JP2019164296A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に本発明の実施形態に係る画像形成装置における定着装置の一例の概略構成の側断面図を示す。定着装置1は、表面が弾性変形する回転可能な加熱定着ロール2と、加熱定着ロール2に接触したまま走行可能なエンドレスベルト15と、エンドレスベルト15の内側に非回転状態で配置されて、接触面が形成されるようにエンドレスベルト15を加熱定着ロール2に圧接させ、エンドレスベルト15と加熱定着ロール2との間に被転写体である記録媒体7が通過させられるベルトニップを設けるとともに、加熱定着ロール2の表面のうち、記録媒体7の出口側を局部的に弾性変形させる圧力パッド30とを備える。
本実施形態に係る画像形成装置は、例えば、像保持体と、像保持体の表面を帯電する帯電手段と、帯電した像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、像保持体の表面に形成された静電荷像を、トナーを用いて現像してトナー像を形成する現像手段と、現像されたトナー像を被転写体に転写する転写手段と、被転写体に転写されたトナー像を定着するための定着手段として上記定着装置とを備える。本実施形態の画像形成装置は、必要に応じて、転写後の像保持体の表面に残留した残留トナー等を除去して清掃する像保持体清掃手段を備えていてもよい。
本実施形態に係る画像形成装置で用いられるトナーは、結着樹脂としてポリエステル樹脂を含有し、トナーのテトラヒドロフラン可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィ測定によって得られた重量平均分子量をMw、および数平均分子量をMnとしたとき、Mwが10,000以上60,000以下であり、Mw/Mnが5以上10以下であり、トナーの赤外吸収スペクトル分析における、720cm−1付近のピーク吸収に対する1500cm−1付近のピーク吸収の比が0.6以下であり、720cm−1付近のピーク吸収に対する820cm−1付近のピーク吸収の比が0.4以下であるトナーである。
本実施形態に係るトナーは、結着樹脂として、ポリエステル樹脂を含み、結着樹脂の主成分としてポリエステル樹脂を含むことが好ましい。ポリエステル樹脂は、結晶性ポリエステル樹脂であっても、非晶性ポリエステル樹脂であってもよく、結晶性ポリエステル樹脂と非晶性ポリエステル樹脂との混合物であってもよい。ポリエステル樹脂は、酸成分モノマ(多価カルボン酸)とアルコール成分モノマ(多価アルコール)とから合成されるものであり、本実施形態において、「酸由来構成成分」とは、ポリエステル樹脂の合成前には酸成分であった構成部位を指し、「アルコール由来構成成分」とは、ポリエステル樹脂の合成前にはアルコール成分であった構成部位を指す。主成分とは、トナー中の結着樹脂100質量部に対して50質量部以上のことをいう。
酸由来構成成分は、特に制限はなく、脂肪族ジカルボン酸、芳香族カルボン酸が好ましく用いられる。脂肪族ジカルボン酸としては、例えば、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼリン酸、セバシン酸、1,9−ノナンジカルボン酸、1,10−デカンジカルボン酸、1,11−ウンデカンジカルボン酸、1,12−ドデカンジカルボン酸、1,13−トリデカンジカルボン酸、1,14−テトラデカンジカルボン酸、1,16−ヘキサデカンジカルボン酸、1,18−オクタデカンジカルボン酸など、あるいはその低級アルキルエステルや酸無水物が挙げられるが、これらに限定されない。また芳香族カルボン酸としては例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、無水トリメリット酸、ピロメリット酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族カルボン酸類の低級アルキルエステルや酸無水物が挙げられる。また、シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環式カルボン酸類等が挙げられる。さらに良好な定着性を確保するため、架橋構造あるいは分岐構造をとるためにジカルボン酸とともに3価以上のカルボン酸(トリメリット酸やその酸無水物等)を併用することが好ましい。また、前述のアルケニルコハク酸類の具体的なものとしては、ドデセニルコハク酸、ドデシルコハク酸、ステアリルコハク酸、オクチルコハク酸、オクセニルコハク酸等が挙げられる。
