JP2019138527A - 空調機器 - Google Patents

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【課題】簡単な構成でエアフィルタとフィルタ清掃手段との距離を適切に保持し、エアフィルタの清掃を確実に行うことができる空調機器を提供すること。【解決手段】空気の塵埃を除去するエアフィルタ10と接触するように配置されたフィルタ清掃手段21と、フィルタ清掃手段21の取付部22aを備えたユニットケース22と、フィルタ清掃手段21とユニットケース22とを含んで構成される清掃ユニット20と、を備え、ユニットケース22は、エアフィルタ10を挟んだ両面側に取付部22aを有する略コの字状とした。【選択図】図2

Description

本発明は、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタを自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備えた空調機器に関するものである。
従来、空気吸入口から機器内部に塵埃が流入するのを防止するエアフィルタと、このエアフィルタに付着した塵埃を清掃ブラシによって自動で取り除く清掃装置を備えた空調機器が一般に使用されている。このような空調機器においては、特許文献1のように、清掃ブラシを有するトップカバーとボトムカバーとにより構成されるフィルタ清掃部をそれぞれエアフィルタの両面から挟むように配置することで、エアフィルタに付着した塵埃を両面から取り除けるようにしたものがある。
特開2004−28487号公報
このような空調機器では、清掃ブラシによって取り除いた塵埃がある程度溜まったらエアフィルタからフィルタ清掃部を取り外し、内部に収容されている塵埃を捨て、再度フィルタ清掃部を取り付けるメンテナンス作業を行う必要がある。しかしながら、エアフィルタの両面にフィルタ清掃部をそれぞれ配置しているために、例えばメンテナンス作業後に一方のフィルタ清掃部の取り付け方が不完全な場合には、エアフィルタと清掃ブラシとの距離、および2つの清掃ブラシ間の距離が適切な距離とはならないため、清掃ブラシがエアフィルタに接触しなかったり、エアフィルタの両面に清掃ブラシの押圧力が均等に与えられずに、一方の清掃ブラシからエアフィルタが押されて他方側に逃げてしまったりする。このため、エアフィルタに付着した塵埃の除去が確実に行われないおそれがある。
本発明は上記課題を解決するためのもので、簡単な構成でエアフィルタとフィルタ清掃手段との距離を適切に保持し、エアフィルタの清掃を確実に行うことができる空調機器を提供することを目的とする。
本発明は、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケーシングと、前記本体ケーシング内に配置され、外部の空気を前記本体ケーシング内に取り込む送風機と、前記空気吸込口から前記本体ケーシング内に流入する空気の塵埃を除去するエアフィルタと、前記エアフィルタと接触するように配置されたフィルタ清掃手段と、前記フィルタ清掃手段が取り付けられる取付部を備えたユニットケースと、前記フィルタ清掃手段と前記ユニットケースとを含んで構成される清掃ユニットと、を備え、前記ユニットケースは、前記エアフィルタを挟んだ両面側に前記取付部を有する略コの字状であることを特徴とする空調機器に係わるものである。
上述の構成にすることにより、簡単な構成でエアフィルタとフィルタ清掃手段との距離を適切に保持し、エアフィルタの清掃を確実に行うことができる空調機器を提供することができる。
本発明の空調機器の縦断面構成図である。 本発明の空調機器の清掃ユニットの構成を示す分解斜視図である。 本発明の清掃ユニットを装着した状態での図2に示すA−A´断面図である。 本発明の制御部のブロック図である。 本発明の他の実施例における清掃ユニットの構成を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施例における清掃ユニットを装着した状態での図5に示すB−B´断面図である。
好適と考える本発明の最良の形態を、本発明の作用効果を示して簡単に説明する。
本発明の空調機器は、フィルタ清掃手段とユニットケースとを含む清掃ユニットを備え、このユニットケースは、エアフィルタを挟んだ両面側にフィルタ清掃手段の取付部が配されるように略コの字状に形成されている。つまり、両面側のフィルタ清掃手段を1つのユニットケースの略コの字状の部分に取り付けるようにしたので、フィルタ清掃手段間の距離を一定に保持し、さらに間に挟み込まれるエアフィルタとの距離も一定に保持することができる。これにより、フィルタ清掃手段をエアフィルタと適度に接触させるとともに、フィルタ清掃手段の押圧力をエアフィルタの両面に均等に与えることができるので、確実に塵埃を除去できる構造となる。また、ユニットケースを取り外せば両面側のフィルタ清掃手段を1度に回収することができるので、メンテナンス作業の手間を減らすことができる。
