JP2009271357A - 撮像光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来の撮像光学系より広角・大口径でありながら、軸上、及び軸外における色収差を抑えるとともに、像面湾曲、歪曲収差などの諸収差も良好に補正した小型な撮像光学系を提供する。
【解決手段】
物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズ群G1、絞りS、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、負の屈折力を有する第3レンズ群G3で構成され、第1レンズ群G1は、第1レンズL1と第2レンズL2からなる接合レンズを有し、第2レンズ群G2は、第3レンズL3を有し、第3レンズ群G3は、第4レンズL4を有し、第3レンズL3は、物体側面が軸上及び軸外で物体側に対して凹面であり、像側面が軸上では物体側に対して凸面となっており、軸外で1つ以上の変曲点を有する非球面であることを特徴とする撮像光学系である。
【選択図】図1

Description

本発明は広角で、撮影対象を良好に撮像できる撮像光学系に関し、特に小型の撮像光学系を備えた携帯型装置、例えば携帯電話や携帯情報端末に用いられる撮像光学系に関する。
近年、携帯電話の普及に伴い、携帯端末に搭載するカメラモジュールの需要が高くなってきている。これを受けて撮像素子をより小型化・高画素化する技術開発が進められており、光学系についても性能が良く、且つ極限まで薄くしたカメラモジュールが求められている。
従来、レンズを薄くできるタイプとして、正正負のテレフォトタイプが知られているが、さらに小型化を行っていくと、第1レンズ、第2レンズの正パワーを強くし、さらに第3レンズの負パワーも強くする必要がある。しかし、第1レンズ、第2レンズの正パワーを強くすると、軸上色収差が発生しやすくなり、第3レンズの負パワーを強くすると歪曲収差が悪化してしまう。
このようなことから、3枚構成のレンズでは性能確保が難しいため、近年では4枚構成で高性能を達成するような光学系も発案されている。
特開2004-184987号公報 特開2006-309043号公報
特許文献1に開示されている撮像光学系は、軸上マージナル光線の高い第1群を接合レンズとし、軸上色収差を改善したものである。しかし、絞りに対して非対称なパワー配置となっているため、歪曲収差の補正に不利なタイプとなっている。また、第4レンズ像側面の軸外における正の屈折力により歪曲収差を補正しているが、軸外で光線を大きく曲げるため、像面湾曲と非点収差が発生してしまっている。
一方、特許文献2に開示されている撮像光学系も、軸上マージナル光線の高い第1群を接合レンズとし、軸上色収差を改善したものである。しかし、第4レンズの形状が、軸外になるにつれて正の屈折力となることで歪曲収差は緩和されているが、光線を大きく曲げているため、大きく非点収差が発生している。
本発明は上記問題点に鑑み、従来の撮像光学系より広角・大口径でありながら、軸上、及び軸外における色収差を抑えるとともに、像面湾曲、歪曲収差などの諸収差も良好に補正した小型な撮像光学系を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の光学系は、物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズ群、絞り、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群で構成され、前記第1レンズ群は、第1レンズと第2レンズからなる接合レンズを有し、前記第2レンズ群は、第3レンズを有し、
前記第3レンズ群は、第4レンズを有し、前記第3レンズは、物体側面が軸上及び軸外で物体側に対して凹面であり、像側面が軸上では物体側に対して凸面となっており、軸外で1つ以上の変曲点を有する非球面であることを特徴とする。
また、下記条件式(1)、(2)を満足する。
D2/D1<4 ・・・(1)
0.1<R6/R7<1.5 ・・・(2)
ただし、D1は、前記第3レンズの像側面と前記第4レンズの物体側面間における軸上主光線の空気換算長、
D2は、前記第3レンズの像側面と前記第4レンズの物体側面間における最高像高の軸外主光線の空気換算長、
R6は、前記第3レンズの像側面の曲率半径、
R7は、前記第4レンズの物体側面の曲率半径
である。
また、下記条件式(3)を満足することを特徴とする。
0.5<IH/exp<1.5 ・・・(3)
ただし、
expは最大画角の射出瞳位置から像面までの距離、
IHは像高、
である。
また、下記条件式(4)を満足することを特徴とする。
−10<A4<0、−10<A6<0 ・・・(4)
ただし、rは、非球面近軸曲率半径、
Kは、円錐係数、
Ai(i=4,6,8,10) は、i次の非球面係数、
hは、光軸からの高さ、
Zは、光軸からの高さhにおける非球面上の点と非球面の面頂での接平面からの距離であり、
また、前記第4レンズ物体側面の面形状は以下の非球面式で表される。
Z=(h2/r)/[1+{1−(K+1)・(h/r)21/2]
+A4×h4+A6×h6+A8×h8+A10×h10
また、前記接合レンズは、プラスチックでできた前記第1レンズに樹脂層である前記第2レンズを貼り付けて構成され、前記第1レンズは正レンズであり、前記樹脂層は下記条件式(5)を満足すると共に、前記接合レンズは下記条件式(6)を満足することを特徴とする。
0.05≦t≦0.2 ・・・(5)
20≦ν2−ν1≦40 ・・・(6)
ただし、tは、樹脂層の肉厚、
ν1は、前記樹脂層のアッベ数
ν2は、前記第1レンズのアッベ数
本発明によれば、広角・大口径でありながら、軸上、及び軸外における色収差を抑えるとともに、像面湾曲、歪曲収差などの諸収差も良好に補正した小型な撮像光学系を提供することができる。
本実施形態の撮像光学系の作用効果について、以下説明する。本実施形態の撮像光学系は、物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズ群、絞り、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群で構成され、第1レンズ群は、第1レンズと第2レンズからなる接合レンズを有し、第2レンズ群は第3レンズを有し、第3レンズ群は第4レンズを有し、第3レンズは、物体側面が軸上及び軸外で物体側に対して凹面であり、さらに像側面は物体側に対して軸上で凸面となっており、軸外では1つ以上の変曲点を有する非球面であることを特徴とする。
