JP6431629B1 - コマ玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】興趣性に富んだ攻撃態様を具備するコマ玩具を提供する。
【解決手段】軸部10と軸部10に取り付けられる本体部50と、この本体部50の外周に装着され外部からの衝撃を受けることにより本体部50から分離する装着部材60とを備え、装着部材60が本体部50から分離することで外周部の形状が変化する。
【選択図】図1

Description

本発明はコマ玩具に関するものである。
従来、コマ玩具の移動態様を決める機能を備えた軸部の上側に、対戦相手のコマ玩具を攻撃する機能を備えた胴体が設けられた構造のコマ玩具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3151700号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のコマ玩具では、その攻撃態様が胴体を相手方のコマ玩具に衝突させるだけの単純なものであり、その点で興趣に欠けるところがあった。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、興趣性に富んだ攻撃態様を具備するコマ玩具を提供することを目的とする。
第1の手段は、
軸部と、
前記軸部に取り付けられる本体部と、
この本体部の外周に装着され外部からの衝撃を受けることにより前記本体部から分離する装着部材と、
を備え、
前記装着部材が前記本体部から分離することで外周部の形状が変化し、
前記装着部材の分離後も前記本体部と前記軸部とによって回転し続けることを特徴とするコマ玩具。
第2の手段は、第1の手段において、
コマの回転方向への前記装着部材の前記本体部に対する相対的な移動を阻止して前記装着部材の装着状態を維持させるとともに、外部からの衝撃を受けることにより解除状態となるロック機構が設けられていることを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、
前記ロック機構は、外部からの衝撃を受けることで前記本体部が前記軸部の回転方向とは反対の方向に相対的に所定量回転することにより解除状態となることを特徴とする。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段のいずれか一の手段において、
前記装着部材には、錘が設けられていることを特徴とする。
第5の手段は、第1の手段から第4の手段のいずれか一の手段において、
前記装着部材は、環状に形成されていることを特徴とする。
第6の手段は、第5の手段において、
前記装着部材は、その径が前記本体部の径よりも大きく形成されていることを特徴とする。
第7の手段は、第1の手段から第6の手段のいずれか一の手段において、
前記装着部材は、その外部形状が前記本体部の外部形状と異なるように形成されていることを特徴とする。
第8の手段は、第1の手段から第7の手段のいずれか一の手段において、
前記本体部は、前記装着部材が分離した後、さらに外部からの衝撃を受けることにより前記軸部から分離することを特徴とする。
本発明によれば、コマ玩具が、外部からの衝撃を受けることにより本体部から分離する装着部材を有し、装着部材が本体部から分離することで外周部の形状が変化するようになっている。
このため、コマ玩具が相手方のコマ玩具と衝突すると、その衝撃により装着部材が本体部から外れ、コマ玩具の形状や特性等が変化する。
これにより、1つのコマ玩具によって相手方のコマ玩具に対して様々なバリエーションのある攻撃、バトルを楽しむことが可能となり、興趣性に富んだ攻撃態様を具備するコマ玩具を実現することができる。
また、コマ玩具にロック機構を設けた場合には、外部からの衝撃を受けることにより解除状態とならない限りコマの回転方向と同じ方向への装着部材の相対移動が阻止されて本体部に対する装着部材の装着状態が維持される。このため、ランチャーによってコマ玩具を発射する際等に装着部材が分離してしまうのを防止することができる。他方でロック機構は、装着部材が本体部の回転方向とは反対の方向に相対的に回転することにより解除状態となるため、衝撃を受けた際には装着部材が外れる状態となる。
また、装着部材に錘を備えた場合には、装着部材がある程度の重さを有するため本体部から分離した際にすぐに着地する。このため、装着部材が遠くに飛んで周囲の人に当たったり、紛失してしまうのを防止することができる。
また、装着部材が環状に形成されている場合には、装着部材が一体として本体部から分離する。このため、装着部材が本体部から分離した際に紛失してしまうのを防止することができる。また、装着部材を本体部に取り付ける際にも容易に取り扱うことができる。
また、装着部材の径を本体部の径よりも大きく形成しておくことで、相手方のコマ玩具によって攻撃を受けたときには本体部よりも外側に配置されている装着部材がまず衝撃を受け、本体部よりも先に分離する。これにより、装着部材が装着されている状態と分離後の状態とで、形状や大きさの異なるコマ玩具による攻撃を楽しむことができる。
また、装着部材の径を本体部の径よりも大きく形成して装着部材を本体部の外周に装着したり、装着部材の外部形状を本体部の外部形状と異なるように形成した場合には、装着部材が本体部から分離した際に、胴体の形状や大きさ、その攻撃力、防御力等が大きく変化する。このため、装着部材の分離前後であたかも種類の異なるコマ玩具で攻撃するかのような変化に富んだ攻撃態様を楽しむことができる。