アルコール由来構成成分としては特に制限はないが、脂肪族ジオールとして、例えば、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、1,11−ウンデカンジオール、1,12−ドデカンジオール、1,13−トリデカンジオール、1,14−テトラデカンジオール、1,18−オクタデカンジオール、1,20−エイコサンジオール等が挙げられる。また、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセリンなどや、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、水添ビスフェノールAなどの脂環式ジオール類、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物などの芳香族ジオール類が用いられる。また、良好な定着性を確保するため、架橋構造あるいは分岐構造をとるためにジオールとともに3価以上の多価アルコール(グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール)を併用してもよい。
本実施形態に係るトナーは、必要に応じて、着色剤、離型剤、帯電制御剤、金属酸化物等の他の添加剤を含有してもよい。これら添加剤は、結着樹脂に混練するなどして内添してもよいし、粒子としてトナー粒子を得たのち混合処理を施すなどして外添してもよい。
本実施形態に係る画像形成装置で用いられるトナーのテトラヒドロフラン可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィ測定によって得られた重量平均分子量をMw、および数平均分子量をMnとしたとき、Mwは10,000以上60,000以下であり、25,000以上50,000以下であることが好ましい。Mwがこの範囲であるトナーは、定着性に優れる。トナーのテトラヒドロフラン可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィ測定によって得られた重量平均分子量Mwが10,000未満であると、トナー定着の際にホットオフセットが生じる可能性が高くなり、60,000を超えると、最低定着温度、すなわちトナー画像が形成された基材を折り曲げたときにトナー画像が分離しなくなる温度が、高くなる。
本実施形態で用いるトナーを製造する方法としては、特に制限はなく、例えば、混練粉砕法や、液中乳化法、重合法等の湿式製法が挙げられる。
本実施形態において、現像剤は、前記本実施形態に係るトナーを含有する以外は特に制限はなく、目的に応じて適宜の成分組成をとればよい。本実施形態における現像剤は、トナーを、単独で用いると一成分系の現像剤となり、また、キャリアと組み合わせて用いると二成分系の現像剤となる。
トナーの体積平均粒径D50vは、マルチサイザーII(アパチャー径50μm、ベックマン−コールター社製)を用いて測定した。具体的には、マルチサイザーIIによって測定された粒度分布について、分割された粒度範囲(チャンネル)に対し、小径側から体積の累積分布を描き、累積50%となる粒径をD50vとした。
内部を乾燥させた三口フラスコに、テレフタル酸ジメチル60質量部、フマル酸ジメチル74質量部、ドデセニルコハク酸無水物30質量部、トリメリット酸22質量部、プロピレングリコール138質量部、ジブチルスズオキサイド0.3質量部を加えた。窒素雰囲気下で撹拌しながら昇温し、反応により生成された水を系外へ除去しながら、185℃で3時間反応させた後、徐々に減圧しながら240℃まで温度を上げて、さらに4時間反応させた後、冷却した。こうして、重量平均分子量Mwが39,000の非晶性ポリエステル樹脂(A1)を作製した。
190℃で3時間反応させた後、徐々に減圧しながら220℃まで温度を上げて、さらに2.5時間反応させた以外は非晶性ポリエステル樹脂(A1)と同様の方法で非晶性ポリエステル樹脂(A2)を作製した。非晶性ポリエステル樹脂(A2)の重量平均分子量Mwは26,000であった。
プロピレングリコール138質量部の代わりに、プロピレングリコール128質量部、ブチレングリコール19質量部とし、195℃で4時間反応させた後、徐々に減圧しながら240℃まで温度を上げて、さらに6時間反応させた以外は非晶性ポリエステル樹脂(A1)と同様の方法で非晶性ポリエステル樹脂(A3)を作製した。非晶性ポリエステル樹脂(A3)の重量平均分子量Mwは56,000であった。
内部を乾燥させた三口フラスコに、セバシン酸ジメチル100質量部と、ヘキサンジオール67.8質量部と、ジブチルスズオキサイド0.10質量部とを加えた。窒素雰囲気下で撹拌しながら昇温し、反応中に生成された水を系外へ除去しながら、185℃で5時間反応させた後、徐々に減圧しながら220℃まで温度を上げて、6時間反応させた後、冷却した。こうして、重量平均分子量が33,700の結晶性ポリエステル樹脂(B1)を作製した。
