JP2003062354A - コマ玩具 - Google Patents

コマ玩具

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JP2003062354A
JP2003062354A JP2001258283A JP2001258283A JP2003062354A JP 2003062354 A JP2003062354 A JP 2003062354A JP 2001258283 A JP2001258283 A JP 2001258283A JP 2001258283 A JP2001258283 A JP 2001258283A JP 2003062354 A JP2003062354 A JP 2003062354A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】他のコマ玩具や他の物と接触した際の衝撃を緩
衝するコマ玩具を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、複数の部材を重合状態に取り付
けて形成され、該部材のうち、上層部材が、その他の部
材とは独立に回動可能であるコマ玩具である。その他の
部材は、最下層部材、弾性部材、スライド部材、中間部
材、中層部材、係止部材から構成され、上層部材は該係
止部材を介してその他の部材に係脱自在に取り付けら
れ、また該係止部材の撚回によって、該上層部材の独立
回動が実現可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転中に、他のコ
マ玩具や他の物と接触した際の衝撃を緩衝するコマ玩具
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紐を使わずに、コマ玩具を回
転させるシューター等を用いて回転させて遊ぶコマ玩具
は、数多く実用に供されている。その遊び方も様々で、
例えば鉛筆や、指の上でコマ玩具を回転させたり、他の
コマ玩具と同時に回転させて、回転時間を競ったり、回
転時に他のコマ玩具にぶつけて倒す等の遊び方がある。
【0003】しかしながら、従来のコマ玩具は全体が一
体化されている為、回転時に他のコマ玩具にぶつけて倒
す場合、ぶつけたコマ玩具も、ぶつけられたコマ玩具
も、遠心力が低下し、またバランスを崩しやすく、直ぐ
に倒れてしまい易くて、ぶつけても、ぶつけられても回
転を持続させることができなかった。
【0004】そこで、コマ玩具の回転を維持させる(遠
心力を持続させる)こと、受けた衝撃を逃がしバランス
を保持することにより、他のコマ玩具にぶつけたり、ぶ
つけられたり等した際に倒れにくくすることが必要とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑みなされたもので、他のコマ玩具や他の
物と接触した際の衝撃を緩衝し、回転の持続時間を延長
することによって、より興趣性に富んだコマ玩具を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
コマ玩具であって、複数の部材を重合状態に取り付けて
形成され、該部材のうち、上層部材が、その他の部材と
は独立に回動可能であることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、上層部材が、その他の部
材とは独立に回動可能であることにより、他のコマ玩具
や他の物と接触した際に、上層部材がその衝撃によっ
て、その他の部材と独立に回動することにより、その他
の部材はその衝撃を余り受けることなく回転を続けるこ
とができる。従って、とても衝撃に強いコマ玩具を提供
することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のコ
マ玩具であって、前記その他の部材に係止部材を含み、
前記上層部材は、該係止部材を介して前記その他の部材
に係脱自在に取り付けられることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、前記上層部材は、前記係
止部材を介して前記その他の部材に係脱自在に取り付け
られることにより、簡単な構成によって、該上層部材の
独立回動を実現可能とすることができる。又更に、例え
