JP2017207658A - 撮像装置及びカプセル内視鏡 - Google Patents

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隆裕 天内
今村 文美
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文美 今村
三原 伸一
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Abstract

【課題】広い波長域で色収差が良好に補正された結像光学系を有する撮像装置及びカプセル内視鏡を提供する。【解決手段】撮像装置は、明るさ絞り、第1のレンズ及び第2のレンズを有する結像光学系と、結像光学系に向けて凹状に湾曲した非平面の受光面を有する撮像部と、を有し、第1のレンズの媒質の部分分散比は、第2のレンズの媒質の部分分散比と異なり、横軸をνdLA、及び縦軸をθgFLAとする直交座標系において、θgFLA=α×νdLA+βLA(但し、α=−0.00163)で表される直線を設定したときに、以下の条件式(1)で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、第1のレンズの媒質のθgFLA及びνdLAが含まれ、かつ、以下の条件式(3)を満足する。0.68<βLA(1)νdLA<50 (2)0<|f/Rimg|≦1.5 (3)【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及びカプセル内視鏡に関するものである。
色収差が補正され、湾曲した光学像を形成する光学系として、例えば特許文献1に記載の撮像装置の光学系が提案されている。この光学系は、2枚のレンズで構成された色消しレンズを備えている。この光学系における半画角は30度である。また、この光学系では、460nmから630nmの波長域で、色収差が補正されている。
特開2004−312239号公報
特許文献1の光学系では、短波長域、例えば、460nmよりも短い波長域での色収差の補正が十分でない。そのため、特許文献1の光学系で画角を大きくすると、形成される像は、短波長側の色収差が目立つ像になる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、広い波長域で色収差が良好に補正された結像光学系を有する撮像装置及びカプセル内視鏡を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の少なくとも幾つかの実施形態に係る撮像装置は、
軸上光束を決める明るさ絞りと、第1のレンズと、第2のレンズと、を有する結像光学系と、
結像光学系の像側に配置され、結像光学系に向けて凹状に湾曲した非平面の受光面を有する撮像部と、を有し、
第1のレンズの媒質の部分分散比は、第2のレンズの媒質の部分分散比と異なり、
横軸をνdLA、及び縦軸をθgFLAとする直交座標系において、
θgFLA=α×νdLA+βLA(但し、α=−0.00163)で表される直線を設定したときに、
以下の条件式(1)で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、第1のレンズの媒質のθgFLA及びνdLAが含まれ、かつ、
以下の条件式(3)を満足することを特徴とする。
0.68<βLA (1)
νdLA<50 (2)
0<|f/Rimg|≦1.5 (3)
ここで、
θgFLAは、第1のレンズの媒質の部分分散比(ngLA−nFLA)/(nFLA−nCLA)、
νdLAは、第1のレンズの媒質のアッベ数(ndLA−1)/(nFLA−nCLA)、
ndLA、nCLA、nFLA、ngLAは、各々d線、C線、F線、g線における第1のレンズの媒質の屈折率、
imgは、光軸と受光面とが交わる点を面頂点としたとき、面頂点と、結像光学系の最大像高の主光線と受光面とが交わる点と、を含む仮想球面の曲率半径、
fは、結像光学系のd線での焦点距離、
であり、
結像光学系の焦点距離が可変の場合は、条件式(3)は広角端状態での条件式である。
また、本発明の少なくとも幾つかの実施形態に係るカプセル内視鏡は、
上述の撮像装置と、
照明部と、結像光学系及び照明部の物体側に配置されたドーム状のカバー部と、を有することを特徴とする。
本発明は、広い波長域で色収差が良好に補正された結像光学系を有する撮像装置及びカプセル内視鏡を提供できるという効果を奏する。
実施例1における撮像装置の断面図と収差図である。 実施例2における撮像装置の断面図と収差図である。 実施例3における撮像装置の断面図と収差図である。 実施例4における撮像装置の断面図と収差図である。 実施例5における撮像装置の断面図である。 実施例5における撮像装置の収差図である。 結像光学系の構造を示す断面図である。 結像光学系の別の構造を示す断面図である。 結像光学系の別の構造を示す断面図である。 結像光学系の別の構造を示す断面図である。 実施例6に係る撮像装置の断面図である。 カプセル内視鏡の概略構成を示す図である。 車載カメラを示す図であって、(a)は車外に車載カメラを搭載した例を示す図、(b)は車内に車載カメラを搭載した例を示す図である。
以下に、本発明に係る撮像装置及びカプセル内視鏡の実施形態及び実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態及び実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本実施形態の撮像装置は、軸上光束を決める明るさ絞りと、第1のレンズと、第2のレンズと、を有する結像光学系と、結像光学系の像側に配置され、結像光学系に向けて凹状に湾曲した非平面の受光面を有する撮像部と、を有し、第1のレンズの媒質の部分分散比は、第2のレンズの媒質の部分分散比と異なり、横軸をνdLA、及び縦軸をθgFLAとする直交座標系において、θgFLA=α×νdLA+βLA(但し、α=−0.00163)で表される直線を設定したときに、以下の条件式(1)で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、第1のレンズの媒質のθgFLA及びνdLAが含まれ、かつ、以下の条件式(3)を満足することを特徴とする。
0.68<βLA (1)
νdLA<50 (2)
0<|f/Rimg|≦1.5 (3)
ここで、
θgFLAは、第1のレンズの媒質の部分分散比(ngLA−nFLA)/(nFLA−nCLA)、
νdLAは、第1のレンズの媒質のアッベ数(ndLA−1)/(nFLA−nCLA)、
ndLA、nCLA、nFLA、ngLAは、各々d線、C線、F線、g線における第1のレンズの媒質の屈折率、
imgは、光軸と受光面とが交わる点を面頂点としたとき、面頂点と、結像光学系の最大像高の主光線と受光面とが交わる点と、を含む仮想球面の曲率半径、
fは、結像光学系のd線での焦点距離、
であり、
結像光学系の焦点距離が可変の場合は、条件式(3)は広角端状態での条件式である。
本実施形態の撮像装置は、結像光学系と撮像部とを有する。結像光学系は、軸上光束を決める明るさ絞り、第1のレンズ及び第2のレンズを有する。なお、第1のレンズと第2のレンズの配列については、順番を問わない。第1のレンズは、第2のレンズの物体側に位置しても良いし、第2のレンズの像側に位置しても良い。また、第1のレンズと第2のレンズとは隣り合っていても良いし、第1のレンズと第2のレンズとの間に別のレンズが配置されていても良い。
条件式(1)の下限値を下回ると、二次スペクトル、すなわち、F線とC線とで色消しをしたときに残存するg線の収差を十分に補正することが難しくなる。この場合、二次スペクトルにおける倍率色収差の補正、又は、二次スペクトルにおける軸上色収差の補正を十分に行うことが難しくなる。そのため、像の尖鋭性が劣化しやすい。
条件式(1)を満足することで、g線、F線及びC線について、倍率色収差の補正、又は、軸上色収差の補正を十分に行うことができる。その結果、広い波長域で色収差を補正することができる。
条件式(2)を満足すると、第1のレンズが正レンズの場合は、色収差を良好に補正でき、しかも、他の収差も十分に補正することができる。また、第1のレンズが負レンズの場合は、F線とC線との色消しが容易になる。
条件式(3)を満足することで、光学系の小型化と色収差の発生の抑制とを、共に行うことができる。この点について説明する。
例えば、光学系を小型化すると、光学系における正の屈折力が大きくなる。光学系における正の屈折力は、正レンズによってもたらされている。よって、光学系における正の屈折力が大きくなると、正レンズの屈折力も大きくなる。
正レンズの屈折力が大きくなると、色収差の発生量が増大する。色収差の発生を抑制するには、できるだけ分散が小さい媒質を正レンズに使用することが好ましい。このように、色収差の補正の観点から、正レンズに使用できる媒質の分散は、ある程度の大きさに制限される。
選択可能な分散の大きさが制限されると、選択可能な屈折率についても、ある程度の大きさに制限される。媒質の屈折率の大きさは、ペッツバール和の大きさに影響を及ぼす。そのため、正レンズに使用できる媒質の屈折率がある程度の大きさに制限されると、ペッツバール和の大きさを抑制する方法の選択肢が減少する。ペッツバール和の大きさは、像面湾曲の大きさを表している。よって、正レンズに使用できる媒質の屈折率がある程度の大きさに制限されると、像面湾曲を補正する方法の選択肢が減少する。
