JP2023080539A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents
情報処理装置およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023080539A JP2023080539A JP2021193941A JP2021193941A JP2023080539A JP 2023080539 A JP2023080539 A JP 2023080539A JP 2021193941 A JP2021193941 A JP 2021193941A JP 2021193941 A JP2021193941 A JP 2021193941A JP 2023080539 A JP2023080539 A JP 2023080539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- user
- package
- terminal device
- user terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q50/00—Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
- G06Q50/10—Services
Abstract
【課題】車両に設置された冷蔵庫に荷物を置き忘れることを防止する。【解決手段】本開示に係る情報処理装置は、ユーザの位置を取得する位置取得部と、車両に設置された冷蔵庫の状態を表す状態情報を取得する状態取得部と、状態情報に基づき、冷蔵庫に荷物が入っているか否かを判断する荷物判断部と、ユーザが予め設定された目的地に到着したか否かを判断する到着判断部と、ユーザが目的地に到着した後に冷蔵庫に荷物が入っている場合、ユーザに対して荷物の取り忘れていることを通知する通知部と、を備える。【選択図】図4
Description
本開示は、情報処理装置およびプログラムに関する。
車両内に設置される車両用の冷蔵庫が知られている。冷蔵庫が車両に設置されている場合、ユーザは、冷蔵品を店舗により購入した場合、冷蔵品を車両内の冷蔵庫に保管した状態で自宅に持ち帰ることができる。これにより、ユーザは、複数の店舗で買い物をする場合において、冷蔵品を最後に購入して自宅に戻ったり、冷蔵品を近所の店舗で購入したりする等の制約から解消され、時間的および手間的に効率的に冷蔵品を購入することができる。
特許文献1には、冷蔵庫の庫内温度を目的の温度となるように制御する車両の積荷管理システムが記載されている。特許文献2には、車両内に設置された冷蔵庫の扉の閉め忘れを配送者に通知する配送システムが記載されている。
しかしながら、車両内に冷蔵庫が設置されている場合、ユーザが自宅等に帰宅した後、購入した商品を車両内の冷蔵庫に入れたまま忘れてしまう可能性があった。このような場合、冷蔵庫に入れた冷蔵品が劣化してしまったり、冷蔵庫による電力消費が増えてしまったりする。
本開示の目的は、車両に設置された冷蔵庫に荷物を置き忘れることを防止する情報処理装置およびプログラムを提供することである。
本開示に係る情報処理装置は、ユーザの位置を取得する位置取得部と、車両に設置された冷蔵庫の状態を表す状態情報を取得する状態取得部と、前記状態情報に基づき、前記冷蔵庫に荷物が入っているか否かを判断する荷物判断部と、前記ユーザが予め設定された目的地に到着したか否かを判断する到着判断部と、前記ユーザが前記目的地に到着した後に前記冷蔵庫に前記荷物が入っている場合、前記ユーザに対して前記荷物の取り忘れていることを通知する通知部と、を備える。
本開示に係る情報処理装置およびプログラムによれば、車両に設置された冷蔵庫に荷物を置き忘れることを防止するができる。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る冷蔵庫管理システム10の実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る冷蔵庫管理システム10の構成を示す図である。冷蔵庫管理システム10は、冷蔵庫20と、ユーザ端末装置22とを備える。
冷蔵庫20は、車両24内に設置される。例えば、冷蔵庫20は、車両24の荷室内に設置される。冷蔵庫20は、車両24を利用するユーザが店舗等により購入した冷蔵品等の荷物を、所定温度以下で収納することができる。これにより、ユーザは、荷物を所定温度以下で保管しながら車両24により移動することができる。
ユーザ端末装置22は、持ち運び可能な情報処理装置であり、車両24を利用するユーザにより使用される。例えば、ユーザ端末装置22は、スマートフォン、タブレット端末装置またはノート型コンピュータ、車両24に設置されたカーナビゲーションなどの車載機器等である。
冷蔵庫20およびユーザ端末装置22は、無線通信により互いに通信する機能を有する。例えば、冷蔵庫20およびユーザ端末装置22は、Bluetooth(登録商標)等の10m程度の範囲で通信が可能な近距離無線通信により互いに通信をする。冷蔵庫20およびユーザ端末装置22は、Bluetooth(登録商標)に限らず、Wi-Fi(登録商標)等の他の近距離無線通信により互いに通信をしてもよい。セルラー無線通信により互いに通信をしても良い。
また、ユーザ端末装置22は、GPS(Global Positiong System)等の衛星測位システムの電波を検出して、例えば緯度および経度等の位置を検出することができる。これにより、ユーザ端末装置22は、予め登録された目的地、例えば、ユーザが自宅に到着したか否かを判断することができる。なお、ユーザ端末装置22は、衛星測位システムに代えて他の位置検出システムを用いて、または、衛星測位システムに加えて他の位置検出システムを用いて、位置を検出してもよい。
図2は、冷蔵庫20の構成を示す図である。冷蔵庫20は、冷蔵室30と、ドア開閉センサ32と、重量センサ34と、温度センサ36と、処理部38と、通信部40とを有する。
冷蔵室30は、開閉可能なドアを有し、内部に荷物を収納する。冷蔵室30は、ドアを閉じた状態において、設定された温度以下、例えば5℃以下に室内を冷却する。また、冷蔵室30は、ドアを開くことにより、ユーザにより内部空間に対して荷物の出し入れが可能となる。