また、本体ケーシングにはユニット装着部を備え、ユニット装着部に設けたガイド部に沿って清掃ユニットを装着できるようにしたので、清掃ユニットをスライドさせるだけで容易にユニット装着部に装着することができる。
また、清掃ユニット装着時には、ユニットケースの先端に設けた突起部と、ユニット装着部に設けた嵌合孔とが嵌合するようにしたので、フィルタ清掃手段が取り付けられるユニットケースの位置を固定することができる。これにより、経年使用によってもフィルタ清掃手段間の距離が開いたり、狭くなることがないので、塵埃の除去性能を維持することができる。
また、ユニットケースの取付部を略箱形状とし、エアフィルタと対向する開口を設け、内部にフィルタ清掃手段を収容するようにした。さらに、その下部にダストボックスを備えたので、フィルタ清掃手段により取り除いた塵埃はユニットケースの内部を介してダストボックスに移動させることができる。これにより、フィルタ部から除去した塵埃を空気中に散乱させることなく、確実にダストボックス内に回収することができる。
また、ユニット装着部に設けたガイド部に沿ってダストボックスを装着できるようにしたので、ダストボックスもスライドさせるだけで容易に装着することができる。
また、エアフィルタには、駆動部によりエアフィルタが移動する方向に沿ってラック部が設けられ、このラック部と噛合する回転ギアをフィルタ清掃手段に設けたので、エアフィルタを移動させたときにはラック部から回転ギアに動力が伝わり、フィルタ清掃手段を回転させることができる。これにより、簡単な構成でフィルタ清掃手段を回転させながらエアフィルタを清掃するので、エアフィルタに付着した塵埃を確実に掻き取ることができる。
また、ユニットケースには、エアフィルタを挟んだ両面側に配設される取付部を連結する連結部を有し、この連結部側に位置するフィルタ清掃手段の端部に回転ギアを配設したので、ユニットケースをエアフィルタに装着、取り外しする際のスムーズな出し入れを阻害しない。これにより、ユニットケースをエアフィルタに装着する操作が容易となる。
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
図1は本発明における空調機器の縦断面構成図である。本実施形態では、空調機器の一例として温風暖房機を用い、この温風暖房機の背面に設けられた空気吸込口3に、エアフィルタ10の清掃ユニット20を備えている。1は本体ケーシングであり、2は本体ケーシング1の背面に設けられた空気吸込口3に取付けられ、本体ケーシング1内に空気を取り込む送風機である。また、4は本体ケーシング1の前面に設けられ、本体ケーシング1外に温風を吹き出すための空気吹出口である。
5はバーナ6の火炎を覆い燃焼排ガスを上方に排出する燃焼室本体、7は燃焼室本体5および空気吸込口3を覆うように配置された燃焼室遮熱板、8は燃焼室本体5と燃焼室遮熱板7との間に形成され、燃焼排ガスと送風機2からの空気とを混合し温風として空気吹出口4へ導く温風通路である。
空気吸込口3の外側には、本体ケーシング1内に流入する空気中に含まれる塵埃等を捕集するエアフィルタ10が設けられている。エアフィルタ10は、枠状に形成されたフレーム部11と、このフレーム部11に囲まれたフィルタ部12とを備えている。また、20はエアフィルタ10を両面から挟んで清掃を行う清掃ユニットである。この清掃ユニット20は、フィルタ部12の表面に付着した塵埃を除去するフィルタ清掃手段として、清掃ブラシ21を備えている。
次に、清掃ユニットとその周辺の具体的な構成について図2および図3を用いて説明する。清掃ユニット20は、清掃ブラシ21と、ユニットケース22と、ダストボックス23を備えている。ユニットケース22は、略コの字状であり、エアフィルタ10を間に挟んだ両面側に取付部22aが配設され、各取付部22aには清掃ブラシ21が取り付けられる。これにより、各取付部22aに取り付けられた清掃ブラシ21が、フィルタ部12を両面から挟み込む。このように、清掃ブラシ21が互いにフィルタ部12を押圧するため、一方の清掃ブラシ21からフィルタ部12が押されて他方側へ逃げることがなく、清掃ブラシ21とフィルタ部12との間に適切な距離を保持できる。本実施形態では、ユニットケース22の取付部22aは、エアフィルタ10と対向する面にフィルタ側開口22bを有する略箱形状に形成されており、内部には清掃ブラシ21が収容される。また、清掃ブラシ21は、水平方向に回転軸を持つ回転ブラシである。
