JP6554649B1 - コマ玩具 - Google Patents

コマ玩具 Download PDF

Info

Publication number
JP6554649B1
JP6554649B1 JP2018194794A JP2018194794A JP6554649B1 JP 6554649 B1 JP6554649 B1 JP 6554649B1 JP 2018194794 A JP2018194794 A JP 2018194794A JP 2018194794 A JP2018194794 A JP 2018194794A JP 6554649 B1 JP6554649 B1 JP 6554649B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
claw
chip
contact element
sliding contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018194794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020062137A (ja
Inventor
誠 村木
誠 村木
竹明 前田
竹明 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomy Co Ltd
Tokyo Unique Co Ltd
Original Assignee
Tomy Co Ltd
Tokyo Unique Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomy Co Ltd, Tokyo Unique Co Ltd filed Critical Tomy Co Ltd
Priority to JP2018194794A priority Critical patent/JP6554649B1/ja
Priority to KR1020190037716A priority patent/KR102149666B1/ko
Priority to CN201921001265.8U priority patent/CN210728653U/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6554649B1 publication Critical patent/JP6554649B1/ja
Priority to US16/583,958 priority patent/US20200114272A1/en
Publication of JP2020062137A publication Critical patent/JP2020062137A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H1/00Tops
    • A63H1/20Tops with figure-like features; with movable objects, especially figures
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H1/00Tops
    • A63H1/02Tops with detachable winding devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H1/00Tops
    • A63H1/02Tops with detachable winding devices
    • A63H1/04Tops with detachable winding devices with string or band winding devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H29/00Drive mechanisms for toys in general
    • A63H29/24Details or accessories for drive mechanisms, e.g. means for winding-up or starting toy engines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H31/00Gearing for toys
    • A63H31/06Belt or string gear
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F9/00Games not otherwise provided for
    • A63F9/16Spinning-top games

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】胴体の外周形状と、摺接要素の形態とを独立して変更可能なコマ玩具を提供する。【解決手段】胴体の爪41eの上面と軸部の爪の下面とを上下方向で重なり合わせて胴体と軸部とを結合させるとともに、胴体の摺接要素43eと軸部の摺接要素とを上下方向で当接させて回転抵抗として機能させるコマ玩具において、胴体は、当該胴体の外周を構成し爪41eが設けられた胴主体と、摺接要素43eが設けられ、且つ、胴主体の上に着脱可能で装着時に胴主体に固定されるチップと、を備えている。【選択図】図6