上記レンズの構成としたことにより、第1レンズ群の接合レンズで軸上色収差を小さくすることができる。また、第4レンズの物体側面は絞りに対してコンセントリックな形状となるため像面湾曲を補正することができる。さらに、軸外光線の入射角及び屈折角を小さくする構成にできるため、非点収差の発生を小さくすることができる。また第4レンズの像側面は1つ以上の変曲点を有し、軸外において正の屈折力を持つ非球面である。これにより糸巻き型の歪曲収差と非点収差の補正ができる。
また、本実施形態の撮像光学系は、下記条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする。
D2/D1<4 ・・・(1)
0.1<R6/R7<1.5 ・・・(2)
ただし、D1は、前記第3レンズの像側面と前記第4レンズの物体側面間における軸上主光線の空気換算長、
D2は、前記第3レンズの像側面と前記第4レンズの物体側面間における最高像高の軸外主光線の空気換算長、
R6は、前記第3レンズの像側面の曲率半径、
R7は、前記第4レンズの物体側面の曲率半径
である。
上記条件式(1)は、第3レンズと第4レンズの光軸上と軸外での空気換算長の比の条件であり、像面湾曲を良好に補正できる条件式である。上記条件式(1)の上限4を上回ると軸外主光線の空気換算長が長すぎ、結果的に第4レンズ物体側に入射する軸外光線の光線高が高くなってしまう。そのため上記第4レンズの物体側面で光線を強く曲げなければならないため、上記第4レンズ物体側面で像面湾曲が大きく発生してしまい、好ましくない。
また、(2)の条件式も同様に第3レンズと第4レンズの向かい合う面の曲率半径の比をとった条件式であり、これも同様に像面湾曲を良好に補正するための条件式である。このタイプの光学系において上記条件式(2)の下限0.1を下回ると第4レンズ物体側面の曲率がゆるく、第3レンズ像側面の曲率が強くなり、結果的に先行例同様に光線を無理に屈折させるため像面湾曲が悪化してしまうため、好ましくない。逆に、条件式(2)の上限1.5を上回ると第4レンズ物体側面の球欠が深くなることによってレンズの製造が困難な形状になってしまうため好ましくない。
さらに、条件式(1)、(2)は以下の条件式(1−1)、(2−1)の範囲内であることが望ましい。
0.2<D2/D1<4 ・・・(1−1)
0.5<R6/R7<1.5 ・・・(2−1)
上記条件式(1−1)の下限0.2を下回らない範囲で第3レンズと第4レンズの鏡枠への保持が困難になることを防止できる。また、上記条件式(2−1)の下限0.5を下回らない範囲でより最適に像面湾曲の発生を抑えることができる。
さらに、条件式(1−1)は以下の条件式(1−2)の範囲であることが望ましい。
0.2<D2/D1<1.5 ・・・(1−2)
上記条件式(1−2)の上限1.5を上回らない範囲において、第4レンズへの軸外光線の入射角及び屈折角をより小さくすることができるため、非点収差とコマ収差の発生を抑えることができる。
また、本実施形態の撮像光学系は、条件式(3)を満足することを特徴とする。
0.5<IH/exp<1.5 ・・・(3)
ただし、
expは最大画角の射出瞳位置から像面までの距離、
IHは像高、
である。
上記条件式(3)は広角化・小型化した際にも軸外において収差を良好に保つための条件式である。条件式(3)の下限0.5を下回ると、第4レンズへ入射する軸外光線の光線高を高くし、第4レンズでは軸外において光線を光軸方向へ大きく屈折させる必要がある。しかし光線を大きく屈折させることにより、非点収差及び像面湾曲が発生してしまうため好ましくない。
また、条件式(3)の上限1.5を上回らない範囲内において、第4レンズの軸外における過度な負の屈折力を防ぐことができ、糸巻き型の歪曲収差の発生を抑えることができる。
さらに、条件式(3)は以下の条件式(3−1)の範囲内であることが望ましい。
0.7<IH/exp<1.5 ・・・(3−1)
条件式(3−1)の下限0.7を下回ると、広角化・小型化した際、第4レンズへ入射する軸外光線の光線高を高くするために、光軸に対する軸外光線の角度を大きくしなければならず、第4レンズでは、その光線を光軸方向に大きく屈折させる必要がある。その際、非点収差及び像面湾曲が発生してしまい、好ましくない。
さらに、条件式(3−1)は以下の条件式(3−2)の範囲内であることが望ましい。
0.8<IH/exp<1.0 ・・・(3−2)
条件式(3−2)の範囲内において、さらに歪曲収差及び、像面湾曲、非点収差の発生を抑えることができる。
また、本実施形態の撮像光学系は、条件式(4)を満足することを特徴とする。
−10<A4<0、−10<A6<0 ・・・(4)
ただし、rは、非球面近軸曲率半径
Kは、円錐係数
Ai(i=4,6,8,10) は、非球面係数
hは、光軸からの高さ
Zは、光軸からの高さhにおける非球面上の点と非球面の面頂での接平面からの距離であり、
また、第4レンズ物体側面の面形状は以下の非球面式で表される。
Z=(h2/r)/[1+{1−(K+1)・(h/r)21/2]
+A4×h4+A6×h6+A8×h8+A10×h10
条件式(4)の上限0を上回らない範囲内において、軸外光線の第4レンズの像側面が絞りに対してコンセントリックな形状となるため、像面湾曲の補正をすることができ、さらに軸外光線の入射角及び屈折角を小さくする構成にできるため、非点収差の発生を小さくすることができている。条件式(4)の下限−10を下回ると、第4レンズの軸外における過度な負の屈折力を防ぐことができ、歪曲収差の補正が困難になるため好ましくない。
さらに、条件式(4)は以下の条件式(4−1)の範囲であることが望ましい。
−1.0<A4<0、−1.0<A6<0 ・・・(4−1)
条件式(4−1)のA4及びA6が下限値−1.0を下回ると、軸外において負の屈折力が強くなりすぎるため、高次の非球面で緩和しようとする。しかし、高次の非球面係数が大きくなると、軸外で曲率が大きく変化することにつながり、偏心感度が上がるため、好ましくない。
さらに、条件式(4−1)は以下の条件式(4−2)の範囲内であることが望ましい。
−0.5<A4<0、−0.5<A6<0 ・・・(4−2)
