶部201)は、これらの注文又は手配により登録された配達情報を記憶し(ステップS11)、そのうちの車両識別情報を示す配達情報を駐車場管理システム4に送信する(ステップS12)。
駐車場管理システム4(特定配達情報記憶部101)は、送信されてきた配達情報(特定の配達情報)を記憶する(ステップS13)。その後、駐車場管理システム4(駐車検知部102)は、駐車スペースに車両が駐車されたことを検知する(ステップS21)。次に、駐車場管理システム4(車番認識部103)は、ステップS21で駐車されたことが検知された車両の車両番号を認識する(ステップS22)。
続いて、駐車場管理システム4(配達有無判断部104)は、ステップS22で認識された車両番号が駐車場を利用した配達のために配達業者システム3に登録されているか否か、すなわち駐車場を利用した配達(駐車場利用配達)があるか否かを判断する(ステップS23)。駐車場管理システム4(配達有無判断部104)は、駐車場利用配達がない(NO)と判断した場合はステップS12(配達情報の受信)に戻って動作を続ける。
駐車場管理システム4(配達開錠部105)は、駐車場利用配達がある(YES)と判断した場合は、配達ボックス60の荷物入れ69の扉を開錠する(ステップS24)。続いて、駐車場管理システム4(駐車場識別情報通知部106)は、ステップS22で認識された車両番号及びその車両番号の車両が駐車された駐車場の識別情報等を示す駐車通知データを生成し(ステップS25)、配達業者システム3に送信する(ステップS26)。
配達業者システム3(配達人特定部202)は、送信されてきた駐車通知データが示す駐車場に配置された配達ボックスに荷物を配達する担当の配達人を特定する(ステップS27)。そして、配達業者システム3(配達人通知部203)は、特定された配達人に駐車場管理システム4から通知された内容(配達先の駐車場の識別情報等)を通知する(ステップS28)。この通知がされることで、配達人が駐車場の配達ボックス60に荷物を配達する。
駐車場管理システム4(荷物検知部111)は、配達人により荷物入れ69の扉が閉められた場合に、荷物入れ69の中に荷物が格納されているか否かを検知する(ステップS31)。駐車場管理システム4(荷物保管施錠部112)は、ステップS31で荷物が格納されていることが検知された場合に、荷物入れ69の扉を施錠する(ステップS32)。次に、駐車場管理システム4(受取人通知部113)は、ステップS32で施錠がされたこと、すなわち荷物が配達されたことを受取人に通知する(ステップS33)。
その後、駐車場管理システム4(受取人検知部121)は、駐車場に受取人が戻ってきたことを検知する処理を、そのことが検知されるまで繰り返し行う(ステップS41)。駐車場管理システム4(受取開錠部122)は、ステップS41で受取人が戻ってきたことが検知された(YES)場合、配達ボックス60の荷物入れ69の扉を開錠する(ステップS42)。こうして受取人が配達された荷物を受け取ることができる状態になる。
続いて、駐車場管理システム4(車両出発検知部123)は、駐車スペースから車両が出発したことを検知する(ステップS43)。次に、駐車場管理システム4(取り忘れ報知部124)は、取り忘れた荷物があるか否かを判断し(ステップS44)、取り忘れがある(YES)と判断した場合には、受取人に対して取り忘れを報知する(ステップS45)。
駐車場管理システム4(退場検知部125)は、取り忘れの報知をした後、又は、ステップS44で取り忘れがない(NO)と判断した場合、駐車スペースからの出発が検知された車両が駐車場から退場したことを検知する(ステップS46)。そして、駐車場管理システム4(不使用時施錠部126)は、退場が検知された車両が駐車されていた駐車スペースに配置されている配達ボックス60の荷物入れ69の扉を施錠する(ステップS47)。
[2]変形例
上述した実施例は本発明の実施の一例に過ぎず以下のように変形させてもよい。また、上述した実施例及び各変形例は必要に応じてそれぞれ組み合わせて実施してもよい。
[2−1]配達ボックスの開錠方法
施錠可能な配達ボックス60の開錠方法は実施例で述べた方法に限らない。例えば配達開錠部105は、実施例では、駐車スペースに駐車された車両の車両番号の登録があることが通知された時点で配達人が荷物を格納できるように予め開錠をしておいたが、配達人により開錠操作が行われたときに配達ボックス60を開錠してもよい。