正レンズに使用できる媒質の屈折率がある程度の大きさに制限されると、媒質の屈折率の大きさを自由に選択することが難しくなる。そのため、像面湾曲を十分に補正できなくなる。この場合、他の方法で、像面湾曲を補正することになる。他の方法としては、レンズ面の曲率を変えて像面湾曲を補正する方法がある。しかしながら、この方法では、コマ収差が著しく悪化する。
条件式(3)は、像面湾曲の発生をある程度許容することを表している。そのため、正レンズに使用できる媒質の屈折率がある程度の大きさに制限されても、無理にレンズ面の曲率を変えて像面湾曲を補正する必要がなくなる。その結果、コマ収差が著しく悪化することがない。また、コマ収差が著しく悪化しないので、他の収差も良好に補正することができる。
また、像面湾曲の発生をある程度許容すると、正レンズと負レンズを組み合わせて像面湾曲を補正する必要がなくなる。よって、光学系を小型化することが可能となる。
条件式(3)を満足することで、光学系の小型化と広い波長域で色収差の発生の抑制とができ、しかも、コマ収差等の諸収差を良好に補正することができる。
このように、条件式(1)、(2)、(3)を満足することで、小型でありながら、広い波長域で色収差が良好に補正された撮像装置を実現することができる。
条件式(1)に代えて、以下の条件式(1−1)を満足すると、より好ましい。
0.68<βLA<0.9 (1−1)
条件式(2)に代えて、以下の条件式(2−1)を満足すると、より好ましい。
3<νdLA<50 (2−1)
条件式(3)に代えて、以下の条件式(3−1)を満足すると、より好ましい。
0.05<|f/Rimg|≦1 (3−1)
結像光学系が単焦点距離光学系の場合、条件式(3)に代えて、以下の条件式(3−2)を満足すると、より好ましい。
0.5<|f/Rimg|≦1 (3−2)
本実施形態の撮像装置では、上記の直交座標とは別の、横軸をνdLA、及び縦軸をθhgLAとする直交座標系において、θhgLA=αhg×νdLA+βhgLA(但し、αhg=−0.00225)で表される直線を設定したときに、以下の条件式(4)で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、第1のレンズの媒質のθhgLA及びνdLAが含まれることが好ましい。
0.65<βhgLA (4)
νdLA<50 (2)
ここで、
θhgLAは、第1のレンズの媒質の部分分散比(nhLA−ngLA)/(nFLA−nCLA)、
nhLAは、第1のレンズの媒質のh線における屈折率、
である。
条件式(4)の下限値を下回ると、二次スペクトル、すなわち、F線とC線とで色消しをしたときに残存するh線の収差を十分に補正することが難しくなる。この場合、二次スペクトルにおける倍率色収差の補正、又は、二次スペクトルにおける軸上色収差の補正を十分に行うことが難しくなる。その結果、像の尖鋭性が劣化しやすい。特に、像の輪郭部において、マゼンタ系の色のにじみが発生しやすい。
条件式(4)を満足することで、h線、F線及びC線について、倍率色収差の補正、又は、軸上色収差の補正を十分に行うことができる。その結果、広い波長域で色収差を補正することができる。
条件式(4)に代えて、次の条件式(4−1)を満足すると、より好ましい。
0.65<βhgLA<0.9 (4−1)
本実施形態の撮像装置では、第1のレンズと第2のレンズとは接合されていることが好ましい。
このようにすることで、軸上色収差などの近軸色収差を良好に補正できるだけでなく、高次の色収差や倍率色収差を良好に補正することができる。高次の色収差としては、例えば、球面収差における波長間隔差やコマ収差における波長間隔差がある。
ここで言う波長間隔差とは、2つの波長における収差量の差を指す。波長が複数の場合、波長間隔差は、任意の2つの波長における収差量の差になる。
光学系に入射する前の光線が同一の光線であっても、光学系を通過した後では、分散によって光線は波長ごとに分離する。そのため、複数の光線が撮像部に到達する。光線と撮像面との交点の座標は、各波長で異なる。ある波長の光線の座標を基準にすると、基準となる座標と他の波長の光線の交点の座標との間にズレが生じる。波長間隔差とは、そのズレ量に相当する。
接合では、接合材で2つのレンズを固定する方法や、樹脂を硬化させて2つのレンズを固定する方法を用いれば良い。樹脂を硬化させて2つのレンズを固定する方法については後述する。
第1のレンズにおける部分分散比と第2のレンズにおける部分分散比とを、大きく異なるようにすれば良い。このようにすることで、近軸色収差、高次の色収差及び倍率色収差をより良好に補正することができる。
第1のレンズと第2のレンズを接合することで、製造精度を向上させることもできる。
本実施形態の撮像装置では、第1のレンズは、樹脂レンズであって、第1のレンズは、第2のレンズの屈折面に密着硬化されていることが好ましい。
このようにすることで、面形状誤差および偏心誤差を少なくすることができる。更に、レンズを薄くすることができる。
密着硬化では、紫外線硬化型樹脂のような液状の樹脂を用いれば良い。第1のレンズのレンズ材料としては、例えば、紫外線硬化型樹脂がある。この紫外線硬化型樹脂を、第2のレンズの屈折面に所望量吐出する。これにより、紫外線硬化型樹脂が第2のレンズの屈折面と接触した状態になる。紫外線硬化型樹脂の表面のうち、第2のレンズの屈折面と接触している面が、第1のレンズの一方の屈折面になる。
紫外線硬化型樹脂を挟んで第2のレンズと対向する位置に、金型を配置する。この金型を、紫外線硬化型樹脂に押し付ける。紫外線硬化型樹脂は、金型と第2のレンズとで挟まれた状態になる。この状態で、第2のレンズ側から紫外線を照射する。これにより、紫外線硬化型樹脂が硬化する。
金型は成形面を有する。成形面は、紫外線硬化型樹脂と接触する面である。成形面の形状は、第1のレンズの他方の屈折面の形状と同じである。紫外線硬化型樹脂の表面のうち、成形面と接触している面が、第1のレンズの他方の屈折面になる。
このように、密着硬化では、第2のレンズの屈折面によって第1のレンズの一方の屈折面が形成され、金型の成形面によって第1のレンズの他方の屈折面が形成される。
第1のレンズの材料は、紫外線硬化型樹脂に限られない。硬化の方法も、紫外線の照射に限られない。
本実施形態の撮像装置では、第1のレンズの焦点距離の符号は、第2のレンズの焦点距離の符号と異なることが好ましい。
第2のレンズは、色収差を有している。第2のレンズにおける色収差は、C線とF線との間、C線とg線との間及びF線とg線との間で発生する。第1のレンズにおいても、第2のレンズと同様の色収差が発生する。そこで、第1のレンズの焦点距離の符号を、第2のレンズの焦点距離の符号と異ならせる。このようにすることで、第1のレンズにおける色収差の発生方向を、第2のレンズにおける色収差の発生方向と逆にすることができる。その結果、第2のレンズにおける色収差を、第1のレンズにおける色収差で略相殺することができる。
本実施形態の撮像装置では、第1のレンズは、少なくとも1つの非球面を有することが好ましい。
このようにすることで、単色の球面収差の補正効果を高めることができる。
高次の色収差に対して大きな影響力を持つ要因として、第1のレンズの分散特性と非球面成分とがある。非球面成分は、非球面が球面からどの程度変位しているかを表す量である。第1のレンズの分散特性および非球面成分は、高次の色収差との間にて、一定の関係を有する。接合面を非球面にすると、分散が異なる2つの媒質で形成された界面が非球面となるため、更に、高次の色収差の補正効果が高くなる。
本実施形態の撮像装置では、第1のレンズの非球面は、面の曲率の絶対値が、光軸から離れるに従い小さくなる非球面であることが好ましい。
このようにすることで、高次の色収差の発生を抑制できる。特に、主光線の高さや各像高におけるマージナル光線の高さが大きくなる位置で、屈折面の曲率の絶対値を小さくすると良い。このようにすることで、高次の色収差の発生を緩和しやすくなる。
本実施形態の撮像装置では、第1のレンズの非球面は、軸上主光線を含む断面上の有効領域内にて変曲点を持つ非球面であることが好ましい。
このようにすることで、軸上主光線を含む断面において、レンズ面の有効領域の内側に変曲点が存在することになる。そのため、高次の色収差の発生をより制御しやすくなる。また、同時に、様々な軸外収差の補正や像面に対する主光線角度を最適化することが容易になる。
ここで言う有効領域とは、レンズ面上における領域のことで、レンズ面を通過する全ての光線によって決まる領域である。レンズ面を通過する全ての光線とは、撮像部における撮像可能な領域に到達し、且つ、結像に寄与する光線である。
高次の色収差とは、諸収差における波長間隔差のことである。諸収差とは、例えば、球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲及び歪曲収差である。
本実施形態の撮像装置では、第1のレンズよりも物体側に明るさ絞りが配置されることが好ましい。
高次の色収差に対して大きな影響力を持つ別の要因として、第1のレンズの位置と明るさ絞りの位置とがある。第1のレンズの位置と明るさ絞りとの位置関係は、高次の色収差(色のコマ収差や倍率の色収差)と関係する。第1のレンズよりも物体側に明るさ絞りを配置することで、高次の色収差の補正効果を高めることができる。
本実施形態の撮像装置では、結像光学系中のレンズ面のうち、最も像側に位置するレンズ面が像側に凸形状の面であることが好ましい。