条件式(4−2)の範囲内において、軸外光線の第4レンズの像側面への入射角及び、軸外における負の屈折力を最適にでき、像面湾曲及び非点収差を良好に補正し、歪曲収差の発生を小さく抑えることができる。
また、接合レンズは、プラスチックでできた第1正レンズに樹脂層である第2レンズを貼り付けて構成され、第1レンズは正レンズであり、樹脂層は以下条件式(5)を満足すると共に、接合レンズは下記条件式(6)を満足することを特徴とする撮像光学系である。
0.05≦t≦0.2 ・・・(5)
20≦ν2−ν1≦40 ・・・(6)
ただし、tは、樹脂層の肉厚、
ν1は、樹脂層のアッベ数
ν2は、第1レンズのアッベ数
上記条件式(5)は、正レンズに形成した樹脂層の厚みの条件であり、軸上色収差を良好に補正するための条件式である。上記条件式(5)の下限0.05を下回ると、負の屈折力を有する樹脂層が薄くなりすぎ、軸上色収差の補正が不十分となってしまうため好ましくない。また、条件式(5)の上限0.2を上回ると、負の屈折力を有する樹脂層が厚くなることによって、光学系の全長が大きくなってしまい好ましくない。
また、条件式(6)も同様に正レンズに形成した樹脂層のアッベ数の条件であり、これも同様に軸上色収差を良好に補正するための条件式である。上記条件式(6)の下限20を下回ると、正レンズに対して形成した負の屈折力を有する樹脂層の分散が小さくなりすぎるため、軸上色収差の補正が過剰になりすぎ好ましくない。また、条件式(6)の上限40を上回ると、正レンズに対して形成した負の屈折力を有する樹脂層の分散が大きくなりすぎるため、軸上色収差の補正が不十分になり好ましくない。
さらに、条件式(5)、(6)は以下の条件式(5−1)、(6−1)の範囲であることが望ましい。
0.1≦t≦0.2 ・・・(5−1)
30≦ν2−ν1≦35 ・・・(6−1)
条件式(5−1)、(6−1)の範囲内において、正レンズに形成した負の屈折力を有する樹脂層の厚みとアッベ数を最適にでき、軸上色収差の補正をすることができる。
以下に、本発明の撮像光学系の実施例1〜実施例6について、図面を参照して説明する。各図中、G1は第1レンズ群、G2は第2レンズ群、G3は第3レンズ群、L1は第1レンズ、L2は第2レンズ、L3は第3レンズ、L4は第4レンズ、Sは開口絞り、Cはカバーガラス、Pは像面を示す。
図1は本発明の撮像光学系の実施例1のレンズ構成図である。
実施例1の撮像光学系は、図1に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、カバーガラスCと、像面Pと、からなる。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と両凸正レンズL2の接合レンズからなり、第2レンズ群G2は、像面側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3の1枚からなり、第3レンズ群G3は、両凹負レンズL4の1枚からなる。
実施例1の撮像光学系は、図1に示すように、第1レンズ群G1は接合面を有する2枚のレンズからなり、軸上色収差を良好に補正することができている。さらに、接合面は物体側に対して凸面となる形状となっているが、絞りに近い第2レンズL2に低分散のレンズを配置しているため、倍率色収差の発生を抑えることができている。また、第4レンズL4物体側面が絞りSに対してコンセントリックな形状となっており像面湾曲を補正することができ、さらに、軸外光線の入射角及び屈折角が小さいため、非点収差の発生も小さく抑えることができている。また、第4レンズL4の像側面が軸外で正の屈折力を持つ形状となっており、歪曲収差及び非点収差を良好に補正している。また、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4は、同一のプラスチックで設計されており、コストを大幅に削減できる。
この実施例1の数値データ及び各条件式はそれぞれ後記する。
図2は本発明の撮像光学系の実施例2のレンズ構成図である。
実施例2の撮像光学系は、図1に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、カバーガラスCと、像面Pと、からなる。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、両凸正レンズL1と像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2の接合レンズからなり、第2レンズ群G2は、像面側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3の1枚からなり、第3レンズ群G3は、両凹負レンズL4の1枚からなる。
実施例2の撮像光学系は、図2に示すように、第1レンズ群G1は接合面を有する2枚のレンズからなり、軸上色収差を良好に補正することができている。また、第4レンズL4の物体側面が絞りSに対してコンセントリックな形状となっており像面湾曲の補正をすることができ、さらに、軸外光線の入射角及び屈折角が小さいため、非点収差の発生も小さく抑えることができている。また、第4レンズL4の像側面が軸外で正の屈折力を持つ形状となっており、歪曲収差及び非点収差を良好に補正している。
この実施例2の数値データ及び各条件式はそれぞれ後記する。
図3は本発明の撮像光学系の実施例3のレンズ構成図である。
実施例3の撮像光学系は、図3に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、カバーガラスCと、像面Pと、からなる。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2の接合レンズからなり、第2レンズ群G2は、像面側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3の1枚からなり、第3レンズ群G3は、両凹負レンズL4の1枚からなる。
