JPH097858A - 変圧器および変圧器取付構造 - Google Patents

変圧器および変圧器取付構造

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JPH097858A
JPH097858A JP15025995A JP15025995A JPH097858A JP H097858 A JPH097858 A JP H097858A JP 15025995 A JP15025995 A JP 15025995A JP 15025995 A JP15025995 A JP 15025995A JP H097858 A JPH097858 A JP H097858A
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JP
Japan
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transformer
shield plate
wiring board
substrate
printed wiring
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Application number
JP15025995A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Okuda
量一 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH097858A publication Critical patent/JPH097858A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • H05K1/0218Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference by printed shielding conductors, ground planes or power plane
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components

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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】シールド板の取り付け作業を簡単にし、渦電流
による熱が変圧器に直接的に伝導しないようにする。 【構成】印刷配線板8上に搭載されている変圧器1の外
周をシールド板6で囲むとともに、シールド板6と印刷
配線板8の配線パターン9とで閉回路が構成されるよう
に、シールド板6の両端をその配線パターン9に半田付
け10で接続固定した構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器および変圧器取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビなどで用いられる高周波用
の変圧器ではその変圧器からの漏洩磁束が高周波ノイズ
となってそのテレビの内部の他の回路の動作に悪影響を
及ぼしてしまうことがある。
【0003】このような漏洩磁束を防止するために、例
えば図3(斜視図)および図4(図3のAーA線での端
面図)で示されるE型コア21にコイル22を巻回して
なる変圧器23においては、内部構造は図示していない
がそのコア間のギャップにおける磁束が漏洩される箇所
の外周を磁束の漏洩を防止するシールド板24で包囲し
たものがある。
【0004】このシールド板24には通常、箔状にされ
た非磁性材料である銅で作られて変圧器23の外周を1
周されたうえでその両端が互いに対して半田付け25で
接続固定されている。
【0005】このように構成されて変圧器23に取り付
けられたシールド板24の電気的作用は周知されている
ように変圧器23からの漏洩しようとする磁束がシール
ド板24がその両端が接続されて閉回路になっているた
めに、該シールド板24において渦電流となって消費さ
れてしまって外部に漏洩できないのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記シールド板で磁束
の漏洩が防止された構造の変圧器においては、シールド
板の両端が半田付けで接続固定される必要があるが、箔
のようにされた薄いシールド板の両端を半田付けだけで
接続するのは機械的強度の信頼性に乏しい。
【0007】しかも、半田付け作業そのもの、および半
田付けが十分であるかどうかの確認にも熟練を要して困
難であるから外周への取り付けに要する時間も必然的に
長くかかってくるなど、この半田付けによる接続固定作
業はたいへん手間がかかるものとなっていたから、その
改善が強く望まれていた。
【0008】そのうえ、銅で構成されたシールド板は渦
電流の発生で発熱することは不可避であるものの、その
発熱が変圧器に直接的に伝導してしまう構造となってい
るから、その発熱の影響によって変圧器内部の温度上昇
を来してしまう構造となっていた。
【0009】したがって、本発明は、シールド板の取り
付けの作業が至って簡単であり、また、渦電流によるそ
のシールド板での発生熱が変圧器だけに直接的に伝導し
ない構造として前述した課題を解決した変圧器と、その
取付構造を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、両端
側が共通の接続固定部分に個別に接続されて閉回路が構
成されているシールド板によって外周が囲まれているこ
とを特徴として前記課題を解決したものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、両端側が共通の接続固定部分
に個別に接続されているシールド板で外周が囲まれたも
のであるから、シールド板の両端側を互いに従来のよう
に半田付けなどで接続固定する作業が不要となるから、
その接続固定作業は至って簡単となっている。また、シ
ールド板の両端が個別に変圧器以外の接続固定部分に固
定されるから、シールド板に発生する渦電流による発生
熱がその固定部分にも伝導されるようになり、変圧器内
部におけるその発生熱による温度上昇を小さく抑制でき
る。なお、シールド板の両端側が共通接続固定部分に固
定されるから、変圧器はその耐振動、耐衝撃性能を高め
られることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0013】図1は本発明の実施例に係る変圧器とそれ
に取り付けられるシールド板との斜視図であり、図2は
