JP2000131932A - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JP2000131932A
JP2000131932A JP10306989A JP30698998A JP2000131932A JP 2000131932 A JP2000131932 A JP 2000131932A JP 10306989 A JP10306989 A JP 10306989A JP 30698998 A JP30698998 A JP 30698998A JP 2000131932 A JP2000131932 A JP 2000131932A
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cartridge
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英明 門脇
Toshinaka Yamanaka
敏央 山中
Naoyuki Harada
直幸 原田
Masayuki Ida
雅之 井田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のトナー収容槽によって構成されるトナー
収容部を小型化し、画像形成装置を小型化することがで
き、設置場所の省スペース化を実現できる。 【構成】トナー収容槽227aの上面に構成したカート
リッジセット部2271aには、カートリッジ300が
載置される。カートリッジセット部2271aの一部
は、トナー収容槽227aに隣接するトナー収容槽22
7bの上面に位置している。スライド蓋2273aは、
トナー収容槽227aの上面においてトナー収容槽22
7a〜227dの並設方向に、補給口2274aを閉鎖
する位置と開放する位置との間をスライドする。トナー
収容槽227b〜227dのそれぞれの上面においてス
ライド蓋2273の補給口2274を開放する位置の上
方は、隣接するトナー収容槽227a〜227cに補給
すべきトナーを収納したカートリッジ300の一部の載
置位置にされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機等の電子写真
法による画像形成を行う画像形成装置において使用され
るトナーをカートリッジからトナー収容部に補給するト
ナー補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法における画像形成処理では、
感光体の表面に形成された静電潜像にトナーを静電吸着
させてトナー画像に顕像化し、このトナー画像を記録媒
体の表面に転写する。したがって、電子写真法による画
像形成を行う画像形成装置では、所定量のトナーを収納
するトナー収容部を設けるとともに、画像形成処理にお
いて消費されるトナーをトナー収容部に補給する必要が
ある。
【0003】そこで、従来の画像形成装置では、特開平
5−289516号公報に開示されているように、画像
形成装置の内部に設置されたトナー収容部(トナーホッ
パ)の上面に形成された案内枠に、補給用のトナーが充
填されたカートリッジ(トナーボトル)の一部が案内さ
れた状態で、トナーボトルをトナーホッパの上面におい
てスライドさせた際に、トナーボトルの開口部がトナー
ホッパの補給口に対向した状態で開口するようにし、ト
ナーボトルに充填されていたトナーをトナーホッパ内に
補給するトナー補給装置を備えている。
【0004】ところで、フルカラー画像を再現するカラ
ー画像形成装置では、一般に、減色混法の3原色である
イエロー、マゼンタ及びシアンの各色の画像データにつ
いての画像形成処理、並びに、これら3原色から生成さ
れたブラックの画像データについての画像形成処理の合
計4回の画像形成処理を実行し、フルカラー画像を再現
するようにしている。したがって、カラー画像形成装置
では、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色
のトナーを備える必要がある。
【0005】この場合に、特開平5−289516号公
報に開示された構成のトナー補給装置のトナーホッパ
を、カラー画像形成装置の内部に4個並べて配置し、4
個のトナーホッパのそれぞれにイエロー、マゼンタ、シ
アン及びブラックの4色のトナーを収納することも考え
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、特開平5−289516号公報に開示されているよ
うな単色画像形成装置用のトナーホッパをカラー画像形
成装置内に単に4個並設するのみでは、トナー収容部が
大型化し、結果的にカラー画像形成装置が大型化して大
きな設置スペースを必要とする問題がある。
【0007】この発明の目的は、複数のトナー収容槽に
よって構成されるトナー収容部を小型化し、画像形成装
置を小型化することができ、設置場所の省スペース化を
実現できるトナー補給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、画像形成装置内のトナー収容部において並設された
複数のトナー収容槽のそれぞれに、隣接するトナー収容
槽に補給すべきトナーを収納したカートリッジの少なく
とも一部が当接するカートリッジ支持部を形成したこと
を特徴とする。
【0009】請求項1に記載した発明においては、トナ
ーをトナー収容槽内に補給するカートリッジの一部が、
そのトナー収容槽に隣接する他のトナー収容槽のカート
リッジ支持部に当接する。したがって、画像形成装置内
のトナー収容部に並設された複数のトナー収容槽のそれ
ぞれにカートリッジからトナーを補給する際に、カート
リッジの一部が隣接するトナー収容槽において支持さ
れ、各トナー収容槽において支持すべきカートリッジの
範囲が小さくなり、複数のトナー収容槽を並設した際の
並設方向の長さが短くなる。
【0010】請求項2に記載した発明は、前記カートリ
ッジ支持部が、複数のトナー収容槽のそれぞれの上面に
おいて並設方向の一方に隣接するトナー収容槽に補給す
べきトナーを収納したカートリッジの少なくも一部が載
置されるカートリッジ載置部であることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載した発明においては、カー
トリッジの一部が、収納しているトナーを補給するトナ
ー収容槽に隣接するトナー収容槽の上面に載置される。
したがって、各トナー収容槽の上面におけるカートリッ
ジの載置範囲が小さくなり、複数のトナー収容槽を並設
した際の並設方向の長さが短くなる。
【0012】請求項3に記載した発明は、前記複数のト
ナー収容槽のそれぞれの上面に、トナーの補給を受ける