本変形例では、例えば、駐車場識別情報通知部106が、開錠用のパスワードを生成して配達開錠部105に通知すると共に、実施例で述べた配達情報等以外にそのパスワードを示す通知データを生成して配達業者サーバ装置10に送信する。開錠用のパスワードは、配達人通知部203によって配達人に通知される。配達人は、通知された駐車スペースに到着すると、配達ボックス60のキー入力装置68を操作して通知されたパスワードを入力する。
配達開錠部105は、駐車場識別情報通知部106から通知されたパスワードが入力された場合に、配達ボックス60を開錠する。このように、本変形例では、駐車場識別情報通知部106が、配達ボックス60を開錠させるための情報(この例ではパスワード)を配達業者に通知する。
なお、配達ボックス60を開錠させるための情報は、パスワードに限らず、例えば配達人を識別する配達人ID又は配達される荷物の荷物ID等であってもよい。要は、配達人以外には入力が困難な情報であればよい。いずれの場合も、配達人が配達ボックス60の配置場所に到着する前に第三者が配達ボックス60に物を入れることを防ぐことができる。
[2−2]配達人への通知内容
配達人に通知する内容は実施例で述べたものに限らない。配達人通知部203は、例えば、受取人の車両が駐車された時刻(駐車開始時刻)を通知してもよい。これにより、配達人は、例えば該当する駐車場に到着可能な時刻と駐車開始時刻とを比較して、その駐車場の配達ボックス60への配達が間に合うか否かを判断すること(例えば到着が駐車開始後10時間以上経過するようなら配達が間に合わないと判断するなど)ができる。
また、配達人通知部203は、車両が駐車場から退場する見込みの時刻を判定し、判定した時刻を配達人(配達業者)に通知してもよい。配達人通知部203は、例えば、各駐車場における駐車時間の平均値を予め記憶しておき、識別情報を通知する駐車場について記憶している駐車時間の平均値が駐車開始時刻から経過した時刻を、車両が駐車場から退場する見込みの時刻として通知する。
また、配達人通知部203は、駐車場配達システム1のユーザが過去に駐車場を利用したとき(受取人としての利用だけでもよいし、それ以外の利用を含んでいてもよい)の駐車時間の平均値を予め記憶しておき、配達される荷物の受取人について記憶している駐車時間の平均値が駐車開始時刻から経過した時刻を、車両が駐車場から退場する見込みの時刻として通知してもよい。
また、配達人通知部203は、受取人個人の駐車時間の平均値を、駐車場における駐車時間の平均値で補正した時間(後者の平均値が長いほど前者の平均値を長い時間に補正する)を用いてもよい。いずれの場合も、上述した見込みの時刻が通知されない場合に比べて、配達ボックス60への配達が間に合うか否かを配達人が判断しやすいようにすることができる。
[2−3]受取人への問い合わせ
駐車場配達システム1は、配達の可否を受取人に問い合わせてもよい。本変形例では、例えば、配達有無判断部104が、車番認識部103により認識された車両番号の車両の乗車員を受取人として且つ駐車場を利用した配達が存在することを判断した場合に、その配達を示す配達情報を受取人通知部113に供給する。
受取人通知部113は、この配達情報を受け取った場合、すなわち、配達ボックス60を配達先とする荷物がある場合に、その荷物の受取人に配達の可否を問い合わせる。受取人通知部113は、例えば、供給された配達情報が示す荷物の名称とその荷物の搬送の可否とを問い合わせる問合せ画面を示す画面データを生成し、登録されたユーザの宛先に送信する。受取人は、スマートフォン等のユーザ端末でこの画面データを表示させ、配達の可否について回答する操作を行う。
図10は表示された問合せ画面の一例を表す。図10の例では、「受取人Cさん。以下の配達は可能でしょうか?」という文字列と、荷物名称が「商品D」、配達先駐車場が「駐車場B」、駐車スペースが「5番」、受取人の車両番号が「練馬500 ら○○―○○」であることを示す問合せ画面が表示されている。受取人は、表示されたこれらの情報により、問い合わせされている配達対象と、配達先の場所(車両を駐車した駐車スペース)とを知ることができる。
