JP2019164873A - 半導体記憶装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリセルからデータを好適に読み出すことが可能な半導体記憶装置を提供する。【解決手段】一の実施形態によれば、半導体記憶装置は、記憶データとして第1値または第2値を記憶するメモリセルと、記憶データを読み出す制御回路とを備える。メモリセルは、メモリセル間の電圧の増加に伴いセル電流が増加する第1動作領域と、第1動作領域よりセル電流が大きく、セル電流が増加している間、該電圧が減少する第2動作領域と、第2動作領域よりセル電流が大きく、該電圧の増加に伴いセル電流が増加する第3動作領域とを有する。制御回路は、記憶データが第1値の場合と第2値の場合のセル電流が第1動作領域の値をとるように記憶データを読み出す第1読出処理を実行する。制御回路は、記憶データが第1値の場合と第2値の場合のセル電流の少なくともいずれかが第2または第3動作領域の値をとるように記憶データを読み出す第2読出処理を実行する。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、半導体記憶装置およびその制御方法に関する。
近年、PCM(相変化メモリ)、ReRAM(抵抗変化型メモリ)、MRAM(磁気抵抗メモリ)などの様々な半導体記憶装置の研究開発が進んでいる。半導体記憶装置のメモリセルからのデータの読み出しに関しては、データを高速で読み出したい、データを安全に読み出したいなどの様々な要求がある。そこで、これらの要求に応じた好適なデータ読み出しをどのように実現するかが問題となる。
メモリセルからデータを好適に読み出すことが可能な半導体記憶装置およびその制御方法を提供する。
一の実施形態によれば、半導体記憶装置は、記憶データとして第1値または第2値を記憶するメモリセルと、前記メモリセルから前記記憶データとして前記第1値または前記第2値を読み出す制御回路とを備える。前記メモリセルは、前記メモリセル間の電圧の増加に伴い、前記メモリセル間に流れるセル電流が増加する第1動作領域と、前記第1動作領域より前記セル電流が大きく、前記セル電流が増加している間、前記メモリセル間の電圧が減少する第2動作領域と、前記第2動作領域より前記セル電流が大きく、前記メモリセル間の電圧の増加に伴い前記セル電流が増加する第3動作領域とを有する。前記制御回路は、前記記憶データが前記第1値の場合の前記セル電流と、前記記憶データが前記第2値の場合の前記セル電流が、前記第1動作領域の値をとるように、前記メモリセルから前記記憶データを読み出す第1読出処理を実行する。前記制御回路は、前記記憶データが前記第1値の場合の前記セル電流と、前記記憶データが前記第2値の場合の前記セル電流の少なくともいずれかが、前記第2動作領域または前記第3動作領域の値をとるように、前記メモリセルから前記記憶データを読み出す第2読出処理を実行する。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1から図8では、同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の半導体記憶装置1の構成を示すブロック図である。
図1は、第1実施形態の半導体記憶装置1の構成を示すブロック図である。
図1は、半導体記憶装置1と、半導体記憶装置1との間での信号の送受信が可能な外部デバイス2とを示している。半導体記憶装置1は、本実施形態ではPCMであるが、その他の半導体記憶装置(例えばReRAMやMRAM)でもよい。外部デバイス2は、半導体記憶装置1の動作を制御するIC(Integrated Circuit)でもよいし、半導体記憶装置1が内蔵または装着されたPC(Personal Computer)でもよい。
半導体記憶装置1は、複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ1aと、メモリセルアレイ1aの制御などの処理を実行する周辺回路部1bとを備えている。メモリセルアレイ1aは例えば、複数のワード線と複数のビット線とが交差する地点に個々のメモリセルを有するクロスポイント型構造を有する。周辺回路部1bは例えば、メモリセルへのデータの書き込み、メモリセルからのデータの読み出し、外部デバイス2からの信号の受信、外部デバイス2への信号の送信などの処理を行う。