べきカートリッジの載置位置を規定する部材が配置され
る範囲、蓋体によって開閉されるトナー補給口が開口す
る範囲、トナー補給口の開放時に蓋体が位置する範囲、
及び、隣接するトナー補給装置に補給すべきカートリッ
ジの一部が載置される範囲を、トナー収容槽の並設方向
にこの順に形成したことを特徴とする。
【0013】請求項3に記載した発明においては、トナ
ーの補給を受けるべきカートリッジの載置位置を規定す
る部材が配置される範囲、蓋体によって開閉されるトナ
ー補給口が開口する範囲、トナー補給口の開放時に蓋体
が位置する範囲、及び、隣接するトナー補給装置に補給
すべきカートリッジの一部が載置される範囲が、各トナ
ー収容槽の上面において、トナー収容槽の並設方向にこ
の順に形成される。したがって、蓋体がトナー補給口を
開放する位置に移動した状態で、隣接するトナー収容槽
の上面に載置されたカ−トリッジからトナー収容槽の内
部にトナー補給口からトナーが補給される。
【0014】請求項4に記載した発明は、前記カートリ
ッジの一部が、他の部分に対してトナー収容槽の並設方
向に往復移動自在にされているとともに、前記蓋体が、
カートリッジの一部のトナー収容槽の並設方向への移動
に伴って、トナー補給口を閉鎖する位置と開放する位置
との間をトナー収容槽の並設方向に移動することを特徴
とする。
【0015】請求項4に記載した発明においては、カー
トリッジの一部の移動に伴って蓋体がトナー補給口を閉
鎖する位置と開放する位置との間を移動する。したがっ
て、トナー収容槽の上面に載置されたカートリッジの一
部を移動させることによって蓋体がトナー補給口を開放
し、カートリッジに収納されていたトナーがトナー補給
口からトナー収容槽の内部に補給される。
【0016】請求項5に記載した発明は、前記トナー収
容槽の上面において、隣接するトナー補給装置に補給す
べきカートリッジの一部が載置される範囲をトナー補給
口の開放時に蓋体が位置する範囲の上方に形成し、複数
のトナー収容槽をそれぞれの上面が階段状に位置する状
態で並設したことを特徴とする。
【0017】請求項5に記載した発明においては、各ト
ナー収容槽の上面におけるトナー補給口の開放時の蓋体
が位置する範囲の上方に、隣接するトナー収容槽に補給
すべきトナーを収納したカートリッジの一部が載置され
る。したがって、トナー収容槽の並設方向における各ト
ナー収容槽の上面の長さが短くなり、複数のトナー収容
槽を並設する際の並設方向の長さが短縮される。
【0018】請求項6に記載した発明は、前記複数のト
ナー収容槽の上面をトナー収容槽の並設方向について所
定の傾斜角で傾斜させて構成するとともに、隣接するト
ナー収容槽の上面の一部が垂直方向において重複する状
態で複数のトナー収容槽を並設したことを特徴とする。
【0019】請求項6に記載した発明においては、複数
のトナー収容槽が、所定の傾斜角で傾斜した上面の一部
を、隣接するトナー収容槽との間で垂直方向に重複させ
た状態で並設される。したがって、複数のトナー収容槽
をそれぞれの上面が階段状に位置する状態で並設した際
に、複数のトナー収容槽全体の高さが低くなる。
【0020】請求項7に記載した発明は、前記カートリ
ッジの一部が、他の部分に対してトナー収容槽の並設方
向について前記所定の傾斜角で傾斜した状態に構成され
たことを特徴とする。
【0021】請求項7に記載した発明においては、トナ
ー収容槽の並設方向に対して所定の傾斜角で傾斜したト
ナー収容槽の上面に載置されたカートリッジにおいて、
トナー収容槽の並設方向に移動する一部が、他の部分に
対してトナー収容槽の並設方向について所定の傾斜角で
傾斜した状態にされる。したがって、トナー収容槽の上
面に載置されたカートリッジの一部は略水平方向に移動
する。
【0022】請求項8に記載した発明は、前記カートリ
ッジが、収納しているトナーの複数種の特性のそれぞれ
について特性毎に定められた一方向の形状が各特性の内
容に応じて異なる識別部材を備えるとともに、前記複数
のトナー収容槽のそれぞれが、補給されるべきトナーを
収納したカートリッジが有する識別部材の形状のみに対
応する形状の係合部材を備えたことを特徴とする。
【0023】請求項8に記載した発明においては、カー
トリッジが収納しているトナーの複数種の特性の内容
が、そのカートリッジに形成された識別部材の複数の方
向のそれぞれにおける形状によって表されるとともに、
各トナー収容槽に形成された係合部材は、補給されるべ
きトナーを収納したカートリッジに形成されている識別
部材にのみ係合する。したがって、並設される複数のト
ナー収容槽のそれぞれには、各トナー収容槽が補給され
るべきトナーを収納したカートリッジのみがトナーを補
給できる状態で載置され、各トナー収容槽には適正な特
性のトナーのみが補給される。
【0024】請求項9に記載した発明は、前記識別部材
が、他の部分に対して往復移動自在にされたカートリッ
ジの一部に形成されているとともに、前記係合部材が、
トナー補給槽の蓋体に形成されていることを特徴とす
る。
【0025】請求項9に記載した発明においては、カー
トリッジにおいてトナー収容槽の並設方向に移動する一
部に識別部材が形成され、トナー収容槽の蓋体に係合部
材が形成される。したがって、各トナー収容槽におい
て、補給すべきトナーを収納したカートリッジのみが一
部において蓋体と係合し、その一部を移動させることに
よって蓋体をトナー補給口を開放する位置に移動させる
ことにより、適正な特性のトナーのみがトナー収容槽に
補給される。
【0026】請求項10に記載した発明は、前記複数の
トナー収容槽の少なくとも1つのトナー収容槽のトナー
収容量が他のトナー収容槽のトナー収容量に比較して多
量にされているとともに、前記識別部材の1方向におけ
る形状がカートリッジにおけるトナーの収納量に応じた
形状を呈することを特徴とする。
【0027】請求項10に記載した発明においては、カ
ートリッジに形成した識別部材によって表すトナーの特
性の一つにトナーの収納量を含め、トナー補給槽のトナ
ー収容量に応じた量のトナーを収納したカートリッジの
識別部材のみがトナー補給槽の係合部材に係合する。し
たがって、各トナー補給槽には、収容できる量のトナー
が補給される。
【0028】
【実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係るトナ
ー補給装置が適用されるディジタルフルカラー複写機の
構成を示す正面断面の略図である。ディジタルフルカラ
ー複写機の複写機本体100の上面には、原稿台111
及び操作パネル(図示せず。)が設けられており、原稿
台111の上面には自動原稿送り装置112が開閉自在