実施例3の撮像光学系は、図3に示すように、第1レンズ群G1は接合面を有する2枚のレンズからなり、軸上色収差を良好に補正することができている。また、接合面は物体側に対して凸面となる形状となっているが、絞りSに近い第2レンズL2に低分散のレンズを配置しているため、倍率色収差の発生を抑えることができる。さらに第1レンズL1は薄くなっているため、温度・湿度の変化による屈折率の影響を受けにくく、光学系の全長も短くすることができている。また、第4レンズL4の物体側面が絞りSに対してコンセントリックな形状となっており像面湾曲の補正をすることができ、さらに、軸外光線の入射角及び屈折角が小さいため、非点収差の発生も小さく抑えることができている。また、第4レンズL4の像側面が軸外で正の屈折力を持つ形状となっており、歪曲収差及び非点収差を良好に補正している。
この実施例3の数値データ及び各条件式はそれぞれ後記する。
図4は本発明の撮像光学系の実施例4のレンズ構成図である。
実施例4の撮像光学系は、図4に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、カバーガラスCと、像面Pと、からなる。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、両凸正レンズL1と両凹負レンズL2の接合レンズからなり、第2レンズ群G2は、像面側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3の1枚からなり、第3レンズ群G3は、両凹負レンズL4の1枚からなる。
実施例4の撮像光学系は、図4に示すように、第1レンズ群G1は接合面を有する2枚のレンズからなり、軸上色収差をとることができている。さらに、接合面は球面となっているため、製造コストを削減することができる。また、第4レンズL4の物体側面が絞りSに対してコンセントリックな形状となっており像面湾曲の補正をすることができ、さらに、軸外光線の入射角及び屈折角が小さいため、非点収差の発生も小さく抑えることができている。また、第4レンズL4の像側面が軸外で正の屈折力を持つ形状となっており、歪曲収差及び非点収差を良好に補正している。
この実施例4の数値データ及び各条件式はそれぞれ後記する。
図5は本発明の撮像光学系の実施例5のレンズ構成図である。
実施例5の撮像光学系は、図5に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、カバーガラスCと、像面Pと、からなる。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2の接合レンズからなり、第2レンズ群G2は、像面側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3の1枚からなり、第3レンズ群G3は、両凹負レンズL4の1枚からなる。
実施例5の撮像光学系は、図5に示すように、第1レンズ群G1は接合面を有する2枚のレンズからなり、軸上色収差を良好に補正することができている。さらに、接合面は物体側に対して凸面となる形状となっておいるが、絞りSに近い第2レンズL2に低分散のレンズを配置しているため、倍率色収差の発生を抑えることができている。また、第4レンズL4の物体側面が軸外において、実施例1から4の撮像レンズに比べて、物体側に対して緩やかな凹面となっている。これにより、軸外主光線及び従属光線の入射角が小さくして像面湾曲、非点収差の発生を小さく抑えているだけでなく、第4レンズL4の製造についても容易にしている。さらに、第4レンズL4の像側面が軸外で正の屈折力を持つ形状となっており、歪曲収差、非点収差を良好に補正している。
この実施例5の数値データ及び各条件式はそれぞれ後記する。
図6は本発明の撮像光学系の実施例6のレンズ構成図である。
実施例6の撮像光学系は、図6に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、カバーガラスCと、像面Pと、からなる。
物体側から順に、第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と両凸正レンズL2の接合レンズからなり、第2レンズ群G2は、両凸正レンズL3の1枚からなり、第3レンズ群G3は、両凹負レンズL4の1枚からなる。
実施例6の撮像光学系は、図6に示すように、第1レンズ群G1は接合面を有する2枚のレンズからなり、軸上色収差を良好に補正することができている。さらに、接合面は物体側に対して凸面となる形状となっているが、絞りSに近い第2レンズL2に低分散のレンズを配置しているため、倍率色収差の発生を抑えることができている。また、第4レンズL4の物体側面が絞りに対してコンセントリックな形状となっており像面湾曲の補正をすることができ、さらに、軸外光線の入射角及び屈折角が小さいため、非点収差の発生も小さく抑えることができている。また、第4レンズL4の像側面が軸外で正の屈折力を持つ形状となっており、歪曲収差及び非点収差を良好に補正している。
この実施例6の数値データ及び各条件式はそれぞれ後記する。
以下に、実施例1〜6の撮像光学系の数値データを示す。また、fは全系焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角、r1,r2,…は各レンズ面の曲率半径、d1,d2,…は各レンズ面間の間隔、nd1,nd2,…は各レンズのd線の屈折率、νd1, νd2,…はd線のアッベ数である。
なお、実施例1〜6で用いた回転対称な非球面形状は次式で表される。
Z=(h2/r)/[1+{1−(K+1)・(h/r)21/2]
+A4×h4+A6×h6+A8×h8+A10×h10
ただし、rは、非球面近軸曲率半径
Kは、円錐係数
Ai(i=4,6,8,10) は、i次の非球面係数
hは、光軸からの高さ
Zは、光軸からの高さhにおける非球面上の点と非球面の面頂での接平面からの距離
また、以下の数値データ中で、非球面係数を示す数値は指数表示であり、Eは10のべき乗を表している(例えば、「E−01」は「10の−1乗」を意味する。)。但し、表記のない非球面係数は0である。また、*は非球面を表す。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1* 2.3621 0.59 1.6402 23.38
2* 1.2371 0.71 1.5330 55.69
3* -6.3549 0.1
4(絞り) ∞ 0.58
5* -5.0002 0.94 1.5330 55.69
6* -0.8292 0.30
7* -1.0326 0.40 1.5330 55.69
8* 2.0110 0.33
9 ∞ 0.55 1.5183 64.14
10 ∞ 0.3
像面 ∞