ドア開閉センサ32は、冷蔵庫20のドアの開閉状態を検出する。重量センサ34は、冷蔵庫20の内部に収納されている荷物の重量を検出する。重量センサ34は、冷蔵庫20の内部が空虚の状態の重さからの差分の重量を検出してもよい。また、重量センサ34は、冷蔵庫20の内部に荷物が入っているか否かを表す2値で表される重量を検出してもよい。温度センサ36は、冷蔵庫20の内部温度を検出する。また、冷蔵庫20は、重量センサ34に代えてまたは重量センサ34に加えて、冷蔵庫20の内部に荷物が存在するか否かを検出する他の方式のセンサを有してもよい。
処理部38は、CPU(Central Processing Unit)42と、RAM(Random Access Memory)44と、ROM(Read Only Memory)46等を含む。CPU42は、プロセッサであり、ROM46に予め記憶されたプログラムを従って、RAM44上にプログラムおよび処理データを展開して、演算処理および制御処理等を実行する。これにより、処理部38は、プログラムに従った情報処理を行うことができる。なお、処理部38は、入力部、表示部および記憶部等をさらに含んでもよい。通信部40は、近距離無線通信によりユーザ端末装置22と情報の送受信をする。
本実施形態においては、処理部38は、定期的に、ドア開閉センサ32、重量センサ34、温度センサ36、および、冷蔵庫20の冷却用電源がオンであるか否かを示す電源状態を検出する。また、処理部38は、通信部40を介してユーザ端末装置22と情報の送受信を行う。処理部38は、ユーザ端末装置22から、近距離無線通信を介して、冷蔵庫20の状態を表す状態情報の取得要求を取得した場合、状態情報を生成し、生成した状態情報をユーザ端末装置22に送信する。
状態情報は、例えば、所定時間前から現時点までの間に冷蔵庫20のドアが開閉されたか否かを示すドア開閉の有無、冷蔵庫20の内部に収納されている荷物の重量、冷蔵庫20の内部温度、および、冷蔵庫20の冷却用電源がオンであるか否かを表す電源状態を含む。冷蔵庫20の内部に収納されている荷物の重量は、例えば、冷蔵庫20の内部が空虚の状態の重さからの差分の重量であってもよい。
図3は、ユーザ端末装置22のハードウェア構成を示す図である。ユーザ端末装置22は、例えば図3に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。ユーザ端末装置22は、CPU52と、RAM54と、ROM56と、記憶装置58と、入力装置60と、表示装置62と、通信装置64と、GPS装置66とを含む。
CPU52は、プロセッサであり、ROM56または記憶装置58に予め記憶されたプログラムを従って、RAM54上にプログラムおよび処理データを展開して、演算処理および制御処理等を実行する。これにより、CPU52は、ユーザ端末装置22は、プログラムに従って情報処理を実行することができる。
記憶装置58は、フラッシュメモリ等の半導体による記憶媒体等にデータを書き込みおよび読み出しをする装置である。記憶装置58は、CPU52からの制御に応じて、記憶媒体にデータの書き込みおよび読み出しをする。
入力装置60は、ユーザによる情報の入力を受け付けるデバイスである。表示装置62は、文字情報または画像情報を表示して、ユーザに情報を出力するデバイスである。入力装置60および表示装置62は、例えばタッチパネルモニタのように、入力および表示を行うことができるデバイスであってもよい。
通信装置64は、CPU52からの制御に応じて、近距離無線通信により冷蔵庫20と情報の送受信をする。GPS装置66は、衛星測位システムの電波を検出して、例えば緯度および経度等の位置を検出する。ユーザ端末装置22は、GPS装置66に代えてまたはGPS装置66に加えて、他の方式の位置検出装置を含んでもよい。
このようなユーザ端末装置22は、インターネット等のネットワークに接続して、サーバ等から冷蔵庫管理用のアプリケーションプログラムをダウンロードし、記憶装置58にインストールする。これにより、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫管理システム10における冷蔵庫20の管理用の端末装置として機能可能となる。
図4は、ユーザ端末装置22の機能構成を示す図である。ユーザは、例えば車両24に乗車して店舗に行って冷蔵品等の荷物を購入する場合、ユーザ端末装置22を操作して、ユーザ端末装置22に冷蔵庫管理用のアプリケーションプログラムを実行させる。
ユーザ端末装置22は、冷蔵庫管理用のアプリケーションプログラムを実行した場合、図4に示すような機能構成を備える管理装置として機能する。具体的には、ユーザ端末装置22は、目的地設定部72と、目的地記憶部74と、位置取得部76と、到着判断部78と、状態取得部80と、荷物判断部82と、温度判断部84と、電源判断部86と、接続判断部88と、通知部90とを備える。
目的地設定部72は、ユーザから、目的地の設定を受け付ける。例えば、目的地設定部72は、表示装置62に地図情報を表示させて、入力装置60を用いてユーザに目的地を入力されることにより、目的地の緯度および経度を受け付ける。目的地は、冷蔵庫20に収納された荷物を取り忘れていることをユーザに通知する位置であり、例えば、ユーザの自宅である。目的地記憶部74は、目的地設定部72により受け付けられた目的地を記憶する。
位置取得部76は、GPS装置66により検出されたユーザ端末装置22の位置を取得する。なお、ユーザがユーザ端末装置22を保持しているので、ユーザ端末装置22の位置は、ユーザの位置とみなすことができる。
到着判断部78は、ユーザが予め設定された目的地に到着したか否かを判断する。例えば、到着判断部78は、位置取得部76により取得された位置と、目的地記憶部74に記憶させた目的地とを比較し、ユーザが予め設定された目的地に到着したか否かを判断する。
状態取得部80は、定期的に、冷蔵庫20に近距離無線通信により状態情報の取得要求を送信し、冷蔵庫20から状態情報を取得する。
荷物判断部82は、状態情報を取得する毎に、取得した状態情報に基づき、冷蔵庫20に荷物が入っているか否かを判断する。例えば、荷物判断部82は、取得した状態情報に含まれるドア開閉の有無および荷物の重量に基づき、現在、冷蔵庫20に荷物が入っているか否かを判断する。
温度判断部84は、状態情報を取得する毎に、取得した状態情報に基づき、冷蔵庫20の内部温度が所定値以上となったか否かを判断する。例えば、温度判断部84は、取得した状態情報に含まれる内部温度と、予め設定された閾値とを比較することにより、冷蔵庫20の内部温度が所定値以上となったか否かを判断する。
電源判断部86は、状態情報を取得する毎に、取得した状態情報に基づき、冷蔵庫20の冷却用電源がオンであるか否かを判断する。例えば、温度判断部84は、取得した状態情報に含まれる電源状態を参照して、冷蔵庫20の冷却用電源がオンであるか否かを判断する。