テレフタル酸ジメチル60質量部、フマル酸ジメチル74質量部、ドデセニルコハク酸無水物30質量部、トリメリット酸22質量部、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物137質量部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物191質量部、ジブチルスズオキサイド0.3質量部にした以外は非晶性ポリエステル樹脂(A1)と同様にして非晶性ポリエステル樹脂(A4)を作製した。非晶性ポリエステル樹脂(A4)の重量平均分子量Mwは27,000であった。
非晶性ポリエステル樹脂(A1)73質量部と、結晶性ポリエステル樹脂(B1)6質量部と、着色剤(C.I.Pigment Red 122)7質量部と、離型剤として、パラフィンワックス(融解温度73℃、日本精鑞株式会社製)5質量部と、エステルワックス(ベヘン酸ベヘニル、ユニスターM−2222SL、日油社製)2質量部とを、ヘンシェルミキサ(日本コークス工業株式会社製)に投入し、周速15m/秒で5分間撹拌混合した後、得られた撹拌混合物をエクストルーダー型連続混練機で溶融混練した。ここで、エクストルーダー型連続混練機の設定条件は、供給側温度が160℃、排出側温度が130℃、冷却ロールの供給側温度が40℃、排出側温度が25℃であった。なお、冷却ベルトの温度を10℃に設定した。
非晶性ポリエステル樹脂(A1)を非晶性ポリエステル樹脂(A2)に変更した以外はトナー(1)の作製と同様にしてトナー(2)を作製した。トナー(2)の体積平均粒径は6.8μmであった。トナー(2)の重量平均分子量Mwは25,000、数平均分子量Mnは3,000、ピーク分子量は7,000、Mw/Mnは8.3であった。トナー(2)のA/Cは0.6、B/Cは0.2、B/Aは0.3であった。また、トナー(2)のトルエン不溶分は28質量%であった。
非晶性ポリエステル樹脂(A1)を非晶性ポリエステル樹脂(A3)に変更した以外はトナー(1)の作製と同様にしてトナー(3)を作製した。トナー(3)の体積平均粒径は7.5μmであった。トナー(3)の重量平均分子量Mwは60,000、数平均分子量Mnは8,500、ピーク分子量は11,000、Mw/Mnは7.1であった。トナー(3)のA/Cは0.5、B/Cは0.2、B/Aは0.4であった。また、トナー(3)のトルエン不溶分は38質量%であった。
トナー(4)の作製において結晶性樹脂を用いず、非晶性ポリエステル樹脂(A1)を79質量部に変更した以外はトナー(1)の作製と同様にしてトナー(4)を作製した。トナー(4)の体積平均粒径は7.1μmであった。トナー(4)の重量平均分子量Mwは39,000、数平均分子量Mnは4,500、ピーク分子量は9,800、Mw/Mnは8.7であった。トナー(4)のA/Cは0.6、B/Cは0.1、B/Aは0.3であった。また、トナー(4)のトルエン不溶分は33質量%であった。
非晶性ポリエステル樹脂(A1)を非晶性ポリエステル樹脂(A4)に変更した以外はトナー(4)の作製と同様にしてトナー(5)を作製した。トナー(5)の体積平均粒径は7.7μmであった。トナー(5)の重量平均分子量Mwは27,000、数平均分子量Mnは5,000、ピーク分子量は7,500、Mw/Mnは5.4であった。トナー(5)のA/Cは3.0、B/Cは1.7、B/Aは0.6であった。また、トナー(5)のトルエン不溶分は31質量%であった。
上記各トナー8質量部と、キャリア100質量部とをVブレンダーで混合して、現像剤を得た。なお、キャリアは、フェライト粒子(体積平均粒径:50μm)100質量部と、トルエン14質量部と、スチレン−メチルメタクリレート共重合体(成分比(モル比):スチレン/メチルメタクリレート=90/10、重量平均分子量Mw=80,000)2質量部とを、まず、フェライト粒子を除く上記成分を10分間スターラで撹拌させて分散した被覆液を調製し、次に、この被覆液とフェライト粒子とを真空脱気型ニーダー(井上製作所製)に入れて、60℃において30分撹拌した後、さらに加温しながら減圧して脱気し、乾燥させ、その後105μmで篩分して得たものである。
[実施例1〜4]
トナー(1)〜(4)を用い、図1に示す定着装置を備える画像形成装置(富士ゼロックス社製、DocuCentre−V 3070改造機)を用いて、28℃85RH%の高温高湿条件で、定着温度160℃の条件で、A3用紙(富士ゼロックス製)を出力し、定着試験を行った。エンドレスベルトは、加熱定着ロールとの接触面に弾性体層(フィラー配合フッ素樹脂で構成、厚さ0.03mm)を有するものを用いた。ホットオフセットを、用紙先端側に単位面積当たりのトナー載り量(TMA)が5g/m2のパッチ画像を形成し、その後端側は画像を形成しない白紙部のあるチャートを用いた。この画像を繰り返し10枚形成してサンプリングし、黒点(トナー塊の画像上への排出)の有無を目視で観察し、パッチ部のトナーのはがれ(オフセット)および白紙部への再定着性を定着性として下記の基準で評価した。結果を表1に示す。