非球面データ
第1面
K=-1.2096,A4=-1.1504E-02,A6=-6.3848E-03,A8=-1.0000E-03
第2面
K=0.0438,A4=-7.9988E-02,A6=-7.2619E-02,A8=5.0000E-04
第3面
K=-11.6497,A4=-2.8651E-02,A6=2.7355E-04,A8=-6.2060E-04
第5面
K=20.0000,A4=-7.0905E-02,A6=-7.8009E-03,A8=-9.3084E-02
第6面
K=-3.0817,A4=-1.7421E-01,A6=1.5052E-02,A8=3.5992E-03,A10=-3.4874E-02
第7面
K=-4.5147,A4=-1.7027E-01,A6=-1.0000E-02,A8=1.0000E-04,A10=9.8095E-05
第8面
K=-20.0000,A4=-4.0344E-02,A6=8.0000E-03,A8=-1.2745E-03,A10=6.8656E-05

各種データ
焦点距離 3.7
Fナンバー 2.8
半画角 37°
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1* 2.1520 0.91 1.5283 56.45
2* -2.0226 0.25 1.6402 23.38
3* -11.9286 0.1
4(絞り) ∞ 0.28
5* -4.3878 1.11 1.5886 30.21
6* -1.0851 0.62
7* -1.0590 0.38 1.6412 23.90
8* 10.2956 0.30
9 ∞ 0.55 1.5183 64.14
10 ∞ 0.3
像面 ∞