接続判断部88は、冷蔵庫20と通信装置64との間の無線通信の接続が切れたか否かを判断する。例えば、接続判断部88は、冷蔵庫20と通信装置64との間のBluetooth(登録商標)による近距離無線通信の接続が切れたか否かを判断する。
通知部90は、到着判断部78による判断結果、荷物判断部82による判断結果、温度判断部84による判断結果、電源判断部86による判断結果、接続判断部88による判断結果を取得する。さらに、通知部90は、位置取得部76が位置を取得できたか否かを示す情報、および、状態取得部80により取得された状態情報に含まれる内部温度を取得する。
そして、通知部90は、取得したこれらの判断結果および情報に基づき、ユーザに対して冷蔵庫20の管理に関する各種の管理情報を提供する。例えば、通知部90は、各種の管理情報を表示する画像を生成し、生成した画像を表示装置62に表示させる。
より具体的には、通知部90は、到着判断部78による判断結果および荷物判断部82による判断結果に基づいて、ユーザが目的地に到着した後に、冷蔵庫20に荷物が入っている場合、ユーザに対して荷物を取り忘れていることを通知する。例えば、通知部90は、ユーザが目的地に到着してから所定時間を経過した後に、冷蔵庫20に荷物が入っている場合、表示装置62に対して、荷物を取り忘れていることを通知するための取忘警告情報を表示させる。これにより、通知部90は、ユーザが冷蔵庫20に荷物を置き忘れてしまうことを防止することができる。
さらに、通知部90は、温度判断部84による判断結果に基づき、冷蔵庫20の内部温度が所定値以上となった場合、ユーザに対して冷蔵庫20が温度上昇したことを通知する。例えば、通知部90は、冷蔵庫20に荷物が入っており、かつ、内部温度が所定温度以上となった場合、表示装置62に対して、冷蔵庫20が温度上昇したことを通知するための温度警告情報を表示させる。これにより、通知部90は、冷蔵庫20の温度が上昇して荷物が劣化してしまうことを防止することができる。
さらに、通知部90は、接続判断部88による判断結果に基づき、無線通信の接続が切れた場合、ユーザに対して通信の接続が切れたことを通知する。例えば、冷蔵庫20に荷物が入っており、かつ、無線通信の接続が切れた場合、表示装置62に対して、通信の接続が切れたことを通知するための通信警告情報を表示させる。これにより、通知部90は、無線通信の接続が切れたために冷蔵庫20の状態を管理できなくなったことを、ユーザに通知することができる。
なお、通知部90は、電源判断部86による判断結果に基づき、冷蔵庫20に荷物が入っており且つ冷却用電源がオンであることを条件として、ユーザに対して、荷物の取り忘れていること、冷蔵庫20が温度上昇したことおよび通信の接続が切れたことを通知してもよい。これにより、通知部90は、冷蔵庫20に冷蔵品が入っている可能性がある場合にユーザに荷物の置き忘れの確認および温度上昇の管理をさせることができ、ユーザに無駄な通知の確認をさせないようにすることができる。
さらに、通知部90は、冷蔵庫20に荷物が入っているか否かの判断結果に基づき、表示装置62に対して冷蔵庫20に荷物が入っているか否かを示す荷物情報を表示させてもよい。これにより、通知部90は、取り忘れの通知を受ける前に、予め冷蔵庫20に荷物が入っているか否かをユーザに確認させることができる。
さらに、通知部90は、位置取得部76による位置の取得ができたか否かを示す情報を表示装置62に対して表示させてもよい。また、通知部90は、接続判断部88による判断結果に基づき、無線通信の接続状態を表す情報を、表示装置62に対して表示させてもよい。また、通知部90は、冷蔵庫20の内部温度を表示装置62に対して表示させてもよい。また、通知部90は、電源判断部86の判断結果に基づき、冷却用電源がオンであるか否かを示す電源状態を、表示装置62に表示させてもよい。
図5は、冷蔵庫20による処理の流れを示すフローチャートである。冷蔵庫20は、一例として、図5に示すような流れで処理を実行する。冷蔵庫20は、所定時間毎にS101~S105の処理を繰り返して実行する。なお、所定時間外であっても、状態情報の取得要求を受け取った時は、即時、状態情報を送信する。
まず、S101において、冷蔵庫20は、ドア開閉センサ32の検出結果に基づき、所定時間前から現時点までの間に冷蔵庫20のドアが開閉されたか否かを示すドア開閉の有無を取得する。続いて、S102において、冷蔵庫20は、重量センサ34の検出結果に基づき、冷蔵庫20の内部に収納されている荷物の重量を取得する。例えば、冷蔵庫20は、冷蔵庫20の内部が空虚の状態の重さからの差分の重量を取得する。続いて、S103において、冷蔵庫20は、温度センサ36の検出結果に基づき、冷蔵庫20の内部温度を取得する。
続いて、S104において、冷蔵庫20は、ユーザ端末装置22から近距離無線通信により状態情報の取得要求を受け取ったか否かを判断する。冷蔵庫20は、状態情報の取得要求を受け取っていない場合(S104のNo)、処理をS101に戻し、所定時間後にS101から処理を繰り返す。
冷蔵庫20は、状態情報の取得要求を受け取った場合(S104のYes)、処理をS105に進める。S105において、冷蔵庫20は、ドア開閉の有無、荷物の重量、冷蔵庫20の内部温度、および、冷蔵庫20の冷却用電源がオンであるか否かを表す電源状態を含む、状態情報を生成して、近距離無線通信によりユーザ端末装置22に送信する。S105の処理を終えると、冷蔵庫20は、処理をS101に戻し、所定時間後にS101から処理を繰り返す。
図6は、ユーザ端末装置22による処理の流れを示すフローチャートである。ユーザ端末装置22は、冷蔵庫管理用のアプリケーションプログラムを実行した場合、一例として、図6に示すような流れで処理を実行する。ユーザ端末装置22は、所定時間毎にS111~S117の処理を繰り返して実行する。
まず、S111において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20との間の通信の接続状態を取得する。続いて、S112において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に対して近距離無線通信により状態情報の取得要求を送信し、冷蔵庫20から状態情報を取得する。なお、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20との通信の接続が切れている場合には、S112の処理を実行しない。続いて、S113において、ユーザ端末装置22は、GPS装置66により検出されたユーザ端末装置22の位置を取得する。
