JP2007212877A - 単焦点撮像レンズ及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型、且つ高い光学性能を有する撮像レンズを提供する。
【解決手段】単焦点撮像レンズ10は、絞り(ST)、第1レンズ(L1)、第2レンズ(L2)、第3レンズ(L3)、及び負の光学的パワーを有する第4レンズ(L4)で構成されている。第4レンズ(L4)のいずれか1面が非球面である。第1レンズ(L1)、第2レンズ(L2)、及び第3レンズ(L3)は正の合成光学的パワーを有する。単焦点撮像レンズ10は、以下の条件式(1)を満たす。
0.005<d/fd<0.18 ・・・・・(1)
但し、上記条件式(1)において、
d:撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と撮像面との間の距離の最小値、
fd:d線における全系焦点距離、
である。
【選択図】図1

Description

本発明は、単焦点撮像レンズ及びそれを備えた撮像装置に関する。
近年、携帯情報端末等といった撮像素子を有する小型の撮像装置が広く用いられるようになってきている。それに伴い、それら撮像装置用の全長が短く低コストな撮像レンズが多く提案されている。
例えば、特許文献1には、物体側より像面側に順に、像面側に凹形状のレンズ面が設けられた単一の負レンズからなる第1レンズ群と、絞りと、3枚以上のレンズとで構成され、正の屈折力を有する第2レンズ群(撮影レンズ)とを備え、以下の条件式を満たすレンズ系が開示されている。
0.7<td/f<1.3
但し、上記条件式において、td:レンズ長、f:レンズ全系の焦点距離である。
特許文献2には、最も物体側に絞りを配し、以降物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、負の屈折力を有する第4レンズを配して構成され、下記の3つの条件式を満たす撮影レンズが開示されている。
1.2<f/f1<2.0
1.5<f/|f2|<3.0
15<ν1−ν2
但し、上記3つの条件式において、f:レンズ全系の合成焦点距離、f1:第1レンズの焦点距離、f2:第2レンズの焦点距離、ν1:第1レンズのアッベ数、ν2:第2レンズのアッベ数である。
特許文献3には、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス状の正の第1レンズ、物体側に比べ像面側に強い屈折面を有し、両レンズ面が凹面の負の第2レンズ、可動絞り、像面側と物体側とが同じ屈折力を有し、両レンズ面が凸面の正の第3レンズ、像面側に比べて物体側に強い屈折面を有し、像面側に凸面を向けたメニスカス状の負の第4レンズが配列されており、第1レンズの物体側の面に配置され、軸外の光束幅を制限するための固定絞りと、第3レンズの物体側の面に配置され、軸外の光束幅を制限するための固定絞りとを有する撮影レンズが開示されている。
また、特許文献4には、物体側から順に、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負の屈折力を有する第1レンズと、絞りと、両側に凸面を向けた正の屈折力を有する第2レンズと、両側に凹面を向けた負の屈折力を有する第3レンズと、両側に凸面を向けた正の屈折力を有する第4レンズとにより構成され、下記2つの条件式を満たす撮像レンズが開示されている。
+5.0<(r2+r1)/(r2−r1)<+7.0
0.15f<d1<0.3f
但し、上記2つの条件式において、r1:第1レンズの物体側面の光軸近傍における曲率半径、r2:第1レンズの像面側面の光軸近傍における曲率半径、d1:第1レンズの肉厚、f:全系の焦点距離である。
特開2004−240123号公報 特開2002−365531号公報 特開平11−23959号公報 特開2004−61938公報
特許文献1に開示された、所謂レトロフォーカス型のレンズ系によれば、撮像面に対する光線入射角を小さくすることができ、各種光学フィルタを挿入可能にせしめるだけのバックフォーカスを確保することが容易となる。しかし、特許文献1に開示されたレトロフォーカス型のレンズ系では、主点位置が像面寄りとなる。このため、バックフォーカスが長くなる。従って、高い光学性能を有し、且つ、十分に小型な(光学全長の短い)レンズ系を実現することは困難である。
特許文献2に開示された撮影レンズでは、撮影レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面から撮像面までの距離が大きくなる。このため、十分に小型な(光学全長の短い)撮影レンズを実現することは困難である。
特許文献3に開示された、所謂テレフォト型の撮影レンズでは、撮像面への光線入射角が大きくなる。このため、撮像面への光線入射角に一定の制約を持つ撮像素子用途に使用した場合、シェーディング効果のため周辺光量が得られず、良好な結像性能を得ることは難しい。
また、特許文献3に開示された撮影レンズでは、第2レンズと第3レンズとの間に絞りが配置されている。このため、射出瞳位置が像面寄りとなり、短いバックフォーカス(つまり、小型化)と、小さな光線入射角とを同時に実現することは困難である。
さらに、特許文献4に開示された撮像レンズは、物体側に凹面を向けた第1レンズを有する。このため、広角化に際し、撮像素子の画面中央部の光量と画面周辺部の光量との差を低減することが容易となる。しかしながら、特許文献4に記載された撮像レンズでは、第1レンズの物体側の凹面により軸外光束に対して大きな屈折角が付与される。従って、撮像素子の画面周辺部の良好な収差補正が困難となる。
また、一般的に、撮像レンズの小型化を実現する方法として、撮像レンズを構成する各レンズの光学的パワー(具体的には、屈折力)を大きくする方法が挙げられる。しかしながら、各レンズの光学的パワーを大きくすると、各レンズによって発生する収差が大きくなる。このため、収差の少ない撮像レンズの実現が困難となる。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型、且つ高い光学性能を有する撮像レンズを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る第1の単焦点撮像レンズは、物体側からこの順で配列された、絞り、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、及びいずれか1面が非球面であり、負の光学的パワーを有する第4レンズで構成され、第1レンズ、第2レンズ、及び第3レンズは正の合成光学的パワーを有し、以下の条件式(1)を満たすことを特徴とする。
