JP2019167208A - 合紙除去装置および合紙除去方法 - Google Patents

合紙除去装置および合紙除去方法 Download PDF

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Abstract

【課題】合紙共取の発生をより効果的に抑制する。【解決手段】本合紙除去装置は、刷版の上に載置された合紙の上方に配置され、前記合紙を吸引して吸着可能な複数の吸着手段と、前記合紙を吸着する第1位置と、前記合紙を排出する排出手段に前記合紙を排出させる第2位置との間で前記複数の吸着手段を昇降させる昇降手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記複数の吸着手段を前記第1位置まで下降させて、前記複数の吸着手段のうちの一部の吸着手段に前記合紙を吸着させ、前記複数の吸着手段を前記第1位置から所定距離高い第3位置に上昇させ、前記複数の吸着手段に吸引を行わせながら前記複数の吸着手段を前記第3位置から下降させることで、前記一部の吸着手段以外の吸着手段にも前記合紙を吸着させ、前記複数の吸着手段を前記第2位置に上昇させて、前記排出手段に前記合紙を排出させる。【選択図】図8

Description

本発明は、合紙除去装置および合紙除去方法に関する。
近年、印刷業界において、フィルムを介さずに印刷版(刷版)に対して直接画像記録を行うComputer To Plate(CTP)装置が利用されている。CTP装置で利用される刷版
はアルミニウム等の金属で形成されており、合紙と称される紙と交互に積層された状態でケース内に保管される。
刷版がCTP装置に供給される際には、合紙除去装置によって合紙が除去される。合紙除去装置は、真空吸着で合紙を吸着する吸着手段を複数備えており、合紙の除去では吸着手段によって合紙が吸着されるが、吸着手段によって合紙を吸着して持ち上げる際に刷版も併せて吸着してしまうことがある。合紙を除去する際に刷版も併せて吸着してしまうことを、本明細書において合紙共取と称する。
合紙共取が生ずる理由の一つとしては、通気性を有する合紙を吸着手段によって吸着すると、合紙を介して刷版も吸着してしまうことが挙げられる。また、他の理由としては、静電気等によって合紙に刷版が付着する場合が挙げられる。例えば、特許文献1では、金属センサーを用いて合紙共取を検知する技術が提案されている。
特開2000−247460号公報
金属センサーによって合紙共取を検知する場合、合紙共取が発生した吸着手段の近くに金属センサーが配置されていれば、当該金属センサーは刷版を検知できる。しかしながら、金属センサーから遠い位置に配置された吸着手段において合紙共取が発生すると、刷版は金属センサーが検知可能な距離まで接近しないことがある。そのため、金属センサーによっても刷版を検知できず、合紙共取を抑制できないことがある。
開示の技術の1つの側面は、合紙共取の発生をより効果的に抑制することを目的とする。
開示の技術の1つの側面は、次のような合紙除去装置によって例示される。本合紙除去装置は、刷版の上に載置された合紙の上方に配置され、前記合紙を吸引して吸着可能な複数の吸着手段と、前記合紙を吸着する第1位置と、前記合紙を排出する排出手段に前記合紙を排出させる第2位置との間で前記複数の吸着手段を昇降させる昇降手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記複数の吸着手段を前記第1位置まで下降させて、前記複数の吸着手段のうちの一部の吸着手段に前記合紙を吸着させる第1動作と、前記複数の吸着手段を前記第1位置から所定距離高い第3位置に上昇させる第2動作と、前記複数の吸着手段に吸引を行わせながら前記複数の吸着手段を前記第3位置から下降させることで、前記一部の吸着手段以外の吸着手段にも前記合紙を吸着させる第3動作と、前記複数の吸着手段を前記第2位置に上昇させて、前記排出手段に前記合紙を排出させる第4動作と、を実行する、ことを特徴とする。
開示の技術において、複数の吸着手段は一列に並べられてもよいし、複数の列に並べられてもよい。第1動作において複数の吸着手段のうちの一部の吸着手段によって合紙を吸着し、第2動作において吸着した合紙を持ち上げることで、合紙と当該合紙の下に位置する刷版との間に空間を設けることができる。第3動作において、複数の吸着手段に吸着させる際には、合紙と刷版との間に空間があることで、合紙共取が生じにくくなる。そのため、開示の技術によれば、合紙共取の発生をより効果的に抑制することができる。
