JP2019139025A - 情報取得装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高性能でありながら、コンパクトな情報取得装置を提供する。【解決手段】情報取得装置は、照明部と、結像光学系OBJと、撮像素子IMと、を有し、結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群と、絞り部と、正屈折力の射出側レンズ群と、を有し、入射側レンズ群と射出側レンズ群は、複数の正レンズと、少なくとも1つの負レンズと、を有し、特定の条件式を満足することを特徴とする。【選択図】図11

Description

本発明は、対象物の光学像を用いて対象物の情報を取得する情報取得装置に関する。
情報取得装置として、特許文献1に開示された情報取得装置や、特許文献2に開示された情報取得装置が知られている。これらの情報取得装置では、細胞を対象物としている。
特許文献1には、位相差観察法や微分干渉観察法を用いた情報取得装置が開示されている。また、特許文献2には、偏射照明を用いた情報取得装置が開示されている。これらの情報取得装置では、対象物をコントラスト良く観察することができる。
特開平7−261089号公報 国際公開第2016/158780号
特許文献1の情報取得装置や特許文献2の情報取得装置では、結像光学系の詳細な構成や、撮像素子の詳細な構成は開示されていない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、高性能でありながら、コンパクトな情報取得装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の少なくとも幾つかの実施形態に係る情報取得装置は、
照明部と、結像光学系と、撮像素子と、を有し、
照明部は、光源と、照明光学系と、を有し、
撮像素子の撮像面は、結像光学系の像面に位置し、
結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群と、絞り部と、正屈折力の射出側レンズ群と、を有し、
入射側レンズ群、絞り部、及び射出側レンズ群によって、入射瞳と射出瞳とが形成され、
入射側レンズ群は、複数の正レンズと、少なくとも1つの負レンズと、を有し、
射出側レンズ群は、複数の正レンズと、少なくとも1つの負レンズと、を有し、
以下の条件式(1)から(9)を満足することを特徴とする。
−6<βd<−0.8 (1)
−0.5<TL/|ENPL|<3.0 (2)
−1.5<TL/|EXPL|<0.5 (3)
0.001<|ΔCd|/Sim1/2<0.05 (4)
0.04<|ΔdF|/Sim1/2<0.28 (5)
3.5<|ΔCF|/|ΔCd|<38.0 (6)
0≦|ΔSAd|/|ΔCF|<0.27 (7)
0≦|ΔSAC|/|ΔCF|<0.16 (8)
0≦|ΔSAF|/|ΔCF|<1.1 (9)
ここで、
βdは、結像光学系のd線での横倍率、
TLは、結像光学系の最も物体側に位置する光学面と像面との間隔、
ENPLは、結像光学系の最も物体側に位置するレンズ面から入射瞳までの距離、
EXPLは、結像光学系の最も像側に位置するレンズ面から射出瞳までの距離、
ΔCdは、d線での結像位置とC線での結像位置との差、
ΔdFは、d線での結像位置とF線での結像位置との差、
ΔCFは、C線での結像位置とF線での結像位置との差、
Simは、撮像面における有効撮像領域の面積、
ΔSAdは、d線での最大球面収差量、
ΔSACは、C線での最大球面収差量、
ΔSAFは、F線での最大球面収差量、
距離は、d線での距離、
結像位置は、近軸光線による像位置、
間隔、距離、及び差は、それぞれ、光軸上における間隔、光軸上における距離、及び光軸上における差、
である。
本発明によれば、高性能でありながら、コンパクトな情報取得装置を提供することができる。
実施例1の結像光学系のレンズ断面図と収差図である。 実施例2の結像光学系のレンズ断面図と収差図である。 実施例3の結像光学系のレンズ断面図と収差図である。 実施例4の結像光学系のレンズ断面図と収差図である。 実施例5の結像光学系のレンズ断面図と収差図である。 実施例6の結像光学系のレンズ断面図と収差図である。 実施例7の結像光学系のレンズ断面図と収差図である。 実施例8の結像光学系のレンズ断面図と収差図である。 実施例9の結像光学系のレンズ断面図と収差図である。 実施例10の結像光学系のレンズ断面図と収差図である。 照明部の第1例のレンズ断面図である。 照明部の第2例のレンズ断面図である。 照明部の第3例のレンズ断面図である。 情報取得装置の断面図である。 光源の配置を示す図である。 光源の別の配置例を示す図である。
実施例の説明に先立ち、本発明のある態様にかかる実施形態の作用効果を説明する。なお、本実施形態の作用効果を具体的に説明するに際しては、具体的な例を示して説明することになる。しかし、後述する実施例の場合と同様に、それらの例示される態様はあくまでも本発明に含まれる態様のうちの一部に過ぎず、その態様には数多くのバリエーションが存在する。したがって、本発明は例示される態様に限定されるものではない。
本実施形態の情報取得装置は、照明部と、結像光学系と、撮像素子と、を有し、照明部は、光源と、照明光学系と、を有し、撮像素子の撮像面は、結像光学系の像面に位置し、結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群と、絞り部と、正屈折力の射出側レンズ群と、を有し、入射側レンズ群、絞り部、及び射出側レンズ群によって、入射瞳と射出瞳とが形成され、入射側レンズ群は、複数の正レンズと、少なくとも1つの負レンズと、を有し、射出側レンズ群は、複数の正レンズと、少なくとも1つの負レンズと、を有し、以下の条件式(1)から(9)を満足することを特徴とする。
−6<βd<−0.8 (1)
−0.5<TL/|ENPL|<3.0 (2)
−1.5<TL/|EXPL|<0.5 (3)
0.001<|ΔCd|/Sim1/2<0.05 (4)
0.04<|ΔdF|/Sim1/2<0.28 (5)
3.5<|ΔCF|/|ΔCd|<38.0 (6)
0≦|ΔSAd|/|ΔCF|<0.27 (7)
0≦|ΔSAC|/|ΔCF|<0.16 (8)
0≦|ΔSAF|/|ΔCF|<1.1 (9)
ここで、
βdは、結像光学系のd線での横倍率、
TLは、結像光学系の最も物体側に位置する光学面と像面との間隔、
ENPLは、結像光学系の最も物体側に位置するレンズ面から入射瞳までの距離、
EXPLは、結像光学系の最も像側に位置するレンズ面から射出瞳までの距離、
ΔCdは、d線での結像位置とC線での結像位置との差、
ΔdFは、d線での結像位置とF線での結像位置との差、
ΔCFは、C線での結像位置とF線での結像位置との差、
Simは、撮像面における有効撮像領域の面積、
ΔSAdは、d線での最大球面収差量、
ΔSACは、C線での最大球面収差量、
ΔSAFは、F線での最大球面収差量、
距離は、d線での距離、
結像位置は、近軸光線による像位置、
間隔、距離、及び差は、それぞれ、光軸上における間隔、光軸上における距離、及び光軸上における差、
である。
本実施形態の情報取得装置は、照明部と、結像光学系と、撮像素子と、を有する。照明部は、光源と、照明光学系と、を有する。撮像素子の撮像面は、結像光学系の像面に位置している。
光源からは、照明光が射出される。照明光は、対象物に照射される。対象物からの光は、結像光学系に入射する。結像光学系に入射した光は、像面に集光される。その結果、対象物の光学像が、像面に形成される。像面には、撮像素子の撮像面が位置している。よって、撮像面上に光学像が形成される。
光学像は、撮像素子で撮像される。これにより、対象物の画像が取得される。本実施形態の情報取得装置では、取得された画像から、対象物の情報を取得できる。対象物の情報とは、例えば、対象物の大きさ、対象物の形状、対象物の数などである。
結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群と、絞り部と、正屈折力の射出側レンズ群と、を有する。入射側レンズ群は、絞り部よりも物体側に配置されている。射出側ンズ群は、絞り部よりも像側に配置されている。
入射側レンズ群は、複数の正レンズと、少なくとも1つの負レンズと、を有し、射出側レンズ群は、複数の正レンズと、少なくとも1つの負レンズと、を有する。このようにすることで、入射側レンズ群と射出側レンズ群の各々で、収差を良好に補正できる。
値が条件式(1)の上限値を上回らない場合、結像光学系は拡大光学系になる。この場合、対象物の光学像は拡大像になる。そのため、対象物の情報を詳細に取得できる。
値が条件式(1)の上限値に近い場合、結像光学系の倍率は、等倍光学系の倍率よりも若干大きくなる。この場合も、結像光学系は拡大光学系になるので、対象物の情報を詳細に取得できる。
値が条件式(1)の下限値を下回らない場合、結像光学系の倍率が大きくなり過ぎない。この場合、結像光学系の視野(以下、「視野」という)が狭くなり過ぎないので、対象物の視野内への導入や、視野内での対象物の位置決めが容易になる。
値が条件式(2)を満足する場合、結像光学系は、物体側で略テレセントリックな光学系になる。また、値が条件式(3)を満足する場合、結像光学系は、像側で略テレセントリックな光学系になる。
本実施形態の情報取得装置は、条件式(2)、(3)を満足している。よって、結像光学系は、物体側と像側の両側で、テレセントリックな光学系になっているか、又は、ほぼテレセントリックな光学系(以下、「両側テレセントリック光学系」という)になっている。
両側テレセントリック光学系では、入射瞳の位置は光学系の焦点と一致しているか、又は入射瞳は光学系の焦点の近傍に位置している。更に、射出瞳の位置は光学系の焦点と一致しているか、又は、射出瞳は光学系の焦点の近傍に位置している。
対象物と光学系とが光軸方向に相対移動すると、移動前と移動後とで、光学像の大きさが変化する。テレセントリック光学系では、対象物と光学系とが光軸方向に相対移動しても、光学像の大きさの変化は小さい。つまり、テレセントリック光学系では、横倍率の変化を小さくできる。
また、対象物と光学系とが光軸に対して垂直な方向に相対移動すると、移動前と移動後とで、光学像における視差が変化する。テレセントリック光学系では、対象物と光学系とが光軸に対して垂直な方向に相対移動しても、視差の変化は小さい。
上述のように、本実施形態の情報取得装置では、結像光学系は、両側テレセントリック光学系になっている。よって、対象物と結像光学系とが光軸方向に相対移動しても、横倍率の変化を小さくできる。また、対象物と結像光学系とが光軸方向に相対移動しても、視差の変化を小さくできる。その結果、本実施形態の情報取得装置では、例えば、対象物の大きさの誤差や、対象物の形状の誤差を少なくできる。
例えば、複数の画像を結像光学系のシフト移動により取得し、画像合成して広い視野の画像を得る場合、画像同士の視差が少ないので画像合成を行う際の信号処理の負荷を軽減できる。また、照明光を偏射照明とした場合、結像光学系を物体側にテレセントリックな光学系とすることで、偏射照明光を全視野で均一に取り込むことが可能となる。
光学系では、全ての収差が良好に補正されていることが好ましい。このような状態にしようとすると、レンズの枚数が増加したり、レンズが大型化したりする。この傾向は、両側テレセントリック光学系では、更に強まる。
上述のように、本実施形態の情報取得装置では、結像光学系は、両側テレセントリック光学系である。そのため、全ての収差を良好に補正しようとすると、レンズ枚数の増加や、レンズの大型化を招いてしまう。
条件式(4)、(5)、(6)は、軸上色収差に関する条件式である。
値が条件式(4)を満足する場合、d線に対して、C線で若干の色収差が発生する。値が条件式(5)を満足する場合、d線に対して、F線で若干の色収差が発生する。値が条件式(6)を満足する場合、C線に対して、d線とF線とで若干の色収差が発生する。若干の色収差の発生が許容されるので、レンズの枚数の抑制とレンズの大型化の抑制ができる。
値が条件式(4)の下限値を下回る場合、値が条件式(5)の下限値を下回る場合、及び値が条件式(6)の下限値を下回る場合は、色収差の発生量が小さくなり過ぎる。これは、色収差を良好に補正しなければならないことを意味している。そのため、レンズ枚数の増加や、レンズの大型化を招いてしまう。
値が条件式(4)の上限値を上回る場合、値が条件式(5)の上限値を上回る場合、及び値が条件式(6)の上限値を上回る場合は、色収差の発生量が大きくなり過ぎる。そのため、対象物を白色光で照明した場合、白色光での光学像を鮮明に形成できない。その結果、対象物の大きさや対象物の形状を、正確に捉えることが困難になる。
照明光をほぼ単色光とすることで軸上色収差の影響を軽減させられる。しかしながら、上限値を上回るほど光学系の色収差が出てしまうと、照明光の単色性が悪い場合、色収差の影響が出てしまう。照明光の単色性を向上させるためには、光量低下を伴う色フィルタを使用するなどの工夫が必要となる。
条件式(7)、(8)、(9)は、球面収差に関する条件式である。最大球面収差量は、所定の光線が光軸と交わる位置と、結像位置と、の差である。所定の光線は、光軸上の一点から出て瞳を通過する全ての光線の中で、結像位置から最も離れた位置で光軸と交わる光線である。
値が条件式(7)の下限値を下回ること、値が条件式(8)の下限値を下回ること、及び値が条件式(9)の下限値を下回ることはない。
値が条件式(7)の上限値を上回らない場合、d線における球面収差を低減できる。そのため、d線の波長において、鮮明な光学像を形成できる。値が条件式(8)の上限値を上回らない場合、C線における球面収差を低減できる。そのため、C線の波長において、鮮明な光学像を形成できる。値が条件式(9)の上限値を上回らない場合、F線における球面収差を低減できる。そのため、F線の波長において、鮮明な光学像を形成できる。
以上のように、本実施形態の情報取得装置では、軸上色収差の発生を許容した結像光学系が用いられている。そのため、結像光学系の小型化とコスト低減ができる。ただし、本実施形態の情報取得装置では、軸上色収差以外の収差、特に、球面収差は良好に補正されている。そのため、光学像を形成する光を限られた波長域の光にすることで、軸上色収差による影響を無くすことができる。
