JP2019168540A - 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019168540A JP2019168540A JP2018054946A JP2018054946A JP2019168540A JP 2019168540 A JP2019168540 A JP 2019168540A JP 2018054946 A JP2018054946 A JP 2018054946A JP 2018054946 A JP2018054946 A JP 2018054946A JP 2019168540 A JP2019168540 A JP 2019168540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strontium titanate
- toner
- image
- particles
- titanate particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/097—Plasticisers; Charge controlling agents
- G03G9/09708—Inorganic compounds
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/087—Binders for toner particles
- G03G9/08742—Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- G03G9/08755—Polyesters
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/097—Plasticisers; Charge controlling agents
- G03G9/09708—Inorganic compounds
- G03G9/09716—Inorganic compounds treated with organic compounds
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
トナー粒子と、互いに平均一次粒径が異なるチタン酸ストロンチウム粒子A及びチタン酸ストロンチウム粒子Bと、を含み、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径が10nm以上100nm以下であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径Daと前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径Dbとが10≦Da/Db≦100の関係を満足する、
静電荷像現像用トナー。
トナー粒子と、互いに平均一次粒径が異なるチタン酸ストロンチウム粒子A及びチタン酸ストロンチウム粒子Bと、を含み、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの一次粒子の平均円形度が0.82以上0.94以下で且つ累積84%となる円形度が0.92超であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径Daと前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径Dbとが10≦Da/Db≦100の関係を満足する、
静電荷像現像用トナー。
トナー粒子と、互いに平均一次粒径が異なるチタン酸ストロンチウム粒子A及びチタン酸ストロンチウム粒子Bと、を含み、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Bは、X線回折法により得られる(110)面のピークの半値幅が0.2°以上2.0°以下であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径Daと前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径Dbとが10≦Da/Db≦100の関係を満足する、
静電荷像現像用トナー。
前記平均一次粒径Daと前記平均一次粒径Dbとが15≦Da/Db≦50の関係を満足する、[1]〜[3]のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
前記チタン酸ストロンチウム粒子Bが、ドーパントを含有するチタン酸ストロンチウム粒子である、[1]〜[4]のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径が、前記トナー粒子の体積平均粒径よりも小さい、[1]〜[5]のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径が1.0μm以上3.0μm以下である、[1]〜[6]のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径が1.25μm以上2.5μm以下である、[7]に記載の静電荷像現像用トナー。
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aが、表面が疎水化処理されていないチタン酸ストロンチウム粒子であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Bが、表面が疎水化処理されたチタン酸ストロンチウム粒子である、
[1]〜[8]のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの体積固有抵抗率Raと前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの体積固有抵抗率Rbとが、0.35≦Ra/Rb≦0.95の関係を満足する、[1]〜[9]のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの含有量Maと、前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの含有量Mbとが、10≦Mb/Ma≦150の関係を満足する、[1]〜[10]のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
[1]〜[11]のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを含む静電荷像現像剤。
[1]〜[11]のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを収容し、
画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジ。
[12]に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像が転写される中間転写体と、
を備え、画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
[12]に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像が転写される中間転写体と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を前記中間転写体の表面に転写する一次転写手段と、
前記中間転写体の表面に転写されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する二次転写手段と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
像保持体の表面を帯電する帯電工程と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成工程と、
[12]に記載の静電荷像現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像工程と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を中間転写体の表面に転写する一次転写工程と、