また、装着部材が分離した後、さらに外部からの衝撃を受けることにより本体部が軸部から分離するように構成した場合には、装着部材の分離と本体部の分離という2段階でのコマ玩具の分解を実現することができる。これにより、一層興趣性に富んだコマ玩具を実現することができる。
(a)は、本発明に係るコマ玩具の一実施形態の斜視図であり、(b)は、その遊び方を説明するための図である。 本実施形態のコマ玩具の分解斜視図である。 本実施形態の押圧部材の斜視図である。 本実施形態のコマ玩具の胴部の分解斜視図である。 (a)及び(b)は、本実施形態のコマ玩具から装飾カバー体及び押えリングを取り外した状態を示すコマ玩具の上面図である。 本実施形態のコマ玩具における軸部、性能可変リング及び胴体の係合状態を説明するための図である。 (a)及び(b)は、本実施形態のコマ玩具から装飾カバー体を取り外した状態を示すコマ玩具の上面図である。 本実施形態のコマ玩具を回転駆動させるランチャーの一例を示した斜視図である。
以下、本発明のコマ玩具を図面に示した実施形態に基づいて説明する。
《全体構成》
図1(a)は、本発明に係るコマ玩具の一実施形態の斜視図、図1(b)は、その遊び方を説明した図、図2は、本実施形態のコマ玩具1の分解斜視図である。本明細書においては、上下、左右及び前後は図2に示した向きを言うものとする。
図1(a)に示すように、本実施形態のコマ玩具1は、いわゆるコマバトルゲームに使用することが可能なコマ玩具である。具体的に、このコマ玩具1は、互いの衝突による衝撃力で相手方のコマ玩具を図1(b)のように分解させて勝利とするようなバトルゲームに使用できる。
このコマ玩具1は、図2に示すように、下部構造を構成しドライバとなる軸部10と、上部構造を構成する性能可変リング30及び胴体40とによって構成されている。胴体40は、性能可変リング30を介して軸部10に取り付けられるようになっている。
《細部構成》
1.軸部10について
図2に示すように、軸部10は、下端部に回転軸11、上下方向中間部に鍔12、上部に円筒部13を備えている。
このうち鍔12と円筒部13とは一体に形成され軸部上部を構成し、この鍔12及び円筒部13は軸部下部に対してビス(図示省略)で固定されている。
軸部下部は、鍔12側から回転軸11の先端側に向けて段階的に窄んだ形状で、全体として略逆円錐状に形成されている。
鍔12及び円筒部13には、上下方向に沿ったコマ玩具1全体の軸線と一致する回転軸11の軸線Ax(以下、単に「軸線Ax」という。)を挟み、前後方向で対峙する部位2箇所それぞれに、孔14が形成されている。一方、軸部下部には、鍔12の孔14に対応した位置に半径方向外方に張り出す突片11aが形成されている。この突片11aは鍔12の孔14の下方に位置している。この突片11aの上面は後述の座部を構成する。
また、円筒部13には、軸線Axを挟み左右方向で対峙する部位2箇所それぞれに突出部15が形成されている。この突出部15の外面は鍔12の外周面と面一となっている。さらに、軸部下部には、突出部15に対応した位置に半径方向外方に張り出す突出部11bが形成されている。そして、突出部15,11bの箇所で軸部下部に鍔12及び円筒部13がビス(図示省略)で固定されている。
また、円筒部13の内側には円柱体16が立設されている(図2では、上面のみ図示)。この円柱体16の基端部は軸部下部に連結されている。この円柱体16の上端は特に限定はされないが円筒部13の上端よりも高い位置に設定されている。この円柱体16の上端部には軸線Axを挟み前後方向で対峙する部位2箇所それぞれに半径方向外側に張り出す爪17が形成されている。
また、軸部10は円筒状の押圧部材18を備えている。押圧部材18は合成樹脂で形成されているが金属製であってもよい。この押圧部材18は、円筒部13の内側に円柱体16の外周を取り囲むようにして設置されている。
図3は、押圧部材18を斜め上方向から見た斜視図である。
図3に示すように、押圧部材18は、円筒部18aと、天井部18bと、脚部18cとを備えている。
円筒部18aの上端に天井部18bが設けられている。この天井部18bには、円柱体16の上端部に対応する形状の孔18dが形成されている。
また、円筒部18aの外周下端部に脚部18cが設けられている。この脚部18cは軸線Axを挟み前後方向で対峙する部位2箇所それぞれに形成されている。この脚部18cは、円筒部18aから水平に張り出す水平部180c、水平部180cの先端から垂直下方に延びる鉛直部181cとから形成されている。
そして、このように構成された押圧部材18は、図2に示すように、脚部18cが上記孔14に挿入されるようにして設置される。孔14は上下方向の寸法が脚部18cの長さ寸法よりも大きく設定されている。また、押圧部材18はスプリング(図示省略)によって上方に付勢されている。そして、この押圧部材18は、脚部18cが孔14の上縁で上方への移動が規制され、常態では、押圧部材18の上端は円筒部13の上端と同一高さ位置にある。
また、押圧部材18の天井部18bの上面には、軸線Axを挟み左右方向で対峙する部位2箇所それぞれに半径方向に延びる凸条(突起)21が形成されている。
2.性能可変リング30について
本実施形態では、性能可変リング30としてフライホイールが用いられている。
