JP2019168602A - 現像剤収容器、画像形成ユニット、および画像形成装置 - Google Patents

現像剤収容器、画像形成ユニット、および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】各現像剤収容室における現像剤の漏れを容易に確認できる手段を提供する。【解決手段】現像剤を収容する複数の現像剤収容室が配列された現像剤収容器であって、それぞれの前記現像剤収容室を構成し、前記現像剤収容室毎に開口が形成された本体と、それぞれの前記開口を封止する蓋体と、を有し、前記蓋体は、前記開口に対応して個別に設けられている。【選択図】 図18

Description

本発明は、現像剤を収容する現像剤収容器、画像形成ユニット、および画像形成装置に関する。
従来の現像剤収容器は、現像剤を収容する複数の現像剤収容室を有し、それぞれの現像剤収容室に、異なる色の現像剤を充填し、複数の現像剤収容室を1つの蓋体で閉塞するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−203940号公報
しかしながら、従来の技術においては、1つの蓋体で複数の現像剤収容室を閉塞するようにしているため、現像剤収容器に現像剤を充填した際、異なる色の現像剤が収容されている各現像剤収容室で現像剤の漏れの有無が確認できず、各現像剤収容室間で異なる色の現像剤が混色し、画像品位を低下させてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、各現像剤収容室における現像剤の漏れを容易に確認できるようにすることを目的とする。
そのため、本発明は、現像剤を収容する複数の現像剤収容室が配列された現像剤収容器であって、それぞれの前記現像剤収容室を構成し、前記現像剤収容室毎に開口が形成された本体と、それぞれの前記開口を封止する蓋体と、を有し、前記蓋体は、前記開口に対応して個別に設けられていることを特徴とする。
このようにした本発明は、各現像剤収容室における現像剤の漏れを容易に確認できるという効果が得られる。
実施例における画像形成部の外観斜視図 実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図 実施例におけるトナーカートリッジの外観斜視図 実施例におけるトナーカートリッジの外観斜視図 実施例におけるトナーカートリッジの断面図 実施例におけるトナーカートリッジの斜視図 実施例におけるステージの斜視図 実施例におけるステージおよびレールの説明図 実施例におけるレールとポストの位置関係を示す説明図 実施例におけるトナーカートリッジの側面図 実施例におけるステージのリミッタの説明図 実施例におけるトナーカートリッジのシャッタの斜視図 実施例におけるシャッタとステージの係合の説明図 実施例におけるトナーカートリッジとステージの係合開始位置の説明図 実施例におけるトナーカートリッジの開口部と供給口の説明図 実施例におけるシャッタの係合開始位置の説明図 実施例におけるトナーカートリッジの装着位置を示す説明図 実施例におけるトナーカートリッジおよび蓋体の分解斜視図 実施例におけるトナーカートリッジおよび蓋体の分解斜視図 実施例における蓋体の説明図 実施例におけるトナーカートリッジの側面図 実施例における蓋体装着前のトナーカートリッジの断面図 実施例における2つの蓋体装着後のトナーカートリッジの断面図 実施例における全蓋体装着後のトナーカートリッジの断面図 比較例におけるトナーカートリッジの説明図 比較例における蓋体装着前のトナーカートリッジの断面図 比較例における蓋体装着後のトナーカートリッジの断面図
以下、図面を参照して本発明による現像剤収容器、画像形成ユニット、および画像形成装置の実施例を説明する。
図2は実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図である。
図2において、画像形成装置1は、例えば電子写真方式を用いた画像形成ユニットを有するロール紙プリンタであり、略箱型の筐体2を有している。なお、筐体2の図中左側の面を前面、図中右側の面を後面とし、筐体2の後面から前面への方向を前方向、前面から後面への方向を後方向、筐体2の下側から上側への方向を上方向、上側から下側への方向を下方向、筐体2の図中手前側から奥側への方向を左方向、筐体2の図中奥側から手前側への方向を右方向とする。
筐体2の上部には、その前側に、円柱状に巻回されたロール紙を収納するロール紙収納部3が設けられている。
さらに、筐体2の上部には、その前側に、ロール紙収納部3を覆うカバー6が取り付けられている。
画像形成装置1は、ロール紙収納部3の収納空間と、閉じたカバー6の内側の空間とで形成される円柱状の空間に、円柱状のロール紙を収納するようになっている。
ロール紙収納部3には、収納空間の前端上部に収納部側搬送ローラ9と、カバー側搬送ローラ11とが設けられている。カバー側搬送ローラ11は、カバー6が閉じたときに、収納部側搬送ローラ9と当接し、ロール紙を挟持して搬送することが可能になっている。
画像形成装置1の筐体2の内部には、ロール紙収納部3の前端部からロール紙収納部3の下側を沿うようにロール紙収納部3の後端部まで延び、さらに搬送ローラ対22、23、24、25、33を経由してロール紙排出口20まで繋がる搬送路21が設けられている。
搬送路21は、ロール紙収納部3に収納されたロール紙をロール紙排出口20まで搬送する経路であり、ロール紙収納部3側が上流側、ロール紙排出口20側が下流側となる。
搬送ローラ対22、23、24、25、33は、ロール紙を挟持して搬送するローラ対であり、搬送路21の上流側から順に、搬送ローラ対22、搬送ローラ対23、搬送ローラ対24、搬送ローラ対25、および搬送ローラ対33が配置されている。
搬送ローラ対24と、搬送ローラ対25との間には、ロール紙を切断する筐体側カッタ26が配設されている。
また、搬送ローラ対25と、搬送ローラ対33との間の搬送路21には、画像形成部27a、27b、27cが配設されている。
画像形成部27a、27b、27cは、複数色(例えば、3色)の現像剤としてのトナーの画像を形成するものであり、搬送路21の上流側から順に、画像形成部27a、画像形成部27b、および画像形成部27cが並べて配置されている。この画像形成部27a、27b、27cには、それぞれのトナーを収容するトナー収容部28a、28b、28cが取り付けられている。
また、画像形成部27a、27b、27cの下側には、搬送路21に沿って前後方向に延びる環状の転写ベルト29と、転写ローラ31a、31b、31cとが設けられている。
転写ローラ31a、31b、31cは、転写ベルト29を挟んで画像形成部27a、27b、27cの感光体ドラム30a、30b、30cのそれぞれに対向する位置に配置されている。
搬送路21における、転写ベルト29の下流側に、定着器32が設けられ、さらに定着器32の下流側でロール紙排出口20の近傍に搬送ローラ対33が設けられている。
図1は実施例における画像形成ユニットの外観斜視図である。
図1において、画像形成ユニット100は、画像形成部27と、ステージ40と、トナーカートリッジ50とを有している。