上記のように、両面側の清掃ブラシ21を1つの略コの字状のユニットケース22に取り付けるようにしたことで、清掃ブラシ21間の距離を一定に保持し、さらに両ブラシ間に挟み込まれるフィルタ部12との距離も一定に保持することができる。これにより、清掃ブラシ21をフィルタ部12と適度に接触させるとともに、清掃ブラシ21の押圧力をフィルタ部12の両面に均等に与えることができるので、確実に塵埃を除去できる構造となる。また、ユニットケース22を取り外せば両面側の清掃ブラシ21を1度に回収することができるので、清掃ブラシ21のメンテナンス作業の手間を減らすことができる。
ユニットケース22の各取付部22aの底面には、下方に通ずる底面側開口22cが設けられ、その下部には清掃ブラシ21によって除去された塵埃を内部に収容するダストボックス23を備えている。ダストボックス23は略箱形状に形成され、ユニットケース22の底面側開口22cと対向する位置には、入口23aが設けられ、その内部は塵埃を収容する収容部23bとなる。また、ダストボックス23はユニットケース22と同様に略コの字状であり、エアフィルタ10を間に挟んだ両面側には収容部23bが配設される。さらに、ユニットケース22の各取付部22aには、後述するユニット装着部24に装着する際の挿入方向の先端に突起部22dが設けられている。
24は、清掃ユニット20が装着されるユニット装着部であり、本体ケーシング1の背面において空気吸込口3の外側に取り付けられている。ユニット装着部24は、内部に清掃ユニット20を収容する枠部24aと、この枠部24aと連通し、清掃ユニット20が挿入される挿入口24bを備える。図2に示した矢印のように、挿入口24bから挿入された清掃ユニット20は、枠部24a内をスライドさせることでユニット装着部24に装着される。また、枠部24aの内壁面には、清掃ユニット20を装着する際のガイド部となる帯状のガイドレール24cが設けられている。さらに、枠部24aの挿入口24bと対向する面には、清掃ユニット20が装着された際に各突起部22dが嵌合する嵌合孔24dが形成されている。
清掃ユニット20をユニット装着部24に装着する場合は、ユニット装着部24の挿入口24bから奥方向に清掃ユニット20を挿入する。その際、ユニット装着部24のガイドレール24cに沿ってスライドさせればよく、簡単な操作で装着することができる。そして、枠部24a内部の各嵌合孔24dに、取付部22a先端の各突起部22dを嵌合することにより装着が完了する。
各突起部22dと各嵌合孔24dとがそれぞれ嵌合することで、清掃ブラシ21が収容される取付部22aを適正な位置に固定することができる。これにより、経年使用によっても各取付部22a間の距離が開いたり、狭くなることがなく、清掃ブラシ21間の距離を保持し続けることができるので、清掃ユニット20による塵埃の除去性能を維持することができる。
清掃ユニット20をユニット装着部24から取り外す場合は、ユニット装着部24のガイドレール24cに沿って挿入口24b方向にスライドさせればよい。ダストボックス23は、上面の入口23aを下方に向けることで収容部23b内に溜まった塵埃を廃棄することができる。なお、ダストボックス23の上面を取り外しのできる蓋部とし、これに塵埃の入口23aを設けるようにしてもよい。
エアフィルタ10は、上下方向に長手となる長方形状であり、フレーム部11は、縦フレーム11aと横フレーム11bとにより構成される。また、縦フレーム11aには、上下方向に沿ってラック部13が設けられており、本実施形態では、ラック部13は本体ケーシング1と対向するエアフィルタ10の面にのみ設けられている。このラック部13と、本体ケーシング1側に設けられた駆動部としての駆動モータ14に取り付けられたモータ側ギア14aとが噛合される。エアフィルタ10は、そのフレーム部11がユニット装着部24に挟み込まれるとともに、ラック部13とモータ側ギア14aとが噛合されることにより本体ケーシング1に保持される。エアフィルタ10は、駆動モータ14の駆動によりラック部13に沿って上下方向に往復移動する。なお、本実施形態ではエアフィルタの形状を長方形状として往復移動させるようにしたが、これに限定するものではなく、エアフィルタを円板状に形成し、回転移動させるようにしてもよい。
エアフィルタ10を往復移動させると、フィルタ部12に接触している清掃ブラシ21がフィルタ部12表面に付着した塵埃を掻き取る。その際、本体ケーシング1側に駆動モータ14を設けたことでエアフィルタ10側に駆動モータ14の荷重が掛からないので、エアフィルタ10が撓むことなくスムーズに往復移動させることができ、清掃ブラシ21とフィルタ部12との距離も適切に保つことができる。
