JP2019153757A - 表面実装コイル装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】実装時の接続不良を防止することができ、生産性が良好な表面実装コイル装置を提供する。【解決手段】表面実装コイル装置は、中空筒状の中空筒部22と、中空筒部に接続しており実装時において実装基板に設置される端子31〜36を備える端子台部24、25と、を有するボビン20と、中空筒部に巻回された巻回部を有し、両端が端子に電気的に接続されるワイヤ部材と、中空筒部を通る中脚部52を有し、ボビンに取り付けられるコア50と、巻回部の外径方向に位置する遮蔽部と、ボビンに対して実装方向に沿って相対移動可能に係合する係合部66と、係合部に対して直接又は遮蔽部を介して接続しており実装時において実装基板に設置される設置部70と、を有するシールド部材60と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、たとえば回路基板などに実装して使用される表面実装コイル装置及び表面実装コイルを実装した電子機器に関する。
電子機器などに用いられるコイル装置に関して、コイル装置の周辺への磁束の漏洩を抑制するためのシールド部材を、コイル装置に取り付ける技術が提案されている。また、シールド部材は、基板や電子機器のアース(グランド配線)に対して、電気的に接続されていることが好ましい。また、表面実装用のコイル装置についても、シールド部材を用いて、磁束の漏洩を抑制することが求められる場合がある。
特開平9ー7858号公報
しかし、コイル装置とは別途基板に取り付ける従来のシールド部材では、2つの部品を実装することになるため生産効率に課題がある。また、シールド部材を予めコイル装置に一体化させる方法を採用する場合には、特に表面実装されるコイル装置に適用しようとした場合、シールド部材をアース等に接続するうえで、以下に挙げるような課題がある。
すなわち、シールド部材をコイル装置内部のアース端子に対して、予め接続しておく技術を採用する場合は、コイル装置の製造工程において、アース端子とシールド部材とを配線する必要がある。そのため、このようなシールド部材付きコイル装置は、生産効率およびコストの面で課題がある。
一方、コイル装置の製造工程ではシールド部材をコイル装置と一体化させるだけで、シールド部材をコイル装置内部のアース端子に接続しない技術も考えられる。このような技術を採用し、かつ、シールド部材をアースするためには、シールド部材に実装基板への設置部を持たせ、シールド部材を実装基板へ直接配線することが考えられる。しかしながら、シールド部材を実装基板へ直接配線しようとすると、シールド部材の設置部とコイル装置の端子との双方が実装基板に対して適切な高さになるように位置合わせして、シールド部材とコイル装置とを一体化させる必要がある。
このようなコイル装置は、シールド部材の設置部の高さとコイル装置の端子の高さとを、いずれも許容される誤差範囲内に収めようとすると、十分な組み立て公差を確保することが難しい。また、シールド部材の設置部とコイル装置の端子との位置精度が不十分になると、設置部や端子が実装基板から浮いて実装不良を生じたりするなどの問題が発生するおそれがある。また、シールド部材の設置部とコイル部品の端子とを同時に実装基板に配線する技術を採用する場合には、多くのランドパターンに接続する必要が生じるため、各ランドパターンに形成される予備はんだが均一でないことなどに起因して、接点浮きなどによる接続不良が生じやすくなったりする課題がある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、実装時の接続不良を防止することができ、生産性が良好な表面実装コイル装置およびそのような表面実装コイル装置を含む電子機器を提供する。
上記目的を達成するために、本発明に係る表面実装コイル装置は、
中空筒状の中空筒部と、前記中空筒部に接続しており実装時において実装基板に設置される端子を備える端子台部と、を有するボビンと、
前記中空筒部に巻回された巻回部を有し、両端が前記端子に電気的に接続されるワイヤ部材と、