画像形成部27(27a、27b、27c)は、電子写真方式を用いて現像剤像としてのトナー画像を形成するものである。この画像形成部27は、回転可能な像担持体としての感光体ドラム(図2に示す感光体ドラム30a、30b、30c)と、感光体ドラムの表面を一様に帯電させる帯電手段と、帯電された感光体ドラムの表面に光を選択的に照射して静電潜像を形成する露光手段と、感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを供給してトナー画像を形成する現像手段とを有するものである。
本実施例の画像形成部27は、例えばイエロー色のトナー画像を形成する画像形成部27a、マゼンタ色のトナー画像を形成する画像形成部27b、およびシアン色のトナー画像を形成する画像形成部27cが順に媒体搬送方向に沿って並べて配置されている。
装着部としてのステージ40は、媒体搬送方向と直交する方向における画像形成部27の一端部側(図2に示す画像形成装置1の右側)に設けられたものである。このステージ40は、トナーカートリッジ50を着脱可能にしている。
現像剤収容器としてのトナーカートリッジ50は、内部に各色のトナーを収容するものであり、ステージ40の着脱可能に構成されたものである。トナーを画像形成部27a、27b、27c内のトナーが不足した場合、ステージ40に装着されていたトナーカートリッジ50を取り外し、各色のトナーが収容されたトナーカートリッジ50をステージ40に対して図中矢印Aが示す方向に挿入して装着することにより、各色のトナーを画像形成部27a、27b、27cにそれぞれ供給することができるようになっている。
図3および図4は、実施例におけるトナーカートリッジの外観斜視図である。
図3および図4において、トナーカートリッジ50は、図1に示すステージ40に対して図中矢印Aが示す装着方向における左側面に略円柱状の突起部としてのポスト51Lおよび52L、右側面に略円柱状の突起部としてのポスト51Rおよび52Rが形成されている。ポスト51Lおよびポスト51Rは、図中矢印Aが示す装着方向におけるトナーカートリッジ50の前方に形成され、またポスト52Lおよびポスト52Rは、図中矢印Aが示す装着方向におけるトナーカートリッジ50の後方に形成されている。
また、装着方向におけるトナーカートリッジ50の後端部に、操作者がトナーカートリッジ50を操作するための把持部50aが形成されている。操作者は、把持部50aを把持してトナーカートリッジ50をステージ40(図1参照)に対して図中矢印Aが示す装着方向に移動させて装着し、またトナーカートリッジ50をステージ40(図1参照)に対して図中矢印Aが示す装着方向と反対方向に移動させて取り外す操作を行うことができるようになっている。
図5は実施例におけるトナーカートリッジの断面図であり、図4におけるBB矢視断面図である。
図5において、トナーカートリッジ50は、トナー収容部53a、53b、53cと、隔壁54a、54bと、開口部55a、55b、55cと、シャッタ56と、スプリング57と、撹拌部材58と、ストッパ59とを有している。
現像剤収容室としてのトナー収容部53a、53b、53cは、各色のトナーを収容する収容室であり、図中矢印Aが示す装着方向(ステージに対するトナーカートリッジ50の装着方向)に並べて配列された複数(本実施例では、3つ)の現像剤収容室である。本実施例では、トナー収容部53a、53b、53cは、装着方向における前方(下流側)からトナー収容部53a、トナー収容部53b、トナー収容部53cの順で配置されている。
トナー収容部53aは、例えばイエロー色のトナー、トナー収容部53bは、例えばマゼンタ色のトナー、トナー収容部53cは、例えばシアン色のトナーを収容し、それぞれのトナー収容部53a、53b、53cは、図1に示す画像形成ユニット27a、27b、27cに対応するように配置されている。
なお、本実施例では、3個のトナー収容部を有するものとして説明するが、画像形成ユニットの数に対応するものであれば、2個または4個以上であっても良い。
隔壁54a、54bは、トナー収容部を仕切る壁である。隔壁54aはトナー収容部53aと、トナー収容部53bと間に配置され、隔壁54bはトナー収容部53bと、トナー収容部53cとの間に配置されている。
第1の開口部としての開口部55a、55b、55cは、それぞれトナー収容部53a、53b、53cの下部に形成された孔であり、トナー収容部53a、53b、53cに収容されたトナーを通過させるものである。開口部55a、55b、55cは、図中矢印Aが示す装着方向において所定の長さおよび所定の間隔を保持して形成されている。したがって、開口部55a、55b、55cのそれぞれの装着方向の長さは同じ長さになっている。
開閉部材としてのシャッタ56は、トナーカートリッジ50の下部に、図中矢印Aが示す装着方向(およびその反対方向)に摺動可能に設けられ、開口部55a、55b、55cを閉塞または開放する板状の部材であり、トナーカートリッジ50の底面を形成するものである。
シャッタ56には、開口部56a、56b、56cが、図中矢印Aが示す装着方向において開口部55a、55b、55cと同じ所定の長さおよび間隔を保持して形成されている。したがって、シャッタ56の開口部56a、56b、56cが、トナー収容部の開口部55a、55b、55cと対応する位置に配置されると開口部55a、55b、55cを開放し、トナー収容部の開口部55a、55b、55cと対応しない位置に配置されると開口部55a、55b、55cを閉塞するようになっている。
また、シャッタ56には、スプリング57と当接する当接部562と、図1に示すステージ40に形成された突起部と係合する被係合部563とが形成されている。
付勢部材としてのスプリング57は、シャッタ56を図中矢印Aが示す装着方向に付勢する付勢手段である。スプリング57により付勢されたシャッタ56は、トナーカートリッジ50の下部の当接部501に当接して停止し、トナー収容部の開口部55a、55b、55cを閉塞する。なお、図5は、シャッタ56がトナーカートリッジ50のスプリング57によって付勢され、トナー収容部の開口部55a、55b、55cを閉塞している状態を示している。
撹拌部材58は、図中矢印Aが示す装着方向に延びる回転可能な部材であり、トナー収容部53a、53b、53cを貫通するように配設されている。装着方向における撹拌部材58の先端部には、ギア581が形成され、図2に示す画像形成装置1の駆動源からの回転駆動がギア581に伝達されて撹拌部材58が回転する。この撹拌部材58が回転することによりトナー収容部53a、53b、53cに収容されたトナーを撹拌し、トナーの凝固等を抑制する。
また、隔壁54aと撹拌部材58との間には、シール部材541aが設けられ、隔壁54bと撹拌部材58との間には、シール部材541bが設けられている。このように、シール部材541aおよびシール部材541bを設けることにより、各トナー収容部53a、53b、53cからのトナーの漏れを防止し、トナー収容部53a、53b、53c内のトナーの混在を防止するようにしている。
係止部材としてのストッパ59は、先端に形成された凸部がシャッタ56に形成された孔564に係合することによりシャッタ56の摺動を規制するものであり、先端の凸部が上下動可能に、例えば片持ち梁状に支持されたものである。本実施例では、ストッパ59は、シャッタ56が開口部55a、55b、55cを閉塞(または開放)した状態を保持するようにシャッタ56の摺動を規制する。なお、トナーカートリッジ50は、ストッパ59を有しない構成であっても良い。
図6は実施例におけるトナーカートリッジの斜視図であり、トナーカートリッジを底面から見た斜視図である。
