JP6261786B1 - コマ玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転中に機能変化を行うコマ玩具を提供すること。【解決手段】胴部40の外周に攻撃用の張出し部43aを有するコマ玩具において、前記張出し部43aは、前記コマ玩具の回転方向の後側に向けて上り勾配を有するように水平面に対して所定の傾きを有する傾斜溝部分を持つガイド溝47と当該ガイド溝47に挿入される突子とを介して胴部本体に係合し、前記コマ玩具の回転中に前記張出し部43aが受ける力に応じて上下動することを特徴とする。【選択図】図10

Description

本発明はコマ玩具に関するものである。
コマ玩具を使用したバトルゲームとして、コマ玩具を互いに衝突させ、その衝撃力によって相手方のコマ玩具の回転を止めたり、相手方のコマ玩具を弾き飛ばしたり、相手方のコマ玩具を分解させたりするものがある。
このようなコマ玩具では、攻撃力や防御力を変更させるための工夫がされている。例えば、攻撃力や防御力を変更できる形状の張出し部を有するアタッチメントを玩具本体に取り付けたりしている(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3083443号公報
ところが、特許文献1に開示されたアタッチメントの場合、当該アタッチメントを裏返して玩具本体に取り付けることによって、表と裏とで攻撃力や防御力を変化させるようにしている。しかしながら、この作業は面倒である。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、回転中に機能変化を行うコマ玩具を提供することを目的とする。
第1の手段は、
胴部の外周に攻撃用の張出し部を有するコマ玩具において、
前記張出し部は、前記コマ玩具の回転方向の後側に向けて上り勾配を有するように水平面に対して所定の傾きを有する傾斜溝部分を持つガイド溝と当該ガイド溝に挿入される突起とを介して胴部本体に係合し、前記コマ玩具の回転中に当該張出し部が受ける力の方向に応じて前記胴部本体に対して上下動するように構成され、
前記胴部本体は上板及び下板から構成され、前記上板及び前記下板にはそれぞれ溝壁形成部が形成され、前記上板と前記下板とを組み付けることで前記上板の溝壁形成部と前記下板の溝壁形成部とが合わさって前記ガイド溝が形成されるように構成され、
前記張出し部側には前記突起が形成されていることを特徴とする。
前記コマ玩具の回転中に張出し部が受ける力には、慣性力、重力又は衝撃力が含まれる。この場合の、衝撃力は相手方のコマ玩具やフィールドを画成する壁などへの衝突によって生じる。
第2の手段は、第1の手段において、前記ガイド溝は、前記回転方向の後端部に、前記傾斜溝部分に連接された平坦溝部分、又は、前記傾斜溝部分よりも傾斜の緩やかな緩傾斜溝部分を有することを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段において、前記張出し部を複数有し、この複数の前記張出し部は、前記胴部本体と同じ軸心を有するリングに形成されていることを特徴とする。
第1の手段によれば、コマ玩具の回転中に張出し部受ける力によって当該張出し部が上下動するので、相手方のコマ玩具から回転中に受ける衝撃力を緩和させたり、回転途中で攻撃機能を変化させたりすることができる。
また、第1の手段によれば、胴部本体側にガイド溝が形成されているため、張出し部の大きさによらずに広い範囲で張出し部を動作させることができる。
さらに、第1の手段によれば、上板と下板それぞれに溝壁形成部を形成することで、突起と溝との係合構造を簡素化することができる。
第2の手段によれば、平坦溝部分や緩傾斜溝部分と傾斜溝部分とでは抵抗が異なるので、序盤と終盤とで張出し部の動作に変化を持たせることができる。
第3の手段によれば、複数の張出し部をリングに形成しているため、その組立てが容易となる。