メモリセルアレイ1aは、ファームウェアデータ/トリムデータ(FD/TD)記憶領域11と、ユーザデータ(UD)記憶領域12と、第1センスアンプ(SA)13と、第2センスアンプ(SA)14とを備えている。
FD/TD記憶領域11は、外部デバイス2の基本的な動作用のデータ(ファームウェアデータ)が記憶されたメモリセルや、周辺回路部1bの基本的な動作用のデータ(トリムデータ)が記憶されたメモリセルを有する記憶領域である。UD記憶領域12は、半導体記憶装置1のユーザがデータ(ユーザデータ)を記憶するためのメモリセルを有する記憶領域である。
第1SA13および第2SA14は、メモリセルから受け取った読み出しデータを周辺回路部1bを介して外部デバイス2に転送したり、外部デバイス2から周辺回路部1bを介して受け取った書き込みデータをメモリセルに転送したりする。ただし、第1SA13は、ファールウェアデータやトリムデータを取り扱うために設けられており、第2SA14は、ユーザデータを取り扱うために設けられている。第1SA13、第2SA14、および周辺回路部1bは、制御回路の例である。
図2は、第1実施形態の変形例の半導体記憶装置1の構成を示すブロック図である。
本変形例の半導体記憶装置1は、FD/TD記憶領域11およびUD記憶領域12の代わりに、ファームウェアデータ/トリムデータ/ユーザデータ(FD/TD/UD)記憶領域15を備えている。本変形例では、ファールウェアデータやトリムデータ用の記憶領域と、ユーザデータ用の記憶領域とが分離されておらず、ファールウェアデータ、トリムデータ、ユーザデータがいずれもFD/TD/UD記憶領域15内に記憶される。
以下、図1の半導体記憶装置1の詳細を説明するが、以下の説明は、図2の半導体記憶装置1にも適用可能である。
図3および図4は、第1実施形態の半導体記憶装置1の動作を説明するためのグラフである。
図3(a)から図4(b)において、横軸は、半導体記憶装置1の各メモリセルに印加される印加電圧を示し、縦軸は、半導体記憶装置1の各メモリセルを流れるセル電流を示す。あるメモリセルの端子間に横軸の電圧が印加されると、このメモリセルの一方の端子から他方の端子に縦軸のセル電流が流れる。また、あるメモリセルの端子間に流れるセル電流が上記グラフのように変化すると、このメモリセルの端子間の電圧は上記グラフのように変化する。
図3(a)から図4(b)は、メモリセルから記憶データとして0または1を読み出す4つの方式を示している。記憶データ「0」は第1値の例であり、例えばメモリセルが高抵抗状態にあることを示す。記憶データ「1」は第2値の例であり、例えばメモリセルが低抵抗状態にあることを示す。
図3(a)と図3(b)では、電圧読出方式が採用されている。具体的には、メモリセルに印加電圧として読出電圧Vreadが印加され、読出電圧Vreadに応じて発生するセル電流の大きさに基づいて記憶データが0であるか1であるかが判定される。ただし、図3(a)では、記憶データが0の場合にメモリセルのスナップバックが発生せず、記憶データが1の場合にメモリセルのスナップバックが発生するように、読出電圧Vreadが印加される。一方、図3(b)では、記憶データが0の場合にも1の場合にもメモリセルのスナップバックが発生しないように、読出電圧Vreadが印加される。
図4(a)と図4(b)では、電流読出方式が採用されている。具体的には、メモリセルにセル電流として読出電流Ireadが流れるように印加電圧が印加され、この印加電圧の大きさに基づいて記憶データが0であるか1であるかが判定される。ただし、図4(a)では、記憶データが0の場合にも1の場合にもメモリセルのスナップバックが発生するように、読出電流Ireadを流す。一方、図4(b)では、記憶データが0の場合にも1の場合にもメモリセルのスナップバックが発生しないように、読出電流Ireadを流す。
以下、メモリセルの動作特性やスナップバックについて、主に図3(a)を参照しながら説明する。この説明の中で、図3(b)から図4(b)も適宜参照する。