開示の技術は、さらに次の特徴を有してもよい。前記制御手段は、前記第3動作において、前記複数の吸着手段が吸引する圧力が前記合紙を吸着したことを示す閾値以上となるまで前記下降を継続する。このような技術によれば、複数の吸着手段による合紙の吸着が圧力を基に検知されるまで継続して複数の吸着手段を下降させることで、複数の吸着手段による合紙の吸着がより確実となる。
開示の技術は、さらに次の特徴を有してもよい。前記複数の吸着手段は、前記合紙の幅方向に沿って一列に並べられ、前記一部の吸着手段は、一列に並べられた前記複数の吸着手段のうち中央に位置する一または複数の吸着手段である。合紙の幅方向とは、合紙や刷版が搬送される方向に対して直交する方向である。ここで、直交とは必ずしも厳密な意味での直交に限定されず、直交する方向から多少ずれてもよい。このような技術によれば、一列に並べられた中央に位置する一または複数の吸着手段で合紙を持ち上げることで、合紙を偏りなく持ち上げることができる。
開示の技術は、さらに次の特徴を有してもよい。前記第1動作において前記複数の吸着手段のうちの一部の吸着手段は、前記複数の吸着手段のうちのいずれかひとつである。このような技術によれば、ひとつの吸着手段によって合紙を吸着して持ち上げることで、当該ひとつの吸着手段による合紙の吸着を検知次第すぐに吸着手段を上昇させることができるため、処理速度を向上させることができる。
開示の技術は、さらに次の特徴を有してもよい。金属で形成された刷版を検知する金属センサーが前記複数の吸着手段のうちのいずれかの吸着手段の隣に設けられ、前記一部の吸着手段は、前記金属センサーの隣に位置する吸着手段を含む。このような技術によれば、合紙共取が発生しても、吸着手段の隣に位置する金属センサーによって刷版を検知することで、合紙共取を好適に検知できる。
開示の技術は、合紙を除去する合紙除去方法の側面から把握することも可能である。
本開示の技術は、合紙共取の発生をより効果的に抑制することができる。
図1は、実施形態に係る刷版供給装置の一例を示す図である。 図2は、吸着装置の構成の一例を示す図である。 図3は、刷版供給装置において吸着装置付近の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る刷版供給装置1を上方から見た図の一例である。 図5は、刷版供給装置の機能ブロック図の一例である。 図6は、第1比較例に係る合紙除去方法の一例を示す図である。 図7は、第2比較例に係る合紙除去方法の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る合紙除去方法の概略を示す図である。 図9は、実施形態に係る合紙除去方法の一例を示す第1の図である。 図10は、実施形態に係る合紙除去方法の一例を示す第2の図である。 図11は、実施形態に係る合紙除去方法の一例を示す第3の図である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る合紙除去装置および合紙除去装置を用いた合紙除去方法について説明する。以下に示す実施形態の構成は例示であり、開示の技術は実施形態の構成に限定されない。
<実施形態>
図1は、実施形態に係る刷版供給装置1の一例を示す図である。図1は、刷版供給装置1を側面から見た図の一例となっている。刷版供給装置1は、刷版をCTP装置に供給する刷版供給装置であり、車輪を介して床の上に載置される。刷版供給装置1は、カセット11、吸着装置12、搬送機構13、光センサー14および合紙回収箱15を備える。以下、本明細書において、刷版の搬送先となるCTP装置が配置される側を前、その逆方向を後ろとする。床側を下、吸着装置12側を上とする。さらに、図1において、紙面手前から奥の方向を奥行き方向とする。以下、図面を参照して実施形態に係る刷版供給装置1について説明する。
刷版供給装置1は、刷版をCTP装置に供給する装置である。刷版供給装置1では、カセット11上に刷版と合紙とが交互に積層した状態で保管されているため、刷版供給装置1は刷版をCTP装置に供給する際には合紙を除去する。合紙を除去する刷版供給装置1は「合紙除去装置」の一例ということができる。カセット11の上方には、真空吸着によってカセット11に保管される合紙および刷版を後述する真空ポンプによって吸引することで吸着する吸着装置12が設けられる。吸着装置12は、上下方向および前後方向に移動可能に設けられる。刷版供給装置1が備える吸着装置12は、図1の奥行き方向に複数の吸着装置12が並んで配置される。吸着装置12は、駆動機構16によって上下方向および前後方向に移動され、吸着した刷版や合紙を搬送機構13に向けて運搬可能である。
