JP2019135124A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェット性能と氷路性能とをバランス良く向上するタイヤの提供。【解決手段】トレッド部2の陸部3には、一端が踏面3aで開口しかつ他端がタイヤ半径方向内方に延びる縦孔4と、一端が壁面3bで開口して陸部3の内部を延びるとともに他端が縦孔4に連通する横孔5と、踏面3aで開口しかつ縦孔4及び横孔5に連通するサイプ6とを含んでおり、縦孔4の一端のタイヤ軸方向の開口幅は、陸部3のタイヤ軸方向の幅の5%〜20%であるタイヤ。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用のタイヤに関する。
例えば、下記特許文献1には、リブ又はラグからなるトレッド要素に、半径方向溝、横方向溝及びサイプが設けられたタイヤが記載されている。前記半径方向溝は、トレッド頂面で開口する幅を有しトレッド内で半径方向に延びている。前記横方向溝は、トレッド要素の側面で開口する幅を有してトレッド要素の内部を延びている。前記サイプは、横方向溝とトレッド頂面との間を延び半径方向溝に連なっている。特許文献1は、このような半径方向溝、横方向溝及びサイプにより、例えば、トラクションエッジを提供して、ウェット条件やオフロード条件におけるタイヤ性能を向上させるという効果を期待している。
近年では、このようなタイヤにおいて、ウェット性能と氷路性能とをバランス良く向上することが求められている。ウェット性能を高めるために、前記半径方向溝のトレッド頂面の開口面積を大きくすることが考えられる。しかしながら、単に、前記開口面積を大きくするだけでは、エッジの長さが小さくなる他、トレッド要素の剛性が過度に低下して、サイプが路面と接地するときに、サイプの両エッジが閉じる方向に変形する。このため、エッジが氷路を引掻くことができず、氷路性能を向上できないという問題があった。
特許第5179668号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出されたもので、ウェット性能と氷路性能とをバランス良く向上し得るタイヤを提供することを主たる課題としている。
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、踏面と壁面とを有する陸部が設けられ、前記陸部には、一端が前記踏面で開口しかつ他端がタイヤ半径方向内方に延びる縦孔と、一端が前記壁面で開口して前記陸部の内部を延びるとともに他端が前記縦孔に連通する横孔と、前記踏面で開口しかつ前記縦孔及び前記横孔に連通するサイプとを含み、前記縦孔の前記一端のタイヤ軸方向の開口幅は、前記陸部のタイヤ軸方向の幅の5%〜20%である。
本発明に係るタイヤは、前記横孔が、タイヤ軸方向に対して45度以下の角度で傾斜しているのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記横孔の横断面の最大長さが3〜8mmであるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記横孔が、第1横孔と、前記第1横孔と交差する向きに延びる第2横孔とを含むのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記縦孔が、第1縦孔と、前記第1縦孔と交差する向きに延びる第2縦孔とを含むのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記壁面が、前記陸部のタイヤ軸方向の両側に設けられ、前記横孔は、両側の前記壁面に開口しているのが望ましい。
本発明のタイヤは、陸部に、縦孔と横孔とサイプとが設けられている。縦孔は、一端が踏面で開口しかつ他端がタイヤ半径方向内方に延びている。横孔は、一端が壁面で開口して前記陸部の内部を延びるとともに他端が前記縦孔に連通している。サイプは、前記踏面で開口しかつ前記縦孔及び前記横孔に連通している。本発明では、前記縦孔の一端のタイヤ軸方向の開口幅を、前記陸部のタイヤ軸方向の幅の5%〜20%としている。このように本発明では、縦孔の開口幅と縦孔が設けられる陸部のタイヤ軸方向の幅との比に着目している。これにより、サイプのエッジの長さが確保されるとともに、陸部の剛性の過度の低下が抑制されて、サイプの接地時においても、サイプの両エッジ間の距離が確保される。このため、エッジが氷路をしっかりと引掻くことができる。また、縦孔の開口幅が確保されるので、路面と踏面との間の水膜が縦孔を介して横孔の開口からスムーズに排出される。
