JP6593819B1 - コマ玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸部と胴部が相対的に回転するバトルと、軸部と胴部が相対的に回転しないバトルとの双方を行うことができるコマ玩具を提供すること。【解決手段】前記軸部及び前記胴部の一方に、係止部を有し、第1位置と第2位置との間で動作し、前記第1位置から前記第2位置へは遠心力によって動作可能な可動係止部品が設けられ、前記軸部及び前記胴部の他方に、前記第1位置で前記係止部による係止を解除されて前記軸部と前記胴部の相対回転を許容し、前記第2位置で前記係止部により係止されて前記軸部と前記胴部の相対回転を阻止する被係止部が設けられ、さらに、前記軸部及び前記胴部の前記一方に、前記可動係止部品の動作を前記第1位置でロックし、前記可動係止部品が所定の遠心力で前記第1位置から前記第2位置まで動作する際にロック解除するロック機構が設けられたことを特徴とする。【選択図】図9

Description

本発明はコマ玩具に関するものである。
従来、軸部と胴部を備え、バトル中に胴部に作用する外部からの衝撃によって軸部と胴部とが所定範囲で相対回転して所定箇所で軸部と胴部とが分解されるコマ玩具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコマ玩具によれば、衝突の際に軸部と胴部が相対的に回転すると、衝突の際に自分のコマ玩具が受ける衝撃が緩和されるととともに、相手方に与える衝撃も緩和される。一方、軸部と胴部が相対的に回転しないコマ玩具では、衝突の際に自分のコマ玩具が受ける衝撃が大きく、また、相手方のコマ玩具に与える衝撃も大きい。
特許第6258541号公報
しかしながら、従来のコマ玩具においては、軸部と胴部が相対的に回転する構造となっているか、軸部と胴部が相対的に回転する構造となっていないか、のいずれかであって、バトルの態様が限定されていた。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、軸部と胴部が相対的に回転するバトルと、軸部と胴部が相対的に回転しないバトルとの双方を行うことができるコマ玩具を提供することを目的としている。
第1の手段は、
軸部と胴部を備え、バトル中に前記胴部に作用する外部からの衝撃によって前記軸部と前記胴部とが相対回転するように構成されたコマ玩具において、
前記胴部に、係止部を有し、第1位置と第2位置との間で動作し、前記第1位置から前記第2位置へは遠心力によって動作可能な可動係止部品が設けられ、前記軸部に、前記第1位置で前記係止部による係止を解除されて前記軸部と前記胴部の相対回転を許容し、前記第2位置で前記係止部により係止されて前記軸部と前記胴部の相対回転を阻止する被係止部が設けられ、さらに、前記胴部に、前記可動係止部品の動作を前記第1位置でロックし、前記可動係止部品が所定の遠心力で前記第1位置から前記第2位置まで動作する際にロック解除してそのロック解除状態を保持するロック機構が設けられていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記軸部と前記胴部とは、バトル中に前記胴部に作用する外部からの衝撃によって前記軸部と前記胴部とが所定量相対回転することによって分解されることを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段において、前記軸部は、軸部本体と前記胴部とによって挟持されて設けられ、前記軸部と一体的に回転するフライホイールを付属部品として備え、前記フライホイールに前記被係止部が設けられていることを特徴とする。
第4の手段は、第3の手段において、前記胴部には、前記コマ玩具に回転付勢力を与えるランチャのフォークと、前記フライホイールの上面に設けた舌片とが同時に挿入可能な孤状スリットが形成され、前記第2位置では前記係止部は前記孤状スリット内に進入し前記フォークの挿入を阻止することを特徴とする。
第5の手段は、第1の手段〜第4の手段において、前記可動係止部品及び前記ロック機構の組が前記胴部に複数設けられていることを特徴とする。