図3(a)に示すように、本実施形態のメモリセルは、記憶データが0の場合、動作領域C1と、動作領域C1よりセル電流が大きい動作領域C2と、動作領域C2よりセル電流が大きい動作領域C5とを有する。さらに、本実施形態のメモリセルは、記憶データが1の場合、動作領域C3と、動作領域C3よりセル電流が大きい動作領域C4と、動作領域C4よりセル電流が大きい動作領域C5とを有する。動作領域C1、C3は第1動作領域の例であり、動作領域C2、C4は第2動作領域の例であり、動作領域C5は第3動作領域の例である。
動作領域C1、C3では、印加電圧の増加に伴いセル電流が増加する。ただし、動作領域C3のセル電流は、印加電圧の増加に応じて、動作領域C1のセル電流より急峻に増加する。動作領域C2、C4では、セル電流が増加している間、印加電圧が減少する。ただし、動作領域C4の印加電圧は、セル電流の増加に応じて、動作領域C2の印加電圧より緩やかに減少する。動作領域C5では、印加電圧の増加に伴いセル電流が増加する。動作領域C5では、記憶データが0の場合も1の場合もメモリセルが同じ特性を示す。
符号P0は、動作領域C1を示す曲線と、動作領域C2を示す曲線との間の変曲点を示し、符号Vth0は、変曲点P0の印加電圧を示す。印加電圧Vth0は、記憶データが0の場合の閾値電圧(スナップバック電圧)と呼ばれる。
符号P1は、動作領域C3を示す曲線と、動作領域C4を示す曲線との間の変曲点を示し、符号Vth1は、変曲点P1の印加電圧を示す。印加電圧Vth1は、記憶データが1の場合の閾値電圧(スナップバック電圧)と呼ばれる。
本実施形態では、印加電圧Vth0に対応するセル電流と、印加電圧Vth1に対応するセル電流は、同じ大きさである。以下、これらのセル電流を、スナップバック電流と呼ぶ。
本実施形態の半導体記憶装置は、PCMである。この場合、メモリセルの特性が、変曲点P0で動作領域C1の特性から動作領域C2の特性に変化し、変曲点P1で動作領域C3の特性から動作領域C4の特性に変化する現象が生じる。この現象を、スナップバックと呼ぶ。PCMのスナップバックは例えば、メモリセルの特性が温度により変化することで発生する。なお、PCM以外の半導体記憶装置では、別の原因によりスナップバックが発生し得る。
メモリセルから記憶データを読み出す場合、セル電流が大きいほど、記憶データを高速で読み出すことができる。よって、記憶データを高速で読み出すためには、セル電流はスナップバック電流よりも大きいことが望ましい。すなわち、記憶データを高速で読み出すためには、動作領域C2、C4、C5を利用することが望ましい。
一方、スナップバック電流より大きいセル電流がメモリセルに繰り返し流れると、メモリセルの記憶データが失われる可能性がある。さらに、セル電流が図3(a)に示すImeltより大きくなると、メモリセルの少なくとも一部が融解して記憶データが失われる可能性がある。この場合、メモリセルに記憶データを再度書き込まないと、記憶データを再度読み出すことができなくなるというリスクがある。よって、記憶データを安全に読み出すためには、セル電流はスナップバック電流よりも小さいことが望ましい。すなわち、記憶データを安全に読み出すためには、動作領域C1、C3を利用することが望ましい。
よって、図3(a)では、記憶データを高速で読み出すために、記憶データが0の場合にメモリセルのスナップバックが発生せず、記憶データが1の場合にメモリセルのスナップバックが発生するように、読出電圧Vreadが印加される。記憶データが0の場合には、スナップバック電流より小さい動作領域C1のセル電流しか流れないが、記憶データが1の場合には、スナップバック電流より大きい動作領域C5のセル電流が流れる。この読出は、第2読出処理の一例である。
一方、図3(b)では、記憶データを安全に読み出すために、記憶データが0の場合にも1の場合にもメモリセルのスナップバックが発生しないように、読出電圧Vreadが印加される。記憶データが0の場合には、スナップバック電流より小さい動作領域C1のセル電流が流れ、記憶データが1の場合には、スナップバック電流より小さい動作領域C3のセル電流が流れる。この読出は、第1読出処理の一例である。