このように、本実施形態の情報取得装置では、光学像の劣化を最小限に抑制しつつ、結像光学系の小型化とコスト低減ができる。その結果、高い情報取得性能を確保しつつ、装置を小型にできる。
本実施形態の情報取得装置は、透明なステージを有し、ステージを挟んで、一方の側に対象物が位置し、ステージを挟んで、他方の側に、照明部、結像光学系、及び撮像素子が配置され、照明光学系は、コリメート光学系を有し、コリメート光学系でコリメート光が生成され、照明光学系の光軸は、結像光学系の光軸に対して偏心していることが好ましい。
本実施形態の情報取得装置は、ステージを有する。ステージには、光を透過する材料が用いられている。ステージを挟んで、一方の側に対象物が位置する。一方の側は、ステージの上側である。対象物が容器に収容されている場合、容器がステージ上に載置される。
例えば、対象物が生細胞の場合、細胞は培養液と一緒に容器に収容される。容器は、収容部と天板とを有する。収容部の形状は、凹形状である。収容部に、細胞と培養液とが収容される。天板は収容部の上方に位置している。収容部と天板には、光を透過する材料が用いられている。
照明部、結像光学系、及び撮像素子は、ステージを挟んで、他方の側に配置されている。他方の側は、ステージの下側である。そのため、ステージの下方から、照明光が容器に照射される。また、光学像も、ステージの下側に形成される。
結像光学系の光軸は、ステージの面の法線と平行であることが好ましい。このようにすると、結像光学系が対象物に対して正対する。その結果、結像光学系の光学性能を、十分に発揮させることができる。
照明光学系は、コリメート光学系を有している。コリメート光学系では、コリメート光が生成される。コリメート光は、収容部の底に照射される。
照明光学系の光軸は、結像光学系の光軸に対して偏心している。偏心には、チルトとシフトがある。
チルトした状態では、一方の側で、照明光学系の光軸と結像光学系の光軸とが交差している。そのため、光源が照明光学系の光軸上に位置していても、照明部から射出される光は、照明光学系の光軸に対して斜めに入射する。
シフトした状態では、照明光学系の光軸は、結像光学系の光軸と平行になっている。また、照明光学系の光軸から離れた位置に、光源が配置されている。そのため、照明部から射出される光は、結像光学系の光軸に対して斜めに入射する。
チルトした状態とシフトした状態のどちらでも、照明光学系の光軸とステージとの交点は、結像光学系の光軸から離れている。そのため、ステージでのコリメート光の通過領域は、視野の外側に位置している。
ステージを通過したコリメート光は、収容部の底に入射する。このとき、結像光学系の光軸と交差する方向から、コリメート光が収容部の底に照射される。収容部の底を通過したコリメート光は、天板に入射する。天板では、コリメート光の一部が反射される。
天板には、結像光学系の光軸と交差する方向から、コリメート光が入射する。そのため、コリメート光は、結像光学系の光軸に近づく方向に反射される。その結果、視野内の対象物が照射される。
上述のように、照明光はコリメート光であるため、視野は過不足無く照明される。また、天板で反射された照明光は、結像光学系の光軸と交差する方向から対象物に照射される。そのため、本実施形態の情報取得装置では、対象物は偏射照明される。
対象物が偏射照明されると、対象物の表面の傾斜角に応じて、対象物から射出する光線の角度が変化する。対象物から射出する光線の角度が変化すると、絞り部を通過する光量が変化する。その結果、対象物が透明であっても、コントラストを持つ対象物の光学像が形成される。形成される光学像は、位相差観察や微分干渉観察で得られる光学像のように、陰影を有する。
本実施形態の情報取得装置では、照明部、結像光学系、及び撮像素子は、ステージの下側に配置され、且つ、対象物は偏射照明される。よって、本実施形態の情報取得装置では、装置の小型化と、高いコントラストを持つ光学像の形成と、を実現できる。
本実施形態の情報取得装置では、照明部に、拡散作用を有する光学面が配置されていることが好ましい。
上述のように、本実施形態の情報取得装置では、天板で照明光が反射される。そのため、天板とステージ面とが平行でない場合、天板における照明光の反射方向は、本来の反射方向からずれる。照明光の反射方向が本来の反射方向からずれると、視野に対する照明光の照射位置がずれる。この場合、視野の一部で、照明光が暗くなる。その結果、光学像の一部が暗くなる。
視野の一部で照明光が暗くなる場合、照明光の光束径を広げることで、視野全体に照明光を入射させられる。ただし、本来の反射方向からのずれが大きすぎると、光束径を広げても、照明光は結像光学系の入射瞳から外れてしまう。そのため、視野全域で照明光が暗くなってしまう。
拡散作用を有する光学面が照明部に配置されていると、容器に照射される照明光の領域を広げられる。また、照明光の反射方向が本来の反射方向に対して変化しても、照明光の一部は結像光学系の入射瞳内に入る。これにより、視野内に位置する対象物からの光を、撮像部まで到達させることが可能となる。そのため、天板とステージ面とが平行でない場合や、液面とステージ面とが平行でない場合でも、視野を過不足無く照明できる。
ステージ面に対する天板の傾きや、ステージ面に対する液面の傾きは、僅かである場合が多い。よって、拡散作用は小さくて良い。拡散作用が小さい光学面を配置することで、拡散作用を受けた後の照明光において、コリメート光の性質をほぼ維持できる。
拡散作用を有する光学面は、光源とコリメート光学系との間、コリメート光学系中、又はコリメート光学系とステージとの間の、いずれかに位置させれば良い。
拡散作用を有する光学面としては、拡散板の拡散面がある。拡散作用の異なる拡散板を、複数用意しておくことができる。ステージ面に対する天板の傾きや、ステージ面に対する液面の傾きに応じて、適した拡散板を用いれば良い。
照明光学系には、レンズが配置されている。レンズ面を、拡散作用を有する光学面にすることができる。上述のように、拡散作用は小さい。そのため、レンズ面に拡散作用を持たせても、レンズの結像性能には影響しない。
照明部に光学フィルタが配置されている場合、光学フィルタの表面を、拡散作用を有する光学面にすることができる。
本実施形態の情報取得装置では、以下の条件式(10)を満足することが好ましい。
1.6<Sco/Sen<20.0 (10)
ここで、
Scoは、照明部から射出される光束の断面積、
Senは、結像光学系の入射面の面積、
である。
ステージ上には、様々な形状の容器や、様々な大きさの容器が載置される。そのため、底部から天板までの距離は、容器によって異なる。また、形状や大きさが同じ容器であっても、製造誤差のために、底部から天板までの距離が異なる場合がある。
上述のように、本実施形態の情報取得装置では、天板で照明光が反射されている。そのため、底部から天板までの距離が変化すると、視野に対する照明光の照射位置がずれる。この場合、視野の一部で、照明光が暗くなる。その結果、光学像の一部が暗くなる。
値が条件式(10)の下限値を下回らない場合、コリメート光学系の射出面の面積を大きくできる。そのため、底部から天板までの距離が異なっても、視野を過不足無く照明できる。
値が条件式(10)の上限値を上回らない場合、コリメート光学系を小型化できる。よって、値が条件式(10)の上限値を上回らないことが好ましい。
本実施形態の情報取得装置では、撮像面に、複数の光学像が、時間のずれを伴って形成され、複数の光学像の各々は、限られた波長域の光で形成され、波長域のなかで光強度が最も大きい波長は、複数の光学像の各々で異なることが好ましい。
合焦位置を変えて対象物の光学像を撮像すると、撮像で得られた画像から対象物の形状の情報を取得できる。合焦位置を変える方法としては、結像光学系の一部のレンズを移動させる方法や、結像光学系と撮像素子を一体で移動させる方法がある。どちらの方法でも、移動機構が必要になる。
しかしながら、移動機構を設けると、装置が大型化する。また、移動に伴って、振動や熱が発生する。よって、合焦位置を変えるための移動機構は、設けないほうが好ましい。
本実施形態の情報取得装置では、撮像面に、複数の光学像が、時間のずれを伴って形成される。
例えば、d線の波長の光、C線の波長の光、及びF線の波長の光を用いると、3つの光学像を撮像面上に形成できる。このとき、3つの光学像の各々は、時間をずらして形成される。よって、3つの光学像の各々を、単独で撮像できる。その結果、光学像に対応する画像を、波長ごとに、単独で取得できる。
d線の波長の光を用いる場合、限られた波長域の光は、例えば、以下の(I)、(II)、(III)の何れかにできる。C線の波長の光を用いる場合や、F線の波長の光を用いる場合も同様である。
(I)d線の波長の光と、d線の波長よりも短い波長の光と、を含む光。
(II)d線の波長の光と、d線の波長よりも長い波長の光と、を含む光。
(III)d線の波長の光と、d線の波長よりも短い波長の光と、及びd線の波長より長い波長の光と、を含む光。
このように、限られた波長域の光を用いると、単色光を用いる場合に比べて、十分な明るさの光学像を形成できる。ただし、十分な明るさの光学像が形成できる場合は、光学像を形成する光は単色光でも良い。
本実施形態の情報取得装置では、球面収差は良好に補正されているが、若干の軸上色収差が発生している。そのため、本実施形態の情報取得装置では、結像位置が、光の波長によって異なる。言い換えると、合焦位置が、光の波長で異なる。
そこで、限られた波長域のなかで光強度が最も大きい波長を、複数の光学像の各々で異ならせる。このようにすることで、合焦位置が異なる光学像を、撮像面上に複数形成できる。
複数の光学像は、時間のずれを伴って形成される。よって、合焦位置が異なる光学像を、波長ごとに、単独で撮像できる。その結果、合焦位置が異なる画像を、波長ごとに、単独で取得できる。
光学像の形成にd線の波長の光を用いる場合、(I)、(II)、(III)の何れにおいても、波長域のなかで光強度が最も大きい波長を、d線の波長の光にすれば良い。C線の波長の光を用いる場合や、F線の波長の光を用いる場合も同様である。
その結果、光学像d、光学像C、及び光学像Fが形成される。光学像dは、d線の波長の光を含んだ光で形成された光学像である。光学像Cは、C線の波長の光を含んだ光で形成された光学像である。光学像Fは、F線の波長の光を含んだ光で形成された光学像である。
本実施形態の情報取得装置は、条件式(4)、(5)、(6)を満足している。そのため、結像位置が、d線の波長の光、C線の波長の光、及びF線の波長の光の各々で異なる。言い換えると、合焦位置が、d線の波長の光、C線の波長の光、及びF線の波長の光の各々で異なる。よって、光学像d、光学像C、及び光学像Fの各々で、合焦位置が異なっている。
光学像d、光学像C、及び光学像Fの各々は、時間のずれを伴って形成される。よって、合焦位置が異なる光学像を、波長ごとに、単独で撮像できる。その結果、合焦位置が異なる画像を、波長ごとに、単独で取得できる。
例えば、複数の細胞が重なりあった状態になっている対象物では、光学像dの画像、光学像Cの画像、及び光学像Fの画像の全てで、対象物の輪郭を捉えられる。そのため、d線の合焦位置での細胞画像、C線の合焦位置での細胞画像、及びF線の合焦位置での細胞画像を、それぞれ確認できる。よって、細胞が重なりあった状態になっていても、各々の細胞を認識できるようになる。
このように、3つの画像の各々は、異なる情報を有する。よって、3つの画像から、対象物の奥行き方向の情報を取得できる。また、3つの画像を合成することで、焦点深度の深い画像が得られる。
本実施形態の情報取得装置では、結像光学系におけるレンズの移動や、結像光学系と撮像素子の一体での移動は生じない。そのため、装置が大型にならず、振動の発生や熱が発生を抑制できる。
本実施形態の情報取得装置では、制御装置と、光源を複数有し、制御装置は、点灯と消灯の制御を、複数の光源の各々について行い、光源の数は、複数の光学像の倍数と同じであり、複数の光源の各々は、限られた波長域の光を射出し、光学像を形成する光の波長域と、光源から射出される光の波長域とが、一対一で対応していることが好ましい。
複数の光学像を、時間のずれを伴って形成することができる。また、時間のずれを短くできる。
本実施形態の情報取得装置では、制御装置と、複数の光学フィルタと、を有し、制御装置は、光路中への出し入れを、複数の光学フィルタの各々について行い、光源から射出される光は、複数の光学像を形成する波長域の光を全て含み、複数の光学フィルタの各々は、限られた波長域の光を透過し、光学像を形成する光の波長域と、光学フィルタから射出される光の波長域とが、一対一で対応していることが好ましい。
複数の光学像を、時間のずれを伴って形成することができる。光源から対象物までの間か、又は対象物から撮像素子までの間で、光学フィルタを出し入れすれば良い。
本実施形態の情報取得装置では、4つの光学像が形成されることが好ましい。
対象物の情報を、より詳細に取得できる。
本実施形態の情報取得装置では、第1の光学像と、第2の光学像と、第3の光学像と、第4の光学像と、が形成され、以下の条件式(11)、(12)、(13)、(14)を満足することが好ましい。
600nm<λ1<650nm (11)
50nm<λ2−λ1<300nm (12)
−200nm<λ3−λ1<−50nm (13)
−200nm<λ4−λ3<−50nm (14)
ここで、
λ1は、第1の光学像におけるピーク波長、
λ2は、第2の光学像におけるピーク波長、
λ3は、第3の光学像におけるピーク波長、
λ4は、第4の光学像におけるピーク波長、
ピーク波長は、光学像を形成する波長域のなかで、光強度が最も大きい波長、
である。
対象物の情報を、より詳細に取得できる。
本実施形態の情報取得装置では、撮像素子は、カラーフィルターを有さないモノクロ画像を取得する撮像素子であることが好ましい。
撮像面に形成される光学像の波長域によらず、明るい画像が得られる。
本実施形態の情報取得装置は、画像処理部を有し、複数の光学像を撮像することで複数の画像が取得され、画像処理部は、複数の画像を合成して、合焦範囲が拡大された画像を生成することが好ましい。
本実施形態の情報取得装置は、合焦位置が異なる画像を、波長ごとに、単独で取得できる。これらの画像を合成することで、合焦範囲が拡大された画像が得られる。