第6の手段は、第1の手段〜第5の手段において、前記可動係止部品は、長手方向中間の所定の軸を中心に揺動可能に構成され、一端側に第2位置で胴部本体の半径方向外方に張り出す衝突部が設けられ、他端側に前記係止部が設けられ、前記ロック機構は、前記第1位置で弾性力により前記可動係止部品の動作をロックすることを特徴とする。
第7の手段は、第6の手段において、前記ロック機構は、スプリングと、前記スプリングに追従して動作する係止片とを備え、前記可動係止部品の前記他端側に前記第1位置で前記係止片によって係止される他の被係止部が設けられ、前記係止片は、前記可動係止部品の動作によって、前記可動係止部品との摺接を介して自動的に前記他の被係止部の係止及び係止解除を行うことを特徴とする。
第1の手段〜第4の手段によれば、第1位置でロック機構によって係止部による被係止部の係止状態がロックされているときには、軸部と胴部とが相対移動するバトルを行い、ロックが解除された第2位置では軸部と胴部とが相対移動しにくいバトルを行うことができる。
この場合、第2の手段によれば、軸部と胴部の相対回転阻止によって分解を妨げることができる。
また、第4の手段によれば、最初から相対回転を阻止する態様となるのを予め阻止することができる。
第5の手段によれば、軸部に比べて半径方向に大きく拡がる胴部に可動係止部品及びロック機構を設けるので、可動係止部品及びロック機構を設けることが容易となる。
第6の手段によれば、第1の手段又は第2の手段において、前記可動係止部品の衝突部は、第2位置で胴部本体の半径方向外方に張り出すので、攻撃部として機能することになる。
第7の手段によれば、係止片は、可動係止部品の動作によって、可動係止部品との摺接を介して自動的に他の被係止部の係止及び係止解除を行うので、その取扱いが容易となる。
実施形態のコマ玩具とランチャとを示した斜視図である。 コマ玩具の分解斜視図である。 コマ玩具の軸部及びフライホイールの半部を示した縦断斜視図である。 コマ玩具の胴部を下方から見た状態を示した斜視図である。 コマ玩具の胴部を上方から見た状態を示した分解斜視図である。 コマ玩具の胴部を下方から見た状態を示した分解斜視図である。 軸部と胴部とが相対回転する胴部の状態を示した平面図である。 軸部と胴部との相対回転が阻止されるときの胴部の状態を示した平面図である。 コマ玩具の可動係止部品がロック機構によってロックされた状態を示した図である。 コマ玩具の可動係止部品がロック機構によってロック解除された状態を示した図である。 軸部と胴部の結合構造を示した断面図である。 他の実施形態のコマ玩具の胴部の底面図である。 他の実施形態のコマ玩具の可動係止部品がロック機構によってロックされた状態を示した図である。
以下、本発明のコマ玩具を図面に示した実施形態に基づいて説明する。
(全体)
図1はコマ玩具及びランチャ(発射装置)の外観を示した斜視図、図2はコマ玩具の分解斜視図である。
このうちコマ玩具1は、例えば、コマ玩具同士の衝突を通じて勝敗を競うバトルゲーム等に使用される。このコマ玩具1は軸部10、フライホイール30及び胴部40を備えいる。
(細部)
1.軸部10及びフライホイール30
図3は軸部10及びフライホイール30の半部を示した斜視図である。この半部に対して残りの半部は点対称となっている。なお、軸部10及びフライホイール30の説明において、上下、左右、前後は図3に示す方向を言うものとする。
このうち軸部10は、下端部に接地部である回転軸11、上下方向中間部に鍔12、上端部に円筒体13を備える。
鍔12と円筒体13とは一体的に形成されている。円筒体13の中心には柱体14が設けられている。柱体14の上端部外周には前後それぞれに半径方向外方に張り出す爪17が1個ずつ形成されている。この柱体14は、軸下部10aに固定して設けられている。軸下部10aの外周面は、鍔12側から回転軸11の先端側に向けて段階的に縮径し、全体として略逆円錐状に形成されている。この軸下部10aは、図示しないねじ等によって鍔12に固定されている。
鍔12及び円筒体13には、前後それぞれに孔15が1個ずつ鍔12及び円筒体13に亘って形成されている。また、円筒体13の外周面には、左右それぞれに突出部16が1個ずつ形成されている。各突出部16の外面は鍔12の外周面と面一となっている。
