JP6126571B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ドライ路面での操縦安定性能を維持しつつウエット路面での旋回性能を向上させた空気入りタイヤに関する。
近年、優れたウエット性能を具えた空気入りタイヤが望まれている。空気入りタイヤのウエット性能を向上させるために、例えば、トレッド部に設けられた陸部に、この陸部を完全に横切る横溝が設けられることがある。
しかしながら、上述のような空気入りタイヤは、トレッド部の陸部の剛性が小さくなり、ドライ路面及びウエット路面での操縦安定性能が悪化するという問題があった。
特開2012−116306号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、ドライ路面での操縦安定性能を維持しつつウエット路面での旋回性能を向上させ得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部を有する空気入りタイヤであって、前記トレッド部には、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝が設けられており、前記主溝は、第1主溝と、前記第1主溝に隣接しかつ前記第1主溝よりもタイヤ軸方向外側に設けられた第2主溝とを含み、前記第1主溝と前記第2主溝との間には、第1陸部が形成されており、前記第1陸部には、前記第1主溝からのびかつ前記第1陸部内で終端する内端を有する第1ラグ溝と、前記第2主溝からのびかつ前記第1陸部内で終端する内端を有する第2ラグ溝と、前記第2ラグ溝に連通しかつ両端が前記第1陸部内で終端する縦スロットとが設けられ、前記第2ラグ溝のタイヤ軸方向長さは、前記第1陸部のタイヤ軸方向最大幅の50%以上であることを特徴とする。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記トレッド部が、車両への装着の向きが指定された非対称パターンを有し、前記非対称パターンは、タイヤが車両へ装着されたときに、車両内側に位置する内側トレッド端を含み、前記第2主溝は、最も内側トレッド端側に設けられているのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記第1ラグ溝及び前記第2ラグ溝が、タイヤ軸方向に対して傾斜しているのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記第1ラグ溝及び前記第2ラグ溝が、互いに同じ向きに傾斜しているのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記第1ラグ溝と前記第2ラグ溝とが、タイヤ周方向で交互に配列されており、前記縦スロットの両端は、タイヤ周方向で隣合う前記第1ラグ溝の前記内端と連通することなくその近傍に位置しているのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記縦スロットが、タイヤ周方向に沿ってのびているのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記縦スロットの溝深さが、1〜2mmであるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記第2主溝の溝幅が、前記各主溝の溝幅の中で最も大であるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤのトレッド部には、第1主溝と、第1主溝に隣接しかつ第1主溝よりもタイヤ軸方向外側に設けられた第2主溝との間に、第1陸部が設けられている。第1陸部には、第1主溝からのびかつ第1陸部内で終端する内端を有する第1ラグ溝と、第2主溝からのびかつ第1陸部内で終端する内端を有する第2ラグ溝とが設けられている。
