JP2019142250A - 車体構造 - Google Patents

車体構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2019142250A
JP2019142250A JP2018025395A JP2018025395A JP2019142250A JP 2019142250 A JP2019142250 A JP 2019142250A JP 2018025395 A JP2018025395 A JP 2018025395A JP 2018025395 A JP2018025395 A JP 2018025395A JP 2019142250 A JP2019142250 A JP 2019142250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
brace
floor
brace member
fixing portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018025395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6950561B2 (ja
Inventor
春樹 中村
Haruki Nakamura
春樹 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2018025395A priority Critical patent/JP6950561B2/ja
Priority to CN201910116975.3A priority patent/CN110155174B/zh
Priority to EP19156836.9A priority patent/EP3527465B1/en
Publication of JP2019142250A publication Critical patent/JP2019142250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6950561B2 publication Critical patent/JP6950561B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
    • B62D21/152Front or rear frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/02Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted comprising longitudinally or transversely arranged frame members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/02Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted comprising longitudinally or transversely arranged frame members
    • B62D21/04Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted comprising longitudinally or transversely arranged frame members single longitudinal type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • B62D25/2009Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits
    • B62D25/2018Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits the subunits being front structures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】車体構造において、上面視で車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する傾斜部を有する一対のサイドメンバの耐衝撃性を向上させることである。【解決手段】車体構造20は、上面視で車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する左傾斜部54を有する左側フロアメンバ50と、右傾斜部56を有する右側フロアメンバ52とを備える。さらに、左側フロアメンバ50の左傾斜部54と、右側フロアメンバ52の右傾斜部56との間を接続するブレース部60を備える。【選択図】図1B

Description

本開示は、車体構造に係り、特に、車体の左右両側に設けられ車両前後方向に延びる一対のサイドメンバの耐衝突性の向上を図る車体構造に関する。
車両の床面側の骨格を形作るアンダーボデーには、耐衝撃性等のために、車両幅方向の両側に設けられ車両前後方向に延びる一対のサイドメンバが設けられる。一対のサイドメンバは、上面視において車両前後方向に沿ってほぼ真直ぐに延びるが、例えば、電池搭載空間を広げるために、一対のサイドメンバの間隔を車両幅方向に広げることが行われる。
例えば、特許文献1には、電気自動車の車体の左右両側に設けられ車両前後方向に延びる一対のサイドメンバの間隔は、車両前方側から車両後方側に向かって車両幅方向に広がり、その幅広い領域にバッテリパックが配置される構造が述べられている。
特開2014−12524号公報
車両が前突、側突等の衝撃を受けると、車体の左右両側に設けられ車両前後方向に延びる一対のサイドメンバが変形し、場合によっては、車室空間が大幅に狭くなることが生じ得る。特に、一対のサイドメンバの間隔を車両幅方向に広げると、上面視でサイドメンバが車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜して曲がった形状となり、衝撃を受けると曲りの変極点で折れ曲がることが生じ得る。そこで、上面視で車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する傾斜部を有する一対のサイドメンバの耐衝撃性を向上させる車体構造が要望される。
