JP2006113146A - 画像形成装置 - Google Patents

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裕三 川野
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Abstract

【課題】 トナーカートリッジの交換時におけるトナーの混色を確実に防止することができるようにすること。
【解決手段】 異なった色のトナーが色別に収容された複数のトナーカートリッジのうち1つを装着するカートリッジ装着部1100を備える。カートリッジ装着部1100は、前記複数のトナーカートリッジ内の各色のトナーが個別に補給される複数のトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kを有し、複数のトナーカートリッジの各々は、カートリッジ装着部1100に装着された状態で、トナー色が適合するトナー補給口に収容トナーを吐出するトナー吐出口と、トナー色が適合しないトナー補給口を封鎖する補給口封鎖手段としての凸部を有している。
【選択図】 図11

Description

本発明は、トナーカートリッジまたはインクカートリッジを用いてカラー画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置においては、一般に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどの4色(あるいは6色)のトナーやインクなどが色毎に個別に収容された各色独立のトナーカートリッジまたはインクカートリッジを用いてカラー画像を形成している。
従来、この種の画像形成装置として、各色のトナーカートリッジを装置本体のカートリッジ装着部(カートリッジケース)に並べて装着し、このカートリッジ装着部に設けたトナー補給口を通して各色のトナーを画像形成ユニットの現像器に個別に搬送する構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1記載の画像形成装置は、各色のトナーが色数分のトナーカートリッジに個別に収容されているので、ある色のトナーが無くなった場合、空になった色のカートリッジのみを交換すればよい。
従って、この画像形成装置においては、各色のトナーが単一のトナーカートリッジに分割収容されているタイプの画像形成装置のように、ある色のトナーが無くなった場合に他の色のトナーが残っているにもかかわらずトナーカートリッジの交換を余儀なくされるといったことがなく、トナーの無駄な消費を抑えることができる。
特開2003−107889号公報
しかしながら、前述のように、各色のトナーカートリッジを装置本体のカートリッジ装着部に並べて装着する構成の画像形成装置では、各色のトナーカートリッジをカートリッジ装着部の各色に対応する予め決められた位置に装着する必要がある。
このため、この種の従来の画像形成装置においては、空になったトナーカートリッジを交換する際に、交換するトナーカートリッジのカートリッジ装着部への装着位置を間違えてしまうとトナーの混色を招いてしまうという課題を有している。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、トナーカートリッジの交換時におけるトナーの混色を確実に防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、異なった色のトナーが色別に収容された複数のトナーカートリッジのうち1つを装着するカートリッジ装着部を備え、前記カートリッジ装着部は、前記複数のトナーカートリッジ内の各色のトナーが個別に補給される複数のトナー補給口を有し、前記複数のトナーカートリッジの各々は、前記カートリッジ装着部に装着された状態で、トナー色が適合するトナー補給口に収容トナーを吐出するトナー吐出口と、トナー色が適合しないトナー補給口を封鎖する補給口封鎖手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、カートリッジ装着部に、異なった色のトナーが色別に収容された複数のトナーカートリッジのうち1つのトナーカートリッジのみしか装着しないので、トナーカートリッジの交換時にトナーカートリッジの装着間違えによるトナーの混色を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一の構成または機能を有する構成要素および相当部分には、同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す概略構成図である。本実施の形態に係る画像形成装置は、カラー画像の発色に寄与する4色のトナー像を4つの像担持体上に個別に形成し、各像担持体上のトナー像を中間転写体上に順次重ね合わせて一次転写した後、この一次転写像を記録媒体に一括転写(二次転写)してカラー画像を形成する方式を採っている。なお、本発明は、上述の方式の画像形成装置に限らず、各色対応の複数のトナーカートリッジを使用するものであれば、あらゆる方式の画像形成装置に実施可能であることはいうまでもない。
図1において、画像形成装置100の各構成要素に付した符号の末尾の記号Y,M,C,Kの、Yはイエロー画像、Mはマゼンタ画像、Cはシアン画像、Kはブラック画像のそれぞれの画像形成に関与する構成要素を示しており、同一符号の構成要素はそれぞれ共通した構成を有している。
図1に示すように、画像形成装置100は、前記像担持体としての4つの感光体ドラム110Y,110M,110C,110K、前記中間転写体としての無端状の中間転写ベルト120を備えている。各感光体ドラム110Y,110M,110C,110Kの周囲には、各色のトナー像を個別に形成するための画像形成ユニットUY,UM,UC,UKが配設されている。
画像形成ユニットUY,UM,UC,UKは、帯電器130Y,130M,130C,130K、現像器140Y,140M,140C,140K、転写器150Y,150M,150C,150K、クリーニング装置160Y,160M,160C,160K、および露光装置170の露光路170Y,170M,170C,170Kを有している。
図1において、各感光体ドラム110Y,110M,110C,110Kは、それぞれ矢印方向に回転される。各感光体ドラム110Y,110M,110C,110Kの表面は、帯電器130Y,130M,130C,130Kにより一様に所定の電位にそれぞれ帯電される。
帯電された各感光体ドラム110Y,110M,110C,110Kの表面には、露光装置170により特定色の画像データに対応したレーザビームの走査線が各露光路170Y,170M,170C,170Kを通して照射される。
これにより、各感光体ドラム110Y,110M,110C,110Kの表面に、前記特定色毎の静電潜像がそれぞれ形成される。
感光体ドラム110Y,110M,110C,110K上に形成された各静電潜像は、現像器140Y,140M,140C,140Kから供給される各色のトナーTY,TM,TC,TKによりそれぞれ顕像化される。これにより、各感光体ドラム110Y,110M,110C,110K上には、カラー画像の発色に寄与する未定着の4色のトナー像が形成される。
感光体ドラム110Y,110M,110C,110K上に顕像化された4色のトナー像は、転写器150Y,150M,150C,150Kにより、中間転写ベルト120に所定のタイミングで順次一次転写される。これにより、感光体ドラム110Y,110M,110C,110K上の4色のトナー像が順次重ね合わされ、中間転写ベルト120上にフルカラー画像が形成される。
各感光体ドラム110Y,110M,110C,110Kは、中間転写ベルト120にトナー像を転写した後、クリーニング装置160Y,160M,160C,160Kにより、それぞれの表面に残っている残留トナーが除去される。
ここで、露光装置170は、感光体ドラム110Y,110M,110C,110Kに対して所定の傾きをもって配置されている。また、中間転写ベルト120は、駆動ローラ121と従動ローラ122とに懸架されており、駆動ローラ121の回転により、図1において矢印方向へ回動される。
一方、画像形成装置100の下部には、記録媒体としての印字用紙などの記録紙Pが収納された給紙カセット180が設けられている。記録紙Pは、給紙ローラ181により給紙カセット180から1枚ずつ所定のシート経路に送り出される。
前記シート経路に送り出された記録紙Pは、搬送ローラ182によりレジストローラ183へ向けて給紙され、その先端部がレジストローラ183のニップに挟持された状態で給紙が一時的にストップされる。
このレジストローラ183に挟持された記録紙Pは、その画像形領域の先端と中間転写ベルト120上に形成されたフルカラー画像の先端とが一致するタイミングでレジストローラ183が回転することにより再給紙される。
再給紙された記録紙Pは、従動ローラ122に懸架された中間転写ベルト120の外周面と、中間転写ベルト120の外周面に接触する二次転写ローラ184と、で形成される転写ニップ部を通過するように搬送される。
これにより、記録紙Pには、転写ニップ部を通過する際に、中間転写ベルト120上に形成されたフルカラー画像が二次転写ローラ184により一括転写(二次転写)される。この二次転写時において中間転写ベルト120上に残留したトナーは、ベルトクリーニング装置123により中間転写ベルト120上から除去される。
そして、フルカラー画像(未定着画像)が一括転写された記録紙Pは、定着装置185の定着ローラ186と発熱ローラ187とに懸架された定着ベルト188の外周面と、定着ベルト188を接触回転駆動する加圧ローラ189と、で形成される定着ニップ部を通過するように搬送される。
これにより、記録紙Pには、転写ニップ部で一括転写された未定着のフルカラー画像が定着ニップで加熱定着される。このフルカラー画像が加熱定着された記録紙Pは、排紙ローラ190により排紙トレイ191上に排紙される。
ここで、記録紙Pの裏面にも画像形成する場合には、表面にフルカラー画像が加熱定着された記録紙Pが反転搬送ローラ192により反転搬送経路193を通して表裏が反転するようにレジストローラ183のニップに搬送される。
また、記録紙Pを手差し給紙する場合には、記録紙Pが手差し給紙ローラ194により手差し給紙経路195を通してレジストローラ183のニップに搬送される。
なお、各色の画像形成ユニットUY,UM,UC,UKのクリーニング装置160Y,160M,160C,160K、および中間転写ベルト120のベルトクリーニング装置123内に集められた残留トナーは、トナー搬送スクリューにより廃トナー回収搬送手段としてのオーガ900(図9参照)の廃トナー回収部901に搬送される。そして、オーガ900に搬送された残留トナーは、オーガ900により所定の廃トナー収容部に廃トナーとして回収される。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置で使用されるトナーカートリッジの構成について説明する。この画像形成装置100においては、少なくとも、イエロートナーカートリッジ、マゼンタトナーカートリッジ、シアントナーカートリッジ、ブラックトナーカートリッジ、スタート剤カートリッジの5種類のトナーカートリッジを用いることができる。