なお、1個のメモリセルからの記憶データの読み出しに関し、図3(a)の記憶データの読み出しに要する時間は、図3(b)の記憶データの読み出しに要する時間より短くなる。すなわち、図3(a)の手法によれば、高速な読み出しが可能となる。一方、図3(b)の手法によれば、安全な読み出しが可能となる。
同様に、図4(a)では、記憶データを高速で読み出すために、記憶データが0の場合にも1の場合にもメモリセルのスナップバックが発生するように、読出電流Ireadを流す。記憶データが0の場合には、スナップバック電流より大きい動作領域C2のセル電流が流れ、記憶データが1の場合には、スナップバック電流より大きい動作領域C4のセル電流が流れる。この読出は、第2読出処理の一例である。
一方、図4(b)では、記憶データを安全に読み出すために、記憶データが0の場合にも1の場合にもメモリセルのスナップバックが発生しないように、読出電流Ireadを流す。記憶データが0の場合には、スナップバック電流より小さい動作領域C1のセル電流が流れ、記憶データが1の場合には、スナップバック電流より小さい動作領域C3のセル電流が流れる。この読出は、第1読出処理の一例である。
なお、1個のメモリセルからの記憶データの読み出しに関し、図4(a)の記憶データの読み出しに要する時間は、図4(b)の記憶データの読み出しに要する時間より短くなる。すなわち、図4(a)の手法によれば、高速な読み出しが可能となる。一方、図4(b)の手法によれば、安全な読み出しが可能となる。
本実施形態の第1SA13、第2SA14、および周辺回路部1bは、第1読出処理と第2読出処理の両方を実行できるように構成されている。例えば、記憶データを高速で読み出す必要がある場合には第2読出処理を実行し、記憶データを安全に読み出す必要がある場合には第1読出処理を実行する。よって、本実施形態によれば、記憶データを高速で読み出すことも安全に読み出すことも可能となり、各メモリセルから記憶データを好適に読み出すことが可能となる。
本実施形態では、第1読出処理として図3(b)と図4(b)のいずれの処理を採用してもよいし、第2読出処理として図3(a)と図4(a)のいずれの処理を採用してもよい。例えば、ファームウェアデータとトリムデータを図4(b)の第1読出処理(電流読出方式)により安全に読み出し、ユーザデータを図3(a)の第2読出処理(電圧読出方式)により高速で読み出すことが考えられる。理由は、ファームウェアデータやトリムデータが失われることは好ましくない一方で、ユーザデータは高速で読み出すことが望ましいことが一般的だからである。第1および第2読出処理のファームウェアデータ、トリムデータ、およびユーザデータへの適用については、より詳細に後述する。
以上のように、図3(b)や図4(b)の第1読出処理では、記憶データが0の場合にも1の場合にもセル電流が動作領域C1、C3の値をとるように、メモリセルから記憶データを読み出す。一方、図3(a)や図4(a)の第2読出処理では、記憶データが0の場合および/または1の場合のセル電流が動作領域C2、C4、C5の値をとるように、メモリセルから記憶データを読み出す。これにより、高速性と安全性とを考慮して、各メモリセルから記憶データを好適に読み出すことが可能となる。
図5は、図3および図4の詳細を説明するためのグラフである。
図5(a)は、電圧読出方式により記憶データ「0」を読み出す際に、印加電圧を徐々に増加させた場合のセル電流の変化を太線にて示している。印加電圧がスナップバック電圧Vth0よりも高くなると、メモリセルの特性が動作領域C1から動作領域C5に変化することに留意されたい。これは、電圧読出方式により記憶データ「1」を読み出す際にも同様である。
図5(b)は、電流読出方式により記憶データ「0」を読み出す際に、セル電流を徐々に増加させた場合の印加電圧の変化を太線にて示している。メモリセルの特性が、動作領域C1から動作領域C2を介して動作領域C5に変化することに留意されたい。これは、電流読出方式により記憶データ「1」を読み出す際にも同様である。
図6は、第1実施形態の半導体記憶装置1の構成の例を示すブロック図である。
