JP2019141375A - コマ玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】バトルゲームの途中で局面を大きく変化させることができるコマ玩具を提供すること。【解決手段】回転させたコマ同士を衝突させるバトルゲームに使用されるコマ玩具において、胴部の外周の少なくとも一部を構成し軸心方向で隣設され、常態で互いに接近し、外力によって互いに離間する2つの挟持部材と、を備え、前記2つの挟持部材には、前記相手方のコマ玩具の胴部の外周の摺接によって前記2つの挟持部を互いに離間させて前記相手方のコマ玩具の胴部の外周を一時的に挟み持つ挟持部が形成されていることを特徴とする。【選択図】図12

Description

本発明はコマ玩具に関するものである。
コマ玩具を使用したバトルゲームとして、コマ玩具を互いに衝突させ、その衝撃力によって相手方のコマ玩具の回転を止めたり、相手方のコマ玩具を弾き飛ばしたり、相手方のコマ玩具を分解させたりするものがある。
このようなバトルゲーム用コマ玩具は、相手方のコマ玩具と衝突する部分、即ち胴部の周面にブレード(攻撃部材)を形成し、そのブレードを衝突させることとしている。また、コマ玩具の軸部に対する胴部本体の回転位置に応じてブレードの胴部本体に対する突出量を変化させるものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6258541号公報
しかしながら、この種のコマ玩具では、基本的に、転倒したり分解されたりする間に、コマ玩具同士が衝突したり、弾き飛ばされたりを繰り返すだけであり、意外性に欠けるとともに、ゲーム展開を大きく変化させ得るものではなかった。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、意外性があり、ゲーム展開を大きく変化させることができるコマ玩具を提供することを目的とする。
第1の手段は、回転させたコマ同士を衝突させるバトルゲームに使用されるコマ玩具において、胴部の外周の少なくとも一部を構成し軸心方向で隣設され、常態で互いに接近し、外力によって互いに離間する2つの挟持部材と、を備え、前記2つの挟持部材には、前記相手方のコマ玩具の胴部の外周の摺接によって前記2つの挟持部を互いに離間させて前記相手方のコマ玩具の胴部の外周を一時的に挟み持つ挟持部が形成されていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記挟持部は前記胴部外周に沿って形成されていることを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段において、前記2つの挟持部材の少なくとも一方を付勢し常態で互いに接近させる付勢手段を備えたことを特徴とする。
第4の手段は、第1の手段〜第3の手段のいずれか一の手段において、前記胴部には、前記相手方のコマ玩具の胴部の外周を前記2つの挟持部材の間に導くための導入部がさらに形成されていることを特徴とする。
第5の手段は、第1の手段〜第4の手段のいずれか一の手段において、前記挟持部には凹凸が形成されていることを特徴とする。
第6の手段は、第1の手段〜第5の手段のいずれか一の手段において、前記2つの挟持部材のうちの少なくとも一方は前記軸心を取り囲む環状部品によって構成されていることを特徴とする。
第7の手段は、第1の手段〜第6の手段のいずれか一の手段において、前記2つの挟持部材のうちの一方の挟持部と他方の挟持部との間の距離が円周方向で異なっていることを特徴とする。
第1の手段によれば、回転させたコマ同士が衝突した際に、上下の挟持部によって相手方のコマ玩具の胴部の外周を一時的に挟持するので、動作に意外性があるとともに、自分のコマ玩具を含め、相手方のコマ玩具を急激に減速させることができ、ゲーム展開を大きく変えることができる。
第2の手段によれば、挟持部が外周に沿って形成されているので、回転に伴って、上下の挟持部によって相手方のコマ玩具の胴部の外周を長い時間挟持できることになる。
第3の手段によれば、確実に2つの挟持部材を接近させておくことができる。。
第4の手段によれば、導入部が設けられているため、相手方のコマ玩具の胴部の外周を受け入れやすくなる。
第5の手段によれば、挟持部に凹凸が形成されていることにより、制動効果をより高めることができる。
第6の手段によれば、外周の広い範囲に挟持部を設けることができる。