図2は、イエロートナーカートリッジの外観を示す斜視図である。図3は、マゼンタトナーカートリッジの外観を示す斜視図である。図4は、シアントナーカートリッジの外観を示す斜視図である。図5は、ブラックトナーカートリッジの外観を示す斜視図である。図6は、スタート剤カートリッジの外観を示す斜視図である。図7(a)は、図2の線分A−Aに沿ったイエロートナーカートリッジの断面図、図7(b)は、図2の線分B−Bに沿ったイエロートナーカートリッジの断面図である。図8は、図5の線分C−Cに沿ったブラックトナーカートリッジの断面図である。図9は、図8に示すブラックトナーカートリッジに廃トナー回収搬送手段により廃トナーが回収される状態を示す概略図である。図10は、図6の線分D−Dに沿ったスタート剤カートリッジの断面図である。
なお、以下に説明する各色のトナーカートリッジは、それぞれほぼ共通した構成を有しているので、各図において同一の機能を有する構成要素には同一符号を付し、符号の末尾に付した記号Y,M,C,K,Sでトナーカートリッジの種類を区別することとし、それぞれの図示していない構成要素の説明は省略する。
まず、図2および図7(a),(b)に示すイエローカートリッジ200Yについて説明する。本例のイエローカートリッジ200Yは、カートリッジ本体210Y、アジテータ220Y、シャッター部材230Y、凸部240M,240C,240Kなどで構成されている。
図2および図7(a),(b)において、カートリッジ本体210Yは、PETなどの樹脂容器からなり、このカートリッジ本体内にイエロートナーTYが収容されている。また、カートリッジ本体210Yの底部211Yには、収容トナーであるイエロートナーTYを吐出するためのトナー吐出口212Yが設けられている。
アジテータ220Yは、トナー攪拌部材221Y、トナー攪拌軸222Y、トナー攪拌ギヤ223Yで構成されている。トナー攪拌部材221Yは、トナー攪拌棒224Yによりトナー攪拌軸222Yに固定されている。トナー攪拌軸222Yは、カートリッジ本体210Yの両側壁213Yに回転自在に軸支されている。トナー攪拌ギヤ223Yは、カートリッジ本体210Yの一方の側壁213Yの外方に延出したトナー攪拌軸222Yの端部に共軸一体に取り付けられている。
シャッター部材230Yは、カートリッジ本体210Yのトナー吐出口212Yを開閉するためのトナー吐出口開閉手段であって、カートリッジ本体210Yのトナー吐出口212Yを覆うように配設されている。本例のシャッター部材230Yは、平生はカートリッジ本体210Yの半円筒状の底部211Yに形成されたトナー吐出口212Yを閉鎖する閉鎖位置に変位し、後述するカートリッジ装着部1100(図11参照)にイエロートナーカートリッジ200Yを装着した状態で、カートリッジ本体210Yのトナー吐出口212Yを開放する開放位置に変位するようにスライド自在に構成されている。また、シャッター部材230Yには、カートリッジ装着部1100に配設されているシャッター開閉ピニオン1101Y(図11参照)に係脱するシャッター開閉ラック231Yが一体形成されている。
凸部240M,凸部240C,凸部240Kは、カートリッジ装着部1100にイエロートナーカートリッジ200Yを装着した状態で、他の色のトナーカートリッジに収容されているトナーのトナー補給口1102M,1102C,1102K(図11参照)を封鎖するためのトナー補給口封鎖手段である。すなわち、凸部240Mは、カートリッジ装着部1100にイエロートナーカートリッジ200Yを装着した状態で、マゼンタトナーTMのトナー補給口1102Mを封鎖する部位に設けられている。また、凸部240Cは、カートリッジ装着部1100にイエロートナーカートリッジ200Yを装着した状態で、シアントナーTCのトナー補給口1102Cを封鎖する部位に設けられている。さらに、凸部240Kは、カートリッジ装着部1100にイエロートナーカートリッジ200Yを装着した状態で、ブラックトナーTKのトナー補給口1102Kを封鎖する部位に設けられている。
次に、図3に示すマゼンタトナーカートリッジ200Mについて説明する。本例のマゼンタトナーカートリッジ200Mは、トナー攪拌軸222Mを回転するためのトナー攪拌ギヤ223M、シャッター部材230M、凸部240Y,240C,240Kなどを備えている。
マゼンタトナーカートリッジ200Mのカートリッジ本体210Mの底部211Mには、収容トナーであるマゼンタトナーTMを吐出するためのトナー吐出口212Mが設けられている。
マゼンタトナーカートリッジ200Mのシャッター部材230Mには、カートリッジ装着部1100に配設されているシャッター開閉ピニオン1101M(図11参照)に係脱するシャッター開閉ラック231Mが一体形成されている。
また、マゼンタトナーカートリッジ200Mのカートリッジ本体210Mの底部211Mには、凸部240Y,凸部240C,凸部240Kが設けられている。凸部240Yは、カートリッジ装着部1100にマゼンタトナーカートリッジ200Mを装着した状態で、イエロートナーTYのトナー補給口1102Y(図11参照)を封鎖する部位に設けられている。また、凸部240Cは、カートリッジ装着部1100にマゼンタトナーカートリッジ200Mを装着した状態で、シアントナーTCのトナー補給口1102Cを封鎖する部位に設けられている。さらに、凸部240Kは、カートリッジ装着部1100にマゼンタトナーカートリッジ200Mを装着した状態で、ブラックトナーTKのトナー補給口1102Kを封鎖する部位に設けられている。
次に、図4に示すシアントナーカートリッジ200Cについて説明する。本例のシアントナーカートリッジ200Cは、トナー攪拌軸222Cを回転するためのトナー攪拌ギヤ223C、シャッター部材230C、凸部240Y,240M,240Kなどを備えている。
シアントナーカートリッジ200Cのカートリッジ本体210Cの底部211Cには、収容トナーであるシアントナーTCを吐出するためのトナー吐出口212Cが設けられている。
シアントナーカートリッジ200Cのシャッター部材230Cには、カートリッジ装着部1100に配設されているシャッター開閉ピニオン1101C(図11参照)に係脱するシャッター開閉ラック231Cが一体形成されている。
また、シアントナーカートリッジ200Cのカートリッジ本体210Cの底部211Cには、凸部240Y,凸部240M,凸部240Kが設けられている。凸部240Yは、カートリッジ装着部1100にシアントナーカートリッジ200Cを装着した状態で、イエロートナーTYのトナー補給口1102Y(図11参照)を封鎖する部位に設けられている。また、凸部240Mは、カートリッジ装着部1100にシアントナーカートリッジ200Cを装着した状態で、マゼンタトナーTMのトナー補給口1102Mを封鎖する部位に設けられている。さらに、凸部240Kは、カートリッジ装着部1100にシアントナーカートリッジ200Cを装着した状態で、ブラックトナーTKのトナー補給口1102Kを封鎖する部位に設けられている。
次に、図5および図8に示すブラックトナーカートリッジ200Kについて説明する。本例のブラックトナーカートリッジ200Kは、カートリッジ本体210K、アジテータ220K、シャッター部材230K、凸部240Y,240M,240Cなどで構成されている。
図5および図8において、カートリッジ本体210Kは、PETなどの樹脂容器からなり、このカートリッジ本体内にブラックトナーTKが収容されている。また、カートリッジ本体210Kの底部211Kには、収容トナーであるブラックトナーTKを吐出するためのトナー吐出口212Kが設けられている。
アジテータ220Kは、トナー攪拌部材221K、トナー攪拌軸222K、トナー攪拌ギヤ223Kで構成されている。トナー攪拌部材221Kは、トナー攪拌棒224Kによりトナー攪拌軸222Kに固定されている。トナー攪拌軸222Kは、カートリッジ本体210Kの両側壁213Kに回転自在に軸支されている。トナー攪拌ギヤ223Kは、カートリッジ本体210Kの一方の側壁213Kの外方に延出したトナー攪拌軸222Kの端部に共軸一体に取り付けられている。
シャッター部材230Kは、カートリッジ本体210Kのトナー吐出口212Kを覆うように配設されている。このシャッター部材230Kには、カートリッジ装着部1100に配設されているシャッター開閉ピニオン1101K(図11参照)に係脱するシャッター開閉ラック231Kが一体形成されている。
凸部240Yは、カートリッジ装着部1100にブラックトナーカートリッジ200Kを装着した状態で、イエロートナーTYのトナー補給口1102Yを封鎖する部位に設けられている。また、凸部240Mは、カートリッジ装着部1100にブラックトナーカートリッジ200Kを装着した状態で、マゼンタトナーTMのトナー補給口1102Mを封鎖する部位に設けられている。さらに、凸部240Cは、カートリッジ装着部1100にブラックトナーカートリッジ200Kを装着した状態で、シアントナーTCのトナー補給口1102Cを封鎖する部位に設けられている。
また、本例のブラックトナーカートリッジ200Kには、前述したクリーニング装置160Y,160M,160C,160K、およびベルトクリーニング装置123内に集められオーガ900により回収搬送される廃トナーを収容するための廃トナー収容部250Kが設けられている。
この廃トナー収容部250Kは、カートリッジ本体210Kの内部に形成された隔壁251KによりブラックトナーTKの収容部と区分されるように設けられている。また、この廃トナー収容部250Kの底部には、オーガ900により回収搬送される廃トナーの受け入れ口となる廃トナー回収口252Kが設けられている。
この廃トナー収容部250Kの廃トナー回収口252Kには、回収済みの廃トナーの漏出を防止するための開閉弁253Kが設けられている。この開閉弁253Kは、例えば、マイラーシートなどの可撓性部材で構成される。
このブラックトナーカートリッジ200Kは、画像形成装置100のカートリッジ装着部1100に装着された状態で、図9に示すように、その廃トナー回収口252Kがオーガ900の廃トナー排出部902に嵌合するように構成されている。これにより、図9において、オーガ900が動作すると、クリーニング装置160Y,160M,160C,160K、およびベルトクリーニング装置123内に集められた残留トナーが、ブラックトナーカートリッジ200Kの廃トナー収容部250Kにオーガ900により搬送されて廃トナーとして回収される。
なお、本例の画像形成装置100においては、ブラックトナーカートリッジ200Kにのみ廃トナー収容部250Kを設けるようにしているが、この廃トナー収容部を他の色のトナーカートリッジに設けるようにしてもよいことはいうまでもない。