に装着されている。複写機本体100の内部には、画像
読取部110及び画像形成部210が構成されている。
【0029】自動原稿送り装置112は、原稿トレイに
セットされた原稿を一方の面が原稿台111の上面に対
向する状態で1枚ずつ原稿台111の上面の所定位置に
給送し、一方の面についての画像読取処理が終了した後
に原稿の表裏面を反転し他方の面が原稿台111の上面
に対向する状態で原稿台111の上面の所定位置に給送
する。1枚の原稿について両面の画像読取処理が終了す
ると、その原稿を排出し、原稿トレイにセットされた全
ての原稿のそれぞれを順に両面が原稿台111の上面に
対向する状態で給送する。自動原稿送り装置112にお
ける反転処理を含む原稿の給送処理は、複写機本体10
0全体の動作に関連して制御される。
【0030】画像読取部110は、自動原稿送り装置1
12によって原稿台111の上面に給送された原稿の画
像を読み取る。このため、画像読取部110は、原稿台
111の下面に沿って往復移動する第1ミラーベース1
13及び第2ミラーベース113を備えている。第1ミ
ラーベース113は、露光ランプ及びミラーを搭載し、
原稿台111の下面を所定の速度で往復移動する。第2
ミラーベース114は、2枚のミラーを搭載し、第1ミ
ラーベース113の1/2の速度で原稿台111の下面
を往復移動する。
【0031】第1ミラーベース113に搭載された露光
ランプから照射された光は、原稿の画像面において反射
し、さらに、第1ミラーベース113及び第2ミラーベ
ース114に搭載されたミラーにおいて反射し、レンズ
115によって光電変換素子116の受光面に結像す
る。光電変換素子116は、受光面における反射光の光
量に応じた受光信号を出力する。光電変換素子116か
ら出力された受光信号は、図外の画像処理部において所
定の処理を施され、画像データとして用いられる。
【0032】複写機本体100の内部において、画像形
成部210の下方には、給紙部211が配置されてい
る。この給紙部211は、給紙カセット内に収納されて
いる複数枚の用紙を1枚ずつ分離して給紙する。給紙部
211から給紙された用紙は、画像形成部210の動作
に同期したタイミングで画像形成部210内に導かれ
る。画像形成部210の下部には、矢印Z方向に回転す
る搬送ベルト216がローラ対214,215に張架さ
れて配置されており、画像形成部210内に導かれた用
紙は、搬送ベルト216の表面に静電吸着した状態で画
像形成部210内を搬送される。
【0033】複写機本体100の内部において、搬送ベ
ルト216の上面における矢印Z方向の下流側には、定
着装置217が配置されている。定着装置217は、画
像形成部210において表面に現像剤画像が転写された
用紙を加熱及び加圧し、現像剤画像を溶融して用紙の表
面に定着させる。定着装置217を通過した用紙は、排
紙ローラ219により複写機本体100の一方の側面に
装着された排紙トレイ220に排出される。また、定着
装置217と排紙ローラ219との間に配置されたゲー
ト218は、両面複写モード時において定着装置217
を通過した片面複写済用紙を選択的にスイッチバック搬
送路221内に導く。スイッチバック搬送路221に導
かれた片面複写済用紙は、表裏面を反転した状態で画像
形成部210内に再度導かれる。
【0034】画像形成部210において、搬送ベルト2
16の上方には、4つの画像形成ステーションPa〜P
dが、搬送ベルト216の上面に矢印Z方向の上流側か
らこの順に対向して配置されている。したがって、画像
形成部210内で搬送ベルト216によって搬送される
用紙の上面には、画像形成ステーションPa〜Pdがこ
の順に対向する。
【0035】画像形成ステーションPa〜Pdのそれぞ
れは、実質的に同一の構成を有している。一例として、
画像形成ステーションPaは、矢印F方向に一定速度で
回転駆動される感光体ドラム222a、感光体ドラム2
22aの表面に単一極性の電荷を均一に付与する帯電器
223a、感光体ドラム222aの表面に形成された静
電潜像を現像剤画像に顕像化する現像装置224a、感
光体ドラム222aの表面に担持された現像剤画像を用
紙の表面に転写する転写器225a、及び、搬送ベルト
216を挟んで転写器225aに対向する位置を通過し
た感光体ドラム222aの表面から残留トナーを除去す
るクリーナ226aを備える。
【0036】画像形成ステーションPa〜Pdのそれぞ
れの上方には、トナー収容部227を構成するトナー収
容槽227a〜227dのそれぞれが配置されている。
トナー収容槽227a〜227dのそれぞれは、内部に
収納した互いに異なる色のトナーを現像装置224a〜
224dに供給する。トナー収容槽227a〜227d
は、複写機本体100の内部の前面側に寄せて配置され
ており、図外のスライド機構を介して複写機本体100
の内部に収納されたトナー供給位置と複写機本体100
の前方に露出したトナー補給位置との間に出入れ自在に
されている。
【0037】なお、画像形成ステーションPa〜Pdの
それぞれには、感光体ドラム222a〜222dのそれ
ぞれの上方に、レーザユニットが設けられている。この
レーザユニットは、画像処理部から供給されたイエロ
ー、マゼンタ、シアン又はブラックの各色の画像データ
に応じて変調されたレーザ光を照射する半導体レーザ素
子、半導体レーザ素子から照射されたレーザ光を主走査
方向に偏向させる偏向装置、偏向装置によって偏向され
たレーザ光を感光体ドラム222a〜222dの表面に
結像させるfθレンズ等によって構成されている。
【0038】感光体ドラム222a〜222dの表面に
は光導電層が構成されており、感光体ドラム222a〜
222dの表面においてレーザユニットのレーザ光の照
射を受けた部分は、レーザ光の照射に先立って帯電器2
23a〜223dから付与された電荷が光導電作用によ
って選択的に除去されることにより、感光体ドラム22
2a〜222dのそれぞれの表面に、各色の画像データ
に基づく静電潜像が形成される。さらに、現像装置22
4a〜224dのそれぞれは、感光体ドラム222a〜
222dのそれぞれの表面に対して、レーザユニットか
ら照射されたレーザ光が対応する画像データの色と同一
の色のトナーが供給される。
【0039】画像形成ステーションPa〜Pdのそれぞ
れにおいてレーザユニットからレーザ光を照射するタイ
ミングは、搬送ベルト216の上面の矢印Z方向の移動
速度と感光体ドラム222a〜222dの配置間隔とに
基づいて決定されており、感光体ドラム222a〜22
2dのそれぞれに担持された各色のトナー像は、用紙表
面の同一位置に重ね合わされる。