したがって、本発明のタイヤは、ウェット性能と氷路性能とがバランス良く向上する。
本発明の一実施形態のタイヤのトレッド部の部分斜視図である。 図1の陸部の平面図である。 (a)、(b)は、他の実施形態の縦孔、横孔及びサイプを概念的に示す斜視図である。 (a)、(b)は、さらに他の実施形態の縦孔、横孔及びサイプを概念的に示す斜視図である。 (a)、(b)は、他の実施形態の陸部に示す平面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の部分斜視図である。図2は、図1のトレッド部2の展開平面図である。本実施形態では、好ましい態様として、乗用車用の空気入りタイヤが示される。但し、本発明は、例えば、自動二輪車用、重荷重用の空気入りタイヤや、非空気式タイヤ等の他のカテゴリーのタイヤ1にも適用しうる。
図1及び図2に示されるように、本実施形態のトレッド部2は、踏面3aと壁面3bとを有する陸部3が設けられている。踏面3aは、路面と接地する領域である。壁面3bは、踏面3aの端縁3tからタイヤ半径方向内側に延びている領域である。本実施形態の壁面3bは、陸部3のタイヤ軸方向の両側に設けられる一対の壁面3b、3bを含んでいる。なお、壁面3bは、このような態様に限定されるものではなく、種々の態様を取り得る。
壁面3bは、本実施形態では、タイヤ周方向に連続して延びる主溝Gの溝壁Ga、又は、トレッド端Teからタイヤ半径方向内側にのびるバットレス面Taで形成される。図2の陸部3は、前記一対の壁面3b、3bが溝壁Gaとバットレス面Taとで形成されている。なお、陸部3は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、前記一対の壁面3b、3bが、それぞれ溝壁Gaで形成されても良い。
前記「トレッド端Te」は、正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。特に断りがない場合、タイヤ1の各部の寸法は、正規状態で測定された値である。
前記「正規状態」とは、タイヤ1が、正規リム(図示省略)にリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の状態である。
前記「正規リム」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" とする。
前記「正規内圧」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES"に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
前記「正規荷重」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES"に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
本実施形態の陸部3には、縦孔4と横孔5とサイプ6とが設けられている。縦孔4は、一端が踏面3aで開口しかつ他端がタイヤ半径方向内方に延びている。横孔5は、一端が壁面3bで開口して陸部3の内部を延びるとともに他端が縦孔4に連通している。サイプ6は、踏面3aで開口しかつ縦孔4及び横孔5に連通している。これにより、踏面3aと路面との間の水膜が、縦孔4の開口から横孔5の壁面3bの開口に排出されるので、ウェット性能が向上する。横孔5は、トレッド部2の摩耗後、溝として形成されるので、摩耗後のウェット性能を高く維持する。また、サイプ6は、そのエッジ6eで氷路を引掻くことができる他、前記水膜を吸い上げ、例えば、横孔5へ排出し得る。さらにサイプ6は、その内部に空気が進入する場合がある。このような空気は、横孔5内の水を開口へ押圧し得る。従って、本実施形態の陸部3を有するタイヤ1は、優れたウェット性能と氷路性能とを有する。
本明細書では、縦孔4及び横孔5は、その幅が1mm以上の溝状体をいい、サイプ6は、その幅が1mm未満の切れ込みをいう。