これらの第1ラグ溝及び第2ラグ溝は、第1陸部を完全に横切らないので、第1陸部は、タイヤ周方向に連続して高い周方向剛性及び横剛性を有するリブとして形成される。このような第1陸部は、ドライ路面での操縦安定性を高めるのに役立つ。また、ウエット路面の走行時、第1陸部の下の水膜は、第1ラグ溝又は第2ラグ溝を介して、第1陸部の両側の第1主溝又は第2主溝へと効率的に排出され得る。しかも、第2ラグ溝のタイヤ軸方向の長さは、第1陸部のタイヤ軸方向の最大幅の50%以上とされているので、より多くの水を、トレッド端側(第2主溝側)へと確実に排出させることができる。
また、本発明の空気入りタイヤのトレッド部には、第2ラグ溝に連通しかつ両端が第1陸部内で終端する縦スロットが設けられている。このような縦スロットは、第1陸部の横剛性を低下させることなく、第1陸部にタイヤ周方向のエッジ成分を提供することができる。従って、本発明の空気入りタイヤは、ウエット路面での旋回走行時、縦スロットが路面に対する摩擦力を高めることができる。また、ウエット路面での旋回走行時、縦スロットは、第1陸部に作用する横力によって溝幅を縮める向きに圧縮変形する。このような縦スロットの圧縮変形は、縦スロット内の水を第2ラグ溝を介して勢い良く第2主溝へと排出させる。本発明の空気入りタイヤは、これらの相乗作用によって、ウエット路面の高い旋回性能を発揮することができる。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。 図1の車両内側のトレッド部の拡大図である。 図1の車両外側のトレッド部の拡大図である。 他の実施形態のトレッド部の展開図である。 さらに他の実施形態のトレッド部の展開図である。 比較例のトレッド部の展開図である。 他の比較例のトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本発明の一実施形態を示す空気入りタイヤ1のトレッド部2の展開図が示される。本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある)1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤとして好適に利用される。
図1に示されるように、トレッド部2は、車両への装着の向きが指定された非対称のトレッドパターンを具えている。トレッド部2は、タイヤ1の車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端Toと、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端Tiとを有する。車両への装着の向きは、例えばサイドウォール部(図示せず)に、文字等で表示される。
前記各「トレッド端」To、Tiは、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。正規状態において、各トレッド端To、Ti間のタイヤ軸方向の距離がトレッド接地幅TWとして定められる。特に断りがない場合、タイヤの各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。タイヤが乗用車用である場合、正規内圧は、180kPaである。
「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。タイヤが乗用車用の場合、正規荷重は、前記荷重の88%に相当する荷重である。
本実施形態のトレッド部2には、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝が設けられている。
主溝は、本実施形態では、第1主溝3、第2主溝4、第3主溝5、及び、第4主溝6を含んでいる。第1主溝3は、タイヤ赤道Cよりも車両内側に設けられている。第2主溝4は、最も内側トレッド端Ti側で第1主溝3に隣接して設けられている。第3主溝5は、最も外側トレッド端To側に設けられている。第4主溝6は、タイヤ赤道Cよりも車両外側で第3主溝5に隣接して設けられている。
各主溝3乃至6は、タイヤ周方向に沿った直線状である。このような主溝3乃至6は、溝内の水をスムーズに回転方向の後方に排出するため、ウエット性能を向上する。
