JP2019147309A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体に異物が付着することを抑制しつつ、媒体を乾燥させる気体の湿度が上昇することを抑制できる印刷装置を提供する。【解決手段】印刷装置は、媒体に印刷を行うための印刷部と、印刷部よりも鉛直方向上方から媒体に向かって気体を送風するための吹出口88及び外気を取り込むための取込口66を有する流路80と、流路80に配置され、取込口66から吹出口88に向かう気流を発生させる送風部17と、印刷部及び送風部17を収納するとともに流路80を形成している筐体18と、を備え、流路80は、取込口66と送風部17との間に、気体の流れる方向が重力に抗する方向となる鉛直部82を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、印刷装置に関する。
特許文献1には、媒体に印刷を行うための印刷部と、媒体に気体を送風する送風部と、印刷部を収納する筐体と、を備える印刷装置が開示されている。印刷部は、媒体に液体を付着させることで、媒体への印刷を行う。送風部は、媒体に気体を送風することで媒体の乾燥を促進させる。また、特許文献1に開示の印刷装置は、気体送吸引機構を備える。気体送吸引機構は、筐体の内部の気体を吸引し、吸引した気体を筐体の内部に戻すことで気体を循環させている。
特開2017−128060号公報
特許文献1のように、筐体の内部の気体を循環させると、媒体に付着した液体の蒸発により循環する気体の湿度は上昇していく。気体の湿度が上昇すると、媒体の乾燥効率の低下を招く。
本発明の目的は、媒体に異物が付着することを抑制しつつ、媒体を乾燥させる気体の湿度が上昇することを抑制できる印刷装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する印刷装置は、媒体に印刷を行うための印刷部と、前記印刷部よりも鉛直方向上方から前記媒体に向かって気体を送風するための吹出口及び外気を取り込むための取込口を有する流路と、前記流路に配置され、前記取込口から前記吹出口に向かう気流を発生させる送風部と、前記印刷部及び前記送風部を収納するとともに前記流路を形成している筐体と、を備え、前記流路は、前記取込口と前記送風部との間に、気体の流れる方向が重力に抗する方向となる上向き流路部を備えている。
この構成によれば、取込口から流路に取り込まれる気体は、外気となる。このため、筐体内の気体を循環させて媒体を乾燥させる場合に比べて、媒体を乾燥させる気体の湿度が上昇することを抑制できる。また、流路は、取込口から送風部に至るまでの間に気体の流れる方向が重力に抗する方向となる上向き流路部を備えている。取込口から上向き流路部に気体とともに異物が取り込まれた場合、異物には自重により下方に向かう力が作用する。このため、異物は、上向き流路部を上りにくく、上向き流路部を越えて流路を下流に向けて流れることが抑制される。したがって、吹出口から送風される気体に異物が混じりにくくなり、媒体に異物が付着することを抑制できる。
上記印刷装置において、前記取込口は、前記送風部よりも鉛直方向下方に位置し、前記上向き流路部は、前記取込口と前記送風部との間で鉛直方向に延びていることが好ましい。
この構成によれば、上向き流路部が、鉛直方向上方に向けて気体が流れる構成であるため、例えば気体の流れる方向が斜め上方となる構成の場合よりも、異物が気体の流れにのって下流側に流れ難くできる。
上記印刷装置において、前記流路は、前記取込口と前記送風部との間に曲げ部を備えることが好ましい。
この構成によれば、曲げ部によって流路を曲げることができる。このため、流路の形状の自由度を向上させることができる。
上記印刷装置において、前記筐体は、前記曲げ部に連通する空間を形成しており、前記空間は、前記取込口よりも鉛直方向下方に位置していることが好ましい。
この構成によれば、空間に貯まった異物には、気流が作用しにくい。このため、自重により空間に落下した異物を空間に貯めることができる。
上記印刷装置において、前記筐体は、前記空間に臨む開口を備え、前記開口を開閉自在に塞ぐためのカバーを備えることが好ましい。
この構成によれば、カバーを開けることで、開口を介して空間から異物を除去することができる。このため、空間から異物を除去しやすい。