縦孔4の一端のタイヤ軸方向の開口幅Waは、陸部3のタイヤ軸方向の幅Wtの5%〜20%である。このように本発明では、縦孔4の開口幅Waと縦孔4が設けられる陸部3のタイヤ軸方向の幅Wtとの比に着目している。これにより、サイプ6のエッジ6eの長さが確保されるとともに、陸部3の剛性の過度の低下が抑制されて、サイプ6の接地時においても、サイプ6の両エッジ6e、6e間の距離が確保される。このため、エッジ6eが氷路をしっかりと引掻くことができる。また、縦孔4の開口幅Waが確保されるので、路面と踏面3aとの間の水膜が縦孔4を介して横孔5の開口からスムーズに排出される。したがって、本実施形態のタイヤ1は、ウェット性能と氷路性能とがバランス良く向上する。
縦孔4は、本実施形態では、踏面3aで開口する開口部8を有している。横孔5は、本実施形態では、壁面3bで開口する開口部9を有している。縦孔4の開口部8は、本実施形態では、円形状で形成されている。横孔5の開口部9は、本実施形態では、円形状で形成されている。なお、前記開口部8、9は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、矩形状を含む多角形状であっても良い。
縦孔4の開口部8のタイヤ周方向の開口幅Wbは、特に限定されるものではないが、例えば、縦孔4の前記開口幅Waよりも小さいのが望ましい。これにより、陸部3の過度の剛性の低下を抑制しつつ、タイヤ1の転動によって踏面3a上の水膜を効果的に縦孔4に集めることができる。このような観点より、縦孔4の一端の開口幅Wbは、縦孔4の前記開口幅Waの60%〜90%であるのが望ましい。このように縦孔4の開口部8は、本実施形態では、長辺がタイヤ軸方向に延びる楕円状に形成されるのが望ましい。
縦孔4は、本実施形態では、横断面がタイヤ半径方向に同じ形状で形成されている。このような縦孔4は、その孔内を前記水膜がスムーズに通過するので、ウェット性能を高める。縦孔4は、横断面の断面積A1がタイヤ半径方向内側に向かって大きくなっても良い。これにより、ウェット性能を向上することができる。また、陸部3の剛性の過度の低下を抑制するために、縦孔4の前記断面積A1は、タイヤ半径方向内側に向かって漸増するのが望ましい。
縦孔4は、本実施形態では、直線状に延びている。このような縦孔4は、前記水膜をスムーズに横孔5に排出し得る。縦孔4は、本実施形態では、開口部8を埋めて形成される仮想踏面8aの法線方向(図示省略)に沿って延びている。しかしながら、縦孔4は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、前記法線方向に対して傾斜しても良い。
縦孔4の開口部8は、例えば、陸部3のタイヤ軸方向の中間位置に形成されるのが望ましい。これにより、踏面3a上の排出されにくい水膜を効果的に集めることができる。このような観点より、壁面3bから開口部8のタイヤ軸方向の中心までのタイヤ軸方向の距離L1は、陸部3の前記幅Wtの40%〜60%に位置するのが望ましい。
縦孔4は、タイヤ周方向に複数設けられている。縦孔4は、ウェット性能と氷路性能とをバランス良く向上するために、そのタイヤ周方向のピッチPが、20〜50mmであるのが望ましい。
横孔5は、本実施形態では、タイヤ軸方向に対して45度以下の角度θ1で傾斜しているのが望ましい。これにより、タイヤ1の転動を利用して横孔5内の水を開口部9からスムーズに排出し得る。このような観点より、横孔5の前記角度θ1は、10度以上が望ましく、20度以上がさらに望ましく、さらに30度以上が望ましい。横孔5の前記角度θ1が45度を超える場合、横孔5の長さが大きくなるので、陸部3の剛性が過度に低下するおそれがある。
横孔5は、本実施形態では、両側の壁面3b、3bに開口している。これにより、横孔5内の水が、両側の開口部9、9から排出されるので、ウェット性能が向上する。
横孔5は、本実施形態では、第1横孔5Aと、第1横孔5Aと交差する向きに延びる第2横孔5Bとを含んでいる。本実施形態の第1横孔5A及び第2横孔5Bは、ともに、縦孔4に連通し、縦孔4からタイヤ周方向のいずれか一方側へ傾斜するように延びている。第1横孔5A及び第2横孔5Bは、本実施形態では、それぞれ、縦孔4からタイヤ周方向の一方側(図では上側)へ傾斜するように延びている。このような横孔5は、左右いずれの旋回走行時でも、いずれか一方の開口部9から孔内の水をスムーズに排出し得る。
前記「交差する向き」とは、本明細書では、例えば、第1横孔5Aと第2横孔5Bとが、十文字に交わることは勿論、これらが異なる角度で配される態様を意味し、直接連なる場合や、例えば、縦孔4を介して連なる態様を含む。また、横孔5に限定されるものではなく、縦孔4やサイプ6にも適用される。