続いて、S114において、ユーザ端末装置22は、状態管理処理を実行する。ユーザ端末装置22は、状態管理処理において、警告発出条件が成立するか否かを判定する。S114の詳細な処理内容については、図7を参照して後述する。
続いて、S115において、ユーザ端末装置22は、警告発出条件が成立したか否かを判断する。警告発出条件が成立していない場合(S115のNo)、ユーザ端末装置22は、処理をS117に進める。警告発出条件が成立した場合(S115のYes)、ユーザ端末装置22は、処理をS116に進める。
S116において、ユーザ端末装置22は、成立した警告発出条件の内容に応じて、取忘警告情報、温度警告情報または通信警告情報を表示装置62に表示させる。なお、取忘警告情報、温度警告情報または通信警告情報の表示画像の例については、図10、図11および図12を参照して後述する。ユーザ端末装置22は、S116の処理を終えると、処理をS117に進める。
S117において、ユーザ端末装置22は、表示装置62に表示させる表示画像を更新する。例えば、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っている場合には、冷蔵庫20に荷物が入っていることを示す情報を表示画像に含め、冷蔵庫20に荷物が入っていない場合には、冷蔵庫20に荷物が入っていないことを示す情報を表示画像に含める。また、ユーザ端末装置22は、位置の取得ができたか否かを示す情報、および、無線通信の接続状態を表す情報を表示画像に含め、これらの情報を更新する。また、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20の内部温度、および、冷蔵庫20の冷却用電源がオンかオフかを表す電源情報を表示画像に含め、これらの情報を更新する。なお、表示画像では、文字や図、アイコンのいずれか、もしくは併用によって冷蔵庫の状態をユーザに表示する。
S117の処理を終えると、冷蔵庫20は、処理をS111に戻し、所定時間後にS111から処理を繰り返す。
図7は、ユーザ端末装置22による状態管理処理の流れを示すフローチャートである。ユーザ端末装置22は、図6のS114の状態管理処理において、図7に示すS121からS132の処理を実行する。
まず、S121において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20から状態情報を取得できたか否かを判断する。状態情報を取得できた場合(S121のYes)、ユーザ端末装置22は、処理をS122に進める。状態情報を取得できなかった場合(S121のNo)、ユーザ端末装置22は、処理をS126に進める。
S122において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫使用中フラグがオンであるか否かを判断する。冷蔵庫使用中フラグは、オンの場合、冷蔵庫20に荷物が入っており且つ冷却用電源がオンであることを表す。冷蔵庫使用中フラグは、オフの場合、冷蔵庫20に荷物が入っていないか、または、冷却用電源がオフであることを表す。
ユーザ端末装置22は、冷蔵庫使用中フラグがオフである場合(S122のNo)、処理をS123に進める。ユーザ端末装置22は、冷蔵庫使用中フラグがオンである場合(S122のYes)、処理をS127に進める。
S123において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20の冷却用電源がオンであるか否かを判断する。冷蔵庫20の冷却用電源がオフである場合(S123のNo)、ユーザ端末装置22は、警告発出条件が成立しないとして、状態管理処理を終了する。冷蔵庫20の冷却用電源がオンである場合(S123のYes)、ユーザ端末装置22は、処理をS124に進める。
S124において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っているか否かを判断する。例えば、ユーザ端末装置22は、状態情報に含まれるドア開閉の有無および荷物の重量を参照して、冷蔵庫20に荷物が入っているか否かを判断する。例えば、直前の状態管理処理において冷蔵庫20に荷物が入っていると判断した場合であって、かつ、直前の状態管理処理からドア開閉が無い場合、ユーザ端末装置22は、荷物が入っていると判断する。また、例えば、直前の状態管理処理において冷蔵庫20に荷物が入っていると判断した場合であって、直前の状態管理処理からドア開閉が有り、かつ、重量が0となった場合、ユーザ端末装置22は、荷物が入っていないと判断する。また、例えば、直前の状態管理処理において冷蔵庫20に荷物が入っていないと判断した場合であって、かつ、直前の状態管理処理からドア開閉が無い場合、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っていないと判断する。なお、このような判断処理以外を用いて、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っているか否かを判断してもよい。例えば、ユーザ端末装置22は、荷物の重量のみに基づき、冷蔵庫20に荷物が入っているか否かを判断してもよい。
冷蔵庫20に荷物が入っていない場合(S124のNo)、ユーザ端末装置22は、警告発出条件が成立しないとして、状態管理処理を終了する。冷蔵庫20に荷物が入っている場合(S124のYes)、ユーザ端末装置22は、処理をS125に進める。
S125において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫使用中フラグをオフとする。ユーザ端末装置22は、S125の処理を終えると、警告発出条件が成立しないとして、状態管理処理を終了する。
S126において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫使用中フラグがオンであるか否かを判断する。ユーザ端末装置22は、冷蔵庫使用中フラグがオフである場合(S126のNo)、警告発出条件が成立しないとして、状態管理処理を終了する。ユーザ端末装置22は、冷蔵庫使用中フラグがオンである場合(S126のYes)、処理をS132に進める。