また、軸部10は環状の押圧部材18を備えている。押圧部材18は、柱体14の上端部の外側に嵌まり合う形の環状の上端部18bを有している。この押圧部材18は、円筒体13の内側で柱体14を取り囲むようにして設置されている。押圧部材18の下端部外周には、前後それぞれに半径方向外方に張り出す脚部18aが1個ずつ形成されている。
この押圧部材18は、各脚部18aがそれに対応する孔15から露出するように組み付けられる。孔15は脚部18aの上下方向の移動を許容するが、孔15の上縁で脚部18aの上方への移動を規制する。また、押圧部材18は、ばね19によって上方に付勢されている。なお、押圧部材18の上端部18bの上面には、左右それぞれに半径方向に延びる凸条(突起)20が1個ずつ形成されている。
2.フライホイール30
フライホイール30は環状に形成されている。このフライホイール30は軸部10の付属部品であり、取り付けられたときには分解される場合を除いて軸部10と一体化されるが、フライホール30がなくともコマ玩具1として利用できる。フライホイール30の下面内周側には軸部10の鍔12を下方から収容可能な環状段部30aが形成されている。このフライホイール30の上面には左右それぞれに上方に向けて張り出す突出部31が1個ずつ形成されている。各突出部31の下側部分には、軸部10の突出部16を下方から収容可能な凹部32が形成されている。また、フライホイール30の上面には、各突出部31の直ぐ外側に上方に延びる舌片33が形成されている。舌片33は突出部31よりも上方に突出している。
図4は胴部40を下方から見た状態を示した斜視図、図5は胴部40を上方から見た状態を示した分解斜視図、図6は胴部40を下方から見た状態を示した分解斜視図である。
胴部40は、下胴部41、上胴部42、可動係止部品43及びロック機構44を備える。なお、胴部40の説明において上下、左右、前後は特に断らない限り図5に示す方向を言うものとする。
(1)下胴部41
下胴部41は全体として円板状に形成されている。この下胴部41は、外周部を構成する環状部41aと、環状部41aの中央の孔内に配置され当該環状部41aよりも一段高い高台41bとを備えている。高台41bは、環状部41aの中央の孔よりも径が小さく、前後の支持部41cを介して環状部41aに支持されている。一方、下胴部41の左右方向には、高台41bと環状部41aとの間に所定の隙間41dが1個ずつ形成されている。各隙間41dには上記フライホイール30の舌片33が下方から1個ずつ挿入される。
また、高台41bの中央には円形の孔41eが形成されている。
図6に示すように、下胴部41の下面には、孔41eの縁を下方に延出した形の円筒壁41fが形成されている。円筒壁41fの下端内周には、軸心を挟んで対峙する2つの箇所それぞれに、爪41gが1個ずつ形成されている。各爪41gの下面には、図4に示すように、コマ玩具1の回転方向後端部に、放射方向に延びる凸条を円周方向に所定間隔で複数本配した起伏部41hが形成されている。
また、下胴部41の環状部41aには、座繰り付きのねじ挿通孔41iが合計3個、円周方向に等間隔で設けられている。また、下胴部41の上面にはねじ挿通孔41iに致心して筒状の内嵌部41jが形成されている。
(2)上胴部42
図7は相対回転可能する状態の胴部を示した平面図、図8は相対回転が阻止される状態の胴部を示した平面図である。ここで、「相対回転が阻止されている状態」とは、相対回転が最初から阻止される場合と、相対回転の途中で阻止される場合との双方を含む。
上胴部42は下胴部41を上方から被覆する。図6に示すように、上胴部42の外周には衝突部を構成する様々な形状の固定ブレード(固定衝突部)42aが形成されている。この上胴部42の左右には、図7に示すように、下胴部41の各隙間41dに対応して孤状スリット42bが1個ずつ形成されている。孤状スリット42bは、コマ玩具1の回転方向前端部側が狭幅となっている。この孤状スリット42bには、下方から隙間41dに挿通されたフライホイール30の舌片33が挿入される。また、この孤状スリット42bには、後述のランチャ60のフォーク63が上方から挿入される。
また、上胴部42には、雌ねじ42cが形成された柱状体42dが3個設けられている。そして、上胴部42は、下胴部41のねじ挿通孔41i及び後述のねじ挿通孔43eに下方から挿通させた雄ねじ40aを雌ねじ42cに螺合させることによって、下胴部41に取り付けられる。