搬送機構13は、刷版供給装置1から前方向に刷版を搬送する搬送機構であり、搬送ローラー131、ニップローラー132および進路変更部材133を含む。搬送ローラー131の上に刷版または合紙が載った状態でニップローラー132が搬送ローラー131に向けて移動することにより、搬送ローラー131の上に載った刷版または合紙は搬送ローラー131とニップローラー132によって挟持される。この状態で、搬送ローラー131およびニップローラー132が図示しないモーターによって回転することで、合紙または刷版は前方向に搬送される。
進路変更部材133は、搬送ローラー131およびニップローラー132によって搬送される刷版または合紙の進行方向を変更する部材である。進路変更部材133は、光センサー14が刷版を検知している場合、進行方向をCTP装置に向けるように駆動され、光センサー14が合紙を検知している場合、進行方向を合紙投入口151に向けるように駆動される。搬送機構13は、「排出手段」の一例である。
光センサー14は、光を用いて対象物を検知する光センサーである。光センサー14は、カセット11に対して光を照射可能な位置に設けられる。光センサー14は、カセット11に対して光を照射することで、カセット11の最上部に載置されたもの(すなわち、次に吸着装置12が吸着するもの)が刷版であるか合紙であるかを検知する。光センサー14は、例えば、光の反射率、光の透過率または対象物の色の違いを検出することで、光を照射した対象物が刷版であるか合紙であるかを検知する。
合紙回収箱15は、刷版供給装置1によって除去された合紙が投入される容器である。合紙回収箱15には、進路変更部材133によって進路を合紙投入口151に向けられた
合紙が回収される。なお、合紙回収箱15は、必ずしも設置する必要はない。
図2は、吸着装置12の構成の一例を示す図である。図2では、吸着装置12に接続される真空ポンプ18も例示されている。吸着装置12は、吸着パッド121、基部122、腕部123および接続口124を含み、基部122によって駆動機構16に取り付けられる。吸着パッド121は、ゴム等の弾性部材で形成され下方が開放したすり鉢状の形状を有する。真空センサー125は吸着パッド121内の気圧を検知する。腕部123は、吸着パッド121と基部122との間に位置する軸部である。
接続口124は、真空ポンプ18からの真空パイプ181が接続される接続部であり、接続口124と吸着パッド121の内部とは連通している。真空パイプ181は、中空形状に形成されたパイプである。吸着装置12の各々と真空ポンプ18との間における真空パイプ181上には電磁弁182が設けられており、電磁弁182によって吸着装置12の各々と真空ポンプ18との間の経路の開閉が制御される。刷版供給装置1は、真空ポンプ18を1台備え、真空ポンプ18は、図2に例示されるように、複数の吸着装置12によって共有される。駆動機構16は、吸着装置12を上下方向および前後方向に移動可能とする搬送手段である。吸着装置12は、「吸着手段」の一例である。駆動機構16は、「昇降手段」の一例である。
吸着装置12において、接続口124と吸着パッド121の内部とは連通し、接続口124と真空パイプ181とを接続する真空パイプ181は中空形状であるため、真空ポンプ18は吸着パッド121内から空気を吸引することができる。すなわち、吸着パッド121が合紙または刷版に接触した状態で真空ポンプ18によって吸着パッド121内の空気を吸引することで、吸着装置12は合紙または刷版を吸着することができる。また、駆動機構16によって吸着装置12を移動させることで、刷版供給装置1は、吸着装置12に吸着された合紙または刷版は持ち上げて移動させることができる。
図3は、刷版供給装置1において吸着装置12付近の一例を示す図であり、図3は、図1において後ろ方向から吸着装置12を見た状態の一例である。吸着装置12cと吸着装置12dの間であって、吸着装置12dの近傍には金属センサー17が配置される。金属センサー17は金属を検出するセンサーであり、刷版供給装置1にはひとつの金属センサー17が設けられる。刷版はアルミニウム等の金属によって形成されることから、金属センサー17は刷版の接近を検知できる。吸着装置12dと吸着装置12eとの間には、光センサー14が配置されている。