前記中間転写体の表面に転写されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する二次転写工程と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、
を有する画像形成方法。
第一の本実施形態に係るトナーは、トナー粒子と、互いに平均一次粒径が異なるチタン酸ストロンチウム粒子A及びチタン酸ストロンチウム粒子Bとを含み、チタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径が10nm以上100nm以下であり、チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径Daとチタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径Dbとの比Da/Dbが10以上100以下である。
上記の観点から、本実施形態においてDa/Dbは10以上100以下であり、より好ましくは10以上80以下であり、更に好ましくは15以上50以下であり、更に好ましくは20以上50以下である。
第二又は第三の本実施形態に係るトナーは、上記の観点から、チタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径が10nm以上100nm以下であることが好ましい。
第一又は第三の本実施形態に係るトナーは、上記の観点から、チタン酸ストロンチウム粒子Bの一次粒子の平均円形度が0.82以上0.94以下であり、且つ、一次粒子の累積84%となる円形度が0.92超であることが好ましい。
第一又は第二の本実施形態に係るトナーは、上記の観点から、チタン酸ストロンチウム粒子BのX線回折法により得られる(110)面のピークの半値幅が0.2°以上2.0°以下であることが好ましい。
本実施形態においてチタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径は、感光体上においてトナー粒子から遊離しやすく、また、中間転写体上に移行しにくい観点から、0.8μm以上3.5μm以下が好ましく、1.0μm以上3.0μm以下がより好ましく、1.0μm以上2.5μm以下が更に好ましく、1.25μm以上2.5μm以下が更に好ましい。
トナー粒子の体積平均粒径D50vと、チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径Daとの比であるD50v/Daは、1.3以上7.0以下が好ましく、1.6以上7.0以下がより好ましく、2.0以上7.0以下が更に好ましい。
エレクトロメーター(KEYTHLEY社製、KEITHLEY610C)と高圧電源(FLUKE社製、FLUKE415B)とに接続された一対の20cm2の円形極板(鋼製)である測定治具の下部極板上に、チタン酸ストロンチウム粒子を、厚さ1mm以上2mm以下の範囲の平坦な層を形成するように入れる。次いで、温度22℃/相対湿度55%の環境下で24時間調湿する。次いで、温度22℃/相対湿度55%の環境下で、チタン酸ストロンチウム粒子層上に上部極板を配置し、チタン酸ストロンチウム粒子層内の空隙を除くために上部極板上に4kgの重しを乗せ、その状態でチタン酸ストロンチウム粒子層の厚さを測定する。次いで、両極板に1000Vの電圧を印加して電流値を測定し、下記式(1)から体積固有抵抗率Rを算出する。
式(1):体積固有抵抗率R(Ω・cm)=V×S÷(A1−A0)÷d
式(1)中、Vは印加電圧1000(V)、Sは極板面積20(cm2)、A1は測定電流値(A)、A0は印加電圧0Vのときの初期電流値(A)、dはチタン酸ストロンチウム粒子層の厚さ(cm)である。
本実施形態においてチタン酸ストロンチウム粒子Bは、平均一次粒径が10nm以上100nm以下であることが好ましい。チタン酸ストロンチウム粒子の平均一次粒径が10nm未満であると、トナー粒子に埋没しやすく、中間転写体表面で研磨機能を発揮しにくい。チタン酸ストロンチウム粒子の平均一次粒径が100nm超であると、感光体上で遊離しやすく、中間転写体上に供給される研磨剤量が少なくなる。
チタン酸ストロンチウム粒子は、結晶構造がペロブスカイト構造であり、通常は、粒子形状が立方体又は直方体である。しかし、立方体又は直方体のチタン酸ストロンチウム粒子、つまり、角を有するチタン酸ストロンチウム粒子は、角をトナー粒子に突き刺した状態で付着しているので、中間転写体上でトナー粒子から遊離しにくいと推測される。中間転写体表面で効率的に研磨機能を発揮するためには、チタン酸ストロンチウム粒子Bの形状は、中間転写体上でトナー粒子から遊離しやすい形状であることが好ましい。したがって、チタン酸ストロンチウム粒子Bの形状は、角の少ない形状、つまり、丸みを帯びた形状であることが好ましい。
本実施形態においてチタン酸ストロンチウム粒子Bの一次粒子の円形度とは、4π×(一次粒子像の面積)÷(一次粒子像の周囲長)2であり、一次粒子の平均円形度とは、円形度の分布において小さい側から累積50%となる円形度であり、一次粒子の累積84%となる円形度とは、円形度の分布において小さい側から累積84%となる円形度である。チタン酸ストロンチウム粒子Bの円形度は、チタン酸ストロンチウム粒子Bを少なくとも300個画像解析して求める。
(a)SW−360の主たる粒子形状が立方体であること、
(b)立方体の投影像には円に近い順に、正六角形(円形度約0.907)、扁平な六角形、正方形(円形度約0.785)、長方形があること、
(c)立方体のチタン酸ストロンチウム粒子はトナー粒子に角を立てて付着しており投影像は主として六角形になること、
の反映と考えられる。
SW−360の実際の円形度分布が前述のとおりであること及び立体の投影像の理論的な円形度からして、立方体又は直方体のチタン酸ストロンチウム粒子は、一次粒子の累積84%円形度が0.92を下回るものと推定できる。
一方、図1Bは、別のチタン酸ストロンチウム粒子を外添したトナーのSEM画像と、該SEM画像を解析して求めたチタン酸ストロンチウム粒子の円形度分布のグラフである。SEM画像が示すとおり、本例のチタン酸ストロンチウム粒子は、丸みを帯びた形状であった。本例のチタン酸ストロンチウム粒子は、平均円形度が0.883、累積84%円形度が0.935であった。
以上のことから、チタン酸ストロンチウム粒子Bについて、一次粒子の累積84%円形度は、丸みを帯びた形状の指標の一つとなり、0.92超であると丸みを帯びた形状であると言える。
チタン酸ストロンチウム粒子BのX線回折法により得られる(110)面のピークは、回折角度2θ=32°付近に現れるピークである。このピークは、ペロブスカイト結晶の(110)面のピークに相当する。
粒子形状が立方体又は直方体であるチタン酸ストロンチウム粒子は、ペロブスカイト結晶の結晶性が高く、(110)面のピークの半値幅は通常0.2°未満である。例えば、チタン工業社製のSW−350(主たる粒子形状が立方体であるチタン酸ストロンチウム粒子)を解析したところ、(110)面のピークの半値幅は0.15°であった。
一方、丸みを帯びた形状のチタン酸ストロンチウム粒子は、ペロブスカイト結晶の結晶性が相対的に低く、(110)面のピークの半値幅が拡がる。
本実施形態においてチタン酸ストロンチウム粒子Bは丸みを帯びた形状であることが好ましく、丸みを帯びた形状の指標の一つとして、(110)面のピークの半値幅は、0.2°以上2.0°以下が好ましく、0.2°以上1.0°以下がより好ましく、0.2°以上0.5°以下が更に好ましい。
測定試料20mgを温度22℃/相対湿度55%のチャンバーにて17時間静置し調湿した後、温度22℃/相対湿度55%の室内にて、熱天秤(島津製作所製TGA−50型)によりチッ素ガス雰囲気中にて30℃/分の温度上昇速度にて30℃から250℃まで加熱し、加熱減量(加熱によって失われた質量)を測定する。測定した加熱減量を元に以下の式にて含水率を算出する。
含水率(質量%)=(30℃から250℃における加熱減量)÷(調湿後加熱前の質量)×100
チタン酸ストロンチウム粒子Bは、チタン酸ストロンチウム粒子そのものであってもよく、チタン酸ストロンチウム粒子(母粒子ということがある。)の表面を疎水化処理した粒子でもよい。チタン酸ストロンチウム粒子(母粒子)の製造方法は、特に制限されないが、粒径及び形状を制御する観点から、湿式製法であることが好ましい。