図6は、トナーカートリッジ50のシャッタ56がトナー収容部の開口部55a、55b、55cを開放している状態を示している。
図6に示すように、シャッタ56の開口部56a、56b、56cが、トナー収容部(図5に示すトナー収容部53a、53b、53c)の開口部55a、55b、55cと対応する位置に配置されると開口部55a、55b、55cを開放する。したがって、図5に示すトナー収容部53a、53b、53cに収容されたトナーは、それぞれ開口部56a、56b、56cおよび開口部55a、55b、55cを通過して落下し、図1に示す画像形成部27a、27b、27cに供給される。
図7は実施例におけるステージの斜視図である。
図7において、ステージ40は、側壁41L、41Rおよび底板41Bと、レール42L、42Rと、リミッタ43L、43Rとを有している。
側壁41L、41Rは、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向におけるステージ40の左右の両側部に形成された壁である。また、底板41Bは、ステージ40の底部を形成するものである。
案内部としてのレール42L、42Rは、側壁41L、41Rの内側に、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向に延びるように形成されたガイド(溝)である。このレール42L、42Rは、図3および図4に示すトナーカートリッジ50の両側部に形成された突起部としてのポスト51L、51Rまたは(および)ポスト52L、52Rが嵌合することにより、トナーカートリッジ50を摺動可能に案内する。
リミッタ43L、43Rは、側壁41L、41Rの内側であって、底板41Bの左右両側部に、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向に延びるように形成され、所定の高さを保持した凸状部材である。このリミッタ43L、43Rは、図3および図4に示すトナーカートリッジ50のポスト51L、51Rが、レール42L、42Rに嵌合した場合に、トナーカートリッジ50の底面の両側部と接触することにより、トナーカートリッジ50の底面と底板41Bとを離間させ、トナーカートリッジ50の底面に付着したトナーが底板41Bに付着すること、また底板41Bに付着したトナーがトナーカートリッジ50の底面に付着することを防止する。
図8は実施例におけるステージおよびレールの説明図であり、図7に示すレール42Rの側面を示している。なお、レール42Lもレール42Rと同様の構成である。
図8において、ステージ40は、開口部45a、45b、45cを有している。
第2の開口部としての開口部45a、45b、45cは、底板41Bの形成された孔であり、図5に示すトナーカートリッジ50の開口部55a、55b、55cと対応するように複数形成されたものである。開口部45a、45b、45cは、図中矢印Aが示す装着方向において図5に示すトナーカートリッジ50の開口部55a、55b、55cと同じ長さおよび同じ間隔を保持して形成されている。
また、開口部45a、45b、45cは、図1に示す画像形成部27a、27b、27cとそれぞれ対応して連通し、トナーカートリッジ50の開口部55a、55b、55cを通過したトナーをさらに通過させ、画像形成部27a、27b、27cへトナーを供給することができるようになっている。
レール42Rは、第1の直線部421Rと、第1の屈曲部422Rと、傾斜部423Rと、第2の屈曲部424Rと、第2の直線部425Rとを有している。
第1の直線部421Rは、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向におけるレール42Rの最上流である挿入口420Rから第1の屈曲部422Rまで延びる直線部である。この第1の直線部421Rは、底板41B(底面)と略平行するように形成されている。
第1の屈曲部422Rは、トナーカートリッジ装着方向における第1の直線部421Rの下流端部に形成されたものである。
連結部としての傾斜部423Rは、トナーカートリッジ装着方向における第1の屈曲部422Rの下流側に形成され、トナーカートリッジ装着方向の下流に向かって底板41Bに近づく方向に所定の角度で傾斜するように形成されたものである。
第2の屈曲部424Rは、トナーカートリッジ装着方向における傾斜部423Rの下流端部に形成されたものである。
第2の直線部425Rは、トナーカートリッジ装着方向における第2の屈曲部424Rの下流側に形成され、第2の屈曲部424Rからトナーカートリッジ装着方向におけるレール42Rの最下流である終端426Rまで延びる直線部である。この第2の直線部425Rは、底板41B(底面)と略平行するように形成されている。
このように、レール42R(L)は、トナーカートリッジ装着方向における上流側に形成された第1の直線部421R(L)と、トナーカートリッジ装着方向における第1の直線部421R(L)の下流側に配置された第2の直線部425R(L)と、トナーカートリッジ装着方向における第1の直線部421R(L)の下流端と第2の直線部425R(L)の上流端とを繋ぐ傾斜部423R(L)とを有している。
レール42Rの高さ(幅)は、Daであり、図4に示すトナーカートリッジ50の略円柱状のポスト51R、52Rの直径と略同じ、またはやや大きく形成されている。
また、第1の直線部421Rの下面と、第2の直線部425Rの下面との高さの差は、Dbである。
本実施例では、高さの差Dbを高さDaの2分の1、例えば高さDaを4mm、高さの差Dbを2mmとしている。
したがって、第1の直線部421Rと底板41B(底面)との距離Dcは、第2の直線部425Rと底板41B(底面)の距離Ddより大きくなっている。
図9は実施例におけるレールとポストの位置関係を示す説明図である。図9(a)はステージ40の断面図であり、レール42Rを示している。また、図9(b)はトナーカートリッジ50の断面図であり、図4におけるBB矢視断面図である。
図9(a)に示すように、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向において、ステージ40のレール42Rの第1の屈曲部422R(第1の直線部421Rの下流側の端部)と、最下流から2番目の開口部45bの下流側の端部との距離をDsとする。
また、図9(b)に示すように、トナーカートリッジ装着方向において、トナーカートリッジ50のポスト51Rの中心と開口部55aの上流側の端部との距離をDtとする。なお、ポスト51Rは、トナーカートリッジ装着方向における最下流の開口部55aより下流側に設けられている。
本実施例では、少なくとも、距離Ds>距離Dtの関係が成立するように、レール42Rおよび開口部45bと、ポスト51Rおよび開口部55aとを形成するようにしている。
これは、トナーカートリッジ50のポスト51Rをレール42Rに嵌合させてトナーカートリッジ50を装着方向にスライドさせ、ポスト51Rが第1の屈曲部422Rに到達した際、トナーカートリッジ50の開口部55aをステージ40の開口部45bよりも装着方向における下流側に配置させるためである。
これにより、トナーカートリッジ50の開口部55aの周辺にトナーが付着していたとしても、そのトナーをステージ40の開口部45bに付着させることを防止することができ、色の異なるトナーの混在を防止することができる。