本開示に係る車体構造は、上面視で車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する傾斜部を有する左側フロアメンバ及び右側フロアメンバと、左側フロアメンバの傾斜部である左傾斜部、及び、右側フロアメンバの傾斜部である右傾斜部の間を接続するブレース部と、を備える。
上記構成によれば、一対のフロアメンバが衝撃を受けた場合に折れ曲がりやすい一対の傾斜部の間をブレース部で接続し、衝撃に対してフロアメンバが単体で対応するのではなく、ブレース部と一対のフロアメンバの全体で対応する。これにより、車体の耐衝撃性が向上する。
本開示に係る車体構造において、ブレース部は、左傾斜部及び右傾斜部にそれぞれ固定された左右端部が中央部よりも車両後方側に向かって傾斜している第1ブレース部材と、第1ブレース部材よりも車両後方側に設けられ、左右端部が左傾斜部及び右傾斜部にそれぞれ固定された第2ブレース部材と、第1ブレース部材の左端部と第2ブレース部材の右端部との間を結び、且つ、第1ブレース部材の右端部と第2ブレース部材の左端部を結ぶ交叉形状の第3ブレース部材と、を含むことが好ましい。
上記構成によれば、ブレース部は、三つのブレース部材が互いに組み合わされるので、三角形や多角形の複数のトラス形状が形成され、三つの棒材が互いに独立して左傾斜部と右傾斜部とを接続する場合に比較し、車体の耐衝撃性が向上する。
本開示に係る車体構造において、左傾斜部に左第1固定部及び左第1固定部よりも車両後方側の左第2固定部が設けられており、右傾斜部に右第1固定部及び右第1固定部よりも車両後方側の右第2固定部が設けられており、ブレース部において、第1ブレース部材は、左第1固定部及び右第1固定部に固定されており、第2ブレース部材は、左第2固定部及び右第2固定部に固定されており、第3ブレース部材は、左第1固定部及び右第2固定部に固定された第1斜めブレース部材、及び、左第2固定部及び右第1固定部に固定された第2斜めブレース部材を含んで構成されることが好ましい。
上記構成によれば、第1ブレース部材、第2ブレース部材、第1斜めブレース部材、第2ブレース部材の延びる方向をそれぞれ異ならせることができ、衝撃方向について幅広い範囲で対応が可能になる。例えば、同じ構造のブレース部で、前突と側突に対する耐衝撃性を向上させることができる。
本開示に係る車体構造によれば、車両幅方向において左側フロアメンバと右側フロアメンバとの間に配置され、且つ、フロアパネルについて車両上方側に張り出し車両前後方向に延びるトンネル部と、トンネル部において、車両幅方向の両縁部の車両下方側にそれぞれ設けられている左右一対のトンネルリインフォースメントと、を備え、第1ブレース部材、第2ブレース部材、及び、第3ブレース部材は、左右一対のトンネルリインフォースメントのそれぞれに固定されていることが好ましい。
上記構成によれば、ブレース部は、左傾斜部と右傾斜部に固定されると共に、トンネルリインフォースメントにも固定される。これにより、三角形や多角形の複数のトラス形状の各頂点がそれぞれ固定されるので、車体の耐衝撃性が一層向上する。
上記構成の車体構造によれば、上面視で車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する傾斜部を有する一対のサイドメンバの耐衝撃性を向上させることができる。
実施の形態に係る車体構造が適用される車両について大容量のバッテリの配置位置を示す図である。 図1Aの車両をIB方向から見た底面図である。 図1BにおけるII部の詳細図である。 図2のIII−III’線に沿った断面図である。 実施の形態に係る車体構造について、前突を受けた場合の状態を示す図である。 図4において、ブレース部の作用効果を示す図である。 実施の形態に係る車体構造について、側突を受けた場合の状態を示す図である。 図6において、ブレース部の作用効果を示す図である。 比較例として、ブレース部を備えない車体構造が前突を受けた場合の損傷についてシミュレーションを行った結果を示す図である。 図8と同一条件で、実施の形態に係る車体構造が前突を受けた場合の損傷についてシミュレーションを行った結果を示す図である。 図1Bに対応する図で、傾斜部を有さないフロアメンバを備える従来技術にブレース部を設けた場合の車体構造の底面図の例である。 従来技術の車体構造が前突を受けて前輪がフロアメンバを直撃した場合の損傷についてシミュレーションを行った結果を示す図である。 図11に対応する図で、傾斜部を有するフロアメンバを備える車体構造にブレース部を取り去った場合において、前突を受けて前輪がフロアメンバを直撃した場合の損傷についてシミュレーションを行った結果を示す図である。
以下に図面を用いて本開示に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下において、車両はフロント側と車室側とリア側とを有する3ボックス型とし、フロント側にフロントサイドメンバ、リア側にリアサイドメンバ、その間の車室側にフロアメンバを有する。これは説明のための例示である。上面視で車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する傾斜部を有する左側フロアメンバ及び右側フロアメンバを備えていれば、3ボックス型以外の車両であっても適用が可能である。以下では、車両は左ハンドルを備えているものとし、前突については、車両の左前側にオフセットしたオフセット衝突の衝撃を受けるものとし、側突については車両左側に衝撃を受けるものとするが、これは説明のための例示である。右ハンドルを備える車両であっても同様に適用が可能である。