0.005<d/fd<0.18 ・・・・・(1)
但し、上記条件式(1)において、
d:撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と撮像面との間の距離の最小値、
fd:d線における全系焦点距離、
である。
本発明に係る第2の単焦点撮像レンズは、物体側からこの順で配列された、絞り、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、及びいずれか1面が非球面であり、負の光学的パワーを有する第4レンズで構成され、第1レンズ、第2レンズ、及び第3レンズは正の合成光学的パワーを有し、以下の条件式(2)を満たすことを特徴とする。
0.005<BF/fd<0.24 ・・・・・(2)
但し、上記条件式(2)において、
BF:光軸上における撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と像面との間の距離、
fd:d線における全系焦点距離、
である。
また、本発明に係る第1の撮像装置は、光学像を形成する単焦点撮像レンズと、単焦点撮像レンズにより形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えている。単焦点撮像レンズが、物体側からこの順で配列された、絞り、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、及びいずれか1面が非球面であり、負の光学的パワーを有する第4レンズで構成され、第1レンズ、第2レンズ、及び第3レンズは正の合成光学的パワーを有し、下記の条件式(1)を満たすことを特徴とする。
0.005<d/fd<0.18 ・・・・・(1)
但し、上記条件式(1)において、
d:撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と撮像面との間の距離の最小値、
fd:d線における全系焦点距離、
である。
本発明に係る第2の撮像装置は、光学像を形成する単焦点撮像レンズと、単焦点撮像レンズにより形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えている。単焦点撮像レンズが、物体側からこの順で配列された、絞り、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、及びいずれか1面が非球面であり、負の光学的パワーを有する第4レンズで構成され、第1レンズ、第2レンズ、及び第3レンズは正の合成光学的パワーを有し、下記の条件式(2)を満たすことを特徴とする。
0.005<BF/fd<0.24 ・・・・・(2)
但し、上記条件式(2)において、
BF:光軸上における撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と像面との間の距離、
fd:d線における全系焦点距離、
である。
本発明によれば、小型、且つ高い光学性能を有する撮像レンズを実現ことができる。
以下、本発明に係る単焦点撮像レンズの実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1〜図5は、それぞれ第1〜第5の実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10の無限遠撮影時のレンズ構成を表す光学断面図である。尚、図1〜図5において、ri(i=1,2,3,...)は、物体側から数えてi番目の面を示す。
各実施の形態の単焦点撮像レンズ10はいずれも、撮像素子(固体撮像素子であってもよい。例えば、CCD(charge coupled device)、CMOS(complementary mental−oxide semiconductor)等)に対して光学像を形成するためのものである。後に詳述するように、単焦点撮像レンズ10は、デジタルカメラや携帯情報端末搭載カメラ等に搭載可能なものである。
単焦点撮像レンズ10は、第1レンズ(L1)と、第2レンズ(L2)と、第3レンズ(L3)と、第4レンズ(L4)との4枚のレンズにより構成されている。
例えば、単焦点撮像レンズを2枚以下のレンズで構成した場合、収差論から明らかなように、像面湾曲と軸上色収差とを同時に補正することは困難である。このため、たとえ非球面を多用したとしても高い光学性能を達成することは困難である。
単焦点撮像レンズを3枚のレンズで構成した場合は、2枚のレンズにより構成した場合と比較して、像面湾曲(歪曲収差)及び軸上色収差はある程度改善することができる。しかし、単焦点撮像レンズを3枚のレンズで構成した場合は、特に非点収差を十分に低減することが困難である。例えば、単焦点撮像レンズを高い光学性能を有すると構成として知られるトリプレット型とし、非球面を多用したとしても、0.5画角付近でのサジタル方向の非点収差と、メリディオナル方向の非点収差とを同時に補正することは困難である。従って、例えば、近年の携帯電話端末搭載用途等に要求される400万画素クラス以上の撮像素子に使用できるだけの高い結像性能を確保することは困難である。
単焦点撮像レンズを4枚以上のレンズで構成することによって初めて高い光学性能(結像性能)を実現することができる。すなわち、像面湾曲(歪曲収差)、軸上色収差、及び非点収差が抑制された単焦点撮像レンズを実現することができる。
尚、より高い結像性能を実現する観点からは、単焦点撮像レンズをより多くのレンズ(例えば5枚以上のレンズ)で構成することが好ましい。しかしながら、単焦点撮像レンズを構成するレンズの枚数が増加すると、単焦点撮像レンズを構成するレンズの総厚、各レンズ間の間隙、単焦点撮像レンズを収納する鏡筒のスペースも増加する傾向にある。このため、レンズの枚数が増加すると、単焦点撮像レンズが大型化する傾向となる。従って、小型の単焦点撮像レンズを実現する観点からは、単焦点撮像レンズを構成するレンズの枚数を少なくすることが好ましい。
