JPH0927032A - 指紋照合システム - Google Patents

指紋照合システム

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JPH0927032A
JPH0927032A JP7174878A JP17487895A JPH0927032A JP H0927032 A JPH0927032 A JP H0927032A JP 7174878 A JP7174878 A JP 7174878A JP 17487895 A JP17487895 A JP 17487895A JP H0927032 A JPH0927032 A JP H0927032A
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JP7174878A
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Ichiro Handa
一郎 半田
Masahiro Wakamiya
正洋 若宮
Masafumi Nakada
雅文 中田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/12Fingerprints or palmprints
    • G06V40/1365Matching; Classification

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指紋データを一元管理し、かつ指紋データの
照合も一カ所で一括して行う、複数の端末機関で指紋デ
ータを共有する指紋照合システムを提供することを目的
とする。 【解決手段】 指紋照合を必要とする少なくとも1つの
端末機関15とネットワーク14を介して接続された指
紋データ照合センタ機構10で、各端末機関で使用され
る指紋データを指紋データベース12に格納して一元的
に記録管理して複数の端末機関で共有するようにし、か
つこの指紋データ照合センサ機構10の指紋データ照合
部11で一括して指紋データの照合を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指紋によって個
人識別を行う指紋照合システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図9にシステムに指紋データのデータベ
ースを持った従来の指紋照合システムの構成を示す。図
9において、1は使用者の認証を行うために使用される
指紋データの読み取り照合を行う指紋照合装置であり、
2は指紋データを読み取る指紋読取部、3は読み取った
指紋データと既に登録されている指紋データとの照合を
行うデータ照合部、4は登録した指紋データを保管して
おく指紋データベース、5は信号を制御する信号制御
部、6は通信を行う際の通信データの制御を行う通信制
御部を示す。
【0003】図10には図9の指紋照合システムの処理
フローチャートを示す。以下、図10に従って動作を説
明する。指紋読取部2により指紋データの読み取りを行
い(ステップS1)、データ照合部3で読み取った指紋デ
ータと指紋データベース4に登録されている指紋データ
との照合を行う(ステップS2)。そして照合の結果、一
致すれば、信号制御部5および通信制御部6を介して照
合結果の出力を行う(ステップS3)。また、一致しなか
った場合には再度、指紋読取部2により指紋の読み取り
を行う。
【0004】また図11には、ICカードに指紋データ
を持たせ、これによりセキュリティをかけるようにした
従来の指紋照合システムを示す。図11において、7は
指紋データの読み取りと、読み取った指紋データとIC
カード9aから読み出した指紋データとの照合を行う指
紋読取/照合部、8はICカード9aから読み出した指
紋データを指紋読取/照合部7へ送信するコントロー
ラ、9は接続されたICカード9aから指紋データを読
み出し、コントローラ8に送信するICカードリーダラ
イタを示す。
【0005】図12には図11の指紋照合システムの処
理フローチャートを示す。以下、図12に従って動作を
説明する。まず、ICカードリーダライタ9によりこれ
に接続されたICカード9aから指紋データの読み出し
を行い、同時に、他方で指紋読取/照合部7において、
ICカード9aの使用者の指紋データの読み取りを行う
(ステップS1)。ICカード9aから読み出された指紋
データはコントローラ8を介して指紋読取/照合部7に
送信され、指紋読取/照合部7においてこれにより読み
取った指紋データと、ICカード9aから読み出された
指紋データとの照合を行う(ステップS2)。照合の結
果、両者が一致すれば、照合結果の出力を行う(ステッ
プS3)。また、一致しなかった照合には再度、指紋の
読み取りを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来の指紋照合システムでは、指紋データの登録はシ
