JP2002297726A - 物品授受システムおよび装置 - Google Patents

物品授受システムおよび装置

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JP2002297726A
JP2002297726A JP2001100195A JP2001100195A JP2002297726A JP 2002297726 A JP2002297726 A JP 2002297726A JP 2001100195 A JP2001100195 A JP 2001100195A JP 2001100195 A JP2001100195 A JP 2001100195A JP 2002297726 A JP2002297726 A JP 2002297726A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者同士の所在が特定できない場合であって
も、物品の受け渡しを容易かつ安全に行うことのできる
物品授受システムおよび装置を提供する。 【解決手段】利用者がロッカー装置2に物品を預け入れ
る際に、予め管理センタ1に指紋を登録した他の利用者
を荷受け人として指定し、指定された利用者がロッカー
の解錠を行うことができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品授受システ
ムおよび装置に関し、特に、利用者同士の物品の受け渡
しを容易かつ安全に行うことのできる物品授受システム
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、運送業のサービスが充実し、物流
関係が便利になって来ている。しかしながら、受け渡す
べく物品が小物である場合や、物品の受取人が移動する
ことが多くその所在が特定できない場合等には、運送業
者に物品の配達を依頼しても、コスト的な問題や時間的
な問題があり、必ずしも便利であるばかりとは言い切れ
ない。また、2者間で行われる物品の受け渡しの際に、
両者が比較的近傍に存在しているにも関わらず、両者が
あえる時間が無い場合等では、荷物の一時預かり等を依
頼することも考えられるが、受取人の確認を確実に行う
ことは困難であり、また、一時預かり者の信用度も問題
となることから安全性に疑問が残る。
【0003】このような状況で物品を受け渡す方法の1
つとして、特開昭62−109167号公報に記載され
ている「物品受渡しシステムにおける受取方式」があ
る。これは、ロッカーを利用して注文のあった商品を業
者から注文者に受渡すものであるが、この構成では、ロ
ッカーを解錠できるのは、注文者1人である等の理由
で、一般の利用者同士が物品を受け渡す際に利用するの
には不向きである。
【0004】一方、駅等に設置されているコインロッカ
ーを利用して物品の受渡しを行おうとした場合には、結
局は、鍵の受渡しを行う必要があるとともに、その安全
性も決して高いものであるとは言えない。なお、コイン
ロッカー等の安全性を高めるための技術としては、特開
平1−256674号公報に記載されている「指紋照合
式ロッカ」がある。これは、ロッカーを施錠、解錠する
際に、鍵に代えて利用者の指紋を利用することで安全性
を高めたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、運送業
者によるサービスを始め、物品の受渡しを行うための方
法には様々なものがあるが、物品の受取人等の状況等に
よっては、その方法に適したものが存在しない。特に、
受取人の移動が多く、その所在が特定できない場合に、
物品の受け渡しを安全に行うことは極めて困難である。
【0006】そこで、この発明は、利用者同士の所在が
特定できない場合であっても、物品の受け渡しを容易か
つ安全に行うことのできる物品授受システムおよび装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、予め登録された指紋により解
錠を行う指紋照合式ロッカーを用いた物品授受システム
において、指紋照合式ロッカーに物品を収納する際に、
該指紋照合式ロッカーの施錠者による解錠者の指定を受
け付け、該指定された解錠者の指紋によって該指紋照合
式ロッカーの解錠を行うことを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記解錠者は、前記施錠者により複数指定で
きることを特徴とする。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記解錠者の指定は、予め指紋を登録した利
用者の識別番号により行うことを特徴とする。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、複数の指紋照合式ロッカーを管理センタと接
続するとともに、前記施錠者と前記解錠者とを含む利用
者の指紋を前記管理センタに登録し、前記管理センタ
が、該管理センタに接続された各指紋照合式ロッカーに
おける解錠時の指紋照合処理を実行することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