実施形態に係るコマ玩具とコマ発射装置とを示した斜視図である。 第1実施形態のコマ玩具の遊び方を説明するための斜視図である。 第1実施形態のコマ玩具の半断面斜視図である。 第1実施形態のコマ玩具の分解斜視図で、半断面で示している。 第1実施形態のコマ玩具の胴部の斜視図である。 第1実施形態のコマ玩具の上板を下方から見た状態の斜視図である。 第1実施形態のコマ玩具の下板を上方から見た状態の斜視図である。 第1実施形態のコマ玩具のリングを上方から見た状態の斜視図である。 第1実施形態のコマ玩具の溝を説明するための図である。 第1実施形態のコマ玩具の張出し部の動作を説明するため図であり、(A)は下動したときの図、(B)は上動したときの図である。 第2実施形態のコマ玩具の溝を説明するための図である。
以下、本発明のコマ玩具を図面に示した実施形態に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のコマ玩具1及びコマ発射玩具60を備えた玩具セットを示している。
このうちコマ玩具1は、いわゆるバトルゲームに使用することが可能なコマ玩具である。このコマ玩具1は、例えば、互いの衝突による衝撃力で相手方のコマ玩具1を図2に示すように分解させて遊ぶようなバトルゲームに使用される。
このコマ玩具1は、図3及び図4に示すように、軸部10、フライホイール30及び胴部40によって構成されている。なお、図3及び図4ではコマ玩具1を半断面にして示しているが、図示しない半部は、軸心Xに対して軸対称となっている。なお、本明細書において上下、左右、前後は図4に示す方向を言うものとする。
図4に示すように、軸部10は、下端部に回転軸11、上下方向中間部に鍔12、上端部に円筒体13を備えている。
このうち鍔12と円筒体13とは一体に形成されている。円筒体13の中央には柱体14が設けられている。この柱体14の上端部には前後2箇所のそれぞれに半径方向外方に張り出す爪17が形成されている。この柱体14は、軸下部10aに固定して設けられている。軸下部10aは、鍔12側から回転軸11の先端側に向けて段階的に縮径し、全体として略逆円錐状に形成されている。この軸下部10aは、図示はしないがねじ等によって鍔12に固定されている。
鍔12及び円筒体13には、前後2箇所のそれぞれに孔15が鍔12及び円筒体13に亘って形成されている。また、円筒体13の外周面には、左右2箇所のそれぞれに突出部16が形成されている。各突出部16の外面は鍔12の外周面と面一となっている。
また、軸部10は円筒状の押圧部材18を備えている。この押圧部材18は、円筒体13の内側で柱体14を取り囲むようにして設置されている。押圧部材18の下端部外周には、前後2箇所のそれぞれに半径方向外方に延びる脚部18aが形成されている。
このように構成された押圧部材18は、図4に示すように、各脚部18aが上記孔15から露出するように組み付けられる。この孔15は脚部18aの上下方向の移動を許容するが、孔15の上縁で上方への移動を規制している。また、押圧部材18はスプリング19によって上方に付勢され、常態では、押圧部材18の上端面は円筒体13の上端と略同一高さ位置にある。
なお、押圧部材18の上面には、左右2箇所のそれぞれに半径方向に延びる凸条(突起)20が形成されている。
フライホイール30は環状に形成されている。フライホイール30の底面内周側には軸部10の鍔12の外周部を下方から収容可能な環状段部30aが形成されている。このフライホイール30の上面には左右の2箇所のそれぞれに上方に向けて張り出す突出部31が形成されている。各突出部31の下側部分には、軸部10の突出部16を下方から収容可能な凹部32が形成されている。また、フライホイール30の上面には、各突出部31の直ぐ外側に上方に延びる舌片33が形成されている。舌片33は突出部31よりも上方に突出している。
図5は、胴部40を上方から見た斜視図、図6は、上板41を下方から見た斜視図、図7は、下板42を上方から見た斜視図、図8は、リング43を上方から見た斜視図である。
胴部40は、上板41、下板42及びリング43を備えている。なお、以下「回転方向上流」とはコマ玩具1の回転方向前側を、「回転方向下流」とはコマ玩具1の回転方向後側を言うものとする。
上板41の中央には円形の孔41aが形成されている。また、上板41の下側の孔41aの縁には、軸心を挟んで互いに対峙する2箇所のそれぞれに半径方向内方に張り出す突起41bが形成されている。この突起41bは図4に示す円筒状の飾り部品44を取り付けるためのものである。すなわち、実施形態では、自他のコマ玩具1を識別するための飾り部品44が用意されている。この飾り部品44として、互いに上面の色や形状が異なるものが複数用意されている。この飾り部品44は円柱形で外周面に上記突起41bが嵌まり込む溝44aが形成されている。そして、溝44aの入り口と突起41bとを上下方向で合致させた後、飾り部品44を所定方向に回転させて溝44aの縁と突起41bとを係合させることで、飾り部品44が上板41に取り付けられる。