本実施形態では、車両内側の主溝の溝幅は、車両外側の主溝の溝幅よりも大きく形成されている。一般に、車両外側の陸部には、車両内側の陸部に比して、旋回走行時に、大きな横力が作用する。このため、車両外側及び車両内側への旋回力を均一にして、操縦安定性能を高めるためには、横力に応じた陸部のタイヤ軸方向剛性が求められる。従って、第2主溝4の溝幅W2は、第3主溝5の溝幅W3よりも大きく形成されるのが望ましい。また、タイヤ赤道C側の陸部は、両側のトレッド端To、Ti側の陸部に比して、各陸部の下の水膜が排出され難い。このため、第1主溝3及び第4主溝6の溝幅W1、W4は、第3主溝5の溝幅W3よりも大きくして、排水性能を高めることが望ましい。また、大きな横力の作用し難い第1主溝3と第2主溝4との間の陸部の下の水膜を効果的に排出するため、本実施形態では、第2主溝4の溝幅W2を最も大としている。なお、各主溝の溝幅は、このような態様に限定されるものではない。
上述の作用を効果的に発揮させる観点より、第1主溝3の溝幅W1は、好ましくは、トレッド接地幅TWの4.5%〜8.5%である。第2主溝4の溝幅W2は、好ましくは、トレッド接地幅TWの5.5%〜9.5%である。第3主溝5の溝幅W3は、好ましくは、トレッド接地幅TWの1.5%〜5.5%である。第4主溝6の溝幅W4は、好ましくは、トレッド接地幅TWの4%〜8%である。特に限定されるものではないが、各主溝3乃至6の溝深さ(図示省略)は、好ましくは、7.0〜9.5mmである。
トレッド部2は、各主溝3乃至6によって、第1陸部9、第2陸部10、第3陸部11、第4陸部12、及び、第5陸部13が形成されている。
第1陸部9は、第1主溝3と第2主溝4とで区分されている。第2陸部10は、第2主溝4と内側トレッド端Tiとで区分されている。第3陸部11は、外側トレッド端Toと第3主溝5とで区分されている。第4陸部12は、第3主溝5と第4主溝6とで区分されている。第5陸部13は、第1主溝3と第4主溝6とで区分されている。
図2は、第1陸部9、及び、第2陸部10の拡大図である。図2に示されるように、第1陸部9には、第1ラグ溝15、第2ラグ溝16、及び、縦スロット17が設けられている。
第1ラグ溝15は、第1主溝3からのびかつ第1陸部9内で終端する内端15eを有している。本実施形態の第1ラグ溝15は、溝幅が第1主溝3側に向かって漸増している。これにより、溝内の水がスムーズに第1主溝3に排出される。
第1ラグ溝15は、タイヤ周方向の一方側をのびる第1溝縁15aと、タイヤ周方向の他方側をのびる第2溝縁15bとを有している。本実施形態の第1溝縁15aは、前記内端15eから第1主溝3まで直線状にのびている。本実施形態の第2溝縁15bは、前記内端15eから第1主溝3まで円弧状にのびている。このような第1ラグ溝15は、第1陸部9の剛性を高く維持する。
第1ラグ溝15は、タイヤ軸方向に対して傾斜している。これにより、直進走行時の接地圧や旋回走行時の横力を利用して、溝内の水がよりスムーズに排出される。
上述のような作用を効果的に発揮させるため、第1ラグ溝15のタイヤ軸方向に対する角度θ1は、好ましくは、30〜50度である。本実施形態のような第1ラグ溝15の角度θ1は、直線状に形成される第1溝縁15aの配設角度で定義される。
第1ラグ溝15のタイヤ軸方向の長さL1は、好ましくは、第1陸部9のタイヤ軸方向最大幅Waの25%〜45%である。即ち、第1ラグ溝15の長さL1が、第1陸部9の最大幅Waの25%未満の場合、ウエット性能を向上させることができないおそれがある。第1ラグ溝15の長さL1が、第1陸部9の最大幅Waの45%を超える場合、第1陸部9の剛性が低下するおそれがある。
上述の作用を効果的に発揮させるため、第1ラグ溝15の最大溝幅W5は、好ましくは、第1陸部9のタイヤ軸方向最大幅Waの20%〜30%である。また、第1ラグ溝15の溝深さ(図示省略)は、好ましくは、第1主溝3の溝深さの65%〜75%である。なお、本実施形態のような第1ラグ溝15の溝幅は、直線状にのびる第1溝縁15aと直角方向の溝縁間の距離で定義される。