第7の手段によれば、2つの挟持部のうちの一方の挟持部と他方の挟持部との間の距離が円周方向で異なっているので、円周方向で挟持力を変化させることができ、変化に富むゲームが行えることになる。
実施形態のコマ玩具を用いたバトルゲームの様子を示した斜視図である。 コマ玩具の分解斜視図である。 コマ玩具の軸部及びフライホイールの半部を示した縦断斜視図である。 コマ玩具の胴部を下方から見た状態を示した斜視図である。 コマ玩具の胴部を上方から見た状態を示した分解斜視図である。 コマ玩具の胴部を下方から見た状態を示した分解斜視図である。 コマ玩具の2つの挟持部を半径方向の一方向から見た図である。 コマ玩具の2つの挟持部を半径方向の他方向から見た図である。 コマ玩具の胴部と軸部の結合構造を示した一部断面図である。 ランチャの斜視図である。 コマ玩具の2つの挟持部の初期状態を示した図である。 コマ玩具の2つの挟持部の挟持状態を示した図である。
以下、本発明のコマ玩具を図面に示した実施形態に基づいて説明する。
(全体)
図1は、コマ玩具を用いて行われるバトルゲームの一例の様子を示した斜視図である。
このバトルゲームは、コマ玩具同士の衝突を通じて勝敗を競うものである。図2は、このバトルゲームで使用される実施形態のコマ玩具1の分解斜視図である。このコマ玩具1は軸部10、フライホイール30及び胴部40を備える。
(細部)
1.軸部10及びフライホイール30
図3は、軸部10及びフライホイール30の半部を示した斜視図である。この半部に対して残りの半部は点対称となっている。なお、軸部10の説明において、上下、左右、前後は図4に示す方向を言うものとする。
このうち軸部10は、下端部に接地部である回転軸11、上下方向中間部に鍔12、上端部に円筒体13を備える。
鍔12と円筒体13とは一体に形成されている。円筒体13の軸心には柱体14が設けられている。この柱体14の上端部は天井部となっており、その天井部14a の外周には前後それぞれに半径方向外方に張り出す爪17が1個ずつ形成されている。この柱体14は、軸下部10aに固定して設けられている。軸下部10aの外周面は、鍔12側から回転軸11の先端側に向けて段階的に縮径し、全体として略逆円錐状に形成されている。この軸下部10aは、図示しないねじ等によって鍔12に固定されている。
鍔12及び円筒体13には、前後それぞれに孔15が1個ずつ鍔12及び円筒体13に亘って形成されている。また、円筒体13の外周面には、左右それぞれに突出部16が1個ずつ形成されている。各突出部16の外面は鍔12の外周面と面一となっている。
また、軸部10は円筒状の押圧部材18を備えている。押圧部材18は、柱体14の上端部の外側に嵌まり合う形の環状の天板18bを有するとともに、内部は中空で下方に開口している。この押圧部材18は、円筒体13の内側で柱体14を取り囲むようにして設置されている。押圧部材18の下端部外周には、前後それぞれに半径方向外方に張り出す脚部18aが1個ずつ形成されている。
この押圧部材18は、各脚部18aがそれに対応する孔15から露出するように組み付けられる。この孔15は脚部18aの上下方向の移動を許容するが、孔15の上縁で上方への移動を規制する。また、押圧部材18は、ばね19によって上方に付勢されている。
なお、押圧部材18の上面には、左右それぞれに半径方向に延びる凸条(突起)20が1個ずつ形成されている。
2.フライホイール30
フライホイール30は環状に形成されている。フライホイール30の底面内周側には軸部10の鍔12を下方から収容可能な環状段部30aが形成されている。このフライホイール30の上面には左右それぞれに上方に向けて張り出す突出部31が1個ずつ形成されている。各突出部31の下側部分には、軸部10の突出部16を下方から収容可能な凹部32が形成されている。また、フライホイール30の上面には、各突出部31の直ぐ外側に上方に延びる舌片33が形成されている。舌片33は突出部31よりも上方に突出している。
3.胴部40
図4は、コマ玩具1の胴部40を下方から見た状態を示した斜視図である。
胴部40は、全体として円盤状を成している。この胴部40は、図5に示すように、胴部基体41、上面カバー42、上側挟持部材43及び下側挟持部材44を備える。胴部40の説明において、左右、前後は図5に示す方向を言うものとする。