S127において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20の内部温度が所定値以上であるか否かを判断する。例えば、ユーザ端末装置22は、状態情報に含まれる内部温度と、予め設定された閾値とを比較することにより、冷蔵庫20の内部温度が所定値以上となったか否かを判断する。ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20の内部温度が所定値以上である場合(S127のYes)、処理をS132に進める。ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20の内部温度が所定値以上ではない場合(S127のNo)、処理をS128に進める。
S128において、ユーザ端末装置22は、ユーザが目的地に到着したか否かを判断する。例えば、ユーザ端末装置22は、取得したユーザ端末装置22の位置と、予め記憶している目的地とを比較し、ユーザが目的地に到着したか否かを判断する。
ユーザが目的地に到着していない場合(S128のNo)、ユーザ端末装置22は、処理をS129に進める。ユーザが目的地に到着した場合(S128のYes)、ユーザ端末装置22は、処理をS131に進める。
S129において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20から荷物が取り出されたか否かを判断する。例えば、ユーザ端末装置22は、状態情報に含まれるドア開閉の有無および荷物の重量を参照して、冷蔵庫20から荷物が取り出されたか否かを判断する。例えば、直前の状態管理処理からドア開閉が無い場合、ユーザ端末装置22は、荷物が取り出されていないと判断する。直前の状態管理処理からドア開閉が有った場合、ユーザ端末装置22は、荷物が取り出された判断する。
荷物が取り出されていない場合(S129のNo)、ユーザ端末装置22は、警告発出条件が成立しないとして、状態管理処理を終了する。荷物が取り出された場合(S129のYes)、ユーザ端末装置22は、処理をS130に進める。
S130において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫使用中フラグをオフとする。ユーザ端末装置22は、S130の処理を終えると、警告発出条件が成立しないとして、状態管理処理を終了する。
S131において、ユーザ端末装置22は、ユーザが目的地に到着してから所定時間内に、冷蔵庫20から荷物が取り出されたか否かを判断する。例えば、ユーザ端末装置22は、S131において処理を所定時間待機するとともに、所定時間の待機中に冷蔵庫20から繰り返し状態情報を取得する。そして、ユーザ端末装置22は、状態情報を取得する毎に、状態情報に含まれるドア開閉の有無および荷物の重量を参照して、冷蔵庫20から荷物が取り出されたか否かを判断する。例えば、ドア開閉が無い場合、ユーザ端末装置22は、荷物が取り出されていないと判断する。ドア開閉が有った場合、ユーザ端末装置22は、荷物が取り出された判断する。
所定時間内に荷物が取り出されていない場合(S131の“荷物が取り出されていない”)、ユーザ端末装置22は、処理をS132に進める。所定時間内に荷物が取り出された場合(S131の“荷物が取り出された”)、ユーザ端末装置22は、処理をS130に進める。そして、S130において、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫使用中フラグをオフとし、警告発出条件が成立しないとして状態管理処理を終了する。
S132において、ユーザ端末装置22は、警告発出条件が成立したと判定する。ユーザ端末装置22は、成立した警告発出条件の内容を登録する。具体的には、ユーザ端末装置22は、荷物の取り忘れの警告、冷蔵庫20が温度上昇の警告、または、通信の接続切れの警告の何れかを登録する。そして、ユーザ端末装置22は、S132の処理を終えると、警告発出条件が成立するとして、状態管理処理を終了する。なお、警告発出条件は同時に複数発生することもある。
以上の処理を実行することにより、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っており且つ冷却用電源がオンであることを条件として、ユーザが目的地に到着してから所定時間を経過した後に、冷蔵庫20に荷物が入っている場合、ユーザに対して荷物の取り忘れていることを通知することができる。また、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っており且つ冷却用電源がオンであることを条件として、冷蔵庫20の内部温度が所定値以上となった場合、ユーザに対して冷蔵庫20が温度上昇したことを通知することができる。また、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っており且つ冷却用電源がオンであることを条件として、無線通信の接続が切れた場合、ユーザに対して通信の接続が切れたことを通知することができる。
図8は、冷蔵庫20に荷物が入っていない場合のユーザ端末装置22の表示画像の一例を示す図である。図9は、冷蔵庫20に荷物が入っている場合のユーザ端末装置22の表示画像の一例を示す図である。
ユーザ端末装置22は、警告情報を表示していない場合、例えば図8または図9に示すような表示画像を表示装置62に表示させる。
例えば、ユーザ端末装置22は、GPS等の衛星測位システムの電波を検出して、例えば緯度および経度等の位置を検出することができた場合、図8および図9のGPSアイコン101に示すような、位置の取得ができたか否かを示す情報を表示画像に含める。これにより、ユーザ端末装置22は、正常に位置を検出しているか否かをユーザに知らせることができる。
また、例えば、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20との間の近距離無線通信が接続されており、冷蔵庫20から状態情報が取得できた場合、図8および図9の電波強度アイコン102に示すような、無線通信の接続状態を表す情報を表示画像に含める。これにより、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20と正常に通信ができているか否かを、ユーザに知らせることができる。
また、例えば、ユーザ端末装置22は、図8および図9の数値103に示すような、冷蔵庫20の内部温度を表示画像に含める。これにより、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20の内部温度をユーザに知らせることができる。