また、本例のイエロートナーカートリッジ200Y、マゼンタトナーカートリッジ200M、シアントナーカートリッジ200C、スタート剤カートリッジ200Sには、その画像形成装置100のカートリッジ装着部1100への装着時にオーガ900の廃トナー排出部902が邪魔にならないようにするために、オーガ900の廃トナー排出部902と対向する部位に切欠部260Y,260M,260C,260Sが形成されている。
次に、図6および図10に示すスタート剤カートリッジ200Sについて説明する。本例のスタート剤カートリッジ200Sは、カートリッジ本体210S、アジテータ220S、シャッター部材230Y,230M,230C,230Kなどで構成されている。
図10に示すように、カートリッジ本体210Sには、PETなどの樹脂容器からなり、3つの隔壁251Sによって、イエロートナーTY,マゼンタトナーTM,シアントナーTC,ブラックトナーTKを収容するための4つのトナー収容空間が形成されている。
また、カートリッジ本体210Sの各トナー収容空間の底部211Sには、収容トナーであるイエロートナーTYを吐出するためのトナー吐出口212Y、マゼンタトナーTMを吐出するためのトナー吐出口212M、シアントナーTCを吐出するためのトナー吐出口212C、ブラックトナーTKを吐出するためのトナー吐出口212KブラックトナーTKを吐出するためのトナー吐出口212Kがそれぞれ設けられている。
アジテータ220Sは、トナー攪拌部材221S、トナー攪拌軸222S、トナー攪拌ギヤ223Sで構成されている。トナー攪拌部材221Sは、トナー攪拌棒224Sによりトナー攪拌軸222Sに固定されている。トナー攪拌軸222Sは、カートリッジ本体210Sの両側壁213Sに回転自在に軸支されている。トナー攪拌ギヤ223Sは、カートリッジ本体210KSの一方の側壁213Sの外方に延出したトナー攪拌軸222Sの端部に共軸一体に取り付けられている。
シャッター部材230Y,230M,230C,230Kは、カートリッジ本体210Sの各色のトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kを覆うように配設されている。各シャッター部材230Y,230M,230C,230Kには、カートリッジ装着部1100に配設されているシャッター開閉ピニオン1101Y,1101M,1101C,1101K(図11参照)に係脱するシャッター開閉ラック231Y,231M,231C,231Kがそれぞれ一体形成されている。
次に、本例の画像形成装置100におけるカートリッジ装着部1100の構成について説明する。図11は、本実施の形態に係る画像形成装置のカートリッジ装着部の構成を示す概略斜視図である。なお、図11は、画像形成装置100のカートリッジ装着部1100に、スタート剤カートリッジ200Sを装着する状態を示している。
図11に示すように、カートリッジ装着部1100は、画像形成装置100の装置本体101の背面部に設けられている。このカートリッジ装着部1100には、前述した各色のトナーカートリッジの各シャッター部材のシャッター開閉ラック231Y,231M,231C,231Kと対向する部位に、各色のシャッター開閉ピニオン1101Y,1101M,1101C,1101Kが設けられている。
また、このカートリッジ装着部1100には、前述した各色のトナーカートリッジのトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kと対向する部位に、各色のトナーのトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kが設けられている。
また、このカートリッジ装着部1100には、各色のトナーカートリッジのトナー攪拌軸222Y,222M,222C,222Kの両端部をガイドするカートリッジガイド部1103が設けられている。
本例の画像形成装置100においては、その使用開始に際して、まずカートリッジ装着部1100にスタート剤カートリッジ200Sが装着される。図12、図13および図14は、カートリッジ装着部1100へのスタート剤カートリッジ200Sのカートリッジ本体210Sの装着過程を示す概略断面図である。
スタート剤カートリッジ200Sは、まず、図12に示すように、画像形成装置100のカートリッジ装着部1100に対して、そのトナー攪拌軸222Sの両端部がカートリッジガイド部1103に嵌合するように水平方向に装着される。
これにより、スタート剤カートリッジ200Sは、図13に示すように、カートリッジガイド部1103に設けられているストッパにより、そのトナー攪拌軸222Sの両端部がカートリッジガイド部1103にクリックストップされる。
また、スタート剤カートリッジ200Sは、図13に示すように、そのトナー攪拌軸222Sの両端部がカートリッジガイド部1103にクリックストップされた状態で、そのシャッター部材230Y,230M,230C,230Kのシャッター開閉ラック231Y,231M,231C,231Kがシャッター開閉ピニオン1101Y,1101M,1101C,1101Kにそれぞれ噛み合う。
各シャッター開閉ピニオン1101Y,1101M,1101C,1101Kは、図11に示すように、支軸1104にそれぞれ固定されており、この支軸1104に巻回されたコイルスプリング1105の弾性により、図13において時計回り方向の回動習性が付与されている。この習性による各シャッター開閉ピニオン1101Y,1101M,1101C,1101Kの回動は、ストッパピン1106とストッパ1107との係合により阻止されている。
次いで、スタート剤カートリッジ200Sは、図13に示すように、そのトナー攪拌軸222Sの両端部がカートリッジガイド部1103にクリックストップされた状態で、トナー攪拌軸222Sを回動中心として時計回り方向に回動される。
このスタート剤カートリッジ200Sの回動は、そのカートリッジ本体210Sの上部がカートリッジ装着部1100の上部に設けられたクリックストッパ1108に係止されることにより阻止される。
そして、このスタート剤カートリッジ200Sの回動により、そのカートリッジ本体210Sのシャッター部材230Y,230M,230C,230Kが、図13に示すトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kを閉鎖する閉鎖位置から、図14に示すトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kを開放する開放位置にそれぞれ変位する。
これにより、カートリッジ本体210Sの各トナー吐出口212Y,212M,212C,212Kが、カートリッジ装着部1100の各色のトナーのトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kに対向する。
また、スタート剤カートリッジ200Sは、そのトナー攪拌軸222Sの両端部がカートリッジガイド部1103にクリックストップされた状態で、そのトナー攪拌ギヤ223Sが、カートリッジ装着部1100がわに設けられているトナー攪拌駆動ギヤ1109に噛み合う。
さらに、スタート剤カートリッジ200Sの回動により、そのカートリッジ本体210Sの回動経路に延出しているアクチュエータが回動されてインターロックスイッチ1110がオン状態となる。このインターロックスイッチ1110のオンにより、トナー攪拌駆動ギヤ1109、および各色のトナーのトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kに連通するトナー搬送路1111に配設されたトナー搬送スクリュー1112が回転を開始する。
これにより、スタート剤カートリッジ200Sのアジテータ220Sが回転し、そのカートリッジ本体210Sに収容されているイエロートナーTY,マゼンタトナーTM,シアントナーTC,ブラックトナーTKが、各トナー吐出口212Y,212M,212C,212Kおよびトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kを通して、トナー搬送路1111内に補給される。
そして、このトナー搬送路1111内に補給された各色のトナーは、トナー搬送スクリュー1112により、画像形成ユニットUY,UM,UC,UKの各現像器140Y,140M,140C,140Kに連通する各色のトナー収容部1113に搬送収容される(図15参照)。
本例のトナー収容部1113は、図16に示すように、イエロートナーTY,マゼンタトナーTM,シアントナーTC,ブラックトナーTKを収容するための4つのトナー収容器1114Y,1114M,1114C,1114Kを有している。また、各トナー収容器1114Y,1114M,1114C,1114Kは、ゴムなどの伸縮自在なシート状隔壁1115によって、それぞれのトナー収容空間が形成されている。
このように構成したトナー収容部1113は、例えば、図17に示すように、その常態での容積を超えた量のマゼンタトナーTMがトナー搬送スクリュー1112により搬送収容された場合に、シート状隔壁1115が伸張することによって、このマゼンタトナーTMのトナー収容器1114Mの容積を増大させることができる。
また、本例の画像形成装置100においては、図18に示すように、各種のトナーカートリッジ200Y,200M,200C,200K,200Sの各トナー吐出口212Y,212M,212C,212Kと対向する、トナー搬送路1111のトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kの周囲に、発泡ウレタンなどからなるトナーシール部材1116を設けておくことが好ましい。このトナーシール部材1116は、トナー搬送路1111内へのトナー補給時のトナー飛散を防止する役割を果たす。
このように構成した本例の画像形成装置100は、その各色のトナー搬送路1111が、各色のトナーカートリッジ200Y,200M,200C,200K,200S内の収容トナーを一括して収容できる容積を有している。
そして、この画像形成装置100においては、各色のトナー搬送路1111に収容されているトナーが所定量以下のトナーエンド状態になった時点で、このトナーエンド状態になった色のトナーカートリッジの交換を要求するトナーエンド信号が出力される。
このトナーエンド状態の検出は、図19(a),(b)に示すトナーエンド検知手段1900によって行われる。図19(a)は、トナーエンド検知手段1900の構成を示す概略平面図、図19(b)は、トナーエンド検知手段1900の構成を示す正面図である。
図19(a),(b)に示すように、本例のトナーエンド検知手段1900は、発光素子1901Y,1901M,1901C,1901K、光導体1902、受光素子1903などで構成されている。
図19(a),(b)において、発光素子1901Y,1901M,1901C,1901Kは、LEDなどの発光ダイオードで構成されている。光導体1902は、透明なアクリル樹脂などで構成されている。受光素子1903は、フォトトランジスタなどで構成されており、基板1904に配設されている。