以上より、小型化、及び高い光学性能を同時に実現するためには、単焦点撮像レンズ10を上述の如く4枚のレンズで構成することが最も好ましい。詳細には、結像性能を左右するような比較的大きな光学的パワーを有する4枚のレンズ(L1〜L4)により単焦点撮像レンズ10を構成することが好ましく、単焦点撮像レンズ10は、結像性能をほとんど左右しないような比較的小さな光学的パワーを有するさらなる光学素子(例えば、レンズ、フィルター等)を含んでいてもよい。
第1レンズ(L1)と、第2レンズ(L2)と、第3レンズ(L3)とは、正の合成光学的パワーを有している(本明細書において、絞り(ST)と、第1レンズ(L1)と、第2レンズ(L2)と、第3レンズ(L3)とにより構成されるレンズ群を「前群(GrF)」とする。)。一方、第4レンズ(L4)は負の光学的パワーを有している(本明細書において、第4レンズ(L4)を「後群(GrR)」とする。)。すなわち、単焦点撮像レンズ10は、正の光学的パワーを有する前群(GrF)と負の光学的パワーを有する後群(GrR)とにより構成される所謂テレフォト型のレンズである。このため、レトロフォーカス型の単焦点撮像レンズよりもバックフォーカスを短縮することができる。従って、小型な単焦点撮像レンズ10を実現することができる。より小型な単焦点撮像レンズ10を実現する観点から、第4レンズ(L4)は比較的強い負の光学的パワーを有するものであることが好ましい。比較的強い負の光学的パワーを有する第4レンズ(L4)を採用することにより、単焦点撮像レンズの主点位置をより物体寄りにすることができるためである。
また、撮像面に近い第4レンズ(L4)を強い負の光学的パワーを有するレンズとすることにより、具体的には、撮像面に近い第4レンズ(L4)の少なくとも一方の面を強い負の光学的パワーを有するレンズ面とすることにより、単焦点撮像レンズ10全系の焦点距離を略一定に保ったまま、効果的にペッツバール和を減少させることができる。従って、非点収差の抑制された単焦点撮像レンズ10を実現することができる。
尚、第1レンズ(L1)と第2レンズ(L2)とは相互に接合されていてもよい。第2レンズ(L2)と第3レンズ(L3)とは相互に接合されていてもよい。また、第1レンズ(L1)と第2レンズ(L2)と第3レンズ(L3)とのすべてが接合されていてもよい。
単焦点撮像レンズ10では、第4レンズ(L4)の少なくともいずれか一面が非球面とされている。この構成によれば、光線が細くなる第4レンズ(L4)において、歪曲や非点収差といった主光線に関する収差の補正を比較的容易に行うことができ、良好な結像性能を得ることができる。
本発明に係る第1〜第5の実施の形態では、絞り(ST)(例えば、開口絞り(明るさ絞りともいう)等)は第1レンズ(L1)よりも物体寄りに配置されている。絞り(ST)は第1のレンズ(L1)と別個に設けてもよい。また、図1〜図5に示すように、第1レンズ(L1)の物体側レンズ面の開口を絞り(ST)としてもよい。このように、絞り(ST)をできるだけ物体寄りに配置することによって絞り(ST)の出射瞳を像面(撮像面)から遠ざけることができる。このため、撮像面への光線入射角を比較的小さくすることができる。従って、バックフォーカスを小さくすることができるので、小型な単焦点撮像レンズ10を実現することができる。特に、本発明に係る各実施の形態のように、比較的少ない枚数のレンズによって構成されている単焦点撮像レンズ10の場合、この構成を採用することが特に効果的である。
具体的に、第1、及び第2の実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10は、図1及び図2に示すように、物体側からこの順で配列された、絞り(ST)、第1レンズ(L1)、第2レンズ(L2)、及び第3レンズ(L3)からなる前群(GrF)と、第4レンズ(L4)からなる後群(GrR)とにより構成されている。絞り(ST)は第1レンズ(L1)よりも物体寄りに配置されている。具体的には、第1レンズ(L1)の物体側のレンズ面r1の前面に設けられている。
前群(GrF)は正の合成光学的パワーを有する。一方、後群(GrR)は負の光学的パワーを有する。すなわち、第1及び第2の実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10はテレフォト型となっている。
前群(GrF)を構成する各レンズの形状に着目すると、第1レンズ(L1)は正の光学的パワーを有するレンズ(以下、「正レンズ」とすることがある。)である。第2レンズ(L2)は負の光学的パワーを有するレンズ(以下、「負レンズ」とすることがある。)である。そして、第3レンズ(L3)は正レンズである。すなわち、第1レンズ(L1)、第2レンズ(L2)、及び第3レンズ(L3)はトリプレット型となっている。この構成によれば、光学全長がさらに短く、小型な単焦点撮像レンズ10を実現することができる。
具体的には、第1レンズ(L1)は両凸レンズである。第1レンズ(L1)を両凸レンズとすると、第1レンズ(L1)の光学的正パワーを両レンズ面に分割することができる。このため、所望の光学的パワーを比較的弱い曲率の両レンズ面でもって実現することができる。言い換えれば、両レンズ面の曲率を比較的小さくすることができる。従って、本実施形態のような構成レンズの枚数が比較的少ない単焦点撮像レンズでは補正が困難となる、高次の球面収差、コマ収差の発生を抑えることができる。また、両面とも強い曲率を持たないレンズは、製造が比較的容易である。そのため、低廉化を図ることができる。