図6(a)は、メモリセルアレイ1a内のメモリセル16と、電流SA17と、電圧SA18とを示している。図6(a)の例では、第1SA13と第2SA14の各々が、電流SA17と電圧SA18とを備えている。
電流SA17は、図4(a)または図4(b)の電流読出方式用のセンスアンプであり、メモリセル16に読出電流Ireadが流れるように印加電圧を印加する。周辺回路部1bは、この印加電圧に基づいて、メモリセル16の記憶データを読み取ることができる。読出電流Ireadは、所定の値のセル電流の例である。
電圧SA18は、図3(a)または図3(b)の電圧読出方式用のセンスアンプであり、メモリセル16に読出電圧Vreadを印加する。周辺回路部1bは、読出電圧Vreadに応じて発生するセル電流に基づいて、メモリセル16の記憶データを読み取ることができる。読出電圧Vreadは、所定の値の印加電圧の例である。
電流SA17と電圧SA18は、周辺回路部1bからSA選択信号を受信する。SA選択信号が電流SA17を選択する指示を含む場合には、電流SA17が動作して、電流読出方式の読み出しを実行する。SA選択信号が電圧SA18を選択する指示を含む場合には、電圧SA18が動作して、電圧読出方式の読み出しを実行する。
ここで、ファームウェアデータとトリムデータを図4(b)の電流読出方式により読み出し、ユーザデータを図3(a)の電圧読出方式により読み出す場合を想定する。この場合、第1SA13は電流SA17のみを備えていてもよいし、第2SA14は電圧SA18のみを備えていてもよい。前者の電流SA17は、図4(b)の電流読出方式を実行し、後者の電圧SA18は、図3(a)の電圧読出方式を実行する。
図6(b)は、メモリセルアレイ1a内のメモリセル16と、SA19とを示している。図6(b)の例では、第1SA13と第2SA14の各々が、SA19を備えている。
SA19は、図4(a)または図4(b)の電流読出方式と、図3(a)または図3(b)の電圧読出方式の両方を実行可能なセンスアンプである。SA19がメモリセル16に読出電圧Vreadを印加する場合には、周辺回路部1bは、読出電圧Vreadに応じて発生するセル電流に基づいて、メモリセル16の記憶データを読み取ることができる。SA19がメモリセル16に読出電圧Vreadを印加する場合には、周辺回路部1bは、読出電圧Vreadに応じて発生するセル電流に基づいて、メモリセル16の記憶データを読み取ることができる。
SA19は、周辺回路部1bから読み出し電流設定信号、読み出し電圧設定信号、電流電圧切り替え信号を受信する。読み出し電流設定信号は、読出電流Ireadの値を設定するための信号である。読み出し電圧設定信号は、読出電圧Vreadの値を設定するための信号である。電流電圧切り替え信号は、電流読出方式と電圧読出方式のいずれを実行するかを指示するための信号である。SA19は、電流読出方式の実行を指示する電流電圧切り替え信号を受信した場合には、電流読出方式の読み出しを実行し、電圧読出方式の実行を指示する電流電圧切り替え信号を受信した場合には、電圧読出方式の読み出しを実行する。
図7は、第1実施形態の半導体記憶装置1の動作の例を示す図である。
図7(a)の例では、ファームウェアデータが、図3(b)または図4(b)の第1読出処理により、0および1の読出時にスナップバックが発生しないように読み出される。一方、ユーザデータは、図3(a)または図4(a)の第2読出処理により、0および/または1の読出時にスナップバックが発生するように読み出される。
ファームウェアデータは例えば、外部デバイス2を起動する際に必要となるデータである。この場合、メモリセルからファームウェアデータが正しく読み出せないことや、メモリセル内のファームウェアデータが失われるなどの、リスクのある読み出しは望ましくない。そこで、この例では、ファームウェアデータを安全な第1読出処理により読み出している。
図7(b)の例では、トリムデータが、図3(b)または図4(b)の第1読出処理により、0および1の読出時にスナップバックが発生しないように読み出される。一方、ユーザデータは、図3(a)または図4(a)の第2読出処理により、0および/または1の読出時にスナップバックが発生するように読み出される。