本実施形態の情報取得装置は、移動機構を備え、移動機構は、結像光学系の光軸と直交する面内で、照明部、結像光学系、及び撮像素子を移動させることが好ましい。
対象物が視野の外側まで広がっている場合、視野の外側に位置する部分の情報は得られない。結像光学系の光軸と直交する面内で、照明部、結像光学系、及び撮像素子を移動させることで、対象物に対して視野を移動できる。その結果、視野の外側に位置する部分の情報が得られる。
本実施形態の情報取得装置では、照明部、結像光学系、及び撮像素子は、いずれもステージの下側に配置されている。よって、照明部、結像光学系、及び撮像素子を、一体で移動できる。その結果、ステージの上方に照明部が配置されている場合に比べて、移動機構を簡素にできる。
以下に、結像光学系の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図面について説明する。各実施例の図において、(a)は結像光学系の断面図を示している。PL1とPL2は平行平板を表し、CG、CG1、及びCG2はカバーガラスを表している。
各実施例の結像光学系は、情報取得装置に用いられる。情報取得装置では、ステージ上に容器が載置される。ステージを挟んで、容器の反対側に結像光学系が配置される。
平行平板PL1は、収容部の底である。平行平板PL2は、ステージである。カバーガラスCG1は、撮像面へのゴミの進入を防止するためのガラスである。カバーガラスCGとカバーガラスCG2は、撮像面を保護するためのガラスである。
収差図について説明する。(b)は球面収差(SA)、(c)は非点収差(AS)、(d)は歪曲収差(DT)、(e)は倍率色収差(CC)を示している。
実施例1の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群GFと、正屈折力の射出側レンズ群GRと、で構成されている。開口絞りSは、入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に配置されている。
入射側レンズ群GFは、平凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凸正レンズL4と、両凹負レンズL5と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL2と負メニスカスレンズL3とが接合されている。両凸正レンズL4と両凹負レンズL5とが接合されている。
射出側レンズ群GRは、両凸正レンズL6と、両凹負レンズL7と、平凹負レンズL8と、平凸正レンズL9と、両凸正レンズL10と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL6と両凹負レンズL7とが接合されている。平凹負レンズL8と平凸正レンズL9とが接合されている。
入射側レンズ群GFの物体側には、平行平板PL1と、平行平板PL2と、が配置されている。射出側レンズ群GRの像側には、カバーガラスCG1と、カバーガラスCG2と、が配置されている。
実施例2の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群GFと、正屈折力の射出側レンズ群GRと、で構成されている。開口絞りSは、入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に配置されている。
入射側レンズ群GFは、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、両凸正レンズL4と、両凹負レンズL5と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL2と負メニスカスレンズL3とが接合されている。両凸正レンズL4と両凹負レンズL5とが接合されている。
射出側レンズ群GRは、両凸正レンズL6と、両凹負レンズL7と、平凹負レンズL8と、平凸正レンズL9と、両凸正レンズL10と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL6と両凹負レンズL7とが接合されている。平凹負レンズL8と平凸正レンズL9とが接合されている。
入射側レンズ群GFの物体側には、平行平板PL1と、平行平板PL2と、が配置されている。射出側レンズ群GRの像側には、カバーガラスCG1と、カバーガラスCG2と、が配置されている。
実施例3の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群GFと、正屈折力の射出側レンズ群GRと、で構成されている。開口絞りSは、入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に配置されている。
入射側レンズ群GFは、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL2と負メニスカスレンズL3とが接合されている。
射出側レンズ群GRは、両凸正レンズL4と、両凹負レンズL5と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8と、両凸正レンズL9と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL4と両凹負レンズL5とが接合されている。正メニスカスレンズL6と負メニスカスレンズL7とが接合されている。
入射側レンズ群GFの物体側には、平行平板PL1と、平行平板PL2と、が配置されている。射出側レンズ群GRの像側には、カバーガラスCG1と、カバーガラスCG2と、が配置されている。
実施例4の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群GFと、正屈折力の射出側レンズ群GRと、で構成されている。開口絞りSは、入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に配置されている。
入射側レンズ群GFは、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、平凸正レンズL4と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL2と負メニスカスレンズL3とが接合されている。
射出側レンズ群GRは、両凸正レンズL5と、平凸正レンズL6と、平凹負レンズL7と、平凹負レンズL8と、両凸正レンズL9と、で構成されている。ここで、平凸正レンズL6と平凹負レンズL7とが接合されている。
入射側レンズ群GFの物体側には、平行平板PL1と、平行平板PL2と、が配置されている。射出側レンズ群GRの像側には、カバーガラスCGが配置されている。
非球面は、両凸正レンズL5の両面の合計2面に設けられている。
実施例5の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群GFと、正屈折力の射出側レンズ群GRと、で構成されている。開口絞りSは、入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に配置されている。
入射側レンズ群GFは、両凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と、両凹負レンズL3と、両凸正レンズL4と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL2と両凹負レンズL3とが接合されている。
射出側レンズ群GRは、両凸正レンズL5と、両凸正レンズL6と、両凹負レンズL7と、両凹負レンズL8と、両凸正レンズL9と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL6と両凹負レンズL7とが接合されている。両凹負レンズL8と両凸正レンズL9とが接合されている。
入射側レンズ群GFの物体側には、平行平板PL1と、平行平板PL2と、が配置されている。射出側レンズ群GRの像側には、カバーガラスCG1と、カバーガラスCG2と、が配置されている。
非球面は、両凸正レンズL5の両面の合計2面に設けられている。
実施例6の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群GFと、正屈折力の射出側レンズ群GRと、で構成されている。開口絞りSは、入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に配置されている。
入射側レンズ群GFは、両凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL2と負メニスカスレンズL3とが接合されている。正メニスカスレンズL4と負メニスカスレンズL5とが接合されている。
射出側レンズ群GRは、両凸正レンズL6と、両凹負レンズL7と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL9と、両凸正レンズL10と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL6と両凹負レンズL7とが接合されている。負メニスカスレンズL8と正メニスカスレンズL9とが接合されている。
入射側レンズ群GFの物体側には、平行平板PL1と、平行平板PL2と、が配置されている。射出側レンズ群GRの像側には、カバーガラスCGが配置されている。
非球面は、正メニスカスレンズL4の物体側面と、正メニスカスレンズL9の像側面と、の合計2面に設けられている。
実施例7の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群GFと、正屈折力の射出側レンズ群GRと、で構成されている。開口絞りSは、入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に配置されている。
入射側レンズ群GFは、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、平凸正レンズL4と、で構成されている。ここで、正メニスカスレンズL2と負メニスカスレンズL3とが接合されている。
射出側レンズ群GRは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7と、両凸正レンズL8と、で構成されている。ここで、正メニスカスレンズL5と負メニスカスレンズL6とが接合されている。
入射側レンズ群GFの物体側には、平行平板PL1と、平行平板PL2と、が配置されている。射出側レンズ群GRの像側には、カバーガラスCGCG1と、カバーガラスCG2と、が配置されている。
非球面は、両凸正レンズL4の両面と、負メニスカスレンズL7の両面と、の合計4面に設けられている。
実施例8の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群GFと、正屈折力の射出側レンズ群GRと、で構成されている。開口絞りSは、入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に配置されている。
入射側レンズ群GFは、平凸正レンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、で構成されている。
射出側レンズ群GRは、両凹負レンズL4と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凸正レンズL6と、で構成されている。
入射側レンズ群GFの物体側には、平行平板PL1と、平行平板PL2と、が配置されている。射出側レンズ群GRの像側には、カバーガラスCG1と、カバーガラスCG2と、が配置されている。
非球面は、正メニスカスレンズL2の両面と、両凹負レンズL4の両面と、の合計4面に設けられている。
実施例9の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群GFと、正屈折力の射出側レンズ群GRと、で構成されている。開口絞りSは、入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に配置されている。
入射側レンズ群GFは、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と、平凹負レンズL3と、平凸正レンズL4と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL2と平凹負レンズL3とが接合されている。
射出側レンズ群GRは、両凸正レンズL5と、平凸正レンズL6と、平凹負レンズL7と、平凹負レンズL8と、平凸正レンズL9と、両凸正レンズL10と、で構成されている。ここで、平凸正レンズL6と平凹負レンズL7とが接合されている。平凹負レンズL8と平凸正レンズL9とが接合されている。
入射側レンズ群GFの物体側には、平行平板PL1と、平行平板PL2と、が配置されている。射出側レンズ群GRの像側には、カバーガラスCG1と、カバーガラスCG2と、が配置されている。
入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に、平行平板PL3と、平行平板PL4と、が配置されている。平行平板PL3と平行平板PL4とは接合されている。開口絞りSは、接合面に位置している。
平行平板PL3と平行平板PL4とで、光学フィルタが構成されている。光学フィルタは、例えば、中心から周辺に向かって光透過率が変化する特性を有する。このような光学フィルタを用いることで、光学像のコントラストの向上や、ダイナミックレンジの拡大ができる。
透過率が変化する領域は、光学フィルタの全面であっても、一部であっても良い。最小光透過率、最大光透過率、及び光透過率の変化率については、コントラストの向上や、ダイナミックレンジの拡大に最適な値を設定すれば良い。
非球面は、両凸正レンズL5の両面の合計2面に設けられている。
実施例10の結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群GFと、正屈折力の射出側レンズ群GRと、で構成されている。開口絞りSは、入射側レンズ群GFと射出側レンズ群GRとの間に配置されている。