第2のレンズ(L2)は両凹レンズである。このように、第2レンズ(L2)を物体側に凹面を向けた負の光学的パワーを有するレンズとすることにより、第2レンズ(L2)のレンズ面を絞り(ST)中心に対して略コンセントリックな面を構成することができる。従って、非点収差、歪曲収差の発生を効果的に抑制することができる。特に、第2レンズ(L2)を両凹レンズとすることにより、第2レンズ(L2)の負の光学的パワーを両レンズ面に分割することができる。このため、所望の光学的パワーを比較的弱い曲率の両レンズ面でもって実現することができる。言い換えれば、両レンズ面の曲率を比較的小さくすることができる。従って、高次の球面収差、コマ収差の発生を抑えつつ、第1レンズ(L1)及び第3レンズ(L3)で発生した収差を適切に補正することができる。また、両面とも強い曲率を持たないレンズは、製造が比較的容易である。そのため、低廉化を図ることができる。
第3レンズ(L3)は両凸レンズである。第3レンズ(L3)を両凸レンズとすることにより、第3レンズ(L3)の光学的正パワーを両レンズ面に分割することができる。このため、所望の光学的パワーを比較的弱い曲率の両レンズ面でもって実現することができる。言い換えれば、両レンズ面の曲率を比較的小さくすることができる。従って、本実施形態のような構成レンズの枚数が比較的少ない単焦点撮像レンズでは補正が困難となる、高次の球面収差、コマ収差の発生を抑えることができる。また、両面とも強い曲率を持たないレンズは、製造が比較的容易である。そのため、低廉化を図ることができる。具体的には、第3レンズ(L3)の像面側レンズ面r6の方が物体側レンズ面r5よりも強い光学的パワー(屈折力)を有するレンズ面である。この構成によれば、第3レンズ(L3)の撮像面側レンズ面を絞り(ST)中心に対して略コンセントリックな面に構成することができ、非点収差と歪曲の発生を抑制することができる。
後群(GrR)を構成する第4レンズ(L4)は両凹レンズである。第4レンズ(L4)を両凹レンズとすることにより、第4レンズ(L4)の負の光学的パワーを両レンズ面に分割することができる。このため、所望の光学的パワーを比較的弱い曲率の両レンズ面でもって実現することができる。言い換えれば、両レンズ面の曲率を比較的小さくすることができる。従って、主点位置を物体側に配置することができ、バックフォーカスの短縮(すなわち、小型化)を図ることができると共に、第4レンズ(L4)にて歪曲収差、非点収差を効果的に補正することができる。
像面側レンズ面r8は少なくとも一つの変曲点を有する非球面形状のレンズ面である。具体的には、光軸近傍の領域においては像面側面に凹状に形成されており、その一方で像面側レンズ面r8の周辺領域においては、像面側に凸状に形成されている。そして、凹状に形成された光軸近傍の領域と、凸状に形成された周辺領域とは変曲点を介して連続的に接続されている。言い換えれば、像面側レンズ面r8は、光軸近傍から像面側レンズ面r8の外側に向かうにつれて一旦隆起し、さらに外側に向かうにつれて物体側に引けるような形状のレンズ面となっている。凸状に形成された周辺領域の曲率半径は、凹状に形成された光軸近傍の領域の曲率半径より大きく設定されている。このような形状の第4レンズ(L4)を用いることによって、軸外光束の入射角を比較的小さくすることができ、シェーディング効果を低減できる。従って、より高い光学性能(結像性能)を実現することができる。
尚、全てのレンズ(L1〜L4)の少なくとも一つのレンズ面が非球面であることが好ましい。第1〜第4レンズ(L1〜L4)のそれぞれに非球面を少なくとも1面設けることにより、球面収差,コマ収差及び歪曲収差をより効果的に低減することが可能となる。各種収差をさらに効果的に低減レンズ(L1〜L4)の複数のレンズ面(すべてのレンズ面であってもよい)を非球面とすることがさらに好ましい。
尚、第1及び第2の実施の形態において、第4レンズ(L4)は、実質的に樹脂からなるものである。第4レンズ(L4)を実質的に樹脂により形成することにより、単焦点撮像レンズ10を低廉なものとすることができる。
第3の実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10は、第3レンズ(L3)及び第4レンズ(L4)の形状を除いて、上述の第1及び第2の実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10とほぼ同様の構成を有する。
図3に示すように、第3の実施の形態では、第3レンズ(L3)は、像面側に凸面を向けた正のメニスカスレンズである。このため、第3レンズ(L3)の絞り(ST)側の面は凹面である。このように、第3レンズ(L3)の絞り(ST)側のレンズ面を凹面にすることによって、軸外収差(歪曲収差、非点収差)等を良好に補正することができる。
また、第4レンズ(L4)は、像面側に変曲点を有する両凹レンズである。第3の実施の形態においても、第4レンズの像面側レンズ面r8は、光軸近傍の領域においては像面側面に凹状に形成されており、その一方で像面側レンズ面r8の周辺領域においては、像面側に凸状に形成されている。そして、凹状に形成された光軸近傍の領域と、凸状に形成された周辺領域とは変曲点を介して連続的に接続されている。
第4の実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10は、第2レンズ(L2)の形状を除いて、上述の第1及び第2の実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10とほぼ同様の構成を有する。
図4に示すように、第4の実施の形態では、第2レンズ(L2)は物体側に凹面を向けた正のメニスカスレンズである。この構成によれば、第2レンズ(L2)のレンズ面を絞り(ST)中心に対して略コンセントリックな面を構成することができる。従って、非点収差、歪曲収差の発生を効果的に抑制することができる。
第5の実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10は、図5に示すように、第1レンズ(L1)と第2レンズ(L2)とが接合されている点を除いて、上述の第1及び第2の実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10とほぼ同様の構成を有する。この構成によれば、第1レンズ(L1)と第2レンズ(L2)との接合面において倍率色収差、軸上色収差を低減することができる。
第1〜第5の実施の形態において、単焦点撮像レンズ10は、下記条件式(1)又は(2)を満たしている。