前記中空筒部を通る中脚部を有し、前記ボビンに取り付けられるコアと、
前記巻回部の外径方向に位置する遮蔽部と、前記ボビンに対して実装方向に沿って相対移動可能に係合する係合部と、前記係合部に対して直接又は前記遮蔽部を介して接続しており実装時において前記実装基板に設置される設置部と、を有するシールド部材と、を有する。
本発明にかかる表面実装コイル装置は、シールド部材の係合部が、ボビンに対して実装方向に沿って相対移動可能に係合しているため、コイル装置を実装基板に設置した際、シールド部材の設置部とボビンの端子との双方を、実装基板の各ランドパターンに対して適切な高さに配置することが可能である。そのため、このような表面実装コイル装置は、実装基板に設置された際にコイル装置の端子や設置部が、実装基板のランドパターンから浮く問題を防止し、コイル装置の接続不良を効果的に防止できる。
また、このような表面実装コイル装置は、表面実装コイル装置の製造時には、シールド部材の設置部とコイル装置の端子の高さを一致させる必要がないため、十分な組み立て公差を容易に確保することができ、生産性が良好である。また、シールド部材と端子とを配線する必要がないため、この点でも生産性に優れている。
また、たとえば、前記遮蔽部は、前記巻回部に対して前記実装方向の一方である上方に位置する天板部と、前記天板部の両端にそれぞれ接続しており、前記天板部から前記実装方向の他方である下方に延びる第1及び第2側板部と、を有してもよく、
前記設置部は、前記第1及び第2側板部の下端にそれぞれ接続する第1及び第2設置部を有してもよい。
遮蔽部が天板部と第1及び第2側板部とを有することにより、遮蔽部が巻回部を3方向から囲むことができるため、このような表面実装コイル装置は、磁束の漏洩を、より効果的に防止することができる。また、このような表面実装コイル装置は、実装機が天板部を吸着して実装することができるため、実装機による搬送が容易である。
また、たとえば、前記天板部は矩形平板状であってもよく、前記第1及び第2側板部は、前記天板部における一対の対辺にそれぞれ接続していてもよく、
前記係合部は、前記天板部における他の一対の対辺にそれぞれ接続する第1及び第2係合部を有してもよい。
このような表面実装コイル部品は、第1及び第2係合部が両側からボビンを挟むことができるので、ボビンとシールド部材とを、より確実に係合させることができる。また、第1及び第2係合部と第1及び第2側板部とが、天板部に対して独立に接続しているため、第1及び第2側板部と設置部の形状を単純化して、天板部から設置部までの長さ(シールド部材の実装方向の全長)のバラツキを抑制することにより、実装時の形状のばらつきを抑制できる。
また、例えば、前記コアは、互いに別体である第1コア部分と第2コア部分とを有してもよく、
本発明に係る表面実装コイル装置は、前記コアの外周に巻かれており、前記第1コア部分と前記第2コア部分とを互いに固定するテープをさらに有してもよい。
このようなコア及びテープを有するコイル装置は、組み立てが容易であって、磁束の漏れ量を容易に調整することができる。
また、本発明にかかる電子機器は、一対のランドパターンと、前記一対のランドパターンを互いに接続する導体部と、前記一対のランドパターンとは異なる他のランドパターンと、を有する実装基板と、
中空筒状の中空筒部と、前記中空筒部に接続しており前記実装基板の前記他のランドパターンに設置される端子を備える端子台部と、を有するボビンと、
前記中空筒部に巻回された巻回部を有し、両端が前記端子に電気的に接続されるワイヤ部材と、
前記中空筒部を通る中脚部を有し、前記ボビンに取り付けられるコアと、
前記巻回部に対して前記実装方向の一方である上方に位置する天板部を有する遮蔽部と、前記ボビンに対して前記実装方向に沿って相対移動可能に係合する係合部と、前記係合部に対して直接又は前記遮蔽部を介して接続しており前記実装基板の前記一対のランドパターンに設置される一対の設置部と、を有するシールド部材と、を有し、
前記天板部と前記導体部とは、前記巻回部を前記実装方向の両側から挟むように配置されることを特徴とする。