図4は、実施形態に係る刷版供給装置1を上方から見た図の一例である。図4では、刷版供給装置1において駆動機構16およびカセット11を含む範囲が例示されており、駆動機構16の下方に設けられる吸着装置12、光センサー14および金属センサー17が点線で例示される。図4に例示されるように、複数の吸着装置12(吸着装置12aから吸着装置12g)は、合紙を合紙投入口151に向けて搬送したり刷版をCTP装置に向けて搬送したりする方向に対して直交する方向に並んで配置される。以下、本明細書において、合紙を合紙投入口151に向けて搬送したり刷版をCTP装置に向けて搬送したりする方向に対して直交する方向を合紙の幅方向と称する。金属センサー17は、吸着装置12cと吸着装置12dとの間の位置であって、吸着装置12d側に配置される。光センサー14は、吸着装置12dと吸着装置12eとの間の位置であって、吸着装置12d側に配置される。すなわち、複数の吸着装置12のうちの中央付近に配置された吸着装置12dは、金属センサー17および光センサー14の隣に配置された吸着装置12であるとともに、金属センサー17および光センサー14の最寄りに配置された吸着装置12であるといえる。
<機能ブロック>
刷版供給装置1の機能ブロックについて説明する。図5は、刷版供給装置1の機能ブロック図の一例である。上記した吸着装置12、搬送機構13、光センサー14、駆動機構16および金属センサー17は、制御部55によって統括的に制御される。制御部55のハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、制御部55は、各種演算処理を行うCPU551、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるRead Only Memory(ROM)552、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRandom access memory(RAM)553等を備える。補助記憶部57は、制御部55がアクセス可能な記憶部であり、制御部55によって実行されるプログラムPや各種のデータが記憶される。本実施形態においては、制御部55のCPU551がプログラムPを補助記憶部57からRAM553に読み出して実行することにより、吸着装置12、搬送機構13、光センサー14、駆動機構16および金属センサー17の制御が行われる。制御部55は、「制御手段」の一例である。
<第1比較例>
図6は、第1比較例に係る合紙除去方法の一例を示す図である。図6では、説明の都合上、吸着装置12のうち、吸着装置12a、吸着装置12b、吸着装置12fおよび吸着装置12gの記載を省略している。また、図6中の矢印は、吸着装置12の移動方向を例示する。第1比較例では、刷版供給装置1が備える全ての吸着装置12が合紙に向けて一斉に下降して合紙を吸着し、合紙の除去を行う例について説明する。
第1比較例では、まず、図6(A)に例示されるように、刷版供給装置1に設けられた全ての吸着装置12が吸引を行いながら駆動機構16によって一斉にカセット11に向けて下降する。刷版表面の凹凸により、一斉に下降してもいずれかの吸着装置12が他の吸着装置12よりも先に合紙に到達することが多い。図6(B)では、吸着装置12eが他の吸着装置12よりも先に合紙に到達した様子が例示される。すなわち、図6(B)の状態において、吸着装置12eは合紙を吸着しているが、吸着装置12cおよび吸着装置12dは合紙に向けて下降している途中であるため、吸着装置12cおよび吸着装置12dは合紙を吸着していない。上記の通り、1台の真空ポンプ18が複数の吸着装置12の各々と連結されるため、他の吸着装置12よりも先に吸引を開始した吸着装置12eは、通常よりも強い吸引力で合紙を吸着する。そのため、吸着装置12eでは、合紙とともに刷版も吸着する合紙共取が発生しやすい。図6(C)では、吸着装置12eよりも遅れて合紙に到達した吸着装置12dおよび吸着装置12cによる合紙の吸着も行われ、駆動機構16によって吸着装置12が持ち上げられる。吸着装置12eにおいて合紙共取が発生しているため、吸着装置12eは合紙および刷版を持ち上げている。
合紙共取が発生した吸着装置12が金属センサー17の近傍に設けられた吸着装置12dであれば、制御部55は金属センサー17によって刷版を検知することで、合紙共取の発生を検知することができる。しかしながら、第1比較例において合紙共取が発生したのは金属センサー17から離れた位置に設けられた吸着装置12eであり、他の吸着装置12では合紙共取が発生していない。そのため、金属センサー17の最寄りに配置された吸着装置12dは刷版を持ち上げないため、刷版は金属センサー17に接近せず、金属センサー17は刷版を検知できない。