【0040】また、矢印Z方向における搬送ベルト21
6上面の画像形成ステーションPaの上流側には帯電器
228が接触しており、矢印Z方向における搬送ベルト
216上面の画像形成ステーションPdの下流側には除
電器229が接触している。帯電器228は、用紙が搬
送ベルト216の表面に静電吸着するための電荷を搬送
ベルト216及び用紙の表面に付与する。除電器229
は、用紙を搬送ベルト216の表面から剥離させるため
のコロナ放電を行う。
【0041】図2は、上記ディジタル複写機のトナー収
容部の構成を示す図である。上述のように、トナー収容
部227を構成するトナー収容槽227a〜227dの
それぞれは、複写機本体100の内部における前面側に
寄せて並設されており、現像装置224a〜224dの
それぞれに補給すべき4色のトナーのそれぞれを収納し
ている。一例として、トナー収容槽227aの上面に
は、トナー補給部2270aが形成されている。このト
ナー補給部2270aは、カートリッジセット部227
1a、カートリッジ位置合わせ部2272a、スライド
蓋2273a及び補給口2274aによって構成されて
いる。
【0042】カートリッジセット部2271aは平面状
に形成され、後述するように、カートリッジ300が下
面を密着させた状態で載置される。カートリッジセット
部2271aの一部は、トナー収容槽227aに隣接す
るトナー収容槽227bの上面に位置している。カート
リッジ位置合わせ部2272aは、カートリッジセット
部2271aの前後端において上面を開放した水平方向
の凹部によって構成されており、後述するように、カー
トリッジ300に形成された突起が上方から嵌入する。
補給口2274aは、トナー収容槽227aの上面にお
いて開口しており、トナー収容槽227aの内部に連通
している。スライド蓋2273aは、トナー収容槽22
7aの上面においてトナー収容槽227a〜227dの
並設方向に、補給口2274aを閉鎖する位置と開放す
る位置との間にスライド自在にされている。
【0043】他のトナー収容槽227b〜227dのそ
れぞれは、トナー収容槽227aのトナー補給部227
0aと略同一の構成のトナー補給部2270b〜227
0dを有している。但し、トナー収容槽227aを一端
側にして4個並設されたトナー収容槽227a〜227
dのうち、他端側に位置するトナー収容槽227dのト
ナー補給部2270dは、カートリッジセット部227
1dの一部をトナー収容槽227dの上面からトナー収
容槽227a〜227dの並設方向に突出して構成され
ている。また、トナー収容槽227b〜227dのそれ
ぞれの上面において、スライド蓋2273の補給口22
74を開放する位置の上方は、隣接するトナー収容槽2
27a〜227cに補給すべきトナーを収納したカート
リッジ300の一部の載置位置にされている。
【0044】なお、4個のトナー収容槽227a〜22
7dのうち、右端のトナー収容槽227aは、他の3個
のトナー収容槽227b〜227dに比較して並設方向
の長さが長くされている。したがって、トナー収容槽2
27aにおけるトナーの収容量は、他のトナー収容槽2
27b〜227dのトナー収容量より多い。
【0045】一般に、ディジタル複写機内に複数のトナ
ー収容槽が設けられている場合に、各トナー収容槽が収
納しているトナーの使用量は一定ではなく、特定のトナ
ー収容槽が収納しているトナーが他のトナー収容槽が収
納しているトナーに比較してより多量に使用される場合
がある。例えば、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシ
アンの各色のトナーを使用するフルカラー複写機では、
ブラックのトナーのみを使用するモノクロの画像形成処
理も行うことができ、ブラックのトナーは、他のイエロ
ー、マゼンタ及びシアンの各色のトナーよりも多量に使
用される。
【0046】そこで、フルカラー複写機に備えられる4
個のトナー収容槽227a〜227dのうち、トナーの
収容量が他のトナー収容槽227b〜227dよりも多
いトナー収容槽227aにブラックのトナーを収納す
る。このように、複写機本体内に備えられる複数のトナ
ー収容槽のそれぞれのトナーの収納量と各トナーの使用
量とに基づいて、各トナー収容槽に収納するトナーを決
定することにより、各トナー収容槽に対するトナーの補
給作業の頻度を平均化することができ、トナーの補給回
数を削減することができる。
【0047】図3〜図5は、トナー収容槽に対してカー
トリッジからトナーを補給する際の作業における各工程
を順に示す図である。この発明の実施形態に係るトナー
補給装置では、一例として、トナー収容槽227aの上
面に形成されたトナー補給部2270aの所定位置にカ
ートリッジ300をセットした後、トナー補給部227
0aにおいてカートリッジ300を所定の方向にスライ
ドさせ、カートリッジ300が収納しているトナーをト
ナー収容槽227a内に補給する。なお、トナー収容槽
227b〜227dについてもトナー収容槽227aに
対する作業と同様の作業によってトナーが補給される。
【0048】トナー収容槽227aにトナーを補給する
際には、先ず、トナー収容槽227aを、他のトナー収
容槽227b〜227dとともに、複写機本体100の
前方に露出した補給位置に引出し、トナー収容槽227
aの上面のトナー補給部2270aを複写機本体100
の外部に露出させる。次いで、カートリッジ300の平
板部301の下面がトナー補給部2270aのカートリ
ッジセット位置2271aに対向する状態で、カートリ
ッジ300をトナー補給部2270a上に載置する(図
3,図4)。このとき、トナー補給部2270aのカー
トリッジ位置合わせ部2272aに、カートリッジ30
0の平板部301から水平方向に突出した突起302
が、上方から嵌入するとともに、カートリッジ300は
平板部301の下面をカートリッジセット位置2271
aの上面に密着させた状態で、トナー補給部2270a
に載置される。
【0049】なお、カートリッジ300において平板部
301は、突起302が形成された枠体301aと、こ
の枠体301a内を摺動自在にされたスライド板301
bと、から構成されている。また、カートリッジ300
においてトナーを収納しているボトル部303の開口し
た下端面はスライド板301bの下面に露出しており、
カバー304によって被覆されている。このカバー30
4の一部はスライド板301bの上面に露出しており、
スライド板301bの上面に露出した部分を引っ張るこ
とにより、カバー304をボトル部303の下端面から
剥がすことができる。さらに、スライド板301bはボ
トル部303の下端部の周縁に一体的に固定されてい