問合せ画面には、はいボタンB1といいえボタンB2も表示されている。ユーザ端末は、受取人が操作したボタンを示す操作データを駐車場管理システム4に送信する。配達有無判断部104は、はいボタンB1を押す操作が行われたことを示す操作データを受け取った場合は、実施例で述べたように動作を行う。配達有無判断部104は、いいえボタンB2を押す操作が行われたことを示す操作データを受け取った場合は、配達開錠部105への通知も配達情報等の駐車場識別情報通知部106への供給も行わない。
このように、本変形例では、駐車場管理システム4が、上記のとおり荷物の受取人に配達の可否を問い合わせ、駐車場を利用した配達が不要であることを示す応答があった場合、配達開錠部105の開錠も、配達業者への車両の識別情報及び駐車場の識別情報の通知も行わない。これにより、受取人が希望しない場合は配達ボックス60への配達を行わないようにすることができる。
[2−4]受取人の検知方法
受取人検知部121による受取人の検知方法(受取人が駐車場に戻ってきたことの検知方法)は実施例で述べた方法(パスワードの入力で検知)に限らない。受取人検知部121は、例えば、駐車検知部102により車両の駐車が検知された後、一定時間(受取人が一旦車両の周辺からいなくなるのに要する時間)が経過してから、撮影される車両の画像に画像処理を行って、ドアが閉じた状態の車両の形状を認識する。
以降、受取人検知部121は、車両の形状認識の処理を一定の時間間隔(1秒毎又は5秒毎等)で繰り返し行い、ドアが閉じた状態とは異なる車両の形状が認識された場合に、車両のドアが開放された状態になったと判断し、受取人が駐車場に戻ってきたことを検知する。ドアが閉じた状態とは異なる形状になるのは、車両のドアが開放された場合である。車両のドアを開けるのは受取人又はその同行者であるから、ドアの開放とは受取人が駐車場に戻ってきたことを意味する。
このように、本変形例では、駐車場管理システム4が、荷物が配達された配達ボックス60をその荷物の受取人の車両のドアの開放を検知した場合に開錠する。例えば実施例では、受取人は配達ボックス60のキー入力装置68にパスワードを入力する操作が必要であったが、本変形例では、自分の車両のドアを開けるだけで、配達ボックス60を開錠させることができる。つまり、本変形例では、そのような開錠のための操作が必要な場合に比べて、受取人が配達された荷物を受け取るための手間を少なくすることができる。
また、例えばパスワードの入力の代わりに、ユーザが保有しているIC(Integrated Circuit)カードを読み取る機能を配達ボックス60に持たせておき、そのカードが読み取られた場合に受取人検知部121が受取人を検知してもよい。要するに、受取人検知部121は、受取人にしかできない動作等を検知することにより受取人が駐車場に戻ってきたことを検知すればよい。
[2−5]車両番号の認識方法
実施例では、駐車スペース毎に設置されたロックレス端末70が撮影する画像によって車両番号が認識されたが、車両番号の認識方法はこれに限らない。例えば、複数の車両スペースに駐車された車両のナンバープレートを撮影可能な位置に撮影装置を配置して、その撮影装置が撮影した画像を例えば情報管理端末30が取得して、車両番号を認識してもよい。この場合は情報管理端末30が車番認識部103を実現する。
また、例えば駐車場が車両留めを用いる方式である場合に、車番認識部103が、車番認識装置50が駐車場に入場した車両の車両番号を認識した後の一定期間内にロックされた車両留めの車両スペースを、その車両が駐車した駐車スペースとして判断する。つまり、車番認識部103は、その駐車スペースに駐車した車両の車両番号として、駐車場に入場した車両の車両番号を認識する。このように、車両番号を認識するための撮影装置は、駐車される車両のナンバープレートを撮影可能であれば、どこに配置されていてもよい。
[2−6]配達業者への通知内容
駐車場識別情報通知部106が配達業者に通知する内容は実施例で述べたもの(配達情報、車両番号、駐車スペースの名称、駐車場の名称及び住所)に限らない。駐車場識別情報通知部106は、例えば、配達情報、駐車スペースの名称及び駐車場の名称だけを通知してもよいし、配達情報、車両番号及び駐車場の住所だけを通知してもよい。