トリムデータの例は、メモリセルアレイ1a内の冗長セルに関するデータである。この場合、メモリセルからトリムデータが正しく読み出せないことや、メモリセル内のトリムデータが失われるなどの、リスクのある読み出しは望ましくない。そこで、この例では、トリムデータを安全な第1読出処理により読み出している。
図7(c)の例では、ファームウェアデータおよびトリムデータが、図3(b)または図4(b)の第1読出処理により、0および1の読出時にスナップバックが発生しないように読み出される。一方、ユーザデータは、図3(a)または図4(a)の第2読出処理により、0および/または1の読出時にスナップバックが発生するように読み出される。
図7(d)の例では、UD記憶領域12のあるアドレス領域内のメモリセルからユーザデータを読み出す場合には、このユーザデータが、図3(b)または図4(b)の第1読出処理により、0および1の読出時にスナップバックが発生しないように読み出される。一方、UD記憶領域12の別のアドレス領域内のメモリセルからユーザデータを読み出す場合には、このユーザデータが、図3(a)または図4(a)の第2読出処理により、0および/または1の読出時にスナップバックが発生するように読み出される。前者のアドレス領域は、第1アドレス領域の例であり、後者のアドレス領域は、第1アドレス領域と異なる第2アドレス領域の例である。
この例は例えば、UD記憶領域12内のメモリセルごとに、要求される読出速度、エラーレート、信頼性が異なる場合に採用可能である。なお、この例は、FD/TD記憶領域11とUD記憶領域12の両方に適用してもよい。この場合、FD/TD記憶領域11内の全アドレス領域を第1アドレス領域とすることが考えられる。
図8は、第1実施形態の半導体記憶装置1の構成の例を示す模式図である。図8(a)から図8(d)は、本実施形態の1個のメモリセルの様々な例を示している。
図8(a)のメモリセルは、記憶素子21のみにより構成されている。記憶素子21は、記憶データとして0または1を記憶する機能を有する。記憶素子21の閾値電圧は、上述のVth0およびVth1のように、記憶データに応じて変化する。図8(a)の例では、記憶データが0の場合と記憶データが1の場合とで異なるスナップバックが、記憶素子21により実現される。具体的には、記憶素子21は、記憶データが0の場合に動作領域C1、C2、C5を有し、記憶データが1の場合に動作領域C3、C4、C5を有する。
図8(b)のメモリセルは、互いに直列に接続された記憶素子22および非線形素子23により構成されている。記憶素子22は、記憶データとして0または1を記憶する機能を有する。記憶素子22の例は、記憶データに応じて抵抗が変化する素子である。非線形素子23は、非線形なI−V特性(電流−電圧特性)を有する。非線形素子23の例は、非線形素子23に印加される電圧に応じて、非線形素子23を流れる電流が大きく変わる素子である。図8(b)の例では、記憶データが0の場合と記憶データが1と場合とで異なるスナップバックが、記憶素子22および非線形素子23により実現される。
なお、図8(b)の例において、非線形素子23はダイオードに置き換えてもよいし、記憶素子22の閾値電圧は記憶データに応じて変化してもよい。
図8(c)のメモリセルは、互いに直列に接続された記憶素子22およびスナップバック素子24により構成されている。記憶素子22は、記憶データとして0または1を記憶する機能を有する。記憶素子22の例は、記憶データに応じて抵抗が変化する素子である。スナップバック素子24は、スナップバックを含むI−V特性を有する。ただし、スナップバック素子24のI−V特性は、記憶素子22の記憶データが0の場合にも1の場合にも同じである。図8(c)の例では、記憶データが0の場合と記憶データが1と場合とで異なるスナップバックが、記憶素子22およびスナップバック素子24により実現される。
なお、図8(c)の例において、スナップバック素子24は、メモリセルを選択するための選択素子に置き換えてもよいし、記憶素子22の閾値電圧は、記憶データに応じて変化してもよい。