ここで、発光素子1901Y,1901M,1901C,1901Kは、所定のタイミングで順番にトナー検出光を発光するように設定されている。そして、各発光素子1901Y,1901M,1901C,1901Kから発せられるトナー検出光は、各色のトナー搬送路1111Y,1111M,1111C,1111K内のトナー量が所定量以下(トナーエンド)になった場合に、トナーエンドとなった色のトナー搬送路内を透過し、光導体1902により導かれて受光素子1903に入射する。
トナー検出光が入射された受光素子1903は、トナー検出光を電気信号に変換して基板1904に配設されているトナーエンド検知回路(不図示)に出力する。トナーエンド検知回路は、発光素子1901Y,1901M,1901C,1901Kの発光タイミングからトナーエンドとなったトナー搬送路内のトナー色を判断し、トナーエンド信号を出力する。
ここで明らかなように、本例の画像形成装置100におけるトナーエンド検知手段1900は、各発光素子1901Y,1901M,1901C,1901Kから発せられるトナー検出光を、1つの光導体1902と1つの受光素子1903とで受光することにより各色のトナーエンド状態の有無を検出できるので、簡素且つ低コストに構成することができる。
次に、本例の画像形成装置100の駆動系について説明する。図20は、この画像形成装置の駆動系の構成を示す概略構成図である。
図20に示すように、本例の画像形成装置100の駆動系2000は、主として各画像形成ユニットUY,UM,UC,UKなどの作像系を駆動する作像系駆動モータ2001と、記録紙Pおよび補給トナーの搬送系を駆動する搬送系駆動モータ2002とを備えている。
図20において、作像系駆動モータ2001は、共軸一体のギヤ2003,2004を介して、ブラック画像を形成する感光体ドラム110Kの駆動ギヤ110KG、および現像器140Kの駆動ギヤ140KGを所定方向に駆動する。
また、作像系駆動モータ2001は、共軸一体のギヤ2005,2006を介して、シアン画像を形成する感光体ドラム110Cの駆動ギヤ110CG、および現像器140Cの駆動ギヤ140CGを所定方向に駆動する。
また、作像系駆動モータ2001は、ギヤ2005、アイドルギヤ2007、共軸一体のギヤ2008,2009を介して、マゼンタ画像を形成する感光体ドラム110Mの駆動ギヤ110MG、および現像器140Mの駆動ギヤ140MGを所定方向に駆動する。
また、作像系駆動モータ2001は、ギヤ2005、アイドルギヤ2007、ギヤ2008、アイドルギヤ2010、共軸一体のギヤ2011,2112を介して、イエロー画像を形成する感光体ドラム110Yの駆動ギヤ110YG、および現像器140Yの駆動ギヤ140YGを所定方向に駆動する。
さらに、作像系駆動モータ2001は、ギヤ2003、共軸一体のギヤ2013,2014を介して、中間転写ベルト120の駆動ローラ121の駆動ギヤ121Gを所定方向に駆動する。この中間転写ベルト120の駆動ローラ121の駆動ギヤ121Gは、廃トナー回収搬送手段としてのオーガ900の駆動ギヤ900Gに噛み合って、オーガ900を所定方向に駆動する。
一方、搬送系駆動モータ2002は、ギヤ2015,2016を介して、レジストローラ183の駆動ギヤ183Gを所定方向に駆動する。レジストローラ183は、その駆動ギヤ183Gの回転が図示しない電磁クラッチを介して伝達されることにより、所定のタイミングで所定方向に回転する。
また、レジストローラ183の駆動ギヤ183Gは、ギヤ2017を介して、搬送ローラ182の駆動ギヤ182Gを所定方向に駆動する。
また、搬送ローラ182の駆動ギヤ182Gは、ギヤ2018を介して、給紙ローラ181の駆動ギヤ181Gを所定方向に駆動する。給紙ローラ181は、その駆動ギヤ181Gの回転が図示しない遊星ギヤおよびソレノイドを介して伝達されることにより、所定のタイミングで所定方向に回転する。
また、搬送系駆動モータ2002は、共軸一体のギヤ2015,2019およびギヤ2020を介して、加圧ローラ189の駆動ギヤ189Gを所定方向に駆動する。
また、加圧ローラ189の駆動ギヤ189Gは、共軸一体のギヤ2021,2022およびギヤ2023を介して、カートリッジ装着部1100がわに設けられているトナー攪拌駆動ギヤ1109を駆動するウオーム2024を所定方向に駆動する。
また、加圧ローラ189の駆動ギヤ189Gは、共軸一体のギヤ2021,2022およびギヤ2023,2025を介して、排紙ローラ190の駆動ギヤ190Gを所定方向に駆動する。
さらに、搬送系駆動モータ2002は、共軸一体のギヤ2015,2019およびギヤ2020を介して、図21および図22に示すトナー補給機構2100の駆動遊星歯車装置2101の駆動ギヤ2102を所定方向に駆動する。
次に、本例の画像形成装置100のトナー補給機構について説明する。図21は、この画像形成装置のトナー補給機構の構成を示す概略正面図である。図22は、この画像形成装置のトナー補給機構の構成を示す概略平面図である。図23は、この画像形成装置のトナー補給機構の補給トナー選択カムの構成を示す概略図である。
図21および図22に示すように、本例の画像形成装置100のトナー補給機構2100は、駆動遊星歯車装置2101、補給トナー選択カム機構2110、従動遊星歯車装置2120Y,2120M,2120C,2120Kなどで構成されている。
図21および図22において、補給トナー選択カム機構2110は、補給トナーの種類(トナー色)を選択する手段である。本例の補給トナー選択カム機構2110は、補給トナー色に対応する補給トナー選択カム2111Y,2111M,2111C,2111Kと、これらのカムフォロアである補給トナー選択レバー2112Y,2112M,2112C,2112Kとで構成されている。
各補給トナー選択カム2111Y,2111M,2111C,2111Kは、図22および図23に示すように、それぞれ同一形状に形成されており、互いに所定角度だけ位相をずらして、一対の側板2103,2104の間に回転自在に軸支されたカム軸2105に固定されている。
駆動遊星歯車装置2101および各従動遊星歯車装置2120Y,2120M,2120C,2120Kは、それぞれ、太陽歯車G1と、遊星歯車G2と、内歯歯車G3とを備えた同一の構成を有している。
ここで、駆動遊星歯車装置2101の太陽歯車G1は、駆動遊星歯車装置2101の支軸を兼ねているカム軸2105に固定されている。
また、従動遊星歯車装置2120Yの太陽歯車G1は、トナー搬送路1111内に補給されたイエロートナーTYのトナー搬送スクリュー1112のスクリュー軸2121Yに固定されている。
また、従動遊星歯車装置2120Mの太陽歯車G1は、トナー搬送路1111内に補給されたマゼンタトナーTMのトナー搬送スクリュー1112のスクリュー軸2121Mに固定されている。
また、従動遊星歯車装置2120Cの太陽歯車G1は、トナー搬送路1111内に補給されたシアントナーTCのトナー搬送スクリュー1112のスクリュー軸2121Cに固定されている。
また、従動遊星歯車装置2120Kの太陽歯車G1は、トナー搬送路1111内に補給されたブラックトナーTKのトナー搬送スクリュー1112のスクリュー軸2121Kに固定されている。
また、駆動遊星歯車装置2101および各従動遊星歯車装置2120Y,2120M,2120C,2120Kの遊星歯車G2には、係止ピン2106,2122Y,2122M,2122C,2122Kが植設されている。
ここで、駆動遊星歯車装置2101における遊星歯車G2の係止ピン2106の公転軌道には、ソレノイド2107のオン/オフによって摺動される駆動クラッチレバー2108の自由端部2108aが進退するように構成されている。
また、従動遊星歯車装置2120Yにおける遊星歯車G2の係止ピン2122Yの公転軌道には、補給トナー選択カム2111Yの回転によって摺動される補給トナー選択レバー2112Yの自由端部2112aが進退するように構成されている。
また、従動遊星歯車装置2120Mにおける遊星歯車G2の係止ピン2122Mの公転軌道には、補給トナー選択カム2111Mの回転によって摺動される補給トナー選択レバー2112Mの自由端部2112aが進退するように構成されている。
また、従動遊星歯車装置2120Cにおける遊星歯車G2の係止ピン2122Cの公転軌道には、補給トナー選択カム2111Cの回転によって摺動される補給トナー選択レバー2112Cの自由端部2112aが進退するように構成されている。
また、従動遊星歯車装置2120Kにおける遊星歯車G2の係止ピン2122Kの公転軌道には、補給トナー選択カム2111Kの回転によって摺動される補給トナー選択レバー2112Kの自由端部2112aが進退するように構成されている。
各補給トナー選択レバー2112Y,2112M,2112C,2112Kは、側板2104に植設された2本の支軸2109により、図21および図22において左右方向に摺動自在に軸支されている。そして、各補給トナー選択レバー2112Y,2112M,2112C,2112Kは、それらと側板2104との間に掛け渡された緊縮性のコイルバネ2113Y,2113M,2113C,2113Kによって、それぞれのカムフォロア部2112bが各補給トナー選択カム2111Y,2111M,2111C,2111Kに摺接する方向に変位するように付勢されている。
次に、本例のトナー補給機構2100の動作について説明する。各補給トナー選択カム2111Y,2111M,2111C,2111Kは、トナー補給要求が無い状態では、図23に示すホームポジションセンサ2114によって検知されたホームポジションHpで停止している。
このように、各補給トナー選択カム2111Y,2111M,2111C,2111KがホームポジションHpで停止している状態では、各補給トナー選択レバー2112Y,2112M,2112C,2112Kは、図21および図22において右方に変位したトナー非補給位置に臨むようになっている。
つまり、前記トナー非補給位置では、各補給トナー選択レバー2112Y,2112M,2112C,2112Kの自由端部2112aが、各従動遊星歯車装置2120Y,2120M,2120C,2120Kの遊星歯車G2に植設されている係止ピン2122Y,2122M,2122C,2122Kの公転軌道から退避した位置に臨んでいる。
また、トナー補給を行わない状態では、駆動クラッチレバー2108の自由端部2108aが駆動遊星歯車装置2101の遊星歯車G2に植設されている係止ピン2106の公転軌道から退避した位置に臨んでいる。
従って、トナー補給を行わない状態では、ギヤ2020の回転により駆動遊星歯車装置2101の駆動ギヤ2102が回転し、その内歯歯車G3によりその遊星歯車G2が回転しても、この遊星歯車G2は太陽歯車G1の回りを公転するため、太陽歯車G1およびカム軸2105は回転せず、各補給トナー選択カム2111Y,2111M,2111C,2111KはホームポジションHpで停止したままの状態となる。