さらに、図9(a)に示すように、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向において、第2の直線部425Rの長さ、本実施例ではステージ40のレール42Rの終端426Rにトナーカートリッジ50のポスト51Rが当接したときのポスト51Rの中心と第2の屈曲部424Rとの距離をLsとする。
また、図9(b)に示すように、トナーカートリッジ装着方向において、トナーカートリッジ50の開口部55aの長さ、即ち開口部55aの上流側の端部と下流側の端部との距離をLtとする。
本実施例では、少なくとも、距離Ls>距離Ltの関係が成立するように、レール42Rと、開口部55aとを形成するようにしている。
これは、トナーカートリッジ50のポスト51Rをレール42Rに嵌合させてトナーカートリッジ50を装着方向にスライドさせ、ポスト51Rが第2の屈曲部424Rに到達した際、シャッタ56の開口部56aをトナーカートリッジ50の開口部55aと対応させるためである。
なお、距離Lsを第2の直線部425Rの長さとしたのは、ポスト51Rの形状を半径の小さいピン形状とすることもできるからである。
また、本実施例では、図9(a)に示すように、ステージ40の底板41Bに係合部としての突起部46、47が形成されている。図9(b)に示すトナーカートリッジ50のポスト51Rが第2の屈曲部424Rに到達したとき、トナーカートリッジ50のストッパ59の先端の凸部とステージ40の突起部47とが当接し、ストッパ59とシャッタ56の孔564の係合を解除し、シャッタ56のトナーカートリッジ50に対する摺動を可能にする。さらに、図9(b)に示すトナーカートリッジ50のポスト51Rが第2の屈曲部424Rに到達したとき、トナーカートリッジ50のシャッタ56の被係合部563と突起部46とが当接して係合する。
また、本実施例では、図9(a)に示すように、開口部45a、45b、45cの周辺のトナーカートリッジ50との接触面にトナーの漏れを防止するシール部材451a、451b、451cが設けられている。
なお、ステージ40のレール42Lもレール42Rと同様の構成である。
このように、レール42R(L)は、トナーカートリッジ50を図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向に案内するとともに、トナーカートリッジ50のシャッタ56が設けられた第1の面(底面)502と開口部45a、45b、45cが形成されたステージ40の底板41Bの第2の面402とを近接および離間させる。
図10は実施例におけるトナーカートリッジの側面図であり、トナーカートリッジのポストの説明図である。
図10において、トナーカートリッジ50のポスト51Lの下端と、ポスト52Lの下端との高さの差はHであり、本実施例では、図8に示すステージ40の第1の直線部421Rの下面と、第2の直線部425Rの下面との高さの差Dbと同じ2mmとしている。
これは、トナーカートリッジ50を図8に示すステージ40に装着した際に、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向において、トナーカートリッジ50の底面がステージ40の底板41Bに密着するようにするためである。したがって、トナーカートリッジ50の開口部とステージ40の開口部とを密着させることができる。
図11は実施例におけるステージのリミッタの説明図である。なお、図11は、図7に示すステージ40のレール42L、42Rに、図3および図4に示すトナーカートリッジ50のポスト51L、51Rを嵌合させ、トナーカートリッジ50をステージ40に対して装着途中の状態を示した説明図である。
図11に示すように、トナーカートリッジ50がステージ40に完全に装着されていない状態では、トナーカートリッジ50はポスト51Rを中心として図中矢印Cが示す方向に回転する。
このとき、トナーカートリッジ50の底面はリミッタ43L(R)と当接し、トナーカートリッジ50の回転を規制する。したがって、トナーカートリッジ50のシャッタ56と、ステージ40のシール部材451a、451b、451cとの間に、隙間が形成されるようになっている。
図12は実施例におけるトナーカートリッジのシャッタの斜視図である。
図12において、シャッタ56は、図6に示すトナーカートリッジ50の開口部55a、55b、55cに対応するように、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向における下流側から順に開口部56a、56b、56cが等間隔で形成されている。したがって、シャッタ56は、トナーカートリッジ50に対して摺動することにより、トナーカートリッジ50の開口部55a、55b、55cを同時に開閉することができるようになっている。
また、トナーカートリッジ装着方向における後端部に、ステージの突起部と係合する被係合部563が形成されている。この被係合部563は、シャッタ56の底面から下方に突出するように形成されている。
図13は実施例におけるシャッタとステージの係合の説明図であり、シャッタ56の被係合部563と、ステージ40の突起部46とが係合した状態を示している。なお、図13(a)はステージ40とシャッタ56の斜視図、図13(b)はステージ40とシャッタ56の断面図、図13(c)は図13(b)における係合部分DT1の拡大図である。
図13において、シャッタ56の被係合部563がステージ40の突起部46と係合することにより、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向へのシャッタ56の移動を規制する。
このとき、ステージ40の開口部45a、45b、45cと、シャッタ56の開口部56a、56b、56cとが対応した位置にシャッタ56が配置される。
図18および図19は、実施例におけるトナーカートリッジおよび蓋体の分解斜視図である。
図18および図19において、トナーカートリッジ50は、フレーム50bと、トナー収容部53a、53b、53cの開口531a、531b、531cを閉塞する矩形状の蓋体70a、70b、70cとを有している。
トナーカートリッジ50の本体としてのフレーム50bは、それぞれのトナー収容部53a、53b、53cの壁面を構成し、トナー収容部53a、53b、53c毎に開口531a、531b、531cが形成されたものである。
蓋体70aは、トナー収容部53aの開口531aを封止するものであり、トナーカートリッジ50のフレーム50bに設けられた略ロ字形状の開口531aの被溶着部59aと接合されることにより、トナー収容部53aの開口531aを閉塞する。
蓋体70bは、トナー収容部53bの開口531bを封止するものであり、トナーカートリッジ50のフレーム50bに設けられた略ロ字形状の開口531bの被溶着部59bと接合されることにより、トナー収容部53bの開口531bを閉塞する。
蓋体70cは、トナー収容部53cの開口531cを封止するものであり、トナーカートリッジ50のフレーム50bに設けられた略ロ字形状の開口531cの被溶着部59cと接合されることにより、トナー収容部53cの開口531cを閉塞する。
蓋体70aおよび蓋体70cは、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向における右側(R側)に配設され、蓋体70bは、トナーカートリッジ装着方向における左側(L側)に配設されている。