ば色々な攻撃方法、遊び方、回転方法に対応した形状の
上層部材を、状況や、遊び方等に応じて取替えすること
もでき、応用自在のコマ玩具を提供することができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載のコ
マ玩具であって、前記上層部材は、前記係止部材を撚回
することによって、前記その他の部材とは独立に回動可
能となる又はその他の部材とは独立に回動不能となるこ
とを特徴とする。
【0011】本発明によれば、簡単な操作によって、前
記上層部材は、前記その他の部材とは独立に回動可能と
なる又はその他の部材とは独立に回動不能となり得る。
又それにより、状況や、遊び方等に応じて、前記上層部
材を、その他部材とは独立に回動可能としたり又はその
他の部材とは独立に回動不能にしたりすることができ、
応用自在のコマ玩具を提供することができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載のコマ玩具であって、前記その他の部材は、下
面中心に回転軸を有する最下層部材と、弾性を有する弾
性部材と、係止片を有するスライド部材と、中間部材
と、錘機能及び開口を有する中層部材とを含み、該最下
層部材に、該弾性部材が収納され、該弾性部材の上部に
該スライド部材が載置され、該スライド部材を貫通させ
るように該中間部材の一部が該最下層部材に収納され、
該中層部材の開口に該スライド部材を貫通させるように
該中層部材が該最下層部材に螺設されて構成されること
を特徴とする。
【0013】本発明によれば、錘機能を有する中層部材
によって、コマとしての優れた回転特性を得ることがで
き、また、バランスの取れたコマ玩具を提供することが
できる。また、簡単な構成で、前記上層部材の独立回動
を実現可能な構成を提供することができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4記載のコ
マ玩具であって、前記上層部材は、前記スライド部材を
貫通させるように前記中層部材に載置され、前記係止部
材は、該上層部材に載置され且つ該係止部材の一部を該
スライド部材内に嵌挿させることにより、前記上層部材
は、前記その他の部材に係脱自在に取り付けられること
を特徴とする。
【0015】本発明によれば、簡単な方法によって、前
記上層部材を、前記その他の部材に係脱自在に取り付け
ることができ、小さな子供であっても容易に該コマ玩具
を構成することができる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5記載のコ
マ玩具であって、前記中間部材から突出するスライド部
材の長さの変化によって、前記上層部材の緊緩が調整さ
れて、該上層部材は、前記その他の部材とは独立に回動
可能となる又は前記その他の部材とは独立に回動不能と
なることを特徴とする。
【0017】本発明によれば、前記中間部材から突出す
るスライド部材の長さの変化によって、前記上層部材の
緊緩が調整される構成により、簡単な構成で、確実に、
前記上層部材を独立回動させることができ、又は前記上
層部材を独立回動不能とさせることができ、衝撃に強い
コマ玩具を実現可能とする。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項6記載のコマ玩具であって、前記上層部材は、鍔部を
有し、最下層部材と中層部材の外側にはみ出すように形
成されることを特徴とする。
【0019】本発明によれば、前記上層部材が、鍔部を
有し、最下層部材と中層部材の外側にはみ出すように形
成されることにより、他のコマ玩具や、他の障害物にぶ
つけて回転させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、複数の部材を重合状態
に取り付けて形成され、該部材のうち、上層部材が、そ
の他の部材とは独立に回動可能であるコマ玩具である。
その他の部材は、最下層部材、弾性部材、スライド部
材、中間部材、中層部材、係止部材から構成され、上層
部材は該係止部材を介してその他の部材に係脱自在に取
り付けられ、また該係止部材の撚回によって、該上層部
材の独立回動が実現可能となる。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の実施形態におけるコマ玩
具の斜視図である。図1において、符号1は本発明に係