図2等に示すように、この性能可変リング30は略円環板状を成している。この性能可変リング30の底面には軸部10の鍔12が下方から収容可能な環状段部(図示省略)が内周側に形成されている。また、この性能可変リング30の上面には軸線Axを挟み左右方向で対峙する部位2箇所それぞれに上方に向けて張り出す突出部32が形成されている。各突出部32の下側部分には、軸部10の突出部15を下方から収容可能な凹部33が形成されている。また、性能可変リング30の上面には、各突出部32の直ぐ外側に上方に延びる舌片34が形成されている。舌片34は突出部32よりも上方に突出している。なお、この性能可変リング30としては、フライホイールに代えて或いはフライホイールと一体的で、外周面に突出部があって相手方のコマ玩具を攻撃し易くしたものや、外周面に凹部があって相手方のコマ玩具からの攻撃を受け難いものを使用してもよい。
3.胴体40について
胴体40は、軸線Axを中心軸とする略円盤状を成している。
図2に示すように、胴体40の外周面には、複数の凹凸が形成されている。また、胴体40には、性能可変リング30の舌片34を下方から挿入可能な弧状スリット46が、軸線Axを挟んで対峙する部位2箇所それぞれに形成されている。各弧状スリット46の周方向長さは舌片34が十分に移動し得る長さとなっている。
本実施形態では、胴体40は、本体部50と、この本体部50に装着され外部からの衝撃を受けることにより本体部50から分離する装着部材60と、を備えている。
図4は、本実施形態における胴体40の分解斜視図である。
図4に示すように、本体部50は、ほぼ円盤状の基体51と、基体51の上側に配置される押えリング52及び装飾カバー体53と、装飾カバー体53を基体51に係止する係止部材54とを有している。
基体51は、軸線Axを中心軸とする略円盤状となっており、その外周には凹凸が形成されている。
基体51には、軸線Axを挟んで対峙する部位2箇所それぞれに弧状スリット46aが形成されている。弧状スリット46aは、後述の装飾カバー体53に設けられている弧状スリット46bとともに、胴体40の弧状スリット46を構成する。
後述するように、コマ玩具1を組み立てる際には、軸部10と性能可変リング30とを嵌合状態に組み付けて形成された組み付け体を胴体40に取り付けるが、このとき、組付け体の性能可変リング30の舌片34を胴体40の弧状スリット46の所定の側の端に合致させる(図5(b)参照)。
基体51の一対の弧状スリット46aのうちの一方には、コマ玩具1の組み立て時の結合状態において性能可変リング30の舌片34が突き当てられる側の端(以下、これを「突き当て端部」という。)の近傍であって弧状スリット46aの突き当て端部の延長線上に軸孔511が形成されている。この軸孔511には、ストッパ部材55が取り付けられている。
具体的には、ストッパ部材55は、取り付け状態において軸線Axに平行して延在する軸部551と、この軸部551の上部に設けられた略V字状のV字係止部552とを有しており、軸部551が軸孔511に取り付けられることで、V字係止部552が、軸部551の軸線を回転中心として揺動可能に構成されている。
また、軸孔511が形成されている側に位置する弧状スリット46aには、弧状スリット46aの円弧形状に沿う溝部512が突き当て端部に連設されている。この溝部512には、ストッパ押圧部材56が取り付けられている。
具体的には、ストッパ押圧部材56は、溝部512の形状に沿うように形成された脚部561と、この脚部561の上部に設けられた略Y字型の押圧部562とを有しており、溝部512に脚部561が挿入されて、溝部512に沿って移動可能となっている。
押圧部562は、ストッパ部材55と対峙する側の形状がV字係止部552におけるストッパ押圧部材56と対峙する側の形状に対応する形状となっている。
ストッパ押圧部材56は、舌片34が突き当て端部に突き当たる位置まで移動した際に、ストッパ部材55に向かって押圧されるようになっており、ストッパ押圧部材56のY字型の押圧部562がストッパ部材55のV字係止部552と嵌り合う向きで当接し、V字係止部552の向きを所定の向きに固定する。これにより、ストッパ部材55のV字係止部552の一部が、後述する装着部材60の係止凹部62に嵌った状態でロックされる。
本実施形態では、コマ玩具1は、後述するランチャーによって反時計回り方向に後述する図示しないばねの巻き上げが行われ、この巻き上げ方向(すなわち、本実施形態では反時計回り方向、図8参照)とは逆の回転力がコマ玩具1に加えられるようになっている。そして、コマ玩具1は、このような回転力が加えられた際に、舌片34の移動方向(突き当て方向、反時計回り方向)とは逆方向(すなわち、本実施形態では時計回り方向)に回転する。
本実施形態において、ストッパ部材55及びストッパ押圧部材56は、コマ玩具1にこうした回転力が加えられた際に、コマの回転方向(すなわち、本実施形態では時計回り方向)への装着部材60の本体部50に対する相対的な移動を阻止して装着部材60の本体部50への装着状態を維持させるとともに、外部からの衝撃を受けることにより解除状態となるロック機構550を構成する。
基体51の一対の弧状スリット46aにおける軸線Axに近い側の面(すなわち、内側面)には、軸線Axを挟んで対峙する位置にそれぞれ凹部513が形成されている。凹部513には後述する係止部材54の腕部542(図4参照)が嵌るようになっている。これにより、係止部材54の軸線Ax周り方向の位置決めがされるとともに、弧状スリット46aの内側面がほぼ面一となり、舌片34が腕部542に引っ掛からずに円滑に移動することができるようになっている。