印刷配線板に変圧器を実装した状態の側面図である。
【0014】図1を参照して、変圧器1はE型コア2を
有し、このE型コア2にコイル3が巻回された外鉄型の
もので、下面の左右にそれぞれ端子台4が固定され、各
端子台4には複数の端子5が下方に向けて互いに平行に
突出された構造となっている。シールド板6は、非磁性
材料として例えば銅で作られており、変圧器1の外形に
合わせて曲線状に折り曲げられたうえで、両端のそれぞ
れは前記端子と同様に変圧器1を印刷配線板に取り付け
るための取り付け端子7として対をなして形成されてい
る。
【0015】図2を参照して、変圧器1はその端子台4
下面の端子5のそれぞれが印刷配線板8の表面側から該
印刷配線板8の図面にあらわれない対応する取り付け穴
のそれぞれに挿入されたうえで印刷配線板8の裏面にあ
る配線部分としての配線パターンに半田付けで接続固定
されて搭載される。この状態で、シールド板6は変圧器
1の外周を囲むようにして折り曲げられ、その両端にあ
る取り付け端子7が印刷配線板の対応する取り付け穴に
挿入されたうえで印刷配線板8の裏面にある配線パター
ン9に半田付け10で接続固定される。シールド板6の
両端それぞれの取り付け端子7は互いに印刷配線板8の
同一の配線パターン9を介して電気的に短絡されている
結果、シールド板6と配線パターン9とでもって変圧器
1を囲む閉回路が構成されている。
【0016】上記構成においては、印刷配線板8上に搭
載されている変圧器1の外周を囲んでいるシールド板6
が、前記シールド板6と印刷配線板8の配線パターン9
とで閉回路を構成しているので、変圧器1からの磁束の
漏洩は防止される。
【0017】そして、このようにして変圧器1の磁束の
漏洩を防止しているシールド板6はその両端が印刷配線
板8の取り付け穴に挿入されてその裏面の配線パターン
9に半田付け10で接続固定されて取り付けられるか
ら、その半田付けは変圧器1の端子台4の下面の端子5
の半田付けと同時に同じ工程の中で行うことができるか
ら、従来ではこの半田付けの工程とは別途でかつ手作業
に頼っていた工程となっていたシールド板6の両端の半
田付け工程が削減されることになり、その工程に要する
作業費などが大幅に削減できる。また、同じ工程で変圧
器1の取り付けとシールド板6の取り付けとが1回で自
動的に行えるから、取り付け作業が時間的にも短縮化さ
れるなど、シールド板6の半田付けによる接続固定の作
業は従来による場合と比較してみて至って大幅に簡単化
されることになる。
【0018】また、シールド板6には変圧器1からの漏
洩磁束による渦電流が発生し、これにより熱が発生する
のであるが、その発生熱はそのシールド板6の両端側か
らその取り付け端子7を経て印刷配線板8の配線パター
ン9にも伝導されるようになり、変圧器1内部における
その発生熱による温度上昇を小さく抑制することができ
ることになる。さらにそのうえ、シールド板6は印刷配
線板8にその両端で接続固定されるから、変圧器1の耐
振動、耐衝撃性能を高めている。
【0019】なお、上述の実施例においては変圧器1は
印刷配線板8に搭載されて固定されているが、変圧器1
を搭載するものはこの印刷配線板8のような基板に限ら
ずその他の基板であってもよい。
【0020】また、上述の実施例においては変圧器1の
外周に取り付けられるシールド板6の両端側は印刷配線
板8の配線パターン9に個別に接続される構成である
が、印刷配線板8のような基板に限らず、その他の基板
であってもよく、また、基板ではなく、何等かの部材に
共通に接続固定される部分に個別に接続するようにして
もよい。
【0021】要するに、変圧器1の外周に取り付けられ
るシールド板6の両端側は変圧器1の外周で互いに半田
付けされるものでなく、基板のような何等かの部材上の
所要の箇所に共通に接続固定されればよい。
【0022】また、シールド板6の両端側の接続固定は
半田付けのような接続手法に限定されるものではなく、
それ以外の接続手法によるものも本発明の範囲に含まれ
るものである。
【0023】また、上述の実施例においてはシールド板
は一枚であったが、複数枚であってもよく、その数は限
定されるものではないまた、上述の実施例においてはシ
ールド板は一枚であったが、複数枚としたうえで、変圧
器下面の端子台の位置を考慮して各シールド板の取り付
け方向を変圧器の外周を十文字方向に交差させるように
したり、並列に配置させるなどしてもよい。
【0024】また、上述の実施例においてはシールド板
の両端の取り付け端子は、印刷配線板の穴を貫通させた
が、シールド板の両端側を印刷配線板を貫通させず、そ
の上においてチップ部品のように配置したうえで、印刷
配線板上の配線パターンに半田付けするようにしてもよ
い。この場合、その変圧器もその印刷配線板上の配線パ
ターンにチップ部品のようにして半田付けで搭載すると
よい。
【0025】また、上述の実施例においてはトランスが
E型コアの構成を用いたが、E型コアの組み合わせに限
定されるものではなく、EI型コアのように他の型式の
コアであってもよく、また、外鉄型であったが、これに
限定されるものではなく内鉄型のものであってもよい。
【0026】このように本発明は通常の技術者が本発明
に従って実施できるものをその範囲に含み、前掲の特許
請求の範囲は実施例に限定解釈されない。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、両端側が
共通の接続固定部分に個別に接続されているシールド板
で外周が囲まれたものであるから、シールド板の両端側
を互いに従来のように半田付けなどで接続固定する作業
が不要となり、その接続固定作業は至って簡単となって
いる。
【0028】また、本発明によればシールド板の両端が
個別に変圧器以外の接続固定部分に固定されるから、シ
ールド板に発生する渦電流による発生熱がその固定部分
にも伝導されるようになり、変圧器内部におけるその発
生熱による温度上昇を小さく抑制できる。
【0029】なお、本発明によればシールド板の両端側
が共通接続固定部分に固定されるから、変圧器はその耐
振動、耐衝撃性能を高められることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における変圧器とシールド板そ
れぞれの外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る変圧器の取付構造を示す
側面図である。
【図3】従来例のシールド板付き変圧器の外観を示す斜
視図である。
【図4】図3のAーA線の端面図である。
【符号の説明】
1 変圧器 6 シールド板 7 取り付け端子 8 印刷配線板 9 配線パターン 10 半田付け