トナー粒子は、例えば、結着樹脂と、必要に応じて、着色剤と、離型剤と、その他添加剤とを含む。
結着樹脂としては、例えば、スチレン類(例えばスチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレン等)、(メタ)アクリル酸エステル類(例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等)、エチレン性不飽和ニトリル類(例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル等)、ビニルエーテル類(例えばビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等)、ビニルケトン類(例えばビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等)、オレフィン類(例えばエチレン、プロピレン、ブタジエン等)等の単量体の単独重合体、又はこれら単量体を2種以上組み合せた共重合体からなるビニル系樹脂が挙げられる。
結着樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂、変性ロジン等の非ビニル系樹脂、これらと前記ビニル系樹脂との混合物、又は、これらの共存下でビニル系単量体を重合して得られるグラフト重合体等も挙げられる。
これらの結着樹脂は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
多価カルボン酸としては、ジカルボン酸と共に、架橋構造又は分岐構造をとる3価以上のカルボン酸を併用してもよい。3価以上のカルボン酸としては、例えば、トリメリット酸、ピロメリット酸、これらの無水物、又はこれらの低級(例えば炭素数1以上5以下)アルキルエステル等が挙げられる。
多価カルボン酸は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
多価アルコールとしては、ジオールと共に、架橋構造又は分岐構造をとる3価以上の多価アルコールを併用してもよい。3価以上の多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールが挙げられる。
多価アルコールは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
ガラス転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)により得られたDSC曲線より求め、より具体的にはJIS K7121−1987「プラスチックの転移温度測定方法」のガラス転移温度の求め方に記載の「補外ガラス転移開始温度」により求められる。
ポリエステル樹脂の重量平均分子量及び数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)により測定する。GPCによる分子量測定は、測定装置として東ソー製GPC・HLC−8120GPCを用い、東ソー製カラム・TSKgel SuperHM−M(15cm)を使用し、THF溶媒で行う。重量平均分子量及び数平均分子量は、この測定結果から単分散ポリスチレン標準試料により作成した分子量校正曲線を使用して算出する。
原料の単量体が、反応温度下で溶解又は相溶しない場合は、高沸点の溶剤を溶解補助剤として加え溶解させてもよい。この場合、重縮合反応は溶解補助剤を留去しながら行う。相溶性の悪い単量体が存在する場合は、あらかじめ相溶性の悪い単量体とその単量体と重縮合予定の酸又はアルコールとを縮合させておいてから主成分と重縮合させるとよい。
着色剤としては、例えば、カーボンブラック、クロムイエロー、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、スレンイエロー、キノリンイエロー、ピグメントイエロー、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、ウオッチヤングレッド、パーマネントレッド、ブリリアントカーミン3B、ブリリアントカーミン6B、デュポンオイルレッド、ピラゾロンレッド、リソールレッド、ローダミンBレーキ、レーキレッドC、ピグメントレッド、ローズベンガル、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー、カルコオイルブルー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブルー、ピグメントブルー、フタロシアニングリーン、マラカイトグリーンオキサレート等の顔料;アクリジン系、キサンテン系、アゾ系、ベンゾキノン系、アジン系、アントラキノン系、チオインジコ系、ジオキサジン系、チアジン系、アゾメチン系、インジコ系、フタロシアニン系、アニリンブラック系、ポリメチン系、トリフェニルメタン系、ジフェニルメタン系、チアゾール系等の染料;が挙げられる。
着色剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
離型剤としては、例えば、炭化水素系ワックス;カルナバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス等の天然ワックス;モンタンワックス等の合成又は鉱物・石油系ワックス;脂肪酸エステル、モンタン酸エステル等のエステル系ワックス;などが挙げられる。離型剤は、これに限定されるものではない。
融解温度は、示差走査熱量測定(DSC)により得られたDSC曲線から、JIS K7121−1987「プラスチックの転移温度測定方法」の融解温度の求め方に記載の「融解ピーク温度」により求める。
その他の添加剤としては、例えば、磁性体、帯電制御剤、無機粉体等の公知の添加剤が挙げられる。これらの添加剤は、内添剤としてトナー粒子に含まれる。
トナー粒子は、単層構造のトナー粒子であってもよいし、芯部(コア粒子)と芯部を被覆する被覆層(シェル層)とで構成された所謂コア・シェル構造のトナー粒子であってもよい。コア・シェル構造のトナー粒子は、例えば、結着樹脂と必要に応じて着色剤及び離型剤等を含む芯部と、結着樹脂を含む被覆層と、で構成されている。
まず、測定対象となるトナー粒子を吸引採取し、扁平な流れを形成させ、瞬時にストロボ発光させることにより静止画像として粒子像を取り込み、その粒子像を画像解析するフロー式粒子像解析装置(シスメックス社製のFPIA−3000)によって求める。そして、平均円形度を求める際のサンプリング数は3500個とする。トナーが外添剤を有する場合、界面活性剤を含む水中に、測定対象となるトナー(現像剤)を分散させた後、超音波処理をおこなって外添剤を除去したトナー粒子を得る。
本実施形態に係るトナーは、本実施形態の効果を得られる範囲で、チタン酸ストロンチウム粒子以外のその他の外添剤を含んでいてもよい。その他の外添剤としては、例えば、下記の無機粒子および樹脂粒子が挙げられる。
疎水化処理剤の量は、通常、無機粒子100質量部に対して、1質量部以上10質量部以下である。
次に、本実施形態に係るトナーの製造方法について説明する。
本実施形態に係るトナーは、トナー粒子を製造後、トナー粒子に対して、外添剤を外添することで得られる。
結着樹脂となる樹脂粒子が分散された樹脂粒子分散液を準備する工程(樹脂粒子分散液準備工程)と、樹脂粒子分散液中で(必要に応じて他の粒子分散液を混合した後の分散液中で)、樹脂粒子(必要に応じて他の粒子)を凝集させ、凝集粒子を形成する工程(凝集粒子形成工程)と、凝集粒子が分散された凝集粒子分散液を加熱し、凝集粒子を融合・合一して、トナー粒子を形成する工程(融合・合一工程)と、を経て、トナー粒子を製造する。
以下の説明では、着色剤、及び離型剤を含むトナー粒子を得る方法について説明するが、着色剤、離型剤は、必要に応じて用いられるものである。無論、着色剤、離型剤以外のその他添加剤を用いてもよい。
結着樹脂となる樹脂粒子が分散された樹脂粒子分散液と共に、例えば、着色剤粒子が分散された着色剤粒子分散液、離型剤粒子が分散された離型剤粒子分散液を準備する。