非球面データ
第1面
K=-1.8517,A4=9.4524E-03,A6=-2.1465E-03,A8=-2.9327E-03
第2面
K=-3.4376,A4=1.1164E-02,A6=-1.6374E-02,A8=-8.0226E-03
第3面
K=-5.2611,A4=-1.9814E-02,A6=-2.4063E-03,A8=-1.1128E-02
第5面
K=22.5764,A4=-8.7862E-02,A6=-5.6463E-02,A8=-7.0974E-02
第6面
K=-2.4840,A4=-1.3771E-01,A6=3.5169E-03,A8=-2.4686E-02
第7面
K=-2.5131,A4=-1.1306E-01,A6=-2.0534E-02,A8=6.4892E-03,A10=5.3082E-04
第8面
K=-232.0398,A4=-3.2599E-02,A6=7.1004E-03,A8=-9.0718E-04,A10=3.4309E-05

各種データ
焦点距離 3.7
Fナンバー 2.8
半画角 37°
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1* 1.4190 0.10 1.6402 23.38
2 1.0502 0.90 1.5283 56.45
3* 5.6258 0.11
4(絞り) ∞ 0.19
5* -8.6149 1.28 1.5886 30.21
6* -1.0045 0.33
7* -0.8341 0.38 1.6412 23.90
8* 306.4097 0.30
9 ∞ 0.55 1.5183 64.14
10 ∞ 0.3
像面 ∞

非球面データ
第1面
K=-0.0862,A4=-1.7007E-03,A6=1.6591E-03,A8=7.7975E-04
第3面
K=-5.3491,A4=-1.0768E-03,A6=1.3565E-03,A8=-4.1494E-03
第5面
K=45.5215,A4=-7.5906E-02,A6=7.9125E-03,A8=-2.5142E-01
第6面
K=-2.7848,A4=-1.1954E-01,A6=-2.2321E-04,A8=-1.3306E-02
第7面
K=-2.6060,A4=-1. 8455E-01,A6=-1.0401E-02,A8=-1.2958E-03,A10=4.9782E-04
第8面
K=-3.831E+05,A4=-4.8512E-02,A6=1.0698E-02,A8=-1.4181E-03,A10=5.3335E-05