において、前記管理センタは、接続された複数の指紋照
合式ロッカーのいずれかから指紋を入力した利用者に、
該利用者が解錠者に指定されている全ての指紋照合式ロ
ッカーを提示することを特徴とする。
【0012】また、請求項6の発明は、請求項4の発明
において、前記管理センタは、接続された複数の指紋照
合式ロッカーのいずれかが使用不能な状態にある場合
に、該指紋照合式ロッカーの近傍に存在する使用可能な
指紋照合式ロッカーの情報を該使用不能な状態にある指
紋照合式ロッカーに通知することを特徴とする。
【0013】また、請求項7の発明は、物品が収納され
た収納部の解錠を予め登録された指紋により行う物品授
受装置において、前記収納部に物品を収納して施錠した
収納者による該収納部の解錠者の指定を受け付ける解錠
者指定受付手段と、前記収納者と前記解錠者とを含む利
用者の指紋を取得する指紋取得手段と、前記指紋取得手
段が取得した指紋を該利用者の指紋が登録されている管
理センタに送信する指紋送信手段と、前記指紋送信手段
が送信した指紋に基づいて前記管理センタが認証した利
用者が前記解錠者に指定されていた場合に、前記収納部
の解錠を許可する解錠許可手段とを具備することを特徴
とする。
【0014】また、請求項8の発明は、請求項7の発明
において、前記解錠者指定受付手段は、前記収納者によ
る解錠者の指定を複数受け付けることを特徴とする。
【0015】また、請求項9の発明は、物品が収納され
た収納部の解錠を予め登録された指紋により行う物品授
受装置において、前記収納部に物品を収納して施錠した
収納者による該収納部の解錠者の指定を受け付ける解錠
者指定受付手段と、前記収納者と前記解錠者とを含む利
用者の指紋を取得する指紋取得手段と、前記指紋取得手
段が取得した指紋と予め登録された指紋とを比較して前
記利用者の認証を行う認証手段と、前記認証手段により
認証された利用者が前記解錠者に指定されていた場合
に、前記収納部の解錠を許可する解錠許可手段とを具備
することを特徴とする。
【0016】また、請求項10の発明は、請求項9の発
明において、前記解錠者指定受付手段は、前記収納者に
よる解錠者の指定を複数受け付けることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る物品授受シ
ステムおよび装置の一実施の形態について、添付図面を
参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、この発明を適用した物品授受シス
テムの構成を示した図である。同図に示すように、物品
授受システムは、管理センタ1と複数のロッカー装置2
−1〜2−nを通信ネットワーク3を介して接続して構
成される。
【0019】この物品授受システムでは、利用者は、予
め自身の指紋を登録し、この指紋を利用してロッカー装
置2(2−1〜2−n)の施錠、解錠を行う。また、ロ
ッカー装置2の施錠を行う際、つまり、物品を預け入れ
る際に、利用者は、ロッカー装置2の解錠者、つまり、
物品の引き取り人に予め指紋登録をしている他の利用者
を指定することができる。このため、管理センタ1は、
各利用者の指紋(画像)や各利用者によるロッカー装置
2の解錠の可否等を管理している。なお、通信ネットワ
ーク3は、電話回線やインターネット等の様々なものを
利用でき、その種別に制限はない。
【0020】次に、ロッカー装置2について説明する。
図2は、ロッカー装置2の構成を示すブロック図であ
り、図3は、ロッカー装置2の外観を示した図である。
【0021】ロッカー装置2は、物品を収納する複数の
BOX20(20−1〜20−x〜20−m)と、BO
X20の施錠制御や管理センタ1との通信を行うロッカ
ー端末21を具備して構成される。
【0022】また、ロッカー端末21は、ロッカー制御
部22と通信制御部23、表示装置付入力装置24、指
紋画像入力装置25、カード処理装置26、カード発行
装置27、硬貨処理装置28を具備して構成される。ロ
ッカー制御部22は、BOX20の施錠制御等を行い、
通信制御部23は、管理センタ1との通信を制御する。
表示装置付入力装置24は、利用者へのメッセージを表
示するとともに、利用者からの操作を受け付けるもの
で、例えば、タッチパネル式のディスプレイである。指
紋画像入力装置25は、利用者の指紋を取得するもの
で、CCD等により構成される。カード処理装置26
は、利用者の識別情報等を記録したカード(詳細は後述
する)に対する情報の読み出しや記録等を行う装置であ
り、カード発行装置27は、カード処理装置26で処理
するカードを新規に発行する装置である。硬貨処理装置
28は、ロッカーの利用料金を徴収するための装置であ
る。なお、カード処理装置26とカード発行装置27
は、1つの装置として構成することも可能である。
【0023】次に、カード処理装置26で取り扱うカー
ドについて説明する。このカードは、各利用者に対して
発行するもので、当該利用者の識別番号等の利用者情報
とともに、物品の引き取り人(荷受け者)候補等の設定
情報が記録される。これらの情報は、機械可読の情報と
して記録されるとともに、利用者に可読な情報としても