水系媒体としては、例えば、蒸留水、イオン交換水等の水、アルコール類等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
界面活性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
樹脂粒子の体積平均粒径は、レーザ回折式粒度分布測定装置(例えば、堀場製作所製、LA−700)の測定によって得られた粒度分布を用い、分割された粒度範囲(チャンネル)に対し、体積について小粒径側から累積分布を引き、全粒子に対して累積50%となる粒径を体積平均粒径D50vとして測定される。他の分散液中の粒子の体積平均粒径も同様に測定される。
次に、樹脂粒子分散液と、着色剤粒子分散液と、離型剤粒子分散液と、を混合する。そして、混合分散液中で、樹脂粒子と着色剤粒子と離型剤粒子とをヘテロ凝集させ目的とするトナー粒子の径に近い径を持つ、樹脂粒子と着色剤粒子と離型剤粒子とを含む凝集粒子を形成する。
凝集粒子形成工程においては、例えば、混合分散液を回転せん断型ホモジナイザーで攪拌下、室温(例えば25℃)で凝集剤を添加し、混合分散液のpHを酸性(例えばpH2以上5以下)に調整し、必要に応じて分散安定剤を添加した後に、加熱を行ってもよい。
凝集剤と共に、該凝集剤の金属イオンと錯体もしくは類似の結合を形成する添加剤を必要に応じて用いてもよい。この添加剤としては、キレート剤が好適に用いられる。
キレート剤としては、水溶性のキレート剤を用いてもよい。キレート剤としては、例えば、酒石酸、クエン酸、グルコン酸等のオキシカルボン酸;イミノ二酢酸(IDA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)等のアミノカルボン酸;などが挙げられる。
キレート剤の添加量は、樹脂粒子100質量部に対して0.01質量部以上5.0質量部以下が好ましく、0.1質量部以上3.0質量部未満がより好ましい。
次に、凝集粒子が分散された凝集粒子分散液を、例えば、樹脂粒子のガラス転移温度以上(例えば樹脂粒子のガラス転移温度より10℃から30℃高い温度以上)に加熱して、凝集粒子を融合・合一し、トナー粒子を形成する。
凝集粒子が分散された凝集粒子分散液を得た後、当該凝集粒子分散液と、樹脂粒子が分散された樹脂粒子分散液と、をさらに混合し、凝集粒子の表面にさらに樹脂粒子を付着するように凝集して、第2凝集粒子を形成する工程と、第2凝集粒子が分散された第2凝集粒子分散液に対して加熱をし、第2凝集粒子を融合・合一して、コア・シェル構造のトナー粒子を形成する工程と、を経て、トナー粒子を製造してもよい。
本実施形態に係る静電荷像現像剤は、本実施形態に係るトナーを少なくとも含むものである。
本実施形態に係る静電荷像現像剤は、本実施形態に係るトナーのみを含む一成分現像剤であってもよいし、当該トナーとキャリアとを混合した二成分現像剤であってもよい。
具体的な樹脂被覆方法としては、芯材を被覆層形成用溶液中に浸漬する浸漬法;被覆層形成用溶液を芯材表面に噴霧するスプレー法;芯材を流動エアーにより浮遊させた状態で被覆層形成用溶液を噴霧する流動床法;ニーダーコーター中でキャリアの芯材と被覆層形成用溶液とを混合し、その後に溶剤を除去するニーダーコーター法;等が挙げられる。
本実施形態に係る画像形成装置及び画像形成方法について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置は、像保持体と、像保持体の表面を帯電する帯電手段と、帯電した像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、静電荷像現像剤を収容し、静電荷像現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、像保持体の表面に形成されたトナー画像が転写される中間転写体と、像保持体の表面に形成されたトナー画像を中間転写体の表面に転写する一次転写手段と、中間転写体の表面に転写されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する二次転写手段と、記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、を備える。そして、静電荷像現像剤として、本実施形態に係る静電荷像現像剤が適用される。
図2に示す画像形成装置は、色分解された画像データに基づく、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を出力する電子写真方式の第1乃至第4の画像形成ユニット10Y、10M、10C、10K(画像形成手段)を備えている。これらの画像形成ユニット(以下、単に「ユニット」と称する場合がある)10Y、10M、10C、10Kは、水平方向に互いに予め定められた距離離間して並設されている。これらユニット10Y、10M、10C、10Kは、画像形成装置に着脱するプロセスカートリッジであってもよい。
まず、動作に先立って、帯電ロール2Yによって感光体1Yの表面が−600V乃至−800Vの電位に帯電される。
感光体1Yは、導電性(例えば20℃における体積抵抗率1×10−6Ωcm以下)の基体上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗(一般の樹脂の抵抗)であるが、レーザ光線が照射されると、レーザ光線が照射された部分の比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3からレーザ光線3Yを照射する。それにより、イエローの画像パターンの静電荷像が感光体1Yの表面に形成される。
感光体1Y上に形成された静電荷像は、感光体1Yの走行に従って予め定められた現像位置まで回転する。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電荷像が、現像装置4Yによってトナー画像として現像され可視化される。
こうして、第1のユニット10Yにてイエローのトナー画像が転写された中間転写ベルト20は、第2乃至第4のユニット10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー画像が重ねられて多重転写される。
定着後における画像表面の平滑性をさらに向上させるには、記録紙Pの表面も平滑であることが好ましく、例えば、普通紙の表面を樹脂等でコーティングしたコート紙、印刷用のアート紙等が好適に使用される。
本実施形態に係るプロセスカートリッジについて説明する。
本実施形態に係るプロセスカートリッジは、本実施形態に係る静電荷像現像剤を収容し、静電荷像現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、像保持体の表面に形成されたトナー画像が転写される中間転写体と、を備え、画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジである。
本実施形態に係るトナーカートリッジは、本実施形態に係るトナーを収容し、画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジである。トナーカートリッジは、画像形成装置内に設けられた現像手段に供給するための補給用のトナーを収容するものである。
[チタン酸ストロンチウム粒子A(1)]
脱硫及び解膠したチタン源であるメタチタン酸をTiO2として0.7モル採取し、反応容器に入れた。次いで、反応容器に、塩化ストロンチウム水溶液を、SrO/TiO2モル比が1.1になるように0.77モル添加した。2つの材料の混合液における初期TiO2濃度が0.75モル/Lになるようにした。次いで、混合液を攪拌し、混合液を120℃に加温し、液温を120℃に維持し攪拌しながら、10N水酸化ナトリウム水溶液153mLを4時間かけて添加し、さらに、液温を120℃に維持しながら1時間攪拌を続けた。次いで、反応液を40℃まで冷却し、pH5.5になるまで塩酸を添加し1時間攪拌を行った。次いで、デカンテーションと水への再分散とを繰り返すことによって沈殿物を洗浄した。洗浄した沈殿物を含むスラリーに塩酸を加えpH6.5に調整し、固形分を濾別し乾燥させ、チタン酸ストロンチウム粒子A(1)を得た。