同様に、トナー補給を行わない状態では、駆動ギヤ2102の回転により各従動遊星歯車装置2120Y,2120M,2120C,2120Kの従動ギヤ2123Y,2123M,2123C,2123Kがアイドルギヤ2124を介して回転し、その内歯歯車G3によりその遊星歯車G2が回転しても、この遊星歯車G2は太陽歯車G1の回りを公転するため、太陽歯車G1およびスクリュー軸2121Y,2121M,2121C,2121Kは回転せず、各色のトナー搬送スクリュー1112は停止したままの状態となる。
ここで、上述のトナー非補給状態において、トナー搬送路1111に収容されているイエロートナーTYが所定量以下のトナーエンド状態になって、イエロートナーカートリッジ200Yの交換を要求するトナーエンド信号が出力されたとする。そして、このイエロートナーカートリッジ200Yの交換要求に応じて、オペレータが新しいイエロートナーカートリッジ200Yをカートリッジ装着部1100に装着し、インターロックスイッチ1110がオン状態になったとする。
本例のトナー補給機構2100は、上述のようにしてインターロックスイッチ1110がオン状態になると、ソレノイド2107がイエロートナー補給に対応した所定時間だけオンする。このソレノイド2107のオンにより、駆動クラッチレバー2108の自由端部2108aが、駆動遊星歯車装置2101における遊星歯車G2の係止ピン2106の公転軌道に進出する。
これにより、係止ピン2106が駆動クラッチレバー2108の自由端部2108aに係止され、駆動遊星歯車装置2101の遊星歯車G2の公転が阻止される。そして、この遊星歯車G2の公転が阻止されることにより、駆動ギヤ2102の回転が、内歯歯車G3および遊星歯車G2を介して太陽歯車G1に伝達され、カム軸2105が所定量だけ回転する。
このカム軸2105の回転により、補給トナー選択カム2111Yが回転する。この補給トナー選択カム2111Yの回転量は、そのイエロートナー補給ポジションYp(図23参照)が補給トナー選択レバー2112Yのカムフォロア部2112bに対向する位置で停止するように、ソレノイド2107のオン時間により予め設定されている。
これにより、カムフォロア部2112bが補給トナー選択カム2111Yのイエロートナー補給ポジションYpに落ち込み、補給トナー選択レバー2112Yがコイルバネ2113Yの緊縮力により図21および図22において左方に変位する。
この補給トナー選択レバー2112Yの変位により、その自由端部2112aが従動遊星歯車装置2120Yの遊星歯車G2の係止ピン2122Yの公転軌道内に進出し、遊星歯車G2の公転が阻止される。
これにより、駆動ギヤ2102の回転が、従動遊星歯車装置2120Yの内歯歯車G3および遊星歯車G2を介して太陽歯車G1に伝達され、この太陽歯車G1と一体のスクリュー軸2121Yが回転してイエロートナーTYを搬送するトナー搬送スクリュー1112が所定方向に駆動される。このスクリュー軸2121Y駆動は、図示しないトナー満杯センサの出力を受けて補給トナー選択カム2111Yが再びホームポジションHpまで回転することにより停止する。
同様に、マゼンタトナーTMがトナーエンドとなった場合には、補給トナー選択レバー2112Mのカムフォロア部2112bが補給トナー選択カム2111Mのイエロートナー補給ポジションMpに落ち込み、補給トナー選択レバー2112Mがコイルバネ2113Mの緊縮力により図21および図22において左方に変位する。
この補給トナー選択レバー2112Mの変位により、その自由端部2112aが従動遊星歯車装置2120Mの遊星歯車G2の係止ピン2122Mの公転軌道内に進出し、遊星歯車G2の公転が阻止される。
これにより、駆動ギヤ2102の回転が、従動遊星歯車装置2120Mの内歯歯車G3および遊星歯車G2を介して太陽歯車G1に伝達され、この太陽歯車G1と一体のスクリュー軸2121Mが回転してマゼンタトナーTMを搬送するトナー搬送スクリュー1112が所定方向に駆動される。
また、シアントナーTCがトナーエンドとなった場合には、補給トナー選択レバー2112Cのカムフォロア部2112bが補給トナー選択カム2111Cのイエロートナー補給ポジションCpに落ち込み、補給トナー選択レバー2112Cがコイルバネ2113Cの緊縮力により図21および図22において左方に変位する。
この補給トナー選択レバー2112Cの変位により、その自由端部2112aが従動遊星歯車装置2120Cの遊星歯車G2の係止ピン2122Cの公転軌道内に進出し、遊星歯車G2の公転が阻止される。
これにより、駆動ギヤ2102の回転が、従動遊星歯車装置2120Cの内歯歯車G3および遊星歯車G2を介して太陽歯車G1に伝達され、この太陽歯車G1と一体のスクリュー軸2121Cが回転してシアントナーTCを搬送するトナー搬送スクリュー1112が所定方向に駆動される。
また、ブラックトナーTKがトナーエンドとなった場合には、補給トナー選択レバー2112Kのカムフォロア部2112bが補給トナー選択カム2111Kのイエロートナー補給ポジションKpに落ち込み、補給トナー選択レバー2112Kがコイルバネ2113Kの緊縮力により図21および図22において左方に変位する。
この補給トナー選択レバー2112Kの変位により、その自由端部2112aが従動遊星歯車装置2120Kの遊星歯車G2の係止ピン2122Kの公転軌道内に進出し、遊星歯車G2の公転が阻止される。
これにより、駆動ギヤ2102の回転が、従動遊星歯車装置2120Kの内歯歯車G3および遊星歯車G2を介して太陽歯車G1に伝達され、この太陽歯車G1と一体のスクリュー軸2121Kが回転してブラックトナーTKを搬送するトナー搬送スクリュー1112が所定方向に駆動される。
ここで、明らかなように、本例のトナー補給機構2100においては、トナーエンドとなったトナー色に対応したトナー搬送スクリュー1112のみが所定方向に駆動されるように構成されている。
従って、このトナー補給機構2100によれば、トナーカートリッジの交換時にオペレータが間違った色のトナーカートリッジをカートリッジ装着部1100に装着した場合でも、この間違った色のトナーカートリッジ内の収容トナーが誤って補給されてトナー漏れが起こることがない。また、このような場合には、トナーエンド信号がいつまでも出力されたままの状態となるので、オペレータは、間違った色のトナーカートリッジをカートリッジ装着部1100に装着したことを早めに気が付くことができるようになる。
上述のように、本実施の形態に係る画像形成装置100は、カートリッジ装着部1100に1つのトナーカートリッジのみを装着する構成を有している。そして、各色のトナーカートリッジは、カートリッジ装着部1100に装着された状態で、そのトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kを通してカートリッジ装着部1100のトナー色が適合するトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kに収容トナーを吐出するように構成されている。
従って、この画像形成装置100においては、空になったトナーカートリッジを交換する際に、交換するトナーカートリッジのカートリッジ装着部1100への装着位置の間違えが起こりえないので、トナーカートリッジ交換時のトナーの混色を確実に防止することができる。
また、この画像形成装置100においては、所定の色のトナーカートリッジがカートリッジ装着部1100に装着された状態で、このトナーカートリッジのトナー補給口封鎖手段としての凸部により、トナー色が適合しないトナー補給口が封鎖されるので、他の色のトナー補給口からのトナー漏れが生じることもない。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100においては、カートリッジ装着部1100に装着されたトナーカートリッジから補給されるトナーをトナー色毎に個別に収容する複数のトナー収容部1113を備えている。ここで、トナー収容部1113の各々は、トナー色が適合するトナーカートリッジ内の全てのトナーを一度に収容可能な容積を有する構成とすることが好ましい。このように構成した画像形成装置においては、カートリッジ装着部1100に装着された状態でトナーカートリッジ内の収容トナーが常に空の状態になるので、トナーカートリッジの取り出し時における残トナーによるトナー汚染を確実に防止することができる。
なお、トナーカートリッジの取り出し時における残トナーによるトナー汚染を確実に防止する他の手段としては、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kと各トナー収容部1113とを結ぶトナー搬送路1111の各々の容積を、トナー色が適合するトナーカートリッジ内の全てのトナーを一度に収容可能な容積となるように構成してもよい。この構成の画像形成装置は、カートリッジ装着部1100に装着されたトナーカートリッジ内の収容トナーがカートリッジ装着部1100のトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kとトナー収容部1113とを結ぶトナー搬送路1111に全て収容される。従って、この画像形成装置においては、トナーカートリッジの取り出し時における残トナーによるトナー汚染を確実に防止することができるとともに、トナー収容部1113の小型化を図ることができ、各画像形成ユニットUY,UM,UC,UKのレイアウトの自由度を高めることができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、複数のトナー収容部1113の各々が互いに同一の容積を有していることが好ましい。このような構成の画像形成装置においては、各色の画像形成ユニットUY,UM,UC,UKとして同一構成のユニットを用いることができる。また、この画像形成装置においては、各色のトナーカートリッジを1つのカートリッジ装着部1100を共用する形状に形成することができる。