したがって、トナー収容部53aの開口531aおよびトナー収容部53cの開口531cは図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向における右側(R側)に形成され、トナー収容部53bの開口531bはトナーカートリッジ装着方向における左側(L側)に形成されている。
なお、蓋体70aには、ポスト51Lに対応する位置にポスト51Rが形成され、また蓋体70cには、ポスト52Lに対応する位置にポスト52Rが形成されている。
また、蓋体70aは、略ロ字形状の溶着部としての溶着リブ74aが形成され、その溶着リブ74aと、トナーカートリッジ50のフレーム50bに設けられた被係合部(溝)としての被溶着部59aとが係合し溶着することによりトナー収容部53aの開口531aを閉塞し、トナー収容部53aからトナーが漏れることを防止する。
蓋体70bは、略ロ字形状の溶着部としての溶着リブ74bが形成され、その溶着リブ74bと、トナーカートリッジ50のフレーム50bに設けられた被係合部としての被溶着部59bとが係合し溶着することによりトナー収容部53bの開口531bを閉塞し、トナー収容部53bからトナーが漏れることを防止する。
蓋体70cは、略ロ字形状の溶着部としての溶着リブ74cが形成され、その溶着リブ74cと、トナーカートリッジ50のフレーム50bに設けられた被係合部としての被溶着部59cとが係合し溶着することによりトナー収容部53cの開口531cを閉塞し、トナー収容部53cからトナーが漏れることを防止する。
本実施例では、それぞれのトナー収容部53a、53b、53cの開口531a、531b、531cの形状は異なっており、蓋体70a、70b、70cの形状も開口531a、531b、531cの形状に対応するように形成されている。
このように、本実施例では、トナー収容部53a、53b、53c毎に、それぞれのトナー収容部53a、53b、53cの開口531a、531b、531cを閉塞する蓋体70a、70b、70cを設けるようにしている。即ち、蓋体70a、70b、70cは、開口531a、531b、531cに対応して個別に設けられている。
また、トナー収容部53aおよびトナー収容部53cの開口531a、531cと、その開口531a、531cを閉塞する蓋体70aおよび蓋体70cとを、トナーカートリッジ装着方向における一方の面に設け、トナー収容部53aおよびトナー収容部53cに隣接するトナー収容部53bの開口531bと、その開口531bを閉塞する蓋体70bとを、トナーカートリッジ装着方向における他方の面に設けている。
即ち、本実施例のトナーカートリッジ50は、隣接して配置された少なくとも第1の現像剤収容室(例えば、トナー収容部53a)と第2の現像剤収容室(例えば、トナー収容部53b)とを有し、第1の現像剤収容室の開口(例えば、開口531a)が形成されたフレーム50bの面と、第2の現像剤収容室の開口(例えば、開口531b)が形成されたフレーム50bの面とが異なる面(例えば、反対面)となっている。
また、本実施例では、第2の現像剤収容室の開口(例えば、開口531b)が形成されたフレーム50bの面を、第1の現像剤収容室の開口(例えば、開口531a)が形成されたフレーム50bの面の反対面(側面)としているが、それに限られることなく、トナーカートリッジ50の上面または下面となるようにしても良い。
なお、第1の現像剤収容室をトナー収容部53bとし、第2の現像剤収容室をトナー収容部53cとした場合も、同様である。
次に、蓋体を説明する。
図20は実施例における蓋体の説明図である。なお、図18および図19に示す蓋体70a、70b、70cは、略同様の構成なので、図20では蓋体70bの構成を説明する。
また、図20(a)は図18に示す蓋体70bを矢印Rが示す方向から見た図であり、図20(b)は図20(a)における溶着リブ74bのCC矢視断面図である。
図19に示す蓋体70bのトナー収容部53b側の面に、図20(a)に示すように、略ロ字状の溶着リブ74bが形成されている。
図20(b)に示すように、溶着リブ74bの断面は、例えば略二等辺三角形状の突出部となるように形成されている。
また、図21は実施例におけるトナーカートリッジの側面図であり、図19に示すトナーカートリッジ50を矢印L側から見た側面図である。
図20に示す蓋体70bの溶着リブ74bを、図21に示すトナーカートリッジ50の被溶着部59bに嵌合させ、溶着リブ74bと被溶着部59bとを溶着させ、トナー収容部53bを密閉させる。
このように、本実施例では、溶着リブ74bが図21に示すトナーカートリッジ50の被溶着部59bに溶着されて蓋体70bが、図19に示す開口531bを封止する。
ここで、溶着とは、例えば超音波溶着法を用いるものとする。ただし、蓋体70bのトナーカートリッジ50への取り付けは、超音波溶着に限られるものでなく、接着剤による接着、シリコーンゴムを使用した接着、両面テープをした接着等の方法を用いて接着するようにしても良い。
なお、図18および図19に示す蓋体70aおよび蓋体70cも同様に、トナーカートリッジ50の被溶着部59aおよび被溶着部59cに嵌合させ、溶着リブ74aおよび溶着リブ74aと被溶着部59aおよび被溶着部59cとを溶着させ、トナー収容部53aおよびトナー収容部53cを密閉させる。
上述した構成の作用について説明する。
まず、画像形成装置の動作を図2に基づいて簡単に説明する。
ユーザによってロール紙の先端部がロール紙収納部3の前方に引き出された状態でロール紙がロール紙収納部3にセットされる。その後、カバー6が閉じられると、ロール紙は、収納部側搬送ローラ9と、カバー側搬送ローラ11との間に挟持される。
画像形成装置1は、収納部側搬送ローラ9と、カバー側搬送ローラ11との間でロール紙を挟持した状態で収納部側搬送ローラ9を回転させるとともに、各搬送ローラ対22、23、24、25、33の一方の搬送ローラを回転させ、ロール紙を搬送路21に沿って転写ベルト29へ搬送する。
転写ベルト29へ搬送されたロール紙は、転写ベルト29によって搬送され、画像形成部27a、27b、27cの感光体ドラム30a、30b、30cと、転写ローラ31a、31b、31cとの間を順に通過する。このとき、感光体ドラム30a、30b、30cの表面に形成されたトナー画像がロール紙の印刷面に転写される。
トナー画像が転写されたロール紙は、定着器32へ搬送され、定着器によってトナー画像が定着された後、搬送ローラ対33によってロール紙排出口20から排出される。
なお、ロール紙は、筐体側カッタ26によって所定の長さで切断されるようになっている。したがって、ロール紙排出口20からは、所定の長さに切断された状態の印刷済みのロール紙が排出されるようになっている。
次に、トナーカートリッジをステージに装着する動作を図14から図17を用いて説明する。なお、図14から図17の(a)はステージ40およびトナーカートリッジ50の左側面図、(b)は(a)に対応するステージ40およびトナーカートリッジ50の断面図である。また、図15から図17の(c)は図15から図17の(b)における要部拡大図である。
図14はトナーカートリッジ50のポスト51をステージ40のレール42Rに嵌合させる前の状態を示している。
このとき、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向におけるトナーカートリッジ50の底面の先端部は、リミッタ43と当接するため、トナーカートリッジ50の底面とステージ40の底板41Bとは離間し、所定の隙間が形成されている。