また、上板41には、フライホイール30の舌片33を下方から挿入可能な弧状スリット41cが、軸心を挟んで互いに対峙する2箇所のそれぞれに形成されている。各スリット41cの幅は、円周方向の一端側が広く、他端側が狭くなっている。
さらに、上板41の下側には、軸心を挟んで互いに対峙する2箇所のそれぞれに円筒状のボス41dが形成されている。ボス41dの孔の内面には雌ねじ(図示せず)が形成されている。
また、上板41の下面は軸心と直交する面(水平面)を構成している。この上板41の下面外周部には下方に突出する突出片41eが計6個形成されている。各突出片41eは下方から見て弧状に形成されている。また、各突出片41eは、半径方向外方から見て鋸歯状に形成されている。すなわち、各突出片41eは、回転方向上流端に位置し上板41の下面と直角をなす垂下面41lと、回転方向上流部に位置し垂下面411の下端に連なるとともに軸心に直交する平坦面412と、回転方向下流側に位置し平坦面412に連なり回転方向上流側に向けて上昇する傾斜面413とを有する。この各突出片41eは、隣り合う突出片41e,41eの間に存する上板41の下面と相まって溝壁形成部410を構成する。上板41の下面外周部には、このような突出片41eが円周方向に等間隔に計6個形成されている。
図7に示すように、下板42には、上記孔41aの径と同じ大きさの内径を有する内側の環状壁(円筒部)42aが下方に突出して形成されている。環状壁42aの下端部内面には軸心を挟んで対峙する2箇所のそれぞれに爪42bが半径方向内方に張り出して形成されている。さらに、各爪42bの下面の端には、軸部10の上記凸条20に噛合する凹部が複数連続して形成された起伏部42cが形成されている。
また、下板42には、上板41の各スリット41cの下に位置する孤状スリット42dと、上記上板41の各ボス41dが挿入される孔42eとが形成されている。
また、下板42の外周には外側の環状壁41fが形成されている。そして、環状壁41fには、壁の一部を切り欠いて形成された溝壁形成部420が設けられている。この溝壁形成部420は、垂下面411に当接する起立面421と、平坦面412に対向する平坦面と422と、傾斜面413に対向する傾斜面423と、隣り合う突出片41e,41eの間に存する上板41に対向する平坦面424とを連ねた組を円周方向に計6個並べて形成されている。
そして、この溝壁形成部420と上記溝壁形成部410とは、上板41と下板42とを互いに組付けた際に互いに噛合し合い、上板41及び下板42から構成される胴部本体の外周には図9に示すガイド溝47が計6個形成される。
ここで、各ガイド溝47について説明すれば、各ガイド溝47は、回転方向上流側から後端側に向けて上昇する傾斜溝部分47aと、回転方向下流部に位置し前記傾斜溝部分47aに連なる平坦溝部分47aとを有する。
リング43の外周には半径方向外方に張り出す攻撃用の張出し部43aが円周方向に等間隔に計6個形成されている。張出し部43aの上面はほぼ平坦となっている。一方、張出し部43aの下面は、リング43の半径方向外方から見ると、下面が回転方向上流端から回転方向下流側に向けて下降し、回転方向下流部が上昇している傾斜形状となっている。
また、リング43の内周には各ガイド溝47に1つずつ挿入される突子43bが形成されている。突子43bは半径方向内方から見て菱形に形成されている。
このリング43は次のようにして上板41及び下板42に組み付けられる。
すなわち、上板41と下板42とを組み付ける前に、例えば、上板41を逆さにしておき、その上に逆さにしたリング43を載せ、その上に下板42を逆さにして載せる。そして、ワッシャ付きの雄ねじ(図示せず)を下板42側から上板41のボス41dの雌ねじに螺合させる。これにより、リング43が上板及び下板42に組み付けられる。
次に、コマ玩具1全体の組立方法を説明する。
なお、ここでは、軸部10と胴部40それぞれの組立は、図4に示したように、既に終了しているものとする。