以下に述べる形状、材質等は、説明のための例示であって、車体構造の仕様等により、適宜変更が可能である。また、以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1Aは、車両10の側面図である。以下の各図において、車両前後方向、車両上下方向、車両幅方向を適宜示す。車両前後方向については、FRと示す方向が車両前方側の方向で、反対方向が車両後方側の方向である。車両上下方向については、UPと示す方向が路面6に対して上側の車両上方側であり、反対方向が路面6に向かう車両下方側である。車両幅方向については、車両10の車室11内の利用者8が車両10の後方側から前方側を見たときに、車両10の右側が、右側の方向で、車両10の左側が左側の方向である。
図1Aは、車両10の左側面図に相当し、車両10の左前輪12と左後輪14とが示される。大容量のバッテリ16は、車室11の床下に配置される。
図1Bは、図1Aの車両10をIB方向から見た車体構造20の底面図である。IB方向は、車両下方側から車両上方側を見る方向である。ここで車体構造20とは、車両10のボデーに関する構造のうち、アンダーボデーに関する構造である。
車体構造20における各要素は、車両前後方向に沿った中心線C−C’に対して左右対称に配置される。C側が車両前方側で、C’側が車両後方側である。車両幅方向について車両左側と車両右側の相違を問わずに示す場合には、中心線C−C’線から車両10の外側に向かう方向を、車両外側と呼び、中心線C−C’に向かう方向を車両内側と呼ぶ。車両10が前突として中心線C−C’から車両外側にオフセットしたオフセット衝突を受け、あるいは、側突を受けた場合は、中心線C−C’の右側または左側の説明のみで済む。以下では、車両10は左ハンドルを備え、左ハンドル側にオフセット衝突の衝撃または側突の衝撃を受ける場合について述べる。
車体構造20は、車両前後方向について、車両前方側の下部構造であるフロント側構造22、車室11の下部構造である車室側構造24、及び、車両後方側の下部構造であるリア側構造26に大別される。以下では、車体構造20のうちで、特に車室側構造24について述べる。
フロアパネル28は、車室11の床面を構成するパネル部材である。車体構造20においては、最も車両上方側に配置される部材である。車体構造20における各要素は、フロアパネル28よりも車両下方側に配置される。
左ロッカ30と右ロッカ32は、車両10のドアの下方側において車両前後方向に沿って延び、閉鎖断面で中空部を囲む形状(図3参照)を有し、車両10における剛性確保部材である。フロアパネル28の左端部は左ロッカ30に固定され、フロアパネル28の右端部は右ロッカ32に固定される。ここで固定とは、固定して接続することを意味する。固定手段としては、溶接が用いられ、固定箇所によっては、ボルトとナット、ボルトとねじ穴を用いたねじ締結が用いられる。以下で述べる「固定」についても同様である。
左ロッカ30及び右ロッカ32に対して車両内側にそれぞれ配置されて車両前後方向に延びる部材は、サイドメンバと呼ばれる。サイドメンバのうち、フロント側構造22における部分は、左フロントサイドメンバ34及び右フロントサイドメンバ36である。サイドメンバのうち、リア側構造26における部分は、左リアサイドメンバ38及び右リアサイドメンバ40である。サイドメンバのうち、車室側構造24における部分は、左側フロアサイドメンバ50及び右側フロアサイドメンバ52である。以下では、左側フロアサイドメンバ50を、左側フロアメンバ50と呼び、右側フロアサイドメンバ52を右側フロアメンバ52と呼ぶ。
左側フロアメンバ50は、前端部が左フロントサイドメンバ34に固定されており、後端部が左リアサイドメンバ38に固定される。左側フロアメンバ50は、上面視において車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する左傾斜部54を有する。同様に、右側フロアメンバ52は、前端部が右フロントサイドメンバ36に固定されており、後端部が右リアサイドメンバ40に固定される。右側フロアメンバ52は、上面視において車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する右傾斜部56を有する。左傾斜部54と右傾斜部56によって、左側フロアメンバ50と右側フロアメンバ52の間隔は、前端部側から車室11側に向かって幅方向に広がる。この広がった領域を利用して、従来よりも幅方向の寸法が大きい大容量のバッテリ16が配置される。なお、車体構造20は、中心線C−C’に対して左右対称であるので、「上面視」について、図1Bの紙面の上方側であるIB方向から見ても、車両上方側から見ても、車両左側、車両右側、車両外側、車両内側の意味は同じである。以下では、特に断らない限り、IB方向から見た底面図を用る。
左傾斜部54を有する左側フロアメンバ50と右傾斜部56を有する右側フロアメンバ52の間隔を車両幅方向に広げると、上面視で左側フロアメンバ50及び右側フロアメンバ52は、車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜して曲がった形状となる。車両10がオフセット衝突や側突の衝撃を受けると、曲りの変極点で折れ曲がることが生じ得る。ブレース部60は、左傾斜部54と右傾斜部56の間を接続して左側フロアメンバ50及び右側フロアメンバ52の耐衝撃性を向上させるために設けられる補強部材である。
なお、バッテリ16の支持方法は、フロアパネル28、左側フロアメンバ50、右側フロアメンバ52、場合によっては、左ロッカ30、右ロッカ32等を用いて行われるが、バッテリ16の外形等の仕様により適宜変更される。
図2は、図1BにおけるII部の拡大図である。ブレース部60は、第1ブレース部材62、第2ブレース部材64、及び、第3ブレース部材66を組み合わせた複合部材である。
第1ブレース部材62は、ブレース部60のうちで最も車両前方側に配置される部材である。第1ブレース部材62は、中心線C−C’側の中央部材70、中央部材70と一体で車両左側に延びる左部材72、及び、中央部材70と一体で車両右側に延びる右部材74を含む。中央部材70は、中心線C−C’に対し、ほぼ垂直で、車両幅方向に平行に延びる。左部材72は、中心線C−C’に対し、中央部材70から車両左側へ車両後方側に向かって傾斜して延びる。右部材74は、中心線C−C’に対し、中央部材70から車両右側へ車両後方側に向かって傾斜して延びる。