このような電子機器は、ボビンに対して相対移動可能に係合する係合部を有するため、実装基板のランドパターンに対して、端子と設置部の双方が、適切に接触して実装される。また、ランドパターンに対して設置部が適切に設置されるため、ボビン及びコアなどの周辺にポッティング樹脂を充填した場合であっても、シールド部材が実装基板から浮いてしまう問題を適切に防止できる。また、シールド部材の天板部と、実装基板の導体部とが、ワイヤ部材の巻回部を実装方向の両側から挟むように配置されるため、実装方向の両側への漏洩磁束の発生を、特に効果的に防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る表面実装コイル装置の概略斜視図である。 図2は、図1に示す表面実装コイル装置の分解斜視図である。 図3は、図1に示すコイル装置の概略断面図である。 図4は、図1に示す表面実装コイル装置の実装過程を表す概念図である。 図5は、図1に示す表面実装コイル装置の回路図である。 図6は、図1に示す表面実装コイル装置を実装する実装基板のランドパターンを表す概念図である。 図7は、本発明の実施形態に係る電子機器の概略断面図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1に示す本実施形態に係る表面実装コイル装置としてのトランス10は、たとえばEV(Electric Vehicle:電動輸送機器)他の車両に搭載される車載用電子機器や、家庭用または産業用の電子機器などに含まれる実装基板に、実装されて用いられる。トランス10は、トランス10の上面(天板部63)を実装機が吸着して搬送することにより、実装基板に対して表面実装することが可能になっている。ただし、トランス10は、表面実装以外の方法で基板に実装されて使用されてもよい。
トランス10は、電流を流す導線などを有するワイヤ部材40と、ワイヤ部材40が巻回されたボビン20と、コア50と、シールド部材60と、テープ90とを有する。トランス10の分解斜視図である図2に示すように、トランス10は、ボビン20に対して、ワイヤ部材40(図1および図3参照)、コア50、テープ90及びシールド部材60を組み合わせることにより製造される。なお、図2では、ワイヤ部材40は図示を省略している。
図4(b)に示すように、トランス10は、端子33、36の下端と、シールド部材60における設置部70(第2設置部73)の下端とが、実装基板80の実装面80cに設けられるランドパターン83、86、88(図6参照)に設置される。図1〜図4に示すように、トランス10の説明では、実装面の法線方向に一致する実装方向をZ軸方向とし、実装方向に垂直であって、図1に示すワイヤ部材の巻軸方向をY軸方向とし、Z軸方向及びY軸方向に垂直な方向をX軸方向として説明を行う。
図2に示すように、トランス10に含まれるボビン20は、中空筒状の中空筒部22と、中空筒部22に接続しており端子31、32、33を備える端子台部24と、同じく端子34、35、36を備える端子台部25と、鍔部26、27とを有する。中空筒部22は、Y軸方向に沿って実装面80cに平行に延びる略四角柱状の外形状を有する。中空筒部22の両端には、中空筒部22からZ軸正方向及びX軸方向に突出する鍔部26、27と、中空筒部22からZ軸負方向へ突出する端子第部24、25とが接続されている。
図2に示すように、ボビン20の端子台部24は、中空筒部22のY軸負方向側の下方に接続する。端子台部24に備えられる端子31、32、33は、両端部がY軸負方向側を向く略U字状を有している。端子31、32、33は、ボビン20の端子台部24にインサート成形されており、両端部が端子台部24から露出している。図1に示すように、各端子31、32、33の上端部には、ワイヤ部材40の両端であるワイヤ端部44a、44b、44cが接続される。また、図4に示すように、各端子31、32、33の下端部は、実装時において実装基板80に設置され、図6に示すようなランドパターン81、82、83に接続される。