清掃ブラシ21によって掻き取られた塵埃は、フィルタ側開口22bを通じてユニットケース22の取付部22a内に取り込まれる。取り込まれた塵埃は、取付部22a底面の底面側開口22cよりダストボックス23上面の入口23aを通じて下方に配設されたダストボックス23内へと落下し、収容部23bに収容される。
本実施形態の清掃ユニット20は、略箱形状であるユニットケース22の取付部22aと、同じく略箱形状であるダストボックス23の収容部23bとが、底面側開口22cおよび入口23aを介して繋がっているので、フィルタ部12から除去された塵埃は、ユニットケース22およびダストボックス23によって囲われたまま収容部23bに移動する。これにより、塵埃を再び空気中に散乱させることなく、確実に収容部23b内に回収することができる。
図4は上述の構成からなる清掃ユニットの動作を制御する制御部の構成を示すブロック図である。なお、温風暖房機能を制御する構成に関しては省略する。制御部30には、温風暖房機の運転時間を積算して記録するタイマー部31を備えている。制御部30の入力側には、運転スイッチなどを備えた操作部32が接続されている。また、制御部30の出力側には、送風機2や駆動モータ14の他、運転状態を表示する表示部33が接続されている。
操作部32の運転スイッチを操作して暖房運転開始の指示を行うと、バーナ6への着火とともに送風機2が駆動するので、室内の空気は空気吸込口3から本体ケーシング1内に取り入れられ、取り入れられた空気は温風通路8を通過する際に燃焼排ガスと混合されて温風となり、空気吹出口4から排出されて室内を暖房する。このとき、空気中に含まれる塵埃は、空気吸込口3から取り込まれる際にエアフィルタ10のフィルタ部12に捕捉され、暖房運転時間の経過とともにフィルタ部12表面に堆積する。
また、暖房運転を開始すると、制御部30に設けられたタイマー部31が暖房運転時間の積算を開始し、この積算値をタイマー部31に記録する。制御部30はタイマー部31に記録された積算時間が所定期間を経過したかどうかを検出する。
所定期間が経過すると、制御部30はフィルタ部12表面に塵埃が堆積したものと想定して、清掃運転が必要と判断する。清掃運転の判断後、ユーザーの操作により暖房運転停止が指示されると、制御部30は送風機2の駆動を停止させるとともに、清掃運転を開始する。清掃運転においては、駆動モータ14の駆動によりモータ側ギア14aを適宜正逆回転させてエアフィルタ10を上下方向に往復移動させ、フィルタ部12表面に堆積した塵埃を清掃ブラシ21によって両面から掻き取り、除去する。このとき、清掃運転中であることをユーザーに報知させるために、例えば表示部33にLEDを設けて点灯させるなどしてもよい。清掃運転が完了すると、制御部30はタイマー部31に記録した積算時間をリセットする。
なお、本実施形態では、所定期間が経過したことを制御部30が検出すると自動的に清掃運転が行われるようにしたが、これに限定するものではなく、例えば操作部32に清掃運転スイッチを設け、ユーザーが要望するタイミングにて清掃運転スイッチを手動で操作することで清掃運転を開始するものであってもよい。また、暖房運転を停止したときには、その都度自動的に清掃運転が行われるようにしてもよい。
また、他の実施形態として、清掃ユニットとその周辺の具体的な構成について図5および図6を用いて説明する。本実施形態において、清掃ブラシ21は後述する回転ギア(ブラシ側ギア21a1、21a2)を備える。なお、ここでは実施例1と異なる点についてのみ説明する。
回転ギアとしてのブラシ側ギア21a1、21a2は、清掃ブラシ21の一端側を延伸させて設けたものであり、エアフィルタ10を間に挟んだ両面側に配設される清掃ブラシ21のそれぞれに設けられている。また、ユニットケース22には、各取付部22aを連結する連結部22eを有しており、ブラシ側ギア21a1、21a2は、この連結部22e側に位置する清掃ブラシ21の端部に配設されている。このブラシ側ギア21a1、21a2は、清掃ユニット20の装着状態においてはフィルタ側開口22bを介して、エアフィルタ10の縦フレーム11aに設けられるラック部13と噛合する。
本実施形態では、モータ側ギア14aを介してエアフィルタ10を往復移動させるラック部13と、ブラシ側ギア21a1と噛合させるラック部13とを共用している。さらに、図6に示すように、一方のブラシ側ギア21a1のみをラック部13と噛合させており、このブラシ側ギア21a1と、ラック部13と噛合させていない他方のブラシ側ギア21a2とを駆動ベルト21bで連結することで、他方のブラシ側ギア21a2にも動力を伝える。なお、他方のブラシ側ギア21a2に動力を伝える手段としては駆動ベルトに限らず、両方のブラシ側ギア21a1、21a2の間に別途回転ギアを挟みこむものでもよい。