(3)可動係止部品43及びロック機構44
図9は、可動係止部品43がロック機構44によってロックされた状態を示した図、図10は、可動係止部品43がロック機構44によってロック解除された状態を示した図である。
可動係止部品43及びロック機構44は組をなし、実施形態のコマ玩具1では、この組が3個設けられている。この3組の可動係止部品43及びロック機構44は、下胴部41と上胴部42との間に設けられる。
このうち可動係止部品43は、コマ玩具1の半径方向外方に膨らむように弓状に形成されている。この可動係止部品43の長手方向中間部には、上記内嵌部41jと嵌合する外嵌部43aが形成されている。外嵌部43aの内部にはねじ挿通孔43eが形成されている。この外嵌部43aと嵌合部41jとの嵌合によって、可動係止部品43は雄ねじ(軸)40aを中心として揺動可能となっている。
可動係止部品43は、一端側のアームの外側が衝突部43bを構成し、他端側のアームの先端には楔状の被係止部43cが形成されている。また、3個の可動係止部品43のうちの1個の可動係止部品43Aの他端側のアームの内側には三角状の係止部43dが形成されている。係止部43dは、可動係止部品43Aが平面視で時計方向に回転した際に孤状スリット42b内に突入する(図8参照)。突入位置は、孤状スリット42bに挿入されたフライホイール30の舌片33の移動域で、孤状スリット42bにおけるコマ玩具1の回転方向前端側である。この係止部43dが孤状スリット42bに突入することによって、フライホイール30の舌片33の移動が係止部43dによって妨げられ、軸部10と胴部40との相対回転が阻止される。また、係止部43dは、可動係止部品43Aが平面視で反時計方向に回転した際に孤状スリット42bから退く(図7参照)。これによって、フライホイール30の舌片33の移動が係止部43dによって妨げられなくなり、軸部10と胴部40との相対回転が許容される。
ロック機構44は、スプリング44aと、スプリング44aの一端に付設された係止片44bとを備える。スプリング44aは係止片44bの先端を常時に可動係止部品43に当接させておく働きをする。このスプリング44aと係止片44bは下胴部41及び上胴部42によって形成される所定の部屋に設置される。
(コマ玩具1の組立方法)
次に、コマ玩具1の全体の組立方法を説明する。
先ず、軸部10の突出部16を下方からフライホイール30の凹部32に合致させるようにして、軸部10とフライホイール30を嵌合状態に組み付ける。次に、この組付け体を胴部40に下方から近付ける。
次に、フライホイール30の舌片33を下方から胴部40の弧状スリット42bの一端部に挿入する。具体的には、孤状スリット42bにおけるコマ玩具1の回転方向前端部にフライホイール30の舌片33を挿入する。この状態では、軸部10の爪17が2個の爪41gの間に位置している。この状態が結合解除状態である。その後、上記組付け体の軸部10を胴部40側に押圧する。すると、まず、フライホイール30が胴部40の下面に押し当てられる。さらに、軸部10内のスプリング19が縮みながら押圧部材18が下がり、軸部10の爪17が胴部40の爪41gよりも相対的に上方に押し上げられる。すると、胴部40の爪41gが軸部10の爪17の下側にくる。そして、軸部10をフライホイール30と一体的に所定方向(コマ玩具1の回転方向とは反対の方向)に回転させると、爪17と爪41gとが上下で重なった状態となる。そして、軸部10から手を離すと、軸部10内のスプリング19の付勢力によって、図11に示すように、軸部10の爪17の下面と胴部40の爪41gの上面とが当接される。この状態、すなわち軸部10の爪17の下面と胴部40の爪41gの上面とが当接された状態が結合状態である。これにより、凸条20と起伏部41hが噛合して、コマ玩具1が組み立てられる。
(遊び方等)
続いて、このコマ玩具1を使用しての遊び方の一例を説明する。
まず、遊戯者が可動係止部品43を平面視で反時計方向に回転させて、可動係止部品43Aの係止部43dが孤状スリット42bから退避した状態とする。