ステムごとに行っていたために、システムごとに指紋デ
ータを保管しており、他のシステムと指紋データを共有
しないため、効率が悪い等の問題があった。また、IC
カードに指紋データを持たせる場合でも、この指紋デー
タを記憶させるため、記憶容量の大きいICカードを発
行しなければならないという問題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、指紋データを一元管理して、複数
の端末機関すなわちシステムで指紋データを共有する指
紋照合システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明の第1の発明は、指紋照合のための指紋データ読取
部を設けた少なくとも1つの端末機関と、これらの端末
機関を相互接続するネットワークと、上記端末機関で使
用者の認証のために使用される指紋データを一元的に記
録管理する指紋データベース、各端末部の指紋データ読
取部から上記ネットワークを介して受信した指紋データ
を上記指紋データベースに登録されているかどうか照合
判定する指紋データ照合部、および照合するための指紋
データを受信し、照合判定結果を送信する通信制御部を
含み、上記ネットワークを介して上記各端末機関に接続
された指紋データ照合センタ機構と、を備えたことを特
徴とする指紋照合システムにある。
【0009】この発明の第2の発明は、端末機関が、入
退室者の指紋データを読み取る上記指紋データ読取部
と、上記指紋データ照合センタ機構へ入退室者の指紋デ
ータを上記ネットワークを通じて送信すると共に照合結
果を受信する通信制御部と、入退室を制御するセキュリ
ティ手段と、照合結果により上記セキュリティ手段の起
動/停止を制御するための制御信号を発生する信号制御
部と、を設けた、出入管理機構における個人識別システ
ムを構成することを特徴とする請求項1に記載の指紋照
合システムにある。
【0010】この発明の第3の発明は、セキュリティ手
段が電気錠からなる請求項2に記載の指紋照合システム
にある。
【0011】この発明の第4の発明は、セキュリティ手
段が入退室監視用のセンサからなる請求項2に記載の指
紋照合システムにある。
【0012】この発明の第5の発明は、端末機関が、金
銭処理端末と、この金銭処理端末の利用者の指紋データ
を読み取る上記指紋データ読取部と、上記指紋データ照
合センタ機構へ利用者の指紋データおよび利用者情報を
上記ネットワークを通じて送信すると共に照合結果およ
び必要な情報を受信する上記ネットワークとの通信制御
を行う通信制御部と、を設け、上記指紋データ照合セン
タ機構の上記通信制御部が、カード会社および金融機関
センタにも接続され、照合結果により上記端末機関とカ
ード会社および金融機関センタとの通信制御を行う、金
融機構における個人識別システムを構成することを特徴
とする請求項1に記載の指紋照合システムにある。
【0013】この発明の第6の発明は、端末機関が金融
機関からなり、上記金銭処理端末がPOS端末、クレジ
ット端末およびキャッシュディスペンサの少なくともい
ずれかからなる請求項5に記載の指紋照合システムにあ
る。
【0014】この発明の第7の発明は、端末機関が小売
店からなり、上記金銭処理端末がPOS端末からなる請
求項5に記載の指紋照合システムにある。
【0015】この発明の第8の発明は、端末機関が上記
金銭処理端末としてPOS端末、クレジット端末および
キャッシュディスペンサの少なくともいずれかを備えた
金融機関、および上記金銭処理端末としてPOS端末を
備えた小売店からなる請求項5に記載の指紋照合システ
ムにある。
【0016】この発明の第9の発明は、端末機関が、複
数のデータ処理端末と、これらの各データ処理端末にそ
れぞれ設けられた利用者の指紋データを読み取る上記指
紋データ読取部と、上記指紋データ照合センタ機構へ利
用者の指紋データおよび利用者情報を上記ネットワーク
を通じて送信すると共に照合結果および必要な情報を受
信する上記ネットワークとの通信制御を行う通信制御部
と、この通信制御部と上記ネットワークの間に接続さた
ローカルネットワークとを設け、上記指紋データ照合セ
ンタ機構の上記通信制御部が、通信ネットワーク管理セ
ンサにも接続され、照合結果により上記通信ネットワー
ク管理センタとの通信制御を行う、情報通信機構におけ
る個人識別システムを構成することを特徴とする請求項
1に記載の指紋照合システムにある。
【0017】この発明の第10の発明は、端末機関が、
企業におけるWAN、研究機関におけるLANおよび個
人利用のパーソナルコンピュータ通信ネットワークの少
なくともいずれかからなる請求項9に記載の指紋照合シ
ステムにある。
【0018】この発明の第11の発明は、データ処理端
末が、パーソナルコンピュータおよびワークステーショ
ンの少なくともいずれかからなる請求項9または10に