0.005<d/fd<0.18 ・・・・・(1)
但し、
d:撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と撮像面との間の距離の最小値、
fd:d線における全系焦点距離、
である。
0.005<BF/fd<0.24 ・・・・・(2)
但し、
BF:光軸上における撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と像面との間の距離、
fd:d線における全系焦点距離、
である。
条件式(1)は、光軸上における撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面(以下、「最終レンズ面」とすることがある。)から撮像面までの距離dとd線における全系焦点距離fdの比を規定する条件式である。
条件式(2)は、光軸上における最終レンズ後面から撮像面までの距離BFとd線における全系焦点距離fdの比を規定する条件式である。
条件式(1)、条件式(2)共に、良好な結像性能を保ちつつ小型化を達成するための条件式である。
撮像面付近では、それぞれの光束は結像直前であるため光束径が細くなる。また、撮像面付近は、各像高に結像する光束が最も分離している場所である。従って、最終レンズ面と撮像面との間の距離の最小値d、又はBFを短く保ち、撮像面付近に非球面であるレンズ面を配置することにより、非点収差及び歪曲収差といった主光線に関する収差のみを選択的に補正することが可能となる。
条件式(1)または条件式(2)の上限を超えると、最終レンズ面から撮像面(又は像面)までの距離が増大するため、単焦点撮像レンズ10を十分に小型化することが困難となる。また、前記理由により良好な結像性能を得ることが困難となる。
条件式(1)または条件式(2)の下限を下回ると、最終レンズと撮像素子が接触し、相互に干渉することにより、最終レンズ及び/又は撮像素子が損傷を受ける虞がでてくる。最終レンズ及び/又は撮像素子が損傷すると、得られる画像の像質が劣化してしまう。また、最終レンズと撮像素子(詳細には、撮像素子受光部)とを接触しない範囲で非常に近接した状態に保持するためには、レンズ、撮像素子、レンズを収納する鏡筒等を小さな製造交差で精密に組み立てる必要がある。単焦点撮像レンズ10がフォーカス機構を有する場合には、フォーカス機構の可動領域の制御精度を向上しなければならない。従って、単焦点撮像レンズ10の製造コストが向上する傾向にある。さらに、携帯電話端末等に搭載される場合などで特に重要となってくる耐振強度、耐衝撃強度を確保するのが困難となる傾向にある。
以上の観点から、以下の条件式(1a)または(2a)を満足することが好ましく、条件式(1b)または(2b)を満足することがさらに好ましい。
0.005<d/fd<0.12 ・・・・・(1a)
0.010<d/fd<0.10 ・・・・・(1b)
0.005<BF/fd<0.16 ・・・・・(2a)
0.010<BF/fd<0.12 ・・・・・(2b)
以下、各実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10が満足することが好ましい条件式について説明する。但し、以下に説明する全ての条件式を同時に満たす必要はない。個々の条件式をそれぞれ単独に満足すれば、その条件式に対応する作用・効果を得ることができる。もちろん、複数の条件式を満足する方が、光学性能,小型化,製造・組立等の観点からより好ましいことはいうまでもない。
下記条件式(3)は、撮像面から絞り(ST)までの距離の好ましい範囲を規定している。言い換えれば、条件式(3)は、射出瞳位置の好ましい範囲を規定するものである。条件式(3)を満足させることにより、画面周辺部における、シェーディング効果による光量低下を抑制することができる。
0.5<Lst<2 ・・・・・(3)
但し、
Lst:絞りから撮像面までの距離、
である。
先に述べたように、本発明のようにレンズの構成枚数が少ない光学系の場合、射出瞳位置をレンズのみで操作することは難しい。このため、4枚のレンズにより構成された単焦点撮像レンズ10において、適切な位置(詳細には、撮像面との関係における適切な相対位置)に絞り(ST)を配置して射出瞳位置を適正化することは特に重要である。適切な位置に絞り(ST)を配置しなければ、シェーディング効果による撮像素子の画面周辺部の光量が低下してしまい、結像性能が低下する傾向にある。
条件式(3)の上限を上回ると、撮像素子(詳細には、撮像素子の撮像面)への光線入射角が小さくなる傾向にあるものの、光学全長が長くなる傾向にあり、単焦点撮像レンズ10が大型化する傾向にある。
条件式(3)の下限を下回ると、射出瞳位置が近くなりすぎる傾向にある。このため、シェーディング効果による撮像素子の画面周辺部の光量が低下し、結像性能が悪化する傾向にある。
尚、射出瞳位置はレンズの形状によって補正することも可能ではある。しかしながら、レンズの形状(具体的には、最終レンズ面の形状)によって射出瞳位置を補正するためには、最終レンズ面の面傾斜角を非常に大きくしなければならない。このため、第4レンズ(L4)の製造が困難となる。従って、単焦点撮像レンズ10の製造コストが増大する。また、最終レンズ面の面傾斜角が大きくなると非点収差及び歪曲収差の良好な補正が困難となる。従って、得られる結像性能も低下する傾向となる。
以上の観点から、以下の条件式(3a)を満足することがより好ましく、条件式(3b)を満足することがさらに好ましい。
0.7<Lst<1.6 ・・・・・(3a)
0.9<Lst<1.4 ・・・・・(3b)
下記条件式(4)は、良好な結像性能を確保しつつ小型化を達成するための前群(GrF)の好ましい光学的パワーの範囲を規定している。
0.5<fd/fF<4 ・・・・・(4)
但し、
fF:d線における第1レンズ、第2レンズ、及び第3レンズの合成焦点距離、
fd:d線における全系焦点距離、
である。
条件式(4)の上限を上回ると、前群(GrF)の正の光学的パワー強くなりすぎる傾向にある。このため、前群(GrF)において高次の球面収差、コマ収差が発生するため、良好な収差補正が困難となる。