図3に示すように、ボビン20の端子台部25は、中空筒部22のY軸正方向側の下方に接続する。端子台部25に備えられる端子34、35、36は、両端部がY軸正向側を向く略U字状を有している。端子34、35、36は、端子31、32、33と同様に、ボビン20の端子台部25にインサート成形されており、両端部が端子台部25から露出している。各端子34、36の上端部には、ワイヤ部材40の両端であるワイヤ端部44d、44f(図5参照)が接続され、各端子34、36の下端部は、実装時において実装基板80に設置され、図6に示すようなランドパターン84、86に接続される。
図4に示すように、端子31、32、33を備える端子台部24と、端子34、35、36を備える端子台部25とは、互いに対称な形状を有しており、図2に示すボビン20は、中空筒部22の中心位置を基準として左右対称な形状を有している。ただし、ボビン20は、非対称な形状を有していてもよい。
図2に示すように、中空筒部22のY軸負方向側に接続する鍔部26には、係合受け部28が形成されている。係合受け部28、29は、鍔部26のうち、中空筒部22からZ軸正方向へ突出する部分であって、鍔部26の外側面(Y軸負方向側の面)に形成されている。図1及び図2に示すように、係合受け部28、29は、Y軸負方向側に突出する2つの突起で構成され、シールド部材60の第1係合部68に形成された2つの係合孔68a、68bが係合する。
図2には示されていないが、中空筒部22のY軸正方向側に接続する鍔部27は、鍔部26と略対称な形状を有しており、鍔部27には、鍔部26の係合受け部28、29とは対称な形状の係合受け部(不図示)が形成されている。鍔部26の係合受け部には、シールド部材60の第2係合部69に形成された2つの係合孔(不図示)が係合する。
図1に示すワイヤ部材40は、図2に示すボビン20の中空筒部22の外周に巻回された巻回部42を有する。図1に示すように、ワイヤ部材40の両端は巻回部42から引き出され、ボビン20の端子31〜36に対して、電気的に接続される。ワイヤ部材40は、単線のワイヤで構成されてもよく、あるいはリッツ線などの撚り線のワイヤで構成されてもよい。ワイヤ部材40を構成するワイヤの線径は、特に限定されないが、好ましくは1.0〜4.0mmの範囲である。ワイヤ部材40は、金属線などの導電線や、導電線が絶縁被覆された絶縁被覆ワイヤで構成される。
図5は、図1に示すトランス10の回路図である。ワイヤ部材40は、3本のワイヤで構成されており、各ワイヤの端部は端子31、32、33、34、36に接続されている。ボビン20の端子31〜36のうち、端子31、33、34、36には1本のワイヤが接続されており、端子32には2本のワイヤが接続されており、端子35にはワイヤが接続されていない。ボビン20に備えられる端子の数や、中空筒部22に巻回されるワイヤの本数や、ワイヤの各端子31〜35への接続位置は、適宜変更することができる。
図1及び図2に示すように、コア50は、ボビン20に取り付けられている。図2に示すように、コア50は、互いに別体である第1コア部分50aと、第2コア部分50bとを有する。第1コア部分50aと第2コア部分50bとは、いずれも実装方向から見て略E字状の形状を有しており、略対称な形状を有する。第1コア部分50aと第2コア部分50bとは、X軸方向中央で接合される中脚部52が、ボビン20の中空筒部22の内部を挿通するように組み合わせられてコア50を構成する。第1コア部分50aと第2コア部分50bとは、コア50の外周に巻かれるテープ90により、互いに固定されている。第1コア部分50aと第2コア部分50bとの突き合わせ部分には、ギャップ材が設けられてもよい。
図1及び図2に示すように、コア50は、中空筒部22の内部を通る中脚部52と、中脚部52を挟むように中脚部52のX軸方向両側に配置される側脚部54、55と、中脚部52及び側脚部54、55のそれぞれのX軸方向の端部を接続する接続部56、57とを有する。図3に示すように、側脚部54は、X軸負方向側の端子台部24の上面に設置され、側脚部55はX軸正方向側の端子台部25の上面に設置され、側脚部54、55及び中脚部52は、X軸方向に沿って配列される。
