JP5971023B2 - シャッター機構、粉体収容器、クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents

シャッター機構、粉体収容器、クリーニング装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成用の粉体を排出する排出口を開閉するための内側シャッター及び外側シャッターを備えるシャッター機構、そのシャッター機構を備える粉体収容器、クリーニング装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、メンテナンス性の向上や交換品の低コスト化のために、感光体や現像ローラ等を含むプロセスユニットと、補給用のトナーを収容したトナーカートリッジとを、別個のユニットとした構成が一般的に用いられている。トナーカートリッジには、トナーを補給する際に内部のトナーを排出するための排出口が設けられており、この排出口は、プロセスユニット等に設けてある補給口に対して着脱可能に構成されている。このため、トナーカートリッジを取り外した際、排出口からのトナー漏れを防止するために、シャッターが設けられているものがある。中でも、より確実にトナー漏れを防止するため、シャッターを二重に設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記のような二重シャッターを用いた構成において、内側シャッターと外側シャッターが独立して開閉可能となっている場合、トナーカートリッジ交換時における誤操作や不用意な取り扱いなどによって、内側シャッターのみが開くことも考えられる。万が一、外側シャッターが閉じた状態で内側シャッターが開くと、排出口から漏れたトナーが内側シャッターと外側シャッターとの間にトナーが溜まり、さらにこの状態で、外側シャッターが開かれた場合、シャッター間に溜まったトナーが外部に飛散してしまう。その結果、トナーカートリッジや作業者の手がトナーで汚れ、交換作業性が低下するといった問題がある。また、飛散したトナーが画像形成装置本体内の各種装置に付着することで誤作動が生じたり機能が低下したりする虞もある。
そこで、本発明は、斯かる事情に鑑み、外側シャッターが閉じた状態で、内側シャッターのみが開いてしまうことを防止できるシャッター機構、そのシャッター機構を備えた粉体収容器、クリーニング装置及び画像形成装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、画像形成用の粉体を排出する排出口を開閉するための内側シャッター及び外側シャッターを備えるシャッター機構において、前記外側シャッターは、前記排出口を閉鎖する閉鎖位置と、前記排出口を開放する開放位置とに切換可能に構成され、前記内側シャッターは、前記排出口を閉鎖する閉鎖位置と、前記排出口を開放する開放位置と、前記閉鎖位置から前記開放位置へと移行する途中で閉鎖状態を維持しつつ前記開放位置への切換操作が可能となる操作可能位置とに切換可能に構成され、前記外側シャッターは、前記内側シャッターに設けられた当接部に当接して内側シャッターを外側シャッターと連動させる連係部を有し、前記外側シャッターが前記閉鎖位置から前記開放位置に切り換えられることで、前記内側シャッターは前記外側シャッターと連動して前記閉鎖位置から前記操作可能位置に切り換えられるように構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、外側シャッターが閉鎖位置にある状態では、内側シャッターは操作可能位置へと切り換えられないので、外側シャッターが閉じたまま内側シャッターのみが開くのを防止することができる。これにより、外側シャッターが閉じたままで、内側シャッターが開くことによる、両シャッター間での粉体の溜まりを抑制することが可能となる。従って、本発明によれば、外側シャッターを開いた際の粉体の飛散や、外側シャッターの内面等への粉体の付着を低減することができるようになる。
本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 前記画像形成装置の上部カバーを開いた状態を示す図である。 前記画像形成装置の上部カバーと中間カバーを開いた状態を示す図である。 トナーカートリッジの断面側面図である。 トナーカートリッジの上ケースを取り外した状態の斜視図である。 トナーカートリッジの外観斜視図である。 シャッター機構の構成を示す図である。 外側シャッターと内側シャッターを回転操作する操作手段の構成を示す図である。 トナーカートリッジの側面にカバー部材を取り付けた状態を示す図である。 外側シャッターの外観斜視図である。 内側シャッターの外観斜視図である。 シャッターの開放操作を説明するための図である。 内側シャッターの当接部に移動部材が当接しない状態を示す図である。 プロセスユニットの上部にリブを設けた構成を示す図である。 本発明の構成を適用可能なクリーニング装置を示す図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
まず、図1を参照して、本発明の実施の一形態であるカラーレーザープリンタの全体構成及び動作について説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。モノクロプリンタや、その他のプリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置にも本発明の構成を適用可能である。