条件式(4)の下限を下回ると、前群(GrF)の正の光学的パワーが弱くなりすぎる傾向にある。このため、主点位置が像面寄りとなり、単焦点撮像レンズ10が大型化する傾向にある。
以上の観点より、以下の条件式(4a)を満足することがより好ましく、条件式(4b)を満足することがさらに好ましい。
0.8<fd/fF<2 ・・・・・(4a)
1.0<fd/fF<1.6 ・・・・・(4b)
下記条件式(5)は、良好な結像性能を確保しつつ小型化を達成するための後群(GrR)、言い換えれば、第4レンズ(L4)の好ましい光学的パワーの範囲を規定している。
0.5<|fd/fR|<4 ・・・・・(5)
但し、
fR:d線における第4レンズの焦点距離、
fd:d線における全系の合成焦点距離、
である。
条件式(5)の上限を上回ると、後群(GrR)を構成する第4レンズ(L4)の負の光学的パワーが強くなりすぎ、第4レンズ(L4)で発生する非点収差、歪曲収差等が増大する傾向にある。また、単焦点撮像レンズ10の全系の焦点距離を好適な範囲に保つためには前群(GrF)の正の光学的パワーを増大させる必要がある。このため、前群(GrF)で発生する高次の球面収差、コマ収差等も増大する傾向にある。従って、単焦点撮像レンズ10全体としての各種収差(非点収差、歪曲収差等)も増大し、結像性能が低下する傾向にある。
条件式(5)の下限を下回ると、主点位置が像面寄りとなってしまい、単焦点撮像レンズ10が大型化する傾向にある。また、第4レンズ(L4)のペッツバール和減少させる効果が低下するため、非点収差の補正が困難となる。さらに、第4レンズ(L4)を安価で加工が容易な樹脂等の低屈折率材料で作製することが困難となる。第4レンズ(L4)を高価で加工が困難なガラス等により形成しなければならなくなり、単焦点撮像レンズ10の製造コストが上昇する傾向にある。
以上の観点より、以下の条件式(5a)を満足することがより好ましく、条件式(5b)を満足することがさらに好ましい。
0.8<|fd/fR|<3 ・・・・・(5a)
1.0<|fd/fR|<2 ・・・・・(5b)
下記条件式(6)は、撮像素子の撮像面への光線入射角の最大値を規定するものである。
10°<θm<45° ・・・・・(6)
但し、
θm:主光線の撮像面への入射角の最大値、
である。
条件式(6)の上限を上回ると、シェーディング効果により、撮像素子の画面周辺の光量が低下し、結像性能が悪化する傾向にある。
条件式(6)の下限を下回ると、単焦点撮像レンズ10の全系が長くなる傾向にある。
以上の観点より、以下の条件式(6a)を満足することがより好ましく、条件式(6b)を満足することがさらに好ましい。
15°<θ<35° ・・・・・(6a)
20°<θ<30° ・・・・・(6b)
以上、本発明に係る実施の形態について説明してきたが、第1レンズ(L1)、第2レンズ(L2)、第3レンズ(L3),及び第4レンズ(L4)のうち少なくともいずれかひとつが赤外光を遮光するレンズであることが好ましい。具体的には、例えば、いずれか一つのレンズの少なくとも一方のレンズ面を赤外光吸収材料によりコーティングするか、又はいずれか一つのレンズに赤外吸収材料を含有させることが好ましい。この構成によれば、撮像素子の撮像面へ入射する赤外光の強度を低減することができる。従って、撮像素子の感度を人の目の比視感強度近づけることが可能となり、撮像素子により取得される画像の像質を向上させることができる。
尚、本明細書において、「赤外光」とは、0.7μm以上2.5μm以下の波長の光をいう。また、赤外光を遮蔽するレンズとは、赤外光を反射及び/又は吸収するレンズをいう。
また、第1〜第5の実施の形態では、入射光線を屈折作用により偏向させる屈折型レンズ(つまり、異なる屈折率を有する媒質同士の界面で偏向が行われるタイプのレンズ)のみで構成されている例について説明した。しかしながら、本発明においては、単焦点撮像レンズ10を構成する各レンズは屈折型レンズ以外の型のレンズであってもよい。例えば、各レンズは回折作用により入射光線を偏向させる回折型レンズ、回折作用と屈折作用との組み合わせで入射光線を偏向させる屈折・回折ハイブリッド型レンズ、入射光線を媒質内の屈折率分布により偏向させる屈折率分布型レンズ等であってもよい。これらの中でも、低コストである、屈折型レンズ、回折型レンズ、屈折・回折ハイブリッド型レンズ等が好ましい。
また、絞り(ST)のほかに不要光をカットするための光束規制板等を必要に応じて配置してもよい。
プリズム類(例えば直角プリズム),ミラー類(例えば平面ミラー)等の光学素子を光路中に配置することにより、配置された光学素子の光学的パワーを有しない面(例えば、反射面,屈折面,回折面)で単焦点撮像レンズの前,後又は途中で光路を折り曲げてもよい(例えば、光軸(AX)を約90度折り曲げるようにして光束を反射させてもよい。)。光路の適正な折り曲げにより、単焦点撮像レンズが搭載されるデジタル入力機器(デジタルカメラ等)の見かけ上の薄型化やコンパクト化を達成することが可能である。尚、その折り曲げ位置は必要に応じて設定すればよい。
次に、上記実施の形態に係る単焦点撮像レンズ10を備えた光学機器の実施の形態について説明する。ここでは、単焦点撮像レンズ10を搭載したデジタルスチルカメラと、携帯情報端末とを例に挙げて説明するが、本発明に係る撮像装置はこれらに限定されるものではない。
図6及び図7はデジタルスチルカメラ1の斜視図である。
デジタルスチルカメラ(以下、「DSC」とする。)1は、カメラ本体14と、単焦点撮像レンズ10と、単焦点撮像レンズ10により形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子(図示せず)と、ストロボ11と、レリーズボタン12と、表示モニタ13とを備えている。
図8は携帯情報端末2の正面図である。図9は携帯情報端末2の背面図である。