入射側レンズ群GFは、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL2と負メニスカスレンズL3とが接合されている。
射出側レンズ群GRは、両凸正レンズL4と、両凹負レンズL5と、両凸正レンズL6と、両凹負レンズL7と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8と、両凸正レンズL9と、で構成されている。ここで、両凸正レンズL4と両凹負レンズL5とが接合されている。両凸正レンズL6と両凹負レンズL7とが接合されている。
入射側レンズ群GFの物体側には、平行平板PL1と、平行平板PL2と、が配置されている。射出側レンズ群GRの像側には、カバーガラスCG1と、カバーガラスCG2と、が配置されている。
照明部の例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この例によりこの発明が限定されるものではない。各例における結像光学系OBJには、実施例2の結像光学系が用いられている。
APXILLは、照明光学系ILLにおいて、最も物体側に位置するレンズ面の面頂である。APXOBJは、結像光学系OBJにおいて、最も物体側に位置するレンズ面の面頂である。AXILLは、照明光学系ILLの光軸である。AXOBJは、結像光学系OBJの光軸である。
DDIFは、拡散板DIFと照明光学系ILLのレンズ面との間隔のうち、最小となる軸上間隔である。θは、光軸AXILLと光軸AXOBJとのなす角度である。DAPXは、面頂APXILLと面頂APXOBJとの軸上間隔である。DAXは、面頂APXILLと光軸AXOBJとの距離である。DLS0は、光源LSの射出面とレンズL1の光源側面との間隔である。DLS1は、光軸AXOBJと光源LSから射出される光束の中心との間隔である。
第1例の照明部は、図11に示すように、光源LSと、拡散板DIFと、照明光学系ILLと、を有する。照明光学系ILLは、平凸正レンズL1と、平凹負レンズL2と、で構成されている。
光源LS、拡散板DIF、平凸正レンズL1、及び平凹負レンズL2は、いずれも、光軸AXILL上に配置されている。面頂APXILLは、面頂APXOBJよりも像側に位置している。
光源LSは、4つのLEDを有する。4つのLEDから射出される光の波長は、各々で異なる。例えば、LED1からは、波長λ1の光が射出される。LED2からは、波長λ2の光が射出される。LED3からは、波長λ3の光が射出される。LED4からは、波長λ4の光が射出される。
光源LSから射出した光は、拡散板DIF入射する。拡散板の直径は5mmである。光源LSと拡散板DIFとの間隔は、各LEDにおける拡散角を考慮して設定されている。よって、LEDから射出された光は、拡散板DIFの全面に照射される。
拡散板DIFは、拡散作用を有する光学面を有する。拡散板DIFに入射した光は、拡散作用を有する光学面で拡散される。拡散作用は小さいので、拡散板DIFから射出した光は、拡散板DIFに入射した光に比べると、わずかに拡散されている。
拡散板DIFから射出した光は、照明光学系ILLに入射する。照明光学系ILLは、コリメート光学系である。よって、照明光学系ILLからは、コリメート光が射出される。
照明光学系ILLに入射する光は、わずかに拡散された光になっている。よって、照明光学系ILLから射出される光は、わずかに発散している。ただし、コリメート光の性質は、ほぼ維持されている。
光軸AXILLは、光軸AXOBJに対してチルトしている。そのため、照明光学系ILLから射出された光は、光軸AXOBJに対して斜めに進む。光軸AXILLを延長すると、平行平板PL2よりも物体側で、光軸AXOBJと交差する。その結果、照明光学系ILLから射出された光は、照明光学系ILLから遠ざかるにつれて、光軸AXOBJに近づく。
照明光学系ILLから射出された光は、平行平板PL2(ステージ)に入射する。平行平板PL2に入射した光は、平行平板PL2と平行平板PL1(収容部の底)を通過して、天板(不図示)に入射する。天板に入射した光の一部は、天板で反射される。天板で反射された光は、平行平板PL1に近づくにつれて、光軸AXOBJに近づく。
天板で反射された光は、平行平板PL1に入射する。平行平板PL1に入射する光は、平行平板PL1の位置の近傍で、光軸AXOBJと交わる。これにより、結像光学系OBJの視野が照明される。
天板で反射された光は、光軸AXOBJに対して斜め方向から、結像光学系OBJの視野を照明する。結像光学系OBJの視野には、対象物が位置している。よって、対象物は偏射照明される。その結果、対象物が透明であっても、コントラストを持つ対象物の光学像が形成される。
光学像は、撮像素子IMの撮像面上に形成される。光学像は、撮像素子IMで撮像される。これにより、光学像の画像が取得される。取得された画像から、対象物の情報を取得できる。取得された画像は、必要に応じて、画像処理装置IPで処理される。画像処理装置IPを用いて、対象物の情報を取得しても良い。
光源LSは、制御装置CONTに接続されている。制御装置CONTは、点灯と消灯の制御を、4つのLEDの各々について行う。4つのLEDの点灯と消灯は、同時であっても、同時でなくても良い。
4つのLEDの点灯と消灯が同時の場合、対象物は複数の波長の光で照明される。情報取得装置は、条件式(4)、(5)、(6)を満足している。そのため、結像光学系OBJでは、若干の軸上色収差が発生している。そのため、対象物の色の情報は得られるが、対象物の画像は鮮明さがやや不足した画像になる。
4つのLEDの点灯と消灯が同時でない場合、LED1の点灯と消灯、LED2の点灯と消灯、LED3の点灯と消灯、及びLED4の点灯と消灯は、あらかじめ設定された順番で行われる。
その結果、撮像素子IMの撮像面上に、時間のずれを伴って、波長λ1の光で形成された光学像、波長λ2の光で形成された光学像、波長λ3の光で形成された光学像、及び波長λ4の光で形成された光学像が形成される。4つの光学像では、各々で、合焦位置が異なっている。
4つの光学像の各々は、撮像素子IMで撮像される。この場合、合焦位置が異なる光学像を、波長ごとに、単独で撮像できる。これにより、4つの画像が取得される。4つの画像の各々では、合焦位置が異なっている。よって、4つの画像から、対象物の形状や、重なり合った対象物それぞれの情報を取得できる。
取得された画像は、必要に応じて、画像処理装置IPで処理される。例えば、4つの画像を合成することで、焦点深度の深い画像が得られる。
LED1の外側に、2つのLEDが配置されていても良い。この場合、一方のLEDから波長λ3の光が射出され、他方のLEDから波長λ4の光が射出されていても良い。LEDの数やピーク波長の数は、4つに限定されない。4つの波長の並び順も限定されない。
第2例の照明部は、図12に示すように、光源LSと、拡散板DIFと、照明光学系ILLと、を有する。照明光学系ILLは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1で構成されている。実施例Aの照明部と同じ構成については、同じ記号を付して説明を省略する。また、制御装置CONT、撮像素子IM、及び画像処理装置IPは、図示を省略している。
光源LS、拡散板DIF、及び正メニスカスレンズL1は、いずれも、光軸AXILL上に配置されている。レンズ面頂APXILLは、面頂APXOBJよりも像側に位置している。正メニスカスレンズの両面は非球面になっている。
第3例の照明部は、図13に示すように、光源LSと、拡散板DIFと、照明光学系ILLと、波長選択部OPFと、を有する。照明光学系ILLは、フレネルレンズL1で構成されている。実施例Aの照明部と同じ構成については、同じ記号を付して説明を省略する。また、撮像素子IM、及び画像処理装IPは、図示を省略している。
光源LSは、光軸AXILLに対してシフトした位置に配置されている。レンズ面頂APXILLは、面頂APXOBJよりも像側に位置している。
フレネルレンズL1の物体側面は、輪帯状の段差が形成されている。フレネルレンズL1の光源側面は、拡散作用を有する面になっている。フレネルレンズL1の外形は矩形である。長辺の長さは23.2mm、短辺の長さは19mmである。フレネルレンズL1の長辺は、Y軸と平行になっている。
光源LSは、1つのLEDを有する。1つのLEDからは白色光が射出される。白色光には、波長λ1の光、波長λ2の光、波長λ3の光、及び波長λ4の光が含まれている。4つの波長の光は、光源LSから同時に射出される。
光軸AXILLは、光軸AXOBJに対してシフトしている。光源LSは、光軸AXILLに対してシフトした位置に配置されている。そのため、照明光学系ILLから射出された光は、光軸AXOBJに対して斜めに進む。その結果、照明光学系ILLから射出された光は、照明光学系ILLから遠ざかるにつれて、光軸AXOBJに近づく。
照明光学系ILLから射出された光は、天板で反射される。天板で反射された光は、光軸AXOBJに対して斜め方向から、結像光学系OBJの視野を照明する。よって、第1例の照明部や第2例の照明部と同様に、対象物は偏射照明される。その結果、対象物が透明であっても、コントラストを持つ対象物の光学像が形成される。
上述のように、4つの波長の光は、光源LSから同時に射出される。そのため、撮像素子IMの撮像面上に、波長λ1の光で形成された光学像、波長λ2の光で形成された光学像、波長λ3の光で形成された光学像、及び波長λ4の光で形成された光学像が、同時に形成される。
光学像は、撮像素子IMの撮像面上に形成される。光学像は、撮像素子IMで撮像される。これにより、光学像の画像が取得される。取得された画像から、対象物の情報を取得できる。取得された画像は、必要に応じて、画像処理装置IPで処理される。画像処理装置IPを用いて、対象物の情報を取得しても良い。
4つの光学像では、各々で、合焦位置が異なっている。各々の光学像を、波長ごとに、単独で撮像できれば、合焦位置が異なる画像を取得できる。
例えば、結像光学系OBJとカバーガラスCG1との間に、波長選択部OPFを配置すれば良い。波長選択部OPFは、波長λ1の光を透過する光学フィルタと、波長λ2の光を透過する光学フィルタと、波長λ3の光を透過する光学フィルタと、波長λ4の光を透過する光学フィルタと、を有する。4つの光学フィルタは、色ガラス、又は、光学薄膜で構成されている。
光源LSと拡散板DIFとの間に、4つの光学フィルタを、順番に位置させる。光学フィルタの移動は、制御装置CONTで行えば良い。
これにより、撮像素子IMの撮像面上に、時間のずれを伴って、波長λ1の光で形成された光学像、波長λ2の光で形成された光学像、波長λ3の光で形成された光学像、及び波長λ4の光で形成された光学像が形成される。
4つの光学像の各々は、撮像素子IMで撮像される。これにより、4つの画像が取得される。取得された4つの画像から、対象物の情報を取得できる。また、4つの画像を合成することで、焦点深度の深い画像が得られる。
また、波長選択部OPFを用いず、光源LSを複数の単色LEDとしても良い。また、波長選択部OPFは白色光を発する光源LSと拡散板DIFとの間に配置しても良い。
拡散板DIFは、フレネルレンズL1と一体化されていても良いし、フレネルレンズL1とは別の部材で作られていても良い。拡散板DIFがフレネルレンズL1と一体化されている場合、フレネルレンズL1の物体側面と像側面の少なくとも一方を、拡散作用を有する光学面にすれば良い。
また、図13では、平行平板PL2側にフレネルレンズ面が位置し、光源LS側に拡散面が位置している。しかしながら、平行平板PL2側に拡散面が位置し、光源LS側にフレネルレンズ面が位置しても良い。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。面データにおいて、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面間の間隔、ndは各レンズのd線の屈折率、νdは各レンズのアッベ数、*印は非球面、#は、フレネルレンズ面、絞りは開口絞り(明るさ絞り)である。
また、各種データにおいて、fは光学系全系の焦点距離、NAは物体側開口数、である。角度の単位は度である。
また、非球面形状は、光軸方向をz、光軸に直交する方向をyにとり、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12…としたとき、次の式で表される。
z=(y2/r)/[1+{1−(1+k)(y/r)21/2
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10+A12y12+…
また、非球面係数において、「e−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。なお、これら諸元値の記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 ∞ 1.00 1.52287 59.89
2 ∞ 1.00
3 ∞ 2.00 1.52287 59.89
4 ∞ 3.30
5 ∞ 1.85 1.80100 34.97
6 -7.721 0.30
7 13.654 2.70 1.48749 70.23
8 -6.252 0.01 1.56444 43.79
9 -6.252 1.05 1.77250 49.60
10 -18.169 0.35
11 5.595 2.36 1.80610 40.92
12 -8.003 0.01 1.56444 43.79
13 -8.003 1.05 1.80000 29.84
14 3.127 1.10
15(絞り) ∞ 0.00
16 5.022 2.48 1.83481 42.73
17 -5.022 0.01 1.56444 43.79
18 -5.022 1.05 1.59270 35.31
19 3.348 2.00
20 -3.127 1.05 1.59551 39.24
21 ∞ 0.01 1.56444 43.79
22 ∞ 2.50 1.77250 49.60
23 -6.370 0.85
24 18.169 2.40 1.77250 49.60
25 -18.169 4.04
26 ∞ 1.00 1.51633 64.14
27 ∞ 6.00
28 ∞ 0.50 1.51633 64.14
29 ∞ 0.00
像面 ∞