印刷装置の一実施形態を模式的に示す断面図。 流路形成部を拡大して示す断面図。 流路形成部を示す図2の3−3線断面図。
以下、印刷装置の一実施形態について説明する。なお、以下の説明において、「上方」とは鉛直方向上方を示し、「下方」とは鉛直方向下方を示す。
図1、及び、図2に示すように、印刷装置11は、媒体Mを支持可能な支持部12と、媒体Mを支持部12に沿って搬送する搬送部13と、媒体Mに印刷を行うための印刷部14と、印刷部14を駆動させる駆動回路15と、印刷部14を移動させる移動機構16と、媒体Mに送風を行う送風部17と、を備える。印刷装置11は、印刷部14、移動機構16及び送風部17を収納する筐体18を備える。印刷装置11は、例えば、液体の一例であるインクを付着させることによって媒体Mに文字、写真等の画像を印刷するインクジェット式のプリンターである。媒体Mは、例えば、連続紙など長尺状のものである。
支持部12は、第1支持板21、第2支持板22及び第3支持板23を備える。各支持板21,22,23は、搬送部13により搬送される媒体Mを支持するための支持面24,25,26を有し、媒体Mの搬送方向において、上流側から順に第1支持板21、第2支持板22、第3支持板23の順に並んで配置されている。なお、以下の説明において、媒体Mの搬送方向を搬送方向Yとして説明を行う。各支持板21,22,23のうち、第2支持板22は、印刷部14と対向するように位置している。
搬送部13は、搬送方向Yにおいて、第1支持板21よりも上流側に位置する第1回転軸31と、第3支持板23よりも下流側に位置する第2回転軸32と、を備える。第1回転軸31は、印刷前の媒体Mをロール状に巻き重ねて形成したロール体R1を回転可能に支持する。第2回転軸32は、印刷済みの媒体Mをロール状に巻き取って形成したロール体R2を回転可能に支持する。搬送部13は、媒体Mに搬送力を付与する搬送ローラー33と、媒体Mを搬送ローラー33に押さえ付ける従動ローラー34と、を備える。
移動機構16は、ガイド部材40と、ガイド部材40に支持されるキャリッジ41と、を備える。ガイド部材40は、支持面25に沿う方向のうち、搬送方向Yに交差する方向に延びている。
印刷部14は、媒体Mに液体を吐出可能なヘッドである。印刷部14は、液体を噴射可能なノズル42を備える。印刷部14は、媒体Mに対向可能な位置に配置されている。駆動回路15は、図示しない制御装置の指示に基づき、印刷部14を駆動させる。印刷部14、及び、駆動回路15は、キャリッジ41に支持されている。駆動回路15は、印刷部14よりも上方に配置されている。印刷部14は、キャリッジ41とともに移動しながら媒体Mに液体を吐出可能である。
図1、図2及び図3に示すように、筐体18は、支持部12よりも上方に配置されている。筐体18は、天板51と、天板51から下方に延びる側壁52,53,54と、流路形成部60と、を備える。天板51は、支持面25に向かい合うように配置されている。
図1及び図3に示すように、3つの側壁52,53,54は、鉛直方向及び搬送方向Yの両方に直交する方向である走査方向Xに向かい合う2つの側壁53,54と、2つの側壁53,54の間で延びる1つの側壁52と、を含む。なお、走査方向Xは、キャリッジ41の移動方向と一致する。本実施形態において、2つの側壁53,54同士は、平行に設けられている。即ち、2つの側壁53,54同士は、互いに向かい合う面同士の離間距離d1が一定である。
図1に示すように、筐体18は、筐体18の内外を連通させる供給口55と、筐体18の内外を連通させる排出口56と、を備える。搬送方向Yにおいて、供給口55は、排出口56よりも上流側に設けられている。搬送部13によって搬送される媒体Mは、供給口55を通って筐体18内に供給され、排出口56を通って筐体18外に排出される。
流路形成部60は、側壁52に向かい合って配置されている。流路形成部60は、搬送方向Yにおいて、側壁52よりも上流に配置されている。天板51、側壁52,53,54及び流路形成部60に囲まれる領域は、印刷部14及び移動機構16が収納される収納領域S1となる。