記載の指紋照合システムにある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って説明す
る。 実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態による指
紋照合システムの構成を示す図である。図1において、
100は指紋照合システム、10は使用者を認証するた
めに使用される指紋データを一元的に管理し、一括して
照合するようにした指紋データ照合センタ機構であり、
11は受信された指紋データを照合する指紋データ照合
部、12は接続された端末機関に関して登録された指紋
データを全て格納した指紋データベース、13はネット
ワーク14を通じて送受信されるデータを制御する通信
制御部、14はそのネットワークを示す。
【0020】15は指紋データ読取部を中心に構成され
た端末機関であり、16はネットワーク14を通じて送
受信されるデータを制御する通信制御部、17は指紋登
録者の指紋を読み取る指紋データ読取部を示す。
【0021】図2には図1の指紋照合システムの処理フ
ローチャートを示す。以下、図2に従って動作を説明す
る。指紋データ読取部17により指紋データの読み取り
が行われ(ステップS1)、読み取った指紋データは指紋
データ照合センタ機構10へ送信される(ステップS
2)。指紋データ照合センタ機構10では指紋データ照
合部11において、受信された読み取られた指紋データ
と、指紋データベース12に登録されている指紋データ
との照合が行われる(ステップS3)。
【0022】照合の結果、両者が一致した場合には、照
合の結果が一致を示す信号を端末機関15に送信し(ス
テップS4)、端末機関15は所定の端末処理を開始す
る(ステップS5)。また、照合の結果、両者が一致しな
かった場合にはこれを端末機関15に知らせ、端末機関
15は、指紋の読み取りのやり直しを行う。なお、端末
機関は1つでも複数でもよく、これは以下の実施の形態
でも同様である。
【0023】以上のようにこの実施の形態では、指紋照
合を必要とする端末機関とネットワークを介して接続さ
れた指紋データ照合センタ機構で、各端末機関で使用さ
れる指紋データを指紋データベースに格納して一元的に
記録管理して複数の端末機関で共有するようにし、かつ
この指紋データ照合センサ機構で一括して指紋データの
照合を行うようにした。
【0024】実施の形態2.図3はこの発明の別の実施
の形態による指紋照合システムの構成を示す図であり、
出入管理機構において個人識別システムを構成するもの
である。図3において、110は指紋照合システム、2
0は指紋データを一元的に管理し、一括して照合するよ
うにした指紋データ照合センタ機構であり、21は受信
された指紋データを照合する指紋データ照合部、22は
接続された端末機関に関して登録された指紋データを全
て格納した指紋データベース、23はネットワーク24
を通じて送受信されるデータを制御する通信制御部、2
4はそのネットワークを示す。
【0025】25は入退室を管理する端末機関であり、
26はネットワークを通じて送受信されるデータを制御
する通信制御部、27は指紋登録者の指紋を読み取る指
紋データ読取部、28は照合結果の信号を制御する信号
制御装置、29aおよび29bは入退室を管理するセキ
ュリティ手段で、例えば29aは電気錠、29bは入退
室監視用のセンサを示す。
【0026】図4には図3の指紋照合システムの処理フ
ローチャートを示す。以下、図4に従って動作を説明す
る。指紋データ読取部27により指紋データの読み取り
が行われ(ステップS1)、読み取った指紋データは指紋
データ照合センタ機構20へ送信される(ステップS
2)。指紋データ照合センタ機構20では指紋データ照
合部21において、受信された読み取られた指紋データ
と、指紋データベース22に登録されている指紋データ
との照合が行われる(ステップS3)。
【0027】照合の結果、両者が一致した場合には、照
合の結果が一致を示す信号を端末機関25に送信し(ス
テップS4)、端末機関25では信号制御部28から制
御信号を発生して、例えば電気錠29aを解錠したり入
退室監視用のセンサ29bを非動作状態にする等の端末
処理が行われる(ステップS5)。また、照合の結果、両
者が一致しなかった場合にはこれを端末機関25に知ら
せ、端末機関25は、指紋の読み取りのやり直しを行
う。
【0028】以上のようにこの実施の形態では、各端末
機関が入退室を制御する電気錠や入退室監視用のセンサ
からなるセキュリティ手段を設けたものからなり、出入
管理機構において、指紋データの一元的な管理および指
紋データの照合を一括して行うようにした。
【0029】実施の形態3.図5はこの発明のさらに別
の実施の形態による指紋照合システムの構成を示す図で
あり、金融(金銭処理)機構において個人識別システムを
構成するものである。図5において、120は指紋照合
システム、30は指紋データを一元的に管理し、一括し
て照合するようにした指紋データ照合センタ機構であ