携帯情報端末2は、携帯電話本体27と、スピーカ部21と、マイク部22と、入力ボタン23と、表示モニタ24と、アンテナ25と、単焦点撮像レンズ10と、単焦点撮像レンズ10により形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子(図示せず)と、表示モニタ26とを備えている。マイク部22は操作者の声を情報として入力するためのものである。スピーカ部21は通話相手の声を出力するためのものである。入力ボタン23は操作者が情報を入力するのに用いられるものである。表示モニタ24は操作者自身や通話相手等の撮影像と電話番号等の情報を表示するためのものである。アンテナ25は通信電波の送信と受信を行なうためのものである。
撮像素子(図示せず)で受光された物体像は、携帯情報端末2に内蔵された図示しない処理手段に入力され、電子画像として表示モニタ24に、または、通信相手の携帯情報端末等のモニタに、または、その両方に表示される。また、通信相手の携帯情報端末等に画像を送信する場合には、上記処理手段に含まれる信号処理機能により、撮像素子で受光された物体像の情報が送信可能な信号へ変換されるようになっている。
以下、本発明を実施した単焦点撮像レンズを、コンストラクションデータ、各種収差図等を挙げて更に具体的に説明する。ここで説明する数値実施例1〜5は、第1〜第5の実施の形態にそれぞれ対応する数値実施例である。第1〜第5の実施の形態を表すレンズ構成図(図1〜図5)は、対応する実施例1〜5のレンズ構成をそれぞれ示している。
各数値実施例のコンストラクションデータにおいて、ri(i=0,1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の面の曲率半径(mm)である。di(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の軸上面間隔(mm)である。Ni(i=1,2,3,...),νi(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の光学要素のd線に対する屈折率(Nd),アッベ数(νd)である。全系の焦点距離(f,mm)及びFナンバー(F)を他のデータとあわせて示す。
非球面係数が記された面は、非球面形状の屈折光学面又は非球面と等価な屈折作用を有する面であることを示し、非球面の面形状を表す以下の式(AS)で定義されるものとする。各実施例の非球面データを他のデータとあわせて示す。
Figure 2007212877
但し、式(AS)中、
z:高さyの位置での光軸(AX)方向の変位量(面頂点基準)、
y:光軸(AX)に対して垂直な方向の高さ、
R:近軸曲率半径、
k:コーニック係数、
An:n次の非球面係数(An=0の場合のデータは省略する。)、
である。
図10〜図14は、それぞれ実施例1〜実施例5に対応する無限遠撮影状態での収差図である。各図において、(a)は球面収差図、(b)は非点収差図、(c)は歪曲収差図である。但し、F:Fナンバー、ω:最大半画角(deg)である。球面収差図(a)において、実線はd線を、細かい破線はF線を、粗い破線はC線を表している。非点収差図(b)において、破線はメリディオナル面、実線はサジタル面でのd線に対する各非点収差(mm)を表わしている。また、歪曲収差図において実線はd線に対する歪曲(%)を表している。
−実施例1−
f:5.00、F:2.97
Figure 2007212877
Figure 2007212877
尚、表2に示すデータは、実施例1における各レンズ面の非球面係数である。
−実施例2−
f:5.78、F:3.208
Figure 2007212877
Figure 2007212877
尚、表4に示すデータは、実施例2における各レンズ面の非球面係数である。
−実施例3−
f:6.074、F:3.375
Figure 2007212877
Figure 2007212877
尚、表6に示すデータは、実施例3における各レンズ面の非球面係数である。
−実施例4−
f:5.50、F:3.93
Figure 2007212877
Figure 2007212877
尚、表8に示すデータは、実施例4における各レンズ面の非球面係数である。
−実施例5−
f:5.77、F:3.205
Figure 2007212877
Figure 2007212877
尚、表10に示すデータは、実施例5における各レンズ面の非球面係数である。
下記、表11に各実施例における条件式(1)〜(6)の値を示す。
Figure 2007212877
本発明に係る単焦点撮像レンズは、小型でありつつ高い光学性能を有するものであるので、携帯情報端末搭載カメラ、監視カメラ、PCカメラ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラに有用である。
第1の実施の形態(数値実施例1)の単焦点撮像レンズ10の無限遠撮影時のレンズ構成を表す光学断面図である。 第2の実施の形態(数値実施例2)の単焦点撮像レンズ10の無限遠撮影時のレンズ構成を表す光学断面図である。 第3の実施の形態(数値実施例3)の単焦点撮像レンズ10の無限遠撮影時のレンズ構成を表す光学断面図である。 第4の実施の形態(数値実施例4)の単焦点撮像レンズ10の無限遠撮影時のレンズ構成を表す光学断面図である。 第5の実施の形態(数値実施例5)の単焦点撮像レンズ10の無限遠撮影時のレンズ構成を表す光学断面図である。 デジタルスチルカメラ1の前側概略斜視図である。 デジタルスチルカメラ1の後側概略斜視図である。 携帯情報端末2の概略正面図である。 携帯情報端末2の概略背面図である。 数値実施例1の収差図である。 数値実施例2の収差図である。 数値実施例3の収差図である。 数値実施例4の収差図である。 数値実施例5の収差図である。
符号の説明
GrF ・・・ 前群
GrR ・・・ 後群
ST ・・・ 絞り
AX ・・・ 光軸
1 ・・・ デジタルスチルカメラ(DSC)
2 ・・・ 携帯情報端末
10 ・・・ 単焦点撮像レンズ
11 ・・・ ストロボ
12 ・・・ レリーズボタン
13、24、26 ・・・ 表示モニタ
14 ・・・ カメラ本体
21 ・・・ スピーカ部
22 ・・・ マイク部
23 ・・・ 入力ボタン
25 ・・・ アンテナ
27 ・・・ 携帯電話本体

Claims (12)

  1. 撮像素子の撮像面上に光学像を形成するための単焦点撮像レンズであって、