10N水酸化ナトリウム水溶液の滴下にかける時間を表1に記載の時間に変更した以外は、チタン酸ストロンチウム粒子A(1)の作製と同様にして、チタン酸ストロンチウム粒子A(2)〜(12)を作製した。
別途用意したトナー粒子とチタン酸ストロンチウム粒子A(1)〜(12)のいずれかとを、ヘンシェルミキサーを用いて攪拌周速30m/秒で15分間混合した。次いで、目開き45μmの振動篩いを用いて篩分し、チタン酸ストロンチウム粒子Aを付着させた外添トナーを得た。
上記の外添トナーについて、走査型電子顕微鏡(SEM)(日立ハイテクノロジーズ製、S−4700)を用いて、倍率4万倍で画像を撮影した。無作為に選んだ300個のチタン酸ストロンチウム粒子Aの画像情報をインターフェイスを介して、画像処理解析ソフトWinRoof(三谷商事株式会社)で解析し、一次粒子像それぞれの円相当径を求めた。そして、円相当径の分布において小径側から累積50%となる円相当径を平均一次粒径とした。
トナー粒子に外添する前のチタン酸ストロンチウム粒子A(1)〜(12)それぞれを試料として、前述の方法により、体積固有抵抗率Ra(Ω・cm)を求めた。
[チタン酸ストロンチウム粒子B(1)]
脱硫及び解膠したチタン源であるメタチタン酸をTiO2として0.7モル採取し、反応容器に入れた。次いで、反応容器に、塩化ストロンチウム水溶液を、SrO/TiO2モル比が1.1になるように0.77モル添加した。次いで、反応容器に、酸化ランタンを硝酸に溶解した溶液を、ストロンチウム100モルに対してランタンが2.5モルになる量添加した。3つの材料の混合液における初期TiO2濃度が0.75モル/Lになるようにした。次いで、混合液を攪拌し、混合液を90℃に加温し、液温を90℃に維持し攪拌しながら、10N水酸化ナトリウム水溶液153mLを3.8時間かけて添加し、さらに、液温を90℃に維持しながら1時間攪拌を続けた。次いで、反応液を40℃まで冷却し、pH5.5になるまで塩酸を添加し1時間攪拌を行った。次いで、デカンテーションと水への再分散とを繰り返すことによって沈殿物を洗浄した。洗浄した沈殿物を含むスラリーに塩酸を加えpH6.5に調整し、固形分を濾別し乾燥させた。乾燥した固形分に1,1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシラザン(HMDS)のエタノール溶液を、固形分100部に対してHMDSが20部になる量添加して1時間攪拌を行った。固形分を濾別し、固形分を130℃の大気中で7時間乾燥し、チタン酸ストロンチウム粒子B(1)を得た。
HMDSを用いた表面処理を行わなかった以外はチタン酸ストロンチウム粒子B(1)の作製と同様にして、チタン酸ストロンチウム粒子B(2)を作製した。
ストロンチウム100モルに対してランタンが9.5モルになる量添加した以外は、チタン酸ストロンチウム粒子B(1)の作製と同様にして、チタン酸ストロンチウム粒子B(3)を作製した。
ストロンチウム100モルに対してランタンが0.5モルになる量添加した以外は、チタン酸ストロンチウム粒子B(1)の作製と同様にして、チタン酸ストロンチウム粒子B(4)を作製した。
ドープする元素をランタンからニオブへ変更するため、酸化ランタンを硝酸に溶解した溶液を、酸化ニオブを硝酸に溶解した溶液に変更し、酸化ニオブを硝酸に溶解した溶液をストロンチウム100モルに対してニオブが2.5モルになる量添加した以外は、チタン酸ストロンチウム粒子B(1)の作製と同様にして、チタン酸ストロンチウム粒子B(5)を作製した。
10N水酸化ナトリウム水溶液の滴下にかける時間を、1時間に変更した以外は、チタン酸ストロンチウム粒子B(1)の作製と同様にして、チタン酸ストロンチウム粒子B(6)を作製した。
10N水酸化ナトリウム水溶液の滴下にかける時間を、9.5時間に変更した以外は、チタン酸ストロンチウム粒子B(1)の作製と同様にして、チタン酸ストロンチウム粒子B(7)を作製した。
10N水酸化ナトリウム水溶液の滴下にかける時間を、12時間に変更した以外は、チタン酸ストロンチウム粒子B(1)の作製と同様にして、チタン酸ストロンチウム粒子B(8)を作製した。
チタン酸ストロンチウム粒子A(1)を母粒子として、これに、チタン酸ストロンチウム粒子B(1)の作製におけるHMDS処理と同様の表面処理を施し、チタン酸ストロンチウム粒子B(9)を作製した。
別途用意したトナー粒子とチタン酸ストロンチウム粒子B(1)〜(9)のいずれかとを、ヘンシェルミキサーを用いて攪拌周速30m/秒で15分間混合した。次いで、目開き45μmの振動篩いを用いて篩分し、チタン酸ストロンチウム粒子Bを付着させた外添トナーを得た。
上記の外添トナーについて、走査型電子顕微鏡(SEM)(日立ハイテクノロジーズ製、S−4700)を用いて、倍率4万倍で画像を撮影した。無作為に選んだ300個のチタン酸ストロンチウム粒子Bの画像情報をインターフェイスを介して、画像処理解析ソフトWinRoof(三谷商事株式会社)で解析し、一次粒子像それぞれの円相当径と面積と周囲長とを求め、さらに、円形度=4π×(面積)÷(周囲長)2を求めた。そして、円相当径の分布において小径側から累積50%となる円相当径を平均一次粒径とし、円形度の分布において小さい側から累積50%となる円形度を平均円形度とし、円形度の分布において小さい側から累積84%となる円形度を累積84%円形度とした。
トナー粒子に外添する前のチタン酸ストロンチウム粒子B(1)〜(9)それぞれを試料として、X線回折装置(リガク社製、商品名RINT Ultima−III)を用いて、前述の条件設定にて、結晶構造解析を行った。チタン酸ストロンチウム粒子B(1)〜(9)は、回折角度2θ=32°付近に、ペロブスカイト結晶の(110)面のピークに相当するピークを有していた。
トナー粒子に外添する前のチタン酸ストロンチウム粒子B(1)〜(9)それぞれを試料として、前述の方法により、体積固有抵抗率Rb(Ω・cm)を求めた。
−樹脂粒子分散液(1)の調製−
・テレフタル酸 :30モル部
・フマル酸 :70モル部
・ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物 : 5モル部
・ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物:95モル部
攪拌装置、窒素導入管、温度センサ及び精留塔を備えたフラスコに、上記の材料を仕込み、1時間かけて温度を220℃まで上げ、上記材料100部に対してチタンテトラエトキシド1部を投入した。生成する水を留去しながら30分間かけて230℃まで温度を上げ、該温度で1時間脱水縮合反応を継続した後、反応物を冷却した。こうして、重量平均分子量18,000、ガラス転移温度60℃のポリエステル樹脂を得た。
・C.I.Pigment Blue 15:3(大日精化工業): 70部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬、ネオゲンRK) : 5部
・イオン交換水 :200部
上記の材料を混合し、ホモジナイザー(IKA社、商品名ウルトラタラックスT50)を用いて10分間分散した。分散液中の固形分量が20質量%となるようイオン交換水を加え、体積平均粒径170nmの着色剤粒子が分散された着色剤粒子分散液(1)を得た。
・パラフィンワックス(日本精蝋、HNP−9) :100部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬、ネオゲンRK): 1部
・イオン交換水 :350部
上記の材料を混合して100℃に加熱し、ホモジナイザー(IKA社、商品名ウルトラタラックスT50)を用いて分散した後、マントンゴーリン高圧ホモジナイザー(ゴーリン社)で分散処理し、体積平均粒径200nmの離型剤粒子が分散された離型剤粒子分散液(1)(固形分量20質量%)を得た。
・樹脂粒子分散液(1) :403部
・着色剤粒子分散液(1) : 12部
・離型剤粒子分散液(1) : 50部
・アニオン性界面活性剤(TaycaPower): 2部