○:パッチ部のトナーはがれ(画像抜け)なし、および白紙部への再定着なし
△:パッチ部のトナーはがれ(画像抜け)なし、および白紙部への軽微な再定着あり
×:パッチ部のトナーはがれ(画像抜け)あり、および白紙部への再定着あり
○:白紙へのトナー付着なし
△:白紙部へのトナー付着あり、定着像の画像剥がれなし
×:白紙部へのトナー付着が顕著、定着像の画像剥がれあり
トナー(1)を用い、加熱ロールと加圧ロールとを有する定着装置を備える画像形成装置(富士ゼロックス社製、DocuCentre−V 5080型)を用いた以外は、実施例1〜4と同様にして、評価を行った。結果を表1に示す。
トナー(5)を用いた以外は、実施例1〜4と同様にして、評価を行った。結果を表1に示す。
エンドレスベルトとして、加熱定着ロールとの接触面に弾性体層を有さないものを用いた以外は実施例1と同様にして、評価を行った。結果を表1に示す。
図3に示す定着装置を備える画像形成装置(富士ゼロックス社製)を用いた以外は実施例1と同様にして、評価を行った。結果を表1に示す。
Claims (7)
- 像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
前記像保持体の表面に形成された静電荷像を、トナーを用いて現像してトナー像を形成する現像手段と、
現像された前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、
前記被転写体に転写されたトナー像を定着するための定着手段と、
を備え、
前記定着手段が、
表面が弾性変形する回転可能な加熱定着ロールと、
前記加熱定着ロールに接触したまま走行可能なエンドレスベルトと、
前記エンドレスベルトの内側に非回転状態で配置されて、接触面が形成されるように前記エンドレスベルトを前記加熱定着ロールに圧接させ、前記エンドレスベルトと前記加熱定着ロールとの間に前記被転写体が通過させられるベルトニップを設けるとともに、前記加熱定着ロールの表面のうち、前記被転写体の出口側を局部的に弾性変形させる圧力パッドとを具備し、
前記トナーは、
結着樹脂として、ポリエステル樹脂を含有し、
前記トナーのテトラヒドロフラン可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフィ測定によって得られた重量平均分子量をMw、および数平均分子量をMnとしたとき、Mwが10,000以上60,000以下であり、Mw/Mnが5以上10以下であり、
トナーの赤外吸収スペクトル分析における、720cm−1付近のピーク吸収に対する1500cm−1付近のピーク吸収の比が0.6以下であり、720cm−1付近のピーク吸収に対する820cm−1付近のピーク吸収の比が0.4以下である、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記トナーの赤外吸収スペクトル分析における、前記720cm−1付近のピーク吸収に対する前記1500cm−1付近のピーク吸収の比が0.5以下であり、前記720cm−1付近のピーク吸収に対する前記820cm−1付近のピーク吸収の比が0.3以下であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記トナーの赤外吸収スペクトル分析における、前記720cm−1付近のピーク吸収に対する前記1500cm−1付近のピーク吸収の比が0.2以上であり、前記720cm−1付近のピーク吸収に対する前記820cm−1付近のピーク吸収の比が0.05以上であることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記トナーの赤外吸収スペクトル分析における、前記1500cm−1付近のピーク吸収に対する前記820cm−1付近のピーク吸収の比が0.5以下であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記トナーの赤外吸収スペクトル分析における、前記1500cm−1付近のピーク吸収に対する前記820cm−1付近のピーク吸収の比が0.4以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記エンドレスベルトが、前記加熱定着ロールとの接触面に弾性体層を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記定着手段が、前記エンドレスベルトの長手方向両端部に配置され、前記エンドレスベルトの内周面を回転自在に支持するガイド部材をさらに具備することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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