図1に示すように、カラーレーザープリンタの装置本体(画像形成装置本体)100には、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkが着脱可能に装着されている。各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
具体的には、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkは、潜像担持体(像担持体)としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード5などで構成されている。各感光体2に対向した位置には、それぞれ、感光体2の表面に潜像を形成する潜像形成手段としての露光装置6が設けられている。本実施形態では、露光装置6としてLEDユニットを用いている。
各現像装置4の上方には、それぞれ、画像形成用の粉体であるトナーを収容した粉体収容器としてのトナーカートリッジ30が着脱可能に装着されている。各トナーカートリッジ30は、対応する現像装置4内のトナーと同じ色のトナーが収容されており、現像装置4内のトナーが所定量を下回ると、トナーカートリッジ30からトナーが補給されるようになっている。なお、本実施形態では、画像形成用の粉体としてトナーから成る一成分現像剤を用いているが、これに限らず、トナーとキャリアから成る二成分現像剤を用いる構成にも本発明を適用可能である。
各感光体2の下方には、転写装置7が配設されている。転写装置7は、中間転写体(像担持体)としての無端状のベルトから成る中間転写ベルト8を有する。中間転写ベルト8は、支持部材としての駆動ローラ9と従動ローラ10に張架されており、駆動ローラ9が図の反時計回りに回転することによって、中間転写ベルト8は図の矢印に示す方向に周回走行(回転)するように構成されている。
各感光体2に対向した位置に、それぞれ、一次転写手段としての一次転写ローラ11が配設されている。各一次転写ローラ11は、それぞれの位置で中間転写ベルト8の内周面を押圧しており、中間転写ベルト8の押圧された部分と各感光体2とが接触する箇所に一次転写ニップが形成されている。各一次転写ローラ11は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が一次転写ローラ11に印加されるようになっている。
また、駆動ローラ9に対向した位置に、二次転写手段としての二次転写ローラ12が配設されている。二次転写ローラ12は、中間転写ベルト8の外周面を押圧しており、二次転写ローラ12と中間転写ベルト8とが接触する箇所に二次転写ニップが形成されている。また、二次転写ローラ12は、一次転写ローラ11と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ12に印加されるようになっている。
また、中間転写ベルト8の図の右端側の外周面には、中間転写ベルト8の表面をクリーニングするベルトクリーニング装置13が配設されている。このベルトクリーニング装置13から伸びた図示しない廃トナー移送ホースは、転写装置7の下方に配設された廃トナー収容器14の入り口部に接続されている。
装置本体100の下部には、記録媒体としての用紙Pを収容した給紙トレイ15や、給紙トレイ15から用紙Pを給送する給紙ローラ16等が設けてある。ここで、用紙Pには、厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等が含まれる。また、記録媒体として、OHPシートやOHPフィルム等を用いることも可能である。
装置本体100の上部には、用紙を外部へ排出するための一対の排紙ローラ17と、排紙ローラ17によって排出された用紙をストックするための排紙トレイ18が設けられている。
また、装置本体100内には、用紙Pを給紙トレイ15から二次転写ニップを通って排紙トレイ18へ搬送するための搬送路Rが配設されている。この搬送路Rにおいて、二次転写ローラ12の位置よりも用紙搬送方向上流側には、搬送タイミングを計って用紙を二次転写ニップへ搬送するタイミングローラとしての一対のレジストローラ19が設けられている。また、二次転写ローラ12の位置よりも用紙搬送方向下流側には、用紙に画像を定着する定着装置20が設けられている。
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkの感光体2が図1の時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない画像読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から各感光体2の帯電面にレーザー光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、中間転写ベルト8を張架する駆動ローラ9が回転駆動することにより、中間転写ベルト8が図の矢印の方向に周回走行される。また、各一次転写ローラ11に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ11と各感光体2との間の一次転写部において転写電界が形成される。