第1横孔5A及び第2横孔5Bは、本実施形態では、タイヤ半径方向に沿って直線状に延びている。即ち、 第1横孔5A及び第2横孔5Bは、踏面3aに沿って延びている。なお、第1横孔5A及び第2横孔5Bは、それぞれの開口部9側へ向かってタイヤ半径方向内側、又は、タイヤ半径方向外側に傾斜しても良い(図示省略)。
横孔5は、本実施形態では、その横断面の最大長さWcが3〜8mmであるのが望ましい。横孔5の最大長さWcが3mm未満の場合、横孔5内の水がスムーズに開口部9から排出されないおそれがある。横孔5の最大長さWcが8mmを超える場合、陸部3の剛性が過度に低下するおそれがある。
横孔5は、本実施形態では、横断面が長手方向に同じ形状で形成されている。このような横孔5は、横孔5内の水の流れをスムーズにするので、ウェット性能を向上する。横孔5は、例えば、開口部9に向かって横断面の断面積A2が大きくなっても良い(図示省略)。これにより、上述の作用が効果的に発揮される。陸部3の剛性を高く維持するために、横孔5は、前記断面積A2が開口部9に向かって漸増するのが望ましい。
図1に示されるように、横孔5は、本実施形態では、横断面が、短辺がタイヤ半径方向に延びる横長の楕円状で形成されている。このような横孔5は、陸部3の剛性を高く維持しつつ、横孔5内の水をスムーズに排出し得る。なお、横孔5は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、横断面が円形状でも良いし、長辺がタイヤ半径方向に延びる縦長の楕円状でも良いし、六角形状でも良い。
横孔5の開口部9の面積S2は、縦孔4の開口部8の面積S1よりも大きいのが望ましい。横孔5の開口部9の面積S2が縦孔4の開口部8の面積S1よりも小さい場合、縦孔4内に集められた水が、開口部9からスムーズに排出されないおそれがある。ウェット性能をさらに向上させる観点より、横孔5の開口部9の面積S2は、縦孔4の開口部8の面積S1の120%〜150%が望ましい。
横孔5の開口部9は、踏面3aからのタイヤ半径方向の距離Haが、例えば、壁面3bのタイヤ半径方向の高さH1の60%〜95%に形成されるのが望ましい。前記距離Haが壁面3bの前記高さH1の60%未満の場合、陸部3の踏面3a側の剛性が小さくなるおそれがある。前記距離Haが壁面3bの前記高さH1の95%を超える場合、例えば、主溝G内に残留した水が妨げになり、横孔5内の水が排出されないおそれがある。前記距離Haは、開口部9のタイヤ半径方向の中心と踏面3aとのタイヤ半径方向の長さである。本明細書では、壁面3bがバットレス面Taで形成される場合、その壁面3bの前記高さH1は、バットレス面Taとタイヤ軸方向で隣接する溝壁Gaで形成される壁面3bのタイヤ半径方向の高さが採用される。
本実施形態のサイプ6は、直線状に延びている。このようなサイプ6は、氷路での引掻力を高めて、大きなトラクションが発揮される。なお、サイプ6は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、ジグザグ状や波状で延びても良い。
サイプ6は、本実施形態では、縦孔4から壁面3bまで延びている。これにより、エッジ6eの長さが大きく確保される。なお、サイプ6は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、壁面3bに連通することなく踏面3a内で終端しても良い。このようなサイプ6は、両エッジ6e、6eが閉じるのを抑制する。
サイプ6は、タイヤ軸方向に対して傾斜している。このようなサイプ6は、タイヤ軸方向のエッジ成分とタイヤ周方向のエッジ成分とを有するので、氷路での旋回性や直進安定性を高める。
サイプ6は、本実施形態では、横孔5に沿って傾斜している。これにより、サイプ6の幅方向と横孔5の幅方向とが同じ向きになるので、サイプ6の接地時、両エッジ6e、6e間の距離が確保され易くなり、エッジ6eが氷路をしっかりと引掻くことができる。このような観点より、サイプ6のタイヤ軸方向に対する角度θ2と横孔5の前記角度θ1との差の絶対値|θ1−θ2|は、10度以下が望ましく、5度以下がさらに望ましい。
サイプ6は、本実施形態では、横孔5の幅方向の中心線5c上に配されている。これにより、本実施形態のように横孔5の横断面が円形状の場合、サイプ6のタイヤ半径方向の長さが小さくなり、陸部3の剛性の過度の低下が抑制される。