次に、コマ玩具1の回転力のチャージを行う。このチャージは、図1示すランチャ60によって行われる。このランチャ60は、内部に図示しない円板を備え、その円板を図示しないゼンマイばねで一の回転方向に付勢するとともに、円板の周囲に卷回させた図示しない紐をハンドル61で引くと、円板が回転され、コマホルダー62が回転されるように構成されている。このコマホルダー62の回転は、下方に突設されたフォーク63によってコマ玩具1に伝達され、コマ玩具1を回転させる。この場合、フォーク63は胴部40の弧状スリット41dに差し込まれ、フォーク63の内側に形成された突起63bを孤状スリット42bの狭幅部分下に潜り込ませる。そして、ランチャ60のハンドル61を引き切ると、円板ひいてはコマホルダー62の回転が停止する一方で、コマ玩具1は慣性力によって尚も回転するので、フォーク63の傾斜面63aに倣ってコマ玩具1がコマホルダー62から外れる。
なお、可動係止部品43の係止部43dが孤状スリット42b内に突入した状態では、係止部43dに妨げられてフォーク63は孤状スリット42b内に挿入できない。
放たれたコマ玩具1は、ランチャ60による回転付勢力が大きい場合、つまり、所定の遠心力がコマ玩具1に作用した場合には、可動係止部品43の衝突部43bが半径方向外方に動作し始め、可動係止部品43に係止片44bが摺接してスプリング44aが縮む方向に動作する。これによって、ロック機構44の係止片44bによる可動係止部品43の被係止部43cの係止が解除される。これによって、可動係止部品43が遠心力によって尚も動作し、可動係止部品43の係止部43dが孤状スリット42b内に突入する。これにより、軸部10と胴部40とが相対回転しようとするときに、舌片33が途中で係止部43dに突き当たり、それ以上の相対回転が阻止される。
一方、放たれたコマ玩具1は、ランチャ60による回転付勢力が小さい場合には、ロック機構44の係止片44bによる可動係止部品43の被係止部43cの係止が解除されない。したがって、可動係止部品43の係止部43dが孤状スリット42b内に突入しないので、軸部10と胴部40との相対回転が妨げられない。その結果、相手方のコマ玩具に衝突すると、衝突による衝撃力によって、胴部40の下面の起伏部41hと凸条20とは、胴部40に対して軸部10が相対回転をするに伴って、噛み合い位置を変更する。そして係止解除位置に達すると、胴部40の爪41gと軸部10の爪17との係止が解除され、軸部10内のばね19の付勢力によって胴部40が軸部10から離反する。
なお、コマ玩具1の可動係止部品43が相手方のコマ玩具から所定以上の強い衝撃を受けた場合でも、可動係止部品43のロックが解除されたりする場合もある。また、可動係止部品43の係止部43dが孤状スリット42b内に突入した場合であっても、所定以上の強い衝撃で胴部40に対する軸部10相対回転が起こったときに、可動係止部品43のロックが解除されることもある。
(他の実施形態)
上記実施形態では、一方向回転用のコマ玩具1について説明したが、両方向回転用のコマ玩具にも適用できる。
図12はその一例の胴部を示した底面図である。この胴部40Aでは、爪41gの下面の全面又は両側に起伏部41hが形成され、2つの爪41gの間の隙間に爪17を挿入した後、どちらの方向に軸部10と胴部40を相対回転させても、爪41gと爪17とを係合させることができるようにされている。したがって、予め、時計方向回転か反時計方向回転かを選択し、それに対応する方向に、軸部10と胴部40を相対回転させる必要がある。また、この胴部40Aの孤状スリット42bは円周方向両側でランチャ60の突起63に係合するようにされている。ランチャ60は回転方向の切換えが可能なものか、或いは、回転方向に応じたランチャ60が用いられる。
この胴部40Aには、4組の可動係止部品43及びロック機構44が設けられている。このうち2組の可動係止部品43及びロック機構44は一方の孤状スリット42bに対応し、残りの2組の可動係止部品43及びロック機構44は他方の孤状スリット42bに対応して設けられている。各孤状スリット42bに対応する2個の可動係止部品43は所定の遠心力によって互いに反対方向に回転するようにされている。各可動係止部品43には係止部43dが形成され、各孤状スリット42bに対応する2個の可動係止部品43の間では、一方が孤状スリット42bの円周方向一端側に突入し、他方が孤状スリット42bの円周方向他端側に突入するようにされている。その結果、各孤状スリット42bに対応する2個の可動係止部品43の間では、所定の遠心力が作用した際に、一方の可動係止部品43の係止部43dはフライホイール30の舌片33の外側に突き当たるか、舌片33が通過した後に孤状スリット42b内に突入するので、舌片33の移動を妨げない。また、他方の可動係止部品43の係止部43dは孤状スリット42b内に突入し、舌片33の移動を妨げることになる。