その後、各感光体2の回転に伴い、感光体2上の各色のトナー画像が一次転写部に達したときに、一次転写部において形成された上記転写電界によって、各感光体2上のトナー画像が中間転写ベルト8上に順次重ね合わせて転写される。かくして、中間転写ベルト8の表面にフルカラーのトナー画像が担持される。また、中間転写ベルト8に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去される。
装置本体100の下部では、給紙ローラ16が回転駆動を開始し、給紙トレイ15から用紙Pが搬送路Rに送り出される。搬送路Rに送り出された用紙Pは、レジストローラ19によって搬送を一旦停止される。
その後、所定のタイミングでレジストローラ19の回転駆動を開始し、中間転写ベルト8上のトナー画像が二次転写部に達するタイミングに合わせて、用紙Pを二次転写部へ搬送する。このとき、二次転写ローラ12には、中間転写ベルト8上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写部に転写電界が形成されている。そして、この転写電界によって、中間転写ベルト8上のトナー画像が用紙P上に一括して転写される。また、用紙Pに転写しきれなかった中間転写ベルト8上の残留トナーは、ベルトクリーニング装置13によって除去され、除去されたトナーは、廃トナー収容器14へ搬送され回収される。
その後、トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置20へと搬送され、定着装置20において用紙P上のトナー画像が当該用紙Pに定着される。そして、用紙Pは、一対の排紙ローラ17によって装置外に排出され、排紙トレイ18上にストックされる。
以上の説明は、用紙にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
また、図1に示すように、本実施形態に係るプリンタは、装置本体100の上部に設けられた第1カバーとしての上部カバー101と、上部カバー101よりも内側(下方)に設けられた第2カバーとしての中間カバー102とを備える。上部カバー101と中間カバー102は、それぞれ、装置本体100に設けられた支軸103,104を中心に回動することで開閉可能に構成されている。図2は、上部カバー101を開いた状態、図3は、さらに、中間カバー102を開いた状態を示す。
中間カバー102には、複数のトナーカートリッジ30を装着可能な容器装着部120が形成されている。また、中間カバー102の内側(下方)に形成されたユニット装着部130には、各色のプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkが収容可能となっている。
図2に示すように、上部カバー101を開いた状態にすると、各トナーカートリッジ30を中間カバー102に対して上方から着脱可能な状態となる。
さらに、図3に示すように、中間カバー102を開いた状態にすると、各トナーカートリッジ30をプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkの上方から一体的に退避させることができる。また、このとき、中間カバー102と一緒に各露光装置6が各感光体2の上方から退避するため、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkを上方から着脱可能な状態となる。このように、本実施形態の場合、トナーカートリッジ30を中間カバー102から取り外さなくても、プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkを着脱することができ、交換作業性に優れる。
以下、図4〜図5に基づき、トナーカートリッジの構成について説明する。
図4は、トナーカートリッジの断面側面図、図5は、トナーカートリッジの上ケースを取り外した状態の斜視図、図6は、トナーカートリッジの外観斜視図である。
なお、各トナーカートリッジ30は、異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっているので、以下、1つのトナーカートリッジ30の構成について説明する。
図4に示すように、トナーカートリッジ30は、上ケース31と下ケース32を接合して成る容器本体33を備える。両ケース31,32の接合方法には、振動溶着や超音波溶着などの溶着、もしくは、両面粘着テープや接着剤などによる接着などの方法が用いられる。
容器本体33の内部には、補給用のトナーを収容する粉体収容部34と、半円筒状のひさし部36によって粉体収容部34とは仕切られた粉体搬送部35とが形成されている。粉体収容部34には、トナーを撹拌する撹拌部材としてのアジテータ37が設けられている。一方、粉体搬送部35には、トナーを搬送する搬送部材としての搬送スクリュー38が設けてある。
容器本体33の下部には、上記搬送スクリュー38によって搬送されるトナーを排出するための排出口39が形成されている。排出口39は、トナーカートリッジ30を中間カバー102に装着した状態で、シール部材106を介して中間カバー102に設けられた連通口105に連結されるようになっている。また、この連通口105は、現像装置4の上部に設けられた補給口40と連結されるようになっている。すなわち、トナーカートリッジ30を中間カバー102上に装着すると、連通口105を介して排出口39と補給口40とが連通し、トナーカートリッジ30から現像装置4へトナーを補給可能な状態となる。