るコマ玩具を示し、このコマ玩具1は、最下層部材2
と、最下層部材2の上に配置された中層部材6と、中層
部材6の上に独立に回動可能に配置された上層部材7
と、上層部材7内に配置された係止部材8とから構成さ
れ、前記各部材2,6,7,8は階層状に配置されてい
る。
【0022】次に、各部材について図2及び図3に従っ
て詳細に説明する。最下層部材2は、下面が倒立円錐状
に形成され、その下頂部には回転軸20が形成されてい
る。そして、その回転軸20の上部には、中空の弾性部
材収納部21が形成され、その内部には、弾性部材3が
収納される。そして更にその弾性部材収納部21の上部
には、中間部材収納部22が凹設され、その内部に中間
部材5の下部が収納される。更にその中間部材収納部2
2の上部には、所定の箇所に、中層部材6を螺設する為
の螺孔25aを有する螺孔突起25及び位置合わせ突起
26が、螺孔突起台23及び位置合わせ突起台24上に
形成される。尚、最下層部材2は合成樹脂等によって形
成すれば良い。
【0023】スライド部材4は、円筒状に形成され、下
から3分の1程度の外周面に、係止片40が形成されて
おり、更に頂部には、角柱形状の係止部材嵌挿孔41が
配設され、更にその係止部材嵌挿孔41の下部には図示
しない螺孔が配設される。係止片40は、スライド部材
4に垂直に形成されており、スライド部材4の外周面の
一部に、スライド部材4の断面直径より大きい直径の半
円アーチ状の固定部分40aが形成される。更にその固
定部分40aの外側に、この固定部分40aの一部と繋
がるように半円アーチ状で、且つ可撓性を持つよう細く
形成された可撓部分40bがある。更にこの可撓部分4
0bの中央部分には、スライド部材4と平行するように
係止突起40cが形成される。尚、スライド部材4は合
成樹脂等によって形成すれば良い。
【0024】中間部材5は、円筒状の主部材50、補助
部材51、バネ52によって構成され、スライド部材4
を貫通させるように、円筒状の主部材50及び補助部材
51の中心部分に、それぞれ内軸孔50a及び内軸孔5
1aが貫穿される。
【0025】主部材50の下部内側には、スライド部材
4の係止片40の直径とほぼ同じ程度の直径を有する凹
陥部50bを有する。更にその凹陥部50bの外周には
所定の箇所に、スライド部材4の係止突起40cと嵌合
するような係止凹欠部50cを複数有する。そして、凹
陥部50bの内軸孔50aの外周の一部に、山状に形成
されたスライド部材調整突起部50dが形成される。こ
のスライド部材調整突起部50d及び内軸孔50aに、
スライド部材4の係止片40が係止されることによっ
て、中間部材5の上部から突出する、スライド部材4の
長さが変わる。このことによって、スライド部材4の下
部に配設され且つ最下層部材2に収納される弾性部材3
の弾性力が調整される。また、主部材50の外周面に
は、中間部材5を最下層部材2の中間部材収納部22へ
収納した場合に、位置ズレが起きないように、最下層部
材2の螺孔突起台23及び位置合わせ突起台24に掛止
されるよう掛止突起50eが形成される。更に主部材5
0の外周面には、中層部材6を配設する際に、位置ズレ
を起こさないように、嵌合突起50fが形成される。ま
た、主部材50の上部には、シューター100の回転片
102に係合する係合片50gが突出形成される。そし
て、内軸孔50aの外周に、補助部材51を収納する為
の補助部材収納部50hが凹設され、更にその補助部材
収納部50hの側面には、補助部材掛止溝50iが形成
される。
【0026】補助部材51は、内軸孔51aを有する中
空の円筒状を成しており、その外周面には、主部材50
の補助部材掛止溝50iに掛止されるよう、複数の掛止
爪51bを有する。
【0027】そして、主部材50の補助部材収納部50
hに、内軸孔50aの直径より大きく、補助部材収納部
50hの直径よりも小さいバネ52を収納し、補助部材
51をそのバネ52に被嵌すると共に、主部材50の補
助部材収納部50hに収納し、その掛止爪51bを補助
部材掛止溝50iに掛合させる。すると、中間部材5が
形成され、補助部材51の配設部分が弾性を有するよう
に構成される。尚、中間部材5は合成樹脂等によって形
成すれば良い。
【0028】中層部材6は、中央が開口した八角板状
(円板状や他の多角板状でもよい)に形成され、内周部