以下、流路形成部60について詳細に説明を行う。なお、以下の説明において、流路形成部60から側壁52に向かう方向を前方、側壁52から流路形成部60に向かう方向を後方として説明を行う。なお、前方は、支持面25に沿って搬送される媒体Mの搬送方向Yと一致する。また、前後方向は、鉛直方向に直交する水平方向となる。
図2及び図3に示すように、流路形成部60は、外壁61と、外壁61と向かい合って配置される内壁71と、外壁61に取り付けられた開閉部91と、を備える。
外壁61は、鉛直方向に延びる第1外壁部62と、第1外壁部62の下端に連結された第2外壁部63と、第1外壁部62の上端に連結された第3外壁部64と、第3外壁部64の前端に連結された第4外壁部65と、を備える。
第1外壁部62は、板厚方向に貫通する取込口66を備える。本実施形態では、取込口66は複数設けられている。取込口66は、筐体18の内外を連通させている。取込口66を介して、筐体18は、筐体18の外部、言い換えれば、印刷装置11の外部に連通しているといえる。第2外壁部63は、第1外壁部62の下端から下方に延びている。第2外壁部63は、下方に位置する部位ほど前方に位置するように傾斜している。第2外壁部63は、板厚方向に貫通した開口67を備える。第3外壁部64は、第1外壁部62の上端から前方に向けて延びている。第3外壁部64は、天板51とともに筐体18の最上部を構成している。第4外壁部65は、第3外壁部64の前端から筐体18内を下方に向けて延びている。
なお、第1外壁部62、第2外壁部63、第3外壁部64及び第4外壁部65は、同一部材によって形成された一体成形品であってもよいし、それぞれが別部材であってもよい。即ち、外壁61は、1つの部材で構成されていてもよいし、複数の部材を接続することで構成されていてもよい。
内壁71は、第1外壁部62に向かい合って配置された第1内壁部72と、第3外壁部64に向かい合って配置された第2内壁部73と、第4外壁部65に向かい合って配置された第3内壁部74と、を備える。
第1内壁部72は、第1外壁部62よりも前方に配置されている。第1内壁部72は、第2外壁部63と第2内壁部73との間で延びている。
第2内壁部73は、第1部位75と、第1部位75よりも前方に位置する第2部位76と、第2部位76よりも前方に位置する第3部位77と、を備える。第1部位75は、第3外壁部64と平行に設けられている。第1部位75は、第1外壁部62と第1内壁部72との間に対向する箇所に貫通孔78を備える。第2部位76は、前方に位置する部位ほど上方に位置するように設けられている。即ち、第2部位76は、前方に位置する部位ほど第3外壁部64に近づくように傾斜しているといえる。第3部位77は、第3外壁部64と平行に設けられている。
第3部位77と第3外壁部64との互いに向かい合う面同士の離間距離d3は、第1部位75と第3外壁部64との互いに向かい合う面同士の離間距離d2に比べて短い。第1部位75と第2部位76とのなす角θは、例えば、95°〜120°である。
第3内壁部74は、第4外壁部65と平行に設けられている。第3内壁部74は、第4外壁部65よりも後方に位置している。第3内壁部74と第4外壁部65との互いに向かい合う面同士の離間距離d4は、第3部位77と第3外壁部64との互いに向かい合う面同士の離間距離d3に比べて短い。外壁61と同様に、内壁71は、1つの部材で構成されていてもよいし、複数の部材を接続することで構成されていてもよい。
印刷装置11は、流路形成部60によって形成された流路80、及び、空間81を備える。流路80は、取込口66と、上向き流路部の一例である鉛直方向に延びる鉛直部82と、流路80を曲げている曲げ部83と、曲げ部83から前方に延びる第1流通部84と、を備える。また、流路80は、第1流通部84から前方に延びる絞り部85と、絞り部85から前方に延びる第2流通部86と、第2流通部86から下方に延びる吹出部87と、気体が吹き出される吹出口88と、を備える。なお、鉛直部82と曲げ部83とを連通させている貫通孔78も流路80の一部となる。