この状態からトナーカートリッジ50のポスト51をステージ40のレール42Rに嵌合させ、トナーカートリッジ50を図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向にスライドさせる。
図15は、図3および図4に示すトナーカートリッジ50のポスト51L、Rが、図8に示すステージ40のレール42R(L)の第1の屈曲部422R(L)に到達する直前の状態を示している。
このとき、図15(b)および(c)に示すように、トナーカートリッジ50の底面とステージ40の底板41Bとは離間し、所定の隙間が形成される。
これは、図8に示すように、ステージ40のレール42R(L)の第1の直線部421R(L)は第2の直線部425L(R)よりも距離Dbだけ高く形成されているためであり、トナーカートリッジ50の底面とステージ40の底板41Bとは離間し、所定の隙間が形成される。
また、図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向における上流側のトナーカートリッジ50の底面は、リミッタ43R(L)と当接しているため、トナーカートリッジ50の底面とステージ40の底板41Bとは離間し、所定の隙間が形成されているままである。
したがって、図15(c)に示すように、トナーカートリッジ50のシャッタ56と、ステージ40のシール部材451bとは、上下方向において所定の隙間が形成されている。
なお、トナーカートリッジ50のシャッタ56と、ステージ40のシール部材451c(図11参照)との間にも、上下方向において所定の隙間が形成される。
このように、トナーカートリッジ50の開口部55aがステージ40の開口部45bを通過するまで、トナーカートリッジ50のシャッタ56とステージ40の開口部45bのシール部材451bとは離間した状態となる。すなわち、トナーカートリッジ50の底面は、ステージ40の開口部45a、45b、45cに接触することはない。
したがって、トナーカートリッジ50の底面およびステージ40の開口部45a、45b、45cを異なる色のトナーで汚すことを抑制することができる。
なお、図14および図15に示す状態では、図5に示すように、トナーカートリッジ50のシャッタ56はスプリング57で付勢されて開口部55a、55b、55cを閉塞している。
さらに、トナーカートリッジ50を図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向にスライドさせる。
図16は、図3および図4に示すトナーカートリッジ50のポスト51L、Rが、図8に示すステージ40のレール42R(L)の第2の屈曲部424R(L)、即ちトナーカートリッジ装着方向における第2の直線部425L(R)の上流端に到達したときの状態を示している。
このとき、図16(b)および(c)に示すように、トナーカートリッジ50の底面(図9に示す第1の面502)とステージ40の底板41B(図9に示す第2の面402)とが近接し、ステージ40の突起部46が、トナーカートリッジ50のシャッタ56の被係合部563と係合する。
これは、図8に示すように、ステージ40のレール42R(L)の第2の直線部425L(R)は第1の直線部421R(L)よりも距離Dbだけ低く形成されているためであり、トナーカートリッジ50の底面とステージ40の底板41Bとは近接し、トナーカートリッジ50のシャッタ56の被係合部563が、ステージ40の突起部46と係合する。
したがって、シャッタ56はトナーカートリッジ装着方向への移動が規制される。なお、このとき、図16(c)に示すように、シャッタ56の開口部56cと、ステージ40の開口部45cとが対応する位置に配置され、同様に図6に示すようにシャッタ56の開口部56a、56bと、ステージ40の開口部45a、45bとが対応する位置に配置される。
また、図10に示すように、トナーカートリッジ50のポスト51L(R)とポスト52L(R)との高さの差Hは、図8に示すステージ40のレール42R(L)の第2の直線部425L(R)と第1の直線部421R(L)との高さの差である距離Dbと同じにしているのでトナーカートリッジ50は装着方向に移動したときにステージ40に対して平行な状態、即ち水平状態を保つことができるので3つの開口部はそれぞれ密着することができる。
さらに、トナーカートリッジ50を図中矢印Aが示すトナーカートリッジ装着方向にスライドさせる。
図17は、図3および図4に示すトナーカートリッジ50のポスト51L、Rが、図8に示すステージ40のレール42R(L)の終端426R(L)に到達したときの状態を示している。
このとき、図17(b)および(c)に示すように、トナーカートリッジ50の底面とステージ40の底板41Bとが近接した状態が維持され、トナーカートリッジ50の開口部55cと、シャッタ56の開口部56cと、ステージ40の開口部45cとが対応する位置に配置され、同様に図6に示すシャッタ56の開口部56a、56bと、ステージ40の開口部45a、45bと、図7に示すステージ40の開口部45a、45bとが対応する位置に配置される。
これは、図3および図4に示すトナーカートリッジ50のポスト51L、Rが、図8に示すステージ40のレール42R(L)の終端426R(L)に到達すると、既にトナーカートリッジ装着方向への移動が規制されたシャッタ56のそれぞれの開口部にトナーカートリッジ50のそれぞれの開口部が対応する位置でトナーカートリッジ50の移動が規制されるためである。
したがって、トナーカートリッジ50の収容されたトナーは、トナーカートリッジ50のそれぞれの開口部(図6に示す開口部55a、55b、55c)、シャッタ56のそれぞれの開口部(図6に示す開口部56a、56b、56c)、ステージ40のそれぞれの開口部(図7に示す開口部45a、45b、45c)を通過して落下し、図1に示す画像形成部27a、27b、27cに供給される。
なお、図3および図4に示すトナーカートリッジ50のポスト51L、Rが、図8に示すステージ40のレール42R(L)の終端426R(L)に到達すると、ギア581が図2に示す画像形成装置1の駆動源に繋がるギアと噛合し、撹拌部材58が回転可能になる。
次に、トナーカートリッジの組み立て方法を説明する。
図22は実施例における蓋体装着前のトナーカートリッジの断面図、図23は実施例における2つの蓋体装着後のトナーカートリッジの断面図、図24は実施例における全蓋体装着後のトナーカートリッジの断面図であり、図21におけるDD矢視断面図である。
なお、図23(b)は、図23(a)におけるフレーム50bの被溶着部59aおよび蓋体70aの溶着リブ74aの接合部の拡大図である。
図22において、蓋体70aをトナー収容室53aに向かって図中矢印Rが示す方向に移動させ、蓋体70aの溶着リブ74aと、トナー収容室53aの被溶着部59aとを嵌合させる。溶着リブ74aと被溶着部59aとが嵌合した状態で溶着させることにより、溶着リブ74aが溶け、図23(a)に示すように、蓋体70aがフレーム50bに固定される。
このとき、図23(b)に示すように、蓋体70aの溶着リブ74aが溶け、トナー収容室53aの被溶着部59aと結合することにより、蓋体70aがフレーム50bに対して固定される。