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端側が共通の接続固定部分に個別に接
    続されて閉回路が構成されるシールド板によって外周が
    囲まれていることを特徴とする変圧器。
  2. 【請求項2】 前記接続固定が基板上での固定接続であ
    ることを特徴とする請求項1記載の変圧器。
  3. 【請求項3】 前記基板が印刷配線板であり、前記共通
    接続固定部分がこの印刷配線板の配線パターンであるこ
    とを特徴とする請求項2記載の変圧器。
  4. 【請求項4】 前記接続が半田付けによるものであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の変圧
    器。
  5. 【請求項5】 基板上に搭載されている変圧器の外周を
    シールド板で囲むとともに、前記シールド板と前記基板
    の接続部分とで閉回路が構成されるように、前記シール
    ド板の両端を前記基板の接続部分に接続固定したことを
    特徴とする変圧器取付構造。
  6. 【請求項6】 前記基板が印刷配線板であり、前記接続
    部分が前記印刷配線板の配線パターンであることを特徴
    とする請求項5記載の変圧器取付構造。
  7. 【請求項7】 前記シールド板の両端の基板上への接続
    固定が前記変圧器の端子の基板上への接続固定と同時の
    工程で行われるものであることを特徴とする請求項5ま
    たは6記載の変圧器取付構造。
  8. 【請求項8】 前記接続固定が半田付けによるものであ
    ることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか記載の
    変圧器取付構造。
JP15025995A 1995-06-16 1995-06-16 変圧器および変圧器取付構造 Pending JPH097858A (ja)

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JP (1) JPH097858A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106469606A (zh) * 2015-08-21 2017-03-01 莱尔德电子材料(深圳)有限公司 包括屏蔽夹的电感器组件
US11398339B2 (en) 2018-03-06 2022-07-26 Tdk Corporation Surface mounting coil device and electronic equipment

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106469606A (zh) * 2015-08-21 2017-03-01 莱尔德电子材料(深圳)有限公司 包括屏蔽夹的电感器组件
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