    物体側からこの順で配列された、絞り、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、及びいずれか1面が非球面であり、負の光学的パワーを有する第4レンズで構成され、該第1レンズ、第2レンズ、及び第3レンズは正の合成光学的パワーを有し、以下の条件式(1)を満たす単焦点撮像レンズ;
    0.005<d/fd<0.18 ・・・・・(1)
    但し、
    d:単焦点撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と撮像面との間の距離の最小値、
    fd:d線における全系焦点距離、
    である。
  2. 撮像素子の撮像面上に光学像を形成するための単焦点撮像レンズであって、
    物体側からこの順で配列された、絞り、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、及びいずれか1面が非球面であり、負の光学的パワーを有する第4レンズで構成され、該第1レンズ、第2レンズ、及び第3レンズは正の合成光学的パワーを有し、以下の条件式(2)を満たす単焦点撮像レンズ;
    0.005<BF/fd<0.24 ・・・・・(2)
    但し、
    BF:光軸上における単焦点撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と像面との間の距離、
    fd:d線における全系焦点距離、
    である。
  3. 請求項1又は2に記載された単焦点撮像レンズおいて、
    以下の条件式(3)を満たす単焦点撮像レンズ;
    0.5<Lst<2 ・・・・・(3)
    但し、
    Lst:絞りから撮像面までの距離、
    である。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載された単焦点撮像レンズにおいて、
    以下の条件式(4)を満たす単焦点撮像レンズ;
    0.5<fd/fF<4 ・・・・・(4)
    但し、
    fF:d線における第1レンズ、第2レンズ、及び第3レンズの合成焦点距離、
    fd:d線における全系焦点距離、
    である。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載された単焦点撮像レンズにおいて、
    以下の条件式(5)を満たす単焦点撮像レンズ;
    0.5<|fd/fR|<4 ・・・・・(5)
    但し、
    fR:d線における第4レンズの焦点距離、
    fd:d線における全系の合成焦点距離、
    である。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載された単焦点撮像レンズにおいて、
    上記第2レンズは、物体側に凹面を向けた負の光学的パワーを有するレンズである単焦点撮像レンズ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載された単焦点撮像レンズにおいて、
    上記第4レンズは実質的に樹脂からなる単焦点撮像レンズ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載された単焦点撮像レンズにおいて、
    上記第4レンズは、その撮像面側のレンズ面に少なくとも一つの変曲点を有する単焦点撮像レンズ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載された単焦点撮像レンズにおいて、
    以下の条件式(6)を満たす単焦点撮像レンズ;
    10°<θm<45° ・・・・・(6)
    但し、
    θm:主光線の撮像面への入射角の最大値、
    である。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載された単焦点撮像レンズにおいて、
    上記第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、及び第4レンズのうち少なくともいずれかひとつは、赤外光を遮蔽するレンズである単焦点撮像レンズ。
  11. 光学像を形成する単焦点撮像レンズと、該単焦点撮像レンズにより形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、
    上記単焦点撮像レンズは、物体側からこの順で配列された、絞り、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、及びいずれか1面が非球面であり、負の光学的パワーを有する第4レンズで構成され、該第1レンズ、第2レンズ、及び第3レンズは正の合成光学的パワーを有し、以下の条件式(1)を満たす撮像装置;
    0.005<d/fd<0.18 ・・・・・(1)
    但し、
    d:単焦点撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と撮像面との間の距離の最小値、
    fd:d線における全系焦点距離、
    である。
  12. 光学像を形成する単焦点撮像レンズと、該単焦点撮像レンズにより形成された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、
    上記単焦点撮像レンズは、物体側からこの順で配列された、絞り、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、及びいずれか1面が非球面であり、負の光学的パワーを有する第4レンズで構成され、該第1レンズ、第2レンズ、及び第3レンズは正の合成光学的パワーを有し、以下の条件式(2)を満たす撮像装置;
    0.005<BF/fd<0.24 ・・・・・(2)
    但し、
    BF:光軸上における単焦点撮像レンズの最も撮像素子寄りのレンズ面と像面との間の距離、
    fd:d線における全系焦点距離、
    である。
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