また、トナーカートリッジ30は、排出口39を開閉するためのシャッター機構を備える。このシャッター機構は、排出口39の内側に配設される内側シャッター41と、排出口39の外側に配設される外側シャッター42とを有する二重シャッター構造となっている。
内側シャッター41は、上記粉体搬送部35内に収容された円筒状の回転シャッターであり、その周方向の一部に径方向に貫通した開口部43が形成されている。内側シャッター41は、その軸心回りに回転することにより、開口部43が排出口39と対向する位置に配設された開放位置と、開口部43が開放位置から退避した閉鎖位置とに切換可能となっている。
外側シャッター42は、内側シャッター41と同心円上に回転する回転シャッターである。外側シャッター42は、回転することにより、排出口39と対向して排出口39を閉鎖する閉鎖位置と、閉鎖位置から退避して排出口39を開放する開放位置とに切換可能となっている。
図5に示すように、下ケース32の側方外面には、搬送スクリュー38及びアジテータ37に駆動力を伝達するための複数のギヤ44,45,46から成るギヤ列が設けられている。これらのギヤのうち、符号44で示すギヤは、搬送スクリュー38の回転軸の一端部に取り付けられた搬送駆動ギヤであり、符号46で示すギヤは、アジテータ37の回転軸の一端部に取り付けられた撹拌駆動ギヤである。また、符号45で示すギヤは、搬送駆動ギヤ44及び撹拌駆動ギヤ46と噛み合って回転トルクを伝達するトルク伝達ギヤである。
トナーカートリッジ30を装置本体100に装着すると、ここでは、搬送駆動ギヤ44が、装置本体100に設けられている図示しない本体側駆動ギヤと噛み合う状態となる。この状態で、本体側駆動ギヤが回転駆動すると、搬送駆動ギヤ44、トルク伝達ギヤ45及び撹拌駆動ギヤ46は、それぞれ、図5の矢印で示す方向に回転し、搬送スクリュー38とアジテータ37とが回転するようになっている。なお、本体側駆動ギヤと噛み合うギヤは、搬送駆動ギヤ44以外に、トルク伝達ギヤ45又は撹拌駆動ギヤ46であってもよい。
図6に示すように、容器本体33の長手方向の一端側の側面には、上記各ギヤ44,45,46を覆うカバー部材47が設けられている。カバー部材47には、情報記憶媒体48が設けてあり、情報記憶媒体48には、収容されているトナーの色やトナー量などのトナーカートリッジ30に関する情報が記憶されている。また、情報記憶媒体48は複数の接続端子を有している。各接続端子が画像形成装置本体100側に設けられた図示しない情報読み取り装置に電気的に接続されることで、トナーカートリッジ30に関する情報を読み取り、又は情報記憶媒体48が記憶している情報を更新することができるようになっている。
また、カバー部材47が設けられている側の容器本体33の端部には、トナーを充填するための充填口を密封するキャップ部材49が設けられている。充填口からトナーカートリッジ30内にトナーを充填した後、充填口にキャップ部材49を取り付けて密閉することで、充填口からのトナー漏れが防止される。
また、容器本体33の長手方向の中央部上面には、取っ手50が設けられている。取っ手50は、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンなどの材質から成る可撓性を有する部材で形成されている。トナーカートリッジ30を交換する際に、作業者等がこの取っ手50を把持することで、容易にトナーカートリッジ30を着脱できるようになっている。
図7は、本実施形態に係るシャッター機構の構成を示す図である。
図7に示すように、外側シャッター42は、矢印Aと矢印Bに示す方向に回転可能に構成されている。外側シャッター42には、外側シャッター付勢手段としての引張バネ52が取り付けられている。この引張バネ52の付勢によって、外側シャッター42は、矢印B方向に付勢されている。また、外側シャッター42には、外側シャッター42を矢印A方向に回転操作するための操作部53が設けられている。さらに、外側シャッター42には、外側シャッター42が矢印A方向に回転した際に、内側シャッター41に当接して連動させる連係部54が設けられている。
また、図7に示すように、内側シャッター41は、矢印Cと矢印Dに示す方向に回転可能に構成されている。内側シャッター41には、内側シャッター付勢手段としての引張バネ51が取り付けられている。この引張バネ51の付勢によって、内側シャッター41は、矢印D方向に付勢されている。また、内側シャッター41には、上記外側シャッター42の連係部54が当接する当接部55が設けられている。本実施形態では、図7に示す状態で、連係部54は当接部55に当接した状態となっているが、連係部54が当接部55に対して当接しない状態で保持されていてもよい。
図8は、外側シャッターと内側シャッターを回転操作する操作手段の構成を示す図である。
図8に示すように、本実施形態では、外側シャッター42を回転操作する外側シャッター操作部材として、凸状のリブ56を装置本体側に設けている。リブ56は、上記中間カバー102から上方へ(トナーカートリッジ30の装着方向とは反対方向に)突出するようになっている。トナーカートリッジ30の装着に伴い、リブ56が外側シャッター42の操作部53に当接すると、外側シャッター42が矢印A方向へ回転操作される。