図5に示すように、胴部基体41の上面には凹部41aが形成されている。この凹部41aは、軸心を挟む前後方向で対峙して起立する2つの縁壁41b,41bと、軸心を挟む左右方向で対峙する2つの高台41c,41cによって区画されている。
凹部41cの中央には円形の孔41dが形成されている。凹部41aには、各縁壁41bの直ぐ内側に孤状のスリット41eが1個形成されている。各高台41cには挿通孔41fが1個形成されている。また、一方の高台41cには孔41gが形成され、他方の高台41cには突起41hが形成されている。
図6に示すように、胴部基体41の下面には、孔41dの縁を下方に延出した形の円筒壁41iが形成されている。円筒壁41iの下端内周には、軸心を挟んで対峙する2つの箇所それぞれに、爪41jが1個ずつ形成されている。各爪41jの下面には、円周方向の一端部に、放射方向に延びる凸条を円周方向に所定間隔で複数本配した起伏部41kが形成されている。
また、胴部基体41の下面には、各高台41cの下側となる位置に、柱状の雌ねじ部41lとばね掛け部41mとが1個ずつ形成されている。
上面カバー42は胴部基体41の上に取り付けられる。
図6に示すように、上面カバー42の下面には、上記胴部基体41の各挿通孔41fに対応する箇所に柱状部42aが形成されている。また、上面カバー42の下面には、上記胴部基体41の孔41gに対応する箇所に孔42bが形成されるとともに、上記胴部基体41の突起41hに対応する箇所に孔42cが形成されている。
この上面カバー42は金属製で、孔42cに突起41hを嵌合させ、各挿通孔41fに柱状部42aを嵌合させた状態でカシメ留めすることによって胴部基体41に取り付けられる。これによって、上面カバー42は胴部基体41の2つのスリット41e,41eを除いた箇所を被覆する。
下側挟持部材44は胴部基体41の下に取り付けられる。
下側挟持部材44はリング部材によって構成されている。下側挟持部材44の上面には、内周の縁全体に沿って起立する縁壁44aが形成されている。この縁壁44aには、軸心を左右方向で挟んで対峙する2つの箇所それぞれに、挿通孔44bが1個ずつ形成されている。縁壁44aは、平面視で各挿通孔44bの隣に位置する箇所が内周に向けて窪む凹部44cとなっている。縁壁44aの外側には、前後に各2つずつガイド突起44dが設けられている。
下側挟持部材44の外周部は、様々な先端形状を持つ小ブレード44eによって形成されている。小ブレード44eの上面は山形又は平坦となっており、この小ブレード44eの上面によって、細かい凹凸から構成される挟持部44fが形成されている。この挟持部44fは、全体として、水平面に対して正弦波状に湾曲している。なお、挟持部44fの挟持面は、凹凸に代えて或いは凹凸を有する摩擦抵抗の大きいゴムによって形成してもよい。
この下側挟持部材44は、各挿通孔44bから上記胴部基体41の雌ねじ部41lに各雄ねじ44gを螺合させることによって、胴部基体41に取り付けられる。
上側挟持部材43はリング部材によって構成されている。この上側挟持部材43は、その一部が胴部基体41と下側挟持部材44との間に置かれ、所定範囲で上下動可能に構成されている。
上側挟持部材43の上面には、内周の縁全体に沿って垂下する縁壁43aが形成されている。この縁壁43aには、下側挟持部材44の各凹部44cに対応する箇所にはばね掛け部43bが形成されている。また、縁壁43aの外周には、上記下側挟持部材44のガイド突起44dに対応する箇所にガイド溝43cが設けられている。
上側挟持部材43の外周部は、様々な先端形状を持つ小ブレード43dによって形成されている。小ブレード43dの下面は山形又は平坦となっており、この小ブレード43dの下面によって、細かい凹凸から構成される挟持部43eが形成されている。この挟持部43eは、全体として、水平面に対して正弦波状に湾曲している。なお、挟持部43eの挟持面は、凹凸に代えて或いは凹凸を有する摩擦抵抗の大きいゴムによって形成してもよい。
この上側挟持部材43は、ガイド突起44dとガイド溝43cとを合致させ、下側挟持部材44に上方から上側挟持部材43を嵌合させた状態で、下側挟持部材44を胴部基体41へ取り付けることによって、胴部基体41に取り付けられる。その際に、胴部基体41のばね掛け部41mと上側挟持部材43のばね掛け部43bとの間にばね43fを介装させる。これによって、上側挟持部材43は下側挟持部材44に向けて付勢される。なお、ばね43fを介装させないで、上側挟持部材43の自重によって下側挟持部材44に向けて付勢しておくことも可能である。