<第2比較例>
第1比較例では合紙共取が発生する状況の一例について説明した。第2比較例では、合紙共取の発生をゴムヘラを用いることで抑制する合紙除去方法について説明する。図7は、第2比較例に係る合紙除去方法の一例を示す図である。以下、図7を参照して、第2比較例について説明する。
図7(A)は、ゴムヘラ駆動装置500の先端ゴム部510が合紙と接触する前の状態の一例を示す図である。第2比較例では、吸着装置12の少なくともいずれかひとつにゴムヘラ駆動装置500が設けられる。ゴムヘラ駆動装置500は、ゴムヘラ530および駆動部540を含む。ゴムヘラ530は、一方が駆動部540に接続され他方に先端ゴム部510が設けられる柄部520を含む。先端ゴム部510は、ゴムヘラ530において、合紙と接触する側に設けられる。ゴムヘラ530は、駆動部540によって合紙の表面に沿って吸着装置12に向けて所定距離移動するように駆動される。
図7(B)は、合紙と接触した先端ゴム部510が合紙の表面に沿って吸着装置12に向けて所定距離移動した状態の一例を示す図である。先端ゴム部510が合紙の表面に沿って吸着装置12側に移動することで合紙が撓み、合紙と刷版との間に空間550が形成される。第2比較例では、吸着装置12は合紙のゴムヘラ駆動装置500によって撓められた部分を吸着することで、合紙共取が抑制される。
合紙に用いられる紙の種類によって、先端ゴム部510と合紙との間に生ずる摩擦力は異なる。先端ゴム部510の経年変化によって先端ゴム部510と合紙との間に生ずる摩擦力が変化することもある。これらの理由により、ゴムヘラ530を駆動しても合紙を適切に撓めることができない場合がある。さらに、刷版の凹凸等により合紙の高さに差が生じ得るため、駆動部540がゴムヘラ530を駆動しても、先端ゴム部510が合紙と接触せずに空振りをする場合もある。さらに、刷版供給装置1が、刷版の印刷面を吸着装置12で吸着して持ち上げる膜面吸着方式である場合に第2比較例の機構を採用すると、先端ゴム部510によって合紙をこすることにより、刷版の印刷面に傷が生じるおそれがある。また、第2比較例は刷版供給装置1に対してゴムヘラ駆動装置500を追加する構成であるため、第2比較例による合紙除去方法を既設の刷版供給装置1に対して適用することは困難である。
<実施形態に係る合紙除去方法>
図8は、実施形態に係る合紙除去方法の概略を示す図である。図8では、図6と同様に、説明の都合上、吸着装置12のうち、吸着装置12a、吸着装置12b、吸着装置12fおよび吸着装置12gの記載を省略している。以下、図8を参照して、実施形態に係る合紙除去方法の概略について説明する。
まず、図8(A)に例示されるように、駆動機構16は、金属センサー17に最も近い位置に設けられた吸着装置12である吸着装置12dのみ吸引を開始した状態で、刷版供給装置1が備える吸着装置12を一斉に合紙に向けて下降させる。この状態で、吸着装置12と合紙とを接触させると、吸着装置12dは、合紙を吸着した状態となる。次に、図8(B)に例示されるように、吸着装置12dのみが合紙を吸着した状態で、全ての吸着装置12を上方向に移動させる。このような処理により、仮に吸着装置12dにおいて合紙共取が発生した場合でも、吸着装置12dの近くに設けられた金属センサー17によって刷版を検知できる。また、合紙共取が発生していない場合には、図8(B)に例示されるように、合紙は吸着装置12dによって吸着された箇所を頂点とした山形に撓んだ形状となり、合紙と刷版との間には空間190が形成される。
図9から図11は、実施形態に係る合紙除去方法の一例を示す図である。図9から図11は、図8で概要を説明した合紙除去方法の詳細な手順の一例である。以下、図9から図11を参照して、実施形態に係る合紙除去方法の一例について説明する。
S1では、制御部55は、光センサー14の検知結果を基に、カセット11の最上部に刷版が載置されているか、合紙が載置されているかを判定する。すなわち、制御部55は、次に吸着装置12が吸着する吸着対象物が刷版であるか合紙であるかを判定する。例え
ば、光センサー14が光を照射したときにおける、刷版による光の反射率および合紙による光の反射率のそれぞれを補助記憶部57にあらかじめ記憶させておき、制御部55は、記憶させた反射率と光センサー14が照射した光の反射率とを比較することで、刷版であるか合紙であるかを判定できる。カセット11の最上部に刷版が載置されている場合には、処理はS2に進められる。カセット11の最上部に合紙が載置されている場合には、処理はS3に進められる。