には内側の所定の箇所に、張り出し片60が突出形成さ
れ、各張り出し片60の中央には、嵌合孔61が形成さ
れている。また、中間部材5の嵌合突起50fと嵌合す
るよう嵌合溝62が形成される。尚、中層部材3は他の
部材に比べて重量の大きい錘部材とし、金属によって形
成するのが好ましい。
【0029】上層部材7は、円板状に形成され、外周面
に、等間隔に3つの鍔部70が一体的に形成され、且つ
この鍔部70は最下層部材2と中層部材6の外側にはみ
出すように形成される。また、上層部材7の内側の中央
部分に、内軸孔71が形成され、その内軸孔71の外周
には、係止部材8を載置する為の係止部材受け部72が
形成される。更に係止部材受け部72の縁には、係止部
材8の上部材80の波形ラック80bと歯合するよう波
形ラック72aが突出形成される。尚、この波形ラック
72aを構成する歯の形は、歯先を適度に丸めた台形状
にするのが望ましい。また、係止部材受け部72の外周
の一部に、シューター100の回転片102を通す為
の、一対の長孔73が形成される。尚、上層部材7は合
成樹脂等によって形成すれば良い。
【0030】係止部材8は、上部材80と、下部材81
から構成される。上部材80は、円板状に形成され、中
央部分に、螺孔80aを有する。また、上部材80の下
部縁部には、係止部材受け部72の波形ラック72aと
歯合するよう波形ラック80bが突出形成される。尚、
この波形ラック80bを構成する歯の形は、歯先を適度
に丸めた台形状にするのが望ましい。また、上部材80
の裏面には、下部材81の上部を嵌合させる為の下部材
嵌合溝が形成される(図示せず)。
【0031】下部材81の上部は、下部材嵌合溝に嵌合
するような形状を成しており、下部材81の下部は、角
柱形状のスライド部材4の係止部材嵌挿孔41に嵌挿す
る為、角柱形状を成している。更に、下部材81の内部
中心部分に、螺孔81aが貫穿される。そして、上部材
80の下部材嵌合溝80cに、下部材81の上部を嵌合
させて、ワッシャーを介して上部材80に下部材81が
螺設され、係止部材8が構成される。
【0032】そして、この係止部材8の下部材81を、
スライド部材4の下部材嵌合溝に嵌挿することにより、
係止部材8及び上層部材7は、最下層部材2及び中層部
材6と係脱自在に形成される。尚、係止部材8は合成樹
脂によって形成するのが好ましい。
【0033】次に、コマ玩具1の有機的結合構成につい
て詳細に説明する。最下層部材2の弾性部材収納部21
に弾性部材3が収納され、この弾性部材3の上部に、ス
ライド部材4が載置され、このスライド部材4が内軸孔
51aを貫通するよう中間部材5の一部が、中間部材収
納部22に収納される。この時、中間部材5の掛止突起
50eが、最下層部材2の螺孔突起台23及び位置合わ
せ突起台24によって掛止されるように収納される。
【0034】そして、中層部材6の嵌合溝62に、中間
部材5の嵌合突起50fが嵌合され、更に中層部材6の
嵌合孔61に、最下層部材2の螺孔突起25及び位置合
わせ突起26が嵌合され、その螺孔突起25の螺孔25
aにワッシャーを介して螺子82が螺合される。即ち中
層部材6が、最下層部材2に螺設される。
【0035】そして上層部材7の中心部分に配設された
内軸孔71に、スライド部材4を通すようにして、上層
部材7が中層部材6の上に載置される。そして、スライ
ド部材4の下部材嵌合溝80cに、係止部材8の下部材
81が嵌挿されると、係止部材8及び上層部材7が、そ
の他の部材と係脱自在に形成される。
【0036】そして、この係止部材8を撚回すると、即
ち係止部材8を螺子82を中心にして回動させると、ス
ライド部材4も協動し、従ってスライド部材4の係止片
40も、中間部材5の凹陥部50b内を回動する。尚こ
の時、スライド部材4の係止片40は、中間部材5の凹
陥部50b内のスライド部材調整突起部50d及び内軸
孔50aによって係止されながら、しかしスライド部材
4の係止片40の可撓部分40bが撓曲する為、回動す
ることができる。そして、撚回が停止された時、即ち回
動が停止された時に、スライド部材4の係止片40は、
中間部材5の凹陥部50b内のスライド部材調整突起部
50d及び内軸孔50aによって係止される。
【0037】そして図4(A)に示すように、例えば係
止片40の固定部分40aが山状のスライド部材調整突
起部50dの頂の下に在る時は、即ち係止片40がスラ