第2ラグ溝16は、第2主溝4からのびかつ第1陸部9内で終端する内端16eを有している。このように、第1ラグ溝15及び第2ラグ溝16は、第1陸部9を完全に横切らないので、第1陸部9は、タイヤ周方向に連続して高い周方向剛性及び横剛性を有するリブとして形成される。これにより第1陸部9は、ドライ路面での操縦安定性を高め得る。また、ウエット路面の走行時、第1陸部9の下の水膜は、第1ラグ溝15又は第2ラグ溝16を介して、第1陸部9の両側の第1主溝3又は第2主溝4へと効率的に排出され得る。
第2ラグ溝16は、第2主溝4に向かって溝幅W6が漸増している。このような第2ラグ溝16は、その溝内の水を第2主溝4にスムーズに排出し得る。第2ラグ溝16は、本実施形態では、直線状にのびている。
第2ラグ溝16は、第1ラグ溝15とタイヤ周方向で交互に配列されている。これにより、第1陸部9のタイヤ軸方向剛性がタイヤ周方向に亘って均一化される。「交互に配されている」とは、第1ラグ溝15の内端15eと第2ラグ溝16の内端16eとがタイヤ周方向で位置ずれしている態様をいう。上述のような作用を効果的に発揮させるため、第1ラグ溝15の内端15eと第2ラグ溝16の内端16eとのタイヤ周方向距離Laは、好ましくは、第1ラグ溝15のタイヤ周方向ピッチP1の25%以上、より好ましくは、30%以上である。
第2ラグ溝16は、本実施形態では、最も内側トレッド端Ti側に設けられている第2主溝4に接続されている。これにより、車両外側の陸部に作用する横力よりも小さい横力が作用する車両内側の陸部においても、横力を利用して、スムーズに溝内の水を内側トレッド端Ti側(第2主溝4)に排出できるので、ウエット性能が向上する。なお、第2ラグ溝16が接続される第2主溝4は、最も外側トレッド端To側に設けられても良い。
第2ラグ溝16のタイヤ軸方向長さL2は、第1陸部9のタイヤ軸方向最大幅Waの50%以上である。これにより、より多くの水を、内側トレッド端Ti側(第2主溝4)へと確実に排出させることができる。このような作用をより確実に発揮させるため、第2ラグ溝16のタイヤ軸方向長さL2は、好ましくは、第1陸部9のタイヤ軸方向最大幅Waの55%以上である。なお、第2ラグ溝16のタイヤ軸方向長さL2が過度に大きい場合、第1陸部9のパターン剛性が低下するおそれがある。このため、第2ラグ溝16のタイヤ軸方向長さL2は、好ましくは、第1陸部9のタイヤ軸方向最大幅Waの70%以下、より好ましくは、65%以下である。
第2ラグ溝16は、タイヤ軸方向に傾斜している。これにより、第2ラグ溝16内の水も旋回走行時の横力や直進走行時の接地圧を利用して、スムーズに第2主溝4に排出される。このような作用を効果的に発揮させるため、第2ラグ溝16のタイヤ軸方向に対する角度θ2は、好ましくは、30〜50度である。第2ラグ溝16の角度θ2は、第2ラグ溝16の溝縁間を通るタイヤ周方向線の中間位置をタイヤ軸方向に継いだ溝中心線16cの角度で定義される。
第2ラグ溝16は、第1ラグ溝15と同じ向きに傾斜している。これにより、第1陸部9のタイヤ軸方向剛性をタイヤ周方向に亘って均等に近づけることができる。従って、ドライ路面での操縦安定性能や、ウエット路面での旋回性能が大きく向上する。
ドライ路面での操縦安定性を維持しつつウエット路面の旋回性能を向上するため、第2ラグ溝16の溝幅W6は、好ましくは、第1陸部9のタイヤ軸方向最大幅Waの15%〜25%である。また、第2ラグ溝16の溝深さ(図示省略)は、好ましくは、第2主溝4の溝深さの65%〜75%である。
縦スロット17は、第2ラグ溝16に連通しかつ両端17e、17eが第1陸部9内で終端している。このような縦スロット17は、第1陸部9の横剛性を低下させることなく、第1陸部9にタイヤ周方向のエッジ成分を提供することができる。従って、本実施形態の縦スロット17は、ウエット路面での旋回走行時、路面に対する摩擦力を高め得る。さらに、ウエット路面での旋回走行時、縦スロット17は、第1陸部9に作用する横力によって溝幅W7を縮める向きに圧縮変形することがある。このような縦スロット17の圧縮変形は、縦スロット17内の水を第2ラグ溝16を介して勢い良く第2主溝4へと排出させる。従って、ウエット路面での旋回性能が大きく向上する。