駆動モータ14を駆動させると、エアフィルタ10とともにラック部13が上下に往復移動するので、このラック部13に噛合するブラシ側ギア21a1と、駆動ベルト21bで連結されている他方のブラシ側ギア21a2に動力が伝わり、清掃ブラシ21を回転させる。これにより、清掃ブラシ21を回転させながらフィルタ部12に接触させ、清掃することができるので、確実にフィルタ部12から塵埃を掻き取ることができる。
また、連結部22e側に位置する清掃ブラシ21の端部にブラシ側ギア21a1、21a2を配設したので、ユニットケース22をエアフィルタ10に装着、取り外しする際のスムーズな出し入れを阻害しない。これにより、ユニットケース22をエアフィルタ10に装着する操作が容易となる。
なお、本実施形態では、モータ側ギア14aとブラシ側ギア21a1とが噛合するラック部13を共用しているが、これに限定されるものではなく、ラック部13をモータ側ギア14aとブラシ側ギア21a1のそれぞれに個別に設けてもよい。また、ラック部13は本体ケーシング1と対向するエアフィルタ10の面にのみ設けているが、一方側だけに限らず、エアフィルタ10の両面側にラック部13を設けて両方のブラシ側ギア21a1、21a2にそれぞれ噛合させるようにしてもよく、この場合には駆動ベルト21b等が不要となる。
なお、本実施形態では空調機器の一例として温風暖房機を用いて説明をしたが、本発明は温風暖房機に限定されるものではなく、室内の空気質環境を調節する機構を備えた他の電気機器、例えば加湿器や空気清浄機、エアコン、換気扇においても適用できるものである。
1 本体ケーシング
2 送風機
3 空気吸込口
4 空気吹出口
10 エアフィルタ
13 ラック部
14 駆動部(駆動モータ)
20 清掃ユニット
21 フィルタ清掃手段(清掃ブラシ)
21a1、21a2 回転ギア(ブラシ側ギア)
22 ユニットケース
22a 取付部
22d 突起部
22e 連結部
23 ダストボックス
24 ユニット装着部
24c ガイド部(ガイドレール)
24d 嵌合孔

Claims (7)

  1. 空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケーシングと、前記本体ケーシング内に配置され、外部の空気を前記本体ケーシング内に取り込む送風機と、前記空気吸込口から前記本体ケーシング内に流入する空気の塵埃を除去するエアフィルタと、前記エアフィルタと接触するように配置されたフィルタ清掃手段と、前記フィルタ清掃手段が取り付けられる取付部を備えたユニットケースと、前記フィルタ清掃手段と前記ユニットケースとを含んで構成される清掃ユニットと、を備え、前記ユニットケースは、前記エアフィルタを挟んだ両面側に前記取付部を有する略コの字状であることを特徴とする空調機器。
  2. 前記本体ケーシングには、前記清掃ユニットを着脱自在に装着するユニット装着部を備え、前記清掃ユニットは、前記ユニット装着部に設けたガイド部に沿って前記ユニット装着部に装着されることを特徴とする請求項1記載の空調機器。
  3. 前記清掃ユニットは、前記ユニットケースの先端に突起部が設けられ、前記ユニット装着部は、前記清掃ユニットの装着時に前記突起部と嵌合する嵌合孔が設けられていることを特徴とする請求項2記載の空調機器。
  4. 前記取付部は、前記エアフィルタと対向する面に開口を有し、内部に前記フィルタ清掃手段を収容する略箱形状であり、前記清掃ユニットは、前記ユニットケースの下部に、前記フィルタ清掃手段によって掻き取られた塵埃を収容するダストボックスを備えることを特徴とする請求項2または3に記載の空調機器
  5. 前記ダストボックスは、前記ユニット装着部に設けたガイド部に沿って前記ユニット装着部に装着されることを特徴とする請求項4に記載の空調機器。
  6. 前記本体ケーシングには、前記エアフィルタを移動させる駆動部を備え、前記エアフィルタは、移動する方向に沿ってラック部が設けられ、前記フィルタ清掃手段は、前記ラック部に噛合する回転ギアが設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の空調機器。
  7. 前記ユニットケースは、前記取付部を連結する連結部を有し、前記回転ギアは、前記フィルタ清掃手段の前記連結部側端部に配設されることを特徴とする請求項6に記載の空調機器。
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