各種データ
f 31.97
NA 0.25
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 ∞ 1.00 1.52287 59.89
2 ∞ 1.00
3 ∞ 2.00 1.52287 59.89
4 ∞ 3.30
5 -111.215 1.85 1.78800 47.37
6 -7.371 0.30
7 13.254 2.70 1.48749 70.23
8 -6.137 1.05 1.77250 49.60
9 -21.783 0.25
10 6.010 2.83 1.80400 46.58
11 -4.373 1.05 1.80000 29.84
12 3.623 1.10
13(絞り) ∞ 0.00
14 5.799 1.70 2.00330 28.27
15 -9.657 1.05 1.59270 35.31
16 3.440 2.05
17 -2.922 1.05 1.59551 39.24
18 ∞ 2.35 1.77250 49.60
19 -6.044 1.47
20 19.103 2.25 1.75500 52.32
21 -19.103 4.38
22 ∞ 1.00 1.51633 64.14
23 ∞ 6.00
24 ∞ 0.50 1.51633 64.14
25 ∞ 0.02
像面 ∞

各種データ
f 26.03
NA 0.25
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 ∞ 1.00 1.52287 59.89
2 ∞ 1.00
3 ∞ 2.00 1.52287 59.89
4 ∞ 5.28
5 -97.311 3.00 1.88300 40.76
6 -8.612 0.30
7 12.821 2.58 1.48749 70.23
8 -6.949 0.01 1.56444 43.79
9 -6.949 1.05 1.77250 49.60
10 -99.966 1.11
11(絞り) ∞ 0.86
12 7.295 2.93 1.81600 46.62
13 -4.098 0.01 1.56444 43.79
14 -4.098 1.05 1.80000 29.84
15 4.324 0.59
16 5.511 3.04 2.00100 29.13
17 695.145 0.01 1.56444 43.79
18 695.145 1.05 1.59270 35.31
19 3.573 2.53
20 -3.432 1.05 1.75211 25.05
21 -5.431 1.06
22 22.877 2.01 2.00100 29.13
23 -18.033 8.00
24 ∞ 0.30 1.51633 64.14
25 ∞ 0.40
26 ∞ 0.50 1.51633 64.14
27 ∞ 0.53
像面 ∞