また、図8に示すように、内側シャッター41を回転操作する内側シャッター操作部材として、矢印Dと矢印Eに示す方向に移動可能な長手状の移動部材57が装置本体側に設けられている。本実施形態では、移動部材57は、上部カバー101が閉鎖され、プリンタの電源がONになったことをトリガーにして、ソレノイド又はカムなどの図示しない駆動手段によって矢印D方向に移動されるようになっている。
また、移動部材57が矢印D方向に移動して、移動部材57に設けられた突形状57aが内側シャッター41の当接部55に当接すると、内側シャッター41が矢印C方向へ回転操作される。このように、本実施形態では、内側シャッター41の当接部55は、移動部材57が当接することにより内側シャッター41を回転操作するための操作部としても機能する。
図9は、トナーカートリッジの側面にカバー部材を取り付けた状態を示す図である。
図9に示すように、トナーカートリッジ30の容器本体33の側面に上記カバー部材47を取り付けた状態では、外側シャッター42の操作部53や内側シャッター41の当接部55は、カバー部材47によって覆われた状態となる。このため、操作部材としてのリブ56と移動部材57は、それぞれ、操作部53又は当接部55に当接するために、カバー部材47の内側に進入可能に構成されている。
図10は、外側シャッターの外観斜視図、図11は、内側シャッターの外観斜視図である。
図10に示すように、外側シャッター42は、上記トナーカートリッジ30の排出口39と対向する位置に配設可能な円弧状のシャッター部60と、シャッター部60の一端部に一体的に設けられた円環状のホルダ部61とを有する。
シャッター部60の内面には、トナー漏れを防止するシール部材62が設けられている。このシール部材62が、シャッター部60の内面とトナーカートリッジ30の容器本体33の外面との間に介在することで(図4参照)、外側シャッター42を閉じた際に、シール部材62によって排出口39が密閉されるようになっている。
ホルダ部61は、内側シャッター41の外周面に嵌め込まれるようになっている。これにより、外側シャッター42は内側シャッター41に対して周方向に回転可能に保持される。また、ホルダ部61には、上記操作部53や上記連係部54が設けられている。本実施形態では、操作部53は、ホルダ部61の外径方向に突出した凸部63で構成されている。また、連係部54は、ホルダ部61の軸方向に延在する円弧片64の端部(端面)64aで構成されている。
図11に示すように、内側シャッター41は、トナーカートリッジ30の容器本体33内に収容される円筒状のシャッター部65と、シャッター部65の軸方向一端部に一体的に設けられると共に容器本体33の外側に突出した突出部66とを有する。
シャッター部65には、排出口39と対向する位置に配設可能な上記開口部43が形成されている。また、シャッター部65の外面には、トナー漏れを防止するシール部材67が設けられている。このシール部材67が、シャッター部65の外面とトナーカートリッジ30の容器本体33の内面との間に介在することで(図4参照)、内側シャッター41を閉じた際に、シール部材67によって排出口39が密閉されるようになっている。また、シール部材67の内側シャッター41の開口部43と対向する部分には、同様にトナーを排出するための開口部69が形成されている。
突出部66には、上記操作部を兼ねる当接部55が設けられている。本実施形態では、当接部55は、突出部66の外径方向に突出した凸部68で構成されている。また、突出部66の外周には、上記外側シャッター42のホルダ部61が嵌め込まれるようになっている。
以下、図12を参照しつつ、シャッターの開閉操作について説明する。
図12(a)は、トナーカートリッジ30を装置本体100に装着する前の状態を示している。この状態では、外側シャッター42と内側シャッター41は、それぞれ、引張バネ51,52によって引っ張られ(図7に示す状態)、いずれも排出口39を閉じた閉鎖位置に配設された状態で保持されている。
次に、トナーカートリッジ30を装置本体100に装着すると、図12(b)に示すように、装置本体側のリブ56が外側シャッター42の操作部53に当接し、外側シャッター42を上記引張バネ52の付勢力に抗して図の時計回りに回転させる。これにより、外側シャッター42は、排出口39を開放する開放位置へと切り換えられる。
また、このとき、外側シャッター42の回転に伴って、外側シャッター42の連係部54によって内側シャッター41の当接部55が押され、内側シャッター41も外側シャッター42と同じ方向に連動して回転する。これにより、内側シャッター41は、開放位置(図12(c)に示す位置)への切換操作が可能となる操作可能位置に切り換えられる。なお、内側シャッター41が操作可能位置に切り換えられた図12(b)に示す状態では、内側シャッター41の開口部43は、排出口39とは未だ対向しておらず、内側シャッター41による閉鎖状態は維持されている。