第2ブレース部材64は、ブレース部60のうちで最も車両後方側に配置される部材である。第2ブレース部材64は、中心線C−C’に対し、ほぼ垂直で、車両幅方向に平行に延びる。第1ブレース部材62と異なり、中央部材、左部材、右部材の区別がない。
第3ブレース部材66は、第1斜めブレース部材76、及び、第1斜めブレース部材76と一体の第2斜めブレース部材78を含む。第1斜めブレース部材76と第2斜めブレース部材78は、共に、中心線C−C’に対し傾斜した部材であるが、傾斜の方向が互いに異なり、中心線C−C’付近で交差して一体となる交叉部材である。
左側フロアメンバ50及び右側フロアメンバ52は曲り部分を有して衝撃を受けた場合に折れ曲がりやすい。上記構成によれば、左傾斜部54と右傾斜部56の間を、ブレース部60で接続する。これによって、衝撃に対して左側フロアメンバ50と右側フロアメンバ52がそれぞれ単体で対応するのではなく、ブレース部60で接続されて一体化された左側フロアメンバ50と右側フロアメンバ52の全体で対応するので、車体の耐衝撃性が向上する。
第1ブレース部材62、第2ブレース部材64、及び、第3ブレース部材66は、いずれも、左側フロアメンバ50及び右側フロアメンバ52と固定される。以下に、これらの固定関係を述べる。
左側フロアメンバ50の左傾斜部54に、左第1固定部80及び左第1固定部80よりも車両後方側の左第2固定部82が設けられる。左第1固定部80は、左フロントサイドメンバ34と左側フロアメンバ50とが互いに固定されて接続される左側フロアメンバ50の前端部またはその近傍に設けられる。左傾斜部54と右傾斜部56の車両外側への傾斜が終わって、左側フロアメンバ50と右側フロアメンバ52の間隔が一定になった位置を左傾斜部54の後端部81とすると、左第2固定部82は、左傾斜部54の後端部81よりも車両前方側に設けられる。図2の例では、左傾斜部54の後端部81と、左第1固定部80とのほぼ中間位置に左第2固定部82が設けられる。
同様に、右側フロアメンバ52の右傾斜部56に、右第1固定部84及び右第1固定部84よりも車両後方側の右第2固定部86が設けられる。右第1固定部84は、右フロントサイドメンバ36と右側フロアメンバ52とが互いに固定されて接続される右側フロアメンバ52の前端部またはその近傍に設けられる。左傾斜部54と右傾斜部56の車両外側への傾斜が終わって、左側フロアメンバ50と右側フロアメンバ52の間隔が一定になった位置を右傾斜部56の後端部85とすると、右第2固定部86は、右傾斜部56の後端部85よりも車両前方側に設けられる。図2の例では、右傾斜部56の後端部85と、右第1固定部84とのほぼ中間位置に右第2固定部86が設けられる。
第1ブレース部材62は、左部材72の先端部である左端部が左第1固定部80に固定され、右部材74の先端部である右端部が右第1固定部84に固定される。これにより、第1ブレース部材62の中央部の部材である中央部材70は、左第1固定部80及び右第1固定部84のいずれよりも車両前方側に張り出して配置される。
第2ブレース部材64は、車両幅方向に延びる左端部が左第2固定部82に固定され、右端部が右第2固定部86に固定される。図1Aに示すように、大容量のバッテリ16は、第2ブレース部材64に近接して、車両後方側に配置される。
第3ブレース部材66の第1斜めブレース部材76は、左端部が左第1固定部80に固定され、右端部が右第2固定部86に固定される。これにより、第1斜めブレース部材76は、左側フロアメンバ50の前端部の近傍と、右側フロアメンバ52の右傾斜部56のほぼ中間位置とを結んで斜行する方向に延びる。第2斜めブレース部材78は、左端部が左第2固定部82に固定され、右端部が右第1固定部84に固定される。これにより、第2斜めブレース部材78は、左側フロアメンバ50の左傾斜部54のほぼ中間位置と、右側フロアメンバ52の前端部の近傍とを結んで斜行する方向に延びる。
上記のように、ブレース部60は、第1ブレース部材62、第2ブレース部材64、及び、第3ブレース部材66が互いに組み合わされて構成されるので、左傾斜部54、右傾斜部56との間で、三角形や多角形の複数のトラス形状が形成される。これによって、例えば、三つの棒材が互いに独立して左傾斜部54と右傾斜部56とを接続する場合に比較し、車体の耐衝撃性が向上する。
第1ブレース部材62、第2ブレース部材64、及び、第3ブレース部材66が、左側フロアメンバ50及び右側フロアメンバ52と固定されるだけでは、ブレース部60は、中心線C−C’付近でフロアパネル28から浮いた状態である。ブレース部60を中心線C−C’付近でフロアパネル28と固定するために、フロアパネル28と一体化しているトンネル部90におけるトンネル左リインフォースメント92とトンネル右リインフォースメント94とが用いられる。
図3を用いて、トンネル部90、トンネル左リインフォースメント92、トンネル右リインフォースメント94と、フロアパネル28、左ロッカ30、右ロッカ32、左側フロアメンバ50、右側フロアメンバ52、及び、ブレース部60の関係を示す。図3は、図2のIII−III’線に沿った断面図である。図3に図1Aで述べたIB方向を示す。
トンネル部90は、車両幅方向において左側フロアメンバ50と右側フロアメンバ52の間に配置され、且つ、フロアパネル28について車両上方側に張り出し車両前後方向に延びる構造体である。トンネル部90の張出部分には、車両10の駆動軸、バッテリ16等に関する電力線と信号線等が配置される。
トンネル左リインフォースメント92及びトンネル右リインフォースメント94は、トンネル部90において、車両幅方向の両縁部の車両下方側にそれぞれ設けられる。トンネル左リインフォースメント92及びトンネル右リインフォースメント94は、断面が山高帽に似たハット型と呼ばれる形状を有し、鍔付開口を有する筒型の部材である。ハット型の鍔部は、フロアパネル28に固定される。ブレース部60は、ハット型の頂面の平坦部に固定される。