Description

本発明はコマ玩具に関するものである。
従来、爪及び起伏部を有する胴体と、爪、突起が設けられた押圧部材、押圧部材を上方に向けて付勢するスプリング、及び、接地部を有する軸部と、を備えたバトルゲーム用のコマ玩具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコマ玩具は、胴体の爪と軸部の爪とが上下方向で重なり合わない位置で胴体と軸部とを上下方向から突き合わせ、スプリングの付勢力に抗した状態で胴体を軸部に対して軸心を中心として一方向に所定量相対回転させ、胴体の爪の上面と軸部の爪の下面とを上下方向で重なり合わせて胴体と軸部とを結合させるとともに、起伏部と突起とを上下方向で当接させて回転抵抗として機能させるように構成されている。
このようなコマ玩具によれば、相手方のコマ玩具との衝突によって回転抵抗に抗して胴体が軸部に対して軸心を中心に上記一方向とは反対の方向に相対回転すると、胴体の爪と軸部の爪とが上下方向で重なり合わない位置で胴体が軸部から離間して分解される。
特許第5793631号公報
コマ玩具の強さは、胴体の外周の形状と、胴体の起伏部と軸部の突起との噛合状態とに依存する。
ところが、このようなコマ玩具においては、胴体側においては、胴体の外周を構成する胴主体に爪と起伏部とが隣り合わせで一体的に形成されていた。
したがって、胴体の外周と、胴体の起伏部と軸部の突起との噛合状態との観点からコマ玩具の強さを調整する場合には、爪と起伏部とが形成された胴主体を交換する他はなかった。爪と起伏部のような噛合要素(摺接要素の1つ)に代えて、ゴム等の他の摺接要素を設ける場合も同様である。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、胴体の外周形状と、摺接要素の形態とを独立して変更可能なコマ玩具を提供することを目的としている。
第1の手段は、
第1の爪及び第1の摺接要素を有する胴体と、
第2の爪及び第2の摺接要素を有する軸部と、
を備え、
前記第1の爪と前記第2の爪とが上下方向で重なり合わない位置で前記胴体と前記軸部とを上下方向から突き合わせ、付勢部材の付勢力に抗した状態で前記胴体を前記軸部に対して軸心を中心として一方向に所定量相対回転させ、前記第1の爪の上面と前記第2の爪の下面とを上下方向で重なり合わせて前記胴体と前記軸部とを結合させるとともに、前記第1の摺接要素と前記第2の摺接要素とを上下方向で当接させて回転抵抗として機能させるコマ玩具において、
前記胴体は、当該胴体の外周を構成し前記第1の爪が設けられた胴主体と、前記第1の摺接要素が設けられ、且つ、前記胴主体の上に着脱可能で装着時に前記胴主体に固定されるチップと、を備えたことを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記胴主体の中央には、前記第1の爪が形成された第1の突出部が下方に突出して設けられ、前記チップの中央には、前記第1の摺接要素が形成された第2の突出部が下方に突出して設けられ、前記胴主体に対して前記チップを固定したときに、前記第2の突出部が前記胴主体を貫通し前記第1の突出部と隣り合わせで設けられる、ことを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段において、前記胴主体として、第1の外周形状を有する第1の胴主体と、第1の外周形状とは異なる第2の外周形状を有する第2の胴主体とを備え、前記チップは、前記第1の胴主体に固定されたときと、前記第2の胴主体に固定されたときとで、前記第1の爪から前記第1の摺接要素までの上下方向距離が異なるように構成されていることを特徴とする。例えば、第1の胴主体の第1の突出部材と、第2の胴主体の第1の突出部材との突出部材の突出長さを変えるなどすることで、かかる構成を実現できる。
第4の手段は、第3の手段において、前記第1の胴主体には、前記チップの固定時に前記第1の爪から第1の上下方向距離をもって前記チップの下面に当接する第1の規制部材が設けられ、前記第2の胴主体には、前記チップの固定時に前記第1の爪から前記第1の上下方向距離とは異なる第2の上下方向距離をもって前記チップの下面に当接する第2の規制部材が設けられていることを特徴とする。
第5の手段において、第1の手段〜第4の手段のいずれか一の手段において、前記第1の摺接要素及び前記第2の摺接要素は互いに噛み合う噛合要素であることを特徴とする。
第1の手段又は第2の手段によれば、外周を形成する胴主体に第1の爪が設けられ、胴主体に着脱されるチップに第1の摺接要素が設けられているので、胴体の外周形状と摺接状態とを独立して変えることができる。
第3の手段によれば、同一のチップを固定した場合でも、第1の胴主体に固定されたときと、第2の胴主体に固定されたときとで、摺接状態を変えることができる。
第4の手段によれば、第1の胴主体の第1の突出部材と、第2の胴主体の第1の突出部材との突出部材の突出長さが同じ場合にも、第1の胴主体に固定されたときと、第2の胴主体に固定されたときとで、摺接状態を変えることができる。