S2では、制御部55は、搬送ローラー131およびニップローラー132によって搬送される刷版の進路がCTP装置になるように進路変更部材133を制御する。制御部55は、吸着装置12および駆動機構16を駆動して刷版を吸着させ、吸着させた刷版を搬送機構13に向けて搬送させる。制御部55は、ニップローラー132を搬送ローラー131に向けて移動させることで、搬送機構13に向けて搬送された刷版を搬送ローラー131とニップローラー132とで挟持させる。制御部55は、吸着装置12による吸引を停止し、搬送ローラー131とニップローラー132とで刷版を挟持させた状態で搬送ローラー131とニップローラー132を回転させることで、刷版をCTP装置へ搬送させる。
S3では、制御部55は、電磁弁182を制御して、金属センサー17の最寄りに配置された吸着装置12について、真空ポンプ18による吸引を開始する。すなわち、S3では、制御部55は、金属センサー17の最寄りに配置された吸着装置12に接続された真空パイプ181に設けられた電磁弁182を開弁させるとともに、他の吸着装置12に接続された真空パイプ181に設けられた電磁弁182については閉弁させた状態で、真空ポンプ18による吸引を開始させる。
S4では、制御部55は、駆動機構16を駆動して吸着装置12を下降させる。S5では、制御部55は、真空センサー125が検出する圧力を基に、吸着装置12が合紙を吸着したか否かを判定する。例えば、合紙を吸着したときにおいて真空センサー125が検出する圧力が閾値として補助記憶部57にあらかじめ記憶される。制御部55は、真空センサー125が検出する圧力が当該閾値を超えたか否かによって、吸着装置12が合紙を吸着したか否かを判定すればよい。合紙を吸着した場合、処理はS6に進められる。合紙を吸着していない場合、処理はS4に進められる。すなわち、制御部55によって合紙が吸着されたと判定されるまで、吸着装置12は下降を継続する。S5において合紙を吸着したと判定される位置は、「第1位置」の一例である。S4およびS5の処理は、「第1動作」の一例である。
S6では、制御部55は、駆動機構16を駆動して、吸着装置12を第1上昇距離だけ上昇させたのち、第1下降距離だけ下降させる。第1上昇距離は第1下降距離よりも長く設定され、例えば、第1上昇距離は60mmであり、第1下降距離は30mmである。第1上昇距離だけ上昇させたのち、第1下降距離だけ下降させた位置は、「第3位置」の一例である。S6の処理は、「第2動作」の一例である。
S7では、制御部55は、金属センサー17が金属を検知したか否かを判定する。すなわち、S7では、合紙共取が発生しているか否かが判定される。金属センサー17が金属を検知した場合、すなわち、合紙共取が発生している場合、処理はS8に進められる。金属センサー17が金属を検知しない場合、すなわち、合紙共取が発生していない場合、処理はS9に進められる。
S8では、制御部55は、真空ポンプ18による吸引を終了させる。真空ポンプ18による吸引が終了することにより、吸着装置12に吸着されていた合紙および刷版はカセット11内に戻る。その後、制御部55は、吸着装置12を元の位置(S1の処理を開始す
る位置)まで上昇させる。処理はS3に進められる。
S9では、制御部55は、電磁弁182を制御することで、金属センサー17の最寄りに配置された吸着装置12以外の吸着装置12についても吸引を開始させる。S10では、制御部55は、駆動機構16を駆動することにより、S6において第1下降距離だけ降下した際の下降速度よりも低速な下降速度で吸着装置12を下降させる。S9およびS10の処理は、「第3動作」の一例である。
S11では、S5と同様の処理により、吸着装置12が合紙を吸着したか否かが判定される。吸着装置12が合紙を吸着した場合、処理はS12に進められる。吸着装置12が合紙を吸着していない場合、処理はS10に進められて、吸着装置12の下降が継続される。
S12では、制御部55は、駆動機構16を駆動することにより、吸着装置12を第2上昇距離上昇させる。第2上昇距離は、第1上昇距離よりも長い距離であり、例えば、100mmである。
S13では、S7と同様の処理により、金属センサー17が金属を検知したか否かが判定される。金属センサー17が金属を検知した場合、処理はS3に進められる。金属センサー17が金属を検知しない場合、処理はS14に進められる。