サイプ6は、本実施形態では、第1横孔5Aと踏面3aとを継ぐ第1サイプ6Aと、第2横孔5Bと踏面3aとを継ぐ第2サイプ6Bとを含んでいる。第1サイプ6A及び第2サイプ6Bは、それぞれ、縦孔4に連なっている。
図3(a)は、他の実施形態の縦孔4を概念的に示す斜視図である。本実施形態と同じ構成要素は、同じ符号が付されて、その説明が省略される。図3(a)に示されるように、縦孔4は、第1縦孔4Aと、第1縦孔4Aと交差する向きに延びる第2縦孔4Bとを含んでいる。この実施形態では、第1縦孔4A及び第2縦孔4Bがそれぞれ、開口部8、8を有している。このような縦孔4は、路面と踏面3aとの間の水膜をより多く集めるので、ウェット性能を高める。第1縦孔4A及び第2縦孔4Bは、本実施形態では、横孔5を介して連通している。
この実施形態では、サイプ6は、縦孔4と壁面(図示省略)とを継ぐ一対の第3サイプ6C、及び、第1縦孔4Aと第2縦孔4Bとを継ぐ第4サイプ6Dとを含んでいる。第1縦孔4Aと第2縦孔4Bとが、交差する向きに延びているので、第3サイプ6C及び第4サイプ6Dは、この実施形態では、タイヤ軸方向に対して異なる角度で傾斜している。このようなサイプ6は、氷路性能を高めうる。
図3(b)は、さらに他の実施形態の縦孔4及び横孔5を概念的に示す斜視図である。本実施形態と同じ構成要素は、同じ符号が付されて、その説明が省略される。図3(b)には、便宜上、サイプ6が省略されているが、本実施形態と同じように、踏面3aで開口しかつ縦孔4及び横孔5に連通するサイプ6が設けられている。この実施形態では、縦孔4は、第1縦孔4Aと、第1縦孔4Aと交差する向きに延びる第2縦孔4Bとを含んでいる。横孔5は、この実施形態では、第1横孔5Aと、第1横孔5Aと交差する向きに延びる第2横孔5Bとを含んでいる。そして、第1縦孔4Aと第2縦孔4Bとが、直接連通している。第1横孔5Aと第2横孔5Bとが、直接連通している。このような縦孔4及び横孔5も、前記水膜を排出し得る。
図4(a)は、さらに他の実施形態の縦孔4を概念的に示す斜視図である。本実施形態と同じ構成要素は、同じ符号が付されて、その説明が省略される。図4(a)に示されるように、この実施形態の縦孔4は、第1縦孔4Aと、第1縦孔4Aと平行の向きに延びる第3縦孔4Cとを含んでいる。このような縦孔4は、ウェット性能を高める。
この実施形態では、縦孔4は、その横断面が、縦長の楕円状に形成されている。そして、例えば、縦孔4の横断面の長辺の向きとサイプ6と横孔5の長手方向とが同じ向きで形成されている。
図4(b)は、横孔5及びサイプ6の他の実施形態を概念的に示す斜視図である。本実施形態と同じ構成要素は、同じ符号が付されて、その説明が省略される。図4(b)に示されるように、この実施形態の横孔5は、第1横孔5A、第1横孔5Aと交差する向きに延びる第2横孔5B、及び、第1横孔5Aと第2横孔5Bと交差する向きに延びる第3横孔5Cを含んでいる。第1横孔5A、第2横孔5B及び第3横孔5Cは、一端が壁面(図示省略)で開口する開口部9を有し、かつ、他端が縦孔4に連通している。このような横孔5も、優れたウェット性能を発揮し得る。第1横孔5A、第2横孔5B及び第3横孔5Cは、本実施形態では、直線状に延びている。
また、この実施形態では、サイプ6は、第1横孔5Aと踏面(図示省略)とを継ぐ第1サイプ6A、第2横孔5Bと踏面とを継ぐ第2サイプ6B、及び、第3横孔5Cと踏面とを継ぐ第3サイプ6Cを含んでいる。これにより、エッジ成分が増加するので、氷路性能が向上する。第1サイプ6Aは、本実施形態では、第1横孔5Aの中心線に沿って延びている。第2サイプ6Bは、本実施形態では、第2横孔5Bの中心線に沿って延びている。第3サイプ6Cは、本実施形態では、第3横孔5Cの中心線に沿って延びている。
図5(a)は、さらに他の実施形態の陸部3を示す平面図である。本実施形態と同じ構成要素は、同じ符号が付されて、その説明が省略される。図5(a)に示されるように、この実施形態の横孔5は、前記両側の壁面3b、3b間を直線状に延びている。このような横孔5は、排水の抵抗が小さい。
横孔5は、この実施形態では、タイヤ軸方向に対していずれか一方側(図では右下がり)に傾斜している。このような横孔5は、タイヤ1の回転方向に関わらず、いずれか一方側の開口部9から縦孔4内の水を排出し得る。横孔5は、例えば、タイヤ軸方向に対して傾斜することなく、タイヤ軸方向に沿って延びる態様でも良い。