第5の手段によれば、胴体の外周形状と噛合状態とを独立して変えることができる。
実施形態のコマ玩具とランチャとを示した斜視図である。 コマ玩具の分解斜視図である。 軸部及びフライホイールの半部を示した縦断斜視図である。 胴体の構成部品を示し、(A)はチップの平面図、(B)はメタルの平面図、(C)は胴主体の平面図である。 胴体を上方から見た状態を示した分解斜視図である。 胴体を下方から見た状態を示した分解斜視図である。 胴主体にメタルの装着した状態を示した平面図である。 起伏部の形状を示し、(A)は一方のチップに形成した起伏部の形状を示した図、(B)は他方のチップに形成した起伏部の形状を示した図である。。 胴主体の分解斜視図である。 爪と起伏部との位置関係を示し、(A)は一方の胴主体における爪と起伏部との位置関係を示した図、(B)は他方の胴主体における爪と起伏部との位置関係を示した図である。 胴体と軸部との結合状態を示した断面図である。
以下、本発明のコマ玩具を図面に示した実施形態に基づいて説明する。
(全体)
図1はコマ玩具及びランチャ(発射装置)の外観を示した斜視図、図2はコマ玩具の分解斜視図である。
このうちコマ玩具1は、例えば、コマ玩具同士の衝突を通じて勝敗を競うバトルゲーム等に使用される。このコマ玩具1は軸部10、フライホイール30及び胴体40を備えている。
(細部)
1.軸部10及びフライホイール30
図3は軸部10及びフライホイール30の半部を示した斜視図である。この半部に対して残りの半部は点対称となっている。なお、軸部10及びフライホイール30の説明において、上下、左右、前後は図3に示す方向を言うものとする。
このうち軸部10は、下端部に接地部11、上下方向中間部に鍔12、上端部に円筒体13を備える。
鍔12と円筒体13とは一体的に形成されている。円筒体13の中心には柱体14が設けられている。柱体14の上端部外周には前後それぞれに半径方向外方に張り出す爪17が1個ずつ形成されている。この柱体14は、軸下部10aに固定して設けられている。軸下部10aの外周面は、鍔12側から接地部11の先端側に向けて段階的に縮径し、全体として略逆円錐状に形成されている。この軸下部10aは、図示しないネジ等によって鍔12に固定されている。
鍔12及び円筒体13には、前後それぞれに孔15が1個ずつ鍔12及び円筒体13に亘って形成されている。また、円筒体13の外周面には、左右それぞれに突出部16が1個ずつ形成されている。各突出部16の外面は鍔12の外周面と面一となっている。
また、軸部10は環状の押圧部材18を備えている。押圧部材18は、柱体14の上端部の外側に嵌まり合う形の環状の上端部18bを有している。この押圧部材18は、円筒体13の内側で柱体14を取り囲むようにして設置されている。押圧部材18の下端部外周には、前後それぞれに半径方向外方に張り出す脚部18aが1個ずつ形成されている。
この押圧部材18は、各脚部18aがそれに対応する孔15から露出するように組み付けられる。孔15は脚部18aの上下方向の移動を許容するが、孔15の上縁で脚部18aの上方への移動を規制する。また、押圧部材18は、スプリング19によって上方に付勢されている。なお、押圧部材18の上端部18bの上面には、左右それぞれに半径方向に延びる凸条(突起)20が1個ずつ形成されている。
2.フライホイール30
フライホイール30は環状に形成されている。このフライホイール30は軸部10の付属部品であり、取り付けられたときには分解される場合を除いて軸部10と一体化されるが、フライホール30がなくともコマ玩具1として利用できる。フライホイール30の下面内周側には軸部10の鍔12を下方から収容可能な環状段部30aが形成されている。このフライホイール30の上面には左右それぞれに上方に向けて張り出す突出部31が1個ずつ形成されている。各突出部31の下側部分には、軸部10の突出部16を下方から収容可能な凹部32が形成されている。また、フライホイール30の上面には、各突出部31の直ぐ外側に上方に延びる舌片33が形成されている。舌片33は突出部31よりも上方に突出している。
3.胴体40
図4は胴体の構成部品を示し、(A)はチップの平面図、(B)はメタルの平面図、(C)は胴主体の平面図である。同図では、2種のチップ43A、43Bと、1種のメタル42と、2種の胴主体41A、41Bとが示されている。
本実施形態の胴体40は、これらの構成部品の中からチップ及び胴主体を1つずつ選択してメタルと適宜に組み合わせることによって構成される。なお、メタル42がなくともコマ玩具1として利用できる。
(1)胴主体41(胴主体41A、41Bを総称する場合は胴主体41という。)
先ず、胴主体41について説明する。なお、胴主体41A、41Bの共通部分については胴主体41Aを例に説明し、胴主体41Bの説明は省略するものとする。
A.共通点
図5は胴体を上方から見た状態を示した分解斜視図、図6は胴体を下方から見た状態を示した分解斜視図である。
胴主体41Aは全体として略円盤状に形成されている。胴主体41Aの外周には円周方向に沿って複数のブレード41aが形成されている。