本実施形態の撮像装置では、撮像部は、結像光学系に向けて凹状に湾曲した非平面の受光面を持つ。そこで、撮像部に対して、最も像側に位置するレンズ面を像側に凸形状の面にする。このようにすることで、結像光学系おけるレンズの配置が、コンセントリックな配置になる。そのため、非点隔差やコマ収差等の軸外収差の補正を良好に行える。最も像側に位置するレンズ面を像側に凸形状の面にすることは、軸外収差の補正に有利となる。
本実施形態の撮像装置は、以下の条件式(5)を満足することが好ましい。
0≦|(Y/R)−(Yimg/Rimg)|<0.3 (5)
ここで、
は、結像光学系の最大画角での主光線と結像光学系の最も像側の面とが交わる点の光軸からの距離、
は、結像光学系中のレンズ面のうち最も像側の面の近軸曲率半径、
imgは、結像光学系の最大画角での主光線と受光面とが交わる点の光軸からの距離、
imgは、光軸と受光面とが交わる点を面頂点としたとき、面頂点と、結像光学系の最大像高の主光線と受光面とが交わる点と、を含む仮想球面の曲率半径、
であり、
結像光学系の焦点距離が可変の場合は、条件式(5)は広角端状態での条件式である。
条件式(5)は、結像光学系中のレンズ面のうち、最も像側に位置するレンズ面の近軸曲率半径と、受光面近傍に設定した仮想球面の曲率半径との適切な比を規定している。
本実施形態の撮像装置では、像面湾曲の発生をある程度許容している。そのため、結像光学系におけるペッツバール像面は、結像光学系に向かって凹状に湾曲している。そして、撮像部の受光面も、結像光学系に向かって凹状に湾曲している。
この場合、ペッツバール像面の形状と受光面の形状とを、一致させることが好ましい。一致させることができない場合は、ペッツバール像面の形状と受光面の形状との乖離が、許容値以下となるようにすることが好ましい。
ペッツバール像面の形状と受光面の形状との乖離が、許容値よりも大きくなると、結像光学系で、非点隔差を補正しなくてはならない。結像光学系では、最も像側に位置するレンズ面で、主光線の高さが高くなる。そのため、条件式(5)を満足することが重要となる。条件式(5)の上限値を上回らないようにすることで、非点隔差の増大を抑制できる。
条件式(5)に代えて、以下の条件式(5−1)を満足することがより好ましい。
0≦|(Y/R)−(Yimg/Rimg)|<0.15 (5−1)
これにより、条件式(5)の効果をより一層奏することができる。
本実施形態の撮像装置は、以下の条件式(6)を満足することが好ましい。
0.5<|R/R|≦1.5 (6)
ここで、
は、結像光学系中のレンズ面のうち最も物体側の面の近軸曲率半径、
は、結像光学系中のレンズ面のうち最も像側の面の近軸曲率半径、
である。
条件式(6)を満足することで、最も物体側に位置するレンズ面の近軸曲率半径と最も像側に位置するレンズ面の近軸曲率半径を、ほぼ同じにすることができる。その結果、球面収差と非点収差を、高いレベルでしかもバランス良く補正できる。このような補正ができると、両収差の発生量の各々は小さくなり、しかも両者の発生量はほぼ等しくなる。
条件式(6)の上限値を上回ると、球面収差の補正が困難になりやすい。条件式(6)の下限値を下回ると、非点収差の補正が困難になりやすい。
条件式(6)に代えて、以下の条件式(6−1)を満足することがより好ましい。
0.6<|R/R|<1.2 (6−1)
これにより、条件式(6)の効果をより一層奏することができる。
本実施形態の撮像装置は、以下の条件式(7)を満足することが好ましい。
0.5<L1e/TL (7)
ここで、
1eは、結像光学系の光軸上における最も物体側のレンズ面から、結像光学系において、カバーガラスとは異なる面であって、最も受光面側に位置し、空気と隣接する面までの実距離、
TLは、結像光学系の光軸上における最も物体側のレンズ面から受光面までの実距離、
であり、
結像光学系の焦点距離が可変の場合は、条件式(7)は広角端状態での条件式である。
条件式(7)は、結像光学系において最も物体側に位置するレンズ面から所定のレンズ面までの実距離と、結像光学系の最も物体側に位置するレンズ面から受光面までの実距離との適切な比を規定している。所定のレンズ面は、結像光学系において、カバーガラスとは異なる面であって、最も受光面側に位置し、空気と隣接する面である。すなわち、所定のレンズ面は、結像光学系中のレンズ面のうち最も像側に位置するレンズ面である。また、実距離は、結像光学系の光軸上における距離であって、空気換算をしないときの距離ある。
条件式(7)を満足することで、バックフォーカスが短い小型な光学系の撮像装置とすることができるため、より好ましい。
条件式(7)に代えて、以下の条件式(7−1)を満足することがより好ましい。
0.5<L1e/TL<0.96 (7−1)
これにより、条件式(7)の効果をより一層奏することができる。条件式(7−1)の下限値を下回らないようにしてバックフォーカスを短くすることで、光学系の全長短縮に一層有利となる。条件式(7−1)の上限値を上回らないようにしてバックフォーカスを確保することで、光学系部分の小型化に有利となる。
本実施形態の撮像装置は、以下の条件式(8)を満足することが好ましい。
0<PS×f<1 (8)
ここで、
PSは、結像光学系のペッツバール和であり、
ペッツバール和PSは、以下の式で表される。
Figure 2017207658
ここで、
iは、結像光学系中の各レンズの物体側からの順番、
kは、結像光学系中のレンズの総数、
は、i番目のレンズのd線での屈折率、
は、i番目のレンズのd線での焦点距離、
fは、結像光学系のd線での焦点距離、
であり、
結像光学系の焦点距離が可変の場合は、条件式(8)は広角端状態での条件式である。
条件式(8)を満足することで、さらに像面湾曲の補正と小型化の両立された撮像装置を得ることができ、より好ましい。
条件式(8)に代えて、以下の条件式(8−1)を満足することがより好ましい。
0.07<PS×f<0.9 (8−1)
本実施形態の撮像装置は、以下の条件式(9)を満足することが好ましい。
PS×EXP<0 (9)
ここで、
PSは、結像光学系のペッツバール和であり、
ペッツバール和PSは、以下の式で表される。
Figure 2017207658
ここで、
iは、結像光学系中の各レンズの物体側からの順番、
kは、結像光学系中のレンズの総数、
は、i番目のレンズのd線での屈折率、
は、i番目のレンズのd線での焦点距離、
EXPは、受光面から結像光学系の近軸射出瞳位置までの光軸に沿った距離、であり、近軸射出瞳位置が受光面よりも物体側にある場合の符号を負とし、
結像光学系の焦点距離が可変の場合は、条件式(9)は広角端状態での条件式である。
条件式(9)を満足することで、さらに像面湾曲が補正され、かつ、射出瞳の位置が像面に近い小型な光学系の撮像装置を得ることができる。
条件式(9)に代えて、以下の条件式(9−1)を満足することがより好ましい。
−1.5<PS×EXP<0 (9−1)
本実施形態の撮像装置では、上記の直交座標とは別の、横軸をνdLB、及び縦軸をθgFLBとする直交座標系において、θgFLB=α×νdLB+βLB(但し、α=−0.00163)で表される直線を設定したときに、以下の条件式(10)で定まる領域に、第2のレンズの媒質のθgFLB及びνdLBが含まれることが好ましい。
βLB<0.67 (10)
ここで、
θgFLBは、第2のレンズの媒質の部分分散比(ngLB−nFLB)/(nFLB−nCLB)、
νdLBは、第2のレンズの媒質のアッベ数(ndLB−1)/(nFLB−nCLB)、
ndLB、nCLB、nFLB、ngLBは、各々d線、C線、F線、g線における第2のレンズの媒質の屈折率、
である。
条件式(10)を満足することで、二次スペクトルによる色収差を良好に補正できる。条件式(10)の上限値を上回ると、二次スペクトルによる色収差の補正不足が生じやすい。
条件式(1)と条件式(10)を満足することで、第1のレンズの媒質の部分分散比と第2のレンズの媒質の部分分散比との差を大きくすることができる。その結果、二次スペクトルによる色収差の補正を十分に行うことができる。
条件式(10)に代えて、以下の条件式(10−1)を満足することがより好ましい。
0.60<βLB<0.67 (10−1)
条件式(10−1)の下限値を下回らないようにすることで、二次スペクトルが補正過剰になることを抑えやすくなる。
本実施形態の撮像装置では、上記の直交座標とは別の、横軸をνdLB、及び縦軸をθhgLBとする直交座標系において、θhgLB=αhg×νdLB+βhgLB(但し、αhg=−0.00225)で表される直線を設定したときに、以下の条件式(11)で定まる領域に、第2のレンズの媒質のθhgLB及びνdLBが含まれることが好ましい。
βhgLB<0.64 (11)
ここで、
θhgLBは、第2のレンズの媒質の部分分散比(nhLB−ngLB)/(nFLB−nCLB)、
nhLBは、第2のレンズの媒質のh線における屈折率、
である。
条件式(11)を満足することで、二次スペクトルによる色収差を良好に補正できる。条件式(11)の上限値を上回ると、二次スペクトルによる色収差の補正不足が生じやすい。
条件式(4)と条件式(11)を満足することで、第1のレンズの媒質の部分分散比と第2のレンズの媒質の部分分散比との差を大きくすることができる。その結果、マゼンタ系の色における二次スペクトルによる色収差の補正を十分に行うことができる。
条件式(11)に代えて、以下の条件式(11−1)を満足することがより好ましい。
0.60<βhgLB<0.64 (11−1)
条件式(11−1)の下限値を下回らないようにすることで、二次スペクトルが補正過剰になることを抑えやすくなる。