図1〜図3に示すように、コア50では、側脚部54、55及び接続部56、57が、巻回部42が形成される中空筒部22の内部を通る中脚部52の両端を、巻回部42及び中空筒部22の外側で接続しており、ワイヤ部材40を流れる電流により生じる磁束について、磁気回路を形成する。中脚部52及び側脚部54、55は、巻回部42の巻軸方向であるY軸方向に延びており、互いに略平行に配置される。コア50の材質としては、金属、フェライト等の軟磁性材料が挙げられるが、特に限定されない。
図1に示すように、シールド部材60は、ボビン20に対して上方から取り付けられており、遮蔽部62と、係合部66と、設置部70とを有する。遮蔽部62は、巻回部42の外径方向に位置しており、ワイヤ部材40を流れる電流により生じる磁束が、トランス10の外部へ漏れることを防止する。遮蔽部62は、巻回部42に対して実装方向の一方である上方(Z軸正方向側)に位置する天板部63と、巻回部42に対してX軸負方向側に位置する第1側板部64と、巻回部42に対してX軸正方向側に位置する第2側板部65とを有する。天板部63、第1側板部64及び第2側板部65は、お互いの接続部分を除き、いずれも平板状である。
図1に示すように、天板部63は、トランス10の上面を構成している。第1側板部64と第2側板部65は、天板部63におけるX軸方向の両端部に接続しており、天板部63から実装方向の他方である下方(Z軸負方向)に延びている。図2に示すように、天板部63は、略矩形平板状であり、第1及び第2側板部64、65は、天板部63におけるX軸方向両側の一対の対辺63a、63bに、それぞれ接続している。
図2に示すように、シールド部材60における設置部70は、第1側板部64の下端(Z軸負方向側の端部)に接続する第1設置部72と、第2側板部65の下端に接続する第2設置部73とを有する。第1及び第2設置部72、73は、後述する係合部66に対して、遮蔽部62を介して接続されている。
第1及び第2設置部72、73で構成される設置部70は、シールド部材60において最も下方(Z軸負方向側)に位置し、図4に示すように、実装時において実装基板80に設置される。図3に示すように、第1及び第2設置部72、73は、第1及び第2側板部64、65の下端から、互いの先端がトランス10の中心から離間するように外側へ突出している。
ただし、第1及び第2設置部72、73は、図3に示す形状とは異なり、第1及び第2側板部64、65の下端から、互いの先端がトランス10の中心に近づくように内側へ突出していてもよい。また、第1及び第2設置部72、73は、水平方向(XY平面方向)へ延びているが、第1及び第2設置部72、73の形状はこれに限定されず、斜め下方に延びる形状や屈曲形状など、実装基板80に設置可能な他の形状であってもよい。
図3に示すように、天板部63の下面から、第1及び第2設置部72、73の下端までのZ軸方向の長さL1は、ボビン20の上端である鍔部26、27の上面から端子34、35、36までの長さL2より長い。したがって、図4(b)に示すように天板部63を実装機が上方から押すことにより、第1及び第2設置部72、73は、実装基板80の実装面80cに接触することができる。
図2に示すように、シールド部材60における係合部66は、第1係合部68と第2係合部69とを有する。第1及び第2係合部68、69は、天板部63における他の一対の対辺63c、63d(Y軸方向両側の対辺)にそれぞれ接続している。図1に示すように、第1及び第2係合部68、69は、ボビン20の上端部付近を、Y軸方向の両側から挟むように配置されており、第1係合部68は、ボビン20の鍔部26(図2参照)に面し、第2係合部69はボビン20の鍔部27に面する。
図1に示すように、第1係合部68には、鍔部26に形成された係合受け部28、29に係合する係合孔68a、68bが形成されている。トランス10では、貫通孔である係合孔68a、68bに対して、突起である係合受け部28、29が係合している。図2に示すように、第2係合部69は、第1係合部68と略対称な形状を有する。第2係合部69にも、第1係合部68と同様に、鍔部27に形成された係合受け部に係合する係合孔が形成されている。