なお、複数のトナー収容部1113の各々は、収容トナーの消費率に応じた容積を有する構成としてもよい。このように構成した画像形成装置は、例えばトナー消費率の高いブラックトナーを収容したブラックトナーカートリッジ200Kを他の色のトナーカートリッジよりも大きき目に形成して、各色のトナーカートリッジを同時期に一回で交換できるようにすることが可能になる。これにより、この構成の画像形成装置では、トナーカートリッジの交換作業による無駄な停止時間を短縮することができ、装置の実質的な稼働率を高めることができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、複数のトナー収容部1113を、互いに隣接し、かつ伸縮自在なシート状隔壁1115により仕切られた構成としている。この画像形成装置100は、ある色のトナー収容部に許容量を超えた量のトナーが補給された場合に、この色のトナー収容部のシート状隔壁1115が隣接する他の色のトナー収容部がわに膨張することができる。従って、この画像形成装置100においては、トナーカートリッジの収容トナー量をトナー収容部1113のトナー収容量よりも多くなるようにトナーカートリッジを構成することができ、トナーカートリッジの交換サイクルを長くすることができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、各トナー収容部1113に連通するカートリッジ装着部1100のトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kの各々が上方に向かって開口し、トナーカートリッジの各々のトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kがカートリッジ装着部1100に装着された状態で各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kに対して上方から下方に向かって開口している。この画像形成装置100は、各トナーカートリッジ内の収容トナーがカートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kに向けて自由落下する方向に補給されるので、各トナーカートリッジ内の収容トナーを残さずに補給することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kが、各画像形成ユニットUY,UM,UC,UKの配列方向と平行な方向に配置されている。この画像形成装置100においては、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kから各画像形成ユニットUY,UM,UC,UKの各現像器140Y,140M,140C,140Kまでのトナー搬送路1111を直線状に形成できるので、トナー搬送手段の簡素化および低コスト化を図ることができる。
また、この画像形成装置100におけるカートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kは、各画像形成ユニットUY,UM,UC,UKの片側端部に配置されている。この画像形成装置100においては、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kから各画像形成ユニットUY,UM,UC,UKまでのトナー搬送路1111をトナー収容部1113の一部として利用できるので、各画像形成ユニットUY,UM,UC,UKのトナー収容部1113の小型化を図ることができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kが同一線上に配置されている。この画像形成装置においては、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kから各画像形成ユニットUY,UM,UC,UKの各現像器140Y,140M,140C,140Kまでのトナー搬送条件が等しくなる。従って、この画像形成装置100においては、少なくとも各色のトナー収容部1113およびトナー搬送手段を各色独自に構成する必要がなく同一構成のものを用いることができ、部品点数の削減によるコストダウンを図ることができる。
ここで、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kは、同一平面上に配置されている。この画像形成装置100においては、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kに対する各色のトナーカートリッジの対向面をほぼフラットに形成できるので、カートリッジ装着部1100の構造を簡素化することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100においては、カートリッジ装着部1100のトナー補給が行われていないトナー補給口を封鎖するトナー補給口封鎖手段を、各トナーカートリッジに設けた凸部240Y,240M,240C,240Kで構成している。ここで、凸部240Y,240M,240C,240Kは、トナーカートリッジと一体形成して設けてもよく、発砲ウレタンなどからなる弾性体をトナーカートリッジに接着して設けるようにしてもよい。前者は、部品増加によるトナーカートリッジのコストアップを抑えることができる。後者は、トナーカートリッジの凸部240Y,240M,240C,240Kとカートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kとの密着性を高めることができ、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kからのトナー漏れを確実に防止することができる。
また、この画像形成装置100においては、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kの開口部の周囲に、カートリッジ装着部1100にトナーカートリッジが装着された状態でトナーカートリッジのトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kおよび凸部240Y,240M,240C,240Kの周囲に圧接する弾性発泡体からなるトナーシール部材1116を設けた構成としている。従って、この画像形成装置100においては、トナーカートリッジのトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kおよび凸部240Y,240M,240C,240Kとトナーシール部材1116との密着により、トナーカートリッジのトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kおよび凸部240Y,240M,240C,240Kとカートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kとの密着性が向上されるので、カートリッジ装着部1100の各トナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kからのトナー漏れをより確実に防止することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100のブラックトナーカートリッジ200Kは、廃トナー回収搬送手段としてのオーガ900により回収された画像形成により発生する廃トナーを回収する廃トナー収容部250Kを備えている。従って、この画像形成装置100においては、カートリッジ装着部1100に装着されているトナー補給済みの空のトナーカートリッジを廃トナーの回収用容器として利用することができるので、廃トナー専用の独立した廃トナー収容部を設ける必要がなく、装置の小型化およびコストダウンを図ることができる。
また、この種の画像形成装置においては、一般的に、ブラックトナーTKが他の色のトナーよりも早く消費されるので、ブラックトナーカートリッジ200Kの交換頻度が他の色のトナーカートリッジに較べて高い。従って、このブラックトナーカートリッジ200Kに廃トナー収容部250Kを設けた画像形成装置100においては、固化しやすい廃トナーを短いサイクルでこまめに回収することができるので、廃トナーの固化によるトラブルの発生を抑えることができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、トナーカートリッジの各々が、カートリッジ装着部1100に対して装置本体101の側面側から着脱される構成を有している。この画像形成装置100においては、装置本体101の上部に原稿読み取り手段としてのスキャナを配置した場合でも、このスキャナがトナーカートリッジの着脱操作の邪魔になることがない。すなわち、この画像形成装置100においては、スキャナの下部にカートリッジ装着部1100を配置することができ、カートリッジ装着部1100をスキャナの脇の部位に突出させて設ける必要がない。従って、この画像形成装置100においては、装置本体101の上部をスキャナの配置スペースとして有効に活用することができ、装置本体101を大型化させることなくカートリッジ装着部1100を設けることができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置1100は、トナーカートリッジの各々がカートリッジ装着部1100への着脱動作に連動してトナーカートリッジのトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kを開閉するトナー吐出口開閉手段としてのシャッター部材230Y,230M,230C,230Kを有している。この画像形成装置100においては、トナーカートリッジのカートリッジ装着部1100への着脱動作に連動して、このトナーカートリッジのトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kがシャッター部材230Y,230M,230C,230Kにより開閉されるので、トナーカートリッジの着脱操作時におけるトナー漏れを防止することができる。従って、この画像形成装置100においては、トナーエンドになっていないトナーが収容されているトナーカートリッジをカートリッジ装着部に誤って装着した場合でも、この間違ったトナーカートリッジと正しいトナーカートリッジとをトナー飛散などの問題を起こすことなく容易に交換することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100で用いられるトナーカートリッジの各々は、底部にトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kが設けられ、底部が垂直な状態から水平な状態に回転することにより、カートリッジ装着部1100に装着されるとともにトナーカートリッジのトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kを開閉するシャッター部材230Y,230M,230C,230Kが開放される構成を有している。この画像形成装置100においては、トナーカートリッジの着脱時の回転を駆動源としてシャッター部材230Y,230M,230C,230Kを開閉することができるので、シャッター部材230Y,230M,230C,230Kを開閉するための動力源を必要とせず、シャッター部材230Y,230M,230C,230Kの開閉機構を簡素且つ低コストに構成することができる。また、この画像形成装置100においては、トナーカートリッジの底部にトナー吐出口212Y,212M,212C,212Kが設けられているので、トナーカートリッジの着脱操作によりオペレータの手がトナーで汚染されるおそれも少ない。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100のカートリッジ装着部1100は、装置本体101の背面部位に配置され、トナーカートリッジが装着された状態で、トナーカートリッジの外面が装置本体101の側面の一部をなす形状に形成されている。この画像形成装置100は、カートリッジ装着部1100にトナーカートリッジが装着された状態で、トナーカートリッジの外面が装置本体101の側面の一部をなすので、カートリッジ装着部1100にカバーを設ける必要がなく、トナーカートリッジの着脱操作を片手で容易に行うことができる。