そして、トナーカートリッジ30の装置本体100への装着が完了し、上部カバー101が閉じられ、プリンタの電源がONにされると、図示しない駆動手段によって移動部材57が駆動される。この場合、移動部材57は、図12(c)に示すように、図の左側へ移動させられ、内側シャッター41の当接部55に当接する。これにより、内側シャッター41は上記引張バネ51の付勢力に抗して図の時計回りに回転させられ、排出口39を開放する開放位置へと切り換えられる。その結果、排出口39が完全に開放状態となり、トナー排出が可能となる。
また、反対に、シャッターを閉じる場合は、図12(c)に示す状態から、移動部材57を図の右側へ移動させる。これにより、内側シャッター41は上記引張バネ51によって引っ張られることで、図の反時計回りに回転し、図12(b)に示すように、内側シャッター41が操作可能位置に戻された状態となる。また、この状態で、排出口39は内側シャッター41によって閉じられる。
そして、図12(b)に示す状態から、トナーカートリッジ30を装置本体100から引き抜くと、リブ56が外側シャッター42の操作部53に対して相対的に離れる。これに伴い、外側シャッター42は上記引張バネ52によって引っ張られ、図の反時計回りに回転する。また、これと同時に、内側シャッター41も引張バネ51によって引っ張られることで、外側シャッター42と同じ方向に回転する。その結果、外側シャッター42と内側シャッター41は、図12(a)に示す閉鎖位置に切り換えられた状態となり、排出口39は完全に閉じられた状態となる。
本実施形態のシャッター機構は、上記の如く構成されているので、排出口39を開放する際、外側シャッター42が図12(b)に示す開放位置へ切り換えられなければ、内側シャッター41は開放操作できる操作可能位置へ切り換えられない。従って、図13に示すように、誤装着などによって、リブ56が操作部53に当接しなかった場合は、内側シャッター41が操作可能位置に切り換えられないので、移動部材57が移動しても、移動部材57が当接部55に対し空振りして当接しない。このように、本実施形態では、外側シャッター42が開放位置に切り換えられなければ、内側シャッター41も開放位置に切り換えられないので、外側シャッター42が閉じたまま内側シャッター41のみが開くのを防止することができる。
以上のように、本発明によれば、外側シャッター42が閉じたまま内側シャッター41が開くのを防止できるので、外側シャッター42が閉じた状態で内側シャッター41が開くことによる、シャッター間でのトナーの溜まりを抑制することが可能となる。その結果、外側シャッター42を開いた際のトナーの飛散や、外側シャッター42の内面へのトナーの付着を低減できるようになる。これにより、トナーカートリッジ30が扱いやすいものとなり、作業者の手がトナーで汚れにくくなるので、交換作業性が向上する。また、飛散したトナーが画像形成措置本体内の各種装置に付着することによる誤作動や機能低下の虞も低減でき、信頼性が向上することとなる。
特に、本実施形態では、図12(b)に示すように、外側シャッター42が排出口39との対向位置から完全に退避した状態で、内側シャッター41が操作可能位置に切り換えられた状態となるようにしている。このようにすることで、外側シャッター42の内面へのトナーの付着や、両シャッター41,42間でのトナーの溜まりを確実に防止することができるようになる。なお、本発明は、外側シャッター42が排出口39との対向位置から部分的に退避した状態で、内側シャッター41が操作可能位置に切り換えられた状態となることを排除するものではない。
また、本実施形態では、外側シャッター42の回転操作をリブ56によって行う構成であるため、例えば、ラックアンドピニオン機構を用いて筒状の回転シャッターを回転させる構成(特開2009−42567号公報参照)に比べて、構成が簡素となり、操作性にも優れる。ラックアンドピニオン機構を採用した場合、トナーカートリッジの装着時に、ラックとピニオンがスムーズに噛み合うようにするために、トナーカートリッジのガイド手段を精度良く形成することが要求される。これに対し、本実施形態の場合、リブ56を操作部53に当接させるだけでよいため、リブ56の位置をラフに設定することができる。また、装着時にトナーカートリッジをガイドする手段も簡易的なものでよいので、構成の簡素化が図れ、操作性が向上する。
また、本実施形態では、内側シャッター41と外側シャッター42の各操作手段を別個の操作手段(移動部材57、リブ56)とすることで、万が一、一方の操作手段が機能しなくても、他方の操作手段が機能できる可能性を残すことができる。これにより、両方の操作手段が機能しないことによって、両シャッター41,42が開いたままの状態となることによる、排出口39からのトナー飛散のリスクを減らすことができる。
また、本実施形態では、カバー部材47によって、外側シャッター42の操作部53や内側シャッター41の当接部55を覆うことで(図9参照)、作業者等が操作部53や当接部55に対し触れにくいようにしている。これにより、トナーカートリッジ30の交換作業中に、作業者等が誤って外側シャッター42や内側シャッター41を開いてしまうことによるトナー飛散の虞を低減することができる。
また、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
上述の本実施形態では、内側シャッター41の凸部68が、外側シャッター42が当接する当接部と、移動部材57が当接する操作部との機能を兼ねることで、構成を簡素化しているが、当接部と操作部を別部材で構成することも可能である。