胴主体41Aの左右には孤状スリット41bが1個ずつ形成されている。各孤状スリット41bには狭幅部分が設けられている。
胴主体41Aの中央部には略円形の孔41cが形成されている。そして、胴主体41Aの下面には、孔41cの前後に、下方に突出する横断面が孤状の突出部41dが1個ずつ設けられている。各突出部42dの内面下端には内向きの爪41eが形成されている。なお、隣り合う突出部41dの間では孔41cの縁の一部が切り欠かれている。この切欠き部41fには後述のチップ43Aの突出部43eが配置される。
B.特有点
胴主体41Aの外周には、外縁が円周方向に沿って長く延びる2個のブレード410、410と、この2個のブレード410、410の間に3個の小ブレード411とが形成されている。そして、ブレード410の外縁と小ブレード411の先端とは胴体40の軸心を中心とする1つの仮想円に内接するように形成されている。この胴主体41Aによれば、胴主体41Aの外周が円に近いため、相手方のコマ玩具に衝突した際に相手方に与える衝撃が比較的に小さく、また、その際に自己のコマ玩具1が受ける衝撃も少ない。
一方、胴主体41Bの外周には円周方向に沿って大小様々な形状の多数の小ブレード412が形成されている。この胴主体41Bによれば、外周の起伏が大きく、小ブレード412の先端の半径方向位置も不揃いなので、相手方のコマ玩具に衝突した際に相手方に与える衝撃が比較的に大きく、また、その際に自己のコマ玩具1が受ける衝撃も大きい。
(2)メタル42
メタル42は、2つの菱形状のメタル部分42a,42aを2つ結合した形となっている。この結合部分には6角柱状の位置決め用突起42bが設けられている。なお、位置決め用突起42bを挟んで対向する位置にある他の六角柱部分42c、42cは肉厚部分となっている。なお、ここでは1つのメタル42を示しているが、複数種のメタルを用意しておいてもよい。胴主体41に組み付けられるのであれば、その形状は問わない
なお、メタル42は図7に示されるように胴主体42に取り付けられ、胴主体42とチップ41Aの間に挟持される。
(3)チップ43(チップ43A、43Bを区別しない場合は胴主体43という。)
次に、チップ43について説明する。なお、チップ43A、43Bの共通部分についてはチップ43Aを例に説明し、チップ43Bの説明は省略するものとする。
A.共通点
チップ43Aは平面視で蝶形に形成されている。中央部分には、上記メタル42の位置決め用突起42aに嵌合される位置決め用孔43aが形成されている。また、チップ43Aの中央部左右には位置決め用切欠き43bが形成されている。さらに、チップ43Aの前後方向の端には下方に延びる被係止片43cが1個ずつ形成されている。各被係止片43cの内面には凹部43dが形成されている。
また、チップ43の下面には、上記位置決め用孔43aの縁から下方に突出する横断面が孤状の突出部43eが左右に1個ずつ設けられている。この突出部43eの下端には複数の山を連ねて形成された起伏部43fが形成されている。
B.特有点
2種のチップ43A、43Bの間では、図8A)、(B)に示すように、起伏部43fの山のピッチが異なっている。山のピッチが異なる場合には、ピッチが大きい方が1回の衝撃で相対回転する量が大きくなる。
(3)固定装置44
図9胴主体の分解斜視図である。
この固定装置44は胴主体41A、41Bに設けられている。固定装置44の共通部分について胴主体41Aを例に説明し、胴主体41Bの固定装置44の説明は省略するものとする。
A.共通点
胴主体41Aには、チップ43を胴主体41に固定するための固定装置44が設けられている。固定装置44は、L字板44aと、L字板44aを胴主体41に取り付けるとともにチップ43の下面に上面で当接しチップ43の固定高さ位置を規制する押さえ板44bを備えている。
L字板44aは水平方向に延びる係止部44cと、係止部44cの一端から鉛直方向下方に延びる操作部44dとを備えている。胴主体41AにはこのL字板44aの係止部44cが嵌まり込む凹部41gが形成され、凹部41g内の一端には操作部44dが上から挿入される孔41hが形成されている。その結果、操作部44dは胴主体41Aの下方から操作可能となっている。また、凹部41g内の他端にはチップ43の被係止部43cが上から挿入される凹部41iが形成されている。このL字板44aの上には押さえ板44bが被せられる。押さえ板44bには円筒状の嵌合部44eが2個付設され、この嵌合部44eは胴主体41の嵌合孔41jに嵌め込まれる。この状態で、下方から挿入されたネジ(図示せず)を押さえ板44bの嵌合部44eに螺合させることにより、押さえ板44bが胴主体41に固定される。
そして、チップ43は押さえ板44bの上に載せられた状態で固定装置44により固定される。すなわち、チップ43の被係止部43cは胴主体41の凹部41iに上から挿入され、凹部43dに係止部44cの先が挿入されることにより、チップ43が固定される。
B.特有点