また、例えば、ユーザ端末装置22は、図8および図9のコンセントアイコン104に示すような、冷蔵庫20の冷却用電源がオンかオフかを示す電源情報を表示画像に含める。これにより、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20の冷却用電源がオンであるかオフであるかをユーザに知らせることができる。
また、例えば、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っていない場合、図8のエンプティーアイコン105に示すような、冷蔵庫20に荷物が入っていないことを示す荷物情報を表示画像に含める。これにより、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っていない場合、冷蔵庫20に荷物が入っていないことをユーザに通知することができる。
また、例えば、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っている場合、図9の荷物アイコン106に示すような、冷蔵庫20に荷物が入っていることを示す荷物情報を表示画像に含める。これにより、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っている場合、冷蔵庫20に荷物が入っていることをユーザに通知することができる。
図10は、ユーザ端末装置22の表示画像に含まれる取忘警告情報の一例を示す図である。
ユーザ端末装置22は、ユーザが目的地に到着してから所定時間を経過した後に、冷蔵庫20に荷物が入っている場合、図10の取忘警告メッセージ111に示すような、荷物の取り忘れていることを通知するための取忘警告情報を含む表示画像を、表示装置62に表示させる。また、ユーザ端末装置22は、取忘警告メッセージ111とともに、音声または警告音等を出力してもよい。
このような取忘警告情報を表示装置62に表示させることにより、ユーザ端末装置22は、例えば車両24を用いて冷蔵品を店舗において購入したような場合において、自宅等の目的地に到着後にユーザが冷蔵庫20に荷物を置き忘れてしまうことを防止することができる。
図11は、ユーザ端末装置22の表示画像に含まれる温度警告情報の一例を示す図である。
ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っており、かつ、内部温度が所定温度以上となった場合、図11の温度上昇メッセージ112に示すような、冷蔵庫20が温度上昇したことを通知するための温度警告情報を含む表示画像を、表示装置62に表示させる。また、ユーザ端末装置22は、温度上昇メッセージ112とともに、音声または警告音等を出力してもよい。
このような温度警告情報を表示装置62に表示させることにより、ユーザ端末装置22は、例えば車両24を用いて冷蔵品を店舗において購入した後、自宅までの帰宅中または他の店舗等に立ち寄っている期間において、冷蔵庫20の温度が上昇して、荷物が劣化してしまうことを防止することができる。
図12は、ユーザ端末装置22の表示画像に含まれる通信警告情報の一例を示す図である。
ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に荷物が入っており、かつ、冷蔵庫20との間の無線通信の接続が切れた場合、図12の無線切断メッセージ113に示すような、通信の接続が切れたことを通知するための通信警告情報を含む表示画像を、表示装置62に表示させる。また、ユーザ端末装置22は、無線切断メッセージ113とともに、音声または警告音等を出力してもよい。
このような通信警告情報を表示装置62に表示させることにより、ユーザ端末装置22は、無線通信の接続が切れたために冷蔵庫20の状態を管理できていないことをユーザに知らせることができる。
図13は、変形例に係る冷蔵庫管理システム10の構成を示す図である。冷蔵庫管理システム10は、冷蔵庫20およびユーザ端末装置22に加えて、サーバ装置200をさらに備えてもよい。また、この場合、車両24は、車両通信装置202を有する。
サーバ装置200は、ネットワーク上に設けられた情報処理装置の一例であり、単一のコンピュータにより実現されても、複数のコンピュータが連携して動作してもよい。サーバ装置200は、プログラムを実行し、ネットワークを介してアクセスする他の情報処理装置に対して、情報処理サービスを提供する。本変形例において、ユーザ端末装置22は、携帯電話ネットワークまたは無線通信ネットワーク等を介してサーバ装置200にアクセスし、サーバ装置200から提供される情報を取得し、取得した情報を表示する。
車両通信装置202は、車両24を制御する車両制御装置の一部であって、車両24内の情報機器と近距離無線通信により通信をしたり、携帯電話ネットワークまたは無線通信ネットワーク等を介して車両24外の情報機器と無線通信をしたりする。本変形例において、冷蔵庫20は、車両通信装置202とBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信により、情報を送受信する。また、本変形例において、車両通信装置202は、サーバ装置200と、携帯電話ネットワークまたは無線通信ネットワーク等を介して間で情報を送受信する。
このような構成の変形例に係る冷蔵庫管理システム10は、図1から図12を参照して説明した実施形態のユーザ端末装置22において実行される処理のうちの一部を、サーバ装置200が実行する。一例として、サーバ装置200は、実施形態において説明したユーザ端末装置22において実行される処理のうちの、ユーザによる情報入力の受付、および、表示画像等の表示等の情報出力を除く処理を実行する。また、この場合、サーバ装置200は、冷蔵庫20との間の通信を、車両通信装置202を介して実行する。また、サーバ装置200は、ユーザの位置を、ユーザ端末装置22に要求して取得する。
なお、車両通信装置202は、GPS等の衛星測位システムの電波を検出して、例えば緯度および経度等の位置を検出することができる。この場合、サーバ装置200は、ユーザの位置を、ユーザ端末装置22から取得することに代えて、車両通信装置202が取得した位置を取得してもよい。
また、冷蔵庫20の情報処理能力が高い場合、冷蔵庫20は、ユーザ端末装置22において実行される処理のうちの一部を実行してもよい。また、ユーザ端末装置22の一部を冷蔵庫20が実行する場合、冷蔵庫管理システム10は、サーバ装置200を備えない構成であってもよい。また、ユーザ端末装置22の一部を冷蔵庫20が実行する場合、冷蔵庫20は、車両通信装置202が検出した緯度および経度等を取得し、ユーザの位置として用いて処理を実行してもよい。