結像光学系の構成例について説明する。構成例1、3は3つのレンズで構成され、構成例2は2つのレンズで構成されている。
構成例1の結像光学系は、第1のレンズ、第2のレンズ及び第3のレンズを有し、第1のレンズは、第2のレンズと第3のレンズとの間に位置し、第1のレンズ、第2のレンズ及び第3のレンズは、有効領域内にて接合され、第2のレンズと第3のレンズは、有効領域外にて接合されていることが好ましい。
構成例2の結像光学系は、第1のレンズと第2のレンズとを有し、第1のレンズと第2のレンズは有効領域内にて接合され、第2のレンズの物体側レンズ面は、物体側に凸面を向けており、第2のレンズは、有効領域よりも外側に凸部を有し、第2のレンズの凸部は、物体側レンズ面の面頂よりも、物体側に向かって突出していることが好ましい。第2のレンズの物体側レンズ面は、第1のレンズと接している面である。
構成例3の結像光学系は、第1のレンズ、第2のレンズ、第3のレンズ及び環状部材を有し、第1のレンズの外径は、第2のレンズの外径や第3のレンズの外径よりも小さく、第1のレンズと環状部材は、第2のレンズと第3のレンズとの間に位置し、第1のレンズ、第2のレンズ及び第3のレンズは、有効領域内にて接合され、環状部材は、第1のレンズの外側に位置することが好ましい。
構成例1〜3の製造には、樹脂を密着硬化させる方法を用いることができる。この場合、構成例1〜3は、硬化させる前の液状樹脂を維持する手段として適している。
樹脂を密着硬化する方法では、例えば、第1のレンズのレンズ材料として、紫外線硬化型樹脂のような液状の樹脂を用いる。この樹脂を、第2のレンズの屈折面に滴下する。第2のレンズの屈折面で樹脂を保持した状態で、樹脂を金型で挟み込む。そして、第2のレンズ側から紫外線を照射して、樹脂を硬化させる。
樹脂が硬化することで、第1のレンズが形成される。このようにすることで、第1のレンズの形成と、第1のレンズと第2のレンズとの密着を実現することができる。
結像光学系が第3のレンズを有する場合、樹脂を硬化した後、樹脂から金型を分離し、第3のレンズを樹脂に接合すれば良い。このようにすることで、第1のレンズの形成と、第1のレンズ、第2のレンズ及び第3のレンズの密着を実現できる。
結像光学系が第3のレンズを有する場合、樹脂を金型で挟み込む代わりに、第3のレンズで樹脂を挟み込んでも良い。この状態で樹脂を硬化させることで、第1のレンズの形成と、第1のレンズ、第2のレンズ及び第3のレンズの密着を実現できる。この場合、第3のレンズを第1のレンズに接合する必要が無くなる。
本実施形態の撮像装置では、第1のレンズは、エネルギー硬化型樹脂で構成されていることが好ましい。エネルギー硬化型樹脂は、紫外線硬化型樹脂、又は、熱硬化型樹脂であることが好ましい。
実施形態の撮像装置では、第1のレンズは負レンズで、第2のレンズは正レンズであることが好ましい。
実施形態の撮像装置では、第2のレンズはガラスで構成されていることが好ましい。
実施形態の撮像装置では、結像光学系は第3のレンズを有し、第3のレンズは正レンズであることが好ましい。
実施形態の撮像装置では、第3のレンズはガラスで構成されていることが好ましい。
本実施形態の撮像装置では、更に、照明部と、結像光学系の物体側に配置されたカバー部と、を有することが好ましい。
カバー部を配置することで、被写体と結像光学系との距離が近づきすぎないように構成でき、被写体を被写界深度内とすることに有利となる。照明部を有することで、夜間撮影や、空洞内撮影にも有利となる。
本実施形態の撮像装置では、カバー部が、結像光学系と照明部の双方の物体側を覆うドーム状のカバー部であることが好ましい。
このようにすることで、被写体と照明部との距離が近づき過ぎないように構成でき、撮影画像の白とびを軽減できる。
本実施形態のカプセル内視鏡は、上記の撮像装置と、照明部と、結像光学系及び照明部の物体側に配置されたドーム状カバー部と、を有することを特徴とする。
各実施形態の撮像装置は小型化に有利であるため、照明部とドーム状のカバー部を持たせたカプセル内視鏡として構成することが好ましい。
各条件式について、以下のように下限値、または上限値を変更できる。
条件式(3−2)については、以下の通りである。
下限値は、0.55、更には0.6とすることがより好ましい。
条件式(10)、(10−1)について、以下の通りである。
下限値は、0.62、更には0.63とすることがより好ましい。
上限値は、0.66、更には0.65とすることがより好ましい
条件式(11)、(11−1)について、以下の通りである。
下限値は、0.61、更には0.62とすることがより好ましい。
上限値は、0.58、更には0.57とすることがより好ましい
以下に、本発明のある態様に係る撮像装置、カプセル内視鏡の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
断面図について説明する。図1、2、3、4において、(a)は撮像装置のレンズ断面を示している。図5において、(a)は広角端状態の断面図、(b)は中間焦点距離状態の断面図、(c)は望遠端状態の断面図である。
収差図について説明する。図1、2、3、4において、(b)は球面収差(SA)、(c)は非点収差(AS)、(d)は歪曲収差(DT)、(e)は倍率色収差(CC)を示している。
図6において、(a)は広角端における球面収差(SA)、(b)は広角端における非点収差(AS)、(c)は広角端における歪曲収差(DT)、(d)は広角端における倍率色収差(CC)を示している。(e)は中間焦点距離状態における球面収差(SA)、(f)は中間焦点距離状態における非点収差(AS)、(g)は中間焦点距離状態における歪曲収差(DT)、(h)は中間焦点距離状態における倍率色収差(CC)を示している。(i)は望遠端における球面収差(SA)、(j)は望遠端における非点収差(AS)、(k)は望遠端における歪曲収差(DT)、(l)は望遠端における倍率色収差(CC)を示している。
図1(a)は、実施例1の撮像装置のレンズ断面を示している。図1(b)〜(e)は、実施例1の撮像装置の収差図を示している。
本実施例の撮像装置の結像光学系は、物体側から順に、両凸正レンズL1と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、で構成されている。両凸正レンズL1、負メニスカスレンズL2及び負メニスカスレンズL3は接合されている。
両凸正レンズL1の物体側に、開口絞りSが配置されている。受光面(撮像面)Iは球面で、物体側に凹状に湾曲している。第1のレンズは、負メニスカスレンズL2である。第2のレンズは、負メニスカスレンズL3である。
非球面は、両凸正レンズL1の物体側面と、負メニスカスレンズL2と負メニスカスレンズL3との接合面と、負メニスカスレンズL3の像側面との3面に設けられている。
図2(a)は、実施例2の撮像装置のレンズ断面を示している。図2(b)〜(e)は、実施例2の撮像装置の収差図を示している。
本実施例の撮像装置の結像光学系は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、両凸正レンズL3と、で構成されている。正メニスカスレンズL1、負メニスカスレンズL2及び両凸正レンズL3は接合されている。
正メニスカスレンズL1の物体側に、開口絞りSが配置されている。受光面(撮像面)Iは球面で、物体側に凹状に湾曲している。第1のレンズは、負メニスカスレンズL2である。第2のレンズは、両凸正レンズL3である。
非球面は、正メニスカスレンズL1の物体側面と、正メニスカスレンズL1と負メニスカスレンズL2との接合面、負メニスカスレンズL2と両凸正レンズL3との接合面と、両凸正レンズL3の像側面との4面に設けられている。
図3(a)は、実施例3の撮像装置のレンズ断面を示している。図3(b)〜(e)は、実施例3の撮像装置の収差図を示している。
本実施例の撮像装置の結像光学系は、物体側から順に、両凸正レンズL1と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、で構成されている。正メニスカスレンズL2と負メニスカスレンズL3とは接合されている。
両凸正レンズL1の物体側に、開口絞りSが配置されている。受光面(撮像面)Iは球面で、物体側に凹状に湾曲している。第1のレンズは、正メニスカスレンズL2である。第2のレンズは、負メニスカスレンズL3である。
非球面は、両凸正レンズL1の両側面と、両凸正レンズL1と正メニスカスレンズL2の接合面と、正メニスカスレンズL2と負メニスカスレンズL3との接合面と、負メニスカスレンズL3の像側面との5面に設けられている。
図4(a)は、実施例4の撮像装置のレンズ断面を示している。図4(b)〜(e)は、実施例4の撮像装置の収差図を示している。
本実施例の撮像装置の結像光学系は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、で構成されている。両凸正レンズL2、正メニスカスレンズL3及び負メニスカスレンズL4は接合されている。
正メニスカスレンズL1と両凸正レンズL2との間に、開口絞りSが配置されている。受光面(撮像面)Iは球面で、物体側に凹状に湾曲している。第1のレンズは、正メニスカスレンズL3である。第2のレンズは、負メニスカスレンズL4である。
非球面は、両凸正レンズL2の物体側面と、両凸正レンズL2と正メニスカスレンズL3との接合面と、正メニスカスレンズL3と負メニスカスレンズL4との接合面と、平凸正レンズL4の像側面との4面に設けられている。