り、31は受信された指紋データを照合する指紋データ
照合部、32は接続された端末機関に関して登録された
指紋データを全て格納した指紋データベース、33はネ
ットワーク34を通じて送受信されるデータを制御する
通信制御部、34はそのネットワークを示す。なお、通
信制御部33は、金融システムで利用するカードの発行
管理を行うカード会社45、および金融機関の顧客デー
タを管理する金融機関センタ46にも接続されている。
【0030】35は指紋データ読取部38を備えた売場
専用端末(Point-of-Sale Termional、以下POS端末)
37を設置している小売店を示し、36はネットワーク
34を通じて送受信されるデータを制御する通信制御
部、37はPOS端末、38は指紋登録者の指紋を読み
取る指紋データ読取部を示す。
【0031】39は金融機関を示し、40はネットワー
ク34を通じて送受信されるデータのを制御する通信制
御部、41はPOS端末、42はクレジット端末、42
はキャッシュディスペンサ、44はこれらにそれぞれ設
けられた指紋データ読取部を示す。
【0032】なお、小売店35および金融機関39がそ
れぞれ端末機関を構成し、POS端末37、41、クレ
ジット端末42およびキャッシュディスペンサ43がそ
れぞれ金銭処理端末を構成する。
【0033】図6には図5の指紋照合システムの処理フ
ローチャートを示す。以下、図6に従って動作を説明す
る。指紋データ読取部38、44のいずれかにより利用
者の指紋データの読み取りが行われると(ステップS
1)、読み取った指紋データは指紋データ照合センタ機
構30へ送信される(ステップS2)。指紋データ照合セ
ンタ機構30では指紋データ照合部31において、受信
された読み取られた指紋データと、指紋データベース3
2に登録されている指紋データとの照合が行われる(ス
テップS3)。
【0034】照合の結果、両者が一致した場合には、照
合の結果が一致を示す信号を該等する端末機関すなわち
小売店35か金融機関39の該等端末に送信し(ステッ
プS4)、これにより該等端末すなわちPOS端末3
7、41、クレジット端末42、キャッシュディスペン
サ43のいずれかが利用が許可され作動可能となる(ス
テップS5)。そして通信制御部33を介して該等端末
からの利用者情報がカード会社45、金融機関センサ4
6へ送信される(ステップS6)。また、照合の結果、両
者が一致しなかった場合にはこれを該等端末に知らせ、
該当端末の指紋データ読取部は、指紋データの読み取り
のやり直しを行う。
【0035】以上のようにこの実施の形態では、各端末
機関が金銭処理端末としてPOS端末、クレジット端末
およびキャッシュディスペンサ等を備えた金融機関、お
よび金銭処理端末としてPOS端末を備えた小売店から
なり、金融機構において、指紋データの一元的な管理お
よび指紋データの照合を一括して行うようにした。
【0036】実施の形態4.図7はこの発明のさらに別
の実施の形態による指紋照合システムの構成を示す図で
あり、情報通信機構における個人識別システムを構成す
るものである。図7において、130は指紋照合システ
ム、50は指紋データを一元的に管理し、一括して照合
するようにした指紋データ照合センタ機構、51は受信
された指紋データを照合する指紋データ照合部、52は
接続された端末機関に関して登録された指紋データを全
て格納した指紋データベースで、53はネットワーク5
4を通じて送受信されるデータを制御する通信制御部、
54はそのネットワークを示す。なお、通信制御部53
は、ネットワークの情報を管理する通信ネットワーク管
理センタ65にも接続されている。
【0037】55は構内ネットワークを持つ企業におけ
るWANを示し、56はそのローカルネットワーク、5
7はネットワークを通じて送受信されるデータの制御を
行う通信制御部、58はパーソナルコンピュータ(以下
パソコン)、59はワークステーション、60はこれら
にそれぞれ接続された利用者の指紋を読み取る指紋デー
タ読取部を示す。
【0038】61は個人利用のパーソナルコンピュータ
通信ネットワーク(以下パソコン通信ネットワーク)、6
2は研究機関・大学におけるLANを示し、それぞれロ
ーカルネットワーク56、通信制御部57、パソコン5
8、ワークステーション59および指紋データ読取部6
0からなる構造を有する。
【0039】なお、WAN55、パソコン通信ネットワ
ーク61およびLAN62がそれぞれ端末機関を構成
し、パソコン58およびワークステーション59がそれ
ぞれデータ処理端末を構成する。
【0040】図8には図7の指紋照合システムの処理フ
ローチャートを示す。以下、図8に従って動作を説明す
る。指紋データ読取部60のいずれかにより利用者の指
紋データの読み取りが行われると(ステップS1)、読み
取った指紋データは指紋データ照合センタ機構50へ送
信される(ステップS2)。指紋データ照合センタ機構5
0では指紋データ照合部51において、受信された読み