同様に、蓋体70cをトナー収容室53cに向かって図中矢印Rが示す方向に移動させ、蓋体70cの溶着リブ74cと、トナー収容室53cの被溶着部59cとを嵌合させる。溶着リブ74cと被溶着部59cとが嵌合した状態で溶着させることにより、溶着リブ74cが溶け、図23(a)に示すように、蓋体70cがフレーム50bに固定される。
図23(a)に示すように、蓋体70aがフレーム50bに固定されると、蓋体70cがフレーム50bに固定された状態でトナー収容室53aおよびトナー収容室53cに、対応するトナー(例えば、トナー収容室53aにイエローのトナー、トナー収容室53cにシアンのトナー)を充填する。
この場合、各色のトナーは、図6に示す開口部55a、55cから充填するものとする。なお、トナーの充填は、蓋体70aおよび蓋体70cを溶着する前に、トナー収容室53aおよびトナー収容室53cに、対応するトナーを充填し、その後、蓋体70aおよび蓋体70cを溶着するようにしても良い。
トナー収容室53aおよびトナー収容室53cにトナーを充填した後、トナーカートリッジ50を振り、製造途中のトナーカートリッジ50のトナー収容室53aおよびトナー収容室53cからトナーが漏れないか否かを目視で確認する。
このとき、トナー収容室53aおよびトナー収容室53cに隣接するトナー収容室53b内に、トナー収容室53aおよびトナー収容室53cからのトナー漏れがなく、かつ溶着リブ74aと被溶着部59aとの間からのトナー漏れ、並びに溶着リブ74cと被溶着部59cとの間からのトナー漏れがないことを確認できれば、トナーカートリッジ50の製造に不良がないことを確認することができる。
一方、トナー収容室53b内に、トナー収容室53aに充填されたトナー(例えば、イエローのトナー)が図23中の矢印t1が示す方向から漏れてきたことが確認できた場合、シール部材541aに何らかの不良が発生していることが分かる。
また、トナー収容室53b内に、トナー収容室53cに充填されたトナー(例えば、シアンのトナー)が図23中の矢印t2が示す方向から漏れてきたことが確認できた場合、シール部材541bに何らかの不良が発生していることが分かる。
さらに、溶着リブ74aと被溶着部59aとの間からのトナー漏れ、並びに溶着リブ74cと被溶着部59cとの間からのトナー漏れが確認できた場合、溶着が確実に行われておらず、溶着設備や部品等に何らかの不良が発生していることが分かる。
製造途中のトナーカートリッジ50のトナー収容室53aおよびトナー収容室53cからのトナー漏れがないことの確認ができた後、図23(a)に示すように、蓋体70bをトナー収容室53bに向かって図中矢印Lが示す方向に移動させ、蓋体70bの溶着リブ74bと、トナー収容室53bの被溶着部59bとを嵌合させる。溶着リブ74bと被溶着部59bとが嵌合した状態で溶着させることにより、溶着リブ74bが溶け、図24に示すように、蓋体70bがフレーム50bに固定される。
図24に示すように、蓋体70bがフレーム50bに固定された状態でトナー収容室53bに、対応するトナー(例えば、マゼンタのトナー)を充填する。
この場合、トナーは、図6に示す開口部55bから充填するものとする。なお、トナーの充填は、蓋体70bを溶着する前に、トナー収容室53bに、対応するトナーを充填し、その後、蓋体70bを溶着するようにしても良い。
トナー収容室53bにトナーを充填した後、再びトナーカートリッジ50を振り、製造途中のトナーカートリッジ50のトナー収容室53bからトナーが漏れないか否かを目視で確認する。
このとき、溶着リブ74bと被溶着部59bとの間からのトナー漏れがないことを確認できれば、トナーカートリッジ50の製造に不良がないことを確認することができる。
一方、溶着リブ74bと被溶着部59bとの間からのトナー漏れが確認できた場合、溶着が確実に行われておらず、溶着設備や部品等に何らかの不良が発生していることが分かる。
なお、シール部材541aおよびシール部材541bに異常がないことが、図23(a)に示すように、蓋体70aおよび蓋体70cをフレーム50bに固定した段階で確認できていることから、トナー収容室53aとトナー収容室53bとの間、およびトナー収容室53cとトナー収容室53bとの間でトナーが漏れ、混色する虞はない。
このように、シール部材541aおよびシール部材541bのトナーの封止性の確認、溶着リブ74aと被溶着部59aとの間のトナーの封止性の確認、溶着リブ74bと被溶着部59bとの間のトナーの封止性の確認、溶着リブ74cと被溶着部59cとの間のトナーの封止性の確認を行うことにより、トナーカートリッジ50としてトナー漏れの不良が発生していないことを確認することができる。
ここで、比較例のトナーカートリッジを説明する。
図25は比較例におけるトナーカートリッジの説明図であり、図25(a)はR方向から見たトナーカートリッジ、図25(b)はL方向から見た蓋体である。また、図26は比較例における蓋体装着前のトナーカートリッジの断面図、図27は比較例における蓋体装着後のトナーカートリッジの断面図である。なお、図26および図27は、図22〜図24に対応する図である。
図25(a)に示すように、比較例のトナーカートリッジ80では、フレーム81に形成されたトナー収容室53a、53b、53cの開口はすべてR側に露出するように形成されている。また、ハッチングをかけて示した被溶着部82は、それぞれが略ロ字形状に形成され、トナー収容室53a、53b、53cの開口縁を形成するように並んで形成されている。
また、図25(b)に示すように、蓋体83は、一体に形成され、また被溶着部82に対応するように溶着リブ84が形成されている。
このように、比較例のトナーカートリッジ80は、フレーム81の被溶着部82に、蓋体83の溶着リブ84が嵌合され、溶着リブ84が溶着されて形成される。
なお、比較例のトナーカートリッジ80は、図26および図27に示すように、フレーム81および蓋体83を除き、本実施例のトナーカートリッジと同様の構成を有している。
図26に示すように、蓋体83をトナー収容室53a、53b、53cに向かって図中矢印Rが示す方向に移動させ、蓋体83の溶着リブ84と、トナー収容室53a、53b、53cの被溶着部82とを嵌合させる。溶着リブ84と被溶着部82とが嵌合した状態で溶着させることにより、溶着リブ84が溶け、蓋体83がフレーム81に固定される。
図27に示すように、蓋体83がフレーム81に固定された状態でトナー収容室53a、53b、53cに、対応するトナーを充填する。
比較例では、トナー収容室53a、53b、53cにトナーを充填した後、トナーカートリッジ80を振り、トナーカートリッジ80のトナー収容室53a、53b、53cからトナーが漏れていないことを確認した場合であっても、シール部材541a、541bの不良によるトナー漏れや、トナー収容室53aとトナー収容室53bとの間の溶着部E1での溶着不良、またトナー収容室53bとトナー収容室53cとの間の溶着部E2での溶着不良によるトナー漏れを確認することができない。
このように、比較例では、トナーカートリッジ80のトナー収容室53a、53b、53cにおいてトナー漏れがないことを完全に確認することができないため、トナー収容室53aとトナー収容室53bとトナー収容室53cの間でトナーが混色してしまう虞のある不良品を誤って出荷してしまう可能性がある。
また、トナー収容室53aとトナー収容室53cにトナーを先に充填し、トナー漏れを確認しようとしても、トナー収容室53bの開口に蓋体83が覆われ、トナー収容室53bが露出していないため、トナー収容室53aとトナー収容室53cからトナー収容室53b内にトナーが漏れてきているか否かの確認ができず、製造したトナーカートリッジ80が不良品か良品かの判別がつかない。