まず、軸部10の突出部16を下方からフライホイール30の凹部32に合致させるようにして、軸部10とフライホイール30を嵌合状態に組み付ける。次に、この組付け体を胴部40に下方から近付ける。この際、上記組付け体のフライホイール30の舌片33をスリット42dを通して胴部40の弧状スリット41cに挿入する。この状態は、軸部10の爪17と胴部40の爪42bとが上下方向で重なっていない状態である。この状態が結合解除状態である。その後、上記組付け体の軸部10を胴部40側に押圧する。すると、まず、フライホイール30が胴部40の下面に押し当てられる。さらに、軸部10内のスプリング19が縮み押圧部材18が下がり、軸部10の爪17が胴部40の爪42bよりも上方に相対的に押し上げられる。そして、軸部10をフライホイール30と一体的に胴部40に対して所定方向に回転させる。すると、軸部10の爪17と胴部40の爪42bとが上下で重なった状態となる。そして、軸部10から手を離すと、軸部10内のスプリング19の付勢力によって、軸部10の爪17の下面と胴部40の爪42bの上面とが当接される。この状態、すなわち軸部10の爪17の下面と胴部40の爪42bの上面とが当接された状態が結合状態である。これにより、軸部10とフライホイール30及び胴部40とが結合され、コマ玩具1が組み立てられる。
続いて、このコマ玩具1を使用しての遊び方の一例を説明する。
図1は、コマ玩具1を回転駆動させるコマ発射玩具の一例を示した斜視図である。
この遊び方の一例では、コマ玩具1を回転させて、相手方のコマ玩具1とバトルを行う。
この場合、コマ玩具1の回転力のチャージは、コマ発射玩具60によって行われる。このコマ発射玩具60は、内部に図示しない円板を備え、その円板を図示しないゼンマイばねで一の回転方向に付勢するとともに、円板の周囲に卷回させた図示しない紐をハンドル61で引くと、円板が回転され、コマホルダー62が回転するように構成されている。このコマホルダー62の回転は、下方に突設されたフォーク63によってコマ玩具1に伝達され、コマ玩具1を回転させる。この場合、フォーク63は胴部40の弧状スリット41cに差し込まれ、孤状スリット41cの狭幅側に係合する。そして、コマ発射玩具60のハンドル61を引き切ると、円板ひいてはコマホルダー62の回転が停止する一方で、コマ玩具1は慣性力によって尚も回転するので、フォーク63の傾斜面63aに倣ってコマ玩具1がコマホルダー62から外れる。
このようにして発射されたコマ玩具1は所定のフィールドで所定方向に回転させられ、相手方のコマ玩具1に衝突すると、衝突による衝撃力によって、胴部40には、軸部10及びフライホイール30の回転方向とは反対の方向の力が作用し、それによって、胴部40が軸部10及びフライホイール30の回転方向に対して反対の方向に相対的に回転する。
すると、胴部40下面の起伏部42cと凸条20とは、胴部40に対して軸部10が相対回転するに伴って、噛み合い位置を変更する。そして、係止解除位置に達すると、胴部40の爪42bが軸部10の爪17から外れるため、軸部10内のスプリング19の付勢力によって胴部40が軸部10から離反する。そして、コマ玩具1は、図2に示したように分解される。
このようにしてバトルの勝敗は決せられるが、バトル中或いはバトル前に張出し部43aは次のように動作する。
すなわち、図10(A)に示した状態にあるコマ玩具1は、相手方のコマ玩具と張出し部43aが衝突してコマ玩具1の下流側に向けて衝撃を受けると、張出し部43aが回転方向下流側上方に逃げて衝撃を吸収及び緩和する。一方で、衝撃を受けた張出し部43aが上昇して相手方のコマ玩具の胴部の上方に位置することになるので、相手方のコマ玩具を下方に打ち下ろすことになる。
また、コマ発射玩具1による回転力のチャージ中にはコマ玩具1が回転を始めるので、張出し部43aが回転方向下流側上方に移動する。なお、この場合、最初から張出し部43aを回転方向下流側上方に移動させ突子43bをガイド溝の平坦溝部分47bに位置させておいて回転力のチャージをしてもよい。その後、コマ玩具1を発射させると、胴部本体に衝撃を受けたときにリング43ひいては張出し部43aに働く慣性力によって突子43bがガイド溝の平坦溝部分47bから外れ、張出し部43aが下降する。すると、コマ玩具1の重心が低くなるので、コマ玩具1の回転の安定性が増すとともに、張出し部43aが下がるので攻撃機能が変化することになる。