すなわち、この画像形成装置100においては、カートリッジ装着部1100から取り出した使用済みのトナーカートリッジを一方の手に持ったままの状態で新たなトナーカートリッジの装着操作を行うことができる。従って、この画像形成装置100においては、使用済みのトナーカートリッジによるトナー汚染対策を特別講じる必要がなく、トナーカートリッジの交換作業を容易且つ短時間で行うことができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、トナーカートリッジのカートリッジ装着部1100への着脱動作に連動して装置本体101の電源をオン/オフするインターロックスイッチ1110を備え、カートリッジ装着部1100からトナーカートリッジを取り出した状態で装置の電源がオフするように構成されている。この画像形成装置100においては、カートリッジ装着部1100にトナーカートリッジが装着されていない状態で装置が動作することがないので、カートリッジ装着部1100のトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kが開放された状態で装置が動作することによるトナー補給口1102Y,1102M,1102C,1102Kからのトナー漏れを防止することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、トナーカートリッジのカートリッジ装着部1100への装着後、トナーカートリッジに収容されている全ての収容トナーを所定のトナー収容部1113に一度に補給する一括補給手段を備えていることが好ましい。この画像形成装置においては、トナーカートリッジがカートリッジ装着部1100に装着された後、トナーカートリッジ内の全ての収容トナーが一括補給手段により所定のトナー収容部1113に一度に補給されるので、複数のトナーカートリッジの交換指示がほぼ同時に出された場合であっても、これらのトナーカートリッジを順次短時間で交換することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、前記一括補給手段によるトナー補給動作の実行中は、所定のトナー収容部1113に所定量以上のトナーが搬送されるまで画像形成動作を中断する構成であることが好ましい。この画像形成装置においては、トナー収容部1113に所定量以上のトナーが収容されている状態で画像形成動作が実行されるので、トナー不足によるミスプリントの発生を防止することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、トナー収容部1113の各々に収容されているトナー残量を個別に検出し、前記トナー残量が所定量以下になったトナー収容部1113へのトナー補給を要求するトナー補給信号を出力するトナー残量検出手段を備え、前記トナー補給信号が出力された時点で、前記一括補給手段によるトナー補給動作の実行中における画像形成動作を継続させることが可能な量のトナーをトナー収容部1113内に残しておくように構成することが好ましい。この画像形成装置においては、前記一括補給手段によるトナー補給動作の実行中であっても画像形成動作を継続させることが可能であるので、オペレータの作業途中で画像形成動作が中断されてしまう不具合を解消することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、前記一括補給手段によるトナー補給動作の実行中は、トナー補給速度と画像印字率から単位時間あたりのトナー消費量を計算し、前記計算結果から前記所定のトナー収容部1113内のトナー残量が次の画像形成に必要なトナー量以下である場合には画像形成動作を停止する構成とすることが好ましい。この画像形成装置においては、トナー残量が次の画像形成に必要なトナー量以下である場合には画像形成動作が停止するので、トナー不足によるミスプリントの発生を防止することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、前記一括補給手段によるトナー補給動作の実行中に他の色のトナーの補給命令が発生した場合は、画像形成動作を中断して前記一括補給手段によるトナー補給動作を継続するように構成することが好ましい。この画像形成装置においては、前記一括補給手段によるトナー補給動作により画像形成動作が中断される時間を極力少なくすることができるとともに、他の色のトナー不足によるミスプリントの発生を防止することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100は、前記一括補給手段によるトナー補給動作の実行中に他の色のトナーの補給命令が発生した場合は、トナー補給速度と画像印字率から単位時間あたりのトナー消費量を計算し、前記計算結果から前記所定のトナー収容部内のトナー残量が次の画像形成に必要なトナー量以上であるかぎり前記一括補給手段によるトナー補給動作および画像形成動作を継続するように構成することが好ましい。この画像形成装置においては、トナー残量が次の画像形成に必要なトナー量以上であるかぎり前記一括補給手段によるトナー補給動作および画像形成動作が継続されるので、オペレータの作業途中で画像形成動作が中断されたり他の色のトナー不足によるミスプリントが発生したりする不具合を防止することができる。
本発明に係る画像形成装置は、トナーカートリッジの交換時にトナーカートリッジの装着間違えによるトナーの混色を確実に防止することができるので、カラー画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置として有用である。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す概略構成図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置で使用されるイエロートナーカートリッジの構成を示す概略斜視図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置で使用されるマゼンタトナーカートリッジの構成を示す概略斜視図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置で使用されるシアントナーカートリッジの構成を示す概略斜視図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置で使用されるブラックトナーカートリッジの構成を示す概略斜視図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置で使用されるスタート剤カートリッジの構成を示す概略斜視図 (a)は、図2の線分A−Aに沿ったイエロートナーカートリッジの断面図、(b)は、図2の線分B−Bに沿ったイエロートナーカートリッジの断面図 図5の線分C−Cに沿ったブラックトナーカートリッジの断面図 図8に示すブラックトナーカートリッジに廃トナー回収搬送手段により廃トナーが回収される状態を示す概略図 図6の線分D−Dに沿ったスタート剤カートリッジの断面図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のカートリッジ装着部の構成を示す概略斜視図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のカートリッジ装着部へのトナーカートリッジの装着前の状態を示す概略断面図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のカートリッジ装着部への装着開始状態を示す概略断面図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のカートリッジ装着部への装着完了状態を示す概略断面図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のトナー収容部とトナーカートリッジとの位置関係を示す概略側面図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のトナー収容部の構成を示す概略断面図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のトナー収容部にマゼンタトナーが補給された状態を示す概略断面図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のトナー収容部のトナー補給口とトナーカートリッジのトナー吐出口との位置関係を示す概略断面図 (a)は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のトナーエンド検知手段の構成を示す概略平面図、(b)は、トナーエンド検知手段の構成を示す正面図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の駆動系の構成を示す概略構成図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のトナー補給機構の構成を示す概略正面図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置のトナー補給機構の構成を示す概略平面図 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置におけるトナー補給機構の補給トナー選択カムの構成を示す概略図
符号の説明
100 画像形成装置
110Y,110M,110C,110K 感光体ドラム
120 中間転写ベルト
130Y,130M,130C,130K 帯電器
140Y,140M,140C,140K 現像器
150Y,150M,150C,150K 転写器
160Y,160M,160C,160K クリーニング装置
170 露光装置
180 給紙カセット
181 給紙ローラ
182 搬送ローラ
183 レジストローラ
184 二次転写ローラ
185 定着装置
190 排紙ローラ
191 排紙トレイ
200Y イエローカートリッジ
200M マゼンタトナーカートリッジ
200C シアントナーカートリッジ
200K ブラックトナーカートリッジ
200S スタート剤カートリッジ
210Y,210M,210C,210K,210S カートリッジ本体
211Y,211M,211C,211K,211S 底部
212Y,212M,212C,212K トナー吐出口
220Y,220K,220S アジテータ
221Y,221K,221S トナー攪拌部材
222Y,222M,222C,222K,222S トナー攪拌軸
223Y,223M,223C,223K,223S トナー攪拌ギヤ
224Y,224K,224S トナー攪拌棒
230Y,230M,230C,230K シャッター部材
231Y,231M,231C,231K シャッター開閉ラック
240Y,240M,240C,240K 凸部
250K 廃トナー収容部
251K,251S 隔壁
252K 廃トナー回収口