各種データ
焦点距離 3.7
Fナンバー 2.8
半画角 37°
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1* 1.7289 0.88 1.5283 56.45
2* -3.3387 0.10 1.6402 23.38
3* 10.9103 0.10
4(絞り) ∞ 0.14
5* -4.5087 1.38 1.5886 30.21
6* -1.1318 0.67
7* -1.1891 0.38 1.6412 23.90
8* 10.2398 0.30
9 ∞ 0.55 1.5183 64.14
10 ∞ 0.3
像面 ∞

非球面データ
第1面
K=-1.1608,A4=2.7771E-02,A6=1.1015E-02,A8=2.6909E-03
第2面
K=-18.3926,A4=-7.7303E-02,A6=0,A8=-9.1173E-03
第3面
K=54.3775,A4=-8.2947E-03,A6=-5.1992E-02,A8=-1.2070E-02
第5面
K=14.6735,A4=-9.4106E-02,A6=-4.5784E-02,A8=-1.5287E-01
第6面
K=-2.2985,A4=-8.9822E-02,A6=1.0786E-04,A8=-7.1706E-03
第7面
K=-3.3189,A4=-9.1252E-02,A6=-1.2137E-03,A8=2.7849E-04
第8面
K=19.5857,A4=-3.8961E-02,A6=6.1177E-03,A8=-6.3729E-04,A10=4.8526E-07

各種データ
焦点距離 3.7
Fナンバー 2.8
半画角 37°
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1* 2.1753 0.31 1.6402 23.38
2* 1.3659 0.57 1.5283 56.45
3* 1406.0030 0.15
4(絞り) ∞ 0.75
5* -3.0440 1.01 1.5330 55.69
6* -0.7528 0.21
7* -4.9556 0.38 1.5767 33.51
8* 1.1065 0.66
9 ∞ 0.55 1.5183 64.14
10 ∞ 0.3
像面 ∞

非球面データ
第1面
K=-1.7479,A4=-1.4490E-02,A6=2.6178E-03,A8=7.5479E-04
第2面
K=0.6804,A4=-2.7397E-01,A6=3.6597E-02,A8=1.4815E-02
第3面
K=3.379E+06,A4=-5.2022E-03,A6=-2.6462E-02,A8=3.3012E-03
第5面
K=9.0106,A4=-8.9612E-02,A6=6.9516E-02,A8=-1.2926E-01
第6面
K=-2.9878,A4=-1.4344E-01,A6=2.8038E-02,A8=2.8038E-02,A10=-2.2542E-02
第7面
K=-109.5351,A4=-4.6981E-02,A6=-5.2149E-03,A8=2.3271E-03,A10=-2.8606E-05
第8面
K=-7.6967,A4=-4.4993E-02,A6=8.0000E-03,A8=-1.4687E-03,A10=1.0444E-04

各種データ
焦点距離 3.6
Fナンバー 2.8
半画角 37°
数値実施例6
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1* 2.6104 0.47 1.6402 23.38
2* 1.3785 0.93 1.5330 55.69
3* -5.4343 0.11
4(絞り) ∞ 0.40
5* 17.6784 0.83 1.5330 55.69
6* -1.3099 0.44
7* -0.7706 0.38 1.5330 55.69
8* 417.1172 0.30
9 ∞ 0.55 1.5183 64.14
10 ∞ 0.3
像面 ∞

非球面データ
第1面
K=-2.2343,A4=-1.8606E-02,A6=-7.2923E-03,A8=-2.1910E-03
第2面
K=-0.1236,A4=-6.8987E-02,A6=1.8223E-03,A8=-1.1177E-02
第3面
K=7.3261,A4=-3.7187E-02,A6=3.8951E-03,A8=4.5930E-04
第5面
K=23.0264,A4=-6.3474E-02,A6=-3.1497E-02,A8=-3.1229E-02
第6面
K=-3.1846,A4=-1.6810E-01,A6=-1.2112E-02,A8=-2.1877E-02,A10=-1.8140E-02
第7面
K=-1.3959,A4=-1.5419E-01,A6=-7.7440E-02,A8=1.5522E-03,A10=4.7748E-03
第8面
K=4.547E+04,A4=-1.6999E-02,A6=8.0000E-03,A8=-1.7786E-03,A10=1.2567E-04