また、上述の実施形態では、シャッターを閉じる際、各シャッター41,42をそれぞれ別個の引張バネ51,52で引っ張って戻すようにしているが、内側シャッター41を引っ張る引張バネ51のみによって両シャッター41,42を戻すようにしてもよい。すなわち、内側シャッター41を引っ張る引張バネ51によって、内側シャッター41が戻される際に、内側シャッター41の当接部55が外側シャッター42の連係部54に当接することで、外側シャッター42を戻す方向(閉鎖位置)へ連れ回りさせることができる。この場合、外側シャッター42を単独で引っ張る引張バネ52を設けなくてもよくなり、部品点数を減らすことができる。
また、上述の実施形態では、外側シャッター42を開放操作するためのリブ56を中間カバー102上に設けているが、図14に示すように、そのリブ56をプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkの上部に設けてもよい。この構成では、プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkを装着し、中間カバー102を閉じた状態にすると、リブ56が中間カバー102に形成された挿通孔107から中間カバー102の上方へ突出するようになっている。この構成の場合、プロセスユニットを装着していない箇所では、外側シャッター42を開放操作するためのリブ56が存在しないため、外側シャッター42が開くことはない。
また、本発明に係るシャッター機構は、トナーカートリッジ30以外に、像担持体上のトナーを除去するクリーニング装置などにも本発明の構成を適用可能である。
例えば、図15に示すような、感光体2上の残留トナーを除去するする感光体クリーニング装置70や、中間転写ベルト8上の残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置80に、本発明の構成を適用可能である。
ここでは、感光体クリーニング装置70は、感光体2の表面に当接しその表面上のトナーを除去するクリーニング部材71と、クリーニング部材71によって除去されたトナーを回収する粉体回収部72と、粉体回収部72内のトナーを排出する排出口73と、排出口73を開閉するためのシャッター機構74とを備える。
また、中間転写体クリーニング装置80は、中間転写ベルト8の表面に当接しその表面上のトナーを除去するクリーニング部材81と、クリーニング部材81によって除去されたトナーを回収する粉体回収部82と、粉体回収部82内のトナーを排出する排出口83と、排出口83を開閉するためのシャッター機構84とを備えている。
感光体クリーニング装置70と中間転写体クリーニング装置80は、いずれの排出口73,83も、廃トナー収容器90に設けられた入口部91に対して着脱可能に構成されている。そして、各排出口73,83が入口部91に対して離脱したとき、あるいは、反対に入口部91が各排出口73,83に対して離脱したときに、各シャッター機構73,83が各排出口73,83を閉鎖するようになっている。
上記のように構成された各クリーニング装置70,80において、シャッター機構73,83が二重シャッター構造となっている場合、上述の本発明の構成を適用することにより、外側シャッターが閉じたまま内側シャッターのみが開くのを防止できるようになる。これにより、上記と同様に、内側シャッターのみが開いた後、外側シャッターを開いた結果生じるトナーの飛散や、外側シャッターの内面などにトナーが付着することによる汚れを防止することができるようになる。
1Y,1M,1C,1Bk プロセスユニット
2 感光体(像担持体)
8 中間転写ベルト(像担持体)
30 トナーカートリッジ(粉体収容器)
34 粉体収容部
39 排出口
41 内側シャッター
42 外側シャッター
47 カバー部材
51 引張バネ(内側シャッター付勢手段)
52 引張バネ(外側シャッター付勢手段)
53 操作部
54 連係部
55 当接部
56 リブ(外側シャッター操作部材)
57 移動部材(内側シャッター操作部材)
68 凸部
70 感光体クリーニング装置
71 クリーニング部材
72 粉体回収部
73 排出口
74 シャッター機構
80 中間転写体クリーニング装置
81 クリーニング部材
82 粉体回収部
83 排出口
74 シャッター機構
100 画像形成装置本体
特開2012−32460号公報

Claims (15)

  1. 画像形成用の粉体を排出する排出口を開閉するための内側シャッター及び外側シャッターを備えるシャッター機構において、
    前記外側シャッターは、前記排出口を閉鎖する閉鎖位置と、前記排出口を開放する開放位置とに切換可能に構成され、
    前記内側シャッターは、前記排出口を閉鎖する閉鎖位置と、前記排出口を開放する開放位置と、前記閉鎖位置から前記開放位置へと移行する途中で閉鎖状態を維持しつつ前記開放位置への切換操作が可能となる操作可能位置とに切換可能に構成され、
    前記外側シャッターは、前記内側シャッターに設けられた当接部に当接して内側シャッターを外側シャッターと連動させる連係部を有し、
    前記外側シャッターが前記閉鎖位置から前記開放位置に切り換えられることで、前記内側シャッターは前記外側シャッターと連動して前記閉鎖位置から前記操作可能位置に切り換えられるように構成したことを特徴とするシャッター機構。