図3には、左側フロアメンバ50、右側フロアメンバ52、左ロッカ30、右ロッカ32、及び、ブレース部60について、それぞれの断面形状が示される。左側フロアメンバ50及び右側フロアメンバ52の断面は、トンネル左リインフォースメント92、トンネル右リインフォースメント94と同様に、断面が山高帽に似たハット型と呼ばれる形状である。ハット型の鍔部は、フロアパネル28に固定される。ブレース部60は、ハット型の頂面の平坦部に固定される。左ロッカ30及び右ロッカ32は、閉鎖断面で中空部を取り囲む形状を有する。ブレース部60も、閉鎖断面で中空部を取り囲む形状を有する。ハット型断面形状、閉鎖断面で中空部を取り囲む形状を有するこれらの部材は、車体構造20における衝撃等に対する剛性確保に寄与する。
図3に戻り、ブレース部60は、トンネル左リインフォースメント92と、固定部100,102,104,106で固定され、トンネル右リインフォースメント94と、固定部110,112,114,116で固定される。
第1ブレース部材62は、トンネル左リインフォースメント92と固定部100で固定され、トンネル右リインフォースメント94と固定部110で固定される。固定部100は、第1ブレース部材62における中央部材70と左部材72との境界付近をトンネル左リインフォースメント92に固定する。同様に、固定部110は、第1ブレース部材62における中央部材70と右部材74との境界付近をトンネル右リインフォースメント94に固定する。第2ブレース部材64は、トンネル左リインフォースメント92と固定部106で固定され、トンネル右リインフォースメント94と固定部116で固定される。
第3ブレース部材66は、トンネル左リインフォースメント92と固定部102,104で固定され、トンネル右リインフォースメント94と固定部112,114で固定される。固定部102は、第3ブレース部材66の第1斜めブレース部材76をトンネル左リインフォースメント92に固定する。固定部104は、第3ブレース部材66の第2斜めブレース部材78をトンネル左リインフォースメント92に固定する。固定部112は、第3ブレース部材66の第2斜めブレース部材78をトンネル右リインフォースメント94に固定する。固定部114は、第3ブレース部材66の第1斜めブレース部材76をトンネル右リインフォースメント94に固定する。
このように、ブレース部60は、左傾斜部54と右傾斜部56に固定されると共に、トンネル左リインフォースメント92及びトンネル右リインフォースメント94にも固定される。これにより、三角形や多角形の複数のトラス形状の各頂点がそれぞれ固定されるので、車体の耐衝撃性が一層向上する。図2では、例として、斜線を付して、1つのトラス形状120を示す。
上記構成の作用効果について、図4から図9を用いてさらに詳細に説明する。図4と図5は、車両10が前突としてオフセット衝突の衝撃を受けた場合の作用効果を示す図であり、図6と図7は、車両10が側突の衝撃をうけた場合の作用効果を示す図であり、図8と図9は、シミュレーションによる評価結果を示す図である。
図4は、車両10が前突として、車両左側にオフセットした衝撃力F0を受けた場合を示す図である。左側フロアメンバ50は、左傾斜部54を有して曲り形状となっているので、曲り形状の変曲点のうち、車両前方側の変曲点の近傍の位置で衝撃力は2方向に分かれ、これによって左側フロアメンバ50は車両内側方向の曲げ入力を受ける。左側フロアメンバ50が受ける曲げ入力に対し、図2で示した多角形のトラス形状120を含め、左側フロアメンバ50と、トンネル左リインフォースメント92と、ブレース部60とで形成される三角形のトラス形状122,124,126が受け止める。これによって、左側フロアメンバ50の変形を抑制し、耐衝撃性が向上する。
図5は、車両10がオフセット衝突によって受けた衝撃力F0が、ブレース部60の第1ブレース部材62、第2ブレース部材64、及び、第3ブレース部材66に分散されることを示す図である。衝撃力F0は、第1ブレース部材62の中央部材70と右部材74を経由する衝撃力伝達経路と、第2ブレース部材64を経由する衝撃力伝達経路と、第3ブレース部材66の第1斜めブレース部材76を経由する衝撃力伝達経路に分散される。分散された衝撃力は、トンネル左リインフォースメント92にF2として伝達され、トンネル右リインフォースメント94にF3として伝達され、右側フロアメンバ52にF4として伝達される。
図4は、左側フロアメンバ50を主としてブレース部60の三角形や多角形の複数のトラス形状が曲げ入力を受け止める。これに対し、図5では、ブレース部60を経由することで、トンネル左リインフォースメント92、トンネル右リインフォースメント94、右側フロアメンバ52の剛性も左側フロアメンバ50の変形を抑制するのに寄与する。
また、上記のように、衝撃力F0は複数の衝撃力伝達経路に分散されるので、それぞれの衝撃力伝達経路が受ける衝撃力の大きさはF0よりも小さい。すなわち、ブレース部60を構成する第1ブレース部材62、第2ブレース部材64、第3ブレース部材66がそれぞれ分担する衝撃力はF0より小さくなる。したがって、第1ブレース部材62、第2ブレース部材64、及び、第3ブレース部材66の断面形状を小型にできる。
図6は、車両10が側突による衝撃力F1を受けた場合を示す図である。左側フロアメンバ50は、左傾斜部54を有して曲り形状となっているので、曲り形状の変曲点のうち、車両後方側の変曲点の近傍の位置で衝撃力は2方向に分かれる。これによって左側フロアメンバ50は図4のオフセット衝突の場合とは異なる方向の曲げ入力を受ける。左側フロアメンバ50が受ける曲げ入力に対し、図2で示した多角形のトラス形状120を含め、左側フロアメンバ50と、トンネル左リインフォースメント92と、ブレース部60とで形成される三角形のトラス形状122,124,126が受け止める。これによって、左側フロアメンバ50の変形を抑制し、耐衝撃性が向上する。
図7は、車両10が側突によって受けた衝撃力F1が、ブレース部60の第1ブレース部材62、第2ブレース部材64、第3ブレース部材66に分散されることを示す図である。衝撃力F1は、第1ブレース部材62の左部材72と中央部材70を経由する衝撃力伝達経路と、第2ブレース部材64を経由する衝撃力伝達経路と、第3ブレース部材66の第2斜めブレース部材78を経由する衝撃力伝達経路に分散される。分散された衝撃力は、トンネル左リインフォースメント92にF2として伝達され、トンネル右リインフォースメント94にF3として伝達され、右側フロアメンバ52にF4として伝達される。