る。
【0050】この後、カートリッジ300のボトル部3
03をスライド板301bとともに、トナー補給部22
70aにおけるスライド蓋2274aのスライド方向に
スライドさせる(図5)。ボトル部303とともにスラ
イド板301bがスライドすることより、スライド板3
01bの押圧を受けてスライド蓋2274aも補給口2
274aを閉鎖する位置から開放する位置にスライド
し、トナー収容槽227aのトナー補給口2274a
は、ボトル部303の下端面に対向する位置で開放され
る。
【0051】この状態で、カバー304の一部を引っ張
ると、ボトル部303の下端面を被覆していたカバー3
04がボトル部303の下端面から剥がれ、ボトル部3
03の下端面がトナー収容槽227aのトナー補給口2
274aに対向する位置で開放される。これによって、
ボトル部303に収納されていたトナーが、ボトル部3
03の下端面からトナー補給口2274aを経由してト
ナー収容槽227a内に補給される。
【0052】以上のように、この実施形態に係るトナー
補給装置を構成するトナー収容槽227aにトナーを補
給する際には、一部が隣接するトナー収容槽227bの
上面に位置することにより十分に大きな面積を有する平
面状のカートリッジセット部2271aにカートリッジ
300の平板部301の底面を密着させ、カートリッジ
300をトナー収容槽227aの上面に安定した状態で
載置することができるとともに、4個のトナー収容槽2
27a〜227dの並設方向の長さを短くすることがで
きる。
【0053】また、トナー収容槽227aの上面のカー
トリッジ位置合わせ部2272aにカートリッジ300
の枠体301aに形成された突起302を上方から嵌入
させることによりトナー収容槽227aの上面における
カートリッジ300の載置位置の移動を確実に規制し、
カートリッジ300のスライド板301bをボトル部3
03とともに枠体301aに対して正確に移動させるこ
とができる。
【0054】なお、図3〜5に示したトナー収容槽22
7aに対するカートリッジ300の取り扱いは、他のト
ナー収容槽227b〜227dにトナーを補給する際に
も同様に行われる。
【0055】また、並設される4個のトナー収容槽22
7a〜227dのそれぞれにおいてカートリッジセット
部2271が構成される上面部材を同一形状の部材によ
って構成することができ、さらに、トナー収容槽227
a〜227dのそれぞれの全体を同一形状に構成するこ
とせできる。このように構成することにより、部品点数
を削減してコストの低廉化を実現できる。
【0056】図6は、上記ディジタル複写機のトナー収
容部におけるトナー補給部の配置状態を示す正面図であ
る。複写機本体100のおいてトナー補給部227を構
成する4個のトナー補給装置227a〜227dのそれ
ぞれの上面に構成されたトナー補給部2270a〜22
70dは、トナー収容槽227a〜227dの並設方向
の一部を重ね合わせた状態で階段状に配置されている。
この時、トナー収容槽227a〜227cのそれぞれの
上面が、隣接するトナー収容槽227b〜227dのそ
れぞれのトナー補給部2270b〜2270dの上面に
一致するようにされている。
【0057】また、トナー補給部2270a〜2270
cのそれぞれにおいてカートリッジ位置合わせ部227
2a〜2272cは、隣接するトナー補給部2270b
〜2270cとの重ね合わせ部分に位置している。な
お、トナー収容部227の左端部に位置するトナー収容
槽227dには左側に隣接する他のトナー収容槽が存在
せず、トナー収容槽227dの上面の左側に他のトナー
補給部が連続することがない。このため、トナー収容槽
227dの上面の左側には、延出部2275が形成され
ている。
【0058】以上の構成により、トナー収容槽227a
〜227dのそれぞれにカートリッジ300からトナー
を補給する際に、カートリッジ300の平板部301の
下面は、トナー収容槽227a〜227dのそれぞれの
上面と、隣接するトナー収容槽227b〜227dのそ
れぞれのトナー補給部2270b〜2270dのそれぞ
れの上面及び延出部2275の上面と、の広い範囲にわ
たって密着する。これによって、カートリッジ300を
トナー収容槽227a〜227dのそれぞれの上部に安
定した状態で載置することができるとともに、カートリ
ッジ300のボトル部303及びスライド板301bを
円滑にスライドさせることができ、トナーの補給作業の
操作性を向上させることができる。
【0059】なお、複数のトナー収容槽227a〜22
7dを一列に並設する際に、トナー収容槽227a〜2
27dのそれぞれの上面に構成されるトナー補給部22
70a〜2270dのそれぞれを並設方向に部分的に重
ね合わせて配置し、重ね合わせた位置を基準としてトナ
ー収容槽227a〜227dのそれぞれの並設方向の範
囲を決定することとした場合、トナー補給部2270a
〜2270dのそれぞれの並設方向の長さが同一であっ
ても、並設方向の一方の端部に位置するトナー収容槽
(この例では右端に位置するトナー収容槽227a)の
並設方向の範囲は、他のトナー収容槽(この例ではトナ
ー補給装置227b〜227d)の並設方向の範囲より
も長くなる。
【0060】したがって、前述のように、各トナーの使
用量に応じてトナー収容槽227a〜227dのそれぞ
れのいずれか1つのトナー収納量を他のトナー収納量よ
りも多くする必要がある場合にも、トナー収容槽227
a〜227dのそれぞれの上面に構成するトナー補給部
2270a〜2270dを同一の寸法形状の共通部品と
することができる。
【0061】図7は、この発明の別の実施形態に係るト
ナー補給装置を適用したディジタル複写機のトナー収容
部におけるトナー補給部の配置状態を示す図である。こ
の実施形態に係るトナー補給装置では、複写機本体10
0の内部においてトナー収容部227を構成する4個の
トナー収容槽227a〜227dの上面に構成されたト
ナー補給部2270a〜2270dは、トナー収容槽2
27a〜227dの並設方向の一部を重ね合わせた状態
で一定の角度に傾斜させて階段状に配置されている。こ
の時、トナー収容槽227a〜227cのそれぞれの上
面が、隣接するトナー収容槽227b〜227dのそれ
ぞれのトナー補給部2270b〜2270dの上面に一
致するようにされている。
【0062】なお、図7に示す構成において、トナー補
給部2270a〜2270d、及び、トナー収容槽22
7a〜227dの上面が一定の角度で傾斜している点以
外は、図6に示した構成と同様である。
【0063】このように、トナー補給部2270a〜2
270dを一定の角度に傾斜させた状態で一部を重ね合