(第2実施形態)
図11は第2実施形態のコマ玩具のガイド溝を示している。このコマ玩具のガイド溝47は、回転方向上流側に位置する傾斜溝部分47aと、回転方向下流側に位置し傾斜溝部分47aよりも傾斜の緩やかな緩傾斜溝部分47cとを有している。この場合の傾斜溝部分47a及び緩傾斜溝部分47cは回転方向下流側に向けて上り勾配を有している。
このようにガイド溝47を傾斜溝部分47a及び緩傾斜溝部分47cで形成することによって次のような作用効果を奏することができる。
傾斜溝部分47aではコマ玩具1の回転速度が弱まる終盤に上昇していた張出し部43aが下降し易く、張出し部43aが最下位置に来たときには重心が安定し、長く回転を維持することができる。一方、緩傾斜部分47cでは、抵抗が小さいので、コマ玩具1の回転速度が速い序盤において、相手方のコマ玩具から回転方向下流側に向けて攻撃を受けた際に回転方向下流側に張出し部43aが移動し易く、相手方のコマ玩具からの攻撃を受け流しやすい。特に、張出し部43aの下面が傾斜面となっている場合には相手方のコマ玩具からの攻撃を受け流しやすい。
なお、第1実施形態及び第2実施形態において、リング43の重量、ガイド溝47の傾斜及びガイド溝47の溝縁の面状態等を適宜に選択することにより、コマ玩具1の回転が停止し正立している状態で、張出し部43aがリング43の重量で最下位置まで下降するように設定することができる。また、同様の選択により、張出し部43aが溝縁の中間位置に留まるように設定することもできる。特に、第2の実施形態では、緩傾斜溝部分47cに突子43bが係合しているときには張出し部43aがそれに対応する位置に留まり、傾斜溝部分47aに突子43bが係合しているときには重量で最下位置まで下降するように設定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、ガイド溝47の傾斜溝部分47aをコマ玩具1の回転方向下流側に向けて上昇するように形成したが、両回転のコマ玩具では、ガイド溝47を半径方向外方から見て台形状又は山状に形成してもよい。
また、6個の張出し部43aはリング43に形成されているが、個々の張出し部43aが個々に胴部本体に組み付けられており、互いに独立して円周方向に往復移動可能となっていてもよい。
また、上記実施形態では、ガイド溝47を鋸歯状の突出片41eと当該突出片41eに類似する形状の切欠き部とによって形成したが、ガイド溝の上半部を上板41に形成し、下半部を下板42に形成してもよい。要は、ガイド溝47が形成されて突子43bがガイド溝47に挿入できることである。
1 コマ玩具
41 上板
42 下板
43 リング
43a 張出し部
43b 突子(突起)
47 ガイド溝
47a 傾斜溝部分
47b 平坦溝部分
47c 緩傾斜溝部分

Claims (3)

  1. 胴部の外周に攻撃用の張出し部を有するコマ玩具において、
    前記張出し部は、前記コマ玩具の回転方向の後側に向けて上り勾配を有するように水平面に対して所定の傾きを有する傾斜溝部分を持つガイド溝と当該ガイド溝に挿入される突起とを介して胴部本体に係合し、前記コマ玩具の回転中に当該張出し部が受ける力の方向に応じて前記胴部本体に対して上下動するように構成され、
    前記胴部本体は上板及び下板から構成され、前記上板及び前記下板にはそれぞれ溝壁形成部が形成され、前記上板と前記下板とを組み付けることで前記上板の溝壁形成部と前記下板の溝壁形成部とが合わさって前記ガイド溝が形成されるように構成され、
    前記張出し部側には前記突起が形成されていることを特徴とするコマ玩具。
  2. 前記ガイド溝は、前記回転方向の後端部に、前記傾斜溝部分に連接された平坦溝部分、又は、前記傾斜溝部分よりも傾斜の緩やかな緩傾斜溝部分を有することを特徴とする請求項に記載のコマ玩具。
  3. 前記張出し部を複数有し、この複数の前記張出し部は、前記胴部本体と同じ軸心を有するリングに形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコマ玩具。
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