253K 開閉弁
260Y,260M,260C,260S 切欠部
900 オーガ
901 廃トナー回収部
902 廃トナー排出部
1100 カートリッジ装着部
1101Y,1101M,1101C,1101K シャッター開閉ピニオン
1102Y,1102M,1102C,1102K トナー補給口
1103 カートリッジガイド部
1104 支軸
1105 コイルスプリング
1106 ストッパピン
1107 ストッパ
1108 クリックストッパ
1109 トナー攪拌駆動ギヤ
1110 インターロックスイッチ
1111 トナー搬送路
1112 トナー搬送スクリュー
1113 トナー収容部
1114Y,1114M,1114C,1114K トナー収容器
1115 シート状隔壁
1116 トナーシール部材
1900 トナーエンド検知手段
1901Y,1901M,1901C,1901K 発光素子
1902 光導体
1903 受光素子
2000 駆動系
2001 作像系駆動モータ
2002 搬送系駆動モータ
2100 トナー補給機構
2101 駆動遊星歯車装置
2110 補給トナー選択カム機構
2120Y,2120M,2120C,2120K 従動遊星歯車装置
2111Y,2111M,2111C,2111K 補給トナー選択カム
2112Y,2112M,2112C,2112K 補給トナー選択レバー
TY イエロートナー
TM マゼンタトナー
TC シアントナー
TK ブラックトナー
UY,UM,UC,UK 画像形成ユニット

Claims (29)

  1. 異なった色のトナーが色別に収容された複数のトナーカートリッジのうち1つを装着するカートリッジ装着部を備え、
    前記カートリッジ装着部は、前記複数のトナーカートリッジ内の各色のトナーが個別に補給される複数のトナー補給口を有し、
    前記複数のトナーカートリッジの各々は、前記カートリッジ装着部に装着された状態で、トナー色が適合するトナー補給口に収容トナーを吐出するトナー吐出口と、トナー色が適合しないトナー補給口を封鎖する補給口封鎖手段と、を具備する画像形成装置。
  2. 前記複数のトナー補給口から補給される各色のトナーを個別に収容する複数のトナー収容部を備え、前記複数のトナー収容部の各々は、トナー色が適合するトナーカートリッジ内の全てのトナーを一度に収容可能な容積を有する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記複数のトナー補給口から補給される各色のトナーを個別に収容する複数のトナー収容部を備え、前記各トナー補給口と前記各トナー収容部とを結ぶトナー搬送路の各々は、トナー色が適合するトナーカートリッジ内の全てのトナーを一度に収容可能な容積を有する請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記複数のトナー補給口から補給される各色のトナーを個別に収容する複数のトナー収容部を備え、前記複数のトナー収容部の各々は、互いに同一の容積を有する請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記複数のトナー補給口から補給される各色のトナーを個別に収容する複数のトナー収容部を備え、前記複数のトナー収容部の各々は、収容されているトナーの消費率に応じた容積を有する請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記複数のトナー補給口から補給される各色のトナーを個別に収容する複数のトナー収容部を備え、前記複数のトナー収容部は、互いに隣接し、かつ伸縮自在な隔壁により仕切られた構成を有する請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記複数のトナー補給口の各々は、上方に向かって開口し、
    前記複数のトナーカートリッジの各々のトナー吐出口は、前記トナーカートリッジが前記カートリッジ装着部に装着された状態で、前記トナー補給口に対して上方から下方に向かって開口している請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 複数色の画像を形成する複数の画像形成ユニットを有し、
    前記複数のトナー補給口は、前記各画像形成ユニットの配列方向と平行な方向に配置されている請求項7記載の画像形成装置。
  9. 複数色の画像を形成する複数の画像形成ユニットを有し、
    前記複数のトナー補給口は、前記各画像形成ユニットの片側端部に配置されている請求項7または請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記複数のトナー補給口は、同一線上に配置されている請求項1から請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記複数のトナー補給口は、同一平面上に配置されている請求項1から請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記補給口封鎖手段は、前記トナーカートリッジに設けた凸部からなる請求項1から請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記複数のトナー補給口の各々の開口部の周囲に、前記カートリッジ装着部に前記トナーカートリッジが装着された状態で前記トナー吐出口および前記凸部に圧接する弾性発泡体からなるトナーシール部材を設けた請求項12記載の画像形成装置。
  14. 画像形成により発生する廃トナーを回収して廃トナー収容部に搬送する廃トナー回収搬送手段を備え、前記複数のトナーカートリッジのうちの少なくとも1つが前記廃トナー収容部を有する請求項1から請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記廃トナー収容部を有するトナーカートリッジは、ブラックトナーを収容するブラックトナーカートリッジである請求項14記載の画像形成装置。
  16. 前記複数のトナーカートリッジの各々は、前記カートリッジ装着部に対して装置本体の側面側から着脱される構成を有する請求項1から請求項15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 前記複数のトナーカートリッジの各々は、前記カートリッジ装着部への着脱動作に連動して前記トナー吐出口を開閉するシャッター部材を有する請求項1から請求項16のいずれかに記載の画像形成装置。
  18. 前記複数のトナーカートリッジの各々は、各トナーカートリッジの底面に前記トナー吐出口が設けられ、前記底面が垂直な状態から水平な状態に回転することにより、前記カートリッジ装着部に装着されるとともに前記シャッター部材が開放される構成を有する請求項17記載の画像形成装置。
  19. 前記カートリッジ装着部は、装置本体の背面部位に配置され、前記複数のトナーカートリッジの各々の外面は、前記カートリッジ装着部に装着された状態で、装置本体の側面の一部をなす形状に形成されている請求項1から請求項18のいずれかに記載の画像形成装置。
  20. 前記トナーカートリッジの前記カートリッジ装着部への着脱動作に連動して装置本体の電源をオン/オフするインターロックスイッチを備え、前記カートリッジ装着部から前記トナーカートリッジを取り出した状態で前記電源がオフする請求項1から請求項19のいずれかに記載の画像形成装置。
  21. 前記複数のトナー補給口から補給される各色のトナーを個別に収容する複数のトナー収容部を備え、前記トナーカートリッジの前記カートリッジ装着部への装着後、前記トナーカートリッジに収容されている全てのトナーを所定のトナー収容部に一度に補給する一括補給動作を実行するトナー補給手段を具備する請求項1から請求項20のいずれかに記載の画像形成装置。
  22. 前記一括補給動作の実行中は、前記所定のトナー収容部に所定量以上のトナーが搬送されるまで画像形成動作を中断する制御手段を具備する請求項21記載の画像形成装置。
  23. 前記複数のトナー収容部の各々に収容されているトナー残量を個別に検出し、前記トナー残量が所定量以下になったトナー収容部へのトナー補給を要求するトナー補給信号を出力するトナー残量検出手段を備え、前記トナー補給信号が出力された時点で、前記一括補給動作の実行中における画像形成動作を継続させることが可能な量のトナーを前記トナー収容部内に残しておくように前記トナー補給信号の出力タイミングが設定されている請求項21記載の画像形成装置。
  24. 前記一括補給動作の実行中は、トナー補給速度と画像印字率から単位時間あたりのトナー消費量を計算し、前記計算結果から前記所定のトナー収容部内のトナー残量が次の画像形成に必要なトナー量以下である場合には画像形成動作を停止する請求項21記載の画像形成装置。
  25. 前記一括補給動作の実行中に他の色のトナーの補給命令が発生した場合は、画像形成動作を中断して前記一括補給動作を継続する請求項21記載の画像形成装置。
  26. 前記一括補給動作の実行中に他の色のトナーの補給命令が発生した場合は、トナー補給速度と画像印字率から単位時間あたりのトナー消費量を計算し、前記計算結果から前記所定のトナー収容部内のトナー残量が次の画像形成に必要なトナー量以上であるかぎり前記一括補給動作および画像形成動作を継続する制御手段を具備する請求項21記載の画像形成装置。
  27. 請求項1から請求項26のいずれかに記載の画像形成装置に用いられるトナーカートリッジであって、
    前記カートリッジ装着部に装着された状態で、トナー色が適合する前記トナー補給口と対向する部位に設けられたトナー吐出口と、
    トナー色が適合しない前記トナー補給口を封鎖する補給口封鎖手段と、を有するトナーカートリッジ。
  28. 請求項1から請求項26のいずれかに記載の画像形成装置の前記複数のトナー収容部の各々に、画像形成に必要な複数色のスタート剤を個別に補給するためのスタート剤カートリッジであって、
    前記複数色のスタート剤を個別に収容する複数のスタート剤収容部と、
    前記カートリッジ装着部に装着された状態で、前記複数のトナー補給口の各々と対向するように前記複数のスタート剤収容部の各々に設けられた複数のトナー吐出口と、を有するスタート剤カートリッジ。
  29. 請求項15記載の画像形成装置に用いられるブラックトナーカートリッジであって、
    ブラックトナーを収容するブラックトナー収容部と、前記廃トナー回収搬送手段により搬送される廃トナーを収容する廃トナー収容部と、を備え、
    前記カートリッジ装着部に装着された状態で、前記ブラックトナー収容部の前記ブラックトナーのトナー補給口と対向する部位に設けられたトナー吐出口と、他の色のトナーのトナー補給口を封鎖する補給口封鎖手段と、前記廃トナー収容部に設けられて前記廃トナー回収搬送手段により搬送される廃トナーを受け入れる廃トナー受入口と、を有するブラックトナーカートリッジ。
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