S14以降の処理では、吸着装置12が吸着した合紙を排出する処理が実行される。S14では、制御部55は、搬送ローラー131およびニップローラー132によって搬送される合紙の進路が合紙投入口151になるように進路変更部材133を制御する。制御部55は、駆動機構16を駆動することで、吸着装置12が吸着した合紙を持ち上げて搬送機構13の高さまで搬送させる。搬送された合紙は、搬送機構13の搬送ローラー131の上に載った状態となる。S15では、制御部55は、ニップローラー132を搬送ローラー131に向けて移動させることで、搬送ローラー131とニップローラー132とで合紙を挟持させる。搬送機構13の高さは、「第2位置」の一例である。S14からS17の処理は、「第4動作」の一例である。
S16では、制御部55は、真空ポンプ18による吸引を終了させる。S17では、制御部55は、搬送ローラー131とニップローラー132とを回転させることで、合紙投入口151を介して合紙を合紙回収箱15に投入する。
<実施形態の作用効果>
実施形態では、制御部55は、図9のS3からS6の処理に例示されるように、一台の吸着装置12に吸引を行わせた状態で全ての吸着装置12を下降させることで、一台の吸着装置12に合紙を吸着させる。その後、制御部55は、全ての吸着装置12を上昇させることで、一台の吸着装置12によって合紙を持ち上げさせ、合紙と刷版との間に空間190を形成させる。制御部55は、合紙と刷版の間に空間190を形成した状態で他の吸着装置12による合紙の吸着を行うため、実施形態によれば合紙共取が発生する可能性が低減される。
実施形態では、図9のS3からS6の処理に例示されるように、金属センサー17の最寄りに配置された吸着装置12によって合紙が持ち上げられることにより、仮に合紙共取が発生しても、合紙を吸着した吸着装置12の近くに配置された金属センサー17によって合紙共取された刷版を好適に検知できる。
実施形態では、合紙を吸着した吸着装置12の近くに配置された金属センサー17によ
って合紙共取が検知されると、吸着装置12による吸引を終了することで吸着装置12に吸着されていた合紙と刷版とをカセット11に戻した。そのため、実施形態によれば、合紙共取が発生しても、合紙がCTP装置に搬送されることを抑制できる。
実施形態では、第2比較例とは異なり先端ゴム部510によって合紙をこすらなくともよいため、膜面吸着方式の刷版供給装置1に対して実施形態を適用しても、合紙の下に載置された刷版に傷をつける可能性を低くすることができる。
実施形態では、図10のS10からS11の処理のように、制御部55は、S6における下降速度よりも低速な下降速度で吸着装置12を下降させることで、合紙と刷版との間に形成された空間190が存在する状態で吸着装置12が合紙を吸着する可能性を高くできる。合紙と刷版との間に空間190が存在する状態で吸着装置12が吸着する可能性が高くなることから、実施形態によれば合紙共取が発生する可能性が低減される。さらに、実施形態によれば、空間190が存在する状態で複数の吸着装置12による合紙の吸着が行われることで、吸着装置12が刷版を押圧することで刷版に傷をつける可能性が低減される。
実施形態に係る合紙除去方法では、既設の刷版供給装置に対してハードウェア部品を追加しなくとも実現できる。すなわち、本実施形態に係る合紙除去方法を実行させるためのプログラムPを既設の刷版供給装置にインストールすることで、既設の刷版供給装置は本実施形態に係る合紙除去方法を実行することができる。
<第1変形例>
実施形態では、金属センサー17の最寄りに配置された吸着装置12、すなわち、複数備えられた吸着装置12のうち中央に配置された吸着装置12が合紙を吸着して持ち上げることで、合紙と刷版との間に空間190を形成した。しかしながら、合紙と刷版との間に空間190を形成するのは、複数備えられた吸着装置12のうち中央に配置された吸着装置12が合紙を吸着して持ち上げることに限定されない。複数備えられた吸着装置12のうち中央に配置された吸着装置12以外の吸着装置12が合紙を吸着して持ち上げることで、合紙と刷版との間に空間190を形成してもよい。
<第2変形例>
実施形態では、複数の吸着装置12のうちのひとつの吸着装置12が合紙を吸着して持ち上げることで空間190が形成されたが、複数の吸着装置12のうちの複数の吸着装置12によって合紙を吸着して持ち上げることで空間190が形成されてもよい。すなわち、複数の吸着装置12のうちの一部の吸着装置12によって空間190が形成されてもよい。複数の吸着装置12によって合紙を吸着することで、実施形態よりも合紙を安定した状態で吸引できる。一方、実施形態では、図9のS3からS6の処理に例示されるように、ひとつの吸着装置12によって合紙の吸着を行うため、当該ひとつの吸着装置12による合紙の吸着を検知次第すぐに吸着装置12を上昇させることができる。そのため、実施形態によれば、第2変形例よりも高速に処理を行うことができる。