図7は、胴部40を半径方向の一方向から見た図、図8は、胴部40を半径方向の他方向から見た図である。
これらの図に示すように、上側挟持部材43の挟持部43eと、下側挟持部材44の挟持部44fとの距離は、円周方向で大きくなったり、小さくなったりするように設定されている。ここで、上側挟持部材43の挟持部43eと下側挟持部材44の挟持部44fとの距離が大きくなる箇所が導入口45を構成している。この導入口45は、相手方のコマ玩具1Aの胴部の外周を、コマ玩具1の回転に伴って、上側挟持部材43の挟持部43eと下側挟持部材44の挟持部44fとの間に導く。
(コマ玩具1の組立方法)
次に、コマ玩具1の全体の組立方法を説明する。なお、このときには胴部40の組立は終了しているものとする。
先ず、軸部10の突出部16を下方からフライホイール30の凹部32に合致させるようにして、軸部10とフライホイール30を嵌合状態に組み付ける。次に、この組付け体を胴部40に下方から近付ける。
そして、フライホイール30の舌片33を下方から胴部40の弧状スリット41eの一端部に挿入する。この状態では、軸部10の爪17が2つの爪41jの間に位置している。この状態が結合解除状態である。その後、上記組付け体の軸部10を胴部40側に押圧する。すると、まず、フライホイール30が胴部40の下面に押し当てられる。さらに、軸部10内のスプリング19が縮みながら押圧部材18が下がり、軸部10の爪17が胴部40の爪41jよりも上方に相対的に押し上げられる。すると、胴部40の爪41jが軸部10の爪17の下側にくる。そして、軸部10をフライホイール30と一体的に所定方向(コマ玩具1の回転方向とは反対の方向)に回転させると、爪17と爪41jとが上下で重なった状態となる。そして、軸部10から手を離すと、軸部10内のスプリング19の付勢力によって、図9に示すように、軸部10の爪17の下面と胴部40の爪41jの上面とが当接される。この状態、すなわち軸部10の爪17の下面と胴部40の爪41jの上面とが当接された状態が結合状態である。これにより、凸条20と起伏部41kが噛合して、コマ玩具1が組み立てられる。
(遊び方等)
続いて、このコマ玩具1を使用しての遊び方の一例を説明する。
この場合、コマ玩具1の回転力のチャージは、図10示すランチャ(発射装置)60によって行われる。このランチャ60は、内部に図示しない円板を備え、その円板を図示しないゼンマイばねで一の回転方向に付勢するとともに、円板の周囲に卷回させた図示しない紐をハンドル61で引くと、円板が回転され、コマホルダー62が回転されるように構成されている。このコマホルダー62の回転は、下方に突設されたフォーク63によってコマ玩具1に伝達され、コマ玩具1を回転させる。この場合、フォーク63は胴部40の弧状スリット41eに差し込まれる。そして、ランチャ60のハンドル61を引き切ると、円板ひいてはコマホルダー62の回転が停止する一方で、コマ玩具1は慣性力によって尚も回転するので、フォーク63の傾斜面63aに倣ってコマ玩具1がコマホルダー62から外れる。
このようにして発射されたコマ玩具1は、所定のフィールドで所定方向に回転され、相手方のコマ玩具1Aに衝突すると、相手方のコマ玩具1Aの胴部外周が導入口45に入る(図11参照)。これにより、相手方のコマ玩具1Aの胴部の外周が挟持部43e又は挟持部44fの間に導かれ、上下側挟持部材43はばね43fの付勢力に抗して上昇し(図12参照)、挟持部43e又は挟持部44fによって一時的に挟持され、相手方のコマ玩具1Aの回転が減速させられる。このとき、自己のコマ玩具1の回転も減速させられる。また、相手方のコマ玩具1Aの胴部の外周が挟持部43eに当たった時にも、上下側挟持部材43はばね43fの付勢力に抗して上昇し(図12参照)、挟持部43e又は挟持部44fによって一時的に挟持され、相手方のコマ玩具1Aの回転が減速させられる。
一方で、衝突による衝撃力によって、自己のコマ玩具1の胴部40には軸部10及びフライホイール30の回転方向に対して反対方向の力が作用し、それによって、胴部40が軸部10及びフライホイール30の回転方向に対して反対方向に相対的に回転する。
そうして、胴部40の下面の起伏部41kと凸条20とは、胴部40に対して軸部10が相対回転をするに伴って、噛み合い位置を変更する。そして係止解除位置に達すると、胴部40の爪41jと軸部10の爪17との係止が解除され、軸部10内のばね19の付勢力によって胴部40が軸部10から離反する。