また、後述する係止部材54の突起部543(図4参照)に対応する位置には、突起部543の断面形状(本実施形態では四角形状)に対応する形状の貫通孔514が形成されている。貫通孔514は、係止部材54が基体51に組み付けられた際に下方から突起部543を受け入れるようになっている。
基体51の中央には、軸線Axを中心軸とする円孔515が形成されている。この円孔515の内周面下端には、軸線Axを挟んで対峙する部位2箇所それぞれに、半径方向内側に向けて張り出す爪516(図4参照)が突設されている。
また、基体51の下端面のうち、円孔515に連なる中央部には、軸線Axを挟んで対峙する部位2箇所それぞれに、凹凸が連続して形成され、軸部10の上記凸条21に噛み合う起伏部517(図4参照)が形成されている。
押えリング52は、軸線Axを中心軸とする環状の部材であり、基体51の弧状スリット46aよりも半径方向の外側に配置される。押えリング52は、組み立て状態において基体51に嵌合されてこれと一体化され、基体51から独立した周方向の自由な回転移動が規制されている。
押えリング52は、その外径が装着部材60の内径よりも小さく形成されて装着部材60の内側に配置されるとともに、基体51に設けられているストッパ部材55のV字係止部552の少なくとも一部に被さるようになっている。
具体的には、V字係止部552がストッパ押圧部材56に押圧されてV字係止部552の一部が装着部材60の係止凹部62に嵌っている状態において、V字係止部552のうち少なくとも係止凹部62に嵌っている部分に重なり合うように配置される。これにより、V字係止部552の一部が装着部材60の係止凹部62に嵌っている状態においては、押えリング52は装着部材60において半径方向内側に張り出して形成されている張出し係止部61の少なくとも一部に被さり、装着部材60が上方向に外れるのを防いでいる。
押えリング52には、軸線Axを挟んで対峙する部位2箇所それぞれに切欠き部521が形成されている。切欠き部521は、装着部材60の張出し係止部61の周方向の幅よりも大きな幅を有し、押えリング52のうち切欠き部521が張出し係止部61に対応する位置に配置されたときには、張出し係止部61の上方が解放され(図7(b)参照)、装着部材60が上方向に外れることが可能となる。
装飾カバー体53は、軸線Axを中心軸とする略円盤状の部材である。装飾カバー体53は、例えば透明な樹脂等で形成されており、基体51にねじ止め固定されている。
装飾カバー体53は、押えリング52の内径よりもわずかに小さい外径を有しており、押えリング52が装着された基体51の上面であって押えリング52の内側に配置される。装飾カバー体53を設けることにより、基体51の上面に取り付けられているストッパ部材55及びストッパ押圧部材56が装飾カバー体53によって上方から押さえられ、ストッパ部材55及びストッパ押圧部材56が上方向に外れるのが防止される。
装飾カバー体53には、基体51の弧状スリット46aに対応する位置にそれぞれ弧状スリット46bが形成されている。弧状スリット46bは、前述のように基体51の弧状スリット46aとともに、胴体40の弧状スリット46を構成する。
また、基体51の弧状スリット46aの内側面に形成されている凹部513に対応する位置には凹部513と同様の凹部531が形成されている。凹部513と同様に、凹部531に係止部材54の腕部542(図4参照)が嵌ることにより、係止部材54の軸線Ax周り方向の位置決めがされるとともに、弧状スリット46bの内側面がほぼ面一となり、舌片34が腕部542に引っ掛からずに円滑に移動することができる。
なお、装飾カバー体53には、基体51の貫通孔514に対応する位置に係止部材54の突起部543(図4参照)の挿入端側が挿入される孔部が設けられていてもよい。孔部が設けられている場合、係止部材54が基体51に組み付けられた際には、突起部543は基体51の貫通孔514及び装飾カバー体53の孔部を貫通して装飾カバー体53の表面から露出する。なお、装飾カバー体53の下面に孔部に代えて装飾カバー体53の上面まで貫通しない凹部を形成し、突起部543の挿入端側が装飾カバー体53の凹部内にとどまって装飾カバー体53の表面には露出しない構成としてもよい。また、突起部543を装飾カバー体53の裏面にまで達しない長さとし、装飾カバー体53には突起部543の挿入端側を受ける孔部や凹部を設けない構成としてもよい。
係止部材54は、基体51の下側から基体51に組み付けられ、基体51と装飾カバー体53及び基体51と一体化された押えリング52を一体化させて、本体部50を構成するものである。
係止部材54は、環状の本体541を有している。
この本体541の外周であって軸線Axを挟んで対峙する部位2箇所それぞれには、腕部542(図4参照)が上方に向けて立設されている。前述のように腕部542は、基体51の凹部513及びこれに対応する装飾カバー体53の凹部531に嵌め込まれて、その挿入端側が装飾カバー体53の表面側に露出する。
腕部542は、多少のばね性を有していることが好ましく、腕部542を基体51の凹部513及び装飾カバー体53の凹部531に嵌め込むことで、基体51及び装飾カバー体53に係止される。
また、本体541の外周であって腕部542の配置されていない部分には、突起部543(図4参照)が上方に向けて立設されている。突起部543は、基体51の貫通孔514に挿入される。また、装飾カバー体53にも貫通孔514に対応する位置に突起部543を受ける孔部が形成されている場合には、突起部543は孔部514を貫通して装飾カバー体53の孔部にも挿入される。