各種データ
f 10.60
NA 0.25
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 ∞ 1.00 1.52287 59.89
2 ∞ 1.00
3 ∞ 2.00 1.52287 59.89
4 ∞ 3.30
5 -24.288 1.60 1.88300 40.76
6 -8.772 0.30
7 34.327 2.80 1.65844 50.88
8 -6.100 0.01 1.56444 43.79
9 -6.100 1.05 1.74320 49.34
10 -36.654 7.01
11 12.204 3.23 1.81600 46.62
12 ∞ 0.00
13(絞り) ∞ 0.90
14* 7.785 2.57 1.58233 59.30
15* -100.674 0.15
16 4.232 1.66 1.51633 64.14
17 ∞ 0.01 1.56444 43.79
18 ∞ 1.03 1.80610 40.92
19 2.406 2.00
20 -3.423 1.05 1.60562 43.70
21 ∞ 2.38
22 12.224 3.10 1.84666 23.78
23 -12.224 2.10
24 ∞ 0.50 1.51633 64.14
25 ∞ 0.00
像面 ∞

非球面データ
第14面
k=-0.310
A4=-7.53830e-05,A6=2.04460e-07,A8=8.44620e-09
第15面
k=0.000
A4=1.21680e-04,A6=1.26200e-07,A8=6.43890e-09

各種データ
f 16.86
NA 0.25
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 ∞ 1.00 1.52287 59.89
2 ∞ 1.00
3 ∞ 2.00 1.52287 59.89
4 ∞ 3.30
5 23.088 1.71 1.88300 40.76
6 -14.941 0.30
7 25.077 1.37 1.65844 50.88
8 -380.487 0.01 1.56384 60.67
9 -380.487 1.05 1.74320 49.34
10 6.692 4.11
11 19.443 2.10 1.81600 46.62
12 -12.891 1.16
13(絞り) ∞ 0.45
14* 7.785 2.57 1.58233 59.30
15* -100.674 0.20
16 15.351 3.90 1.51633 64.14
17 -83681.098 0.01 1.56384 60.67
18 -83681.098 1.03 1.80440 39.59
19 3.873 4.43
20 -3.165 1.05 1.60562 43.70
21 16.514 0.01 1.56384 60.67
22 16.514 2.87 1.69680 55.53
23 -7.895 1.05
24 8.662 2.84 1.84666 23.78
25 116.129 2.43
26 ∞ 0.30 1.51633 64.14
27 ∞ 0.40
28 ∞ 0.50 1.51633 64.14
29 ∞ 0.53
像面 ∞

非球面データ
第14面
k=-0.310
A4=-7.53830e-05,A6=2.04460e-07,A8=8.44620e-09
第15面
k=0.000
A4=1.21680e-04,A6=1.26200e-07,A8=6.43890e-09

各種データ
f 90.54
NA 0.25
数値実施例6
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 ∞ 1.00 1.52287 59.89
2 ∞ 1.00
3 ∞ 2.00 1.52287 59.89
4 ∞ 3.07
5 243.729 1.55 1.88300 40.76
6 -9.112 0.30
7 9.365 2.20 1.48749 70.23
8 -6.752 0.01 1.56444 43.79
9 -6.752 1.05 1.77250 49.60
10 -12.637 0.15
11* 4.526 1.46 1.74320 49.29
12 4.739 0.01 1.56444 43.79
13 4.739 1.05 1.80000 29.84
14 3.050 1.00
15(絞り) ∞ 0.00
16 5.634 1.33 2.00100 29.13
17 -154.706 0.01 1.56444 43.79
18 -154.706 1.05 1.59270 35.31
19 3.357 2.73
20 -2.620 1.05 1.59270 35.31
21 -6.070 0.01 1.56444 43.79
22 -6.070 2.62 1.85135 40.10
23* -5.530 0.10
24 21.919 2.59 2.00100 29.13
25 -19.005 6.93
26 ∞ 0.50 1.51633 64.14
27 ∞ 0.03
像面 ∞

非球面データ
第11面
k=0.000
A4=-2.04052e-04,A6=-1.74659e-05
第23面
k=0.000
A4=-1.89384e-05,A6=-2.62803e-07

各種データ
f 78.82
NA 0.25
数値実施例7
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 ∞ 1.00 1.52287 59.89
2 ∞ 1.00
3 ∞ 2.00 1.52287 59.89
4 ∞ 3.30
5 -17.116 1.45 1.88300 40.76
6 -9.467 0.30
7 -80.677 2.50 1.48749 70.23
8 -4.282 0.01 1.56444 43.79
9 -4.282 1.05 1.77250 49.60
10 -11.259 1.20
11* 7.039 2.42 1.74320 49.29
12* -11.266 0.54
13(絞り) ∞ 0.17
14 5.246 1.53 1.48749 70.23
15 10.457 0.01 1.56444 43.79
16 10.457 1.03 1.80518 25.42
17 2.683 1.80
18* -2.331 1.05 1.51633 64.14
19* -5.902 0.29
20 76.798 1.74 2.00100 29.13
21 -9.413 10.59
22 ∞ 0.30 1.51633 64.14
23 ∞ 0.40
24 ∞ 0.50 1.51633 64.14
25 ∞ 0.50
像面 ∞

非球面データ
第11面
k=0.000
A4=-4.05643e-04,A6=1.38859e-06
第12面
k=0.000
A4=4.96446e-04,A6=1.13439e-06
第18面
k=0.000
A4=1.24638e-02,A6=1.93545e-04
第19面
k=0.000
A4=5.80707e-03,A6=-4.19952e-04

各種データ
f 7.23
NA 0.25
数値実施例8
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 ∞ 1.00 1.52287 59.89
2 ∞ 1.00
3 ∞ 2.00 1.52287 59.89
4 ∞ 6.34
5 17.668 3.00 1.48749 70.23
6 -12.943 1.20
7* 6.989 2.93 1.74320 49.29
8* 78.924 0.10
9 6.777 2.61 1.77250 49.60
10 4.943 1.84
11(絞り) ∞ 1.40
12* -5.968 1.03 1.80610 40.92
13* 17.508 1.90
14 -4.004 1.48 1.77250 49.60
15 -5.207 0.30
16 89.963 2.25 2.00100 29.13
17 -10.187 9.99
18 ∞ 0.30 1.51633 64.14
19 ∞ 0.40
20 ∞ 0.50 1.51633 64.14
21 ∞ 0.50
像面 ∞