図8(d)のメモリセルは、互いに直列に接続された記憶素子25およびスナップバック素子24により構成されている。記憶素子25は、記憶データとして0または1を記憶する機能を有する。記憶素子25は、スナップバックを含むI−V特性を有し、記憶素子25のI−V特性は、記憶素子22の記憶データが0の場合と1の場合とで異なる。一方、スナップバック素子24は、スナップバックを含むI−V特性を有するが、スナップバック素子24のI−V特性は、記憶素子22の記憶データが0の場合にも1の場合にも同じである。図8(d)の例では、記憶データが0の場合と記憶データが1と場合とで異なるスナップバックが、記憶素子25のみにより実現されるが、スナップバック素子24は、このスナップバックを変化させる作用を有する。
なお、図8(d)の例において、スナップバック素子24は、メモリセルを選択するための選択素子に置き換えてもよい。
本実施形態の各メモリセルは例えば、1本のワード線と1本のビット線とが交差する地点に配置されている。この場合、図8(b)の記憶素子22と非線形素子23は、ワード線とビット線との間に直列に接続され、印加電圧は、記憶素子22に印加される電圧と、非線形素子23に印加される電圧との和となる。これは、図8(c)や図8(d)の場合にも同様である。
以上のように、本実施形態の半導体記憶装置1は、第1および第2読出処理によりメモリセルから記憶データを読み出す。第1読出処理では、記憶データが0の場合にも1の場合にもセル電流が動作領域C1、C3の値をとるように、メモリセルから記憶データを読み出す。第2読出処理では、記憶データが0の場合および/または1の場合のセル電流が動作領域C2、C4、C5の値をとるように、メモリセルから記憶データを読み出す。
よって、本実施形態によれば、第1読出処理と第2読出処理とを例えば読み出しの高速性と安全性とを考慮して使い分けることで、各メモリセルから記憶データを好適に読み出すことが可能となる。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例としてのみ提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図したものではない。本明細書で説明した新規な装置および方法は、その他の様々な形態で実施することができる。また、本明細書で説明した装置および方法の形態に対し、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。添付の特許請求の範囲およびこれに均等な範囲は、発明の範囲や要旨に含まれるこのような形態や変形例を含むように意図されている。
1:半導体記憶装置、1a:メモリセルアレイ、1b:周辺回路部、
2:外部デバイス、11:ファームウェアデータ/トリムデータ記憶領域、
12:ユーザデータ記憶領域、13:第1SA、14:第2SA、
15:ファームウェアデータ/トリムデータ/ユーザデータ記憶領域、
16:メモリセル、17:電流SA、18:電圧SA、19:SA、
21:記憶素子、22:記憶素子、23:非線形素子、
24:スナップバック素子、25:記憶素子
2:外部デバイス、11:ファームウェアデータ/トリムデータ記憶領域、
12:ユーザデータ記憶領域、13:第1SA、14:第2SA、
15:ファームウェアデータ/トリムデータ/ユーザデータ記憶領域、
16:メモリセル、17:電流SA、18:電圧SA、19:SA、
21:記憶素子、22:記憶素子、23:非線形素子、
24:スナップバック素子、25:記憶素子
Claims (10)
- 記憶データとして第1値または第2値を記憶するメモリセルと、
前記メモリセルから前記記憶データとして前記第1値または前記第2値を読み出す制御回路とを備え、
前記メモリセルは、
前記メモリセル間の電圧の増加に伴い、前記メモリセル間に流れるセル電流が増加する第1動作領域と、
前記第1動作領域より前記セル電流が大きく、前記セル電流が増加している間、前記メモリセル間の電圧が減少する第2動作領域と、
前記第2動作領域より前記セル電流が大きく、前記メモリセル間の電圧の増加に伴い前記セル電流が増加する第3動作領域とを有し、
前記制御回路は、
前記記憶データが前記第1値の場合の前記セル電流と、前記記憶データが前記第2値の場合の前記セル電流が、前記第1動作領域の値をとるように、前記メモリセルから前記記憶データを読み出す第1読出処理と、