上記の材料を丸型ステンレス製フラスコに入れ、0.1Nの硝酸を添加してpHを3.5に調整した後、ポリ塩化アルミニウム濃度が10質量%の硝酸水溶液30部を添加した。次いで、ホモジナイザー(IKA社、商品名ウルトラタラックスT50)を用いて液温30℃において分散した後、加熱用オイルバス中で45℃まで加熱し30分間保持した。その後、樹脂粒子分散液(1)100部を追加し1時間保持し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを8.5に調整した後、84℃まで加熱し2.5時間保持した。次いで、20℃/分の速度で20℃まで冷却し、固形分を濾別し、イオン交換水で充分に洗浄し、乾燥させることによりトナー粒子(1)を得た。トナー粒子(1)の体積平均粒径は5.7μmであった。
・フェライト粒子(平均粒径35μm) :100部
・トルエン : 14部
・スチレン/メチルメタクリレート共重合体(共重合比15/85): 2部
・カーボンブラック :0.2部
フェライト粒子を除く上記材料をサンドミルにて分散して分散液を調製し、この分散液をフェライト粒子とともに真空脱気型ニーダに入れ、攪拌しながら減圧し乾燥させることによりキャリアを得た。
トナー粒子(1)100部に、チタン酸ストロンチウム粒子A(1)〜(12)のいずれかと、チタン酸ストロンチウム粒子B(1)〜(9)のいずれかとを、表3〜表4に示す組み合わせ及び添加量のとおり添加し、ヘンシェルミキサーを用いて攪拌周速30m/秒で15分間混合した。次いで、目開き45μmの振動篩いを用いて篩分し外添トナーを得た。
富士ゼロックス社製700Digital Color Press改造機に現像剤を装填し、高温高湿環境(温度28℃/相対湿度85%)下に24時間放置後、同じ高温高湿環境下にて、A4サイズの普通紙に画像面積割合70%の画像を10万枚連続で出力し、続けて、ハーフトーン画像を10枚出力した。画像形成後、感光体及び転写ベルトそれぞれの表面を目視で観察し、また、10枚のハーフトーン画像を目視で観察し、部材の汚染の程度を下記のとおり分類した。
A(◎):感光体表面に付着物は認められず、画像が白く抜ける画像欠陥も認められない。
B(○):感光体表面に付着物は認められないが、画像が白く抜ける画像欠陥が僅かに認められる。
C(△):感光体表面に付着物が認められ、画像が白く抜ける画像欠陥が認められるが、許容できる範囲である。
D(×):感光体表面に付着物が認められ、画像が白く抜ける画像欠陥が認められ、許容できない範囲である。
A(◎):転写ベルト表面に付着物は認められず、画像に色筋も認められない。
B(○):転写ベルト表面に付着物は認められないが、画像に色筋が僅かに認められる。
C(△):転写ベルト表面に付着物が認められ、画像に色筋が認められるが、許容できる範囲である。
D(×):転写ベルト表面に付着物が認められ、画像に色筋が認められ、許容できない範囲である。
2Y、2M、2C、2K 帯電ロール(帯電手段の一例)
3 露光装置(静電荷像形成手段の一例)
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
4Y、4M、4C、4K 現像装置(現像手段の一例)
5Y、5M、5C、5K 一次転写ロール(一次転写手段の一例)
6Y、6M、6C、6K 感光体クリーニング装置(クリーニング手段の一例)
8Y、8M、8C、8K トナーカートリッジ
10Y、10M、10C、10K 画像形成ユニット
20 中間転写ベルト(中間転写体の一例)
22 駆動ロール
24 支持ロール
26 二次転写ロール(二次転写手段の一例)
28 定着装置(定着手段の一例)
30 中間転写体クリーニング装置
P 記録紙(記録媒体の一例)
108 帯電ロール(帯電手段の一例)
109 露光装置(静電荷像形成手段の一例)
111 現像装置(現像手段の一例)
112 転写装置(転写手段の一例)
113 感光体クリーニング装置(クリーニング手段の一例)
115 定着装置(定着手段の一例)
116 取り付けレール
117 筐体
118 露光のための開口部
120 中間転写ベルト(中間転写体の一例)
121 一次転写ロール(一次転写手段の一例)
122 二次転写ロール(二次転写手段の一例)
123 支持ロール
124 駆動ロール
125 中間転写体クリーニング装置(中間転写体クリーニング手段の一例)
200 プロセスカートリッジ
300 記録紙(記録媒体の一例)
Claims (16)
- トナー粒子と、互いに平均一次粒径が異なるチタン酸ストロンチウム粒子A及びチタン酸ストロンチウム粒子Bと、を含み、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径が10nm以上100nm以下であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径Daと前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径Dbとが10≦Da/Db≦100の関係を満足する、
静電荷像現像用トナー。 - トナー粒子と、互いに平均一次粒径が異なるチタン酸ストロンチウム粒子A及びチタン酸ストロンチウム粒子Bと、を含み、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの一次粒子の平均円形度が0.82以上0.94以下で且つ累積84%となる円形度が0.92超であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径Daと前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径Dbとが10≦Da/Db≦100の関係を満足する、
静電荷像現像用トナー。 - トナー粒子と、互いに平均一次粒径が異なるチタン酸ストロンチウム粒子A及びチタン酸ストロンチウム粒子Bと、を含み、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Bは、X線回折法により得られる(110)面のピークの半値幅が0.2°以上2.0°以下であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径Daと前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの平均一次粒径Dbとが10≦Da/Db≦100の関係を満足する、
静電荷像現像用トナー。 - 前記平均一次粒径Daと前記平均一次粒径Dbとが15≦Da/Db≦50の関係を満足する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記チタン酸ストロンチウム粒子Bが、ドーパントを含有するチタン酸ストロンチウム粒子である、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径が、前記トナー粒子の体積平均粒径よりも小さい、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径が1.0μm以上3.0μm以下である、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの平均一次粒径が1.25μm以上2.5μm以下である、請求項7に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記チタン酸ストロンチウム粒子Aが、表面が疎水化処理されていないチタン酸ストロンチウム粒子であり、
前記チタン酸ストロンチウム粒子Bが、表面が疎水化処理されたチタン酸ストロンチウム粒子である、
請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。 - 前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの体積固有抵抗率Raと前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの体積固有抵抗率Rbとが、0.35≦Ra/Rb≦0.95の関係を満足する、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記チタン酸ストロンチウム粒子Aの含有量Maと、前記チタン酸ストロンチウム粒子Bの含有量Mbとが、10≦Mb/Ma≦150の関係を満足する、請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを含む静電荷像現像剤。
- 請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを収容し、