本実施形態の場合、チップ43の装着時にチップ43の下面に当接する押さえ板44bは爪41eから起伏部43fまでの上下方向距離の規制部材として機能し、胴主体41Aと胴主体41Bとで、当該上下方向距離を異ならしめている。
すなわち、胴主体41Aの押さえ板44bは、チップ43の固定時に爪41eから第1の上下方向距離をもってチップ43の下面に当接し、一方、胴主体41Bの押さえ板44bは、チップ43の固定時に爪41eから第1の上下方向距離よりも小さい第2の上下方向距離をもってチップ43の下面に当接するようになっている。
これによって、次のような効果を得る。
すなわち、胴主体41Bを基調とする胴体40においては、上述のように、相手方のコマ玩具に衝突した際に相手方に与える衝撃が比較的に大きく、また、その際に自己のコマ玩具1が受ける衝撃も大きい。そのため、相手方のコマ玩具に衝突した際に胴体40が軸部10に対してコマ玩具1の回転方向とは反対方向に相対回転しやすい。一方、胴主体41Aを基調とする胴体40においては、上述のように、相手方のコマ玩具に衝突した際に相手方に与える衝撃が比較的に小さく、また、その際に自己のコマ玩具1が受ける衝撃も小さい。そのため、相手方のコマ玩具に衝突した際に胴体40が軸部10に対してコマ玩具1の回転方向とは反対方向に相対回転しにくい。
そして、このような状況の下で、同一チップ43を用い、噛合状態を同じとすれば、どうしても胴主体41Aを基調とする胴体40を持つコマ玩具1の方が胴主体41Bを基調とする胴体40を持つコマ玩具1に比べて分解されにくくなってしまう。これでは、対等のバトルができない。
そこで、実施形態では、例えば同一チップ43Aを用いる場合でも、胴主体41Bに装着するときには噛合の深さを深くし(図10(A))、分解されにくいようにし、胴主体41Aに装着するときには噛合の深さを浅くし(図10(B))、分解されやすいようにした。チップ43Bを用いる場合も同様である。
(コマ玩具1の組立方法)
次に、コマ玩具1の全体の組立方法を説明する。
爪41eと爪17とが上下方向で重なり合わない位置で胴体40と軸部10とを上下方向から突き合わせる。すると、爪41eが押圧部材18をスプリング19の付勢力に抗して下方に押し下げる。この状態で、胴体40を軸部10に対して軸心を中心として一方向に所定量相対回転させる。そして、爪41eの上面と爪17の下面とを上下方向で重なり合わせて胴体40と軸部10とを結合させる(図11)。この際、凸条20と起伏部43fとが上下方向で当接される。
(遊び方等)
続いて、このコマ玩具1を使用しての遊び方の一例を説明する。
まず、コマ玩具1の回転力のチャージを行う。このチャージは、図1に示すランチャ60によって行われる。このランチャ60は、内部に図示しない円板を備え、その円板を図示しないゼンマイばねで一の回転方向に付勢するとともに、円板の周囲に卷回させた図示しない紐をハンドル61で引くと、円板が回転され、コマホルダー62が回転されるように構成されている。このコマホルダー62の回転は、下方に突設されたフォーク63によってコマ玩具1に伝達され、コマ玩具1を回転させる。この場合、フォーク63は胴体40の弧状スリット41dに差し込まれ、フォーク63の内側に形成された突起63bを孤状スリット42bの狭幅部分下に潜り込ませる。そして、ランチャ60のハンドル61を引き切ると、円板ひいてはコマホルダー62の回転が停止する一方で、コマ玩具1は慣性力によって尚も回転するので、フォーク63の傾斜面63aに倣ってコマ玩具1がコマホルダー62から外れる。
このようにして放たれたコマ玩具1が相手方のコマ玩具に衝突すると、衝突による衝撃力によって、胴体40の下面の起伏部41hと凸条20とは、胴体40に対して軸部10が相対回転をするに伴って、噛み合い位置を変更する。そして結合解除位置に達すると、胴体40の爪41gと軸部10の爪17との係止が解除され、軸部10内のばね19の付勢力によって胴体40が軸部10から離反する。
(本発明の変形)
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は、かかる実施形態には限定されず、種々の変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、噛合要素として凸条20と起伏部43fを挙げたが、両方が起伏部であってもよいし、胴体30側に凸条を、軸部10側に起伏部を設けてもよい。
また、摺接要素である噛合要素の他、凸条20及び起伏部43fに代えてゴム等の回転抵抗となり得るその他の摺接要素を設けてもよい。
さらに、上記実施形態では、チップ43Aとチップ43Bとで、起伏部43fの山のピッチを変えたが、山の形状を変えてもよい。
また、上記実施形態では、固定装置44を設けてチップ43を胴主体41に固定するようにしたが、チップ43が例えば嵌合や弾性爪などによって胴主体41に装着時に固定されるならば、特別な固定装置は不要である。
1 コマ玩具
17 爪
18 押圧部材
19 スプリング
40 胴体
41、41A、41B 胴主体
41e 爪
42 メタル
43、43A、43B チップ
43f 起伏部
44 固定装置