取られた指紋データと、指紋データベース52に登録さ
れている指紋データとの照合が行われる(ステップS
3)。
【0041】照合の結果、両者が一致した場合には、該
等する端末すなわちパソコン58あるいはワークステー
ション59に利用許可の情報を送信し(ステップS4)、
これにより端末利用が許可される(ステップS5)。一
方、照合の結果、両者が一致しない場合にはこれを該等
端末に知らせ、該等端末の指紋データ読取部60は、指
紋データの読み取りのやり直しを行う。
【0042】以上のようにこの実施の形態では、各端末
機構が企業におけるWAN、研究機関におけるLANお
よび個人利用のパーソナルコンピュータ通信ネットワー
ク等からなり、情報通信機構において、指紋データの一
元的な管理および指紋データの照合を一括して行うよう
にした。
【0043】
【発明の効果】以上のようにこの発明の第1の発明で
は、指紋照合を必要とする少なくとも1つの端末機関と
ネットワークを介して接続された指紋データ照合センタ
機構で、各端末機関で使用される指紋データを指紋デー
タベースに格納して一元的に記録管理して複数の端末機
関で共有するようにし、かつこの指紋データ照合センサ
機構で一括して指紋データの照合を行うようにしたの
で、指紋データの照合がオンラインででき、かつ指紋デ
ータを一元管理させることから、指紋データに高いセキ
ュリティをかけることが実現でき、また、端末機関には
指紋データ読取部だけを設置することから、指紋データ
照合部、指紋データベースあるいは指紋データを保持す
るためのICカード等が不必要となり、コストの低減さ
らには設置スペースの少スペース化を実現した指紋照合
システムを提供できる等の効果が得られる。
【0044】またこの発明の第2ないし4の発明では、
各端末機関が入退室を制御する電気錠や入退室監視用の
センサからなるセキュリティ手段を設けたものからな
り、出入管理機構において、指紋データの一元的な管理
および指紋データの照合を一括して行うようにしたの
で、出入管理機構における高セキュリティ、低コスト
化、少スペース化を実現した指紋照合システムを提供で
きる等の効果が得られる。
【0045】またこの発明の第5ないし8の発明では、
各端末機関が金銭処理端末としてPOS端末、クレジッ
ト端末およびキャッシュディスペンサ等を備えた金融機
関、および金銭処理端末としてPOS端末を備えた小売
店からなり、金融機構において、指紋データの一元的な
管理および指紋データの照合を一括して行うようにした
ので、特に高いセキュリティを必要とする金融機関およ
び小売店からなる金融機構における高セキュリティ、低
コスト化、少スペース化を実現した指紋照合システムを
提供できる等の効果が得られる。
【0046】さらにこの発明の第9ないし11の発明で
は、各端末機構が企業におけるWAN、研究機関におけ
るLANおよび個人利用のパーソナルコンピュータ通信
ネットワーク等からなり、情報通信機構において、指紋
データの一元的な管理および指紋データの照合を一括し
て行うようにしたので、特に端末の利用者数の多い情報
通信機構において、高セキュリティ、低コスト化、少ス
ペース化を実現した指紋照合システムを提供できる等の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による指紋照合シス
テムの構成を示す図である。
【図2】 図1の指紋照合システムの動作を説明するた
めの処理フローチャート図である。
【図3】 この発明の別の実施の形態による指紋照合シ
ステムの構成を示す図である。
【図4】 図3の指紋照合システムの動作を説明するた
めの処理フローチャート図である。
【図5】 この発明のさらに別の実施の形態による指紋
照合システムの構成を示す図である。
【図6】 図5の指紋照合システムの動作を説明するた
めの処理フローチャート図である。
【図7】 この発明のさらに別の実施の形態による指紋
照合システムの構成を示す図である。
【図8】 図7の指紋照合システムの動作を説明するた
めの処理フローチャート図である。
【図9】 従来の指紋照合システムの構成を示す図であ
る。
【図10】図9の指紋照合システムの動作を説明するた
めの処理フローチャート図である。
【図11】従来の別の指紋照合システムの構成を示す図
である。
【図12】図11の指紋照合システムの動作を説明する
ための処理フローチャート図である。
【符号の説明】
10,20,30,50 指紋データ照合センタ機構、
11,21,31,51 指紋データ照合部、12,2
2,32,52 指紋データベース、13,16,2
3,26,33,36,40,53,57 通信制御
部、14,24,34,54 ネットワーク、15,2
5 端末機関、17,27,38,44,60 指紋デ
ータ読取部、28 信号制御部、29a 電気錠、29
b センサ、35 小売店、37,41 POS端末、
39 金融機関、42 クレジット端末、43 キャッ
シュディスペンサ、45 カード会社、46 金融機関
センサ、55 WAN、56 ローカルネットワーク、
58 パソコン、59 ワークステーション、61 パ
ソコン通信ネットワーク、62 LAN、100,11
0,120,130 指紋照合システム。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指紋照合のための指紋データ読取部を設
    けた少なくとも1つの端末機関と、 これらの端末機関を相互接続するネットワークと、 上記端末機関で使用者の認証のために使用される指紋デ
    ータを一元的に記録管理する指紋データベース、各端末
    部の指紋データ読取部から上記ネットワークを介して受
    信した指紋データを上記指紋データベースに登録されて
    いるかどうか照合判定する指紋データ照合部、および照
    合するための指紋データを受信し、照合判定結果を送信
    する通信制御部を含み、上記ネットワークを介して上記
    各端末機関に接続された指紋データ照合センタ機構と、 を備えたことを特徴とする指紋照合システム。
  2. 【請求項2】 端末機関が、入退室者の指紋データを読
    み取る上記指紋データ読取部と、上記指紋データ照合セ
    ンタ機構へ入退室者の指紋データを上記ネットワークを
    通じて送信すると共に照合結果を受信する通信制御部
    と、入退室を制御するセキュリティ手段と、照合結果に
    より上記セキュリティ手段の起動/停止を制御するため
    の制御信号を発生する信号制御部と、を設けた、 出入管理機構における個人識別システムを構成すること
    を特徴とする請求項1に記載の指紋照合システム。
  3. 【請求項3】 セキュリティ手段が電気錠からなる請求
    項2に記載の指紋照合システム。
  4. 【請求項4】 セキュリティ手段が入退室監視用のセン
    サからなる請求項2に記載の指紋照合システム。
  5. 【請求項5】 端末機関が、金銭処理端末と、この金銭
    処理端末の利用者の指紋データを読み取る上記指紋デー
    タ読取部と、上記指紋データ照合センタ機構へ利用者の
    指紋データおよび利用者情報を上記ネットワークを通じ
    て送信すると共に照合結果および必要な情報を受信する
    上記ネットワークとの通信制御を行う通信制御部と、を
    設け、 上記指紋データ照合センタ機構の上記通信制御部が、カ
    ード会社および金融機関センタにも接続され、照合結果
    により上記端末機関とカード会社および金融機関センタ
    との通信制御を行う、 金融機構における個人識別システムを構成することを特
    徴とする請求項1に記載の指紋照合システム。
  6. 【請求項6】 端末機関が金融機関からなり、上記金銭
    処理端末がPOS端末、クレジット端末およびキャッシ
    ュディスペンサの少なくともいずれかからなる請求項5
    に記載の指紋照合システム。
  7. 【請求項7】 端末機関が小売店からなり、上記金銭処
    理端末がPOS端末からなる請求項5に記載の指紋照合
    システム。
  8. 【請求項8】 端末機関が上記金銭処理端末としてPO
    S端末、クレジット端末およびキャッシュディスペンサ
    の少なくともいずれかを備えた金融機関、および上記金
    銭処理端末としてPOS端末を備えた小売店からなる請
    求項5に記載の指紋照合システム。
  9. 【請求項9】 端末機関が、複数のデータ処理端末と、
    これらの各データ処理端末にそれぞれ設けられた利用者
    の指紋データを読み取る上記指紋データ読取部と、上記
    指紋データ照合センタ機構へ利用者の指紋データおよび
    利用者情報を上記ネットワークを通じて送信すると共に
    照合結果および必要な情報を受信する上記ネットワーク
    との通信制御を行う通信制御部と、この通信制御部と上
    記ネットワークの間に接続さたローカルネットワークと
    を設け、 上記指紋データ照合センタ機構の上記通信制御部が、通
    信ネットワーク管理センサにも接続され、照合結果によ
    り上記通信ネットワーク管理センタとの通信制御を行
    う、 情報通信機構における個人識別システムを構成すること
    を特徴とする請求項1に記載の指紋照合システム。
  10. 【請求項10】 端末機関が、企業におけるWAN、研
    究機関におけるLANおよび個人利用のパーソナルコン
    ピュータ通信ネットワークの少なくともいずれかからな
    る請求項9に記載の指紋照合システム。
  11. 【請求項11】 データ処理端末が、パーソナルコンピ
    ュータおよびワークステーションの少なくともいずれか
    からなる請求項9または10に記載の指紋照合システ
    ム。
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