イド部材調整突起部50dの頂によって係止される時、
中間部材5の上部から突出するスライド部材4の長さが
最短となる。図4(B)に示すように、係止片40の固
定部分40aがスライド部材調整突起部50d下に無い
時は、即ち係止片40が内軸孔50aによって係止され
る時、中間部材5の上部から突出するスライド部材4の
長さが最長となる。図4(C)に示すように、係止片4
0の固定部分40aが,山状のスライド部材調整突起部
50dの傾斜部分下に在る時は、即ち係止片40の固定
部分40aがスライド部材調整突起部50dの傾斜部分
によって係止される時、中間部材5の上部から突出する
スライド部材4の長さは前記最短の長さより長く、前記
最長の長さより短くなる。即ち係止部材8の回動によっ
て、中間部材5の上部から突出する、スライド部材4の
長さが変わる。
【0038】また、スライド部材4の動作によって、ス
ライド部材4の下部に配設され且つ最下層部材2に収納
される弾性部材3の弾性力が、調整されることにより、
スライド部材4の動作状態が維持される。即ち、中間部
材5の上部から突出するスライド部材4の長さが最長の
時は、中間部材5の下部から突出するスライド部材4の
長さが最短で、従ってスライド部材4が弾性部材3を押
圧する力は弱い為、スライド部材4は、弾性部材3の弾
性力によって弱く押上げられる状態となる。しかし、中
間部材5の上部から突出するスライド部材4の長さが最
短の時は、中間部材5の下部から突出するスライド部材
4の長さが最長で、従ってスライド部材4が弾性部材3
を押圧する力は強い為、スライド部材4は、弾性部材3
の弾性力によって強く押上げられる状態となる。中間部
材5の上部から突出するスライド部材4の長さが最短の
長さより長く、最長の長さより短い時は、スライド部材
4は、その長さに応じた強さの、弾性部材3の弾性力に
よって押上げられる状態となる。更に、スライド部材4
の係止片40の係止突起40cが、中間部材5の係止凹
欠部50cに嵌合することにより、静止状態となり、次
に係止部材8を回動させるまで、その状態が維持され
る。
【0039】そして、中間部材5の上部から突出するス
ライド部材4の長さが最短の時は、係止部材8及び上層
部材7には隙間が無く、従って係止部材8の波形ラック
80b及び上層部材7の波形ラック72aが互いに強い
力で押さえ付け合いながら歯合する為、係止部材8及び
上層部材7が、最下層部材2及び中層部材6に固装され
る。従って、上層部材7は、その他の部材とは独立に回
動不能となる。
【0040】中間部材5の上部から突出するスライド部
材4の長さが最長の時は、係止部材8及び上層部材7に
は隙間が生じ、従って係止部材8の波形ラック80b及
び上層部材7の波形ラック72aが互いに弱い力で押さ
え付け合いながら歯合する為、上層部材7が、その他の
部材とは独立に回動可能となる。このとき、中間部材5
の上部から突出するスライド部材4の長さは、上層部材
7の波形ラック72aの高さと係止部材8の波形ラック
80bの高さの和と同程度であれば、互いに殆ど係止さ
れることなく、上層部材7は係止部材8に殆ど係止され
ずに、より独立回動しやすくなる。更に、上述のよう
に、波形ラック72a及び波形ラック80bを歯の形
が、歯先が適度に丸められた台形状であれば、互いに殆
ど係止されることなく、上層部材7は係止部材8に殆ど
係止されずに、更により独立回動しやすくなる。
【0041】中間部材5の上部から突出するスライド部
材4の長さが、前記最短の長さより長く、前記最長の長
さより短い時は、係止部材8及び上層部材7には、突出
するスライド部材4の長さに応じた隙間が生じ、従って
係止部材8の波形ラック80b及び上層部材7の波形ラ
ック72aが互いに、その長さに相応した力で押さえ付
け合いながら歯合する。従って、上層部材7は、その押
さえ付け合う力に応じた、その他の部材とは独立に回動
する回動状態を得ることができる。
【0042】即ち、係止部材8の回動によって、スライ
ド部材4の長さが変化することによって、係止部材8と
上層部材7との隙間の大きさが変化し、その隙間の大き
さに従って、係止部材8及び上層部材7が互いに押さえ
付け合う力の大小が調整され、上層部材7の緊緩が調整
される。これにより、上層部材7の回動状態が変化す
る。
【0043】従って、コマ玩具1の回転時に他のコマ玩