オフセット衝突の図5の場合と同様に、図7では、ブレース部60を経由することで、トンネル左リインフォースメント92、トンネル右リインフォースメント94、右側フロアメンバ52の剛性も左側フロアメンバ50の変形を抑制するのに寄与する。
また、上記のように、衝撃力F1は複数の衝撃力伝達経路に分散されるので、それぞれの衝撃力伝達経路が受ける衝撃力の大きさはF1よりも小さい。すなわち、ブレース部60を構成する第1ブレース部材62、第2ブレース部材64、第3ブレース部材66がそれぞれ分担する衝撃力はF1より小さくなる。したがって、側突の衝撃を受ける観点からも、第1ブレース部材62、第2ブレース部材64、及び、第3ブレース部材66の断面形状を小型にできる。
上記作用効果をシミュレーションによって確認した結果を図8と図9に示す。これらの図は、車両10が前突としてオフセット衝突の衝撃を受けた場合について、左側フロアメンバ50とフロアパネル28の変形の分布をシミュレーションで求めた図である。これらの図において、大きな変形または損傷を受けた部分を黒塗して示す。
図8は、比較例として、ブレース部60を備えない車体構造についてのシミュレーション結果を示す図である。車両10がオフセット衝突の衝撃を受けると、車両10の前部構造の左側が損傷を受け、左前輪12が車両後方側に移動し、車体構造に一部乗り上げる。シミュレーションの結果によると、左側フロアメンバ50の左傾斜部54の曲りの変曲点のうち、車両後方側の変曲点において、損傷130が発生している。また、フロアパネル28については、トンネル部90の縁部と左側フロアメンバ50との間の領域の広い部分に損傷132が発生している。
図9は、ブレース部60を備える車体構造20についてのシミュレーション結果を示す図である。車両10がオフセット衝突の衝撃を受けると、車両10の前部構造の左側が損傷を受け、左前輪12が車両後方側に移動し、車体構造に一部乗り上げる。この部分については、図8の結果とほぼ同じである。図8と異なるのは、フロアパネル28に発生する損傷134が格段に少ないことである。図9に示す部分より車両後方側では損傷がほとんど発生せず、図示しないが、左側フロアメンバ50の左傾斜部54の曲りの変曲点における損傷も生じていない。このように、上面視で車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する左傾斜部54を有する左側フロアメンバ50を含む車体構造20において、ブレース部60を備えることで、左側フロアメンバ50やフロアパネル28等に対する耐衝撃性が向上する。
上記では、上面視で車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する傾斜部を有する左側フロアメンバ50及び右側フロアメンバ52を含む車体構造20について述べた。車両10が前突としてオフセット衝突による衝撃を受け、例えば、左前輪12が左側フロアメンバ50を直撃するような場合、左前輪12は、ブレース部60が配置される位置の近傍を直撃することがシミュレーションで確認された。これを考えると、上面視において、傾斜部を有さずに、車両前後方向に平行して真直ぐ延びるサイドメンバを備える従来技術の車体構造においても、ブレース部60を設けることの作用効果が期待できる。
図10は、図1Bに対応する図で、従来技術にブレース部60を追加した場合の車体構造19を示す図である。車体構造19は、上面視において、左サイドメンバ140と右サイドメンバ142は傾斜部を有せず、車室側構造24の全体を通して車両前後方向に対しほぼ平行に延びる。ブレース部60は、車室側構造24において、バッテリ15の配置領域よりも車両前方側に設けられ、左サイドメンバ140と右サイドメンバ142の間を接続する。
図11は、ブレース部60を設ける前の従来技術の車体構造を有する車両10が前突としてオフセット衝突による衝撃を受けて、左前輪12が左サイドメンバ140を直撃した場合の損傷について、シミュレーションを行った結果である。図12は、図1Aの車体構造20からブレース部60を取り去って、車両10が前突としてオフセット衝突による衝撃を受けて、左前輪12が左側フロアメンバ50を直撃した場合の損傷について、シミュレーションを行った結果である。これらの図において、大きな変形または損傷を受けた部分を黒塗して示す。
図11と図12において、左前輪12が直撃した箇所の周囲の損傷の程度を比較すると、図11の損傷150の発生位置と、図12の損傷152の発生位置は、ほぼ同じ位置である。ブレース部60を備える車体構造20における図9のシミュレーション結果と合わせると、図10に示す車体構造19においても、ブレース部60の作用効果として、車体構造が期待できる。
6 路面、8 利用者、10 車両、11 車室、12 左前輪、14 左後輪、15,16 バッテリ、19,20 車体構造、22 フロント側構造、24 車室側構造、26 リア側構造、28 フロアパネル、30 左ロッカ、32 右ロッカ、34 左フロントサイドメンバ、36 右フロントサイドメンバ、38 左リアサイドメンバ、40 右リアサイドメンバ、50 左側フロア(サイド)メンバ、52 右側フロア(サイド)メンバ、54 左傾斜部、56 右傾斜部、60 ブレース部、62 第1ブレース部材、64 第2ブレース部材、66 第3ブレース部材、70 中央部材(中央部)、
72 左部材、74 右部材、76 第1斜めブレース部材、78 第2斜めブレース部材、80,82,84,86,100,102,104,106,110,112,114,116 固定部、81,85 後端部、90 トンネル部、92 トンネル左リインフォースメント、94 トンネル右リインフォースメント、120,122,124,126 トラス形状、130,132,134,150,152 損傷、140 左サイドメンバ、142 右サイドメンバ。

Claims (4)

  1. 上面視で車両前方側から車両後方側に向かって車両外側に傾斜する傾斜部を有する左側フロアメンバ及び右側フロアメンバと、
    前記左側フロアメンバの前記傾斜部である左傾斜部、及び、前記右側フロアメンバの前記傾斜部である右傾斜部の間を接続するブレース部と、
    を備える、車体構造。