第1及び第2係合部68、69で構成される係合部66は、ボビン20に対して、実装方向であるZ軸方向に沿って相対移動可能に係合している。すなわち、図1に示す係合孔68a、68bのZ軸方向の開口長さは、係合受け部28、29のZ軸方向の長さより長く、係合受け部28、29は、係合孔68a、68bの内部で、Z軸方向に移動することができる。また、第1係合部68と第2係合部69の間に形成されるY軸方向の間隔は、係合受け部28、29を除く鍔部26と鍔部27のY軸方向の幅と略同じである。したがって、第1及び第2係合部68、69は、ボビン20を弾性的に把持していないか、または、たとえボビン20を把持している場合であっても、ボビン20が自重によりスライドできる程度に、弱い力で把持している。
図4は、実装機を用いて、トランス10を実装基板80に実装する工程を表す概念図である。図6に示すように、実装基板80は、シールド部材60の第1及び第2設置部72、73を設置する一対のランドパターン87、88と、端子31、32、33、34、35が設置され一対のランドパターン87、88とは異なる他のランドパターン81、82、83、84、86と、を有する。トランス10は、図6に示すランドパターン81〜84、86〜88が形成された実装面80cのZ軸正方向側に、実装機によって搬送される。
図4(a)は、実装機が、トランス10を実装面80cに接触させた直後の状態を表している。実装機は、トランス10を搬送する際、シールド部材60を介してトランス10を保持する。より具体的には、実装機は、遮蔽部62の天板部60を上方から吸着してトランス10を保持する。
実装機がトランス10を搬送して、図4(a)に示すように実装基板80に端子33、36が接触するまでの間、ボビン20及びボビン20に取り付けられたコア50及びワイヤ部材40は、シールド部材60から吊り下げられた状態となるため、その自重によって、シールド部材60に対して相対的に最もZ軸負方向側へ位置する。したがって、図4(a)に示すように、第2設置部73の下端は、端子33、36の下端より上方(Z軸正方向側)に位置する。なお、この状態では、図1に示すボビン20の係合受け部28、29は、係合部66の係合孔68a、68bの下端に接触している。また、図4では第1設置部72が示されていないが、第1設置部72は、端子33、36に対するZ軸方向の位置関係については、第2設置部73と同様である。
実装機が実装位置でトランス10を実装面80cへ向かって下降させると、図4(a)に示すように、ボビン20に備えられる端子33、36が、実装面80cに接触し、実装基板80に設置される。端子33、36が実装面80cに接触した直後の状態では、遮蔽部62の第2設置部73は、実装基板80の実装面80cに対して浮いており、実装面80cには接触していない。
図4(a)に示す状態の後、実装機が遮蔽部62をさらに下方(Z軸負方向側)へ押すことにより、遮蔽部62がボビン20及び端子33、36等に対して下方へ相対移動し、図4(b)に示すように、遮蔽部62の第2設置部73が実装面80cに接触し、実装基板80に設置される。遮蔽部62の第2設置部73が実装面80cに接触しても、ボビン20やコア50などの自重により、端子33、36と実装面80cとの接触状態は維持される。したがって、図4(b)に示す状態では、端子33、36の下端と第2設置部73の下端とが、同一面上に揃えられる。なお、この状態では、図1に示すボビン20の係合受け部28、29は、係合部66の係合孔68a、68bの下端から上方に移動しており、係合孔68a、68bの下端には接触していない。
このようにして、トランス10は実装基板80に設置されたのち、リフロー工程などを経て実装基板80に接合及び実装される。図7は、図4を用いて説明した工程を経て実装されたトランス10を有する電子機器92の断面図である。上述したように、遮蔽部62の一対の第1及び第2設置部72、73は、一対のランドパターン87、88に設置されている。実装基板80は、一対のランドパターン87、88を互いに接続する導体部89を有する。
図6及び図7に示すように、導体部89は、実装基板80の内部に埋め込まれており、実装面80cには露出していない。これに対して、図6に示すように、一対のランドパターン87、88と、トランス10の端子31、32、33、34、36を設置するランドパターン81、82、83、84、86は、実装面80cに露出している。実装基板80のランドパターン81、82、83、84、86、87、88および導体部89は、金属等の良導体で構成される。実装基板80としてはプリント基板等を用いることができ、たとえば、リジッド基板やフレキシブル基板などが挙げられるが、特に限定されない。