<第3変形例>
実施形態では、複数の吸着装置12が合紙の幅方向に沿って一列に並んで配置されたが、吸着装置12の配置はこのような配置に限定されるわけではない。吸着装置12は、例えば、複数列に渡って並べられてもよい。
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせる事ができる。
1・・刷版供給装置
11・・カセット
12・・吸着装置
121・・吸着パッド
122・・基部
123・・腕部
124・・接続口
125・・真空センサー
13・・搬送機構
131・・搬送ローラー
132・・ニップローラー
133・・進路変更部材
14・・光センサー
15・・合紙回収箱
151・・合紙投入口
16・・駆動機構
17・・金属センサー
18・・真空ポンプ
181・・真空パイプ
182・・電磁弁
190、550・・空間
55・・制御部
57・・補助記憶部
551・・CPU
552・・ROM
553・・RAM
500・・ゴムヘラ駆動装置
510・・先端ゴム部
520・・柄部
530・・ゴムヘラ
540・・駆動部

Claims (6)

  1. 刷版の上に載置された合紙の上方に配置され、前記合紙を吸引して吸着可能な複数の吸着手段と、
    前記合紙を吸着する第1位置と、前記合紙を排出する排出手段に前記合紙を排出させる第2位置との間で前記複数の吸着手段を昇降させる昇降手段と、
    制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記複数の吸着手段を前記第1位置まで下降させて、前記複数の吸着手段のうちの一部の吸着手段に前記合紙を吸着させる第1動作と、
    前記複数の吸着手段を前記第1位置から所定距離高い第3位置に上昇させる第2動作と、
    前記複数の吸着手段に吸引を行わせながら前記複数の吸着手段を前記第3位置から下降させることで、前記一部の吸着手段以外の吸着手段にも前記合紙を吸着させる第3動作と、
    前記複数の吸着手段を前記第2位置に上昇させて、前記排出手段に前記合紙を排出させる第4動作と、を実行する、ことを特徴とする、
    合紙除去装置。
  2. 前記制御手段は、前記第3動作において、前記複数の吸着手段が吸引する圧力が前記合紙を吸着したことを示す閾値以上となるまで前記下降を継続する、ことを特徴とする、
    請求項1に記載の合紙除去装置。
  3. 前記複数の吸着手段は、前記合紙の幅方向に沿って一列に並べられ、
    前記一部の吸着手段は、一列に並べられた前記複数の吸着手段のうち中央に位置する一または複数の吸着手段である、ことを特徴とする、
    請求項1または2に記載の合紙除去装置。
  4. 前記第1動作において前記複数の吸着手段のうちの一部の吸着手段は、前記複数の吸着手段のうちのいずれかひとつである、ことを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の合紙除去装置。
  5. 金属で形成された刷版を検知する金属センサーが前記複数の吸着手段のうちのいずれかの吸着手段の隣に設けられ、
    前記一部の吸着手段は、前記金属センサーの隣に位置する吸着手段を含む、ことを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の合紙除去装置。
  6. 刷版の上に載置された合紙の上方に配置され、前記合紙を吸引して吸着可能な複数の吸着手段を備える合紙除去装置を用いた合紙除去方法であって、
    前記合紙を吸着する第1位置まで前記複数の吸着手段を下降させて、前記複数の吸着手段のうちの一部の吸着手段に前記合紙を吸着させる第1動作と、
    前記複数の吸着手段を前記第1位置から所定距離高い第3位置に上昇させる第2動作と、
    前記複数の吸着手段に吸引を行わせながら前記複数の吸着手段を前記第3位置から下降させることで、前記一部の吸着手段以外の吸着手段にも前記合紙を吸着させる第3動作と、
    前記複数の吸着手段を排出手段に前記合紙を排出させる第2位置に上昇させて、前記排出手段に前記合紙を排出させる第4動作と、を含む、ことを特徴とする、
    合紙除去方法。
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