図5(a)〜(c)は、実施例5の撮像装置のレンズ断面を示す。図6(a)〜(l)は、実施例5の撮像装置の収差図を示す。
本実施例の撮像装置の結像光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1のレンズ群G1と、正の屈折力を有する第2のレンズ群G2と、からなる。第1のレンズ群G1と第2のレンズ群G2との間に、開口絞りSが配置されている。
第1のレンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、で構成されている。
第2のレンズ群G2は、両凸正レンズL3と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凹負レンズL5と、で構成されている。両凸正レンズL3、負メニスカスレンズL4及び両凹負レンズL5は接合されている。
正メニスカスレンズL2と両凸正レンズL3との間に、開口絞りSが配置されている。受光面(撮像面)Iは球面で、物体側に凹状に湾曲している。第1のレンズは、負メニスカスレンズL4である。第2のレンズは、両凹負レンズL5である。
非球面は、負メニスカスレンズL1の像側面と、両凸正レンズL3の物体側面と、両凸正レンズL3と負メニスカスレンズL4との接合面と、負メニスカスレンズL4と両凹負レンズL5との接合面と、両凹負レンズL5の像側面との5面に設けられている。
広角端から望遠端へのズーミングの際に、第1のレンズ群G1は像側に移動した後、物体側に移動し、第2のレンズ群G2は、物体側に移動する。
各実施例の結像光学系は、接合レンズを有する。接合レンズの構造について説明する。図7は、接合レンズの構造を示す図である。接合レンズCL1は、レンズL1、レンズL2及びレンズL3で構成されている。
レンズL1では、周辺部に突起部PL1が形成されている。レンズL3では、周辺部に突起部PL3が形成されている。突起部PL1の長さDL1と、突起部PL3の長さDL3は、共に、レンズL2の厚みDL2よりも短い。この場合は、接合によって、接合レンズCL1を製作することができる。
レンズL1、レンズL2及びレンズL3の各々を、射出成形によって製作する。そして、レンズL2の両面に接合剤を塗布し、3つのレンズを接合する。このようにすることで、接合レンズCL1を製作することができる。
図8は、接合レンズの別の構造を示す図である。接合レンズCL2は、レンズL1、レンズL2及びレンズL3で構成されている。
レンズL3では、周辺部に突起部PL3が形成されている。突起部PL3の長さDL3は、レンズL2の厚みDL2よりも長い。この場合は、密着硬化によって接合レンズCL2を製作することができる。
レンズL1とレンズL3の各々を、射出成形によって製作する。次に、レンズ面SL3に、レンズL2のレンズ材料(例えばエネルギー硬化型樹脂など)を所望量吐出する。レンズ面SL3側には、突起部PL3が形成されている。よって、レンズ材料は、レンズ面SL3上に保持される。この状態で、レンズL1をレンズ材料に押し付ける。その結果、レンズ面SL1、レンズ面SL3及びレンズ材料が密着した状態になる。
続いて、レンズ材料にエネルギーを与える。例えば、レンズ材料が紫外線硬化型樹脂の場合、レンズ材料に紫外線を照射する。紫外線の照射によって、レンズ材料がレンズ面SL1やレンズ面SL3と密着した状態で硬化される。このようにすることで、接合レンズCL2を製作することができる。
密着硬化では接合剤は使用されない。しかしながら、接合剤を使用した場合と同じように、接合レンズを製作することができる。
レンズL1をレンズ材料に押し付ける代わりに、金型をレンズ材料に押し付けても良い。金型は、レンズ材料と接触する面を有する。この接触面の形状は、レンズ面SL1の形状と同じになっている。金型をレンズ材料に押し付ける場合について、説明する。
レンズL1とレンズL3の各々を、射出成形によって製作する。次に、レンズ面SL3に、レンズL2のレンズ材料を所望量吐出する。金型をレンズ材料に押し付けた状態で、レンズ材料を硬化させる。これにより、レンズL2が成形される。レンズL2の成形が終了したら、金型をレンズL2から分離する。レンズL1は、レンズL2の成形後に、接合剤を用いてレンズL2に接合すれば良い。
接合レンズCL2は、接合レンズCL1と同様に製作しても良い。すなわち、3つのレンズを研磨又は射出成形によって製作し、接合剤を用いて3つのレンズを接合しても良い。
図9は、接合レンズの別の構造を示す図である。接合レンズCL3は、レンズL1、レンズL2、レンズL3及び枠部材SP1で構成されている。この場合、接合と密着硬化のどちらでも、接合レンズCL3を製作することができる。
接合によって接合レンズCL3を製作する場合、レンズL1、レンズL2及びレンズL3の各々を、研磨又は射出成形によって製作する。レンズL2を枠部材SP1に固定した後、レンズL2の両面に接合剤を塗布し、3つのレンズを接合すれば良い。
密着硬化によって接合レンズCL3を製作する場合、レンズL3に枠部材SP1を固定する。枠部材SP1は、図8に示す突起部PL3と同じ働きをする。よって、密着硬化によって接合レンズCL3を製作することができる。
図10は、接合レンズの別の構造を示す図である。接合レンズCL4は、レンズL1、レンズL2、レンズL3及び枠部材SP2で構成されている。この場合、接合と密着硬化のどちらでも、接合レンズCL4を製作することができる。
接合レンズCL4では、枠部材SP2に、レンズL2とレンズL3が保持されている。よって、より安定して接合レンズCL4を保持することができる。
実施例6の撮像装置は、図11に示すように、物体側から順に、両凸正レンズL1と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と、で構成されている。受光面(撮像面)Iは球面で、物体側に凹状に湾曲している。両凸正レンズL1と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3とで構成される光学系は、実施例1における光学系と同じである。
図11は、光学部材CGが配置できることを例示する概略図である。そのため、レンズの大きさや位置に対して、光学部材CGの大きさや位置は正確に描かれているわけではない。
光学部材CGは椀状(ドーム状)の部材で、物体側面と像側面は共に曲面になっている。図11は、物体側面と像側面は共に同じ曲率中心を持つ球面になっているので、光学部材CGの全体形状は、半球になっている。本実施例では、光学部材CGの肉厚、すなわち、物体側面と像側面との間隔は曲率中心に向かう方向にて一定になっている。
光学部材CGには、光を透過する材質が用いられている。よって、被写体からの光は、光学部材CGを通過して、両凸正レンズL1に入射する。光学部材CGは、像側面の曲率中心が入射瞳の位置と略一致するように配置されている。よって、光学部材CGによる新たな収差は、ほとんど発生しない。すなわち、実施例6の撮像装置が有する結像光学系の結像性能は、実施例1の撮像装置の結像光学系の結像性能と変わらない。
光学部材CGは、カバーガラスとして機能する。この場合、光学部材CGは、例えば、カプセル内視鏡の外装部に設けられた観察窓に該当する。よって、実施例6の撮像装置は、カプセル内視鏡の光学系に用いることができる。実施例2〜5の撮像装置もカプセル内視鏡の光学系に用いることができる。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。面データにおいて、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面間の間隔、ndは各レンズのd線の屈折率、νdは各レンズのアッベ数、*印は非球面である。
また、各種データにおいて、fは全系の焦点距離、FNO.はFナンバー、ωは半画角、IHは像高、BFはバックフォーカス、LTLは光学系の全長、バックフォーカスは、最も像側のレンズ面から近軸像面までの距離を空気換算して表したものである。全長は、結像光学系の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離にBF(バックフォーカス)を加えたものである。FL1、FL2、FL3、FL4及びFL5は、各レンズの焦点距離である。f1とf2は、レンズ群の焦点距離である。半画角の単位は度である。全系の焦点距離、レンズ群の焦点距離及びレンズの焦点距離は、いずれもd線での焦点距離である。
また、非球面形状は、光軸方向をz、光軸に直交する方向をyにとり、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12…としたとき、次の式で表される。
z=(y2/r)/[1+{1−(1+k)(y/r)21/2
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10+A12y12+…
また、「E−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。なお、これら諸元値の記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1(絞り) ∞ 0.00
2* 1.999 2.04 1.49700 81.54
3 -1.630 0.30 1.63387 23.38
4* -1.906 0.50 1.68948 31.02
5* -3.062 1.89
像面 -4.111