係止部材54は、腕部542が基体51の凹部513及び装飾カバー体53の凹部531に嵌め込まれることで軸線Ax周り方向の位置決めがされるが、さらに突起部543を設けることにより、本体部50に外部から衝撃が加えられたときでも腕部542が凹部513及び凹部531から外れて位置ずれ等を生ずるのを確実に防止することができる。
装着部材60は、軸線Axを中心軸とする環状の部材である。本実施形態では、装着部材60は基体51の上側に配置される。具体的には、装着部材60の内径は、基体51の上面に配置された装飾カバー体53及び押えリング52の外径よりも大きくなっており、装飾カバー体53及び押えリング52を取り囲むように装着部材60が配置される。
なお、装着部材60の配置位置等はここに例示したものに限定されない。例えば、装着部材60の内径を基体51の外径よりも大きく形成し、装着部材60が基体51又は基体51を備える本体部50の外周に装着されるようにしてもよい。
本実施形態の装着部材60は、その外径が本体部50の外径よりも大きく、装着部材60の外周が外側に張り出している。
本実施形態では、この装着部材60の外周面には複数の凹凸が形成されており、コマ玩具1が対戦相手のコマ玩具と接触・衝突した際には、まず装着部材60の外周面が相手のコマ玩具に接触し、外周面に設けられている凹凸が相手のコマ玩具の外周にぶつかることで大きな衝撃を相手方のコマ玩具に与えることができるようになっている。
また、本実施形態の装着部材60は、その外部形状が本体部50(本実施形態では特に基体51)の外部形状と異なるように形成されている。
すなわち、図1(b)、図4等に示すように、装着部材60の外周面には複数の凹凸が形成されているのに対して、本体部50(本実施形態では特に基体51)の外周面は比較的凹凸が少なく全体に滑らかな形状となっている。
コマ玩具1では外部形状がごつごつとした凹凸の多い形状である方が対戦相手のコマ玩具とぶつかった際により相手方にダメージを与えることができ、攻撃力が高い。これに対して外部形状が比較的滑らかな形状である場合には、対戦相手のコマ玩具とぶつかった際の攻撃力はそれほど高くないが、凹凸の多い形状である場合よりも相手から受ける衝撃も受け流しやすく、安定的に回転し続ける安定感に優れている。
本実施形態のコマ玩具1では、相手方からの攻撃で衝撃を受けた際、ごつごつとした凹凸の多い外部形状を有する装着部材60がまず本体部50から分離し、その後は外部形状が比較的滑らかな形状である本体部50と軸部10とで回転し続ける。このように、コマ玩具1は、ゲーム中に対戦相手のコマ玩具からの衝撃を受けることで、外周部の形状が変化し、性質の異なるコマ玩具に変化するようになっている。
また、本実施形態の装着部材60には、錘が設けられている。
前述のように、本実施形態では、相手方からの攻撃で衝撃を受けた際、装着部材60がまず本体部50から分離する。このとき装着部材60が軽量なものであると遠くまで弾き飛ばされてしまうおそれもある。しかし、装着部材60に錘を設けてある程度の重量をもたせることで、装着部材60が本体部50から分離してもすぐに落下し、紛失等のおそれがない。
また、装着部材60に錘を設け、ある程度の重量を持たせることで、装着部材60が対戦相手のコマ玩具にぶつかった際に相手方により大きな衝撃を与えることができる。
装着部材60の内周面には、環状中心に向かって張り出す張出し係止部61が設けられている。本実施形態では、軸線Axを挟んで対峙する位置2箇所にそれぞれ張出し係止部61が設けられている例を示しているが、張出し係止部61が設けられる位置や数はこれに限定されない。
また、張出し係止部61の形状や大きさは特に限定されないが、張出し係止部61は、押えリング52の切欠き部521の形成されている範囲よりも狭い範囲に設けられる。そして、張出し係止部61の上に切欠き部521以外の部分が重なっている状態(図7(a)参照)では装着部材60の上方向への移動が規制され、張出し係止部61の上に切欠き部521が配置された状態(図7(b)参照)では装着部材60が上方向に移動できるようになっている。
また、張出し係止部61の張り出し側の端部には、係止凹部62が形成されており、ロック機構550のV字係止部552が係止凹部62に係止可能となっている。なお、係止凹部62は、揺動するV字係止部552が凹部内に嵌った状態、凹部内から外れた状態を取り得るように、角にRが設けられていることが好ましい。
《組立方法》
次に、コマ玩具1の組立方法の一例を説明する。
図4は、軸部10、性能可変リング30及び胴体40の係合状態を説明するための図である。
なお、ここでは、軸部10の組立は既に終了しているものとする。
始めに胴体40の組立について説明する。
胴体40を組み立てる場合には、まず、基体51の軸孔511に軸部551を挿入してストッパ部材55を基体51に取り付ける。また、溝部512に脚部561を嵌め込み、ストッパ押圧部材56を基体51に取り付ける。
そして、装着部材60を基体51の上に配置し、さらに基体51の上であって、環状の装着部材60の内側に押えリング52及び装飾カバー体53を配置する。このとき、押えリング52は、切欠き部521が装着部材60の張出し係止部61から外れた位置にくるように配置されるとともに、切欠き部521以外の部分がロック機構550のV字係止部552の少なくとも一部の上に重なるように配置される(図7(a)参照)。