(本発明の変形)
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は、かかる実施形態には限定されず、種々の変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、2つの挟持部材43,44で画成される導入口45を設けたが、どちらかの挟持部材の摺接部が突出しているものであってもよい。要は、回転に伴う、相手方のコマ玩具1Aとの摺接によって当該コマ玩具1Aの胴部の外周が2つの挟持部材43,44の挟持部43e,44f間に導かれることである。
また、上記実施形態では、上側挟持部材43を下側挟持部材44に向けて付勢しているが、反対に、下側挟持部材44を上側挟持部材43に向けて付勢してもよいし、上側挟持部材43及び下側挟持部材44の双方を互いに接近する方向に付勢してもよい。
さらに、上側挟持部材43と下側挟持部材44は環状でなくてもよく、円周方向に部分的に存在していてもよい。
1 コマ玩具
10 軸部
40 胴部
41 胴部基体
42 上面カバー
43 上側挟持部材
43e 挟持部
44 下側挟持部材
44f 挟持部
第1の手段は、回転させたコマ同士を衝突させるバトルゲームに使用されるコマ玩具において、胴部の外周の少なくとも一部を構成し軸心方向で隣設され、常態で互いに接近し、外力によって互いに離間する2つの挟持部材と、を備え、前記2つの挟持部材には、相手方のコマ玩具の胴部の外周の摺接によって前記2つの挟持部を互いに離間させて前記相手方のコマ玩具の胴部の外周を一時的に挟み持つ挟持部が形成されていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記挟持部は前記胴部外周に沿って形成されていることを特徴とする。
第1の手段は、回転させたコマ同士を衝突させるバトルゲームに使用されるコマ玩具において、胴部の外周の少なくとも一部を構成し軸心方向で隣設され、常態で互いに接近し、外力によって互いに離間する2つの挟持部材と、を備え、前記2つの挟持部材には、相手方のコマ玩具の胴部の外周の摺接によって前記2つの挟持部材を互いに離間させて前記相手方のコマ玩具の胴部の外周を一時的に挟み持つ挟持部が形成されていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記挟持部は前記胴部の外周に沿って形成されていることを特徴とする。

Claims (7)

  1. 回転させたコマ同士を衝突させるバトルゲームに使用されるコマ玩具において、胴部の外周の少なくとも一部を構成し軸心方向で隣設され、常態で互いに接近し、外力によって互いに離間する2つの挟持部材と、を備え、前記2つの挟持部材には、前記相手方のコマ玩具の胴部の外周の摺接によって前記2つの挟持部を互いに離間させて前記相手方のコマ玩具の胴部の外周を一時的に挟み持つ挟持部が形成されていることを特徴とするコマ玩具。
  2. 前記挟持部は前記胴部外周に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコマ玩具。
  3. 前記2つの挟持部材の少なくとも一方を付勢し常態で互いに接近させる付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコマ玩具。
  4. 前記胴部には、前記相手方のコマ玩具の胴部の外周を前記2つの挟持部材の間に導くための導入部がさらに形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のコマ玩具。
  5. 前記挟持部には凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のコマ玩具。
  6. 前記2つの挟持部材のうちの少なくとも一方は前記軸心を取り囲む環状部品によって構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のコマ玩具。
  7. 前記2つの挟持部材のうちの一方の挟持部と他方の挟持部との間の距離が円周方向で異なっていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のコマ玩具。
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