図1及び図2に示すシールド部材60は、金属材料のような透磁率の高い材料で作製されることが好ましく、たとえば、アルミニウム、鉄、ニッケル、ステンレスなどが挙げられる。また、図1及び図2に示すボビン20は、たとえばPPS、PET、PBT、LCP、ナイロンなどのプラスチックの絶縁材料に、金属等の導電性の端子31〜36を、インサート成型などにより固定することにより、作製される。
図7に示すように、シールド部材60の天板部63と実装基板80の導体部89とは、巻回部42及びコア50を、実装方向の両側から挟むように配置される。さらに、第1側板部64と第2側板部65とは、巻回部42及びコア50を、実装方向に直交するX軸方向の両側から挟むように配置される。これより、電子機器92では、シールド部材60が巻回部42のZ軸正方向外側、X軸正方向外側及びX軸負方向外側の3方向を囲み、実装基板80の導体部89が、巻回部42のZ軸負方向外側に配置される。このような電子機器92は、巻回部42やコア50からの磁束の漏洩を、効果的に防止することができる。
また、図4(a)及び図4(b)を用いて説明したように、トランス10は、シールド部材60の第1及び第2係合部68、69が、ボビン20に対して実装方向に沿って相対移動可能に係合しているため、トランス10を実装基板80に設置した際、シールド部材60の第1及び第2設置部72、73とボビン20の端子31、32、33、34、36との双方を、実装基板80の各ランドパターン81、82、83、84、86、87、88に対して適切な高さに配置することが可能である。そのため、このようなトランス10は、実装基板80に設置された際に端子31、32、33、34、36又は設置部70が実装基板80のランドパターン81、82、83、84、86、87、88から浮く問題を防止し、トランス10の接続不良を効果的に防止できる。
トランス10は、トランス10の製造時には、シールド部材60の設置部70と端子31〜36との高さを揃える必要がないため、十分な組み立て公差を容易に確保することができ、生産性が良好である。また、シールド部材60と端子31〜36とを配線する必要がないため、この点でも生産性に優れている。
また、トランス10では、図4(a)及び図4(b)に示すように、第1及び第2係合部68、69が、ボビン20の鍔部26、27に形成された係合受け部28、29に対してY軸方向の両側から係合している。このため、実装機がトランス10を搬送する際、シールド部材60は、コア50、ボビン20及びワイヤ部材40等を、シールド部材60に対して相対移動可能な状態で、上方からバランス良く支えることができる。
図7では図示していないが、電子機器92は、実装面80c及びトランス10の表面を覆うポッティング樹脂を有していてもよい。ポッティング樹脂を有する電子機器では、ポッティング樹脂の熱膨張等に伴う応力が、トランス10と実装基板80との固定部分に作用する場合がある。図7に示すトランス10は、端子31、32、33、34、36及び設置部70が実装基板80のランドパターン81、82、83、84、86、87、88に対して確実に接続・固定されるため、ポッティング樹脂の熱膨張等に伴う応力が固定部分に作用した場合にも、それが接続不良などにつながる問題を、効果的に防止することができる。
以上のように、本発明に係る表面実装コイル装置及び電子機器を、実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみに限定されず、他の多くの実施形態及び変形例等を含むことは言うまでもない。例えば、シールド部材60における遮蔽部62は、天板部63と第1及び第2側板部64、65を有するものに限定されず、天板部63のみを有するものや、第1側板部64及び第2側板部65のうち一方のみを有するものであってもよい。