このように基体51の上に押えリング52、装飾カバー体53及び装着部材60を配置した状態で、さらに、係止部材54を基体51の下側から組み付ける。具体的には、腕部542を基体51の弧状スリット46a内に形成された凹部513及び装飾カバー体53の弧状スリット46b内に形成された凹部531に嵌め込むとともに、突起部543を基体51の貫通孔514(及び装飾カバー体53にも貫通孔514に対応する孔部が形成されている場合には当該孔部)に挿入する。
これにより、胴体40の組立が完了する。
次に、軸部10、性能可変リング30及び胴体40の組立について説明する。
まず、軸部10の突出部15を下方から性能可変リング30の凹部33に合致させるようにして、軸部10と性能可変リング30を嵌合状態に組み付ける。次に、この組付け体を胴体40に下方から近付ける。この際、上記組付け体の性能可変リング30の舌片34を胴体40の弧状スリット46の所定の端に合致させる(図5(a)及び図6(a)参照)。
図6(a)に示すように、この状態は、軸部10の爪17と胴体40の爪516とが上下方向で重なっていない状態である。この状態が結合解除状態である。
この状態において、図5(a)に示すように、ロック機構550のストッパ押圧部材56はストッパ部材55のV字係止部552を押圧しておらず、V字係止部552は装着部材60の張出し係止部61の係止凹部62に嵌っていない状態となっている。
その後、上記組付け体の軸部10を胴体40側に押圧する。すると、まず、性能可変リング30が胴体40の下面に押し当てられる。さらに、軸部10内の図示しないスプリングが縮み、軸部10の爪17が胴体40の爪516よりも上方に相対的に押し上げられる。そして、軸部10を性能可変リング30と一体的に胴体40に対して舌片34が上記所定の端とは反対側の端(すなわち、突き当て端部)まで移動するまで回転させる(図5(b)及び図6(b)参照)。この場合の回転は、胴体40と性能可変リング30及び軸部10との相対的な回転であって、図5(b)及び図6(b)では、性能可変リング30及び軸部10に対して胴体40側を図5(a)及び図6(a)の状態から回転させた状態が示されている。すると、軸部10の爪17と胴体40の爪516とが上下で重なった状態となる。そして、軸部10から手を離すと、軸部10内の図示しないスプリングの付勢力によって、軸部10の爪17の下面と胴体40の爪516の上面とが当接される。
軸部10の爪17の下面と胴体40の爪516の上面とが当接された状態が結合状態である。
また、この状態において、性能可変リング30の舌片34は、弧状スリット46内に配置されているストッパ押圧部材56を移動方向に押し出し、ストッパ押圧部材56の押圧部562は、ストッパ部材55のV字係止部552に当接してこれを移動方向に押圧する。これにより、ストッパ部材55のV字係止部552が装着部材60の張出し係止部61の係止凹部62内に嵌合する。この状態において、コマの回転方向(本実施形態では時計回り)への装着部材60の本体部50に対する相対的な移動がロック機構550によって阻止され、装着部材60の装着状態が維持される。
これにより、軸部10と、性能可変リング30及び胴体40との結合が完了し、コマ玩具1が組立状態となる。
《遊び方》
続いて、このコマ玩具1を使用しての遊び方の一例を説明する。
図8は、コマ玩具1を回転駆動させるランチャーの一例を示した斜視図である。
この遊び方の一例では、コマ玩具1を回転させて、図示しない相手方のコマ玩具と戦いを行う。
この場合、コマ玩具1の回転力のチャージは、図8に示すようなランチャー80によって行われる。このランチャー80は、内部に図示しない円板を備え、その円板を図示しないゼンマイばねで一の回転方向に付勢するとともに、円板の周囲に卷回させた図示しない紐をハンドル81で引くと、円板が回転され、コマホルダー83が回転されるように構成されている。このコマホルダー83の回転は、下方に突設されたフォーク84によってコマ玩具1に伝達され、コマ玩具1を回転させる。この場合、フォーク84は胴体40の弧状スリット46に差し込まれる。そして、ランチャー80のハンドル81を引き切ると、円板ひいてはコマホルダー83の回転が停止する一方で、コマ玩具1は慣性力によって尚も回転するので、フォーク84の傾斜面84aに倣ってコマ玩具1がコマホルダー83から外れる。なお、図5において符号82はコマホルダー83に対して出没可能なロッドである。このロッド82はコマホルダー83にコマ玩具1を装着した際にコマ玩具1の上面に押されてコマホルダー83内に没する。このロッド82は例えばコマ玩具1の着脱の検出に使用される。
このようにして発射されたコマ玩具1は所定のフィールドで平面視時計回りに回転させられ、相手方のコマ玩具と互いに衝突する。このとき、コマ玩具1のうち、最も外側に突出している部分である胴体40の装着部材60がまず相手方のコマ玩具の胴体と衝突し、相手方のコマ玩具を攻撃する。
他方で、この衝突による衝撃力や擦れ等によって、コマ玩具1の装着部材60には、軸部10及びこれに性能可変リング30を介して取り付けられている胴体40の本体部50の回転方向とは反対の方向(すなわち、コマ玩具1が時計回りに回転する場合には、反時計回り。図7(b)に示す矢印方向)の力が作用し、これによって、装着部材60のみが軸部10及び本体部50の回転方向に対して反対の方向に相対的に回転する。