非球面データ
第7面
k=0.000
A4=2.35800e-05,A6=1.05549e-06
第8面
k=0.000
A4=5.10654e-04,A6=-2.06296e-06
第12面
k=0.000
A4=-5.37040e-03,A6=1.55899e-04
第13面
k=0.000
A4=-1.11504e-03,A6=2.63198e-04

各種データ
f 16.04
NA 0.25
数値実施例9
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 ∞ 1.00 1.52287 59.89
2 ∞ 1.00
3 ∞ 2.00 1.52287 59.89
4 ∞ 3.30
5 -28.604 1.60 1.88300 40.76
6 -7.975 0.30
7 19.120 2.80 1.65844 50.88
8 -6.260 1.05 1.74320 49.34
9 ∞ 5.16
10 12.240 1.50 1.77250 49.60
11 ∞ 0.30
12 ∞ 0.70 1.51633 64.14
13(絞り) ∞ 0.70 1.51633 64.14
14 ∞ 0.45
15* 7.785 2.57 1.58233 59.30
16* -100.674 0.20
17 4.315 1.76 1.51633 64.14
18 ∞ 1.04 1.80440 39.59
19 2.347 1.89
20 -3.099 1.05 1.60562 43.70
21 ∞ 1.94 1.69680 55.53
22 -15.194 2.85
23 17.970 4.31 1.84666 23.78
24 -12.226 0.80
25 ∞ 0.30 1.51633 64.14
26 ∞ 0.40
27 ∞ 0.50 1.51633 64.14
28 ∞ 0.53
像面 ∞

非球面データ
第15面
k=-0.310
A4=-7.53830e-05,A6=2.04460e-07,A8=8.44620e-09
第16面
k=0.000
A4=1.21680e-04,A6=1.26200e-07,A8=6.43890e-09

各種データ
f 1275.99
NA 0.25
数値実施例10
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 ∞ 1.00 1.52287 59.89
2 ∞ 1.00
3 ∞ 2.00 1.52287 59.89
4 ∞ 3.30
5 -14.459 3.00 1.88300 40.76
6 -6.765 0.30
7 16.543 2.60 1.48749 70.23
8 -6.041 0.01 1.56444 43.79
9 -6.041 1.05 1.77250 49.60
10 -26.610 1.12
11(絞り) ∞ 0.85
12 7.577 2.76 1.81600 46.62
13 -4.107 0.01 1.56444 43.79
14 -4.107 1.05 1.80000 29.84
15 4.336 0.20
16 4.853 3.11 2.00100 29.13
17 -49.621 0.01 1.56444 43.79
18 -49.621 1.05 1.59270 35.31
19 3.422 2.71
20 -3.301 1.05 1.80810 22.76
21 -4.977 0.20
22 26.146 1.97 2.00100 29.13
23 -14.953 10.81
24 ∞ 0.30 1.51633 64.14
25 ∞ 0.40
26 ∞ 0.50 1.51633 64.14
27 ∞ 0.50
像面 ∞

各種データ
f 9.50
NA 0.25
数値実施例A(第1例の照明部の照明光学系)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 14.783 4.00 1.73400 51.47
2 ∞ 3.26
3 -23.267 1.05 1.51633 64.14
4 ∞

各種データ
f 29.910
DDIF 21.04
θ 14.0
DAPX 0.19
DAX 13.35
数値実施例B(第2例の照明部の照明光学系)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1* 43.550 5.00 1.52542 55.78
2* 12.000

非球面データ
第1面
k=0.000
A4=3.52190e-05,A6=2.28100e-06
第2面
k=0.000
A4=-6.35150e-05,A6=2.94430e-06,A8=-3.32750e-08,
A10=2.25200e-10

各種データ
f 30.00
DDIF 25.71
θ 14.0
DAPX 0.835
DAX 13.75
数値実施例C(第3例の照明部の照明光学系)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1# ∞ 2.00 1.49 58.00
2 ∞

各種データ
f 10.00
DLS0 10
DLS1 19.5
DAPX 0.935
DAX 17
次に、各実施例における条件式の値を以下に掲げる。
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
(1)βd -2.20 -2.20 -2.26 -2.17
(2)TL/|ENPL| -0.02 -0.05 2.08 -0.02
(3)TL/|EXPL| -0.49 -0.61 -1.00 -0.89
(4)|ΔCd|/Sim1/2 0.004 0.001 0.009 0.020
(5)|ΔdF|/Sim1/2 0.050 0.050 0.057 0.151
(6)|ΔCF|/|ΔCd| 13.56 37.68 7.52 8.36
(7)|ΔSAd|/|ΔCF| 0.07 0.09 0.26 0.03
(8)|ΔSAC|/|ΔCF| 0.06 0.15 0.12 0.06
(9)|ΔSAF|/|ΔCF| 0.07 0.22 1.05 0.07

実施例5 実施例6 実施例7 実施例8
(1)βd -2.21 -2.19 -2.17 -2.18
(2)TL/|ENPL| 1.37 0.35 2.07 -0.28
(3)TL/|EXPL| 0.13 -0.07 -1.42 -0.95
(4)|ΔCd|/Sim1/2 0.041 0.007 0.028 0.040
(5)|ΔdF|/Sim1/2 0.212 0.133 0.112 0.205
(6)|ΔCF|/|ΔCd| 6.24 20.31 4.98 6.08
(7)|ΔSAd|/|ΔCF| 0.05 0.05 0.10 0.03
(8)|ΔSAC|/|ΔCF| 0.05 0.04 0.09 0.05
(9)|ΔSAF|/|ΔCF| 0.19 0.10 0.44 0.15

実施例9 実施例10
(1)βd -2.91 -2.30
(2)TL/|ENPL| 0.00 2.83
(3)TL/|EXPL| 0.02 -1.08
(4)|ΔCd|/Sim1/2 0.030 0.020
(5)|ΔdF|/Sim1/2 0.225 0.052
(6)|ΔCF|/|ΔCd| 8.51 3.56
(7)|ΔSAd|/|ΔCF| 0.02 0.22
(8)|ΔSAC|/|ΔCF| 0.01 0.10
(9)|ΔSAF|/|ΔCF| 0.09 0.91
各パラメータの値を以下に掲げる。波長の単位はnm、波長以外の単位はmmである。
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
TL 34.68 34.85 33.95 33.46
ENPL -2179.92 -769.63 16.34 -1561.98
EXPL -71.37 -57.25 -33.82 -37.49
Sim1/2 5.425 5.425 5.425 5.425
ΔCd 0.022 0.007 0.048 0.111
ΔdF 0.273 0.271 0.311 0.818
ΔCF 0.294 0.279 0.358 0.929
ΔSAd 0.021 0.024 0.095 0.025
ΔSAC 0.019 0.042 0.044 0.052
ΔSAF 0.020 0.062 0.377 0.062
λ1 630 630 630 630
λ2 700 700 700 700
λ3 570 570 570 570
λ4 500 500 500 500

実施例5 実施例6 実施例7 実施例8
TL 36.02 27.72 29.38 31.71
ENPL 26.31 78.57 14.19 -111.70
EXPL 286.77 -411.98 -20.69 -33.44
Sim1/2 5.425 5.425 5.425 5.425
ΔCd 0.220 0.037 0.152 0.219
ΔdF 1.152 0.720 0.606 1.113
ΔCF 1.372 0.758 0.758 1.331
ΔSAd 0.068 0.041 0.075 0.036
ΔSAC 0.064 0.030 0.070 0.065
ΔSAF 0.266 0.073 0.337 0.205
λ1 630 630 630 630
λ2 700 700 700 700
λ3 570 570 570 570
λ4 500 500 500 500