また、車両通信装置202は、ユーザ端末装置22において実行される処理のうちの一部を実行してもよい。また、ユーザ端末装置22の一部を冷蔵庫20が実行する場合、冷蔵庫管理システム10は、サーバ装置200を備えない構成であってもよい。また、この場合、ユーザ端末装置22は、冷蔵庫20に代えて、車両通信装置202と例えば近距離無線通信により接続される。ユーザ端末装置22の一部を車両通信装置202が実行する場合、車両通信装置202は、自身が検出した緯度および経度等を取得し、ユーザの位置として用いて処理を実行してもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本開示を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本開示はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 冷蔵庫管理システム、20 冷蔵庫、22 ユーザ端末装置、24 車両、72 目的地設定部、74 目的地記憶部、76 位置取得部、78 到着判断部、80 状態取得部、82 荷物判断部、84 温度判断部、86 電源判断部、88 接続判断部、90 通知部、101 GPSアイコン、102 電波強度アイコン、103 数値、104 コンセントアイコン、105 エンプティーアイコン、106 荷物アイコン、200 サーバ装置、202 車両通信装置
Claims (10)
- ユーザの位置を取得する位置取得部と、
車両に設置された冷蔵庫の状態を表す状態情報を取得する状態取得部と、
前記状態情報に基づき、前記冷蔵庫に荷物が入っているか否かを判断する荷物判断部と、
前記ユーザが予め設定された目的地に到着したか否かを判断する到着判断部と、
前記ユーザが前記目的地に到着した後に前記冷蔵庫に前記荷物が入っている場合、前記ユーザに対して前記荷物の取り忘れていることを通知する通知部と、
を備える情報処理装置。 - 前記通知部は、前記ユーザが前記目的地に到着してから所定時間を経過した後に、前記冷蔵庫に前記荷物が入っている場合、前記ユーザに対して前記荷物の取り忘れていることを通知する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記状態情報に基づき、前記冷蔵庫の内部温度が所定値以上となったか否かを判断する温度判断部をさらに備え、
前記通知部は、前記冷蔵庫の前記内部温度が前記所定値以上となった場合、前記ユーザに対して前記冷蔵庫が温度上昇したことを通知する
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記冷蔵庫と無線通信をする通信装置を備え、
前記無線通信の接続が切れたか否かを判断する接続判断部をさらに備え、
前記通知部は、前記無線通信の接続が切れた場合、前記ユーザに対して通信の接続が切れたことを通知する
請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記状態情報に基づき、前記冷蔵庫の冷却用電源がオンであるか否かを判断する電源判断部をさらに備え、
前記通知部は、前記冷蔵庫に前記荷物が入っており且つ前記冷却用電源がオンであることを条件として、前記ユーザに対して、前記荷物の取り忘れていること、前記冷蔵庫が温度上昇したことおよび通信の接続が切れたことを通知する
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記通知部は、前記冷蔵庫に前記荷物が入っているか否かの判断結果に基づき、表示装置に対して前記冷蔵庫に前記荷物が入っているか否かを示す荷物情報を表示させる
請求項4または5に記載の情報処理装置。 - 前記通知部は、前記ユーザが前記目的地に到着してから所定時間を経過した後に、前記冷蔵庫に前記荷物が入っている場合、前記表示装置に対して、前記荷物の取り忘れていることを通知するための取忘警告情報を表示させる
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記通知部は、前記冷蔵庫に前記荷物が入っており、かつ、前記内部温度が所定温度以上となった場合、前記表示装置に対して、前記冷蔵庫が温度上昇したことを通知するための温度警告情報を表示させる
請求項6または7に記載の情報処理装置。 - 前記通知部は、前記冷蔵庫に前記荷物が入っており、かつ、前記無線通信の接続が切れた場合、前記表示装置に対して、通信の接続が切れたことを通知するための通信警告情報を表示させる
請求項6から8の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置に処理を実行させるためのプログラムであって、
前記情報処理装置を、
ユーザの位置を取得する位置取得部と、
車両に設置された冷蔵庫の状態を表す状態情報を取得する状態取得部と、
前記状態情報に基づき、前記冷蔵庫に荷物が入っているか否かを判断する荷物判断部と、
前記ユーザが予め設定された目的地に到着したか否かを判断する到着判断部と、
前記ユーザが前記目的地に到着した後に前記冷蔵庫に前記荷物が入っている場合、前記ユーザに対して前記荷物の取り忘れていることを通知する通知部と、
して機能させるプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021193941A JP2023080539A (ja) | 2021-11-30 | 2021-11-30 | 情報処理装置およびプログラム |
PCT/JP2022/027478 WO2023100413A1 (ja) | 2021-11-30 | 2022-07-12 | 情報処理装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021193941A JP2023080539A (ja) | 2021-11-30 | 2021-11-30 | 情報処理装置およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023080539A true JP2023080539A (ja) | 2023-06-09 |
Family