縦スロット17は、タイヤ周方向に沿ってのびている。これにより、旋回走行時の横力が大きく縦スロット17近傍に作用するので、縦スロット17の溝幅W7を、一層、縮める向きの圧縮変形が生じる。これにより、旋回走行時に、よりスムーズに、縦スロット17内の水が第2主溝4へ排出される。なお、「タイヤ周方向に沿ってのびる」とは、縦スロット17のタイヤ周方向に対する角度θ3が、5度以下であるものをいう。縦スロット17の角度θ3は、縦スロット17の両端17e、17eを直線で継ぐ仮想線17cで定義される。
縦スロット17の両端17e、17eは、本実施形態では、第1ラグ溝15の内端15eの近傍に位置し、第1ラグ溝15の内端15eと連通していない。このような縦スロット17は、第1陸部9の剛性を大きく維持するとともに、縦スロット17内の水が確実に内側トレッド端Ti側(第2主溝4)に排出される。
「縦スロット17の外端17eが第1ラグ溝15の内端15eの近傍に位置する」とは、上述の作用を効果的に発揮させるため、例えば、縦スロット17の外端17eと第1ラグ溝15の内端15eとのタイヤ周方向の最短距離Lbが、第1陸部9のタイヤ軸方向最大幅Waの5%〜15%である。前記最短距離Lbが、第1陸部9の最大幅Waの15%を超える場合、縦スロット17のタイヤ周方向長さL3が小さくなり、第1陸部9の下の水膜を効果的に集積できなくなるおそれがある。
縦スロット17は、タイヤ周方向で隣合う第1ラグ溝15の内端間15e、15eに設けられているのが望ましい。これにより、縦スロット17と第1ラグ溝15とがタイヤ周方向で重なり合う重なり部が形成されないか又は前記重なり部が小さくなるので、第1陸部9のタイヤ軸方向剛性を大きく維持できる。縦スロット17による水膜の集積効果を確保しつつ、第1陸部9のタイヤ軸方向剛性を維持するため、縦スロット17のタイヤ周方向長さL3は、第1ラグ溝15のタイヤ周方向ピッチP1の75%〜95%が望ましい。
本実施形態の縦スロット17は、そのタイヤ周方向長さL3の中間位置からタイヤ周方向に位置ずれした位置で第2ラグ溝16に連通されている。第2ラグ溝16は、縦スロット17から内側トレッド端Ti側へ、前記中間位置から位置ずれの向きにのびている。これにより、第1陸部9の縦スロット17と第2ラグ溝16との間に形成される鈍角側の隅部18が、縦スロット17のタイヤ周方向外側に設けられるので、隅部18のパターン剛性の低下が抑制される。第2ラグ溝16の内端16eが縦スロット17の中間位置から過度に位置ずれする場合、第2ラグ溝16の内端16eと第1ラグ溝15の内端15eとの前記距離Laが小さくなり、第1陸部9のタイヤ軸方向剛性段差が大きくなるおそれがある。このような観点より、縦スロット17のタイヤ周方向の外端17eと第2ラグ溝16の内端16eとのタイヤ周方向距離Lcは、縦スロット17のタイヤ周方向長さL3の20%〜40%であるのが望ましい。
縦スロット17の平均の溝幅W7は、旋回走行時の横力による縦スロット17の圧縮変形を効果的に発生させつつ、第1陸部9の横剛性の低下を抑制させるため、第1陸部9のタイヤ軸方向最大幅Waの3%〜13%が望ましい。同様の観点より、縦スロット17の溝深さ(図示省略)は、1〜2mm程度が望ましい。
このように、第1ラグ溝15、第2ラグ溝16、及び、縦スロット17を設けたことにより、旋回走行時、車両外側の第3陸部11、第4陸部12よりも小さな横力が作用する車両内側の第1陸部9においても、第1陸部9の下の水膜を効果的に第1主溝3、第2主溝4にスムーズに排出し得る。従って、ウエット路面の高い旋回性能を発揮することができる。
第2陸部10には、内側ショルダーラグ溝20と、第1内側ショルダーサイプ21と、第2内側ショルダーサイプ22とが設けられる。
内側ショルダーラグ溝20は、内側トレッド端Tiから第2主溝4側にのび、第2陸部10内で終端する内端20iを有している。このような内側ショルダーラグ溝20は、第2陸部10の剛性を高く維持しつつ、第2陸部10の踏面の水膜をスムーズに内側トレッド端Tiに排出し得る。
第1内側ショルダーサイプ21は、内側ショルダーラグ溝20の内端20iと第2主溝4との間を継いでいる。第2陸部10は、本実施形態では、タイヤ赤道C側に大きなパターン剛性を有する。