  2. 前記ブレース部は、
    前記左傾斜部及び前記右傾斜部にそれぞれ固定された左右端部が中央部よりも車両後方側に向かって傾斜している第1ブレース部材と、
    前記第1ブレース部材よりも車両後方側に設けられ、左右端部が前記左傾斜部及び前記右傾斜部にそれぞれ固定された第2ブレース部材と、
    前記第1ブレース部材の左端部と前記第2ブレース部材の右端部との間を結び、且つ、前記第1ブレース部材の右端部と前記第2ブレース部材の左端部を結ぶ交叉形状の第3ブレース部材と、
    を含む、請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記左傾斜部に左第1固定部及び前記左第1固定部よりも車両後方側の左第2固定部が設けられており、
    前記右傾斜部に右第1固定部及び前記右第1固定部よりも車両後方側の右第2固定部が設けられており、
    前記ブレース部において、
    前記第1ブレース部材は、前記左第1固定部及び前記右第1固定部に固定されており、
    前記第2ブレース部材は、前記左第2固定部及び前記右第2固定部に固定されており、
    前記第3ブレース部材は、前記左第1固定部及び前記右第2固定部に固定された第1斜めブレース部材、及び、前記左第2固定部及び前記右第1固定部に固定された第2斜めブレース部材を含んで構成される、請求項2に記載の車体構造。
  4. 車両幅方向において前記左側フロアメンバ及び前記右側フロアメンバの間に配置され、且つ、フロアパネルについて車両上方側に張り出し車両前後方向に延びるトンネル部と、
    前記トンネル部において、車両幅方向の両縁部の車両下方側にそれぞれ設けられている左右一対のトンネルリインフォースメントと、
    を備え、
    前記第1ブレース部材、前記第2ブレース部材、及び、前記第3ブレース部材は、前記左右一対のトンネルリインフォースメントのそれぞれに固定されている、請求項2または3に記載の車体構造。
JP2018025395A 2018-02-15 2018-02-15 車体構造 Active JP6950561B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018025395A JP6950561B2 (ja) 2018-02-15 2018-02-15 車体構造
CN201910116975.3A CN110155174B (zh) 2018-02-15 2019-02-13 车身构造
EP19156836.9A EP3527465B1 (en) 2018-02-15 2019-02-13 Vehicle body structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018025395A JP6950561B2 (ja) 2018-02-15 2018-02-15 車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019142250A true JP2019142250A (ja) 2019-08-29
JP6950561B2 JP6950561B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=65433538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018025395A Active JP6950561B2 (ja) 2018-02-15 2018-02-15 車体構造

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP3527465B1 (ja)
JP (1) JP6950561B2 (ja)
CN (1) CN110155174B (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004338421A (ja) * 2003-05-12 2004-12-02 Nissan Motor Co Ltd 車体構造
JP2013047029A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Mitsubishi Motors Corp 車両における高圧電線の配設構造
JP2013199206A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Mazda Motor Corp 自動車のサブフレーム構造
JP2014148192A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の下部車体構造
JP2016168922A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 三菱自動車工業株式会社 車体下部骨格構造
JP2017087990A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 マツダ株式会社 フロントサブフレーム構造

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7273230B2 (en) * 2004-05-05 2007-09-25 Toyota Technical Center Usa, Inc. Tension shackle x-brace
JP5001608B2 (ja) * 2006-09-04 2012-08-15 本田技研工業株式会社 後部車体構造
CN201610175U (zh) * 2009-12-30 2010-10-20 上海坤孚企业(集团)有限公司 车架纵梁
CN201737054U (zh) * 2010-06-18 2011-02-09 中国第一汽车集团公司 溃缩吸能式副车架
FR2972169B1 (fr) * 2011-03-01 2013-11-08 Courb Chassis modulaire a longerons cintres pour vehicule electrique
JP5734026B2 (ja) * 2011-03-02 2015-06-10 本田技研工業株式会社 自動車の車体前部構造