記録される。例えば、図4に示すカード4のように、磁
気ストライプ41に機械可読な磁気情報として利用者情
報等を記録するとともに、カード面に文字情報として利
用者情報等を記録する。この磁気情報と文字情報は、カ
ード処理装置26により書き換え可能な情報である。
【0024】なお、ロッカー端末21は、カードを利用
せずに、利用者の識別情報等を入力させるように構成す
ることもできる。
【0025】次に、ロッカー端末21の動作を説明す
る。図5は、ロッカー端末21の動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0026】ロッカー端末21は、利用者の接近若しく
は、表示装置付入力装置24への利用者の接触を感知す
ると起動する。そして、表示装置付入力装置24に図6
に示すようなメニュー画面を表示する(ステップ10
1)。このメニュー画面では、「荷物の預け入れ」、
「荷物の引き取り」、「荷受け状況の問合わせ」、「荷
受け候補者の編集」、「新規登録」の各動作モードを選
択できるようになっている。
【0027】ここで、利用者によって、表示装置付入力
装置24の操作により、モードが選択されると(ステッ
プ102でYES)、選択されたモードの処理を実行す
る(ステップ103)。なお、各モードの処理について
は後述する。選択されたモードの処理が終了すると、再
び表示装置付入力装置24にメニュー画面を表示する
(ステップ104)。
【0028】そして、表示装置付入力装置24にメニュ
ー画面が表示されている状態で、利用者による操作が一
定時間以上無かった場合には(ステップ102でNO、
ステップ105でYES)、ロッカー端末21は、停止
する。
【0029】次に、各動作モードにおけるロッカー端末
21の動作を説明するが、最初に、「荷物の預け入れ」
モードについて説明する。「荷物の預け入れ」モードで
は、BOX20が全て使用中である場合と、空きがある
場合とで動作は異なる。BOX20の使用状況は、表示
装置付入力装置24の操作でも確認することができる
が、各BOX20にLED等のインジケータを配して、
そのインジケータによりBOX20の使用状況を利用者
に示すようにしてもよい。
【0030】ここで、BOX20に空きがある場合の
「荷物の預け入れ」モードについて説明する。図7は、
BOX20に空きがある場合の「荷物の預け入れ」モー
ドにおけるロッカー端末21の動作の流れを示すフロー
チャートである。なお、以下の説明では省略するが、ロ
ッカー端末21から利用者への指示は、全て表示装置付
入力装置24に表示することで行われる。
【0031】「荷物預け入れ」モードでは、まず、利用
者に対するBOX20の選択指示を表示する(ステップ
201)。この選択指示は、図8に示すように画面とし
て表示され、利用者に所望のBOX20を選択させるこ
とになる。ここで、利用者が空いているBOX20から
所望のものを選択すると(ステップ202でYES)、
「会員カードをお入れ下さい」等のカード挿入指示を表
示する(ステップ203)。このカード挿入指示に従っ
て利用者がカード4をカード処理装置26に挿入すると
(ステップ204でYES)、「指紋を入力して下さ
い」等の指紋入力指示を表示する(ステップ205)。
指紋入力指示に従って利用者が指紋画像入力装置25か
ら指紋を入力すると(ステップ206でYES)、ロッ
カー制御部22は、管理センタ1に対して利用者確認依
頼を行う(ステップ207)。
【0032】利用者確認依頼では、ロッカー制御部22
が指紋画像入力装置25が取得した指紋画像に暗号化処
理を施し、これをカード処理装置26が読み取ったカー
ド情報(識別番号等の利用者情報)とともに、通信制御
部23を介して管理センタ1送信する。管理センタ1で
は、カード情報に基づいて特定される利用者の登録済み
指紋画像と、ロッカー端末21から送信された指紋画像
とを照合し、利用者の認証処理を行って、その結果をロ
ッカー端末21に通知する。
【0033】利用者の確認に成功、つまり、送信した指
紋画像が登録されているものと一致すると(ステップ2
08でYES)、引出者選択指示を表示する(ステップ
209)。引出者選択指示は、図9に示すような画面と
して表示するが、この画面に表示される荷受け候補者
は、後述する「荷受け候補者の編集」モードで指定され
た利用者である。また、利用者本人も荷受け候補者とな
る。なお、この図9に示した画面から「荷受け候補者の
編集」モードの処理へ移行することが可能である。
【0034】引出者選択指示に基づいて、利用者が1ま
たは複数の荷受け者(引出許可者)を荷受け候補者から
選択すると(ステップ210でYES)、ロッカー端末
21は、先に選択されたBOX20への荷物の収納指示
を表示する(ステップ211)。そして、ロッカー制御
部212がBOX20に配されたセンサにより扉が閉じ
られた、つまり、荷物が収納されたことを確認すると
(ステップ212でYES)、料金の投入指示を表示す
る(ステップ213)。この料金は、荷受け者が利用者
本人の場合と他の利用者である場合とで異ならせてもよ
く、指定した荷受け者の数に応じて異ならせてもよい。
【0035】続いて、硬貨処理装置28に規定の料金が