非球面データ
第2面
k=0.224
A4=-7.12218e-03,A6=-1.83811e-03
第4面
k=-0.743
A4=-2.63663e-01,A6=2.46286e-01,A8=-1.06551e-01
第5面
k=-1.718
A4=5.62017e-03,A6=1.95319e-03,A8=2.31464e-03

各種データ
f 3.29
FNO. 1.81
2ω 70.0
LTL 4.7
BF 1.89

fL1 2.22072
fL2 -30.7044
fL3 -8.8993
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1(絞り) ∞ 0.00
2* 2.374 1.84 1.49700 81.54
3* 6.850 0.30 1.63387 23.38
4* 1.549 2.45 1.74320 49.29
5* -7.047 1.03
像面 -4.664

非球面データ
第2面
k=-1.134
A4=8.67770e-03,A6=-9.92460e-04,A8=1.15814e-03
第3面
k=2.721
A4=1.08845e-02,A6=-2.12218e-02
第4面
k=-1.754
A4=-4.11515e-02,A6=2.70527e-02,A8=-7.55573e-03
第5面
k=-43.536
A4=-4.97411e-04,A6=3.08807e-03,A8=-4.63179e-05

各種データ
f 3.26
FNO. 1.81
2ω 70.0
LTL 5.62
BF 1.03

fL1 6.43058
fL2 -3.22768
fL3 1.94473
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1(絞り) ∞ 0.00
2* 2.108 1.67 1.49700 81.54
3* -1.372 0.05
4* -1.247 0.30 1.63387 23.38
5* -1.147 0.50 1.68948 31.02
6* -2.255 2.13
像面 -4.377

非球面データ
第2面
k=-1.183
A4=4.82992e-03,A6=7.27948e-03,A8=-1.01893e-02
第3面
k=-1.251
A4=9.05011e-02,A6=-6.32413e-02,A8=-9.77958e-03
第4面
k=-0.174
A4=1.50072e-01,A6=-2.23850e-02,A8=3.63989e-03
第5面
k=-5.311
A4=-1.10811e-01,A6=8.05052e-02,A8=-1.12041e-01
第6面
k=-2.916
A4=1.66386e-02,A6=3.46597e-03,A8=2.78824e-03