画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジ。 - 請求項12に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像が転写される中間転写体と、
を備え、画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。 - 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
請求項12に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像が転写される中間転写体と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を前記中間転写体の表面に転写する一次転写手段と、
前記中間転写体の表面に転写されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する二次転写手段と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
を備える画像形成装置。 - 像保持体の表面を帯電する帯電工程と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成工程と、
請求項12に記載の静電荷像現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像工程と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を中間転写体の表面に転写する一次転写工程と、
前記中間転写体の表面に転写されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する二次転写工程と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、
を有する画像形成方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018054946A JP7069915B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 |
US16/105,044 US10585367B2 (en) | 2018-03-22 | 2018-08-20 | Electrostatic charge image developing toner and electrostatic charge image developer |
EP18192164.4A EP3543792B1 (en) | 2018-03-22 | 2018-09-03 | Electrostatic charge image developing toner and electrostatic charge image developer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018054946A JP7069915B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019168540A true JP2019168540A (ja) | 2019-10-03 |
JP7069915B2 JP7069915B2 (ja) | 2022-05-18 |
Family
ID=63490279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018054946A Active JP7069915B2 (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10585367B2 (ja) |
EP (1) | EP3543792B1 (ja) |
JP (1) | JP7069915B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019184795A (ja) * | 2018-04-09 | 2019-10-24 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナーおよび静電荷像現像用二成分現像剤 |
JP2019184794A (ja) * | 2018-04-09 | 2019-10-24 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナーおよび静電荷像現像用二成分現像剤 |
JP2020181051A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トナー |
JP2021107855A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法 |
EP4343437A1 (en) | 2022-09-22 | 2024-03-27 | FUJIFILM Business Innovation Corp. | Electrostatic charge image developing toner, electrostatic charge image developer, toner cartridge, process cartridge, image forming apparatus, and image forming method |
EP4343439A1 (en) | 2022-09-22 | 2024-03-27 | FUJIFILM Business Innovation Corp. | Electrostatic charge image developing toner, electrostatic charge image developer, toner cartridge, process cartridge, image forming apparatus, and image forming method |
JP7527886B2 (ja) | 2020-08-05 | 2024-08-05 | キヤノン株式会社 | 二成分系現像剤 |
JP7551436B2 (ja) | 2020-10-06 | 2024-09-17 | キヤノン株式会社 | トナー |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022103890A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006285145A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JP2007292982A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2010019881A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Canon Inc | トナー |
JP2010151921A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2018141958A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | キヤノン株式会社 | トナー |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5948582A (en) * | 1997-04-02 | 1999-09-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner for developing electrostatic image, image forming method and developing apparatus unit |
KR100667779B1 (ko) * | 2004-11-22 | 2007-01-12 | 삼성전자주식회사 | 전자사진용 현상제 |