ID=86611852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021193941A Pending JP2023080539A (ja) | 2021-11-30 | 2021-11-30 | 情報処理装置およびプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023080539A (ja) |
WO (1) | WO2023100413A1 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6954005B2 (ja) * | 2017-10-30 | 2021-10-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
JP7013851B2 (ja) * | 2017-12-22 | 2022-02-01 | トヨタ自動車株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム |
JP7041564B2 (ja) * | 2018-03-22 | 2022-03-24 | 日本信号株式会社 | 配達支援システム |
JP7285654B2 (ja) * | 2019-02-25 | 2023-06-02 | 本田技研工業株式会社 | 車両管理サーバ、車両管理システムおよび車両管理方法 |
US20210268866A1 (en) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | Denso International America, Inc. | System for notifications related to objects located in vehicle compartments |
-
2021
- 2021-11-30 JP JP2021193941A patent/JP2023080539A/ja active Pending
-
2022
- 2022-07-12 WO PCT/JP2022/027478 patent/WO2023100413A1/ja unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2023100413A1 (ja) | 2023-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20200270931A1 (en) | Detecting Objects within a Vehicle in Connection with a Service | |
US10129388B1 (en) | Systems and methods for restricting operation of a mobile device while operating a vehicle | |
KR101772826B1 (ko) | 전자 시스템 및 그 안에서의 태양열 로딩을 고려한 열 관리 방법 | |
US11222521B2 (en) | Delivery system and delivery server | |
AU2018333084B2 (en) | Lost device detection using geospatial location data | |
US10338588B2 (en) | Controlling access to compartments of a cargo transportation unit | |
US10654412B2 (en) | Notification system and information processing device | |
US11195246B2 (en) | Delivery system, server, and vehicle | |
CN110856108A (zh) | 跟踪车辆中的智能装置 | |
WO2023100413A1 (ja) | 情報処理装置およびプログラム | |
KR102241253B1 (ko) | 샤시 관제용 IoT 단말기 및 이를 이용한 샤시 위치 관제 방법 및 시스템 | |
CN110717702A (zh) | 信息处理系统、存储程序的存储介质和控制方法 | |
US20160247388A1 (en) | Vehicular assistance device, program product, and assistance information reception method | |
US10834533B2 (en) | Processing device, processing method, and program | |
JP2005330056A (ja) | 物品配達システム | |
US20220101470A1 (en) | Method, information processing device, and program | |
US9939288B2 (en) | Fuel pump availability system | |
JP2018067233A (ja) | 情報処理システム | |
US20170078368A1 (en) | Peripheral identification within mobile container and method for use thereof | |
JP6663888B2 (ja) | 荷物管理システム | |
US20230326312A1 (en) | Remote activation or deactivation of a device for theft deterrence | |
TWI642003B (zh) | 貨物監控系統和方法、終端裝置和保險箱 | |
US10422903B2 (en) | Method and system for determining an intended destination | |
JP2022189702A (ja) | タグ | |
CN117994965A (zh) | 管理方法以及管理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220802 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20220802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221004 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230404 |