すると、性能可変リング30の舌片34が若干動くことでロック機構550のストッパ押圧部材56によるストッパ部材55のV字係止部552の押圧が解除され、V字係止部552が装着部材60の係止凹部62から外れてロック解除状態となる。そして、張出し係止部61が押えリング52の切欠き部521に対応する位置に来るまで装着部材60が回転移動すると、装着部材60は上方向への移動規制が解除され、本体部50から分離される。
コマ玩具1は、その後本体部50のみとなった胴体40と軸部10とによって回転し続ける。この状態のコマ玩具1は、複数の凹凸を有し重量のある装着部材60が分離された分、攻撃力は低下するが、安定感が増し、当初のコマ玩具1とは性質の異なるコマ玩具として相手方のコマ玩具との対戦を続ける。
そして、胴体40が対戦相手のコマ玩具とさらに衝突する等によりコマ玩具1が更なる衝撃を受けると、その衝撃力や擦れ等によって、胴体40には、軸部10及び性能可変リング30の回転方向とは反対の方向の力が作用し、それによって、胴体40が軸部10及び性能可変リング30の回転方向に対して反対の方向に相対的に回転する。
すると、胴体40下面の起伏部517に凸条21が噛合する(図6(b)参照)。この場合、凸条21には軸部10内のスプリングの付勢力が作用するので、衝突による衝撃力が作用する毎に、胴体40に対して軸部10が相対回転して噛み合い位置を変更することにより、係止解除位置に達すると、胴体40の爪516が軸部10の爪17から外れるため、軸部10内の図示しないスプリングの付勢力によって胴体40が軸部10から離反する。
このように、本実施形態では、図1(b)に示すように、コマ玩具1は、先の装着部材60の分離と、本体部50のみとなった胴体40の離反とにより2段階で分解される。これにより、1つのコマ玩具1を、2段階で異なる性質のコマ玩具に変化させ、相手方のコマ玩具と対戦させることができ、よりバリエーションに富んだ戦い方をすることができる。
《本実施形態の効果》
以上のように、本実施形態によれば、コマ玩具1の胴体40が、本体部50と装着部材60とからなり、装着部材60は外部からの衝撃を受けることにより本体部50から分離するようになっている。
このため、コマ玩具1の胴体40が相手方のコマ玩具と衝突すると、その衝撃により装着部材60が本体部50から外れ、コマ玩具1の外周部の形状が変わり、コマ玩具1の性質(すなわち、その形状や特性等)が変化する。これにより、1つのコマ玩具によって相手方のコマ玩具に対して様々なパターンの攻撃、バトルを楽しむことができる。
また、コマ玩具1にはロック機構550が設けられているため、外部からの衝撃を受けることによりロック機構550が解除状態となるまではコマの回転方向と同じ方向への装着部材60の相対移動が阻止されて本体部50に対する装着部材60の装着状態が維持される。このため、ランチャー80によってコマ玩具1を発射する際等、意図しない段階で装着部材60が本体部50から分離してしまうのを防ぐことができる。
また、本実施形態の装着部材60は錘を備えているため、装着部材60が本体部50から分離した際にもすぐに着地する。このため、装着部材60が遠くに飛んで周囲の人に当たったり、紛失してしまうのを防止することができる。また、装着部材60が重量を有することで、装着部材60が相手方のコマ玩具と衝突した際には大きな衝撃を相手方に与えることができ、大きな攻撃力を期待できる。
また、装着部材60が環状に形成されているため、装着部材60が一体として本体部50から分離する。このため、装着部材60が本体部50から分離した際に紛失してしまうのを防止することができる。また、装着部材60が一体的な環状の部材であることにより、装着部材60を本体部50に取り付ける際にも容易に取り扱うことができる。
また、本実施形態では装着部材60の外径が本体部50の外径よりも大きく形成されている。このため、相手方のコマ玩具によって攻撃を受けたときには本体部50よりも外側に配置されている装着部材60がまず衝撃を受け、本体部50よりも先に分離する。これにより、装着部材60が装着されている状態と分離後の状態とで、コマ玩具1の形状や大きさ等を変化させることができ、バリエーション豊かな攻撃を楽しむことができる。
また、本実施形態では装着部材60の外部形状を本体部50の外部形状と異なるように形成している。これにより、装着部材60が本体部50から分離した際に、胴体40の形状や大きさ、その攻撃力、防御力等が大きく変化する。このため、装着部材60の分離前後であたかも種類の異なるコマ玩具1で攻撃するかのような変化に富んだ攻撃態様を楽しむことができる。
また、本実施形態では装着部材60が分離した後、さらに外部からの衝撃を受けることにより本体部50が軸部10から分離するようになっている。このように、装着部材60の分離と本体部50の分離という2段階でコマ玩具1を分解させることにより、一層興趣性に富んだコマ玩具を実現することができる。
《本発明の変形例》
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、装着部材60が外れた後、さらに衝撃を受けると本体部50のみとなった胴体40も軸部10から分離して、コマ玩具1が2段階で分解される場合を例示したが、コマ玩具1は2段階で分離されるものに限定されない。
例えば装着部材60のみが外れ、その後は回転力を失うまで回転し続ける構成としてもよい。