CN202243660U (zh) * 2011-08-09 2012-05-30 桂林电子科技大学 一种四轮农用车框式底盘
CN202272075U (zh) * 2011-09-29 2012-06-13 北汽福田汽车股份有限公司 汽车地板纵梁和汽车地板总成
US8708401B2 (en) * 2012-03-22 2014-04-29 Ford Global Technologies, Llc Crash brace for energy management
JP2014112524A (ja) * 2012-11-12 2014-06-19 Ricoh Co Ltd 非水電解液蓄電素子
JP5679133B2 (ja) 2013-09-03 2015-03-04 三菱自動車工業株式会社 電気自動車のバッテリ搭載構造
DE102014004166A1 (de) * 2014-03-22 2015-09-24 Audi Ag Kraftfahrzeug und Hinterwagenmodul hierfür
JP6120445B2 (ja) * 2014-03-24 2017-04-26 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造
JP6044796B2 (ja) * 2014-08-29 2016-12-14 マツダ株式会社 車両の前部車体構造
CN104554440A (zh) * 2014-12-18 2015-04-29 北京新能源汽车股份有限公司 一种新能源电动汽车车身梁架
JP6187487B2 (ja) * 2015-01-21 2017-08-30 マツダ株式会社 車両の下部車体構造
BR112017015883A2 (pt) * 2015-02-10 2018-03-27 Honda Motor Co Ltd estrutura de extremidade traseira de corpo de veículo
CN206384028U (zh) * 2016-10-17 2017-08-08 宝沃汽车(中国)有限公司 车架梁、后副车架和车辆
CN107089267A (zh) * 2017-04-25 2017-08-25 中恒天汽车集团汽车技术有限公司 一种车架、汽车底盘及汽车

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004338421A (ja) * 2003-05-12 2004-12-02 Nissan Motor Co Ltd 車体構造
JP2013047029A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Mitsubishi Motors Corp 車両における高圧電線の配設構造
JP2013199206A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Mazda Motor Corp 自動車のサブフレーム構造
JP2014148192A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の下部車体構造
JP2016168922A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 三菱自動車工業株式会社 車体下部骨格構造
JP2017087990A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 マツダ株式会社 フロントサブフレーム構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6950561B2 (ja) 2021-10-13
EP3527465B1 (en) 2021-04-28
CN110155174A (zh) 2019-08-23
EP3527465A1 (en) 2019-08-21
CN110155174B (zh) 2021-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9067627B2 (en) Vehicle body front part structure
JP4283780B2 (ja) 車体のフロア構造
JP4400548B2 (ja) 車体下部構造
JP6478031B2 (ja) 車体下部骨格構造
JP5494942B2 (ja) 車両の前部構造
JP6487977B2 (ja) 車両後部構造
JP2016164051A (ja) バッテリユニット搭載構造
JP4875558B2 (ja) 車体フレーム構造
JP5842890B2 (ja) 車両の車体前部構造
JP5867115B2 (ja) 車両の下部車体構造
JP6984494B2 (ja) 車体構造
JP6369427B2 (ja) 車両下部構造
JP2008137419A (ja) 自動車の車体前部構造
JP5686586B2 (ja) 自動車用車体骨格における補強構造
JP5772389B2 (ja) 車両前部構造
JP2006312351A (ja) 車両の車体構造
JP4616015B2 (ja) 三角窓補強構造
JP2019142250A (ja) 車体構造
JP6213171B2 (ja) 車両のフロア構造
JP6335086B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JP6380809B2 (ja) 車両のバッテリ搭載構造
JP6942430B2 (ja) 車両前部構造
JP7213292B2 (ja) 車体後部構造
JP2019209954A (ja) バッテリ支持構造
JP2024022084A (ja) 車体後部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210906

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6950561

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151