鉛直部82は、第1外壁部62、第1内壁部72、第1部位75及び側壁53,54によって形成されている。鉛直部82は、気体の流れる方向において、曲げ部83よりも上流に位置する領域である。曲げ部83及び第1流通部84は、第1外壁部62、第3外壁部64、第1部位75及び側壁53,54によって形成されている。曲げ部83は、気体の流れる方向において、第1流通部84よりも上流に位置する領域であり、鉛直方向において鉛直部82に向かい合う領域である。本実施形態では、第1外壁部62と第3外壁部64とは屈曲するように連結されており、曲げ部83は屈曲しているといえる。第1外壁部62と第3外壁部64とを湾曲するように連結することで、曲げ部83を湾曲したものにしてもよい。第1流通部84は、気体の流れる方向において、曲げ部83よりも下流に位置する領域である。
絞り部85は、第3外壁部64、第2部位76及び側壁53,54によって形成されている。ここで、流路80を流れる気体の流通方向に交差する方向のうち、媒体Mの幅方向に沿う方向(=走査方向X)に直交する方向の寸法を流路幅とする。絞り部85は、気体の流れる方向の下流に向かうにつれて、徐々に流路幅が狭くなる部分である。なお、流路幅は、外壁61と内壁71の互いに向かい合う面同士の離間距離ともいえる。
第2流通部86は、第3外壁部64、第3部位77及び側壁53,54によって形成されている。第2流通部86の流路幅は、絞り部85のうち最も流路幅の狭い部分の流路幅と同一である。
吹出部87は、第4外壁部65、第3内壁部74及び側壁53,54によって形成されている。吹出部87の流路幅は、第2流通部86の流路幅よりも狭い。したがって、第1流通部84、絞り部85、第2流通部86、吹出部87の順に流路幅は狭くなっていく。
吹出口88は、下方に開口している。吹出口88は、印刷部14よりも上方に位置している。吹出口88は、媒体Mに対向可能に位置している。即ち、吹出口88から吹き出された気体が、印刷部14よりも上方から媒体Mに向かって送風されるように吹出口88は設けられている。また、本実施形態では、吹出口88は、キャリッジ41に対向可能な位置に設けられている。
空間81は、第2外壁部63、第1内壁部72及び側壁53,54によって形成されている。空間81は、曲げ部83よりも下方であって且つ鉛直部82よりも下方に形成されており、取込口66よりも下方の領域である。第2外壁部63の開口67は、空間81に臨む開口67となる。
開閉部91は、開口67を閉塞可能なカバー92と、ヒンジ93と、を備える。カバー92は、ヒンジ93を回転中心として回転することで、開口67の開放と、開口67の閉塞とを行うことができる。カバー92は、開口67を開閉自在に塞いでいるといえる。図示は省略するが、開閉部91は、留め具を備え、この留め具によりカバー92が開口67を閉塞した状態に維持することが可能である。
送風部17は、第1流通部84に配置されている。本実施形態では、送風部17は、走査方向Xに間隔を空けて複数設けられている。送風部17は、駆動することで、取込口66から吹出口88に向かう気流を発生させる。送風部17は、例えば、ファンである。
送風部17は、第1流通部84に配置されているため、鉛直部82及び曲げ部83は、取込口66と送風部17との間に位置しているといえる。また、取込口66は、送風部17よりも下方に位置している。
次に、本実施形態の印刷装置11の作用について説明する。
印刷装置11により印刷が行われる際には、送風部17の駆動により流路80に気体が流れる。気体は、取込口66から鉛直部82に流入し、鉛直部82を上方に向けて流れる。即ち、鉛直部82では、気体の流れる方向が重力に抗する方向となる。鉛直部82を上方に向けて流れた気体は、貫通孔78を介して曲げ部83に流入し、曲げ部83で流通方向を変更されて、第1流通部84、絞り部85及び第2流通部86を前方に向けて流れる。第2流通部86を流れた気体は、吹出部87に流入し、吹出口88から収納領域S1内に流れる。
取込口66は、筐体18の外部、言い換えれば、印刷装置11の外部から鉛直部82に外気を取り込んでいる。したがって、吹出口88から吹き出される気体は、外気となる。
外気を流路80に取り込むため、印刷装置11の周辺環境によっては、外気とともに異物が流路80内に取り込まれることになる。鉛直部82を流れる気体は、重力に抗する方向に流れるため、鉛直部82に取り込まれた異物には上方に向かう力が作用することになる。なお、重力に抗する方向とは、鉛直方向、及び、鉛直方向に対して傾いた方向を含む。異物には、自重により、下方に向かう力も作用するため、鉛直部82を上りにくく、鉛直部82よりも下流に至ることが抑制されている。即ち、鉛直部82は、重力を利用したトラップとして機能し、異物が収納領域S1に進入することを抑制している。異物は、自重により空間81に落下する。空間81は、取込口66よりも下方に設けられているため、空間81に落下した異物が気流によって、舞い上がることが抑制されている。