また、図1に示すトランス10では、シールド部材60の係合部66に係合孔68a、68bが形成されており、ボビン20の係合受け部28、29が突起であったが、係合部66と係合受け部28、29の形状はこれに限定されない。たとえば、シールド部材の係合部と、ボビンの係合受け部とは、穴、溝及び突起など、相対移動可能に係合する任意の係合構造とすることができる。また、本発明は実施形態に示すトランス10に限定されず、トランス10以外の他の表面実装コイル装置にも適用できる。
10…コイル装置
20…ボビン
22…中空筒部
24、25…端子台部
26、27…鍔部
28、29…係合受け部
31、32、33、34、35、36…端子
40…ワイヤ部材
42…巻回部
44a、44b、44c…ワイヤ端部
50…コア
50a…第1コア部分
50b…第2コア部分
52…中脚部
54、55…側脚部
56、57…接続部
60…シールド部材
62…遮蔽部
63…天板部
63a、63b…一対の対辺
63c、63d…他の一対の対辺
64…第1側板部
65…第2側板部
66…係合部
68…第1係合部
68a、68b…係合孔
69…第2係合部
70…設置部
72…第1設置部
73…第2設置部
80…実装基板
80c…実装面
81、82、83、84、86、87、88…ランドパターン
89…導体部
90…テープ
92…電子機器

Claims (5)

  1. 中空筒状の中空筒部と、前記中空筒部に接続しており実装時において実装基板に設置される端子を備える端子台部と、を有するボビンと、
    前記中空筒部に巻回された巻回部を有し、両端が前記端子に電気的に接続されるワイヤ部材と、
    前記中空筒部を通る中脚部を有し、前記ボビンに取り付けられるコアと、
    前記巻回部の外径方向に位置する遮蔽部と、前記ボビンに対して実装方向に沿って相対移動可能に係合する係合部と、前記係合部に対して直接又は前記遮蔽部を介して接続しており実装時において前記実装基板に設置される設置部と、を有するシールド部材と、
    を有する表面実装コイル装置。
  2. 前記遮蔽部は、前記巻回部に対して前記実装方向の一方である上方に位置する天板部と、前記天板部の両端にそれぞれ接続しており、前記天板部から前記実装方向の他方である下方に延びる第1及び第2側板部と、を有し、
    前記設置部は、前記第1及び第2側板部の下端にそれぞれ接続する第1及び第2設置部を有することを特徴とする請求項1に記載の表面実装コイル装置。
  3. 前記天板部は矩形平板状であり、前記第1及び第2側板部は、前記天板部における一対の対辺にそれぞれ接続しており、
    前記係合部は、前記天板部における他の一対の対辺にそれぞれ接続する第1及び第2係合部を有することを特徴とする請求項2に記載の表面実装コイル装置。
  4. 前記コアは、互いに別体である第1コア部分と第2コア部分とを有し、
    前記コアの外周に巻かれており、前記第1コア部分と前記第2コア部分とを互いに固定するテープをさらに有する請求項1から請求項3までのいずれかに記載の表面実装コイル装置。
  5. 一対のランドパターンと、前記一対のランドパターンを互いに接続する導体部と、前記一対のランドパターンとは異なる他のランドパターンと、を有する実装基板と、
    中空筒状の中空筒部と、前記中空筒部に接続しており前記実装基板の前記他のランドパターンに設置される端子を備える端子台部と、を有するボビンと、
    前記中空筒部に巻回された巻回部を有し、両端が前記端子に電気的に接続されるワイヤ部材と、
    前記中空筒部を通る中脚部を有し、前記ボビンに取り付けられるコアと、
    前記巻回部に対して前記実装方向の一方である上方に位置する天板部を有する遮蔽部と、前記ボビンに対して前記実装方向に沿って相対移動可能に係合する係合部と、前記係合部に対して直接又は前記遮蔽部を介して接続しており前記実装基板の前記一対のランドパターンに設置される一対の設置部と、を有するシールド部材と、を有し、
    前記天板部と前記導体部とは、前記巻回部を前記実装方向の両側から挟むように配置されることを特徴とする電子機器。
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