各種データ
焦点距離 3.6
Fナンバー 2.8
半画角 37°
条件式 実施例1 実施例2
(1) 0.9 0.8
(2) 0.8 1.0
(3) -1.1 -1.3
条件式 実施例3 実施例4
(1) 0.5 0.8
(2) 1.2 1.0
(3) -1.2 -1.3
(5) 0.1 0.1
(6) 33 33
条件式 実施例5 実施例6
(1) 3.3 0.4
(2) 0.2 1.7
(3) -0.8 -1.5
図7〜12は、それぞれ実施例1〜6の撮像光学系の収差図を示す。なお、球面収差図、コマ収差図及び倍率色収差図において、実線はC線、点線はd線、一点鎖線はF線に対する各収差量(mm)を表している。非点収差図において、実線Sはサジタル像面(mm)、点線Mはメリジオナル像面(mm)をそれぞれ表している。また、歪曲収差図において、実線はd線に対する歪曲(%)を表している。
実施例1の撮像光学系の断面図である。 実施例2の撮像光学系の断面図である。 実施例3の撮像光学系の断面図である。 実施例4の撮像光学系の断面図である。 実施例5の撮像光学系の断面図である。 実施例6の撮像光学系の断面図である。 実施例1の撮像光学系の収差図である。 実施例2の撮像光学系の収差図である。 実施例3の撮像光学系の収差図である。 実施例4の撮像光学系の収差図である。 実施例5の撮像光学系の収差図である。 実施例6の撮像光学系の収差図である。
符号の説明
L1…第1レンズ
L2…第2レンズ
L3…第3レンズ
L4…第4レンズ
S…絞り
C…カバーガラス
P…像面

Claims (5)

  1. 物体側より順に正の屈折力を有する第1レンズ群、絞り、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群で構成され、
    前記第1レンズ群は、第1レンズと第2レンズからなる接合レンズを有し、
    前記第2レンズ群は、第3レンズを有し、
    前記第3レンズ群は、第4レンズを有し、
    前記第3レンズは、物体側面が軸上及び軸外で物体側に対して凹面であり、像側面が軸上では物体側に対して凸面となっており、軸外で1つ以上の変曲点を有する非球面であることを特徴とする撮像光学系。
  2. 下記条件式(1)、(2)を満足する請求項1に記載の撮像光学系。
    D2/D1<4 ・・・(1)
    0.1<R6/R7<1.5 ・・・(2)
    ただし、D1は、前記第3レンズの像側面と前記第4レンズの物体側面間における軸上主光線の空気換算長、
    D2は、前記第3レンズの像側面と前記第4レンズの物体側面間における最高像高の軸外主光線の空気換算長、
    R6は、前記第3レンズの像側面の曲率半径、
    R7は、前記第4レンズの物体側面の曲率半径
    である。
  3. 下記条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像光学系。
    0.5<IH/exp<1.5 ・・・(3)
    ただし、
    expは最大画角の射出瞳位置から像面までの距離、
    IHは像高、
    である。
  4. 下記条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像光学系。
    −10<A4<0、−10<A6<0 ・・・(4)
    ただし、rは、非球面近軸曲率半径、
    Kは、円錐係数、
    Ai(i=4,6,8,10) は、i次の非球面係数、
    hは、光軸からの高さ、
    Zは、光軸からの高さhにおける非球面上の点と非球面の面頂での接平面からの距離であり、
    また、前記第4レンズ物体側面の面形状は以下の非球面式で表される。
    Z=(h2/r)/[1+{1−(K+1)・(h/r)21/2]
    +A4×h4+A6×h6+A8×h8+A10×h10
  5. 前記接合レンズは、プラスチックでできた前記第1レンズに樹脂層である前記第2レンズを貼り付けて構成され、
    前記第1レンズは正レンズであり、
    前記樹脂層は下記条件式(5)を満足すると共に、前記接合レンズは下記条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撮像光学系。
    0.05≦t≦0.2 ・・・(5)
    20≦ν2−ν1≦40 ・・・(6)
    ただし、tは、樹脂層の肉厚、
    ν1は、前記樹脂層のアッベ数
    ν2は、前記第1レンズのアッベ数
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