わせて階段状に配置することにより、トナー補給部22
70a〜2270d全体の高さL2を、図6に示すよう
にトナー補給部2270a〜2270dを水平状態のま
まで配置した場合のトナー補給部2270a〜2270
d全体の高さL1に比較して短くすることができ、トナ
ー収容部227を小型化することができる。
【0064】また、トナー補給部2270a〜2270
dを、カートリッジ300のボトル部303及びスライ
ド板301bのスライド方向が下方になるように傾斜さ
せることにより、ボトル部303及びスライド板301
bの自重をスライド方向に作用させることができ、スラ
イド操作を円滑に行うことができる。
【0065】この場合に、図8(A)に示すように、カ
ートリッジ300において、平板部301をボトル部3
03の軸方向に直交する方向に対してトナー補給部22
70a〜2270dの傾斜角と同一の角度をもって傾斜
させる。この構成により、図8(B)に示すように、ト
ナー補給部2270a〜2270dにカートリッジ30
0を載置した際に、ボトル部303の軸方向が鉛直方向
に一致し、ボトル部303をスライド板301bととも
にスライドさせる操作をより円滑に行うことができる。
【0066】図9は、この発明の実施形態に係るトナー
補給装置のトナー補給部及びカートリッジの構成及び動
作を示す平面図である。前述のように、トナー補給部2
270には、スライド蓋2273がトナー収容槽の並設
方向にスライド自在に設けられている。図9(A)に示
すように、スライド蓋2273の上面には、突起227
6a及び係止片2276bを形成した2個のレバー22
76が支点2277において軸支されている。また、ス
ライド蓋2273の一方の端面には、凹部2278が形
成されている。一方、トナー補給部2270において、
補給口2274を閉鎖する位置にあるスライド蓋227
3のレバー2276に形成された突起2276aが対向
する位置には、突起2276aが嵌入する凹部2279
が形成されている。
【0067】これに対して、カートリッジ300の平板
部301を構成するスライド板301bには、スライド
蓋2273の凹部2278にスライド板301bのスラ
イド方向に嵌入する突起305が形成されている。ま
た、スライド板301bには、スライド蓋2273のレ
バー2276に形成された係止片2276bが係合する
係止部材306が形成されている。
【0068】枠体301aに形成された突起302をト
ナー補給部2270の凹部2272に嵌入し、カートリ
ッジ300をトナー補給部2270にセットした状態
で、スライド板301aをボトル部303とともに矢印
A方向にスライドさせると、図9(B)に示すように、
スライド板301bの突起305がスライド蓋2273
の凹部2278に嵌入するとともに、スライド蓋227
3のレバー2276の係止片2276bがスライド板3
01bの係止部材306に係合してレバー2276が支
点2277を中心として回転し、レバー2276の突起
2276aがトナー補給部2270の凹部2279から
外れる。
【0069】レバー2276の突起2276aが凹部2
279から外れることにより、スライド蓋2273の矢
印A方向の移動の規制が解除され、スライド板301b
を矢印A方向に継続してスライドさせることにより、ス
ライド板301bからの押圧を受けてスライド蓋227
3も矢印A方向にスライドする。これによって図9
(C)に示すように、スライド蓋2273は、補給口2
274を開放する位置まで移動し、補給口2274には
スライド板301bを周縁部に固定したボトル部303
(図示せず。)の下端面が対向する。
【0070】なお、トナー収容槽227a〜227dに
対するトナーの補給が完了すると、スライド板301b
をボトル部303とともに矢印B方向にスライドさせ
る。このスライド板301bの矢印B方向の移動によ
り、スライド板301bの係止部材305に係合するレ
バー2276の係止部2276bを介してスライド蓋2
273も矢印B方向にスライドする。
【0071】スライド蓋2273においてレバー227
6は、図示しない弾性部材の弾性力により突起2276
aが凹部2279に嵌合する方向に付勢されている。こ
のため、図9(C)に示す状態から図9(B)に示す状
態までスライド蓋2273が矢印B方向に移動して突起
2276aが凹部2279に対向すると、レバー227
6は上記の弾性部材の弾性力によって回転し、突起22
76aが凹部2279に嵌入し、係止片2276bはス
ライド板301bの係止部材305に係合しなくなる。
したがって、図9(B)に示す状態からスライド板30
1bを矢印B方向に継続してスライドさせても、スライ
ド蓋2273は図9(B)に示す位置に停止した状態を
維持する。
【0072】図10は、上記トナー補給装置におけるス
ライド板及びスライド蓋の要部の構成を示す図である。
トナー補給部2270に備えられたスライド蓋2273
に形成されている凹部2278と、カートリッジ300
の平板部301を構成するスライド板301bに形成さ
れている突起305と、によってカートリッジ300が
収納しているトナーがトナー収容槽227a〜227d
に補給すべきトナーであるか否かを識別する識別部材を
構成している。
【0073】即ち、複写機本体100の内部のトナー収
容部227に配置された4個のトナー収容槽227a〜
227dのそれぞれが、色や組成等の特性が互いに相違
するトナーを収容するものである場合、トナー収容槽2
27a〜227dのそれぞれに補給すべきトナーを収納
したカートリッジ300を各トナー補給部2270に適
正にセットする必要がある。
【0074】そこで、トナー収容槽227a〜227d
のそれぞれの上面に構成されたトナー補給部2270a
〜2270dのそれぞれにおいて、スライド蓋2273
の一方の端面における凹部2278の形成位置、又は、
凹部2278の形状を互いに異なる位置又は形状とする
とともに、トナー収容槽227a〜227dのそれぞれ
に補給すべきトナーを収納したカートリッジ300のそ
れぞれにおいて、対応するトナー収容槽227a〜22
7dのスライド蓋2273に形成されている凹部227
8の位置及び形状と同一の位置及び形状の突起305を
形成する。
【0075】例えば、図11(A)〜(H)に示すよう
に、トナー収容部227a〜227dに補給すべきトナ
ーの色や組成等の特性に応じて、スライド蓋2273に
形成する凹部2278とスライド板301bに形成する
突起305との位置又は形状を変える。この例では、色
毎に2種類の組成のトナーが存在する場合に、ブラック
のトナーについては組成に応じて凹部2278及び突起
305を図11(A),(B)に示す形状及び位置に形