投入されると(ステップ214でYES)、ロッカー制
御部22が該当するBOX20の電子錠を施錠する(ス
テップ215)。そして、カード処理装置26がカード
4を排出し(ステップ216)、「カードをお受け取り
下さい」等のカード受領指示を表示する(ステップ21
7)。最後に、「ご利用ありがとうございました」等の
処理終了を通知して(ステップ218)、「荷物の預け
入れ」モードの処理を終了する。
【0036】一方、管理センタ1へ利用者の確認を依頼
した結果、利用者の確認に失敗、つまり、送信した指紋
画像が登録されているものと一致しない場合(ステップ
208でNO)、「指紋が一致しません。」等のエラー
通知を表示し(ステップ219)、カード4の排出(ス
テップ216)、カード受領指示の表示(ステップ21
7)、処理終了通知の表示を行い(ステップ218)、
「荷物の預け入れ」モードの処理を終了する。なお、利
用者の確認に失敗した場合には、ステップ219のエラ
ー通知を表示した後に、ステップ205の指紋入力指示
の表示に戻るようにしてもよい。
【0037】続いて、全てのBOX20が使用中の場合
の「荷物の預け入れ」モードについて説明する。図10
は、BOX20に空きが無い場合の「荷物の預け入れ」
モードにおけるロッカー端末21の動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【0038】BOX20に空きが無い場合、ロッカー制
御部22は、通信制御部23を介して管理センタ1へ付
近に存在する空きのあるロッカー装置2の検索を依頼す
る(ステップ250)。管理センタ1は、その依頼に基
づいて空きBOXが存在するロッカー装置2の検索を行
い、その結果をロッカー端末21に通知する。
【0039】管理センタ1からの検索結果を受けたロッ
カー端末21は、当該結果を表示装置付入力装置24に
表示する。この表示は、図11に示すように、候補とな
るロッカー装置2の所在地を地図で示す。そして、利用
者による確認操作が行われるか(ステップ252でYE
S)、一定時間が経過すると(ステップ253でYE
S)、「荷物の預け入れ」モードの処理を終了する。
【0040】次に、「荷物の引き取り」モードについて
説明する。図12は、「荷物の引き取り」モードにおけ
るロッカー端末21の動作の流れを示すフローチャート
である。なお、以下の説明では省略するが、ロッカー端
末21から利用者への指示は、全て表示装置付入力装置
24に表示することで行われる。
【0041】「荷物引き取り」モードでは、まず、利用
者に対するBOX20の選択指示を表示する(ステップ
301)。この選択指示は、図8に示すように画面とし
て表示され、利用者に所望のBOX20を選択させるこ
とになる。ただし、選択するBOX20は、当該利用者
が引き取ることのできる荷物が収納されているBOX2
0に限られる。利用者がBOX20から所望のものを選
択すると(ステップ302でYES)、「会員カードを
お入れ下さい」等のカード挿入指示を表示する(ステッ
プ303)。このカード挿入指示に従って利用者がカー
ド4をカード処理装置26に挿入すると(ステップ30
4でYES)、「指紋を入力して下さい」等の指紋入力
指示を表示する(ステップ305)。なお、利用者に対
するBOX20の選択指示を行わずに、利用者によって
カード4が挿入された後に、当該カード4のカード情報
から荷物が収納されているBOX20を特定するように
してもよい。この場合、複数のBOX20が対象となっ
た場合にのみ、BOX20を選択させるようにする。
【0042】次に、指紋入力指示に従って利用者が指紋
画像入力装置25から指紋を入力すると(ステップ30
6でYES)、ロッカー制御部22は、管理センタ1に
対して利用者確認依頼を行う(ステップ307)。
【0043】利用者確認依頼では、ロッカー制御部22
が指紋画像入力装置25が取得した指紋画像に暗号化処
理を施し、これをカード処理装置26が読み取ったカー
ド情報(識別番号等の利用者情報)とともに、通信制御
部23を介して管理センタ1送信する。管理センタ1で
は、カード情報に基づいて特定される利用者の登録済み
指紋画像と、ロッカー端末21から送信された指紋画像
とを照合し、利用者の認証処理を行って、その結果をロ
ッカー端末21に通知する。
【0044】利用者の確認に成功、つまり、送信した指
紋画像が登録されているものと一致すると(ステップ3
08でYES)、「X番のBOXを解錠しますよろしい
ですか」等の解錠確認指示を表示する(ステップ30
9)。そして、利用者により解錠の確認がなされると
(ステップ310でYES)、ロッカー制御部22は、
該当するBOX20の電子錠を解錠する(ステップ31
1)。そして、荷物の搬出指示を表示し(ステップ31
2)、カード処理装置26がカード4を排出して(ステ
ップ313)、「カードをお受け取り下さい」等のカー
ド受領指示を表示する(ステップ314)。最後に、
「ご利用ありがとうございました」等の処理終了を通知
して(ステップ315)、「荷物の引き取り」モードの
処理を終了する。
【0045】一方、管理センタ1へ利用者の確認を依頼
した結果、利用者の確認に失敗、つまり、送信した指紋