具とぶっけて倒すという遊びをするときや、他の障害物
と接触したときに、上層部材7がその衝撃によって回転
軸を有するその他の部材と独立に回転することにより、
その他の部材はその衝撃を余り受けることなく回転を続
けることができる。従って、とても衝撃に強いコマ玩具
を提供することができる。また更に、上層部材7の回動
状態を、係止部材8の撚回具合によって調整することに
より、他のコマ玩具と接触したときの衝撃の受け方を調
整することができ、より戦略性の高いコマ遊びをするこ
とができる。
【0044】尚、コマ玩具1を回転させる場合、図5に
示すように、シュ−タ−を使用すれば良い。シュ−タ−
100は従来から幾つかのタイプがあるが、このシュ−
タ−100はピニオン・ラック機構を利用し、本体10
0aの内部に歯車(図示せず)によって回転する回転体
101を設け、その下方に一対の回転片102を突出し
たので、本体100aに貫通させたラック部材103に
は前記歯車を噛み合いさせ、ラック部材103を一方に
強く引くことにより回転体101を回転させるものであ
る。尚、コマ玩具1をシュ−タ−100を用いて回転さ
せる方法については周知であるから、ここではコマ玩具
1とシュ−タ−100との取り付け状態の詳しい説明は
省略する。
【0045】また、上記構成のコマ玩具1は、回転時に
他のコマ玩具とぶつけて倒すという遊びの他に、それ自
体通常のコマと同じように回転させたりすることができ
る。
【0046】以上、好ましい実施例を挙げて本発明を説
明したが、本発明はその実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した技術的範囲内で種々に改
変できる。なお、本発明のコマ玩具の形状は、上述の通
りでなくても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を有する。
【0048】本発明によれば、上層部材が、その他の部
材とは独立に回動可能であることにより、他のコマ玩具
や他の物と接触した際に、上層部材がその衝撃によっ
て、その他の部材と独立に回動することにより、その他
の部材はその衝撃を余り受けることなく回転を続けるこ
とができる。従って、とても衝撃に強いコマ玩具を提供
することができる。
【0049】本発明によれば、前記上層部材は、前記係
止部材を介して前記その他の部材に係脱自在に取り付け
られることにより、簡単な構成によって、該上層部材の
独立回動を実現可能とすることができる。又更に、例え
ば色々な攻撃方法、遊び方、回転方法に対応した形状の
上層部材を、状況や、遊び方等に応じて取替えすること
もでき、応用自在のコマ玩具を提供することができる。
【0050】本発明によれば、簡単な操作によって、前
記上層部材は、前記その他の部材とは独立に回動可能と
なる又はその他部材とは独立に回動不能となり得る。又
それにより、状況や、遊び方等に応じて、前記上層部材
を、その他部材とは独立に回動可能としたり又はその他
部材とは独立に回動不能とすることができ、応用自在の
コマ玩具を提供することができる。
【0051】本発明によれば、錘機能を有する中層部材
によって、コマとしての優れた回転特性を得ることがで
き、また、バランスの取れたコマ玩具を提供することが
できる。また、簡単な構成で、前記上層部材の独立回動
を実現可能な構成を提供することができる。
【0052】本発明によれば、簡単な方法によって、前
記上層部材を、前記その他の部材に係脱自在に取り付け
ることができ、小さな子供であっても容易に該コマ玩具
を構成することができる。
【0053】本発明によれば、前記中間部材から突出す
るスライド部材の長さの変化によって、前記上層部材の
緊緩が調整される構成により、簡単な構成で、確実に、
前記上層部材を独立回動させることができ、又はその他
部材とは独立に回動不能とすることができ、衝撃に強い
コマ玩具を実現可能とする。
【0054】本発明によれば、前記上層部材が、鍔部を
有し、最下層部材と中層部材の外側にはみ出すように形
成されることにより、他のコマ玩具や、他の障害物にぶ
つけて回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコマ玩具の斜視図。
【図2】 前記コマ玩具の分解図。
【図3】 中間部材の詳細な分解図で、(A)は主部
材及び補助部材の正面斜視図、(B)は主部材の裏面斜