また、駐車場識別情報通知部106は、配達情報に代えて荷物IDだけを通知してもよい。要するに、駐車場識別情報通知部106は、配達する荷物と配達先の配達ボックス60とを特定可能な情報であれば、どのような情報を配達業者に通知してもよい。例えば車両番号が分かれば駐車スペースの名称が分からなくてもその車両番号の車両を見つければ配達ボックス60を特定することができる。
[2−7]各部を実現する装置
図7に表す各機能を実現する装置が図7とは異なっていてもよい。例えば情報管理端末30によって実現される機能を料金精算機40又は車番認識装置50等が実現してもよい。また、ロックレス端末70によって実現される機能を配達ボックス60が実現してもよいし、その反対でもよい。要するに、駐車場配達システム全体としてこれらの機能が実現されていれば、駐車場配達システムが何台の装置を備えていてもよいし、どのような機能を備えていてもよい。
[2−8]発明のカテゴリ
本発明は、配達業者サーバ装置、情報管理端末、料金精算機、車番認識装置、配達ボックス、ロックレス端末及び配達業者端末という各情報処理装置と、それらの情報処理装置を備える駐車場配達システム又は駐車場管理システムのような情報処理システムとしても捉えられる。また、本発明は、各装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられるし、各装置を制御するコンピュータを機能させるためのプログラムとしても捉えられる。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されてもよい。
1…駐車場配達システム、3…配達業者システム、4…駐車場管理システム、10…配達業者サーバ装置、20…配達情報DB装置、30…情報管理端末、40…料金精算機、50…車番認識装置、60…配達ボックス、70…ロックレス端末、80…配達業者端末、101…特定配達情報記憶部、102…駐車検知部、103…車番認識部、104…配達有無判断部、105…配達開錠部、106…駐車場識別情報通知部、111…荷物検知部、112…荷物保管施錠部、113…受取人通知部、121…受取人検知部、122…受取開錠部、123…車両出発検知部、124…取り忘れ報知部、125…退場検知部、126…不使用時施錠部、201…配達情報記憶部、202…配達人特定部、203…配達人通知部。

Claims (8)

  1. 配達ボックスが配置された駐車場に駐車される車両の識別情報を取得し、取得した前記車両の識別情報及び前記駐車場の識別情報を配達業者に通知する配達支援システム。
  2. 前記駐車場を撮影装置で撮影した画像から前記車両の識別情報を取得し、当該識別情報が取得された場合に前記通知を行う
    請求項1に記載の配達支援システム。
  3. 前記駐車場の駐車スペース毎に駐車される車両の識別情報を取得し、当該駐車スペースの識別情報を前記配達業者に通知する
    請求項1又は2に記載の配達支援システム。
  4. 前記配達ボックスは施錠可能であり、当該配達ボックスを開錠させるための情報を前記配達業者に通知する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の配達支援システム。
  5. 配達された荷物が前記配達ボックスから取り出されていない状態であることを、当該荷物の受取人の車両が前記駐車場から退場する前に当該受取人に報知する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の配達支援システム。
  6. 前記車両が前記駐車場から退場する見込みの時刻を判定し、判定した時刻を前記配達業者に通知する
    請求項1から5のいずれか1項に記載の配達支援システム。
  7. 前記配達ボックスを配達先とする荷物がある場合に、当該荷物の受取人に配達の可否を問い合わせる
    請求項1から6のいずれか1項に記載の配達支援システム。
  8. 前記配達ボックスは施錠可能であり、荷物が配達された前記配達ボックスを当該荷物の受取人の車両のドアの開放を検知した場合に開錠する
    請求項1から7のいずれか1項に記載の配達支援システム。
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