画像が登録されているものと一致しない場合(ステップ
308でNO)、「指紋が一致しません。」等のエラー
通知を表示し(ステップ316)、カード4の排出(ス
テップ313)、カード受領指示の表示(ステップ31
4)、処理終了通知の表示を行い(ステップ315)、
「荷物の引き取り」モードの処理を終了する。なお、利
用者の確認に失敗した場合には、ステップ316のエラ
ー通知を表示した後に、ステップ305の指紋入力指示
の表示に戻るようにしてもよい。
【0046】次に、「荷受け状況の問合わせ」モードに
ついて説明する。図13は、「荷受け状況の問合わせ」
モードにおけるロッカー端末21の動作の流れを示すフ
ローチャートである。なお、以下の説明では省略する
が、ロッカー端末21から利用者への指示は、全て表示
装置付入力装置24に表示することで行われる。
【0047】「荷受け状況の問合わせ」モードでは、ま
ず、利用者に対して「会員カードをお入れ下さい」等の
カード挿入指示を表示する(ステップ401)。このカ
ード挿入指示に従って利用者がカード4をカード処理装
置26に挿入すると(ステップ402でYES)、「指
紋を入力して下さい」等の指紋入力指示を表示する(ス
テップ403)。指紋入力指示に従って利用者が指紋画
像入力装置25から指紋を入力すると(ステップ404
でYES)、ロッカー制御部22は、管理センタ1に対
して利用者確認依頼を行う(ステップ405)。
【0048】利用者確認依頼では、ロッカー制御部22
が指紋画像入力装置25が取得した指紋画像に暗号化処
理を施し、これをカード処理装置26が読み取ったカー
ド情報(識別番号等の利用者情報)とともに、通信制御
部23を介して管理センタ1送信する。管理センタ1で
は、カード情報に基づいて特定される利用者の登録済み
指紋画像と、ロッカー端末21から送信された指紋画像
とを照合し、利用者の認証処理を行って、その結果をロ
ッカー端末21に通知する。
【0049】利用者の確認に成功、つまり、送信した指
紋画像が登録されているものと一致すると(ステップ4
06でYES)、ロッカー制御部22は、管理センタ1
に当該利用者が引き取ることのできる荷物(預かり品)
の検索を依頼する(ステップ407)。管理センタ1
は、この依頼に基づいて預かり品の検索を行って、その
結果をロッカー端末21に通知する。そして、ロッカー
端末21は、図14に示すような画面を検索結果表示と
して表示する(ステップ408)。ここに表示される検
索結果は、管理センタ1に接続された全てのロッカー装
置2を対象として検索された結果である。このとき、現
に利用者が操作しているロッカー端末21に制御されて
いるBOX20に該当する荷物が収納されている場合に
は、「今すぐ荷物を取り出しますか?」等の表示を行っ
て、利用者の同意が得られた場合に、「荷物の引き取り
モード」に移行するようにしてもよい。また、利用者が
荷受け者を変更できるように、図9に示すような画面を
表示して、新たな荷受け者を指定を受け付けるるように
してもよい。
【0050】利用者が、検索結果を確認すると(ステッ
プ409でYES)、カード処理装置26がカード4を
排出し(ステップ410)、「カードをお受け取り下さ
い」等のカード受領指示を表示する(ステップ41
1)。最後に、「ご利用ありがとうございました」等の
処理終了を通知して(ステップ412)、「荷受け状況
の問合わせ」モードの処理を終了する。
【0051】一方、管理センタ1へ利用者の確認を依頼
した結果、利用者の確認に失敗、つまり、送信した指紋
画像が登録されているものと一致しない場合(ステップ
406でNO)、「指紋が一致しません。」等のエラー
通知を表示し(ステップ413)、カード4の排出(ス
テップ410)、カード受領指示の表示(ステップ41
1)、処理終了通知の表示を行い(ステップ412)、
「荷受け状況の問合わせ」モードの処理を終了する。な
お、利用者の確認に失敗した場合には、ステップ413
のエラー通知を表示した後に、ステップ403の指紋入
力指示の表示に戻るようにしてもよい。
【0052】次に、「荷受け候補者の編集」モードにつ
いて説明する。図15は、「荷受け候補者の編集」モー
ドにおけるロッカー端末21の動作の流れを示すフロー
チャートである。なお、以下の説明では省略するが、ロ
ッカー端末21から利用者への指示は、全て表示装置付
入力装置24に表示することで行われる。
【0053】「荷受け候補者の編集」モードでは、ま
ず、利用者に対して「会員カードをお入れ下さい」等の
カード挿入指示を表示する(ステップ501)。このカ
ード挿入指示に従って利用者がカード4をカード処理装
置26に挿入すると(ステップ502でYES)、「指
紋を入力して下さい」等の指紋入力指示を表示する(ス
テップ503)。指紋入力指示に従って利用者が指紋画
像入力装置25から指紋を入力すると(ステップ504
でYES)、ロッカー制御部22は、管理センタ1に対
して利用者確認依頼を行う(ステップ505)。
【0054】利用者確認依頼では、ロッカー制御部22
が指紋画像入力装置25が取得した指紋画像に暗号化処
理を施し、これをカード処理装置26が読み取ったカー
ド情報(識別番号等の利用者情報)とともに、通信制御