  2. 前記外側シャッターが前記排出口との対向位置から完全に退避した状態で、前記内側シャッターが前記操作可能位置に切り換えられた状態となるようにした請求項1に記載のシャッター機構。
  3. 前記外側シャッターに設けられた操作部に当接して、前記閉鎖状態にある外側シャッターを前記開放位置へ切換操作する外側シャッター操作部材を設けた請求項1又は2に記載のシャッター機構。
  4. 前記内側シャッターに設けられた操作部に当接して、前記操作可能位置にある内側シャッターを前記開放位置へ切換操作する内側シャッター操作部材を設けた請求項1から3のいずれか1項に記載のシャッター機構。
  5. 前記内側シャッターに、外径方向に突出した凸部を設け、
    前記凸部が、前記連係部が当接する前記当接部と、前記内側シャッター操作部材が当接する前記操作部とを兼ねるように構成した請求項4に記載のシャッター機構。
  6. 前記内側シャッターの前記操作部を覆うカバー部材を設け、
    前記内側シャッター操作部材は前記カバー部材内に進入して前記内側シャッターの前記操作部に当接可能に構成された請求項4又は5に記載のシャッター機構。
  7. 前記内側シャッターが前記操作可能位置から前記閉鎖位置に切り換えられる際に、前記内側シャッターの前記当接部が前記外側シャッターの前記連係部に当接することにより、外側シャッターが内側シャッターと連動して前記開放位置から前記閉鎖位置へ切り換えられるように構成した請求項1から6のいずれか1項に記載のシャッター機構。
  8. 前記内側シャッターを前記開放位置から前記閉鎖位置に切り換えるように付勢する内側シャッター付勢手段を設け、
    前記内側シャッター付勢手段の付勢力を受けて前記内側シャッターの前記当接部が前記外側シャッターの前記連係部に当接することにより、前記外側シャッターが前記開放位置から前記閉鎖位置へ切り換えられるように構成した請求項7に記載のシャッター機構。
  9. 前記外側シャッターと前記内側シャッターを、それぞれ同心円上に回転することにより前記排出口を開閉する回転シャッターとした請求項1から8のいずれか1項に記載のシャッター機構。
  10. 画像形成用の粉体を収容する粉体収容部と、
    前記粉体収容部内の粉体を排出する排出口と、
    前記排出口を開閉するためのシャッター機構とを備える粉体収容器であって、
    前記シャッター機構として、請求項1から9のいずれか1項に記載のシャッター機構を備えたことを特徴とする粉体収容器。
  11. 像担持体上の画像形成用の粉体を除去するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材によって除去された粉体を回収する粉体回収部と、
    前記粉体回収部内の粉体を排出する排出口と、
    前記排出口を開閉するためのシャッター機構とを備えるクリーニング装置であって、
    前記シャッター機構として、請求項1から9のいずれか1項に記載シャッター機構を備えたことを特徴とするクリーニング装置。
  12. 画像形成用の粉体を収容する粉体収容器を備える画像形成装置において、
    前記粉体収容器として、請求項10に記載の粉体収容器を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記粉体収容器は、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成され、
    前記シャッター機構は、前記外側シャッターに設けられた操作部に当接して、前記閉鎖状態にある外側シャッターを前記開放位置へ切換操作する前記外側シャッター操作部材を備えるものであって、
    前記外側シャッター操作部材を画像形成装置本体に設け、
    前記粉体収容器の画像形成装置本体への装着動作に伴って、前記外側シャッターの前記操作部が前記外側シャッター操作部材に接近して当接するように構成した請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスユニットを備え、
    前記粉体収容器は、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成され、
    前記シャッター機構は、前記外側シャッターに設けられた操作部に当接して、前記閉鎖状態にある外側シャッターを前記開放位置へ切換操作する前記外側シャッター操作部材を備えるものであって、
    前記外側シャッター操作部材をプロセスユニットに設け、
    前記粉体収容器の画像形成装置本体への装着動作に伴って、前記外側シャッターの前記操作部が画像形成装置本体に装着された状態のプロセスユニットの前記外側シャッター操作部材に接近して当接するように構成した請求項12に記載の画像形成装置。
  15. 像担持体上の画像形成用の粉体を除去するクリーニング装置を備える画像形成装置において、
    前記クリーニング装置として、請求項11に記載のクリーニング装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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