視図。
【図4】 図1のコマ玩具の概略投影図で、スライド
部材の出没する長さの説明図で、(A)は出没する長さ
が最長の状態を示す図、(B)は出没する長さが最短の
状態を示す図、(C)は出没する長さが最長と最短の間
の状態を示す図。
【図5】 シュ−タ−にコマ玩具を取り付けた状態の
斜視図。
【符号の説明】
1 コマ玩具 2 最下層部材 20 回転軸 21 弾性部材収納部 22 中間部材収納部 23 螺孔突起台 24 位置合わせ突起台 25 螺孔突起 25a 螺孔 26 位置合わせ突起 3 弾性部材 4 スライド部材 40 係止片 40a 固定部分 40b 可撓部分 40c 係止突起 41 係止部材嵌挿孔 5 中間部材 50 主部材 50a 内軸孔 50b 凹陥部 50c 係止凹欠部 50d スライド部材調整突起部 50e 掛止突起 50f 嵌合突起 50g 係合片 50h 補助部材収納部 50i 補助部材掛止溝 51 補助部材 51a 内軸孔 51b 掛止爪 52 バネ 6 中層部材 60 張り出し片 61 嵌合孔 62 嵌合溝 7 上層部材 70 鍔部 71 内軸孔 72 係止部材受け部 72a 波形ラック 73 長孔 8 係止部材 80 上部材 80a 螺孔 80b 波形ラック 81 下部材 81a 螺孔 82 螺子 100 シューター 100a 本体 101 回転体 102 回転片 103 ラック部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の部材を重合状態に取り付けて形成さ
    れ、該部材のうち、上層部材が、その他の部材とは独立
    に回動可能であることを特徴とするコマ玩具。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記その他の部材に係
    止部材を含み、前記上層部材は、該係止部材を介して前
    記その他の部材に係脱自在に取り付けられることを特徴
    とするコマ玩具。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記上層部材は、前記
    係止部材を撚回することによって、前記その他の部材と
    は独立に回動可能となる又は前記その他の部材とは独立
    に回動不能となることを特徴とするコマ玩具。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3において、前記その
    他の部材は、下面中心に回転軸を有する最下層部材と、
    弾性を有する弾性部材と、係止片を有するスライド部材
    と、中間部材と、錘機能及び開口を有する中層部材とを
    含み、該最下層部材に、該弾性部材が収納され、該弾性
    部材の上部に該スライド部材が載置され、該スライド部
    材を貫通させるように該中間部材の一部が該最下層部材
    に収納され、該中層部材の開口に該スライド部材を貫通
    させるように該中層部材が該最下層部材に螺設されて構
    成されることを特徴とするコマ玩具。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記上層部材は、前記
    スライド部材を貫通させるように前記中層部材に載置さ
    れ、前記係止部材は、該上層部材に載置され且つ該係止
    部材の一部を該スライド部材内に嵌挿させることによ
    り、前記上層部材は、前記その他の部材に係脱自在に取
    り付けられることを特徴とするコマ玩具。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記中間部材から突出
    するスライド部材の長さの変化によって、前記上層部材
    の緊緩が調整されて、該上層部材は、前記その他の部材
    とは独立に回動可能となる又は前記その他の部材とは独
    立に回動不能となることを特徴とするコマ玩具。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6において、前記上層
    部材は、鍔部を有し、最下層部材と中層部材の外側には
    み出すように形成されることを特徴とするコマ玩具。
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