部23を介して管理センタ1送信する。管理センタ1で
は、カード情報に基づいて特定される利用者の登録済み
指紋画像と、ロッカー端末21から送信された指紋画像
とを照合し、利用者の認証処理を行って、その結果をロ
ッカー端末21に通知する。
【0055】利用者の確認に成功、つまり、送信した指
紋画像が登録されているものと一致すると(ステップ5
06でYES)、ロッカー制御部22は、図16に示す
ような画面を候補者確認画面として表示する(ステップ
507)。ここで、利用者が編集を指示すると(ステッ
プ508でYES)、後述する編集処理を実行して(ス
テップ509)、候補者確認画面の表示に戻る。また、
利用者が編集を指示しなかった場合には(ステップ50
8でNO)、カード処理装置26がカード4を排出し
(ステップ510)、「カードをお受け取り下さい」等
のカード受領指示を表示する(ステップ511)。最後
に、「ご利用ありがとうございました」等の処理終了を
通知して(ステップ512)、「荷受け候補者の編集」
モードの処理を終了する。
【0056】一方、管理センタ1へ利用者の確認を依頼
した結果、利用者の確認に失敗、つまり、送信した指紋
画像が登録されているものと一致しない場合(ステップ
506でNO)、「指紋が一致しません。」等のエラー
通知を表示し(ステップ513)、カード4の排出(ス
テップ510)、カード受領指示の表示(ステップ51
1)、処理終了通知の表示を行い(ステップ512)、
「荷受け候補者の編集」モードの処理を終了する。な
お、利用者の確認に失敗した場合には、ステップ513
のエラー通知を表示した後に、ステップ503の指紋入
力指示の表示に戻るようにしてもよい。
【0057】続いて、ステップ509での編集処理につ
いて説明する。図17は、編集処理の流れを示すフロー
チャートである。
【0058】編集処理では、ロッカー端末21は、ま
ず、編集メニューを表示する(ステップ551)。ここ
で表示する編集メニューは、荷受け候補者の「追加」若
しくは「削除」を選択するためのメニューである。
【0059】ここで、利用者により、メニューが選択さ
れ(ステップ552でYES)、当該メニューが「追
加」であった場合には(ステップ553でYES)、ロ
ッカー端末21は、図18に示すような画面を会員番号
入力指示画面として表示する(ステップ554)。これ
に応じて、利用者が荷受け候補者として追加する者の会
員番号(識別番号)を入力すると(ステップ555でY
ES)、ロッカー制御部22は、通信制御部23を介し
て管理センタ1に当該会員番号を送信し、その応答とし
て登録名(会員名)を取得する(ステップ556)。そ
して、取得した登録名に基づいて、図19に示すような
画面を登録名確認指示画面として表示する(ステップ5
57)。その後、利用者により荷受け候補者追加の確認
がなされると(ステップ558でYES)、ロッカー制
御部22は、通信制御部23を介して追加された荷受け
候補者を管理センタ1に登録するとともに、カード処理
装置26がカード4に追加された荷受け候補者の情報を
記録する(ステップ559)。
【0060】一方、利用者により選択されたメニューが
「削除」であった場合には(ステップ553でNO)、
ロッカー端末21は、図20に示すような画面を候補者
選択指示画面として表示する(ステップ560)。これ
に応じて、利用者が削除する荷受け候補者を選択すると
(ステップ561)でYES、ロッカー端末21は、削
除に対する確認を指示し(ステップ562)、利用者が
確認を行うと(ステップ563でYES)、ロッカー制
御部22は、通信制御部23を介して選択された荷受け
候補者の登録抹消を管理センタ1に依頼するとともに、
カード処理装置26がカード4に記録された情報から選
択された荷受け候補者を抹消する(ステップ564)。
【0061】次に、「新規登録」モードについて説明す
る。図21は、「新規登録」モードにおけるロッカー端
末21の動作の流れを示すフローチャートである。な
お、以下の説明では省略するが、ロッカー端末21から
利用者への指示は、全て表示装置付入力装置24に表示
することで行われる。
【0062】「新規登録」モードでは、まず、カード4
の発行料金(登録料金を含む)を提示したカード購入案
内を表示する(ステップ601)。そして、利用者によ
り、硬貨処理装置28に規定の料金が投入されると(ス
テップ602でYES)、カード発行装置27が、カー
ド4を発行する(ステップ603)。続いて、「会員カ
ードをお入れ下さい」等の発行したカード4に対するカ
ード挿入指示を表示する(ステップ604)。このカー
ド挿入指示に従って利用者がカード4をカード処理装置
26に挿入すると(ステップ605でYES)、図22
に示すような画面を利用者名(登録名)入力指示画面と
して表示する(ステップ606)。これに応じて、利用
者が利用者名を入力すると(ステップ607でYE
S)、「指紋を入力して下さい」等の指紋入力指示を表
示する(ステップ608)。指紋入力指示に従って利用
者が指紋画像入力装置25から指紋を入力すると(ステ
ップ609でYES)、ロッカー制御部22は、管理セ
ンタ1に対して利用者の新規登録を行う(ステップ61
0)。