Claims (5)

  1. 第1の爪及び第1の摺接要素を有する胴体と、
    第2の爪及び第2の摺接要素を有する軸部と、
    を備え、
    前記第1の爪と前記第2の爪とが上下方向で重なり合わない位置で前記胴体と前記軸部とを上下方向から突き合わせ、付勢部材の付勢力に抗した状態で前記胴体を前記軸部に対して軸心を中心として一方向に所定量相対回転させ、前記第1の爪の上面と前記第2の爪の下面とを上下方向で重なり合わせて前記胴体と前記軸部とを結合させるとともに、前記第1の摺接要素と前記第2の摺接要素とを上下方向で当接させて回転抵抗として機能させるコマ玩具において、
    前記胴体は、当該胴体の外周を構成し前記第1の爪が設けられた胴主体と、前記第1の摺接要素が設けられ、且つ、前記胴主体の上に着脱可能で装着時に前記胴主体に固定されるチップと、を備えたことを特徴とするコマ玩具。
  2. 前記胴主体の中央には、前記第1の爪が形成された第1の突出部が下方に突出して設けられ、前記チップの中央には、前記第1の摺接要素が形成された第2の突出部が下方に突出して設けられ、前記胴主体に対して前記チップを固定したときに、前記第2の突出部 前記胴主体を貫通し前記第1の突出部と隣り合わせで設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載のコマ玩具。
  3. 前記胴主体として、第1の外周形状を有する第1の胴主体と、第1の外周形状とは異なる第2の外周形状を有する第2の胴主体とを備え、前記チップは、前記第1の胴主体に固定されたときと、前記第2の胴主体に固定されたときとで、前記第1の爪から前記第1の摺接要素までの上下方向距離が異なるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコマ玩具。
  4. 前記第1の胴主体には、前記チップの固定時に前記第1の爪から第1の上下方向距離をもって前記チップの下面に当接する第1の規制部材が設けられ、前記第2の胴主体には、前記チップの固定時に前記第1の爪から前記第1の上下方向距離とは異なる第2の上下方向距離をもって前記チップの下面に当接する第2の規制部材が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のコマ玩具。
  5. 前記第1の摺接要素及び前記第2の摺接要素は互いに噛み合う噛合要素であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のコマ玩具。
JP2018194794A 2018-10-16 2018-10-16 コマ玩具 Active JP6554649B1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018194794A JP6554649B1 (ja) 2018-10-16 2018-10-16 コマ玩具
KR1020190037716A KR102149666B1 (ko) 2018-10-16 2019-04-01 팽이 완구
CN201921001265.8U CN210728653U (zh) 2018-10-16 2019-06-28 陀螺玩具
US16/583,958 US20200114272A1 (en) 2018-10-16 2019-09-26 Spinning top toy