送風部17は、走査方向Xに間隔を空けて配置されているため、第1流通部84において、送風部17に対向する位置ほど風量が多くなる。仮に、気体の流れる方向において、送風部17の下流の流路幅を一定にすると、媒体Mに供給される気体の風量にばらつきが生じ、乾燥ムラの原因となる。
この点、本実施形態では、気体の流れる方向において、送風部17よりも下流では、下流に向かうにつれて流路幅が狭くなることで、流路断面積が狭くなっていく。流路断面積が狭くなると、気体の圧力が上昇する。気体の圧力が上昇すると、送風部17に対向しない位置にも気体が流れ込み、流路80内において走査方向Xの位置によって風量のばらつきが生じることを抑制できる。また、第2流通部86と吹出部87とでは、気体の流れる方向が異なるため、気体の流れに乱れが生じやすい。吹出部87の流路幅を第2流通部86よりも狭くすることで、吹出部87で気体の圧力を上昇させ、気体の流れに乱れが生じることを抑制している。
なお、送風部17よりも下流で気体の圧力を上昇させるため、流路80の走査方向Xの寸法を短くすることも考えられる。この場合であっても、流路断面積が小さくなることで、気体の圧力は上昇する。しかしながら、この場合、吹出口88の走査方向Xの寸法が、媒体Mの幅よりも小さくなるおそれがあり、媒体Mの乾燥不足の原因となるおそれがある。本実施形態のように、流路80の走査方向Xの寸法を維持した状態で、流路幅を狭くすることで、媒体Mにおける乾燥ムラの抑制に加えて、乾燥不足の抑制も図られる。
本実施形態では、吹出口88から吹き出された気体が、媒体Mの表面に対して垂直に吹き付けられるようにしている。これにより、媒体Mに対して平行に気体を流す場合に比べて、媒体Mの乾燥効率を上昇させることができる。
また、吹出口88をキャリッジ41に対向可能としているため、吹出口88から送風される気体は、キャリッジ41も冷却する。これにより、キャリッジ41に支持された駆動回路15の冷却も行うことができる。
したがって、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)取込口66から流路80に取り込まれる気体は、外気となる。このため、筐体18内の気体を循環させて媒体Mを乾燥させる場合に比べて、媒体Mを乾燥させる気体の湿度が上昇することを抑制できる。また、流路80は、取込口66から送風部17に至るまでの間に気体の流れる方向が重力に抗する方向となる鉛直部82を備えている。取込口66から鉛直部82に気体とともに異物が取り込まれた場合、異物には自重により下方に向かう力が作用する。このため、異物は、鉛直部82を上りにくく、鉛直部82を越えて流路80を下流に向けて流れることが抑制される。したがって、吹出口88から送風される気体に異物が混じりにくくなり、媒体Mに異物が付着することを抑制できる。
(2)鉛直部82が、鉛直方向上方に向けて気体が流れる構成であるため、例えば気体の流れる方向が斜め上方となる構成の場合よりも、異物が気体の流れにのって下流側に流れ難くできる。
(3)曲げ部83によって流路80を曲げることができる。このため、流路80の形状の自由度を向上させることができる。
(4)空間81に貯まった異物には、気流が作用しにくい。このため、自重により空間81に落下した異物を空間81に貯めることができる。
(5)カバー92を開けることで、開口67を介して空間81から異物を除去することができる。このため、空間81から異物を除去しやすい。
(6)鉛直部82によって異物が収納領域S1内に進入することを抑制できるため、異物が進入することを抑制するためのフィルタを流路80に設けなくてもよい。このため、印刷装置11の部品点数の削減、ひいては、製造コストの低減が図られる。
上記実施形態は、以下に示す変更例のように変更してもよい。また、実施形態に含まれる構成と下記変更例に含まれる構成とを任意に組み合わせてもよいし、下記変更例に含まれる構成同士を任意に組み合わせてもよい。