【0063】管理センタ1への新規登録は、ロッカー制
御部22が指紋画像入力装置25が取得した指紋画像に
暗号化処理を施し、これを入力された利用者名ととも
に、通信制御部23を介して管理センタ1送信する。管
理センタ1では、受信した指紋画像を利用者名と関連付
けて登録し、会員番号(識別番号)を発行する。
【0064】続いて、ロッカー制御部22が、管理セン
タ1により発行された会員番号と利用者名等をカード4
に記録する(ステップ611)。そして、カード処理装
置26がカード4を排出し(ステップ612)、「カー
ドをお受け取り下さい」等のカード受領指示を表示する
(ステップ613)。最後に、「ご利用ありがとうござ
いました」等の処理終了を通知して(ステップ61
4)、「新規登録」モードの処理を終了する。なお、ス
テップ611でカード4に情報を記録した後に、利用者
の同意を得て「荷物の預け入れ」モード若しくは「荷受
け候補者の編集」モードへ移行するようにしてもよい。
また、カード処理装置26とカード発行装置27を1つ
の装置として構成した場合は、ステップ603、60
4、605の処理は省略される。さらに、指紋画像の入
力時に、再確認の為にもう一度指紋を入力させたり、2
回のデータの内、いいデータを残し、もう一度入力させ
たりしてもよい。また、指紋画像取込時に光量をチェッ
クしたり、指紋画像を表示させたりして、入力状態をチ
ェックできるようにしてもよい。
【0065】なお、上述の説明では、ロッカー装置2を
管理センタ1と接続し、指紋の照合等の処理を管理セン
タ1で行うようにしていたが、ロッカー端末2に指紋照
合等の処理を行う機能を追加して、ロッカー装置2を単
独で利用することもできる。この場合でも、荷受け候補
者に複数の利用者を指定することができるので、物品の
授受に利用することができる。
【0066】また、物品を預け入れる際は指紋入力を省
略するようにしてもよく、その場合、カード情報または
別途入力された識別番号により利用者を特定すればよ
い。
【0067】また、利用者AがBに物品を渡したい場合
に、Bが識別番号をまだ保有していないとき(指紋登録
していないとき)には、利用者Aは電話等によりBに対
して、Bの都合のよいロッカー設置場所へ行ってそこで
指紋登録をして識別番号をとるように依頼し、Bから登
録したその識別番号を教えてもらうことにより、利用者
AはBを荷受け人として指定することが可能となる。つ
まり未登録のBを荷受け人としたい場合にも、AとBが
お互い顔を合わせることなく指定することができる。
【0068】また、携帯電話、PHS、PDA、ノート
パソコン等の携帯端末を利用して、管理センタへ問い合
わせて、利用者が自分宛の荷物が預けられているか否
か、および預けられている場合そのロッカーの場所を管
理センタから受信して、携帯端末に表示できるようにす
ると便利である。
【0069】また、カードに有効期限を設けそれを過ぎ
た場合には追加料金を投入して引き続き使用できるよう
にしてもよい。
【0070】また、荷受け人の受取り有効期間を預け入
れ時に指定できるようにし、預け入れ時その期間に応じ
た料金を徴収するようにしてもよく、その場合有効期間
が過ぎてしまっても所定の期間は荷受け人が追加料金を
投入することにより、荷物を取り出せるようにしてもよ
い。
【0071】また、カードを使用した例を示したが、識
別番号をレシートに印字して発行し、以後識別番号の入
力により、操作を行えるようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、利用者がロッカー装置に物品を預け入れる際に、予
め管理センタに指紋を登録した他の利用者を荷受け人と
して指定し、指定された利用者がロッカーの解錠を行う
ことができるように構成したので、荷物の授受を行う両
者が直接会うことなく容易かつ安全に物品等の受渡を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した物品授受システムの構成を
示した図である。
【図2】ロッカー装置2の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ロッカー装置2の外観を示した図である。
【図4】カード4の外観を示した図である。
【図5】ロッカー端末21の動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図6】メニュー画面例を示した図である。
【図7】BOX20に空きがある場合の「荷物の預け入
れ」モードにおけるロッカー端末21の動作の流れを示
すフローチャートである。
【図8】選択指示画面例を示した図である。
【図9】引出者選択指示画面例を示した図である。
【図10】BOX20に空きが無い場合の「荷物の預け
入れ」モードにおけるロッカー端末21の動作の流れを
示すフローチャートである。
【図11】検索結果表示画面例を示した図である。
【図12】「荷物の引き取り」モードにおけるロッカー
端末21の動作の流れを示すフローチャートである。
【図13】「荷受け状況の問合わせ」モードにおけるロ
ッカー端末21の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図14】検索結果表示画面例を示した図である。