(本発明の変形)
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は、かかる実施形態には限定されず、種々の変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、ロック機構44の構成要素としてスプリング44aを用いたが、係止片44b自体が弾性変形可能な弾性材料で形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、所定の軸を中心に揺動する可動係止部品43を設けたが、半径方向に直線往復動作する可動係止部品43を設けてもよい。
1 コマ玩具
10 軸部
40 胴部
40A 胴部
43 可動係止部品
43A 可動係止部品
43b 衝突部
43c 被係止部
43d 係止部
44 ロック機構
44a スプリング
44b 係止片

Claims (7)

  1. 軸部と胴部を備え、バトル中に前記胴部に作用する外部からの衝撃によって前記軸部と前記胴部とが相対回転するように構成されたコマ玩具において、
    前記胴部に、係止部を有し、第1位置と第2位置との間で動作し、前記第1位置から前記第2位置へは遠心力によって動作可能な可動係止部品が設けられ、前記軸部に、前記第1位置で前記係止部による係止を解除されて前記軸部と前記胴部の相対回転を許容し、前記第2位置で前記係止部により係止されて前記軸部と前記胴部の相対回転を阻止する被係止部が設けられ、さらに、前記胴部に、前記可動係止部品の動作を前記第1位置でロックし、前記可動係止部品が所定の遠心力で前記第1位置から前記第2位置まで動作する際にロック解除してそのロック解除状態を保持するロック機構が設けられていることを特徴とするコマ玩具。
  2. 前記軸部と前記胴部とは、バトル中に前記胴部に作用する外部からの衝撃によって前記軸部と前記胴部とが所定量相対回転することによって分解されることを特徴とする請求項1に記載のコマ玩具。
  3. 前記軸部は、軸部本体と前記胴部とによって挟持されて設けられ、前記軸部と一体的に回転するフライホイールを付属部品として備え、前記フライホイールに前記被係止部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコマ玩具。
  4. 前記胴部には、前記コマ玩具に回転付勢力を与えるランチャのフォークと、前記フライホイールの上面に設けた舌片とが同時に挿入可能な孤状スリットが形成され、前記第2位置では前記係止部は前記孤状スリット内に進入し前記フォークの挿入を阻止することを特徴とする請求項3に記載のコマ玩具。
  5. 前記可動係止部品及び前記ロック機構の組が前記胴部に複数設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のコマ玩具。
  6. 前記可動係止部品は、長手方向中間の所定の軸を中心に揺動可能に構成され、一端側に第2位置で胴部本体の半径方向外方に張り出す衝突部が設けられ、他端側に前記係止部が設けられ、前記ロック機構は、前記第1位置で弾性力により前記可動係止部品の動作をロックすることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のコマ玩具。
  7. 前記ロック機構は、スプリングと、前記スプリングに追従して動作する係止片とを備え、前記可動係止部品の前記他端側に前記第1位置で前記係止片によって係止される他の被係止部が設けられ、前記係止片は、前記可動係止部品の動作によって、前記可動係止部品との摺接を介して自動的に前記他の被係止部の係止及び係止解除を行うことを特徴とする請求項6に記載のコマ玩具。
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