成し、イエローのトナーについては組成に応じて凹部2
278及び突起305を同図(C),(D)に示す形状
及び位置に形成し、マゼンタのトナーについては組成に
応じて凹部2278及び突起305を同図(E),
(F)に示す形状及び位置に形成し、シアンのトナーに
ついては組成に応じて凹部2278及び突起305を同
図(G),(H)に示す形状及び位置に形成する。
【0076】このように構成することにより、トナー収
容部227a〜227dに補給すべきトナーの特性が一
致しないトナーを収納したカートリッジ300をトナー
補給部2270にセットした場合には、スライド板30
1bをスライド蓋2273側にスライドさせた際に、ス
ライド板301bの突起305がスライド蓋2273の
凹部2278に完全には嵌入することができない。この
ため、スライド蓋2273の上面に軸支されたレバー2
276の係止片2276bがスライド板301bに形成
された係止部材306に係合することがなく、レバー2
276の突起2276aが凹部2279から外れること
がない。これによって、スライド蓋2273はトナー補
給部2270の補給口2274を閉鎖する位置に停止し
たままの状態にされ、トナー収容槽227a〜227d
に補給すべきトナーと特性の異なるトナーがカートリッ
ジ300からトナー収容槽227a〜227d内に補給
されることがない。
【0077】なお、上記のいずれの実施形態に係るトナ
ー補給装置においても、ブラック、イエロー、マゼンタ
及びシアンの各色のトナーのそれぞれを収納する4個の
トナー収容槽227a〜227dを備えたディジタル複
写機を例にあげて説明したが、2色のトナーのそれぞれ
を収納した2個のトナー収容槽を有する所謂ツインカラ
ー複写機のように、複数のトナー収容槽を備えた画像形
成装置においてこの発明を同様に実施することができ
る。
【0078】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、トナ
ーをトナー収容槽内に補給するカートリッジの一部を、
そのトナー収容槽に隣接する他のトナー収容槽のカート
リッジ支持部に当接させることにより、画像形成装置内
のトナー収容部に並設された複数のトナー収容槽のそれ
ぞれにカートリッジからトナーを補給する際に、カート
リッジの一部を隣接するトナー収容槽において支持し、
各トナー収容槽において支持すべきカートリッジの範囲
を小さくして、複数のトナー収容槽を並設した際の並設
方向の長さを短くすることができ、画像形成装置内にお
けるトナー収容部を小型化できる。
【0079】請求項2に記載した発明によれば、カート
リッジの一部を、収納しているトナーを補給するトナー
収容槽に隣接するトナー収容槽の上面に載置することに
より、各トナー収容槽の上面におけるカートリッジの載
置範囲を小さくして、複数のトナー収容槽を並設した際
の並設方向の長さを短くすることができ、画像形成装置
内におけるトナー収容部を小型化できる。
【0080】請求項3に記載した発明によれば、トナー
の補給を受けるべきカートリッジの載置位置を規定する
部材が配置される範囲、蓋体によって開閉されるトナー
補給口が開口する範囲、トナー補給口の開放時に蓋体が
位置する範囲、及び、隣接するトナー補給装置に補給す
べきカートリッジの一部が載置される範囲を、各トナー
収容槽の上面において、トナー収容槽の並設方向にこの
順に形成することにより、蓋体をトナー補給口を開放す
る位置に移動させた状態で、隣接するトナー収容部の上
面に載置されたカ−トリッジからトナー収容槽の内部に
トナー補給口からトナーを安定した状態で補給すること
ができる。
【0081】請求項4に記載した発明によれば、カート
リッジの一部の移動に伴って蓋体をトナー補給口を閉鎖
する位置と開放する位置との間に移動させることによ
り、トナー収容槽の上面に載置されたカートリッジの一
部を移動させてトナー補給口を開放し、カートリッジに
収納されていたトナーをトナー補給口からトナー収容槽
の内部に円滑に補給することができる。
【0082】請求項5に記載した発明によれば、各トナ
ー収容槽の上面におけるトナー補給口の開放時の蓋体が
位置する範囲の上方に、隣接するトナー収容槽に補給す
べきトナーを収納したカートリッジの一部を載置するこ
とにより、トナー収容槽の並設方向における各トナー収
容槽の上面の長さを短くして、複数のトナー収容槽を並
設する際の並設方向の長さを短縮することができ、画像
形成装置内におけるトナー収容部を小型化できる。
【0083】請求項6に記載した発明によれば、複数の
トナー収容槽を、所定の傾斜角で傾斜した上面の一部
を、隣接するトナー収容槽との間で垂直方向に重複させ
た状態で並設することにより、複数のトナー収容槽をそ
れぞれの上面を階段状に位置する状態で並設した際に、
トナー収容槽全体の高さを低くすることができ、画像形
成装置内におけるトナー収容部を小型化できる。
【0084】請求項7に記載した発明によれば、トナー
収容槽の並設方向に対して所定の傾斜角で傾斜したトナ
ー収容槽の上面に載置されたカートリッジにおいて、ト
ナー収容槽の並設方向に移動する一部を、他の部分に対
してトナー収容槽の並設方向について所定の傾斜角で傾
斜した状態にすることにより、トナー収容槽の上面に載
置されたカートリッジの一部を略水平方向に移動させる
ことができ、トナー収容槽に対するトナーの補給作業を
容易にすることができる。
【0085】請求項8に記載した発明によれば、カート
リッジが収納しているトナーの複数種の特性の内容を、
そのカートリッジに形成された識別部材の複数の方向の
それぞれにおける形状によって表するとともに、各トナ
ー収容槽に形成された係合部材を、補給されるべきトナ
ーを収納したカートリッジに形成されている識別部材に
のみ係合する形状とすることにより、並設される複数の
トナー収容槽のそれぞれに、各トナー収容槽が補給され
るべきトナーを収納したカートリッジのみがトナーを補
給できる状態で載置できるようにして、各トナー収容槽
に適正な特性のトナーのみを正確に補給することがで
き、異なる特性のトナーが補給されることを確実に防止
することができる。
【0086】請求項9に記載した発明によれば、カート
リッジにおいてトナー収容槽の並設方向に移動する一部
に識別部材を形成し、トナー収容槽の蓋体に係合部材を
形成することにより、各トナー収容槽において、補給す
べきトナーを収納したカートリッジが載置された際にの
みトナー補給口が開放できるようにし、適正な特性のト
ナーのみをトナー収容槽に補給することができ、異なる
特性のトナーが補給されることを確実に防止することが
できる。
【0087】請求項10に記載した発明によれば、カー