第2内側ショルダーサイプ22は、第2主溝4から内側トレッド端Ti側にのび第2陸部10内で終端している。このような第2内側ショルダーサイプ22は、第2陸部10の水膜を吸収して第2主溝4へ排出することができる。第2内側ショルダーサイプ22は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、第2陸部10を横切る態様でも良い。
図3は、第3陸部11乃至第5陸部13の拡大図である。図3に示されるように、第3陸部11には、第3陸部11を横切る第1横溝25と、タイヤ周方向に隣合う第1横溝25、25間に配された第1サイプ26とがタイヤ周方向に交互に設けられている。
第1横溝25は、外側トレッド端Toからのびる外側部27と、外側部27に連なり第3主溝5に連通するサイプ部28とを含んでいる。このような第1横溝25は、外側部27内の水を外側トレッド端Toに排出するのでウエット性能を向上する。また、サイプ部28は、第3陸部11のタイヤ周方向剛性を高く維持するので、耐摩耗性能を向上する。また、サイプ部28は、路面と第3陸部11の踏面との間の水膜を吸収するので、ウエット性能の向上に役立つ。本明細書では、「サイプ部」は、幅が1.5mm未満の切り込み状である。
外側部27及びサイプ部28は、本実施形態では、タイヤ軸方向に対して同じ方向に傾斜している。これにより、外側部27とサイプ部28との交差位置での第3陸部11の剛性低下が抑制される。本実施形態では、外側部27及びサイプ部28は、滑らかに連続している。このような第1横溝25は、第3陸部11の剛性をより高く維持する。「滑らかに連続」とは、外側部27の両側の溝縁27e、27eを滑らかに第3主溝5側に延長させた仮想線27c、27c間にサイプ部28が形成された態様である。この定義は、後述の第2横溝29及び第3横溝32の場合にも採用される。
外側部27及びサイプ部28は、円弧状にのびている。これにより、溝内の排水抵抗が小さく確保されるので、ウエット性能が向上する。
第1サイプ26は、本実施形態では、両端26e、26iが第3陸部11内で終端しかつ第1横溝25の外側部27と同じ向きに傾斜している。このような第1サイプ26は、第3陸部11のタイヤ軸方向剛性を高く維持する。
第1サイプ26の内端26iは、外側部27の内端27iよりもタイヤ軸方向外側に位置している。即ち、第1サイプ26は、サイプ部28とタイヤ軸方向で重複していない。このような第1サイプ26は、第3陸部11のタイヤ赤道C側のパターン剛性を大きく維持しつつ、接地時に、第1横溝25の外側部27の溝縁27e、27eを開閉させて、より多くの水を排出するのに役立つ。
第3陸部11のタイヤ周方向剛性の過度の低下を抑制するため、第1サイプ26のタイヤ軸方向長さL5は、外側部27のタイヤ軸方向長さL4よりも小さいのが望ましい。第1サイプ26のタイヤ軸方向長さL5は、外側部27のタイヤ軸方向長さL4の65%〜85%がさらに望ましい。
第4陸部12は、第4陸部12を横切る第2横溝29が設けられている。第2横溝29は、第3主溝5から第4主溝6側へのびる外側部30と、外側部30に連なり第4主溝6に連通するサイプ部31とを含んでいる。これにより、第4陸部12においても、ウエット性能と耐摩耗性能とが向上される。
外側部30及びサイプ部31は、タイヤ軸方向に対して同じ方向に傾斜している。これにより、外側部30とサイプ部31との交差位置での第4陸部12の剛性低下が抑制される。本実施形態では、外側部30及びサイプ部31は、滑らかに連続している。
外側部30及びサイプ部31は、円弧状にのびている。これにより、溝内の排水抵抗が小さく確保されるので、ウエット性能が向上する。
第2横溝29の外側部30は、第1横溝25のサイプ部28と第1主溝3を介して滑らかに連続している。これにより、第1横溝25のサイプ部28近傍の第3陸部11のパターン剛性が適度に小さくなり、接地時のサイプ部28の開閉が大きくなるのでウエット性能が向上する。「滑らかに連続」とは、第1横溝25のサイプ部28をタイヤ赤道C側に延長させた仮想線28cが、第2横溝29の外側部30と交差する態様である。