・流路形成部60は、開口67及び開閉部91を備えていなくてもよい。この場合、例えば、印刷装置11が使用される年数を想定した上で、この期間内に貯まる異物を収容できる大きさの空間81を設けてもよい。
・印刷装置11は、空間81を備えていなくてもよい。この場合、鉛直部82に流入した異物は、例えば、取込口66から外部に戻ることになる。
・流路80は、曲げ部83を備えていなくてもよい。
・送風部17よりも下流に位置する流路80の流路幅は、一定にしてもよい。
・上向き流路部は、鉛直方向に延びる鉛直部82ではなく、流路の一部に気体の流れる方向が上向きとなる流路部分を有する構成であれば、例えば前方に向けて上り勾配をなすように傾斜していてもよい。あるいは、その長さ方向の一部に気体の流れる方向が上向きとなる部分を有する逆U字状の流路部であってもよく、この場合、取込口66は送風部17よりも鉛直下方に位置していなくてもよい。
・送風部17の数は、単数であってもよい。
・印刷装置11は、異物が収納領域S1に進入することを抑制するためのフィルタを備えていてもよい。
・2つの側壁53,54同士は、互いに向かい合う面同士の離間距離d1が一定でなくてもよい。
・送風部17は、流路80に配置されていればよく、第1流通部84以外に配置されていてもよい。
・印刷部14が吐出する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などでもよい。例えば、印刷部14が液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材または色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出してもよい。
・印刷装置11は、ページ単位で印刷するページプリンターであってもよい。
11…印刷装置、14…印刷部、17…送風部、18…筐体、51…天板、53…側壁、60…流路形成部、61…外壁、62…第1外壁部、63…第2外壁部、64…第3外壁部、65…第4外壁部、66…取込口、67…開口、71…内壁、72…第1内壁部、73…第2内壁部、74…第3内壁部、75…第1部位、76…第2部位、77…第3部位、78…貫通孔、80…流路、81…空間、82…鉛直部、83…曲げ部、84…第1流通部、85…絞り部、86…第2流通部、87…吹出部、88…吹出口、91…開閉部、92…カバー、93…ヒンジ、θ…角、d1〜d4…離間距離、M…媒体、S1…収納領域。

Claims (5)

  1. 媒体に印刷を行うための印刷部と、
    前記印刷部よりも鉛直方向上方から前記媒体に向かって気体を送風するための吹出口及び外気を取り込むための取込口を有する流路と、
    前記流路に配置され、前記取込口から前記吹出口に向かう気流を発生させる送風部と、
    前記印刷部及び前記送風部を収納するとともに前記流路を形成している筐体と、を備え、
    前記流路は、前記取込口と前記送風部との間に、気体の流れる方向が重力に抗する方向となる上向き流路部を備えていることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記取込口は、前記送風部よりも鉛直方向下方に位置し、
    前記上向き流路部は、前記取込口と前記送風部との間で鉛直方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記流路は、前記取込口と前記送風部との間に曲げ部を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記筐体は、前記曲げ部に連通する空間を形成しており、
    前記空間は、前記取込口よりも鉛直方向下方に位置していることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記筐体は、前記空間に臨む開口を備え、
    前記開口を開閉自在に塞ぐためのカバーを備えていることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
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