【図15】「荷受け候補者の編集」モードにおけるロッ
カー端末21の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図16】候補者確認画面例を示した図である。
【図17】編集処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図18】会員番号入力指示画面例を示した図である。
【図19】登録名確認指示画面例を示した図である。
【図20】候補者選択指示画面例を示した図である。
【図21】「新規登録」モードにおけるロッカー端末2
1の動作の流れを示すフローチャートである。
【図22】利用者名入力指示画面例を示した図である。
【符号の説明】
1 管理センタ 2、2−1〜2−n ロッカー装置 3 通信ネットワーク 4 カード 20、20−1〜20−m、20−x BOX 21 ロッカー端末 22 ロッカー制御部 23 通信制御部 24 表示装置付入力装置 25 指紋画像入力装置 26 カード処理装置 27 カード発行装置 28 硬貨処理装置 41 磁気ストライプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA19 BB05 BB30 BB47 DD09 EE02 FF08 FF13 GG06 GG13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め登録された指紋により解錠を行う指
    紋照合式ロッカーを用いた物品授受システムにおいて、 指紋照合式ロッカーに物品を収納する際に、該指紋照合
    式ロッカーの施錠者による解錠者の指定を受け付け、該
    指定された解錠者の指紋によって該指紋照合式ロッカー
    の解錠を行うことを特徴とする物品授受システム。
  2. 【請求項2】 前記解錠者は、 前記施錠者により複数指定できることを特徴とする請求
    項1記載の物品授受システム。
  3. 【請求項3】 前記解錠者の指定は、 予め指紋を登録した利用者の識別番号により行うことを
    特徴とする請求項1記載の物品授受システム。
  4. 【請求項4】 複数の指紋照合式ロッカーを管理センタ
    と接続するとともに、前記施錠者と前記解錠者とを含む
    利用者の指紋を前記管理センタに登録し、前記管理セン
    タが、該管理センタに接続された各指紋照合式ロッカー
    における解錠時の指紋照合処理を実行することを特徴と
    する請求項1記載の物品授受システム。
  5. 【請求項5】 前記管理センタは、 接続された複数の指紋照合式ロッカーのいずれかから指
    紋を入力した利用者に、該利用者が解錠者に指定されて
    いる全ての指紋照合式ロッカーを提示することを特徴と
    する請求項4記載の物品授受システム。
  6. 【請求項6】 前記管理センタは、 接続された複数の指紋照合式ロッカーのいずれかが使用
    不能な状態にある場合に、該指紋照合式ロッカーの近傍
    に存在する使用可能な指紋照合式ロッカーの情報を該使
    用不能な状態にある指紋照合式ロッカーに通知すること
    を特徴とする請求項4記載の物品授受システム。
  7. 【請求項7】 物品が収納された収納部の解錠を予め登
    録された指紋により行う物品授受装置において、 前記収納部に物品を収納して施錠した収納者による該収
    納部の解錠者の指定を受け付ける解錠者指定受付手段
    と、 前記収納者と前記解錠者とを含む利用者の指紋を取得す
    る指紋取得手段と、 前記指紋取得手段が取得した指紋を該利用者の指紋が登
    録されている管理センタに送信する指紋送信手段と、 前記指紋送信手段が送信した指紋に基づいて前記管理セ
    ンタが認証した利用者が前記解錠者に指定されていた場
    合に、前記収納部の解錠を許可する解錠許可手段とを具
    備することを特徴とする物品授受装置。
  8. 【請求項8】 前記解錠者指定受付手段は、 前記収納者による解錠者の指定を複数受け付けることを
    特徴とする請求項7記載の物品授受装置。
  9. 【請求項9】 物品が収納された収納部の解錠を予め登
    録された指紋により行う物品授受装置において、 前記収納部に物品を収納して施錠した収納者による該収
    納部の解錠者の指定を受け付ける解錠者指定受付手段
    と、 前記収納者と前記解錠者とを含む利用者の指紋を取得す
    る指紋取得手段と、 前記指紋取得手段が取得した指紋と予め登録された指紋
    とを比較して前記利用者の認証を行う認証手段と、 前記認証手段により認証された利用者が前記解錠者に指
    定されていた場合に、前記収納部の解錠を許可する解錠
    許可手段とを具備することを特徴とする物品授受装置。
  10. 【請求項10】 前記解錠者指定受付手段は、 前記収納者による解錠者の指定を複数受け付けることを
    特徴とする請求項9記載の物品授受装置。
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