図5(b)は、さらに他の実施形態の陸部3を示す平面図である。本実施形態と同じ構成要素は、同じ符号が付されて、その説明が省略される。図5(b)に示されるように、この実施形態のサイプ6は、タイヤ軸方向に対する角度θ2が5度以下である。これにより、氷路での直進走行時のトラクションが高められるので、とりわけ、氷路での安定性能が向上する。
陸部3は、タイヤ周方向に連なってのびるリブ状のものとして記載されている。しかしながら、本発明の陸部3は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、主溝G間を連なる横溝(図示省略)によって区分されたブロック状でも良い。また、トレッド部2に形成された全ての陸部3に縦孔4等が形成されても良いし、一部の陸部3のみに縦孔4等が形成されても良い。
以上、本発明の実施形態について、詳述したが、本発明は例示の実施形態に限定されるものではなく、種々の態様に変形して実施し得る。
図1の基本パターンを有するサイズ255/50R20の乗用車用の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。各試供タイヤについて、ウェット性能及び氷路性能がテストされた。各試供タイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
陸部:4本(全ての陸部に縦孔が形成されている)
縦孔のピッチP:30mm
開口部の面積比S2/S1:120%
横孔の最大長さWc:4mm
<ウェット性能・氷路性能>
各試供タイヤが、下記の条件で、排気量3700ccの乗用車の全輪に装着された。テストドライバーは、上記車両を氷路面及びウェットアスファルト路面のテストコースを走行させた。このときの各試供タイヤのハンドル安定性、グリップ力、ハンドル操作性等に関する走行特性がテストドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1を100とする評点で表示されている。数値が大きいほど良好である。
リム:20×8J
タイヤ内圧:250kPa
テストの結果などが表1に示される。
Figure 2019135124
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて、ウェット性能及び氷路性能がバランス良く向上していることが確認できた。また、タイヤサイズ、トレッド形状等を変化させてテストを行ったが、同様の結果であった。
1 タイヤ
2 トレッド部
3 陸部
3a 踏面
3b 壁面
4 縦孔
5 横孔
6 サイプ

Claims (6)

  1. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、踏面と壁面とを有する陸部が設けられ、
    前記陸部には、
    一端が前記踏面で開口しかつ他端がタイヤ半径方向内方に延びる縦孔と、
    一端が前記壁面で開口して前記陸部の内部を延びるとともに他端が前記縦孔に連通する横孔と、
    前記踏面で開口しかつ前記縦孔及び前記横孔に連通するサイプとを含み、
    前記縦孔の前記一端のタイヤ軸方向の開口幅は、前記陸部のタイヤ軸方向の幅の5%〜20%である、
    タイヤ。
  2. 前記横孔は、タイヤ軸方向に対して45度以下の角度で傾斜している、請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記横孔の横断面の最大長さが3〜8mmである、請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 前記横孔は、第1横孔と、前記第1横孔と交差する向きに延びる第2横孔とを含む、請求項1ないし3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 前記縦孔は、第1縦孔と、前記第1縦孔と交差する向きに延びる第2縦孔とを含む、請求項1ないし4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 前記壁面は、前記陸部のタイヤ軸方向の両側に設けられ、前記横孔は、両側の前記壁面に開口している、請求項1ないし5のいずれかに記載のタイヤ。
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