このように本実施形態では、第2陸部10乃至第4陸部12には、縦スロット17が設けられていない。これにより、第1陸部9に比して横力が大きく作用する第2陸部10乃至第4陸部12のパターン剛性が大きく維持される。また、大きな横力を利用して、第2陸部10の内側ショルダーラグ溝20、第3陸部11の第1横溝25、第4陸部12の第2横溝29は、各陸部10乃至12の下の水膜を各トレッド端Ti、To側へスムーズに排出する。従って、第1乃至第4陸部9乃至12の剛性バランスが高められて、車両外側及び車両内側への旋回力が均一に近づくことができ、かつ、水膜が効果的に排出されるので、ドライ路面での操縦安定性能が維持されつつウエット路面での旋回性能が大きく向上する。
第5陸部13は、第5陸部13を横切る第3横溝32が設けられている。第3横溝32は、第4主溝6からのびる外側部33と、外側部33に連なり第1主溝3に連通するサイプ部34とを含んでいる。
外側部33及びサイプ部34は、タイヤ軸方向に対して同じ方向に傾斜している。これにより、外側部33とサイプ部34との交差位置での第5陸部13の剛性低下が抑制される。本実施形態では、外側部33及びサイプ部34は、滑らかに連続している。
第3横溝32の外側部33は、第2横溝29のサイプ部31と第4主溝6を介して滑らかに連続している。これにより、第2横溝29のサイプ部31近傍の第4陸部12のパターン剛性が適度に小さくなり、接地時のサイプ部31の開閉が大きくなるのでウエット性能が向上する。「滑らかに連続」とは、第2横溝29のサイプ部31をタイヤ赤道C側に延長させた仮想線31cが、第3横溝32の外側部33と交差する態様である。
第5陸部13は、第1主溝3から第4主溝6側にのびかつ第5陸部13内で終端する第5ラグ溝35が設けられる。このような第5ラグ溝35は、第5陸部13のタイヤ軸方向両側のパターン剛性をバランス良く高め、第5陸部13のタイヤ軸方向両側の摩耗を均一に近づける。
以上、本発明の実施形態について、詳述したが、本発明は例示の実施形態に限定されるものではなく、種々の態様に変形して実施しうるのは言うまでもない。
図1の基本パターンを有するサイズ215/60R17の乗用車用の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、耐摩耗性能、ウエット性能がテストされた。各試供タイヤの主な共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
トレッド接地幅TW:158mm
各主溝の溝深さ:8.2mm
第1横溝の外側部の最大溝深さ:6.6mm
第2及び第3横溝の各外側部の溝深さ:共に5.8mm
各サイプ部の溝深さ:4.0〜5.5mm
各サイプの深さ:4.0mm
<ドライ路面での操縦安定性能/ウエット路面での旋回性能>
各テストタイヤが、下記の条件で、排気量が2400ccの前輪駆動の乗用車の全輪に装着され、テストドライバーが、乾燥アスファルト路面のテストコース及び水深6mmの水たまりを設けたウエットアスファルト路面のテストコースを走行させた。そして、このときのハンドル応答性、旋回性、トラクション及びグリップ等に関する走行特性がテストドライバーの官能により評価された。結果は、実施例1を100とする評点で表示している。数値が大きいほど良好である。数値の10ポイント差は、両者の間に顕著な性能変化がある場合であり、5ポイント差は、両者の間に明らかな性能変化がある場合を示す。3ポイント以下の差のものは、同乗者が気付き難い程度の差である。
リム(全輪):7.0J×17
内圧(全輪):240kPa
テストの結果などが表1に示される。
Figure 0006126571
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例1のタイヤに比べて、ドライ路面での操縦安定性能が維持されつつ、ウエット路面での旋回性能が10ポイント程度向上していることが確認できる。また、タイヤサイズを変化させた場合も、このテスト結果と同じ傾向が示された。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 第1主溝