トリッジに形成した識別部材によって表すトナーの特性
の一つにトナーの収納量を含め、トナー補給槽のトナー
収容量に応じた量のトナーを収納したカートリッジの識
別部材のみをトナー補給槽の係合部材に係合させること
により、各トナー補給槽は、収容できる量を越えるトナ
ーが補給されることを防止し、トナーの漏出による画像
形成装置内の汚損を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るトナー補給装置が適
用されるディジタルフルカラー複写機の構成を示す正面
断面の略図である。
【図2】上記ディジタル複写機のトナー収容部の構成を
示す図である。
【図3】トナー収容槽に対してカートリッジからトナー
を補給する際の作業における第1の工程を示す図であ
る。
【図4】上記作業の第2の工程を示す図である。
【図5】上記作業の第3の工程を示す図である。
【図6】上記ディジタル複写機のトナー収容部における
トナー補給部の配置状態を示す正面図である。
【図7】この発明の別の実施形態に係るトナー補給装置
を適用したディジタル複写機のトナー収容部におけるト
ナー補給部の配置状態を示す図である。
【図8】上記別の実施形態に係るトナー補給装置に使用
するカートリッジの構成及び使用状態を示す図である。
【図9】この発明の実施形態に係るトナー補給装置のト
ナー補給部及びカートリッジの構成及び動作を示す平面
図である。
【図10】上記トナー補給装置におけるスライド板及び
スライド蓋の要部の構成を示す図である。
【図11】上記スライド板及びスライド蓋の要部の構成
例を示す図である。
【符号の説明】
100−複写機本体 227−トナー収容部 227a〜227d−トナー収容槽 300−カートリッジ 301−平板部 301a−枠体 301b−スライド板 302−突起 303−ボトル部 2270(2270a〜2270d)−トナー補給部 2271(2271a〜2271d)−カートリッジセ
ット部 2272(2272a〜2272d)−カートリッジ位
置合わせ部 2273(2273a〜2273d)−スライド蓋 2274(2274a〜2274d)−補給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 直幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 井田 雅之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA03 BA14 BA27 BA32 DA08 2H077 AA03 AA05 AA14 AA34 GA13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置内のトナー収容部において並
    設された複数のトナー収容槽のそれぞれに、隣接するト
    ナー収容槽に補給すべきトナーを収納したカートリッジ
    の少なくとも一部が当接するカートリッジ支持部を形成
    したことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 【請求項2】前記カートリッジ支持部が、複数のトナー
    収容槽のそれぞれの上面において並設方向の一方に隣接
    するトナー収容槽に補給すべきトナーを収納したカート
    リッジの少なくも一部が載置されるカートリッジ載置部
    である請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. 【請求項3】前記複数のトナー収容槽のそれぞれの上面
    に、トナーの補給を受けるべきカートリッジの載置位置
    を規定する部材が配置される範囲、蓋体によって開閉さ
    れるトナー補給口が開口する範囲、トナー補給口の開放
    時に蓋体が位置する範囲、及び、隣接するトナー補給装
    置に補給すべきカートリッジの一部が載置される範囲
    を、トナー収容槽の並設方向にこの順に形成した請求項
    2に記載のトナー補給装置。
  4. 【請求項4】前記カートリッジの一部が、他の部分に対
    してトナー収容槽の並設方向に往復移動自在にされてい
    るとともに、前記蓋体が、カートリッジの一部のトナー
    収容槽の並設方向への移動に伴って、トナー補給口を閉
    鎖する位置と開放する位置との間をトナー収容槽の並設
    方向に移動する請求項3に記載のトナー補給装置。
  5. 【請求項5】前記トナー収容槽の上面において、隣接す
    るトナー補給装置に補給すべきカートリッジの一部が載
    置される範囲をトナー補給口の開放時に蓋体が位置する
    範囲の上方に形成し、複数のトナー収容槽をそれぞれの
    上面が階段状に位置する状態で並設した請求項3又は4
    に記載のトナー補給装置。
  6. 【請求項6】前記複数のトナー収容槽の上面をトナー収
    容槽の並設方向について所定の傾斜角で傾斜させて構成
    するとともに、隣接するトナー収容槽の上面の一部が垂
    直方向において重複する状態で複数のトナー収容槽を並
    設した請求項5に記載のトナー補給装置。
  7. 【請求項7】前記カートリッジの一部が、他の部分に対
    してトナー収容槽の並設方向について前記所定の傾斜角
    で傾斜した状態に構成された請求項6に記載のトナー補
    給装置。
  8. 【請求項8】前記カートリッジが、収納しているトナー
    の複数種の特性のそれぞれについて特性毎に定められた
    一方向の形状が各特性の内容に応じて異なる識別部材を
    備えるとともに、前記複数のトナー収容槽のそれぞれ
    が、補給されるべきトナーを収納したカートリッジが有
    する識別部材の形状のみに対応する形状の係合部材を備
    えた請求項1乃至7のいずれかに記載のトナー補給装
    置。
  9. 【請求項9】前記識別部材が、他の部分に対して往復移
    動自在にされたカートリッジの一部に形成されていると
    ともに、前記係合部材が、トナー補給槽の蓋体に形成さ
    れている請求項8に記載のトナー補給装置。
  10. 【請求項10】前記複数のトナー収容槽のうち並設方向
    の一端部に位置するトナー収容槽のトナー収容量が他の
    トナー収容槽のトナー収容量に比較して多量にされてい
    るとともに、前記識別部材の1方向における形状が各ト
    ナー収容槽におけるトナー収容量に応じた形状を呈する
    請求項8又は9に記載のトナー補給装置。
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