本実施例では、トナー収容室53a、53b、53cの開口の形状に対応させて蓋体を個別に設けるようにしたことにより、トナーカートリッジのトナー収容室におけるトナー漏れによる不良が発生していないことを確実に確認することができる。また、トナー収容室53a、53b、53cへの蓋体の誤装着を防止することができる。
また、本実施例では、図23に示すように、トナー収容室53aおよびトナー収容室53cの開口並びにその開口を閉塞させる蓋体70aおよび蓋体70cを一方の面(R側の面)に設け、トナー収容室53aおよびトナー収容室53cに隣接するトナー収容室53bの開口並びにその開口を閉塞させる蓋体70bを他方の面(L側の面)に設けたことにより、トナーカートリッジ50におけるトナー収容室53a、53b、53cの配列方向の長さを短くすることができ、トナーカートリッジ50の小型化を図ることができる。
これは、図22に示すトナー収容室53aの被溶着部59aと蓋体70aとの溶着部およびトナー収容室53cの被溶着部59cと蓋体70cとの溶着部と、図23(a)に示すトナー収容室53bの被溶着部59bと蓋体70bとの溶着部とを反対面に配置することができ、例えばトナー収容室53aとトナー収容室53bとの間において、図23(b)に示すように、溶着部の長さLo(図23(a)に示すトナー収容室53a、53b、53cの配列方向の長さ)だけ短くすることができるからである。同様に、トナー収容室53bとトナー収容室53cとの間においても短くすることができる。
また、図23(b)に示す溶着部の長さLo(図23(a)に示すトナー収容室53a、53b、53cの配列方向の長さ)を容易に確保することができる。さらに、図23(b)に示す被溶着部59a(被溶着部59bおよび被溶着部59cも同様)を容易に形成することができる。
さらに、本実施例では、トナー収容室53aおよびトナー収容室53cの開口並びにその開口を閉塞させる蓋体70aおよび蓋体70cをR側の面に設け、トナー収容室53aおよびトナー収容室53cに隣接するトナー収容室53bの開口並びにその開口を閉塞させる蓋体70bを反対面のL側の面に設けた例で説明したが、それに限られることなく、隣り合うトナー収容室の開口並びにその開口を閉塞させる蓋体が異なる面に設けられていれば良く、トナー収容室53bの開口並びにその開口を閉塞させる蓋体70bを反対面のL側の面でなく、例えば上面等に設けるようにしても良い。
このように、隣り合うトナー収容室の蓋体を異なる面に配置するようにすることにより、蓋体を溶着するときに必要になる溶着リブの幅を狭くすることができ、フレームの肉厚を薄くすることができ、同一のトナー充填量のまま、トナーカートリッジの小型化を図ることができる。
また、本実施例では、トナーカートリッジ50が3つのトナー収容室を有する例で説明したが、それに限られることなく、2つのトナー収容室(例えば、濃い黒色トナーを収容するトナー収容室と淡い黒色トナーを収容するトナー収容室)または4つ以上のトナー収容室(例えば、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色のそれぞれのトナーを収容する4つのトナー収容室やそれに特色(白色等)トナーを加えた5つのトナー収容室等)を有するものであっても良い。
以上説明したように、本実施例では、トナーカートリッジの各トナー収容室の開口に対応させて蓋体を個別に設けるようにしたことにより、各トナー収容室におけるトナーの漏れを容易に確認できるという効果が得られる。
また、製造途中においてトナーカートリッジのトナー漏れが確認でき、製造途中でトナーカートリッジの不良を発見することができるという効果が得られる。
したがって、異なる色のトナーが混じることによる発色不良のトナーカートリッジを誤ってユーザへ出荷してしまうことを防ぐことができるという効果が得られる。
隣り合うトナー収容室の蓋体を異なる面に配置するようにすることにより、トナーカートリッジの小型化を図ることができるという効果が得られる。
なお、本実施例では、画像形成装置をロール紙プリンタとして説明したが、それに限られることなく、プレカット紙を印刷するプリンタとしても良く、また複数の画像形成ユニットを有するものであれば複写機、ファクシミリ装置、複合機(MFP)等としても良い。
1 画像形成装置
3 ロール紙収納部
27、27a、27b、27c 画像形成部
30a、30b、30c 感光体ドラム
31a、31b、31c 転写ローラ
32 定着器
40 ステージ
41L、41R 側壁
41B 底板
42L、42R レール
43L、43R リミッタ
46、47 突起部
50 トナーカートリッジ
50b フレーム
51L、51R、52L、52R ポスト
53a、53b、53c トナー収容部
531a、531b、531c 開口
54a、54b 隔壁
541a、541b シール部材
56 シャッタ
57 スプリング
58 撹拌部材
59a、59b、59c 被溶着部
70a、70b、70c 蓋体
74a、74b、74c 溶着リブ

Claims (8)

  1. 現像剤を収容する複数の現像剤収容室が配列された現像剤収容器であって、
    それぞれの前記現像剤収容室を構成し、前記現像剤収容室毎に開口が形成された本体と、
    それぞれの前記開口を封止する蓋体と、
    を有し、
    前記蓋体は、前記開口に対応して個別に設けられていることを特徴とする現像剤収容器。
  2. 請求項1に記載の現像剤収容器において、
    隣接して配置された少なくとも第1の現像剤収容室と第2の現像剤収容室とを有し、
    前記第1の現像剤収容室の開口が形成された前記本体の面と、前記第2の現像剤収容室の開口が形成された前記本体の面とが異なっていることを特徴とする現像剤収容器。
  3. 請求項2に記載の現像剤収容器において、
    前記第1の現像剤収容室の開口が形成された前記本体の面は、前記第2の現像剤収容室の開口が形成された前記本体の面の反対面であることを特徴とする現像剤収容器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像剤収容器において、
    それぞれの前記開口は、被係合部を有し、
    それぞれの前記蓋体は、前記被係合部と係合する溶着部を有し、
    前記溶着部が前記被係合部に溶着されて前記蓋体が前記開口を封止することを特徴とする現像剤収容器。
  5. 請求項4に記載の現像剤収容器において、
    前記溶着部は、断面形状が略二等辺三角形状に形成された突出部であることを特徴とする現像剤収容器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像剤収容器において、
    前記現像剤収容室は、3つの現像剤収容室を有することを特徴とする現像剤収容器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤収容器が着脱可能であることを特徴とする画像形成ユニット。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤収容器を有することを特徴とする画像形成装置。
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