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018194794A JP6554649B1 (ja) 2018-10-16 2018-10-16 コマ玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6554649B1 true JP6554649B1 (ja) 2019-08-07
JP2020062137A JP2020062137A (ja) 2020-04-23

Family

ID=67539756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018194794A Active JP6554649B1 (ja) 2018-10-16 2018-10-16 コマ玩具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20200114272A1 (ja)
JP (1) JP6554649B1 (ja)
KR (1) KR102149666B1 (ja)
CN (1) CN210728653U (ja)

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3079300U (ja) * 2001-01-30 2001-08-10 株式会社タカラ コマ玩具
JP4612251B2 (ja) * 2001-08-28 2011-01-12 株式会社バンダイ コマ玩具
JP3612508B2 (ja) * 2001-09-28 2005-01-19 株式会社タカラ コマ玩具システム
JP2004201979A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Takara Co Ltd コマ玩具
JP3142474U (ja) * 2008-04-04 2008-06-12 株式会社タカラトミー コマ玩具
US8210895B2 (en) * 2008-12-22 2012-07-03 Mega Brands International Magnetic top system and method
CN202315282U (zh) * 2011-10-31 2012-07-11 广东奥飞动漫文化股份有限公司 一种可分离的组合式玩具陀螺
JP5793631B1 (ja) * 2015-03-27 2015-10-14 株式会社タカラトミー コマ玩具
JP5990354B1 (ja) * 2016-03-23 2016-09-14 株式会社タカラトミー コマ玩具
JP6232112B1 (ja) * 2016-10-18 2017-11-15 株式会社タカラトミー コマ玩具
JP6232113B1 (ja) * 2016-10-18 2017-11-15 株式会社タカラトミー コマ玩具、及びコマ玩具の部品の取付け方法
JP6261786B1 (ja) * 2017-02-10 2018-01-17 株式会社タカラトミー コマ玩具
JP6250202B1 (ja) * 2017-02-10 2017-12-20 株式会社タカラトミー コマ玩具
JP6258541B1 (ja) * 2017-04-28 2018-01-10 株式会社タカラトミー コマ玩具
JP6346977B1 (ja) * 2017-05-29 2018-06-20 株式会社タカラトミー コマ玩具
JP6377211B1 (ja) * 2017-06-09 2018-08-22 株式会社タカラトミー コマ玩具
JP6593819B1 (ja) * 2018-07-10 2019-10-23 株式会社タカラトミー コマ玩具

Also Published As

Publication number Publication date
US20200114272A1 (en) 2020-04-16
KR20200042832A (ko) 2020-04-24
JP2020062137A (ja) 2020-04-23
KR102149666B1 (ko) 2020-08-31
CN210728653U (zh) 2020-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6250202B1 (ja) コマ玩具
JP6258541B1 (ja) コマ玩具
JP6111365B1 (ja) コマ玩具
JP6377211B1 (ja) コマ玩具
JP5990354B1 (ja) コマ玩具
JP6232112B1 (ja) コマ玩具
JP5793631B1 (ja) コマ玩具
JP6431629B1 (ja) コマ玩具
JP5969151B1 (ja) コマ玩具
JP2020005977A (ja) コマ玩具
JP6431628B1 (ja) コマ玩具
JP6346977B1 (ja) コマ玩具
JP6618970B2 (ja) コマ玩具
JP2018126424A (ja) コマ玩具
JP6431630B1 (ja) コマ玩具
JP6554649B1 (ja) コマ玩具
JP6526766B2 (ja) 玩具の部品取外し構造
JP6232153B1 (ja) コマ玩具
JP6644338B1 (ja) コマ玩具
JP2016185318A (ja) コマ玩具
JP5959711B1 (ja) コマ玩具
JP6346976B1 (ja) コマ玩具
JP6656683B1 (ja) コマ玩具
JP6736070B1 (ja) コマ玩具
JP2020137546A (ja) コマ玩具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190426

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190426

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190426

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6554649

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250