また、本実施形態では、コマ玩具1が軸部10と胴体40とからなり、胴体40が本体部50と装着部材60とを備えている例を示したが、コマ玩具1の構成はこれに限定されない。例えば上記のようにコマ玩具1が衝撃を受けた際には装着部材60のみが外れ、それ以上は分解されずに回転力を失うまで回転し続ける構成とした場合には、軸部10と本体部50とが一体的に(すなわちゲーム中に受ける衝撃等によっては分解されない態様で)組み付けられている構成としてもよい。
また、上記実施形態では、装着部材60の回転を規制するロック機構550を設ける例を示したが、ロック機構を備えることは必須ではない。単に押えリング52等によって衝撃を受けない限り装着部材60が上方向に外れないように、装着部材60の上方向への移動を規制する構成のみが取られていてもよい。
また、ロック機構550は、コマの回転方向への装着部材60の本体部50に対する相対的な移動を阻止できるものであれば足り、その具体的な構成は、本実施形態に例示したものに限定されない。
上記実施形態では、ロック機構550があることによって、まず装着部材60が分離し、その後胴体40が軸部10及び性能可変リング30の回転方向に対して反対の方向に相対的に回転する(図6(b)参照)ことで胴部40自体が軸部10から分離してコマ玩具1が分解する場合を例示したが、コマ玩具1は、このような2段階の分解を生じるものに限定されない。
装着部材60が分離するだけで、その後は回転力を失うまで回転し続ける構成とする場合には、ロック機構550としては、ランチャー80からコマ玩具1を発射するまでの間に装着部材60が分離しないよう、コマの回転方向への装着部材60の本体部50に対する相対的な移動を規制する突き当て部材等が設けられていればよい。
上記実施形態では、装着部材60が環状に形成され、装着部材60が一体として本体部50から分離する場合を例示したが、装着部材60は環状の一体的な部材に限定されない。
例えば、装着部材が複数の部品を組み合わせて構成されていてもよい。
この場合、具体的には、例えば装着部材を構成する複数の構成部品が互いに係止部によって係止され、一体化された状態で本体部50に装着される。なお、この場合の係止部の具体的な構成は特に限定されず、部品同士を係止する各種の手法を用いることができる。
そして、相手方のコマ玩具と衝突する等によりコマ玩具1が衝撃等を受けた場合には、構成部品同士を係止していた係止部が外れ、各構成部品がバラバラに本体部50から分離する。構成部品が本体部50から分離する際の分離の仕方は、全ての構成部品がほぼ同時に崩れるように本体部50から分離してもよいし、1つずつ又は複数個ずつが順次本体部50から分離してもよい。
また、例えば装着部材が基台となるベース部品と、1又は複数の小部品からなり、小部品がベース部品の周縁部等に装着されている構成としてもよい。この場合、コマ玩具1が衝撃等を受けた際には、まず小部品がベース部品から外れ、さらにベース部品が本体部50から分離するというように、装着部材が順次分離・分解される。
このように装着部材を複数の構成部品により構成した場合には、コマ玩具1がより複雑に複数段階に分けて分解されていくため、興趣性が増す。
また、装着部材が一部破損した場合でも部品ごとの交換が可能となる。さらに、ユーザーが様々な部品を組み合わせて、装着部材をカスタマイズすることも可能となる。
1 コマ玩具
10 軸部
30 性能可変リング
40 胴体
46 弧状スリット
50 本体部
51 基体
60 装着部材
550 ロック機構

Claims (8)

  1. 軸部と、
    前記軸部に取り付けられる本体部と、
    この本体部の外周に装着され外部からの衝撃を受けることにより前記本体部から分離する装着部材と、
    を備え、
    前記装着部材が前記本体部から分離することで外周部の形状が変化し、
    前記装着部材の分離後も前記本体部と前記軸部とによって回転し続けることを特徴とするコマ玩具。
  2. コマの回転方向への前記装着部材の前記本体部に対する相対的な移動を阻止して前記装着部材の装着状態を維持させるとともに、外部からの衝撃を受けることにより解除状態となるロック機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコマ玩具。
  3. 前記ロック機構は、外部からの衝撃を受けることで前記本体部が前記軸部の回転方向とは反対の方向に相対的に所定量回転することにより解除状態となることを特徴とする請求項2に記載のコマ玩具。
  4. 前記装着部材には、錘が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコマ玩具。
  5. 前記装着部材は、環状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコマ玩具。
  6. 前記装着部材は、その径が前記本体部の径よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項5に記載のコマ玩具。
  7. 前記装着部材は、その外部形状が前記本体部の外部形状と異なるように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコマ玩具。
  8. 前記本体部は、前記装着部材が分離した後、さらに外部からの衝撃を受けることにより前記軸部から分離することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のコマ玩具。
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