実施例9 実施例10
TL 34.35 35.47
ENPL 26858.01 12.54
EXPL 2258.46 -32.80
Sim1/2 5.425 5.425
ΔCd 0.162 0.110
ΔdF 1.220 0.280
ΔCF 1.382 0.390
ΔSAd 0.027 0.087
ΔSAC 0.019 0.040
ΔSAF 0.127 0.353
λ1 630 630
λ2 700 700
λ3 570 570
λ4 500 500
図14は、本実施形態の情報取得装置の部分的な縦断面図である。図15は、光源の配置を示す図である。
情報取得装置1は、ステージ3と、照明部4と、結像光学系5と、撮像素子6と、を備える。
ステージ3には、容器2が載置されている。容器2には、試料Xが収容されている。照明部4は、ステージ3に向かって照明光を射出する。結像光学系5は、ステージ3を透過して来る光を集光する。集光された位置に、試料Xの光学像が形成される。撮像素子6は、試料Xの光学像を撮影する。
照明部4、結像光学系5、及び撮像素子6は、ステージ3の下方に配置されている。照明部4は、結像光学系5の径方向外方に配置されている。
ステージ3には、光学的に透明な材質、例えば、ガラス板が用いられている。ステージ3は、照明部4の上方と結像光学系5の上方を覆っている。ステージ3の上には、容器2が載置されている。容器2は、例えば、天板2aを有する細胞培養フラスコである。容器2は、光学的に透明な樹脂により構成されている。
照明部4は、LED7と、集光レンズ8と、拡散板9と、を有する。LED7の上方に、集光レンズ8が位置している。集光レンズ8の上方に、拡散板9が位置している。
LED7からは、照明光が射出される。集光レンズ8は、照明光を集光する。拡散板9は、集光された照明光を拡散させる。
図15に示すように、LED7は、結像光学系5の周囲に、複数配置されている。LED7は、結像光学系5から外側に向かって、環状に配置されている。また、LED7の数と同数の集光レンズ8と拡散板9が、LED7と同様に配置されている。
照明部4では、特定のLED7を、独立して、点灯及び消灯させることができる。図14と図15では、点灯しているLED7がハッチングによって示されている。
ハッチングで示すLED7から出射された照明光は、実線で示すように、ステージ3と容器2の底2bを、下から上に向かって斜めに透過する。照明光は、天板2aの内側の面で反射される。このとき、照明光は、結像光学系5に向かって反射される。これにより、結像光学系5の視野内に位置する試料Xに、照明光が照射される。
点灯させるLED7を別のLED7に変えても、破線で示すように、照明光は天板2aの内側の面で反射された後、結像光学系5に向かって反射される。そして、実線で示す照明と同様に、結像光学系5の視野内に位置する試料Xに、照明光が照射される。
試料Xを偏射照明すると、試料Xの表面の傾斜角に応じて、試料Xから射出する光線の角度が変化する。試料Xから射出する光線の角度が変化すると、結像光学系5の開口絞りを通過する光量が変化する。その結果、試料Xが透明であっても、コントラストを持つ光学像、すなわち、陰影を持つ光学像が形成される。
陰影の発生方向や陰影の大きさは、試料Xの表面の傾斜角と照明光の照射角で変化する。情報取得装置1では、点灯させるLED7を変えることで、照明光の照射角が変化する。そのため、点灯させるLED7を変えると、陰影の発生方向や陰影の大きさが変化する。よって、試料Xに応じて点灯させるLED7を変えることで、最適な陰影を持つ光学像が形成できる。
情報取得装置1は、条件式(4)、(5)、(6)を満足している。そのため、結像光学系5では、若干の軸上色収差が発生している。LED7が全て白色LEDの場合、試料Xの色の情報は得られるが、試料Xの画像は鮮明さがやや不足した画像になる。
そこで、全てのLED7に、単色LEDを用いる。単色LEDでは、射出される光の波長域が限られている。また、波長域は、全てのLEDで同じにする。このようにすることで、軸上色収差による画像の劣化を抑制できる。
波長域が異なる単色LEDを、複数用いていても良い。例えば先述のLED7を3色、4色等のLEDの集まりとしても良い。点灯と消灯を、同じ波長域の光を射出するLEDごとに行うことで、合焦位置が異なる光学像を、波長域ごとに、単独で撮像できる。その結果、合焦位置が異なる画像を、波長域ごとに、単独で取得できる。
複数の画像の各々では、合焦位置が異なっている。よって、複数の画像から、試料Xの形状の情報を取得できる。また、複数の画像を合成することで、焦点深度の深い画像が得られる。
情報取得装置1では、結像光学系5におけるレンズの移動や、結像光学系5と撮像素子6の一体での移動は生じない。そのため、装置が大型にならず、振動の発生や熱が発生を抑制できる。
図16は、光源の別の配置例を示す図である。照明部10では、光源は、第1のLED群11a、第2のLED群11b、第3のLED群11c、第4のLED群11d、で構成されている。4つのLED群は、直交する2つの方向に配置されている。
このようにすることで、照明部10を簡素にしつつ、結像光学系5の視野全体を照明できる。すなわち、試料X全体に照明光を照射できる。
第1のLED群11aと第3のLED群11cのみで照明するか、又は、第2のLED群11bと第4のLED群11dのみで照明しても良い。このようにすることで、コスト低減と装置に簡素化ができる。
本実施形態の情報取得装置の対象物は、例えば、工業用部品や、培養細胞がある。工業用部品では、観察や検査に本実施形態の情報取得装置が用いられる。培養細胞では、観察や計測に、本実施形態の情報取得装置が用いられる。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形例をとることができる。
以上のように、本発明は、高性能でありながら、コンパクトな情報取得装置に適している。
GF 入射側レンズ群
GR 射出側レンズ群
L1〜L10 レンズ
S 開口絞り(明るさ絞り)
I 像面
PL1、PL2、PL3、PL4 平行平板
CG、CG1、CG2 カバーガラス
LS 光源
DIF 拡散板
ILL 照明光学系
OBJ 結像光学系
APXILL、APXOBJ レンズ面の面頂
AXILL、AXOBJ 光軸
CONT 制御装置
IM 撮像素子
IP 画像処理装置
OPF 波長選択部
1 情報取得装置
2 容器
2a 天板
3 ステージ
4、10 照明部
5 結像光学系
6 撮像素子
7 LED
8 集光レンズ
9 拡散板
11a、11b、11c、11d LED群
14 反射部材
X 試料

Claims (10)

  1. 照明部と、結像光学系と、撮像素子と、を有し、
    前記照明部は、光源と、照明光学系と、を有し、
    前記撮像素子の撮像面は、前記結像光学系の像面に位置し、
    前記結像光学系は、物体側から順に、正屈折力の入射側レンズ群と、絞り部と、正屈折力の射出側レンズ群と、を有し、
    前記入射側レンズ群、前記絞り部、及び前記射出側レンズ群によって、入射瞳と射出瞳とが形成され、
    前記入射側レンズ群は、複数の正レンズと、少なくとも1つの負レンズと、を有し、
    前記射出側レンズ群は、複数の正レンズと、少なくとも1つの負レンズと、を有し、
    以下の条件式(1)から(9)を満足することを特徴とする情報取得装置。
    −6<βd<−0.8 (1)
    −0.5<TL/|ENPL|<3.0 (2)
    −1.5<TL/|EXPL|<0.5 (3)
    0.001<|ΔCd|/Sim1/2<0.05 (4)
    0.04<|ΔdF|/Sim1/2<0.28 (5)
    3.5<|ΔCF|/|ΔCd|<38.0 (6)
    0≦|ΔSAd|/|ΔCF|<0.27 (7)
    0≦|ΔSAC|/|ΔCF|<0.16 (8)
    0≦|ΔSAF|/|ΔCF|<1.1 (9)
    ここで、
    βdは、前記結像光学系のd線での横倍率、
    TLは、前記結像光学系の最も物体側に位置する光学面と像面との間隔、
    ENPLは、前記結像光学系の最も物体側に位置するレンズ面から前記入射瞳までの距離、
    EXPLは、前記結像光学系の最も像側に位置するレンズ面から前記射出瞳までの距離、
    ΔCdは、d線での結像位置とC線での結像位置との差、
    ΔdFは、d線での結像位置とF線での結像位置との差、
    ΔCFは、C線での結像位置とF線での結像位置との差、
    Simは、前記撮像面における有効撮像領域の面積、
    ΔSAdは、d線での最大球面収差量、
    ΔSACは、C線での最大球面収差量、
    ΔSAFは、F線での最大球面収差量、
    前記距離は、d線での距離、
    前記結像位置は、近軸光線による像位置、
    前記間隔、前記距離、及び前記差は、それぞれ、光軸上における間隔、光軸上における距離、及び光軸上における差、
    である。
  2. 透明なステージを有し、
    前記ステージを挟んで、一方の側に対象物が位置し、
    前記ステージを挟んで、他方の側に、前記照明部、前記結像光学系、及び前記撮像素子が配置され、
    前記照明光学系は、コリメート光学系を有し、
    前記コリメート光学系でコリメート光が生成され、
    前記照明光学系の光軸は、前記結像光学系の光軸に対して偏心していることを特徴とする請求項1に記載の情報取得装置。
  3. 前記照明部に、拡散作用を有する光学面が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報取得装置。
  4. 以下の条件式(10)を満足することを特徴とする請求項2に記載の情報取得装置。
    1.6<Sco/Sen<20.0 (10)
    ここで、
    Scoは、前記照明部から射出される光束の断面積、
    Senは、前記結像光学系の入射面の面積、
    である。
  5. 前記撮像面に、複数の光学像が、時間のずれを伴って形成され、
    前記複数の光学像の各々は、限られた波長域の光で形成され、
    前記波長域のなかで光強度が最も大きい波長は、前記複数の光学像の各々で異なることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報取得装置。
  6. 制御装置と、前記光源を複数有し、
    前記制御装置は、点灯と消灯の制御を、前記複数の光源の各々について行い、
    前記光源の数は、前記複数の光学像の倍数と同じであり、
    前記複数の光源の各々は、限られた波長域の光を射出し、
    前記光学像を形成する光の波長域と、前記光源から射出される光の波長域とが、一対一で対応していることを特徴とする請求項5に記載の情報取得装置。
  7. 前記制御装置と、複数の光学フィルタと、を有し、
    前記制御装置は、光路中への出し入れを、前記複数の光学フィルタの各々について行い、
    前記光源から射出される光は、前記複数の光学像を形成する波長域の光を全て含み、
    前記複数の光学フィルタの各々は、限られた波長域の光を透過し、
    前記光学像を形成する光の波長域と、前記光学フィルタから射出される光の波長域とが、一対一で対応していることを特徴とする請求項5に記載の情報取得装置。
  8. 4つの前記光学像が形成されることを特徴とする請求項5から7の何れか一項に記載の情報取得装置。
  9. 第1の光学像と、第2の光学像と、第3の光学像と、第4の光学像と、が形成され、
    以下の条件式(11)、(12)、(13)、(14)を満足することを特徴とする請求項8に記載の情報取得装置。
    600nm<λ1<650nm (11)
    50nm<λ2−λ1<300nm (12)
    −200nm<λ3−λ1<−50nm (13)
    −200nm<λ4−λ3<−50nm (14)
    ここで、
    λ1は、前記第1の光学像におけるピーク波長、
    λ2は、前記第2の光学像におけるピーク波長、
    λ3は、前記第3の光学像におけるピーク波長、
    λ4は、前記第4の光学像におけるピーク波長、
    前記ピーク波長は、前記光学像を形成する前記波長域のなかで、光強度が最も大きい波長、
    である。
  10. 前記撮像素子は、カラーフィルターを有さないモノクロ画像を取得する撮像素子であることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の情報取得装置。
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