各種データ
f 3.25
FNO. 1.80
2ω 70.0
LTL 4.64
BF 2.13

fL1 1.98813
fL2 10.4353
fL3 -4.15413
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 3.220 1.00 1.80610 40.92
2 5.456 0.51
3(絞り) ∞ 0.00
4* 4.936 1.64 1.67790 54.89
5* -0.664 0.30 1.63387 23.38
6* -0.500 1.19 1.68948 31.02
7* -2.855 1.23
像面 -4.140

非球面データ
第4面
k=0.036
A4=-7.49616e-03,A6=2.14495e-03,A8=-8.90755e-04,A10=-4.67383e-04
第5面
k=-1.037
A4=8.31945e-02,A6=3.84178e-01,A8=-6.71274e-01,A10=2.58970e-01
第6面
k=-0.963
A4=2.67657e-01,A6=7.47865e-02,A8=-3.11120e-01,A10=1.29976e-01
第7面
k=-5.786
A4=-3.27650e-03,A6=-1.52645e-03,A8=1.15111e-03,A10=-1.58715e-04

各種データ
f 3.31
FNO. 1.48
2ω 70.0
LTL 5.87
BF 1.23

fL1 8.07337
fL2 0.975402
fL3 1.844
fL4 -1.10164
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 280.642 1.10 1.80625 40.91
2* 4.524 1.42
3 7.690 3.73 2.00069 25.46
4 15.841 可変
5(絞り) ∞ -0.50
6* 3.744 4.00 1.49700 81.54
7* -10.813 0.50 1.63387 23.38
8* -12.855 4.00 1.68948 31.02
9* 400.588 可変
10 ∞ 0.50 1.51633 64.14
11 ∞ 1.00
像面 -65.361

非球面データ
第2面
k=-1.054
A4=6.55457e-04,A6=6.58358e-06,A8=-2.46289e-07,A10=2.78647e-09
第6面
k=-0.046
A4=-8.80173e-05,A6=-5.58790e-05,A8=1.71697e-05,A10=-1.02603e-07
第7面
k=25.043
A4=-1.65043e-02,A6=5.74313e-03,A8=-1.33500e-03,A10=1.03147e-04
第8面
k=-20.000
A4=2.70164e-04,A6=-1.54152e-02,A8=2.73175e-03,A10=-1.67175e-04
第9面
k=0.000
A4=4.26655e-04,A6=-1.52933e-04,A8=3.30331e-05,A10=-1.04529e-06

ズームデータ
WE ST TE
f 5.00 10.01 14.81
FNO. 3.31 4.45 5.54
2ω 82.84 42.65 28.86
IH 3.80 3.80 3.80
LTL 33.95 28.92 29.74
BF 6.46 10.29 13.98

d4 13.24 4.39 1.51
d9 5.11 8.95 12.74

各種データ
fL1 -5.71268
fL2 12.1556
fL3 6.15758
fL4 -118.626
fL5 -17.9944

各群焦点距離
f1=-10.75 f2=8.24
次に、各実施例における条件式の値を以下に示す。
(1) βLA
(2) νdLA
(3) |f/Rimg|
(4) βhgLA
(5) |(Ye/Re)-(Yimg/Rimg)|
(6) |R1/Re|
(7) L1e/TL
(8) PS×f
(9) PS×EXP
(10) βLB
(11) βhgLB

実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5
(1) 0.71 0.71 0.71 0.71 0.71
(2) 23.38 23.38 23.38 23.38 23.38
(3) 0.80 0.70 0.74 0.80 0.08
(4) 0.67 0.67 0.67 0.67 0.67
(5) 0.12 0.20 0.02 0.01 0.06
(6) 0.65 0.34 0.94 1.13 0.70
(7) 0.60 0.82 0.54 0.79 0.81
(8) 0.84 0.76 0.82 0.88 0.09
(9) -1.15 -1.27 -1.14 -1.16 -0.19
(10) 0.65 0.63 0.65 0.65 0.65
(11) 0.60 0.57 0・60 0.60 0.60
また、各実施例における部分分散比の値を以下に示す。
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5
θgFLA 0.668 0.668 0.668 0.668 0.668
θgFLB 0.5987 0.5529 0.5987 0.5987 0.5987
θhgLA 0.622 0.622 0.622 0.622 0.622
θhgLB 0.5304 0.4632 0.5304 0.5304 0.5304
図12は、実施例に係るカプセル内視鏡の概略構成を示す。カプセル内視鏡100は、カプセルカバー101と透明カバー102とを有する。カプセルカバー101と透明カバー102とによって、カプセル内視鏡100の外装部が構成されている。
カプセルカバー101は、略円筒形状の中央部と、略椀形状の底部と、で構成されている。透明カバー102は、中央部を挟んで、底部と対向する位置に配置されている。透明カバー102は、略椀形状(ドーム状)の透明部材によって構成されている。カプセルカバー101と透明カバー102とは、互いに水密的に連設されている。
カプセル内視鏡100の内部には、結像光学系103と、照明部104と、撮像素子105と、駆動制御部106と、信号処理部107と、を備えている。透明カバー102は、結像光学系103と照明部104の双方の前面を同時に覆う位置に配置されている。なお、図示しないが、カプセル内視鏡100の内部には、受電手段と送信手段が設けられている。
照明部104からは、照明光が出射する。照明光は透明カバー102を通過して、被写体に照射される。被写体からの光は、結像光学系103に入射する。結像光学系103によって、像位置に被写体の光学像が形成される。
光学像は、撮像素子105で撮像される。撮像素子105の駆動と制御は、駆動制御部106で行われる。また、撮像素子105からの出力信号は、必要に応じて、信号処理部107で処理される。
ここで、結像光学系103には、例えば、上述の実施例1の撮像装置が有する光学系が用いられている。よって、良好な光学性能の光学像が形成される。また、光学像は、物体側に凹状に湾曲した像になっている。
撮像素子105の受光面(撮像面)は、物体側に凹状に湾曲している。また、受光面(撮像面)の曲率半径は、光学像の曲率半径と同じになっている。そのため、良好な光学性能で撮像した画像でありながら、中心から周辺まで鮮明な画像を取得することができる。
図13は、撮像装置の別の例である。この例は、車載カメラである。図13(a)は、車外に車載カメラを搭載した例を示す図である。図13(b)は、車内に車載カメラを搭載した例を示す図である。
図13(a)に示すように、車載カメラ201は、自動車200のフロントグリルに設けられている。車載カメラ201は、結像光学系と撮像素子を備えている。
車載カメラ201の結像光学系には、例えば、上述の実施例1の撮像装置が有する光学系が用いられている。よって、広い範囲の光学像が形成される。また、撮像素子の受光面(撮像面)は、物体側に凹状に湾曲している。そして、受光面(撮像面)の曲率半径は、光学像の曲率半径と同じになっている。そのため、広い範囲を撮像した画像でありながら、中心から周辺まで鮮明な画像を取得することができる。
図13(b)に示すように、車載カメラ201は、自動車200の天井近傍に設けられている。車載カメラ201の作用効果は、既に説明したとおりである。
車載カメラ201は、室外であれば、各コーナやヘッド部のポールの頂部に配置しても良い。また、室内であれば、バックミラーの近傍に配置しても良い。
また、上述の各発明は複数を同時に満足することで、小型化、高性能化、広画角化など、それぞれの効果をより確実にでき好ましい。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態のみに限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、これら実施形態の構成を適宜組合せて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
以上のように、本発明は、光学系のペッツバール和を小さくする必要が無く、色収差の補正にも有利であり、レンズ枚数の低減や小型化も行い易く、良好な光学性能が得られる結像光学系を有する撮像装置及びカプセル内視鏡に有用である。
L1、L2、L3、L4、L5 レンズ
G1、G2 レンズ群
S 明るさ絞り
F1 平行平板
I 受光面(撮像面、像面)
CG 光学部材
S1 光学面
AX 光軸
100 カプセル内視鏡
101 カプセルカバー
102 透明カバー
103 結像光学系
104 照明部
105 撮像素子
106 駆動制御部
107 信号処理部
200 自動車
201 車載カメラ