前記記憶データが前記第1値の場合の前記セル電流と、前記記憶データが前記第2値の場合の前記セル電流の少なくともいずれかが、前記第2動作領域または前記第3動作領域の値をとるように、前記メモリセルから前記記憶データを読み出す第2読出処理と、
を実行する半導体記憶装置。 - 前記第1動作領域では、前記記憶データが前記第2値の場合の前記セル電流が、前記記憶データが前記第1値の場合の前記セル電流よりも急峻に増加し、
前記第2動作領域では、前記記憶データが前記第2値の場合の前記セル電流が、前記記憶データが前記第1値の場合の前記セル電流よりも急峻に減少する、
請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記第2読出処理による前記記憶データの読み出しに要する時間は、前記第1読出処理による前記記憶データの読み出しに要する時間と異なる、請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、前記メモリセルに所定の値の前記電圧を印加する、または、前記メモリセルに所定の値の前記セル電流を流すことで、前記記憶データを読み出す、請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、前記メモリセルに前記所定の値の前記電圧を印加する電圧センスアンプと、前記メモリセルに前記所定の値の前記セル電流を流す電流センスアンプとを備える、請求項4に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、前記所定の値の前記電圧を印加することを指示する信号を受信した場合には、前記メモリセルに前記所定の値の前記電圧を印加し、前記所定の値の前記セル電流を流すことを指示する信号を受信した場合には、前記メモリセルに前記所定の値の前記セル電流を流すセンスアンプを備える、請求項4に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、前記第1読出処理により前記メモリセルからファームウェアデータまたはトリムデータを読み出す、請求項1から6のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
- 前記制御回路は、第1アドレス領域内の前記メモリセルから前記記憶データを読み出す場合には前記第1読出処理を実行し、前記第1アドレス領域と異なる第2アドレス領域内の前記メモリセルから前記記憶データを読み出す場合には前記第2読出処理を実行する、請求項1から7のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
- 前記メモリセルは、前記記憶データを記憶する第1素子と、前記第1素子と直列に接続された第2素子とを含み、前記第1、第2、および第3動作領域は、前記第1および/または第2素子の特性に起因して発生する、請求項1から8のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
- メモリセル間の電圧の増加に伴い、前記メモリセル間に流れるセル電流が増加する第1動作領域と、前記第1動作領域より前記セル電流が大きく、前記セル電流が増加している間、前記メモリセル間の電圧が減少する第2動作領域と、前記第2動作領域より前記セル電流が大きく、前記メモリセル間の電圧の増加に伴い前記セル電流が増加する第3動作領域とを有する前記メモリセル内に、記憶データとして第1値または第2値を記憶し、
前記記憶データが前記第1値の場合の前記セル電流と、前記記憶データが前記第2値の場合の前記セル電流が、前記第1動作領域の値をとるように、前記メモリセルから前記記憶データを読み出す第1読出処理を実行し、
前記記憶データが前記第1値の場合の前記セル電流と、前記記憶データが前記第2値の場合の前記セル電流の少なくともいずれかが、前記第2動作領域または前記第3動作領域の値をとるように、前記メモリセルから前記記憶データを読み出す第2読出処理を実行する、
ことを含む半導体記憶装置の制御方法。
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