4 第2主溝
9 第1陸部
15 第1ラグ溝
15e 第1ラグ溝の内端
16 第2ラグ溝
16e 第2ラグ溝の内端
17 縦スロット
17e 縦スロットの両端
Ti トレッド端

Claims (8)

  1. トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部には、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝が設けられており、
    前記主溝は、第1主溝と、前記第1主溝に隣接しかつ前記第1主溝よりもタイヤ軸方向外側に設けられた第2主溝とを含み、
    前記第1主溝と前記第2主溝との間には、第1陸部が形成されており、
    前記第1陸部には、
    前記第1主溝からのびかつ前記第1陸部内で終端する内端を有する第1ラグ溝と、
    前記第2主溝からのびかつ前記第1陸部内で終端する内端を有する第2ラグ溝と、前記第2ラグ溝に連通しかつ両端が前記第1陸部内で終端する縦スロットとが設けられ、
    前記第2ラグ溝のタイヤ軸方向長さは、前記第1陸部のタイヤ軸方向最大幅の50%以上であり、
    前記トレッド部は、車両への装着の向きが指定された非対称パターンを有し、
    前記非対称パターンは、タイヤが車両へ装着されたときに、車両内側に位置する内側トレッド端を含み、
    前記第2主溝は、最も内側トレッド端側に設けられていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部には、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の主溝が設けられており、
    前記主溝は、第1主溝と、前記第1主溝に隣接しかつ前記第1主溝よりもタイヤ軸方向外側に設けられた第2主溝とを含み、
    前記第1主溝と前記第2主溝との間には、第1陸部が形成されており、
    前記第1陸部には、
    前記第1主溝からのびかつ前記第1陸部内で終端する内端を有する第1ラグ溝と、
    前記第2主溝からのびかつ前記第1陸部内で終端する内端を有する第2ラグ溝と、前記第2ラグ溝に連通しかつ両端が前記第1陸部内で終端する縦スロットとが設けられ、
    前記第2ラグ溝のタイヤ軸方向長さは、前記第1陸部のタイヤ軸方向最大幅の50%以上であり、
    前記第1ラグ溝及び前記第2ラグ溝は、タイヤ軸方向に対して互いに同じ向きに傾斜していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 前記縦スロットのタイヤ周方向長さは、前記第1ラグ溝のタイヤ周方向ピッチの75%〜95%である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第2ラグ溝の溝深さは、前記第2主溝の溝深さの65%〜75%である請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第1ラグ溝と前記第2ラグ溝とは、タイヤ周方向で交互に配列されており、
    前記縦スロットの両端は、タイヤ周方向で隣合う前記第1ラグ溝の前記内端と連通することなくその近傍に位置している請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記縦スロットは、タイヤ周方向に沿ってのびている請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記縦スロットの溝深さは、1〜2mmである請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記第2主溝の溝幅は、前記各主溝の溝幅の中で最も大である請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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