Claims (20)

  1. 軸上光束を決める明るさ絞りと、第1のレンズと、第2のレンズと、を有する結像光学系と、
    前記結像光学系の像側に配置され、前記結像光学系に向けて凹状に湾曲した非平面の受光面を有する撮像部と、を有し、
    前記第1のレンズの媒質の部分分散比は、前記第2のレンズの媒質の部分分散比と異なり、
    横軸をνdLA、及び縦軸をθgFLAとする直交座標系において、
    θgFLA=α×νdLA+βLA(但し、α=−0.00163)で表される直線を設定したときに、
    以下の条件式(1)で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、前記第1のレンズの媒質のθgFLA及びνdLAが含まれ、かつ、
    以下の条件式(3)を満足することを特徴とする撮像装置。
    0.68<βLA (1)
    νdLA<50 (2)
    0<|f/Rimg|≦1.5 (3)
    ここで、
    θgFLAは、前記第1のレンズの媒質の部分分散比(ngLA−nFLA)/(nFLA−nCLA)、
    νdLAは、前記第1のレンズの媒質のアッベ数(ndLA−1)/(nFLA−nCLA)、
    ndLA、nCLA、nFLA、ngLAは、各々d線、C線、F線、g線における前記第1のレンズの媒質の屈折率、
    imgは、前記光軸と前記受光面とが交わる点を面頂点としたとき、前記面頂点と、前記結像光学系の最大像高の主光線と前記受光面とが交わる点と、を含む仮想球面の曲率半径、
    fは、前記結像光学系のd線での焦点距離、
    であり、
    前記結像光学系の焦点距離が可変の場合は、前記条件式(3)は広角端状態での条件式である。
  2. 前記直交座標とは別の、横軸をνdLA、及び縦軸をθhgLAとする直交座標系において、
    θhgLA=αhg×νdLA+βhgLA(但し、αhg=−0.00225)で表される直線を設定したときに、
    以下の条件式(4)で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との両方の領域に、前記第1のレンズの媒質のθhgLA及びνdLAが含まれることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
    0.65<βhgLA (4)
    νdLA<50 (2)
    ここで、
    θhgLAは、前記第1のレンズの媒質の部分分散比(nhLA−ngLA)/(nFLA−nCLA)、
    nhLAは、前記第1のレンズの媒質のh線における屈折率、
    である。
  3. 前記第1のレンズと前記第2のレンズとは接合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1のレンズは、樹脂レンズであって、
    前記第1のレンズは、前記第2のレンズの屈折面に密着硬化されていることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記第1のレンズの焦点距離の符号は、前記第2のレンズの焦点距離の符号と異なることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記第1のレンズは、少なくとも1つの非球面を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第1のレンズの前記非球面は、面の曲率の絶対値が、光軸から離れるに従い小さくなる非球面であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記第1のレンズの前記非球面は、軸上主光線を含む断面上の有効領域内にて変曲点を持つ非球面であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  9. 前記第1のレンズよりも物体側に前記明るさ絞りが配置されることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記結像光学系中のレンズ面のうち、最も像側に位置するレンズ面が像側に凸形状の面であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の撮像装置。
    0≦|(Y/R)−(Yimg/Rimg)|<0.3 (5)
    ここで、
    は、前記結像光学系の最大画角での主光線と前記結像光学系の最も像側の面とが交わる点の光軸からの距離、
    は、前記結像光学系中のレンズ面のうち最も像側の面の近軸曲率半径、
    imgは、前記結像光学系の最大画角での主光線と前記受光面とが交わる点の光軸からの距離、
    imgは、前記光軸と前記受光面とが交わる点を面頂点としたとき、前記面頂点と、前記結像光学系の最大像高の主光線と前記受光面とが交わる点と、を含む仮想球面の曲率半径、
    であり、
    前記結像光学系の焦点距離が可変の場合は、前記条件式(5)は広角端状態での条件式である。
  12. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の撮像装置。
    0.5<|R/R|≦1.5 (6)
    ここで、
    は、前記結像光学系中のレンズ面のうち最も物体側の面の近軸曲率半径、
    は、前記結像光学系中のレンズ面のうち最も像側の面の近軸曲率半径、
    である。
  13. 以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の撮像装置。
    0.5<L1e/TL (7)
    ここで、
    1eは、前記結像光学系の光軸上における最も物体側のレンズ面から、前記結像光学系において、カバーガラスとは異なる面であって、最も前記受光面側に位置し、空気と隣接する面までの実距離、
    TLは、前記結像光学系の光軸上における前記最も物体側のレンズ面から前記受光面までの実距離、
    であり、
    前記結像光学系の焦点距離が可変の場合は、前記条件式(7)は広角端状態での条件式である。
  14. 以下の条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の撮像装置。
    0<PS×f<1 (8)
    ここで、
    PSは、前記結像光学系のペッツバール和であり、
    前記ペッツバール和PSは、以下の式で表される。
    Figure 2017207658
    ここで、
    iは、前記結像光学系中の各レンズの物体側からの順番、
    kは、前記結像光学系中のレンズの総数、
    は、i番目のレンズのd線での屈折率、
    は、i番目のレンズのd線での焦点距離、
    fは、前記結像光学系のd線での焦点距離、
    であり、
    前記結像光学系の焦点距離が可変の場合は、前記条件式(8)は広角端状態での条件式である。
  15. 以下の条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の撮像装置。
    PS×EXP<0 (9)
    ここで、
    PSは、前記結像光学系のペッツバール和であり、
    前記ペッツバール和PSは、以下の式で表される。
    Figure 2017207658
    ここで、
    iは、前記結像光学系中の各レンズの物体側からの順番、
    kは、前記結像光学系中のレンズの総数、
    は、i番目のレンズのd線での屈折率、
    は、i番目のレンズのd線での焦点距離、
    EXPは、前記受光面から前記結像光学系の近軸射出瞳位置までの光軸に沿った距離、であり、前記近軸射出瞳位置が前記受光面よりも物体側にある場合の符号を負とし、
    前記結像光学系の焦点距離が可変の場合は、前記条件式(9)は広角端状態での条件式である。
  16. 前記直交座標とは別の、横軸をνdLB、及び縦軸をθgFLBとする直交座標系において、
    θgFLB=α×νdLB+βLB(但し、α=−0.00163)で表される直線を設定したときに、
    以下の条件式(10)で定まる領域に、前記第2のレンズの媒質のθgFLB及びνdLBが含まれることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の撮像装置。
    βLB<0.67 (10)
    ここで、
    θgFLBは、前記第2のレンズの媒質の部分分散比(ngLB−nFLB)/(nFLB−nCLB)、
    νdLBは、前記第2のレンズの媒質のアッベ数(ndLB−1)/(nFLB−nCLB)、
    ndLB、nCLB、nFLB、ngLBは、各々d線、C線、F線、g線における前記第2のレンズの媒質の屈折率、
    である。
  17. 前記直交座標とは別の、横軸をνdLB、及び縦軸をθhgLBとする直交座標系において、
    θhgLB=αhg×νdLB+βhgLB(但し、αhg=−0.00225)で表される直線を設定したときに、
    以下の条件式(11)で定まる領域に、前記第2のレンズの媒質のθhgLB及びνdLBが含まれることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の撮像装置。
    βhgLB<0.64 (11)
    ここで、
    θhgLBは、前記第2のレンズの媒質の部分分散比(nhLB−ngLB)/(nFLB−nCLB)、
    nhLBは、前記第2のレンズの媒質のh線における屈折率、
    である。
  18. 更に、照明部と、前記結像光学系の物体側に配置されたカバー部と、を有することを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の撮像装置。
  19. 前記カバー部が、前記結像光学系と前記照明部の双方の物体側を覆うドーム状のカバー部であることを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
  20. 請求項1から19のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    前記照明部と、前記結像光学系及び照明部の物体側に配置されたドーム状カバー部と、を有することを特徴とするカプセル内視鏡。
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