JP2008058463A (ja) | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JP2010020054A (ja) | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP6269221B2 (ja) | 2014-03-20 | 2018-01-31 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
JP6733212B2 (ja) | 2016-02-19 | 2020-07-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 |
-
2018
- 2018-03-22 JP JP2018054946A patent/JP7069915B2/ja active Active
- 2018-08-20 US US16/105,044 patent/US10585367B2/en active Active
- 2018-09-03 EP EP18192164.4A patent/EP3543792B1/en active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006285145A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JP2007292982A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2010019881A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Canon Inc | トナー |
JP2010151921A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2018141958A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | キヤノン株式会社 | トナー |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019184795A (ja) * | 2018-04-09 | 2019-10-24 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナーおよび静電荷像現像用二成分現像剤 |
JP2019184794A (ja) * | 2018-04-09 | 2019-10-24 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナーおよび静電荷像現像用二成分現像剤 |
JP2020181051A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トナー |
JP7281047B2 (ja) | 2019-04-24 | 2023-05-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トナー |
JP2021107855A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法 |
JP7363477B2 (ja) | 2019-12-27 | 2023-10-18 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法 |
JP7527886B2 (ja) | 2020-08-05 | 2024-08-05 | キヤノン株式会社 | 二成分系現像剤 |
JP7551436B2 (ja) | 2020-10-06 | 2024-09-17 | キヤノン株式会社 | トナー |
EP4343437A1 (en) | 2022-09-22 | 2024-03-27 | FUJIFILM Business Innovation Corp. | Electrostatic charge image developing toner, electrostatic charge image developer, toner cartridge, process cartridge, image forming apparatus, and image forming method |
EP4343439A1 (en) | 2022-09-22 | 2024-03-27 | FUJIFILM Business Innovation Corp. | Electrostatic charge image developing toner, electrostatic charge image developer, toner cartridge, process cartridge, image forming apparatus, and image forming method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10585367B2 (en) | 2020-03-10 |
EP3543792A1 (en) | 2019-09-25 |
EP3543792B1 (en) | 2021-07-14 |
US20190294068A1 (en) | 2019-09-26 |
JP7069915B2 (ja) | 2022-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7098890B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP7069915B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
CN109307994B (zh) | 静电图像显影用色调剂及其应用 | |
US10394151B2 (en) | Electrostatic charge image developing toner, electrostatic charge image developer, and toner cartridge | |
JP7175592B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
CN109307995B (zh) | 色调剂用外添剂及其应用、图像形成装置及图像形成方法 | |
JP2019028428A (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP2020046578A (ja) | 静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP2019164292A (ja) | 静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
CN109307991B (zh) | 静电图像显影用色调剂及其应用 | |
JP6229560B2 (ja) | 静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP7272413B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP7205652B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5880476B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2023047228A (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2023047214A (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2016177223A (ja) | 静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7069915 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |