JPS62109167A - 物品受渡しシステムにおける受取方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔擾既要〕 本発明は、ロッカーを介して物品の受渡しを行う物品受
渡しシステムにおいて、該物品の受取人を確認する手段
を設け、その確認によりロッカーの解錠を行って物品を
受取らせる受取方式を提供する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は物品受渡しシステムにおける受取方式近年、カ
タログを配布し、電話等で注文を受けて顧客に商品を配
達する販売方式が普及している。

これらの方式では、商品は各顧客ごとに配達されるため
、配達効率が悪いとか、顧客が不在の場合もあって配達
期限が守られないとか、鮮度を要する商品等は扱えない
等、種々の問題点がある。

また、注文の受付、商品の調達、配達等は、伝票、電話
等を介して行われるため、取引遂行における管理上の問
題点も生じている。

このため、注文受付から顧客受取まで、−）！して管理
され、且つ効率的な物品受渡しシステムが求められてい
る。

〔従来の技術〕

前述のごとく、従来より商品の注文から配達まで種々の
問題点があり、これらを解決するために、例えば業者と
顧客とが解錠できる冷蔵庫を各家庭に設ける方法がある
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記従来の方法は、契約した顧客ごとに冷蔵庫
を備えるため、非効率的な利用しかされず、また配達業
者は冷蔵庫ごとにキーを備える必要があって、キーの管
理が問題になる上に、個別に配達する効率の悪さは依然
として解消できないという問題点がある。

このため１つの冷蔵庫を多数の利用者で兼用することも
考えられるが、冷蔵庫に保管された商品を正当な受取人
に確実に受取らすことが重要な問題となる。

そのため本発明は上記問題点を解決する物品受渡しシス
テムにおける受取方式を提供することを目的とするもの
である。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明の受取方式は、第１図
に示すように、 受取人の正当性を確認する手段（８）と、上記確認後、
該受取人に引渡す物品を収納する前記ロッカーを解錠す
る手段（９）と を備え、受取人確認により該ロッカーを解錠して物品の
受取りを行わしめる方式である。

〔作用〕

第２図（ａ）に例示するシステムは、複数のロッカー６
を備える物品払出装置４を、顧客が集散する複数の場所
に分散設置し、そのロッカー６を介して配達、受取りを
行うよう構成したものである。

このシステムは、センター２で注文から受取まで管理す
るとともに、冷蔵庫等で構成されるロッカーを共用し、
その使用効率、集配効率の向上を計ったものである。

上記システムにおいて、物品払出装置４にオンライン端
末装置（受取人確認手段８）を設け、注文番号、暗証番
号（電話番号）あるいは識別カード（ＩＤカード）等を
入力せしめて、ロッカー６へ装填された物品の受取人の
正当性を確認する。

センターでは商品名、顧客名、収納ロッカー等を管理し
ており（受渡し管理手段９）、受取人を確認した後、該
当ロッカー６を解錠する。

なお、ロッカー別に受取人情報入力手段を設けて解錠す
れば、盗難等が防止できる効果がある。

〔実施例〕

本発明の実施例を第２図に従って説明する。

まず、第２図（ａ）により物品受渡しシステムの１例を
説明する。

第２図（ａ）において、 １はオンライン端末装置を備え、顧客の注文をセンター
２に通知するとともに、注文票を発行する注文受付事務
所、 ２は注文から受渡しまで管理するセンター、３はオンラ
イン端末装置を備え、センター２に照会して、注文品の
集配を行う集配拠点、４はそれぞれ冷凍、冷蔵、保温が
可能な複数のロッカー６および受渡しを行うだめの顧客
操作部５を備えた物品払出装置であって、駅、団地等複
数配置されるもの、 であり、商品の受渡しは収納箱（カートリ・ノジ）７に
収納されて行われる。

以下注文より受取までの概要を説明する。

（１）注文 顧客は、予め配布されているカタログ等を参照し、注文
受付事務所１に電話等で注文する。

注文受付事務所１では商品番号、顧客番号（暗証番号）
、物品払出装置番号等のデータをセンター２に入力する
と、センター２は該当物品払出装置４の空ロッカーを検
索し、空ロッカーがあればその注文を受付け、注文受付
事務所１では注文票を発行する。

なお顧客は、センター２に暗証番号とともに登録されて
識別カード（１０カード）が発行されている場合もあり
、注文時に電話番号、暗証番号等で登録される場合もあ
る。

（２）集配 集配拠点３では、センター２に注文状況を照会し、商品
番号とカートリッジ番号とを受は取り、その商品を調達
するとともに、所定のカートリッジ７に収納して、物品
払出装置４の空ロッカーに装填する。

（３）　　ロッカ一番号の確認 ロッカー６にカートリッジ７が装填されると、カートリ
ッジ７に表示されている識別マークが読取られてセンタ
ー２にロッカ一番号とカートリッジ番号とが通知され、
センター２はその商品が収納されたロッカ一番号を認識
する。

（４）受取り 顧客は指定時間内に指定の物品払出装置４に行き、顧客
操作部５で受取人照合が行われ、センター２は前記認識
したロッカ一番号に基づき解錠を物品払出装置４に指令
する。

以上により商品の発注から受取りまで、センター２によ
り管理されるとともに、ロッカー共用による商品の受渡
しを簡易に行うことができるものである。

以上の過程において、商品の受取の詳細を以下に説明す
る。

（第１の実施例） 第２図（ｂｌは物品払出装置のブロック図、第２図（Ｃ
）は動作フローチャート図である。

第２図（ｂ）において、 顧客操作部５は、ＩＤカードを読取るとともに取引明細
を印字発行するカードリーダ・インプリンタ・レシート
プリンタ部１０．顧客の操作案内を表示する表示部１１
．タッチキーボード部１２゜センターと通信する通信制
御部１４．主制御部１３等より構成され、 ロッカー６は、商品収納部１９の温度制御を行う温度制
御部１５．ロッカー位置を指示する表示部１６．カート
リッジ７に表示されたカートリッジマーク２０を読取る
カートリッジマークリーダ１７、ロック機構１８および
商品収納部１９より構成される。

前述したように、商品がカートリッジ７に収納されて商
品収納部１９に収納されると、カートリッジマーク２０
がカートリッジマークリーダ１７により読取られ、セン
ター２に送出されて、ロック機構１８により商品収納部
１９は施錠される。

センター２では、顧客番号、商品番号、カートリッジ番
号等を管理しており、上記読取ったカー１−リッジ番号
によりロッカ一番号を認識する。

また、受取人は受取人情報として、ＩＤカード。

暗証番号、注文番号、注文票等を有している。

上記構成において、顧客が商品を受取る動作を、第２図
ｉｃ）受取動作フローチャート図により以下説明する。

（１）顧客操作部５の前面に立つと、図示しないセンサ
によって顧客操作部５の電源が投入され、表；１、部１
１に操作案内画面が表示される。

（２）商品受取ボタン（タッチキーボード部１２゜）を
押下し、ＩＤカードの挿入、暗証番号入力により、カー
ド本人が確認され、受渡情報の照会がセンター２に対し
て行われる。

（３）　　センター２より返送された購入商品リスト。

ロッカ一番号２伐金等が表示部１１に表示され、顧客が
確認ボタンを押下すると、取引明細が印字放出され、Ｉ
Ｄカードが返却される。

（４）　　続いて所定のロッカーの表示部１６を点滅し
、解錠する。

（５）顧客はカートリッジ７ごと商品収納部１９より引
出し、商品を受は取る。

以上のごとく、ＩＤカード、暗証番号によってＩＤカー
ド本人を確認するとともに、センター２に登録された注
文リストにより、受取人を確認して所定のロッカーを解
錠する。

なお、受取人確認は、■注文番号と暗証番号とで確認、
■注文票をＯＣＲ（光学式文字読取装置）、ＭＳＲ（マ
ークシート読取装置）で読取る、等の方法でもよい。

（第２の実施例） 本実施例はロッカー６に受取人情報人力手段を設けたも
ので、顧客操作部５がロッカー６より離れている場合と
か、商品が数個所に分散収納されている場合に、受取人
が安全に受取ることができるものである。

以下その１例を第２図（ｅｌ　−（１１外観図、　（ｅ
＋　−ｆ２１０ツカ−・ブロック図および第２図（ｄ）
動作フローチャート図に従って説明する。

第２図（ｅ）　−（１１に示すように、各ロッカー２１
には口・７力一番号２２が表示され、カードリーダ２３
が設けられる。

なお第２図（ｂ）と同一符号は同一対象物を表している
。

顧客が、第２図（Ｃ）（第１の実施例）のごとく受取操
作を行うと、取引明細発行の際、ロッカ一番号が印字さ
れ、顧客は表示部１６の点滅に誘導されてそのロッカー
２１に行き、ＩＤカードをカードリーダ２３に挿入する
。

顧客操作部５では、その読取データに基づいて受取人の
正当性を検証し、そのロッカーを解錠する。

なお、カードリーダ２３の代わりに、ロッカー２１にテ
ンキーを備え、暗証番号等を入力せしめてもよい。

以上のごとく受取人の正当性を確認した後、ロッカーを
解錠することができ、安全且つ確実に商品を受は取らす
ことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は物品払出装置における商
品の受取りは、受取人の正当性を確認した後ロッカーを
解錠するもので、安全且つ確実に受取を行わしめる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、 第２図（ａ）は物品受渡しシステム概要図、第２図（ｂ
）は物品払出装置ブロック図、第２図（Ｃ）は受取動作
フローチャート図、第２図（ｄｌは第２の実施例の受取
動作フローチャート図、 第２図ｔｅｌは第２の実施例で、（１１は外観図、（２
）はロッカ一部・ブロック図、 である。図中、 １は注文受付事務所、　　２はセンター、３は集配拠点
、　　　　　４は物品払出装置、５は顧客操作部、　　
　６はロッカー、７はカートリッジ、　　　８は受取人
確認手段、９は受渡管理手段、 １０はカードリーダ・インプリンタ・レシートプリンタ
部、 １１は表示部、 １２はタッチキーボード部、 １３は主制御部、　　　　Ｉ４は通信制御部、１５は温
度制御部、　　　１６は表示部、１７はカートリッジマ
ークリーグ、 １８はロック機構、　　　１９は商品収納部、２０はカ
ートリッジマーク、 ２１はロッカー、 ２２はロッカ一番号ｌ／、 ２３はカードリーダ、 である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のロッカーを有する物品払出装置を備え、該ロッカ
   ーを介して物品の受渡しを行う物品受渡しシステムにお
   いて、 受取人の正当性を検証する手段（８）と、 受取人確認後、該受取人に引渡す物品を収納する該ロッ
   カーを解錠する手段（９）と を備え、受取人確認により該ロッカーを解錠して物品の
   受取りを行わしめることを特徴とする物品受渡しシステ
   ムにおける受取方式